古代史ファン必見!大津皇子の真墓といわれいる鳥谷口古墳 この日も強行軍。次の平林古墳、そして二室塚古墳と葛城市のめぼしい古墳を歩く予定です。そのため、早朝の新幹線で大阪経由、近鉄大阪線の当麻寺駅に10時過ぎに到着。少々、駅から離れた北にある鳥谷口古墳まで
自分が歩いた全国の古墳を臨場感のある動画で基本情報とともに紹介しています。墳丘に登れるもの中心です。
3世紀半ばからの350年ほどの間に、これほどの古墳が造られたとはただただ驚くばかりです。とりわけ日本独特(少数韓国にあり)の前方後円墳の姿には惹かれます。当時の人口は専門家によれば400万人程度だそうですから、人々は強制的に巨大古墳の築造に動員されたわけではないのでしょう。当時の社会システムにも思いをめぐらす日々です。動画で撮った古墳はまだまだ数が限られていますが、徐々に増やしていくつもりです。
この堂々たる石室が被災したとは残念!院内勅使塚古墳(リニューアル統合版)(七尾市)(石川県)(後期)Innaichokushizuka Tumulus, Ishikawa Pref.
この堂々たる石室が被災したとは残念! 能登島の須曽蝦夷穴古墳のほうは、さほど大きな被害もなく見学が可能とのことで一安心ですが、院内勅使塚古墳は、石川考古学研究会のHPによれば、2月14日の時点では、石室の石材の落下及びズレ、雨漏りが発生しているそうです。そ
定北古墳(真庭市)(岡山県)(終末期)Sadakita Tumulus,Okayama Pref.
この陶棺が4基も石室から出土!びっくり 今回の定北古墳、定東、西古墳の裏山にあって道標もしっかりしているので到達は容易です。しかも、南北25m、東西18m、高さ現状では3m弱の墳丘に、長さ10mを越える石室が完存しています。はじめは天井石が失われた羨道かと思った前
拝中古墳(リニューアル統合版)■(美馬市)(徳島県)(後期)Hainaka Tumulus(Revised ver.)Tokushima Pref.
石室マニアの方はご存じでしょう。この変わった石室! 今回ブレを修正したり、お勧めの箇所の強調、キャプションの修正などを行いました。YouTubeの説明欄にも書きましたが、どうしてこの吉野川流域だけに、この形式の石室が造られたのか、不思議ですね。最初にアップし
服部川8号と10号(高安千塚古墳群)■(八尾市)(大阪府)(後期)Hattorigawa No.8&No.10Tumulus,Oosaka Pref.
美形の奥壁をもつ石室がすぐそこにあるとはびっくり! 古墳踏査の開始は12年ほど前に遡りますが、高安千塚古墳群をはじめて訪ねたのは、比較的最近の2017年2月末のことです。それ以来、何かが引き寄せるのでしょうか、3度も、4度も足を運んできました。近鉄の信貴山口駅か
石宝殿古墳(いしのほうでんこふん)(リニューアル統合版)(寝屋川市)(大阪府)(終末期)Ishinohouden Tumulus,Oosaka Pref.
これこそが横口式石槨。石材の厚みに脱帽! リニューアル統合版を編集しながら、これほど見事な石槨だったかなあと見返してしまいました。初回アップの際のブログ本記(クリック)でも、その点について触れています。再編集までに、色々な石室をみたからでしょうか。その
鬼の雪隠(せっちん)、俎(まないた)■(明日香村)(奈良県)(終末期)Oninoseccinn&Oninomanaita,Nara Pref.
これはいったい何?現代アートのような石のオブジェ! 奈良県の明日香村をはじめて訪れた人が、この石造物をみたとしても、何やらさっぱりわからないと思います。私もそうでした。まず、鬼の雪隠ですが、しばらくして、古墳時代終末期の横口式石槨の蓋にあたる部分という
須曽蝦夷穴古墳■(リニューアル統合版)(七尾市)(石川県)(終末期)Susoezoana Tumulus,Ishikawa Pref.
動画のような震災前の姿に戻るのはいつでしょうか? ただただ、この貴重な古墳が、古墳時代の能登半島を知る貴重な文化財としてよみがえることを祈るばかりです。須曽蝦夷穴古墳について詳しく知りたい方は、最初にアップした時のブログへどうぞ。こちら(クリック)です。
藤山1号墳■(豊田市)(愛知県)(後期)Fujiyama No.1 Tumulus,Aichi Pref.
マニアにはたまらない鏡石が見事! なんとなくカメラ回しがいつもよりも早いことにお気づきでしょうか。そうなんです。藤山1号墳の滞在時間は15分ほど。タクシーを待たせてのことでした。本来ならば、バスを乗り継ぎ、藤山1号墳に着く予定だったのですが、猿投駅から乗
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古代史ファン必見!大津皇子の真墓といわれいる鳥谷口古墳 この日も強行軍。次の平林古墳、そして二室塚古墳と葛城市のめぼしい古墳を歩く予定です。そのため、早朝の新幹線で大阪経由、近鉄大阪線の当麻寺駅に10時過ぎに到着。少々、駅から離れた北にある鳥谷口古墳まで
自然石に囲まれた丸石の床との対比が美しい玄室! リニューアル版を作成していると、初回編集時には気が付かなかった新たな発見があります。今回の大牧1号墳がその一例です。家形石棺の床には丸っこい川原石が敷かれていますが、棺との間に棺台が置かれていました。この辺
崖の途中にありますが導線は確保されていて入室も容易 この日は最初に愛宕下古墳を訪ね、その後、大平歴史民俗資料館に寄る計画。公共交通機関中心の移動にもかかわらず、電車の本数が少なく、この日も綱渡り。東武日光線栃木市駅からバス部屋線に乗り、SIIテクノロジー
これが横穴石室?3室に羨道。まるで豪華なマンション風! 壱岐といえば巨大な石室をもつ古墳。古墳に興味を持つまで、そんなことは、全く知らず、朝鮮半島と日本の間にある、小さな島。魚介類が美味しいのだろうなぐらいのイメージでした。しかし、全国の古墳を歩いてい
超お勧めの標高180mの高地に眠る大型切石の終末期古墳 近くを通るコミュニティーバスもなく、やむを得ず、ふもとまでタクシーを利用することに。動画からおわかりのように、当日は冬晴れではなく寒々とした曇天。標識どおりに歩きましたが、すぐに墳丘はみえず、途中に東屋
丁寧に保存された墳丘も石室も完存の小型の前方後円墳! JR日豊本線の新田原駅の北500mほどの個人さんのお宅の中に今回の隼人塚古墳はあります。さて、本題に入る前に、駅名の新田原は何と読むのでしょう。私は宮崎県の古墳を訪ねた時に、自衛隊の新田原駐屯地近くを通り
国宝がザクザク出土の美形石室と墳丘完存の前方後円墳 古墳巡りをはじめて間もない2015年の夏に訪れた際の動画を再編集したものです。やはり、撮影機材が古いこともあり、あまり鮮明ではありませんが、雰囲気は出ているかなあと思っています。時折青空がのぞく程度の曇り
スバラシイ玄室ですが三度潜る勇気はありません。ワナワナ! 一回目は藪まみれの古墳をみつけ、匍匐前進しながら玄室に到達。ところが、なんと、ヘッドランプが不調。帰宅後チェックしてみたら、ぼんやりと奥壁、左右の壁がうかびあがる程度。まいりました。そこでめげな
玄室天井は石室マニアには外せません! 宮西古墳。何年か前に馬越長火塚古墳を訪ねた際に時間がなくてスルーしてしまった古墳です。動画冒頭にあるように馬越バス停で下車し県道81号線を北上し一つ目の大きな通りを右折すれば宮西古墳、県道をさらに進み左折すれば馬越長
花の季節か紅葉時がお勧め!亀岡八幡宮裏に広がる群集墳 今回の益子町行きの主たる目的は、横穴石室のある古墳を訪ねること。その意味でも、石室が開口している古墳が一つもない小宅古墳群、少々、気が進まなかったのですが、倒れそうな天井石の西坪3号墳(クリック)のす
九州の巨石墳の凄さがわかる長さ16.7mの石室! 再編集しながら、絶え間なくトラックが行き来する県道そばに、果たして長さ16mもある石室が残されているのか不安になったことを思い出しました。動画でおわかりのように、石室が残されている墳丘は小さな円墳状態です。疑問
何これ状態!の大震災の影響を受けた切石胴張りの石室 真岡鉄道七井駅の北東3㎞ほどのところにある今回の西坪3号墳。亀岡八幡宮一帯に広がる小宅古墳群に隣接する山裾にあります。午後の移動を考え、七井駅から行きはタクシー、帰りは徒歩にすることにしました。四季折
岩橋千塚古墳群で最も見学しやすい石室! 振り返ってみると今回の前山A13号墳。公園ゲート(資料館があるところ)から最も近くにあり、本格的な岩橋千塚型の石室が見学できる見事な古墳です。記憶では徒歩で10分もかからなかったのではないでしょうか。にもかかわらず、ア
何度見返してみてもあの時の不思議な感じを思い出させる空間です! 幅は7.6m もあるのに幅は2.4m しかない超縦長の玄室です。長さ5.4m で幅は1.2mの埼玉県皆野町の天神塚古墳ほどではないにせよ、平面は短冊のような感じです。そこに2基の石棺が埋もれていて、その土砂
新幹線の擁壁の向こうに美形の前方後方墳! 東京方面から東海道新幹線に乗ったことがある方は、「ただいま、三河安城駅を時刻通りに通過いたしました」というアナウンスを聞いたことがあると思います。思わず、外の景色をと窓に顔を向けると、騒音防止用の擁壁が視界を遮
生駒山系に残る見事な石室! 生駒山系は宅地開発が進み、数多く築かれた古墳も住宅の陰にひっそりと佇んでいるという感じです。今回の二本松古墳もそうした一基です。古墳群としては、同じ東大阪市の山畑古墳群よりずっと小規模ということもあり、あまり知られていないよう
古墳時代にはなかった平荘湖との調和が美しい 最初にアップした際のブログを改めて読み返してみたら、当時のことを思い出しました。今回の動画の冒頭にある、痩せた標柱がなかなか見つからず、いったり来たり。そこに自転車を漕いでいるシニアをみつけ、子供のころからよ
訪問時期を誤らなければ、この巨石墳を独り占めできます! 江戸時代には宿場町として栄えた現在の矢掛町。今では人口1.2万人ほど。もっとも、弥生時代には、集団墓地が造られ、その後の古墳時代にも数多くの古墳が築かれていることを考えれば、ここが古来、交通の要衝であ
南海トラフ大地震を間近に見るはずの古墳! ブログの石室イメージ図からお分かりのように、羨道は消失しているものの1300年を越えて生き残ってきた秋葉山12号墳。いずれ来ると考えられているマグニチュード8-9クラスの南海トラフ地震。人命第一ですが、この古墳も、地元の
古墳踏査の醍醐味は知られざる石室に遭遇した時! 北九州にはドーム型(穹窿式)の石室が多くみられますが、これもその一つです。しかもサムネイルでもおわかりのように、玄室は胴張り。カーブが美しい。まったく期待しないで、この石室に潜った時のことはよく覚えてい
土砂の流入もなく大阪1,2を争う整美な巨大空間 山畑古墳群。現在では宅地造成等により70基を数えるだけですが、古墳時代には100基を超える規模の群集墳だったと考えられ、今回の2号墳の上円下方墳や、博物館横の22号墳の双円墳のように、個性的な墳丘をもつ古墳が含まれ
小ぶりながら2基の石室の違いが分かります! うっかりアップするのを忘れていた4年前の小ぶりの古墳2基です。地元では地蔵古墳とか、こうもり塚古墳と呼ばれてきたようです。長大な石室の加牟那塚古墳(クリック)のすぐ近くに塩澤寺というお寺さんがあり、その裏山に今回
道路脇なのに見つけにくい長さ11.5mの石室 山畑古墳群訪問は今回で3度目。奈良県と大阪府の間の生駒山系の西側(大阪府側)に展開する群集墳で、高安古墳群とともに、よく知られた存在です(だそうです)。自分も古墳巡りをはじめてすぐに、博物館横で見学できる山畑22号墳
川下りだけではない長瀞の美しい石室! 長瀞といえば水しぶきをあげての川下りをすぐ思い浮かべてしまいますが、古墳時代にも、荒若沿いを支配する豪族がいたことの証でしょうか。川沿いにみられる緑泥片岩をはじめとする片岩をふんだんに使った石室が築かれていて、今回
以前は裏表どちらも楽しめた美形の大型前方後円墳 JR両毛線の小金井から真西に2㎞ほどのところに今回の琵琶塚古墳は築かれています。直線では2㎞ですが、格子状に道が走っているために、一本間違えると大変です。ただ、この日は冬晴れ。動画冒頭のように日光方面の山々を流
それにしても狭長の石室ですね! 今回の古墳、JR赤穂線の西大寺駅から北東に4㎞ほどのところにあります。岡山の他の古墳に行く前に、ここを訪ねることにしましたが、岡山から西大寺にある古墳近くまでのバス路線はなく、やむなく、西大寺まで電車で移動し、そこからはタク
疎林の中に眠る群集墳!残りのいい石室 まだ2022年前半でアップしていない古墳はなかったかなと思いながら以前の元データをひっくり返していたら、ありました。その一基が今回の馬立南古墳群です。7号墳の時に書いた気もしますが、馬立古墳群の姥塚古墳(クリック
ずいぶんとこの独り言、ご無沙汰してしまいました。5か月近く間が空いてしまいました。その間、動画のアップは続けており、そのブログ本記に、独り言に書くようなことを入れていたからかもしれません。それはともかく、お気づきの方もおられるかもしれません。ブログ本記でも
たしかに二つの小山に見えます! 古墳というのは、訪れるたびにその姿をかえているような気がします。完全な錯覚なのですが、これまで気が付かなかったのは不覚でした。名前の由来も考えずにぼーっとみていたのかもしれません。今回の、国の特別史跡、二子山古墳は、たしか
高さ4.5mと見学可能な石室では日本屈指! 今回が3度目の訪問。といっても、2015年、2016年のことです。いずれもヘッドランプの照度が不足して、よく見えませんでした。今回は、既に数多くの石室を見たあとなので、照度が不足失敗ということはないのではないかとは思いまし
凝灰岩の切り石製の石室が見事 出雲市にはいくつもの見応えのある石室が残されていますね。ただ大念寺古墳など市内中心部のものは別にして、周辺に点在している古墳への訪問は車がないと不便です。ということが今回もよくわかりました。ただ一度決めたルールは極力守りた
灰黒色に覆われた前方後円墳 葺石に覆われた墳丘は築造当時の姿に復元された生目5号墳。こうして元動画に戻り揺れもなくし、BGMを付けたリニューアル統合版です。復元された前方後円墳としては、神戸市の五色塚古墳がよく知られていますが遠望が効きません。その意味で全体
石棺の高い技術には驚きましたが・・・ 巨大石室にびっくりしたJR桜井線沿いの茅原狐塚古墳(クリック)の帰り道、近くにある弁天社古墳に寄ってみました。聞いてはいたものの、古墳がどこにあるのか道路側からはまったくわかりません。なるほど、神社の大木に隠れるよう
岩橋千塚古墳群中、最も好きな石室です 以前アップした3本の動画をブレなどを直し統合版にしようと思って作業をはじめたところ、石室がさほど映っていないことに気が付きました。未編集の動画をチェックしたところ、なかなか、迫力のある映像があるではないですか。今では
竹藪の中の石室と竜山石の石棺 古墳巡りの醍醐味といえば聞こえはいいですが、かなり大変でした。google mapに出ているぐらいですから、さほど道もわかりにくくないしと歩き始めましたが、肝心の古墳手前にある認定保育園が通せんぼ。その敷地内を越えたところにあるはず
小ぶりながら段の塚穴を堪能!! 是非訪ねてみてくださいと自信をもっていえる石室の一つに今回の棚塚古墳と太鼓塚古墳からなる段の塚穴は確実に入ります。玄室、羨道ともに完存。壁から天井にかけての石積みが、ほかのどこにもみられない階段状になっているのです。どう
古墳群に到着するまでの道のりがなかなかのもの JR水郡線。福島県の郡山と茨城県の水戸を結ぶローカル線ですが、古墳踏査をしていなければ乗ることもなかったと思います。実にのどか。朝夕の通勤、通学路線化していて少ないのです。でも1時間に一本はありますから、他
長大な石室のある吉備地域最後の前方後円墳! この日は墳丘に上れる前方後円墳としては最大の前方後円墳、造山古墳にはじまり、同じく超大型の作山古墳まで、間に石室が開口する前方後円墳2基を訪ねるという強行軍でした。吉備自然歩道沿いに(所在地マップ参照)地図を
出雲の本格的古墳時代到来を思わせる長さ50mの前方後方墳 出雲空港から連絡バスで出雲市駅に到着したのが、ラッキーなことに予定に遅れること5分の12時10分。ここから三刀屋バスセンター行きの12時21分発三刀屋バスセンター行に乗り、三刀屋小学校まで約40分。
個人さんが丁寧に保存されている迫力満点の石室! 2基の古墳を所有されている個人さん。それだけでもびっくりですが、管理、整備され、見学者にも丁寧に対応されていることに驚かされます。おまけに、ミニ資料館をご自宅の一部に開設し、メディアの記事や、石室から出土し