仏教の基本的な4つの教えを四法印「しほういん」と言います。その4つとは「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」「一切皆苦」のことです。【①諸行無常】 仏教では、全…
仏教の基本的な4つの教えを四法印「しほういん」と言います。その4つとは「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」「一切皆苦」のことです。【①諸行無常】 仏教では、全…
【少彦名命】 少彦名命「すくなびこな」は、大阪の「少彦名命神社」や奈良の「大神神社」で祀られています。「スクナ」とは、小さいという意味です。少彦名命は、その名…
【阿修羅】 阿修羅は、サンスクリット語で「アスラ」と言います。アスラとは「生命を与えるもの」という意味です。asuが「命」で、raが「与える」だとされています…
【天鈿女命】 天鈿女命「アマノウズメノミコト」は、不細工を表現する、お多福「おたふく」や「おかめ」の起源だとされています。祀られている神社は、三重の椿大神神社…
【国譲り】 建御名方「タケミナカタ」は、国津神の長である大国主の次男として生まれました。その兄は、神託の神である事代主神です。大国主は、もともと葦原中国「地上…
【毘沙門天】 毘沙門天は、日本の神様である七福神の1人に数えられています。ただし、もともとは仏教の神様です。毘沙門天は、仏教の天部「天界に住む者」に属していま…
【日本神話】 スサノオと大市比売の子として生まれたのが年神様です。年神は、多くの妻を持ち、大山杭などの沢山の子をもうけました。神話では、大国主命「オオクニヌ…
【龍】 仏教の龍は、インドのナーガがモデルです。ナーガは、漢字表記では龍ですが、中国の龍とは異なり、インドコブラを神格化したものだとされています。そのため、ナ…
【大宜津比売】 大宜津比売「オオゲツヒメ」は、イザナギとイザナミの13番目の子供として生まれました。イザナギとイザナミは、八百万の神々の親だとされています。…
【迦楼羅】 迦楼羅は、頭が鳥で、人間の身体に翼が生えた姿をしています。その身体は、巨大で、翼を広げると360万里にも達しました。羽根は、鷲のもので、翼は赤かっ…
【天】 仏教に取り入れられた古代インドの神々のことを「天」と言います。通常、天と呼ぶのは、デーヴァ系の神々のことです。デーヴァとは、サンスクリット語で「輝きを…
【倭建命】 倭建命「ヤマトタケルノミコト」は、日本を代表する英雄です。別名を、小碓命「オウスノミコト」と言います。小碓とは、産湯を使った石のタライから名づけ…
【虚空蔵菩薩】 虚空蔵菩薩は、サンスクリット語で「アーカーシャカルバ」と言います。アーカーシャカルバとは「空っぽの母体」と言う意味です。虚空蔵菩薩は、右手を…
【帝釈天】 帝釈天は、3界の王者とされています。そのため「天帝」とも呼ばれました。サンスクリット語で、帝釈天は「インドラ」と言います。漢字表記では「因陀羅」…
【天】 仏教の「天」「阿修羅」「夜叉」「乾闥婆」「緊那羅」「迦楼羅」「龍」「摩睺羅王」という八つの種族のことを「天龍八部衆」と言います。天龍八部衆は、仏教に帰…
【12因縁】 12因縁とは、釈迦が菩提樹の下で悟ったとされる真理の一つです。別名を12縁起とも言います。縁起とは「あれがある故にこれがある」と言った相互依存関…
【火天】 火天は、仏教の「12天」「8方天」の一人で、東南の守護者です。サンスクリット語では、阿耆尼「アグニ」と言います。アグニは、リグヴェーダでは、インドラ…
【河童】 河童という言葉は、河の童子「わっぱ」が変化したものです。別名を「河太郎」と言います。河童は、芥川龍之介の小説で、知名度が上がりました。また、柳田國男…
【餅】 餅は、稲作文化の日本人にとっては、特別な食べ物です。そのため「ハレ」の日には、必ず餅をついてきました。ハレとは「晴れ」のことで「儀式」や「祭り」など、…
【羅刹天】 羅刹天は、もともと「羅刹」という鬼神でしたが、仏教に取り入れられてからは、護法善神とされました。護法善神とは、仏教や仏教徒の守護神のことです。羅刹…
【祖先崇拝】 神道は、日本固有の宗教です。自然崇拝と祖先崇拝「そせんすうはい」が、神道の基本な考え方になっています。神道は、自然発生的に誕生した宗教です。その…
【端午の節句】 5月5日の子供の日は、国民の祝日です。子供の日は「子供の人格を重んじ、子供の幸福をはかるとともに、母に感謝する日」だとされています。一般的には…
【水天】 水天は、水のような慈悲によって、煩悩を洗い清め、悟りという果実を育てる仏教の神様です。サンスクリット語では「ヴァルナ」と言います。ヴァルナの名前の由…
【焰摩天】 焰摩天は、仏教の「8」「10」「12」天の一人に数えられています。天とは、神々のことです。焰摩天は、ヒンドゥー教のヤマ「夜摩」がモデルだとされてい…
【八相成道】 八相成道「はっそうじょうとう」とは、釈迦の生涯における「下天」「入胎」「誕生」「出家」「降魔」「成道」「説法」「入滅」という8つの重要な出来事の…
【桜】 桜は、バラ科サクラ属の広葉樹で、その実は、食用に向きません。日本中で、最もよく見られるのが「染井吉野」という江戸時代に開発された栽培品種です。染井吉野…
【観音菩薩】 観音菩薩とは、観世音菩薩の略です。サンスクリット語では「アヴィローキッテッュヴァラ」と言います。翻訳家の「玄奘」は、それを「観自在」と訳しまし…
【お彼岸】 お彼岸とは、春分と秋分の日を挟んで、前後3日の7日間のことです。そのため、春と秋に年2回あります。春分の日は、3/20か21日のどちらかで、秋分の…
【六道輪廻】 六道輪廻とは「6趣」や「6界」とも呼ばれる6種類の世界のことです。その世界の中で、衆生は、何度も生まれ変わっているとされています。衆生とは、一切…
【自然神】 神道の神は、もともと自然の象徴で、後に先祖の霊という意味も加わったとされています。「神」という字は、もともと「示」と「申」組み合わせでした。「示」…
【上巳の節句】 3/3日のひな祭りは、上巳「じょうし」の節句とも言います。節句とは、季節の変わり目に厄祓いをする行事のことです。ちょうど奇数が重なる日が節句に…
【禅】 禅は、インドの達磨を始祖とする仏教です。日本には、中国から伝わりました。禅は、瞑想による修行という実践的な仏教です。中国の道教的なものと結びつき、独…
【文殊菩薩】 文殊菩薩は、サンスクリット語で「マンジュシュリー」と言います。文殊とは、音訳の「文殊師利」を、菩薩は「菩提薩埵」を略したものです。菩薩とは、仏…
【天狗】 天狗は、人をばかす妖怪で、別名を「外法様」と言います。もともとは、中国の妖怪です。中国では「彗星」や「流れ星」のことだったとされています。名前の由来…
【悟り】 「悟り」とは、学問的な知識ではなく、あらゆる思慮分別を超えたところにあるものです。それは、考え出すものではありません。ただ、直感的に、ありのままの事…
【鬼】 通常、鬼は「強い」「悪い」「怖い」「大きい」ものの代名詞として使われています。「おに」という呼び名は、平安時代からです。その名前の由来は、隠「おに、お…
【無自性】 仏教では、それ自体に決まった本質がないことを「無自性」と言います。自性とは、その物に備わっている固有の性質のことです。それが存在している限りは、…
【神世7代】 天地開闢の後、初めに「高天原」で三柱の神が誕生し、続いて、二柱の神が生まれました。この五柱の神を、別天津神「ことあまつかみ」と言います。別天津神…
【釈迦如来】 如来とは、修行によって、悟りを開き、真理に達した者のことです。「如」は、真理を「来」は、来ることを意味しています。如来は、悟りの世界と、世俗を自…
【空】 世界には、実体がないということを大乗仏教では「空」と言います。実体とは、その存在のために他の存在を必要としないことです。空という考え方では、何者も、…
【神武天皇】 神代と人代を結ぶ、伝説上の初代天皇とされるのが、神武天皇「じんむてんのう」です。神武天皇は、日本建国の祖とされています。神武天皇は、4人兄弟の…
【火迦具土神】 火迦具土神「ひのかぐつちのかみ」は、輝く火の神とされています。迦具「カグ」が、燃え上がる炎の輝きのことで、土「ツチ」が、霊力のことです。人の営…
【諸行無常】 一般的に「諸行無常」という言葉は、この世の全てのものは、移り変わるものなので、人生は、儚く虚しいものだという意味で使われています。しかし、仏教…
【スサノオ】 スサノオは、イザナギが、黄泉の国の穢れを落とすために鼻を濯いだ時に生まれました。その時、同時に生まれたのが「天照大神」と「月読命」です。この3兄…
【アマテラス】 天照大神「アマテラス」は、全てを照らす太陽神であり、日本の神々のリーダー的存在です。アマは「天」を、テラは「照らす」を、スは「尊敬」を意味して…
【縁起】 大乗仏教で、世界が、相互依存関係によって成り立っているという存在観を「縁起」と言います。縁起では、個々のものが、それぞれ個別独立に存在してるとは考…
【事代主神】 事代主神「ことしろぬし」は「美保神社」や「三嶋神社」に祀られています。事が「言葉」や「出来事」で、代が「知る」や「代理」のことです。古代において…
【経津主神】 経津主神「フツヌシノカミ」は、天津神の一人で、別名を「イワイヌミ」と言います。天津神とは、天上界の神々のことです。経津主神は、イザナギが、十拳剣…
【四諦】 四諦「したい」または、四聖諦「ししょうたい」とは、4方面から考察した四つの真理のことです。この真理は、初転法輪「しょてんほうりん」と呼ばれ、シャカ…
【煩悩】 煩悩とは、自分自身を煩わせ、悩ませる原因となるものです。そのため、煩悩と呼ばれています。煩悩とは、欲望のことです。自分の欲望のままに振る舞うことを…
【大棉津見神】 日本で最初に誕生した海の神様とされるのが「大棉津見神」です。大棉津見神「おおわたつみのかみ」は、イザナミとイザナギの子として産まれました。海の…
【猿田彦命】 猿田彦命「サルタヒコ」は「サダル」が、名前の由来だとされています。サダルとは「先導」という意味です。そのため、導きの神とされました。猿田彦命は、…
【宇迦之御魂大神】 宇迦之御魂大神「うかのみたまのかみ」の名前の由来は「稲に宿る神聖な霊」だとされてます。宇迦「うけ」が「食」で、御が「神聖」、魂が「霊」とい…
【大山祇神】 大山祇神「おおやまつみ」または「大山津見」は、山の神の首領的な存在とされています。大山が「偉大な山」で「み」は神霊と言う意味です。大山祇は「イザ…
【大山咋神】 大山咋神「おおやまくいのかみ」は、山の所有者である地主神です。その名前には「大山に杭を打つ神」という意味があります。大山咋神の「咋」は、杭のこと…
【国譲り】 天照大神は、芦原中国「日本」から、国津神を退けようと考えました。国津神とは、もともと日本にいた土着の神々のことです。当時は、国津神の長である大国…
【山幸彦】 山幸彦の別名を火遠理「ホオリ」と言います。ホオリの名前の由来は、稲が豊かに実ったさまからです。山幸彦は「木花咲耶穂」と「ニニギノミコト」の三男と…
【月読命】 月読命は、イザナギとイザナミの子とされています。父がイザナギで、母がイザナミです。二神は、二人で協力して日本列島を作りました。それを「国産み」と言…
【薬師如来】 薬師如来は、サンスクリット語で「バイシャシャグル」と言います。バイシャシャが「医療」で、グルが「指導者」という意味です。繋げると、医療の指導者と…
【賀茂神社】 京都府京都市にある「賀茂神社」は、上賀茂神社と下鴨神社という二つの神社の総称です。鎮座地の関係で、上下と呼称されています。平安時代には、都の守護…
【神功皇后】 神功皇后「じんぐう」は、存在していたことが、実証出来ないため、伝説上の人物とされています。その別名は、気長足姫「おきながたらしひめ」です。日本書…
【天児屋命】 天児屋命「アメノコヤネ」は、託宣の神様です。託宣とは「神のお告げ」のことで、神と人とのコミュニケーション手段だとされています。コミュニケーション…
【少彦名命】 少彦名命「すくなびこな」は、大阪の「少彦名命神社」や奈良の「大神神社」で祀られています。「スクナ」とは、小さいという意味です。少彦名命は、その名…
【般若心経】 般若心経は、600巻もある大般若心経の真髄を短く約300字弱で表現したものです。大般若心経は、もともとサンスクリット語で書かれていました。それを…
【天神】 天神さまとは、菅原道真のことです。もともと天神とは、天上界にいる神々「天津神」のことでした。天津神とは、地上にもともといた「国津神」に対する名称です…
【まれびと】 折口信夫は、決まった時期に、他界から来訪する神を、まれびと「稀人」と呼びました。他界から来る者を神とする風習を「まれびと信仰」と言います。まれ…
【最澄】 最澄は、滋賀県出身の氏族の子で、幼名を広野「ひろの」と言います。清和天皇からは「伝教大師」とおくり名されました。おくり名とは、死後につけられる名前の…
【浄土宗】 法然は、浄土宗の開祖です。諡を「源空」と言います。浄土宗の総本山は、京都にある「知恩院」です。知恩院「ちよんいん」は、京都の人からは「ちよいんさん…
【栄西】 日本臨済宗の開祖は、鎌倉初期に活躍した栄西「えいさい」です。栄西は、神職の子として岡山県で生まれ、比叡山で天台密教を学びました。その中でもエリートだ…
【曹洞宗】 道元は、曹洞宗の開祖です。曹洞宗は、福井県の永平寺「太平山」と、横浜市鶴見区の「總持寺」を二大本山としています。道元は、上級貴族の子として生まれ、…
【浄土真宗】 親鸞「しんらん」は、鎌倉新仏教の一つ「浄土真宗」の開祖です。浄土真宗は「一向宗」とも言います。親鸞は、下級武士の日野有範の子として生まれました。…
【金毘羅宮】 香川県琴平町にある「金毘羅宮」は、全国に700社ほどある金毘羅神社の総本社です。金毘羅宮は、象頭山という山にあります。象頭山とは、象の頭の形に似…
【浅間神社】 静岡県富士宮市にある富士山本宮浅間大社は、全国に1300社ほどある浅間神社「せんげん、あさま」の総本社です。浅間大社は、富士山信仰の対象と芸術の…
【熊野3山】 熊野3山は、和歌山県南部に位置する全国に約3300社ある熊野神社の総本社です。2004年に「紀伊山地の霊場と参詣」として世界遺産に登録されました…
【春日大社】 春日大社「かすがたいしゃ」は、世界遺産「古都奈良の文化財」の一つです。場所は、奈良県奈良市の御蓋山「みかさやま」にあります。春日大社は、全国に約…
【弁財天】 弁財天「べんざいてん」は、七福神の紅一点です。服装は、頭に宝冠を被り、唐服を着ています。持ち物は「宝珠」「鍵」「琵琶」などです。弁財天は、水の…
【日蓮】 日蓮は、日蓮宗「法華宗」の開祖です。諡を立正大師と言います。日蓮宗の総本山は、山梨県にある未延山「久遠寺」です。鎌倉新仏教の開祖たちは、そのほとん…
【弥勒菩薩】 弥勒菩薩は、サンスクリット語で「マイトレーヤー」と言います。その意味は「慈しみから生まれた者」です。弥勒菩薩は「慈氏」「慈尊」とも呼ばれ、慈悲…
【達磨大師】 達磨大師「菩提達磨」は、中国禅の開祖です。サンスクリット語では「ボーディダルマ」と言います。「ダルマ」とは法という意味です。達磨大師は、インド…
【法華経】 法華経は、初期の大乗仏教を代表する経典です。サンスクリット語では「サッタルマ」と言います。法華経は、釈迦の思想を集大成した経典です。天台宗や日蓮…
【建雷命】 建雷命「タケミカヅチ」は「雷神」や「武神」として知られる天津神の一人です。雷が、天を切り裂くイメージから「剣の神」ともされました。名前の由来は「…
【大国主】 大国主「オオクニヌシ」は、スサノオの六代目の子孫で、国津神「地上の神」の頂点に立つ存在とされています。名前の由来は、偉大な「国を治める神」や「大…
【福禄寿】 福禄寿は、中国由来の仙人で、七福神の一人に数えられています。仙人とは、俗世間を離れて、山の中に隠棲している者です。修行によって、空中を飛べる「神…
【寿老人】 寿老人は「長寿」「延命」を司る中国由来の神様です。人々に「長寿」や「健康」を授けてくれる「不老長寿」の神とされています。年齢が、1000~150…
【大黒天】 大黒天は、満面の笑みを浮かべ、垂れ下がった耳たぶと、ずんぐりとした体型が特徴です。その頭には、大きな大黒頭巾をかぶっています。大黒頭巾が大きいの…
【恵比寿】 恵比寿「須」は、七福神のリーダー的存在とされています。七福神の中では、唯一の日本の神様でした。恵比寿は「狩衣」「指貫」「風折烏帽子」という服装を…
【梵天】 梵天「ぼんてん」は、サンスクリット語で「ブラフマン」と言います。そのブラフマンの漢訳が「梵」です。梵天の「天」は、天部に属していることを意味してい…
【契此】 布袋さまは、幸福の象徴です。その温和な人柄から「円満」の神様とされました。ふくよかな体型は、豊かさの象徴とされています。そこから、商売繁盛などの御利…
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【虚空蔵菩薩】 虚空蔵菩薩は、サンスクリット語で「アーカーシャカルバ」と言います。その意味は「空っぽの母体」です。虚空蔵菩薩は、右手を「与願印」に組んでいま…
【日本神話】 年神「としがみ」さまは「大年神」「御歳神」「大歳さま」「歳徳神」「お正月様」など、沢山の異名を持ちます。父が須佐男「スサノオ」で、母は大市比売…
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【普賢菩薩】 普賢菩薩は、サンスクリット語で「サマンタバドウ」と言います。普賢とは「あらゆる面で優れている」という意味です。「普」が「全てに行き渡ること」で…
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【スサノオ】 スサノオは、イザナギが、黄泉の国の穢れを落とすために鼻を濯いだ時に生まれました。その時、同時に生まれたのが「天照大神」と「月読命」です。この3兄…
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【煩悩】 煩悩とは、自分自身を煩わせ、悩ませる原因となるものです。そのため、煩悩と呼ばれています。煩悩とは、欲望のことです。自分の欲望のままに振る舞うことを…
【大棉津見神】 日本で最初に誕生した海の神様とされるのが「大棉津見神」です。大棉津見神「おおわたつみのかみ」は、イザナミとイザナギの子として産まれました。海の…
【猿田彦命】 猿田彦命「サルタヒコ」は「サダル」が、名前の由来だとされています。サダルとは「先導」という意味です。そのため、導きの神とされました。猿田彦命は、…