「2周遅れ」11月2日ナレーター近藤サト氏が、『「奥様」か「妻」か言葉が変わる時は社会が動く時』という表題でコラムを書かれていました。その中で近藤氏は、バラエティー番組中で「早速、奥様に聞いてみると」というフレーズが問題になった顛末を書かれています。『当事者が語るのは良しとしても、令和の今は「妻」とした方がベター』という決定が『聞きなじみがなく耳に障るので「奥様」に戻してください』という再修正依頼に遭い、結局2パターンを収録。最終判断は制作トップに委ねることになったという話です。こうした騒動を踏まえ、近藤氏は『ジェンダー平等という成熟した社会の新しい概念に、なじみのある慣習的表現が合わなくなった今、私たちはどうすればいいでしょうか』と問うのです。私が奇異に感じたのはその後の記述です。『奥様、嫁、家内、細君...メディアは最先端では?