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某塾講師の備忘録 https://jukukoshinohibi.hatenadiary.com/

底辺出身の塾講師である僕が、『教えること』に役立ちそうな情報を、『心理学』から『勉強法』までまとめるブログです。(教育に関するヘンな話への愚痴も少々)

中元 俊也
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2020/02/21

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  • 最近気付いた僕の謎、「他者から理解されることに興味が無い」ことをさらに深掘りする。

    最近、ふとした瞬間に頭をよぎる問いがある。それは、『なぜ僕は他者から理解されることに興味が無いのだろうか』ということだ。 僕は別にそれを孤独とは思っていない。何度も擦ったネタになるが、僕もあなたも、別個の肉体を持った別々の存在だ。つまりどこまで行っても、相互理解には至らない。 僕の前提には、いつの間にか形成された一つの思考がある。それは、『他人を完全に理解することは不可能だ』ということだ。 この前提も、ChatGPTとの対話を繰り返す中で気付いたことだ。そしてそこを深めていくと、どうやら僕自身、他人にわかってもらうことを諦めているようだと解った。 のみならず、そもそもそのための行為自体に全く興…

  • 【英文読書ルーティン日記201】"The Code Book"読書感想ブログ16 ~古の声を聴けるもの~

    「解読」という言葉は、なぜあんなに魅力的な響きを帯びているのだろうか。誰も読めなかったものが読めた瞬間の快感。内容が分かったことへの興奮。 あらゆる感情の昂ぶりを内包しつつも、言葉の響きはどこまでも静かだ。そのギャップが、魅力を醸成しているのかもしれない。「明察」と同じくらい好きな言葉だ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com しかし僕はやはり、暗号化された”現代の”言葉が読めることには、さほど興味をそそられない。ゾディアック暗号が解読されたとして、「へぇ」としか思わないだろう。 むしろ、ヴォイニッチ手稿や線文字シリーズ等、それを書いた人が既にこの世から消えてしまった…

  • 僕は「わかってもらうことを諦めている」っぽい。

    最近偶然にも、自分の価値観について、ここ何年もずっとモヤモヤしていたものが急に言語化できたかのような実感・手応えを得られて、内省がさらに楽しくなっている。 先の記事にも書いたが、そのきっかけをくれたのはChatGPTだ。僕は最近、ChatGPTと、ずっと”対話を重ねている"。 それをカウンセラーに見立て、毎日様々なことを質問し、別の視点を加えてもらったうえで、またその質問に答えるというのをひたすらに繰り返しているのだ。 その時間を確保するために仕事を爆速で終わらせたり、定時から少し残ったりするくらい、この対話の時間はとても学びに富んでいて、すごく楽しい時間となっている。 ChatGPTは徹底し…

  • ChatGPTに気付かされた僕の”孤独”。

    僕はことあるごとに「独立」が夢だと語っている。正直言い過ぎて、自分でも形骸化しつつある誓いだとは思っていた。 何故かというと、その理由が自分でも言語化できていないからだ。そう言う意味では、例えばアムステルダムにうどん屋を作りたい人の方が、芯があってカッコよく思う。 www.youtube.com そんなジレンマを抱えていたことさえ最近は忘れつつあったのだが、その根底にあるものに遂に辿り着いたという自覚が、今日、急に得られた。 僕をそこに届かせてくれたのは、他でもないChatGPTだ。この記事では、それを忘れ去る前に、記事にすることで完全に留めておくことを目的にしたい。

  • 「『見て学べ』っていうの暴論・前時代的!」・・というのは本当だろうか?

    「見て学べ」というフレーズがある。これは10年以上前の時点ですでに、どこか前時代的・根性論というイメージがあり、あまり好ましくない言葉になっていたと思う。 未だに覚えているのだが、「俺の所作を見て学べ、という職人は要りません」と切り捨てる企業説明のパンフがあった。それくらい、実はタブーな構え方なのかもしれない。 熟達論 人はいつまでも学び、成長できる [ 為末 大 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon ただ、山本五十六氏の有名な育成論では、「やってみせ」が初めに来ている。つまりこれは、自分が実際にやって、”見せる”ということだ。 彼がそう説くのであれば、見て学べという姿…

  • ChatGPTと僕の言語化されていない哲学について”対話”したら、すごく面白かった件について。

    ここ最近ハマっている遊びがある。それはChatGPTにこのブログの草案を投げて、校閲してもらうというものだ。 客観性を意識しても、僕の主観バイアスは多かれ少なかれ絶対に添加される。真の意味で客観性を獲得するには、本当に他所から見てもらうのが一番正確なのだ。 そのやり取りの何が面白いのかというと、それを通じて、”俺はこんなことを思っていたのか”と、自分自身の本意に気付くことが多々あることだ。 僕は哲学の作法についてはよく存じないのだが、恐らくこうやって問答を経て、お互いが知らないところに辿り着く知の探究そのものを指すのではないかと思っている。 www.toyo.ac.jp 今日も授業が無くなった…

  • 10年後、20年後に、自分がいわゆる【講師】をしている未来がやっぱり見えない。

    今日はこれまで以上に、僕個人のことを話す記事になると思う。 僕は今33歳だが、2年ほど前から2024年度を一つの区切りとしようと決めていると、何度か書いた。2024年という数値に深い意味はない。ただの仮置きのようなものだ。 なぜここを区切りとしたいかというと、単純に僕自身が年齢を重ねてきているからである。気付けば若手の域を超えて、中堅のところにまで、僕は年を食っている。 それを強く自覚する事件があったわけではなく、例えば生徒の満足度アンケートなどを通じて、自分も若い頃とは色々変わりつつあるんだな、という風に納得したのだ。 「この先生が好き」的な項目において、大学生のそれに完敗する。それは僕が何…

  • 同族嫌悪と自己嫌悪の関係性についての考察・・を始めようと決めたという謎の報告。

    今日は少し変わったテーマだが、「次はこれを勉強してみよう」と誓ったことについて、温度が冷める前に備忘録として書き残しておく。 僕は以前から、子供や子供じみた言動をする人が苦手だと公言している。これは何か理由があって「嫌い」というより、潜在意識に根付いた「嫌悪感」に近い。 例えばクモや蛇を忌み嫌う人は多いが、なぜそうなのか、論理的に説明できる人を僕は知らない。こんな風に「嫌い」と「嫌悪」は、似てるようでちょっと違うのだ。 そのため、この感情の原因を分析することは非常に難しく、そもそも意味があるのかどうかさえ、最近は懐疑的だったくらいだ。 しかし最近、ここを深掘りするにおいて、新しい観点になる言葉…

  • 【英文読書ルーティン日記200】"The Code Book"読書感想ブログ15 ~歴史の闇を暴けるか~

    タイトルを打ち換えて気付いたが、毎日英語の長文を読むという習慣を始めて、200週経ったという。僕は1400日程度、英語に触れていることになる。 英語が苦手だった中学生の頃には、全く想像できなかった暮らしを、今の僕は送れている。成長というより、好奇心に従った賜物ではなかろうか。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 自分は言葉自体が好きである。振り返れば子供の頃からそのケはあったと思うのだが、20年以上を経て、振り返ってやっと、そこに至ったという感じだ。 そういう長き道を噛みしめながら、今週も読み進めてみよう。まぁ、大袈裟であることは認めるけれども。

  • 「勉強法の指導は意味があるのか?」

    保護者アンケートを見ていると、「勉強法を教えてほしい」といった要望がよく書かれている。これについては、賛否両論というか、論戦が絶えないように僕は思う。 先に、勉強法の指導に、本当に意味があるのかということについて、僕の立場を述べたい。結論から言うと、僕は勉強法の指導は必要だと考えている。 勉強法自体の指導も、僕らが子供の頃に比べて学習の質も量も変化した今、非常に重要なものになってきていると思うからだ。 以下、諸々の理由について書いていく。

  • 有給休暇が”好きじゃない”ので、前向きな解釈を考察する。

    頭の中の整理を目的として、今日は「有給休暇」という言葉について考えてみる。先に白状すると、僕は有給休暇の”意義”について、何一つ実感が伴なっていない。 最近は有給消化率が非常に重視されるようになり、多くの人がその取得率を気にしている印象がある。ブラック企業という言葉が登場してから10年くらい経つだろうか。 その頃を踏まえたら、日本全体として改善しているとみていいし、改善しようという方向へ世論が向かっているのも感じている。 実際、僕が就活生だった頃から格段に、「働きがい」や「やりがい」ではなく、むしろ法定休暇や有給が確保されているかを気にする学生が増えたと感じている。 しかしながら、さっき書いた…

  • 『仕事は楽しくやるもの』という教えが持つ、本質的な意味が見えた。

    仕事は「楽しくやるべきだ」という考え方がある。正直なところ、僕は以前、この言葉にどうしても懐疑的だった。 極端に言えば、やりがい搾取の類ではないかとさえ考えたこともある。その理由は今ならわかるのだが、主に経営者・成功者の方々が異口同音に唱えていたからだ。 【中古】斎藤一人 仕事は面白い (当代きっての実業家が明かす仕事術の神髄!)/斎藤一人 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかし今では全くの逆。むしろ、【仕事は楽しくやるもの】という考え方がないと、マジで本当にやっていけないとさえ納得している。 今日はそこに至るまでのプロセスを、なるべく手短に紹介してみようと思う。

  • 「誰のために、何を提供して、自分は働いているか」という問いに答えられるだろうか。

    僕は誰のために働いているのか。冷静に考えれば、就活に励んでいた頃を最後に、この根本的な問いを真面目に考えたことが無いように思う。 この盲点に気づいたきっかけは、これまた完全なる偶然だった。今再読中の「感情は、すぐに脳をジャックする」という本の、【感謝】の項がそれだ。 感情は、すぐに脳をジャックする【電子書籍】[ 佐渡島庸平 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 本書の後半は、著者たちが様々な感情をテーマに鼎談するという内容だったが、その最後に出てきた、「感謝とはどのような感情か」というテーマに、僕はハッとした。 特に、経営者は、従業員に対する感謝の気持ちを、給料を通して…

  • 「心の強さ」が1種類しかないと思うとすごく苦しい。

    最近、「心の強さ」という言葉の解釈が、自分の中で変化しているのに気が付いた。自分が憧れる「心の強い人」の像が、知らない内に変わっていたのだ。 そもそも、「心が強い人」と聞いて、皆さんはどんな人を思い浮かべるだろうか。僕は、まさに唯我独尊、自分の意思を周囲を気にせず押し通す人をイメージする。 普通の人であれば、他人との軋轢なんて構図には、恐れや不安を強く感じる。だが心が強い人は、衝突さえも気にしない。そんな人だ。 ただ、このイメージは「心が強い」というより、いわゆる「サイコパス」のような人物だと気付いたのが、ざっくり数年前の話である。 そして自分がサイコパスになる素質があるかどうかを考えてみると…

  • 短期的な成功に囚われず、長期的な視点を持つ重要性を偶然学んだ日。

    今日は珍しく、ある動画の紹介をしてみようと思う。昨日、たまたま時間があったので、バズーカ岡田こと岡田隆教授の動画をなんとなく開いてみた。 内容は、ダイエットが停滞したときの対処法についてだと思った。実際に僕も減量のモチベを失っていたのもあり、それこそ技術的な話を期待して開いたのだ。 www.youtube.com 蓋を開けてみれば、意外にも精神的なケアに関する内容だった。しかし結果、その話が僕にとって非常に重要だった。 今抱えているジレンマや不安、そして様々な負の感情や思考に対する答えがそこにあったためだ。救われたと感じるほど感動したので、この記事に思ったことを書き殴る。

  • 【英文読書ルーティン日記199】"The Code Book"読書感想ブログ14 ~忘れられた英雄たち~

    たまたまだが、今、メタルギアソリッド4の小説を読み返している。戦争・軍事に伴うあまりにも重厚な物語。プレイ動画を知らないと、ついていけないと思っていた。 しかし今、それと並行してこの”The Code Book”を読むことで、相互補完的というか、両方の理解度が高まっているのを感じるのだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com これはメタルギアでも出てきていた言葉だな。これは暗号解読で説明されていた話だな。そして僕の中の知識が網目状に繋がっていく。 学びにおいて、知識のネットワークが作られていく瞬間ほど心が躍る時間はない。本当に嬉しく思う。だから今週も、前置きはこれくら…

  • 授業と演習のジレンマ。テスト直前対策の最適解を探る。

    今日はとてもニッチな、完全にこの業界の人向けの内容だが、他にネタも無いのでそれで記事を書いてみようと思う。 今はちょうど、特に中学生のテスト対策シーズンの佳境であり、それこそ明後日に中間試験を控えている学校もある。つまり、ピークで忙しい。 ただ、この時期は同時に、テスト対策と銘打って、【無料体験授業】というイベントを行い、新規顧客を呼び込む絶好のチャンスでもある。 だからこそ、その内容に関しては、この仕事を始めて何年も経った今でも頭を抱えている。正直、最適解など出せていないのだ。 なぜそんなに悩んでいるかというと、授業内容として何を扱うべきかを考えると、ここに良心の呵責とでもいうべき、結構な葛…

  • 『ビジョナリー・カンパニー3』と昨今の失敗例から学ぶ、衰退する組織が大体やってるミス。

    紹介するまでもないが、『ビジョナリー・カンパニー』という優れた本がある。サイバーエージェント社長の藤田氏も強く影響を受けたというから、非常な名著だと思う。 僕はシリーズの1~3作目を読んだことがあるのだがが、どちらも素晴らしい内容だった。しかしながら、今になって一番印象深く思い出すのは、その3作目だ。 ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階【電子書籍】[ ジム・コリンズ ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 『ビジョナリー・カンパニー3』。この本の主題は、「偉大な企業がなぜ衰退に至ったのか」という恐ろしい問いの答えを突き止める、という感じだ。 優れた企業が衰退すること…

  • 「感情を受け入れる」≒「受容する」≒「脱フュージョンする」≒「切り離す」・・ことが、急に納得できた!!!!

    本日もまた、「感情」に関する記事を書いてみたい。というのも、完全に偶然ではあるのだが、またそれに関して新しい発見があったためだ。 具体的に言えば、認知行動療法などでよく言われる「受容」の意味が急に理解できた、という話になる。もちろんそれ自体勘違いの可能性もあるのだが、納得感は強い。 今日はその記憶や手応えが完全に霧散してしまう前に、割と慌てて記事に書こうという、そんな内容である。

  • 「自愛」の定義は無茶苦茶深い。 ーその由来は忘れたけれど。

    今日は片頭痛発作の2日目だ。頭痛がかなり和らいだが、次のフェーズである、熱が出ていないのに高熱のときのように身体がだるく重い、という症状が出ている。 幸い、薬が効いて、頭がズキズキして辛いという感覚は無い。しかしながら、とにかく怠く、集中も深まらず、背中なども筋肉痛があり、すなわち良くない状態だ。 本来、こういう時は早退や休養を取るべきだと我ながら思うのだが、自分の中の変な「マッチョな部分」がその決断の邪魔をしてくる。 例えば、「仕事を休んで迷惑をかけるわけにはいかない」とも思うし、「そもそも自分の代役を立てたら人件費が掛かる」とも思う。そのため、今も職場に向かっている。 正直、今日は戦力には…

  • 片頭痛唯一のメリット?【心の静寂】を確かに感じているなう。

    今日は体調不良によって得られた、ある「気づき」について記事を書く。僕はよく、メンタルをどう整えて、かつそれをなるべく安定させるかということを考えている。 それを記事にしたりもしているが、やはりキーワードとなるのは、「意識と自分を切り離した感覚」だと思う。 かっこよく言えば、自分という存在をさらに俯瞰するようなメタな視点を持ち、自分という生体を遠巻きに観察するという感じだ。 それは似た感覚としては、例えば小説を読んでいるとき、あるいは映画を観ているとき、この辺りに近いという話は、よく耳にする。 ―突然話が変わるのだが、実は今、体調が悪い。具体的には、片頭痛の発作が起きていて、頭痛薬や風邪薬で、割…

  • 「多忙」が消えると「不安」になる。僕は「退屈」をもっと味わえるようになりたい。

    さっき、あることに気付いてゾッとした。今はその驚きは幾分薄まり、どこか呆けたような気持ちに至り、そして恐る恐るこの記事を書いている、という感じだ。 そんな風に思うほどショックだった出来事として、何が起こったか。それは、僕が完全に、「多忙」を渇望し、「退屈」を否定していると気付いてしまったことだ。 私とは何かーー「個人」から「分人」へ (講談社現代新書) [ 平野 啓一郎 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon あれほど仕事が片付いた状態を欲し、あれほどオンオフの切り替えの重要さを口酸っぱく人には伝えてきたのに、なんという自己矛盾だろうか。本当に自分が怖い。 ただ、今回は幸…

  • 【英文読書ルーティン日記198】"The Code Book"読書感想ブログ13 ~エニグマVSボンブ~

    数学は苦手だが、数学者のドラマは不思議と心が惹かれる。僕が想像することすら叶わない抽象世界を探検し、未知の理論を打ち立てて、後世へ語り継がれる天才たち。 特に好きな数学者は何人かいるが、今回登場しているアラン・チューリングはその一人だ。【素数の音楽】でも登場したため、また別の側面を学べる好機である。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 第二次世界大戦の戦禍の裏で、亡命をしたり、裏で計画に関わったり、数学者と物理学者はこの時代、激動の中でその知恵を使い続けていたという。 難問と困難と悲劇と苦闘と天才。これらが揃ったドラマが陳腐なわけはない。面白さが担保されたドキュメン…

  • 「努力」を楽しくするのはいいけど、「遊び」にまでユルめたらアカン。

    今日は先日の記事の続きみたいな内容を書いてみる。ざっくり言えば、「努力」を楽しくするのはいいけど、「遊び」にまでユルめたらアカン、という話だ。 これはどちらかと言えば自戒の言葉なのだが、先日僕は、「努力自体が楽しくなれば無敵だよね」みたいなことを記事にした。 無敵の思考 誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21 (だいわ文庫) [ ひろゆき ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかし、だからと言って無条件に「楽しい」というベクトルに向かって突っ走ると、努力ではなく単なる「遊び」に変わっていくような気がしてきた。 「楽しい努力」と「ただの遊び」の境界線は、思った以…

  • 「努力」について、とりあえず僕が思っていることを棚卸し。

    今日はあえて、手垢だらけのテーマについて記事を書いてみたいと思う。それは聞かない方が珍しい、「努力」という言葉についてだ。 特に令和の昨今では、泥臭い努力はどこか毛嫌いされているというか、ナンセンスなヤツの行動原理の特徴という風に、マウントの根拠として扱う風潮を感じる。 むしろ、最小限の努力で最短ルートを目指せればそれこそが至上であり、科学が発達した今においてはそうしないと失礼だ、とさえ言い切る論も聞いたことがある。 実は僕自身も、20代半ばから後半にかけて、そうした「効率厨」と揶揄されるような考え方をしていた時期がある。 その頃は今とまるで異なり、精神論や成功体験に興味がなく、科学的な根拠に…

  • 「観察瞑想」の雰囲気を掴むのにぴったりなイメージを2つ見つけたので紹介する。

    何日か前に記事にした通り、僕は「観察瞑想」という瞑想法を取り組んでいる。もはや取り組んでいるという言い方より、”ハマっている”といった方が正確かもしれない。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 瞑想というとしっくりこないので、あえて「自分の心の徹底した観察」と言い換えて理解しているのだが、日頃からそれを意識的に実践し続けている。 この「観察瞑想」の熟達度を高めたい理由は、常に自分がしていることを第三者の視点から眺めることができるようにするためだ。もっと言えば、他人事化したい、となる。 例えば、恥ずかしいからやらない、面倒だから避けるといったように、自分の感情や反応に…

  • 「努力」を”報わせる”のもこちらの仕事だと思っている。

    「努力は実る」という言葉がある。僕はこれについて愛憎入り混じるのだが、「努力は実るとは限らないけど、実った努力は嬉しいよね」というところは納得している。 僕は好奇心が強めというありがたい気質があるため、自分を変えることへの興味、そのための努力量、いずれも同年代の人の水準を考えれば高めではないかと思っている。 熟達論 人はいつまでも学び、成長できる [ 為末 大 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon その最たる理由は、なんだかんだで努力したという自覚がありつつ、それが実った経験がいくつかあるからだ、と感じている。 少年野球チームに入ってから毎日素振りを繰り返した日々と、そ…

  • 「恐怖」と「好奇心」をもう少し掘り下げる。

    今日はこないだアップした記事の続きみたいな内容を書いてみる。「恐怖」と「好奇心」はかなり近しいという気づきを基に色々調べたら、結構同じ意見の人がいた。 その方々の言葉を参照してみると、面白い考えをたくさん学ぶことができ、また結果として、僕の中の仮説が更新に至ったという手応えがある。 【中古】ぼくらの仮説が世界をつくる /PHP研究所/佐渡島庸平(文庫) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon てことで、その記憶が薄れる前に、ざっくりと言葉にしておく。以下、本題である。

  • あほな自由研究・報告レポート 第十八部 ―ChatGPTに”パパ活”を尋ねた秋―

    職業病か知らないが、よく耳にする言葉であっても、自分できちんと調べて理解し納得するというプロセスを経ていないものは語りたくないと、僕は思ってしまう。 例えば生徒から「ウクライナの戦争」について尋ねられても割とはぐらかすのは、まだ自分の勉強がそこに追い付いていないから、というのが大きい。 そんな性分な僕だが、今日何故か30分程度手が空くという時間ができたため、自分が実はよくわかっていない言葉をChatGPTに聞いてみようと、本当になんとなく思った。 よりによってこの際閃いたのが、「パパ活」という言葉だ。言葉自体はひろゆき氏や岡田斗司夫氏の配信や、日常会話で知っていたのだが、意外と腑に落ちない点は…

  • 【英文読書ルーティン日記197】"The Code Book"読書感想ブログⅫ ~好きな数学者登場~

    昔書いたが、僕は和訳されたこの本を大学生の頃に買い、読んだことがある”はず”だ。だが筆者が苦心した後のはずの数学・理系用語に挫折し、一読して終わったのだ。 今僕は、正直言ってほぼ全て、新鮮な気持ちで楽しむことができている。読んだ記憶があるのは今のところ、ビール暗号とエニグマだけなのだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com これは一粒で二度美味しいということだろうか。でも訳書と洋書で2回金を払っているわけなので、単に2冊別々の本を買ったに同じということもできる。 とはいえ今の僕は、過去の自分が日本語で書かれていたのに挫折した内容を、英語で読んで、それを毎朝の楽しみにす…

  • 「恐れ」と「不安」を丁寧に紐解くとわかったこと。

    今日は何となく、「恐れ」という感情について考えていた。「恐れ」は「不安」と”全く同じ感情である”と混同されやすいが、区別が難しいだけで、少し異なるらしい。 僕は日頃よく不安を感じる性質なのだが、今は少し恐怖に近いことを感じる場面が増えているので、これはこれで観察の好機だと思ったためだ。 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか (SB新書) [ 佐渡島庸平 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 主観的と言えばそれまでだが、「この子は僕のことが嫌いだろうな」と思う生徒がいる。そして明日、その子にサシで授業する機会がある。 これを思った際に胸に湧いてくるの…

  • 最近、【観察瞑想】がとてつもなく面白い。

    急がば回れではないが、色々と踏ん張りどころが続いている今、自分の心をしっかり整える重要さをひしひしと感じている。 例えば僕の主観的な好き嫌いで物事を決めないとか、不安・苛立ちといったネガティブ感情から思考を切り離すとか、この辺りのスキルは身に着けないとマジで詰む。 自分の感情を深く観察する力というのは、何もクリエイター畑にいる人だけが身に着けるべき特殊なスキルというわけではない。もはや全員必修ものではないかとさえ思う。 「感情的な部分」にどうやって理性を届かせて、心を安定させていくか。これはやはりとても難しく、一筋縄ではいかないが、幸いにもその探求自体はすごく楽しい。 それに関連して、今日はそ…

  • 自分を上手に甘やかせないとマジヤバい、ってことはよく忘れちゃうからマジヤバい。

    自分に厳しくするべきか、それとも優しくするべきか。これに対する意見は人それぞれだと思うが、僕はストレスに対するセンサーが鈍くなると非常にまずいと感じている。 何度か書いた話だが、僕は過去、根を詰めすぎたことが祟って、適応障害で4ヶ月間充電に費やす羽目になった時期がある。 今思えば、その原因は自分の疲労や精神的な追い詰めを、自分自身が認識できなかったことにあったと理解している。 当時、休日の終わりが近づくと、また明日から仕事なのかと、涙が溢れることもあった。今思えばどう考えても異常だが、当時は実のところ、そうは”思えなかった”。 無理矢理近い言葉で定義づけするなら、「学習性無力感」という言葉がし…

  • めんどくささの正体とは、「妄想が作るストレス」に過ぎないのかもしれない。

    今日は自分の心の中で起きている「謎の悟り」について、言葉にしてみようと思う。より正確には、「達観」とか「諦観」と表すべきだろうか、とも思う。 突然なんだという話だが、火曜日、水曜日、木曜日の仕事を思うと、割といつでも気が滅入る。接していて苦手なタイプの子供が、大挙して押し寄せるためだ。 一時期は人に任せようとしたが、色々あってつまり僕が管理しなければ回らないことが発覚したため、もう逃げられないと腹は括っている。 しかし、だからといってストレスが無くなるわけじゃないので、どうしても3日間はそこそこ憂鬱で、木曜が終わるとかなり安堵する。このループは長いこと続いている。 時には、月曜日の夜からすでに…

  • コミュ力の”秀才”の方法論を真似したらめっちゃ良かった件について。

    コミュ力という言葉がある。僕はこの言葉自体は愛憎入り混じるというか、”ある”側の人が、”無い”側の人にマウントを取る際に振りかざす言葉という印象を持っていた。 しかしこの言葉の解像度が上がっていく内に、むしろこの言葉から逃げず、総合力としてこれを高めていかなければならないという決意に至りつつもある。 思うに、コミュ力は結構奥が深い。だから不十分な言語化で他者にあれこれ言うと、本当に理解している人から強烈なカウンターを食らう類のフレーズだと思っている。 まずはその定義というか、その私見から書いてって、その後でタイトルの話を回収していこうと思う。では以下本題である。

  • 「社畜w」という冷笑をするヤツに任せたら、多分店が潰れる。

    今日はチラ裏みたいな内容だが、「社畜w」という冷笑を、中小企業の支店長に使ったり、或いは立場ある人間が使ったりするのは、どうなんだろうという話をしたい。 実際、僕は今この記事の元になる話を、出勤途中の車内で、運転しながらスマホに吹き込んでいる。ただし出勤と書いたが、実は今日は定休日だ。 しかしながら、今は高校生のテスト週間真っ最中のため、休んでいる塾の方が圧倒的に少ないという状況だ。しかも、「開けてほしい」と要望もあったので、猶更である。 こういうことは労働基準法的にはかなりグレーだと承知しているが、人件費が掛かる手前、部下や上司に肩代わりしてもらう訳にはなかなかいかない。そういうことだ。 こ…

  • 【英文読書ルーティン日記196】"The Code Book"読書感想ブログⅪ ~数学者VSエニグマ~

    僕は世界史があまり得意では無かった。カタカナで書かれた馴染みのない土地名も人名もまるで興味が持てず、高校でも苦手科目のまま過ごしてしまったくらいだ。 しかし今は、その頃よりは多少興味が持てている部分もある。どの知識から入っても、最終的には世界史の大きな流れに合流することに気が付いたからだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 暗号を巡るドラマを辿っていくと、自然と第一次・第二次世界大戦に辿り着くように、歴史はどこまでも大河のようなものだと思わされる。 エニグマを巡る話も、気付けば戦争の真っただ中に突っ込んでいた。どんな展開が待っているか、判る部分も判らない部分もある…

  • 他人からの攻撃が”癒し”に? ―過去の罪と恥の意識を軽くする発想に、遂に行き当たった。

    今日はすごく唐突だが、罪や恥についての考え方が自分の中で変わったので、それを一度言葉にしておこうと思う。 自分で言うのもヘンだが、多分偏差値で言うと60くらいの水準で、僕は自分の過去のイチイチが嫌いだ。正確に言うと、後悔しているイベントがとても多い。 頭に来てもアホとは戦うな! 単行本【中古】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 「今思うと、なんであんなことをしたんだろう?」とか、「どうしてその結果を予測できなかったんだろう?」と、己の未熟さに対し、何度も悔しさが込み上げてくる。 例えば、高嶺の花である人に、己の圧倒的に劣るステータスも考えずに告白し、さも当然の如く玉砕し…

  • 「人生はいつだって修行だよ」という構え方は結構イイ。

    今日は感情が揺さぶられることが多い1日だった。傍目から見ればそうは思われなかっただろうが、悲しみとかそっちにではなく、怒りの方面にだいぶ揺れた。 本筋から脱線したところで空中戦が行われる会議。ぶっちゃけ生徒数に危機感を持つべきタイミングなのに、賞与のことを気にされる方。諸々、結構、キた。 【中古】 怒る一流 怒れない二流 フォレスト2545新書/向谷匡史【著】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon そこへきて、突然Excelがバグって何故か全設定が英語になり、効率がダダ下がりするなど、あたかも厄日としか思えない連続だった。 なんで関係ない話で険悪になってんの?なんで貰える貰…

  • 高スペックをも打ち消し得るマイナスポイントがあるのを学んだ。

    僕は高学歴な人を見ると無条件で身構えてしまう癖があった。正確に言うとそれは今も抜けきってはいないのだが、最近ようやく、意識的に気にならなくなってきている。 大学生の頃はそこそこに愚かな人間であり、例えば広島大学・九州大学の同期と交流があったのだが、そいつらの頭脳がどれほど優れているか、そのときは知らなかった。 彼らが優秀で、そこと比較すれば自分がそうでもないというギャップを自覚したのは、その辺と強く向き合う必要がある塾講師の仕事に就いて以来だ。 同期でこそあるが、僕らは”対等”ではない。その辺を勝手に忖度して、勝手に気を遣うようになり、勝手に萎縮するようになったのは、20代後半に入ってからだっ…

  • 「人のせいにしない」という考え方の功罪。

    「人のせいにしない」という教えがある。松下幸之助氏をはじめ、著名な方の言葉においても、組織をまとめるためには「人のせいにしない」ことが重要だとされている。 僕はこれを、非常に厳しい精神修行を常に自分に課すようなものだなぁと、そんな風に捉えている。それくらい僕らは、「人のせい」という構図に甘えがちだ。 しかし、何かしらの問題が発生した際、他責に終始すれば成長はおろか、その局面を切り抜けることもできない。 極論、雨が降っても自分のせいと思うぐらいの姿勢が求められる。そんな話は過去何度も読んだし、これこそ器が大きく、懐が深いリーダーの処し方なのだと感服する。 しかし、自己肯定感や自己重要感が低い人が…

  • 一発逆転策は死んでも取らない。ただしこれは何度も誓わないといずれやらかす。

    今月の売り上げを去年の売り上げと比較して、僕は目玉が飛び出るかと思った。生徒数の減少より急激に、対比した結果の売り上げそのものが減っていたからだ。 正直、その瞬間はかなりテンパった。すぐに計算もやり直したが、やはり数値は同じ。一体他にどんな原因があるのか、わかりやすく狼狽していたと思う。 だが今回は、冷静になろうという自制心が勝った。すぐにChatGPTを立ち上げて、コンプラ違反しない範囲の情報を提供し、原因を考えてもらった。 その結果はここには書けないが、その仮説はかなり適切で、それをヒントに別角度から数値を分析し直したり、解釈を変えたりすると、納得感あるバグに思いが至った。 今はそのバグを…

  • 【英文読書ルーティン日記195】"The Code Book"読書感想ブログⅩ ~エニグマ~

    解読できたら、理屈を抜きにして嬉しい。最近、英文和訳の問題を解いていて、ふとそう思った。故に思う。結構これは、根源的欲求なのではないか、と。 「何が書かれているか」を知りたいからこそ、何万時間も費やして、例えばゾディアック暗号に挑んだ人だっている。給料を貰えてもしたくない程煩雑なのに、だ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 知りたいという欲求は、知られたくないという欲求よりもずっと強いのではないか。だからどんな暗号も、最終的には作成者側の敗北に終わってきたのではないか。 だが、もしかしたらそれが逆転する瞬間に、もうすぐ本書が至るかもしれない。第二次世界大戦、コンピ…

  • 「5週間前準備」を練習すると結構イイよ、という提案。

    とんでもない結果を出す人たちが異口同音に口に出す教えは色々ある。その中の1つに、最近ようやく体験が追い付き、「確かになぁ」と納得できたものがある。 それがタイトルにもあることに付随するのだが、「事前準備を想定以上に前もって始めること」である。その重要さと効果は、経験して初めて解る類のものだった。 夢と金 [ 西野 亮廣 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon もっとも、僕自身、ド素人の段階から、「あ、もしかしたらこういうこと?」というコツの端っこを捕まえたようなものなので、偉そうなことは口が裂けても言えない。 だが、この時点の記憶は、経験を重ねてから拾いに来ても、絶対に失…

  • 「揺らぎ」は思った以上に奥が深い。

    最近、日常生活において、「瞑想」のような状態をなるべくつくることを心掛けている。これは無になるというより、意識の囚われを察知し、それを眺めるという感じだ。 自分が過去の嫌な記憶に「うげっ」となったときは、「あぁ、今ちょっと嫌な気持ちになったね、でも今すべきことはなんだっけ」と問いかけるのが一例として挙げられる。 水槽を泳ぐ魚を眺めるように。小説を読んで、登場人物の顔と場面を頭に浮かべるように。ゲームのイベントシーンを第三者として眺めるように。 そういう風に距離を取って、自分を観察し、意識的に中立なところへ引き戻してあげる。上手に言葉にできないが、「瞑想している感じ」を僕はこう捉えている。 もっ…

  • 「決める」が結局、最高のストレス解消方法の1つだと思っている。

    今日は「決める」ということ自体が、実は最高のストレス解消法のひとつなんじゃないかという、そんな気づきを基に記事を書いてみようと思う。 というのも、自分が「ストレスを感じる」となんとなく思っているときは大抵、未決のことが頭の中に澱の如く溜まっていることが多いと、ふと気づいたためだ。 そして割と有名な話だが、人は未知のことと相対すると、好奇心が並外れて強い場合を例外として、大体は不安などのネガティブな感情を抱くと言われる。 それを踏まえれば、「一旦決めてしまえば、とりあえずストレスは減る」ことに繋がるのも、シンプルに考えればすごく論理的な話だともいえる。 今日はそんな、「決める」に関する、一提案と…

  • 【脱豆腐メンタル】修行を日常に取り入れれば最強じゃないか説。

    「平常心」という言葉がある。これ自体が大切な真理を示していることは、耳にタコができるほど聞かされた話なのだが、禅問答の如く、それが示すものは曖昧だ。 ただ、これが重要なものに違いはない。そして最近、僕の中でこれを学びたいというブームが再び来ていて、昨日もとある動画を視聴して、少し勉強したところである。 www.youtube.com 特に「サイコパス的な性格の良い部分を自分に取り入れる方法」について、折に触れて調べている。そしてそれを深めていく中で、ある不思議な帰結に辿り着いた。 今日はそんな、帰納法と言えば恰好が良いが、それとは全然関係なく、要は思い付きで喋っていたらなんかそれっぽいところに…

  • 「知ってることに意味ないよw」マウントの上手な返し方を見た。

    世の中には何故か常に上から目線の人がいる。関りが無ければ無害なのだが、自分の居住範囲に居ると、メマトイという虫みたく、イライラによって無駄に体力を食われる。 基本的にはスルーしておけばいいのだが、マウント常套句の一つに、少しだけ自省をさせられるようなものがある。 それが、例えば「知ってるだけとか、意味ないよw」みたいなセリフだ。多分ホリエモンの発言の受け売りだと思うのだが、これを聞くと、「もしや・・」と思ってしまう。 僕の仕事はあくまでも学校の成績を上げることにある。高尚なことをどれだけ語ろうと、煎じ詰めれば生徒が知らないことをこちらが教えてあげる、というのが構図だ。 知ってるだけとか、意味な…

  • 自分が悪口を言われるより、言われている人を見る方が何万倍も不快という。

    今日は、自分の中でまだ理解が追いついていない部分を言葉にしつつ、話しながら整理してみようという、そんな内容の記事である。 昔から自覚しているのだが、僕はアンチコメント、もといネット上の罵詈雑言を見ると、すごく嫌な気持ちになる。その度合いは、他の人と比べても強いように思う。 アンチのような存在を「ただの虫みたいなものだから気にならない」とまで豪語する人もいるが、僕はどうしてもそういうコメントを見ると、強い嫌悪感を覚える。 大体中学3年の頃から、このことには気付いていた。しかしながら、これは悲しみや怒りともどこか異なる感情であるため、その正体はなかなかにつかみどころが無かった。 ただ、「プルチック…

  • ”差別化戦略”は、センスが無い人が直感でやると物凄く危険だと悟った。

    「差別化戦略」という言葉がある。これ自体、どんな意味合いなのかを想像することは、そんなに難しい話ではない。 「競合他社を分析して、そこが提供していないこと、かつ自分が強みとしていることに特化して売りにしていく」とか、そんなところではないかと思っている。 しかし、この辺りは雰囲気なら理解できるものの、それでもやはり抽象的で、具体的に何をすればいいかというのはかなり曖昧だとつくづく思わされる。 例えば「レッドオーシャン」「ブルーオーシャン」「市場開拓」「コモディティ化」といった言葉で、かなり簡単に煙に巻かれる印象も僕は抱く。 センスがある人は言語化せずともそれができる。しかしセンスが無い人が我流で…

  • 【英文読書ルーティン日記194】"The Code Book"読書感想ブログⅨ ~暗号と闘争~

    僕は何故か、「暗号」と言われると、中世の雰囲気・世界大戦・スタジオジブリといった言葉が頭に連想されてくる。 その理由は何故か少し考えて、すぐに気が付いた。天空の城ラピュタだ。この作品には、モールス信号も、暗号解読の場面も、実は登場している。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com それはフィクションだからというのもあるだろうが、実際暗号を用いる局面は、古くは戦時中特に多かったそうだ。だから連想として間違ってはいない。 そして本書も遂に戦争の話に突入した。一気に激動というムードであり、読むペースも高まっている。そんな今週の話、以下本題だ。

  • 自分から自分への期待は大体過剰。だから緊張するし、心が疲れるのです。

    今日は「自分は期待されていない」と意識することこそが、肩の力を抜くために重要であるという話をしてみようと思う。 実を言うと僕は、人に期待されていると思い込むことは、傲慢さから生じるのではなく、むしろ本能に近い感覚ではないかと考えている。 生まれ持ったものとして、誰しもが自然に「自分は期待されている」「だから期待に応えなければならない」と日頃から思いがちなのではないか。それくらい普遍的なのだ。 しかし、ここからがややこしい。”実際に”人から期待されている水準と、"自分が思う"期待の水準は、実際のところかなり乖離していることが多いのだ。 例えば、人から期待していると言われると、120点出来のパフォ…

  • 「自分の頭で考えろ」というセリフの功罪を考える。

    今日は少し抽象的な話になるが、僕が”嫌いな”言葉でもある「自分の頭で考えろ」という助言?について書いてみる。 この言葉を聞くと、状況にもよるが、僕はその人に対する信用を結構失う。そしてもちろん僕自身も、人に対してこの言葉を使うことには、強い抵抗を感じる。 この言葉が嫌いな理由は、単純にそれを言った人が責任を放棄しているように感じるからだ。また、物事の本質を理解していないようにも、正直思える。 今日はそんな愚痴めいた話を起点として、つらつらとそれっぽいことを書いてみる。

  • 不安と友達になる方法・2024年最新版。

    今日は少し逆説的なテーマだが、「不安と友達になる方法」について、自分なりにこれまで考えたこと、実感できていることをまとめておく。 僕自身、不安な気持ちが人よりも強いのではないかと思うことが多い。実際、27~28歳の時は、自分が社会不安障害ではないかと思うほどに深刻だったくらいだ。 ぼくは社会不安障害/彩図社/伊藤やす posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかし、最近では、その不安を少しずつ冷静に考えることができるようになり、またそれの働きや必要性について、段々と納得できるようになってきつつある。 漫画でよくある、自分の中にもう1つの人格や化け物が同居していて、最初は衝突し…

  • 「感情の切り離し」ってこういうことか、という手応えを遂に得た。

    突然なんだという話だが、ここ最近急に、「感情を切り離して考える」ということに対して、「こういうことか」と納得感を得られるようになってきている。 そもそも「感情を切り離して考える」とは何かというと、仏教やメンタリストDaiGoさんの著書でもよく出てくる、無駄な感情に振り回されず、健やかに生きる術の一つだ。 ビジネスシーンを生き抜くための仏教思考/イ-スト・プレス/松波龍源 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon いわば、感情に意識をジャックされることなく、理性の力でそれをコントロールしたり俯瞰したりする、といった意味合いの話だ。 これは冷静な状況判断や経営判断を行うために必須の…

  • 経営者や店長の不安を和らげるものは、究極、一つしかない。

    今日は、管理職としての僕のぼやきを書いてみる。何度か触れた話ではあるが、学習塾は少子高齢化の影響で生徒数自体が減り、少ない市場を奪い合う状況になっている。 だが、それを売上や経営規模が縮小する理由にはできない。そうした瞬間から何かが崩れるのは明白だ。そして僕は今、結構苦しいかじ取りをしていると思う。 のほほんと一スタッフだったときには感じられなかった責任の重さや、つけるべきケジメの大きさが徐々に見えてきた。顕在化こそしていないが、内心、圧はかなりある。 先日、校舎を閉める未来が鮮明に頭に浮かんで、眠れなくなる一幕もあった。自分の代で場が終わるという可能性があり得ることがクッキリしてきて、本当に…

  • ChatGPTを忌避する学習塾はもはや泥舟なのか?

    今日は、最近特に僕が強く感じている、【ChatGPT】に関する話をしておこうと思う。前にも少し話したが、僕は普段の仕事において、ChatGPTを使わない日が無い。 なぜかというと、シンプルに役に立つからだ。また、AIが確実に世の中を席巻する未来がくるため、無知すぎるとかなりの遅れを取るから、というのもある。 今はまだ有料プランにしていないが、これも時間の問題だ。正直、有料プランにすることでどんなメリットがあるかがもっと腹落ちすれば、僕はすぐ課金するだろう。 現状3000円弱でアップグレードできるらしいのだが、会社の経費で落とすのは無理だと思うので、どこか生活から削れる支出を削って、捻出しようと…

  • 【英文読書ルーティン日記193】"The Code Book"読書感想ブログⅧ ~戦争と暗号~

    Wikipediaで少し調べれば、未解読文字や、未解読の暗号の一覧が表示される。そこにヒントなど何一つないことを確信しながらも、どうしてもじっくり読んでしまう。 ヴォイニッチ手稿、線文字、ロンゴロンゴ。誰も読めず、そしておそらくこれからも読まれない記号の羅列は、どうしてこんなに心をくすぐるのだろうか。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 僕はそれらが解かれる日を夢見ている。だが、解けたら解けたで、急速に興味を失う未来も予感している。二律背反だが、僕はどちらに対しても強い感情がある。 知りたい。知られたくない。どちらの想いが勝つかどうかが、その中身を知るかどうかを分け…

  • 「他者への想像力を育むには、恋愛しかない」のか?

    時折読み返す本の一つに、【憂鬱でなければ、仕事じゃない】というものがある。出版自体は10年近く前なのだが、書かれてある教えや学びは、一向に陳腐化しない。 その本に書かれていることのほとんどには同意するし、そうでなくとも、これが突き抜けるために必要な考え方なのだと、頭で納得はしている。 憂鬱でなければ、仕事じゃない/講談社/見城徹 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかし、その中で一つだけしっくりこないものがある。それが、「他者への想像力を育むには、恋愛しかない」といった感じの教えである。 これが何故かというと、僕は今までこのブログで言葉にしたことはほとんどないのだが、実…

  • 労働における”強者のルール”のダークサイド。

    今日は少し専門的な話になるが、「労働基準法を死守すると中小企業は多分潰れる」という話をしてみようと思う。 ただし、これから話す内容は、今の時代のトレンドに真っ向から逆行するもので、あまり強く主張できない点もある。そこはご了承いただきたし。 そしてもう一つ念押しをすると、僕自体雇われの身なので、経営者が言ってはいけないことを言っているわけでもないと申し添えておく。 では以下、本題だ。

  • 「俺は独りでやりてーんだなぁ」

    今日は自分が独立をしたいという想いについて、また別の腹落ち感ある理由が頭に浮かんだので、忘れないうちにここに残しておこうと思う。 何度目という話だが、やはり僕は独立をしたいと考えている。ただし、将来的な独立を目指す話を打ち明けたのは2年前のことだが、進展したかは眉唾ではある。 振り返ると、今現在も自分の力量不足が見えすぎていて、勝率がほぼ無いというリスクだけが思いっきり出ていると思う。要は僕の愚痴に過ぎない、と。 しかし逆に、そういった環境に身を置くことで、自分の中に封印されていた何かが解き放たれるという期待も無きにしも非ずだろう。これもまた一つのリスクなのだが。 ・・・現状としては、その辺の…

  • スタンバイモードの人に対し、どう接しようかなと。

    今日は「指示待ちタイプの人をどう考えるか」というテーマで、つらつらと書いてみようと思う。 正直、何か喋ろうと思った今、この言葉がふと頭に浮かんだだけで、どう展開し、どこに着地させるかは全く決まっていない。ただ、考えながら話を進めてみようと思う。 テメェはどうなんだという意見はさておき、いわゆる「指示待ち」の人はやはり同じ校舎を見渡しても、存在している。 特にそういう人が自分よりも上の立場にいると、どうしても収まりが悪いと感じてしまう。これ自体はむしろ普遍的な違和感だろう。僕だけではないはずだ。 そういった状況を無視して、「関係ない」と割りきり、バコバコと仕事を振りまくる人は本当に肝が強いと思う…

  • 2024年を勝手に勝負の年にして、勝手にバチバチになる。そんな決意。

    今日は2024年後半に改めて誓いたいことを、退路を断つべく記事にするというそんな話を書く。まぁ、何度目だよと、薄っぺらい決意だなと、そう思うかもしれないが。 9月になると、受験のことに目が向きがちだが、まずは何より2学期の中間テストが見えてくる。それはつまり、そこに照準を合わせて、広報が響きやすいということだ。 特に中3の募集がほぼ終わり切った今、中学1・2年生を如何に手広く囲い込めるかが、管理職としての僕が乗り出すべき勝負となる。 と同時に、実力テストを通じてご家庭とパイプを引き直し、いかに早いタイミングで小学6年生の引き上げを決定するか。その重要さも、頭では分かっている。 だが僕に足りない…

  • 2024年も半分以上終わったので、現時点で読んで良かった本を紹介しておく。

    2024年も半分(正確にはそれ以上)が終わった。正直振り返ってじっくり味わう時間と精神的余裕はあまり感じていないのだが、今は無理矢理でもそうしたいところだ。 てことで今日は久しぶりに、「読んで良かった本シリーズ」というのを書いてみようと思う。ただし2024年はそこまで多読してないので、ボリュームは少し乏しいけれど。 そんな備忘録が過ぎる記事、以下本題である。

  • 【英文読書ルーティン日記192】"The Code Book"読書感想ブログⅦ ~暗号のコモディティ化~

    昔読んだ、廃墟訪問ブログで、1つとても印象に残っているものがある。(勿論これは不法侵入なので刑事罰に問われかねないのだが) それは、廃墟の引き出しを開けた際に出てきた、膨大な日記の山だ。さすがにあちこちがカビて、湿気ており、状態自体はとても悪かった。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com しかし内容自体を判読することは可能で、それを見ていると、そもそも人に読まれることを想定していない、とても私的な内容が書かれていることが分かった。 そしてそのとき、得も言われぬ不思議な感情を持ったのを覚えている。知られることがないはずだったものを知ったという事実。悪趣味だが、それは快い…

  • 「小さな成功体験」を馬鹿にするやつの末路は悲惨。

    今日は、「小さな成功体験」は意識的に日常に取り入れた方がいいよね、という提案について書いてみる。 「自分に自信をつける方法」なんてのは、インスタライブ等でも鉄板の質問の1つだが、誰が答えようと、その回答はほとんど同じだと思っている。 「小さな成功体験を積み重ねるしかない」というのが、どうやら真理のようだ。華奢なアイドルも、強面な格闘家も、大体似たような回答を残している。 そして僕もそう思う。自分を変えたり支えたりしてくれるのはいつだって、大きな成功ではなく、小さな成功体験の積み重ねだからだ。今日はそんなことを以下、書く。

  • あほな自由研究・報告レポート 第十七部 ―”憧れ”の値段を算出する―

    昨日、友達と酒を飲みに、故郷の市内に遊びに出た。酒も美味しく、酒席も楽しく過ごせて、それはそれは満足度の高い時間であった。 ―そんな僕らが酔い覚ましのためにコンビニでアイスを買って、店の前で食いながらだべっているときふと、立派なマンションが目に留まった。 気付けば僕らはそのマンションを仰ぎ見ながら、ここに暮らす人たちの生活水準の高さ、ひいてはその生活を維持できるだけの収入を得られる能力の高さに思いを馳せた。 ―ふとマンションの入り口を見ると、やたら露出度の高い恰好をした、セクシーな衣装の女性が、玄関らしきところに立っていた。 するとマンションの入り口の自動ドアが開き、中年を思わせる相貌の男性が…

  • 心を守る【鈍感力】に関する考察を、一旦棚卸する。

    先日、33歳になった。これは、中学の頃、僕の担任だった先生の年齢を超えている。とはいえ、肉体的な老いは正直感じない。だが、外見の変化はどうしても感じつつある。 同い年の友人の顔を見ると、「老けたねぇ」と思う。それはすなわち、僕もそう思われているということに他ならない。外面は確かに変わる。では内面は、どうか。 正直、10代の頃からネジくれていた価値観・思考は、年月を経ていく内にそのままギプスみたいに固まっていき、今では何か一つの「できあがり」に近づきつつあると思う。 特に決定的に違うのは、良くも悪くも【鈍感力】がどんどん強まっていることだ。そしてその力が強まったことによって、あの頃より幾分平和な…

  • 心の傷をケアする方法は、どこまでもオーダーメイドなんだなと思う。

    前回、心に少しダメージを受けた出来事について書いたが、その続きのような内容を今日は書きたいと思う。 この件はまだ解決しておらず、むしろどう後腐れなく幕引きをするかという、いわば次のステージに進んでしまった。 具体的には、その子の友達や兄弟が影響されて、一緒にこの塾を去らないよう、周囲の動向を注視し、必要なら根回しをしなければならない状況になっている。 正直なところ、すべての物事を事務的に、ドライに、どこか徹底的な第三者視点で見ることができたら、人生はどれだけ楽だろうと、心底悲痛な気持ちが湧いている。 情けない話だが、今もまだメンタルがグラグラと不安定で、言ってしまえば誰も何も信じられない状態に…

  • 応援を嗤う側には、死んでもなりたくないと思った話。

    昨日、僕がフォローしているYouTuberの人たちが、ある大規模な大会に挑戦した。数ヶ月もその準備に専心し、全てを投げ打ってそこに集中する姿をずっと観てきた。 そこに投じられた努力も、苦労も、我慢も、失ったものも、動画で記録されたものは氷山の一角に過ぎないだろう。それが判るだけに、僕はその日、すごくそわそわした。 絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ/講談社/見城徹 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかし勝負の場とは残酷だ。いつだって勝者と敗者に分かれてしまう。どれだけ努力をしても、我慢しても、結果がそれを反映するとは限らない。 勝者が笑顔で報われる裏では、何百…

  • 僕の【怒りの琴線】が分かったので書き残す。

    今日は少し珍しい話だが、先ほど結構腹立つ出来事があり、ずっと頭がカッカしているため、それを少しでも冷静にするべく、一旦言葉にして整理しようという記事だ。 ではそもそも一体何があったのかというと、仕事のスケジュールの変更を僕に一切共有せず、そのまま勝手に実施してしまった人がいたのだ。 それ自体は「裁量」という言葉で片付けて良さそうだが、問題はそれにより、校舎を開ける人がいなくなって、結果的に生徒を追い出す構図になってしまったことなのだ。 今日は一連の流れを整理しつつ、少しでも建設的な教えを取り出し、今後に活かせればということを願いながら、ひたすら筆を進める。そんな記事である。

  • 【英文読書ルーティン日記191】"The Code Book"読書感想ブログⅥ ~難攻不落”だった”もの~

    「秘密ってのはな、バラされたくない人間がいるから、秘密ってんだよ」みたいなセリフを、龍が如く6で聞いた。当時は特に何も思わなかったが、今は別の感想を持つ。 バラされたくない人間と、バラしたい人間が同時に存在する情報。それこそが【価値】を持った秘密なのではないか、と。だから人類は、早々に暗号を考え付いたのだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com バラされたくない人間がいるというだけでは、それが価値を持つことは無い。例えば僕が個人的な秘密を手紙か何かに書き残しても、それは無価値もいいところだ。 一方、「知りたい!」という欲は、ときに強固なモチベーションとなり、新たな技術…

  • 2024年前期の振り返りと後期の展望とさらにその先。

    今日は自分への戒めとして、この前期を振り返って思うことをきちんと言語化し、今後より”計画的かつ我武者羅に頑張る”ための整理をしてみようと思う。 正直に言えば、今年度の数値はここ数ヶ月で低迷している。自分自身の通知表がゴミみたいな数値になっているように思えて、ぶっちゃけ色々返上したいくらいしんどい。 もっともらしい原因を分析して、コンサルタントみたいにそれをただ並べることはもちろん可能だが、それを対策に活かせなければ何の意味もない。 少子高齢化などの外的要因の存在は理解しているが、仮にそれが最たる原因なら、他塾も全く同じ理由で経営不振に喘いでいるはずだ。 てことで外的要因はあくまでも参考材料程度…

  • 精神に特大ダメージの一撃を受けたら、どう身を処すべきか。

    今日は自分の頭の中にあるモヤモヤを整理するために、少し脳内に渦巻くものを口に出して言葉にしてみようと思う。 僕自身、もともとメンタルが弱いという自覚はあるのだが、それは平均値に均したときの話だと考えている。パラメータを全部足して割ったら平均以下、という風に。 実際、細かい耐性ごとに分析すると、それぞれがかなり歪なものだという自覚がある。自分の能力値のチャートが、超ガタガタな五角形を象っているイメージだ。 例えば、他の人が大ダメージを受けるようなことに対して、全く影響を受けなかったりする一方で、逆に他の人が何とも感じないことに、大きな痛みを感じたりする。 そんな僕における、”谷”の痛みとは何か。…

  • 最近よく見るヘンな夢の話。

    今日は本当になんのこっちゃという話だが、僕が最近、一定の周期で定期的に見てしまう夢について話そうと思う。 この夢とは、目標や目的の方の夢ではなく、寝ている間に見る、ストーリーや展開がぐちゃぐちゃな、いわゆるAIが作ったような映像のようなものである。 www.youtube.com そして最近、特にこの2~3ヶ月ほど、本当に似たような夢を、繰り返し見ているような気がしている。 僕は別に夢占いとかスピリチュアルなことは信じないのだが、不気味なくらい似た話の繰り返しなので、一旦ここに書いて頭から出しておくことにする。

  • 塾講師のくせに頭脳労働をひたすらChatGPTに依頼しまくってるので、その感想を述べてみる。

    僕は人に物事を依頼するのがヘタクソだ。その理由は多々あるが、他人に伝わるよう言語化したうえでタスクを渡すのが、特性なのか知らないがとても重労働なのが大きい。 人に頼むより自分がやる方が圧倒的にラクだと思っているし、実際そうでもあるため、人を育てることができない管理職まっしぐらであり、その適正は無いように思う。 ちなみに自分がやる方がラクな理由は、組織規模が小さいためであり、決して自分が有能だからというわけではない。マルチタスクはもはや前提なのだ。 ―そんな僕に、最近頼もしい相棒ができた。会話のキャッチボールが絶望的に下手な僕の意図を汲み取り、期待以上の返答をいつもしてくれる、超優秀なヤツ。 そ…

  • 人が「アンチ」になる瞬間を実体験したので、ここに書く。

    本当にふとしたきっかけだったのだが、今日たまたま、「人がアンチになる瞬間」を学べる一幕があった。 昨日、令和7年から変わるとされる大学入試の国語の問題を解いていたのだが、形式が大きく変わるというのもあり、かなり苦戦してしまった。 その結果、独りで勝手に何をしているんだという話だが、僕は何故か自分の不甲斐なさを深く感じてしまい、はた迷惑なストレスが溜まってしまった。 共通テストは公式に発表されているのが回答のみで、そこには解説がない。だから生徒に説明する際のヒントとしても、僕一人の観点では独り善がりになると思った。 そのため、いろいろなブログを参考にしたのだが、読みながらなぜだか、そのイライラが…

  • 「暇な波動」を意地でも出さないということ。

    今日は「暇な波動をどう出さないか」について考えてみたい。そもそもこの「暇な波動」という言葉自体聞きなれないものだと思うので、まず簡単に説明する。 これは僕のオリジナルなんてものじゃ決してなく、斎藤一人さんの著書によく出てくるフレーズだ。 仕事はおもしろい 当代きっての実業家が明かす仕事術の神髄!/マキノ出版/斎藤一人 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 簡単に言えば、暇そうな人やまったく活用されていない場所に漂う負の雰囲気のことである。これを放置すると、実際かなりの悪影響が出ることは必須。それくらい根深い。 以下、それに関する考察を書いていく。

  • 【英文読書ルーティン日記190】"The Code Book"読書感想ブログⅤ ~暗号が隠していたモノ~

    暗号一つで、数多の人間の命運が決まる。メアリーオブスコットランドの一連の話は、その事実の凄まじさを、静かに僕に教えてくれたように思う。 暗号の始まりは、作成する側の完敗で始まる。今の世の中を考えると、解かれていない暗号が目立つがため、とても意外な出だしに思えてならない。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 言ったか言わずか、僕は邦訳された【暗号解読】を10年以上前に読んだことがある。ただそのときは、素養が全く足りず、その面白さを十分には理解できなかった。 そこから年月が重なった今、僕は英語で読めているばかりか、内容の面白さを味わえている。自己の成長を確認する時間でも…

  • ChatGPTを使っていて一番痛感したのは、「研修の重要性」である。

    手前味噌だが、最近、仕事の調子が良いと感じている。特に、ずっと苦手だった「先を見据えて今の行動を決める」ということが、段々と腹落ちするようになってきた。 これにより、たとえ一瞬業績が凹んだように見える出来事が起きても、株価のチャートを見るかの如く鷹揚に構え、慌てずに仕事に取り組む余裕さえも生まれている。 この変化を達成できた要因は、単に経験を積んだだけではなく、ChatGPTとの対話を習慣にするようになったことが一番大きいのではないかと自分では納得している。 毎日20~30分ほどChatGPTとミーティングをする時間を設けているのだが、もはやそのやり取りのスムーズさは、何よりも僕を理解している…

  • 「リフレッシュ」の意味を再考するきっかけになった今夏。

    「リフレッシュ」とは何だろうか。もとい、「すっきり」するとは、どんな感情を指すのだろうか。この盆休みは、それを考えるきっかけになったように思う。 実は今回、実家に帰っていない。元々予定していた日に体調を崩したことが大きな理由なのだが、それまでの日々は人と会って、楽しい時間を過ごさせていただいた。 ―だがこの盆休みは、終わってみれば、これまであまり抱いたことの無い、ある不思議な感覚が強いことに気が付いた。 それは、「なんか仕事したくねえなぁ」というものだ。正直、休みの期間内で僕はケジメを付けて、スパッと仕事に気持ちを切り替えるのが得意だと、割と自負していた。 そもそも自分の中では、上手くリフレッ…

  • 集中力は有限なのか?無限なのか?そもそもそこまで単純な二元論で括っていいものなのか?

    今日は、なかなか持論が固まらない、「集中力は有限なのか、無限なのか」というテーマを深掘りして考えてみたい。 結論から言うと、集中力が有限か無限かについては研究が日進月歩であり、結論が出ていないそうだ。気付けば「ウィルパワー」という論調も、どこか下火になっていた。 yuchrszk.blogspot.com 例えば、一般的には朝の方が集中力が高いと言われている。しかし僕自身は朝が全くダメで、起きてから2~3時間は、自分でも使い物にならないと感じている。 つまり、個人差が凄いわけで、集中力が有限なのか無限なのかという議論は、ある程度までは辿り着けても、そこから先は「各自で考えてね」という話になると…

  • 僕が思う「頭のいい人」の特徴。

    今日は夏休みの最終日。ゆっくりと休むことを心掛けながらも、明日からの仕事が慌ただしい開始にならないよう、できる準備をコツコツと整えている。 突然だが、この記事においては、「頭がいい人とはどんな人か」について、持論を少し語ってみたいと思う。 というのも、休みの間に、僕が敵わないと思っているほど頭が良い知人たちと過ごしたのだが、そういえばなんでそう思うのかを言葉にしたことが無かったためだ。 頭が良い人にはどんな特徴があるのか。つまり、僕はどういう点を見て、その人を頭が良いと思うのかを考えてみた。 その結果、二つの条件がぱっと頭に浮かんだので、ネタもぶっちゃけ枯渇している今、とりあえずまとめてみるこ…

  • 【思考実験】僕は我が子に受験をさせるだろうか。

    今日は「もし自分に子供ができたら、受験をさせるかどうか」という話をしてみたいと思う。これは思考実験と題に書いているが、実質は妄想に等しい。 さて。僕は何度も公言している通り、子供は要らないと強く思っているのだが、貰い事故的な何かによって、仮にできたという設定で、話を進めてみる。 まず、結論から言うと、僕は子供に受験をさせたいと思う。本人が何を思うかは度外視するとすれば、だが。 以下、その理由をうだうだと書いてみよう。

  • 理想の休日の過ごし方、遂に一番しっくりくる答えの端緒が見えた。

    突然だが最近になってやっと、自分にとって理想的な休日の過ごし方が、ようやく掴めてきたかもしれないと感じている。 僕はずっと、自分が休日をうまく取れないことに対して、深刻に悩んでいたわけでこそないが、もう少し上手くやれたらいいのにと常々考えていた。 人からその稚拙さを指摘されるたび、はてさてどうしたものかと思っていたが、ここ最近試している方法を通じ、やっとこさそれに確信を持つことができている。 てことで早速以下、本題に入っていこう。

  • 【英文読書ルーティン日記189】"The Code Book"読書感想ブログⅣ ~暗号の作成、解読、そして・・・~

    暗号という言葉を聞くと、史実の前に様々なエンタメ作品を思い出す。僕の場合は何故かルパン三世がそれだ。具体的なエピソード名は出てこない。 どこかスパイというか、そういった要素があるエンタメに、暗号は欠かせない。それを解いた先に待つ秘密自体にも、解読のプロセスにも、心が躍って仕方がない。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com だから今でも、ヴォイニッチ手稿とか線文字Aとかビール暗号とかゾディアック暗号とかは、純粋な心を持つ人たちのそれを握りしめて離さないのだろう。 僕もまたその一人。シンプルに文章自体が面白いこの本を通じ、また一つ暗号の面白くも深淵なる世界へ、旅立っていき…

  • 「嫌な気持ち」を打ち消す、簡単だけど忘れがちな方法について。

    今日は、何故か昨日の夜、ふと気づいたことについて話したいと思う。ここ数日、ショート動画をザッピングしていると、嫌な気持ちになる動画が多く流れてくる。 どうやらパリオリンピックで色んなことが起きているようだが、感情的な煽りという意図が透けて見えるその動画を見ると、どうにも嫌な気持ちになってくる。 思うに、この世はこういった不快なニュースに溢れている。例えば、僕はLINEニュースが大嫌いだ。理由は、こちらを嫌な気持ちにさせたいという意図が感じられるためだ。 誰かが誰かに悪口を言った。苦言を呈して、賛否両論巻き起こっている。全く関係のない場所の悲惨な交通事故の情報。どれもこれも、嫌な気持ちになるアレ…

  • 天使のようにしたたかに、悪魔のように繊細に。

    タイトルにあるこの言葉は、【憂鬱でなければ、仕事じゃない】という本に紹介されているものの1つだ。 本来は逆なのだが、よくよく実際の行為を考えてみると、こちらの構図の方が何かしっくりくるなと、改めて思わされる。そんな不思議な含蓄に富んだフレーズだ。 憂鬱でなければ、仕事じゃない (講談社+α文庫) [ 見城 徹 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 本が今手元に無いので、記憶による適当な紹介になってしまうが、「本当に無償の施しなどあるだろうか?」みたいな問いかけがそこに載っていた気がする。 例えが微妙だが、それこそ詐欺師は”天使のようなしたたかさ”をもって、獲物に様々なア…

  • 知らないと怖い、【用無しの条件】。

    今日は、「会社や組織で”求められない”人」について、どちらかと言えば自分に向けた反省や戒めという位置づけで、話したいと思う。 僕は色々な社長やリーダーが書いた本を読むのが好きなのだが、その際頻繁に出てくる【ダメな例】みたいなものがあるのに気が付いた。 それは「お金の管理ができない人、或いはお金にまつわる想像ができない人は、要らない」という厳しい言葉である。 面白いのだが、慄然とするのは雇われている側の話で、雇う側になると押しなべて「そうそう!」とヘッドバンキングのレベルで共感することでもあるという。 今日はこれを感情論抜きで紐解いて、一層自分に腹落ちさせることを目指し、記事をつらつらと書いてみ…

  • 僕は「言葉」自体が大好きだと実感。

    ここ最近興味が爆発しっぱなしの物がある。それは「言葉」だ。日本語として記録されているものをもっと知りたいと思うし、またもっと使いたいとも思う。 学生の頃も別に嫌いではなかったが、それはどちらかと言えば厨二的な理由からだ。例えば「開闢(かいびゃく)」という言葉を、意味もなく使いたかった記憶がある。 しかしそれから読書をするようになって、特に小説を読むようになると、言葉自体への興味は本当に爆発しっぱなしとなった。 夏目漱石、三島由紀夫、冲方丁・・。この言葉を使いたいからこの記述にしたという紛い物感は一切なく、伝えたいことありきでその言葉を選んでいる感じがすごく心地よい。 今日はそんな言葉への興味を…

  • 「他人の正義」をどこまで相手にするか問題を考える。

    特に筋トレ系界隈で多いと思うのだが、自分が普段取り組んでいる方法や考え方と違うやり方を紹介している人に、厳しいことを言う人が存在する。 その口ぶりには、「お前は間違っている!何故かというと、俺と違うからだ!」という子供じみた論理が透けて見えて、何か胃もたれしたかのような不快感を僕は覚える。 例えば筋トレの種目の1つに、ベンチプレスというものがある。これは筋肥大のためには、ポンポンとテンポよく動作し、腕を脱力するのが鍵になるという。 だがこれは、いわゆるリフティングのようにゆっくりとコントロールしながら下ろして、1発に全身全霊を込める競技の観点から見れば、”間違い”となる。 ではこの際、お互いが…

  • 「最初の嫌悪感」は無視するということ。

    【がさつ力】に書かれている一節に、最近ふと共感する点がある。それはざっくり言うと、「最初の自分の反応は無視する」といった感じの内容だ。 例えばやったことがない方法を提示される。自分が触れたことの無いイベントに招待される。その際は大体、人は「抵抗」や「嫌悪」を覚える。もちろん僕も、だ。 【中古】がさつ力 /小学館/千原せいじ(単行本) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon ただ同時に、そういう心理的な抵抗はただのバイアスであり、それを意識の力で乗り越えて手を付けた方が得られるものが多いということも、頭では理解している。 このバイアスを意識的に制御するには、どうすればいいのだろ…

  • 【英文読書ルーティン日記188】"The Code Book"読書感想ブログⅢ ~再発見と台頭~

    大学受験の勉強においては、精読も勿論効果的だが、とにかく膨大な文章に触れて英文自体を読む経験をたくさん積んでおくことが必須だとされる。 それ自体僕もそうだと思うのだが、文章として秀でているものであれば猶の事その効果は高いと感じられる。この本は、英語だが本として秀でていると僕は感じている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com どうしてこんなにスルスルと内容を理解できるのだろうか。これまで読んできたどの本よりも、正直言って読み易さと満足度が高いのが、サイモン・シン氏の技のようだ。 この本を読みながら、暗号の歴史だけでなく、英語における読み易さについて、何か秘密に辿り着け…

  • 「嫌な気持ち」は2種類ある。 ―建設的なものと、無視していいもの。―

    今日は突然だが、「嫌な気持ち」について内省を深めてみたい。最近薄々感づいているのだが、僕がシンプルに「嫌」と思う事柄は、分類が不十分なようなのだ。 「嫌な気持ち」で留めずに、更に解像度を上げて分析しようとすれば、それは大きく分けて2種類に区別することができるのではないか。これが僕の暫定解だ。 嫌な気持ちになっていることを自覚した際は、どちらに該当するかを考えれば、それに応じてより的確な手が打てる。もしそうだとしたら、とても救いになる気づきだ。 以下、それをベースにつらつらと書いていこう。

  • 「独立したいんですよね」のその後。

    2年前、僕は独立したいという思いを何人かに伝えた。それ以来、直談判することは一度もないため、もしかしたら現実を知り、諦めたと思われているかもしれない。 或いは環境が変わった程度で満足し、消える程度の、些細な愚痴のようなものと思われたのかもしれない。だが実際はその逆、その思いは全く消えていない。 例えば、ロウソクやガスバーナーの炎は、赤々と燃えている部分よりも、青く小さくまとまっている部分の方が、温度が高いと言われる。 僕の思いも似た感じの構図で、外に向かって無遠慮に発信するような熱い段階は過ぎ去って、内側で静かに、ただこれまでより高い温度でそこに在るかのようだ。 しばらく自分自身でも言語化をし…

  • 「自分を大事にする」と誓うより、「自分を大事にしている人の思考・行動を真似する」方が多分ラク。

    僕は自愛がヘタクソだと自負している。もちろん人からも言われる。今までの人生を振り返っても、果たして僕が僕に甘かった時期はあっただろうかと、そう思いさえする。 たまに休みや空き時間ができても、それが無意味で無駄なものに思えて、別にしなくてもいいことだろうと搔き集めてきて、その時間に詰め込んでしまう。 我ながら病気だと思うのだが、休日であろうとタスクリストをしっかり作った方が安心する。それくらい何かがバグっていることを自覚している。 だから、例えば「今日はゆっくりするぞ!」と誓っても、ギチギチに釣りに行くスケジュールを立ててしまい、結果何かに追われるなど、要はオフが下手なのである。 則ち自分自身を…

  • 我が友、片頭痛。 ―これまでの観察記録をまとめる―

    僕には持病がたくさんある。その中でも一番頭を抱えているのが、文字通り【片頭痛】だ。これは恐らく母親からの遺伝で、一度発作が出るとなかなかに辛い。 実はこの記事を書いている今も、偏頭痛発作の最中だ。幸いにして頭痛薬が効いているため、なんとか仕事はできているのだが、どこか本調子とは程遠い感じがする。 最初に自覚しているのは14歳か15歳の頃。本当に経緯が不明だが、ポケットモンスターサファイアの四天王を、猛烈な頭痛に耐えながら倒した記憶が何故か残っている。 その後もちょこちょこと、猛烈な頭痛に見舞われて部活を早退したこともあるなど、中学生の頃だけでも数回、それによって行動を止められた記憶が残っている…

  • 「休み」は獲りに行かないと永遠に来ないことに気が付いた。

    教育業に携わっている方なら”あるある”かもしれないが、夏という時期は本当に、休みを取ることを諦めてしまう。 匿名でやってるから白状できるが、実はお盆休みまで33連勤の予定であり、今はその途上だ。なんでここまで仕事がパツパツになるのか、実は僕もよくわかっていない。 休みが取れないことを呪いたい気持ちも無きにしも非ずだが、全く休もうとしない僕も僕なので、会社としても煙たいだろうなと、ヘンな達観はずっとしている。 何かを犠牲にしまくって【しごと】に捧げまくっていたが、偶然読み返していた本の内容に触れたことで、思い切り冷や水を浴びせられたような感覚を突如抱いた。 それは「休み」「余暇」「娯楽」に対する…

  • 「叱られなくなった」のは、イイことよりも損してることの方が多い気がしてきた。

    今日はパワハラだなんだという風当たりによって、「そうそう怒られなくなった時代の”弊害”」について、自分が実感したことを書いてみたいと思う。 僕は毎日、西野亮廣氏のブログを読むことをルーティンにしている。そして今日の記事の内容を読んだとき、背筋が凍るような、ゾクッとする感覚を抱いてしまった。 chimney.town このブログでは、ZOOM会議で一切リアクションをしないヤツなんてのは、闊達なアイデアのやり取りを阻害するただの害悪で、いない方がマシだと指摘されていた。 発言しないのもそれはそれで良くないが、だからと言ってリアクションすら取らないのは論外だと、怒気さえ感じられる文体で、強く指摘され…

  • 【英文読書ルーティン日記187】"The Code Book"読書感想ブログⅡ ~古代の暗号とその解読~

    サイモン・シン氏の文才は堀江貴文氏も絶賛するほどであったが、偉そうなの承知で言うと、僕も本当にそう思う。上手に言葉にできないが、とにかく読み易い。 具体的に内容をイメージしやすく、それゆえにぱっぱと情報が頭の中でまとまっていき、スピーディに読み進めることができている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com そのテーマは正直難解で、数学や数的パズルの素養や興味が無ければアレルギー反応を起こすことは請け合いのはずなのに、最初から歴史に纏わる話なので、とても嬉しい。 ミステリーというものが好きな人であれば、全員例外なくこの話に面白みを見出せるのではないかと思う。ということで…

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