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「観るだけ美術部」部長のブログ https://mirudakeartclub.hatenablog.com

「観るだけ美術部」勝手に部長です!最近描いていない、描いたことがない、美術展めぐりはすきだけど・・、そういう部員を募っています。入部希望者は、コメント欄にメッセージを残してくださいね。折り返し、勧誘に伺います(笑)。

「観るだけ美術部」部長
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2019/08/17

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  • [建築物]★旧北海道炭礦汽船(株)西役宅第4号 井下家住宅(室蘭市にて現存)

    (玄関脇にみえる階段棟と丸窓が、おしゃれで素敵) ★旧北海道炭礦汽船(株)西役宅第4号 井下家住宅(室蘭市にて現存) こちらの建物は、室蘭市に本社を置いた北海道炭礦汽船(株)の役宅(役員クラス)の住宅です。建物がある西小路町地区は、北海道炭礦汽船(株)のほかにも多くの役宅が建っていたそうですが、現存するのはこの建物と、隣接する2軒続きの職員住宅1棟を含め2棟が残るだけとなっており、貴重な存在です。建築年代は1937年(昭和12年)とされています。 木造2階建ての下見板張り。玄関脇に塔状の階段室を設け、室蘭港に面する東面全体をガラス窓にしています。2階は座敷になっていて、雪見障子から広縁を通して…

  • [企画展]★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展

    (青山熊治『アイヌ』、1910年、北海道立近代美術館) ★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展 北海道立近代美術館、2025年1月5日(日)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 北海道立近代美術館は現在、およそ6,000点の作品を収蔵しており、そのなかで「北海道の美術」は3,100点に及びます。本展ではこの「北海道の美術」コレクションをふたつの確度から活用します。 ひとつは、CAI現代芸術研究所/CAI03(札幌)の協力を得て、現代アーティスト9名がそれぞれ関心のある作品をピックアップし、自身の作品と共…

  • [企画展]★三岸好太郎 匂ふやうな灰色・乳白色展

    (匂ふやうな灰色 好太郎・乳白色の世界へ展) ★三岸好太郎 匂ふやうな灰色・乳白色展 北海道立三岸好太郎美術館、2024年12月14日(土)-2025年4月18日(金) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 札幌生まれの画家・三岸好太郎(1903年-1934年)は、およそ10年あまりの短い画業のなかで、時代の新しい潮流に敏感に呼応しながら、目まぐるしく作風を変化させました。しかし色彩に注目して画業を概観するとき、地道な探求の軌跡が浮かび上がってくるのです。 画業初期には、赤系の色彩と緑系の色彩を並置し、明暗のたい肥により画面を構成。やがて異なる色彩を重…

  • [版画展]★草間彌生 原画版画展

    (草間彌生『かぼちゃ』) ★草間彌生 原画版画展 札幌三越、2025年月25日(火)-3月10日(月) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 草間彌生さんは、1929年(昭和4年)長野県松本市生まれ。自身の芸術の力を信じ、その生涯をかけて作品制作に邁進されてきました。その歩みは決して平坦なものではなく、幼少の頃から幻覚や幻聴に悩まされ、芸術家の道に進んでからは、世界を舞台に数多の壁にぶつかってきたといいます。そのような過酷な環境の下でも諦めることなく、芸術を愛し、自身の芸術を貫いてこられました。印象的な網目模様や水玉模様をモチーフとした絵画をはじめ、様ざまな革…

  • [企画展]★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展

    (小川原脩『雪』、北海道立近代美術館) ★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展 北海道立近代美術館、2025年1月5日(日)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 北海道立近代美術館は現在、およそ6,000点の作品を収蔵しており、そのなかで「北海道の美術」は3,100点に及びます。本展ではこの「北海道の美術」コレクションをふたつの確度から活用します。 ひとつは、CAI現代芸術研究所/CAI03(札幌)の協力を得て、現代アーティスト9名がそれぞれ関心のある作品をピックアップし、自身の作品と共に展示します。過…

  • [企画展]★遠藤ミマン モチーフを語る展

    (遠藤ミマン モチーフを語る展) ★遠藤ミマン モチーフを語る展 苫小牧市美術博物館、2024年12月10日(火)-2025年3月16日(日) (WEBサイト→) www.city.tomakomai.hokkaido.jp 遠藤ミマン(1913年-2004年)は、勇払原野や樽前山など苫小牧周辺の風景を題材に、豊かな色彩と印象的なモチーフで独自の画風を切り拓いた作家です。「モチーフを語る」は、遠藤ミマンが1961年(昭和36年)に『苫小牧民報』に投稿したエッセイシリーズで、自身の作品に登場するモチーフについて記述されています。本展では、このエッセイを手掛かりに、当館収蔵の遠藤ミマン作品と彼の言…

  • [常設展]★坂本直行『厳冬の日高山脈』展

    (坂本直行『厳冬の日高山脈』、版画) ★坂本直行 『厳冬の日高山脈』展 「観るだけ美術部」部長のお部屋、常設展示(いつまでも) 「観るだけ美術部長」の部屋には、こちらの版画が飾ってあります。坂本直行画伯による『厳冬の日高山脈』です。札幌の松山額縁店で購入しました。もう20年近く、部長の部屋の壁に飾ってあります(常設展示!)。 坂本直行画伯は、お菓子メーカー「六花亭」の包装紙のデザインでも有名ですね。坂本直行画伯は、幕末の志士である坂本龍馬の親類で、北海道大学(旧北海道帝国大学)を卒業後、南十勝原野で開拓農民として働きながら、たくさんの作品を残しました。坂本直行画伯は、北海道大学では山岳部に所属…

  • [特別展]★本郷 新 生誕120年 彫刻家が遺した愛展

    (本郷新 生誕120年記念展) ★本郷 新 生誕120年 彫刻家が遺した愛展 札幌芸術の森美術館、2025年1月18日(土)-3月9日(日) (WEBサイト→) artpark.or.jp 札幌出身の彫刻家本郷新(1905年-1980年)は、日本全国の公共空間に多数の野外彫刻を制作、設置したことから「戦後野外彫刻の第一人者」と言われています。本郷新の代表作には、戦没学生記念像『わだつみのこえ』、札幌市民に親しまれている札幌市大通公園の『泉』、札幌駅前の『牧歌』、函館市啄木小公園の『石川啄木』、稚内公園の『氷雪の門』などがあります。制作者の名前は知らなくても、多くの人びとが本郷新の作品を一度は眼…

  • [企画展]★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展

    (花田和治『水辺にて』、北海道立近代美術館) ★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展 北海道立近代美術館、2025年1月5日(日)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 北海道立近代美術館は現在、およそ6,000点の作品を収蔵しており、そのなかで「北海道の美術」は3,100点に及びます。本展ではこの「北海道の美術」コレクションをふたつの確度から活用します。 ひとつは、CAI現代芸術研究所/CAI03(札幌)の協力を得て、現代アーティスト9名がそれぞれ関心のある作品をピックアップし、自身の作品と共に展示しま…

  • [企画展]★港町函館 今・昔展

    (池谷寅一『函館の冬晴』、1974年、北海道立函館美術館) ★港町函館 今・昔展 北海道立函館美術館、2024年12月21日(土)-2025年3月30日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 函館市は幕末に日本で初めて開港した都市のひとつでもあり、現在でも異国情緒を残す港町です。本展では、その「港町」のイメージを彷彿とさせる所蔵作品を展示いたします。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立函館美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加しております。いつも1クリ…

  • [企画展]★牛馬は何を語るのか コレクション展

    (牛馬は何を語るのか コレクション展) ★牛馬は何を語るのか コレクション展 神田日勝記念美術館、2024年12月11日(水)-2025年4月13日(日) (WEBサイト→) kandanissho.com 幼いころから絵を描くのが好きで、のちに東京藝術大学に進んだ兄の手ほどきを受け油絵を始めた神田日勝(1937年-1970年)は、中学卒業後に家業であった農業を継ぎます。しかし、農作業や搾乳作業に従事するかたわら、絵を描き続け、32歳という若さで亡くなりました。その短い画業を通じて頻繁に画面に登場したのが、神田家が開拓農家を始めたころから生活を共にしてきた「牛馬」でした。牛馬と言っても、その描…

  • [版画展]★草間彌生 原画版画展

    (草間彌生『かぼちゃ』) ★草間彌生 原画版画展 札幌三越、2025年月25日(火)-3月10日(月) (WEBサイト→) www.mitsukoshi.mistore.jp 草間彌生さんは、1929年(昭和4年)長野県松本市生まれ。自身の芸術の力を信じ、その生涯をかけて作品制作に邁進されてきました。その歩みは決して平坦なものではなく、幼少の頃から幻覚や幻聴に悩まされ、芸術家の道に進んでからは、世界を舞台に数多の壁にぶつかってきたといいます。そのような過酷な環境の下でも諦めることなく、芸術を愛し、自身の芸術を貫いてこられました。印象的な網目模様や水玉模様をモチーフとした絵画をはじめ、様ざまな革…

  • [企画展]★帯広美術館 コレクション選 はるかなるとき展

    (神田日勝『画室D』、1967年(昭和42年)、北海道立帯広美術館) ★帯広美術館 コレクション選 はるかなるとき展 北海道立帯広美術館、2025年1月11日(土)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp コレクション選1、2に続き、当館コレクションの柱である、道東の美術、プリントアート、西洋の美術から、すぐれた作品の奥深い魅力を探ります。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立帯広美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加しております。いつも1クリ…

  • [企画展]★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展

    (三岸節子『摩周湖』、1960年、北海道立近代美術館) ★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展 北海道立近代美術館、2025年1月5日(日)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 北海道立近代美術館は現在、およそ6,000点の作品を収蔵しており、そのなかで「北海道の美術」は3,100点に及びます。本展ではこの「北海道の美術」コレクションをふたつの確度から活用します。 ひとつは、CAI現代芸術研究所/CAI03(札幌)の協力を得て、現代アーティスト9名がそれぞれ関心のある作品をピックアップし、自身の作品と共…

  • [特別展]★『黒子のバスケ』15th ANNIVERSARY

    (『黒子のバスケ』15周年記念展) ★『黒子のバスケ』15th ANNIVERSARY EXHIBITION OVERTIME サッポロファクトリー、2025年2月8日(土)-2月24日(月・振) (WEBサイト→) kurobas-exhibition.com 『黒子のバスケ』連載開始15周年を記念して、初めての原画展が開催されます。藤巻忠俊さんによる作品を、複製原画をはじめとする制作資料をまじえて、各地を巡回します。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、サッポロファクトリーさま(HP)よりお借りしました。当展覧会は商業施設で行われるものですが、入場料を徴…

  • [企画展]★港町函館 今・昔展

    (池谷寅一『函館の冬晴』、1974年、北海道立函館美術館) ★港町函館 今・昔展 北海道立函館美術館、2024年12月21日(土)-2025年3月30日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 函館市は幕末に日本で初めて開港した都市のひとつでもあり、現在でも異国情緒を残す港町です。本展では、その「港町」のイメージを彷彿とさせる所蔵作品を展示いたします。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立函館美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加しております。いつも1クリ…

  • [講演会]★(当館学芸員)「ミュージアムトーク 楽器 見る、知る、考える展」

    (楽器 見る、知る、考える展) ★(当館学芸員)「ミュージアムトーク 楽器 見る、知る、考える展」 北海道博物館、2025年2月23日(日・祝)24日(月・振)11:00、14:00 (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp 様ざまな楽器をじっくり見ると共に、音を出して何かをするための道具(音具)について深く知り、幅広く楽器について考えることを通して、音への文化への関心を広めてみましょう。 本展では、北海道博物館が所蔵する楽器資料のほか、楽器学の幅広い知見と音楽教育現場での豊富な経験を有する枡谷隆男さんのコレクションの一部も、あわせて展示します。 なお本展示は、…

  • [企画展]★なにげない瞬間(とき)帯広美術館コレクション選3

    (ジュール・デュブレ『ベリー地方の農家』、1930年ごろ) ★なにげない瞬間(とき)帯広美術館コレクション選3 北海道立帯広美術館、2025年1月11日(土)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 帯広美術館のコレクションから、日常の一コマや作者にとって親しみのある大正を表現したポスター、絵画、版画、写真を展示いたします。ヨーロッパの芸術家、日本の現代美術家、十勝ゆかりの画家など、多様な作家が作品のなかにとどめた何気ないけれど大切な時間をお楽しみください。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道…

  • [企画展]★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展

    (俣野第四郎『静物(2)』、1924年、北海道立近代美術館) ★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展 北海道立近代美術館、2025年1月5日(日)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 北海道立近代美術館は現在、およそ6,000点の作品を収蔵しており、そのなかで「北海道の美術」は3,100点に及びます。本展ではこの「北海道の美術」コレクションをふたつの確度から活用します。 ひとつは、CAI現代芸術研究所/CAI03(札幌)の協力を得て、現代アーティスト9名がそれぞれ関心のある作品をピックアップし、自身の作…

  • [企画展]★板津邦夫 追悼展

    (板津邦夫『星と太陽と月』、2000年、北海道立旭川美術館) ★板津邦夫 追悼展 北海道立旭川美術館、2024年12月3日(火)-2025年3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 板津邦夫(1931年-2023年)は、長らく旭川を拠点に、北海道の抽象彫刻を牽引してきた作家でした。本展では、2023年に逝去した故人を偲び、当館収蔵の作品から作家の軌跡を振り返ります。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加し…

  • [特別展]★『黒子のバスケ』15th ANNIVERSARY

    (『黒子のバスケ』15周年記念展) ★『黒子のバスケ』15th ANNIVERSARY EXHIBITION OVERTIME サッポロファクトリー、2025年2月8日(土)-2月24日(月・振) (WEBサイト→) kurobas-exhibition.com 『黒子のバスケ』連載開始15周年を記念して、初めての原画展が開催されます。藤巻忠俊さんによる作品を、複製原画をはじめとする制作資料をまじえて、各地を巡回します。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、サッポロファクトリーさま(HP)よりお借りしました。当展覧会は商業施設で行われるものですが、入場料を徴…

  • [企画展]★帯広美術館 コレクション選 はるかなるとき展

    (島 州一『CONSTRUCTION OF FINGER PRINTS №38』) ★帯広美術館 コレクション選 はるかなるとき展 北海道立帯広美術館、2025年1月11日(土)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp コレクション選1、2に続き、当館コレクションの柱である、道東の美術、プリントアート、西洋の美術から、すぐれた作品の奥深い魅力を探ります。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立帯広美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加しております…

  • [企画展]★帯広美術館 コレクション選 はるかなるとき展

    (能勢正美『疎林初秋』、1967年(昭和42年)、北海道立帯広美術館) ★帯広美術館 コレクション選 はるかなるとき展 北海道立帯広美術館、2025年1月11日(土)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp コレクション選1、2に続き、当館コレクションの柱である、道東の美術、プリントアート、西洋の美術から、すぐれた作品の奥深い魅力を探ります。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立帯広美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加しております。いつも1ク…

  • [企画展]★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展

    (青山熊治『アイヌ』、1910年、北海道立近代美術館) ★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展 北海道立近代美術館、2025年1月5日(日)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 北海道立近代美術館は現在、およそ6,000点の作品を収蔵しており、そのなかで「北海道の美術」は3,100点に及びます。本展ではこの「北海道の美術」コレクションをふたつの確度から活用します。 ひとつは、CAI現代芸術研究所/CAI03(札幌)の協力を得て、現代アーティスト9名がそれぞれ関心のある作品をピックアップし、自身の作品と共…

  • [部室から]★第161回 観るだけ美術部 部会

    「観るだけ美術部」部員の皆さま、また日ごろから「観るだけ美術部」を応援していただいている皆さま、いつもありがとうございます。それでは、これより、第161回「観るだけ美術部」の部会を始めてまいります。今回も(1)「観るだけ美術部」部長の連絡・報告、(2)(妄想)懇親会、の2部構成で進めてまいります。どうぞよろしくお願いします。 (1)「観るだけ美術部」部長からの連絡・報告 あっという間に2月となりました。節分が終わり、立春が来て、昨日はバレンタイン・デーでしたね。部長は、仕事でも来年度の動きが始まりつつあります。4月から仕事がどんな状態になっているのか、ちょっと不安でもあります。部活動で言うと、…

  • [企画展]★みつめる・まなざし コレクション展

    (吾孫子雄子『花や通り』) ★みつめる・まなざし コレクション展 釧路市立美術館、2025年1月4日(土)-2月16日(日) (WEBサイト→) k-bijutsukan.net 作品に描かれた動物や人物の視線から、私たち鑑賞者は様ざまなものを読み取ろうとします。コレクションを紹介する本展では、作品に表現される「眼」や「視線」をテーマに、作品を一番に見つめた画家の視線にも焦点を当て、様ざまな眼差しを見つめ直します。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、釧路市立美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加しております…

  • [特別展]★本郷 新 生誕120年 彫刻家が遺した愛展

    (本郷新 生誕120年記念展) ★本郷 新 生誕120年 彫刻家が遺した愛展 札幌芸術の森美術館、2025年1月18日(土)-3月9日(日) (WEBサイト→) artpark.or.jp 札幌出身の彫刻家本郷新(1905年-1980年)は、日本全国の公共空間に多数の野外彫刻を制作、設置したことから「戦後野外彫刻の第一人者」と言われています。本郷新の代表作には、戦没学生記念像『わだつみのこえ』、札幌市民に親しまれている札幌市大通公園の『泉』、札幌駅前の『牧歌』、函館市啄木小公園の『石川啄木』、稚内公園の『氷雪の門』などがあります。制作者の名前は知らなくても、多くの人びとが本郷新の作品を一度は眼…

  • [特別展]★斎藤 清 小樽芸術村コレクション展

    (斎藤清『舞妓 京都(K)』、1961年) ★斎藤 清 小樽芸術村コレクション展 ニセコ/有島記念館、2025年1月11日(土)-2月16日(日) (WEBサイト→) www.town.niseko.lg.jp www.nitorihd.co.jp 小樽ゆかりの版画家、斎藤清の展覧会を開催いたします。斎藤清は、1907年(明治40年)福島県会津坂下町に生まれました。4歳で夕張市に移住、14歳で小樽へ奉公に出て、働きながら絵を描き始めます。1931年、画家を志して上京。安井曾太郎の版画に感銘を受け、版画制作に力を注ぐようになり、1951年、第1回サンパウロ・ビエンナーレ展で日本人賞を受賞。以後、…

  • [特別展]★『黒子のバスケ』15th ANNIVERSARY

    (『黒子のバスケ』15周年記念展) ★『黒子のバスケ』15th ANNIVERSARY EXHIBITION OVERTIME サッポロファクトリー、2025年2月8日(土)-2月24日(月・振) (WEBサイト→) kurobas-exhibition.com 『黒子のバスケ』連載開始15周年を記念して、初めての原画展が開催されます。藤巻忠俊さんによる作品を、複製原画をはじめとする制作資料をまじえて、各地を巡回します。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、サッポロファクトリーさま(HP)よりお借りしました。当展覧会は商業施設で行われるものですが、入場料を徴…

  • [企画展]★帯広美術館 コレクション選 はるかなるとき展

    (神田日勝『画室D』、1967年(昭和42年)、北海道立帯広美術館) ★帯広美術館 コレクション選 はるかなるとき展 北海道立帯広美術館、2025年1月11日(土)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp コレクション選1、2に続き、当館コレクションの柱である、道東の美術、プリントアート、西洋の美術から、すぐれた作品の奥深い魅力を探ります。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立帯広美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加しております。いつも1クリ…

  • [部室から]★観るだけ美術部 部会告知+部員名簿(2025年2月部会現在)

    「観るだけ美術部」部員の皆さま、また日ごろから「観るだけ美術部」を応援してくださっている皆さま、いつもありがとうございます。こちらの記事は、第161回「観るだけ美術部」部会の告知記事です。第161回部会は、2月15日(土)10:00より、部室のドアを開けて、部員の皆さまをお待ちしております。今年もよろしくお願いします。 次にあげる動画は、ぼくの「推し」アーティスト、Rihwaさんです。自分の22歳の頃って、こんな感じだったかなあ? www.youtube.com 第161回部会のテーマは「22歳の自分に言いたいこと」です。うちの息子は現在、22歳。かつて『22歳の別れ』なんていう名曲もありまし…

  • [企画展]★三岸好太郎 匂ふやうな灰色・乳白色展

    (匂ふやうな灰色 好太郎・乳白色の世界へ展) ★三岸好太郎 匂ふやうな灰色・乳白色展 北海道立三岸好太郎美術館、2024年12月14日(土)-2025年4月18日(金) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 札幌生まれの画家・三岸好太郎(1903年-1934年)は、およそ10年あまりの短い画業のなかで、時代の新しい潮流に敏感に呼応しながら、目まぐるしく作風を変化させました。しかし色彩に注目して画業を概観するとき、地道な探求の軌跡が浮かび上がってくるのです。 画業初期には、赤系の色彩と緑系の色彩を並置し、明暗のたい肥により画面を構成。やがて異なる色彩を重…

  • [企画展]★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展

    (林竹治郎『朝の祈り』、1906年、北海道立近代美術館) ★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展 北海道立近代美術館、2025年1月5日(日)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 北海道立近代美術館は現在、およそ6,000点の作品を収蔵しており、そのなかで「北海道の美術」は3,100点に及びます。本展ではこの「北海道の美術」コレクションをふたつの確度から活用します。 ひとつは、CAI現代芸術研究所/CAI03(札幌)の協力を得て、現代アーティスト9名がそれぞれ関心のある作品をピックアップし、自身の作品と…

  • [企画展]★国境の地域「樺太」展 クローズアップ展示2

    (国境の地域「樺太」展 クローズアップ展示2) ★国境の地域「樺太」展 クローズアップ展示2 北海道博物館、2024年12月21日(土)-2025年2月13日(木) (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp かつて日本には、陸続きの国境がありました。そのひとつが、1905年(明治38年)に日本の領有となった「樺太」です。北樺太(ロシア)と接し、その国境上には天測境界標が4か所設置され、これらの標石は樺太を訪れる人々の観光スポットにもなったそうです。今回のクローズアップ展示では、当館が所蔵している資料から、国境標石の拓本や絵はがきなど、樺太の国境にまつわる資料をご…

  • [企画展]★遠藤ミマン モチーフを語る展

    (遠藤ミマン モチーフを語る展) ★遠藤ミマン モチーフを語る展 苫小牧市美術博物館、2024年12月10日(火)-2025年3月16日(日) (WEBサイト→) www.city.tomakomai.hokkaido.jp 遠藤ミマン(1913年-2004年)は、勇払原野や樽前山など苫小牧周辺の風景を題材に、豊かな色彩と印象的なモチーフで独自の画風を切り拓いた作家です。「モチーフを語る」は、遠藤ミマンが1961年(昭和36年)に『苫小牧民報』に投稿したエッセイシリーズで、自身の作品に登場するモチーフについて記述されています。本展では、このエッセイを手掛かりに、当館収蔵の遠藤ミマン作品と彼の言…

  • [企画展]★クマ祭り『蝦夷島奇観』写本から クローズアップ展示1

    (秦檍丸『蝦夷島奇観』、クローズアップ展示1) ★クマ祭り『蝦夷島奇観』写本から クローズアップ展示1 北海道博物館、2024年10月11日(金)-2025年2月13日(木) (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp 『蝦夷島奇観』は、松前蝦夷地の旧来の風俗や習慣を後世に伝える目的で、絵図師・秦檍丸が作製した画集です。江戸時代の蝦夷地の様子、とりわけアイヌの人びとの姿や暮らしの風景を多く収めるこの作品は、「異文化」を観る人々の関心を呼び、様ざまな画家によって模写本がつくられました。本展では、当館所蔵の『蝦夷島奇観』模写本のなかのクマ祭りの場面を考察します。 ※な…

  • [企画展]★牛馬は何を語るのか コレクション展

    (牛馬は何を語るのか コレクション展) ★牛馬は何を語るのか コレクション展 神田日勝記念美術館、2024年12月11日(水)-2025年4月13日(日) (WEBサイト→) kandanissho.com 幼いころから絵を描くのが好きで、のちに東京藝術大学に進んだ兄の手ほどきを受け油絵を始めた神田日勝(1937年-1970年)は、中学卒業後に家業であった農業を継ぎます。しかし、農作業や搾乳作業に従事するかたわら、絵を描き続け、32歳という若さで亡くなりました。その短い画業を通じて頻繁に画面に登場したのが、神田家が開拓農家を始めたころから生活を共にしてきた「牛馬」でした。牛馬と言っても、その描…

  • [企画展]★みつめる・まなざし コレクション展

    (吾孫子雄子『花や通り』) ★みつめる・まなざし コレクション展 釧路市立美術館、2025年1月4日(土)-2月16日(日) (WEBサイト→) k-bijutsukan.net 作品に描かれた動物や人物の視線から、私たち鑑賞者は様ざまなものを読み取ろうとします。コレクションを紹介する本展では、作品に表現される「眼」や「視線」をテーマに、作品を一番に見つめた画家の視線にも焦点を当て、様ざまな眼差しを見つめ直します。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、釧路市立美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加しております…

  • [企画展]★帯広美術館 コレクション選 はるかなるとき展

    (能勢正美『疎林初秋』、1967年(昭和42年)、北海道立帯広美術館) ★帯広美術館 コレクション選 はるかなるとき展 北海道立帯広美術館、2025年1月11日(土)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp コレクション選1、2に続き、当館コレクションの柱である、道東の美術、プリントアート、西洋の美術から、すぐれた作品の奥深い魅力を探ります。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立帯広美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加しております。いつも1ク…

  • [企画展]★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展

    (花田和治『水辺にて』、北海道立近代美術館) ★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展 北海道立近代美術館、2025年1月5日(日)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 北海道立近代美術館は現在、およそ6,000点の作品を収蔵しており、そのなかで「北海道の美術」は3,100点に及びます。本展ではこの「北海道の美術」コレクションをふたつの確度から活用します。 ひとつは、CAI現代芸術研究所/CAI03(札幌)の協力を得て、現代アーティスト9名がそれぞれ関心のある作品をピックアップし、自身の作品と共に展示しま…

  • [特別展]★斎藤 清 小樽芸術村コレクション展

    (斎藤清『舞妓 京都(K)』、1961年) ★斎藤 清 小樽芸術村コレクション展 ニセコ/有島記念館、2025年1月11日(土)-2月16日(日) (WEBサイト→) www.town.niseko.lg.jp www.nitorihd.co.jp 小樽ゆかりの版画家、斎藤清の展覧会を開催いたします。斎藤清は、1907年(明治40年)福島県会津坂下町に生まれました。4歳で夕張市に移住、14歳で小樽へ奉公に出て、働きながら絵を描き始めます。1931年、画家を志して上京。安井曾太郎の版画に感銘を受け、版画制作に力を注ぐようになり、1951年、第1回サンパウロ・ビエンナーレ展で日本人賞を受賞。以後、…

  • [企画展]★三岸好太郎 匂ふやうな灰色・乳白色展

    (匂ふやうな灰色 好太郎・乳白色の世界へ展) ★三岸好太郎 匂ふやうな灰色・乳白色展 北海道立三岸好太郎美術館、2024年12月14日(土)-2025年4月18日(金) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 札幌生まれの画家・三岸好太郎(1903年-1934年)は、およそ10年あまりの短い画業のなかで、時代の新しい潮流に敏感に呼応しながら、目まぐるしく作風を変化させました。しかし色彩に注目して画業を概観するとき、地道な探求の軌跡が浮かび上がってくるのです。 画業初期には、赤系の色彩と緑系の色彩を並置し、明暗のたい肥により画面を構成。やがて異なる色彩を重…

  • [講演会]★(当館学芸員)「見どころ解説 港町函館 今・昔展」

    (池谷寅一『函館の冬晴』、1974年、北海道立函館美術館) ★(当館学芸員)「見どころ解説 港町函館 今・昔展」 北海道立函館美術館、2025年2月1日(土)14:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 函館市は幕末に日本で初めて開港した都市のひとつでもあり、現在でも異国情緒を残す港町です。本展では、その「港町」のイメージを彷彿とさせる所蔵作品を展示いたします。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立函館美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加しております。い…

  • [講演会]★(当館学芸員)「ギャラリーツアー なにげない瞬間(とき)帯広美術館コレクション選3」

    (ジュール・デュブレ『ベリー地方の農家』、1930年ごろ) ★(当館学芸員)「ギャラリーツアー なにげない瞬間(とき)帯広美術館コレクション選3」 北海道立帯広美術館、2025年2月1日(土)14:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 帯広美術館のコレクションから、日常の一コマや作者にとって親しみのある大正を表現したポスター、絵画、版画、写真を展示いたします。ヨーロッパの芸術家、日本の現代美術家、十勝ゆかりの画家など、多様な作家が作品のなかにとどめた何気ないけれど大切な時間をお楽しみください。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガ…

  • [企画展]★国境の地域「樺太」展 クローズアップ展示2

    (国境の地域「樺太」展 クローズアップ展示2) ★国境の地域「樺太」展 クローズアップ展示2 北海道博物館、2024年12月21日(土)-2025年2月13日(木) (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp かつて日本には、陸続きの国境がありました。そのひとつが、1905年(明治38年)に日本の領有となった「樺太」です。北樺太(ロシア)と接し、その国境上には天測境界標が4か所設置され、これらの標石は樺太を訪れる人々の観光スポットにもなったそうです。今回のクローズアップ展示では、当館が所蔵している資料から、国境標石の拓本や絵はがきなど、樺太の国境にまつわる資料をご…

  • [企画展]★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展

    (小川原脩『雪』、北海道立近代美術館) ★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展 北海道立近代美術館、2025年1月5日(日)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 北海道立近代美術館は現在、およそ6,000点の作品を収蔵しており、そのなかで「北海道の美術」は3,100点に及びます。本展ではこの「北海道の美術」コレクションをふたつの確度から活用します。 ひとつは、CAI現代芸術研究所/CAI03(札幌)の協力を得て、現代アーティスト9名がそれぞれ関心のある作品をピックアップし、自身の作品と共に展示します。過…

  • [企画展]★板津邦夫 追悼展

    (板津邦夫『星と太陽と月』、2000年、北海道立旭川美術館) ★板津邦夫 追悼展 北海道立旭川美術館、2024年12月3日(火)-2025年3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 板津邦夫(1931年-2023年)は、長らく旭川を拠点に、北海道の抽象彫刻を牽引してきた作家でした。本展では、2023年に逝去した故人を偲び、当館収蔵の作品から作家の軌跡を振り返ります。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加し…

  • [企画展]★クマ祭り『蝦夷島奇観』写本から クローズアップ展示1

    (秦檍丸『蝦夷島奇観』、クローズアップ展示1) ★クマ祭り『蝦夷島奇観』写本から クローズアップ展示1 北海道博物館、2024年10月11日(金)-2025年2月13日(木) (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp 『蝦夷島奇観』は、松前蝦夷地の旧来の風俗や習慣を後世に伝える目的で、絵図師・秦檍丸が作製した画集です。江戸時代の蝦夷地の様子、とりわけアイヌの人びとの姿や暮らしの風景を多く収めるこの作品は、「異文化」を観る人々の関心を呼び、様ざまな画家によって模写本がつくられました。本展では、当館所蔵の『蝦夷島奇観』模写本のなかのクマ祭りの場面を考察します。 ※な…

  • [企画展]★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展

    (俣野第四郎『静物(2)』、1924年、北海道立近代美術館) ★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展 北海道立近代美術館、2025年1月5日(日)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 北海道立近代美術館は現在、およそ6,000点の作品を収蔵しており、そのなかで「北海道の美術」は3,100点に及びます。本展ではこの「北海道の美術」コレクションをふたつの確度から活用します。 ひとつは、CAI現代芸術研究所/CAI03(札幌)の協力を得て、現代アーティスト9名がそれぞれ関心のある作品をピックアップし、自身の作…

  • [企画展]★遠藤ミマン モチーフを語る展

    (遠藤ミマン モチーフを語る展) ★遠藤ミマン モチーフを語る展 苫小牧市美術博物館、2024年12月10日(火)-2025年3月16日(日) (WEBサイト→) www.city.tomakomai.hokkaido.jp 遠藤ミマン(1913年-2004年)は、勇払原野や樽前山など苫小牧周辺の風景を題材に、豊かな色彩と印象的なモチーフで独自の画風を切り拓いた作家です。「モチーフを語る」は、遠藤ミマンが1961年(昭和36年)に『苫小牧民報』に投稿したエッセイシリーズで、自身の作品に登場するモチーフについて記述されています。本展では、このエッセイを手掛かりに、当館収蔵の遠藤ミマン作品と彼の言…

  • [特別展]★北方民族の衣装 サハリンからアムール川流域展

    (北方民族の衣装展) ★北方民族の衣装 サハリンからアムール川流域展 北網圏北見文化センター、2024年12月14日(土)-2025年1月26日(日) (WEBサイト→) hokumouken.com 北海道からサハリン、ロシアのアムール川流域にかけて暮らしてきた諸民族の衣装や道具類には、一見すると似た文様が施されています。しかし子細に見てみると、民族によって構成や色遣い、技法に違いが見られます。本展では、北方民族博物館の所蔵資料のなかから、おもにサハリンからアムール川流域にかけての諸民族の衣装を中心に、共通性と違いをご紹介していきます。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイ…

  • [特別展]★三重から北海道へ アイヌ文化と出会った人びと展

    (三重から北海道へ アイヌ文化と出会った人々展) ★三重から北海道へ アイヌ文化と出会った人びと展 ウポポイ/国立アイヌ民族博物館、2024年11月29日(金)-2025年1月19日(日) (WEBサイト→) nam.go.jp 本展は、三重県内3会場で開催され、18-19世紀に活躍した松浦武四郎、大黒屋光太夫、村上島之允など、三重県出身の先人たちとアイヌ文化との関わりを紹介するものです。松浦武四郎の日誌や文献を中心に、絵図や民具などの展示を通じて、アイヌ文化やアイヌ語地名などをご紹介するとともに、北海道探索の歴史と現代の観光情報もまじえて展示いたします。この機会を通じて、アイヌの歴史・文化へ…

  • [部室から]★1月23日は「観るだけ美術部」創部記念日です!

    「観るだけ美術部」部員の皆さま、ならびに「観るだけ美術部」を応援していただいている皆さま、ご無沙汰しております。わが「観るだけ美術部」は、2010年1月23日にYahoo!ブログにて創部され、そののちはてなブログに引っ越しをして、現在に至っております。ですから、2025年1月23日で、なんと16年目に突入することになりました!ブログって、1年後にまだ継続されている割合って、3割にも満たないそうですね。と考えると、16年目に突入したわが部は、おそらく継続年数の最上位0.1%くらいになっているものと思われます(創部は23日で、初投稿が24日となっております)。 mirudakeartclub.ha…

  • [企画展]★なにげない瞬間(とき)帯広美術館コレクション選3

    (ジュール・デュブレ『ベリー地方の農家』、1930年ごろ) ★なにげない瞬間(とき)帯広美術館コレクション選3 北海道立帯広美術館、2025年1月11日(土)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 帯広美術館のコレクションから、日常の一コマや作者にとって親しみのある大正を表現したポスター、絵画、版画、写真を展示いたします。ヨーロッパの芸術家、日本の現代美術家、十勝ゆかりの画家など、多様な作家が作品のなかにとどめた何気ないけれど大切な時間をお楽しみください。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道…

  • [企画展]★牛馬は何を語るのか コレクション展

    (牛馬は何を語るのか コレクション展) ★牛馬は何を語るのか コレクション展 神田日勝記念美術館、2024年12月11日(水)-2025年4月13日(日) (WEBサイト→) kandanissho.com 幼いころから絵を描くのが好きで、のちに東京藝術大学に進んだ兄の手ほどきを受け油絵を始めた神田日勝(1937年-1970年)は、中学卒業後に家業であった農業を継ぎます。しかし、農作業や搾乳作業に従事するかたわら、絵を描き続け、32歳という若さで亡くなりました。その短い画業を通じて頻繁に画面に登場したのが、神田家が開拓農家を始めたころから生活を共にしてきた「牛馬」でした。牛馬と言っても、その描…

  • [企画展]★洛中洛外図屏風 亘理伊達本 展

    (『洛中洛外図屏風 亘理伊達本』片双) ★洛中洛外図屏風 亘理伊達本 展 だて歴史文化ミュージアム、2024年10月5日(土)-2025年1月24日(金) (WEBサイト→) www.city.date.hokkaido.jp 洛中洛外図屏風は、室町時代後期から江戸期まで続いて制作された、京都市中と郊外を描いた屏風です。その所在が公けになっているものは全国で160点を超え、年々、洛中洛外図屏風は新たに発見されています。 当館所蔵の「洛中洛外図屏風 亘理伊達本」は、その名が示すように、1870年(明治3年)以降、亘理伊達家が当市へ移住した際に持ち込んだ屏風であり、歴史上、初めて蝦夷地(北海道)に…

  • [企画展]★港町函館 今・昔展

    (池谷寅一『函館の冬晴』、1974年、北海道立函館美術館) ★港町函館 今・昔展 北海道立函館美術館、2024年12月21日(土)-2025年3月30日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 函館市は幕末に日本で初めて開港した都市のひとつでもあり、現在でも異国情緒を残す港町です。本展では、その「港町」のイメージを彷彿とさせる所蔵作品を展示いたします。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立函館美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加しております。いつも1クリ…

  • [特別展]★北方民族の衣装 サハリンからアムール川流域展

    (北方民族の衣装展) ★北方民族の衣装 サハリンからアムール川流域展 北網圏北見文化センター、2024年12月14日(土)-2025年1月26日(日) (WEBサイト→) hokumouken.com 北海道からサハリン、ロシアのアムール川流域にかけて暮らしてきた諸民族の衣装や道具類には、一見すると似た文様が施されています。しかし子細に見てみると、民族によって構成や色遣い、技法に違いが見られます。本展では、北方民族博物館の所蔵資料のなかから、おもにサハリンからアムール川流域にかけての諸民族の衣装を中心に、共通性と違いをご紹介していきます。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイ…

  • [部室から]★第160回 観るだけ美術部 部会

    「観るだけ美術部」部員の皆さま、また日ごろから「観るだけ美術部」を応援していただいている皆さま、あけましておめでとうございます!昨年はいろいろとお世話になりました。2025年も、わが「観るだけ美術部」をよろしくお願いします。それでは、これより、第160回「観るだけ美術部」の部会を始めてまいります。今回も(1)「観るだけ美術部」部長の連絡・報告、(2)(妄想)懇親会(兼、新年会)の2部構成で進めてまいります。どうぞよろしくお願いします (1)「観るだけ美術部」部長からの連絡・報告 改めまして、あけましておめでとうございます。皆さま、どのような年末年始を迎えられたでしょうか。部長は比較的、穏やかな…

  • [講演会]★佐々木史郎、山本命「館長トークイベント 三重から北海道へ展」

    (三重から北海道へ アイヌ文化と出会った人々展) ★佐々木史郎、山本命「館長トークイベント 三重から北海道へ展」 ウポポイ/国立アイヌ民族博物館、2025年1月19日(日)10:00 (WEBサイト→) nam.go.jp (松浦武四郎『熊図』扇面、石水博物館) 本展は、三重県内3会場で開催され、18-19世紀に活躍した松浦武四郎、大黒屋光太夫、村上島之允など、三重県出身の先人たちとアイヌ文化との関わりを紹介するものです。松浦武四郎の日誌や文献を中心に、絵図や民具などの展示を通じて、アイヌ文化やアイヌ語地名などをご紹介するとともに、北海道探索の歴史と現代の観光情報もまじえて展示いたします。この…

  • [特別展]★斎藤 清 小樽芸術村コレクション展

    (斎藤清『舞妓 京都(K)』、1961年) ★斎藤 清 小樽芸術村コレクション展 ニセコ/有島記念館、2025年1月11日(土)-2月16日(日) (WEBサイト→) www.town.niseko.lg.jp www.nitorihd.co.jp 小樽ゆかりの版画家、斎藤清の展覧会を開催いたします。斎藤清は、1907年(明治40年)福島県会津坂下町に生まれました。4歳で夕張市に移住、14歳で小樽へ奉公に出て、働きながら絵を描き始めます。1931年、画家を志して上京。安井曾太郎の版画に感銘を受け、版画制作に力を注ぐようになり、1951年、第1回サンパウロ・ビエンナーレ展で日本人賞を受賞。以後、…

  • [講演会]★安藤千鶴子「朗読会 雪が降る」

    (雪が降る 本のなかにも、文字の上にも展) ★安藤千鶴子「朗読会 雪が降る」 北海道立文学館、2025年1月19日(日)14:00 (WEBサイト→) www.h-bungaku.or.jp 北海道の冬は白い世界が広がり、雪が降ったあとの樹木は、枝に雪が降り積もり幻想的な雰囲気が醸し出されます。子どもの頃はうれしくて、楽しかった雪景色ですが、大人になるにつれ段々大変でちょっと憂鬱な気持ちになります。でも季節が廻ると一面の白い世界が訪れます。本のなかにも、文学作品のなかにも吹きは振っています。作品のなかでは、ロマンチックな雪や、嬉しいとき、悲しいときに振っていた雪や開拓の苦労に伴う雪など、いろい…

  • [講演会]★(当館学芸員)「ギャラリーツアー なにげない瞬間(とき)帯広美術館コレクション選3」

    (ジュール・デュブレ『ベリー地方の農家』、1930年ごろ) ★(当館学芸員)「ギャラリーツアー なにげない瞬間(とき)帯広美術館コレクション選3」 北海道立帯広美術館、2025年1月18日(土)14:00 (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 帯広美術館のコレクションから、日常の一コマや作者にとって親しみのある大正を表現したポスター、絵画、版画、写真を展示いたします。ヨーロッパの芸術家、日本の現代美術家、十勝ゆかりの画家など、多様な作家が作品のなかにとどめた何気ないけれど大切な時間をお楽しみください。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定める…

  • [部室から]★観るだけ美術部 部会告知+部員名簿(2025年1月部会現在)

    「観るだけ美術部」部員の皆さま、また日ごろから「観るだけ美術部」を応援してくださっている皆さま、あけましておめでとうございます!2025年も始まりましたね。こちらの記事は、第160回「観るだけ美術部」部会の告知記事です。第160回部会は、1月18日(土)10:00より、部室のドアを開けて、部員の皆さまをお待ちしております。今年もよろしくお願いします。 (斎藤清『会津の冬(72)』坂下七折峠、木版画) 第160回部会のテーマは「2025年の抱負!」です。昨年好評だった、観るだけ部長の「やりたいことリスト100」の発表も。新年が始まってお忙しいとは思いますが、お時間に余裕がおありでしたら、お立ち寄…

  • [企画展]★牛馬は何を語るのか コレクション展

    (牛馬は何を語るのか コレクション展) ★牛馬は何を語るのか コレクション展 神田日勝記念美術館、2024年12月11日(水)-2025年4月13日(日) (WEBサイト→) kandanissho.com 幼いころから絵を描くのが好きで、のちに東京藝術大学に進んだ兄の手ほどきを受け油絵を始めた神田日勝(1937年-1970年)は、中学卒業後に家業であった農業を継ぎます。しかし、農作業や搾乳作業に従事するかたわら、絵を描き続け、32歳という若さで亡くなりました。その短い画業を通じて頻繁に画面に登場したのが、神田家が開拓農家を始めたころから生活を共にしてきた「牛馬」でした。牛馬と言っても、その描…

  • [企画展]★遠藤ミマン モチーフを語る展

    (遠藤ミマン モチーフを語る展) ★遠藤ミマン モチーフを語る展 苫小牧市美術博物館、2024年12月10日(火)-2025年3月16日(日) (WEBサイト→) www.city.tomakomai.hokkaido.jp 遠藤ミマン(1913年-2004年)は、勇払原野や樽前山など苫小牧周辺の風景を題材に、豊かな色彩と印象的なモチーフで独自の画風を切り拓いた作家です。「モチーフを語る」は、遠藤ミマンが1961年(昭和36年)に『苫小牧民報』に投稿したエッセイシリーズで、自身の作品に登場するモチーフについて記述されています。本展では、このエッセイを手掛かりに、当館収蔵の遠藤ミマン作品と彼の言…

  • [特別展]★北方民族の衣装 サハリンからアムール川流域展

    (北方民族の衣装展) ★北方民族の衣装 サハリンからアムール川流域展 北網圏北見文化センター、2024年12月14日(土)-2025年1月26日(日) (WEBサイト→) hokumouken.com 北海道からサハリン、ロシアのアムール川流域にかけて暮らしてきた諸民族の衣装や道具類には、一見すると似た文様が施されています。しかし子細に見てみると、民族によって構成や色遣い、技法に違いが見られます。本展では、北方民族博物館の所蔵資料のなかから、おもにサハリンからアムール川流域にかけての諸民族の衣装を中心に、共通性と違いをご紹介していきます。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイ…

  • [企画展]★なにげない瞬間(とき)帯広美術館コレクション選3

    (ジュール・デュブレ『ベリー地方の農家』、1930年ごろ) ★なにげない瞬間(とき)帯広美術館コレクション選3 北海道立帯広美術館、2025年1月11日(土)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 帯広美術館のコレクションから、日常の一コマや作者にとって親しみのある大正を表現したポスター、絵画、版画、写真を展示いたします。ヨーロッパの芸術家、日本の現代美術家、十勝ゆかりの画家など、多様な作家が作品のなかにとどめた何気ないけれど大切な時間をお楽しみください。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道…

  • [講演会]★石渡一人、深澤美香「松浦武四郎と加賀伝蔵 伝蔵のアイヌ語通詞としての生涯」

    (三重から北海道へ アイヌ文化と出会った人々展) ★石渡一人、深澤美香「松浦武四郎と加賀伝蔵 伝蔵のアイヌ語通詞としての生涯」 ウポポイ/国立アイヌ民族博物館、2025年1月12日(金)10:00 (WEBサイト→) nam.go.jp 本展は、三重県内3会場で開催され、18-19世紀に活躍した松浦武四郎、大黒屋光太夫、村上島之允など、三重県出身の先人たちとアイヌ文化との関わりを紹介するものです。松浦武四郎の日誌や文献を中心に、絵図や民具などの展示を通じて、アイヌ文化やアイヌ語地名などをご紹介するとともに、北海道探索の歴史と現代の観光情報もまじえて展示いたします。この機会を通じて、アイヌの歴史…

  • [講演会]★岡崎 守「短歌・俳句・川柳に描かれた雪」

    (雪が降る 本のなかにも、文字の上にも展) ★岡崎 守「短歌・俳句・川柳に描かれた雪」 北海道立文学館、2025年1月11日(土)14:00 (WEBサイト→) www.h-bungaku.or.jp 北海道の冬は白い世界が広がり、雪が降ったあとの樹木は、枝に雪が降り積もり幻想的な雰囲気が醸し出されます。子どもの頃はうれしくて、楽しかった雪景色ですが、大人になるにつれ段々大変でちょっと憂鬱な気持ちになります。でも季節が廻ると一面の白い世界が訪れます。本のなかにも、文学作品のなかにも吹きは振っています。作品のなかでは、ロマンチックな雪や、嬉しいとき、悲しいときに振っていた雪や開拓の苦労に伴う雪な…

  • [企画展]★板津邦夫 追悼展

    (板津邦夫『星と太陽と月』、2000年、北海道立旭川美術館) ★板津邦夫 追悼展 北海道立旭川美術館、2024年12月3日(火)-2025年3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 板津邦夫(1931年-2023年)は、長らく旭川を拠点に、北海道の抽象彫刻を牽引してきた作家でした。本展では、2023年に逝去した故人を偲び、当館収蔵の作品から作家の軌跡を振り返ります。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加し…

  • [企画展]★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展

    (栗谷川健一『家路』、北海道立近代美術館) ★星の瞬間 アーティストとミュージアムが織りなす、Hokkaido展 北海道立近代美術館、2025年1月5日(日)-3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 北海道立近代美術館は現在、およそ6,000点の作品を収蔵しており、そのなかで「北海道の美術」は3,100点に及びます。本展ではこの「北海道の美術」コレクションをふたつの確度から活用します。 ひとつは、CAI現代芸術研究所/CAI03(札幌)の協力を得て、現代アーティスト9名がそれぞれ関心のある作品をピックアップし、自身の作品と共に展示します…

  • [企画展]★牛馬は何を語るのか コレクション展

    (牛馬は何を語るのか コレクション展) ★牛馬は何を語るのか コレクション展 神田日勝記念美術館、2024年12月11日(水)-2025年4月13日(日) (WEBサイト→) kandanissho.com 幼いころから絵を描くのが好きで、のちに東京藝術大学に進んだ兄の手ほどきを受け油絵を始めた神田日勝(1937年-1970年)は、中学卒業後に家業であった農業を継ぎます。しかし、農作業や搾乳作業に従事するかたわら、絵を描き続け、32歳という若さで亡くなりました。その短い画業を通じて頻繁に画面に登場したのが、神田家が開拓農家を始めたころから生活を共にしてきた「牛馬」でした。牛馬と言っても、その描…

  • [企画展]★国境の地域「樺太」展 クローズアップ展示2

    (国境の地域「樺太」展 クローズアップ展示2) ★国境の地域「樺太」展 クローズアップ展示2 北海道博物館、2024年12月21日(土)-2025年2月13日(木) (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp かつて日本には、陸続きの国境がありました。そのひとつが、1905年(明治38年)に日本の領有となった「樺太」です。北樺太(ロシア)と接し、その国境上には天測境界標が4か所設置され、これらの標石は樺太を訪れる人々の観光スポットにもなったそうです。今回のクローズアップ展示では、当館が所蔵している資料から、国境標石の拓本や絵はがきなど、樺太の国境にまつわる資料をご…

  • [特別展]★ロートレック フィロスコレクション 時をつかむ線 展

    (ロートレック フィロス・コレクション 時をつかむ線展『エグランティーヌ嬢一座』(部分)、1896年、リトグラフ) ★(ロートレック フィロス・コレクション 時をつかむ線 展」 札幌芸術の森美術館、2024年10月12日(土)-2025年1月5日(日) (WEBサイト→) artpark.or.jp www.stv.jp 大衆文化が爛熟した19世紀末パリ。ベル・エポックとよばれるこの時代に活躍した画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864年-1901年)は、歓楽街であったモンマルトルにアトリエを構え、そこに生きる歌手や芸人たちを描きました。本展は、ロートレックのグラフィック作品の個人…

  • [企画展]★遠藤ミマン モチーフを語る展

    (遠藤ミマン モチーフを語る展) ★遠藤ミマン モチーフを語る展 苫小牧市美術博物館、2024年12月10日(火)-2025年3月16日(日) (WEBサイト→) www.city.tomakomai.hokkaido.jp 遠藤ミマン(1913年-2004年)は、勇払原野や樽前山など苫小牧周辺の風景を題材に、豊かな色彩と印象的なモチーフで独自の画風を切り拓いた作家です。「モチーフを語る」は、遠藤ミマンが1961年(昭和36年)に『苫小牧民報』に投稿したエッセイシリーズで、自身の作品に登場するモチーフについて記述されています。本展では、このエッセイを手掛かりに、当館収蔵の遠藤ミマン作品と彼の言…

  • [企画展]★クマ祭り『蝦夷島奇観』写本から クローズアップ展示1

    (秦檍丸『蝦夷島奇観』、クローズアップ展示1) ★クマ祭り『蝦夷島奇観』写本から クローズアップ展示1 北海道博物館、2024年10月11日(金)-2025年2月13日(木) (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp 『蝦夷島奇観』は、松前蝦夷地の旧来の風俗や習慣を後世に伝える目的で、絵図師・秦檍丸が作製した画集です。江戸時代の蝦夷地の様子、とりわけアイヌの人びとの姿や暮らしの風景を多く収めるこの作品は、「異文化」を観る人々の関心を呼び、様ざまな画家によって模写本がつくられました。本展では、当館所蔵の『蝦夷島奇観』模写本のなかのクマ祭りの場面を考察します。 ※な…

  • [企画展]★洛中洛外図屏風 亘理伊達本 展

    (『洛中洛外図屏風 亘理伊達本』片双) ★洛中洛外図屏風 亘理伊達本 展 だて歴史文化ミュージアム、2024年10月5日(土)-2025年1月24日(金) (WEBサイト→) www.city.date.hokkaido.jp 洛中洛外図屏風は、室町時代後期から江戸期まで続いて制作された、京都市中と郊外を描いた屏風です。その所在が公けになっているものは全国で160点を超え、年々、洛中洛外図屏風は新たに発見されています。 当館所蔵の「洛中洛外図屏風 亘理伊達本」は、その名が示すように、1870年(明治3年)以降、亘理伊達家が当市へ移住した際に持ち込んだ屏風であり、歴史上、初めて蝦夷地(北海道)に…

  • [企画展]★港町函館 今・昔展

    (池谷寅一『函館の冬晴』、1974年、北海道立函館美術館) ★港町函館 今・昔展 北海道立函館美術館、2024年12月21日(土)-2025年3月30日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 函館市は幕末に日本で初めて開港した都市のひとつでもあり、現在でも異国情緒を残す港町です。本展では、その「港町」のイメージを彷彿とさせる所蔵作品を展示いたします。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立函館美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加しております。いつも1クリ…

  • [企画展]★牛馬は何を語るのか コレクション展

    (牛馬は何を語るのか コレクション展) ★牛馬は何を語るのか コレクション展 神田日勝記念美術館、2024年12月11日(水)-2025年4月13日(日) (WEBサイト→) kandanissho.com 幼いころから絵を描くのが好きで、のちに東京藝術大学に進んだ兄の手ほどきを受け油絵を始めた神田日勝(1937年-1970年)は、中学卒業後に家業であった農業を継ぎます。しかし、農作業や搾乳作業に従事するかたわら、絵を描き続け、32歳という若さで亡くなりました。その短い画業を通じて頻繁に画面に登場したのが、神田家が開拓農家を始めたころから生活を共にしてきた「牛馬」でした。牛馬と言っても、その描…

  • [文学展]★雪が降る 本の中にも、文字の上にも展

    (雪が降る 本の中にも、文字の上にも展) ★雪が降る 本の中にも、文字の上にも展 北海道立文学館、2024年11月23日(土・祝)-2025年1月19日(日) (WEBサイト→) www.h-bungaku.or.jp 北海道の冬は白い世界が広がり、雪が降ったあとの樹木は、枝に雪が降り積もり幻想的な雰囲気が醸し出されます。子どもの頃はうれしくて、楽しかった雪景色ですが、大人になるにつれ段々大変でちょっと憂鬱な気持ちになります。でも季節が廻ると一面の白い世界が訪れます。本のなかにも、文学作品のなかにも吹きは振っています。作品のなかでは、ロマンチックな雪や、嬉しいとき、悲しいときに振っていた雪や開…

  • [特別展]★ロートレック フィロスコレクション 時をつかむ線 展

    (ロートレック フィロス・コレクション 時をつかむ線展) ★ロートレック フィロス・コレクション 時をつかむ線 展 札幌芸術の森美術館、2024年10月12日(土)-2025年1月5日(日) (WEBサイト→) artpark.or.jp www.stv.jp 大衆文化が爛熟した19世紀末パリ。ベル・エポックとよばれるこの時代に活躍した画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864年-1901年)は、歓楽街であったモンマルトルにアトリエを構え、そこに生きる歌手や芸人たちを描きました。本展は、ロートレックのグラフィック作品の個人コレクションとしては世界最大級のフィロス・コレクションで構成さ…

  • [特別展]★三重から北海道へ アイヌ文化と出会った人びと展

    (三重から北海道へ アイヌ文化と出会った人々展) ★三重から北海道へ アイヌ文化と出会った人びと展 ウポポイ/国立アイヌ民族博物館、2024年11月29日(金)-2025年1月19日(日) (WEBサイト→) nam.go.jp 本展は、三重県内3会場で開催され、18-19世紀に活躍した松浦武四郎、大黒屋光太夫、村上島之允など、三重県出身の先人たちとアイヌ文化との関わりを紹介するものです。松浦武四郎の日誌や文献を中心に、絵図や民具などの展示を通じて、アイヌ文化やアイヌ語地名などをご紹介するとともに、北海道探索の歴史と現代の観光情報もまじえて展示いたします。この機会を通じて、アイヌの歴史・文化へ…

  • [特別展]★北方民族の衣装 サハリンからアムール川流域展

    (北方民族の衣装展) ★北方民族の衣装 サハリンからアムール川流域展 北網圏北見文化センター、2024年12月14日(土)-2025年1月26日(日) (WEBサイト→) hokumouken.com 北海道からサハリン、ロシアのアムール川流域にかけて暮らしてきた諸民族の衣装や道具類には、一見すると似た文様が施されています。しかし子細に見てみると、民族によって構成や色遣い、技法に違いが見られます。本展では、北方民族博物館の所蔵資料のなかから、おもにサハリンからアムール川流域にかけての諸民族の衣装を中心に、共通性と違いをご紹介していきます。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイ…

  • [企画展]★板津邦夫 追悼展

    (板津邦夫『星と太陽と月』、2000年、北海道立旭川美術館) ★板津邦夫 追悼展 北海道立旭川美術館、2024年12月3日(火)-2025年3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 板津邦夫(1931年-2023年)は、長らく旭川を拠点に、北海道の抽象彫刻を牽引してきた作家でした。本展では、2023年に逝去した故人を偲び、当館収蔵の作品から作家の軌跡を振り返ります。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加し…

  • [企画展]★遠藤ミマン モチーフを語る展

    (遠藤ミマン モチーフを語る展) ★遠藤ミマン モチーフを語る展 苫小牧市美術博物館、2024年12月10日(火)-2025年3月16日(日) (WEBサイト→) www.city.tomakomai.hokkaido.jp 遠藤ミマン(1913年-2004年)は、勇払原野や樽前山など苫小牧周辺の風景を題材に、豊かな色彩と印象的なモチーフで独自の画風を切り拓いた作家です。「モチーフを語る」は、遠藤ミマンが1961年(昭和36年)に『苫小牧民報』に投稿したエッセイシリーズで、自身の作品に登場するモチーフについて記述されています。本展では、このエッセイを手掛かりに、当館収蔵の遠藤ミマン作品と彼の言…

  • [部室から]★元気をもらえる言葉

    (Merry Cristmas!) SNSで、文章の最後に「。」を付けられると、最近の若者は「きつく言われている(命令されている、叱られている)ように感じる」らしいですね。これを「マルハラ」と呼ぶそうです。ぼくはブログで文章をこれまで書いてきて、「。」を使うことに抵抗は無く、むしろ日本語らしいと感じていたので、少なからずショックでした。こんなことまで「ハラスメント」と言うのか、と・・。皆さんは、どんなふうに思っていますか。 そんなことを、モヤモヤと考えながら生活していて、ある日とある記事に出会いました。短歌集『サラダ記念日』で、かつて一躍時の人になった歌人、俵万智さんの記事でした。俵万智さんも…

  • [企画展]★クマ祭り『蝦夷島奇観』写本から クローズアップ展示1

    (秦檍丸『蝦夷島奇観』、クローズアップ展示1) ★クマ祭り『蝦夷島奇観』写本から クローズアップ展示1 北海道博物館、2024年10月11日(金)-2025年2月13日(木) (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp 『蝦夷島奇観』は、松前蝦夷地の旧来の風俗や習慣を後世に伝える目的で、絵図師・秦檍丸が作製した画集です。江戸時代の蝦夷地の様子、とりわけアイヌの人びとの姿や暮らしの風景を多く収めるこの作品は、「異文化」を観る人々の関心を呼び、様ざまな画家によって模写本がつくられました。本展では、当館所蔵の『蝦夷島奇観』模写本のなかのクマ祭りの場面を考察します。 ※な…

  • [企画展]★洛中洛外図屏風 亘理伊達本 展

    (『洛中洛外図屏風 亘理伊達本』片双) ★洛中洛外図屏風 亘理伊達本 展 だて歴史文化ミュージアム、2024年10月5日(土)-2025年1月24日(金) (WEBサイト→) www.city.date.hokkaido.jp 洛中洛外図屏風は、室町時代後期から江戸期まで続いて制作された、京都市中と郊外を描いた屏風です。その所在が公けになっているものは全国で160点を超え、年々、洛中洛外図屏風は新たに発見されています。 当館所蔵の「洛中洛外図屏風 亘理伊達本」は、その名が示すように、1870年(明治3年)以降、亘理伊達家が当市へ移住した際に持ち込んだ屏風であり、歴史上、初めて蝦夷地(北海道)に…

  • [企画展]★港町函館 今・昔展

    (池谷寅一『函館の冬晴』、1974年、北海道立函館美術館) ★港町函館 今・昔展 北海道立函館美術館、2024年12月21日(土)-2025年3月30日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 函館市は幕末に日本で初めて開港した都市のひとつでもあり、現在でも異国情緒を残す港町です。本展では、その「港町」のイメージを彷彿とさせる所蔵作品を展示いたします。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立函館美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加しております。いつも1クリ…

  • [企画展]★牛馬は何を語るのか コレクション展

    (牛馬は何を語るのか コレクション展) ★牛馬は何を語るのか コレクション展 神田日勝記念美術館、2024年12月11日(水)-2025年4月13日(日) (WEBサイト→) kandanissho.com 幼いころから絵を描くのが好きで、のちに東京藝術大学に進んだ兄の手ほどきを受け油絵を始めた神田日勝(1937年-1970年)は、中学卒業後に家業であった農業を継ぎます。しかし、農作業や搾乳作業に従事するかたわら、絵を描き続け、32歳という若さで亡くなりました。その短い画業を通じて頻繁に画面に登場したのが、神田家が開拓農家を始めたころから生活を共にしてきた「牛馬」でした。牛馬と言っても、その描…

  • [文学展]★雪が降る 本の中にも、文字の上にも展

    (雪が降る 本の中にも、文字の上にも展) ★雪が降る 本の中にも、文字の上にも展 北海道立文学館、2024年11月23日(土・祝)-2025年1月19日(日) (WEBサイト→) www.h-bungaku.or.jp 北海道の冬は白い世界が広がり、雪が降ったあとの樹木は、枝に雪が降り積もり幻想的な雰囲気が醸し出されます。子どもの頃はうれしくて、楽しかった雪景色ですが、大人になるにつれ段々大変でちょっと憂鬱な気持ちになります。でも季節が廻ると一面の白い世界が訪れます。本のなかにも、文学作品のなかにも吹きは振っています。作品のなかでは、ロマンチックな雪や、嬉しいとき、悲しいときに振っていた雪や開…

  • [講演会]★鈴木建治「大黒屋光太夫がロシアに残した日本書籍」

    (三重から北海道へ アイヌ文化と出会った人々展) ★鈴木建治「大黒屋光太夫がロシアに残した日本書籍」 ウポポイ/国立アイヌ民族博物館、2025年12月21日(土)10:30 (WEBサイト→) nam.go.jp 本展は、三重県内3会場で開催され、18-19世紀に活躍した松浦武四郎、大黒屋光太夫、村上島之允など、三重県出身の先人たちとアイヌ文化との関わりを紹介するものです。松浦武四郎の日誌や文献を中心に、絵図や民具などの展示を通じて、アイヌ文化やアイヌ語地名などをご紹介するとともに、北海道探索の歴史と現代の観光情報もまじえて展示いたします。この機会を通じて、アイヌの歴史・文化への理解を深め、現…

  • [企画展]★帯広美術館 コレクション選Ⅰ 森と林のあわいに展

    (レオンス・シャブリ『羊の群れを連れ帰る羊飼い』、1872年、北海道立帯広美術館) ★帯広美術館 コレクション選Ⅰ 森と林のあわいに展 北海道立帯広美術館、2024年11月1日(金)-12月22日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 道立美術館建設時に「十勝にも美術館を!」という機運が高まり、1984年(昭和59年)北海道帯広美術館誘致期成会が設立され、経済界、婦人・青年・文化団体などのおよそ100団体が署名や陳情などの誘致活動が行われました。その後、同会は北海道立帯広美術館建設協力会、帯広美術館振興会へとつながり、美術館で行われる展覧会や教育…

  • [企画展]★板津邦夫 追悼展

    (板津邦夫『星と太陽と月』、2000年、北海道立旭川美術館) ★板津邦夫 追悼展 北海道立旭川美術館、2024年12月3日(火)-2025年3月16日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 板津邦夫(1931年-2023年)は、長らく旭川を拠点に、北海道の抽象彫刻を牽引してきた作家でした。本展では、2023年に逝去した故人を偲び、当館収蔵の作品から作家の軌跡を振り返ります。 ※なお、こちらの掲載画像は、当ブログが独自に定めるガイドラインに基づき、北海道立旭川美術館さま(HP)よりお借りしました。 ⇩はてなブログの「ミュージアム」カテゴリーに参加し…

  • [企画展]★クマ祭り『蝦夷島奇観』写本から クローズアップ展示1

    (秦檍丸『蝦夷島奇観』、クローズアップ展示1) ★クマ祭り『蝦夷島奇観』写本から クローズアップ展示1 北海道博物館、2024年10月11日(金)-2025年2月13日(木) (WEBサイト→) www.hm.pref.hokkaido.lg.jp 『蝦夷島奇観』は、松前蝦夷地の旧来の風俗や習慣を後世に伝える目的で、絵図師・秦檍丸が作製した画集です。江戸時代の蝦夷地の様子、とりわけアイヌの人びとの姿や暮らしの風景を多く収めるこの作品は、「異文化」を観る人々の関心を呼び、様ざまな画家によって模写本がつくられました。本展では、当館所蔵の『蝦夷島奇観』模写本のなかのクマ祭りの場面を考察します。 ※な…

  • [部室から]第159回 観るだけ美術部 部会

    「観るだけ美術部」部員の皆さま、また日ごろから「観るだけ美術部」を応援していただいている皆さま、いつもありがとうございます。それでは、これより、第159回「観るだけ美術部」の部会を始めてまいります。今回も(1)「観るだけ美術部」部長の連絡・報告、(2)(妄想)懇親会+忘年会、の2部構成で進めてまいります。どうぞよろしくお願いします (1)「観るだけ美術部」部長からの連絡・報告 2024年も、ほぼ大詰め。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。正直なところ、あと数日で2024年も終わるという実感がないのです。いつものように、カレンダーが最後の1枚となり、雪が降って寒くなり、仕事も年末に向けて進んでいる…

  • [特別展]★ロートレック フィロスコレクション 時をつかむ線展

    (ロートレック フィロス・コレクション 時をつかむ線展) ★ロートレック フィロス・コレクション 時をつかむ線展 札幌芸術の森美術館、2024年10月12日(土)-2025年1月5日(日) (WEBサイト→) artpark.or.jp www.stv.jp 大衆文化が爛熟した19世紀末パリ。ベル・エポックとよばれるこの時代に活躍した画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864年-1901年)は、歓楽街であったモンマルトルにアトリエを構え、そこに生きる歌手や芸人たちを描きました。本展は、ロートレックのグラフィック作品の個人コレクションとしては世界最大級のフィロス・コレクションで構成され…

  • [企画展]★洛中洛外図屏風 亘理伊達本 展

    (『洛中洛外図屏風 亘理伊達本』片双) ★洛中洛外図屏風 亘理伊達本 展 だて歴史文化ミュージアム、2024年10月5日(土)-2025年1月24日(金) (WEBサイト→) www.city.date.hokkaido.jp 洛中洛外図屏風は、室町時代後期から江戸期まで続いて制作された、京都市中と郊外を描いた屏風です。その所在が公けになっているものは全国で160点を超え、年々、洛中洛外図屏風は新たに発見されています。 当館所蔵の「洛中洛外図屏風 亘理伊達本」は、その名が示すように、1870年(明治3年)以降、亘理伊達家が当市へ移住した際に持ち込んだ屏風であり、歴史上、初めて蝦夷地(北海道)に…

  • [企画展]★帯広美術館 コレクション選Ⅰ 森と林のあわいに展

    (レオンス・シャブリ『羊の群れを連れ帰る羊飼い』、1872年、北海道立帯広美術館) ★帯広美術館 コレクション選Ⅰ 森と林のあわいに展 北海道立帯広美術館、2024年11月1日(金)-12月22日(日) (WEBサイト→) artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp 道立美術館建設時に「十勝にも美術館を!」という機運が高まり、1984年(昭和59年)北海道帯広美術館誘致期成会が設立され、経済界、婦人・青年・文化団体などのおよそ100団体が署名や陳情などの誘致活動が行われました。その後、同会は北海道立帯広美術館建設協力会、帯広美術館振興会へとつながり、美術館で行われる展覧会や教育…

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