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ココロの風通し的散文です。思うこと/アート/本/映画/音楽/自然など、日常の写真を添えて綴ります。

すきなもの。たいせつなこと。ココロに風を通すと見えていなかったたいせつなことがあぶり出されてきたりします。

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2014/12/01

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  • 紫陽花に人生を思う!

    紫陽花。初夏の咲き始めの初々しさはなんとも可憐だ。これから時間をかけて滋味深い秋色へ、そして天然ドライになるまで季節を超えてずっと魅惑的なお花ってそうそうないんじゃないかなずっと観察していたいのに大概花盛りの後バッサリ伐られちゃう。。。何だか若さばかりもてはやされるニンゲン界の駄目なところに似ているようで残念だなぁ。なぁんてしみじみ思ってしまうのはジブンがいつの間にか人生の晩秋ど真ん中にいるからなのでありましょう。滋味深い秋色にちょびっとは染まっているだろうか〜。う〜む。紫陽花に人生を思う!

  • ヴェネツィアングラスの鳥たち

    ヴェネチアングラスの置物長男Sとお嫁ちゃんNちゃんからのイタリア土産。わかってるなぁ。長男が幼い頃、デパートで催された「イタリア展」で本場のガラス細工職人さんの実演を観たことがある。その時に彼が気に入って選んだのも鳥の置物だった。その時のことを覚えていたのか定かではないけれどこういうのスキなことに変わりはないね。そして、きっとわたしが気に入るだろうとふたりで選んでくれたことが何より嬉しい。他のものを入れていたレトロな棚をガラス細工専用飾りにしつらえました。ヴェネツィア繋がりでモネのヴェネツィアの絵も一緒にね。そして!先月もうひとりのムスコモドキYくんからいただいた香川旅行のお土産もガラスの鳥さんなのでありました。この偶然もふしぎなものだなあ。このコもケースに一緒に入れましょうね。ヴェネツィアングラスの鳥たち

  • ピンク空

    久しぶりのピンク空にうっとり。夏の夕空だなぁ。日本の季節感、もうめちゃくちゃだ〜。4月の夏日、5月に30℃とかなんやそれ。紫陽花が咲き始めたのを見てそう言えば梅雨ってこれからなんだっけと思い出す。紫陽花も年々早まっている。母の命日頃にしっとりいい色のなるはずなんだけどな。よそのお宅の紫陽花を通りすがりに毎日鑑賞。暫く前に見たかわいい紅葉プロペラたちはもう旅に出たかしら。ピンク空

  • 水たまりワールド

    雨上がりヨリミチ公園水たまりの空の欠片がすきだ。水の中逆さまに生える木々覗き込んだら真っ逆さまに落ちていきそうフシギな束の間の別世界水たまりワールド

  • ユリノキのハナ

    なんてかわいい!ユリノキの花。実は毎年見ているのに花が咲いているところは初めて見た。よっぽど時期が短いのだろうか。不思議な南国フルーツのようなムードの大きなお花。ユリノキはどの季節に見ても存在感あるなぁ!ユリノキのハナ

  • ウエスタンなヒカリ

    メタセコイアの若葉西陽を浴びてなんてきれいなんだろう見上げるとこころがスゥ~と透明になるよありがたやありがたやウエスタンなヒカリ

  • 鹿の木と積もった時間

    きみに出逢ってからもう30年になるんだ。わたしのすきな木。近年は「鹿の木」と呼んでいる。長く伸びた幹が鹿の後ろ姿みたいだから。春過ぎて、きみが緑の葉に包まれるのを見るとほっとする。今年も元気そうだ。たくさんの想い出が沁み込んでいる木。子どもたちが小さい頃、ここで母が握ってきてくれたおにぎりを皆で食べたよね。子どもたちが木登りをすきになったのはあなたのおかげ。(約20年前の子どもたちと鹿の木)いつも変わらずそこにいてわたしたちを迎え入れてくれた。わたしには特別な木。そして、驚いたことにこの木の話をしたこともなかったのに亡き父のパソコンの中に一枚のこの木の写真があったのだ。10年程前、弟の家に大阪から泊まり掛けで上京した時のもの。そういえば、早起きして公園を散歩したと言っていたことがあったなあと思い出す。大き...鹿の木と積もった時間

  • Ray-Ban

    早起き恒例朝さんぽへ。暦がぐるりと巡って父が旅立った朝から一年。一年前の前夜、新幹線に飛び乗って夜中に病院に着いた時「なんだ、来たんか」とちょっと嬉しそうに苦笑いした父。「死ぬんはムズカシイなぁ」と父らしく軽口。「大丈夫だよっ」と言うわたしに「だいじょうぶ言うな」となだめるように静かに笑った。。姉とふたり、朝まで父の手を握って過ごした。だんだん、だんだん、遠くへいくのがわかった。最期に自分の口から出る言葉はありがとうしかなかった。何度も何度もありがとう父の最期を思い出しながら朝の緑の空気を胸いっぱい吸い込む。公園のすきな場所をぐるりと歩いて自転車を停めたベンチまで戻ると…えっ?ベンチにぽつんとレイバンのサングラス。目を疑う。レイバンは父の代名詞ともいうべきサングラス。さっきはなかった。よね?それとも気づか...Ray-Ban

  • 預かり亀の亀吉

    新婚さん長男夫婦が可愛がっている石亀の亀吉。彼らがイタリア旅行に行っている間、うちでお預かり。可愛くてつい水槽から出して遊んじゃう。今は世界のどこにいても簡単に連絡ができる。珍しく息子からLINE。イタリアの様子でも知らせてくれるのかなと開いてみたら、一言「亀吉げんき?」亀吉溺愛されています。笑亀吉は心配いらないよー!それより写真でも送ってと返信したらローマでにっこり微笑む可愛いお嫁さんの写真が送られてきた。しあわせねぇ。それにしても世界はホントに近づいたんだな。30年前、丁度息子たちと同じ歳にわたしたちもヨーロッパを40日余り旅をした。いろんな街から、いつ届くとも知れず、両親や友人に絵はがきを書き送ったものだ。街から街へ列車で移動し、あんなに毎日疲れることもなくたくさん歩けたのは若かったからなんだなぁ〜...預かり亀の亀吉

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