水戸芸術館現代美術ギャラリーでは現在、“田村友一郎 ATM”という展覧会が開催されています。 展覧会のメインビジュアルは、アルファベットだけ。これまで目に…
“web上だから出来る面白いガイド”をモットーに、 世界でただ一人のアートテラーが毎日役立つ美術情報をお届けします。
1983年生まれ。元吉本興業のお笑い芸人。 芸人活動の傍ら趣味で書き続けていたアートブログが人気となり、独自の切り口で美術の世界をわかりやすく、かつ楽しく紹介する「アートテラー」に転向。 現在は、美術館での講演やアートツアーの企画運営をはじめ、雑誌連載、ラジオやテレビへの出演など幅広く活動している。 著書に『ようこそ!西洋絵画の流れがラクラク頭に入る美術館へ』、『東京のレトロ美術館』など。
2023年も残すところ、あとわずかとなりました。皆さまはどんな一年をお過ごしになりましたか? 自分的には、昨年、吉岡里帆さんの番組に、ゲスト出演させてもらった…
日本全体がバブルに沸いていた1991年に、56歳という若さで突然亡くなったインテリアデザイナー、倉俣史朗。没後30年を超えた今なお、その人気は衰えず。2021…
年齢制限無し。サイズ制限無し。2年に1度開催される現代陶芸の祭典。それが、“菊池ビエンナーレ”です。 2004年にスタートし、今回でちょうど10回目。そん…
現在、森アーツセンターギャラリーでは、“キース・ヘリング展 アートをストリートへ”が開催されています。 死後30年以上経った今でも、その人気は衰えず、彼の…
展覧会の内容は関係なしに、図録の素晴らしさだけを、アートテラー・とに~が独断と偏見で評価する“年に1度の図録の祭典”。それが・・・・・図録・オブ・ザ・イヤーア…
1年ぶりに、草間彌生美術館に行ってきました。久しぶりに訪れたら・・・・・ 1階のウィンドウ部分が、水玉ver.から無限の網ver.になっていました。さ…
現在、渋谷区松濤美術館で開催されているのは、“「前衛」写真の精神: なんでもないものの変容 瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄”です。 (注:展示室内の写…
これまでに、「花」や「鳥」、「山」、「笑い」といった切り口で、北斎とその門人たちの作品を紹介してきたすみだ北斎美術館。その最新展となる“北斎サムライ画伝”のテ…
現在、板橋区立美術館で開催されているのは、毎年恒例の入館料無料&写真撮影OKの館蔵品展です。しかし、今年の館蔵品展とは、これまでのものとはちょっと違ったテイス…
チョコレートプラネットのYouTubeチャンネル内で、特に人気の高いコンテンツである『悪い顔選手権』。それを名画版にしてみたのが、こちらの『名画悪い顔選手権』…
現在、ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションでは、“浜口陽三展 3つの小説で出会うメゾチント”が開催されています。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いて…
蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠
11月24日に、麻布台ヒルズがオープンし、話題を秒で持っていかれた(?)感のある虎ノ門ヒルズステーションギャラリー。東京を一望できるその高層部には・・・・・ …
87歳を迎えた現在もなお、現役で活躍する、“美術界の生けるレジェンド”田名網敬一さん。来年2024年には、国立新美術館にて、世界初となる大規模回顧展が控えてい…
静嘉堂文庫美術館が世田谷区岡本の地から、丸の内に移転して、早いもので1年が経過しました。そんな新たに生まれ変わった静嘉堂文庫美術館において、この1年で最も話題…
現在、アーティゾン美術館で開催されているのは、“マリー・ローランサン ―時代をうつす眼”という展覧会。20世紀前半に活躍した女性画家マリー・ローランサンにスポ…
現在、エスパス ルイ・ヴィトン大阪では、“シモン・アンタイ「FOLDING」”という展覧会が開催されています。 ・・・・・・・シモン・アンタイ?指紋安泰?…
世界有数のピカソのセラミックコレクションを、所蔵・公開する南青山のヨックモックミュージアム。その開館記念第4弾として開催されているのが、生きものをモチーフにし…
■エッシャー 視覚の魔術師 監督・制作・脚本・撮影:ロビン・ルッツ脚本:マラインケ・デ・ヨンケナレーション:スティーブン・フライ2018年製作/80分/オ…
『翔んで埼玉Ⅱ』が公開され、再び脚光を集めている埼玉県。そんな埼玉県を代表する埼玉県立近代美術館では、現在、“イン・ビトウィーン”という展覧会が開催されていま…
現在、東京ステーションギャラリーでは、開館以来初となる仏像展が開催されています。その名も、“みちのく いとしい仏たち”。 仏像展は、ここ近年の展覧会界隈でのド…
現在、21_21 DESIGN SIGHTでは、“もじ イメージ Graphic展”という展覧会が開催されています。 テーマは、グラフィックデザイン。それ…
ボッティチェッリ、アルチンボルド、バスキア・・・美術館や美術の関連書籍などで目にしたから、これらのワードを、芸術家の名前だと認識できたわけですが。もし、唐突に…
リニューアル工事のため、長らく休館していた三の丸尚蔵館が、名前も皇居三の丸尚蔵館と新たに、11月3日にオープンいたしました。 その外観が目に飛び込んできた…
東京都写真美術館にて、2002年より毎年開催されている“日本の新進作家”展。写真・映像の可能性に挑戦する新進作家を発掘し、紹介する展覧会です。その記念すべき2…
今年2023年は、古賀忠雄の生誕120年の節目の年。それを記念して、現在、練馬区立美術館では、“古賀忠雄展 塑造(像)の楽しみ”が開催されています。 ちなみに…
【ルール】名画をモチーフにしたTシャツを100枚集めたらゴール ・ただし、1アーティストにつき、1枚とする ・ミュージアムショップや展覧会のグッズとして…
大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ
国立新美術館で開催中の展覧会、“大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ”に行ってきました。 ダイナミックでありながらも、繊細で心を揺…
3年に一度。ホキ美術館にとって、もっとも重要と言っても過言ではない、あの機会がやってきました。それが、通算5回目となる“「私の代表作」展”です。 「私の代表作…
今年2023年は、帝国ホテル二代目本館、通称「ライト館」が、開業して100年目の節目の年。それを記念して、現在、豊田市美術館では、“フランク・ロイド・ライト …
長沢芦雪の《富士越鶴図》のように、鶴は群れで飛ぶことがあるの?
スズメに、サギに、ニワトリに。美術の世界には、実にたくさんの鳥が登場します。それらの美術作品に関して抱いている鳥疑問を、岩手県立博物館学芸員の鳥博士・高橋雅雄…
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水戸芸術館現代美術ギャラリーでは現在、“田村友一郎 ATM”という展覧会が開催されています。 展覧会のメインビジュアルは、アルファベットだけ。これまで目に…
現在、「絵本のまち板橋」の板橋区立美術館では、4年ぶり3回目となるレオ・レオーニの展覧会が開催されています。その名も、“レオ・レオーニと仲間たち”です。 (注…
現在、パナソニック汐留美術館で開催されているのは、“ベル・エポック―美しき時代 パリに集った芸術家たち”という展覧会。19世紀末から20世紀初頭にかけ、パリが…
先日の記事でもお伝えした通り、B&G財団の助成で制作された『マンガふるさとの偉人』には、芸術家を主人公にした漫画が多数あり、それらがなんと無料で配信されていま…
今年4月26日。豊田市美術館のすぐお隣に、豊田市博物館が誕生いたしました。 設計したのは、建築界のノーベル賞こと、プリツカー賞を2014年に受賞した世界的建…
PLAY! MUSEUMで開催中の展覧会、“「ONE PIECE ONLY」展”に行ってきました。 新刊コミックスの初版部数が毎回、300万部超え!全世界…
約1年ぶりに豊田市美術館に行ってきました。久しぶりに訪れたら、入り口にのれんが掛けられていました。 知らないうちに、居抜きでラーメン屋に変わっていたようで…
岐阜県美術館で約30年ぶりに、洋画家の山本芳翠の回顧展が開催されています。 『PARALLEL MODE:山本芳翠』昨日ご紹介しましたが、現在、岐阜県美術館で…
昨日ご紹介しましたが、現在、岐阜県美術館では、“PARALLEL MODE:オディロン・ルドン”という展覧会が開催中です。そちらと併せて、もう一つ展覧会が同時…
開館は1982年。今年で開館42年を迎えた、僕と同級生の(?)岐阜県美術館に行ってきました。 美術館の敷地内には、多数のアート作品が点在しています。広々と…
大阪を中心に、50年代から60年代にかけて活動した、吉原治良が設立した伝説の前衛美術集団「具体美術協会」。その第2世代の俊英として名を馳せ、1966年に渡仏し…
《イメージの裏切り》ベルギーを代表するシュルレアリスムの画家、ルネ・マグリットが30歳の時に描いた油彩画。パイプの絵の下に添えられたフランス語の一文を訳す…
2002年より毎年、東京都写真美術館で開催されている“日本の新進作家”展。これまでに写真・映像の可能性に挑戦する新進作家を数多く発掘し、紹介し続けてきました。…
現在、東京都写真美術館では、実に7年ぶりとなる海外作家の個展,“アレック・ソス 部屋についての部屋”が開催されています。 国際的な写真家集団マグナム・フォ…
今年11月2日。東京駅八重洲口から徒歩数分圏内の京橋エリアに、戸田建設の超高層複合ビル「TODA BUILDING」がオープンしました。 約3年にも及ぶ工…
世界5大東洋学研究図書館の1つに数えられている東洋文庫。三菱第三代当主である岩崎久彌によって、1924年に創設され、今年でめでたく100周年を迎えました!それ…
この秋、泉屋博古館東京で開催されているのは、“オタケ・インパクト―越堂・竹坡・国観、尾竹三兄弟の日本画アナキズム”。溢れる才能に恵まれるも、性格などに難があり…
東京ステーションギャラリーで開催中の展覧会、“テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする”に行ってきました。こちらは、ザ・コンランショップの創業者で、…
先日、『芸術新潮』11月号が10月24日発売されました。特集は「ムッシュ印象派 モネのすべて」。日本人が好きな画家ランキングでは、常にトップ5入りしているクロ…
現在、京都嵐山の福田美術館では、初公開となる絵巻も話題の伊藤若冲展が開催されていますが。同じく京都の京都文化博物館では、「若沖を超えろ!絢爛の花鳥画」をキャッ…
現在、竹久夢二美術館で開催されているのは、“明治・大正・昭和 レコードの時代と夢二の時代展”という展覧会です。 竹久夢二が活躍した時代と重なるように誕生し…
現在、弥生美術館で開催されているのは、“大正の夢 秘密の銘仙ものがたり展”という展覧会。アンティーク着物ブームの牽引役でもある「銘仙」をテーマにした展覧会です…
立教大学池袋キャンパスのほど近くに、実は、 日本を代表するあの推理小説家の家があります。その人物とは・・・・・ そう、平井太郎です。・・・・・・と、本名で…
現在、大阪中之島美術館で開催されているのは、“生誕270年 長沢芦雪 ―奇想の旅、天才絵師の全貌―”という展覧会です。来年2024年は、「奇想の画家」と言われ…
―昨日の記事からの続き― アーツ前橋の開館10周年記念展として、“ニューホライズン 歴史から未来へ”が開催されています。しかし、その会場はアーツ前橋だけにあら…
いろいろあって、いろいろ心配だったアーツ前橋。(詳しく知りたい方は、「アーツ前橋 作品紛失」で検索!) 2013年10月にオープンして、今年でめでたく10…
現在、水戸芸術館現代美術ギャラリーでは、“今村源 遅れるものの行方”という展覧会が開催されています。 80年代前半より京都を拠点に制作活動をスタートさせ、…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 アートテラーをはじめて、早15年。ついに、とに~氏念願の冠番組がスタートしました。今年で4年目に突入…
現在、泉屋博古館東京で開催されているのは、“日本画の棲み家─『床の間芸術』を考える”という展覧会です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いております…
現在、ちひろ美術館・東京で開催されているのは、“ちひろ美術館セレクション 2010→2021 日本の絵本展”という展覧会です。 (注:展示室内の写真撮影は、特…
昨年、大きな話題となった展覧会、“BRIAN ENO AMBIENT KYOTO”に引き続き、今年も京都でアンビエント・ミュージック(環境音楽)の祭典が開催さ…
京都駅の正面にそびえ立つ京都のランドマーク、京都タワー。その地下1階から2階までは、京都のグルメやお土産を集めた商業施設「京都タワーサンド」となっています…
今年2023年にめでたく開館35周年を迎えた名古屋市美術館(←おめでとうございます!)。それを記念して、現在開催されているのが、“福田美蘭―美術って、なに?”…
現代陶芸の振興を目的に、2年に1度のペースで、菊池寛実記念 智美術館で開催されている菊池ビエンナーレ。2002年にスタートし、今年12月にめでたく10回目が開…
芸術はバクマツだ! そんな思わず「なんだ、これは!」と、二度見してしまうコピーが付けられた日本美術展が、この秋、サントリー美術館にて開催されています。その…
■ミモザイズム(1) 漫画:松尾あき 出版社:小学館 発売日:2023/9/12 ページ数:192ページ キュレーター志望の美大生・福沢はある日、超有…
芸術の秋。食欲の秋。この秋、国立科学博物館で開催されているのは、“特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」”。2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された「…
東京都写真美術館での展覧会、“即興 ホンマタカシ”に行ってきました。 こちらは、1999年に写真集『東京郊外』で、第24回木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家…
静嘉堂文庫美術館が、世田谷区岡本から、丸の内に移って、早くも丸1年の月日が経ちました。それを記念して、現在開催されているのが、“二つの頂―宋磁と清朝官窯”とい…
「タグ大喜利」とは、Instagramで大バズりし、書籍まで出版された麒麟・川島さんの独自コンテンツ。“ハッシュタグで芸人仲間を想像紹介”するものです。 …