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時間のしずく time drops https://blog.goo.ne.jp/jikannoshizuku

ココロの風通し的散文です。思うこと/アート/本/映画/音楽/自然など、日常の写真を添えて綴ります。

すきなもの。たいせつなこと。ココロに風を通すと見えていなかったたいせつなことがあぶり出されてきたりします。

miko
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2014/12/01

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  • 想い出のひやしあめ

    ひやしあめ。久しぶりだなぁ。やっと飲めた!大阪のコドモだった頃、母について市場へ行くと時々冷やしあめを買ってもらって一緒に飲んだ。あの頃は商店の軒先で一杯50円くらいでよく売られていた。懐かしいな。八百屋さんの軒先にぶら下がるカゴの光景まで思い出した。お釣りはぐい〜んと引っぱったカゴから取って渡されたものだ。天王寺公園。ここは今や「てんしば」と呼ばれるすてきな公園。広い芝生広場、お洒落な店が並びLIVEなども行われるそう。昔、両親のマンションが近くにありこの公園は何度か通ったことがあったけれど、当時は公園に住んでおられる(?)人も多く少し近寄りがたい場所だった。時代は変わりました。通天閣界隈の新世界も昔は女性独りではとても歩ける場所ではなかったもの。今や外国人ひしめく観光地。昭和レトロが売りなのかゲーム感...想い出のひやしあめ

  • ONE WAY MIRROR

    川の街。大阪へ来るといつもそう思う。父の一周忌法要のため約一年振りの大阪入り。父がお世話になった方々にご挨拶に。わたしたち子どもの知らない父の姿を知るひとに話を聞くのはとても貴重なこと。父を懐かしく恋しく思ってくださる人々が家族以外にもいてくれるのだと実感することは、とても慰めになる。空の上で父も照れ臭く嬉しく思っているに違いない。笑父のいない大阪。この川沿いを歩くのももうあと何年か先なんだろうなぁと思いながら早朝の散歩に出る。よく晴れた青い空。父の一周忌にはぴったりな天気。法要後の説法にて「亡くなるというのは、隣の部屋へ移るというだけです」とご住職さん。今までの慣れ親しんだ呼び名で呼び掛けてください。亡くなったひとはあなたと生前の関係のままでいてくれます。いつか必ず会えますので楽しみにしていてください。...ONEWAYMIRROR

  • 都会の片隅で。

    ひっそり繁る小さい小さいガーデン。歩いていてこういうの見つけるたびになんだか嬉しくなる。通り過ぎかけておっと!とっとっと後退。パチリ。都会の路上の片隅。誰にも気づかれなくても小さな世界で小さな花たちが咲き誇る。小さな平和に感謝!都会の片隅で。

  • 「都市と廃墟の写真展」へ

    2週間参加していた丸の内でのイベントの最終日、搬出までのスキマ時間にあ!間に合う!と思い付いて山手線で二駅、秋葉原へ。「都市と廃墟の写真展」秋葉原書泉ブックタワー9Fにて以前からインスタで拝見していた写真家さんの展示へ。Instagram@toshiboさん時間の止まったような廃墟で植物だけが時を刻んでいる…朽ちゆく建築物と今を生きる緑のフシギなハーモニー。こんな場所に身を置いて、朝のヒカリから夕暮れの茜までをみていたい…と、想いながら写真を眺める。束の間、旅してきたような気持ちになる写真展でありました。(会期終了しています)「都市と廃墟の写真展」へ

  • 「キネマの神様」原田マハ著

    「キネマの神様」原田マハ著2011年文春文庫発行これはこれは!久しぶりにワクワクする物語に出逢ったキモチ。後半は滂沱の涙を流しながら一気にエンドロールへ。(本だけど笑)家で読んで良かったわ〜。なんだろ、知ってる人たちみたいに思えてきて勝手に凄い臨場感に包まれてしまった。映画を愛する人たちばかりが出てくるこの物語。映画好きだった父がこの物語のゴウちゃんに被る…。そして同じくヘップバーンがすきだったわたしの母。振り回されっぱなしだったところまで似ている。新社会人になったばかりの1980年代の終盤頃、仕事帰りに足繁く通った銀座文化劇場。古き良きたくさんの名画を銀幕で観ることができたのはあの銀座文化のお陰。往年の映画ファンに混じってハタチそこそこの私も昔の映画にすっかりハマっていた。2週間毎に名画が入れ替わるので...「キネマの神様」原田マハ著

  • あたらしきを知る

    普段の生活圏では会わない人々とたまに交流すると新しいことを知れてとても興味深い。アイドルヲタクの知人と話していたら、聞き慣れないコトバが。「DD」それってなんだ?と思ったらヲタク用語で「誰でも大好き」なんだそうだ。推しを絞らず、誰彼構わず推すアイドルヲタクを卑下するコトバなんだって。へぇ〜〜!還暦超えて益々ド派手になってきたF氏はもとはお硬い聖職者!何はともあれすきなものがあるってエネルギーの源だ。「スキ」のチカラは偉大。また、経営コンサルタントを生業としているトモダチと久しぶりに話していろいろアドバイスをもらったのだが、ヒトとヒト、ヒトと仕事のマッチングアプリの話から、面白いアプリを見せてくれた。それはAIとチャットで話すアプリなのだが、相手を芸能人やすきな有名人などを自分で設定し、まるで今話しているか...あたらしきを知る

  • ももいろさくら波

    さくらの波風に吹かれてくるくる踊る花びら桜は散る様もうつくしい今年のソメイヨシノはのんびり咲いたかと思ったら、春の嵐であっという間に散り始めた。押せ押せで八重桜ももう満開。おかげで枝垂れ桜とソメイヨシノと八重桜の豪華な三重奏が観れた。こんなことは珍しいかも?オマケにツツジも咲きだし道端ではコーラルオレンジのナガミヒナゲシまで揺れている。今日ご近所の軒先に藤の花が咲いているのを見掛けて「えっ!!?」と思わず二度見。正にお花のラッシュアワー。夏も早くやって来そうだしお花も急ぎ足ね。もっとゆったり流れてほしいものだなぁ…地球の時間。ももいろさくら波

  • さくらと「人間の建設」小林秀雄 岡潔著

    先日、公共施設から車椅子をお借りして義母を近所のお寺までさんぽに連れて行った。ここの枝垂れ桜はとてもきれい。「さくら見に行こう!」と着替えをさせて準備していると「もう咲いてるの〜!」「わぁ〜ありがたいねぇ」と喜ぶ。桜を見上げてにこにこ嬉しそう。でも、家に帰りお茶を一服する頃には桜を見たことはすっかり忘れている。それでも、桜の下にいたその瞬間は確かにあった時間。記憶にあろうとなかろうとね。ふしぎなものだ。あったけどないジカン。認知症の義母を看ていると時間が連続して流れていないことがよくわかる。彼女の時間は今の一瞬だけ。有無を言わせぬ完璧なマインドフルネス!素晴らしい!時間という観念がない世界に生きている。それは赤ん坊に時間の観念がないことと同様だ。それはとても平和な世界。いやなことも憂うこともない。一瞬あっ...さくらと「人間の建設」小林秀雄岡潔著

  • 野菜のヘタの生命力にアッパレ!

    野菜のヘタからジャングル!ニンジンは以前から時々葉っぱの成長をたのしく鑑賞していたのだけれど、小松菜のヘタもこんなにぐんぐん芽を出すとは!生きてるなぁ〜!ヘタからまだまだこんなに成長するチカラを持つ新鮮野菜をこうしてお腹に入れることができるってしあわせなことだよなぁ〜と改めて実感。ありがとう!野菜たち。このベビー葉っぱたち小鳥が居たならよろこんでついばむだろうな。また小鳥を飼いたくなっちゃう。それにしても、こんな健気な生命力を目にしちゃうと野菜のヘタ捨てられなくなっちゃいそう。野菜のヘタの生命力にアッパレ!

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