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2016/07/18

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  • 風光明媚なフェラーリはほかにない

    - picturesque beauty - CENTAURIA FERRARI PORTOFINOITALY / BANGRADESH伊 CENTAURIA、第12弾のフェラーリ・ポルトフィーノ。カリフォルニアの後継たる2+2のカブリオレで、そのプラットフォームはローマにも流用されている。同志諸兄ご存知のとおりカリフォルニア/カリフォルニアTは、京商やホットウイール、マイスト&ブラーゴからモデル化されている。だけどもポルトフィーノはCENTAURIAにしかない。ポルトフィーノとは...

  • イタリアのトリブート

    - Tributo - CENTAURIA FERRARI F8 TRIBUTOITALY / BANGRADESH全 60モデルにおよぶCENTAURIAの1/64フェラーリ・シリーズ。本日現在、イタリアではすでに第34弾まで発売されており、当方の手元には30車種が届いている。ん~、いったいどれから紹介したらよいのか悩む、悩む。…… …… ……1/64フェラーリのコレクティブルと言えば、京商SVCの組み立てキット。車種をコンプして、部屋の中にずらりと飾っているコレクター諸兄も多かろ...

  • 縮んだのか、見据えたのか

    - shrink - WELLY LAMBORGHINI COUNTACH LPI 800-4MADE IN CHINAウ ェリーによる新生カウンタック。こうも各ブランドからリリースされているところを見ると、どうやらカウンタックの名を持つかぎり、おのずとその時代のスーパーカー/ハイパーカーのシンボルに祭り上げられる運命らしい。さて、ウェリー。1/64が3インチミニカーの標準となった時代にあっても、あいかわらず1/60を標榜していることで知られる。ebayでもAliEXpre...

  • ウェリーもがんばる

    - dressing up - WELLY LOTUS EMIRAMADE IN CHINAロ ータスの現在の主力車種、エミーラ。全車電動化を見据えているロータスにおける最後のガソリンエンジン車と言われている。エミーラは、2022年にホットウィールからHW Exoticsの一台としてリリースされており、今のところ小スケールミニカーではHWとウェリーにしかない(筈)。ちなみに、一番のロータス好きと思われるトミカには、ロータスの現行車(エミーラ、エヴァイヤ、エ...

  • ブロードウェイのフォルクスワーゲン

    - VW in Nakano - CITYCA VW BEETLEMADE IN CHINA先 月、中野ブロードウェイのレンタルショーケースで発見したモデル。ご覧のとおりグレーなつくりで、ディープなVWマニアやトミカマニア諸氏のほうがくわしいかと思う。妙に東南アジア某国のネットショップで売られていて、ひょっとしたら、かの国に黒幕がいるのかもしれない(調査中)。最初ヤフオクで見かけて、あまりの値段にスルーするしかなかった。そんな矢先、ブロードウ...

  • そっちじゃない

    - enthusiasm - TOMICA NISSAN GT-R (Dr.YELLOW)JAPAN / VIETNAMタ カラトミーやJRの関連会社が企画にかかわっている新幹線変形ロボ「シンカリオン」をあしらったミニカー。黄色のシンカリオンのモチーフは、言うまでもなくドクターイエロー。諸兄ご存知のとおり、乗客を運ぶ営業車両ではなく、走りながら線路や架線の状態を点検する専用車両だ。ひょっとしたらニッポンの男の子の間では、「ドクターイエロー」って、「トミカ」...

  • 70年代、ポップなマジョレット

    - topping - MAJORETTE VOLVO 240GLGERMANY / THAILAND角 目のボルボ240エステート by マジョレット。これも60周年記念モデルの一台で、マジョレットは76年から83年にかけて丸目のエステート、ボルボ245DL(=240シリーズの5ドア)をリリースしていた。紺色の文字にピンクの丸を組み合わせた旧ロゴ。長年マジョレットを集めているコレクターならピンと来るだろう。そして、アイスクリームのカラースプレーを連想させる●●のドッ...

  • 仏蘭西のマジョレット来たる

    - masterpiece - MAJORETTE CITROEN H TRUCKGERMANY / THAILANDか つて、フランスの街並みの1パーツだったシトロエンHトラック。二十世紀の半ばに、かの国で一時代を築いた商用車というだけでない。実用的にしてポップ。視覚的にフランスの「粋」を伝えるクルマ。すっかり忘れられているかもしれないけども、本来のマジョレットは「アジアのデトロイト」や「ニッポンの食玩」のためのブランドではない。もちろんグローバリズ...

  • マジョレットから基準外のフェアレディ来たる

    - exceed - MAJORETTE NISSAN ZGERMANY / THAILANDマ ジョレットによる現行フェアレディZ。左ハンドルで、モデル名の表記は「NISSAN Z」となっている。ということもあってか、カバヤのJAPANESE CAR EDITIONにはいまのところこのキャストはラインアップされていない。唯一、限定の「Tune Up's Cars」に入っていて、発売時にはちょっとした争奪戦になっていたような。マジョレット版フェアレディではドアが開閉。そう、トミカを...

  • フェラーリ軍団来たる

    - Ferrari! Ferrari! Ferrari! - CENTAURIA FERRARI GT 1:64 LIMITED COLLECTION ITALY / BANGRADESH欧 州から届いた1/64フェラーリ by CENTAURIA。あまりの数の多さに一瞬絶句したものの、考えてみれば隔週刊。あっという間にこのくらいになるわけだよね。だいたい半年分かな。お互いにDoushiと呼びあう友人が隔週で国境を越えて、イタリアのキオスクまで買いに行ってくれている。GREAT THANX!…… …… ……各キャストの紹介は近...

  • 変遷するハツカネズミ

    - repro - DINKY(DEAGOSTINI) SIMCA 5ITALY? / CHINAイ タリアのデアゴスティーニが販売していたというふれこみのシムカ5。実車は、シムカ社がトッポリーノ(ハツカネズミ)こと初代フィアット500をそのままフランスで製産した小型車。「シムカ」とは創業者名でもなければ、地名に由来するものでもない。「自動車車両車体工業会社」を意味するフランス語の略で、フィアットをフランス国内で組み立てるところからスタートした...

  • イタリアのハツカネズミ

    - movie car - WELLY FIAT TOPOLINO 500MADE IN CHINAも ういっちょ、我らがウェリーによるイタリアの旧車。トッポリーノ(ハツカネズミ)と親しみを込めて呼ばれた初代のフィアット500で、30年代から50年代にかけてつくられた。そう、初代はトッポリーノ。我が国ではルパン三世の愛車として知名度が高いチンクェチェント(500)は2代目で、イタリアではNUOVA 500とも呼ばれている。NUOVA=NEWね。ただし、トッポリーノも劇中...

  • 蒼の時代

    - synchronized sense - WELLY ALFA ROMEO GIULIETTAMADE IN CHINA我 らがウェリーの新作は50年代デビューの旧車、アルファロメオ・ジュリエッタ。同志曰く、最近欧州で出回り始めたばかりのキャストだそうな。ご覧のとおり、灰がかったペイルブルー。漢字にすると「蒼」か。ナショナルカラーであるイタリアン・レッドでも、一連のスパイダーを想起させるホワイトでもない。当方がイメージするイタリアの古い大衆車らしい色あい...

  • 唯一のBMW

    - candidate - ALMOST REAL BMW 328MADE IN CHINA戦 前のBMWを代表する名車、328。個人的には、いわゆるクラシックカーとして一連のブガッティやベントレー、アルファロメオよりも好きな一台だ。当方の趣味だけでなく、20世紀のカー・オブ・ザ・センチュリーを決める国際賞では、専門家が選んだ25台の最終候補の中に入っている。ちなみにBMW車で唯一のノミネートだったりする。子どもの時分に、キドニーグリルをつけたクルマで...

  • 嚆矢、100%

    - pioneer - HOT WHEELS BUGATTI TYPE 57CUSA / CHINA「走 る宝石」と呼ばれた戦前のブガッティを、ELITE64でディープなホットウィール・ファン向けにリリースしたマテル。ついにブガッティをコレクティブルで、と言いたくなるところだけど、青くないブガッティなら、すでに100%ホットホイールでリリースされていた。2003年の「Classic Bodies 2-Car Set」。1939年のブガッティ・タイプ57Cと、1932年の巨大なデュセンバーグSJ...

  • その昔、最も美しいレーシングカーと呼ばれ

    - constant companion - HOT WHEELS BUGATTI TYPE 59USA / CHINA第 二次世界大戦前のブガッティ・レーサー。ELITE64から登場。実車は、「ブガッティがつくった最も美しいレーシングカー」と評され、馬蹄形のグリルにブルーのカラーリングは、まさに我々がイメージする戦前のブガッティだ。濃いフレンチブルーではなく、どこか色あせた青いボディ。マテルのチョンボではなく、こうした個体は実在する。(おそらくの元ネタ → コチ...

  • その昔、英国初のスーパーカーと呼ばれ

    - overjoyed - MATCHBOX ASTON MARTIN V8 VANTAGEUSA / THAILANDフ ェラーリのV12マシンとタメをはる性能を誇る初代ヴァンテージ。DBシリーズを引き継ぐ伝統的な意匠を身にまといながらも、70年代らしくリファインされ、「英国初のスーパーカー」と評された。ところが、実車が販売されていたリアルタイムでは初代ヴァンテージの小スケールミニカーは一台もなし。英国車の地位が堕ちに堕ち、アストンマーチンも不振でオーナーが...

  • メタなマッチボックス

    - meta - MATCHBOX VOLKSWAGEN VANMADE IN ENGLANDウ インドーや内装のパーツもまだない、50年代のレギュラー・ホイール物。これまでにマッチボックスがあまたモデル化しているVWバンの最初のキャストで、この34番は57年~61年にかけてリリースされた。青いボディカラーに「MATCHBOX~」とペイントされたモデルしかなく、その筋ではホイールによって取引相場が大きく変わる模様。さて、注目すべきは、「MATCHBOX INTERNATIONAL ...

  • そこじゃないってば、マッチボックス

    - Indulgence - MATCHBOX TOYOTA CELICA GT LBUSA / THAILANDマ ッチボックスの初代セリカ・リフトバック。マジョレットで言えばデラックスの、MATCHBOX COLLECTORSらしく、ギミックとしてボンネットが開閉し、彩色されたエンジンを見ることができる。小スケールミニカーのセリカLBでエンジンが再現されているのは初めて。と言いたいところだけど、シグマ500のセリカLBターボにエンジンがついている。まあ、マッチボックス版は...

  • 90年代のハイパーなコレクティブル

    - collectible model in 90s - MICRO CHAMPS McLAREN F1GERMANY / CHINA意 外にも今まで取り上げていなかったマイクロチャンプス版のマクラーレンF1。マイクロチャンプスは1994年に登場した1/64ブランドで、手の込んだ精緻なモデルを中国で製産してコストを下げるという当時としては画期的な仕組みで1/43のミニチャンプスを成功させた独ポールズアート社による。DTMマシン、F1マシン、インディカー、ミハエル・シューマッハの歴...

  • 分界点

    - dihedral - HOT WHEELS McLAREN F1USA / CHINAこ れまでにないギミックに挑み続ける米マテルのRED LINE CLUB限定モデル。マテルは、90年代を代表するハイパーカーのマクラーレンF1では、斜め上に向かって開く「ディヘドラル・ドア」を再現した。ディヘドラル(dihedral)とは「二面」の意。機械工学の世界では「上反角」。「ディヘドラル・ドア」はマクラーレン・カーズ社が使っている呼び名で、バタフライ・ドアと同義。メル...

  • 我らがトミカとフォーミュラと

    - topics of F - TOMICA PREMIUM RACING RED BULL RACING RB16BJAPAN / VIETNAM我 らがトミカ、久々の実在するオープンホイールマシン。2014年のフォーミュラ・ルノー3.5以来のキャストだと思う。F1マシンにかぎると2004年の特注モデル、パナソニックカラーのトヨタF1までさかのぼるかな。今回はプレミアム・レーシング版。ご覧のとおり、大きなお友達向けモデルとしてつくり込まれている。元ネタは、マックス・フェルスタッペ...

  • とあるブームの申し子

    - certain symbol of the 90s - TOMICA LIMITED VINTAGE NEO CHEVROLET ASTRO LT AWDJAPAN / CHINA我 らがトミーテックによる初代シボレー・アストロ。同志諸兄ご存知のとおりTLVのスタートは2004年。なんと20年目にして初のアメ車が、マッスルカーでもフルサイズカーでもなく、ミニバンとは。今や、国産スポーツカーの黄金期と呼ばれる90年代。各国産メーカーから続々とスポーツカーや高級セダンのニューモデルが送り出され、...

  • 【No.55】 機が熟す

    - establishing - DEAGOSTINI SUBARU LEGACY TOURING WAGONJAPAN / BANGLADESH言 うまでもなく、ニッポンの市場にステーションワゴン・ブームをもたらした立役者。スタイリッシュさを打ち出したワゴンと言えば、三代目レオーネのツーリングワゴン、アコード・エアロデッキといった先駆者こそあれ、いずれもヒットしたとは言い難い。ミドルレンジ以上のパーソナルカーに、3ボックスセダンやクーペ以外の選択肢をもたらしたのが...

  • 【No.54】 伝説/名車の資格とは?

    - qualification - DEAGOSTINI NISMO 400RJAPAN / BANGLADESH「隔 週刊日本の名車コレクション」初のチューニングカー。諸兄ご存知のとおり、実車はR33GT-Rを日産グループのNISMOがカスタマイズしたモデルで、名車コレクションでとりあげられているクルマの中で最も製産台数が少ない。限定製産のうえ、予定台数よりも注文がなかったということで、かえって希少価値が高まり、伝説化している。伝説のクルマとも言える400Rを名車...

  • パンテーラふたたび

    - black & wedge - HOT WHEELS DE TOMASO PANTERAUSA / THAILAND米 マテルにして二つ目のデ・トマソ・パンテーラ。先にモデル化されたGT4(GRUPPO4)、トミカやプレイアートのGTSと異なり、スポイラーがなく、ボディにふくらみがないスタイルにはどことなく違和感がある。だけどもこれは、『ワイルド・スピード MEGA MAX』(Fast Five)の劇中車そのまま。映画では初期の72年型が使われており、パンテーラの基本的デザインが70...

  • カブキモノ

    - Kabuki - MORTAL MITSUOKA OROCHI LBWKMADE IN CHINA唯 一無二のファッションスーパーカーとして名高い光岡オロチ。揶揄ではない。同志諸兄ご存知のとおり、ファッションスーパーカーは光岡自動車自ら命名したもの。ファッションというフレーズは伊達ではなく、実際にそのつくりと言えば、街行く人の目を引く独創的なスタイルとラグジュアリーな快適さにいさぎよく全振りされている。「ファッション」とはなにか? その答え...

  • ロッポンギの帝王

    - koenig - TARMAC WORKS MERCEDES-BENZ SL560 KOENIG SPECIALSMADE IN CHINAニ ッポンでモータリゼーションがわき起こった60年代、「六本木の帝王」と呼ばれた男がいた。男の名は二コラ・ザペッティ。戦後の闇を渡り歩いたイタリア系アメリカ人で、表稼業として、六本木で日本初のピザレストラン「ニコラス」を始めた。このあたり、ロバート・ホワイティングの「東京アンダーグラウンド」を読むとよろし。さて、六本木というと...

  • もう一つの顔

    - another mask - XCARTOYS / POP RACE NISSAN STAGEA R34MADE IN CHINA金 型はPOP RACE、販売はXCARTOYS(拓意)というコラボによる日産ステージア。リアルタイムでは我らがトミカがノーマルの初代ステージアをモデル化していた。これに対しPOP RACEが手掛けたのは、R34スカイラインのフロントマスクをはめたカスタム・バージョンだ。POP RACEのサイトを見ると、様々なカラバリが出ている。実車が存在しそうにないものもチラ...

  • ため息出る

    - sigh of admiration - GFCC FERRARI 250SWB CALIFORNIA SPYDERUSA / CHINAヴ ィンテージのロールスロイスやメルセデスをモデル化しているGFCCが手掛けたオールド・フェラーリ。実車は1960年の登場だから、高名な250GTOやベルリネッタ・ルッソよりもさらに古い。時代が時代だけにリアルタイムの小スケールミニカーはなく、今世紀になって、ダイドーコーヒーのノベルティとそれを継ぐ京商サンクス、そしてホットウィールからRet...

  • トミカはもうプレゼンツしない…?

    - unnoticed - BBURAGO FERRARI 296GTBITALY / CHINA伊 ブラーゴ1/64フェラーリの新作、296GTB。実車はディノ246以来のV6フェラーリ。ただし296GTBはディノのようなライトウェイトスポーツとはかけ離れている。プラグインハイブリッド+ターボチャージャーで830PSという、当代のライバルたちに負けない重武装マシンだ。さて、ここ数年、ブラーゴのフェラーリと言えば「トミカプレゼンツ」。だけども、このモデルはタカラトミー...

  • 頂点の頂点

    - GT4 - TOMICA GR SUPRA GT4 EVOJAPAN / VIETNAM我 らがトミカ、今月の新車は、スープラのGT4EVO。実車は、アマチュアレーサーも視野に入れたGT4仕様のモータースポーツ専用車両で、公道は走ることができない。こと市販車ベースの走行性能だけ見れば、自動車製産台数世界一の座をキープするトヨタ・モーターコーポレーションの頂点と考えてよろしいか?しかしまあ、製産台数でトヨタのライバルたるフォルクスワーゲン・グルー...

  • ランボルギーニのスクランブルエッグとは?

    - scrambled eggs - TIMICA LAMBORGHINI REVUELTOJAPAN / VIETNAM遅 ればせながら、トミカ先月の新車、ランボルギーニ・レヴエルト。実車はランボ初の量産のプラグインハイブリット車で、アヴェンタドールの後継に位置付けられる。(同じくプラグインハイブリットのシアンFKP37や2代目カウンタックは限定製産車。)【Revuelto】はランボの伝統的なネーミングにしたがっている。80年代にバルセロナのアリーナで暴れた闘牛の名だ...

  • マッチボックスの感慨深きポルシェ

    - vintage - MATCHBOX PORSCHE 356USA / THAILANDも ういっちょムービングパーツの新作、クラシカルなポルシェ356。動くのはリアのエンジンフードで、ささやかに思えるギミックながら、エンジンパーツが垣間見える。親愛なる同志諸兄ご存知のとおり、マッチボックスがポルシェ356をモデル化するのはこれが初めて。英レズニー時代にはポルシェは3つのキャストしかなく(910、911ターボ、928)、356スピードスターが西海岸文化と...

  • 飛ぶクルマ

    - flying car - MATCHBOX FORD ANGLIA USA / THAILANDマ ッチボックス、ムービングパーツの新作、フォード・アングリア。元ネタは、英フォードのアングリア105Eデラックス。「ハリー・ポッター」シリーズに登場した空飛ぶクルマだ。パケのカードも通常品のムービングパーツのそれではなく、ハリポ仕様となっている。番外編って感じ?【画像:Matchbox Cars Wikiより引用】ボディに散りばめられたペイントは泥だそうな。ハリポで...

  • マテルが一番つくりたかったもの

    - DFV - HOT WHEELS LOTUS 49USA / MALAYSIA天 翔けるスコットランド人、ジム・クラークのロータス49。F1の出場車がまだナショナルカラーに彩られていた時代のマシンで、初登場は1967年の第3戦オランダGP。ポールポジション、ファステストラップ、優勝と、圧巻のデビューだったそうな。チャンピオンは逃すものの、その年ジム・クラーク駆るロータス49は4勝を挙げた。タミヤのビッグスケール、1/12シリーズにもなっているので...

  • サイバーづくし

    - cyber, cyber, cyber - HOT WHEELS id TESLA CYBER TRUCKUSA / MALAYSIAよ うやく手に入れた、ホットウィールid版サイバートラック。サイバートラックにして、マイクロチップを内蔵したサイバーなidシリーズ。むき出しのステンレススチールのようなZAMAC仕様もサイバー感を加速する。サイバーづくし。Hot Wheels Wiki によると、サイバートラックのキャストはもともとidシリーズ用として用意されたものの、同シリーズの売り上...

  • 主役はトランスポーター

    - blue wonder - HOT WHEELS MERCEDES-BENZ BLAUES WUNDERUSA / THAILAND米 ホットウィール、TEAM TRANSPORTのメルセデス。主役は、元祖スーパーカー、#54の300SLではない。 「BLAUES WUNDER」(英:Blue wonder)の異名を持つレーシングトランスポーターのほうだ。ちょうど10年前の2014年にBLAUES WUNDERのノレヴ版をとりあげた。その際記載したように、このトランスポーターには300SLのエンジンが搭載されている。すべては、...

  • 残っていたヴァルキリー

    - V of them - MINI GT ASTON MARTIN VILKYRIEUSA / CHINAネ オ香港、MINI GTによるハイパーカー、アストンマーチン・ヴァルキリー。ボディカラーはその名もずばり「ASTON MARTIN RACING GREEN」。つい先頃、フェルナンド・アロンソのもとに届いたヴァルキリーがこの色で、さらにアロンソ仕様は細部がライムグリーンで彩られている。さて、ヴァルキリーのスペルは【Valkyrie】。歴代のアストンマーチンの車名は【V】ではじまる...

  • 【No.53】 黒タマ

    - dark dark egg - DEAGOSTINI TOYOTA ESTIMAJAPAN / BANGLADESHデ アゴスティーニ初のミニバンはタマゴ型で知られるトヨタ・エスティマ。モデル化されたのは2006年デビューの三代目だ。「天才タマゴ」というキャッチコピーがついていたのは初代エスティマ。今回のブックレットには三代目とともに初代の詳細な解説記事も載っているので、この先、天才タマゴがデアゴスティーニの100台に加わることはないんだろうね。ご覧のとお...

  • 【No.52】 先駆けてレオーネ

    - RX-72 - DEAGOSTINI SUBARU LEONEJAPAN / BANGLADESHつ いに登場、スバル・レオーネの小スケールミニカー!かつてレオーネは富士重工の主力車種。インプレッサやレガシーの登場以前、スバルがプレミアムブランドを目指す前に主力を担っていた。だけども、同志諸兄ご存知のとおり、我らがトミカおよびTLVは歴代のレオーネをモデル化しなかった。普通車の4WDも、エステートワゴン(ツーリングワゴン)も、その先駆けはレオーネ...

  • 紅い国民車

    - upper sedan - ERA CAR VW SANTANAMADE IN CHINA香 港エラカーのVWサンタナ。実車は、中国では80年代のはじめから上海大衆汽車によって製産された。現地表記は桑塔纳。国民車とも評され、エラカーだけでなく、中国の中国による中国のためのミニカー、XCARTOYSからも当然の如くモデル化されている。VWサンタナと言えば、我が国では日産がノックダウン製産したことで有名。日産が海外メーカーのクルマを手掛けるなんて、オース...

  • 新発見のメルセデス

    - wallaby - KINGSTAR MERCEDES BENZ 450SLC 5.0MADE IN KOREA韓 国キングスターの3代目SLクラス。3代目には、大きく分けて2シーターのSL(R107)と4シーターのSLC(C107)がある。2代目のポジションを継ぐSLのほうが早く登場したこともあって、小スケールミニカーとしてモデル化されたのはR107のSLのほうが多いかと思う。SLCはギスバルやブービーなどからもリリースされたものの、メジャーブランドには存在しない。なお、ラ...

  • アールなジャガーであーる?

    - R? - BLUE-BOX JAGUAR XJ-SUSA / MACAU80 年代後半に流通したマイナーブランド、ブルーボックスのジャガーXJ-S。ブルーボックス版は、もちろんXJ-Sが販売されていたリアルタイムのモデル。今回はじめて知ったのだけど、GLOVAL DIECAST DIRECTの情報によると、ブルーボックスはウールワース限定だったと。ウールワースと言えば、アメリカの今はなき小売りチェーン。元祖100円ショップとも言える業態(ファイブ・アンド・ダイム...

  • 広東からの熱風

    - hot dry - MSZ MASERATI GHIBLIUSA / CHINA遅 ればせながら入手したMSZの三代目マセラティ・ギブリ。MSZは「METAL SPEED ZONE」の略で、中国は広東省にあるCAIPOTOYSのブランドだ。1/64を標榜し、自動車メーカーのライセンスを取得している。オフィシャルライセンス物であることをうたう中国ブランドと言えば、UNI-FORTUNEのRMZ-CITY。MSZ版ギブリのスポーク風ホイールは、RMZ-CITYで使われている物とよく似ている。だけども...

  • エンツォの白い血

    - il suo sangue - BBR MASERATI MC12ITALY / CHINAイ タリアのコレクティブル・ブランド、BBRによるマセラティMC12。実車は、かつてマセラティがフェラーリの傘下にあった時期につくられた。白を基調にマセラティ・ブルーをあしらった「Bianco Fuji」と呼ばれるボディカラー。マセラティにとって久々となるミッドシップ・エンジンのスーパーカーで、サーキットでも活躍していたことは同志諸兄ご記憶かと思う。かく言う当方、マ...

  • 突如獰猛化するジャガー

    - becoming more ferocious - BMC JAGUAR XJ-S V12MADE IN CHINA香 港BMCによるXJ-Sレーシング。ツーリングカーレースの歴史に残るTWR仕様だ。XJ-Sは、流麗な純スポーツカーであるEタイプを継ぐ、エレガントなグランドツアラーとして70年代に生まれついた。それが80年代になって、TWRの手により突如ツーリングカーレースの主役に。TWRのXJ-Sは1984年のヨーロッパツーリングカー選手権を制し、豪州のバサーストや富士インターTEC...

  • 復活のコルサ

    - Corsa - MATCHBOX BIZZARRINI 5300 GT CORSA REVIVALUSA / THAILANDマ ッチボックス・ムービングパーツの新作、ビッザリーニGT!旧車ではない。60年代のイタリアの名車、ビッザリーニ5300GTを21世紀の技術で忠実に蘇らせた。オリジナルはグラスファイバー製だったボディをカーボンファイバーで造形、パワーユニットはコスワースとの共同開発による5.3リッターのV8が換装されているそうな(オリジナルはシボレーV8)。オリジナ...

  • 末期のスペイン

    - end era of dictatorship - INTERNATIONAL PAYA MERCEDES 280SLMADE IN SPAINマ ッチボックスにそっくりなスペイン製メルセデス。ただし、マッチボックスは230SLで、これに対しパヤは280SLを標榜している。 W113の2代目SLクラスが230SLから250SLを経て280SLに移行したのが68年。パヤの小スケール、インターナショナル・パヤのリリースは70年頃と言われている(正確な年は特定できず)。あらためて補足すると、パヤはアンティ...

  • 黄色い黒歴史

    - Dark history - MATCHBOX MERCEDES 230SLMADE IN ENGLAND英 マッチボックス、Jシリーズの黄色いメルセデス。メルセデス230SLは、本家75シリーズでは72年に廃版となっている(27番)。そのキャストが、日本版ジョリー・シリーズのJ9として再投入された。当方が勝手に【マッチボックスの黒歴史】と呼んでいるJシリーズは、1977年に発売された。同志諸兄ご存知のとおり、マッチボックス75シリーズを手本としたトミカの誕生は1...

  • クロスオーバーはアメリカ発祥

    - crossover - MATCHBOX AMC EAGLE WAGONUSA / THAILAND小 スケールミニカー初のモデル化、AMCイーグルのワゴン。イーグルのクーペは数年前にSTOPPER版を紹介済。→ 先鋭さではペーサーやグレムリンを上回るただし、STOPPER版はプラ製でデフォルメ感が強い。本格的なダイキャストモデルのイーグルは、スタイルを問わず、このマッチボックス版が初と言えるね。欧州車でよくうたわれる「クロスオーバー」「SUV」というコトバの発...

  • カレラの正体

    - identity of Carrera - HOT WHEELS PORSCHE 906 CARRERA6USA / THAILANDポ ルシェ904の後を継ぐ、カレラ6ことポルシェ906。904がロードゴーイングカーでもあったのに対し、906は純レーサーとして生まれ落ちた。ホイールアーチを盛り上げ、低く抑えられたフロント、ガルウイングドア…。906のスタイルは、ポルシェのみならず、60年代後半のレーサーに大きな影響を与えた。シクをはじめ、多くのブランドからモデル化されたのも...

  • 魅了される

    - fascinate - HOTWHEELS PORCSHE 904 CARRERA GTSUSA / MALAYSIA最 近欧州車に力を入れまくっている米ホットウィールによるポルシェ904。ゼッケン86の904と言えば、1964年のタルガ・フローリオ優勝車。2000ccクラスでありながら、フェラーリ250GTOやシェルビー・コブラといった大排気量勢を向こうに回し、同レースを制した。しかも1-2フィニッシュで。ただゼッケン86の実車は、ボンネットに描かれたラインが水色ではなく白...

  • トミカに次ぐ

    - niche - DIE CAST TEAM SPYKER C12 LA TURBIEMADE IN CHINAか つてフォーミュラ・ワンに参戦したり、サーブを所有したりと、なかなか面白い履歴を持つオランダのスパイカー・カーズ。同志諸兄ご存知のとおり、スパイカーの小スケールミニカーは、メジャーどころでは我らがトミカしか出していない(戦前のスパイカーを除く)。逆に言えば、おおかたのミニカー好きにとって、トミカが出してたっけ?ぐらいの認識しかなさそうな...

  • もはや化石と呼ぶなかれ

    - not retro - MATCHBOX MORGAN PLUS FOURUSA / THAILAND当 方が子どもの時分、すでに「生きた化石」と呼ばれていたモーガン。まさか、そのクラシカルな意匠をキープし21世紀までつくられ続けるなんて。一時期、新世代のエアロシリーズを手掛けたものの、近年またクラシカルなスタイルに回帰した。マッチボックスがモデル化したのは、そんなモーガンの現行車、「プラスフォー」。BMWの2リッター4気筒ターボを積んでいる。前世紀...

  • 【No.51】 ブラザーフッド

    - brotherhood - DEAGOSTINI TOYOTA 1600GTJAPAN / BANGLADESHト ヨタでは案外と少数派と思われる、モデル名がほぼ数字だけのクルマ。それもそのはず、1600GTはトヨニセこと2000GTの弟分として誕生した。2000GTの発売が1967年の5月で、1600GTは3か月後の8月。デアゴスティーニの「隔週刊日本の名車コレクション」のNo.1は、王道中の王道とも言えるトヨタ2000GTだった。折り返しとなるNo.51が弟分である1600GTなのは計算したの...

  • 【No.50】 本来の肢体

    - basic Style - DEAGOSTINI NISSAN LEOPARDJAPAN / BANGLADESHデ アゴスティーニの「隔週刊日本の名車コレクション」、記念すべき?50台目は初代レパード。同志諸兄ご存知のとおり、1980年にスペシャルティカーとしてデビューしたレパードは4代続き、2000年に販売終了している。20世紀内に終わりを迎えたというわけだ。デアゴスティーニ版は1/64初の2ドア。TLVやアオシマ・グラチャンの4ドアは、ある意味変則的なスタイルで...

  • 重慶、インディア、ハンガリー

    - world car - XCARTOYS SUZUKI SWIFTUSA / CHINA長 安スズキこと重慶長安鈴木汽車による中国製産版スイフト。我が国で言う三台目スイフトがかの地ではGen.1、初代とされる。現地名は鈴木雨燕。重慶長安鈴木汽車は長安汽車とスズキ自動車の合弁会社だったけども、2018年に合弁が解消されている。XCARTOYSがとりあげたということは、雨燕=スイフトもかの地でそれなりに存在感があったと考えてよろしいか。さて、スイフト擁する...

  • 旧車としてのアウディ

    - small Hongqi - XCARTOYS AUDI 100 (C3)MADE IN CHINA中 国の旧車、C3こと三代目アウディ100。90年代に、中国第一汽車とVWの合弁企業である一汽VWから販売された。同車が最初にリリースしたのが91年のジェッタで、翌92年にアウディ100をリリース。XCARTOYSは順々に一汽VW車をモデル化していく気と見た。かと思えば……。こちらは、XCARTOYSによる紅旗のCA7220。紅旗はVIP向けのリムジンだけでなく、90年代に入って標準サイズの...

  • 混乱のリンカーン

    - misleading - MINI GT LINCOLN CAPRIMADE IN CHINA中 国で最初の乗用車が製産された50年代、その頃のアメリカにおける高級車、リンカーン・カプリ。ややこしいけども、後に欧州でつくられたスペシャリティカー、フォード・カプリとの関連性はない。リンカーンのフラッグシップとも言えるフルサイズ・ラグジュアリーカーで、大統領専用車にも選ばれたコンチネンタル・シリーズが後継車にあたる。さて、リンカーン・カプリをリ...

  • 降臨する金色の龍

    - golden dragon - XCARTOYS FAW DONFENG CA71MADE IN CHINA中 国自動車史に残る一台、FAW(第一汽車)による東風CA71。北京自動車博物館に掲げられた説明によると、初めて中国で製産された乗用車だそうな。シャーシーはメルセデスのリバースエンジニアリングで、ボディは仏シムカの最上級セダンをモデルにしている。高名な紅旗CA72よりちょいと早くデビュー、1958年から少数だけ製産された。大型セダンの紅旗のほうが量産化に...

  • ドイツ人がワーゲンバスをつくれば

    - type2 - SCHUCO VW TYPE 2GERMANY / CHINA独 シュコーのワーゲンバス、2態。50年代から60年代後期のT1と、その後70年代末まで販売されたT2で、1/64シュコーは、別途T3もリリースしている。ミュラー(Muller)はドイツ発祥のドラッグストア。2023年現在で欧州内に900店舗ほどあるそうな。ドイツの三大ドラッグストアの一つとして紹介しているサイトもある。同店舗は1953年設立なので、T1との相性(?)はバッチリ。なんか既視...

  • 黒ウサギが行く

    - black rabbit - SCHUCO VW CADDYGERMANY / CHINA独 シュコーによる旧車、初代フォルクスワーゲン・キャディ。ゴルフのピックアップ形態で、実車はたしか我が国には正式輸入されていなかったかと思う。リアルタイムでは唯一シクがリリースしており(No.1049)、ゴルフのトラックだなんて、架空車を見るような感じすらしたことを憶えている。それにしても、ちょいと独シュコーらしからぬカラーリング。シュコーと言えば、シク以...

  • 勝手に公用車

    - motif - SIKU BUGATTI CHIRON GENDARIMARIEGERMANY / CHINA最 高出力1500psを誇るハイパーカー、ブガッティ・シロンのジャンダリムリ(フランス国家憲兵隊)仕様。ジャンダリムリが担うハイウェイパトロールの車輛、ということなんだろうけども、アラビアの某国じゃあるまいし、さすがにフランスには実在しないよね?ハイパーカーを勝手に他国の公用車にしてしまった、ドイツのシク。「ヨーロッパで実際に活躍する車をモチー...

  • 少数派のクラウン

    - song of minority - TOMICA TOYOTA CROWN JAPAN / VIETNAM某 月某日、某省庁に呼び出されたので、霞が関に出向くこととなった。(…という妄想、と思ってお読みいただきたい。)約束までの時間をつぶすため、某合同庁舎の一階にあるカフェにもぐりこんで、表玄関を行き交う公用車を眺めた。いかにも幹部職員といった人たちがひっきりなしに玄関に現れ、黒塗りのEVやハイブリッド車に乗り込んでいく。一台が出発すると、すかさ...

  • インスパイア系ランボルギーニ

    - inspiral box - HUNG HING TOYS LAMBORGHINI COUNTACH LPI 800-4MADE IN CHINAT LV/TLV NEOばりにハイエンドな新型カウンタック。HUNG HING TOYS(鴻興玩具)は香港のオモチャ販売会社で、鉄案アトムやら超合金やらといったニッポンのサブカルに依拠したコレクティブルなオモチャをリリースしている。1/64のミニカーは今のところランボルギーニだけかな。興味深いのはパッケージ。紙箱のサイズといい、中のカードといい、ブ...

  • 渾身のランボルギーニ

    - for kidult - TOMICA PREMIUM LAMBORGHINI COUNTACH LP400JAPAN / VIETNAMト ミカプレミアム9年目にして登場、スーパーカーの王者、カウンタックLP400。売りは、言うまでもなくリトラクタブルライトが開閉すること。しかもフォルムをまったく崩すことなく。シルエットは先行したLP500S譲りで、全体的にシャープ。これぞウェッジシェイプ。さすがにシザースドアは開かないけども、1000円を切るモデルでこれほどのクオリティと...

  • 世界の面白タクシー

    - error? - PREMIER DIECAST MERCEDES BENZ E55 AMGUK / CHINA珍 しいディテールを持ったメルセデスのタクシー。タクシーのシンボルたる表示灯=行灯に注目。屋根のセンターでなく運転席側に寄っている。エラー品ではない。クリーム色、メルセデス、そしてセンターではない行灯……ドイツでは街中で普通に見かけるタクシーだ。でも、こんな行灯、小スケールミニカーではほかに見たことがない。自国のタクシーを数多出しているシク...

  • 【No.49】 セカイに冠する

    - symbolic - DEAGOSTINI TOYOTA COROLLAJAPAN / BANGLADESH数 々の製産台数、販売台数記録を持つ、世界に冠たるカローラ。たとえば、累計販売台数を見ると、1997年にVWビートルを抜き、いまもギネス世界記録を更新中、2021年には5000万台に達している。どう見ても「日本の名車」で収まる存在じゃない。「自動車の世紀」と呼ばれた20世紀後半に登場し、世界中で最も売れたクルマ。数字だけならT型フォードやVWビートルよりも上...

  • 【No.48】 憧れの小型車

    - La motte de beurre - DEAGOSTINI HINO RENAULT 4CVJAPAN / BANGLADESH今 のところ「隔週刊日本の名車コレクション」で最も古いクルマ。デアゴスティーニがモデル化したのは55年型の4CVだそうだけども、日野によるノックダウンは53年から、本国のフランスでは46年から製産されている。モータリゼーション以前の昭和のタクシーとして有名だったり、ノレブの大柄なミニカーに馴染んでいたりするせいか、個人的に小型車の印象は...

  • BにしてAなる空間

    - B and A - MAJORETTE PEUGEOT VISION GRAN TURISMO GERMANY / THAILANDB のマジョレットは、ニッポンのコレクターなら知らぬ者がない「B宝館」のオリジナル・グッズ。コレクター以外のミニカー好きに解説すると、「B宝館」は、経済評論家森永卓郎さんの長年のコレクションを展示した私設ミュージアムで、Bには「ビンボーでおバカだけど、ビューティフル」の意が込められているのだそうな(公式サイトより)。オープンは2014...

  • Bなるメルセデス

    - souvenir - MAJORETTE MERCEDES-BENZ AMG VISION GRAN TURISMO GERMANY / THAILAND我 らがマジョレットによるメルセデスのビジョン・グランツーリスモ。Majorette Model Cars Wikiに掲載されているバリエーションは2種類で、ボディカラーが銀のモデルと、青のモデルが存在する。だけども……。このたび某所にて、希少なバリエーションを発見した。ボディカラーは銀色で、トップに大きく「B」と記されている。国内外のディープ...

  • 彼らの順番

    - autonomous car - BBURAGO ZEEKR XITALY / CHINA自 動運転レベル4 : 特定条件下においてシステムが全ての運転タスクを実施※出典:自動運転のレベル分けについて(国土交通省)…… …… ……特定条件下とは、たとえば高速道路上のみだとか、大雨や大雪、台風などでない状況だとか。そういう条件下においては加速、ステアリング、ブレーキングといった操作をすべてシステムが担うのが自動運転のレベル4だ。前回紹介した中国ZEEK...

  • ブラーゴ、彼らのプレミアム・ブランド

    - premium brand - BBURAGO ZEEKR XITALY / CHINA現 地表記「比美高」ことブラーゴによる、中国の高級EV、ZEEKR X。ZEEKRは、Lynk & Coなどを擁する吉利自動車のプレミアム・ブランドで、Wikipediaによると、Generation Z(Z世代)とgeek(ギーク)を組み合わせた造語だそうな。名前が新世代風なだけでなく、グーグル傘下のウェイモ、インテル傘下のモービルアイと一緒に自動運転技術に取り組んでいる。そんなZEEKRが発売したSU...

  • 我ら/彼らのオレンジ

    - favorite orange - LFLM MODEL McLAREN SOLUS GTMADE IN CHINA今 のところ、マクラーレンのアルティメットシリーズで一番新しいソーラスGT。メタリックオレンジのソーラスGTと言えば、2023年のグッドウッドフェスティバルオブスピードでお披露目されたものが有名で、LFLM MODEL(正体不明)もそれを意識したんだろうけど、該当の実車はもうちょっと黄色寄りのオレンジかなと思う。あるいは別のイベントの展示車両か。個人的に...

  • メタルの名は伊達じゃないという説

    - metal, metal, metal - MAJORETTE TOYOTA CELICA GT COUPEGERMANY / THAILAND我 らがマジョレット、メタル・シリーズのセリカ・ラリー。正確には、「Vintage Deluxe Metal Series」。ヴィンテージにしてデラックス、デラックスにしてメタルという一段と特別感あるエディションだ。ホットウィールで言うZAMAC。デラックス仕様のZAMAC物と思えばよろし。メタル・シリーズには、ご覧のような専用デザインのケースがついてくる。...

  • 生まれついてのシャーク

    - with shark mouth - M2 MACHINES CHEVROLET CAMARO IROC-ZUSA / CHINA最 近のお気に入り、米M2 MACHINESの三代目カマロ。ポイントはIROC-Zであることじゃない。シャークマウスのノーズアート。米M2、Detroit-MuscleのRelease S46の一台だ。全車、シャークマウスをあしらったモデルで、ウォルマート限定なのかな。https://www.hobbydb.com/marketplaces/hobbydb/subjects/release-s46-seriesけっして大げさでなく、これまでの...

  • アップデート来たぁ!

    - new cars! - コ レクター達に一抹の不安を感じさせていたデアゴスティーニの「隔週刊日本の名車コレクション」。長らくラインナップの告知が止まっちゃっていたけども、ついにアップデート来た!第50弾から第56弾まで新たに公開。小スケールコレクターにとっての目玉は、なんといっても第52弾の初代レオーネだよね。第53弾の三代目エスティマは「Legendary Japanese Cars」初のミニバン。へぇ~、初代エスティマじゃないんだ。ち...

  • カモフラージュ

    - spy shot - GREENLIGHT CHEVROLET CRUZEMADE IN CHINA今 を去ること10年前、2014年にリリースされた「SPY SHOT」シリーズの一台。ご覧のとおり、三角形を散りばめたカモフラージュが施されたテストカーを再現している。元ネタは2008年から発売された2代目のシボレー・クルーズ。GMの世界戦略車に位置付けられ、韓国や欧州、豪州に投入された。トミカが78-12シビック・タイプRの初回特別仕様でトライした緻密なカモフラージュ...

  • どうすれば愛されたのさ?

    - nostalgia only - ASAHI SHIMBUN PUBLICATIONS LAMBORGHINI COUNTACH LP400JAPAN / VIETNAMト ミカ愛あふるるミニカー好きのヒートを買った朝日新聞出版の「歴代名車COLLECTION」。そのラストワン、カウンタックLP400。同志諸兄ご存知のとおり、出版の世界で言われる「休刊」とは、休学や休職のたぐいとは異なる。ジ・エンド。復活はまず期待できない。とは言え個人的に、カウンタックに関しては、新規金型版を持っていなかっ...

  • 【No.47】 一抹の不安

    - uneasiness - DEAGOSTINI TOYOTA MR2JAPAN / BANGLADESH国 産スポーツカー初のミッドシップエンジン・リアドライブカー。ボディカラー(ダークグリーン・メタリック)からすると、デアゴスティーニがモデル化したのは最上グレードのG-リミテッド。同色はG-リミテッドだけのオプションカラーだそうな。とは言え、オマケのマガジンにはダークグリーンの個体の画像は一つもないし、緑の初代MR2が存在したなんて記憶からすっかり...

  • 【No.46】 双子

    - Bard to Gemini - DEAGOSTINI ISUZU GEMINIJAPAN / BANGLADESH初 代ジェミニ前期型(PF50)、初のモデル化。そう、この丸目2灯こそ、ジェミニの原点だね。74年型で、発売当時は「ベレットジェミニ」と呼ばれていたそうな。同志諸兄ご存知のとおり、近頃Geminiと言えば会話型AI。ChatGPTのライバルとしてGoogleが開発したBard(吟遊詩人)が、昨年、Geminiに名を変えた。とはいえ、いまだ当方の中では、「ジェミニ」と言えば...

  • 彼らのパレード

    - car of parade - TIMEMICRO FAW HONGQIMADE IN CHINAロ ールスロイス・ファントムIVすら凌駕する巨大な紅旗Lシリーズ。紅旗のLシリーズは中国の要人専用車輛だそうな。民生用はH。中国限定トミカのCN-11がLなのかHなのかわからないけども、いずれにしても1/84のトミカ版じゃ、これまたファントムVI同様にVIP用車輛である実車の大きさはなかなか感じ取れない。TIMEMICRO版がLシリーズであるのは明確な理由がある。屋根について...

  • トミカじゃわからなかった世界

    - summit - DCM ROLLS ROYCE PHANTOM VIMADE IN CHINA今 は亡きエリザベス女王を筆頭に、王侯御用達の超・超高級車、ロールスロイス・ファントムVI。今回、きっかり1/64のコレクティブルを手に入れて感じたのは、その巨大さ。でかい。とてつもなくでかい。先日紹介したクラウドIIIよりさらに一回りは大きい。さすが全長6メートル、7人乗りのVIP車輛なだけある。トミカF6-1のファントムVIも長年のお気に入りだけど、この大きさ...

  • ポスターカーズの世界線

    - for Russia? - POSTERCARS PORSCHE 918 SPYDERMADE IN CHINA今 のところポスターカーズ唯一のポルシェが918スパイダー。ルーフパネルを装着したクーペスタイルをモデル化している。ボディカラーはSapphire Blue Metallicだそうな。実車の製産台数はその名に由来して918台。「Hypercar League Collection」のラインナップの中ではもっとも多いかと思う。さて、6回にわたって紹介してきたポスターカーズ。我が国でもなじみのあ...

  • マクラーレンはオレンジとは言うものの

    - disk - POSTERCARS McLAREN SPEEDTAILMADE IN CHINAマ クラーレン・オレンジを謳うポスターカーズのスピードテール。106台製産されたという実車に、オレンジ色の個体が実際にあるのかは知らない。画像検索しても、出てくるのはトミカ版の初回特別仕様ばかり。ステアリングホイールやシートが白というのもなんとも個性的で、実車がないとモデル化に躊躇しそう……。やはり存在するのか。さて、このスピードテール。前回とりあげ...

  • 完全無欠

    - Absolut - POSTERCARS KOENIGSEGG JESKO ABSOLUTMADE IN CHINA理 論上という但し書きがつくものの、最高速度531km/hを誇るハイパーカー、ケーニグセグ・ジェスコ・アブソリュート。ホットウィールが2020年にリリースしたジェスコは巨大なリアウイングがついたノーマル。これに対しポスターカーズは、Vの字に垂直ウイングが突っ立ったジェスコ・アブソリュート(完全無欠)をモデル化した。アブソリュートの特徴は、このVの字...

  • ブルー、あるいは兄弟ブランド

    - sibling brand - POSTERCARS LAMBORGHINI COUNTACH LPI 800-4MADE IN CHINAポ スターカーズが「Hypercar League Collection」に加えたランボルギーニは今のところ2車種で、シアンと新型カウンタック。今回取り上げたのはブルーの新型カウンタック。実車のイメージカラーが白ということもあって、トミカをはじめ、ホットウィールやマジョレット、MINI GTといったあたりも必ず白いモデルをリリースしているのは同志諸兄ご存知...

  • ポスターカーズの漆黒

    - jet black - POSTERCARS ASTON MARTIN VARKYRIEMADE IN CHINAあ の空力の鬼才、エイドリアン・ニューウェイが関わったハイパーカー、アストンマーチン・ヴァルキリー。ポスターカーズは各車、2種類のカラバリを用意していて、ヴァルキリーの場合、ご覧のLime essenceとSkyfall silverがある。アストンマーチン好きの間では後者のほうが人気かな。前回とりあげたパガーニと同様、ヴァルキリーもキャノピーからエンジンカバー...

  • ポスターカーズ

    - poster cars - POSTERCARS PAGANI ZONTA FMADE IN CHINA当 代のハイパーカーばかりをフィーチャーした、その名も「Hypercar League Collection」。リリースしたのは2020年に設立された新ブランド、ポスターカーズで、その栄えあるNO.1がパガーニ・ゾンダF、Argentina blue。公式サイトによると、ポスターカーズの由来は、「寝室に貼られ、多くの人の想像力をかきたてたポスターのクルマ」だそうな(ちょい意訳)。それがブラ...

  • 第三世界的陥穽、あるいは見事な釣り

    - con man, my comrad - SIKU VW 181MADE IN W.-GERMANY独 シクによるフォルクスワーゲンのタイプ181。実車は欧州版ジープの役割が託された小型軍用車両としてNATO軍に5万台以上が配備され、70年代には民生用も市販された。ミニカーでは、マッチボックスが2008年、ホットウイールが翌2009年にポップな民生仕様をリリースしており、いずれも今世紀に入ってからのモデル化。これに対しシクは、西独時代の1976年に民生仕様を2種...

  • はたして「トミカ」コレクターは存在するのか?

    - a certain question - TOMICA LIMITED VINTAGE NEO NISSAN SKYLINE SUPER SILHOUETTEJAPAN / CHINA赤 と黒のスカイライン・スーパーシルエット。82年後期型だそうな。前々回のエントリーで、エンジン周りがつくり込まれたターマックワークスの037ラリーをとりあげてみたわけど、ご覧の通りこのモデル、トミーテックはエンジンの各パーツを一つひとつ精緻に造形し、そして立体的に組み上げている。さすがTLV、トミカのレーシン...

  • 「ピンク」のメルセデス、上陸

    - diversion - JADA MERCEDES-AMG SL 63USA / THAILANDい つの間にか我が国にも上陸していた、JADAのPINKSLIPS!同志諸兄ご存知の通り、モデルそのものはMADE IN THAILANDのマジョレット。シャーシーにもしっかり見慣れたロゴが刻印されている。カードや中箱にはMAJORETTEの名は一カ所しか見当たらず、「MAJORETTE PINKSLIPS ASSORTMENT」と小さい文字で控えめに書かれているだけだ。パケによるとPINKSLIPSは大阪市にあるEvolet...

  • 【No.45】 妄想をそそられるサニー

    - small ringleader - DEAGOSTINI DATSUN SUNNYJAPAN / BANGLADESHニ ッポンのモータリゼーションを語る上で、不可欠の存在たるダットサン・サニー。途中、日産サニーと名を変えながら、1966年から2004年まで約40年にわたって販売された。カローラとともに「ザ・大衆車」の地位に長らくあった。にもかかわらず、仮に2024年の現在、10代から80代まで、無作為抽出した日本人男女5000人に「思い出の日本車5台」を自由記述してもら...

  • 妄想のラリーウエポン

    - my delusion - TARMAC WORKS LANCIA 037 RALLYMADE IN CHINA80 ~90年代のレーシングマシン、ラリーカーに力を入れている香港ターマックワークスによるランチア・037ラリー。ラリーウエポンのコレクティブル、その先駆けと言えば、今はなきCM'sのラリーカー・コレクション。ターマックワークスは、CM'sにもなかったライトポッド装備の037を手掛けている。元ネタは1983年のラリー・サンレモ出場車。ランチアがクアトロ擁するア...

  • ハイパーなユー

    - a little shameful - CCA PAGANI UTOPIAMADE IN CHINAゾ ンダ、ウアイラに続く、パガーニ第三のハイパーカーがウトピア。Utopiaと表記してウトピアと発音するのはイタリア流。もともとは16世紀のイギリスの思想家トーマス・モアによる造語なので、我々に馴染みのある「ユー」でいいのだろうけども、イタリア語だけでなくドイツ語やスペイン語でも発音は「ウ」トピアとなっている。それだけ世界中に浸透し各地でローカライズさ...

  • 偶然?偶然じゃない?チェリーレッド

    - cherry red in Tomica - TOMICA SUBARU BRZJAPAN / VIETNAM鬼 滅の刃トミカVol.1の一台、ピンクのスバルBRZ。ご覧の通り、これにもスバル(STI)のコーポレートカラーであるチェリーレッドがあしらわれている。要は、キャラクター(禰豆子)の衣装の配色なわけなんだけども、それをチェリーレッドつながりでBRZに絡めたのは、なかなか秀逸。けっして偶然じゃないと思う。というネタを思いついたのが、前回のエントリーの後。...

  • チェリーレッド

    - cherry red - HJ64 SUBARU BRZ STI PERFORMANCEJAPAN / CHINAチ ェリーレッドのスカートリップとトランクガーニッシュを装着したBRZ STI。純正カスタム仕様だそうな。ホビージャパンの公式サイトによると「プロモーションモデル」とある。東京オートショー2024の出展車ということでよろしいか。ただし、実際の出展車はミラーもチェリーレッド。STIのコーポレートカラーに塗られている。https://www.tokyoautosalon.jp/cars/de...

  • プジョー、中国を往く

    - 广州标致 - DCT PEUGEOT 505 SWMADE IN CHINA初 代ピアッツァとほぼ同じ頃、プジョーのアッパークラスを担っていたのが505。80年代のプジョーと言えば、コンパクトハッチである205の存在感が圧倒的で、高級車メーカーのイメージはない。そんな中、604が製産中止となり、605が登場するまでの間は505がプジョーの最上級車だった。ということもあってか、505はリアルタイムで母国のノレブや独シク、製産拠点のあったスペインのミ...

  • 【No.44】 待望のイタリア

    - Asso di Fiori - DEAGOSTINI ISUZU PIAZZAJAPAN / BANGLADESHマ ッチボックスサイズ&ダイキャストのミニカー初となるいすゞ・ピアッツァ。ある意味、デアゴスティーニによる「Legendary Japanese Cars」シリーズの意義は、このピアッツァを世に出すことと言ってもけっして言い過ぎではない w先行する1/43や1/24の日本車名車コレクションにもピアッツァは入っているし。さて、ジウジアーロのデザインで知られるピアッツァ。...

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