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2020/10/12

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  • 一万円選書

    街の書店が消えてます。 ネットの販売は増えてます 1年間で一冊も本を読まない大人は、6割を超えるらしいです。 本を読むことは減っても、スマホに移っただけで活字を読む量は減ってないという指摘もあります。 小学校では朝の10分を読書する時間に充てているとも聞きます。今の小学生は高校生よりも読書家らしいとか。 つい先日、社会人一年生の若者が、言ってました。「趣味は読書です。一年に10冊は読みます。」 情報過多の中、何が本当かを、見極める力って大切だなと思います。 僕は、年間70冊くらい読みます。50冊くらいの時もあるし幅はあるけど、まぁそれくらい。まともに読む本がそれくらいで、斜め読みした本や雑誌をいれると倍くらいになるかもしれません。 なぜ読むか? 面白いからに決まってます。 知らないことを知れることって単純に楽しい。見たことや行ったことがない場所へいくのと同じ感覚。人もそうかもしれない。自分の知らないことをいっぱいしってるだろうなと思うと、話してみたくなる。 本って、作者が、そのテーマを、コンパクトにまとめてくれたモノ。言いたいこと、大事だと思うことや想い、考えを、ちゃんと書き記してくれてる。こんなに有益な情報源って他にないんじゃないかと。 テレビや、ネット、新聞もそうかもしれない。マスメディアに対するコンテンツは、どこかウケ狙いで、情報が偏ってると思います。何か気になることがあると、ネットでサクッと調べる。今は普通の行動ですね。 たださらに関連してる書籍を読んでみると、あら?メディアで言ってることは、上辺だけしか伝えてないって気づく。 こういう経験、めちゃくちゃ多いです。 マスメディアが悪いのではなくて、そういうもんだって理解しておくことが、重要なんじゃないかなと。 さて、一万円選書の話です。 本を選ぶのは選ぶのか?新聞や、雑誌の書評、書店のポップ、あとはひらめき。勧められて読んだ本でも、当たり外れは多い。 で、大阪は隆昌館書店さんで、個人向けに本を選定してくれるサービスをやってて、それに応募しました。 まずは、カルテというか、質問書が届きます。 経歴、経験したこと、好きなこと、興味の対象とか、影響をうけたことなどなど、膨大な質問に答えることから始まります。とにかく詳しく書いて欲しいとのコメントがあ

  • SSTR2024

    バイクのイベント、SSTRへ参加してました。サンラインズ、サンセットツーリングラリーという名前通り、日の出に太平洋側の海岸をスタートとし、石川県千里浜へ日の入りまでにゴールする。途中、チェックポイントに立ち寄りポイントをゲットしながら、自分でコースを決めて走る自己完結型のツーリングです。僕は大阪は舞洲をスタート地点に6:03分にスタート、16:51分に千里浜なぎさドライブウェーにゴール。419キロを走り切りました。 2013年から始まったSSTR。今年、能登は元旦に地震に見舞われ、それにより開催時期を6月から10月へ変更。さらに豪雨に見舞われ開催が危ぶまれたものの、ルールを変更し、開催されました。僕は過去3回参加させてもらってますが、SSTRの影響もあってか、バイク乗りに対して、能登の方々はとっても温かい。その熱量が回を重ねるたびに多くなってるイメージがあります。 バイクは、楽しい乗り物ではあるけれど、雨や風、気温の変化と自然の影響は、もろに受けるし、長時間の運転になると、それなりに疲労も重なります。その過酷な状況を受け入れても、やっぱバイクは楽しいんです。以前は1日だけの開催でしたが、今年は1日あたりの参加人数を制限し、二週間に渡り、それぞれのコースで千里浜を目指すルールでした。10月って6月に比べると日の出が遅く日没が早い。走れる時間が短くなってるので、間に合わない人続出だったみたい。それでもね、走るだけで楽しいんです。バイクに乗ってると、それだけで連帯感が生まれます。ましてや一日中走ることになる、このイベントへ参加するだけで仲良くなる資格充分って感じです。多分また、来年も参加したいなと思ってると思います。

  • 覚悟の磨き方

    「勉強ができなくたって最善を尽くせば、それでいい。ですが、勉強している人が最善を尽くしたらそれは、絶対敵いませんいつまでも、一線で活躍するつもりなら勘や経験だけに頼らず本質を学び続けることを怠ってはいけません」 こんな吉田松陰さんの語録集吉田松陰さんのこと、よく知りませんでした。でも、読んでると、すごい人だって思いました。思想家って肩書もあるようです。こんな言葉を知ってしまったからという訳ではないけれどこの秋から、放送大学に入ることにしました。

  • 四国へ

    あらら、1ヶ月もここ放置してしまってました、すいません。お盆休みを利用して、四国へ行ってました。四国は高知県の四万十が故郷で、愛媛の今治から北にある波方の学校へ通ってたり、足掛け4年かけてお遍路でも、お世話になったり。とっても馴染みのある場所。四国の西南に位置する、清流で有名な四万十川のある、四万十に親戚がどばーと住んでますが、なかなか顔をだせず。10年以上が経ってました。昔は、秘境ってイメージ通り、とっても遠い場所。今は高速やらバイパス、トンネルと、とにかく効率的に人とモノを運ぶための文明がドーンと押し寄せてしまって、あっというまに快適に行ける場所になってしまった。それに合わせて、全国的なチェーン店の看板が至る所に現れ、町から街へと変わってしまった景観は、住んでる人にとっては便利なんだろうけど、昔を懐かしみたい身からすると、なにやら寂しい気分にもなった。とはいえ、変わらぬ場所に、懐かしく思える場所を見つけたり、面影のある人に出会うと、やっぱ嬉しい。写真撮りたいなって思える場所が、以前とは変わってる自分にも驚いた。時間の経過とともに変わったのは、町だけじゃないみたいですね。

  • 映画:フェラーリ

    あの高級自動車を創るフェラーリ創始者のエンツォフェラーリの実話です。 1950年代の時代やら、イタリア全土をレース上にしたミッレミリアのこと、そういう背景をまったく知らずに見てたからか、登場人物の顔と名前が、こんがらかったりで、頭が大変でした。 エンツォさんの妻と愛人、そにれその子供達の話がポイントになりながら、話は進みます。ドラマみたいな事実に、驚くものの、イタリアならこれくらい起こるかと、妙なところで納得してしまった。 で不思議に思ったのは、なぜに英語? 字幕を観てたから、そんなこと気にしければいいんだけど、これイタリアの物語なんだから、イタリア語使って欲しかった。 最後に、愛人の子供のその後に、そっか、そうなったのねって、ほっこりできたのは、良かったです。 レースシーンは圧巻だし、昔の車はかっこいい。 これから観られる方は、フィアット、フォード、マセラッティ、フェラーリの生い立ちやら、企業風土は、観る前に知っておいたほうが楽しめると思います。

  • 記憶と回想の風景 斎藤真人 絵画展

    京都 町屋ギャラリー 龍 斉藤さんの作品、何度か見させていただいてる、とても好きな作家さんです、 そのたびに毎回思う、執拗に「流れ」を描き続けてることに、ある種の尊敬の念が湧いてきます。描かれているのは(たぶん)街。そこに朝夕の時間、そして季節、それに雨や曇りの情景が読み取れます。斎藤さんは、その記憶のモチーフに色や絵筆のタッチが彩る偶然を楽しみながら描かれてる。そう読み取ってます。見える風景は、ひとつとして同じものはない。風景は時間が違えば別の絵になる。それは見る人によっても違うもの。そこに記憶という、これも時間を経て変化する斉藤さんならではの視点が入り混じって、面白い。 毎回、趣向を凝らし試行錯誤した作品を、何点か展示されてます。今回は、町屋の中庭に配置した優雅な二枚の布がそう。無機質だけれど意味のある色を重ねた布を重ねた細長い作品は、光の当たり方によって、見え方はが変わります。作品を見た日は、今にも雨が落ちそうな曇り空だったけれど、インパクトは充分にありました。天から振りそそく光の角度や寮で見え方が変わる、パリのオランジュリー美術館のモネの睡蓮みたいな。そんな意欲的な作品にも思えました。 時間、流れ、風景、そして色彩。なんだか、私の作品と共通することが多くて、いつも刺激をいただいてます。次も楽しみですね。

  • 中学生時代とマージ―ビート

    どこで調べたのか?自宅に中学校の同窓会案内が届いた。 中学卒業と同時に、別の街に引っ越し、そこからもいくつか住居をて変えてるので、届いたことにちょっとびっくり。 中学? 残念なことに、なんだか思い出らしきものを、ほとんど思い出せない。 校舎やら、グランドや、学校の廊下、窓から見える風景、それくらい。 何人か顔が浮かんだ友達とも疎遠のまま。これは困った。 中学時代が暗黒で、思い出したくもないことがあったとか、一切ない。 たぶん、平穏に、普通に過ごしてたと思うから、思い出せばそれなりに楽しいこともあったとは思う。 小学生や高校生の頃のことは、中学時代とは比べ物にならないくらいよく覚えてる。 小学生時代は、ソフトボールで、大阪府の大会で優勝したりとか、習い事でやってた剣道で、それなりに大会では上位だったとか。病気になった友達の家へ、プリントを持って行ったりとか。バドミントンの校内の大会で優勝しちゃったりとか。バスケットボールを授業でやったときに、助っ人で入った先生が、何気に出してくれたロングパスが、それまで見たことのない軌道で、球技に興味をもったりとか。友達が夏休みグランドを走ってる時に、倒れ、そのまま亡くなってまい、卒業文集に彼のことを書いたこととか。少し空想すると、どんどん出てくる。 高校生の頃は、部活の夏練習で、ぶっ倒れたこととか。音楽が好きでFM放送に夢中になったり、ギターを始めて、バンドで人前で演奏したり。海が好きなんだと漠然と気づき、船員になりたいとか、旅が好きなんだと知ったのは高校生の頃。恋やらの青春もあった。なんだか懐かしい。 で、本題の中学生。小学生、高校生の頃のような思いでが、ほぼ出てこなかった。 ふと記憶の断片から、ビートルズと、カーペンターズを知って体中に電気が走る感覚を味わったのは、確か中学の頃だったことがふと過ぎる。 そのビートルズの存在を教えてくれた友達のこととか、カーベンターズのカセットテープを貸してくれたこととか。連鎖的に思い出した。それは、後の人生にとっても大きな影響を与えてくれたんだけど・・。 ただ、それくらいかな。 中学生って、とっても中途半端だったんだと思うんです。 小学生は、なんだかわからんけど、集団生活って何?を教わって、多様性を知ることで、小さな世界から少しだけ広い世界へ飛び出し

  • LUMIXのイメージ写真がストックフォトだった

    いやはや、びっくりしたLUMIXユーザです。 新機種LUMIX S9の発表で、盛り上がるはずが、違う意味で盛り上がってしまいましたLUMIXさん。 なんとLUMIXの広告系のイメージ写真が、ストックフォトを利用していたとか。このカメラで撮ると、こんな写真が撮れるんだと夢膨らむユーザが見てたものは、他メーカーの他のカメラで撮られたものだったということ。 まず、カメラメーカーとしてのプライドはないのかということを最初に思った。 イメージ写真ですからという注釈があったとはいえ、感覚的に、他のカメラメーカーが撮った写真を使う発想は、カメラを買う側には(たぶん)ない。いや少なくとも私にはない。 サッカーの話で恐縮ですが、サッカークラブのホームスタジアムの位置付けと重なるなとも思ったんです。 浦和レッズと大宮アルディージャというクラブがあって。浦和レッズは埼玉スタジアム。大宮は現存する日本最古と言われるサッカー専用の大宮公園サッカー場をホームスタジアムとして使ってます。大宮と浦和は、同じ街のライバルチーム。スタジアムは、試合をする場所。お互いのスタジアムを兼用しても、さして咎められることもなかった時代もありました。 2007年に大宮公園サッカー場は大規模な改修を行い、立派なスタジアムに生まれ変わった。それが今のNACK5スタジアム。大宮はそのスタジアムをホームとして2008年から本格的に使用を開始してます。 2009年のこと。大宮のフロントは、大宮主催の浦和とのホームゲームを埼玉スタジアムで開催することを発表。 理由は観客動員数増加。NACK5は15000席。埼玉スタジアムは63000席です。これには、大宮のサポーターおろか、大宮の選手からも反発があったんだけれど覆らず開催され、32418名の観客を集めた。 これを、思い出したんです。 フロントは、観客数という尺度でしかスタジアムを見ていなかったということ。NACK5は大宮アルディージャの聖地だという、大宮アルディージャを愛する人が当たり前に思ってる認識に。気づくことがなかった。 パナソニックって大企業だし、社員の方は学歴も高く、お勉強が出来るんだろう集まりだと思うんです。 LUMIXの方と話をしていて、この人はほんとに写真が好きなんだろうか? いろんなギャラリー周りをして、写真を見てるんだろう

  • なぜヒトだけが老いるのか

    小林武彦 著書 小学生の頃、髪の毛は?眉毛は?なんのためにあるのって授業で質問され。頭を守るためとか、汗が目に入らないようにと、答えていたのを思い出してしまった。 この本、生物学者である著者が、生物の死を研究し、それをまとめたモノなんだけど、読みやすくて面白かったです。ベストセラーになっている理由もわかります。 RNA,DNAとか、学術的なキーワードもあるけれど、ユーモアを交えて語られる文体は、とっても解りやすい。 ・生物はすべて死にます ・進化は、変化と選択 ・死も進化の過程 ・生物の死に方は、3パターン ・プログラム的な死 ・食べられてしまう死 ・老いていく死 ・生殖がなくなると、生物は死ぬ ・唯一人間はその先に、老いがある。 こんな話の流れで展開します。 生物の形や、生き方には、それぞれ意味がある。それは進化の中で、変化し、必要があり選択されてきたものだからという論旨。だから人間の老いも、きちんと意味がありますと。 老いの層になると利己的な視点から利他的な視点になり、宇宙的な思想を持ち、死を怖がらず受け入れる感覚になるとも。 シニアが居ることで、利己的な集団がまとまるという例えは、確かにそうだなと思うし。シニアになったら、そうありたいと思いながら、一気に読了。 この本は、定年という年齢で区切り制度に異論を唱え、シニアが、ピンピン出来る空気感を世の中に作りましょうという、生物学者からの提案です。 シニアをポジティブに捉える世の中。 なんかいいですね。 お勧めします

  • LUMIX S1いいね

    少し前に、LUMIX S1を手に入れてます。モデル末期の一般的には不人気のS1のこと、つらつらと残しておきます。 軽さは正義だと心底思うマイクロフォーサーズ好きです。重い重い機材を持ち歩きたくない。そう思いながら作品撮りには重い重いフルサイズのLUMIX S1Rを主に使ってます。この自分の中での矛盾の正体って単純で、好きなんです。重くてもS1Rの操作性や写りが。マーケティング的には、とてもレアな人種だろうなと思います。 これバイクと一緒だなと思うこと多いです。 日常の足にするにはトレッキング的な軽いバイクが便利で好きなんだけど、重い重いハーレーの、あの重さがもたらす安心感や独特の乗り味が確実にあって、そこにハマってしまうと、ハーレーが手放せなくなるのと同じ感覚。 重い重いS1R使うと、ガシッと握れる筐体やファインダー覗いた時のスッキリ感、ミラーレス史上最高の感触だと思ってるシャッターフィール。パナソニックは、初のフルサイズ機を渾身の想いを超めて作り上げたんだろうなってことが、使うたびに伝わってくるんです。おまけに吐き出される絵が、とっても好き。そう毎回思うんですね。 そのS1Rの操作性を日常的にも使ってみたいなと思う瞬間が、多くなってきたんですね。基本RAWでしか撮らないので、スナップやらちょい撮りに4730万画素のファイルサイズは大きすぎる。2千万画素くらいが使いやすいんですね。なのでファイルサイズだけが小さくなる、S1って選択はありかなと。S1Rが、RAWサイズを切り替えられていれば、もう一台S1Rを手にいれていたと思います・・。 S1が俄然気になりだしたのは、LUMIX S5MⅡとG9PROⅡをお借りしたことがきっかけ。S5それにGH5M2からの入れ換えにどうかなと思って試してみたんです。お借りした二機種はもっかの最新機種。機能も画質も申し分ないし、充分、入れ替えられると判断しました。ただこの二機種。S5にも思ってることですが、S1Rを使うたびに感じる、カメラを操ってる感が、どうも薄い。感覚の問題だし、慣れの問題でもあるんですが・・。 S1や,S1Rの不人気の理由は、重さですね。確かに重い。Lマウントのプロレンズも重い。近いうちに市場から姿を消しちゃうんだろうと思います。でも、この重さがもたら安心感や高揚感って、自分には、とっても大切なモノだったりします。

  • オッペンハイマー

    映画です。 原爆の父と言われる、オッペンハイマー。時間軸が目まぐるしく入れ替わるクリストファーノーラン監督の得意技は、これまでの映画に比べると、いくぶん薄まってはいるけれど、頭は混乱します。 ノンストップの3時間。 開発に至る過程を人間模様を軸に描いた長い長い序盤、トリニティ・サイトのリアルでインパクト重視で描いた原爆実験の模様から日本への原爆投下を遠い遠い戦勝国目線で描いた中盤、そして水爆開発へ向けての終盤。序盤がちょっと長すぎかなと思ったけれど、3時間の感覚なく、あっという間に最後まで観れます。 この映画、見方によって評価が恐ろしく変わるんじゃないかなと。原爆を軸にとか娯楽作品として観ると、物足らなさやつまらなさを感じると思う。でもこれ、タイトルから解るように学者オッペンハイマーの苦悩を描いた映画です。 開発に関わった学者の顔、実験で示された原爆兵器そのものの脅威に慄く顔、それを作り出してしまった人としての顔、そしてサラリーマンのように組織の歯車として利用された顔。組織の中で仕事をしていて、メンタルやられる人をいっぱい見てきましたから、そこは特に感情移入してしまいました。 それに戦勝国目線の映画なので、敗戦国であり原爆を落とされた国の人間として湧き上がる怒り。それは観終わった後もずっと引きずってしまいます。 観てる時よりも観終わった後に、いろんな感情が湧き上がってくる。まさに名作だなと思う僕なりの定義に当てはまる映画です。 序盤に感じた、わかりずらさ。小説読んでると、ページを戻して読み直せばいんだけど、映画だとそれが出来ない。頭をフル稼働する覚悟で見始めたんだけど追いつかなかった。そこはもう一回観て補完しなきゃですね。 日本人こそ、見ないといけない。 そんな映画だと思います。 お勧めします!! 原爆ドームや広島長崎の資料館、後世に遺し全世界の今や未来の人へ伝えることの意義、改めて感じた映画でもあります。

  • 写真を撮ると解ること

    大阪は門真に住み、この街のことを知らないことに気づき、門真で写真を撮り始めたのがコロナ真っ最中のこと。スナップやら風景写真やら撮り溜めてます。 この街の特色ってなんだろうって思いながら、街を歩いていると、鉄塔の多さは尋常じゃない気がします。 というわけで、鉄塔をいれた門真の風景写真を作品化してみようと試行錯誤中。 気になった場所で三脚立てて、スローシャツターで街を収める。 一枚撮るのに、30分以上かけてます。 その間に、いろんなこと考えるんですね。 構図や作風のこと、なぜこの絵に惹かれたのかとか。 自宅に帰って、現像を始めると一枚仕上げるためにのに数時間かけてたり。 その間も考えてますね。 写真を撮るって、多分、こういうことなんだろうなと思います。 写真は、考える道具なんだなと。

  • ブロッサム

    大阪は鶴見区にある鶴見はなぽーとブロッサムという建物です。1階から3階は、大阪鶴見花き卸売市場になってます。その上はアウトレットモールだったんですが、近くに出来た三井アウトレットーパーク門真に移転。今は、どうなってんだろうね?この建物を、カッコよく撮るには、これかなと思って長時間露光で試し撮り。良い感じになったと思ってますが、日を改めて撮ってみようと思ってます。

  • スピン/spin

    この雑誌をみつけた時に、目を疑ったのは、税込330円だということ。スピンは河出書房創業140年を記念した16号限定で発行される文芸雑誌。日常に「読書」の「栞」をというテーマだそうです。なにより、この雑誌紙の手触りがとってもいい。お気に入りで、新刊の発売を心待ちにしてました。 この雑誌をみつけた時は、すでに6号。1号から5号までは、完売。古本もほぼ出回ってない状態でした。 最新の7号が発売され、これも330円。エッセイや詩、短編、連載ものと、幅広いジャンルで掲載されてます。 連載ものは、当然、過去の号から続いています。テレビドラマや連作の小説は、最初から見れないと、だいたい見る気がしない。この連載、最初は敬遠しそうだったけれど、試しに読んでみると、これはこれで面白い。小説なのでストーリーの途中から、知ることになり、前半の話は流れから想像するしかないんだけれど、面白い小説というのは途中から読んでも、面白いんだと、改めて気付けました。 そういえば人と出会った時、その人の誕生から知るケースは、ほぼない。途中の人生で出会うわけで魅力的な人に出会うと、これまでの人生を知ってみたいと思うのと似てるかもしれないですね。 本が好きなのは、知らないことを知れたり、疑似体験できること。それをきっかけに自分の活動の糧になってるんじゃないかなと思う瞬間は多い。今まで、読まずに素通りしていたジャンルの作品に出会える文芸雑誌を読んでみて、これはありだなと、また新しい発見してます。 「スピン」良いですよ。

  • 日本海を観てきた

    ちょっと思うところあって、日本海を観てきました。ほぼ雨模様だったけれど、少しだけ晴れ間もあって撮影チャンス。京丹後からうっすら見える能登半島で起きたことを考えながら、いろいろと考えてました。今年は、海を撮りに通ってみようかなと思ってます。

  • LUMIX G9PROⅡとS5MⅡを使ってみた

    LUMIXの新しいカメラをお借りしました。 重いけど超お気に入りのS1Rと気軽なS5が、最近よく使う機材。デジタルカメラの進化は凄まじい。ただ興味はあるけど、この2機種が結構気にいってるので、当分はこれでいいかなと思ってたとこ。 作品撮りのメイン機であるS1Rの画質は、撮るたびに、このカメラすごいぞって毎回唸るし、なによりメカシャッターのフィールが抜群に好き。撮ってて気持ちいいい。このシャッターフィールを普段使いするのにS1を追加してもいいかなと真剣に思ってたとこ。 起動が遅いとか、オートフォーカスが迷うとか、LUMIXユーザなら誰しも思う課題も、そんなもんかなと思ってるのでネガな印象は、不思議とないんです。オールドレンズ使ってるとオートフォーカス関係ないし。RAWデータでしか撮らないのでJPEGの画質は、どうでもいいし。速射とか連写はしないし。手ぶれ補正も、ぶれそうなら三脚使えばいいしと思ってるので5段分の手ぶれ補正すごいぞって思うくらいで、とくにない。 そんな私が、最新機種のS5MⅡとG9PROⅡを使ってみました。 この2台、筐体が同じ。操作性や握った感じはまるっきり双子です。フルサイズとマイクロフォーサーズ。センサーサイズが違うので、初めてカメラを選ぶ人以外は、どっちにしようかと悩む人は少ない気がしますが、両方使いたいって人は、意外と多い気もします。 まずフルサイズのS5MⅡ。S5に比べてフォーカスの迷いがいくぶん減りました。スナップやら人にフォーカス合わせた時のピント合わせがとっても気持ち良かった。いくぶんファインダーが綺麗になった気がするものの、S1Rのファインダーの出来の良さに比べると、まだ足らないかな。レンズは大型のLUMIX S PRO 24-70mm F2.8だと、バランスが悪くなるのはS5と同じ。S5でよく使ってるSIGMAの45mm F2.8 DG DNだと、S5で充分な気もして、S5MⅡを導入するのは、もったいないって思ってしまいました。 もう一台マイクロフォーサーズのG9PROⅡ。これは、すごい興味が出た。S5系と同じ操作性のメリットは大きいね。マイクロフォーサーズは、オリンパス派。ただフルサイズにLUMIXを使うことが多くなると、操作性の違いに戸惑うこともしばしば。動画用に買ったGH5M2の出番が多いのは、この操作性の戸惑いが少ないから。さら

  • 1Q84

    村上春樹著 3冊にまたがる長辺小説です。ずいぶん前に手に入れ、ずっと積読状態。何気に読む気になり読了しました。 まわりくどい村上節は健在で、苦手な人も多いと聞きますが、僕は、それがないと村上春樹じゃないよなと思っている肯定派です。 良書の条件は、読むたびに新しい視点が生まれること。この小説もまさにそうですね。村上春樹は、この小説で何を書きたかったのか? いろんな考えが頭の中に浮かびます。現代文学作品とは、こういうものなんだって思う名作です。 青豆、ヤナーチェック、シンフォニエッタ、エッソ、広告、首都高、非常階段、さきがけ、リーダー、空気さなぎ、ふかえり、猫の街、二つの月、滑り台、NHK受信料、塾講師、トレーナー、警官、セーフハウス、リトルピープル・・・ 読んでない人には、まったく意味不明なワードも、読了後はふむふむってなると思います。 純粋なラブストーリーだったんだとか。NHKの受診料集金のシーン、海外の人は理解出来るんだろうか?とか、リトルピープルが出てくる場面は、ジブリを妄想したり。途中消えちゃった数々の人は、結局どうなってしまったのか? 考え想像することがとっても多い。それに、このエンディングの後のストーリーは?と。再読したら、また違った視点がみつかりそう。映画化したら、キャスティングは誰が最適だろう?って妄想しちゃうのも、この小説の「あるある」らしいです。 なるほど納得ですね。 像増力逞しく読まれることをお勧めします。

  • もうすぐ春だから

    気がつけば3月も半ば。カメラの祭典CP+が終わって、モーターサイクルショーが開催されると春全開って感じが懐かしい。このところ、コロナ禍で、この感覚忘れてました。来週は、北陸新幹線が延伸して、敦賀まで伸びるとか。大阪にいると、伸びるって言われても、ちょっとぴんとこない。大阪ー金沢は、サンダーバード一本で行けたのに、敦賀で乗り換えなきゃならないと・・。それでも、車窓から見える景色って、好きだから、乗りにいこうかな。春になると、あれもこれもと、やりたいことがいっぱい浮かんできて、それだけで楽しいね。

  • カメラは、撮る人を写しているんだ

    ワタナベアニ著 あっこの本好きかも。手に取った瞬間そう思った。ソフトカバーのしなりかた、紙の手触りがなんともよかったから。 一時期、溢れる本の解決策として電子書籍に切り替えていたけれど、どうも味気なさが嫌になって紙に戻ってます。そういう感覚の人多いと思うんですけど、どうなんだろうね。写真もデジタルの画面でみるよりも、印刷された紙の質感に興味をもってくれる人が増えるといいんですが。 最近、カメラのハウツー本ではなく、写す側のマインドについて書かれてる書籍が多くなってる気がして、とってもいい傾向だと思ってます。個展開催中、写真を趣味にしている方に、いきなり撮り方のレクチャーをされたり。写真は撮って出ししか認めないとか言う方にうんちくに付き合わされたりと、どうなんだろう?と思う人が後を経たない。もちろん、人それぞれの楽しみ方があっていいと思う。ただ写真そのものの本質って、そことは違うぞと思っていて、この書籍は、そういう価値観を分かりやすく伝えてくれる良書だと思いました。 自分が撮りたいものを、撮りたいように撮る 撮りたいように撮れないなら、試行錯誤しながら、技術を突き詰めればいい。 みたいな内容です。 写真で表現するっていうのは、きっとそういうシンプルな考えの上で成り立ってると思うんです。 いいですよ、ぜひ!!

  • メタセコイア並木

    滋賀のメタセコイア並木、紅葉のシーズンには、観光客でごった返すこの場所。平日の冬で、ひっそりとしているかと思いきや、さすが観光地観光バスが停まってたりと、ごった返すまではいかないけれど、人も車もそれなりに多かったです。

  • 田中耕一さんの講演聞いて思ったこと

    田中さんがノーベル賞を受賞されたがが2002年。もう22年も経ったんですね。 田中さんの発見は、数日かかっていた菌特定の工程が1時間足らずに可能になる質量分析器という形で普及し微生物検査に革命を起こしてます。 そんな田中さんの講演を、パシフィコ横浜で開催された微生物学会で、聞くことができました。 医療臨床検査系のソフトウェア開発の仕事を通して学会へ参加していて、たまたまといえばたまたま、講演を聞きました。医療の分野では学会と呼ばれる集会が盛んで、ほぼ毎週、どこかで開かれています。どの学会もテーマごとに幾つかの部屋に分かれ授業のようなコマ割りで発表やディスカッションが行われてます。参加したいテーマの時間が重なってしまうことも、度々。 田中さんの講演は、事前の告知が少なめで同時開催されている部屋に配慮したと思われ、大きな会議場の半分は席が余ってる感じ。白髪になった田中さんは、講演前に自分でパソコンのセッテイングをしていたり、ノーベル賞を受賞した人とは思えない腰の低さが滲み出てました。 話された内容は、質量分析に関する、モノのたんぱく質をイオン化して重さからモノを特定するに至る過程の話。質量分析を応用できるアイデアや、未来の話。アルツハイマーの解析もその一つだとか。数式がドーンと出てくる以外は、素人にも分かりやすい言葉で話されているのが印象的。一貫して伝えようとしていたのは、専門は電気工学。医療には門外漢。だからこそ発見ができたんだということ。専門的な知識が、他の分野にも役に立つことが、必ずありますと。他分野の方の意見を聞く重要性についても、何度も話をされてました。 医療の分野って、勘違いされてる方多いですから、この田中さんの講演は、そういう人にこそ聞いて欲しかったなぁと。 聞けてよかったです。

  • LIfeSpeed KEIHAN RAILWAY Ver

    2024.2.6 京阪電車

  • 右脳思考を鍛える

    内田 和成著 今年になって、これまで読んで良書だなと思った本を、再読しています。 100冊の本を読むより、良書を100回読むほうが良いと言ってたのは、松浦弥太郎さん。 この右脳思考を鍛えるは、楠木健さんの「戦略読書日記」に紹介されていて知りました。本の帯には、その楠木健さんが、「情報整理はこの本以外いらない」と書かれてます。再読してみて、改めて納得です。 この本は、情報を整理する、その先のことが書かれてます。情報を整理するのは、なんらかのアウトプットを目的としているはず。そのアウトプットの重要性を置き去りにした情報の整理方法、つまりインプットを促すハウツー本が、蔓延るなか、アウトプット重視の内容は異質ですが、とても腑に落ちる。この手の本が少ないのは、アイデアを捻り出したり、発想することを体系立てて説明することが難しいからだと思う。アートがなかなか理解されないことと似てますね。 右脳は芸術脳と言われて、閃きや発想を促す役割を持っているとか。情報をいかに右脳が作用しやすい形に持って行くか。それが書かれた良書ですね。 読んでいて、いちいち頷いてしまったのは、まさに書かれてることを経験から、実感していたから。 会議になるとノートパソコンがずらっと並ぶ。もう普通の光景です。記録や議事の共有には、直接パソコンでデータ化したほうが効率はいいし、そうしたこともある。ただ記録することが軸になって、考えるという本来の活動がおなざりで考える効率は格段に落ちてました。なのでいまだに僕は紙のメモ派です。会議中やってることは、ふむふむと思ったキーワードを書く。そして次々に浮かぶ頭の中の妄想を、線でワードを繋げ図式化しながら連鎖させる。そうすると色々と浮かんでくる。これが経験的にしっくりきてたんです。このことが本書でも書かれてました。 IT系の会社でも、誰でも出来るパターン作業にまるまる一日を費やすクリエイターもどきがわんさかいます。ツール使えば数分で終わる作業なのにね、なんてことがザラにあります。指示されたことをこなすことと、発想することは、全く別物のスキル。いうまでもなくこの本では後者のことが書かれてます。 例えば書籍の中では、気になることにレ点を付ける。これを頭の中ですることで充分だという指摘。レ点は、自分の興味本位でOKということ。物事を発想できないのは、気になるというレ点を付け

  • 2024 関西フィル ニューイヤーコンサート

    関西フィルの本拠地、門真で去年から開催されている新年一発目のライブ。オーケストラとか、クラシックに、ものすごく興味があるわけではないんだけど、一度観て、いいなぁと思ったので再び観てきました。2時間で12曲。2回席の一番後ろの席だったけれど、とっても心地よかったです。高校や大学生のオーケストラを聞く機会があって、比べるのもなんなんですが、関西フィル上手いです。素人にもはっきりと分かります。それにクラシックを広めるためにテレビでも活躍されている、指揮者の藤岡幸夫さんのトークも、クラシック初心者には、ありがたい。 作曲家のヨハン・シュトラウスとその子供のシュトラウス2世親子のドロドロした話には、興味津々。曲以上に興味持っちゃいましたから。 良い時間でした。

  • 「安井仲治 僕の大切な写真」展

    兵庫県立美術館 1903-1942 38歳でこの世を去った写真家 展示を観た後、図録をずっと観てます。いやはやハマりました。 不思議と古臭さを感じずに新鮮に見えるんです。もちろん、時代を感じる服装や建物が映り込んでる写真もあります。そしてモノクロ。 でも新鮮。海外の美術も勉強していたようで、所有されていたピカソのゲルニカの図録の展示もありました。 興味を引いた写真は、1枚や2枚ではなかったんですが、幼い子のポートレートを、「スケッチ」という名前をつけた2枚。 そうかぁ、スケッチかぁ。写真に、とってもマッチしてこのタイトルの付け方にビビッと来ました。「スケッチ」というキーワードで、ポートレートを撮るのは面白そうですね。 ポートレート、風景、静物画、多重露光、なんでもあります。いろんな技法を試していたことは、バリエーションの多い作品から解ります。探究心が半端なかったようですね。38歳かぁ。惜しいですね。 帰りの車の中、ラジオから、ビートルズが流れてきました。数多い曲は、全てが新しくて斬新。いまだに色褪せない。あっそうか、安井仲治さんの中に、ビートルズを感じた。 これから、ビートルズと聞くと、安井仲治さんを思い出すんだろうなって思います。

  • ゴジラ-1.0(映画)

    いやぁ怖かったです。 ちゃんと怖がらせてくれたことが、この映画の素晴らしさかも。 そして泣かせます。 それほど期待していた訳ではなかったんですが、それも良い影響に。マイナス1.0という題名は、一番古いゴジラ映画の前のストーリーで戦争が終わった直後の混乱した日本が復興へ目指していくなか、再び、ゴジラによって都市が壊されマイナスに作用したことを表したようです。これも観終わった後に知りました。 この映画の凄さは、とってもリアルなこと。もちろん作り物です。でも、それがわかってるんだけど、没入できちゃう。昭和の怪獣映画の手作り感が、とっても薄い。 だからね、大きなスクリーンの劇場で見ることを、めちゃくちゃお勧めします。 思いっきり怖がって楽しめます。 この映画のモノクロ版が、来週から放映されるようです。モノクロかぁ、すごい合ってると思います。 正月早々、いい映画を見れました。 映画館に、ゴジラのポスターがなかったので写真撮れなかった・・。

  • 2024年スタート

    初詣のおみくじは「吉」でした。どんな年になるのか? 良い年にするために、心して進めってことですね。了解です!! 今年もよろしくお願いします

  • 写真って楽しい

    写真を撮って、作品を発表する機会が増えるにつれ、作品を評価していただく機会が増えます。それがね、楽しいんです。SNSで発信すること以上に、きちんと納得のいくプリントで仕上げたリアルな作品を、観ていただくことが、ほんと好きだなと。足を運んでいただいた方に、何かを届けたい。その何かは、作品ごとに変わるんですが、ベースにあるのは、私の好きを観てほしいこと。その好きの中に、ほらこんな見え方もあるでしょ、って新しい視点を知ってもらって共感してもらえること。それが楽しいんじゃないかなと、なんとなく思います。モノも人も、みんな違う。その多様性を認めることを、表面的には薦めていても、実態は、首を傾げることの方が多い。それをね、写真という媒体を使って、表現をしたい。「視点は無限」ってテーマ、やはり、しっくりくるなと思えた2023年でした。写真を通して出会えた方も多くて、写真をやってて良かったなと思います。来年も、作品を発表することで、出来る出会いを楽しみにしてます。そのためにも、作品作りを頑張らねばですね。

  • 免許更新

    自宅から歩いて10分いや8分の場所で免許更新。事前予約制のためか、まったく混雑なく、スムーズに終了。手続きはこんな感じ 1.受付の機械で無人の受付 免許証、予約のQRコード、顔認識、更新内容を確認されて、暗証番号を二つ、登録。 この暗唱番号、なんのために使うのか? 後の講習時に説明があったけれど、ほぼ使わないだろうなと。 紙が2枚出てきた。 2.お金の支払い 3000円 ここは有人(無人にできると思うけど・・) 3.視力検査 一度、一発目がダメで、時間経ってやり直しでOKになったの経験あり。 乱視だからか、疲れてくると見えにくい。 今回はくっきり見えてすんなりOK。 1.で受け取った資料に印を押される 4.申請 1で、出てきた書類を見せ、チェックされておしまい。 5.写真撮影 ここまで、免許センターにはいって10分もかかってない。 撮影も、10名くらいが並んでる程度で、4つある入り口のひとつにすぐに呼ばれる。 上着を脱いでる人達ばかりなので、コートを脱ぎなさいと言われるかと思いきや 何も言われず、座って、カシャと映されておしまい。 次の講習の指定時間まで、約1時間。 本を読んで過ごす 6.講習 講習の部屋へ10分前に入るように促される。 SDカードの説明 いまだに、こんなことやってるのか?と思う 無事故、無違反の期間を証明するためだけの制度。 この機会にぜひと言われても使うシーンが浮かばない。 隣の女性のオーバーアクションな頷きが、少々うっとおしい。 講習は30分 YouTubeで、見ればいいんじゃないかと思う内容。 映像は、もう何十年も使い倒してるんだろうなと思う質 車のライト、ハイビームを推奨してるらしい。 どおりで、ハイビームで走る迷惑な車が増えてるのは、このせいか? 対向車や、前に車があれば、ローにするという、基本的なことが出来ない人が ハイビームにしてる気がするのは、気のせいか。 7.免許受け取り 古い免許の持ち帰り希望を伝えると、穴を開けて返された。 というわけで、終了まで1時間半。次は、5年後。

  • 暮らしの手帖

    表紙の絵に惹かれて買ってしまいました。松浦弥太郎さんが編集長をやってた時は、よく買ってました。編集長が変わってからは、遠のいてましたが、今回、改めて読むと、テイストは変わってないんですが、松浦弥太郎さんの時に、よく目にした「丁寧に」ってスタンスが、良い感じで抜けていて、読んでいてとても気持ちいい「楽さ」を、感じました。年配の女性をターゲットにしてると思うので、すべての記事が、ぴたっとくる訳ではないんだけど、概ね、読んでて気持ちいい不思議な空間が紙面に広がってました。

  • 来年の手帳も、ほぼ日に

    この時期、書店にどーんと並ぶ手帳。どれくらい廃棄されるんだろうね。SDGsやら資源保護の観点から、いらぬ心配をしてしまいます。 さて来年の手帳はと、毎年毎年悩んでましたが、今年はすんなり「ほぼ日手帳」に決めました。これまで、いろんな手帳を使いました。ファイロファックスのシステム手帳を買ったのが、もう40年も前。それから毎年毎年、次はどうするか?と悩みながら楽しんでいたことになります。 ここ数年は、ほぼ日手帳のweeks MEGAでスケジュール管理して、トラベラーズノートとコクヨの測量野帳をメモとして使うパターンに落ち着いてます。そして毎年、ほぼ日手帳とトラベラーズノートのどっちをスケジュール管理の主にするかを悩む。 来年は、仕事も整理して写真活動の比率を上げたいと思っているので、色々と変化が必要かなと思ってました。ただ今年と同じ感じでいくことにしたのは、ほぼ日weeksの身軽さが、とっても気にいってるので、それは変えなくてもいいかなと。 さっそく、ほぼ日手帳のweeks MEGAを買ってきました。 来年、どんな未来が待ってるのか? 手帳の種類よりも、書かれる内容が宝物になるような一年になるといいなと思ってます。

  • カメラは筆で光が絵の具

    ありのままの姿を写したいという人もいるけれど、自分が描きたいように写真を撮りたい。そんな風に思ってる気がします。 絵画に例えると、カメラは筆。そして光が絵の具。 いつからですかね、そう思いだして、写真を撮ることがとても楽になった気がします。

  • なぎさ 山本文緒

    山本文緒さんにハマってます。 亡くなる直前まで癌の闘病生活を綴ったエッセイ「無人島のふたり」を読んで山本文緒さんを知った。それから、ずっと山本さんの書籍を探して読んでます。 この「なぎさ」という小説は、2013年に短編やエッセイが多い山本さんが15年ぶりに書いた長編小説だとか。 負の人生の重荷があって、なかなか前向きに自分の足で歩けない主婦が、周りに巻き込まれながらも、マイナスなことをきちんと受け止め人生を歩もうとする心の変化や情景を、綴った話。 山本さんの文章は、繊細で優しい。こんな文章を書けたら気持ちいいだろうなという単語選びに憧れわ抱きながら、ストーリーが進んでいく。 受け入れることって時には、とても苦痛なこと。避け続けるという選択も当然ある。でも受け入れて次に進むことで好転すること、それがストーリーのベースにあって、それを表現したかったんだろうなと思います。 山本さんは、心の機敏を表現することが、上手いと思う。 文才あるよなと、文才のない私が言っても納得感はないんだろうけど、山本さんの作品は読んでいて、とても心地よい。

  • ペンは必需品ではなくなったのね

    仕事関係のイベントに参加して、講演を聞いていると、パンフレット、アンケート用紙それに筆記具が入った資料一式を渡されます。ペンは、ボールペンが多いけれど、クリップ型の小さな鉛筆だったり。アンケートにこれでご記入くださいということなんだと思う。そして毎回思うんです、ペンっているのかと。イベントに参加するにあたってメモ用のペンは持参している。メモは、あっという間になくなるくらいメモは取るし、メモとペンを持っていないことがまずない。 ということを、若者に話したら、意外な顔されて えっメモってスマホで取るから、ペンなんて持たないですよと。そっか、そうなのね・・・。会議中パソコンに直接メモしてる人が多いし、そうすることもある。ただやはりメモ派なんです。パソコンだと言われたことしか記録出来ない気がして、とっても苦痛。考えながら図式化して聞きたい派なので、紙とペンは必須。なんてことは言葉には、しないけど。

  • Amazonを避けるようになった

    ポチっとすれば、便利に届けられるので便利に使ってたんですけど、最近使わなくなってきました。いや使いたくなくなってきましたアマゾン。 本は、応援の意味でリアル書店で買うようにしてるし。ネット通販はAmazon以外の楽天とかヨドバシを使うようになりました。理由はひとつ。Amazonの宅配業者が、恐ろしく感じが悪いから。アマゾンを使うと運送業者がいくつかあって、どこに割り振られるかわかりません。クロネコさんや佐川さん、郵便局には、まったく感じたことのない嫌な感じを、Amazon直の業者だと、毎回感じるんです。 買ったものがポストにねじ込まれてたり、チャイムが鳴って受話器で応対すると「アマゾンです、玄関に置いときます」とすぐに置き去ろうとするので、「すぐ出ますから、ちょっと待って」と玄関を開けると、あきらかに不満そうに無言で手渡しされたり。指定の時間を遅れてもまったく悪びれない。そんなことが毎回続いたので、もうアマゾン無理だはと思ってしまった。 配送時間に追われてるのは分かるけど、サービス業としてどうなんだろうね。こちらが、サービスを期待しすぎなんだろうか。

  • 血圧計がやってきた

    血圧計を買った。まさか血圧計を買う日がくるとは想像もしなかったけれど、それなりに歳を重ねたってことなんでしょう。 健康診断でひっかかってしまって、近所の先生に観てもらったところ、血圧のコントロールをした方がいいという。ただ昔から血圧は低かったんです。上が100超えてたら高いなぁと思ってたから。それが、いつのまにか130くらいに上がってました。診断によると肝機能と腎機能がねってことらしい。丁寧な説明をされて、今後のことも聞いてきた。 終わり間際に血圧計を買って毎日測ってくださいと言われ、血圧手帳まで渡された。そっか、体重落とすには体重計に乗ることが効果を高めるらしいので、そういうメンタル的な狙いもあるかもしれないなと、ふと思った。 血圧なんて、ただの数字。そう言えるほどもう若くはないってことなんだね。さっそく血圧計を調べてみると、腕にグルッと巻きつけてシュポシュポと丸い玉を握って圧力をかける水銀計は、もう過去のモノみたいで今はデジタルが主流。 大きく分けて三タイプ。腕に巻きつけるタイプ。手首に巻きつけるタイプ。丸い筒に腕を突っ込んで測るタイプ。どれも一長一短あるみたい。腕や手首に巻きつけるタイプだと、めんどくさくなってそのうち辞めちゃいそうな気がして、少々場所はとるけど、続けやすいことをポイントに腕を筒に突っ込むタイプを買ってみた。 医療器具って感じのフォルムです。 ん? 測るたびに数字が違うのは、こんなもんなんですかね? さて毎日測れるでしょうか。 後日、ご報告を。

  • 神戸にて

    先日、医療情報学連合大会という学会に参加。医療のデータをどう活用していくのか?ということを医療に関わるさまざまな役割の国や民間の知見者が、情報発信し課題やら状況を共有して意見交換する。いわゆる学会というイベント。日本の最先端の情報がまとまって入手出来るし、新しい発見もあって、どちらかというと好き。 日本の医療データの二次的、3次元的に活用するノウハウもプラットフォームも海外の先進国に比べると遅れまくりなのは有名な話し。例えば病院から紹介状書いてもらって別の病院に行く。だいたいが紙・・。ちゃんと状況が書き込まれてることは、ほぼない。他国だと、電子カルテの情報共有が進んでいるので、患者が望めばちゃんと情報は引き継がれる。それに紹介した側のドクターは、紹介先で患者がどうなったのか知りたいと思っても、知る術がく、お見舞いにいって確認したりと。古典的なことを未だにやってるのが日本の実情。そんな問題をなんとかしようと医療DXの掛け声のもと、国がやる気にはなっているようには見えるけど、核になるマイナンバー制度は、レベルの低いセキュリティの問題が多発していてなかなか勢いがつかない。とまぁこんな課題解決に頑張ってる人達がいるけれど、なかなかねうまくいかない。 マスメディアには、もっと声高に問題を広めてほしいと思うし。こういう話にまったく関心を持たない医療従事者も多い。 日本経済の競争力がどんどん弱まってしまって、円安とか国民の給与が上がらない問題とか、年金の話し、少子化のこと、そして医療の問題。お国がやることなすことの、どんくささが、浮き彫りになってます。 国だけの問題ではない気がするのは気のせいかなと。 そんなこと思いながら電車に揺られてました。

  • 構図は学べるのか?

    書店の写真コーナーを眺めてると、写真のハウツー本がわんさかです。その中に構図をテーマにしたものも結構な数がある。先日の個展の時も、構図ってどうしたら良くなりますか?とカメラ好きだと思う人に聞かれた。 構図の良し悪しってなんなんだろ? 三分割だとか、六分割とか、対角線上のこの位置に配置してとか、ハウツー本には書いてあるけど、僕は、そういうことを意識したことがない。構図が上手いですねと褒めてもらえることもあるけど、それなりに自信があるものを作品として発表はしているので、構図だけが良いと言われても困ってしまう。絵を構成する要素の大きな要素だと思うけれど。 やはり構図だけを意識して撮るのは、ちょっと違うんじゃないかと思ってしまう。 もちろん小物、ポートレート、料理なんかは、王道の撮影方法があって、そのパターンにはめることで、質の高い撮影をすることは出来る。 でも写真って、もっと自由であってほしい。ハウツー本通りのシーンが、目の前に現れることって少ないと思うし。そもそも、それをそのまま鵜呑みにして撮っても、それはその人の写真とは言えないんじゃないかと思うから。 構図について経験から思うのは、絵画をめちゃくちゃ見ていて、それが写真に影響してると指摘されたことがあって、自分でも、なるほどと思ってます。 アドバイス出来るとしたら、写真や絵画をいっぱい観て、良いなと思う作品にいっぱい出会うこと。そんなストックをいっぱい貯めると、自然と、出てくる絵も、自分の視点が含まれたオリジナリティーのある構図になっていくんじゃないかなと。それくらいかな。

  • 飛行機でLifeSpeed

    列車からの車窓風景を撮ってますというと、他は撮らないんですか?ってよく聞かれます。いえいえバスでも飛行機でも撮ってます。バイクや車は、運転が好きなので撮れないですが、助手席に座るチャンスがあれば撮ってると思います。どんな絵が撮れるんだろうってワクワクするし、楽しいですね。 まったく飽きないし、試行錯誤しながら撮り続けられるテーマに出会えたのは幸せかもしれないですね。

  • My Automatism LifeSpeed++(シリウス)

    初めての東京での個展。ほんと実り多い個展になりました。初めて観た方が、後日知人を連れて来られたりなど、とても評価をしていただけて自信にもなりました。同時に、奢ることなく作品作りを頑張ねばと強く思えた個展でした。 2023.11.9-15 アイデムフォトギャラリーシリウス(東京 新宿)

  • 虹のち雨

    東京の個展まで後3日。なんとか作品の梱包を終えて、自宅からの搬出を待っているところ。いろんな写真を観てもらいたいものの、会場や作品テーマとの兼ね合いから、絞りに絞った写真です。色見本用のプリントやらラボから仕上がり前の作品を見て、あーなんか違うぞ、となると修正を繰り返す。そうやって作品をセレクト。今回もギリギリになって作品を2枚入れ替えました。外した作品も観てほしかったんですが、全体の構成を考えてのこと。観ていただいて感じていただいて、写真そのものが一人歩きしだして、初めて作品になると思ってます。いろんな人に何かが芽生える個展になることを願ってます。そんな忙しい中、虹が見えました。この後、大雨になったんですが、観れたことが良かった。

  • モバイル用にMacBook Pro14インチ版

    いやはや、迷いに迷って買いました。 モバイル用途のMacbook 12インチの入れ替えです。Mac史上最軽量の1キロを切る後継機が出ない希少なモデル。バッテリー交換を2回やって、OSのメジャーアップデートも対象外、おまけに修理もしてもらえないモデルになってしまって。買い替え時を探ってたところ。この軽さは捨て難いんだけど出先で現像やらイラレを使うケースが増えてきて、さすがに辛くなってきた。新しいM1、M2のアップル製のチップは、intel製を格段に上回ってるらしいので、今のモデルなら、どれ買っても確実に快適性は上がるかなと。重さ以外は。 母艦として最後のIntel製のCPUを積んだフル装備のMacbook PROの16インチがあるので、軽めのMacBook AIrの13インチが候補。ただメモリやSSDの容量を増やすと、それなりの値段になる。それだけ出すなら、もう少し出してMMacBook PROにしちゃおうかなと、ぐるぐる思案すること数ヶ月。 先日、何気に知ったAmazonのセールで、なんと33%引きのMacbook Proを発見。14インチのM1PRO、量販店だと33万超えのモデルが、新品で23万円。候補に上げてたAIrの値段よりもだいぶ安かったので決めました。 届いてまだ二日目。 モバイル用途では、数倍の快適性。重量は1.5倍になりましたが・・。 熱暴走が起きる気配がないくらいマシンが冷たく、ファンが回らないため静かなのは、出先ではありがたい。 色々と、とっても満足です。 重いですが・・。

  • 個展までひとつき切りました

    東京の個展に向け、展示レイアウト、展示作品を決めて、そこからプリント作業やら額装まで完了。ゲストの方へのちょっとしたお土産を作成中。あとはキャプション作りやら細々した作業が残るのみ。といってもテキスト書きやら、時間をかけてやりたい作業なので楽しんで取り組んでます。 2023年11月9日から15日ぜひ東京は新宿のフォトギャラリーシリウスで お会いしましょう。 全日在廊予定です

  • Adobeさん そりゃないぞ

    Adobeから、お知らせメールが届く。 サービスを低下させる時によくある、解読が必要な紛らわしい文章。おぼろけながら意味がわかってくると、えっそうなの?って内容に混乱する。 CleativeCloudの「同期済みファイル」機能が2024年2月1日に終了するとか。「この同期済みファイル」ってなに?を探ってみる。 これは特定のフォルダにある、ファイルをまるっとCLOUD経由で他のPCと同期出来る機能らしい。日常的に、メイン機とモバイル用途のサブ機のファイルの一部を、同期させてます。普段はメイン機で作業してるんだけど、出先で急に時間が出来て作業することがある。そんな時に、サブ機に作業中のファイルがあると、作業の続きができてとても便利。サブ機で作業したファイルは、当然、メイン機にも反映されます。 日常的に使ってる機能が、使えなくなるのは、大問題。 同様のサービスがAdobe以外でもあるにはあるけど、便利に使えてるので探してない。まれに同期できないケースがあるらしいけど、今のところ問題になったことはない。 さて、どうしたものか? ちょっと悩もう。

  • 創造のイノベーション 2023

    創造のイノベーション 2023.September 2023 09 05-09 Tokyo 東京は日本橋にあるレクトヴァーソギャラリーさん。初めての東京での作品展示。 写真以外の作家さん達とのグループ展。ギャラリーからお誘いいただいた時は、戸惑いもあったけど、展示させていただいて良かったと思います。 このギャラリーは、セーラー万年筆の本社だった建物で、趣があって、ギャラリーらしいと言えばそうかも。いくつかのギャラリーが併設されてる建物の一室。 入って驚くのは、自然光のような明るさ。 モネの展示で有名な、オランジュリー美術館の、あの明るさを感じました。もっともあちらは自然光で、こちらは、特殊な人工光で、部屋の明るさを演出をしてます。 なので作品がとても見やすい。 ギャラリーからいただいたアドバイスでは、額装はお勧めしてないそう。作品そのものの素の状態を見ていただきたいからが理由のよう。 ただこちらは、額装した作品のグレードを知ってるだけに、あえて額装の作品4点を展示させてもらうことにしました。 展示してみて、いやはや、ここ、ほんと見やすい。 ということで、今まで気がつかなかった作品の粗が、バリバリに見える。 作品作りに手を抜いてはいけないということですね。 ほかに3名の方が、展示されていましたが、4つの趣の異なる作品が不思議と相乗効果をもたらせてくれて、不思議な感覚。 スケジュールの都合で、ほぼ在廊出来ていなかったんですが、それでもたくさんの方に見ていただけていたようです。 次の作品制作のいい刺激をいただきました。

  • 熱い熱い夏も、そろそろ

    今年の夏は、ほんと熱い。暑いではなく熱い。 そんな中、今週から、東京でグループ展に参加させてもらってます。 仕事の都合で、在廊出来ないんですが、どんな風に見てもらえるのか? 誰かの心に、響くといいなと思います。

  • ヒトラーのための虐殺会議(映画)

    アウシュビッツの大量虐殺が決定されたヴァンゼー会議。1942年1月20日行われたその会議の議事録をもとに作られた映画です。 その会議の議題は「ユダヤ人問題の最終的解決」 淡々とビジネスのように進められる会議。シナリオ通りに進めようとする手法は、どこの組織でもやってると思う。ただ内容は、ユダヤ人を虐殺するたこと。あまりにも残酷で衝撃的な内容です。 映画を見ながら、途中気持ち悪くなってしまった。 ユダヤ人の定義を議論する場面、混血はどうする?など、人道的な視点からと思いきや、単なるメンツ的な問題であることにもゾッとする。 ユダヤ人を虐殺することに、誰も反対をしない。権力への忖度でよくある光景にも映る。ただ話されている内容は・・・。 是非是非、多くの方に見て欲しい映画です。そして、この映画を見て議論して欲しい。 これをドイツ人が作ったことに、とても意義があると思いました。 日本にも残酷な歴史があります。その中でも、日本軍史上最悪の作戦といわれるインパール作戦。 ぜひ、この作戦を決めた、いきさつを映画化してほしいと、この映画を見終えて思ってしまった。

  • カメラ初心者に薦めるカメラ

    先日、どんなカメラを買えばいいですか?と、その筋の人なら、何度も何度も聞かれたであろうことをまた聞かれた。 この質問、毎回困ってます。 全ての人に、あてはまる回答ってないと思うから困る。 ある程度、カメラやってて撮りたいテーマも決まってる状態ならば、少しはためになる回答ができるかもしれない。いや、これもできないか。 商業的な写真を撮るならば、型にはめて、そして型通りのカメラを選択すればいいと思うんだけど。趣味の領域が入ると、それは僕が答えられる領域ではないと思ってしまって。なんでもいいんじゃないですか?って、とっても冷やかに感じられる回答になってしまうんです。 例えば、形、大きさ、重さ、レンズやメーカーの好み、手にした時の感覚、音、操作性、そして触ってみて、使ってみたいと思うカメラが、一番じゃないですか。今のカメラなら、どれも間違いなくちゃんと写りますからって言葉を伝えることに。 もちろん、メーカーや機種ごとの大まかな絵の傾向はあるんだけど、そこも趣味の領域だと思ってますから。 写真をずっとやってて思うのは、カメラは、一台では済まない。 それが解っているから、究極の一台は、これです。なんて回答は、やっぱ出来ない。 カメラを始めたいと思ってる人って、その究極の一台を探してる気がするんです。何十万もするカメラを次から次へ買い足すなんてこと考えてないと思うし、考えたくもないだろうからね。だから予算の範囲で、触ってみて印象のいいカメラが良いんじゃないかなって答えになる。それに評判の高い標準ズームと単焦点を1本ずつ。 ある程度、撮りたいテーマが決まってくれば、そのテーマを撮るための必要なレンズを買い足す。 こんな感じの回答をしました。 すんません。

  • プール行ってきた

    ラクタブドームで、プール。 戸惑いもあったけど満足です。380円だし。 施設は、COSPAってスポーツクラブに運営を委託してる感じ。みんなそのロゴの入った服を着てるから、多分そう。併設されてるジムも別料金だけど使えるみたい。今度いってみよう。 案内された更衣室は、意外と綺麗。水着に着替えて、シャワー室で、大きな浮き輪を持った親子連れに遭遇。果たして泳げるんだろうか?って疑問も。シャワーを浴びて、室内プールに入る。おっ広い。 50メータープールの半分のところに壁があって、25メータープール二つになってます。手前が、泳ぐぞって感じの人たち用。奥が、子供連れが使うゆるい浮き輪OKゾーン。 施設のおおまかな感じを掴んで、最初は、奥の緩いゾーンで準備体操がてらプールの中でウォーキング。でっかいアヒルの浮き輪でバタバタしてる幼稚園くらいの子供の横を歩くのは、ちょっと気が引ける。 その後、プールを移動して泳ぐゾーンへ。ここで問題が発生。ゴーグルをつけようとすると、パキッて割れた。使ってないのでゴムが劣化しちゃったんだろうね。困った。しょうがないから、今日は歩こうと・・。 緩いゾーンで途中平泳ぎを混ぜながら、たっぷり歩き回ること1時間。いい運動になりました。 新しいゴーグル買って、また行こうと思います。 380円だし。

  • プールが380円

    通っていたジムが、ずいぶんと前に閉鎖してしまって以来、泳げてない。泳ぐと気持ちいいし、なによりプールの中で歩くだけでも充分リフレッシュできるので、久々に行きたいなと、なんとなく思ってました。 馴染みのカフェで耳寄りな情報をゲット。フィギュアスケートとか水泳とか、世界大会が開かれる、我が家から自転車で15分ほどにある「ラクタブドーム」。このあたりの人は、「なみはやドーム」って呼んでます。そのサブプールを一般解放してるとのこと。サブプールといっても50メーターある本格的な施設。料金は通常850円。それだけでも安いと思ったんだけど、それが、380円になるという裏技。市が健康促進対策として市民限定で利用料を補助してくれるとか。 この格安チケットは、お役所管轄の施設でしか買えず、ラクタブドームでは、売ってない。この辺りのめんどくささは、いかにもお役所的。 で、チケット買ってきました。 このチケットを買うために登録カードが必要で、役所の方が身分証明書で市民であることを確認後、手書きで、名刺サイズの登録カードに名前と住所をボールペンで書く。「はいっ」て渡された紙切れのような登録カード。あまりの簡素さとチープさに苦笑い。 あとは、1枚380円のチケットを購入。プールの受付で、登録カードと、チケットを見せてくださいという、アドバイスでおしまい。 さてプール行きますか。

  • 君たちはどう生きるか?

    ジブリ映画です。タイトルはあの吉野源三郎さん作の書籍から。事前の宣伝まったくないにも関わらず、ジブリと宮崎駿ブランドもあって、公開初日からかなりの観客動員だったらしい。公開から日が経つと、いろんなとこから映画の内容が漏れ伝わってくるだろうから、早めに観ときました。 感想は・・・です。 まず、吉野源三郎さんの原作とは、まったく別物です。書籍のストーリーを期待してると、がっかりすると思います。僕がそうでしたから。そんなこと関係なく、このストーリーを、楽しいと思えたか? すんません、よく解らなかったです。純粋にアニメーションレベルの高さには、唸る場面は多いんだけど、ストーリーには今一歩、感情移入出来なかったです。素晴らしい、考えさせられますと言ってる方もいるようなので、もう一回見ると変わるのかなという期待もあるけど、もう一回見ようって感情は、いまのこと沸いてこない。 もう一回、吉野源三郎さんの書籍を読み直そうと、家の中の本棚探してみたけどみつからない。誰かにあげちゃったのか?売っちゃったのか記憶にもない。 つくづく、このタイトルには、縁がないのかもしれません。

  • 人生は公平じゃない

    Netflixでやってた韓国ドラマ「海街チャチャチャ」を観始めた。16話中のまだ6話を見終えたところ。 主人公は都会(ソウル)で歯科医をやめ、海辺の田舎街で歯科医を開業した都会人のヘジンと、その海街で暮らす、街の人に頼りにされなんでも出来ちゃう万能ニートで自由人なドゥシク。対極的な二人のラブストーリー。 韓国系のドラマは、ドラマでしかあり得ない、お袈裟な設定や展開になるので、面白いと思って見てます。 さて、このドラマの中で ドゥシクが、ヘジンに言ったこのセリフ 「人生は公平じゃないんだ。一生でこぼこ道の人もいるし、必死で走った先に 崖が待つ人もいる。」 そうだよなと。 努力ではどうにもできないことがあって、成功ばかりしてる人には、わからないだろうと。 自分が不幸の中にいるということを、隠したいこと認めたくないって人は多いと思う。プライドが高く自分なりの成功を納めたと自覚している人ほど、その傾向は強い気もする。 生まれながらに、負を背負ってしまう人もいて、自分の力で打破出来ないこともある。皆そんな不公平な重しを背負って生きているということ。 それは誰にでも起こり得ることで、それで人の価値を決めてはいけないんじゃないかと。それが理解できると、人の見方って変わるんだろうなと。 そんなことも思ったセリフでした。

  • 佐伯祐三展 再び

    中之島美術館の佐伯祐三展が、まもなく終了。これだけの佐伯祐三作品が見れる展示会って、この先数十年ないんじゃないかと、もしかしたら、もう観れないかもって思うと、足が自然と美術館に向かってました。二回目だけど、全く飽きなかったです。一通りじっくりと観終わり会場出口前で入り口まで引き返し、また観てしまうくらい。堪能して、そして後ろ髪引かれまくりでした。 30年の人生の間に遺してくれた、この作品達。 ほんと好きです。作品買いたいなって思うほど。 買えないけど。 大阪市には常設の展示室を作って欲しいと切に願います。 自分の写真に、とても影響受けてること、改めて実感中。

  • ピアノマン

    ピアノマンと聞くと、ビリージョエルの名曲を思い出します。ピアノ弾きとして稼いでいた若かりしビリーが見た光景を歌にしてますが、これは漫画ブルージャイアントのアナザーストーリーの小説。 ブルージャイアント主人公のサックス奏者、宮本大の相棒でJASSのメンバーであるピアノ奏者の沢辺雪祈(さわべゆきのり)の目線で書かれたものです。 映画ブルージャイアント、そのもののストーリが綴られてます。 小説単品としても一級品ですが、映画ブルージャイアントをセットで鑑賞すると、面白さは何十倍にも広がる気がします。読みながら映画の光景が、頭の中をグルングルン浮かんで楽しかったです。 冒頭の雪折の幼少時代のエピソード。音が色で見えるという部分。音の高い低いや、ドレミという音階の基礎知識を知る前に感じた純粋で天才的な感覚。ちょいと身につまされました。大人は固定観念満載で接してしまい知識を得ることで失くすものもあることを。その音が色で見える感覚は、小説の最後に、パワーワードとしてドンと読者の心に響かせてくれます。 何よりストーリー展開に、泣かせられます。 青春を感じられます。 こんな生き方、ありだなとか。 この小説に出てくる人に、悪い人は見当たらない。人の弱さや嫌な部分もきちんと描写し、そして芯の部分で人としての誠実さが滲み出る人達が、いっぱい登場するところも、この小説に引き込まれる理由なのかなと。 ほんと名作です。 超おすすめです

  • 鉄塔の街

    いつからだろうか、鉄塔が多いなって思い出して調べてみた。「鉄塔の街」として検索すると、いろんな地名の中に大阪は門真市が出てきた。やはりこの街の鉄塔の数は日本の中でも異常なんだろうと。最近、そんな門真の街を撮り溜めている。門真はレンコンの産地としても有名で、レンコン畑があちこちにある。そんなレンコン畑からも鉄塔は目につく存在。この街をどう切り取ろうか、歩きながら考えて、撮りながら考えてる。しばらくは、答えが見つかるまで、撮り続けようかなと思ってます。

  • 女帝 小池百合子

    この本を手にした時に、何を期待していたのか? メディアが映し出す小池さんのイメージは、どちらかというと、ポジティブで行動的な印象。カイロ大学卒業疑惑も政権に留まっている事実から本当なんだろうと。政治家でなくても裏の顔なんてみんなあると思うので、ちょっと覗きみるくらいの軽い気分で読み始めましたが、小池さんのイメージが真逆になりました。 発売当初、異例の売れ行きでベストセラーになっていたので興味はあったんだけれど、これほどの内容だったとは、びっくりでした。 この本の通りだとすると、小池さんは、大嘘つきです。それは育った環境、特に父親の影響が大きいのかもしれない。生きるベクトルは、自分を権力者として高みに押し上げること。そのために時の権力者を利用し、価値がないと見ると、別の権力者に移ると。嘘も方便ということなんでしょうか。人間的な温もりは、権力者として目立つ存在になることに使えないとすれば、どうでもいいことなのかもしれません。 この書籍では、カイロ大学の卒業は、全くの出鱈目。小池さんをよく知る身近な人が、その学力レベルから、あり得ないと証言する人の言葉を掲載。一応、卒業したということにはなっているが、おそらく、それは何かの圧力で書き換えられたモノなんだろうということを連想させる言い回し。いや連想ではなく断言してます。 何かの拍子で、嘘をつくはずではなかったのに、言い出せず嘘が継続してしまうことって、多分、誰しもあると思う。ただ、この嘘の内容はそんなレベルではない。 東京の豊島園跡地にハリーポッターのテーマパークが出来たとか、そう伝えるニュースの映像に、最近はメディアで見かけることが少なくなった現役東京都知事の小池さんが映りました。この書籍に書かれたことが、嘘であるなら、とっとと小池さんは訴えを起こすはず。未だそうしていないのは、多分、本当のことなんでしょう。 とっても面白い読み物だったけれど、この書籍出版後に追及を継続していない日本のメディアの価値ってなんなんだろと考えさせられました。 いやはや怖い世界です。 映画化の話はないんだろうか? 凄く見てみたい。 人としてとても賞賛できるものではないけれど、権力者になるための意欲と行動力は、すごいものがあるなって感想です。

  • パエリアが美味い

    フランス生まれのストウブという鍋で、パパッと作ってみたパエリア。 超簡単に美味しい料理が出来ると、とても嬉しい。 カメラと一緒で道具って大事。

  • おっきな商業施設が出来てしまった

    ちょっと頑張った徒歩圏内に、ららぽーととアウトレットモールが出来てしまった。開業を待ち望んでる人も周りには多いけれど、新しいのに既視感のある風景を見ると、ちょっと寂しい気分になる。気になってた近隣の渋滞はなく。今の所、うまく整理出来ていて、スムーズに流れているのでほっとしてます。 3階建ての建物の中に、ブランド系のお店がびっしり。どこもお店のサイズが、大き目でゆったり感はあるけれど、人が多すぎる。 欲しいモノがある人にとっては、ワンダーランドなのかもしれないし、アウトドアショップと、本屋さんと、楽器屋さんが、近くに出来たのはちょっと嬉しいんだけど。 でもね100年後の未来に残したい建物に、ヨドバシとか、ららぽーとって、僕の中にはないんだよね・・。

  • 細見雄大展《かたちづくる》

    ギャラリー白 友人の細見さん初の個展でした。食べ物、建物、普段見慣れた、幾重にも重なり、揃うことで形になるものを撮り溜めた作品。 細見さんのコメントはこうです。 ≪かたちづくる≫この作品は、並べられていたり、積み重ねられていたりする事柄や、それらに誘導する事物を写真にしています。これらを無意識レベルで受け入れ、また、実行できている事に興味が向いたからです。生産性や効率化。 画一性や規格・標準化。秩序、常識、しつけ・・・私達は何をかたちづくろうとしているのでしょうか。ゆっくりと考えてみたいのかもしれません。 僕は、ずっと写真ってなんだろう?って考え続けてます。 写真を撮りづづけていて、ひとつ自分なりに腑に落ちたことは、「ずっと思考し答えが出そうで出ない状態に、自分を置く」 それが、作品作りのベースじゃないかと。おそらく細見さんも、考えて考えて、作品化をされたと思ってます。その思考に寄り添えれば作品を深読み出来て面白いんじゃないかと思いながら、作品を観させてもらいました。 細見さんのコメントにある「画一性や規格・標準化。秩序、常識、しつけ・・・」僕は、このコメントを読み、違和感を感じてしまった。画一的なことや標準化された価値観に対して、それは違うぞって視点で撮られたと勝手に解釈してました。僕は、そういう安定し没個性化した思考や行いには、同意することが少ないので、そう思ってしまったんだと思います。 でも、細見さんは、もしかしたら、画一的なことを肯定的に、この作品で啓示しているのかもしれないと。作品は全て同じサイズに揃えられ、機械的に高さをあわせ並べられた展示構成も、そんな意図があったのかなとギャラリーを後にしながら、ふと浮かんできました。そうだとすると、この展示構成は、正解かもしれないと。 作品を観ている時に、僕なら、どう表現するだろうかと考えて見る癖があります。この細見さんのテーマ。僕は画一的なモノや考えを否定的に見る傾向があるので、風刺的に作品は大きさもランダムにして、物干し竿(ひも)に、印画紙を吊るすイメージにしちゃうかなと。 僕の独断的な勘違いは置いといて、細見さんがどんな思考で、この作品を作り、どんな方向に向かっていくのか、長い時間かけて、追いかけてみたいなと。 そんな気分になった個展でした。

  • 無人島のふたり

    山本文緒 著 直木賞作家の山本さんが、膵臓がんと診断された2021年4月から、2021年10月に亡くなるまでの日記です。 58歳。出版することを前提に書かれたものでもあります。 小さな頃こんなこと思ってました。死ぬときは、人間の全ての機能が等しく衰退していってそれが全てゼロになった時に亡くなると。 そんなことは全くの誤りだとすぐに気がつくんだけれど、今でも、そうあって欲しいと思うことがあります。 作家である山本さんは、書いて書いて、もう書かなくてもいいんだと思ってはいても書いてしまう。そして書くことで救われていると書かれてました。 淡々と流れる最後へと続く時間の中で、山本さんはきちんと状況を受け止め、その時に感じた、たわいもない普通の感情や想いを書かれてます。蝕まれていく体調の変化と余命がそれほどないこと以外は、至って普通に。 日記から漏れ伝わる、山本さんのあったかい人柄や価値観。それに家族への愛情たっぷりな想いは、読んでるこちらにも伝わって複雑な気持ちになります。 想像通りの結末。 山本さんが書かれたものではない、亡くなられたことを知らせる最後のページ。 ほんとに亡くなったんだと、ぽっかりと穴が空いたような感覚を味わいました。 自分は、最後に何を遺せるんだろうか? すごく大切なことを教わった気がします。

  • オシムの遺産

    島沢優子著 一気に読んでしまった。 読み終えるのが、もったいないなと思うほど気持ちよかった。 サッカー日本代表監督だったオシムさんと関わりを持った方々のインタビュー記事。数あるオシムさん関連との違いは、著者の島沢さんが、オシムさんとの交流がないこと。その視点が新鮮だったのと、ここに書かれた方全ての人生を変えてしまったオシムさんの偉大さは読んでて痛快でした。 ひとりのサッカー好きとして、オシムさんのサッカーは、見ていて楽しかった。それに漏れ伝わってくるオシムさんの言葉の重みは、とても面白くてオシムさんの記事は当時楽しみに、読んでました。 この書籍では初めて知ることも多くて、あらためてすごい監督だったんだなと。 監督は技術や体力では敵わない。選手が思い付かないアイデアを提示することで、選手との信頼関係を築くんだとか。 子供からの質問で、リフティングを100回出来ません。どうすれば、うまくできるようになりますか?と聞かれたオシムさん 「そんな練習はやめなさい。試合でリフティングを100回することがありますか? もっと他の練習をやりなさいと」 禅問答みたいな話も。 内容が、いちいち腑に落ちるから、もっと話を聞いてみたいと思うんですね。 ナイスな本でした。

  • 佐伯祐三 自画像としての風景

    中之島美術館 佐伯さんの絵を初めて観た時の衝撃を未だに覚えてるほど、好きです。 おこがましいですが、自分の写真にも、とっても影響を受けてると思う作家の一人ですね。 「自画像としての風景」 今回の展覧会は、年代順に並べられていて、画風の変化が楽しめます。僕はTHE佐伯だと思う、パリのなんでもない街並みに文字が踊るように書かれた建物の絵が大好き。この画風を知った時に、電気が走ったみたいな衝撃を受けて、未だに佐伯さんの絵を見ると、その時のこと思い出してしまいます。 佐伯さん絡みの、書籍をいくつも読んでますが、佐伯さんって、自画像に残された風貌から想像できるほど、女性にモテたそうなんですね。まぁそのあたりの奥さんの裏話は、書籍で是非。 そんな自画像も良いし、船舶の写真が、妙にツボで、ずっと眺めてられるんですね。 もう一回、こっそり観に行くと思うナイスな展覧会です。

  • 倉敷 児島 ちょい旅

  • BLUE GIANT

    石塚真一さん原作漫画のアニメ映画です。 ここ京都は出町座では「クセツヨLIVE音響」というミキシングを施し、大迫力の音響が素晴らしかった。 スラムダンクといい、この手のスポコン系の展開は大好き。 百聞は一見にしかずとは、このことですね。 是非是非!!

  • マリウポリ 7日間の記録

    すごい映画でした。 ロシアに攻撃され続ける中、避難先の教会地下で暮らすマリウポリの人達の記録。 ナレーションはなく、ただただ撮影されたものが流れる。教会の周り、教会の地下、教会から望むマリウポリの街。アングルはそれだけ。鑑賞中、ずっと爆撃音が響いてます。遠くに聞こえる爆音はずっとあって、すぐそばで落雷が落ちたような爆音が不定期に爆風と共に鳴り響く。天候悪化の落雷は、やり過ごせば止まるけれど、こちらは、その恐怖がずっと続く。大きな爆音に、ビクッとしている人達の反応が一層リアルな追体験をしている感覚になる。 そんな暮らしの中でも、食べ物は分け合い、そして教会の前で爆風で飛ばされたガラスの破片や瓦礫を片付ける。教会が危ないとなり、そこから撤去を余儀なくされる人達。その先のことは伝えてはいなかったけれど、ウクライナの人達は、明日のこともわからない不安な日々で暮らしていることを、この映画は伝えています。 この映画のフィルムを回し続けた監督は、親ロシア派に連れ去られ殺されたとのこと。そんな危険と隣り合わせの中で暮らす人達を残したことに、とても価値があるんだと思う。 娯楽として観れるものではないの。だから興行的にメジャーな映画館では上映されないんだろうけれど、今観るべき映画の一つなんだろうと思います。

  • NIKON Dfって好きだは

    ミラーレス全盛の今、レフ機のNIKON Dfです。 2013年発売から2020年ごろ生産終了した一眼レフのデジタルカメラ。生産終了を知り、手にいれることを思案しながらも買わずじまい。店頭在庫もなくなり中古市場でも高値傾向。とっても狭い界隈での人気機種。そんなちょっとレトロなカメラを縁あって使い始めてます。 NIKONのショールームで遭遇してから、シャッターを押した時の手に伝わる感触と音が妙に記憶にこびりついちゃって、ずっと気になってた機種。 やってきたのはDf本体と50mmf1.8付きレンズキット。ただ、これも以前から気になってたカールツァイスのPlanner50 f1.4を付けっぱなしにして使ってます。 ミラーレスに慣れきってしまった体には、このDfは正直めんどくさい。 ファインダー覗いて右手の人差し指と親指でぐりぐり設定を変えるということが、出来ない(設定次第で出来るといえば出来るけど・・)。 Dfだとこう。カメラ本体を上から眺めながらISO感度、シャッタースピード、レンズの絞りリングをぐりぐり回して、こんなもんかなって露出の設定をする。それからファインダーを覗き、露出の微調整のため、またファインダーから目を離して・・という操作フロー。フィルムの時って、こうだったなぁと懐かしくもなるフローではあります。 そしてファインダーを覗き込んで、レンズのフォーカスリングを回して、ピントを合わせる。 Dfには、当然ながらオートの機能もあるのけれど、これだとDfじゃなくても良い気がするので「積極的」にオールマニュアルの操作で使ってます。 めんどくさいけど、すぐに慣れました。 そしてフローの最後に、素晴らしいシャッター音と手のひら伝わる素敵な振動を手に入れるために、シャッターを押す。 コレコレって思わずニヤけてしまう瞬間ですね。 1600万画素と今となっては低画素の画質は、想像以上に良かったというより、素晴らしい。レンズの影響もあるけれど、開放は柔らかく絞るとキリっとする解りやすい描写が好印象。バッテリーが、びっくりするくらい持つので旅向きのカメラだとも思う。 ずっと触ってます、このカメラ。 ホワイトバランスの設定や、グリップが浅いとか、気になるところも目についてくるけれど、使ってると全部許せてしまう雰囲気が、このカメラにはあるんですよね。

  • ファイルシステムの話

    写真のファイルサイズが、どんどん大きくなって保存する媒体にも、ちょいと頭を使わないといけない時代になってます。 冷蔵庫みたいな大きさのコンピューターや、紙カードを使って仕事をしてた時代を経験してる身からすると嘘みたいな進化です。1テラなんて誰が使うんだと思ってたけれど、今では半年で使い切ってしまうんですから・・。 このファイルを記憶する媒体、SDカード、USBメモリ、HDD、SSD。まっさらにする初期化の作業、フォーマットともいいますが、それをやって使えるようになります。今では初期化済みの状態で売られている場合が殆どですから、そんなことしたことないぞって人も多いと聞きます。 そういう方は、以降は読み飛ばしてください(笑) カメラ本体で初期化する時は聞かれないけれど、パソコンで初期化作業をすると何やら形式を聞いてきます。どれにしますか?って。 exFATとかNTFSとかいう、それ。 その話です。 街を整備する時に、区画はこのサイズで、高さはこれくらいまでと決めてから、住民を迎え入れるのと同じで、ファイルを入れる箱の中を定義します。この形式をファイルシステムと言うんですが、これ、いくつかの種類があります。 大雑把に分けるとWindowsでしか使えない系(Macでは読めるだけとか・・)、Macでしか使えない系、両方で使える万能系の3グループ。カメラ本体で初期化すると、だいたい exFATって形式になります。これ、WIndowsでも、Macでも使える万能型の形式。 カメラがWINやMACとパソコンに依存しないシステムを採用するのは、当然といえば当然ですね。 ただし、このexFAT、とっても信頼性に難ありなんです。ということをお伝えしたい。 Windows系の主力は、NTFSという、その時代とっても優秀だったWindows NTというOSから採用されたもの。仕事でこのOSを使い始めた頃は衝撃でした。それまでのOSは、プログラムが暴走するとシステム全体がおかしくなるんだけど、このNT、暴走するのは、そのプログラムだけで、他はそのまま正常に動作してましたから。もちろん、いろんな条件がある上でなんだけれども、この仕組みを作ったマイクロソフトってやっぱすごいと心底思いました。うん、ほんとにすごかった。 話は戻ってMAC系ファイルシステム今の主力は、APFSという、

  • CRUMPLERのカメラバック

    2011年に買ったメッセンジャーバックを、このところ引っ張り出して活用中。CRUMPLERというオーストラリアはメルボルン生まれのブランドで、メルボルン旅行中にお店を探して買ってきたもの。ロゴがかっこいいのと、素材の丈夫さ、大きさや使い勝手がちょうどいい。 先日、量販店で、このCRUMPLERのバックを発見。いつの間にかドイツのメーカーに生まれ変わってるんですが、あの時に良いなぁっと思ったロゴはリニューアルされ、素材も軽薄な感じに変わってました。あの時、グッときたデザインや堅牢さが失われちゃったのはなんとも寂しい。 道具は、使い込んでこそだと思うので、丈夫さが損なわれてる気がするのがね・・・。新しい物が、良いとは、限らないです。 いつも思うけど、カメラのバック選びって難しい・・。

  • 教育と愛国

    雑誌AERAに、この映画の監督「斉加尚代」さんの特集記事を読み興味が湧いて、大阪は十三にある第七芸術劇場という渋い映画館で観てきました。どこかの団体がステッカーにしそうで、敬遠する人も多い気がする「教育と愛国」というタイトルの映画です。 近年、見えない圧力によって教科書が改訂されている様を丁寧な取材によって解き明かすドキュメンタリー。テレビでも放映されていたらしいんですが、全然知りませんでした。 良質なドキュメンタリーはNHKが独占。それも海外で作られたモノばかり。スポンサーの関係で、この手のものには、お金が付きにくく、放送されることが難しいことは想像出来ます。だから、この骨太のテーマを民間のテレビ局が制作公開したことが、妙に嬉しかったです。 映画の冒頭は、こんなシーン。挨拶の設問(1)おはようございます、と言いながら頭を下げる(2)おはようございます、と言ってから頭を下げる(3)頭を下げた後、おはようございますと言う さて正解はどれ?正解は(2)だそうです。こんなことが、今の教科書には書かれているんですね。 そして道徳の教科書のとある記述部分、背景のパン屋が和菓子屋に変わったという教科書の変更。パン屋は日本生まれのものではないことが、変えられた理由だとか。そんな話題から教科書の改訂の過程が紹介され、核心に迫っていきます。 例えば戦時中の歴史の話題、従軍慰安婦や沖縄の集団自決を例に、国が介入したとされる悲惨な歴史から、国の介入部分がバッサリと教科書から削られる「改訂」がされた等。 教科書は、教科書検定という審査に合格したものだけが使われるそうです。複数の出版社が作る教科書。どれを選択するのかは、学校や自治体に任されているようです。教科書検定の際「あるべき教科書の指針」の定義や、教科書を選択する際、出版社や学校に対し政治の思想をベースとした圧力が介入しているという、恐ろしい内容。 このドキュメンタリーの本質は、「日本人はこうあるべきだ」という理想の愛国主義思想を植え付けるべく、教科書を政治主導で書き換えているという事実を公にするということ。 歴史を都合のいいように湾曲して伝え、偏った思想へ変えていく方法は、まさにプロパガンダ。それがこの日本でも行われているんじゃないかと。そういう事実を知り、とても怖いものを感じてしまいました。 日本も、戦時中、都合の良い

  • 春ですね

    4月は節目で、生活がガラッと変わる季節でもあります。 学生の頃は、卒業式、入学式、クラス替え、などなど、変わったぞってヒシヒシと伝わる行事が目白押し。多分、これが良い刺激になってたんだろうね。 桜って、この絶妙な時期に咲き誇るんです。ずるいぞ。 そんな事を考えながら、まったりと過ごす休日が好きかも。

  • アドルフに告ぐ

    手塚治虫さんの作品 漫画は不慣れなんですが、次の展開を知りたくてドンドン読み進められた感じです。 この漫画に出てくる3人のアドルフ。一人は、あのナチスの総統。そして日本で育ち幼少から仲のよかった国籍の違う二人のアドルフ。戦争を背景に、人種や国籍の違いから生まれた思想をベースに展開します。面白いというか残酷です。 フィクションだし、時代はナチス全盛のあの戦争当時でも、全く古臭さを感じないのは登場人物のキャラクターや思想が、程度の違いはあれど、今も変わらず存在している事を、薄々感じてるからなんだろうと思いました。 まさにウクライナとロシアで起こっていることもそう。日本でも、暴力には至らないにしても、出身地や出身校で、何かを判断してたり。そんな事を考えてしまいました。 恥ずかしながら初めて手塚治虫さんの漫画を読んで、びっくりというか凄みが解った気がします。

  • 継続するコツ

    2022年小中高の自殺者が過去最悪の512名だとか。内訳は、小学生17名、中学生143名、高校生352名だそう。学業、進路、入試が、主な理由らしい。 悩みの重さは人それぞれ。時が変われば、なんであんなことに悩んでたんだろうと、思うことも多い。でも、当事者にとっては、なかなかそう思えないのは、みんな知ってること。 512名、この数字を知って、どう感じるのか。 この数字のひとつひとつは、重い重い命の数。 「継続するコツ」という本を読んだ。いろんな理由で継続できないということをどう対応するのか? 例えば、絵を描きたいと描き始める。書くことが楽しい。けれど描いた絵を他人と比べて才能がないと辞めてしまう。でも描くことが楽しいということと、才能がないということは別の話。描くことが楽しいということは変わらないでしょと。そんな話から始まります。 なるほどねと。確かにと思うことも多いし、ちょっと不思議な気持ちになる内容でした。 自殺とは、全く関係ない内容かと思いきや、著者の坂口恭平さんは、「いのっちの電話」というサービスを展開されており、死にたいという方からの電話を24時間受け付けているとのこと。 終盤に書かれた提案。この国は、お金がなければないで、ちゃんと支援する制度があると。それをきちんと学校教育の中で教えるべきだという提案。仕事が無くなれば、生きていけないという不安を少しでも和らげる解決策の一つかもしれない。 そして、やりたいこと、好きなことを続けるには、お金がないこととは基本関係ない。いや関係ないことはないけれど、そんなことはどうにでもなりますよという論旨。 なるほどね、です。 「学校も会社も進学も人それぞれで、悩むことも多い。でもどう転んでも、この世の中どうにでもなるよ」と、そんな風に言ってもらえて、そうだよなと思えると、救われた人もいたかもしれないかなと思いました。 視点が変わるナイスな本でした。

  • さよなら、野口健

    ネガティブな暴露本かなと思ってました。 野口健さんの講演を聞いたことがあります。1時間の予定がなぜか1時間半。とにかく、ずっと話してて、台本なんてなく、ただただ話したいことを話しているんだけれど、引き込まれます。 言葉は悪いけれど、悪意があれはペテン師になれる話術だなと。ただ話していることの本気さが伝わってくるというか、言葉に熱がある。それに話していることは、遠くない未来に実現しちゃうんだろうなと、思わせる雰囲気もある。 ある種の宗教かもしれないですね。 この書籍、野口さんの元で働かれていた方が、書かれてます。 野口さんの人となり弱さ、そしてご自身の葛藤をあから様に表現されていて、なんだなんだと一気に読み終えてしまいました。 野口さん、敵も多いんだろうなとは想像もつく。でも、応援してる人も多いと思う。サラリーマンやってたら、まず、お目に掛かれない人だと思います。 本人も知られたくないことも書かれたこの書籍、なんと野口さんも一緒になって宣伝してます。 すごい人ですほんと。 読後感が、とっても心地よかったのは、作者と野口さんの絆を根底に感じるからなんでしょうね。

  • きっかけ

    2011年、オーストラリアへ旅した時、バスの車窓から撮った一枚の写真。これは、「Lifespeed」としてまとめた作品のきっかけになった記念すべき一枚目の作品でもあります。未来へ繋がることって、今この時点では分からないことの方が多い点と点が繋がるってこういうことなんですね。

  • 写真は楽しい

    体と心がギュっと縮こまった感覚。コロナのおかげで明らかに体力が落ちてます。徐々に取り戻すしか無いんだけれどね。こんな時は、好きなことをするに限る。 やっぱね、写真撮るの楽しい。 何が楽しいのか。 素直に撮りたいと思ったものを撮るだけ。誰かに見てほしいとか、そんなことを考えることなく自分に正直になって撮ってる時が楽しい。 この感覚、ずっと忘れずに続けたいと思います。

  • Covid-19

    油断してました。 2類相当から5類へ引き下げと、コロナの感染症法上の定義が変わることが決まって、なんとなくイメージが軽く思えてきた矢先、感染してしまった。 横浜で仕事を終えた帰阪途中の新幹線車内、風邪引いたかなと思う予兆を感じた。帰宅して、ドット疲れと共に熱が出てきた感じ。 翌日向かったのは、病院の駐車場奥に作られた屋根だけの簡易テント。ここが、発熱外来の診療所。予約時間までに、15名ほどが、集まっていた。 感染防御服を着た方が、2名、慣れた感じで受付を始め、簡単な説明の後、診療開始。 PCR検査とインフルエンザ検査用に咽頭粘液を鼻の中から採取。事前にネットで伝えていた内容の確認があり、これからのことの説明と解熱用の薬を受け取り、終了。 夜、メールで、コロナ陽性、インフルエンザは陰性の結果を知る。 一週間、熱は38度前後をうろちょろ、体がだるく、喉の痛みと咳が出る。とても仕事が出来る状況ではなく、静養するのみ。食欲がないわけではないのが救い。 びっくりするくらい、よく寝てました。 毎日、20時間くらいは寝てたかもしれない。 よくも、これだけ寝れるよねってくらい。 当然ながら、自宅からは一歩も外出せず。 パソコンも触ってない。 枕元のiPadで、たまにニュースを見る程度。 7日目にして熱が下がってきて、体が楽になってきたとこ。 もう少しかな。

  • 気配

    遠くから、人の気配を感じることが好き。 何してるんだろう? 何、話してるんだろう? 聞き耳を立てたり、尋ねることはしない。 想像するだけなんだけれど。

  • パリに生きた画家たち

    マザキ・マザック美術館 ここに美術館?ビルの中にある美術館でした。 アルベール・マルケ、モーリス・ユトリロ、佐伯祐三、荻須高徳 4人がパリで描いた作品が展示された企画展。 アルベール・マルケは、建物の上層階から街を見下ろした構図が新鮮。 ユトリロは、後期の寂しさ真っ只中の少し前の作品。 佐伯さんは、もう、何も言うことがないくらい大好きな画家。佐伯さんに影響を与えたヴラマンクの作品も展示されていて、その対比が面白い。 佐伯さんが、ヴラマンクに絵を見せたところ、「アカデミック」と言われてほ一蹴されたとか。 アカデミック? 学術的でとか、優等生的とか、肯定的な意味がある反面、芸術的には、古臭い古典的という意味もあるそう。もちろん、この場合は後者の意味で言われてるんですね。その一言に落ち込み、以降、野獣派と言われるザ・佐伯の画風になったと言われて、展示されていたヴラマンクの作品からは、その影響が伺い知れて、とっても興味深かったです。 そして荻須さん。パリ滞在中の初期の絵は、もろ佐伯風なんだけれど、どんどん画風が変わってきた画家です。佐伯さんと比べると画風が明るいのも特徴ですね。 この企画とっても良かった、 パリに魅了された画家は、数多くいて、この4人だけでは、語り尽くせないとは思うけれど、この4人だけでも、これだけの違いを描かせるパリって街は、やっぱすごいなと、思わずにはいられなかったです。 それに、この美術館、こじんまりとしているけれど、作品の数が、ちょうどいい美術館でした。

  • ゲルハルト・リヒター展(豊田市立美術館)

    豊田市立美術館は、とても好きな場所。建物の造形もそうだけど、何より室内のとても明るくて作品を見やすい。そしてリヒター展、東京に続いて2回目の鑑賞。会場が変わると見え方も変わる。東京よりも、こちらの方が断然見やすい印象あります。でね、やっぱすごいはリヒターさん。作品に圧倒的な存在感を感じてしまいます。ビルケナウ。もう日本では観れないと思うから、何度も何度も見てしまう。そして、作品を作りたくなる衝動に駆られるんです。すごいね。

  • ある家族

    里親を題材にした映画。ファミリーホームという一軒家で生活している児童養護施設の物語。ファミリーホームは、養育者の家庭に5名から7人の子供を預かる児童養護施設の形。日本では数件しかないそうです。里親制度には・はぐくみホーム(ファミリーホーム)・養子縁組里親・親族里親・専門里親・週末里親こんな種類があるそうです。なんらかの事情で親と暮らせない子供の数は、全国に42,000人。ほとんどが施設で暮らし、里親で暮らす子供は、厚労省の統計データを見ると平成20年度で6,019名。大阪では152名と明記されてました。この数字、どう思われますか?僕は、少なすぎると思ってしまった。里親? そんな簡単にできることではないです。いろんな障害がすぐに想像できる。実際にその行動をしている方が少ないながらでも居て、でも自分は他人事だと思っている。僕と同じ感覚の人が多いのかもしれないですね。少なすぎると思った数字は、自分以外の誰かがやってくれるだろうと思う他人事として見ていることを反映しての数。ちょっと自分が恥ずかしくなった。そんな自分に何が出来るんだろう?里親になられている方へ、適切な言葉が見つからないけれど、暖かく見守る、そして助けてほしい時に、声をかけてもらえるような、そして自然に何かを僕らが与えられるような社会にしなければいけないのかなと、ありきたりだけど。もちろん、親と暮らせない子供達を減らすことも必要なんだろうけど。映画は、今時のテレビドラマ風にお金をかけたセットや演出はありません。だから安っぽい印象もあります。でも、それが逆によかった。ウクライナの近隣の国は、この紛争で国を逃れたウクライナの人達を受け入れてます。日本もそんな国の一つなんだけれど、果たして本当にそうなのか? 架空の話になるけれど、紛争が起こり近隣の韓国や中国から国を追われてきた人達を、僕らは受け入れることができるんだろうか? 日本人が、国を離れないといけない事態になったとしたら、隣国の人達は、僕らを受け入れてくれるんだろうか?飛躍した想像だけれど、そんなことも、考えてしまった。里親として、子供を預かることは出来ないとしても、何か出来ないものか?そういうことを考えさせる映画でした。そういえば、ドラマ「ファイトソング」の舞台も、ファミリーホームという形だったのかもしれないですね。

  • すずめの戸締り

    市のホールの前には、成人式ではなく「二十歳の集い」に若者が、わんさか集まってました。正装するのは節目として、とてもいいことだと思う。高価な服を着る必要はなくて、ジーンズでも、その人らしい清潔感を持って、出席すればいいと思ってます。ただ、どこかの歌舞伎役者ばりの身なりをしたり、目立つだけの装いって、中身が薄くカッコ悪いイメジを持ってしまって、とても滑稽に見えるんです・・。時代と共に、価値観は変わるものだから、ウダウダいうことでもないですね。ただ成人式に、警察官が安全のために警備するっていつから普通の光景になったんでしょう・・。さて映画です。新海誠さんは、この映画で何を伝えたかったのか? 「君の名は」「天気の子」に続く「すずめの戸締り」天災をテーマに、それを映画のバックボーンとする比重がどんどん増してる気がします。相変わらず、水、雨のシーンは、大きなスクリーンで観て良かったと思える出来栄え。反対に人物の描写が、どこか野暮ったくてそっけない印象の絵が多いのも、いつもの新海風ではあります。新海さんが、凄いなぁって思うのは、アイデアの秀逸さ。このストーリーを考えついてしまう創造力には、ため息しか出ない。天災? 人災?新海誠さんって、古風なしきたりや習わしをとても大切にしてると思うんです。映画を見ている客層が、年齢層高めに思えたのも、そんなところが、一因としてあるのかなと。二十歳の集いに出た若者が、この映画を見て、どう思うのか?すごい興味があります。

  • THE FIRST SLAM DUNK

    スラムダンクの映画です。アニメを映画館で見るのは、水の描写がめちゃくちゃ感動的な新海誠か、スケールが壮大な宮崎駿くらい。スラムダンク?大きなスクリーンで観る価値あるかな?と思いながら・・いい意味で裏切られました。めちゃくちゃ楽しめました。スラムダンク、漫画もアニメも未経験。ストーリーを知りません。バスケットの青春もの。名言がいくつもあって、桜木花道って不良が主役。知識はそれくらい。映画の中では、桜木君以外の登場人物や、その背景。人物間の繋がりが、解りづらかったので、そこは復習して、改めて観てみたい。「諦めたら、そこで試合終了」いい言葉です。いろんな意味で、いろんなこと諦めずに続けてみる。大事なことですもんね。おすすめです!!

  • SHIMODAのカメラバッグはナイスです

    simodaのエクスプロール40というカメラバックを使い始めてます。普段はシンクタンクフォトのキャリー、ショルダー、ザックの3種類を組み合わせて使ってますが、どんな場面でも適応するカメラバックって不思議とない。機材だけではなく着替えやら旅道具が増えると、いつも悩みます。歩きが多くなる想定だと登山用のザックを使たり。ただ機材の出し入れが面倒なので、レンズ交換やめたってなることも、しばしば。そんな歩き旅用途で、使えるカメラバックです。背面がガバッと開くことや、コアユニットの間仕切りやを変えたり、コアユニットも大小いくつかあって、工夫ができる。なにより、ヘビーな登山用に負けない、腰や肩ののベルト部分が登山用ぽくて、とても好み。重い機材を入れて歩き回っても快適な時間が長く続く感じがします。色味も、カメラザックっぽくないとこが、気に入ってます。

  • MacBook(12インチモデル)復活

    去年の暮れから出先で活用中のMacBookのバッテリが怪しい。MAC史上最軽量を誇る920グラムで画面12インチの2016年モデル。アップルストアで実物を触って、そのコンパクトさと軽さにビビッときて衝動買いしちゃったモノ。バッテリ端子と共用のUSB-Cの外部端子が一個しかない。外付けSSDやらカードリーダーを繋いでる最中に、バッテリ残量が少なくなるとドキドキするけど、この割り切りは大好き。薄さを徹底的に意識したバタフライキーボードは、その頃から圧倒的に評判が悪く。すぐに改良型が出て、それでも不評だったようで今は不採用になるほどの出来の悪さ。ストロークが浅すぎて打鍵感が気持ち悪い。慣れかなと思っていても、他のパソコンを触ってしまうと、なんとも苦々しい感触が毎度蘇ります。でもこの薄さとカッコ良さは無敵です。このMacBookの圧倒的な軽さは、ほんと正義。メモリは8ギガ、SSDは256ギガの低スペック版。モバイル用途でテキスト書き、WEBの閲覧、写真データの保管が主な用途。快適ではないまでもillustratorやPhotoshopのアドビ製品もちゃんと使えます。テザー撮影も、問題ない。スペックが欲しいと思うこともあるけど、大丈夫。途中バッテリ交換をして、7年も使ってることになります。このMacBook、残念ながら最新のOS Venturaに対応されませんでした。僕の使い方ならばOSをアップデートしないといけない理由もないけれど、セキュリティの心配は残ります。新しいM1とかM2のチップを積んだMacBookも気にはなるけれど、僕の用途ならば高性能は求めてない。でもバッテリが持たない問題は、なんとかせねばということで、お守りがわりに電源ケーブルかモバイルバッテリを鞄に入れてましたが、ついに、バッテリーの警告が出ちゃいました。「修理サービス推奨」と。そろそろ買い替えか? 充分減価償却出来た気がしますが現行製品のMacBook Airが、軽さも価格もちっともAirではないので、気が引けてます。バッテリー交換すれば、まだいけそうな気もするし・・。アップルストアに持ち込んで相談したのがクリスマス前。この12インチのモデルは、それ以降、後継の製品が出てないこともあって、いまだ使ってる方が多いらしいとの話。解る気がします。これ、ビンテージモデルという扱いになっていて修理は部品の在庫がある場合だけ可能とのこと。見積価格は2万3千80

  • 2023年 明けましたね

    あけましておめでとうございます。2023年がやってきました。今年も良いとしにしましょう!!

  • 人間

    人と同義語だと思ってた「人間」という言葉。なんで「間」という字を使うんだろう? スピリチュアルな書籍「なまけ者ののさとり方」を読んだ影響だと思うけれど、ふと考え込んでしまった。人間とは、こんな概念を示す言葉だそうです。・人の住むところ。世の中。世間。・人が生きている人と人の関係の世界。・またそうした人間社会の中で脆くはかないさまを概念的に表すことば。・(社会的なありかた、人格を中心にとらえた)人。また、その全体。全ての問題は人間関係に起因すると心理学者のアドラーさんは言ってました。そうであるような、ないような。人と人の間に必要なモノってなに? 「愛」「憎」なんてm想像出来るけれど、調理人ならば料理。サービス業ならば、サービス。執筆かなら、文書。そうも置き換えられる。間に置くモノやコトによって、人と人との関係性は良くもなるし、悪くもなる。一生かかって、その間に入れる何かを探し出して、創り出して、そしてそれを極める。なかなか哲学的なことを考えた、本日でした。

  • 足跡 (鳥取砂丘)

  • なまけ者のさとり方

    とある雑誌で俳優の石田ゆり子さんの愛読書として紹介されていた書籍です。読み始めて不思議な感覚になりました。普段この系統の本を読まないからかもしれませんが、体がというか、頭の中が、ふわっと広がる感覚。スピリチュアルという系統になるらしいんですが、宗教チックな内容です。・全ては平等である・全ての生き物の基本的な営みは伸縮と拡張・生き物の状態は「スペース」「エネルギー」「かたまり」で表せる冒頭、こんな指摘から始まるので、頭の中はポカーンです。文章やキーワードをきっかけに謎解きの答えが、自分の中でぼやっとみえてくる、そんなイメージ。何度か読み返すと、おそらく捉え方も変わってくるんじゃないかと思いました。18歳の時に、この本と巡り会ってから、何度も読み返しているという石田ゆり子さんは、相当な意識高い系の方なんでしょうね。誰かにとっての良本が、自分にとっての良本とは限らないけれど、これは何度も読み返したくなるという気持ちは、解ります。一度読んでみて、なんだかわからないけれど、理解できた時の自分は、ちょっと大人になれるんじゃないかという期待を抱かせてくれる気がしましたから。ただ、まったく受け付けない人もいるんじゃないかな。というか、そういう人の方が多い気がします。なんとなくですが。

  • 植村直己冒険館

    兵庫県は豊岡。ここは冒険家の植村直己さんが生まれ育った場所。そこに植村さんの功績を残した記念館、いや冒険館があります。冒険家を応援しようというスタンスで創られた冒険館。他の記念館や資料館とはちょいと趣が違う気がします。入り口は氷河の中を入っていくイメージでアスファルトの壁で挟まれた緩いスロープを歩きながら館内へ。ここへの訪問は2回目。ちょっと背中を押して欲しいなって思う時に行くと、良いかもって場所です。ここにきて気づいたんですが、植村さんが残した言葉って、とても響くんです。例えば「やったことの大きい小さいではなく 自分の夢に向かってどれだだけ”心”を賭けることが出来たかが大切である」「自分を作ろう。人との競争ではなく、自分しか出来ないものを」こんな言葉を残してるんです。植村直己さんが、どういう人だったのか? 調べて学んで知識が増えるほど、人間臭い人だったんだなと。その人間的な魅力に惹かれてしまう。そんな印象が残ります。それと写真やビデオに残された植村さんの姿。こんなにも笑顔が魅力的な人って貴重だなと。身体からにじみ出てくる笑顔って感じ。すごくないですか?僕は、こんなにも素敵な笑顔を自然とは作れない。一生かかっても無理かもしれない。いや、一生賭けて、こんな笑顔が出来る人になりたいなと思いました。

  • ブラックフライデーのお買い物

    Amazoneのブラックフライデーで、買い物しました。11月の第4木曜日は感謝祭で、その翌日の金曜日は買い物する人が多くなって、お店が黒字になることから、そうネーミングされてるらしいです。買ったはいいけど到着予定日に、商品が届きません。午前中に到着予定、11時半頃メールが来て、遅れる可能性がありますと・・・。遅れた場合、配送料はいただきませんと書かれてますが、元々無料だから恩恵は無し。買い物した人が、予想位以上に多かったんだろうね。急ぎのモノを頼んだわけではないので、気長に待つことに。結局、翌日届きました。サッカー観戦用の双眼鏡。10年以上使ってたオリンパス製を壊してしまったので買い替え。値引きあって1980円の中国製の激安商品。評価も悪くなさそうでした・・・が、なんともなチープ感。日本語が変だし・・。 使えないわけではないけれど、操作性は良くない。値段の割には頑張ってると思うけど、耐久性はどうだろう?まぁこの値段ですから、まぁいいっか。

  • メルケル 世界一の宰相

    ワールドカップのドイツ戦、よくぞ勝ったと思いながら浮かんだことが、メルケルさんは、この試合もパブで見てるんだろうか?ってこと。アンゲラ・メルケルさんは東ドイツ出身の政治家。ドイツ初の女性首相。ロシア語を使い、プーチンに対しても物申す杞憂な存在。オバマとの良好な関係。サミット中にチャンピオンズリーグの試合を観戦するほどのサッカー好き。自宅にはテレビがなく大勢で見た方が楽しいという理由もあってもっぱら観戦はパブ。プライベートは、ほとんど明かさず。演説は下手。超庶民派。そんなことが書かれた書籍をタイムリーに読んでました。「国民が求めているのは、鏡を見つめる者ではなく、問題を見つめる者。自分に焦点を当てないメルケルの政治スタイルは申し分ない。」そうコメントしたのは、メルケル内閣の国防相のグッテンベルグさん。この書籍では、メルケルさんの功績を称えるだけでは終わらず、問題だったことも取り上げていて、読んでても心地よかった。ナチスを生み出した国であるドイツの負の遺産もきちんと受け止めている。課題に取り組む姿勢、その姿勢から出てくる態度、信念や哲学を守りながらも派閥を超えた意見を取り入れる柔軟性。ロシア、中国との交渉の姿勢。プーチンとの交渉の苦労話。シリア難民受け入れ時の人権的な観点から下した決断。ウクライナクリミア半島の紛争を鎮めた功績。ロシアが、執拗にウクライナへ侵攻を続け、現在の戦争が長引いているのは、もしかしたらメルケルさんの退任も影響してるんじゃないかと勘繰ってしまう。プーチンにとっては天敵だったはずだから。とはいえ、ロシアからドイツへ天然ガスのパイプラインを繋げたノルドストリームとか。ドイツの利益を優先した施策もあったり。綺麗ごとだけでは語れない現実的な顔も面白い。こんな政治家、日本にいるんだろうか? 知らないだけなんだろうか?読み終えて沸いた疑問は、メルケルさんは、どんな国にしたかったんだろう?ということ。ドイツを『普通の国』にすることを一つの目標に掲げてたとか。過去の痛ましい負の遺産を背負う東ドイツ出のメルケルさんらしいけれど、それは前進したんだろうか?ちなみに日本の政党は、『決断と実行』『生活安全保障』『日本を前へ』・・というキャッチフレーズです・・・。 ワールドカップで、日本がスペインを破る、ドイツ戦に続く大金星。結果、ドイツは予選敗退に。さて、メルケルさん、どこでどんな心境で観戦してたんだろうか?

  • ワールドカップ始まりました

    寝不足のシーズンが始まりました。サッカー観戦大好き。これだけ歴史があるスポーツ。練習も戦術も、語り尽くされてますよねという言葉を掛けられて唖然としてしまった。いやいや、これほどまでに奥の深いスポーツはないし、いまだに進化もして知らないことも多い。文化の違いからくる日本の常識は、世界の非常識でもある。思想が違うと練習方法や重きを置くポイントも変わる。とにかくこれほど多彩で多様、文化を垣間見れるスポーツって、他に知らない。サッカーに限ったことではなく、極めると何事も奥が深いということだと思うけど。語り尽くされてるというのが一般の人の感覚なんだろうか?その感覚じゃぁ成長も楽しさも味わえないんじゃないだろうね。ちょっと残念。 さて、今夜は日本代表戦。勝ってほしい!!

  • 6PM 定点観測

  • 自分が変わると写真が変わる

    昔撮った写真を見て、今ならこれは撮らないなって思うこともあるし。ハッとして、そうかまたこの視点で撮り溜めてみようと発見することもあります。どれも自分が撮ったモノなんだけれど、全く覚えてないことも。良いなって思う写真は、その時に感じた感覚や考え方を覚えているものなんです。良いと思う理由は、確実に自分の中に存在してるんですが、難しいのは、それが「無自覚な感覚」も混在しているからだと思ってます。その瞬間は、はっきりと理由を言語化出来なくても、後から説明できるというか、気づくことの方が多いですから。そんな感覚や考え方は、日々様々な刺激を受けて変わってると思うんです。その瞬間の自分では気づけないだけで。撮った写真を見返し、自分が変わったなと感じたり、変わってないなってコトがあることにも気づけたり。写真の技術的なレベルアップもあるだろうけど、この自分の感覚や考え方が変わることに、気づけることが、写真って面白いなと思います。 美術史では、だいたい若い頃から晩年に描いた絵の変遷と、その画家に起こった歴史を重ねて語られます。写真も同じなんですね。

  • 時間とは何だろう

    ふと知りたくなって、読み始めました。難しいかと思いきや、分かり易い。でも内容はとても深いです。電車の中から写真を撮ってると、遠くは止まってるのに、近くが流れる。この不思議な光景に、魅了されてずっと取り続けてますが、化学的な知識は皆無。時間の速さは、どこでも同一ではないということ。地上から離れるほど時間は速まるとか。重力や移動速度、そんな環境の変化が時間に影響すること。目から鱗の知らない知識が満載でした。こんなの学校で習ってないね。いや習ってるかもだけど、覚えてないです。世の中知らないことだらけ、とっても面白い。

  • サラリーマンって多分楽

    小説家志望ですと自称する人との会話。「今はサラリーマンだけど小説家になりたいんです」「凄いですね、どんな小説を書かれてるんですか?」と僕。「まだ書いてません。頼まれたら書こうと思ってます」と真顔で話す彼。そういえば、会社でのこと「企画の仕事をしたいんです」とある社員「で?どんな企画したいの?」と僕「仕事させてもらいながら、学んで考えます」とある社員。サラリーマンって気楽でいいなと思ったという話。でも、お金もらって学べるなんて場所は、会社ならではなので、その特権は生かせばいいと思う。とあるシステム開発会社に、プログラミングをやったことがない人が、入ってくる。未経験可としているので、当然といえば当然かもしれない。この職種、経験から言うと、プログラミングって、誰もが適性がある職業ではないです。ある程度までは、確実に仕事はできます。でもそれは、誰かが作ったものの模倣の範囲の話。それでもついていけず挫折する人はいます。本気でプロのプログラマーになりたいって人は、クリエイティブな領域の仕事がしたいんだろうと思います。そんな仕事を、ほんとにやりたいなら、学生の頃に自分で試してると思うんです。巷にはプログラミングの情報なんて溢れてるし。衝動が抑えられずにやっちゃうと思う。まぁそういう人は、技術力の高い、それなりの会社を選んでいると思うけれど。でも、とりあえずやりたいという人を寄せ集めて出来る技術の仕事ってなんなんでしょうね。 教える現場が大変になって、かつ全体のレベルが落ちてくる変な図式になってることに気づけていないのもとても怖い。そんな緩い世界でも生き延びていけるんだから不思議な世界です。でもそんなところと一緒に仕事をしたいとは思わないのも事実。時間って無限にあると錯覚するのは若い頃だけ。小説家になりたいなら小説書いてみる。プログラマーになりたいなら、コード書いて動かしてみる。やりたいことが、あるなら、まずはやってみる。カメラマンになりたいなら、写真撮ってみる。簡単なことだけれど、写真撮らずに、写真が上手くなりたいんだと言う人、多い気がします。

  • 旅が必要な時

    まとまった休みを取って鹿児島へ行ってました。ロシアによるウクライナ侵攻のニュースを見るたびに、紛争とはなんだろう?って考えることが多くなってました。個人的な小さな争い。集団によるいじめや差別。利権に絡むこと、肌の色、人種、思想、価値観が違うことでも起こる紛争もある。互いの違いを認め尊重し、多様性を認めあうことを良しとする社会は、遠い世界なんだろうか。ロシアによる暴挙を誰も止めることができない。信念を貫くことで対立は起こるのは、時代が教えてくれること。主義主張が異なる時は話し合いで妥協点を見つけるしかない。話し合いが叶わない時はどうするのか?妥協点を見つけられない時には、どうするんだろうか?答えが見つかるとは思わなかったけれど、ふと特攻隊のことが浮かんだんです。特攻隊の基地があった、鹿児島の知覧と鹿屋に行ってみたいと衝動的に思ったんです。特攻で犠牲になった方の行動や言動を資料を通して見てきました。終戦から既に77年が経ってます。あの頃は、命は国に捧げるものだという価値観が主流。それを疑うことすら許されなかったということ。あの頃は誰も日本政府の暴挙を止められなかった。教育ってなんだろう?戦争がダメだということは皆、理解してる。戦争はやっちゃダメだと、未来へ伝えるための努力はしている。 では、その暴挙が起こった時に、どう止めればいいのか?声を大きくして世論を味方にすること?とても時間がかかる手段だけれど、それしかないんだろうか。ほんと考える事が多くて、頭がとても疲れた旅行だったです。一刻も早く、ウクライナが平和になりますように。

  • 限りある時間の使い方

    空港の書店で一押しの書籍でした。効率優先、いかに早く、いかに多くのことを達成する術を伝えるビジネス本とは逆行する内容。・人生は4000週間(80歳まで生きるとして)しかない・人生に限りはあることを認識する・時間をかけることで、見えること、出来ることがある・便利になることでストレスになることもある・計画を否定はしないが、未来は誰にも解らない・今を生きよう 今を楽しもうそんな感じですね。未だに、これ一冊読めばライフワークの基本は解ると思っている「7つの習慣」 僕はファシリテーターのライセンスを持つほど、内容に共感してます。人生の最後に人としてどう思われたいか? そのためにどうする? 忙しい中、それを達成するためのタスクの優先順位の付け方や、どう考えるべきかの考え方が身につく最高の良書だと、未だに思ってます。とはいえ、全てを実践することはとても大変。やってもやっても終わらないという現実に疲れた時に、7つの習慣のような、ポジティブ系は、かなり鬱陶しい。そう思うこともあります。場面場面に応じて、アレンジしながら、取り組むことが必要なんだろうなと思ってます。この書籍「限りある時間の使い方」に書かれていることは、もっともっとタスクを削ぎ落として、効率的なベクトルとは真逆な考え方も、あるぞという指摘には、とても共感。人生最後にどう思われるかよりも、限られた時間の中で、何するのか?どう考えればいいのか? ふむふむとうなづけること多数でした。タスクの断捨離ってことなんだろうと思います。SDG’sな生き方って、タイトルが浮かんできた、そんな本でした。

  • KOBE

    一週間、神戸で仕事天候が、ずっと優れずだったけど仕事は順調に終了この海の近さは魅力的です

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