いくら考えても堂々巡りだったり、行き詰まったり、五里霧中で迷子になったり、不安を手離せなくなったら、、なるようにしかならないって、自然に任せるしかない。そうい…
いくら考えても堂々巡りだったり、行き詰まったり、五里霧中で迷子になったり、不安を手離せなくなったら、、なるようにしかならないって、自然に任せるしかない。そうい…
「あの素晴らしい愛をもう一度」って歌がある。 >同じ花を見て美しいと思った のに、>赤とんぼの唄をうたった空も変わらない のに、その心と心が今通わない。 その…
春らしい優しい光のなかにいると、どんなものも、どんなふうにして在っていいのだと、伸びやかな気分になる。 いつも散歩をして巡る池にいるカルガモ(多分)も、冬には…
いつの間にか、春が追い越して行ったと思ったら、足踏みをして、季節は行きつ戻りつ。 そんななかでも、花は咲き、若葉が芽吹き、世は春の彩りに満ちている。 桜の花に…
今年は、赤椿に沢山花がついたが、そのなかで、白や、白に赤の筋が入った花が混じっていた。 2年前も、赤椿に白椿が咲いたが、一輪のみだった。 紅は白を知って、自…
冷たい雨が、いつもより満開で、いつもより紅がさした庭の隅にある梅の花を散らした後の、今日の晴れの日。 梅が散りゆき、季節は本格的に春に向かい、桜だよりを待ち迎…
もうすぐ、夫が亡くなって14年目を迎える。 いつも3月になると、どこか気分が不安定気味になったりするのだけれど、今年は、どこぞから、ふくろう(みみずく?)が迷…
先週、弟の両股関節の手術が無事終わった。麻酔が効いて醒める時間を入れて5時間の長丁場と言われたが、正味3時間の手術時間だったようだ。 術後に担当医からの説明が…
今年は、紅白椿の花芽がたくさんついた。寒空の下、薄い花弁を精一杯開かせる。 愛するって、自分なりにやさしく包み込むことなんだろうな。 そこからどんな花が咲く。…
八ヶ岳ブルーというのがあるらしい。冬空に観るその色は、果てしなく広がる宇宙とつながっている青だと。 昨秋、思い立って清里に行ったときに、山々と空との距離を近く…
今日の午前中、母の部屋に訪問し、叔父が亡くなったことを告げた。 少し驚いたようだが、思ったよりも、冷静に受けとめてくれて、ほっとする。 そして、今まで話したこ…
昨晩遅く、同じ市内にいる従妹より電話が入る。この時間帯の電話に、もしやと思ったら、叔父の訃報だった。 叔父は、飯塚で開業医をしていたのだが、2,3年前から老人…
気が合うとよく聞くけど、気というくらいだから、その場の気がお互いにとって、心地いいのだろうと思う。 そう思ったのは、ここのところ、トランスジェンダーの彼女たち…
昨日、宵の明星、金星が、最大光度だったらしい。昨日は気づかなかったけど、今日、夜、ゴミを出すために外に出て(福岡市のごみ収集は夜なので)、朧(おぼろ)な空にも…
この世は無常、変わらぬものはない。 なのに、過去にこだわり、そして未来の不安を思いつつ、現在を生きている。でも、それは、過去と未来に挟まれたものとしての現在に…
今日は寒さも緩み、このところ、さすがの寒さに、歩いている人もいなかったり、いても1人か2人程度だった公園も、談笑をする人の声が響いたり、ウォーキングや走る人も…
自分らしい生き方ってよく言うけど、自分らしい、と言った時点で、もう、それは自分じゃないと言っているようもの。 らしさなんてなく、それは、何かから装われるように…
寒波襲来の報に、今朝、開ける雨戸の先の光景に雪景色を想像したが、風は思いっきり冷たいものの、庭木に少しだけ雪がかぶった程度。 1月に降った雪の方が、まだ積もっ…
夫が亡くなって13年経っても、寒さが極まるこの頃になると、この時期、夫にとっては、身も心も凍えるほどにどんなにか苦しく辛かっただろうと、それを思うほどに、それ…
愛されないとて、それは自分が愛を拒んでいるから。 天使よ、そして、たとえ、わたしがおんみを求愛(もとめ)たとて!おんみは来はしない。なぜならわたしの声は、呼び…
有料老人ホームに入っている母のところに、週1で面会に行っている。本来ならば、部屋にまで行けるところを、感染症が心配だということで、現在は、年末から1階のロビー…
昨日、人を介して、職場で一緒だった方の訃報を知った。その方は医師で、私がさる大学の医学部のある科(医局)に大学職員として入職した時に、同じ年に入局した方だった…
先週の金曜日から、グリーフケアや仕事関係で上京しており、宿泊先の近くにある教会で、日曜日に行われているミサに出席した。 定刻より遅れたにも関わらず、聖堂への扉…
「あなた」を通して、「あなた」がさらに広がりをもって、他の誰かあなたを、そしてすべてを愛おしいと思うことができたら、その「あなた」はきっと、根源にある本来のわ…
あなたが静かに微笑んでいるとき、わたしも静かに微笑んでいる あなたが悲しみに涙するとき、わたしも悲しみに涙している そういうとき、あなたを通してわたしは何か大…
先週の凍てつく寒気も、このまま続くかと思えば、今日は霞がかかったせいか、寒さも幾分緩んで、日中はまるで早春のようなうららかさを感じた。頬に当たる冷たい風もどこ…
散策時に巡る水に映る池の影は、この厳寒な冬にあって、思いの外、華やいでいて、春が遠くないことを告げ知らせてくれているような温かさを感じさせる。 まるで、この世…
愛に始まり愛に終わり、そして新しい年も愛で始まる すべてに感謝しながら
薄暮の頃、歩いて10分強くらいのところにある公園にでかけ、いつものように池をめぐる 沈んだばかりの夕陽が雲に映り、水色の空を背景に、白い雲が薔薇色に染まる 幸…
わたしは、これまで、沢山の愛をもらっていたことに、いろいろなものを与えてもらっていたことに、今気づいた なぜ、これまで気づかなかったのだろうか わたしは、どれ…
夫を亡くしてから休学していた大学院に復帰した当時、グリーフを哲学で語ろうとして、レジリエンスに注目して書いたのだが、どうしても浅いことしか書けず、空回りしてい…
自分が深くなればなるほど、見え方も考え方も変わる だから、気持ちはうつろふ 無常とは、時間の流れによって変化するということもあるだろうけど 自分が根源に近づけ…
臨在(りんざい)とは、キリスト教で、神は不可視であるが常にその場に存在する、という意味(Weblio辞書)らしい 昨日の福岡は、曇天で雨が降ったと思ったら、日…
父方の祖父母の家は、私が生まれる頃には、福岡の香椎というところにあって(少し歩くと、松本清張の『点と線』で有名な香椎浜がある)、二階の小窓から見える海の風景が…
ふと今朝思い返した光景 10月某日、上京して都内から用事で横浜に行くのに、水道橋から三田線と相互乗り換えしている相鉄新横浜線に乗って、武蔵小杉駅で東横線を待っ…
先週11月30日(土)に、LGBTQの方々のための団体を立ち上げた方から招待されて、門司赤煉瓦プレイスで開かれた交流会に出かけた。 門司駅で降りるとさんざんっ…
前から12月の紅葉シーズンに友人と行く予定にしていた京都旅行 予定変更なのか、変更いう名の、偶然を装った必然なのか 京都迎賓館と貴船と永観堂以外は、当初の計画…
どちらが夢で、どちらが現か 合わせ鏡の水面をのぞきこむと、底知れぬ奥行きを感じて、もしかしたら、そちらのほうが現かと、つい吸い込まれそうになる …
現実的な大人のわたしとロマンチックな妄想気味の女子のわたし 昼の思考と夜の思考 揺れて動いて どちらが本当か、どちらとも本当でどちらとも本当でない 自分のなか…
どうせなら確信をもって生きた方がいいに決まってる 愛を信じなくてどうする! 信じなさい、あなたが感じたことを
その問いかけをくれたその人は、心に思う大切な人 夫は、自らの存在を賭けて、生とは何か?死とは何か?自分とは?人間とは?という根源的な問いかけをし続ける その問…
先日、横浜で、クライアントの方とランチをしながらお話をした その方は、ある物理の研究をされている方で、亡くなられた奥様の一言が、その道に進むきっかけになったと…
青とピンクが溶け合っている、そのピンクならピンクが、どのようにしたら取り出せるの?とある人が問いかけた。 それは、青とピンクが溶け合ったら、もう混ざり合って、…
わたしが幸せになることを、私を遺して逝ったあの人は一番願っている そして、わたしが幸せになることを、私を創ってくれた諸々のもの、そして大いなるものが一番願って…
愛は、すべてのわだかまりや隔たりを溶かすもの だから愛があれば、すべてが一つになる 愛に溶け込みたい思いが私にはあるけど、愛はいつもそこにあるだから溶け込もう…
Z世代ギリギリでというあなたが、聖母のような清らかな面差しをするときがあることを私は知っている。 ランチをしながら、お気に入りの哲学の言葉を教えてくれて、そこ…
自分が何色かカラーを決める。それもいいけど、本来、自分とは何色でもあって何色でもない だから、どんな色にでもしていいし、思いつくままに、いろんな色を塗りたくっ…
家から10分くらい歩いたところに、池のある公園があり、時折、池の周りをぐるりと散歩する。 今日の夕暮れどきは、歩く人も、遠くに一人くらい。穏やかな満ち足り…
先日、友人と面白いカフェショップに入った。なぜ面白いかというと、ドリンク一つ一つに、疲労困憊とかくつろぎカモミールとか、コンセプトがあったからなのだけど、私は…
日本語には、「自(おの)ずと」という言葉がある。自力でも他力でもなく、自力でも他力でもある。 理由もなく襲われる気分や感情もまた、「自(おの)ずと」の事柄。た…
今日は、朝から雲ひとつない快晴。こんな日は、外に出よう!用事ついでに(かなり)足を伸ばして、かねてより、ゆっくりお参りしたかった鳥飼八幡宮へ。 昨年末、人形供…
人間は、天と地につながれている だから 安心して生きていいんだよ 何が起ころうとも
星を観ると、暗かった顔をしている誰もが、見違えるほどに幸せそうな顔をすると、星空ガイドをしている友人が言う。 高原の澄んだ空気の下、満天の星空を見上げると、そ…
友の誘いで、23〜25日に八ヶ岳の麓にある清里に行ってきました。星を観に行きたかったのと、八ヶ岳の自然を肌で感じたくて。 いい機会なので、松本近辺に住んでいる…
人間なのだから、どんな感情もあって当然で、だからこそ、人間として生きている。 自分にとっては醜いと思える感情ですら、それは人間として生きている証。 達観すると…
今日、ランチをご一緒した方といろいろとお話していたら、「自分って愛なんですよ」という言葉を、その方からいただいた。 そう、天と地と人をつなぐものは愛、人と人を…
唯一人(ゆいいつにん)として普遍(全)とつながっている、本来はどんな存在もつながっている、だから、すべてが尊い どんなに醜い自分さえ、いや、そういう自分だから…
夫が亡くなったとき、自分が本当に一人になったという感覚があった。それくらい、夫は私にとって、心の拠り所になっていたのだと思う。 そのときに、自分のそういう心情…
今日、ランチをご一緒した方といろいろとお話していたら、「自分って愛なんですよ」という言葉を、その方からいただいた。 そう、天と地と人をつなぐものは愛、人と人を…
先日、院ゼミ教授の喜寿記念講演に上京した折、足を伸ばして、北鎌倉まで行った。 日曜日、鎌倉まで足を伸ばすと人も多いだろうし、またこの炎天下、熱中症になりやすい…
「自(おの)ずから由りて自(おの)ずから在り」 自由自在ってこういうことかな、とふと感じた。そういう 出来事があって、それから自由自在って言葉浮か…
あのね、世の中にイケナイ愛なんてない!イケナイ愛なんてそんなのない! 愛は、それがどんなもんであろうと尊い、、、だって愛することを選択したんだから それがどん…
先週、風邪を引いてよくなりかけたと思って、かねてから気になっていた胃の検査をしに病院に行ったら、思いの外の高熱で、別室に移され、検査をしたら、コロナ陽性の判定…
今朝、洗面台に立ったら、ふと、亡き父が洗面台に立っていた様子を思い出した。 洗面台は使用したら、その都度、備え付けのスポンジで綺麗に拭いて、そのスポンジも、母…
読者交流会、開催しました!哲学やグリーフケアのクライアント様で、私の大好きなお二人がいらしてくださいました。 お二人とも理系の方なので、技術や物理、そし…
再度、皆様にお知らせです。 3月に出版した本を読んでくださった方々と、読後の感想や質問など、お食事しながらお話できる交流会を開催する予定です。 大切な人…
3月に出版した本をお読みくださった方々と、読後の感想や質問など、お食事しながらお話できる交流会を開催する予定です。 …
皐月の風が、陽光射す若葉を煌めかせながら吹き抜ける。この時期の風は、1年のうちでとりわけ心地よくさわやかで、ふわっと包み込むやさしさを感じる。 プネウマは哲学…
先日、この度、Kindle版(Unlimitedは無料なのですが)で、5日間無料キャンペーンをすることになりました。 3月30日(土)17時 〜 4月4日…
本を出版して、恩師にお知らせしたら、すぐに読んでくださって、その読後感を送ってくださいました。 あなたの個人的な体験とその融解が、哲学者の言葉をもって更なる解…
先日、出版した本の紹介をさせていただきました。 皆様には、お気に留めていただき、感謝いたします。この度、Kindle版(Unlimitedは無料なのですが)で…
このたび、自分の体験と哲学を通して、グリーフケアについて書いた本を出版しました。 喪失というのは、人間にとって、実は根源的な出来事であり、大切な人を亡くし悲し…
先日、父の7回忌の法要をすませました。お寺に親戚が集まり、法要を営み、その後会食をしながら、故人を偲ぶのみならず、こうして普段は会えない大切な人たちと集うこと…
今年で、夫が亡くなって13年目を迎えます。 その折ごとに、自分にふとかけられる言葉。そして、出会い。 私が夫を亡くして、まがりなりにも、こうして13年の年月を…
各地でこの冬一番の積雪の報がありますが、こちらでは、終始雨の日々。 部屋では、暖房が効いているけど、どこか鬱々とした空気のなか、このブログを書いています。 3…
ご無沙汰しているうちに、福岡に住んで丸3年になりました。 仕事を辞めて、実家に帰って、今までやったことのない新しいことに挑戦することで、ワクワクを見出す日々を…
あの瞬間、あの人は、今を生きた それだけは言える、あの人は、今を全力で生きたのだと 今なら言える、あなたに言える あなたは永遠の今を生きることを選んだのだと …
あの瞬間、あの人は、今を生きた それだけは言える、あの人は、今を生きたのだと 今なら言える、あなたに言える あなたは永遠の今を生きることを選んだのだと …
「ほーほけきょ」の最後のほうが、まだほどいてしまいそうな鶯の啼き声が、庭のかたすみから聴こえてきました。ご近所からの鶯便りに、そろそろ家もどうかな、と思ってい…
甦る思いに、ふと涙がこぼれる、、、ふとこぼれる涙に、愛の深さを知る。 自分はこんなにも、人を愛することができたんだと。そして、愛することができるんだと。 …
忙しくなって、今年のスケジュール帳は、B5版の大きいものに。そういえば、あの人も、毎年この大きさのスケジュール帳を買っては、いろんなことを書き込んでいた。 ふ…
愛せるよ、誰もが寂しさを抱えて生きていることが分かれば 愛している人たちがいる、愛おしいと思えることが幸せ 切ないときもあるけれど、それでもなお
こんにちは、本当にご無沙汰しておりました。 まさしく厳寒を迎えようとするこの頃、本来なら、地面に落ちた山茶花の花びらや落ち葉を拾い集めなければならないところ、…
昨夜、市内の神社仏閣での屋外アートとライトアップの催事に行ってきました。 日中は来る人を浄め癒す神社仏閣も、夜は門を閉ざし、また閉ざさないまでも、立ち入るのを…
気がついてみたら、空の青さにも秋の清しさがあって、暑いけれども、もう季節は変わっているのだなと感じます。 圧迫骨折でコルセットと車椅子生活だった母も、「しょう…
ホームに入居している母が、圧迫骨折を起こしてしまった。慢性的に腰痛はあり、背骨の第何骨目かは覚えていないが、ボルトがはいっている。だが、いつもと違うその訴えに…
実家に落ち着いたと思ったら、次から次へと、心が泡立つようなことがいろいろと起きますが、習い始めた三味線の練習が、意外に心の落ち着きを得させてくれています。 夫…
間違えて、ブログを削除してしまったので、再投稿しています、、、 実家に帰ったら、お勤めも辞めたわけだから、時間は結構空くのかと思いきや、毎日何やかにややること…
実家に帰ったら、お勤めも辞めたわけだから、時間は結構空くのかと思いきや、毎日何やかにややることがあり、また、管理するものが多くなり、必然的にルーティンも増えて…
以前、亡くなった夫のもとに駆けつけたときに、きれいに響く鶯の声を聞いた話をしました。 『「現」という開け』私の住んでいる横浜市は海のイメージがあるでしょうけ…
先週、夫が亡くなってから10年目を迎えた。昨年末から、母のホーム入居、引っ越し、実家の断捨離、プチリフォームと息つく間もなくやってきて、まだまだやることはいろ…
帰ろう 母のことで、実家を飛行機で月2のペースで往復して、なおかつ、自分の用事もすませなくてはならなくて。心から休める間もなかったのだけど、そして、しばらくは…
ご無沙汰しております。忘れずにお訪ねくださって、ありがとうございます。 お久しぶりです。ブログを書かなかった間、色々なことがありました。まず、左眼が網膜剥離を…
6年前からグリーフケアのボランティアに携わっていますが、春から少し活動の幅が増えてきました。今週も、いろいろとありました。 ただ、ボランティアに行きながら、私…
夫が逝ってしまってから10年近くになるが、夫への感情が変わったかと言えば、変わったとか変わらないとかいう言い方では表現することはできない。感情は量的なもので言…
実は、現在、10年間続けてきた専門学校の日本語講師を辞して、バーンアウトの状態です。 おととしがピークで、昨年度は、何だか無理やりやっていた感があった。そもそ…
夫が亡くなって2年目で引っ越しをしたときのこと。いろいろとあって、一人で住むのに十分な広さのところに引っ越すので、夫のものをほとんど処分しなければならなかった…
自分の想像を絶する出来事。それに対して、理性なんて果たして働くだろうか。ただ、受け入れられない事実を、うつりゆく日々のなかで、なんらかのかたちで、少しずつ受け…
何も語らずとも、ゆったりとともに時間を過ごす。夫とそういう時を過ごすとき、本当にしみじみと、一緒になってよかったなと思った。けれども、大体は忙しさに紛れ、限ら…
夫が亡くなって梅雨を迎えた頃、紫陽花の鉢花を買って、玄関わきに置いた。 表向きは気丈に振舞いながらも、涙色に明け暮れたあの日々。 ひとつひとつの花弁が集まって…
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いくら考えても堂々巡りだったり、行き詰まったり、五里霧中で迷子になったり、不安を手離せなくなったら、、なるようにしかならないって、自然に任せるしかない。そうい…
「あの素晴らしい愛をもう一度」って歌がある。 >同じ花を見て美しいと思った のに、>赤とんぼの唄をうたった空も変わらない のに、その心と心が今通わない。 その…
春らしい優しい光のなかにいると、どんなものも、どんなふうにして在っていいのだと、伸びやかな気分になる。 いつも散歩をして巡る池にいるカルガモ(多分)も、冬には…
いつの間にか、春が追い越して行ったと思ったら、足踏みをして、季節は行きつ戻りつ。 そんななかでも、花は咲き、若葉が芽吹き、世は春の彩りに満ちている。 桜の花に…
今年は、赤椿に沢山花がついたが、そのなかで、白や、白に赤の筋が入った花が混じっていた。 2年前も、赤椿に白椿が咲いたが、一輪のみだった。 紅は白を知って、自…
冷たい雨が、いつもより満開で、いつもより紅がさした庭の隅にある梅の花を散らした後の、今日の晴れの日。 梅が散りゆき、季節は本格的に春に向かい、桜だよりを待ち迎…
もうすぐ、夫が亡くなって14年目を迎える。 いつも3月になると、どこか気分が不安定気味になったりするのだけれど、今年は、どこぞから、ふくろう(みみずく?)が迷…
先週、弟の両股関節の手術が無事終わった。麻酔が効いて醒める時間を入れて5時間の長丁場と言われたが、正味3時間の手術時間だったようだ。 術後に担当医からの説明が…
今年は、紅白椿の花芽がたくさんついた。寒空の下、薄い花弁を精一杯開かせる。 愛するって、自分なりにやさしく包み込むことなんだろうな。 そこからどんな花が咲く。…
八ヶ岳ブルーというのがあるらしい。冬空に観るその色は、果てしなく広がる宇宙とつながっている青だと。 昨秋、思い立って清里に行ったときに、山々と空との距離を近く…
今日の午前中、母の部屋に訪問し、叔父が亡くなったことを告げた。 少し驚いたようだが、思ったよりも、冷静に受けとめてくれて、ほっとする。 そして、今まで話したこ…
昨晩遅く、同じ市内にいる従妹より電話が入る。この時間帯の電話に、もしやと思ったら、叔父の訃報だった。 叔父は、飯塚で開業医をしていたのだが、2,3年前から老人…
気が合うとよく聞くけど、気というくらいだから、その場の気がお互いにとって、心地いいのだろうと思う。 そう思ったのは、ここのところ、トランスジェンダーの彼女たち…
昨日、宵の明星、金星が、最大光度だったらしい。昨日は気づかなかったけど、今日、夜、ゴミを出すために外に出て(福岡市のごみ収集は夜なので)、朧(おぼろ)な空にも…
この世は無常、変わらぬものはない。 なのに、過去にこだわり、そして未来の不安を思いつつ、現在を生きている。でも、それは、過去と未来に挟まれたものとしての現在に…
今日は寒さも緩み、このところ、さすがの寒さに、歩いている人もいなかったり、いても1人か2人程度だった公園も、談笑をする人の声が響いたり、ウォーキングや走る人も…
自分らしい生き方ってよく言うけど、自分らしい、と言った時点で、もう、それは自分じゃないと言っているようもの。 らしさなんてなく、それは、何かから装われるように…
寒波襲来の報に、今朝、開ける雨戸の先の光景に雪景色を想像したが、風は思いっきり冷たいものの、庭木に少しだけ雪がかぶった程度。 1月に降った雪の方が、まだ積もっ…
夫が亡くなって13年経っても、寒さが極まるこの頃になると、この時期、夫にとっては、身も心も凍えるほどにどんなにか苦しく辛かっただろうと、それを思うほどに、それ…
愛されないとて、それは自分が愛を拒んでいるから。 天使よ、そして、たとえ、わたしがおんみを求愛(もとめ)たとて!おんみは来はしない。なぜならわたしの声は、呼び…
先日、この度、Kindle版(Unlimitedは無料なのですが)で、5日間無料キャンペーンをすることになりました。 3月30日(土)17時 〜 4月4日…
本を出版して、恩師にお知らせしたら、すぐに読んでくださって、その読後感を送ってくださいました。 あなたの個人的な体験とその融解が、哲学者の言葉をもって更なる解…
先日、出版した本の紹介をさせていただきました。 皆様には、お気に留めていただき、感謝いたします。この度、Kindle版(Unlimitedは無料なのですが)で…
このたび、自分の体験と哲学を通して、グリーフケアについて書いた本を出版しました。 喪失というのは、人間にとって、実は根源的な出来事であり、大切な人を亡くし悲し…
先日、父の7回忌の法要をすませました。お寺に親戚が集まり、法要を営み、その後会食をしながら、故人を偲ぶのみならず、こうして普段は会えない大切な人たちと集うこと…
今年で、夫が亡くなって13年目を迎えます。 その折ごとに、自分にふとかけられる言葉。そして、出会い。 私が夫を亡くして、まがりなりにも、こうして13年の年月を…
各地でこの冬一番の積雪の報がありますが、こちらでは、終始雨の日々。 部屋では、暖房が効いているけど、どこか鬱々とした空気のなか、このブログを書いています。 3…
ご無沙汰しているうちに、福岡に住んで丸3年になりました。 仕事を辞めて、実家に帰って、今までやったことのない新しいことに挑戦することで、ワクワクを見出す日々を…