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Azure全般/SQL Serverを使用するうえでのベストプラクティスに関する情報などを発信していきます。

IT アーキテクトとして、Azure/AWS/GCPなどのパブリッククラウドのグランドデザインの設計、主にWindows製品(SQL Server、Active Directory、WSUS、AD FSなど)を使用したシステムの方式設計などを担当。 最も得意なデータベース分野を中心に、Azure全般に関する情報発信をしていきます。

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2020/05/09

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  • 【第21回】基本から始める SQL Server【ブロッキング調査用スクリプト】

    第20回では、SQL Server トランザクション ログファイルの圧縮方法についてまとめてみました。 SQL Server や Azure SQL Database などには、標準機能として実行されているクエリ内容などをトレースする機能を保持していますが、簡易的にブロッキング調査を実施したい、標準のトレース機能が利用できないサービス (Google Cloud SQL for SQL Server など) でもブロッキング調査を実施したいことがあるのではないでしょうか。 今回は、T-SQL (動的管理ビュー、システム カタログ ビュー) を利用し、SQL Server、Azure SQL D…

  • 【保存版】Azure Virtual Desktop (AVD) 構築手順

    リモート ワークの広がりに伴い、DaaS (Desktop as a Service) ソリューションの導入を検討されている方も多いのではないかと思います。 Azure、AWS、Google Cloud、OCI の各種クラウドサービスにおいても、 VMware サービス (VMware Horizon Cloud on Microsoft Azure, VMware Cloud on AWS, Google Cloud VMware Engine, Oracle Cloud VMware Solution) Citrix サービス (Citrix Virtual Apps and Deskto…

  • 【保存版】Microsoft Entra ID カスタム ドメイン 設定手順

    Microsoft Entra ID (以下 Entra ID) のテナントを新規作成した場合、"<ドメイン名>.onmicrosoft.com" という初期ドメイン名が付与されます。 初期ドメイン名を削除することはできませんが、任意のドメインを カスタム ドメインとして Entra ID に登録することができます。 【ユースケース : 例】 企業で取得している任意のドメイン名でユーザーを管理したい。 Microsoft 365 (Teams, Exchange Online, SharePoint) で任意のドメイン名でアクセスさせたい。 オンプレミス上の Active Directory …

  • 【第6回】基本から始める Microsoft Fabric【ライセンス】

    前回、「Microsoft Fabric」の基本的な概念についてまとめてみました。 今回は、Microsoft Fabric を利用するうえで必要となるライセンスに関する内容を、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 ※ ライセンス購入前に、ライセンスに関する正確な内容については、ライセンス購買先ベンダー、Microsoft ライセンス窓口に確認ください。 Microsoft Fabric を利用するうえで必要となるライセンス 容量ライセンス ユーザー毎のライセンス まとめ Microsoft Fabric を利用するうえで必要となるライセンス Microsoft Fabric を利用…

  • 【第5回】基本から始める Microsoft Fabric【基本概念】

    前回、「Microsoft Fabric」を利用するメリット (後編) として、Microsoft Fabric の更なるメリットについてまとめてみました。 今回は、Microsoft Fabric の基本概念について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 Microsoft Fabric 基本概念 テナント 容量 ワークスペース まとめ Microsoft Fabric 基本概念 テナント Microsoft Fabric は Microsoft Entra ID テナント (旧 Azure AD) にデプロイされます。 また、Microsoft Entra ID 上には ユーザー…

  • 【第4回】基本から始める Microsoft Fabric【メリット 後半】

    前回、「Microsoft Fabric」を利用するメリット (前半) について、Microsoft Fabric のメリットについてまとめてみました。 今回は更なるメリットについて、まとめてみようと思います。 ※ Microsoft Fabric に関するセミナーやエンジニアとの会話などで得た情報や実際に利用したみた経験をベースに、個人的にメリットと思われる点についてまとめています。 Microsoft Fabric メリット (後半) Azure AI Studio, Azure OpenAI, Azure Databricks などのその他 Azureサービスから安全に OneLake …

  • 【第3回】基本から始める Microsoft Fabric【メリット 前半】

    前回、「Microsoft Fabric」の試用版 (60日間) を利用する方法についてまとめてみました。 今回は、「Microsoft Fabric」を利用するメリット (前半) について、まとめてみようと思います。 ※ Microsoft Fabric に関するセミナーなどで得た情報や実際に利用したみた経験をベースに、個人的にメリットと思われる点についてまとめています。 Microsoft Fabric メリット (前半) 共通のインターフェースによるデータ分析が可能 Microsoft Fabric に統合されたワークロードで Microsoft Fabric コンピューティング プール…

  • 【保存版】SQL Server on Azure VM の SQL Server 日本語化 および アップグレード方法について

    Azure Marketplace から SQL Server がインストール済みの Azure 仮想マシン (以下 SQLVM) をデプロイした場合、英語版の SQL Server がインストールされます。 本環境の SQL Server を日本語化したい場合、以下【SQLVM上の SQL Server 日本語化手順】のような手順を実施する必要があります。 SQLVM上で日本語化された SQL Server を上位バージョン (例えば SQL Server 2019 -> SQL Server 2022) に インプレース アップグレード したい場合、どうすれば良いのかという質問をいただいた…

  • 【新機能】Azure Data Studio 1.48 リリース

    Azure Data Studio 1.48 がリリースされました。 新機能としては、以下の機能が追加されたようです。今回は各新機能について確認してみようと思います。 【Azure Data Studio 1.48 新機能】 リストア ダイアログで Amazon S3 ストレージ URL 上に配置されたバックアップファイル からの データベース リストア をサポート クエリ エディタ タブに SPID (ユーザー プロセスのセッション ID) を含めるように変更 コマンドライン から Azure Data Studio を起動する際、接続先を指定できるように変更 「データベースの作成」ダイアロ…

  • 【第2回】基本から始める Microsoft Fabric【試用版申し込み】

    前回、「Microsoft Fabric」の概要についてまとめてみました。 現在「Microsoft Fabric」は 試用版 (60日間) として自由に動作検証などを実施することが可能になっています。 今回は、「Microsoft Fabric」を試用版として利用する方法について、まとめてみようと思います。 Microsoft Fabric 試用版を利用する前提条件 Microsoft Fabric 試用版を利用する方法 Microsoft Fabric を学ぶために参考になる Microsoft Learn まとめ Microsoft Fabric 試用版を利用する前提条件 Power B…

  • 【第1回】基本から始める Microsoft Fabric【概要】

    Azure AI (Azure OpenAI)、Microsoft 365 とも統合されたデータ統合プラットフォーム (SaaS) の Microsoft Fabric の概要に関する内容

  • 【第1回】基本から始める Azure Databricks 【アーキテクチャ】

    Azure 分析基盤サービスとして以下のような様々なサービスが存在します。 Azure Databricks Azure Synapse Analytics HDInsight Azure Stream Analytics Azure Data Lake Analytics 今回は、その中の一つである「Azure Databricks」について、自分の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 Azure Databricks とは Azure Databricks の特徴 Azure Databricks のアーキテクチャ Azure Databricks コントロール プレーン Azure D…

  • 【新機能】Azure Database for PostgreSQL (Ignite 2023)

    Ignite 2023 では、生成AI (LLM) , Copilot などの AI サービスで盛り上がりましたが、データ プラットホーム (Data Platform) 分野でも新機能が発表されました。 今回は Azure Database for PostgreSQL の新機能について、自身の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 Azure Database for PostgreSQL とは Azure Database for PostgreSQL 新機能 (Ignite 2023) Premium SSD v2 P80 (プレビュー) Azure AI 拡張機能 (プレビュー) p…

  • 【新機能】Azure Cosmos DB (Ignite 2023)

    Ignite 2023 では、生成AI (LLM) , Copilot などの AI サービスで盛り上がりましたが、データ プラットホーム (Data Platform) 分野でも新機能が発表されました。 今回は Azure Cosmos DB の新機能について、自身の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 Azure Cosmos DB とは Azure Cosmos DB 新機能 (Ignite 2023) リージョンごとおよびパーティションごとの自動スケーリング (プレビュー) Microsoft Copilot for Azure機能 in Azure Cosmos DB (プレビュー…

  • 【新機能】Azure SQL Managed Instance (Ignite 2023)

    Ignite 2023 では、生成AI (LLM) , Copilot などの AI サービスで盛り上がりましたが、データ プラットホーム (Data Platform) 分野でも新機能が発表されました。 今回は Azure SQL Managed Instance の新機能について、自身の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 Azure SQL Managed Instance とは Azure SQL Managed Instance 新機能 (Ignite 2023) Azure SQL Managed Instance 無償トライアル Azure SQL Managed Instan…

  • 【新機能】Azure SQL Database 無料プラン について (プレビュー)

    プレビュー機能として Azure SQL Database 無料プランが登場しました。 Azure SQL Database を利用した PoC (概念実証) や アプリケーション開発が必要な人向けに設定されているとのことです。 今回は Azure SQL Database 無料プランで Azure SQL Database をデプロイする方法について、自身の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 Azure SQL Database 無料プランについて 無料プラン枠 無料プランオプション 仮想コア秒の算出方法 仮想コア秒の使用量確認方法 Azure SQL Database 無料プランでデー…

  • Azure Linux 仮想マシンを複製して別リージョンでデプロイする方法について

    Azure 東日本リージョンにデプロイした Azure Linux 仮想マシンをDR (ディザスタリカバリ) 目的などで別リージョンに複製(コピー) したいことがあるのではないかと思います。 今回は、Azure Linux 仮想マシンを複製して別リージョンでデプロイする方法について、自分の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 【前提条件】 Azure Linux 仮想マシンがデプロイされている。 Microsoft Azure Storage Explorer がインストールされた環境より、複製元、複製先の Azure サブスクリプション (Azure Storage アカウント) へアクセ…

  • Azure 仮想マシン OS ディスクを別リージョンにコピーする方法について

    Azure 東日本リージョンにデプロイされた仮想マシンの複製を別リージョンでデプロイ したいという状況があるのではないかと思います。 Azure 仮想マシンを別リージョンに複製する一つの方法として、Azure 仮想マシンの OS マネージド ディスクを複製し、複製した OS マネージド ディスクを別リージョンにコピーしたうえで、別リージョン上で 複製した OS マネージド ディスクを利用して Azure 仮想マシンをデプロイするという方法があります。 複製した OS マネージド ディスクを別リージョンにコピーする方法として、「Azure CLI」を利用する方法、「Microsoft Azure…

  • Windows環境からAzure Linux 仮想マシンへの接続に too open で失敗した場合の対処方法

    Windows 環境からAzure Linux 仮想マシンに接続を実施した場合、正しい Azure Linux 仮想マシン への接続情報および接続に必要なpemファイルを指定したとしても、「Permissions for '*********.pem' are too open.」というエラーで接続できない現象を経験したことがある人もいるのではないかと思います。 今回は本エラーの対処方法について、まとめてみようと思います。 エラー「Permissions for '*********.pem' are too open.」の意味 エラー「Permissions for '*********.p…

  • 【保存版】SQL ServerのAzure移行に向けた移行フローチャート

    オンプレミス環境上の SQL Server を Azure へ移行することを検討する場合、Azure上で選択可能なSQL Sever関連のマネージドサービス (PaaS)の種類が多く、どのマネージドサービスが要件 (Fit & Gap) を満たす最適なサービスであるか、悩まれている方もいるのではないでしょうか。 今回、自身の整理も兼ねて、SQL ServerのAzure移行に向けたフローチャートを作成してみようと思います。 SQL ServerのAzure移行に向けたフローチャート SQL ServerのAzure移行に関する参考情報 まとめ SQL ServerのAzure移行に向けたフロー…

  • Azure 仮想マシンで Windows Server 2022 の日本語化

    Azure 仮想マシンに Windows Server 2022 をデプロイ後、日本語化 + イメージとして登録する必要があったので、手順をまとめてみました。 Azure上で用意されているイメージで Windows Server をデプロイした場合、必ず言語が英語になります。そのため、日本語化した Windows Server を複数台デプロイする必要がある場合は、Windows Server を日本語化したうえでイメージを作成 (Sysprep)し、作成したイメージでAzure仮想マシンをデプロイすることで、大幅に環境構築の工数を削減することができます。 他の Windows OS の日本語…

  • 【第5回 SQL Server 2022 新機能】分散型可用性グループ REQUIRED_SYNCHRONIZED_SECONDARIES_TO_COMMIT オプション

    第4回では、SQL Server 2022 の新機能の一つである 包含可用性グループ についてまとめてみました。 今回は、SQL Server 2022 の新機能の一つである 分散型可用性グループ REQUIRED_SYNCHRONIZED_SECONDARIES_TO_COMMIT オプション について、自分の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 REQUIRED_SYNCHRONIZED_SECONDARIES_TO_COMMIT オプションについて 分散型可用性グループでREQUIRED_SYNCHRONIZED_SECONDARIES_TO_COMMIT オプションを利用するメリット…

  • 【第4回 SQL Server 2022 新機能】包含可用性グループ

    第3回では、SQL Server 2022 の新機能の一つである Azure SQL Managed Instance へのリンク機能の拡充 (ディザスタリカバリ) についてまとめてみました。 今回は、SQL Server 2022 の新機能の一つである 包含可用性グループ について、自分の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 包含可用性グループについて まとめ 包含可用性グループについて SQL Server Always On 可用性グループは、シェアードナッシング (Shared Nothing) でSQL Server の高可用性を実現する機能となります。 ※ 引用 : Always…

  • 【第3回 SQL Server 2022 新機能】Azure SQL Managed Instance へのリンク機能の拡充 (ディザスタリカバリ)

    第2回では、SQL Server 2022 の新機能の一つである Azure Active Directory (Azure AD) 認証 についてまとめてみました。 今回は、SQL Server 2022 の新機能の一つである Azure SQL Managed Instance へのリンク機能の拡充 (ディザスタリカバリ) について、自分の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 Azure SQL Managed Instance へのリンク機能の拡充 (ディザスタリカバリ) について Azure SQL Managed Instance へのリンク機能について まとめ Azure SQL…

  • 【Tips】オンプレミス SQL Server 上で Azure AD 認証用ログイン/ユーザーを作成 (SQL Server 2022 以降)

    SQL Server 2022 より、オンプレミス環境においても Azure AD を利用した認証を実施することが可能となりました。 今回は、オンプレミス SQL Server 2022 上で Azure AD 認証用ログイン/ユーザーを作成する方法について、自分の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 ※ Amazon EC2、Google Cloud Compute Engine 上にインストールされた SQL Server 2022 についても、同様に Azure AD 認証設定を実施することが可能。 前提条件 Azure AD 認証用ログイン/ユーザー作成手順 (SQL Server …

  • 【第2回 SQL Server 2022 新機能】Azure Active Directory (Azure AD) 認証

    第1回では、SQL Server 2022 の新機能の一つである SQL Serverを従量課金制 (pay-as-you-go) についてまとめてみました。 第2回では、SQL Server 2022 より利用可能となった Azure Active Directory (以下 Azure AD)認証について、自分の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 SQL Server の Azure AD 認証について SQL Server の Azure AD 認証の設定方法について まとめ SQL Server の Azure AD 認証について Azure SQL Database では Azu…

  • 【Tips】SQL Server を Azure Arc の管理対象に追加する方法について

    SQL Server を Azure Arc の管理対象に追加することで、Azure ポータルから SQL Server 環境全体の把握が可能となり、効率的に在庫管理を実施することが可能となるなど、様々なメリットがあります。 今回は、SQL Server を Azure Arc の管理対象にするメリット、および、SQL Server を Azure Arc の管理対象に追加する方法について、自分の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 SQL Server を Azure Arc の管理対象にするメリット SQL Server を Azure Arc の管理対象に追加する方法について まとめ …

  • 【第1回 SQL Server 2022 新機能】SQL Serverを従量課金制 (pay-as-you-go) で利用

    2022年11月16日、「SQL Server 2022 」の一般提供が開始されました。 今回は SQL Server 2022 の新機能の一つである SQL Serverを従量課金制 (pay-as-you-go) に関して、自分の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 SQL Serverを従量課金制 (pay-as-you-go) について SQL Serverを従量課金制 (pay-as-you-go) 設定方法について まとめ SQL Serverを従量課金制 (pay-as-you-go) について SQL Server 2022では、新しい課金モデルとしてクラウド対応課金モデルで…

  • 【Tips】Azure Arc を Azure 仮想マシンで検証する方法について

    Azure Arc とは、マルチクラウド(AWS、Google Cloud など)上のリソース、オンプレミス上のサーバーを一元的に管理することで、環境全体で一貫したインベントリ(資産管理)、ガバナンス、セキュリティを実現するための機能になります。 現時点 (2022年12月 現在) において、以下のリソースを管理することが可能なようです。 サーバー (Windows, Linux 物理サーバー、Azure外部の仮想マシン) Kubernetes クラスター Azure データ サービス (オンプレミス、マルチクラウド上に SQL Managed Instance、Azure Database …

  • 【第20回】基本から始める SQL Server【トランザクションログの圧縮方法について】

    第19回では、仮想ログファイルのアーキテクチャとトランザクションログを圧縮する際の注意点についてまとめてみました。 今回は、SQL Server トランザクション ログファイルの圧縮方法について、自分の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 [前提] データベースの復旧モデルが「完全」であることを想定しています。 ※ データベースの復旧モデルが「単純」の場合、トランザクションが完了後、自動的に仮想ログファイル内のログ情報の切り捨てが行われ、未使用の状態になります。 トランザクション ログファイルを圧縮するためには トランザクション ログファイル圧縮方法 まとめ トランザクション ログファイルを…

  • 【第19回】基本から始める SQL Server【仮想ログファイル/トランザクションログの圧縮について】

    トランザクション ログ (LDFファイル) が肥大化した場合、ディスクの空き容量が枯渇するなど、肥大化したトランザクション ログ を圧縮し、ディスクの空き容量を確保したいという状況があるかと思います。 トランザクション ログ (LDFファイル) の肥大化を解消する方法については、以下の URL を参照 トランザクション ログ を圧縮する際、意図したサイズまでトランザクションログ を圧縮することができない場合があります。 今回は、トランザクションログの物理アーキテクチャ : 仮想ログファイル (VLF : Virtual Log File) について、自分の整理も兼ねてまとめてみようと思います。…

  • Azure Virtual Desktop (AVD) のセキュリティ設定

    Azure Virtual Desktop (AVD) を構築して、リモートワークや実際に業務で活用している方も多いかと思います。 しかしながら、Azure Virtual Desktop (AVD) を既定の状態で利用した場合、ファイル転送ができたり、クリップボードの情報をリモートデスクトップ越しにコピーできたりと、セキュアな構成になっていません。 ※ Web クライアントから Azure Virtual Desktop (AVD) に接続し、ホストプールに登録された仮想マシンに接続する際、既定では「クリップボード」、「ファイル転送」を許可することが可能になっています。 今回は、Azure …

  • 【第12回】基本から始める Azure Database for PostgreSQL 【メジャー バージョン アップグレード】

    第11回では、Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバーのデータベースをバックアップする方法として、「pg_dump」コマンドの使用例をまとめてみました。 今回は、Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバーのメジャー アップグレードする方法について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 ※ Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバー バージョン 13.7 および 14.3 を使用して検証 メジャー アップグレードについて Database Migration Ser…

  • 【第11回】基本から始める Azure Database for PostgreSQL 【バックアップ】

    第10回では、Azure Database for PostgreSQL シングル サーバー、フレキシブル サーバーの簡易比較に関する内容をまとめてみました。 今回は、Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバーのデータベースをバックアップする方法について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 ※ Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバー バージョン 14.3 を使用して検証 手動バックアップについて pg_dump の使用例について 基本コマンドとオプション パターン 1 : カスタム形式ですべてのスキ…

  • 【保存版】Azure DevOps Service と Azure DevOps Server の比較 (Azure 環境上で Azure DevOps Server を構築するメリット)

    Azure 環境で Azure リソースの CI/CD (「Continuous Integration(継続的インテグレーション)/「Continuous Delivery(継続的デリバリー)」) を実現するために、以下のようなサービス、製品をまず検討することが多いのではないでしょうか。 Azure DevOps Services Azure DevOps Server GitHub GitHub Enterprise Server 今回は、Azure DevOps Services と Azure DevOps Server の簡単な比較、および、Azure 環境上で Azure DevO…

  • 【保存版】SQL Server でよく遭遇する問題 (Q&A)

    SQL Server のインストールは簡単で、すべて既定のパラメータのままインストールを実施したとしても、問題なく動作するデータベース初心者にも優しいDBMS製品となります。 一方で、特に初めて SQL Server インストールして利用する人より、同じような質問を受けることがあります。 今回は、よく受ける質問の内容の一部を紹介したいと思います。 【Q1】SQL Server をインストールしたサーバーからは接続できるが、クライアントにインストールした SQL Server Management Studio (以下 SSMS) から リモート接続することができない。 【Q2】Windows …

  • Microsoft Build 2022 お薦めセッションの紹介 (録画)

    Microsoft Build 2022 が 2022年5月24日~26日 に開催され、多くの方がセッションに参加されたのではないかと思います。 Microsoft Build は、Microsoft が開催する開発者向けの年次カンファレンスです。 本カンファレンスの中で、Azure、Microsoft 365 などの Microsoft サービス、製品に関する最新情報、新サービス、新機能などの情報を得ることができます。 そして多くのセッションは録画され、現在も参照可能となっているます。 そのため、興味のある方は、以下の セッション カタログ から興味のあるセッションを検索し、視聴されてみては…

  • 【保存版】SQL Server 基本的な Always On 可用性グループ 間で トランザクション レプリケーション を構築する方法について

    オンプレミス環境からクラウド環境への移行に伴い、オンプレミス環境上に構築された SQL Server Always On 可用性グループ環境をクラウド上へ移行する機会も増えてきたのではないかと思います。 特にミドルウェアなどの制約がない場合は、Azure SQL Database や Azure SQL Managed Instance などのマネージド サービスに移行することで、データベースの運用コストを軽減できることが期待できるため、積極的に検討したほうが良いかと思います。 しかしながら、ミドルウェアなどの制約により、SQL Server をインストールした Azure 仮想マシン上にデー…

  • 【第18回】基本から始める SQL Server【製品 ライフサイクル (サポート期間の考え方)】

    第17回では「サービスパック (SP)、累積的な更新プログラム (CU)、重要な更新プログラム (GDR/QFE)」の違い、各種 修正プラグラムの適用時の注意点などをまとめてみました。 今回は、SQL Server のライフサイクル ポリシーについて、自分の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 ライフサイクル ポリシーについて メインストリーム サポート 延長サポート サポートの終了 まとめ ライフサイクル ポリシーについて ライフサイクル ポリシーとは、Microsoft が提供する各製品、サービスに対するサポートに関するガイドラインとなります。 SQL Server のライフサイクル ポ…

  • 【第17回】基本から始める SQL Server【サービスパック (SP)、累積的な更新プログラム (CU)、重要な更新プログラム (GDR/QFE)】

    第16回では「統計情報」のアーキテクチャなどに関する内容をまとめてみました。 今回は、SQL Server の「サービスパック (SP)」、「累積的な更新プログラム (CU)」、「重要な更新プログラム (GDR/QFE)」 に関する内容を、自分の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 サービスパック(SP)、累積的な更新プログラム(CU)、重要な更新プログラム (GDR/QFE) サービスパック(SP) 累積的な更新プログラム 重要な更新プログラム (GDR/QFE) 各種SQL Server修正プログラムの適用手順について サービスパック (SP) (SQL Server 2016 以前) …

  • 【保存版】Azure環境で SQL Server 基本的な Always On 可用性グループ を構築する方法について

    SQL Server 2016 以降、ミラーリングの後継機能として、Standard Edition で構築可能な 基本的な Always On 可用性グループ機能が登場しました。 オンプレミス環境で構築された ミラーリング構成を、システム リプレイスなどのタイミングで Azure へ移行することを検討されている方もいるのではないでしょうか。 今回、自分の整理も兼ねて、ミラーリングの後継機能である SQL Server 基本的な Always On 可用性グループを Azure 上で構築する方法についてまとめてみようと思います。 [構成] OS : Windows Server 2019 ※ …

  • 【保存版】Azure環境で SQL Server AlwaysOn 可用性リスナー (内部) を構築する方法について

    オンプレミス環境で構築された SQL Server AlwaysOn 可用性グループ構成 を、システム リプレイスなどのタイミングで Azure へ移行することを検討されている方もいるのではないでしょうか。 SQL Server AlwaysOn 可用性グループ構成 を Azure へ移行する場合、考慮すべき点の一つとして、SQL Server AlwaysOn 可用性リスナー が挙げられます。 SQL Server AlwaysOn 可用性リスナー を Azure 上で作成する場合、Azure Load Balancer を作成する必要があります。 今回は自分の整理も兼ねて、Azure 上で…

  • 【第16回】基本から始める SQL Server【統計情報2】

    第15回では「統計情報」に関する内容をまとめてみました。 今回は、「統計情報」のアーキテクチャなどに関する内容について、自分の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 統計情報の自動更新のタイミングについて 「同期更新」(既定) の場合 「非同期更新」の場合 統計情報のアーキテクチャについて ヒストグラム (Histogram) 密度ベクトル (Density Vector) まとめ 統計情報の自動更新のタイミングについて 統計情報は、統計の自動更新オプション (AUTO_UPDATE_STATISTICS) が有効 (既定で有効) になっている場合、自動統計更新のしきい値を超えたタイミングで、…

  • 【第15回】基本から始める SQL Server【統計情報1】

    第14回では「ページとエクステント」に関する内容をまとめてみました。 今回は、SQL Server でクエリの実行プランを生成する際に参照される「統計情報」に関する内容について、自分の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 統計情報について テーブルに作成されたインデックス単位 インデックス キーに指定されていないテーブル列単位 統計情報の自動更新について SQL Server 2014 以前 SQL Server 2016 以降 (Azure SQL Database 含む) + データベース互換性レベル 130 以降の場合 SQL Server 2016 以降 (Azure SQL Dat…

  • トランザクションログ肥大化の対処方法 (log_reuse_wait_desc : DATABASE_MIRRORING) [SQL Server]

    SQL Server トランザクション ログ (.ldf) の肥大化は様々な要因により発生しますが、今回は、トランザクションログファイル (.ldf) 肥大化の要因が、「log_reuse_wait_desc : DATABASE_MIRRORING」の場合の対処方法について紹介していきたいと思います。 本ブログ内容は、SQL Server 2019 をベースにしていますが、SQL Server 2019 以前のバージョンでも同様の方法で確認可能です。 データベース ミラーリング機能は、将来のバージョンで削除されることが決定されている機能であるため、代わりに AlwayOn 可用性グループ機能…

  • 【保存版】Azure 仮想マシンで日本語キーボード操作ができない場合の対処方法について

    Azure 仮想マシンで Windows OS をデプロイした場合、英語版の Windows OS がデプロイされるため、日本語で利用したい場合は、日本語化作業を実施する必要があります。 しかしながら、日本語化作業を実施し、日本語キーボードで日本語入力できるように設定を変更したとしても、正しく日本語キーボードで文字入力ができない場合があります。 今回は、Azure 仮想マシン (Windows OS) で正しく日本語キーボードで文字入力ができない場合の対処方法について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 日本語キーボード変更手順 まとめ 日本語キーボード変更手順 1) Window…

  • Azure Virtual Desktop (AVD) 用イメージの作成手順

    今回は、Azure Virtual Desktop (AVD) のホストプール作成時に使用するイメージ (Windows 10/11) を作成する方法について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 Azure Virtual Desktop (AVD)用イメージの作成手順 Azure 仮想マシン上に AVD用 Windows 10/11 のデプロイ Azure Virtual Desktop (AVD) 用 Windows 10/11 の日本語化 Azure ファイル共有 (FSLogix プロファイル 配置用) 作成 Azure ファイル共有 (FSLogix プロファイル 配置用…

  • Azure AD Connect v2.0 設定手順 (オンプレミス Active Directory のドメイン名が .local の場合の対策)

    Azure AD Connect v2.0 を使用した オンプレミス Active Directory - Azure AD 間の同期に関する基本的な設定方法について、以下のブログでまとめてみました。 Azure AD Connect を使用して、 オンプレミス Active Directory - Azure AD 間の同期を実施する際、オンプレミス Active Directory 側のドメイン名が「.local」の場合、Azure AD カスタム ドメイン名に「.local」を指定することはできないため、同期の設定を工夫する必要があります。 今回は、オンプレミス Active Direc…

  • Azure Active Directory カスタムドメイン設定手順について (2022)

    Azure Active Directory (以下 Azure AD) のテナントを新規作成した場合、"<ドメイン名>.onmicrosoft.com" という初期ドメイン名が付与されます。 初期ドメイン名を削除することはできないのですが、任意のドメイン名でユーザーを管理したい場合、オンプレミス上の Active Directory と Azure AD 間を Active Directory Connect v2.0 (以下 Azure AD Connect) を使用して簡易に同期したい場合 (同期するドメイン名をオンプレミス上の Active Directory と Azure AD と…

  • Azure AD Connect v2.0 設定手順 (オンプレミス Active Directory - Azure AD 間の同期)

    オンプレミス環境上の Active Directory アカウントと同じアカウントを使用して、パブリック クラウド サービス (Microsoft 365、ServiceNow、Box など) に シングル サインオン (SSO) などによりアクセスさせたいと思うことがあるかと思います。 今回は、Azure AD Connect v2.0 を使用し、オンプレミス Active Directory と Azure Active Directory 間でアカウントを同期する方法について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 ※ Azure AD Connect v2.0 では、セットアッ…

  • Azure 仮想マシンでデプロイした Windows 11 の日本語化手順

    Azure 仮想マシンに Windows 11 をデプロイした場合、言語が英語となります。 そのため、Azure Virtual Desktop (AVD) で日本語化された Windows 11 を使用した場合、イメージを作成する前の Windows 11 を日本語化する必要があります。 今回は、Azure 仮想マシンでデプロイした Windows 11 を日本語化する手順を、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 Windows 11 日本語化手順 まとめ Windows 11 日本語化手順 1) スタート ボタン - 「Settings」 を選択します。 2) 「Time & L…

  • 【保存版】SQL Server Reporting Services (SSRS) の ライセンスキー変更 (エディション アップグレード)

    SQL Server Reporting Services (SSRS) を評価版、Developer エディションでインストール後、製品版 (Standard エディション、Enterprise エディションなど) にエディションのアップグレードを実施したいことがあるかと思います。 今回は、SQL Server Reporting Services (SSRS) のエディション アップグレードの方法について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 [対象] SQL Server 2017 以降の Reporting Services (SSRS) SQL Server 2019 Re…

  • 【新機能】SQL Server 2022 について (Ignite 2021)

    Microsoft Ignite (ITエンジニア・開発者向け、Microsoftの最新テクノロジ、最新ツール、ソリューションが紹介されるテクニカル カンファレンス ) の中で、次期 SQL Server バージョンとなる SQL Server 2022 が紹介されました。 今回は、SQL Server 2022 新機能の概要について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 SQL Server 2022 の新機能について (一部抜粋) Azure 対応 Azure SQL への双方向 HA/DR Azure Synapse Link パフォーマンス クエリ ストア 機能拡張 インテリ…

  • 【第10回】基本から始める Azure Database for PostgreSQL 【シングル サーバー、フレキシブル サーバー比較】

    第9回では、Azure Database for PostgreSQL (シングル サーバー、フレキシブル サーバー) に対して、Azure 仮想マシン上のスクリプト (PowerShell) から Azure AD 認証によりセッションを確立するための方法に関する内容をまとめてみました。 今回は、Azure Database for PostgreSQL の シングルサーバー、フレキシブル サーバーの比較を、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 Azure Database for PostgreSQL のデプロイ モデルについて シングル サーバー、フレキシブル サーバー 比較 …

  • 【第9回】基本から始める Azure Database for PostgreSQL 【Azure AD認証による接続方法】

    第8回では、Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバーを日本語ロケール設定に変更する方法に関する内容をまとめてみました。 今回は、Azure Database for PostgreSQL に対して、特定のAzure 仮想マシンからAzure AD認証によって接続する方法について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 ※ Azure Database for PostgreSQL シングル サーバー 11, フレキシブル サーバー バージョン 13.3 を使用して検証 Azure AD 認証による Azure Database for Post…

  • 【第8回】基本から始める Azure Database for PostgreSQL 【フレキシブル サーバー 日本語ロケール設定方法】

    第7回では、Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバーの説明、既定のサーバー構成パラメータ値、エンコーディング設定に関する内容をまとめてみました。 今回は、Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバーを日本語ロケール設定に変更する方法について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 ※ Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバー バージョン 13.3 を使用して検証 日本語ロケール設定方法について サーバー パラメータ設定変更 新規データベース作成 (lc_collat…

  • 【第7回】基本から始める Azure Database for PostgreSQL 【フレキシブル サーバー : 既定のサーバー構成パラメータ、エンコーディング】

    第6回では、Azure Database for PostgreSQL シングル サーバーを日本語ロケール設定に変更する方法に関する内容をまとめてみました。 今回は、Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバーの既定のサーバー構成パラメータ値、エンコーディング設定について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 ※ Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバー バージョン 13.3 を使用して検証 Azure Database for PostgreSQL フレキシブル サーバーについて 既定のサーバー構成パラ…

  • 【第6回】基本から始める Azure Database for PostgreSQL 【シングルサーバー 日本語ロケール設定方法】

    第5回では、Azure Database for PostgreSQL デプロイ後の既定のサーバー構成パラメータ値、エンコーディング設定に関する内容をまとめてみました。 今回は、Azure Database for PostgreSQL シングル サーバーを日本語ロケール設定に変更する方法について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 ※ Azure Database for PostgreSQL シングル サーバー バージョン 11.11 を使用して検証 日本語ロケール設定方法について サーバー パラメータ設定変更 新規データベース作成 (lc_collate, lc_ctype …

  • Microsoft Build of OpenJDK について (Azul Zulu for Azure リタイアに伴う移行パス)

    2021年5月末に Microsoft Build of OpenJDK が GA (Generally available) となりました。今回は、Microsoft Build of OpenJDK に関する情報 および、今まで Azure 環境上の Java 開発において無償で使用可能であった Aulu Zulu for Azure リタイア に伴い、その他 Java ランタイムへの移行パスに関する内容を、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 Microsoft Build of OpenJDK について Microsoft Build of OpenJDK 概要 Micros…

  • 【第5回】基本から始める Azure Database for PostgreSQL 【基本2: 既定のサーバー構成パラメータ、エンコーディング】

    第4回では、Azure Database for PostgreSQL のデプロイ方法、pgAdmin ツールからの接続方法、既定で作成されるデータベースに関する内容をまとめてみました。 今回は、Azure Database for PostgreSQL デプロイ後の既定のサーバー構成パラメータ値、エンコーディング設定について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 既定のサーバー構成パラメータ、エンコーディング 既定のサーバー エンコーディング 既定のサーバー構成パラメータ 変更可能なサーバー構成パラメータ 変更可能なサーバー構成パラメータ (ロケール関連) まとめ 既定のサーバー構…

  • 【保存版】SQL Server Reporting Services (SSRS) の 各種タイムアウト設定について

    SQL Server Reporting Services (SSRS) で作成したレポートの中で大量のデータにアクセスする必要がある場合、様々なタイムアウトによりレポート表示が失敗する場合があります。 今回は、SQL Server Reporting Services (SSRS) に関連する各種タイムアウト設定に関する内容を、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 [対象] SQL Server 2019 Reporting Services (SSRS) Microsoft Report Builder v15 SQL Server Reporting Services (SSR…

  • 【第2回】基本から始めるゼロトラスト ( Azure Active Directory Identity Protection )

    【第1回】基本から始めるゼロトラスト では、ゼロトラストの概要、ゼロトラストを実現するための技術要素 について、まとめてみました。 今回は、ゼロトラスト セキュリティの技術要素の一つである「アクセス コントロール (認証/認可, シングルサインオン(SSO))」を実現するためのサービスの一つである、「Azure Active Directory Identity Protection」について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 Azure Active Directory Identity Protection とは ユーザー リスク サインイン リスク まとめ Azure Ac…

  • 【第1回】基本から始めるゼロトラスト (ゼロトラスト とは)

    デジタル トランスフォーメーション(DX)を実現するため、クラウド サービス (パブリック クラウド、プライベート クラウド、ハイブリッド クラウド など) を組み合わせたシステムが急速に増加している一方で、「ゼロトラスト アーキテクチャ」に基づいたセキュリティ対策の重要性が増してきていると思います。 そのため、ゼロトラスト セキュリティ を Azure, Microsoft 365, Microsoft Intune などのサービスを使用して実現するための方法について、今後 まとめていこうと思います。 今回は、第1回として ゼロトラストの概要、ゼロトラストを実現するための技術要素について、自…

  • Azure AD Connect 設定手順 (Active Directory (オンプレミス) のドメイン名が .local の場合の対策)

    Azure AD Connect を使用した Active Directory (オンプレミス) - Azure AD 間の同期に関する基本的な設定方法について、前回 以下のブログでまとめてみました。 Azure AD Connect を使用して、 Active Directory (オンプレミス) - Azure AD 間の同期を実施する場合、Active Directory (オンプレミス) 側のドメイン名が「.local」の場合には、Azure AD 側のカスタム ドメイン名に「.local」を指定することはできず、同期の設定を工夫する必要があります。 今回は、Active Direct…

  • 【第14回】基本から始める SQL Server【ページとエクステント】

    第13回では「SQL Server のメモリ管理」に関する内容をまとめてみました。今回は、SQL Server のデータベースを構成する物理データファイル (.mdf/.ndf ファイル)の構造について、自分の整理も兼ねてまとめてみようと思います。 ページ(pages)について ページの種類 ページの構造 エクステント(Extents)について 単一エクステント 混合エクステント ページの構造 (GAM/SGAM) まとめ ページ(pages)について SQL Server のデータベースを構成する物理データファイル (.mdf/.ndf) に割り当てられたディスク領域は、0~n の連番が付け…

  • 【第1回】基本から始める Azure SQL Database Hyperscale【アーキテクチャ】

    Azure SQL Database の「仮想ベースの購入モデル」以下のサービスレベルが存在します。 General Purpose (汎用目的) Business Critical (ビジネス不可欠) Hyperscale (ハイパースケール) ※ General Purpose (汎用目的) のみ、コンピューティング レベルとして「プロビジョニング済み」もしくは「サーバーレス」を選択可能。 今回は、General Purpose (汎用目的) と Business Critical (ビジネス不可欠) とは異なるアーキテクチャで実装された「Hyperscale (ハイパースケール) 」のア…

  • MVP Global Cloud Skills Challenge (Microsoft 365) を通じて学んだこと

    「MVP Global Cloud Skills Challenge 」とは、世界中のMicrosoft MVP アワード受賞者が Microsoft Learn を使用し、新しい技術エリアの知識をお互いに深めて、学んだことを世界中のコミュニティ メンバーに共有するというイベントになります。 今回、私は「Microsoft 365」カテゴリーにチャレンジしたので、本イベントを通じて学んだことをまとめてみようと思います。 Microsoft Learn の詳細については、以下のブログを参照。 選択したカテゴリーおよび選択した理由について MVP Global Cloud Skills Chall…

  • Oracle Cloud Infrastructure Certified Architect Professional 認定取得までの勉強方法について

    Oracle Cloud Infrastructure Certified Architect Professional 認定を取得するために実施した勉強方法について、今回はまとめてみようと思います。 Oracle Cloud Infrastructure Certified Architect Professional とは 試験範囲について 勉強方法について OCI Always Free Cloud Services + 30日間トライアル の申し込み Oracle Cloud Infrastructure Certified Architect Associate の復習 Oracle…

  • Oracle Cloud Infrastructure Certified Architect Associate 認定取得までの勉強方法について

    Oracle Cloud Infrastructure Certified Architect Associate 認定を取得するために実施した勉強方法について、今回はまとめてみようと思います。 Oracle Cloud Infrastructure Certified Architect Associate とは 試験範囲について 勉強方法について OCI Always Free Cloud Services + 30日間トライアル の申し込み Oracle Cloud Infrastructure チュートリアル入門編/応用編 の実施 Oracle University コンテンツの実施 …

  • OCI Always Free Cloud Services + 30日間トライアル の申し込み方法について

    Always Free Cloud Services を登録することで、以下のサービスを無期限で使用することが可能になります。 ・2つの Autonomous Database (1 OCPU + 20GB ストレージ) ・1/8 OCPU+1GBメモリの仮想マシン (2個) ・100GBのブロック・ボリューム ・10GBのオブジェクト・ストレージ ・ロード バランサー (1 インスタンス + 10Mbps) ・アウトバウンド・データ転送 (10 TB/月) また、30日間無料トライアルを申し込むことで、300米ドル (約 31,000円) 分のリソースを使用し、データベース、コンテナ (Co…

  • 【保存版】Azure 仮想マシンでインターネット接続を禁止する方法について

    AWS、OCI では、Amazon EC2、OCI 仮想マシンからインターネット接続を実施する場合、インターネット ゲートウェイ、NATゲートウェイ (OCI プライベート サブネット) を作成する必要がありますが、Azure 仮想マシンをデプロイ後の既定の設定では、パブリック IP リソースがアタッチされていなくても、Azure既定のSNATにより、インターネット接続が可能になっています。 今回は、Azure 仮想マシンでインターネット接続を禁止する方法について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 ネットワーク セキュリティ グループ (NSG) で制御する場合 ルート テーブル…

  • 【保存版】SQL Server の CPU使用率が 100% を推移している原因調査方法 (SQL Server/Azure SQL Database)

    前回、クエリ パフォーマンスが著しく低下した場合の一時的な対処方法について紹介しました。 今回は、SQL Server / Azure SQL Database の CPU使用率が長期間 100% を推移するという現象が発生した場合、SQL Server プロセスのどの処理で CPU時間が消費されているかを特定する方法について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 [対象] SQL Server すべてのバージョン、エディション Azure SQL Database Azure SQL Managed Instance SQL Server プロセスのどの処理で CPU時間が消費され…

  • 【保存版】クエリ パフォーマンスが著しく低下した場合の一時的な対処方法 (SQL Server/Azure SQL Database)

    アプリケーションから SQL Server/Azure SQL Database に対して実行されるクエリの応答が著しく低下し、コマンドタイムアウトが発生したり、通常よりも CPU 負荷が高くなり、全体的にパフォーマンスが低下するといった状況を経験されたことがある方も多いかと思います。 通常、上記のような現象が発生した場合、どのクエリで時間を要しているか、CPU リソースを消費しているかを、拡張イベント、サーバートレース、動的管理ビューなどで情報を収集し、解析することになりますが、即座に現象を解消するための対処を実施したい場合もあるかと思います。 今回は、クエリ パフォーマンスが著しく低下した…

  • 統合サービス環境 (ISE) + Logic Apps を使用し、プライベート リンク経由で Azure SQL Database の自動スケールアップを実現する方法について

    前回、Logic Apps を使用し、Azure SQL Database の CPU使用率に応じて、自動スケールアップ (仮想コア数を増加) する方法についてまとめてみました。 なお、セキュリティ要件によっては、Logic Apps から Azure SQL Database への接続をプライベート通信に限定し、パブリック ネットワーク アクセスからAzure SQL Database への接続を完全に遮断しなければならない場合もあるかと思います。 今回、上記のセキュリティ要件を満たす方法として、統合サービス環境 (ISE) + Logic Apps を使用し、プライベート リンク経由で A…

  • Logic Apps を使用した Azure SQL Database の 自動スケールアップ方法について (サンプルクエリ)

    Azure SQL Database サーバーレス (仮想コア ベース : 汎用目的) の場合、「最大仮想コア」、「最小仮想コア」を指定することが可能になっており、コンピューティング リソースを自動的にスケーリング (スケールアップ、スケールアウト) させることができます。 しかしながら、現時点 (2021年2月) において、ゾーン冗長性がサポートされておらず、ゾーン冗長性が必要な高可用性な環境を構成する場合、選択することが出来ません。 今回、ゾーン冗長性がサポートされている 「仮想コア ベース : Business Critical」、および、ゾーン冗長性は現在はプレビュー中ですが 「仮想コ…

  • Part.13 : Getting Started with SQL Server for Beginners (Memory Management)

    In Part 12, I summarized how to use the consistency check command (DBCC CHECKDB) to repair a database that has encountered inconsistencies. In this article, I will try to summarize the contents related to memory management of SQL Server. About SQL Server Memory Management About the memory that can b…

  • 【第13回】基本から始める SQL Server【メモリ管理】

    第12回では 整合性チェック コマンド (DBCC CHECKDB) を使用し、不整合の発生したデータベースを修復する方法についてまとめてみました。 今回は、SQL Serverのメモリ管理に関する内容をまとめてみようと思います。 SQL Server メモリ管理について max server memory で制御可能なメモリ領域について max server memory で制御可能なメモリ領域 (詳細) max server memory で制御できないメモリ領域 (詳細) まとめ SQL Server メモリ管理について SQL Server プロセスは既定で動的メモリが有効になっており…

  • Vol.12 : Getting Started with SQL Server for Beginners (How to resolve consistency errors No.2)

    In Vol.11, I summarized what to do when 'DBCC CHECKDB' command detects some errors. In this article, I would like to summarize how to run the 'DBCC CHECKDB' with REPAIR option to resolve database inconsistencies. How to resolve database inconsistencies using the 'DBCC CHECKDB' command Summary How to…

  • 【第12回】基本から始める SQL Server【整合性チェック 不整合検知後の対処方法2】

    第11回では 整合性チェック コマンドで不正が検知された場合の対処方法についてまとめてみました。 今回は、実際に整合性チェック コマンドを実行し、データベースの不整合を解消する方法についてまとめてみようと思います。 整合性チェック コマンドによるデータベース不整合の解消方法について まとめ 整合性チェック コマンドによるデータベース不整合の解消方法について 一般的にデータベースに不整合が確認できた場合、不整合が発生していない正常なバックアップからデータベースを復元することを検討します。 しかしながら、不整合が発生したデータベースの正常なバックアップが存在しないなどの状況により、既存のデータベー…

  • 【保存版】Windows Virtual Desktop (WVD) 構築手順 (検証環境)

    リモート ワークの広がりに伴い、仮想デスクトップの導入を検討されている方も多いのではないかと思います。 Azure、AWS、Google Cloud、OCI の各種クラウドサービスにおいても、VMware サービス (VMware Horizon Cloud on Microsoft Azure, VMware Cloud on AWS, Google Cloud VMware Engine, Oracle Cloud VMware Solution) 、Citrix サービス (Citrix Virtual Apps and Desktops for Azure, Citrix Virtua…

  • Windows Virtual Desktop (WVD)用イメージの作成手順

    今回は、Windows Virtual Desktop (WVD) のホストプール作成時に使用するイメージ (Windows 10) を作成する方法について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 Windows Virtual Desktop (WVD)用イメージの作成手順 Azure 仮想マシン上に WVD用 Windows 10 の構築 WVD用 Windows 10 の日本語化 Azure ファイル共有 (FSLogix プロファイル 配置用) 作成 FSLogix インストール/設定 OS 設定変更 イメージ作成手順 まとめ Windows Virtual Desktop (…

  • Azure AD Connect 設定手順 (Active Directory (オンプレミス) - Azure AD 間の同期)

    オンプレミス環境上の Active Directory アカウントと同じアカウントを使用して、パブリック クラウド (SaaS, PaaS) にアクセス (シングルサインオン : SSO 含む) させたいと思うことがあるかと思います。 今回は、Azure AD Connect を使用し、オンプレミス Active Directory と Azure Active Directory 間でアカウントの同期をする方法について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 Azure AD Connect 設定手順 事前準備 設定 Azure AD Connect 同期状態確認 まとめ Azure…

  • Azure 仮想マシンでデプロイした Windows 10 の日本語化手順

    Azure 仮想マシンに Windows 10 をデプロイした場合、言語が英語となります。 そのため、Windows Virtual Desktop (WVD) で日本語化された Windows 10 を使用した場合、イメージを作成する前の Windows 10 を日本語化する必要があります。 今回は、Azure 仮想マシンでデプロイした Windows 10 を日本語化する手順を、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 Windows 10 日本語化手順 まとめ Windows 10 日本語化手順 1) スタート ボタン - 「Settings」 を選択します。 2) 「Time &…

  • Azure Active Directory カスタムドメイン設定手順について

    新規 Azure Active Directory (以下 Azure AD) のテナントには、"<ドメイン名>.onmicrosoft.com" という初期ドメイン名が付与されます。 初期ドメイン名を削除することはできないのですが、任意のドメイン名でユーザーを管理したい場合、オンプレミス上の Active Directory と Azure AD 間を Active Directory Connect (以下 Azure AD Connect) を使用して簡易に同期したい場合 (同期するドメイン名をオンプレミス上の Active Directory と Azure AD とで一致させる。) …

  • Microsoft 365 Business Premium 試用版ライセンスの発行方法について

    Microsoft 365 Business Premium (試用版) を使用することで、1ヵ月間 無償で Microsoft 365 Business Premium のアプリ/サービスを使用することできます。 また、本ライセンスを Windows Virtual Desktop (WVD) に使用することもできます。 【Microsoft 365 Business Premium で利用可能なアプリ/サービス】 今回は、Microsoft 365 Business Premium 試用版ライセンスの発行方法について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 Microsoft 36…

  • 【Special issue】Azure/AWS/GCP/OCI Service Mapping

    ※ Update 1st Jan, 2021 As multi-cloud computing progresses, I suppose there will be more opportunities to compare various cloud services. This time, I'd like to try to make a cloud service (Azure/AWS/GCP/OCI) mapping chart to collect my thoughts. *1*2 Azure/AWS/GCP/OCI Service Mapping Marketplace Da…

  • 【保存版】Azure/AWS/GCP/OCI サービス比較 (2021/1)

    マルチクラウド化が進むにつれて、各種クラウドサービスを比較する機会が増えるのではないかと思います。 今回は、自分の整理も兼ねて、Azure (Microsoft 365)/AWS/GCP (Google Workspace)/OCI のサービス比較表 を作成してみようと思います。 *1*2 Azure/AWS/GCP/OCI サービス比較 マーケットプレース データベース ID コンピューティング ストレージ 仮想デスクトップ 統合 分析 まとめ 参考情報 Azure/AWS/GCP/OCI サービス比較 マーケットプレース Azure AWS GCP OCI マーケットプレース Azure …

  • 【第1回】基本から始める Azure Synapse Analytics 専用 SQL プール【アーキテクチャ】

    Azure Synapse Analytics 専用 SQL プール (旧 SQL DW) は、SQL Server をベースにした Azure で使用可能なマネージドのデータウェアハウス サービスであり、PolyBase、Azure Data Factory、BCP などを使用し、ビック データをデータベースに取り込んだ後、分散クエリ エンジンの機能により、ペタバイト規模のデータを高速に分析することが可能なサービスです。 今回は、Azure Synapse Analytics 専用 SQL プール (旧 SQL DW) のアーキテクチャについて、まとめてみようと思います。 Azure Syn…

  • 【Tips】Oracle Provider for OLEDB リンクサーバー経由でクエリを実行する場合のベストプラクティス 【保存版】

    SQL Server から Oracle などの SQL Server 以外のデータベースに対してリンクサーバー経由でクエリを実行する場合、最適なクエリの実行プランが生成できず、リンクサーバー先のテーブルから全件データを SQL Server 側で受信後、SQL Server 側でフィルター処理が行われるなど、リンクサーバー経由のクエリのパフォーマンスが低下するといった現象が発生する場合があります。 そのため、SQL Server 以外のデータベースに対してリンクサーバー経由でクエリを実行する場合、OPENQUERY を使用することが推奨されています。 OPENQUERY を使用することにより…

  • 【Tips】Oracle Provider for OLEDB をアウトプロセスとしてリンクサーバーを設定する方法について 【保存版】

    SQL Server から Oracle へのリンクサーバー設定で、Oracle Provider for OLEDB を インプロセスとしてリンクサーバーを設定すると、SQL Server プロセスのメモリ空間内にOracle Provider for OLEDB の DLLがロードされ、 SQL Server プロセスが不正にダウンするなどの現象が発生する可能性があります。 そのため、アウトプロセスとして設定することが推奨されています。 今回は、Oracle Provider for OLEDB をアウトプロセスとしてリンクサーバーを設定するための手順を紹介したいと思います。 [今回の構成…

  • Azure コンテナ レジストリに Dockerfile を使用して SQL Server on Linux コンテナ イメージを作成する方法について

    Azure コンテナ レジストリでは、プライベート Docker コンテナー イメージを格納することができ、Azure コンテナ レジストリ サービス階層「Premium」でデプロイすることで、複数のリージョン間で一つのレジストリを管理できたり、Azure プライベート リンクなどを使用し、インターネット網に公開せず、プライベート通信のみでコンテナ イメージにアクセスできるなど、リージョン間を跨ぐ高可用性構成(大規模構成)を意識した構成を組むことが可能になっています。 今回は、Azure コンテナ レジストリに Dockerfile を使用して SQL Server on Linux コンテナ…

  • 【新機能】SQL IaaS Agent 拡張機能への自動登録について

    少し前の情報となりますが、Azure 仮想マシン上の Windows OS と SQL Server を日本語化した場合、SQL IaaS Agent 拡張機能が正しく動作しないという問題がありました。 今回、SQL IaaS Agent 拡張機能への自動登録という機能が公開されたので、Windows OS と SQL Server を日本語化した場合でも、正しく動作するかを確認してみようと思います。 SQL IaaS Agent 拡張機能への自動登録機能確認 まとめ SQL IaaS Agent 拡張機能への自動登録機能確認 1) Azure 仮想マシン (Windows Server 20…

  • Azure仮想マシン上にゾーン冗長を考慮したSQL Server AlwaysOn可用性グループを構築する場合の勘所について

    オンプレミス環境で動作している SQL Server AlwaysOn 可用性グループ環境をAzureへ移行することを検討する際、マネージドのサービスである Azure SQL Database、Azure SQL Managed Instance に移行することが可能となるかを検討することが多いかと思いますが、使用するアプリケーションがマネージドのデータベース サービスをサポートしていない (Active Directory Federation Services : ADFS などは、オンプレミス SQL Server のみをサポートなど) 場合、目標復旧時間 (RTO)、目標復旧時点 (…

  • 【Azure移行】SQL Server マイグレーション フローチャート

    オンプレミス環境上の SQL Server を使用したシステムを Azure へ移行することを検討する場合、Azure上で選択可能なSQL Server関連リソースの種類が多く、どのデータベース リソースを選択すべきか、悩まれる方がいるのではないかと思います。今回、ありそうであまり見かけない、Azure移行に向けた「SQL Server マイグレーション フローチャート」を作成してみました。 Azureで選択可能なデータベース SQL Server マイグレーション フローチャート まとめ 参考情報 Azureで選択可能なデータベース Azureで選択可能なSQL Server関連リソース一覧…

  • SSMSからAzure Synapse サーバーレス SQL プール (プレビュー) への接続

    SQL Server Management Studio (SSMS) 18.7 および Azure Data Studio (ADS) 1.24 以降のバージョンで、Azure Synapse サーバーレス SQL プール (プレビュー) がフルサポートされるようになりました。 今回は、SQL Server Management Studio (SSMS) 18.7 を使用して、Azure Synapse サーバーレス SQL プール (プレビュー) に接続してみようと思います。 Azure Synapse サーバーレス SQL プールの作成 SSMS から Azure Synapse サー…

  • 【新機能】ゾーン冗長 HA 対応された Azure Database for PostgreSQL - フレキシブル サーバー (プレビュー)

    新機能として、Azure Database for PostgreSQL - フレキシブル サーバーがプレビューとして公開され、Azure Portal から作成できるようになっています。 新機能について 新機能確認 ゾーン冗長 HA 機能 メンテナンス スケジュール 機能 フレキシブル サーバーの停止/開始 機能 まとめ 新機能について 本新機能では、以下のような新しい機能が備わっています。 ゾーン冗長 HA 対応 メンテナンス スケジュール オプション フレキシブル サーバーの停止/開始 (最大停止期間 7日間) Amazon RDS for PostgreSQL で実装可能なマルチAZ …

  • 【第11回】基本から始める SQL Server【整合性チェック 不整合検知後の対処方法1】

    第10回では「整合性チェック」についてまとめてみました。今回は、SQL Serverの整合性チェック (DBCC CHECKDB) で不整合が検知された場合の対処方法 について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 整合性チェック実行結果例について (前回のおさらい) 確認ポイント インデックス ID の種類について 整合性チェック エラーの最小修復レベルについて エラーの最小修復レベル「REPAIR_ALLOW_DATA_LOSS」 エラーの最小修復レベル「REPAIR_REBUILD」 DBCC CHECKDB コマンドを使用したデータ修復方法について 不整合が発生する前のバック…

  • 【第10回】基本から始める SQL Server【整合性チェック】

    第9回では「チェックポイント」についてまとめてみました。今回は SQL Serverの 整合性チェック (DBCC CHECKDB) について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 整合性チェックについて 整合性チェックで実行されている処理について 整合性チェック実行結果例について まとめ 整合性チェックについて 整合性チェック (以下 DBCC CHECKDB) コマンドは、指定したデータベース内のすべてのオブジェクトの論理的、物理的な整合性のチェックを実施するコマンドであり、SQL Server で唯一 データベースに不整合がないかを確認可能なコマンドになります。 DBCC CH…

  • 【第9回】基本から始める SQL Server【チェックポイント】

    第8回では「バックアップ/リストア」についてまとめてみました。今回は SQL Serverの チェックポイント について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 チェックポイントについて チェックポイントの種類について 自動 間接 マニュアル 内部 まとめ チェックポイントについて チェックポイント処理では、予期しないシャットダウンやクラッシュが発生した後、トランザクション ログからコミットが確定した整合性の取れる状態に復旧するためのポイントの作成が行われます。 また、パフォーマンスを向上させるため、データページ上のデータの変更はメモリ上 (バッファ キャッシュ) で変更され、データペ…

  • 【第8回】基本から始める SQL Server【バックアップ/リストア】

    第7回では「データベースの復旧モデル」についてまとめてみました。今回は SQL Serverの バックアップ/リストア について、自分の整理も兼ねて、まとめてみようと思います。 バックアップの種類について 完全バックアップ 差分バックアップ トランザクションログ バックアップ ファイル バックアップ 部分バックアップ データベースのリストア (例) パターン1 パターン2 パターン 3 パターン 4 まとめ バックアップの種類について バックアップの種類として、以下のようなものがあります。 完全バックアップ 差分バックアップ トランザクションログ バックアップ ファイル バックアップ 部分バッ…

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