現在、国立新美術館で開催されているのは、“リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s”という展覧会。 “建築界の伝説”とまで称されるフラン…
“web上だから出来る面白いガイド”をモットーに、 世界でただ一人のアートテラーが毎日役立つ美術情報をお届けします。
1983年生まれ。元吉本興業のお笑い芸人。 芸人活動の傍ら趣味で書き続けていたアートブログが人気となり、独自の切り口で美術の世界をわかりやすく、かつ楽しく紹介する「アートテラー」に転向。 現在は、美術館での講演やアートツアーの企画運営をはじめ、雑誌連載、ラジオやテレビへの出演など幅広く活動している。 著書に『ようこそ!西洋絵画の流れがラクラク頭に入る美術館へ』、『東京のレトロ美術館』など。
現在、国立新美術館で開催されているのは、“リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s”という展覧会。 “建築界の伝説”とまで称されるフラン…
現在、日本民藝館で開催されているのは、“民藝 無作為の美 ―深澤直人が心を打たれたものたち”。 日本民藝館の5代目館長にして、世界的に活躍するプロダクトデ…
国宝《阿弥陀二十五菩薩来迎図》京都・知恩院蔵。極楽浄土へ行きたいと念仏を唱える者の臨終の際に、25体の菩薩を従えた阿弥陀如来が迎えに来た様子を描いたもの…
現在、奈良国立博物館では“超国宝展”が絶賛開催中です。そちらとまったく一緒の会期で、京都国立博物館では、特別展“日本、美のるつぼ―異文化交流の軌跡―”が開催さ…
京都国立近代美術館で現在開催されているのは、“〈若きポーランド〉―色彩と魂の詩 1890-1918”という展覧会。ポーランドの美術を本格的に紹介する日本初とな…
今年3月に、80歳を迎えたドイツを代表する、レジェンド現代アーティスト、アンゼルム・キーファー(1945~)。そんな彼の個展が現在、意外な場所を舞台に開催され…
~前回までのあらすじ~面倒くさいなあ。あー面倒くさい。面倒くせえぞ。国宝ハンターは、面倒くさいっていう自分の気持ちとの戦いなんだよ。何が面倒くさいって、日本中…
目黒区美術館で現在開催されているのは、“遥かなるイタリア 川村清雄と寺崎武男”という展覧会。イタリアに留学した経験のある画家、川村清雄と寺崎武男を取り上げた2…
東京ステーションギャラリーの“タピオ・ヴィルカラ 世界の果て”に行ってきました。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) フィンランドを代…
1994年に竣工した安藤忠雄さんの代表作の一つ、旧サントリー・ミュージアムこと、大阪文化館・天保山に行ってきました。 一度は訪れたいと思っていましたが、な…
~前回までのあらすじ~とってもとってもとっても、とってもとってもとっても国宝が大スキ。そんな自称国宝ハンター・とに~は、日本中の国宝を求めて、日々走り回ってい…
来年2026年に、生誕140年を迎える“レオナール・フジタ”こと藤田嗣治。それを記念して、今年から来年にかけて、日本各地で数々の藤田嗣治展が開催される予定です…
虎ノ門ヒルズステーションギャラリー、その高層階にあるTOKYO NODE GALLERYでは、現在、“デザインあ展neo”が開催されています。 虎ノ門ヒル…
現在、丸木美術館で開催されているのは、“望月桂 自由を扶くひと”という展覧会。大正から昭和にかけ、多岐に渡って活動した、望月桂(1886~1975)を本格的に…
~前回までのあらすじ~日本全国の国宝をハンティングする。そんな壮大なチャレンジに挑む国宝ハンター・とに~。何かを得るには何かを失うのが常。これまで1144件の…
昨年4月、恵比寿ガーデンプレイス内のヱビスビール記念館が、名前も新たに「YEBISU BREWERY TOKYO」とリニューアルしました。 リニューアルに…
先日、原美術館ARCに行ってきました。その頃、都心ではすっかり葉桜となっていましたが、群馬にある原美術館ARCの桜は、これから満開を迎えるところ。思いがけず、…
4月中旬。都内では桜がすっかり散ってしまいましたが、燕子花のシーズンが、すぐそこまでやってきています。毎年この季節に合わせて、根津美術館で開催されるのが、尾形…
『アートなTシャツコレクション~完~』【ルール】名画をモチーフにしたTシャツを100枚集めたらゴール ・ただし、1アーティストにつき、1枚とする ・ミュ…
今年でめでたく開館30周年を迎えた「セタブン」こと、世田谷文学館。今でこそ、漫画の展覧会は珍しくないですが、世田谷文学館は他館に先駆けて、開館以来積極的に、岡…
JR三鷹駅からバスで約20分。車通りの多い幹線道路沿いに、思わず二度見する建物が建っています。 その名は、三鷹天命反転住宅。(正式名は、三鷹天命反転住宅 …
この春、東京藝術大学大学美術館で開催されているのは、“相国寺展―金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史”という展覧会です。 「京都五山」第二位に列せられる名刹…
阪急大阪梅田駅直結の阪急三番街。前回の大阪万博が開催された前年、1969年にオープンしたショッピングセンターです。 地下街でありながら、一部に人工の川が流…
今年2025年は、女性で初めて文化勲章を受賞した日本画家で、「西の松園、東の清方」と称される上村松園(1875~1949)の生誕150年の節目の年。それを記念…
コレクション2 Undo, Redo わたしは解く、やり直す
世界でも珍しい完全地下美術館。それが、国立国際美術館です。地上に見えているのは、ほぼ金属製のオブジェだけ。実はその下に、3層分の建物が埋まっています。 な…
現在、大阪中之島にある国立国際美術館では、“ノー・バウンダリーズ”という展覧会が開催されています。 バウンダリー?『怪獣の花唄』の??(←それはVaund…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 2020年のコロナ禍以降、長らくに渡って休止されていたアートツアー。その復活第一弾が、今月4月27日…
現在、国立科学博物館では久しぶりとなる人類学・考古学展が開催されています。その名も、“特別展「古代DNA―日本人のきた道―」”です。 近年、古代人のDNA…
世界でも数少ない版画を中心とする美術館、町田市立国際版画美術館で現在開催されているのは、“日本の版画1200年―受けとめ、交わり、生まれ出る”という展覧会。 …
モーソウ13 ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ《アポロンとダフネ》
《アポロンとダフネ》バロックの天才彫刻家ベルニーニの最高傑作。ギリシャ神話に登場する太陽神アポロンと、河の神ペネイオスの娘ダフネの物語がモチーフ。ダフネは…
1846年に創業した皮革製品で有名なスペインのブランド、ロエベ。その日本初となる大型展覧会、“ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界”が、原宿駅…
現在、国立西洋美術館では“どこみる展”が絶賛開催中ですが。全く同じ会期で、常設展示室内の版画素描展示室では、“梶コレクション展―色彩の宝石、エマーユの美”が開…
現在、国立西洋美術館で開催されているのは、“西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで サンディエゴ美術館 vs 国立西洋美術館”。通称、“どこみる…
美術の世界には、奇跡を起こしたヒーローが数多く存在する。もしも、そんな彼らにヒーローインタビューを行ったなら・・・? インタビュアー(以下:イ)「放送席、放…
10万円もするうまい棒が制作、販売されることで、何かと話題の“松山智一展 FIRST LAST”に行ってきました。 うまい棒のニュースばかりが報じられ…
この春、皇居三の丸尚蔵館では、“百花ひらく―花々をめぐる美―”が開催中。同館に収蔵された皇室伝来の貴重な美術品の中から、花を題材とした絵画や工芸品、書籍などを…
国立工芸館 外観 東京国立近代美術館工芸館改め、国立工芸館が金沢に移転して、今年で5年目。それを記念して、今年1年をかけて、さまざまな移転開館5周年記念が予…
仏門に帰依して受戒した出家・在家に与えられた法名。それが、戒名です。いわゆる物故作家の多くには、戒名があります。 例えば。尾形光琳は「長江軒寂明青々光琳」。竹…
今年2025年に、総合開館30周年を迎える東京都写真美術館。それを記念してさまざまな記念展がラインナップされています。その第1弾を飾るのが、“鷹野隆大 カスバ…
2023年、六本木ヒルズ森タワー52階にある東京シティビューでは、手塚治虫の『ブラック・ジャック』をテーマにした展覧会が開催されました。あれから2年―現在、同…
現在、富山県美術館で開催されているのは、“没後20年 東野芳明と戦後美術”という展覧会です。 富山県美術館の前身となる県立近代美術館の運営委員などを務め、…
素晴らしきミュージアムショップの世界 商品番号141&142
東京大学総合研究博物館と日本郵便が協働運営するミュージアム。それが、インターメディアテク。そのミュージアムショップ「IMTブティック」では、東京大学のオフィシ…
東京駅すぐそばのJPタワー内にある学術文化総合ミュージアム、インターメディアテク(略してIMT)に、久しぶりに行ってきました。開館からしばらくは、知る人ぞ知る…
豊洲のラムセス・ミュージアム at CREVIA BASE Tokyoにて、ついに“ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金”が開幕しました。 エジプト…
現在、21_21 DESIGN SIGHTでは、“ラーメンどんぶり展”が開催されています。ラーメンどんぶりをテーマにした展覧会ということで、ミュージアムの入り…
芸術家や美術品を見て、あるいはニュースを見て、勝手に思っちゃたこと、想像してしまったことの数々を発表するコーナー。それが『美術の思っちゃった』です。では、早速…
“ヒルマ・アフ・クリント展”をたっぷりと堪能した後は、東京国立近代美術館の常設展、“所蔵作品展 MOMATコレクション”へ。常設展とはいうものの、13000点…
今年2025年注目の展覧会の一つ、“ヒルマ・アフ・クリント展”が東京国立近代美術館で開幕しました。 “ヒルマ・アフ・クリント展” 東京国立近代美術館 2025…
VOCA展実行委員会に依頼された学芸員や研究者らが、平面美術の領域で国際的にも通用すると思う40才以下の作家を推薦し、その作家たちによる平面作品で、その優劣を…
私事で大変恐縮ではございますが、本日3月20日は、私アートテラー・とに~の誕生日。そこで今回は、美術界における今まで誰も調べたことのない、“バカせま~い歴…
板橋区立美術館で開催中の展覧会、“エド・イン・ブラック 黒からみる江戸絵画”に行ってきました。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております。) 某…
現在アーティゾン美術館では“硲伊之助展”と併せて、“ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ”が同時開催されています。 スイス生まれのゾフィー・トイバー…
現在アーティゾン美術館で開催されているのは、“硲伊之助展”。洋画家・硲伊之助(1895~1977)の東京では初となる回顧展です。 「硲伊之助」と書いて、「…
パスポートセンターがあることでもお馴染み東京交通会館。 銀座のギャラリーを訪れるついでに、本屋に立ち寄ったり、アンテナショップを眺めたり、東京交通会館には…
現在、東京都庭園美術館では、4年ぶりとなるポスターの展覧会、“戦後西ドイツのグラフィックデザイン モダニズム再発見”が開催されています。 デュッセルドルフ…
全国4会場を巡回中の“北欧の神秘”や、「北欧デザイン界の鬼才」ことポール・ケアホルムの日本初個展など、近年、北欧にスポットを当てた展覧会が数多く開催されていま…
白金台にある隠れ家系美術館。それが、松岡美術館。 今年の11月に、めでたく開館50周年を迎えます!(←おめでとうございます)それを記念して、2025年は3…
《セザンヌ礼賛》セザンヌの静物画を取り囲み、礼賛している人の多くは、ドニ自身、セリュジエ、ヴュイヤール、ボナールらナビ派の画家たち。ちなみに、ナビ派のメン…
現在、川崎市岡本太郎美術館では、TARO賞の発表と併せて、“私の現代芸術─コンペイ党宣言”という展覧会が開催されています。 「コンペイ糖のようにトンがって…
岡本太郎の遺志を継ぎ、「時代を創造する者は誰か」を問うための賞。それが、岡本太郎現代芸術賞。通称TARO賞です。プロアマ問わず誰でも応募可能で、国籍・年齢の制…
現在、世田谷美術館で開催されているのは、“緑の惑星 セタビの森の植物たち”という展覧会です。 こちらは、2023年に開催されたコレクション展、“わたしたち…
美術界における今まで誰も調べたことのない、“バカせま~い歴史”を徹底研究し、その成果を独自の考察で発表する企画。それが、『美術のバカせまい史』です。さて、…
年齢関係なし。所属関係なし。未発表の平面作品であれば、基本的に何でもありのガチンコバトル的な公募コンクール。それが、”FACE展”です。 主催はSOMPO美術…
本日3月6日は、「ミロ(36)の日」なのだそうです。そんな「ミロの日」にご紹介するのは、東京都美術館で絶賛開催中の“ミロ展”。20世紀スペインを代表する画家ジ…
現在、表参道のGYRE GALLERYで開催されているのは、“来たる世界2025-2075 テクノロジーと崇高”という展覧会。テクノロジーの驚異的な進化によっ…
日本のミュージアム界の永遠のライバル。それは、東京国立博物館(東博)と京都国立博物館(京博)。そこで本日は、東博か京博かの2択クイズを10問出題したいと思いま…
根津美術館で現在開催されているのは、“武家の正統 片桐石州の茶”という展覧会。武家茶道の“正統”とされる石州流の祖・片桐石州をフォーカスした史上初の展覧会です…
オーブリー・ビアズリー《クライマックス》 1893年、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館Photo: Victoria and Albert Museum…
写真にオブジェ、絵画とマルチな才能を発揮し、自らを“万能の人”ダ・ヴィンチに例えたマン・レイ(1890~1976)。今年2025年は、その生誕135年の節目の…
■秘仏の扉 作者:永井紗耶子 出版社:文藝春秋 発売日:2025/1/8 ページ数:296ページ 200年の間、固く閉ざされていた扉。それはフェノロサと…
デザインやゲーム、AI研究などの領域で、特に注目を集めるアーティスト12組の作品約50点を紹介する展覧会、“マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート”が森…
「動物と人のあいだの回路をひらく展覧会」と称する、“PART OF THE ANIMAL 動物と人間のあいだ”が現在、三軒茶屋の生活工房ギャラリーで開催されて…
現在、サントリー美術館で開催されているのは、“没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ”という展覧会です。 あれ?生誕120年のエミール・ガレ展って、最近…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 来月3月8日に、京都新聞文化ホールにて、“アートテラー・とに~がひも解く! 泉屋博古館の至宝たち”が…
ウェイド・ガイトン「THIRTEEN PAINTINGS」展
現在、エスパス ルイ・ヴィトン東京で開催されているのは、1972年アメリカ生まれのアーティスト、ウェイド・ガイトンの個展です。その名も、“ウェイド・ガイトン「…
今年2025年は、大正から昭和を駆け抜けた日本画家、速水御舟の没後90年を迎える節目の年となっています。それを記念して現在、岡田美術館で開催されているのが、“…
昨年8月。DIC川村記念美術館が休館する、という衝撃的なニュースが報じられました。5万件を超える署名や多くの嘆願書も集まったようですが、最終的には「ダウンサイ…
今から7年前。芸術家の名前や美術関連の言葉を冠した物件、「アート物件」の数々を紹介する記事をお届けしました。 『アート物件あります』ルネサンス上板橋、ルネサン…
北は北海道、青森から、南は三重や奈良まで。約30年をかけて日本各地を巡りながら、12万体の仏像を作ることを目指した江戸時代の修行僧・円空。そんな円空の東京のミ…
約3年に及ぶ大規模な改修工事を終えて、ついに横浜美術館がリニューアルオープンを果たしました。 外観こそ大きな変化はありませんが、グランドギャラリーに新たにエ…
たばこ自体は、どんどん値上がりしているのに。1978年の開館以来、一般入館料100円を貫いてきたたばこと塩の博物館。しかし、昨今の物流コストや光熱費の値上げを…
美術の世界には、奇跡を起こしたヒーローが数多く存在する。もしも、そんな彼らにヒーローインタビューを行ったなら・・・? インタビュアー(以下:イ)「放送席、放…
埼玉県立近代美術館で開催中の展覧会、“メキシコへのまなざし”に行ってきました。 (注:展示室内は一部撮影可。写真撮影は、特別に許可を得ております。) まず、…
静嘉堂文庫美術館で開催中の展覧会、“豊原国周生誕190年 歌舞伎を描く 秘蔵の浮世絵初公開!”に行ってきました。 こちらは、静嘉堂のコレクションの中から、…
昨年末に、開館5周年を迎えた新生スヌーピーミュージアム。約1年ぶりに訪れたら、路上にトリックアートが誕生していました。 おそらく、スヌーピーの足あとに…
《ラスコーの壁画》フランスの西南部にあるラスコー洞窟の内部に描かれた一連の壁画群。およそ2万年前にクロマニョン人によって描かれたとされる。1940年に飼い…
2013年よりユニットで活動する岩竹理恵+片岡純也(ともに1982年生)。その最新展となる神奈川県立近代美術館 鎌倉別館での展覧会、“岩竹理恵+片岡純也×コレ…
先日は、数年ぶりに神奈川県立近代美術館 葉山館に。久しぶりに訪れたら、入り口がスゴいことになっていました! 「??!!!」 こちらから入れる感じではなさげ…
ボッティチェッリ、アルチンボルド、バスキア・・・・・美術館や美術関連の書籍などで目にすれば、これらのワードが芸術家の名前であると認識できるでしょう。しかし、も…
毎年どこかしらで開催されている印象のある展覧会3本柱。それは、「ゴッホ・恐竜・古代エジプト」です(←とに~調べ)。しかし、コロナの影響も大いにあったのでしょう…
2018年に新豊洲駅前にオープンしたチームラボの常設施設。チームラボプラネッツ TOKYO DMM.com(通称、チームラボプラネッツ)。当初は、2020…
現在、パナソニック汐留美術館で開催されているのは、“ル・コルビュジエ 諸芸術の綜合 1930-1965”という展覧会です。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に…
続・無料で観れる美術百選《さいたま新都心合同庁舎(埼玉県さいたま市)》
2000年に「街びらき」し、今年で25年目を迎えるさいたま新都心。その中核をなすさいたま新都心合同庁舎周辺には、パブリックアートが点在しています。 それら…
現在、東京ステーションギャラリーで開催されているのは、“生誕120年 宮脇綾子の芸術 見た、切った、貼った”という展覧会。初公開を含む約150点の作品を通じて…
時は、1983年。アメリカのスミソニアン国立自然史博物館で、“Japanese Ceramics Today(現代日本陶芸展)”という展覧会が開催されました。…
「溶けたりんごの彫刻」などの作品で知られるアーティストの雨宮庸介さん。その東京の美術館では初となる個展が、現在ワタリウム美術館で開催されています。その名も、“…
xAI社が開発したチャット型生成AI。それが、Grok(グロック)。 X(旧ツイッター)を開くたびに、その存在が気にはなっていたので。物は試しにと、《モナ・リ…
LIFE SCAPER in SAITAMA ARTS THEATER
彩の国さいたま芸術劇場に行ってきました。 現在こちらでは、さいたま国際芸術祭2023で、ディレクターを務めた現代アートチーム目[mé]の最新展、“LIFE…
年齢関係なし。所属関係なし。技法も一切関係なし。未発表の平面作品であれば、基本的に何でもあり!SOMPO美術財団が創設したガチンコバトル的な公募コンクール。そ…
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現在、国立新美術館で開催されているのは、“リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s-1970s”という展覧会。 “建築界の伝説”とまで称されるフラン…
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昨年4月、恵比寿ガーデンプレイス内のヱビスビール記念館が、名前も新たに「YEBISU BREWERY TOKYO」とリニューアルしました。 リニューアルに…
先日、原美術館ARCに行ってきました。その頃、都心ではすっかり葉桜となっていましたが、群馬にある原美術館ARCの桜は、これから満開を迎えるところ。思いがけず、…
4月中旬。都内では桜がすっかり散ってしまいましたが、燕子花のシーズンが、すぐそこまでやってきています。毎年この季節に合わせて、根津美術館で開催されるのが、尾形…
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今年でめでたく開館30周年を迎えた「セタブン」こと、世田谷文学館。今でこそ、漫画の展覧会は珍しくないですが、世田谷文学館は他館に先駆けて、開館以来積極的に、岡…
今年めでたく開館50周年を迎える千葉県立美術館。それを記念して、現在、開館以来初となる、民間企業とコラボする展覧会が開催されています。その企業とは、千葉市に本…
現在、調布市文化会館たづくりでは、「共生」をテーマにした展示プログラム、“調布×架ける×アート”が不定期に開催されています。その第2弾として現在開催されている…
現在、ポーラ ミュージアム アネックスでは、“久保寛子展「鉄骨のゴッデス」”が開催されています。こちらは、広島出身の今注目のアーティスト・久保寛子さんの最新個…
「民藝」日本を代表する思想家・柳宗悦を中心に、陶芸家の濱田庄司、河井寬次郎らによって提唱された新しい美の概念。美術工芸品ではなく、無名の職人が作る民衆の…
今年2024年大本命の展覧会“デ・キリコ展”が、先月27日に東京都美術館にて、ついに開幕しました! (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を頂いております。)…
約5年ぶりに、下山芸術の森発電所美術館に行ってきました。 こちらは、大正時代の水力発電所をリノベした、日本唯一、世界的に見ても大変珍しい美術館です。199…
現在、金沢の国立工芸館で開催されているのは、“卒寿記念 人間国宝 鈴木藏の志野展”という展覧会。今年2024年でめでたく90歳を迎える、放送作家じゃない方の鈴…
~前回までのあらすじ~……日本の国宝は多いってわかっていたのに、……なんでもっと集めようと思わなかったんだろう。そんなきっかけから、“国宝を集める”ために旅を…
京都国立近代美術館を皮切りに、岐阜、岡山と巡回してきた展覧会、“走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代”が、菊池寛実記念 智美術館で開幕しました。 智美術館は…
現在、目黒区美術館で開催されているのは、“青山悟 刺繍少年フォーエバー”という展覧会。目黒区出身、目黒区在住の現代美術作家、青山悟さんの美術館では初となる大規…
現在、広島市現代美術館で開催されているのは、“崇高さに関する抽象的な覚書”という展覧会です。 こちらは、ウィーン在住のアーティストの田口和奈さんが着想した…
2018年に新社屋がオープンしたという広島テレビ本社。その1階ロビーは、10時から18時まで、誰でも入れるようになっており、見学することができます。 広島…
現在、東京都現代美術館では、“翻訳できない わたしの言葉”という展覧会が開催されています。 タイトルに“言葉”とはありますが、言語学的なアプローチの展覧会…
現在、東京都現代美術館で開催されているのは、“ホー・ツーニェン エージェントのA”という展覧会です。シンガポールを拠点に活動する現代アーティストで、今もっとも…
現在、箱根の岡田美術館では開催されているのは、“金屏風の祭典 ―黄金の世界へようこそ―”という展覧会。 (注:展示室内の写真撮影は、特別に許可を得ております)…
こんばんは。ATN(=アートテラーニュース)の時間です。 先月、読売新聞の夕刊面にて4年続いた連載、『モーソウ美術館』が終了したアートテラー・とに~が、この4…
今年2024年は、「最後の文人画家」と称された、富岡鉄斎の没後100年目に当たる節目の年です。それを記念して、“没後100年 富岡鉄斎”が、この春、京都国立近…
この春、いや、今年2024年大本命の日本美術展、“雪舟伝説―「画聖」の誕生―”が、いよいよ開幕しました。会場は、京都国立近代美術館1館のみ。巡回の予定はありま…
日本を代表する、いや、もはや世界を代表する現代芸術家、そう言っても決して過言ではない村上隆さんの国内での最新個展、“村上隆 もののけ 京都”が、京都市京セラ美…
もし、本家の『トリビアの泉』がまだ存続していたら投稿したかった、思わず「へぇ」と言いたくなる美術トリビアの数々をご紹介した前回の記事から、すっかり3年以上の月…