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2022/03/30

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  • 艶々とした実・・・

    ヒヨドリジョウゴ[鵯上戸](ナス科)道端の茂みで、ヒヨドリジョウゴの実と出会いました。ひと月ほど前の撮影ですが、この時は赤く色付き始めた頃でした。ヒヨドリジョウゴの花期は長いので、まだ実を観察することは可能でしょうね。ヒヨドリが実を食べることからこの名がついたとされていますが、ソラニンを含むため有毒です。一部の鳥類や哺乳類の動物は、耐性があるので食べることもあるそうです。赤く熟した実は、青く未熟な実よりも有毒成分が少ないそうです。沢山付いている実、有毒で無ければ味見をしていることでしょう。10月下旬大和市内にて風景・自然ランキング艶々とした実・・・

  • 赤い実、たくさん・・・

    ノイバラ[野茨](バラ科)北海道西南部~本州、四国、九州の低地~山地に生える落葉低木。葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は7~9個、卵形~長楕円形で縁に浅い鋸歯があり、葉裏と葉軸には軟毛があります。托葉は葉柄に沿着し、腺質で細深裂します。5~6月、枝先に総状花序をだし、径約2cmの白色の花を咲かせます。秋には赤く熟した偽果をつけます。池の畔にある茂みにノイバラの実がたくさん生っていました。本当に赤い色をしています。この赤い実を営実といって、下剤として用いたそうですが、作用がとても強いため、民間での使用は避けた方が良いと言われています。一方、エイジツエキスは保湿作用があるため、化粧水などに配合されていることもあります。ただ、ここに写っているノイバラの実を使ってもたいした量は取れないでしょうね。初夏に咲くノイバラ...赤い実、たくさん・・・

  • 有毒とも・・・

    ムクロジ[無患子](ムクロジ科)昨年も観察したムクロジに、今年もたくさんの実が生っていました。まだ葉は青く、上の方にあると思われる実の姿ははっきりと確認できませんでした。このムクロジの果皮には、ムクロジサポニン等のサポニン類を多く含みます。サポニンは界面活性作用があり、水と混ぜるとよく泡立つため、以前は天然の洗剤として使われていました。ムクロジの他にエゴの実などもサポニンを含むため同じように洗剤として使われていたそうです。ただ細胞に対しては、この界面活性作用が細胞膜を壊すため毒性を示します。ムクロジの実も誤食すると胃腸障害や下痢を引き起こすこともありますから、むやみに口にすることは避けなければいけません。11月も半ばを過ぎ、このムクロジの葉も色付いている頃でしょうか。来年は花の咲く様子を久し振りに見てみた...有毒とも・・・

  • 稼ぎ時・・・

    ミゾソバ[溝蕎麦](タデ科)前回載せたミゾソバとは別の所で観察したものです。ここでは白っぽい花と紅色の花が混ざって咲いています。そのミゾソバの花には、アシブトハナアブが来ていました。これは雌でしょうかね。雄雌の区別がはっきりわかりません。花の蜜や花粉を餌とするそうですが、今はどちらを味見中でしょうかね。撮影は10月の終わりですが、そろそろアシブトハナアブの活動期も終わる頃でしょうか。急にこの季節らしい気温となりましたが、暑い秋に慣れた身体には堪えます。10月下旬大和市内にて風景・自然ランキング稼ぎ時・・・

  • 食い止めろ・・・

    ニホンミツバチ[日本蜜蜂](ミツバチ科)国道下の擁壁の脇を歩いていたら、ニホンミツバチが飛び回っていることに気付きました。立ち止まってみるとキイロスズメバチがミツバチたちを襲おうとしているのか周囲を飛び回っていました。この写真ではわかりませんが、ミツバチたちは固まっていて、スズメバチが近付くと一斉に小さな身体を震わせます。写真には写っていませんが、この上の方にある排水管にミツバチの巣があるのです。目まぐるしく巣を出入りするミツバチもいて、スズメバチからの攻撃を皆の力で食い止めようとしていました。しばらく眺めていましたが、スズメバチも諦めが悪く、何度も何度もミツバチに攻撃をしていました。両者の攻防、お互いに引くことは出来ませんね。10月下旬大和市内にて風景・自然ランキング食い止めろ・・・

  • 休憩中・・・

    アキアカネ[秋茜](トンボ科)川沿いのフェンスの上で、アキアカネが休んでいました。この日は風も強くなく穏やかな日でしたが、日光浴でもしていたのでしょうか、私がカメラを向けても動く気配はありませんでした。雄なのか雌なのか、私には判断できませんが、雄ならば縄張りを見張っているんでしょうか。11月も半ばとなり、アキアカネの活動もそろそろ終わる頃でしょうかね。10月下旬大和市内にて風景・自然ランキング休憩中・・・

  • 秋の実・・・クサギ

    クサギ[臭木](シソ科)今年は花を撮る機会の無かったクサギが、綺麗な実をつけていました。赤紫色の萼と青紫色の果実の色合いが綺麗ですよね。花は袋状となった萼の中から花冠が伸びてきて咲きます。花後、果実が熟すと萼が開いて、まるで2回目の花が咲いたように思えます。林縁などの目立つところに生えていますので、花や果実の時期は見つけやすいですね。近くの林では、トリカブトの花がまだ咲いていました。花数も多く見応えがありますね。すぐ横にはヤブミョウガが実をつけています。ヤブミョウガはよく目にしますが、トリカブトは数が少ないので面白い組み合わせになりました。10月下旬大和市内にて風景・自然ランキング秋の実・・・クサギ

  • 冬を前に・・・

    ヒドリガモ[緋鳥鴨](カモ科)公園の池にヒドリガモの姿を見る季節になりました。冬に日本に渡ってくるカモの仲間、まだその数は少なかったです。岸の近くにも何羽かいたのですが、私がそれに気付かず近付いてしまい、池の中央へ行ってしまいました。とるのは写真だけ、カモたちに害を与えるつもりは無いのですが、この距離感がカモたちにとっては安心できるのでしょうかね。この季節らしからぬ気温も続いていますが、日本の四季が無くなってしまわないか心配になります。10月下旬大和市内にて風景・自然ランキング冬を前に・・・

  • 咲く花を・・・

    リンドウ[竜胆](リンドウ科)本州~九州の山地に生える多年草。茎は直立または斜上し、高さ20㎝~100cm。葉は3脈のある卵状披針形で、基部は茎を抱きます。9~11月、茎先や上部の葉腋に、長さ4~5cmの紫色の釣鐘型の花を咲かせます。花冠は先が5裂し、裂片間にはさらに副片があります。十数年ぶりに近くの林でリンドウと出会うことができました。この日は薄曇りだった為か、花は開いていませんでした。以前出会った時も花は開いていなかったので、開いているリンドウの花を見てみたかったですね。以前観察した場所で、その後リンドウを見ることがありません。消えてしまったのでしょうか。ここでは、保護されているようで、数株のリンドウがありました。リンドウの咲く林、この辺りでは貴重な場所といえるでしょう。10月下旬大和市内にて風景・自...咲く花を・・・

  • 似たもの・・・

    タンキリマメ[痰切豆](マメ科)関東以西の本州、四国、九州の低地の荒れ地や日当たりの良い草地、林縁などに生えるつる性の多年草。葉はやや厚く3小葉からなり、小葉は倒卵形で円頭、葉の中央より先寄りで最も葉幅が広いです。全体的に毛が多く、葉は両面とも縁に毛があります。7~10月、葉腋に総状花序をつけ、淡黄色の花を咲かせます。果実は豆果で密につき、赤く熟します。何度も歩いたことのある道端で、タンキリマメと出会うことができました。今までこの辺りで出会う赤く色付いている豆果は、トキリマメだけだと思っていました。この日、妻と二人で散歩をしていて赤い実に気付き、近付いたところ葉の様子がトキリマメと違うことに気付きました。初めて観察できたタンキリマメですが、来年は花の咲く様子も観察してみたいです。10月下旬横浜市内にてトキ...似たもの・・・

  • 赤い実、黒い実・・・

    ガマズミ[莢蒾](ガマズミ科)北海道~本州、四国、九州の身近な山野や雑木林などに生える落葉低木。葉は対生し、倒卵形~円形。鋸歯はあまり尖らず波状で、葉の両面に毛があり、葉柄や若い枝にも毛が多いのが特徴です。5~6月、本年枝の枝先に散房花序をだし、小さな白い花をたくさん咲かせます。果実は核果で、9~10月頃に赤く熟します。林縁でガマズミが、赤い実をたくさんつけていました。今年は豊作だったのでしょうか。枝が実の重さでしな垂れているようにも見えます。ガマズミの実には、ガマズミミケフシという虫こぶがついていることがあります。実を採取するときには、混ざらないように注意しないといけませんね。ヤマコウバシ[山香](クスノキ科)関東~九州の山地に生える雌雄異株の落葉低木。葉は互生し、葉柄が5mm以下と短く、冬でも枯れ葉が...赤い実、黒い実・・・

  • 野菊の花・・・

    ユウガギク「柚香菊」(キク科)道端の草むらで、ユウガギクが群れ咲く姿と出会いました。一面に咲く花、なかなか見応えがあります。よく見ると舌状花を落としたものも見ることができます。花の盛りをやや過ぎていたのかもしれません。花を揉むと柚の香りがすると言われています。いつか確認したいのですが、綺麗に咲く花を摘んで試すことはためらいがあります。これだけ咲いていれば一つくらい、という気持ちもありますが、今年も確認することはしませんでした。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング野菊の花・・・

  • 秋に見る花・・・ヤブマメ

    ヤブマメ[藪豆](マメ科)関東地方以西の本州、四国、九州の林などに生えるつる性の1年草。茎は細長く伸び、葉柄や花軸とともに下向きの毛があります。葉は3小葉で、小葉は広卵形で両面に毛があります。9~10月、葉脇から総状花序を出し、淡紫色の蝶形花をつけます。旗弁は紫色、翼弁と竜骨弁は白色に近いです。また、この花の他に地上部と地下に閉鎖花を付けます。果実は豆果で、ほとんど閉鎖花からできます。地下には1種子の豆果を付け、この種子が一番大きいそうです。ヤブマメの花が、林縁の草むらで咲いていました。この花、小さいですが綺麗な色合いですよね。秋の七草にあげられるクズの花も素敵ですが、ヤブマメの花もまた別の雰囲気があり、毎年見たくなる花の一つです。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング秋に見る花・・・ヤブマメ

  • ソバの仲間か・・・

    ミゾソバ[溝蕎麦](タデ科)田の畦や水辺などに生える1年草。茎には下向きの刺があり、下部は地表を這い、節から根を出して、上部は立ち上がり群落を作ります。葉は卵状ほこ形で、基部は耳状に張り出します。7~10月、枝先に頭状の花穂を出し、小花は上部が淡紅色、下部が白色の5裂する萼からなります。水辺の草むらで、ミゾソバの花と出会うことができました。花色は変化が多いですが、ここでは紅色が強めの花でした。以前にも載せましたが、地表を這う茎から枝分かれして、地中に潜った茎の先に閉鎖花を付けるそうです。目に触れることの無い花でも繁殖する力も持っているんですね。シャクチリソバ[赤地利蕎麦](タデ科)少し離れた水辺では、シャクチリソバの花が咲き始めたところでした。昨年もこの花を観察した所です。その時は、シジミチョウが訪れてい...ソバの仲間か・・・

  • 花盛り、かな・・・

    シュロソウ[棕櫚草](シュロソウ科)北海道~本州の山地の草地に生える多年草。多くの葉は茎の下部につき、茎の基部にシュロ毛様の繊維があります。6~9月、50~100cm程の花茎を斜上に伸ばし、暗紫褐色の花を多く付けます。花被片は6枚で楕円形状です。10~15mmの楕円形のさく果をつけます。3年ぶりにシュロソウの花と出会えました。この林では何カ所かで観察できますが、私が初めてこの花を見たのは17年ほど前で別の林でした。いろいろな場所で観察できるのが理想ですが、その林自体も少なくなってきていますね。今日から11月、今年も残り2ヶ月となりましたね。明日からの連休は、特に予定もありません。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング花盛り、かな・・・

  • 花期に出会って・・・カシワバハグマ

    カシワバハグマ[柏葉白熊](キク科)本州、四国、九州の山地の木陰などに生える多年草。茎は枝分かれせず高さ30~80cm。葉は茎の中央部に集まって互生し、下部の葉ほど葉柄は長く、葉柄の基部は赤味を帯びます。9~11月、長い穂状花序を出し、10個ほどの頭花をつけます。頭花は筒状花からなり、花冠は白色で先が5深裂し、不規則に巻きます。よく歩く林で、カシワバハグマの花と出会うことができました。ここでこの花を見たのは初めてです。何度も歩いているのに、今まで気付くことができませんでした。よく似た花をつけるコウヤボウキとは同属で、この林ではよく目にします。カシワバハグマの花との出会いは嬉しいものでした。この後の様子も観察したいと思います。今日で10月も終わり、この季節らしい気候になってほしいものです。10月中旬横浜市内...花期に出会って・・・カシワバハグマ

  • 花咲いて・・・オケラ

    オケラ[朮](キク科)3年ぶりにオケラの花を観察しました。花のピントが甘いですね。昨年オケラを観察したところでは、今年オケラを確認することができませんでした。その場所でも花の咲く様子を見てみたいと思っていますが、また来年以降の課題です。雌雄異株のオケラ、花後の姿も気になりますが、良い時期に行けるかわかりません。今日は雨が降り続いています。散策に出かけることができる日は貴重ですね。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング花咲いて・・・オケラ

  • 花の季節に・・・イヌショウマ

    イヌショウマ[犬升麻](キンポウゲ科)本州の関東~近畿地方の山地の林下などに生える多年草。葉は1~2回羽状複葉で、小葉は掌状に裂け、縁に不揃いの鋸歯があります。葉の表面の脈状には短い毛があります。8~9月、穂状花序を出し、白い花をたくさん咲かせます。花はほとんど無柄で、雌蕊は普通1個です。林縁の草むらで、イヌショウマの花と出会うことができました。花序の下から上に向かって咲いていきますが、このときはまだ蕾みも多く、綺麗に花が咲いていました。葉の様子です。小葉の縁には粗い鋸歯が確認できます。掌状に裂けている様子もわかりますね。葉には艶がなく、所々破れていますが、この季節はこのような姿なのですかね。花の無い季節には気付くことが無いので、活き活きとした葉の様子を見たことがありません。10月中旬横浜市内にて風景・自...花の季節に・・・イヌショウマ

  • 綺麗な花咲く・・・

    ツクバトリカブト[筑波鳥兜](キンポウゲ科)林縁の草むらで、鳥兜の花と出会うことができました。昨年観察した所とは別の所ですが、この場所でも何度か花を見ています。さてトリカブト、名前の由来ですが、舞楽で使う鳥兜という衣装に花が似ているからだそうです。伝統的な日本の衣装なのでしょうが目にする機会がありません。鳥兜だけではありませんが、今では使われる機会が減少して、名の由来となったものを目にすることがなくなったものも多いのでしょうね。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング綺麗な花咲く・・・

  • これが果実で・・・

    ヌルデ[白膠木](ウルシ科)久し振りにヌルデの果実を観察しました。ヌルデの果実は核果で、表面に白い粉を付けます。この白い粉はリンゴ酸カルシウムで、舐めると塩辛いそうです。秋に果実を採取し、日干しにして乾燥させたものを「塩麩子(エンフシ)」といって、下痢や咳などに用います。虫こぶを「五倍子(ゴバイシ)」といって薬用にすることは昨年も載せましたが、ヌルデは身近で見られる薬用植物ですね。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキングこれが果実で・・・

  • 採餌中・・・

    カワセミ[翡翠](カワセミ科)田んぼの脇を歩いていたら、一羽のカワセミが杭の上に止まりました。周囲には他に人はいなくて、ゆっくりと向き合うことができました。田んぼに背を向けて、撮った写真を確認していると何かが水に入る音がしました。振り向くとカワセミが、先程とは違う杭に止まっていて、よく見ると小魚を咥えていました。水の音はカワセミが立てた音のようです。何枚か撮ったのですが、私のカメラではこれが限界です。これはカワセミが小魚を飲み込んだところですが、はっきりわかりませんね。肝心のカワセミは満足した様子で、この後しばらくはこの場所に留まっていました。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング採餌中・・・

  • 帰化して咲いて・・・

    マメアサガオ[豆朝顔](ヒルガオ科)北アメリカ原産の1年草。葉は互生し、長い葉柄があり、先の尖った長卵形~心臓形で全縁または3裂します。茎はつるとなってよく分枝し、他物に巻きつき、全体はほぼ無毛です。夏から秋にかけて葉腋に1~2本の花茎を出し、淡紫色~白色のロート形の花を1~2個つけます。花柄にはイボ状の突起が密生し、稜のあるのが特徴です。水路脇の草むらでこの花と出会いました。別の所では川沿いの草むらで、マルバルコウの花と競うように咲いていました。小さく白い花をたくさん咲かせていましたが、それだけ種子も多く散布することでしょう。他の草に負けないで生える様は力強くも感じますが、あまり増えて欲しくないようにも思います。10月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング帰化して咲いて・・・

  • 姿を消したか・・・

    イボクサ[疣草](ツユクサ科)湿地や田に生える1年草、茎は紅紫色を帯びます。葉は線状披針形で互生し、基部は短い葉鞘となり茎を抱きます。茎は生長すると横に這い、節から根を出して所々で枝分かれをし、群落を形成します。8~10月、茎先または上部の葉腋に、淡紅紫色の3弁花をつけます。果実はさく果で、熟すと開裂します。水田雑草としても名高いようで、稲を倒したり、コンバインに絡みつくなどの被害があるそうです。イボクサを観察したのは17年ぶりです。その頃観察していた水田は、今はもう無くなっています。水田自体が減ってしまい、この辺りではイボクサも姿を見ることが希なことになってしまいました。10月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング姿を消したか・・・

  • 遅い花・・・ニラ

    ニラ[韮](ヒガンバナ科)本州~九州、アジア東部・南部に分布する多年草。葉は幅3~6mmの扁平で、先は鋭く尖ります。全草には独特の臭いがあります。8~9月、散形花序をだし、白色の花を多数つけます。子房は3室で、熟すと3裂します。栽培もされていますが、山野に自生もしています。この辺りでも道ばたの草むらなどでよく見かけます。割と身近な存在ですかね。川沿いの道を散歩していて出会ったニラの花、もう花期の終わったところが多いですが、ここではまだ花が咲いていました。これも今年の暑すぎる秋の影響でしょうかね。10月中旬大和市内にて風景・自然ランキング遅い花・・・ニラ

  • まだ咲いていて・・・キカラスウリ

    キカラスウリ[黄烏瓜](ウリ科)林縁、薮などに生える雌雄異株のつる性多年草。葉は互生し、卵心形~腎心形で全縁ないし3~5浅裂~中裂します。7~9月、夕方から咲き始める白色の花を咲かせます。キカラスウリの花は、午前中の早い時間ならばまだ萎みきっていません。この写真は10時頃に撮ったものです。15年ほど前に撮った花は7時頃に撮りました。でも、10月半ばに花を見るとは思いませんでした。もうそろそろ実の姿もあっていい頃かもしれませんね。花や果実を以前観察したところは、2027年に開催される国際園芸博覧会の会場おの一部となっていて、その準備のため一面重機で掘り起こされて見る影もありません。こういうのも自然破壊といえるのでしょうかね。複雑な思いです。10月中旬横浜市内にて風景・自然ランキングまだ咲いていて・・・キカラスウリ

  • 初めての・・・ダンコウバイ

    ダンコウバイ[檀香梅](クスノキ科)関東~九州の山地に生える、雌雄異株の落葉小高木。葉は互生し広卵形で、先は3浅裂することが多いです。縁は全縁で、葉先はとがらず丸みがあるのが特徴です。3~4月、葉が開く前に黄色い花を咲かせます。果実は球形の液果で、赤色~黒紫色に熟します。先日、妻と二人ではとバスツアーのブドウ狩りに行ってきました。ブドウ狩りの前に立ち寄った昇仙峡で、ダンコウバイの果実と出会うことができました。今まで旅先などでダンコウバイの葉を撮ったことはありますが、花や果実を見たことがありませんでした。意外なところでの初めての出会い。嬉しいものですね。10月上旬山梨県内にて風景・自然ランキング初めての・・・ダンコウバイ

  • 林の中で・・・

    ヤマホトトギス[山杜鵑草](ユリ科)久しぶりに歩いた林の中で、ヤマホトトギスの花と出会うことができました。まとまって咲いていたわけではありませんが、林の中の道沿いに点々と生えていました。この近くの林にも咲いていた所があったのですが、灌木が生い茂って姿を見なくなってしまいました。人の手が入らないとこういう植物も消えてしまうのですね。ブログを始めた頃、花弁の反り返りのない花と出会ったことがあります。その時は、ヤマジノホトトギスと思い込んでしまいましたが、結局その花もヤマホトトギスでした。この辺りではヤマジノホトトギスと出会うことはないようです。9月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング林の中で・・・

  • 鮮やかな・・・ゴンズイ

    ゴンズイ[権萃](ミツバウツギ科)林縁ではゴンズイの実とも出会うことができました。赤と黒、目立ちますよね。花は小さく目立ちませんが、虫たちを呼び寄せて確実に受粉しているんですね。今日はスポーツの日、メジャーリーグの試合も気になりましたが、散策に出かけました。川沿いの道を歩きましたが、サイクリングやジョギングをしている方も多かったです。9月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング鮮やかな・・・ゴンズイ

  • 秋の花・・・アキノノゲシ

    アキノノゲシ[秋の野罌粟](キク科)半月ほど前の写真ですが、林縁の道ばたでアキノノゲシの花と出会いました。草丈は私の方ほどでしょうか、大きくなりますよね。この日はまだつぼみも多く、咲き始めて間もない感じでしたが、今はもう綿毛の姿を見ることができるでしょう。3連休中日の日曜日、久し振りに晴れが続いています。秋の清々しい空気を感じられますね。9月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング秋の花・・・アキノノゲシ

  • 出会いは花で・・・

    ツマグロヒョウモン[褄黒豹紋]♀(タテハチョウ科)ツマグロヒョウモンの雌が、花の上にとまって蜜を吸っていました。この花は百日草の花でしょうかね。翅をゆっくりと閉じたり開いたりしながら吸っていました。ツマグロヒョウモン[褄黒豹紋]♂(タテハチョウ科)すぐ近くには、ツマグロヒョウモンの雄がいました。こちらは葉の上にジッと止まっています。11月位までは産卵をするそうなので、この雄は雌の気配を感じて近くに待機しているのでしょうかね。1mほどの距離はありましたが、このあとの様子は気になりましたが、この場を離れてしまいました。9月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング出会いは花で・・・

  • 三大もの・・・

    ゲンノショウコ[現の証拠](フウロソウ科)この花も咲く季節ですね。ゲンノショウコの花は赤花もありますが、この辺りでは白花と出会う機会の方が多いです。ドクダミ、センブリと並んで三大民間薬に数えられるゲンノショウコですが、これを摘み取って煎じる方はいないでしょうね。花と花後の姿を楽しみにして、撮るだけにした方が良さそうです。「ビオフェルミン止瀉薬」にはゲンノショウコエキスは含まれていて、今でも現役の薬用植物となります。9月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング三大もの・・・

  • カサカサとなる・・・

    イタドリ[虎杖](タデ科)久しぶりにイタドリの雌花と出会うことができました。どれが花なのかよくわからない写真になっていますが、既に花が終わったものもありました。雌花は花被片が花後に大きくなり、背面に翼を出します。右上にボケて見えるのがその様子だと思います。アスファルトなども突き破って生えてくる根性もののイタドリも、気にしていないとわからないこともありますね。9月下旬横浜市内にて風景・自然ランキングカサカサとなる・・・

  • つられた花・・・

    ツリフネソウ[釣舟草](ツリフネソウ科)北海道~九州の山地や水辺など、やや湿った場所に生える1年草。茎はやや赤味を帯び無毛で、葉は菱状楕円形で細鋸歯があります。7~10月、茎先に花柄を出し、紅紫色の花を数個咲かせます。距は後方に長く出て、先は巻きます。果実はさく果で、ちょっとした刺激で果皮が弾けて、種子を弾き飛ばします。去年見た花とは少し離れた林縁に咲いていました。今年も無事に咲き始めていて安心です。同属のホウセンカは、子供の頃家の庭に植えていましたが、最近花を見る機会がありません。来年は玄関脇のスペースにでも、ホウセンカの種を蒔いてみようかと思います。9月下旬横浜市内にて風景・自然ランキングつられた花・・・

  • 花盛り、遅れて・・・

    ヒガンバナ[彼岸花](ヒガンバナ科)頭を垂れた稲穂の脇で、ようやくヒガンバナが見頃を迎えたようです。これは彼岸が明けてからの撮影ですが、まだ蕾も多く残っていました。別の所で9月の初めに見たヒガンバナの花は実を付けていたので、コヒガンバナと呼ばれる種だったのかもしれません。いずれにせよ、例年よりも花期が遅れていたようです。10月にはいってもこの花の盛りを見ることができるのは珍しいですね。季節感が崩れていくようでこの先が心配です。9月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング花盛り、遅れて・・・

  • ツルボの花も・・・

    ツルボ[蔓穂](キジカクシ科)日当たりの良い斜面の草地で、ツルボの花が咲いていました。いくつか群れて咲くツルボ、これも季節を感じることができますね。毎年見ている花ですが、この花の咲く環境が残っていることに感謝です。花後に黒い種子を付けますが、鱗茎でも繁殖するので繁殖力は強いようです。この花の姿をこの先も見ることができることを願います。9月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングツルボの花も・・・

  • 根気よく待つ・・・

    ハラビロカマキリ(カマキリ科)林縁では昆虫たちとの出会いも多いです。これはハラビロカマキリでしょうかね。背の高い草の茎で獲物を狙って待機している姿のようです。獲物の姿は私には確認できませんでしたが、カメラを向けても微動だにせず、とても集中しているようでした。産卵の季節なのかもしれませんが、産卵する様子もいつか見てみたいです。今日で9月も終わり、今年も3/4が終わってしまいました。残り3か月、災害のないことを願います。9月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング根気よく待つ・・・

  • 涼し気な色で・・・

    ツリガネニンジン[釣鐘人参](キキョウ科)林縁の道端で咲いていたツリガネニンジン。たくさんの花を付けていますね。今年の夏は暑すぎて、散策に出掛ける気にもなれませんでした。この場所も毎年よく歩いている所ですが、今年は草刈りをする方もいないようで、クズが蔓延り放題でした。草刈りも大事でしょうが、熱中症にならないことはもっと大事ですね。暑さは少し和らぎましたが、まだまだ注意は必要ですね。9月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング涼し気な色で・・・

  • 季節外れで・・・

    ヒガンバナ[彼岸花](ヒガンバナ科)今月初旬に見たヒガンバナ、少し早い開花と思いましたが、他の所ではお彼岸明けに花盛りを迎えようとしていますね。畑の脇で咲いていましたが、まだ花茎が伸び始めたばかりのものもあり、しばらく花を観察できそうでした。キツネノカミソリ[狐の剃刀](ヒガンバナ科)こちらは2年ぶりに観察したキツネノカミソリです。この近くの林には群生する場所もありますが、ここでこの花を見たのは初めてでした。7月の終わりには咲き始めているキツネノカミソリ。一番遅い観察でした。9月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング季節外れで・・・

  • 小さな花も・・・

    ツルマメ[蔓豆](マメ科)野原や道端などに生えるつる性の1年草。全体に粗毛があり、茎は細長く他物に巻きつき、長く伸びます。葉は3出複葉で、狭卵形~披針形の小葉からなります。8~9月、葉のわきから総状花序を出し、長さ5~8mmの淡紅紫色の蝶形花を咲かせます。ダイズの原種と考えられていて、このあと枝豆をとても小さくしたような実を付けます。久しぶりに出会ったツルマメの花、小さくて見逃してしまう所でした。草刈りにあわなければ、実の姿も久しぶりに観察したいです。ツルマメの実9月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング小さな花も・・・

  • 黄色い花、キツリフネ・・・

    キツリフネ[黄釣舟](ツリフネソウ科)いつも観察している所で、今年もキツリフネの花を見ることができました。去年は7月に観察しましたが、例年なら花期が長いので、もう暫くの間は楽しめます。でも、この日は辺りを見てもキツリフネの株が少なく感じました。この夏の暑さの影響か、ゲリラ豪雨の影響で流されたのかわかりませんが心配です。この場所はツリフネソウの花も観察できますが、花期はキツリフネよりも遅いです。そろそろ咲き始める季節だと思いますが、その数が例年と変わらないことを願います。9月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング黄色い花、キツリフネ・・・

  • これも花期で・・・

    ジュズダマ[数珠玉](イネ科)これも見る機会が減ってきた植物でしょうか。ジュズダマ、花盛りを迎えていました。中央に見える苞鞘からは、花柱の姿を見ることができます。花柱が萎れると雄性小穂の苞穎が開いて、葯がぶら下がります。画面左側に黄色い葯を付けた雄蕊の姿が見えますね。イネ科の花は地味ですが、その役割を果たそうとしています。今日は久しぶりに過ごしやすい一日でした。ようやく秋ですかね。9月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングこれも花期で・・・

  • 水田雑草と・・・

    コナギ[小水葱](ミズアオイ科)水田や沼などに生える1年草。茎は根元で枝分かれし、直立または斜上します。葉は光沢があり、葉身は狭心形、広卵形~狭卵形、または披針形など変化が著しいです。9~10月、青紫色の花を咲かせます。久しぶりに出会ったコナギの花ですが、近づけずにはっきりと花を撮ることができませんでした。水田雑草として有名ですが、この辺りでは水田が激減していて、この花と出会える機会も少なくなってきました。9月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング水田雑草と・・・

  • 薬草の花・・・

    コウホネ[川骨・河骨](スイレン科)北海道~九州に分布する、水生の多年草。葉には、抽水葉(水上葉)と沈水葉(水中葉)があります。抽水葉は長卵形で基部は矢尻形になり、沈水葉は膜質で細長く波縁となります。6~9月、水面上に長い花柄を伸ばし、黄色い花を咲かせます。一番外側に大きな萼片があります。この写真ではわかり辛いですが、そのすぐ内側に小さな花弁があります。中央にある雌蕊を囲むように多数の雄蕊がありますが、まだ多くの雄蕊は雌蕊に寄り添うように立っていて、咲き始めて間もない花のようです。果実は液果で、水中で生育しますが、この日は確認することができませんでした。コウホネの根茎を川骨(センコツ)といい、漢方で止血、利尿、強壮などに用います。治打撲一方(ぢだぼくいっぽう)という漢方薬にも配合されている薬用植物ですね。...薬草の花・・・

  • 花盛り・・・

    センニンソウ[仙人草](キンポウゲ科)道端の茂みで、センニンソウの花が群れ咲いていました。辺りには香りも漂っていて、虫たちも忙しそうに花の周りを飛んでいました。これはクマバチですかね。あっちの花、こっちの花と羽音を響かせながら飛んでいました。葉や茎を切断すると出てくる汁には、ラヌンクリンという成分が含まれていて、これが分解されると有毒のプロトアネモニンになるため、触れるとかぶれや皮膚炎を起こします。草刈りをする時には注意が必要ですね。9月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング花盛り・・・

  • 七草のうち・・・

    クズ[葛](マメ科)日当たりの良い草地や道端などに生える小低木。葉は奇数羽状複葉で互生し、小葉は7~13個からなり、長楕円形~倒卵形です。7~9月、葉のわきに総状花序を出し、淡紅紫色の蝶形花を咲かせます。根から取れる澱粉を葛粉として食用に、根の皮を取り除いたものは葛根として薬用に用います。このクズの葉は光の強さに応じて位置を調整する調位運動を行います。光に対して、葉が平行に移動するのです。この位置調整をしないと、葉の温度が上がってしまい蒸散する水分量が増えてしまい、そのために光合成量が落ちてしまうのです。クズの他、マメ科の植物にこの調位運動は広く認められているようです。秋の七草、クズの花。たくさん咲いていてファンタグレープのような香りも楽しめました。9月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング七草のうち・・・

  • 秋を感じて・・・

    ナンバンギセル[南蛮煙管](ハマウツボ科)北海道~沖縄の山野に生える1年生の寄生植物。ススキなどのイネ科やカヤツリグサ科、ショウガ科などの単子葉植物を宿主とします。葉は地上には出ない茎に鱗片状に付くのみで、葉緑素を持たず、宿主の根などに自らの根を食い込ませ養分を奪って育ちます。7月~9月、花茎を伸ばし、先に花冠の先が5裂する淡紅紫色の筒状花を横向きに付けます。ここは以前から観察している所ですが、今年も花を見ることができました。花が終わっている株も多かったですが、蕾の姿も見ることはできました。万葉集では「思草おもいぐさ」の名で出ているナンバンギセル、これも秋を感じさせてくれる花ですね。9月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング秋を感じて・・・

  • それぞれ生きて・・・

    スッポン[鼈](スッポン科)ミシシッピアカミミガメ(ヌマガメ科)久しぶりに散策に出掛けました。よく行く公園の池では、スッポンとミシシッピアカミミガメが仲良く甲羅干しをしていました。どちらもこの池では自然繁殖をしています。このスッポンは中くらいの大きさでしょう。もっと大きな個体も見ることができます。一方のミシシッピアカミミガメは、スッポン以上に個体数が多いです。日本の侵略的外来種ワースト100にも入っていて、その繫殖力の強さはものすごいですね。スッポンにも頑張ってもらい、個体数を増やして欲しいです。9月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングそれぞれ生きて・・・

  • 争いではなく・・・

    ニホンカナヘビ[日本金蛇](カナヘビ科)公園の中を歩いていると、通路の上にニホンカナヘビがいました。初めはつぶれているのかと思いましたが、時々動くことに気付きました。近寄って見てみると、2匹のニホンカナヘビがいたのです。一方が相手の腹に嚙みついています。噛みつかれた方は、時々動いて噛み返そうとしますが、相手に届きません。縄張り争いでもしているのかと思いましたが、これは交尾の行動のようです。噛みついているのが雄で、噛みつかれているのが雌のようです。こうした行動は初めて見たのですが、他の方に踏みつけられないことを祈るばかりでした。6月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング争いではなく・・・

  • 花の季節に・・・オカトラノオ

    オカトラノオ[岡虎の尾](サクラソウ科)去年は、花の盛りを過ぎて観察したオカトラノオ。別の場所ですが、今年は咲き始めた姿を観察することができました。オカトラノオは総状花序を付けます。花序の下方からこうして花を咲かせていくのです。折角出会った花ですが、陽射しが強くて白飛びしてしまいました。機会があれば、綺麗な花を撮り直したいです。6月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング花の季節に・・・オカトラノオ

  • ホタルは見ずとも・・・

    ホタルブクロ[蛍袋](キキョウ科)林の中を歩いていると、足元にホタルブクロの花が咲いていました。ただ一株生えています。蕾の姿も確認できるので、このあとも花を咲かせていることでしょう。学生の頃、ホタルブクロの若葉を天ぷらにして食べたことがあります。小さい葉を1枚だけ食べたのですが、味などは覚えていません。この場所では、採って食べることはできませんね。近所には、何か所かホタルを観察できる所があります。貴重な存在ですが、もう20年近く見に行っていません。6月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングホタルは見ずとも・・・

  • 花とムカゴと・・・

    ノビル[野蒜](ヒガンバナ科)子供の頃、家の裏山にたくさん生えていたノビル。その頃は花の咲く姿を見た記憶はありませんが、こうして花を咲かせる季節でした。ノビルは、花茎にムカゴを付けて無性繁殖もするので、花を付けない株も珍しくないようです。その姿は微かに記憶に残っている気がします。これは花もムカゴも付けていて、欲張りなノビルですね。6月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング花とムカゴと・・・

  • 花盛り・・・

    ヒトツバハギ[一葉萩](ミカンソウ科)久しぶりにヒトツバハギの花と出会いました。雌雄異株のヒトツバハギ、この花は雄花でしょうかね。葉や花に含まれるアルカロイドには、神経を興奮させる作用があり、以前はポリオ後遺症の治療薬として使われていたそうです。これも身近な薬草なのです。この場所では、何度も刈りこまれていますが、その度に復活しています。なかなか強い植物でもあるようです。6月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング花盛り・・・

  • トゲトゲして・・・

    ワルナスビ[悪茄子](ナス科)1月には、枯れた茎に黄色く萎びた実を付けていたワルナスビも新たな茎を伸ばして花の季節を迎えていました。茎や葉脈にもある鋭い刺も健在です。先日載せたドクダミとは違う意味で近づきたくないものですね。今年もこの草むらにはたくさんのワルナスビが生えていました。繁殖力が強いですね。6月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングトゲトゲして・・・

  • 摘み取り時の・・・

    ドクダミ[蕺草](ドクダミ科)ドクダミも花の季節を迎えています。薬草としても知られていますが、この花期に全草を採って干し薬用とします。ドクダミは、地下茎を伸ばして繁殖します。この写真ではわかりませんが、ここでは斜面一面にドクダミが生えていました。こういう場所には、足を踏み入れたくないですね。6月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング摘み取り時の・・・

  • 花の季節に・・・

    ムラサキシキブ[紫式部](シソ科)6月も半ば、関東地方の梅雨入りは遅れていますが、今日もすっきりしない空模様でした。林縁では、ムラサキシキブの花が咲いています。この花は梅雨に咲く花というイメージがします。それにしても綺麗な花色ですね。今年の大河ドラマは、紫式部が主人公ですね。私は文学にも疎いのでよくわかりませんが、ドラマは楽しんでいます。6月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング花の季節に・・・

  • 半月前に・・・

    ヒロハノレンリソウ[広葉の連理草](マメ科)センダン[栴檀](センダン科)スイカズラ[吸葛](スイカズラ科)先月近所を散歩した時に出会った花たちです。以前よりも少なくなった田んぼには、カルガモたちがせっせと餌を啄んでいました。久しぶりに癒されました。5月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング半月前に・・・

  • 神の使いか・・・

    相模の國の一之宮、寒川神社に行ってきました。厄除けのご祈祷を何度かしてもらいましたが、今回は時間も無かったのでお参りだけでした。神池橋の横を通りかかった時、下から一羽のアオサギが飛び立ちました。そのまま近くにある三の鳥居の上にとまりました。アオサギは、近所の川などでもよく見かける珍しくない鳥ですが、こういう場所で見ると神の使いに見えてしまいます。後頭部に見える冠羽が目立ちます。カメラを持たずに行ったのでスマホでの撮影になりました。拡大したので荒れた画像です。何か良いことがありそうな気がしましたが、そんなに都合よくいかないものでしょうね。5月上旬寒川町内にて風景・自然ランキング神の使いか・・・

  • 春の花たち・・・

    キブシ[木五倍子](キブシ科)シロバナヒメオドリコソウ[白花姫踊子草](シソ科)ショカツサイ[諸葛菜](アブラナ科)プラムオウトウ[桜桃](バラ科)キランソウ[金瘡小草](シソ科)タチツボスミレ[立坪菫](スミレ科)モミジイチゴ[紅葉苺](バラ科)我が家の花たち更新を怠っているうちに5月になってしまいました。載せられなかった3月に出会った花たちです。3月下旬大和市内にて横浜市内にて風景・自然ランキング春の花たち・・・

  • 桜咲く・・・

    今日、横浜では桜の満開宣言が出ました。この桜は木曜日に撮ったものですが、まだ五分咲きといった所でした。桜の花の咲く姿は良いですね。心も晴れやかになる気がします。4月上旬大和市内にて桜咲く・・・

  • 春が来た・・・

    カタクリ[片栗](ユリ科)2年ぶりにこの花と出会うことができました。ここは保護されている所ですが、ポツリポツリと咲いています。自生している所もありますが、昨年は花を見つけることはできませんでした。もっと普通に見られるようになると良いのですが、難しいのでしょうかね。ミツマタ[三叉](ジンチョウゲ科)これは昨年と同じ所で撮ったミツマタの花です。随分前に、箱根の芦ノ湖の近くでミツマタの花の香りに魅せられた思い出があります。とても良い香りでしたが、ここでは香りを感じることができませんでした。サンシュユ[山茱萸](ミズキ科)サンシュユお花も春早く咲く花ですね。この花もいつも見ている所で撮ることができました。春黄金花、たくさん咲いていると見事です。スギナ(ツクシ)[杉菜(土筆)](トクサ科)足元にはツクシも出ていまし...春が来た・・・

  • ひと月前の・・・

    フキ[蕗](キク科)探していたフキノトウ、一部傷んでいるのは、雪が降ったせいなのかもしれません。シナマンサク[支那満作](マンサク科)昨年も観察したシナマンサクの花、この時は咲き始めたばかりでした。もう咲き終わってしまいましたかね。オニシバリ[鬼縛り](ジンチョウゲ科)このオニシバリは、私が初めて出会った株です。雄株なので赤い実を見ることはできませんが、たくさんの花が咲いていました。同じ株の花に寄ってみました。オニシバリの花の香り、感じたことが無いのです。こちらは少し離れた所に生えている雌株です。奥の方に柱頭が見えますがわかるでしょうか。周囲の下草が刈られていましたが、オニシバリは生き残っていました。ノシラン[熨斗蘭](キジカクシ科)1月にも観察したノシランの実、紺色に色付いていましたがほとんど地面に...ひと月前の・・・

  • 独り占め・・・

    メジロ[目白](メジロ科)公園に植えられていた紅梅に、一羽のメジロがやってきました。枝をチョコチョコと飛び移りながら花の蜜を吸っているようです。時折周囲を気にするそぶりも見せますが、すぐにまた花の中に嘴を差し込みます。争う相手も折らず、思いのままに花をむさぼっているようです。自在に枝の上から花の蜜を狙います。思いがけず、後ろ姿を撮っていました。お尻の様子を撮ったことはないかもしれません。まだまだ蜜を吸い足りないようです。忙しく花の周りを巡る様子は可愛く微笑ましいですね。ソメイヨシノの開花、月初めの予想より遅れているようです。入学式に今年は間に合いそうですね。2月上旬大和市内にて独り占め・・・

  • 川べり散策・・・

    カイツブリ[鳰](カイツブリ科)近所の川にもカイツブリが訪れていました。さかんに潜水を繰り返して、何か美味しいものを食べることができたのでしょうか。気になります。オカヨシガモ[丘葦鴨](カモ科)この川で、時々観察できるオカヨシガモ。4羽で仲良くしていると思ってみていたら、右上の1羽が他の3羽から仲間外れにされているように見えました。近づくと威嚇されるようで、少し離れて行動していました。カモの世界も色々と大変なのでしょうかね。イソシギ[磯鴫](シギ科)この日は、キセキレイを見に行ったのですが、ようやく出会えた1羽には警戒されて逃げられてしまい撮ることができませんでした。代わりという訳ではありませんが、護岸をチョコチョコと歩いていたイソシギを撮ってみました。カワウ[川鵜](ウ科)川下の方から、見事なv字飛行で...川べり散策・・・

  • さっぱりした・・・

    ムクドリ[椋鳥](ムクドリ科)川沿いの道を歩いていると、一羽のムクドリが川べりに佇んでいました。立ち止まって見ると、川の中に入り水浴びを始めました。顔も川の中に突っ込んで、バシャバシャしています。何度か川の水に身体を入れて水浴びをしていましたが、表情が気持ち良さげに見えるのは気のせいでしょうか。このあと満足したのか、次に来たムクドリと入れ替るように去っていきました。2月上旬横浜市内にて風景・自然ランキングさっぱりした・・・

  • 飛び去って・・・

    コサギ[小鷺](サギ科)川沿いの道を歩いていると、1羽のコサギが飛んできました。ここでは、餌を探すコサギの姿をよく見かけます。下流に向かって餌場を変えるのですかね。この少し前に、1羽のカワウが下流に向かって飛んでいきました。カワウから逃げ惑う魚たちを狙うコサギの姿もよく見かけます。このコサギもカワウを追って飛んでいたのかもしれませんね。何もかもブレブレの写真ですが、私にしては珍しくカメラにおさめることができたので載せてみました。2月上旬横浜市内にて風景・自然ランキング飛び去って・・・

  • 畑での出会い・・・

    ツグミ[鶫](ツグミ科)ホトケノザを撮り終えて、歩き始めようとすると、畑の方から2羽のツグミが飛び出してきました。私がカメラを構える前に、1羽はフェンスを越えて畑に戻っていきました。残った1羽がフェンスの隙間から畑に戻ろうとしてジャンプした所です。フェンス越しに覗いてみると、あとから戻ったツグミはまだ近くにいて、畑の隅を見つめています。私を警戒しているのでしょうかね。先に戻った1羽は、こちらに背を向け奥の方に飛び跳ねて去っていきました。縄張り争いでもしていたのでしょうか、2羽の距離感が気になります。2月上旬大和市内にて風景・自然ランキング畑での出会い・・・

  • 花畑・・・

    ホトケノザ[仏の座](シソ科)日当たりの良い畑の脇で、ホトケノザが花を咲かせていました。道端の一画に少し群れて咲いています。ここには一足早く、春が訪れていたようです。でも、この日は薄曇りで陽射しが弱く、せっかくの花も少し寒々しく見えてしまいました。今日で2月も終わりですね。花粉症の症状が出てきました。2月上旬大和市内にて風景・自然ランキング花畑・・・

  • 食べ残し・・・

    ムクノキ[椋木](アサ科)道端のムクノキに、まだ実が残っていました。秋に熟す実は、鳥たちにも大人気です。たくさん熟した実を鳥たちは食べきれなかったのでしょうか。よく見るとまだ青い実がいくつか残っています。表面は干からび始めていて、熟すことなく終わってしまうのでしょうかね。花は小さく目立ちませんが、実の方は冬まで残って、その存在をアピールしています。暫くの間、コメント欄を閉じさせていただきます。2月上旬大和市内にて風景・自然ランキング食べ残し・・・

  • 春を感じて・・・

    フクジュソウ[福寿草](キンポウゲ科)北海道~本州、四国、九州の日のよく差し込む落葉樹林の林床などに生える多年草。根茎は肥大し、下部の葉は鞘状で上部の葉は互生し羽状に細かく裂けます。2~4月、茎先に径3~4㎝の黄色花を咲かせます。萼片は数枚で、花弁は萼片より長く20~30枚。日が当たると花が開きます。全草に強心配糖体を含み、誤食すると嘔吐し、酷いと心臓麻痺を起こし、死亡することもあります。新芽をフキノトウと見間違えて、誤食する例があるそうです。畑の脇に咲いていたフクジュソウ、春を感じられます。この道の先には、畑の持ち主の家があるので、庭先に植えられているようなものなのでしょう。近くにフキは見当たらないようでしたが、こういう場所に植えてあると誤食することもあるかもしれませんね。2月上旬横浜市内にて風景・自然...春を感じて・・・

  • 冬の空・・・

    武相境の道に近いこの丘は、子供の頃から訪れている所です。右手に見える大山に右の裾野を隠された富士山は、幼い頃から見慣れている姿なのです。この日は良く晴れていて、丹沢の山々も綺麗に見ることができました。この写真を撮っていたら、年配のご夫婦が近づいてきて「何がいるのですか」と聞かれました。私の前にはススキ野原が広がっていて、野鳥を撮っていると思ったようです。「富士山を撮っていたのです」と答えてその場を離れたのですが、しばらくしてから近くの林の中で、そのご夫婦と再会しました。カメラを三脚に据えて、上の方を見上げるように立っています。邪魔をしないように静かに後ろを通り過ぎ、ご夫婦の視線の先を見上げてみました。そこには1月も終わるというのに、柿の実がまだ残っていたのです。鳥が突いたのでしょうか、食べかけの様に見える...冬の空・・・

  • 何を狙って・・・

    シジュウカラ[四十雀](シジュウカラ科)ホオジロと出会った所には、シジュウカラの群れもいたようです。時折聞こえる鳴き声が心地よいです。枯草の中から飛び出してきたシジュウカラ、小枝にとまって何かを探しています。小枝に付いている虫でも探していたのでしょうか。何かをくわえる所でも撮ろうと思ったのですが、その瞬間は訪れませんでした。何を狙っていたかわかりませんが、この季節は餌を探すのもひと苦労でしょうね。生きていくのは大変です。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング何を狙って・・・

  • 気になる様子も・・・

    ホオジロ[頬白](ホオジロ科)ススキの生える林縁を歩いていると、枯草の中から一羽の鳥が飛び出して近くの枝にとまりました。これはホオジロですかね。身を乗り出して、こちらを気にしているようにも見えますが、やはり警戒されているのでしょうね。春になれば、心地の良い囀りを聞くことができます。今年もまた、その姿を見ることができると良いのですが、思うようにいくかはホオジロ次第ですね。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング気になる様子も・・・

  • 埋め尽くして・・・

    ワルナスビ[悪茄子](ナス科)林縁の草むらで、干からび始めたワルナスビの実と出会いました。私がこのブログを始めた頃、ここにワルナスビは一つもありませんでした。数年前にワルナスビの姿を認めてから、一気にその勢力を広げたようで、それほど広くない所ですが、一面ワルナスビに覆われてしまいました。花の咲く姿は可愛いですが、枯れても残る刺が始末に負えません。果実も有毒なので、これを食べる鳥などもいないのでしょうかね。ワルナスビ、その名の通りの姿です。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング埋め尽くして・・・

  • 多数派は・・・

    ノシラン[熨斗蘭](キジカクシ科)関東以西の本州~四国、九州の沿海地の林内などに生える多年草。葉は常緑で厚く光沢があり、先は鋭頭~先鋭頭になり縁はほぼ平滑でわずかにざらつきます。7~9月、25~75cmの花茎を伸ばし、白色~淡紫色の花を総状に多数咲かせます。種子は楕円形で、濃青色となります。ノシランの花茎は扁平で2稜があるために倒れやすく、このように地面に倒れている姿をよく見かけます。庭園などに植えられることも多く、ここのノシランも自生ではなく、それが逸出したものだと思われます。この場所は、キチジョウソウが自生している所です。赤い実の生る様子を見に行ったら、大きなノシランの株があったのです。ひとつの花茎だけで、これだけ多くの種子を付けるノシラン、キチジョウソウとの違いがはっきりと分かります。ここでもその勢...多数派は・・・

  • 枯れ残り・・・

    トキリマメ[吐切豆](マメ科)林縁の草藪で、トキリマメを見つけました。葉はすっかり枯れ落ちて、赤い果皮も色褪せてカラカラに乾いています。でも、小さな黒い種子はまだ艶々していました。冬でも残っているトキリマメは、小さ過ぎて鳥たちの餌にはならないのでしょうか。それとも地面に落ちたあと、啄まれる運命なのでしょうか。今年は久しぶりに、花の咲く姿も撮ってみたいです。今日は、昼頃から降り始めた雪が、今も降り続き積もっています。先ほどまで雷もなっていました。ニュースで横浜では4㎝の積雪と言っていましたが、我が家の辺りはその倍くらいは積もっています。雪国の方々からすれば、積もっているうちにはいらないでしょうが、こちらでは大変な騒ぎです。明日の朝、電車が動いているか心配です。早く寝て、早起きをしないといけません。1月下旬横...枯れ残り・・・

  • 警戒中か・・・

    モズ[百舌](モズ科)梅林を歩いていると、私の少し前方の地面から一羽の鳥が旅立って、少し離れたウメの枝にとまりました。これはモズですね。地面に降りて餌を探していたのでしょうかね。身体は向こうを向いていますが、顔だけこちらに向けています。警戒しているのでしょうか。もう一歩近づきたくても、その距離を縮めることができません。野鳥と仲良くなりたくても、向こうはそう思っていないのでしょうね。残念です。今日は立春、暦の上では春ですが、今日は寒い一日です。明日から明後日にかけて、この辺りでも雪が積もる予報です。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング警戒中か・・・

  • 潜って、浮いて・・・

    カイツブリ[鳰](カイツブリ科)先日、マガモの雌が一羽だけいた池で、この日はカイツブリと出会うことができました。良く晴れていて、水面が輝いて見えます。これはカイツブリが、水中へ潜ろうとしている所です。逆光でよくわかりませんね。浮いてくるのを待って撮った一枚です。波紋の中央から浮かび上がってきたところです。私の目では、カイツブリだとしっかりと確認できましたが、これまた逆光でよくわからない写真となってしまいました。潜水して、何か獲物を捕らえられたのでしょうかね。お腹を満たすほどの生き物たちがいるのか気になります。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング潜って、浮いて・・・

  • 凍てついて・・・

    キンクロハジロ[金黒羽白](カモ科)人のいない池の畔に近づくと、奥からキンクロハジロの群れが向かってきました。この日は寒く、私とキンクロハジロの間の水面は凍っています。私の方には近づくことができません。横を見ると、いつの間にかキンクロハジロの向かう正面に人が立っていました。私ではなく、餌を求めて彼らはその方に向かっていたのです。この集団が横切った後、後ろの方のキンクロハジロたちは飛び立って、我先にと私の左方にいる人を目指します。着水する姿を撮りたかったのですが、うまく撮ることができませんでした。結局、キンクロハジロたちの思いは空振りでした。その方もただ写真を撮っていただけなのでした。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング凍てついて・・・

  • すすき野・・・

    ススキ[薄](イネ科)去年の秋にコバネイナゴと出会ったススキ野原も、今はこんな姿になっていました。ススキの穂が、冬の柔らかな日差しに照らされて輝いて見えます。この場所は、春になるとミツバツチグリやタチツボスミレの花が咲き乱れているような草はらでした。1年を通して開けていた所だったのですが、ここ数年でススキ野原となってしまいました。この様なススキ野原は、今では貴重な場所だと思いますが、草の上で横になったり、思い思いの場所に座ったりして時を過ごす場所も貴重でした。もうあの頃の姿には戻らないのでしょうかね。1月下旬横浜市内にて風景・自然ランキングすすき野・・・

  • 白い実・・・

    マンリョウ[万両](サクラソウ科)林縁から少し入った所に生えていたマンリョウ、たくさんの白い実を付けていました。この日、3株ほど白い実を付けたマンリョウと出会いましたが、久しぶりに撮ることができました。結婚して家を買ったとき、今は亡き父が自分で育てた赤い実のマンリョウと白い実のマンリョウを一株ずつくれました。数年で白い実のマンリョウを枯らしてしまい、その後しばらくして赤い実の方も枯らしてしまいました。でも、実生のマンリョウが今でも一株あり、毎年赤い実を付けてくれています。恐らく、枯らしてしまったマンリョウの実から生えてきたものだと思います。白い実のマンリョウ、機会があれば実を採ってきて植えたみたいと思います。今日で1月も終わりですね。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング白い実・・・

  • 赤い実・・・

    マンリョウ[万両](サクラソウ科)林縁で赤い実をたくさんつけたマンリョウと出会いました。この辺りの林では、見かける機会が多いです。先日、近所のおうちの庭に生えているマンリョウの実を食べに来ていたヒヨドリと出会いました。ヒヨドリには好まれているようで、庭に植えられていると赤い実も食べ尽くされてしまうのではないでしょうか。林に生えるマンリョウ、数が多くて鳥たちも食べきれないのかもしれません。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング赤い実・・・

  • 冬枯れの・・・

    ヘクソカズラ[屁糞葛](アカネ科)枯れたススキにヘクソカズラが絡みついていました。たくさんの実を付けて絡みついています。表面には艶も無く、このまま枯れ落ちてしまうのでしょうか。食べるものの少ないこの季節に貴重な実にも思えますが、鳥たちには好まれないのでしょうかね。雪があまり降らないこの辺りでの冬の光景です。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング冬枯れの・・・

  • 紅葉か・・・

    シオデ[牛尾菜](サルトリイバラ科)林縁の茂みで、紫色をした葉を見つけました。あまり見たことのない色をしています。近づいていくと、それはシオデの葉のようでした。アカシソの様な色ですね。シオデの葉が、このような色になることを知りませんでした。まだまだ知らないことが多いです。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング紅葉か・・・

  • 出会った証拠に・・・

    アカゲラ[赤啄木鳥](キツツキ科)子供の頃から歩き慣れた林で、冬枯れの木々を見上げながら歩いていると一羽の鳥が木の枝にいました。これはアカゲラのようです。実に10年ぶりの出会いでした。この林は、クヌギやコナラが多く生えています。よく見ると冬枯れというよりは、ナラ枯れと言った方が良いかもしれません。この辺りの林でも被害が大きいようです。アカゲラは、そんな木々を巡って餌を探しているようです。ほぼドラミングの音も聞こえませんでした。幹の向こう側に隠れてしまったアカゲラが、こちら側に回ってきたところです。何とかアカゲラとわかるでしょうか。貴重なアカゲラとの出会いでした。私の持っているレンズは、野鳥を撮るのに適さないようです。加工のし過ぎで粗い画像になっています。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング出会った証拠に・・・

  • 毒々しいのか・・・

    マムシグサ[蝮草](サトイモ科)林縁の道を歩いていると、地面の上に赤い実がありました。近づいて見ると、それはマムシグサの実でした。枯れた茎が重さに耐えきれなくなって倒れたようです。ちょうどヤツデの葉の間にあって、ヤツデの実の様にも見えています。赤と黒に色合いが毒々しいですね。以前にも載せましたが、マムシグサの仲間はシュウ酸カルシウムを多く含み、間違えて食すると唇や口内の腫れや痺れが現れ、酷いと腎臓にシュウ酸カルシウムが沈着して腎障害をおこすこともあります。シュウ酸カルシウムの針状結晶が組織に突き刺さり、組織に物理的な損傷をおこすのです。この色合いは、自ら毒であると周囲にアピールしているんですかね。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング毒々しいのか・・・

  • 夢中になって・・・

    アオジ[青鵐](ホオジロ科)公園の中を歩いていると数羽のアオジが園路の上に姿を見せていました。アスファルトの隙間に嘴を入れて何かを食べているようです。茂みの中に姿を隠すことが多いですが、よほど美味しいものがあるのでしょうかね。私が近づいても隠れようとはしませんでした。昨年も茂みから飛び出してきたアオジが、私のすぐ足元で餌を啄んでいました。人馴れしている個体もいるんでしょうか。すぐ近くの茂みの中からもアオジの声が聞こえていました。全部で何羽いたのか気になります。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング夢中になって・・・

  • 単独で・・・

    マガモ[真鴨](カモ科)キンクロハジロとカルガモの小群がいた池に、一羽だけでいるカモがいました。この左手にある池の隅には、カルガモが数羽ほどいましたが、明らかに姿が違います。これはマガモの雌でしょうか。この時、カルガモとキンクロハジロ以外のカモは見当たりませんでした。このマガモは、仲間たちとはぐれてしまったんですかね。体の具合が悪いのか心配になります。この池は、冬になると凍結することもあります。この日は寒く感じましたが、凍結していなかったのでそれほど気温は低くなかったのかもしれません。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング単独で・・・

  • その名の季節に・・・

    フユイチゴ[冬苺](バラ科)千葉県以西の本州~四国、九州の林内や林緑に生えるつる性の常緑小低木。葉は互生し、長い柄があり心形。縁は浅く5裂し、鋸歯があります。裏面には毛が密につきます。9~10月、白色の5弁花が5~10個集まって咲きます。果実は集合果で、赤く熟し食せます。道端の茂みで、この冬もフユイチゴの実と出会うことができました。小さな実ですが、今回は2つほど味見してみました。去年も花を観察する機会がありませんでした。今年こそ久しぶりに花の咲く様子を観察してみたいですね。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキングその名の季節に・・・

  • 冬枯れの・・・

    コウヤボウキ[高野箒](キク科)11月に花が咲いていたコウヤボウキも、今はこんな姿をしています。真っ白ではなく、ややくすんだ綿毛が今を盛りとたくさん姿を見せていました。枯れた葉は縮れていますが、まだ枝に付いています。綿毛の旅立ちを見送った後に落ちるのでしょうかね。そこまで観察したことがありません。梅の花など咲き始めていても、季節は冬真っただ中ですね。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング冬枯れの・・・

  • 赤白咲いて・・・

    公園の梅林で、梅の花が咲いていました。この日は風も強く、寒い日でしたが、梅の花を見ると春を感じますね。品種名の名札があったはずですが、朽ち果てたのか見当たりません。植えた時の記録が残っているのでしょうか。梅林の管理を続けることも大変でしょうね。どちらの花も八重咲に見えますが、梅の花、ということで載せてみました。1月中旬横浜市内にて風景・自然ランキング赤白咲いて・・・

  • 雲海・・・

    昨年の大晦日に箱根スカイラインの料金所近くから見た光景です。良く晴れていましたが、富士山山頂は雲に隠れ、手前の御殿場市内は雲海に包まれています。左手奥には遠く駿河湾も望めました。私は冬タイヤを持っていないので、この季節は山には近づきません。でも、この暖冬のおかげで綺麗な景色を見ることができました。12月下旬御殿場市内にて風景・自然ランキング雲海・・・

  • 花が寂しく・・・

    ホトケノザ[仏の座](シソ科)道端の草むらで、ホトケノザが花を咲かせていました。ぽつんと一株だけ花が咲いていて、群れて咲く印象のあるホトケノザにしては寂しく思えました。年中咲いているようにも思いますが、春先になるとこの花を探してしまいます。その季節が待ち遠しいですが、この暖冬で花がいつも通りに咲くか心配です。12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング花が寂しく・・・

  • においにつられて・・・

    ハマヒサカキ[浜柃](ツバキ科)公園の中を歩いていると、微かに独特なにおいが漂っていることに気付きました。辺りを見回すとハマヒサカキが植えられていました。たくさんの実を付けているものもあります。まだ黒く熟していないものも多く、意外とカラフルな実だと思いました。でも、においの元となる花の姿は少なく、咲き終わっているものがほとんどでした。花の咲く姿は可愛いですが、このにおいが独特で忘れられないものとなりました。ハマヒサカキの花12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキングにおいにつられて・・・

  • 祭りも終わって・・・

    ゲンノショウコ[現の証拠](フウロソウ科)10月に花が咲いていたゲンノショウコ、年末にはこんな姿になっていました。種子を弾き飛ばした後の姿です。御神輿の屋根につく飾りに似ていることから、神輿草とも呼ばれていることは良く知られています。年も明け季節は冬本番。神輿草も自然に還ってしまったでしょう。来年も元気に花の咲く姿を見てみたいですね。12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング祭りも終わって・・・

  • 冬と春・・・

    ヒメガマ[姫蒲](ガマ科)以前から観察している池の端に生えているヒメガマ、果穂から溢れるように綿毛を付けた種子が出ています。時折吹く風に綿毛が飛んでいきますが、名残惜しいのかなかなか離れようとしないものが多く、旅立つ瞬間を見ることができませんでした。スイセン[水仙](ヒガンバナ科)池のすぐ脇の道端には、スイセンの花が咲いていました。この日は暖かだったので、花を訪れるハナアブの姿も見ることができました。ブレブレですが、その姿がわかるでしょうか。12月には咲き始めているスイセンの花ですが、この花も春を感じてしまいます。12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング冬と春・・・

  • 暖かな日々・・・

    ヤマボウシ[山法師](ミズキ科)昨年末、道端に植えられていたヤマボウシの花が開いていました。葉はまだ落ちていませんが、白い総苞片と共に傷みが目立ちます。異常な暖かさが続いていたので、咲く季節を間違えたようです。花を咲かせるには、相当な労力がいるのでしょうが、このヤマボウシが疲れてしまわないか心配です。夕方から降り始めた雨は、ミゾレ混じりになっています。大学入学共通テストのある日は、雪の降ることが多いように思いますが、受験生たちの検討を祈ります。12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング暖かな日々・・・

  • 甘い香りも・・・

    ソシンロウバイ[素心蝋梅](ロウバイ科)昨年末に咲いていたソシンロウバイ、この花を見ると春を感じます。でもまだ季節は冬、この日は良く晴れて暖かでした。このロウバイは去年の1月にも見た花です。すぐ横にはすっかりと葉を落としたサンシュユがあり、赤い実をまだたくさんつけていました。今日は曇り空で風も強く、この季節らしい寒さを感じました。この冬は暖冬気味だそうで、このあとも暖かな日が訪れるようです。12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング甘い香りも・・・

  • 食事中・・・

    メジロ[目白](メジロ科)林縁を歩いていると、メジロたちの賑やかな声が聞こえてきました。大きなカラスザンショウに、集団で訪れていたようです。各々が枝ではなく、果柄にとまってカラスザンショウの実を食べています。何羽いたか数えることはできませんでしたが、囀る声から想像すると10羽近くいたと思います。みんなで仲良く食事中かと思いましたが、近くに来た別の個体を追い払う様子も見ることができました。集団の中でのメジロたちの関係性を聞いてみたくなりますね。この林には、カラスザンショウが結構ありますが、それぞれにたくさんの実があると思います。それを啄む鳥たちの賑やかな声も、もう聞こえなくなってしまいましたね。12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング食事中・・・

  • 2024年・・・

    2024年となりました。新たな年に願いを込めて富士山の写真です。海外で暮らす娘が一時帰国し、北関東で独り暮らしを始めた娘も帰ってきて、久しぶりに家族そろって過ごすことができました。松の内には初投稿をと思っておりましたが、今日になってしまいました。本年もよろしくお願い致します。12月下旬三島スカイウォークにて風景・自然ランキング2024年・・・

  • 一足遅く・・・

    カワセミ[翡翠](カワセミ科)池の畔を歩き始めようとしたら、カワセミの鳴き声が聞こえました。声のする方を見ても、その姿はわかりません。先に歩いていたご夫婦が、二人そろって池に張り出した木の枝を見上げています。私もそこに近づいて見上げると、木の枝にカワセミがとまっていました。お二人に話を聞くと、池に飛び込んで餌を咥えたこのカワセミが、ここで獲物となった魚を食べていたそうです。心なしか羽根が乱れているのは、そのためでしょうか。貴重な瞬間を逃してしまったようです。獲物を捕らえて食べている姿をいつかこの目で見たみたいです。12月下旬横浜市内にて風景・自然ランキング一足遅く・・・

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