私が念仏するまでの歩み、前回の続きです。 thinking-about.hatenablog.com 阿満利麿先生の別の本を読みたいと思った私は、次に『無宗教からの『歎異抄』読解』(阿満利麿=著 ちくま新書)を読んでみました。『人はなぜ宗教を必要とするのか』(阿満利麿=著 ちくま新書)の中で、『歎異抄』に触れられていたこともありますが、これも、たまたま書店で見つけた阿満先生の本がそれだった、ということも理由です。 この本との出会いは大きなものだったと思います。これまでも何度か、このブログの記事で、この本について触れてきました。これを読んでまず、「親鸞という人はすごい人だ」と感じたのです。800…