2013ー14年にイギリス大英博物館で大評判となった「Shunga:sexandpleasureinJapaneseart」をふまえて、2015年東京永青文庫で開催された「春画展」は、入場者数が20万人を超え女性が6割と大きな社会的ニュースになった。翌年京都細見美術館に巡回した。2023年には、春画をテーマにした二本の映画『春画先生』『“春の画SUNGA”』が公開されました。2024年東京大倉集古館で『浮世絵の別嬪さん歌麿、北斎が描いた春画とともに』では、肉筆美人画と歌麿、北斎の春画を会場を変えて展示した。春画を美術作品として公開し、鑑賞者も予断を交えず鑑賞するという環境が整って来ている。そして、満を持して、細見美術館の「美しい春画ー北斎・歌麿、交歓の競艶ー」(展覧会は、一切撮影禁止のため、写真はネット画...美しい春画細見美術館