昨日、国連で子どもの権利条約が採択されてから35年ということで、学校の生徒指導のことを少し書きました。「ブラック校則」や頭髪・服装指導に人権侵害と言えるレベルのものがあるのは論外としても、そこに一貫して流れているのは、生徒にものを考えさせない非教育性であり、それは政府の文教政策や統治構造にも通じるという話を書いたつもりです。舌足らずの面は多々あったと思いますが、実際に学校で子どもと向きあっている教員のことを考えると、少し補足が必要という気がしました。かつて学校の中にいた人間としては、頭髪・服装指導の「くだらなさ」をもって、個々の教員の「善意」まで押し流す気にはなれませんので。 学校に来る子ども…