2024年は、能登半島の地震発生からはじまった。とにかくビックリした。元旦のお昼。普通ならのんびりと過ごす時間帯…。地震発生から大津波警報、度重なる余震…テレビにただ向き合うだけの状態となった。あれから2週間が過ぎた。死亡者は222人、安否不明者は22人、家屋被害は2万棟超と発表されている。災害があったときいつも感じるのは避難所の風景だ。段ボールでただ仕切られただけの避難所。海外ではテントをはったり、同じ段ボールでもきちんと屋根があり部屋が出来上がっているそんな避難所がみてとれる。日本の姿はとても先進国の姿にはみえない。政府の対応も最悪だ。岸田首相がまず口にしたのは「緊急小口資金の特例貸付」だ。緊急を要して、一時的に生計の維持が困難になった低所得者世帯などに生活費を貸し付ける制度だが、特例として被災世帯も...税金は困っている人(こと)のために