白井健康元気村 - にほんブログ村
chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
白井健康元気村
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2018/05/05

arrow_drop_down
  • 日独仏蘭が一緒に働くと… 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(77)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(77)日独仏蘭が一緒に働くと…アムステルダム(オランダ)昔から知識人や文化人と称される人たちの「欧米では…」と「欧」と「米」を一括りにする物言いに違和感と嫌悪感を抱いてきた。欧米という言葉は、概ね日本を卑下或いは揶揄する文脈の中で使われる(使われてきた)ことが多い様に思われる。「欧」と「米」は全く違うし、欧の中でも北と南、東と西では言語も文化も感性も著しく異なる。にも拘らず、文明開化以降「欧米」という言葉は有無を言わさぬ正義であるかのような気色の悪いニュアンスを纏ってきた。少なくとも私にはそう感じられる。欧米というのは地理的概念より、むしろ白人の国家という意味合いを強く含んでいる。だから、「欧米」を「西洋」と言い換えるなら、少しはスッキリするかも知れない。「全米」という言...日独仏蘭が一緒に働くと…【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(77)

  • 日本半導体が復興へ 【連載】頑張れ!ニッポン⑪

    【連載】頑張れ!ニッポン⑪日本半導体が復興へ釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)ラピダスが復興の先陣を切った日本半導体復興に向けた動きのひとつに最先端技術を開発するラピタスの設立がある。この動きをめぐって早くも批判的な意見がネット上で見られる。想定していた事だが、やはり巨額の投資額について疑問を持たれているようだ。税金を投入しているから監視の目を厳しくするのは当然だと思うが、数千億円とかさらには数兆円という金額だけでびっくりして、最初から疑念を抱くのは如何なものか。現役時代にも経験した事だが、他の事業分野と比較して高すぎると批判するのはナンセンスだ。比較するのなら同じ半導体分野の他国の例と比較をして欲しい。既に述べたように、米国や中国は数兆円規模の国家予算を動員している。しかし、日本政府は過去20年間...日本半導体が復興へ【連載】頑張れ!ニッポン⑪

  • 新浜レオンが紅白出場決定! 白井市出身の28歳

    新浜レオンが紅白出場決定!白井市出身の28歳若手演歌界のホープ・新浜レオン紅白歌合戦初出場が内定(『スポーツ報知』11月19日)新浜レオン初紅白今日出場者発表ドラマ主題歌大ヒットOmoinotake(『スポニチ』11月19日)▲紅白内定を報じる『スポニチ』白井市出身の若手演歌歌手、新浜レオンが、大みそかの第75回NHK紅白歌合戦の初出場が決定した。新浜は2019年5月にシングル『離さない離さない』でデビュー。その年の日本レコード大賞新人賞に輝いた。さらにオリコン週間ランキング演歌・歌謡部門で1位(総合19位)。翌20年に日本ゴールドディスク大賞のベスト・演歌/歌謡曲・ニュー・アーティスト部門で受賞するなど脚光を浴びた若手演歌界のホープだ。ちなみに今年は新浜レオンのデビュー5周年。3月27日には木梨憲武プロ...新浜レオンが紅白出場決定!白井市出身の28歳

  • 熱戦はドングリが散乱するコースで 「パークゴルフ楽しむ会」11月定例競技会

    熱戦はドングリが散乱するコースで「パークゴルフ楽しむ会」11月定例競技会白井健康元気村の「パークゴルフ楽しむ会」(代表・岩崎邦子)の第27回競技会が11月16日、オスカーパークゴルフ場八千代コースで行われました。当初予定されていた第3金曜日の15日が雨となったため、翌日に変更されたのです。▲前列左から岩崎利明さん、優勝した釜原紘一さん、岡米男さん、岩崎邦子さん。後列左から根本保さん、篠原守宏さん、小林公子さん、岩尾昭光さん、韮澤正さん競技会報告/岩崎邦子当初予定されていた第3金曜日の15日が雨となったため、翌日に変更されたのです。この日のパークゴルフ場は、前日の雨で芝が濡れ気味です。そのため、球の転がりが重く感じました。八千代はブナ科の木が多ことで知られ、ドングリ(クヌギの種子)が、散乱していていました。...熱戦はドングリが散乱するコースで「パークゴルフ楽しむ会」11月定例競技会

  • 高齢者も筋トレとプロテインを 整形外科医が教える体メンテナンス⑷

    整形外科医が教える体メンテナンス⑷高齢者も筋トレとプロテインを医療ジャーナリスト・油井香代子▲白井健康元気村の健康教室で講演する油井香代子さん(白井市文化会館、2023年1月15日)高齢者の骨折は寿命を縮めるとよく言われます。骨折で入院した高齢者のなかには認知機能が低下し、そのまま寝たきりになる人も少なくありません。骨折・転倒は要介護の原因のひとつとなっているのです(厚労省「国民生活基礎調査」2022年)。「ロコモ(運動器症候群)になると、骨折・転倒が起こりやすくなり、さらにロコモを悪化させます。骨折やケガで入院した中高年の患者さんのほとんどは、退院の時、完全に元の健康体には戻りません。歩行がおぼつかなくなるし、足を引きずるようになり、杖を手放せなくなる。認知機能が低下する人もいます」整形外科専門医の加藤...高齢者も筋トレとプロテインを整形外科医が教える体メンテナンス⑷

  • えっ、小学生同士が「あだ名」で呼べない? 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(76)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(76)えっ、小学生同士が「あだ名」で呼べない?白井市(千葉)、銀座(東京)「名前」について考えてみた。人にも物にも動植物、そして世のありとあらゆる物には名前がある。正確な名前を知らなくても、日本語には「アレ」という便利な代名詞があるのだ。名前だけではない。形容詞も動詞もあるので、親密な間柄では、大抵のことは「アレ」で意思疎通ができる。自分の奥さんのことを「うちのアレが…」という男性もいるだろう。「何が何して何とやら」も「アレ」だけですませようとする人もいる。プロ野球界で今シーズンまで阪神タイガースを指揮した岡田監督も「アレ」を連発することで有名だった。私の周囲の高齢者社会では、こんな会話が飛び交う。先日もこんなやり取りがあったばかりである。「『アレ』が『アレ』したから、ホ...えっ、小学生同士が「あだ名」で呼べない?【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(76)

  • 「企業横断」で日本を元気に! 【連載】頑張れ!ニッポン⑩

    【連載】頑張れ!ニッポン⑩「企業横断」で日本を元気に!釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)▲北九州市学術研究都市(同研究都市のHPより)ベンチャー企業を立ち上げた二人の先輩前回、日本で半導体ベンチャーを立ち上げることの難しさを述べた。そして、起業を困難にしている要因として次の4つを挙げた。①起業精神に富む人が米国に比べ少ない。②ベンチャーキャピタルの規模が小さい。③日本では失敗を責め失敗を恐れる文化がある。④新たに会社を興すためのコミュニティがほとんど無い。ところで、起業精神を持つ人が少ないと書いているうちに、私が所属した会社の先輩で早期退職して会社を立ち上げた人が2人もいたことを思い出した。その内のひとりは短期間ではあったが、私の上司だったN氏である。N氏は会社を早期退職して新たに会社を立ち上げた。...「企業横断」で日本を元気に!【連載】頑張れ!ニッポン⑩

  • 親友が思い出を語った! アンソニー・トゥー博士追悼〈パート5/最終回〉

    ■アンソニー・トゥー博士追悼〈パート5/最終回〉親友が思い出を語った!日本各地での講演会、メディアとのインタビュー、オウム真理教サリン事件の中川智正死刑との15回に及ぶ面会など、アンソニー・トゥ―博士の傍らには、必ず同じ人物の姿がありました。博士の親友、安福達雄さん(90)です。アンソニー・トゥー博士と行動を共にするたびに、安福さんは趣味のビデオカメラを回していました。それでは、思い出の写真・動画とともに博士との交友を振り返ってもらいましょう。(★動画を見るには、マウスで緑色の部分をすべてなぞってから右クリックし、「https://www.youtube……に移動」を左クリックしてください。)【安福達雄さんのプロフィール】1934(昭和9年):長野県飯田市で誕生(旧氏名:宮澤達雄)1947~1953:名古...親友が思い出を語った!アンソニー・トゥー博士追悼〈パート5/最終回〉

  • 父親の杜聰明氏は「台湾医学の父」 アンソニー・トゥー博士追悼〈パート4〉

    ■アンソニー・トゥー博士追悼〈パート4〉父親の杜聰明氏は「台湾医学の父」山本徳造(本ブログ編集人)▲杜聰明博士アンソニー・トゥー(杜祖健)博士に影響を与えたのが、父親の杜聰明博士でした。日清戦争で勝利した日本は、清国から台湾を割譲したのですが、阿片が蔓延っていました。阿片吸引の悪習に心を痛めた杜博士は総督府と協力し、見事台湾から阿片を駆逐。その後も台湾医学の発展に貢献した杜博士は「台湾医学の父」と称えられています。杜聰明博士がその生涯を終えたのは、1986年2月25日のことでした。杜博士がどのような人生を歩み、そして台湾医療にいかに貢献したのか。本ブログでも取り上げましたが、三男の杜祖健博士の死去にあわせて加筆、写真も追加して再編集しました。袁世凱暗殺未遂後に京都帝大医学部へ台湾を清朝が統治していた189...父親の杜聰明氏は「台湾医学の父」アンソニー・トゥー博士追悼〈パート4〉

  • ロコモの予兆を見逃さない4つのサイン 整形外科医が教える体メンテナンス⑶

    整形外科医が教える体メンテナンス⑶ロコモの予兆を見逃さない4つのサイン医療ジャーナリスト・油井香代子▲白井健康元気村の健康教室で講演する油井香代子さん(白井市文化会館、2023年1月15日)日本の高齢化率は29.1%と、この30年でほぼ倍増しました(内閣府「高齢社会白書」)。それとともに要介護者の数も増え、700万人を超えています。一方、介護の担い手不足は年々深刻になっており、2年後の2026年には約25万人も不足するといわれています。将来、安心して介護を受けられる保証はどこにもないのです。介護不安が高まっている中、要介護にならず、できるだけ長く自立した生活を送るにはどうしたらいいのでしょうか。「要介護になる理由の半数はロコモが原因です。要介護を予防するには、ロコモ対策が不可欠です」こう話すのは、整形外科...ロコモの予兆を見逃さない4つのサイン整形外科医が教える体メンテナンス⑶

  • 毒物研究に没頭した日々 アンソニー・トゥ―博士追悼〈パート3〉

    ■アンソニー・トゥ―博士追悼〈パート3〉毒物研究に没頭した日々アンソニー・トゥー(杜祖健)博士が渡米したのは1953年のことでした。ノートルダム大学、スタンフォード大学、エール大学で学んだ後、ユタ州立大学、コロラド州立大学で教鞭を。専門はヘビ毒でした。私生活では1957年に日系アメリカ女性と結婚、5人の子供(娘3人、息子2人)を授かります。1998年からコロラド州立大学名誉教授に。オウム真理教が起こしたサリン事件の解決に大きく貢献したのもトゥー博士でした。テロ対策の講師として世界中を飛び回る多忙な生活。91歳を迎えた2021年には、台湾の大学で客員教授として特別授業を受け持っています。トゥー博士はこれまでの研究生活を振り返った一文を榕樹会会報『榕樹文化』(2021年秋季-22年新年号)に寄せました。アメリ...毒物研究に没頭した日々アンソニー・トゥ―博士追悼〈パート3〉

  • 初対面は新宿でのインタビューだった アンソニー・トゥー博士追悼〈パート2〉

    ■アンソニー・トゥー博士追悼〈パート2〉初対面は新宿でのインタビューだった山本徳造(本ブログ編集人)私がアンソニー・トゥー(AnthonyT.Tu、台湾名=杜祖健)博士と初めて会ったのは、平成30(2018)11月26日のことです。大阪台湾交流協会の野口一会長の紹介でした。博士が滞在していた新宿のホテルですが、見つけるのに一苦労。あまりにも小さなビジネスホテルだったからです。「そうなんだ。庶民的で飾らない人なんだ」。実際に会ってみると、にこやかで偉ぶらない。博士の人柄がよくわかりました。ちょうど昼食時間だったので、このホテルから近くのレストランに歩いて移動し、インタビューをすることに。肉が好きだという博士がハンバーグを注文したのを、今でもよくおぼえています。微笑みを絶やさずインタビューに答える博士。そんな...初対面は新宿でのインタビューだったアンソニー・トゥー博士追悼〈パート2〉

  • 日本の環境がベンチャー企業を阻む 【連載】頑張れ!ニッポン⑨

    【連載】頑張れ!ニッポン⑨日本の環境がベンチャー企業を阻む釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)ベンチャー企業は日本では生まれにくいし、生まれても大きくなれないと言われている。実は私も半導体のベンチャー企業を支援する社団法人の手伝いをしていた事があるので、その辺の事情について多少は知っている。とは言っても、10年以上前のことなので、最新情報でない点はお許しを。ま、私の話は殆どそうだが……。私の実感だと、日本でベンチャーがなかなか生まれない第一の要因は、起業精神に富んだ人間が米国などに比べて少ない事ではないかと思う。以前にも書いた通り米国の学生は卒業したら先ずは起業を目指し、それが叶わない時は企業等への就職を考える。教授も良いアイデアを持つ学生には起業を勧め、場合によっては学生と一緒に起業したりすることも...日本の環境がベンチャー企業を阻む【連載】頑張れ!ニッポン⑨

  • 鮮やかに颯爽と旅立つ アンソニー・トゥ―博士追悼〈パート1〉

    ■アンソニー・トゥ―博士追悼〈パート1〉鮮やかに颯爽と旅立つ山本徳造(本ブログ編集人)アンソニー・トゥー(AnthonyT.Tu、台湾名=杜祖健)博士が11月2日午後(日本時間)、滞在先のホノルル市内で逝去されました。享年94歳。トゥー氏は毒物研究の世界的権威として有名で、白井健康元気村のブログに寄稿されたり、インタビューにも応じられるなど、深い関係にありました。謹んでご冥福をお祈りします。▲コロラドの自宅にて▲台湾大学時代のトゥー博士サリン事件で旭日中綬章受章を叙勲アンソニー・トゥー博士は1930年、「台湾医学の父」と称えられた杜聰明博士(薬理学者)の三男として台湾・台北市で生まれました。1953年に渡米し、ノートルダム大学、スタンフォード大学、エール大学で化学と生化学を研修しています。ヘビ毒が専門でし...鮮やかに颯爽と旅立つアンソニー・トゥ―博士追悼〈パート1〉

  • 肩こりはマッサージでは治らない 整形外科医が教える体メンテナンス⑵

    整形外科医が教える体メンテナンス⑵肩こりはマッサージでは治らない医療ジャーナリスト・油井香代子▲白井健康元気村の健康教室で講演する油井香代子さん(白井市文化会館、2023年1月15日)デジタル社会につきものの肩こりは、中高年だけでなく20代、30代でも7割以上が経験しているといわれています(日本リカバリー協会2021年調査)。腰痛と同様、肩こりの原因もさまざまで、病気が原因の肩こりと病気ではないものとに分けられます。「肩こりの大部分は検査をしても病気が見つからない肩こりです。病気が原因のものには頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症といった整形外科の病気、さらには心筋梗塞や脳梗塞、肝臓、胆のうなど内臓の病気があります。なお、中高年に多い五十肩(肩関節周囲炎)は、肩こりと混同されやすいのですが、痛みだけでなく手を上げに...肩こりはマッサージでは治らない整形外科医が教える体メンテナンス⑵

  • 残してほしいチョンキンマンション(重慶大厦) 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(75)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(75)残してほしいチョンキンマンション(重慶大厦)香港(中国)▲チョンキンマンション――異世界への入り口チョンキンマンション(重慶大厦)をご存じだろうか。広東語の怪しげな響きが一体どんな場所だろうかと想像力を掻き立てる。チョンキンマンションは1961年に個人用の住宅ビルとして建てられたものだが、その後幾多の変遷を経て、現在は「複合ビル」と化している。低層階には、土産物屋や雑貨店、両替店、インド料理を主体とする屋台に毛の生えたような小さな飲食店がひしめきあう。中高層階には800軒近くの貧乏旅行のバックパッカーを対象にしたゲストハウスや何をやっているのか分からない怪しげなオフィス、そして個人の住居が混在している。この大きなビルは九龍一の繁華街チムサーチョイ(尖沙咀)の彌敦道(...残してほしいチョンキンマンション(重慶大厦)【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(75)

  • なぜ米国のIT企業が躍進したのか 【連載】頑張れ!ニッポン⑧

    【連載】頑張れ!ニッポン⑧なぜ米国のIT企業が躍進したのか釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)▲GAFA(ガーファ:グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)半導体売上で上位を独占するGAFAM前回、「日本のパソコンやスマホが殆ど成長しなかったから、日本の半導体が伸びなかったのだ」と半導体屋の立場で勝手なことを言わせてもらった。半導体売上ランキングでは米国メーカーが上位を占めているので、米国のIT産業の状況を見てみたい。先ずはGAFA(ガーファ:グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル)、あるいはGAFAM(ガーファム:Mはマイクロソフト)と呼ばれる企業の存在が目を引く。これらの会社はアップルのみが製造業で、あとは情報関連のサービス業である。だから直接半導体を消費している訳ではないが、米国はも...なぜ米国のIT企業が躍進したのか【連載】頑張れ!ニッポン⑧

  • 変わってきた「慢性腰痛」の治療法 整形外科医が教える体メンテナンス⑴

    医療ジャーナリスト・油井香代子さんは、白井健康元気村が主催する健康教室・終活教室の講師を何度も務め、また本ブログへの寄稿でもお馴染みです。そんな油井さんが『日刊ゲンダイDIGITAL』に10月16日から19日にかけて「整形外科医が教える体メンテナンス」を4回に分けて連載されました。腰痛や肩こり、骨や関節、あるいは筋力が衰えて要介護になる心配をしている人が多いことか。そうならないためにも体のメンテナンスが欠かせません。では、どうすればよいのか―。油井さんの取材に応じた整形外科医が、わかりやすいヒントを与えてくれました。初回と第2回目に冲永修二氏(東京逓信病院整形外科医)、第3回目と第4回目には千葉白井病院の整形外科専門医で人工関節センター長の加藤敦史氏が登場します。とくに加藤医師には、白井健康元気村の玉井秀...変わってきた「慢性腰痛」の治療法整形外科医が教える体メンテナンス⑴

  • 急速に「中国化」する香港 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(74)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(74)急速に「中国化」する香港香港(中国)▲上空から見下ろす香港かつての同僚T氏から久し振りにメールが届いた。香港空港の無人旅客輸送システム拡張プロジェクトの責任者だったA氏がご夫人と来日するので、一緒にメシでも食おうというお誘いだ。プロジェクトはかなり前に完成したのだが、彼との個人的な付き合いは今も続いている。ビジネスに於けるA氏は香港人らしい合理的な考えの持ち主でなかなか手強い。しかし、食事を挟んでの彼との会話は硬軟取り混ぜた話題が次次と飛び出し、当意即妙なやりとりは実に楽しい。彼は東京やハワイのマラソンに何度も参加しているランナーであると同時に無類のウイスキー好きだ。世のウィスキー好きは、得てして自分の知識をひけらかしたがる子供じみた習性がある。彼も私も例外ではない...急速に「中国化」する香港【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(74)

  • 半導体需要を牽引するIT市場 【連載】頑張れ!ニッポン⑦

    【連載】頑張れ!ニッポン⑦半導体需要を牽引するIT市場釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)世界市場で影薄い日本製パソコンとスマホ今は情報化時代だと言われており、IT産業が経済の成長を支えている。ITとはInformationTechnologyの頭文字で直訳すれば情報技術だ。我々が目にするIT技術によるものとしてはパソコンと携帯電話(あるいはスマホ)が代表的なものである。ところが半導体需要を牽引しているこれらの分野に於いて、残念ながら日本メーカーは世界市場での存在感が薄い。日本の半導体が低迷した原因の一つに、この半導体需要を牽引しているパソコンやスマホの日本メーカーの生産が大きく伸びなかった事もあると言える。パソコン市場ではNEC、富士通、ソニー(VAIO)、パナソニックなどが有力な日本メーカーだが、...半導体需要を牽引するIT市場【連載】頑張れ!ニッポン⑦

  • いろんな行事重なる10月でも駆け付けた「パーク命」の8人衆 「パークゴルフ楽しむ会」10月定例競技会

    いろんな行事重なる10月でも駆け付けた「パーク命」の8人衆「パークゴルフ楽しむ会」10月定例競技会白井健康元気村の「パークゴルフ楽しむ会」(代表・岩崎邦子)の第26回競技会が10月20日、オスカーパークゴルフ場八千代コースで行われました。▲前列左から根本保さん、優勝した岩尾光昭さん、岩崎邦子さん。後列左から釜原紘一さん、岩崎利明さん、小林公子さん、林勝さん、岡米男さん競技会報告/岩崎邦子競技会は、第3金曜日に行って来ていますが、当日は悪天候が予想され、10月20日の日曜日に開催することに。例会には熱心に参加されている方も、秋恒例の様々な行事が開催されていて、残念ながら参加できない方もありました。この日は、前日の真夏日から涼しくなって絶好のプレー日和となりました。3人の参加で組み合わせの仕方は、じゃんけんの...いろんな行事重なる10月でも駆け付けた「パーク命」の8人衆「パークゴルフ楽しむ会」10月定例競技会

  • 古代が蘇る神秘の島 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(73)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(73)古代が蘇る神秘の島スコットランドのオークニー諸島(英国)エディンバラ空港を飛び立ったローガン・エアのエンブラエル社製の小型機が、1時間ほどでオークニー諸島の中心メインランド島上空に差し掛かる。すると、窓外には雲間から降り注ぐ放射状の光線に照らされたこれまでに見たことのない光景が広がっていた。島にはほとんど起伏がなく、見渡す限りなだらかな平地が広がっている。視野には一本の樹木もなく、島は一面丈の低い草で覆われていた。▲草に覆われ、一本の樹も見当たらないオークニーの土地オークニー諸島はスコットランドの北東部沖合に浮かぶ約70の島々だ。人が住んでいるのは、その内17の島々。州都のカークウォールは人口8万500人ほどの小さな街である。ノルウェーのオスロとほぼ同じ高緯度に位置...古代が蘇る神秘の島【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(73)

  • シリコンバレーの思い出 【連載】頑張れ!ニッポン⑥

    【連載】頑張れ!ニッポン⑥シリコンバレーの思い出釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)▲サンフランシスコの金門橋販売会議でサニーベイルへ半導体を語る時シリコンバレーを抜きにしてはできないだろう。現状がどうなっているか報道されること以外は知らないが、1980年代後半から2000年になるまで度々訪問した時の事を述べてみたい。その頃は日本の半導体が急成長して世界の半導体の半分を生産するまでになり、1990年頃にピークアウトして凋落へと向かった時期である。もちろん当時はピークアウトしたとか、これから長期的に凋落するなどとは全く思っていなかった。シリコンバレーはサンフランシスコから南へ50~80キロのところの一帯を指すが、シリコンバレーと言う名の街がある訳ではない。その一帯の主な地名には、パロアルト、クパチーノ、...シリコンバレーの思い出【連載】頑張れ!ニッポン⑥

  • 足元に気を付けて! 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(72)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(72)足元に気を付けて!ロンドン(英国)▲MINDTHEGAP!ロンドンで最も耳に残る言葉MINDTHEGAP!(マーィンドゥ・ザ・ギャップ!)ロンドンの地下鉄の駅構内では終日、「マインド・ザ・ギャップ!=足元(の隙間)に気をつけて!」の録音音声が響き渡っている。いつも男性の間延びした声だったような気がするが、女性の声バージョンもあったかも知れない。もう10年も前のことなので、記憶が定かでないが、このMINDTHEGAPは、あらゆるロンドン土産のモチーフとしてよく使われるのだ。私もMINDTHEGAPのマグカップを買い、今も愛用している。ところで、米国では、「足元に気をつけて!」は、MINDTHEGAP!ではなく、WATCHYOURSTEP!だ。ロンドンで世界初の地下鉄が...足元に気を付けて!【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(72)

  • 若い技術者がいない! 【連載】頑張れ!ニッポン⑤

    【連載】頑張れ!ニッポン⑤若い技術者がいない!釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)人材不足の半導体業界日本の半導体復興を目指して設立されたラピダスが成功するかどうかは、投資を持続する為の資金をどれだけ集められるか、そして優秀な技術者をどれだけ確保できるかに掛かっている。しかし、半導体業界は過去30年間の低迷期にリストラを繰り返したので、多くの人材を失った。私が定年を目前にした1990年代後半でも、同業他社では早期退職者の募集が度々行われたものである。「定年より早めに退職すると退職金が割り増しして支給される」という呼びかけに応じて辞めた知人も何人かいた。また2000年代になると、業績不振に陥った各社が合併して新しい会社がつくられたが、その過程で韓国などに行った技術者もいる。辞めて欲しい人は残り、残って欲...若い技術者がいない!【連載】頑張れ!ニッポン⑤

  • 咬めて幸せ「健口」人生! 生涯元気でいるための口腔ケア

    白井健康元気村【健康教室】10/6咬めて幸せ「健口」人生!生涯元気でいるための口腔ケア▲講師の小林明子さん(写真/村越芳子)▲歯の悩みを抱える人は多い(写真/村越芳子)白井健康元気村は10月6日、白井市保健福祉センター(ウェルぷらっと)の「団体活動室」で健康教室を開催しました。テーマは「めざそう咬めて幸せ健口人生!―生涯元気でいるために今できる口腔ケア」。日本顎咬合学会の認定指導歯科衛生士で歯科技工士でもある小林明子さんが、この日の講師です。最近では口腔機能も重要視されてきました。しかし、自分の口の中のことについて知っている人は多くありません。まず小学校に入学する頃に「6歳臼歯」と言われる奥歯が生えてきます。なんと母体が妊娠4カ月くらいから作られ始めるそうです。そして12歳くらいには全部乳歯と生え変わって...咬めて幸せ「健口」人生!生涯元気でいるための口腔ケア

  • ボスポラス海峡の夕陽に乾杯!【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(71)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(71)ボスポラス海峡の夕陽に乾杯!イスタンブル(トルコ)イスタンブルでは時間は流れず、降り積もってゆく。初めてボスポラス海峡のアジア側から欧州側の景色を眺めた時、そんな言葉が脳裏に浮かんだ。なだらかな丘陵地帯にびっしりと張り付いている建物の群れの中、夕陽を背負ったアヤソフィア博物館、トプカプ宮殿、ブルーモスクなどの歴史的建造物の威容が浮かんでいた。ボスポラス海峡の欧州側から見ても、アジア側からみても、その光景には、時間が物理的なカタチになって凝固したかのように多くの視覚情報が溢れていて、ボーッと眺めているだけで1時間くらいはアッという間に過ぎてしまう。イスタンブルは間違いなく特別な街だ。長い歴史の中で西洋と東洋が交錯し、せめぎ合ってきた。地図を広げてみると、トルコが欧州、...ボスポラス海峡の夕陽に乾杯!【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(71)

  • 世界半導体市場統計が示した日本の衰退 【連載】頑張れ!ニッポン④

    【連載】頑張れ!ニッポン④世界半導体市場統計が示した日本の衰退釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)▲マイセンの街並み世界48の半導体メーカーが加入かなり以前から、半導体は時代の先行きを占う産業として注目されていた。そこで世界規模の統計の必要性が認識され、主要半導体企業から成るWSTS(世界半導体市場統計)という組織が設立される。設立以来35年の歴史を有し、今や現在世界48の半導体メーカーが加入しているのだ。加入メンバーは毎月の売り上げをWSTSに報告しなければならない。その集計データをもとに、世界の半導体出荷額が計算され、報道機関に公表されている。またデータはメモリ、マイコンなど細かい品種ごとに集計される。出荷先の4地域(米国、欧州、日本、アジア・パシフィック)ごとにも集計されるデータから、日本市場の...世界半導体市場統計が示した日本の衰退【連載】頑張れ!ニッポン④

  • ロンドンの昼食から想像した日本の末路 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(70)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(70)ロンドンの昼食から想像した日本の末路東京⇔ロンドン(英国)コロナ禍が去り、インバウンド市場が急伸している。最近都心に出かける機会が増えたのだが、銀座、浅草、東京スカイツリーのある押上、新橋の裏通り…あらゆるところに好奇心に満ちた眼差しの外国人が溢れている。が、ふと気になることがあった。コロナ禍前にはあれほど目についた中国人観光客の姿がめっきり減っているようなのだ。早速調べて見たら、やはり私の直感は正しかった。下の表は、日本政府観光局(JNTO)による2019年1月と2024年1月の訪日外国人数の比較表だ。▲2024年1月の訪日外国人数(対2019年比・日本政府観光局)それによると、中国は44.9%減っている。ロシアは、中国より更に落ち込みが激しく49.3%減だ。両国...ロンドンの昼食から想像した日本の末路【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(70)

  • ベルリンの壁崩壊で覗いた東欧の光と闇 【連載】頑張れ!ニッポン③

    【連載】頑張れ!ニッポン③ベルリンの壁崩壊で覗いた東欧の光と闇釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)▲ベルリンの壁の残骸と筆者視察団の一員として東欧5カ国へベルリンの壁が崩壊した後に訪ねた東欧で感じたことを話したい。電気メーカー業界がつくる団体に、日本電子機械工業会(EIAJ:ElectronicIndustriesAssociationofJapan)というのがあった。今は他の団体と合併して電子情報技術産業協会(JEITA:JapanElectronicsandInformationTechnologyIndustriesAssociation)と言う名前になっている。そのEIAJが1990年10月、東欧諸国(旧東ドイツ、ポーランド、チェコスロバキア、ハンガリー、ブルガリア)に半導体に関する調査団を派...ベルリンの壁崩壊で覗いた東欧の光と闇【連載】頑張れ!ニッポン③

  • ホールインワンが1人、2打3連打が2人も 「パークゴルフ楽しむ会」9月定例競技会

    ホールインワンが1人、2打3連打が2人も「パークゴルフ楽しむ会」9月定例競技会白井健康元気村の「パークゴルフ楽しむ会」(代表・岩崎邦子)の第25回競技会が9月20日、オスカーパークゴルフ場八千代コースで行われました。競技会報告/岩崎邦子今夏は猛暑が続いており、この日も予報によると、36℃度になるとのことで危惧をしたが、空に少し雲が出てきていたのは幸いでした。今回の競技会の参加者は11人。いつものように組み合わせは、くじ引きで。【1組】岩尾光昭、岡米夫、韮澤正、岩崎邦子【2組】岩崎利明、釜原紘一、笠井義久、小林公子【3組】根本保、篠原守宏、林勝猛暑を懸念してか、パークゴルフ場は空いており、3組がゆっくりと連なってスタートを切りました。どの組も、「わが組から優勝者・好プレーが出ますように」などと、張り切ってい...ホールインワンが1人、2打3連打が2人も「パークゴルフ楽しむ会」9月定例競技会

  • 「ブロッケンの妖怪」に会いたくて 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(69)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(69)「ブロッケンの妖怪」に会いたくてハルツ山地(ドイツ)世界中の鉄道オタクが憧れるドイツのハルツ狭軌鉄道の蒸気機関車に乗る機会に恵まれた。ハルツ狭軌鉄道は、標高234メートルのヴェルニゲローデ駅と標高1125メートルのブロッケン山の山頂まで約34キロを結んでいる。沿線に点在する古びた小さな駅やハルツの森の雄大な景色に目を奪われながらの2時間ほどの旅では、時空を飛び越え、異世界に迷い込んだような感覚に見舞われた。▲ヴェルニゲローデ駅の美しい駅舎▲ハルツ狭軌鉄道の蒸気機関車の前でハルツ山地は、旧東西ドイツの国境地帯に跨がっており、旧東独に属していたブロッケン山の山頂付近にはレーダーなどの軍事施設が設けられていたことから、長らく一般人の立ち入りが厳しく制限されてきた。そのため...「ブロッケンの妖怪」に会いたくて【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(69)

  • 山崎眞海将の証言 フォークランド紛争が海自の兵力装備を変えた!

    【山崎眞海将の証言】フォークランド紛争が海自の兵力装備を変えた!1982年に起きたフォークランド(マルビナス)紛争。本ブログ編集人は当時、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスとその周辺に1カ月近く滞在し、情報関係者を中心に取材しています。あれから42年―。時の経つのは、早いものです。本ブログでは、「【特別企画】42年前からのフォークランド紛争から学ぶ」を今年6月10日から8月6日にかけ5回に分けて連載しました。その特別企画を読まれた元海自自衛艦隊司令官の山崎眞海将からメールが送られてきました。メールには、こんなことが書かれていました。山崎海将はフォークランド紛争直前、防衛庁海上幕僚監部の防衛課に着任したばかり。同課で水上艦艇全般を担当し、昭和58年度予算で建造する護衛艦(「あさぎり型」)の要求性能を作成する...山崎眞海将の証言フォークランド紛争が海自の兵力装備を変えた!

  • 海外出張で見た欧州の余裕 【連載】頑張れ!ニッポン②

    【連載】頑張れ!ニッポン②海外出張で見た欧州の余裕釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)▲チューリッヒ郊外のバーデン初めての海外出張はスイスへ1970年代の後半、すなわち私が30代後半の頃である。同僚と二人で初めての海外出張をさせてもらった。半導体関係の人は20代からどんどん海外に行っていたので、私はかなり奥手だったのだろう。私が働いていた会社は、米国のウエスティング社の他にスイスのBBC社ともパワー半導体に関して技術交流をしていた。BBCといっても、あの英国の放送局のことではない。スイスに本社を置くブラウン・ボベリという重電関係の会社のことである(今はABBというスウェーデンの会社に吸収されている。出張先はというと、スイスのチューリッヒ郊外のバーデンにあるBBC社の工場だった。そんなわけで、チューリッ...海外出張で見た欧州の余裕【連載】頑張れ!ニッポン②

  • 世界一美味いビーフステーキを食べた! 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(68)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(68)世界一美味いビーフステーキを食べた!サン・ジミニャーノ(イタリア)「世界で一番美味いビーフステーキは?」そう訊かれたら、私は迷うことなくフィレンツェ名物のビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(BisteccaallaFiorentina)だと答える。フィレンツェ風のTボーンステーキと言ったほうが分かりやすいだろう。Tボーンとは、サーロインとフィレに挟まれ中央にT字型の骨がある部位である。勿論、私は世界中のビーフステーキを食べたことがある訳ではない。それでもステーキ大国と言われる米国、豪州、アルゼンチンなどのステーキがかすむほどビステッカ・アッラ・フィオレンティーナにはブッチギリで感動する。世界一と言っても差し支えないだろう。ビステッカ・アッラ・フォレンティーナと名...世界一美味いビーフステーキを食べた!【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(68)

  • なぜ日本企業は衰退したのか 【新連載】頑張れ!ニッポン①

    【新連載】頑張れ!ニッポン①なぜ日本企業は衰退したのか釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)新連載が始まった。かつて「技術大国」と呼ばれた日本が抱える技術上の問題、海外との比較においての緒問題などについて書くようにとの編集部からの要望だが、私では明らかに力不足だろう。とはいえ、体験した事を書いてそれが本題に触れるものであれば幸いである。なにしろ半導体しか知らない者が書くので、独断と偏見に満ちている内容になる事も考えられる。その点はご容赦願いたい。中国に利用された日本製鉄私は会社生活の60%を工場で過ごしたので、今でも工場見学の現場に立つと無性に血が騒ぐ。大学を卒業する1年前、修学旅行と言う感じで工場見学旅行があった。希望者20人程度がヤマハ(浜松)、東レ(大津市)、八幡製鉄(北九州市)、三菱重工(長崎)...なぜ日本企業は衰退したのか【新連載】頑張れ!ニッポン①

  • 認知症は予防できる!? 誰もが不安な認知症への対処法

    白井健康元気村【終活教室】9/9認知症は予防できる!?誰もが不安な認知症への対処法▲白井健康元気村の吉田司副村長が挨拶(撮影=村越芳子)白井健康元気村は9月9日、白井市保健福祉センター(ウエルぷらっと)の「団体活動室」で今年度初の終活教室を開催しました。「認知症とその予防」が今回のテーマです。講師は、「愛の家グループホーム」(MCSメディカル・ケア・サービス株式会社が運営)白井冨士ホーム長の堂柿智恵子さん。同ホームは全国に300カ所以上運営する認知症対応の介護施設で、入居者一人ひとりに寄り添った介護で知られています。当日は、数多くの認知症の人たちと身近に接してきた堂柿さんの貴重な体験とアドバイスを聞こうという人たちで埋め尽くされました。認知症の身内を抱えて悩む人が少なくないということを表しているのかもしれ...認知症は予防できる!?誰もが不安な認知症への対処法

  • 仕掛けられた情報戦に挑む! 戦争プロパガンダ研究会が発足

    仕掛けられた「情報戦」に挑む!戦争プロパガンダ研究会が発足▲アメリカで出版された『ジャパンズ・ホロコースト』えーっ、日本軍が3000万人も虐殺!?「日本軍がアジア・太平洋地域で3000万人も虐殺した」そんなトンデモナイ内容の本が今年3月、アメリカで出版された。その本は『日本のホロコースト:第二次世界大戦中の大日本帝国による大量殺戮と強姦の歴史』。タイトルを見ただけでわかるが、ひたすら日本を貶めようとするトンデモ本である。著者のブライアン・マーク・リッグは、米海兵隊の士官だったが、イェール大学で歴史学の学士号を取得し、英国のケンブリッジ大学大学院で博士号を取得した研究者だという。事実を捻じ曲げて「反日プロパガンダ」であることは確かだが、無視するわけにはいかないだろう。荒唐無稽な作り話が、あたかも真実であるか...仕掛けられた情報戦に挑む!戦争プロパガンダ研究会が発足

  • ようこそ、ジェントルメンズ・クラブヘ 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(67)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(67)ようこそ、ジェントルメンズ・クラブヘロンドン(英国)英国の由緒あるジェントルメンズ・クラブ(G.C.)は、18世紀半中頃から19世紀にかけて、ロンドンの中心部、シティ・オブ・ウェストミンスターのセント・ジェームズ地区にあるPallMall通りに集中して設立された。PallMallの日本語表記は、パル・マルと書かれることもあるが、英国式の発音はペル・メルである。もともとこの種のクラブは17世紀半ばにシティーを中心に乱立していたコーヒー・ハウスに集まる人たちのなかで、社会的階級、教養、思想、習慣などの共通項を持つ者たちが、共同出資して、居心地の良い自分たち専用の空間を作り始めたのが起源だ。クラブ内部には食堂やバー、談話室、喫煙室、図書室、ビリヤードルーム等に加え、宿泊施...ようこそ、ジェントルメンズ・クラブヘ【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(67)

  • 「肉肉しい」にも程がある 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(66)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(66)「肉肉しい」にも程があるミュンヘン、ベルリン、フランクフルト(ドイツ)私は、「新しもの好き」である。次々に生まれてくる新語についても敏感だ。しかし、私の口の端に乗るのは、その言葉が生まれてある程度時が過ぎ、淘汰され、生き残ったもののうち、自分の感性が許容するものに限られる。言葉については、保守的で意固地な自分に呆れてしまう。「肉肉しい」という新語・造語がある。この言葉には、和牛のとろけるような食感、或いはステーキ用の赤身肉のしっかりした歯ごたえ、風味、喉越し、溢れ出る肉汁…とにかく「肉」を喰う時のあらゆる食感や喜びを表す形容が凝縮されている。「新語」とは言ったが、この言葉は2010年代後半から使われ始めたらしい。ところで、「肉肉しい」という用法は文法的にアリなのかナ...「肉肉しい」にも程がある【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(66)

  • 半導体を知るための「おさらい」 【連載】半導体一筋60年⑮最終回

    【連載】半導体一筋60年⑮最終回半導体を知るための「おさらい」釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)半導体はどこに使われているか?これまで半導体について14回にわたり話をさせて頂きましたが、予定していた内容は一通り終わったと思いますので最後にまとめをさせて頂きます。半導体はどこにも使われており、我々が日常生活を送る上で半導体が入っていない機器を探すのは難しいほどです。ただ、直接目に触れないので分からないのだとお思います。さて自動車を例にとりましょう。私が三菱電機に入社した昭和39(1964)年でも自動車用ダイオードが造られていました。車はエンジンの回転により発電し、発電した交流を直流に変えそれをバッテリーに送って充電しています。この過程の交流を直流に変える時にダイオードが使われます。当時これ以外の半導体...半導体を知るための「おさらい」【連載】半導体一筋60年⑮最終回

  • 【訃報】黄文雄氏死す 日本に帰化した反骨の言論人

    【訃報】黄文雄氏死す日本に帰化した反骨の言論人▲黄文雄オフィシャルサイトより評論家の黄文雄氏が亡くなった。《日本と台湾を中心に精力的に出版活動を行い、日本の国会図書館では二百冊を超える著書が登録され、評論家として知られる台湾独立運動家・黄文雄氏が今年7月に亡くなっていたことが明らかになった。葬儀は家族で済ませたという。》(「台湾の声」)黄氏の経歴をざっと記そう。昭和13(1938)年、日本統治下の台湾で生まれた。1964年に来日して、早稲田大学第一商学部に学ぶ。同時に台湾独立建国聯盟日本本部の前身である台湾青年会に加入、1966年に『台生報』を発行する。早大から明治大学大学院に進み、西洋経済史を専攻して修士号を取得した。その後、台湾独立建国聯盟日本本部委員長を務め、在日台湾同郷会会長や世界台湾同郷会聯合会...【訃報】黄文雄氏死す日本に帰化した反骨の言論人

  • 月に一度のフィッシュ・アンド・チップス 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(65)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(65)月に一度のフィッシュ・アンド・チップスロンドン(英国)年に数回ビッグマックが食べたくなる。フライドポテトの脂でギトギトになった親指、人差し指、中指をピンと広げ、薬指と小指で大きな紙コップを引き寄せる。そして冷えたコーラをストローで喉に流し込み、ビッグマックにかぶりつく。「ウッマー!」思わず声が漏れそうになる。健康に悪そうなモノを喰らっているという背徳感のせいで余計に美味しく感じられるのだろう。英国で暮らしていると、ほぼ正確にひと月に一度の割合でフィッシュ・アンド・チップスが無性に喰いたくなる。しかし、毎回胸焼けに悩まされ、「ああ、喰わなきゃ良かった」と反省する。これは、二日酔いの朝に、「もう、一生酒は呑まない!」と決意するのと同じで、私の生活のルーティンであった。大...月に一度のフィッシュ・アンド・チップス【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(65)

  • 米韓のオコボレをもらう日本企業の情けなさ 【連載】半導体一筋60年⑭

    【連載】半導体一筋60年⑭米韓のオコボレをもらう日本企業の情けなさ釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)▲AIのイメージ図(トライエッティングのHPより)持続可能な投資が必要前回、ラピダスが多額の投資を継続するために、稼ぐ力を持つべきだと述べました。いつまでも補助金頼みを続けると、世間の風当たりが強くなります。とは言え、今はそのような事を心配するよりも、優先的に取り組むべき課題に向き合っていると思います。ラピダスは2nm(ナノメータ)の製品開発を目指しており、2027年には量産を開始する計画であると伝えられています。2nmは現時点では紛れもなく世界最先端の技術になるでしょう。但し、競争相手が2027年まで何もせずにじっとしていればの話ですが……。さて日本の半導体メーカの存在感が薄くなった要因の一つはでし...米韓のオコボレをもらう日本企業の情けなさ【連載】半導体一筋60年⑭

  • 米韓のオコボレをもらう日本企業の情けなさ 【連載】半導体一筋60年⑭

    【連載】半導体一筋60年⑭米韓のオコボレをもらう日本企業の情けなさ釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)持続可能な投資が必要前回、ラピダスが多額の投資を継続するために、稼ぐ力を持つべきだと述べました。いつまでも補助金頼みを続けると、世間の風当たりが強くなります。とは言え、今はそのような事を心配するよりも、優先的に取り組むべき課題に向き合っていると思います。ラピダスは2nm(ナノメータ)の製品開発を目指しており、2027年には量産を開始する計画であると伝えられています。2nmは現時点では紛れもなく世界最先端の技術になるでしょう。但し、競争相手が2027年まで何もせずにじっとしていればの話ですが……。さて日本の半導体メーカの存在感が薄くなった要因の一つはでしょうか。半導体市場のボリュームゾーンの一つであるD...米韓のオコボレをもらう日本企業の情けなさ【連載】半導体一筋60年⑭

  • 関東を襲った台風7号で順延も8人が元気に参加 「パークゴルフ楽しむ会」8月定例競技会

    関東を襲った台風7号で順延も8人が元気に参加「パークゴルフ楽しむ会」8月定例競技会白井健康元気村の「パークゴルフ楽しむ会」(代表・岩崎邦子)は8月18日、オスカーパークゴルフ場八千代コースで第24回競技会を行いました。▲前列左から根本保さん、岩崎利明さん、優勝した篠原守弘さん、岩崎邦子さん。後列左から小林公子さん、釜原紘一さん、韮澤正さん、岡米男さん競技会報告/岩崎邦子今回は関東地方に影響を及ぼすとされた台風の来襲のため、日程をずらして実施したので、やむなく欠席としたメンバーも少なくありません。。関東に接近した台風は、都内や千葉県内のあちこちで被害が出ていたようですが、私達の住んでいる白井市の周辺や・八千代のパークゴルフ場も、大過なく過ぎ去って行きました。ちなみに、今年の夏の高温は記録的とも言われています...関東を襲った台風7号で順延も8人が元気に参加「パークゴルフ楽しむ会」8月定例競技会

  • 早田ひな「特攻資料館に行きたい」発言の波紋 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(64)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(64)早田ひな「特攻資料館に行きたい」発言の波紋東京(日本)▲メダルを手に記者会見に応じる早田ひな選手8月15日正午、一人で黙祷した。そしてその数時間後、ダーツ仲間のK氏からメールが届いた。パリオリンピック卓球日本代表のメダリスト早田ひな選手の「特攻資料館に行ってみたい」発言についてだ。早田は帰国後の会見で、行きたい場所を聞かれると「行きたいところの一つは(福岡の)アンパンマンミュージアム。あとは鹿児島の特攻資料館(知覧特攻平和会館)に行きたい。生きていること、卓球ができているのは当たり前じゃないのを感じたい」と発言したという。普通、「アンパンマンミュージアムに行きたい」で話は終わり、練習や試合の時の厳しい顔とは別の可愛らしい横顔」と言ったコメントで記事が締め括られるのだ...早田ひな「特攻資料館に行きたい」発言の波紋【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(64)

  • ラピダス成功のカギを握る資金力 【連載】半導体一筋60年⑬

    【連載】半導体一筋60年⑬ラピダス成功のカギを握る資金力釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)▲国産のH3ロケットにも半導体が(JAXA)やっぱり半導体は分からない半導体についていろいろ述べてきましたが、いまだに「やっぱり半導体は分からない」という声が聞こえます。そう言われると、私のような技術屋は、つい細かい説明に走って話を益々難しくしてしまう傾向があるかも知れません。考えてみれば、半導体の製造工程とか構造などは一般の人は全く知る必要がないのかも。しかし、「テレビは分らない」と言う人はいないようです。それは何故なのかと考えてみますと、テレビは毎日のように見るものだし、自分でスイッチを入れ、チャンネル選んだりして、ちゃんと使いこなしているからだと思います。だけど、テレビの製造工程や構造などは知りません。ま...ラピダス成功のカギを握る資金力【連載】半導体一筋60年⑬

  • 最後の 日本兵となった 高砂義勇隊

    ■月刊『丸』(令和6年8月号)からの転載です。最後の日本兵となった高砂義勇隊アンソニー・トゥー(杜祖健)1974年、インドネシアで最後の日本兵である台湾高砂義勇隊の中村輝夫氏が発見されたが、後の彼の人生はけっして幸福なものではなかった!※1930年台北生まれ。台湾名は杜祖健。毒物、化学・生物兵器の世界的権威として知られ、日本のサリン事件では、警察当局にサリンの分析方法を指導する。著書に『生物兵器、テロとその対処法』『サリン事件の真実』など多数南洋から来た台湾原住民台湾原住民は日本時代「高砂族」と呼ばれ、中国時代は「高山族」と呼ばれていた。太平洋戦争中、高砂族は日本の義勇隊として活躍しした。一九四五年、日本は降伏して台湾は中華民国に接収された。高砂族は日本の軍属として活躍したが、台湾を接収した中華民国は日本...最後の日本兵となった高砂義勇隊

  • ロイ・ジェームスを憶えていますか? 日本に亡命したタタール人親子の物語

    ロイ・ジェームスを憶えていますか?日本に亡命したタタール人親子の物語山本徳造(本ブログ編集人)両親はロシア革命から逃れて日本へアイナン・サファは、中央アジア出身のカザン・タタール人である。タタール人といっても、モンゴル系ではない。ロシアのカザン地域に住むタタール人は回教徒で、トルコ系だ。1917年のロシア革命後、ボルシェビキによって、回教徒たちが激しい弾圧を受ける。各地で赤軍に抵抗する動きがあり、アイナンも赤軍と戦った。しかし、いかんせん無力である。厳しい弾圧に耐へ切れず、海外に脱出する回教徒が後を絶たなかった。満州に逃れたカザン・タタールの一部は、朝鮮を経由して日本にもやって来た。その数、約600人と言はれている。なぜ、日本を選んだのか。日露戦争でロシアを打ち負かした東洋の国に憧れてゐたからである。アイ...ロイ・ジェームスを憶えていますか?日本に亡命したタタール人親子の物語

  • 醜悪なパリ開会式を観てロンドンの格好良さを思い出す 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(63)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(63)美醜入り交じるパリ開会式を観てロンドンの格好良さを思い出すロンドン(英国)ロンドンのセント・パンクラス駅(StPancrasstation)からパリ往きの国際列車ユーロスターに乗ると、英仏海峡トンネルを通って約3時間でパリ北駅(Garedunord)に到着する。国際列車なので、英仏両国で飛行機を利用するときのようなパスポートコントロールと税関を通り抜ける必要があるが、新幹線で東京から大阪に行くような感覚に近い。セント・パンクラス駅は、1868年に開業した壮大なまるで宮殿のようなヴィクトリア朝ネオ・ゴシック湯式の建物であるのに対しパリ北駅舎もほぼ同時期の1865年に完成した壮麗な建築だ。同駅は、SNCF(フランス国鉄)最大の駅で年間利用者数も2億人を超え、欧州最多規模...醜悪なパリ開会式を観てロンドンの格好良さを思い出す【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(63)

  • ドッグイヤーの宿命 【連載】半導体一筋60年⑫

    【連載】半導体一筋60年⑫ドッグイヤーの宿命釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)▲グーグルのデータセンター(印西市)成長産業は競争が激しい約60年間も半導体業界に携わってツクヅク思うのは、「本当に変化の激しい業界だった、心の休まる暇が無かったなあ」という事です。余談になりますが、就職先を卒論指導してくれた先輩(修士院生)や指導教授に勧められるままに三菱電機に決めましたが、先輩から「あの会社に北伊丹製作所と言う工場があるが、あそこだけは行かない方がいいよ」と言われた事を今でも覚えています。何でも先輩は既に就職している同期から聞いたとの事でした。何故かと言うと「あんな所に行くと長生きできない」というもっぱらの噂だというではないですか。私は電気メーカーで働きたいとの希望は持っていたものの、特別何かをやりたい...ドッグイヤーの宿命【連載】半導体一筋60年⑫

  • アルゼンチンに接近する中国―その狙いは南極支配だ

    【特別企画】42年前のフォークランド紛争から学ぶ⑤完結編アルゼンチンに接近する中国―その狙いは南極支配だ山本徳造(本ブログ編集人)外れたキャプテン・クックの予言「南極?そこからは何も利益を受けないだろう」そう言い切ったのは、ジェームズ・クックである。そんな人物は知らないという人には、別の名前というか、通称を教えよう。その名は「キャプテン・クック」。日本人なら誰でも知っているに違いない。そう、大英帝国が誇る海洋探検家というと、キャプテン・クックしか思い浮かばないくらい有名な人物である。1728年生まれのクックは商船の船員だった。それから海軍の水兵となってから、人生が変わる。1756年から1763年までヨーロッパ全土を巻き込む「七年戦争」に従軍したとき、綿密な海図を作成した。これが評価され、小型軍艦の艦長とし...アルゼンチンに接近する中国―その狙いは南極支配だ

  • 良くも悪しくもフランスらしい五輪開会式 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(62)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(62)良くも悪しくもフランスらしい五輪開会式パリ(フランス)今回は、ロンドンオリンピックについて書くつもりだったが、佳境に入っているパリオリンピックを無視する訳にはいかないだろうと思い、録画しておいた開会式のヴィデオを見ることにした。卓越した美意識、斬新なアイデアに感心すると共に、穢らわしく、厭わしい演出に目を背けたくなったりもした。私の独断と偏見に基づきそれらについて思い起こしてみたい。冒頭のオステルリッツ橋の上に上がったフランス国旗のトリコロール、赤白青の煙にこれから始まるセレモニーへの期待が膨らんだ。その後、美しいパリの街を最大限に生かし、昼間から、かわたれ時、そして夜の闇へと移ろう光の微妙な効果さえ計算し尽くしたセレモニーのストーリー展開にも目を奪われた。夕闇が迫...良くも悪しくもフランスらしい五輪開会式【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(62)

  • 日本半導体の周辺産業 【連載】半導体一筋60年⑪

    【連載】半導体一筋60年⑪日本半導体の周辺産業釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)半導体業界の「川上」と「川下」これまで半導体についての説明は、主に半導体製品(半導体デバイス)そのものについてでしたが、今回は半導体の周辺産業について説明します。周辺産業によって日本の半導体産業が依然として世界に大きな存在感を持っていることが分かるでしょう。半導体(に限りませんが)の製造過程を川の流れに例えて、川上産業とか川下産業と呼ぶことがあります。材料を投入してそれを加工し、完成させ機器に組み込み最終製品として世に送り出すという流れが考えられますが、材料の部分が「川上産業」であり、機器(テレビ、パソコンなど)を作る部分を「川下産業」と呼ぶ訳です。以下は川上産業についてのお話です。半導体材料には何があるのか①化合物半導...日本半導体の周辺産業【連載】半導体一筋60年⑪

  • パリ五輪、総合馬術団体で日本が銅メダル 「バロン西」以来92年ぶりの快挙だった

    パリ五輪、総合馬術団体で日本が銅メダル「バロン西」以来92年ぶりの快挙だったパリオリンピックの馬術は7月29日、ベルサイユ宮殿で総合馬術団体の障害飛越が行われ、日本が銅メダルを獲得しました。ちなみに金は英国、銀はフランス。馬術競技の日本勢の五輪メダルは、1932年のロサンゼルス大会で障害飛越の「バロン西」こと、西竹一が金メダルを獲得して以来92年ぶりのことでした。ところで、なぜ「バロン」なのか。西が男爵だったからです。陸軍騎兵中尉だった西はロス五輪で愛馬ウラヌス号と人馬一体となって19の障害を飛び越え、見事金メダルを獲得しました。その西も大東亜戦争最大の激戦地となった硫黄島で戦死しています。クリント・イーストウッドが監督した『硫黄島からの手紙』にもバロン西が登場しているので、ご存じの方も少なくないでしょう...パリ五輪、総合馬術団体で日本が銅メダル「バロン西」以来92年ぶりの快挙だった

  • セリーヌ・ディオンの『愛の讃歌』に感動 パリ五輪の開会式が素晴らしかった!

    セリーヌ・ディオンの『愛の讃歌』に感動パリ五輪の開会式が素晴らしかった!平田新子(SINCS代表、白井健康元気村村民)雨の降りしきる中、なんかまとまらない大変そうな感じもしなくもなかったけど、歴史や建物を巡りパリ観光をしたような贅沢な開会式でした。セーヌ川を馬で走り抜ける騎士ジャンヌ・ダルク(?)が届けたオリンピック旗。オペラ座のファントムかノートルダムのカジモドか?聖火を届けた謎の怪人から聖火をジダンが出てきてナダルに渡した時、聖火が不思議な熱気球に灯されました。▲エッフェル塔に五輪の輪が輝くそして圧巻は、難病に苦しむセリーヌ・ディオンがエッフェル塔のオリンピック五輪ライトの所で、『愛の讃歌』を素晴らしい歌唱力で歌った場面では涙が止まらないくらい感動。「パリ五輪は、愛の五輪」というコンセプトを見事に具現...セリーヌ・ディオンの『愛の讃歌』に感動パリ五輪の開会式が素晴らしかった!

  • 続・なんと私に詐欺電話が! 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(61)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(61)続・なんと私に詐欺電話が!白井市(千葉県)先週の記事を読んだ友人、知人、その他の沢山の方々から電話、LINE、メールで反応があった。思わぬ反響の大きさに驚くとともに、詐欺電話が社会問題化している事実をつくづく思い知ったものである。「怖いね。自分だけは大丈夫、詐欺なんかに絶対引っ掛からないなどと侮らず、普段から詐欺電話を見抜き、対応できる心構えをしておかないとね」そんな感想が殆どだった。が、悪友たちの一部には――「雄介も大したことないな。こんな単純な作り話にまんまと騙されかけるなんて!」と思いやりのかけらもない辛辣な言葉を浴びせる、根性の悪い輩もいた。確かに、後になって考えると、自分のアホさ加減がつくづく情けない。しかし、いきなり「警視庁捜査一課特殊犯罪捜査課」「秘密...続・なんと私に詐欺電話が!【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(61)

  • 失敗に終わったASPLA 【連載】半導体一筋60年⑩

    【連載】半導体一筋60年⑩失敗に終わったASPLA釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)▲半導体は人工衛星にも(三菱電機より)日本の半導体メーカーの今前号までで半導体に関することのほぼ全てを日本の栄枯盛衰も含めて報告しました。当初予定していた内容は終わったと考えますが、言葉足らずや飛躍もあったかも知れませんので、その補足を今後していきたいと思います。現在、日本の半導体業界にはルネサス(日立+三菱+NEC)、キオクシア(東芝からスピンアウト)、ソニーセミコンダクターソリユウションズの3つが存在感のある大手として残っています。他にパワー半導体で三菱電機、富士電機、ロームなどが存在感を示しているようです。ところで、1980年代の日本にはもっと多くの半導体メーカが存在していました。それらは次のように分類されるで...失敗に終わったASPLA【連載】半導体一筋60年⑩

  • バイデン、撤退を表明! ハリス副大統領を後継候補に指名

    バイデン、撤退を表明!ハリス副大統領を後継候補に指名▲撤退を表明したバイデン大統領▲後継に指名されたハリス副大統領アメリカのバイデン大統領は7月21日、大統領選から撤退する意思をSNSで表明!後継にはカマラ・ハリス副大統領を指名、11月の大統領選はトランプ対ハリスの対決になりました。父親はジャマイカ出身の黒人を父に、インド出身の移民二世を母親に持つハリス。この決定はすでに遅かりし感がありますが、共和党のバンス副大統領候補がインド系なので、インドが焦点になりそうです。いずれにしても、トランプの優位は変わりないでしょう。バイデン、撤退を表明!ハリス副大統領を後継候補に指名

  • 参加者11人でホールインワンが2人も 「パークゴルフ楽しむ会」7月定例競技会

    参加者11人でホールインワンが2人も「パークゴルフ楽しむ会」7月定例競技会白井健康元気村の「パークゴルフ楽しむ会」(代表・岩崎邦子)は7月19日、オスカーパークゴルフ場八千代コースで第23回競技会を行いました。▲前列左から岩崎邦子さん、林勝さん、桜田浩子さん、優勝した釜原紘一さん、根本保さん、韮澤正さん。後列左から小林公子さん、篠原守弘さん、岩崎利明さん、岩尾光昭さん、岡米男さん競技会報告/岩崎邦子梅雨明け前からセミの鳴き声がするような暑い日が続いていました。今年の梅雨はシトシトと降るより、各地で線状降水帯の注意報が出るような、雨の異常な降り方をしたところが、多く見られたようです。幸い私たちが住んでいる地域では、それほどの降り方もなかったのですが、パークゴルフ楽しむ会のプレーを楽しんでいる先週の金曜日・振...参加者11人でホールインワンが2人も「パークゴルフ楽しむ会」7月定例競技会

  • なんと私に詐欺電話が! 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(60)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(60)なんと私に詐欺電話が!白井市(千葉県)暑い日々が続き退屈な毎日にちょっとした波風が立った。電話による詐欺事件に危うく巻き込まれそうになったのである。様々な詐欺電話の事例を見聞きしているので、「自分は絶対だまされない!」と強い自信を持っていた。あー、それなのに、それなのに、巧妙な筋書きでこちらの不安感を煽ってくる手口に、しばらくは詐欺電話だとは気づかずに真面目に応対してしまったのだ。「巧妙な」と書きはしたが、落ち着いて考えれば、突っ込みどころ満載の荒唐無稽な筋書きである。幸い、途中で気づいたので被害は免れたのだが、短時間とは言え、騙されていた自分が情けなく、腹立たしかった。が、最後は相手を散々おちょくって、こき下ろしてやったので少しは溜飲を下げることができた。電話を切...なんと私に詐欺電話が!【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(60)

  • 日はまた昇るのか 【連載】半導体一筋60年⑨

    【連載】半導体一筋60年⑨日はまた昇るのか釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)半導体を制する者が世界を制す半導体が戦略的に極めて重要な産業であるとの認識は先進国では共通であると思います。先端技術を巡る米中の対立が激化し、台湾有事が現実味を帯びる中、さすがの日本政府も半導体強化に動き出しました。話は令和3(2021)年5月にさかのぼりますが、自民党が「半導体戦略推進議員連盟」なるものを創設し、「21世紀は半導体を制する者が世界を制す」(自民党の甘利明議員)との認識を示しました。同議員連盟は、次世代技術を有する製造拠点を国内に作ることが最重要課題であり、それを政府に働きかけるという。唐突感はありましたが、私は我が意を得たりと思いました。同じ頃、EIAJ(日本電子機械工業会)の後継団体であるJEITA(日本...日はまた昇るのか【連載】半導体一筋60年⑨

  • トランプ暗殺未遂事件と絵画「自由の女神」の不思議な一致 一瞬の動きで命拾いした前大統領

    トランプ暗殺未遂事件と絵画「自由の女神」の不思議な一致一瞬の動きで命拾いした前大統領トランプ前大統領の暗殺未遂事件で、ある絵画が注目を浴びています。『民衆を導く自由の女神』が注目を浴びています。19世紀のフランス人画家、ウジェーヌ・ドラクロワが1830年7月27日から29日の3日間にフランスで起きた「7月革命」を描いた『民衆を導く自由の女神』です。経済的な圧迫や自由がされた民衆は不満を爆発させ、パリ市庁舎やテュイルリー宮殿、ルーブル宮殿などの主要施設を襲撃しました。この7月革命でフランスは立憲君主制に移行します。ドラクロワ自身は革命に参加しなかったものの、強烈な印象を受けたのでしょう、自由の女神が右手で三色旗を掲げ、左手には銃を持って、武装した民衆の先頭に立って鼓舞する絵画を描きました。当初、この作品は「...トランプ暗殺未遂事件と絵画「自由の女神」の不思議な一致一瞬の動きで命拾いした前大統領

  • 日本勢が生き残るには… 【連載】半導体一筋60年⑧

    【連載】半導体一筋60年⑧日本勢が生き残るには…釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)落ち目の日本半導体前号で述べた凋落の経緯をまとめました。話を分かりやすくするため、あらすじだけですが、次のようになります。●危機に直面⇒超LSI技術研究組合設立1970年代の技術的・事業規模的に圧倒的に優位な米国半導体企業からの攻勢を前に、危機感を募らせた日本は「超LSI技術研究組合」を設立、米国に対抗した。●DRAM量産に成功、米企業を駆逐⇒日米半導体摩擦が勃発1980年代にかけてDRAM量産技術を確立して米市場へ進出。米企業との競争に勝利し、市場から米企業を駆逐した。米国は日本企業をダンピングで提訴、日米半導体摩擦が勃発。●日米半導体協定が成立、日本企業の競争力低下。バブル崩壊が追い打ちをかけ韓国勢が台頭1990年...日本勢が生き残るには…【連載】半導体一筋60年⑧

  • 遅れてきたグルカ兵 【特別企画】42年前のフォークランド紛争から学ぶ④

    【特別企画】42年前のフォークランド紛争から学ぶ④遅れてきたグルカ兵山本徳造(本ブログ編集人)フォークランド紛争で遅れてきた部隊がいた。勇猛果敢で知られるネパール出身のグルカ兵たちである。彼らは、なぜアルゼンチン軍兵士たちか恐れられたのか。紛争後のグルカ兵の動向にも肉薄する。▲勇猛果敢なグルカ兵アルゼンチン側の戦死者はもっと多かったフォークランド紛争での犠牲者数も正確ではなさそうだ。公にされている数字を見ると、島民3人、アルゼンチン軍649人、英軍255人の犠牲(死者)を生んだ。しかし、これはあくまでも表向きの数字である。アルゼンチン人の犠牲者の中に「行方不明」が含まれていないからだ。ちなみに、アルゼンチン軍の死者の多くは、巡洋艦ジェネラル・ベルグラーノの乗組員だ。同巡洋艦は1982年5月2日に沈没し、3...遅れてきたグルカ兵【特別企画】42年前のフォークランド紛争から学ぶ④

  • 迷走する日本半導体 【連載】半導体一筋60年⑦

    【連載】半導体一筋60年⑦迷走する日本半導体釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)DRAMのつまづきで日本の凋落が始まった前号で述べたように、日本は微細化競争について行けず、先端ICの開発から降りる形になりました。が、それは長期凋落の過程の中でかなり後の事になります。1990年代半ばから日本の半導体は長期凋落へと向かいました。そのキーワードは「DRAM」です。▲DRAMの外観(ロジテックINAソリューションズ(株)より)「DRAMで世界最大の半導体王国となった日本は、DRAMにつまづいて凋落が始まった」と言えるでしょう。DRAMはパソコンの主記憶装置に使われますが、コンピュータの性能向上につれ年々大容量化しました。世代交代するたびに記憶容量は4倍になっていきます。▲DRAMの世代交代〈(株)スクリーンよ...迷走する日本半導体【連載】半導体一筋60年⑦

  • 自然との調和を大切に 対症療法ではない漢方治療

    白井健康元気村【健康教室】6/30自然との調和を大切に対症療法ではない漢方治療▲講師の横尾洋さん白井健康元気村は6月30日、白井保健福祉センター(ウエルぷらっと)の団体活動室で今年度最初の健康教室を開催しました。講師は松戸市で「よこお薬局」を経営する薬剤師の横尾洋さん。東邦大学出身の横尾さんが講師を務めるのは、今回で5回目です。演題は「自然との調和を大切に――対症療法ではない漢方治療の考え方」。横尾さんは講演の冒頭、不自然な生活を送る現代社会の病理を指摘しました。暑いときには、キンキンに冷えたビールを飲む。砂糖よりも甘い合成甘味料を使ったアイスクリームを食べる。そして農薬で育てた野菜を食べたり、化学調味料で味付けした料理を何の疑問も抱かずに口に入れる……。そして、横尾さんは「1960年代は唐揚げなどフライ...自然との調和を大切に対症療法ではない漢方治療

  • 大雨で翌日に順延も7人が元気に参加 「パークゴルフ楽しむ会」6月定例競技会

    大雨で翌日に順延も7人が元気に参加「パークゴルフ楽しむ会」6月定例競技会白井健康元気村の「パークゴルフ楽しむ会」(代表・岩崎邦子)は6月29日、前回と同じオスカーパークゴルフ場八千代コースで第22回競技会を行いました。レポーターは同会代表の岩崎邦子さんです。▲前列左から岩崎利明さん、優勝した釜原紘一さん、桜田浩子さん、岩崎邦子さん。後列左から岩尾光昭さん、根本保さん、岡米男さん後競技会報告/岩崎邦子本当は第3金曜日の28日に行う予定でしたが、悪天候のために翌日の開催となったもの。突然の日にち変更で都合が悪くなった方があり、参加者が7人と少なったことが残念でした。でも、前日の大雨にも関わらず、芝の状態が悪くなかったのが幸いでした。前日の大雨が嘘のように、この日は好天に恵まれました。組み合わせはジャンケン。2...大雨で翌日に順延も7人が元気に参加「パークゴルフ楽しむ会」6月定例競技会

  • 快適な対人距離とは… 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(59)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(59)快適な対人距離とは…世界前回「韓国人との付き合いは、心理的にも身体的にも驚くほど距離が近い」と書いた。次の原稿の題材を考えていたら、「ラテンワルツ」という言葉が浮かんできた。例えば、英国人とイタリア人が歩きながら話をすると、いつの間にかワルツを踊っているようにくるくる回り出すという現象だ。パーソナルスペース(PS)が広い英国人と狭いイタリア人がお互いに快適な身体的距離を保とうとして無意識に動いてしまう結果らしい。言い得て妙だ。「ラテンワルツ」という言葉は、学生時代に読んだ開高健か伊丹十三のエッセイに書かれていたように思うのだが、定かではない。「パーソナルスペース」とは、他人に侵入されると不快に感じる空間を意味する。スイス人の動物心理学者、H.ヘディガーの研究をヒント...快適な対人距離とは…【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(59)

  • 次世代露光装置の競争が始まった! 【連載】半導体一筋60年⑥

    【連載】半導体一筋60年⑥次世代露光装置の競争が始まった!釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)▲熊本に建設中のTSMCの工場(西日本新聞より)水平分業で台湾TSMCが大躍進1990年代になるとファブレス半導体とファンドリー半導体が生まれました。半導体設計を担う「ファブレス」とそこが設計した半導体の製造(ウエハ工程)を受託して製造する「ファウンドリ」に分かれる水平分業の時代の始まりです。ここで注目を要するのは、受託するのがウエハ工程である事です。というのも、実は組立工程については協力工場に委託する事が一般的だからです。品種によって違いますが、1枚のウエハから数百のチップが取れるので、組み立て工程では大量の品物を扱う事になります。自動化ではカバーできない作業も多くあり、協力工場に委託することも。もちろん半...次世代露光装置の競争が始まった!【連載】半導体一筋60年⑥

  • 空母インヴィンシブルはどこへ消えたのか 【特別企画】42年前のフォークランド紛争から学ぶ③

    【特別企画】42年前のフォークランド紛争から学ぶ③空母インヴィンシブルはどこへ消えたのか『週刊ポスト』で筆者が英国海軍の空母インヴィンシブルが炎上する写真を捏造だとした。同じ小学館が出していた写真雑誌『写樂』も、筆者の取材をきっかけに、駐日英国・アルゼンチン両大使館などに取材した記事を掲載する。今回は『写樂』の記事を筆頭に、「インヴィンシブルはその後、どこへ消えたのか?」「英海軍駆逐艦シェフィールドは核兵器を搭載したまま海底に沈んだ」といった疑惑に迫った。そして、インヴィンシブルから離着陸したヘリの副操縦士として活躍し、「フォークランドの英雄」となったアンドルー王子の身から出た錆ともいうべき醜聞にも触れたい。(本ブログ編集人・山本徳造)▲写真雑誌『写楽』も取り上げた写真雑誌もインヴィンシブル炎上の疑惑を検...空母インヴィンシブルはどこへ消えたのか【特別企画】42年前のフォークランド紛争から学ぶ③

  • 白井市の情報はスマホで登録しよう! 『広報しろい』は月2回から1回に

    白井市の情報はスマホで登録しよう!『広報しろい』は月2回から1回に白井健康元気村の有力メンバーで白井市議会議員でもある平田新子さんからのお知らせです。9月から『広報しろい』の発行が月2回から月1回になるため、白井市では情報の伝達をデジタル化で一段と活発にする必要に迫られていました。そこで白井市では、「市公式LINE」「市eモニター」「白井市議会」などがスマホを用いてQRコードで読み取って利用してもらうことにしたのです。これで各種情報を入手しやすくなったのは言うまでもありません。●市公式LINE(タイムリーな情報を気軽に入手)●市eモニター(市民の声をアンケート形式で収集し、市政に生かす)●白井市議会(市議会でのやりとりをリアルに見聞きすることで、市政の今と将来を知る)集団検診の予約もLINEで集団検診の予...白井市の情報はスマホで登録しよう!『広報しろい』は月2回から1回に

  • やたら距離が近い「韓国式付き合い」 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(58)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(58)やたら距離が近い「韓国式付き合い」ソウル、密陽(韓国)ソウルのホテルの一室。早朝、目が覚めた。目覚めたというより突如意識が戻ってきたような感覚である。ベッドではなく、木の床の上だった。身につけているのはパンツと靴下だけというなんとも情けない格好だ。歯ブラシを咥えたままで、歯磨きのペーストがカペカペに乾ききって口の周りが引きつっている。歯を磨こうとしたところで、力尽き意識を失ったらしい。鏡に映る自分の顔、姿がなんとも惨めで、そして滑稽だ。東京行きフライトの搭乗時刻まで、5時間ほどある。顔を洗い、口をゆすぎ、そして靴下を脱いでベッドに潜り込んだ。頭痛はするし、固い床の上に寝ていたので体中が痛い。徐々に記憶が蘇ってきた。昨夜は、お客様、ビジネスパートナー、東京からの出張者...やたら距離が近い「韓国式付き合い」【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(58)

  • 微細化競争に負けた日本 【連載】半導体一筋60年⑤

    【連載】半導体一筋60年⑤微細化競争に負けた日本釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)潮目が変わって日本は長期凋落へ!1990年頃をピークに日本半導体のシェアは低下していき、今日に至るまで復活することなく落ち続けています。では何故こうなったのでしょうか。この原因として、いろいろな議論があります。例えば―-①日米半導体協定の影響(韓国、台湾の台頭に有利に働いた)。②ビジネスモデル(ファブレスとファンドリー、水平分業化)の変化に対応できなかった。③半導体消費市場がAV関係から情報機器(パソコン、携帯電話等)へ変わったが、日本企業はその動きに取り残されているガラパゴスの携帯電話は世界では売れない!④経営の問題(スピードが遅い、投資せず内部留保を増やすのみで成長できない)。ここではビジネスモデルの変化について説...微細化競争に負けた日本【連載】半導体一筋60年⑤

  • 小澤征爾の父親は民族派学生運動の支援者だった! 小澤開作の満洲人脈と日本学生同盟との関係

    今年2月6日、世界的名指揮者の小澤征爾が死去しました。彼の父親は満洲国と深いつながりがある小澤開作です。近現代史研究家の田中秀雄さんは、小澤開作夫人や他の兄弟とも面識があり、『石原莞爾と小澤開作―民族協和を求めて』(芙蓉書房出版)の著作もあります。そこで本ブログでも「父親の小澤開作は満洲建国の功労者だった!世界的指揮者の小澤征爾逝去に想う」という題の一文を4月20日に寄稿してもらいました。ところで、70年安保闘争を前にして大学紛争の嵐が全国の大学に吹き荒れたとき、学園正常化を目指して起ち上がった組織があったことをご存じでしょうか。日本学生同盟(日学同)です。つい最近、その機関紙「日本学生新聞」の創刊号を田中さんが入手し、小澤開作が日学同を応援していたことを改めて確認しました。小澤開作・征爾親子の名刺広告が...小澤征爾の父親は民族派学生運動の支援者だった!小澤開作の満洲人脈と日本学生同盟との関係

  • 明かされた心理情報戦の実態 【特別企画】42年前のフォークランド紛争から学ぶ②

    【特別企画】42年前のフォークランド紛争から学ぶ②明かされた心理情報戦の実態アルゼンチン軍は1982年4月2日、英国が実効支配しているフォークランド(アルゼンチンは「マルビナス」と呼ぶ)諸島に上陸したことで、この紛争が始まった。英国のサッチャー首相は英サッチャー政権は島々を奪還するため軽空母を中心とする艦隊を紛争地に向かわせる。空爆やミサイルが飛び交う超近代戦に、世界中のマスメディアが注目したのは言うまでもない。英国機動部隊がフォークランド諸島に上陸した5月21日、筆者もブエノスアイレスでの取材を開始した。派手な火力戦の裏で行われていた心理情報戦の取材が中心である。そして、勝敗はあっけなく決着した。6月14日、アルゼンチンのガルチェリ大統領が敗北を認めたのである。この夜、カサロサダ(ピンク色の大統領官邸)...明かされた心理情報戦の実態【特別企画】42年前のフォークランド紛争から学ぶ②

  • 楽しく話して 楽しく歌って② 【村民の声⑬】

    【村民の声⑬】楽しく話して楽しく歌って②岩崎邦子私がパークゴルフをするようになったきっかけなどは、以前に「村民の声」にも書いている。まだ、元気村に入村する前のことであるのだが、パークゴルフの会を立ち上げた人は、Iさんという方で、「是非に」と、入会させてもらった。その会で楽しく過ごして、私達夫婦は、体調も良くなり、元気になれた。だが、ある時プレー上で、迷惑と困惑が起きて、その会は退会をしてしまった。この経緯は、私の過去のエッセイに細かく書いている。話は戻るが、Iさんご夫婦は、かつて「歌声喫茶」に通っておられたのではないだろうか。「楽譜なんか分からないけどね」そう言いながら、Iさんはアコーディオンを器用に弾き、リクエストをすれば、ほぼどんな曲でも伴奏をしてくれる人だった。パークゴルフの会の総会などの後には、ア...楽しく話して楽しく歌って②【村民の声⑬】

  • イムジン河の水清く 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(57)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(57)イムジン河の水清く坡州(韓国)板門店のある軍事境界線(38度線)を隔てて北朝鮮と接する最前線の地、坡州(パジュ)を訪れたのは、2009年2月10日のことだった。坡州は、現在人口50万の大都市で、市域に非武装地帯(DMZ)がある唯一の市である。▲臨津江平和ヌリ公園の案内図の前で韓国の協力会社、代理店、ソウル駐在員らと共に市の北部臨津江(イムジン河)を臨む一帯は、臨津江平和ヌリ公園として整備され、多くの観光客や朝鮮戦争で離ればなれになった北に住む家族に思いを馳せる人々で賑わっている。私たちは、公園内を言葉少なに散策し、イムジン河に架かる臨津江鉄橋に辿り着いた。そこには、河に沿って張り巡らされた鉄条網に様々なメッセージが記された無数の紙片、リボン、太極旗などが貼り付けられ...イムジン河の水清く【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(57)

  • 「失われた30年」への序章 【連載】半導体一筋60年④

    【連載】半導体一筋60年④「失われた30年」への序章釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)「第一次半導体協定」は米国の宣戦布告だった私は昭和60(1985)年10月、半導体工場から本社半導体マーケティング部門に異動となったのですが、それは日米半導体摩擦が続いている時期でした。その4カ月前の同年6月、米国半導体工業会(SIA)は「米国市場において日本がDRAMをダンピングして売っている」と米通商代表部(USTR)に提訴しました。1970年代後半から80年代にかけて、日本の半導体、特にDRAM(DynamicRandomAccessMemory)は米国市場において売り上げを急速に伸ばします。DRAMとは、半導体素子を利用した記憶装置の一つ。主にパソコンのメインメモリ(主記憶装置)として用いられています。この...「失われた30年」への序章【連載】半導体一筋60年④

  • 日系人も元自衛隊員も戦った 【特別企画】42年前のフォークランド紛争から学ぶ①

    【特別企画】42年前のフォークランド紛争から学ぶ①日系人も元自衛隊員も戦った今から42年前の1982年、フォークランド諸島を実効支配するイギリスと領有権を主張するアルゼンチンが武力衝突した。いわゆるフォークランド(アルゼンチン側は「マルビナス」と呼ぶ)紛争である。結局、この紛争にイギリスが勝利し、フォークランド諸島は英国系住民のもとに戻った。紛争直前まで支持率低下に悩んでいたサッチャー首相は一躍「救国の英雄」に。敗北したアルゼンチンのガルチエリ大統領は政権の座から引きずり降ろされ、しばらくしてアルゼンチンは軍政から民政に移行する。私は当時、週刊誌の特派記者として紛争終結までの約1カ月間、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスに滞在した。マルビナス諸島での取材は禁止されていたので、もっぱらブエノスアイレスと隣国...日系人も元自衛隊員も戦った【特別企画】42年前のフォークランド紛争から学ぶ①

  • 楽しく話して 楽しく歌って① 【村民の声⑫】

    【村民の声⑫】楽しく話して楽しく歌って①岩崎邦子小・中学時代の初めての同窓会の案内が来たのは、私が40歳になった1980年の夏のことである。まずは、9年間という子供時代を共にした仲間たちと会えるのだ、という懐かしさが先立った。会場は故郷のО市の中心から少し離れたホテル。ロビーで出会った友たちは、すぐに、誰ちゃん、何君と分かる人が大半で、手を取り合って懐かしんだ。小学校時代には、何かが気に入らないと、すぐに拳を振ることで怖い存在だったU君が私の顔を見て、「あ、あんた誰?」すると近くにいた誰もが、「クンちゃんが、分からへんの?〇〇(学校の名前)のもぐりだよ~」と、笑いたてている。当時は接点がなかったとはいえ、U君とは「お互いに元気で良かったネ」と、握手を交わした。こんな有様からの同窓会は、懐かしさと元気であっ...楽しく話して楽しく歌って①【村民の声⑫】

  • 天国に一番近い島? 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(56)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(56)天国に一番近い島?ニューカレドニア▲放火により燃えさかるヌメア市街▲フランス領ニューカレドニアで大規模な暴動が発生した。5月13日のことである。テレビ画面には、暴徒によって放火された街や路上に放置され燻っている自動車などの映像が流れ、アナウンサーが淡々と暴動の背景を説明する。そんな信じがたい光景を目にして、台北駐在時代の1992年頃に家族旅行で訪れた彼の地の光景が脳裏に浮かんだ。しかし、それは意外なことに、美しいビーチや珊瑚礁、荘厳な夕焼けなどではなかった。▲ニッケル鉱山▲内陸部に広がる赤茶けた大地ヌメアのトントゥータ空港からホテルに向かうバスの車窓から見る海は、ニッケル精錬所から出る廃液に汚染されたのか、赤茶けた色に濁っていた。寂れた街道沿いには、小規模なニッケル...天国に一番近い島?【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(56)

  • かつて世界を席巻した日本の半導体企業 【連載】半導体一筋60年③

    【連載】半導体一筋60年③かつて世界を席巻した日本の半導体企業▲筆者が入社後に配属された三菱電機北伊丹製作所ウエスティングハウス社と技術提携パワーデバイスの技術者として体験したことを踏まえ、且つ半導体マーケティングを担当した者の視点から歴史を振り返りたいと思います。私が三菱電機に入社した昭和39(1964)年当時、米国ウエスティングハウス社(以下=ウ社)と技術提携を結んでおり、パワーデバイスの開発はウ社からの技術導入により行われました。入社後に北伊丹製作所(半導体工場)に配属され、最初に任されたのが、ウ社の技術仕様書を日本語に翻訳する事でした。部品の寸法はインチをメートルに換算するので、23.1センチなどと端数のついたまま使っていました。先輩技術者達がウ社半導体工場を視察した調査結果を報告書にしたり、説明...かつて世界を席巻した日本の半導体企業【連載】半導体一筋60年③

  • 続・ジョークでビジネスを円滑に 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(55)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(55)続・ジョークでビジネスを円滑に英国、イタリア小学校時代、毎週土曜日は授業が終わると一目散に家に帰っていた。私だけではなく、私が育った大阪の子供たちの多くがそうだった。当時大人気だった「吉本新喜劇」を見るためである。「そんなことばっかりしてたら、ヨシモトに売るで!」嘘かホントか、子供たちが親の言いつけを聞かなかったり、悪さをしたりすると、母親達は子供を脅していた。吉本新喜劇を見なくなって久しいが、今でもお笑いは好きだ。しかし、好きなのは、落語や講談、ヤスキヨのような昔の漫才で、最近のおどけた仕草やつまらないギャグばかりの漫才には興味が無いどころか、見ていると不愉快にさえなる。テレビでナントカ漫才選手権のような番組を見ていると、会場を埋めている殆ど女性ばかりの観客達や審...続・ジョークでビジネスを円滑に【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(55)

  • それはトランジスタから始まった 【連載】半導体一筋60年②

    【連載】半導体一筋60年②それはトランジスタから始まった▲トランジスタ幕開けはトランジスタからでは、半導体はどのように発展してきたのでしょうか。その前にトランジスタの発明に触れておきましょう。1947年に米国のベル研究所でトランジスタが開発されました。これが半導体の歴史が始まった瞬間です。それまでは電子機器に真空管が使われていました。しかし、トランジスタへの置き換わりが進むことで、機器が小型化します。また信頼度も向上し、さらに小さい電力で動くようになりました。ちなみに初期の電子計算機が登場したのは1946年頃です。ひと部屋を占領する程の大きさがあり、2万本もの真空管が使われ、なんと重さが30トンもありました。真空管がよく切れたので、計算機がしばしば停止したと言われています。▲部屋を占拠していた電子計算機し...それはトランジスタから始まった【連載】半導体一筋60年②

  • ジョークでビジネスを円滑に 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(54)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(54)ジョークでビジネスを円滑に呉(日本)、カンヌ(フランス)今回は国と文化によって違う冗談と小咄について書いてみたい。英語では「ジョーク」、ロシア語では「アネクドート」、スペイン語では「チステ」、イタリア語では「バルゼレッタ」、中国語では「笑話(シャオホワ)」と言う。日本には昔から数多くの素晴らしい笑い話があるのだが、日常会話の中ではオヤジギャグのような駄洒落や言葉遊びは飛び交うものの、ストーリー性のある笑い話を披露し合う習慣がないのは何故だろう?まずは私の体験談を披露したい。1977年のことだ。呉の工場で建造中だった浮体式パルププラントと発電プラントの品質検査のため来日した米国とブラジルの検査官のアテンド(同行してお世話すること)する機会があった。このプラント工事は「...ジョークでビジネスを円滑に【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(54)

  • 半導体のイロハから 【新連載】半導体一筋60年①

    【新連載】半導体一筋60年①半導体のイロハから釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)最近たびたびテレビや雑誌などで取り上げられているのが半導体です。人々の関心が高まっているのでしょうか。私はサラリーマン生活の全てを半導体産業の中で過ごしてきました。今も多少は関わっています。だから、半導体に関して何か質問されたら答えなければならないと感じていました。ただ、80歳を超えた年寄りなので、極めて雑然とした話になりそうです。そんなわけで、よもやま話と思って読み流してください。(釜原紘一)▲自宅の家電には半導体が多く使われているどこに半導体が使われているの?私たちの身の回りには多くの家電があります。テレビ、ラジオ、携帯電話、スマホ、パソコン、DVD(プレーヤー、レコーダー)などの電子機器には多くの半導体が使われてい...半導体のイロハから【新連載】半導体一筋60年①

  • 豪華な女性芸能人が4人も来た!? 「パークゴルフ楽しむ会」5月定例競技会

    豪華な女性芸能人が4人も来た!?「パークゴルフ楽しむ会」5月定例競技会白井健康元気村の「パークゴルフ楽しむ会」(代表・岩崎邦子)は5月17日、前回と同じオスカーパークゴルフ場八千代コースで第21回競技会を行いました。レポーターは同会代表の岩崎邦子さんです。▲前列左から岩崎利明さん、桜田浩子さん、優勝した根本保さん、小林公子さん、岩崎邦子さん、篠原久子さん。後列左から韮澤正さん、篠原守宏さん、釜原紘一さん、岡米男さん競技会報告/岩崎邦子この日は、爽やかな陽光、眩しく光る木々の緑に囲まれたのが、最高であった。男性6名、女性は久しぶり参加の篠原久子さんを含めて4名の総勢10名である。ちなみに、女性陣には年を重ねた芸能人の異名もあるが、桜田淳子、小林幸子、万田久子、岩崎宏美といった錚々たるメンバーだ。さて、さて、...豪華な女性芸能人が4人も来た!?「パークゴルフ楽しむ会」5月定例競技会

  • 「大きな文字で読める」本が出た! その中に本ブログ編集人の本も

    「大きな文字で読める」本が出た!その中に本ブログ編集人の著書も本ブログ編集人(山本徳造)は7年前の3月、小学館ジュニア文庫から「ルイ・ブライユ暗闇に光を灯した十五歳の点字発明者」を出版しました。15歳で点字を発明した天才の生涯をジュニア向けに書いた本です。「ルイ・ブライユ暗闇に光を灯した十五歳の点字発明者」定価748円(税込み)▲2017年に小学館ジュニア文庫から出版された本ブログ編集人の本ルイは5歳のときに全盲となりました。そして、当時としては珍しく盲学校で教育を受け、在学中に点字を発明したのです。その後も点字の改良を続けて、世界中の目の見えない人々に希望の光を与えました。しかし、ルイ・ブライユの発明は当初から周囲に受け入れられたものではなく、正式に彼の点字が認められたのは、彼が亡くなった後のことでした...「大きな文字で読める」本が出た!その中に本ブログ編集人の本も

  • モン族を追い続けたフォト・ジャーナリスト 竹内正右さんが和英併記のデジタル本で世界に問う!

    モン族を追い続けたフォト・ジャーナリスト竹内正右さんが和英併記のデジタル本で世界に問う!本ブログ編集人(山本徳造)が畏敬するフォト・ジャーナリストの竹内正右さんが5月1日、Amazonが提供する電子書籍サービスのKindleからデジタル本を出版しました。日本語と英語を併記した『ラオス秘密戦争:インドシナ戦争の源を追った唯一のフォト・ジャーナリストの記録(TheSecretWarinLaos)』(22世紀アート)です。サブタイトルは「インドシナ戦争の源を追った唯一のフォト・ジャーナリストの記録(THEORIGINSOFINDOCHINAWARFOLLOWEDANDDOCUMENTED[1973-2004]WHOWASONLYONEPHOTOJOURNALIST)」。まずは「まえがき」を読んでもらいましょう。...モン族を追い続けたフォト・ジャーナリスト竹内正右さんが和英併記のデジタル本で世界に問う!

  • パークゴルフ中に盛り上がった話題 【村民の声⑪】

    【村民の声⑪】パークゴルフ中に盛り上がった話題岩崎邦子白井健康元気村に入会した当初、私がパークゴルフのプレーを楽しむようになった経緯や、おかげで「元気になった」ことなどを、このブログの「村民の声」に書いたことがあった。それ以来、もう、ずいぶん年月が経ってしまったが、自分が元気に健康に過ごせている今も、「パークゴルフは、プレーを楽しむこと」が、一番大事なことだと思っている。白井健康元気村の行事として、毎週金曜日に定例会と競技会(第3金曜日)が行われている。天候というものは、なかなか思うようにはいかない。春でもやたら暑い日や、雨に祟られる日や、寒くてストーブが恋しい日もある。先日の5月10日(金)は定例会だった。この日のオスカーパークゴルフ場八千代コースは、眩しい陽光と清々しい空気、柔らかい緑の葉も眩しい日と...パークゴルフ中に盛り上がった話題【村民の声⑪】

  • ラオスのモン族を追ったフォトジャーナリスト 竹内正右さんが英語併記のデジタル本で世界に訴える

    モン族を追い続けたフォトジャーナリスト竹内正右さんが英語併記のデジタル本で世界に訴える【竹内正右さんの略歴】フォト・ジャーナリスト。1945年、旧満州国吉林生まれ。早稲田大学では山岳部に所属。1970年に卒業後、ラオス、ベトナム、カンボジアの激動するインドシナを取材する。とくにラオスでは1973年から82年まで撮り続けた西側のフォト・ジャーナリストとして有名。1975年にビエンチャンが陥落するが、その歴史的瞬間に立ち会う。ベトナム軍のカンボジア侵攻を取材中の1979年、ポルポト軍に捕まる。その後、スリランカ暴動、フィリピンのアキノ暗殺とマルコス政権の崩壊、ビルマ・クーデター、天安門事件、チベットなどを取材。1989年からCIAに協力したラオスの少数民族、モン族を追ってアメリカへ。著書は『ラオスは戦場だった...ラオスのモン族を追ったフォトジャーナリスト竹内正右さんが英語併記のデジタル本で世界に訴える

  • パナマの隣国は「富める海岸」 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(53)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(53)パナマの隣国は「富める海岸」モイン、プエルト・デ・リモン(コスタリカ)今回の主題は、コスタリカなのだが、隣国のパナマの地図を眺めていると、運河について書かずにはいられなくなった。世界には、2つの超重要な運河がある。スエズ運河とパナマ運河だ。両運河は現在、それぞれ深刻な問題を抱えている。まずスエズ運河だ。地中海と紅海を繋ぐスエズ運河は、ペルシャ湾岸の産油国から欧州に運ばれる原油・天然ガス輸送の要だ。また、ロシア産のエネルギー資源をアジアに運ぶルートとしても重要である。世界の海上貿易の約10%を占める重要ルートだが、以前からソマリア沖とアデン湾での海賊行為に悩まされてきた。それに加え、紅海とその周辺でイエメンの反政府勢力、フーシ派によるタンカー攻撃が後を絶たない。イスラ...パナマの隣国は「富める海岸」【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(53)

  • アンソニー・トゥ回顧録⑧最終回 脳裏に刻まれた空襲の光景 ふたたび終戦前後の台湾について

    2024-04-19「TheNewsLens」アンソニー・トゥ回顧録⑧最終回脳裏に刻まれた空襲の光景ふたたび終戦前後の台湾について杜祖健(AnthonyT.Tu)筆者紹介台湾出身の米国の化学者。コロラド州立大学名誉教授。1930年、台北市生まれ。日本統治下の台湾で初の医学博士となった杜聡明氏の三男。台湾大理学部卒後、渡米。ノートルダム大、スタンフォード大、エール大で化学・生化学を研修。ヘビ毒研究を中心に毒性学および生物兵器・化学兵器の世界的権威として知られ、松本サリン事件解明のきっかけを作った。「毒サリン、VX、生物兵器」(角川新書)など著書多数。【注目ポイント】日清戦争(1894~95)の結果、下関条約によって台湾は1945年まで約半世紀の間、日本の統治下に置かれた。戦前から戦後にかけて台湾医学の先駆者...アンソニー・トゥ回顧録⑧最終回脳裏に刻まれた空襲の光景ふたたび終戦前後の台湾について

  • 混浴で楽しむ欧州サウナ 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(52)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(52)混浴で楽しむ欧州サウナヘルシンキ(フィンランド)、ウイーン(オーストリア)前回はロシア版サウナのバーニャで繰り広げられる怪しい政治的駆け引きや、性的接触とは少しニュアンスの異なるロシア独特のスキンシップについて書いた。ちょっと寄り道ではなくて、ちょっと脱線するが、スキンシップとは堂々たる和製英語である。英和辞典で'skinship'を調べても見つからない。Skinshipに近い英語はというと、Physicalintimacy(身体的親密さ)だが、これだと何のことだかピンとこないだろう。ただ「スキンシップ」は、なかなか優れた造語かもしれない。さて日本では、近年サウナを愛する人のことを「サウナー」と呼んだりする。ちなもに、これも和製英語だ。私はサウナ好きではあるものの、...混浴で楽しむ欧州サウナ【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(52)

  • サンマリノ神社宮司に聞く 欧州唯一の神社に奉職した神宮司善基さん

    サンマリノ神社宮司に聞く欧州唯一の神社に奉職した神宮司善基さん▲サンマリノ神社に奉職した神宮司宮司(右から2人目)らが神輿とともにサンマリノ市庁舎前の石畳の道を練り歩く(PressWakerより)ヨーロッパの石畳を神輿が練り歩く「ワッショイ!ワッショイ!」そんな掛け声とともに神輿(みこし)が石畳を練り歩きます。日本ならどこにでもある光景ですが、見物人は外国人ばかり。それもその筈、ここは日本ではありません。どこかと言えば、ヨーロッパの小国、サンマリノ共和国でした。なぜヨーロッパの街中で神輿なのでしょうか。昨年6月24、25の両日、日本サンマリノ友好協会が主催した「サンマリノまつり2023」で、日本の祭りそのままに神輿が街中を練り歩いたというわけです。ちなみに、この神輿は東京・目黒の町会が寄贈したもの。寄贈先...サンマリノ神社宮司に聞く欧州唯一の神社に奉職した神宮司善基さん

  • サウナと酒、そしてスターリンのキス 「かくも怪しきロシアン・サウナ」が大反響

    サウナと酒、そしてスターリンのキス「かくも怪しきロシアン・サウナ」が大反響本ブログ連載中の「藤原雄介のちょっと寄り道」が好評を博しています。とくに4月20日掲載の「かくも怪しきロシアン・サウナ」(51)は、フィンランドとロシアのサウナを著者の体験記で、興味を持って読まれいるようです。本ブログ編集人(山本徳造)もサウナ大好き人間で、タイ、エチオピア、ブラジル、香港、スウェーデンなど各国でサウナを体験してきました。ストックホルムで貞操の危機に直面しました。リオデジャネイロではコパカバーナ沿いのサウナでビキニの女性たちと混浴して心身ともにのぼせたことも。飢餓の取材で訪れたエチオピアの首都アジスアベバのサウナでは、いかにも裕福そうな太っちょ男性と遭遇、「ダイエットにはサウナが一番だよ」とのたまわれたことを思い出し...サウナと酒、そしてスターリンのキス「かくも怪しきロシアン・サウナ」が大反響

  • かくも怪しきロシアン・サウナ 【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(51)

    【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(51)かくも怪しきロシアン・サウナヘルシンキ(フィンランド)、モスクワ(ロシア)1973年、まだ春浅いヘルシンキ。古惚けた建物の半地下にあるヘルシンキ最古の公衆サウナ「コティハルユサウナ」に行ったのだが、残念ながら内部の情景など鮮明は覚えていない。おぼろげな記憶を辿ると――湯気の充満した洗い場に差し込む太陽光がきれいな放射線を描いていた。石造りのひな壇が5段ほど設えられた、ほの明るいサウナ。その中では、常連客とおぼしき地元の人たちが、穏やかな様子で、白樺の枝葉を束ねた作ったヴィヒタ(英語ではウィスク)でお互いの身体をさすったり、叩いたりする音がリズミカルに響いていた情景が浮かぶ。他に覚えていることといったら、洗い場の石の床がヌルヌルしていて、部屋の隅っこにはコケが生えてい...かくも怪しきロシアン・サウナ【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(51)

  • 女性4名参加で華やかに 「パークゴルフ楽しむ会」4月定例競技会

    女性4名参加で華やかに「パークゴルフ楽しむ会」4月定例競技会白井健康元気村の「パークゴルフ楽しむ会」(代表・岩崎邦子)は4月19日、オスカーパークゴルフ場八千代コースで第20回競技会を行いました。前回、岩崎邦子さんが競技会の様子を報告しましたが、好評だったので、今回も引き続きレポートしてもらいましょう。▲前列左から桜田浩子さん、岩崎邦子さん、優勝した根本保さん、篠原久子さん、小林公子さん。後列左から韮澤正さん、篠原守宏さん、岩尾昭光さん競技会報告/岩崎邦子令和6年度最初となる競技会としては、通算20回目となりますが、大げさに言えば参加者にちょっとした異変が!競技会常連の釜原紘一さん、岡米男さん、岩崎利明さんの3名が他用があって欠席したのです。その代わりに、今回の参加者8名のうち、女性参加者が4名となって華...女性4名参加で華やかに「パークゴルフ楽しむ会」4月定例競技会

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、白井健康元気村さんをフォローしませんか?

ハンドル名
白井健康元気村さん
ブログタイトル
白井健康元気村
フォロー
白井健康元気村

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用