和歌山市でドイツ人青年が行方不明になったニュースが出ています。MBSニュースから引用します。 【速報】観光中に行方不明のドイツ人大学生 パスポートや携帯などが付近の河川敷のトイレや橋から発見 一方財布は見つからず 警察がさらなる情報提供呼びかけ 和歌山市 10/22(火)...
和歌山市でドイツ人青年が行方不明になったニュースが出ています。MBSニュースから引用します。 【速報】観光中に行方不明のドイツ人大学生 パスポートや携帯などが付近の河川敷のトイレや橋から発見 一方財布は見つからず 警察がさらなる情報提供呼びかけ 和歌山市 10/22(火)...
地域タグ:和歌山県
この本を読んで、昔浅草寺(浅草神社)の境内で猿回しを見たことを思い出しました。あれは東日本大震災の翌年だったから2012年3月かと思います。家族で浅草に出た時、たまたまやっていました。演技は既に始まっていたというか終わりに近づく頃でしたが、芸をする猿と猿回しの周囲をぐるりと...
昨日の兵庫県議会で斉藤元彦知事の不信任決議案が可決され、正念場を迎えました。私の考えとしては斉藤知事は辞職せずに県議会を解散し、選挙をおこなってほしい。その理由はいろいろありますが、ひとつには「自分は一切悪くない。頑張って県政を推進した。」と主張する斉藤氏には最後までその信...
地域タグ:兵庫県
今回の北海道の旅も昨夏に続き、道東に向かいました。旅行中ずっと快晴というか爆晴れの毎日でした。しかし、非常に涼しく20度前後の日々で、日中でも長袖が要るかなくらい。写真は釧路から根室に向かって乗る花咲線で、厚岸湾に臨む風景です。走ってきた列車に驚いたアオサギたちが一斉に湾に...
地域タグ:北海道
「「私」という男の生涯 」は最初からヨットのエピソードで始まります。死ぬ前最後の南西諸島航海となった2013年のクルージングで、その昔不倫していたおんなYを乗せて、伊豆七島を尋ねた記憶を思い出しています。伊豆七島の航海では新島西沖の「地内島」にヨットクルーとそのYとで行き、...
(芥川賞受賞当時の石原慎太郎) 石原慎太郎は一橋大法学部に進みますが、所在地が東京・西郊外の小平と逗子から遠方にあるため、学生寮に入ります。この学生寮の住人はなかなかな貧乏なものでしたが、石原自身は奨学金を結構得たのですごく貧しいとは言えなかった印象です。裕次郎は2歳違いな...
(石原慎太郎「十代のエスキース」から) 「「私」という男の生涯」は出版まで15年近くにわたって書き続けたとのことで、推敲も4度おこなったと出ています。そう書かれると満を持した出版と思ってしまいます。しかし通読した印象、どうもそうでない。綿密に書かれている部分とかなり雑に書き...
「「私」という男の生涯 」〜母親は子供のおちんちんの成長を称えよ
石原慎太郎とその妻典子夫人が亡くなって、2年経ちました。ご存じのようにこの本は一種の遺書として、「自分と妻が死んでから出版すること」を幻冬舎社長の見城徹に約束させていたものです。僕も出版時単行本を買ってましたがついぞ読まず(重たい)、このほど文庫版が出たのでまた買いました。...
フランス・ブルターニュ半島真ん中で北側海岸にあるサンマロは古い港がある観光地です。何度か行きましたが、この一帯は潮の干満差が非常に大きいことでも有名です。大潮の時期だと15メートル近くになり、日本だと一番大きい有明海の倍となります。港は海岸から高い石垣の防波堤でぐるっと囲ま...
日経新聞に前々から思っていたことが書かれていました。 日本人は休めているか 祝日頼み、有休消化に罪悪感も 今週はお盆休みの真っ盛り。全国の観光地や交通機関は休日を思い思いに過ごす人であふれる。日本人は勤労意識が高く、仕事を休まない傾向が強いといわれている。ただオフタイムでし...
これは北大を出た現役の中学社会科の先生が書いた本です。「北海道愛」に溢れています。私も北海道大好きなので、喜々として読みました。 まず驚いたのは北海道にこんなに内地の地名を反映した市町村があったこと。「北広島」は有名ですが、それ以外にも全道にあります。移住した内地人は郷愁...
地域タグ:北海道
いやー、こんな本が随分前に出ていたとは全然知りませんでした。読んで思ったのは、以前紹介した「学歴狂の詩(うた)」はまさにこの本を真似したものであると知りました。語り口がそっくりです。 ただこの本を読むと宇治原史規が如何にして京大法学部に合格したか、よくわかるように書かれて...
地域タグ:京都府
(映画「太陽がいっぱい」から) 8月19日(月)の朝4時のTBSニュースで、「アラン・ドロン死去」と短く報道されました。しかしその後何処にも続報が出ないので、「稀代のイケメン俳優も過去のものとなったか」と思っていました。ところがどっこい、夜になると続々と訃報を報じるニュース...
ところがです。1945年3月に入ってまた特攻隊は急増していきます。それは沖縄戦が始まり、サイパン島から出撃するB29による本土空襲が激化していった時期です。いよいよ「本土決戦」が近づいたのです。そしてこの時大本営のスローガンは「一億火の玉」から「一億特攻」となっていったので...
先日「よみがえる新日本紀行」で鹿児島県知覧の篇がありました。本篇は郷氏として武家屋敷群を形成した知覧町の話が中心でしたが、「よみがえる」ではこの知覧にある特攻隊記念館の紹介もありました。知覧は一度訪れたことがあります。知覧には旧日本海軍の特攻隊基地があり、ここから南方に向け...
(神戸大学農学部のサイトから) 「ゴンゴロ菜園のブログ」さんのブログでトマトの収穫が出ていて、思い出したことがありました。 大昔の子ども時代、親の留学の関係でアメリカ北東部に2年ほど住んでいました。綠に溢れる大学都市で、自宅近くに広大な家庭菜園がありました。今でも覚えている...
子どもの頃ですが、風邪を引いて高熱が出ると決まって出る症状がありました。それは「寝ていると、身体がとめどなく大きくなって部屋に収まりきらなくなる」という幻覚です。何と言うか自分が部屋いっぱいになってしまって最早元に戻れない感覚で、思わず大声を上げたことが何度もありました。自...
ハスカップの学術的な標準和名は「クロミノウグイスカズラ」というかなり長たらしい名前です。スイカズラ科の小低木です。ハスカップはアイヌ語の「ハシカプ=枝の上にたくさんなるもの」から来ていますが、涼しげな響きですね。一方クロミノウグイスカズラという名前は、中学時代読んだ北杜夫の...
地域タグ:北海道
(小野悦男が殺した女性の頭蓋骨:「左側頭〜頭蓋底部」に見られた骨折線(青いテープが挟まっている) 〜Nスペ「法医学者たちの告白」から(写真の解釈は私です)) 法医学は医学部では基礎医学系の科目で学習します。我々の頃は血液分析や死体検案書の書き方が中心で、実習も地味であまりお...
パリにあるルーブル美術館、有名な美術品がたくさんあります。筆頭は「モナリザ」でしょうが、「ミロのヴィーナス」「サモトラケ島のニケ」などの彫刻群も有名です。その他絵画も沢山ありすぎて、すべてをここで語ることは無理です。フランス留学中何度も行きましたが、もしこの美術館でもっとも...
本日も「あの日」と同じく、暑い日となりそうです。1985年の日航機墜落は衝撃的な事件でした。墜落の翌日、遺族のひとり美谷島邦子さんが御巣鷹山に登り、テレビクルーのインタビューに答えていたのを見ました。急勾配の尾根筋一面に飛行機の残骸が散らばる中、「ここに来て息子がもう生きて...
済みません、医学部科研費ランキングは「基礎研究」の項目が残っておりましたので、掲載します。実は医学研究でもっとも重要なのが基礎研究だと思っています。臨床研究は基本的に基礎医学の研究がベースとなっており、基礎医学こそが医学研究の足腰といっていいです。従って、基礎医学分野での科...
暑いですね。もう少しすればお盆ですが、今週いっぱいは試験やらいろいろ業務がありなかなかしんどいです。 この前からBS日テレでドラマ「宮沢賢治の食卓」をやっていました。私にとっては遅い時間の放映なので録画で見ましたが、「うーん、この宮澤賢治解釈はありなのか?」と感じました。...
大阪大学医学部の正面 有力な医学論文数の大学ランキング 〜卒後の医学部実力差 以前「有力な医学論文数の大学ランキング」を取り上げました。旧帝大系と慶應がランキング上位を占め、地方の国立医学部は軒並み下位を占める結果でした。また上下の格差が1ケタ以上違う状況であることに驚きま...
ブルーバックスは科学の入門書として知られたシリーズですが、初心者向けのと結構本格的なものの2種類あると感じています。本書は前者で入門書レベルです。一般に知られる「ポリフェノールは身体によい」とか「善玉・悪玉コレステロール」とか俗説で言われることにも、説明や解釈を入れていま...
本日8月6日は広島原爆投下の日です。今ちらっとNHKを見たら今年の慰霊式の模様を放映していました。日本が第二次世界大戦に負けてから、80年近く経とうとしています。今朝の読売は「日本人はどんな時でも一致団結できる」はウソだったと、安部公房が回想する記事を載せています。旧満州国...
(写真は神奈川県葉山町にある「総合研究大学院大学」の本部) 7月から読売新聞の自伝シリーズ「時代の証言者」は「総合研究大学院大学」元教授の長谷川眞理子氏の連載になっています。私は今まで長谷川真理子氏に関して名前しか知りませんでした。今回の連載で初めて詳しく知りましたが、東大...
本書は第二次大戦直前から戦中にかけて陸軍の教育や情報統制に関わった鈴木庫三(くらぞう)の生涯を軸に、陸軍によるマスコミの言論統制を詳しく記録・分析しています。「増補版」とのことで2004年に刊行された新書の改訂版ですが、なんと500ページ以上あります。新書としては異例の大著...
丸の内にある東京會舘のヴァイキング企画に行きました。東京會舘、都内界隈の方でないとあまりご存じないかもしれませんが、戦前から丸の内にある由緒正しい宴会施設です。元々は同じ丸の内にあるパレスホテルと同じ経営でしたが、今は完全に分離しています。2015年までは独立したビルでの営...
この本、2021年の刊行当時から注目してましたが、読んだのが最近でした。もっと早く読んでおくべきだったと後悔しました。この本の取材は主に新型コロナ流行が始まる直前の2019年からコロナ真っ盛りの2021年にかけての取材が中心です。あとで述べますが、日本の外国人労働者の現状は...
「19人殺害」相模原殺傷事件犯人の「障害者ヘイト 〜ヤフコメ反響
今回のニュース記事に関して、強い関心が寄せられたようです。ヤフコメを拾っていきます。 ora******** 障がい者施設を訪問する仕事を14年前までしていたが、障がい者施設で働く人の中には、昔から同じ考え方を持つ人が僅かながらいる。 彼だけが特異な存在なのではない。 また...
教員に謝罪強要されうつ病に 医療専門学校を卒業生がアカハラ提訴 〜!!
のっけから恐縮ですが、毎日新聞って大丈夫なんですか?こんなカスハラを(アカハラじゃねーよ!)、本人の言い分を真に受けてネットに上げるとは、正気の沙汰とは思えない。 教員に謝罪強要されうつ病に 医療専門学校を卒業生がアカハラ提訴 神戸総合医療専門学校(神戸市)で、教員から同級...
戦後最悪「19人殺害」犯の「障害者ヘイト」〜差別はヒトの心理
デイリー新潮の記事を引用します。 8年前の2016年7月26日、相模原市で起きた障害者福祉施設の殺傷事件は、19人死亡、26人が重軽傷を負うという前代未聞の凶行となった。わずか1時間ほどで、次々に人を“処理”していった犯人を突き動かしたものは何だったのか。そこにあるのは、障...
これも読売の「小町」にあった相談です。「元ママ」はすでに2年前に離婚した「元夫」の連れ子(小学校低学年)との関係で悩んでいます。 元ママ 元継子のことで悩んでいます。 ご意見を下さい。 配偶者側の不倫が原因で一昨年の秋に離婚しています。 育てていたひとり娘は夫が引き取りまし...
私が教わった助教授に「そう言えば上海を訪れた時に、日本住血吸虫症の患者の肝臓標本をもらった。ブロックそのままだけど、実習に使う?」と言われました。これは珍しい。自分が学生だった頃、日本では日本住血吸虫症は完全に過去の病気となっていて、新しい標本は皆無でした。早速薄切して組織...
地域タグ:山梨県
幼稚園の時、近くの大学のグラウンド片隅にボロい綱がとぐろを巻いて積まれていました。綱引きに使うような奴。ある日見たら、白いキノコが点々で生えているでありませんか!昨日までなかったのに驚異です。僕は早速それを抜いて、自宅で栽培しようとしました。一生懸命抜いていると、大学生のお...
日テレニュースから引きます。 下半身って、「陰部」という意味ですよね? なぜ?小学校の健康診断で医師が女子児童の下半身をのぞく 群馬県みなかみ町 下半身触診も…「本当に必要なのか」保護者からは不安の声相次ぐ 毎年4月から6月に学校で行われる子どもたちの健康診断。しかし、私た...
今医学部で寄生虫学講座(分野)を維持するところは非常に少なくなりました。日本の場合、アニサキスとか特定の寄生虫を除いて感染例が少なくなっており、学問としての重要度が相対的に低くなっているせいでしょう。感染症とか免疫関係とかの研究領域に吸収・包含されるところが多いようです。母...
女子中学生ら、下着を外す。「今の時代、おかしいのでは」〜はぁ??
埼玉新聞の記事です。 女子中学生ら、下着を外す…男性医師に健康診断で指示され 胸が見える状態、聴診器を当て「心音を確実に聞くため」 生徒の保護者ら「今の時代、おかしいのでは」 埼玉県上里町立上里中学校で5月に行われた健康診断で、男性医師が女子生徒に下着を外すように指示し、胸...
読売の小町に出た相談です。 ゆーか 小3娘の母です。 娘は普通の公立ではなく、給食のない学校に行っています。 まわりの子はみんな弁当を持って来てるようです。 私は弁当の用意ができないとき、「今日は学食で食べてね」と言います。 実は娘の学校、となりに中学があり、そこには学食が...
この本は以前高次脳機能障害の講義で使えるかなと思って購入した漫画本です。久しぶりに読み返して、忘れていたことも思い出しました。何となく動脈硬化による器質性の急性心筋梗塞だったかのように思ってましたが、心臓の冠動脈がれん縮して起こる「安静型狭心症」の発作だったのですね。30分...
地域タグ:東京都
田辺聖子が亡くなって早5年か。早いものです。一昨年の2022年に日経で梯久美子が「この父ありて」と題して連載した女流作家とその父親のエピソード紹介がありました。田辺聖子も紹介されていました。第二次大戦後すぐに体調を崩して伏せた父親について、田辺聖子は自分の日記で驚くほど辛辣...
地域タグ:大阪府
この本は期待していた内容とは、随分違いました。小学生の頃、朝日新聞とかの海外特派員記事をスクラップブックに貼って集めてましたが、その頃の海外食味探訪レポートとそっくりなテイストなんです。著者の芦原伸氏は鉄っちゃんでもあるようで、本書にも世界各所の鉄道について触れられています...
今年のNHK大河ドラマの「光る君へ」、私にとっては超異例でほぼ毎回見ています。何なら見逃し配信で繰り返し見るほどで、ここまで大河ドラマにのめり込んだのは生涯初めてです。やはり、大学受験で散々苦しめられた「古文」への積年の思いが爆発したためでしょうか(嗤)。しかしながら、筋の...
地域タグ:京都府
このNHKBSで放映された京都を舞台とした連作ドラマ、後継作はもう出ないでしょう。何と言ってもシリーズ最初から主役をずっと張ったヒースロー先生を務めた団時朗が2023年亡くなったことが大きいです。同志社大学をもじった「洛志社大学」の文化人類学教授を務めるエドワード・ヒースロ...
地域タグ:京都府
FNNプライムの記事を読み、「あの事件からもう18年も経ったのか」という感慨です。この事件の一報は「奈良で民家全焼。母子3人が死亡。1人が行方不明」でした。捜査の結果、ほどなくして放火の疑いが強まり、行方不明になった長男に焦点が向いていきます。事件2日後、京都市内の民家にい...
地域タグ:奈良県
徳田虎雄というと、我々の年代の医師には特別な感慨があります。私の医学部在学時すでに徳洲会病院はあちこちに出来ていました。それまでの病院とは一線を画す画期的な運営で、注目を浴びていました。「24時間体制」とか「患者から謝礼を受け取らない」とか、それまでの旧態依然たる病院にはあ...
地域タグ:鹿児島県
子どもから「CBTの申し込み期限が迫ってきたから、振り込みよろしく」と頼まれています。33000円なのね。大学入試の受験料並みに高いなというのが実感。試験実施の公平性を確認するため、他大医学部に所属する実施委員を呼ぶことになっていますが、その費用としても高いな。CBTは昔の...
成人してこの方、鼻毛には悩まされてきました。気づかないうちに伸びてきて、鼻穴からさわさわとはみ出しています。まことに不快なことこの上ない存在で、鼻をむずむずちくちくさせてくれ、くしゃみが止まらなくさせてくれます。特に春の花粉症の時期、鼻毛はアレルギーによるイライラを倍加させ...
都知事選は昨夜の開票で、開票開始即小池百合子氏当確になるだろうと思っていました。ほとんどのひともそう思っていたと思います。興味は寧ろ民主党推薦の蓮舫氏の得票がどうなるか?でしたが、こちらも予想通りで石丸伸二氏にも敗れ第3位の得票となりました。 蓮舫氏の結果は惨敗といってい...
毎日新聞に以下のような記事が出ていました。 京大霊長研“解体”の経緯を論文に 元所長「汚点だからこそ記録」 国内外の霊長類研究をリードしてきた研究施設「京都大霊長類研究所」(愛知県犬山市)。研究費不正問題で2021年度末に“解体”されるまでの経緯をまとめた論文が、かつて所属...
地域タグ:京都府
この本を読んで思ったのは、「北方領土は二度と日本に帰って来ない」です。ロシアという国がいかに暴力的でその欲望のままに500年以上も突っ走ってきたかという歴史を改めて意識させられました。 まず第二次大戦前から戦争中にいたるまで、日本の指導部で本当にソ連という国家の恐ろしさを...
お中元を送る季節となりました。先週私もネットでお世話になった方々へ発注しました。ここのところの物価高で品物や送料もかなり高くなってきましたが、今のところ何とかまかなえる範囲です。届いた後での御礼とかのやり取りをする機会もあって、消息を知ることもできます。 ただそういうのと...
地域タグ:東京都
(本庶佑氏 京都大学のサイトから) 6月の日経「私の履歴書」は京都大学名誉教授の本庶佑氏でした。本庶先生の略歴をwikiから抜粋して引きます。 本庶 佑(ほんじょ たすく、1942年〈昭和17年〉1月27日 - )は、日本の医師、医学者(医化学・分子免疫学)。京都市生まれ、...
地域タグ:京都府
長崎放送(NBC)のニュースを転記します。 畑で白骨化した身元不明の遺体 長崎市大鳥町 6/23(日) 9:19配信 NBC長崎放送 22日午後、長崎市内の畑で身元不明の遺体が見つかり、現在、警察が身元や死因を捜査しています。 22日午後4時半ごろ、長崎市大鳥町の畑で近所の...
地域タグ:長崎県
佐川恭一氏はまったく知らない作家ですが、偶然彼が自分の受験経験をもとに書いた「 学歴狂の詩(うた)」という連載随筆を読みました。うーむ、 「人はなぜ学歴に狂うのか――受験と偏差値の深淵を覗き込む!」 かあ。佐川氏が滋賀県北部の田舎で「神童」とあがめ奉られ、京都の高校に進学し...
地域タグ:京都府
「妖怪一口女」は言うまでもなく、「妖怪二口女」のパロディです。この二口女の民話には複数の筋があることを、今回調べて知りました。「妖怪大図鑑」からの引用です。 全国に伝わる妖怪で、話もいくつかある。和歌山では、ケチな男がいて、常々、「飯を食わない女房ならもらってもよい」と公言...
読売新聞の「小町」は本当に興味深い話題が多く、「こたつ記事」ではないけどパソコンに向かうだけで、「世界の奇習」を知ることができます。余談ですが、「世界の奇習」は小学校時代よく通った市立図書館にあった蔵書で、児童図書ではなく成人用にありました(篠田八郎著 大陸書房刊 1969...
以前紹介した以下の記事ですが、何処に書かれたのかわからなくなっていました。 「70歳を超えても働きたい」 〜本当か! しかし、ようやく検索で上がって来たので紹介します。読売新聞のコラムで5月20日の掲載でした。あまりに唖然とする内容なので、記録として残します。 人生100年...
「あえてのオチャラケだったのに」〜機能不全家族が履かせる「赤い靴」
妻が子供を置いて出て行きました 〜虐待家庭の育ちでないか 今回はまた読売新聞の「小町」からです。読み終わった後、深いため息が出ました。「世間にはこういう家庭が、想像以上に多いのでないか」と。 トピ主の相談を引用します。 あえてのオチャラケだったのに ぬーとりあ 2024年...
インプラントが脳に刺さった 〜ヒェ〜ッ! 今回のインプラント刺入事故で一番気になるのは、なぜそんな上まで刺さってしまったか?です。そこで日本で1999年あった「割り箸刺入事故」を思い出しました。wikiから引用します。 杏林大病院割りばし死事件 杏林大病院割りばし死事件(き...
何気なくオンラインニュースを見ていたら、衝撃の話が。PenOnlineから引用します。 虫歯治療のため歯科医院を訪れた男性が、医師の勧めを受けてインプラント治療を選択。ところが、インプラントの部材が口蓋骨を突き破り、脳に刺さるトラブルに発展した。トルコで起きたトラブルだ。 ...
この連休中実家に家族が集まった時、「お前はなにそろそろ死ぬこと考えているの?」と90超えた父親から訊かれました。そうですね、実家に寄る度に自分がもう疲れていることを話してましたから、自分の終わりのことも話したかもしれません。この世からのおさらばはまだ先かなとは思ってるけど、...
日経のコラムシリーズ「受験考」は受験に関係する予備校や中高の教員がリレーで書いています。今週はこんな記載がありました。引用します。 変わる共通テスト 模試が過酷に、受験生消耗 既卒生のリサ(仮名)が疲労困憊(こんぱい)した様子で、なかなか授業に身が入らない。理由を聞くと「昨...
今週読んだ新聞で無署名のコラムにだいたいこういうことが書いてありました 還暦を超えた友人達と話したら、大方は70を超えても働きたいと言っている。お金の問題もあるかもしれないが、社会に帰属していたいというのが大きいようだ。これからもっと働いていきたいものだ。 !!!!!本当か...
日経の記事にこんなニュースがありました。 謎のマリモ「情報提供を」 科博が調査、発見は民家で2例 国内発見が民家の水槽からの2例のみというミステリアスな藻類「モトスマリモ」の情報を国立科学博物館(科博)が求めている。北海道・阿寒湖の「マリモ」、富山の「タテヤママリモ」に続く...
地域タグ:山梨県
今朝の読売1面トップは「早稲田大の入試中に問題がSNSで流出」で、「おっ!」と思いました。またカンニングか。入試も一段落したこの時期に公表に踏み切ったと思いますが、今のところ読売新聞の独占スクープのようです。引用します。 早稲田大の入試中に問題がSNSで流出…「スマートグラ...
日経日曜版の「揺れた天秤」という裁判訴訟で注目された事案の紹介シリーズで取り上げられたものです。記事の引用です。女性とは「ある銀行の副店長」です。 2023年3月のある朝、女性はいつものように勤務先へ向かっていた。その日は大切な顧客から運用に関する相談の予約が2件入っていた...
読売の「小町」いつも愛読しております。今回は傑作な!相談が載っておりました。紹介いたします。 彼氏の思い上がりを直したい ななみ 2024年5月6日 19:14 私の彼氏は、冷凍や惣菜よりも自分で作ったほうが美味しいという思い上がった考えを持っています。 そのため、ほとんど...
山野草の栽培が好きな方は、「ヤクシマ〜」と名前が付く植物が小型であることをよく知っていると思います。色々ありますが、例えば写真の「ヤクシマハイヒカゲツツジ」です。姿は小柄ながら花の大きさは通常のヒカゲツツジと同じで、高山植物のような愛らしさがあります。ヤクシマ〜という名称が...
前回と同じく東洋経済の記事「医学部受験の現実、親子関係や「入試成績と医学部成績に相関なし」の内実、18歳で勤務地決める「地域枠」にも賛否」から紹介します。今回はこの記事のメインな内容「医学部入試の地域枠」の部分を引用します。 医学部特有の「地域枠選抜」のメリットとデメリット...
医学部受験「入試成績と医学部成績に相関なし」〜そうではあるが
東洋経済の記事です。医学部受験の今に関したいろいろな問題を取り上げていました。一部を抜粋します。茨城県立中央病院の名誉院長を務める永井秀雄氏のコメントです。 入試の成績と医学部での成績に相関はない 私の実感では、入試の成績と医学部6年間の成績は無関係です。以前、ある大学の調...
この春は天然ブリが豊漁です。最近よく聞く北海道ではなく、神奈川とか静岡とかの近場でなぜかよく獲れるそうで、値段も上のように手頃で何度も買いました。例年この時期だと幼魚のワラサがほとんどで、鮮度が良くても脂がのっていることはありません。ところが今春は大型のブリで脂がのり、とて...
少年が犯す殺人でアスペルガー症候群との関連性が議論となった事件の嚆矢が、これだったでしょうか。「人を殺してみたかった」という事件後この少年が発したとされる言葉はマスコミを通じて広く喧伝されました。2000年5月1日愛知県豊川市で起こったこの事件の概要を、wikiから引用しま...
地域タグ:愛知県
セリは最近すごく高くなりました。一束399円なんて値段、以前はお正月前の一時だけでした。ところが、今年はずっと399円のまま。ついつい買いそびれているうちに、4月に入ってしまいました。花が上がってくると硬くなって食べられなくなります。ところが、勤め先の最寄り駅の産直市場で、...
*医学界新聞「テニュアトラック制を活用するキャリア」(吉永尚紀 2018)の図の引用 5年間のテニュアトラック期間内の業績を評価し、高い評価なら最終的に無期雇用ポスト(テニュア)に就くことができる。5年を期限とするのは、それ以上になると法的に無期雇用に転換する義務が生じるた...
地域タグ:宮城県
東洋経済の記事です。東洋経済は昨年の東北大テニュアトラック問題の取材で、小谷もと子氏の木で鼻を括ったような答弁に相当腹を据えかねていると思われます。今回はその続篇と言えるべき内容です。 卓越大内定の東北大、研究資金の申請で虚偽疑惑、「名ばかりテニュアトラック」で卓越研究員採...
地域タグ:宮城県
東郷町長辞職 〜東郷式管理教育のなれの果て(1) 東郷町長辞職 〜東郷式管理教育のなれの果て(2) 東郷町長辞職 〜内藤朝雄氏の記載を読んで ここまで書いてこの投稿シリーズを終わりにしようと思いましたが、もう一度かつての東郷高校の管理教育の実態をもっと述べているサイトはない...
地域タグ:愛知県
再びアンサイクロペディアの「東郷高校」の項目から引きます。 かつては非常に厳しい学校であり、「軍隊学校」と言われるほどであった。「厳しい高校ランキング」というものでは日本一を獲得したほどである。 軍隊というか、囚人を収容する刑務所みたいな高校だったようです。アンサイクロペデ...
地域タグ:愛知県
読売新聞の記事から引用します。 育休1年取ったら殺すぞ」愛知・東郷町長、町議会全員協議会で辞職意向表明…ハラスメント行為指摘受け 愛知県東郷町の井俣憲治町長(57)が複数の職員に対するハラスメント行為を町の第三者委員会に指摘され、25日午前の町議会全員協議会で辞職の意向を表...
地域タグ:愛知県
去年も紹介した「サクラマス」ですが、今年は通販だけでなく近所の魚屋さんでも結構多く並ぶようです。「本ます」と書かれていますが、「サクラマス」のことです。余計なことながら「サクラマスといって売った方がもっと売れると思いますよ」と申しましたが、「市場で購入した時の名称で売らない...
地域タグ:北海道
読売新聞の「小町」は前も述べたように、よく目を通しています。今回はまさに「えっ!本当か!」と思う飲食店での女性差別行為の質問でした ランチ海鮮丼私だけ切れ端 まぐろ大好き 2024年4月17日 22:39 話題 少し高級なお寿司屋さんでのランチの時のことです。 メンバーは6...
一体JRグループ各社の執行部には自分たちは公共インフラに関わっている企業という自覚があるのでしょうか?「女性自身」の記事です。 「今どきこんなことある?」定期券求める駅の大行列が話題…並ばずに買う方法をJRに聞いた 新年度がスタートしたばかりの4月10日、Xに投稿された“駅...
通勤途中にある駐車場だった土地が、昨年の終わりに更地になりました。舗装を剥いで剥き出しの土だったのですが、この週末ふと気づくと一面に小さなケシが沢山咲いていました。土が痩せているせいか、かなり小っちゃな草丈と花ですが、なかなか可憐です。 ナガミヒナゲシです。「長実」のヒナゲ...
最初に「まいどなニュース」って、何かな?関西系の柔らかいメディアだそうですが、何かよくわからんな。こんな記事を載せています。 「庶民の状況分かってるのか」と批判相次ぐ 慶應義塾長が国立大の学費増額を提言「年55万→150万に」 文科省の会合で 文部科学省・中央教育審議会大学...
高山忠利氏については、謝罪会見の写真もありました。日大医学部長の時代です。BuzzFeedの2018年の記事です。 日大医学部の不正入試、裏には同窓会の存在 医学部長が語った「私学の実態」の意味とは 髙山学部長は「通常の方法ではないと思った」「後ろめたさがあった」と述べた。...
読売新聞の記事です。 日大元副学長が医師法違反か…カルテ記載せずモルヒネ処方、特別調査委認定 2024/04/18 日本大学の特別調査委員会が、田中英寿・元理事長(1月死去)への薬の処方を巡り、主治医だった元副学長の男性(68)について「医師法違反の可能性が高い」と認定して...
再び、日本橋高島屋の純金茶碗窃盗の話ですが、窃盗犯の父親のインタビューが出ていました。集英社オンラインから引用します。 「150万円くらい借金があった」「生活保護を受け昼食はバナナ」逮捕された男の父親が独白した“ギリギリの生活”と展示場の杜撰な警備体制「1万円落ちていたら拾...
地域タグ:北海道
日経の夕刊に驚くべきニュースが出ていました(私としては!)。 ホタテ養殖に「厄介者」 青森・陸奥湾、欧州カキ付着 人知れず繁殖し湾内定着か 2024年4月16日 青森県の陸奥湾で、養殖ホタテに謎の二枚貝が付着し漁業の妨げになっている。この「厄介者」の正体が、半世紀以上前に養...
地域タグ:青森県
日本橋高島屋の「大黄金展」から盗まれた純金の茶碗、溶かされて雲散霧消する前に発見されて良かったです。テレ朝ニュースからの引用です。 11日、日本橋高島屋の展示即売会で、およそ1000万円の純金の茶碗(ちゃわん)を盗んだ疑いが持たれている堀江大容疑者(32)。 堀江容疑者 「...
大谷翔平は快音を響かせているようです。 大谷翔平、衝撃弾にネット裏のファンがほぼほぼ“お口あんぐり” 「まぁ、そうなる」「やばすぎて草」共感続々 大谷の第1打席は、先発の山本由伸が痛恨被弾で2点ビハインドの1回1死走者なしで回ってきた。そんな大谷は、カウント1ボールからの2...
普段付き合っていたひとに欺される。前回書いたように、とても苦しいというか憤りとともに悲しみが混じり合った複雑な感情になるだろうと思います。水原氏がその欺しをした理由が野球賭博です。ギャンブルになぜのめり込むのか。神社のおみくじまで入れたら賭け事にまったく興じないひとは皆無で...
3月結婚とドジャーズ移籍でお祝いムードだった大谷翔平が、一気に暗転。しかし、どういう経緯で大金が賭博に使われたのか、なかなかわかりませんでした。ようやく霧が晴れてきたという感じです。読売の報道を引用します。 【ロサンゼルス=後藤香代】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(2...
本日医師向けサイトにこれまたたまたまこんな掲示板が立っていました。 「開成高校から東大理一慶応医合格するも」 数学・物理が極端にできる高校生は医師では無く強みを発揮出る仕事を選んで欲しいな 従兄弟と話していたら、その子供、開成高校から東大理一慶応医合格するも理学部に進学。大...
「ウルトラセブン」は所謂ウルトラマンシリーズの2番目ですが、もっとも洗練されたウルトラマンだったのでないかと思います。モロボシダンとアンヌを中心に俳優たちの演技も一級でしたし、何と言っても脚本には現代社会(当時の)への問題意識が投影されていました。放映当時あまり人気がなかっ...
読売新聞の論壇「あすへの考」で、今回は慶應義塾塾長の伊藤公平氏です。伊藤氏は慶應を幼稚舎(小学校)から過ごすいわば慶應の生え抜きですが、理工学部の大学院卒業後1992年カリフォルニア大学バークレー校より修士号(材料科学)取得、1994年同カリフォルニア大学バークレー校より博...
先月、NHKの「きょうの料理」録画を見ていたら、新ジャガ料理を特集していました。その中のひとつが、これ。 といっても換骨奪胎というか、適当にアレンジしました。まず新ジャガイモではなくなぜかこの時期だけスーパーに出る「インカのめざめ」を使いました。固いから切って軽く塩水で茹...
これも毎日新聞の記事で、前回に続きサンデー毎日の分析です。前回は首都圏出身者が全国の旧帝大進学者数を急速に増やしているという記事でした。今回は東大進学者で首都圏特に東京都内出身者がますます増加しているという話題です。 東大を含む(いわゆる)旧帝大合格者のうち、東京圏出身者の...
毎日新聞の記事です。引用します。 難関とされる国立の旧帝国7大学に合格した東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)の高校出身者が、2008~23年度の15年間で1・68倍に急増していたことが毎日新聞の集計で判明した。東京大以外の地方6帝大で合格者数を伸ばしたことが大きく影響してお...
シリーズ未解決事件 File.10 下山事件 〜NHKスペシャル
あまりに忙しくて、NHKスペシャルの「シリーズ未解決事件」は、帝銀事件以外は観てなかったです。今回久しぶりに観たシリーズは「下山事件」でした。何か新事実でもあるのだろうかと思って、つけました。 のっけから驚いたのは、「下山総裁他殺説」にのっとって、描かれていたことです。下...
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和歌山市でドイツ人青年が行方不明になったニュースが出ています。MBSニュースから引用します。 【速報】観光中に行方不明のドイツ人大学生 パスポートや携帯などが付近の河川敷のトイレや橋から発見 一方財布は見つからず 警察がさらなる情報提供呼びかけ 和歌山市 10/22(火)...
この本を読んで、昔浅草寺(浅草神社)の境内で猿回しを見たことを思い出しました。あれは東日本大震災の翌年だったから2012年3月かと思います。家族で浅草に出た時、たまたまやっていました。演技は既に始まっていたというか終わりに近づく頃でしたが、芸をする猿と猿回しの周囲をぐるりと...
昨日の兵庫県議会で斉藤元彦知事の不信任決議案が可決され、正念場を迎えました。私の考えとしては斉藤知事は辞職せずに県議会を解散し、選挙をおこなってほしい。その理由はいろいろありますが、ひとつには「自分は一切悪くない。頑張って県政を推進した。」と主張する斉藤氏には最後までその信...
今回の北海道の旅も昨夏に続き、道東に向かいました。旅行中ずっと快晴というか爆晴れの毎日でした。しかし、非常に涼しく20度前後の日々で、日中でも長袖が要るかなくらい。写真は釧路から根室に向かって乗る花咲線で、厚岸湾に臨む風景です。走ってきた列車に驚いたアオサギたちが一斉に湾に...
「「私」という男の生涯 」は最初からヨットのエピソードで始まります。死ぬ前最後の南西諸島航海となった2013年のクルージングで、その昔不倫していたおんなYを乗せて、伊豆七島を尋ねた記憶を思い出しています。伊豆七島の航海では新島西沖の「地内島」にヨットクルーとそのYとで行き、...
(芥川賞受賞当時の石原慎太郎) 石原慎太郎は一橋大法学部に進みますが、所在地が東京・西郊外の小平と逗子から遠方にあるため、学生寮に入ります。この学生寮の住人はなかなかな貧乏なものでしたが、石原自身は奨学金を結構得たのですごく貧しいとは言えなかった印象です。裕次郎は2歳違いな...
(石原慎太郎「十代のエスキース」から) 「「私」という男の生涯」は出版まで15年近くにわたって書き続けたとのことで、推敲も4度おこなったと出ています。そう書かれると満を持した出版と思ってしまいます。しかし通読した印象、どうもそうでない。綿密に書かれている部分とかなり雑に書き...
石原慎太郎とその妻典子夫人が亡くなって、2年経ちました。ご存じのようにこの本は一種の遺書として、「自分と妻が死んでから出版すること」を幻冬舎社長の見城徹に約束させていたものです。僕も出版時単行本を買ってましたがついぞ読まず(重たい)、このほど文庫版が出たのでまた買いました。...
フランス・ブルターニュ半島真ん中で北側海岸にあるサンマロは古い港がある観光地です。何度か行きましたが、この一帯は潮の干満差が非常に大きいことでも有名です。大潮の時期だと15メートル近くになり、日本だと一番大きい有明海の倍となります。港は海岸から高い石垣の防波堤でぐるっと囲ま...
日経新聞に前々から思っていたことが書かれていました。 日本人は休めているか 祝日頼み、有休消化に罪悪感も 今週はお盆休みの真っ盛り。全国の観光地や交通機関は休日を思い思いに過ごす人であふれる。日本人は勤労意識が高く、仕事を休まない傾向が強いといわれている。ただオフタイムでし...
これは北大を出た現役の中学社会科の先生が書いた本です。「北海道愛」に溢れています。私も北海道大好きなので、喜々として読みました。 まず驚いたのは北海道にこんなに内地の地名を反映した市町村があったこと。「北広島」は有名ですが、それ以外にも全道にあります。移住した内地人は郷愁...
いやー、こんな本が随分前に出ていたとは全然知りませんでした。読んで思ったのは、以前紹介した「学歴狂の詩(うた)」はまさにこの本を真似したものであると知りました。語り口がそっくりです。 ただこの本を読むと宇治原史規が如何にして京大法学部に合格したか、よくわかるように書かれて...
(映画「太陽がいっぱい」から) 8月19日(月)の朝4時のTBSニュースで、「アラン・ドロン死去」と短く報道されました。しかしその後何処にも続報が出ないので、「稀代のイケメン俳優も過去のものとなったか」と思っていました。ところがどっこい、夜になると続々と訃報を報じるニュース...
ところがです。1945年3月に入ってまた特攻隊は急増していきます。それは沖縄戦が始まり、サイパン島から出撃するB29による本土空襲が激化していった時期です。いよいよ「本土決戦」が近づいたのです。そしてこの時大本営のスローガンは「一億火の玉」から「一億特攻」となっていったので...
先日「よみがえる新日本紀行」で鹿児島県知覧の篇がありました。本篇は郷氏として武家屋敷群を形成した知覧町の話が中心でしたが、「よみがえる」ではこの知覧にある特攻隊記念館の紹介もありました。知覧は一度訪れたことがあります。知覧には旧日本海軍の特攻隊基地があり、ここから南方に向け...
(神戸大学農学部のサイトから) 「ゴンゴロ菜園のブログ」さんのブログでトマトの収穫が出ていて、思い出したことがありました。 大昔の子ども時代、親の留学の関係でアメリカ北東部に2年ほど住んでいました。綠に溢れる大学都市で、自宅近くに広大な家庭菜園がありました。今でも覚えている...
子どもの頃ですが、風邪を引いて高熱が出ると決まって出る症状がありました。それは「寝ていると、身体がとめどなく大きくなって部屋に収まりきらなくなる」という幻覚です。何と言うか自分が部屋いっぱいになってしまって最早元に戻れない感覚で、思わず大声を上げたことが何度もありました。自...
ハスカップの学術的な標準和名は「クロミノウグイスカズラ」というかなり長たらしい名前です。スイカズラ科の小低木です。ハスカップはアイヌ語の「ハシカプ=枝の上にたくさんなるもの」から来ていますが、涼しげな響きですね。一方クロミノウグイスカズラという名前は、中学時代読んだ北杜夫の...
(小野悦男が殺した女性の頭蓋骨:「左側頭〜頭蓋底部」に見られた骨折線(青いテープが挟まっている) 〜Nスペ「法医学者たちの告白」から(写真の解釈は私です)) 法医学は医学部では基礎医学系の科目で学習します。我々の頃は血液分析や死体検案書の書き方が中心で、実習も地味であまりお...
パリにあるルーブル美術館、有名な美術品がたくさんあります。筆頭は「モナリザ」でしょうが、「ミロのヴィーナス」「サモトラケ島のニケ」などの彫刻群も有名です。その他絵画も沢山ありすぎて、すべてをここで語ることは無理です。フランス留学中何度も行きましたが、もしこの美術館でもっとも...
この前はCrocus hadriaticusを紹介しましたが、こちらは最近ようやく開花したCrocus thomasiiになります。こちらも購入してから6,7年経ちますが、例年11月初めには開花する種類です。ところが今年は11月半ばを過ぎても、芽すら出て来ない。昨夏、そして...
このシリーズの副題で「いい加減にしろ!」は私自身が憤ったからですが、同じ思いの人は他にもいました。今朝ニュースを見たら、こんなのが出ていました。夕刊フジからの引用です。 さらに沢田副学長は27日、事件後に合理的な理由なく辞任を強要されるなどのパワハラを受けたとして、林理事長...
このように見てくると、アメフト部を含む日大体育会に強大な権力があり、かつそれを背景に理事長を含む大学中枢部を長年牛耳ってきたことがよくわかります。つまり田中英寿がスキャンダルで退いたからといって、日大の保健体育局に巣くう母集団は一朝一夕に日大の権力中枢から排除されるわけでな...
古田重二良はその後も体育会を中心に、日大の人脈を育てていきます。その中で頭角を現したのが田中英寿前日大理事長なのです。これが年にあった日大アメフト部員の悪質タックル事件とも関係します。wikiから引用します。 日本大学フェニックス反則タックル問題 日本大学フェニックス反則タ...
古田重二良は右翼の強力な集団である「日本会」の重鎮なのです。「日本会」とは何か?安倍晋三などが加盟した「日本会議」とは違いますが、似たような性格でかつより強力な影響力があります。中央公論のサイトから引きます。 日本会は、日大が呼びかけ1962年12月に社団法人の認可を受け、...
古田重二良がどういう人物だったか、wikiから引きます。 古田重二良 重二良(ふるた じゅうじろう、1901年(明治34年)6月23日 - 1970年(昭和45年)10月26日)は、日本の教育者。昭和時代戦後期の日本大学第四代理事長を歴任し、日大のマンモス化を達成した。私立...
日大とはほとんど関係ない私ですが、前理事長の田中英寿のスキャンダル後も一向に収束しない日大の現状に注視しています。ある意味、衰退の一途をたどる日本の不甲斐なさを鏡映しにしていると感じるからです。 今でこそ早稲田や慶應は私学の雄として確固とした地盤を築いていますが、創立当初...
本庶佑先生を初めて見たのは、1981年12月京都国際会館であった「AMBO」の講演の機会でした。AMBOはアジア分子生物学機構(Asian Molecular Biology Organization)の略称で、当時すでに隆盛していたヨーロッパ分子生物学機構のEMBO(Eu...
高崎駅のコンコースで新幹線口に近い方が最近改装されました。そちらに最近駅弁の出店が出店するようになりました。高崎駅は駅弁を売る店がかなり多く、知る限り6店舗あります。この「はれとけ」は新参ですが、いつも早くに売り切れています。今回は12時前でしたが、すでに1個しかない品もあ...
MICASAは以前「三笠バル 本店」と称しておりました。最初に知ったのはもう5,6年前だったと思いますが、雑誌に「ワインが飲める居酒屋」として他の居酒屋と共に紹介されていました。私が「行きたい」と思ったのは、これが提供されると出ていたからです。 手前のワインでなく、ちょっと...
東京大学の前で2022年、大学入学共通テストの受験生ら3人を刺した罪などに問われた元高校生の裁判の判決が出ました。 東大前で昨年1月、大学入学共通テストの受験生ら3人を刺したとして、殺人未遂や威力業務妨害などの罪に問われた当時名古屋市の高校2年だった男(19)の裁判員裁判で...
つい最近まで「孤独のメス」で検索しても「孤高のメス」の項目がズラリと並んできました。「孤高のメス」は 大学病院に依存し、外科手術ひとつまともに出来ない地方病院・さざなみ市民病院。1989年、そこへピッツバーグ大学で高度な外科医術を身につけた当麻鉄彦が第二外科医長として赴任す...
「週刊ゲンダイ」の記事です。 鉄緑会の存在は、東大のような難易度の高い大学の受験生では知れ渡っていると思います。しかし昔、と言ったって10年ちょっと前ですが、JR御茶ノ水駅に「鉄緑会」の広告が出てるのを見て、「ああ、何か新たな東大受験予備校ができたみたいだな」と思った覚えが...
おはようございます。昨夕の帰宅では北風が強く吹いていて、気温も日中の暖かさから下がりつつあるのを感じていました。今朝はかなり冷えるとの予報でしたが、首都圏はそれほど下がった感じではなかったです。まあまあの冷え込みでこの時期としては、まだ暖かい朝でした。 さて子供達が住んで...
このシリーズは随分時間が空いてしまいました。第二次大戦後の学制改革を調べるのに相当時間がかかったためです。特にGHQのサムズ准将は日本の医療改革の一環として、医科大学の再編にも重要な貢献をしておりますが、実に複雑な動きがありました。サムズ准将に関しては別項も設けて触れていき...
高崎駅の駅ビルにある物産店は「いろは」と言います。改札を出てすぐ反対側にあります。群馬県の物産を中心に豊富な品揃えですが、昨年一部をリニューアルして日本酒専用の販売コーナーにしました。 こんなに種類があったのかと目移りしそうです。私が好きな銘柄は「大盃」です。今はまだひや...
理系、特に医学部に関して言えば教養教育で重要な意味がある科目があり、それは「実験」です。我々の頃は高校時代も理科での実験はそれなりにありましたが、医学部の教養課程に入ると物理学・化学・生物学の実験は時間も長く、重視されていました。特に印象が残るのは物理学と化学の実験です。...
以前のブログで、医学部の教育課程で6年制をやめて4年制とし、教養課程なんてやめてしまえという議論を扱いました。いやー、もう滅茶苦茶な議論だとあの時思いましたが、最近日経の「私の履歴書」を読んでまた思い出しました。 1人目は10月掲載の「履歴書」で、住友信託銀行の社長を務め...
皆様は秋咲きのクロッカスをご存じでしょうか?クロッカスの栽培種は普通春に咲く品種です。しかし秋に開花する種類があり、有名なのはサフランです。サフランの学名はCrocus sativusで、sativusは「完全な」と意味です。赤色をした雌しべからスパイスをつくりますが、サフ...
毎年この季節になると、ニュースで韓国の大学入試の模様が映されます。試験時間に遅れそうな受験生を会場まで警察官がバイクで送ってくれる情景も恒例ですが、何たる過保護と思います。受験は試験時間だけでなく、試験前の準備から始まってるなんて常識だと思うのですが?それは措くとして、今年...