因幡薬師は、烏丸五条から少し北へ入ったところにある寺院です。 町衆のお堂として古くから親しまれ、毎月8日の手作り市などで今も多くの参拝客でにぎわっています。 ビルに囲まれた町中に建つ歴史ある因幡薬師は、がん封じ・病気平癒のお寺として昔も今も
因幡薬師は、烏丸五条から少し北へ入ったところにある寺院です。 町衆のお堂として古くから親しまれ、毎月8日の手作り市などで今も多くの参拝客でにぎわっています。 ビルに囲まれた町中に建つ歴史ある因幡薬師は、がん封じ・病気平癒のお寺として昔も今も
正寿院は、風鈴の寺として知られている宇治田原の寺院です。 たくさんの風鈴がつるされて、とても夏らしい景色が広がる境内とハート形の猪目窓や美しい花天井が見どころ! 今回は娘と2人、京阪宇治駅から可愛い宇治茶バスを利用して正寿院へ行ってきました
明治を生きた新選組隊士・中島登の『戦友姿絵』に込めた思いとは?
新選組の史料によく出てくる隊士たちの錦絵を描いたのが、今回紹介する中島登(のぼり)です。 新選組隊士として中島の名前が出てくるのは、大政奉還が行われた慶応4年(1867)10月頃ですが、実際はもっと早い時期から探索活動をしていたといわれてい
京都・建仁寺で開催中の”ととのう”夜間特別拝観へ!夏の涼を感じるイベント
今回は、先日行ってきた素敵なイベントを紹介します。 それが建仁寺の夜間特別拝観! といってもただの夜間拝観ではありません。 脳が”ととのう”音楽と光、静寂の空間を楽しむ癒しのイベント。 昼間に見る建仁寺とは、また違った表情を見られた貴重な体
『天保十四年のキャリーオーバー』江戸を舞台の痛快コンゲーム!その結末は?
今回紹介するのは、天保の改革で暗躍した鳥居耀蔵(とりいようぞう)によって窮地に立たされたある人々の痛快復讐劇。 私の好きな作家さんの1人、五十嵐貴久が書かれた時代小説で、舞台は江戸後期の天保年間です。 天保の改革の名の下、厳しい取り締まりを
『べらぼう』蔦屋重三郎 江戸の出版王といわれた男のエネルギッシュな生涯
蔦重こと蔦屋重三郎は、2025年の大河ドラマ『べらぼう』の主人公です。 江戸中後期を描く大河ドラマは、数十年ぶりだとか。 その上蔦重を横浜流星さんが演じるということで、すでにワクワクモードです! 今回は大河ドラマに先駆けて、有名な絵師や作家
蔦谷重三郎は、江戸の出版プロデューサーとして、葛飾北斎や十返舎一九、写楽など多くの芸術家を産んだ人物です。 2025年の大河ドラマ「べらぼう」の主人公でもある彼の魅力をたっぷり楽しめるのが、今回紹介する『蔦重の教え』です。 作者は、江戸料理
ガーデンミュージアム比叡は、比叡山山頂にある庭園美術館です。 ルノアールやゴッホなど印象派画家たちの作品をモチーフにした庭園には、季節の花が咲き、ハーブが香る素敵な癒しスポットとなっています。 今回は、初夏花々が見ごろを迎えたガーデンミュー
洛北大原エリアにある三千院は、四季を通じて美しい景色の広がる庭園と荘厳なお姿の阿弥陀三尊像で知られた寺院です。今回は、紫陽花が美しく咲きそろい、新緑も見事な初夏の三千院を紹介します。あなたも一緒に三千院を散策しましょう!
『本屋のワラシさま』可愛くてちょっと怖い座敷童子と気弱な書店員のハートフルストーリー
今回紹介するのは、霜月りつさんの『本屋のワラシさま』です。 霜月りつさんは、時代小説から現代もの、ファンタジーミステリーなど様々な作品を書いておられる方で、私の好きな作家さんの1人です。 『本屋のワラシさま』は、霜月律さんの作品という以外に
【光る君へ】藤原彰子の生涯 幼くして中宮となった平安の姫の幸せはどこに?
彰子は、平安時代最も権力を持った藤原道長の長女として生まれました。 まさに生まれながらのお姫様だった彰子は、わずか11歳で一条天皇のもとに嫁ぎます。 この時代では珍しいほどの長寿だった彰子は、夫や子の死に直面しながらも藤原一門を統率しました
『光る君へ』宇治の散策で平安へ思いを馳せる 平等院から宇治上神社、大河ドラマ展へ
大河ドラマ『光る君へ』の主役・紫式部が著した『源氏物語』では、光源氏が亡くなった後の「宇治十帖」の舞台となった宇治市。 藤原道長の邸宅跡に建てられた平等院では藤の花が見ごろとなり、多くの拝観者で賑わっています。 連休初日はあいにくの曇天でし
京都観光のおともに!「京都、オトナの修学旅行」斜め目線の視点が面白い!
「京都、オトナの修学旅行」は、普通の京都観光に飽きた方や京都の隠れた表情を探ってみたい方におすすめの本です。 「中学校や高校の修学旅行では京都の良さを知ることができない、京都は大人になってこそその良さがわかる町だ」という考えのもと、画家の赤
藤原道隆の娘・定子(ていし・さだこ)は、一条天皇の皇后として、深く愛されながら若くして亡くなってしまった女性です。 藤原家の長男のもとに生まれ、何不自由なく育った定子は、3歳年下の一条天皇に入内し、幸せな結婚生活を送っていました。 ところが
「旅屋おかえり」原田マハ あなたもおかえりと一緒にほっこり旅をしませんか?
原田マハさん初読みの「旅屋おかえり」 前から気になっていたのですが、なぜか読む機会がなく、今回初めての出会いです 温かい涙が止まらない、素敵なお話でした。 「旅屋おかえり」登場人物とあらすじ 物語の主人公は、元アイドル、今は売れないタレント
東寺の魅力は五重塔や金堂だけじゃない!見どころをたっぷり紹介!
新幹線で京都へ来ると必ず目にするのが、東寺の五重塔です。 京都市民なら「ああ京都に帰ってきた」とほっとする、京都のランドマーク。 平安京が作られたときから、ずっと京を守ってきた東寺。 今回は、そんな東寺の深~い歴史と魅力を紹介します。 東寺
2024年の特別拝観で相国寺の「鳴き龍」に会う!美術館では若冲に応挙が!
相国寺は、日本最古の法堂建築と広大な寺域で知られた臨済宗のお寺です。 辰年の2024年春の特別拝観では、「鳴き龍」と呼ばれる「幡龍図」を見ることができます。 また、境内にある美術館には、伊藤若冲や円山応挙、長谷川等伯らの作品が収蔵されていま
四季を通じて花々が美しい梅宮大社は猫好きにもおすすめの猫神社!
京都市右京区にある梅宮大社は、嵐山渡月橋の下を流れる桂川(渡月橋を超えると大堰川が桂川と名を変えます)の東にある神社です。 境内には、梅に椿、八重桜、つつじにカキツバタ、青もみじにあじさい、そして紅葉までも楽しめる神苑が! 今回は、嵐山から
京都の寺院には、数々の龍図があります。 私が調べたところ、京都市内だけでも25ヶ所ほど確認できました。 最も多いのが法堂や本堂などの天井に描かれた龍図です。 そこで今回は、通常公開・期間限定公開・外から覗くことができる、天井に描かれた龍図を
「菓子屋 温-onn- 京都御幸町」ほっこり癒される町家で苔庭と和菓子を堪能
今回は、2023年11月16日にオープンした素敵な和菓子屋さんを紹介します。 築100年以上の町家をリノベーションした店内は、誰もが優しい気持ちになれるようなはんなりした空間となっています。 苔が美しい坪庭を眺めながらいただく可愛い和菓子は
辰年の初詣りはここに決まり!龍神様がいらっしゃる京都の神社を紹介!
2024年は、辰年! 昇り龍のごとく、運気がどんどん上がるように、新年は龍神様に会いに行きませんか。 ということで今回は、京都の数多い神社の中から、龍神様がお祀りされていて特にパワーがすごい注目の神社を紹介します。 辰年にちなみ限定公開も!
『光る君へ』紫式部のライバルと言われた清少納言ってどんな女性だったの?
清少納言は、平安時代の女流歌人で、随筆家で、そして天皇の后である中宮・定子の教育係を勤めた女性です。一説には紫式部とライバル関係にあったとも言われています。 ところが、清少納言が書いた『枕草子』について、学校で習ったのはあの「春はあけぼの…
新選組事件簿 池田屋事件を詳しく解説! あの日何があったのか!
元治元年(1864)6月5日。 京の町は祇園祭宵山で賑わっていました。 祭りを楽しむ人々の中を、ある一団が粛々と進んでいきます。 揃いのだんだら羽織を着た隊列、それが新選組。 世間をあっと言わせる大事件を起こす直前の彼らでした。 新選組を一
京都御所のすぐ東の寺町通り沿いにある蘆山寺は、『源氏物語』を書いた紫式部の邸宅跡として有名な寺院です。 向かいには萩の花で有名な梨木神社、北には「泣き不動」の清浄華院が、南へ歩くと上御霊神社、行願寺(革堂)があり、ゆっくりと散策するのに最適
FLOWERロスレスブーケを頼んでみた!お手頃価格でお花が楽しめる
「可愛いお花を部屋に飾りたい」「いつもよく似たお花ばかりで代わり映えがしない」「どんなお花を飾ればいいのかわからない」これは私のいつもの悩みです。あなたもよく似た悩みがありませんか?お花を飾りたくてもあまりセンスのない私は、結局いつも無難な
新選組隊士として隊務に励みながら、妻子に仕送りを続け、悲惨な最期を遂げた吉村寛一郎。これは『壬生義士伝』の主人公・吉村寛一郎の姿です。あまりにも素晴らしい小説だったため、吉村という人はこの小説に出てくるような人だと思い込んでいました。ところ
『すべての神様の十月』八百万の神々と人間の優しい触れ合いが心地よいお話
今回紹介する本は、小路幸也さんの『すべての神様の十月』と言う短編集です。優しい神様と人間とのふれあいに心が温かくなるお話が詰まっています。神様ってきっといるんだな、そんな風に思わせてくれる素敵な小説でした。あらすじ帆奈がバーで隣り合ったイケ
ダイエットや体の不調におすすめのYouTubeチャンネル7選!実際にやってみた感想も!
最近どうも体が重い、特に腰回りが…。わかっていたのですが、見ないふりをしていた私に辛い現実を突きつけたのは娘でした。里帰りをしてきた娘と久しぶりに一緒にお風呂に入ると「お母さん、おなか!」と言う大声。確かいっときは少しへこんでいたはずのお腹
京都宇治の三室戸寺 見ごろの紫陽花を堪能!素敵な景色にうっとり
6月のよく晴れた…少し薄曇りのある日、紫陽花が見ごろになっている三室戸寺へ行ってきました。紫陽花の名所として大人気のスポットだけあって、開門すぐにもかかわらず、すでに多くの人が!私もその中に混じって、美しい紫陽花を見てきました。今回は、三室
『花咲家の人々』風早の街で起こる小さな奇跡とちょっと不思議な人々のお話
『花咲家の人々』は、村山早紀さんが書かれている風早街に住んでいる花咲家の人たちにまつわるお話が詰まった一冊です。村山さんは、風早街の物語を20年以上も書かれているのですが、私はこの本が「初めまして」でした。今日は、心が温まる優しいお話がたっ
新緑の鷹峯 源光庵から光悦寺 そして常照寺へ 癒しの散策ルート
ゴールデンウイークの喧騒も一息ついた5月の心地よい晴れの日。新緑が美しい鷹峯エリアへ行ってきました。紅葉シーズンは、結構人出が多い鷹峯エリアですが、この季節は案外穴場になっています。ゆったりと心行くまで楽しめた、そんな鷹峯散策。青もみじと清
新選組・土方歳三が救ったのは市村鉄之助だけではなかった!箱館から帰ってきたもう1人の少年隊士
戊辰戦争の最終決戦となった箱館戦争。新選組副長・土方歳三は、新政府軍総攻撃の前に、1人の少年を箱館から江戸の日野へ向かわせます。まだ若い少年隊士・市村鉄之助です。それは、市村の命を救うため、そして新選組が生きた証を残すための行動でした。しか
徳川四天王:井伊直政 知勇兼ね備えたイケメン武将の生き急いだ生涯
徳川四天王の最年少・井伊直政は、全力で家康に忠義を尽くした家臣です。「どうする家康」では、美少年の板垣季光人(いたがきりひと)さんが演じていますが、実際の直政も超イケメンで、男性女性問わずモテモテだったそうで…。それだけでなく、直政は非常に
京都・岡崎神社には可愛いうさぎがいっぱい!縁結び・安産祈願・子授けも
岡崎神社は、平安神宮から少し北へ行った丸太町通に面したところにあります。2023年は、兎年にあたり、1月中はずっとすごい数の参拝客でしたが、4月になるとさすがに落ち着いてきました。実は1月末に、一度岡崎神社の参拝を試みたのですが、鳥居の手前
京都 平安神宮神苑 満開の桜にため息が!紙上お花見の始まりです
2023年桜満開、最高の時期に平安神宮へ行ってきました。混雑を避けるため、朝いち…といっても7時半ごろですが、私にしては、早めの出発で、目指すは岡崎!今回は、平安神宮の神苑がメインコースです。お話は少なめに、桜の神苑をどうぞお楽しみください
大奥の大スキャンダル・絵島生島事件 江戸の町衆も巻き込んだ事件の真実とは?
徳川7代将軍・家継の時代に起きた絵島生島事件は、そのセンセーショナルな内容に、江戸の町衆までも大騒ぎをするほどの大事件だったと言われています。映画「大奥」では、仲間由紀恵さんが演じた大奥御年寄・絵島。そして、西島秀俊さんが歌舞伎役者の生島新
『もしも徳川家康が総理大臣になったら』とにかく面白い!そして考えさせられます
新聞広告で気になっていたこの本、やっと手に入れることができ、さっそく読んでみました。歴史人物が活躍するというから、堅めのファンタジーかと思っていたら大間違い!すごいスピード感に巻き込まれて、一気に読了しました。今回は、日本人ならみんなに読ん
徳川四天王 本多忠勝 戦国最強の武将の生涯とは?「どうする家康」ではどう描かれる?
「どうする家康」では、山田裕貴さんが演じている本多忠勝。ドラマでは強いだけでなく、ちょっと可愛いところもある本多忠勝ですが、徳川四天王・徳川十六神将そして徳川三傑とも呼ばれたすご~い武将なのです。今回は、徳川家康の天下取りを支えた本多忠勝の
京都の新京極とは、明治の初めに生まれた新しい通り「新京極通り」のことです。また、三条通りから四条通り間の新京極通りを「新京極商店街」と呼び、土産物屋やシネマコンプレックス、飲食店が立ち並ぶとても賑やかな通りとなっています。そんな新京極商店街
うららかな早春の日。桃の花のやわらかな香りを楽しみながら過ごす3月3日。桃の節供は、日々春めいてくるころで、心が浮き立つようです。そんな穏やかな気分で、京都を散策してみませんか。今回は、3月3日桃の節供に行われる京都のイベントを紹介します。
御霊神社(上御霊神社) 応仁の乱発祥の地は心静かに御霊を鎮める神社
早良親王とした八所御霊がお祀りされている上御霊神社は、皇室のそして都の守護神として古くから篤く崇敬されてきました。戦国時代へのきっかけとなった応仁の乱発祥の地としても知られる上御霊神社について、その見どころや御朱印などについて紹介します。
話題の焼梅干しダイエットって?方法と効果について詳しく紹介!おすすめレシピも
ヘルシーフードの代表的な食品の1つ、梅干し。その効能はさまざまですが、最近特に話題になっているのは、梅干しを加熱したときのダイエット効果です。ただでさえ健康的な梅干しが、加熱するだけでとっても優秀なダイエット食品に変身!まさに一石二鳥、いえ
三河武士の鑑 忠臣鳥居元忠と徳川家康の堅い絆は生涯変わらない
関ケ原の戦いの前哨戦とも言うべき伏見城の戦いをあなたはご存知ですか?徳川家康の家臣である鳥居元忠は、わずかの兵で石田三成を伏見に足止めし、家康に勝利をもたらしたと言われています。2023年の大河ドラマ「どうする家康」では、音尾琢真さんが演じ
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関ケ原の戦いの前哨戦とも言うべき伏見城の戦いをあなたはご存知ですか?徳川家康の家臣である鳥居元忠は、わずかの兵で石田三成を伏見に足止めし、家康に勝利をもたらしたと言われています。2023年の大河ドラマ「どうする家康」では、音尾琢真さんが演じ
京都紅葉の超穴場・白龍園 紅葉をゆったりと楽しむなら絶対ここ!
洛北鞍馬の手前・二の瀬にある白龍園は、長らく非公開だった個人のお庭です。春と秋に1日100人という限定つきながら、一般公開されたのが、2012年で、京都市民でもまだご存じない方が多い観光スポットです。今回は、2か月前から予約をして、楽しみに
新選組の歴史がわかる!結成から終焉までを一気に解説します(年表付き)
今回は、新選組が誕生してからの約5年間を中心として紹介します。幕末に詳しくない方にもわかりやすく、興味深い逸話も織り交ぜつつ、いつものように私の独断と偏見も入った楽しい記事になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。まず初めに新選組の主な
2022年10月1日より11月27日まで、京都で開催されている「新選組展 2022」へ行ってきました。ずっと見たかったあの和泉守兼定も、鎖帷子も、土方の写真も全部見られるなんて、行かないという選択肢など考えられない!若干「イタイ」状況は自覚
「下鴨神社」人気の秘密は癒しのパワー 見どころを詳しく紹介!
賀茂川と高野川が合流する地点・鴨川デルタから少し西へ向くと住宅の間に樹々が生い茂った景色が見えます。下鴨神社の糺の森です。ユネスコ世界遺産に指定されている下鴨神社は、京都でも有数の観光スポット、そしてパワースポットとして知られています。私も
徳川家康の正室であった築山殿(つきやまどの)は、夫を裏切り、嫡子を死に追いやる原因を作った悪女として知られています。2023年の大河ドラマ「どうする家康」では、有村架純さんが演じるというので、どんな築山殿になるのかとても楽しみなところです。
全国約500社ある貴船神社の総本社が洛北・貴船(きぶね)の地にある貴船(きふね)神社です。賀茂川の源流である貴船川、そして都の北に鎮座する貴船神社は、「京の水源を守る神」として平安朝廷からも暑い信仰を受けていました。今回は、霊験あらたかな貴
京都の南、東寺から西へ少し歩いたところに、六孫王神社があります。 春の桜、初夏の藤の花、紫陽花と訪れる人を楽しませてくれる六孫王神社は、1000年以上の歴史を持つ由緒ある社なのです。 今回は、六孫王神社の歴史と見どころを紹介します。
季節はすっかり酷暑を迎えております今日この頃。紫陽花の季節は、ほんの少し前だっただけなのに、すでに懐かしい気分になっているのは、私だけでしょうか。今回は、2022年に訪れた紫陽花を振り返りたいと思います。今年見逃した方は、来年のシーズンに向
「隊中美男五人衆」とは、子母澤寛氏の表した新選組3部作の3作目『新選組物語』の中に登場する若手イケメン隊士のことです。新選組の屯所だった八木邸当主(八木源之丞)の次男・為三郎氏から子母澤寛氏が取材をした話として、隊の中で評判の美男だった5人
新選組の若手隊士の中で、イケメンとして名をはせた美男五人衆。その中でも特に美男と言われていたのが、佐々木愛次郎です。しかし彼は局長芹沢鴨のために悲劇的な最期を迎えたと言われています。今回は、佐々木愛次郎にスポットを当ててみました。佐々木愛次
二十四節気の「小満」とは?気候や由来・食べ物 京都の行事を紹介!
梅雨入り前の爽やかな時期、草花や虫たちが生き生きと陽を浴びて輝く季節が小満の頃です。 小満という言葉の由来とは? 風習やおすすめの食べ物には何があるのでしょうか? 散策にはおすすめの時期にある京都のイベントや行事についても見てみましょう。
中居くんの「キャスターな会」でも紹介!魚料理のサブスク Fishlle!(フィシェル)がおすすめ サービス内容や口コミを紹介
さかなのサブスク Fishlle!(フィシュル)を紹介。SDGsにも貢献しながら美味しい魚が食べられるFishlle!(フィシュル)とは、どんなサービスなのか。商品内容や口コミからわかるFishlle!(フィシュル)の特徴を紹介しています。
二十四節気の「立夏」とは?時期や気候、風習・食べ物・行事を紹介!
二十四節気では、夏の始まりとなるのが「立夏」です。 青々とした木々が輝く季節、1年で最も爽やかな季節となります。 何をするにも気持ちの良い「立夏」は、私も大好きな時期です。 立夏の期間と気候 立夏は、5月5日~20日ごろの期間を言います。
哲学の道から蹴上インクラインへ 2022年春満開の景色をおすそわけ
2022年春の日。 ここ2年間は、コロナウイルス蔓延により、自粛が続いていたお花見でしたが、今年の京都は、人・人・人! インバウンドの最盛期に比べると、まだまだの人出ですが、正直なところこれくらいがちょうど良い…。 ということで、私もお花見
新選組最後の局長 相馬主計とはどんな人物?彼はなぜ切腹をしたのか?
徳川の時代が終わり、明治の新しい風が吹き始めた頃、元新選組隊士が人知れず切腹して果てました。 彼の名は、相馬主計(そうまかずえ)、新選組最後の局長です。 土方歳三に代わって新選組を任された相馬主計とは、どんな人物だったのでしょうか。そして、
二十四節気の「穀雨」とは?意味や気候、風習・食べ物、京都の行事を紹介!
4月の半ばになると、ぽかぽか陽気が気持ちよいですね。 でも、晴れる日が長く続かずに、雨の日が目立つ頃でもあります。 この時期の雨は、実は農作業においてはとても大切なのです。 「穀雨(こくう)」の意味と気候 穀雨は、4月20日ごろから5月5日
冬のしつこい寒さがやっと遠ざかり、ぽかぽかと暖かな3月中旬。 久しぶりに寺院めぐりへ行ってきました。 今回は、御寺泉涌寺と、そろそろ梅が見ごろを迎えたはずの雲龍院へ。 まずは御寺泉涌寺を参拝しましょう。 泉涌寺参拝 泉涌寺は、真言宗泉涌寺派
京都では定番の十三まいりとは?意味やお参りの方法、服装を解説!
関西地方、特に京都では、毎年4月ごろに十三まいりという行事が行われます。少しずつほかの地域にも広がっているようですが、まだまだ全国区ではありません。 そこで今回は、十三まいりの由来や意味、お参りの時期や服装などについて、紹介します。 十三ま
二十四節気の「清明」とは?気候や風習・食べ物、京都の行事を紹介
「清明」とは、「すべてのものが清らかで生き生きしている」という意味の「清浄明潔(せいじょうめいけつ)」という言葉を略しています。 桜はどんどんと満開になり、草木もみずみずしく成長するころ。 お出かけにもピッタリの気持ちいい季節がやってきまし
源平合戦で最も活躍した人物は?と聞かれたら、多くの人が「源義経」と答えるでしょう。それほど有名で、素晴らしい戦いぶりを見せた義経は、なぜ兄の頼朝に討たれる羽目になったのか?あれだけの戦上手が、簡単に討たれてしまったのはなぜか?今回は、今なお
源平合戦の先陣を切った木曽義仲。天性の戦上手と言われながら、最後は同じ源氏である頼朝の配下の軍に敗れました。義仲はなぜ、天下を取れなかったのか。なぜ頼朝と戦う羽目になったのか。本当の義仲とはどんな人物だったのか。今回は、悲運の武将・木曽義仲
二十四節気の「春分」とは?時期や気候、風習や京都の行事を紹介
梅の花が満開を迎え、そろそろ桜の開花のニュースが聞こえる頃、春分の日を迎えます。 「春だぁ」 優しい春の陽を受けながら、思いっきり深呼吸をしたくなる(あ、花粉が‼)。 そんな春の始まりが、春分なんです。 春分の期間と気候 春分の日は、国立天
日本のシェイクスピアと呼ばれた近松門左衛門 生涯と主な作品を紹介
ネットや情報番組でセンセーショナルに取り上げられることの多い、有名人の不倫や不祥事。他人事だけに、毎日の生活のちょっとした刺激になるからでしょう。ある意味無責任な人の心は、昔から変わらないものだったのです。江戸時代の初期から中期にかけてに活
二十四節供の「啓蟄」とは?気候や風習・食べ物、京都の行事を紹介!
「啓蟄(けいちつ)」の「蟄」という字は、虫などが土の中に隠れていることを意味しています。 土中で冬ごもりをしていた虫たちが、穴を啓いて(ひらいて)地上へ出てくる季節ということから、「啓蟄」という名前が付けられました。 陽の光がやわらかくなり
悲運でつながった2人の新選組隊士 河合耆三郎と沼尻小文吾とは?
幕末最強の剣客集団と言われる新選組。彼らの強さは、鉄の掟・局中法度があったからだと考えられています。違反すれば、すべて切腹という厳しい法度のもと、多くの隊士が無念の切腹を遂げています。中でもよく知られている人物が、河合耆三郎かわいきさぶろう
うららかな早春の日。桃の花のやわらかな香りを楽しみながら過ごす3月3日。桃の節供は、日々春めいてくるころで、心が浮き立つようです。そんな穏やかな気分で、京都を散策してみませんか。今回は、3月3日桃の節供に行われる京都のイベントを紹介します。
平安時代末期、貴族中心の政権から武家政権へ移行するきっかけを作ったのが、貴族の下で働いていた武将たちでした。その一人・平清盛は、後白河法皇との関係の中で、次第に勢力を強め、武家による政権への道筋を作りました。この時代は、朝廷や平氏、源氏など
正月時代劇『幕末相棒伝』坂本龍馬と土方歳三 幕末最強のコンビが大暴れ
2022年は新年早々、楽しみなドラマがあります。五十嵐貴久さんの『相棒』を原作とした『幕末相棒伝』です。あの坂本龍馬と新選組副長・土方歳三がコンビとなってある事件の犯人を探るという、幕末ファンにはたまらない設定の物語。私の好きな小説の1つで
『活版印刷 三日月堂 星たちの栞』 言葉の温かさをじんわり感じる癒しの一冊
『活版印刷 三日月堂』は、ほしおさなえさんの人気シリーズの小説です。ほしおさなえさんの小説は、初めてだったのですが、心の奥にじ~んとしみこむような温かい本でした。『活版印刷 三日月堂 星たちの栞』あらすじ川越のとある町のお話。古びた活版印刷
来年の初詣はどこにお参りするか、もう決まりましたか?コロナウイルス一色だった今年ですが、来年こそはぐんといい年にしたいですね。そこで今回は、初詣におすすめの社寺を紹介します。私の独断と偏見を交えつつ、厄除けや開運・除災招福・商売繁盛・無病息
ひな祭りの意味とは?由来やひな人形の飾り方・ひな祭り行事をいろいろ紹介!
可愛いお雛様を並べて、女の子の健やかな成長を願うひな祭り。春の訪れを感じながら、ひな祭りをお祝いすると気分がウキウキしてきます。ひな祭り、その由来はご存知ですか?今回は、ひな祭りの歴史・お雛様の飾る時期や飾り方としまい方、ひな祭りの行事など
『雨水(うすい)』は、2月19日ごろから3月5日ごろの期間を言います。立春が過ぎ、少しずつ春が近づき、ほっとするような暖かさを感じることもあります。雨の水と書く『雨水』とはどんな時期なのでしょうか。雨水の意味と時候「冬の間降り積もった雪や氷
永観堂と言えば、まず浮かぶのが美しい紅葉の風景です。京都で生まれ、暮らして50年余りの私ですが、今回初めて永観堂へ行ってきました。あの見事な紅葉を堪能するため、前日からしっかりと準備して、ワクワクしながら、まるで子供のように…!期待通りの景
12月になると、ニュースなどで「師走」という言葉が出てくることが多くなります。これは旧暦で使われる12月の別名で、和風月名(わふうげつめい)といいます。和風月名は、日本独自のもので、とても趣のある呼び名なのですが、今ではご存じない方も多いよ
二十四節気の「立春」とは?時期や気候、風習や食べ物、京都の行事を紹介!
「立春」は、二十四節気の始めの節気です。暦の上では、春の始まり。そろそろ寒い冬にうんざりしたころ、春の兆しをほんの少し感じてほっとします。旧暦では1年の始まりでもある「立春」とは、どんな季節なのでしょうか?立春の期間と気候立春は、2月4日ご
後白河天皇 平安から鎌倉へ生き抜いた天皇は意外と愛すべきの人物だった?
後白河天皇が即位したのは、平氏や源氏が台頭しつつあった平安末期です。この時代、歴史上には、藤原貴族や武士たちがこれでもかというほど出てくるために、とってもややこしいのです。誰と誰が味方で、敵か。昨日は味方だったのに今日は?みたいな。今まで避
京の通称寺まとめ あのお寺の本当の名前はこれ 由来や逸話が面白い
通称寺とは、通称名で親しまれている寺院のことで、京都にも数多くの通称寺があります。それらの寺院が宗旨宗派を超えて集まった「京の通称寺の会」まであるくらいなのです。通称寺の会では、通称寺の会は、通称寺のいわれ・ゆかり・庶民信仰・歴史・伝統・伝
二十四節気「大寒」とは?時期や気候 風習や食べ物 京都の行事を紹介
「大寒」は、二十四節気の24番目・最後の節気です。小寒の初日・寒の入りから始まった本格的な冬が大寒・寒の内では最も厳しい寒さになるとされています。毎朝、布団から出るのにとてつもなく勇気がいる季節ですね。でも、春がもうすぐそこまでやってきてい
二十四節気「小寒」とは?時期や気候・風習・食べ物 京都の行事を紹介
新年を迎えて初めての二十四節気が「小寒(しょうかん)」です。寒さは一層厳しくなり、まさに冬本番となるころです。お正月休みも明けたこの時期は、どんな過ごし方をしてみますか?小寒とはどんな意味?期間と気候は?小寒は、1月5日ごろから1月19日ご
岡田以蔵:人斬りと言われた彼の素顔とは?最期に残した言葉とは?
幕末の動乱期、尊王攘夷を唱える過激な浪士たちの中に、「人斬り以蔵」と呼ばれた男がいました。大河ドラマ『龍馬伝』では、佐藤健さんが演じ、話題になった岡田以蔵です。すさまじい剣の使い手の彼は、師匠とも慕う男の言うままに、暗殺を続け、最期は無残に
1月7日は人日の節供 1年の無病息災を祈って七草がゆを食べましょう
お正月休みも終わり、そろそろ仕事スイッチを入れなければ…でももう少しダラダラ。だれしもそんな気分のころ。1月7日は、五節供の1つ・人日(じんじつ)です。一般的には、七草がゆの日として知られています。昔からの風習を通して、気分一新して、けじめ
映画『燃えよ剣』殺陣の迫力と臨場感に感動!ネタバレ少々あります
コロナ禍により、封切りが遅れていた『燃えよ剣』がやっと公開されました。長くなりすぎた首を元に戻すため、さっそく見に行ってきました。今回はその感想をちらりとお話ししたいと思います。真っ先にお伝えしたいのは臨場感、迫力、そして映像の美しさ。2時
門松やしめ飾りはいつ・どこに飾ればいい?お正月飾りの基本を紹介
年末の大掃除も終わり、あとはお正月を待つばかり…。ところで、お正月の飾りっていつから飾ればいいんだっけ?門松はどこに?しめ飾りは?飾りはいつ片付けるの?鏡餅は1ヶ所でいいの?などなど、次々と現れるはてなマーク。今回は、知っているようであやふ
10月31日のハロウィンが終わると、街中は一気にクリスマスムードになります。ウキウキ気分ですっかり忘れそうですが、クリスマスの後はすぐにお正月です。「うわっ、何の準備もしてない!」なんて焦ることのないように、今年こそ計画を立てて準備してみま
二十四節気「冬至」とは?時期や風習 食べ物 京都の行事を紹介
12月も残り少なくなり、「あれも、これも、ああいそがしい!」なんてとてつもなくせわしない毎日が続きます。でもこんな時こそ、心に余裕をもって、季節の風を感じてみましょう。1年最後の二十四節気は「冬至」です。どんな季節なのでしょう。冬至とはいつ
鎌倉幕府を設立した源頼朝とはどんな人物だったのか? 政子との関係は?
武家政権を始めて作った源頼朝。彼の人生は、まさに波乱万丈でした。2度にわたる戦による運命の浮き沈み、そこから立ち上がり、結婚、戦の勝利、武家の棟梁へと駆け上がりながら、突然の謎の死。学校では必ず学ぶほどの有名人でありながら、源頼朝がどんな人
気軽に回れる七福神めぐり『泉山七福神』『天龍寺七福神』って知ってます?
京都にいろいろある七福神めぐり。最近人気の御朱印巡りの後押しもあり、京都市内を中心に七福神めぐりをされている方も多いようです。ただ1日で回るには、5~7時間ほどかかります。歩くの大好きとか、自家用車で回る、タクシーの貸し切りで…という方なら
京都でできる七福神めぐりには、一番有名な『都七福神めぐり』のほかに、 京都七福神めぐり 京之七福神めぐり 京洛七福神めぐり 七福巡拝などがあります。『七福巡拝』は、現在休止もしくは廃止されているようですので、今回は『京都七福神めぐり
日本最古の『都七福神めぐり』新春の京都で福をいっぱいいただきませんか
七福神めぐりとは、七福神がお祀りされている寺社をめぐって福をいただくという行事です。お正月の風物詩ともなっていて、全国各地の寺社で催されています。たいていは1日から2日くらいで回れるので、バスツアーになっているところもあり、気軽に参加できま
七福神とは、古くから日本で知られている神様たちで、七つの福徳をいただける七柱の神様の事です。 神様は、1人・2人ではなく、1柱(はしら)・2柱のように数えます 七福神の信仰は、室町時代ごろから始まりましたが、一般民衆に広がったのは、江戸時代
曼殊院門跡は、天台宗の門跡寺院で紅葉の名所として知られています。 駅やバス停からは、少し歩きますが、のどかな風景を楽しみながら歩くことができます。 曼殊院門跡のある修学院から一乗寺周辺は、真夏はちょっとしんどいですが、季節のいい春や秋などに
二十四節気の「大雪」とは?時期や風習、京都で催される行事などを紹介
12月に入ると、寒さはどんどん厳しくなります。二十四節気の「大雪」の頃は、全国的に冬真っただ中となり、いわゆる「真冬並みの寒さ」と表現される日々が続きます。大雪はいつ?気候はどんな感じ?大雪は、12月7日から21日ごろの期間を言います。山な
幕末の京にあり、ひたすら幕府への忠義を通したばかりに、悲劇的な最期を迎えることになってしまった会津藩。藩主の松平容保は、貴公子のようなその容貌からは、考えられないほどの苦悩を抱え続ける日々を送りました。旧幕府軍についた藩の中でも、特に注目さ
二十四節気の「小雪」とは?時期や風習、京都で催される行事を紹介
「小雪(しょうせつ)」とは、二十四節気の1つで、少しだけ雪が降ってくるころという意味です。雪は降りますが、山などの標高の高いところで降る程度なので、少ないという意味もある“小”を使って、「小雪」と呼ばれます。小雪はいつ?気候はどんな感じ?小
修学院・一乗寺付近には、風情ある社寺が点在しています。その1つである鷺森神社も、趣深い神社です。ですが、あまり観光客の方は見かけない、いわば穴場スポットとなっています。今回は、特に紅葉シーズンには素晴らしい景色が見られる鷺森神社を紹介します
伊東甲子太郎 志半ばで倒れた志士は本当に新選組を裏切ったのか
元治元年秋、1人の人物が上洛しました。彼を慕う仲間とともに新選組に入隊したのは、伊東甲子太郎。大いなる志をもって新選組隊士となった伊東でしたが、数年後にその志が無残に絶たれることなど、思いもしていなかったでしょう。今回は、新選組参謀・伊東甲
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因幡薬師は、烏丸五条から少し北へ入ったところにある寺院です。 町衆のお堂として古くから親しまれ、毎月8日の手作り市などで今も多くの参拝客でにぎわっています。 ビルに囲まれた町中に建つ歴史ある因幡薬師は、がん封じ・病気平癒のお寺として昔も今も
正寿院は、風鈴の寺として知られている宇治田原の寺院です。 たくさんの風鈴がつるされて、とても夏らしい景色が広がる境内とハート形の猪目窓や美しい花天井が見どころ! 今回は娘と2人、京阪宇治駅から可愛い宇治茶バスを利用して正寿院へ行ってきました
新選組の史料によく出てくる隊士たちの錦絵を描いたのが、今回紹介する中島登(のぼり)です。 新選組隊士として中島の名前が出てくるのは、大政奉還が行われた慶応4年(1867)10月頃ですが、実際はもっと早い時期から探索活動をしていたといわれてい
今回は、先日行ってきた素敵なイベントを紹介します。 それが建仁寺の夜間特別拝観! といってもただの夜間拝観ではありません。 脳が”ととのう”音楽と光、静寂の空間を楽しむ癒しのイベント。 昼間に見る建仁寺とは、また違った表情を見られた貴重な体
今回紹介するのは、天保の改革で暗躍した鳥居耀蔵(とりいようぞう)によって窮地に立たされたある人々の痛快復讐劇。 私の好きな作家さんの1人、五十嵐貴久が書かれた時代小説で、舞台は江戸後期の天保年間です。 天保の改革の名の下、厳しい取り締まりを
蔦重こと蔦屋重三郎は、2025年の大河ドラマ『べらぼう』の主人公です。 江戸中後期を描く大河ドラマは、数十年ぶりだとか。 その上蔦重を横浜流星さんが演じるということで、すでにワクワクモードです! 今回は大河ドラマに先駆けて、有名な絵師や作家
蔦谷重三郎は、江戸の出版プロデューサーとして、葛飾北斎や十返舎一九、写楽など多くの芸術家を産んだ人物です。 2025年の大河ドラマ「べらぼう」の主人公でもある彼の魅力をたっぷり楽しめるのが、今回紹介する『蔦重の教え』です。 作者は、江戸料理
ガーデンミュージアム比叡は、比叡山山頂にある庭園美術館です。 ルノアールやゴッホなど印象派画家たちの作品をモチーフにした庭園には、季節の花が咲き、ハーブが香る素敵な癒しスポットとなっています。 今回は、初夏花々が見ごろを迎えたガーデンミュー
洛北大原エリアにある三千院は、四季を通じて美しい景色の広がる庭園と荘厳なお姿の阿弥陀三尊像で知られた寺院です。今回は、紫陽花が美しく咲きそろい、新緑も見事な初夏の三千院を紹介します。あなたも一緒に三千院を散策しましょう!
今回紹介するのは、霜月りつさんの『本屋のワラシさま』です。 霜月りつさんは、時代小説から現代もの、ファンタジーミステリーなど様々な作品を書いておられる方で、私の好きな作家さんの1人です。 『本屋のワラシさま』は、霜月律さんの作品という以外に
彰子は、平安時代最も権力を持った藤原道長の長女として生まれました。 まさに生まれながらのお姫様だった彰子は、わずか11歳で一条天皇のもとに嫁ぎます。 この時代では珍しいほどの長寿だった彰子は、夫や子の死に直面しながらも藤原一門を統率しました
大河ドラマ『光る君へ』の主役・紫式部が著した『源氏物語』では、光源氏が亡くなった後の「宇治十帖」の舞台となった宇治市。 藤原道長の邸宅跡に建てられた平等院では藤の花が見ごろとなり、多くの拝観者で賑わっています。 連休初日はあいにくの曇天でし
「京都、オトナの修学旅行」は、普通の京都観光に飽きた方や京都の隠れた表情を探ってみたい方におすすめの本です。 「中学校や高校の修学旅行では京都の良さを知ることができない、京都は大人になってこそその良さがわかる町だ」という考えのもと、画家の赤
藤原道隆の娘・定子(ていし・さだこ)は、一条天皇の皇后として、深く愛されながら若くして亡くなってしまった女性です。 藤原家の長男のもとに生まれ、何不自由なく育った定子は、3歳年下の一条天皇に入内し、幸せな結婚生活を送っていました。 ところが
原田マハさん初読みの「旅屋おかえり」 前から気になっていたのですが、なぜか読む機会がなく、今回初めての出会いです 温かい涙が止まらない、素敵なお話でした。 「旅屋おかえり」登場人物とあらすじ 物語の主人公は、元アイドル、今は売れないタレント
新幹線で京都へ来ると必ず目にするのが、東寺の五重塔です。 京都市民なら「ああ京都に帰ってきた」とほっとする、京都のランドマーク。 平安京が作られたときから、ずっと京を守ってきた東寺。 今回は、そんな東寺の深~い歴史と魅力を紹介します。 東寺
相国寺は、日本最古の法堂建築と広大な寺域で知られた臨済宗のお寺です。 辰年の2024年春の特別拝観では、「鳴き龍」と呼ばれる「幡龍図」を見ることができます。 また、境内にある美術館には、伊藤若冲や円山応挙、長谷川等伯らの作品が収蔵されていま
京都市右京区にある梅宮大社は、嵐山渡月橋の下を流れる桂川(渡月橋を超えると大堰川が桂川と名を変えます)の東にある神社です。 境内には、梅に椿、八重桜、つつじにカキツバタ、青もみじにあじさい、そして紅葉までも楽しめる神苑が! 今回は、嵐山から
京都の寺院には、数々の龍図があります。 私が調べたところ、京都市内だけでも25ヶ所ほど確認できました。 最も多いのが法堂や本堂などの天井に描かれた龍図です。 そこで今回は、通常公開・期間限定公開・外から覗くことができる、天井に描かれた龍図を
今回は、2023年11月16日にオープンした素敵な和菓子屋さんを紹介します。 築100年以上の町家をリノベーションした店内は、誰もが優しい気持ちになれるようなはんなりした空間となっています。 苔が美しい坪庭を眺めながらいただく可愛い和菓子は
京都御所のすぐ東の寺町通り沿いにある蘆山寺は、『源氏物語』を書いた紫式部の邸宅跡として有名な寺院です。 向かいには萩の花で有名な梨木神社、北には「泣き不動」の清浄華院が、南へ歩くと上御霊神社、行願寺(革堂)があり、ゆっくりと散策するのに最適
「可愛いお花を部屋に飾りたい」「いつもよく似たお花ばかりで代わり映えがしない」「どんなお花を飾ればいいのかわからない」これは私のいつもの悩みです。あなたもよく似た悩みがありませんか?お花を飾りたくてもあまりセンスのない私は、結局いつも無難な
新選組隊士として隊務に励みながら、妻子に仕送りを続け、悲惨な最期を遂げた吉村寛一郎。これは『壬生義士伝』の主人公・吉村寛一郎の姿です。あまりにも素晴らしい小説だったため、吉村という人はこの小説に出てくるような人だと思い込んでいました。ところ
今回紹介する本は、小路幸也さんの『すべての神様の十月』と言う短編集です。優しい神様と人間とのふれあいに心が温かくなるお話が詰まっています。神様ってきっといるんだな、そんな風に思わせてくれる素敵な小説でした。あらすじ帆奈がバーで隣り合ったイケ
最近どうも体が重い、特に腰回りが…。わかっていたのですが、見ないふりをしていた私に辛い現実を突きつけたのは娘でした。里帰りをしてきた娘と久しぶりに一緒にお風呂に入ると「お母さん、おなか!」と言う大声。確かいっときは少しへこんでいたはずのお腹
6月のよく晴れた…少し薄曇りのある日、紫陽花が見ごろになっている三室戸寺へ行ってきました。紫陽花の名所として大人気のスポットだけあって、開門すぐにもかかわらず、すでに多くの人が!私もその中に混じって、美しい紫陽花を見てきました。今回は、三室
『花咲家の人々』は、村山早紀さんが書かれている風早街に住んでいる花咲家の人たちにまつわるお話が詰まった一冊です。村山さんは、風早街の物語を20年以上も書かれているのですが、私はこの本が「初めまして」でした。今日は、心が温まる優しいお話がたっ
ゴールデンウイークの喧騒も一息ついた5月の心地よい晴れの日。新緑が美しい鷹峯エリアへ行ってきました。紅葉シーズンは、結構人出が多い鷹峯エリアですが、この季節は案外穴場になっています。ゆったりと心行くまで楽しめた、そんな鷹峯散策。青もみじと清
戊辰戦争の最終決戦となった箱館戦争。新選組副長・土方歳三は、新政府軍総攻撃の前に、1人の少年を箱館から江戸の日野へ向かわせます。まだ若い少年隊士・市村鉄之助です。それは、市村の命を救うため、そして新選組が生きた証を残すための行動でした。しか