Paid In Full / Eric B. & Rakim 4th & Broadway '87 世界遺産級のクラシック、そしてヒップホップ史上最重要作のひとつ。エリックB&ラキムの1stアルバム『Paid In Full』。本作の後世に及ぼした影響力の甚大さは、ラキムのハードボイルドかつ知性的なラップが多くのフォ
Paid In Full / Eric B. & Rakim
Paid In Full / Eric B. & Rakim 4th & Broadway '87 世界遺産級のクラシック、そしてヒップホップ史上最重要作のひとつ。エリックB&ラキムの1stアルバム『Paid In Full』。本作の後世に及ぼした影響力の甚大さは、ラキムのハードボイルドかつ知性的なラップが多くのフォ
Things Fall Apart / The Roots MCA '99 1993年の1stアルバム『Organix』リリース以来、息の長い活動を続けるザ・ルーツ。自分が初めて聴いた作品は94年の2nd『Do You Want More?!!!??!』だが、当時は(今も)稀少なヒップホップ・バンドというスタイルで、生演奏のグルー
Country Boy, City Man / Mr. Cix
Country Boy, City Man / Mr. Cix Haze Records '75 安っぽいイラスト・ジャケのこのアルバムは、ミスター・シックスなる人物の唯一のアルバム。このシックス氏、その正体はカール・ロゲルという人で、この名を聞いてもまったくピン来ない無名のミュージシャンだが、本作
Lifeline / Roy Ayers Ubiquity Polydor '77 アルバムを年に数枚リリースし続けながらも、ほとんど駄作のない70年代のロイ・エアーズ。1977年の本作『Lifeline』も充実した内容。ユビキティ名義では最後のリリースとなる本作においてのラインナップは、エアーズの片腕(と
Louisiana Slim / Leon Spencer Blue Note '71 ルー・ドナルドソンやメルヴィン・スパークスなどの作品に参加する傍ら、70年代前半にプレスティッジから4枚のリーダー作をリリースしたジャズ・オルガン奏者、レオン・スペンサー。本作『Louisiana Slim』は、レオン・スペ
Sittin' On It / Rivage Tempus '81 あのマイアミのファンク・バンド、マイティ・ライダーズの元メンバーにより結成されたと言われる4人組グループのリヴァージュ。マイティ・ライダーズは1978年に唯一のアルバム『Help Us Spread The Message』をリリースした後に解散し
Shuffering And Shmiling / Fela Anikulapo Kuti and The Afrika 70
Shuffering And Shmiling / Fela Anikulapo Kuti and The Afrika 70 Coconut '78 フェラ・クティのアフロ・ビート革命がピークを迎えるのは1975~77年あたり。何しろ尋常でないリリース量で、Discogsによると75年は『Expensive Shit』をはじめ4枚、76年には『Kalakuta Sho
Back To My Roots / Solomon Burke
Back To My Roots / Solomon Burke Chess '76 1955年に初めてのシングルをリリースして以来、2010年に亡くなるまでの間、長きに渡って活動を続けた偉大なソウル・シンガー、ソロモン・バーク。代表作ということになれば、やはり60年代のアトランティック時代の作品が挙が
Spirit In The Dark / Aretha Franklin
Spirit In The Dark / Aretha Franklin Atlantic '70 アレサ・フランクリンのアトランティックからの8作目のアルバム『Spirit In The Dark』。本作は自分が1番最初に聴いたアレサのアルバムであり、またこの次にリリースされた1番好きなアルバム『Live At Fillmore West』
Teasin' / Cornell Dupree Atlantic '74 スタジオ・ミュージシャンとして、70年代に数多のソウル/ジャズ作品でプレイしたギタリスト、コーネル・デュプリー。セッション・ワークの傍ら、自身のリーダー作もリリースしているが、1974年の本作『Teasin'』は彼の初リーダー
I Choose You / Chicago Gangsters
I Choose You / Chicago Gangsters Gold Plate '75 マッキャンツ4兄弟を中心にオハイオで結成しシカゴで活動したソウル/ファンク・バンド、シカゴ・ギャングスターズ。75年の1stアルバム『Blind Over You』からのシングル・カット「I Choose You」が評判を呼んだことから
Sex Machine Today / James Brown
Sex Machine Today / James Brown Polydor '75 50年代から常に多作のジェイムス・ブラウン。70年代半ばになってもリリース・ペースは衰えず、1975年にはアルバム3枚を出している。その3枚のうちの最初のアルバムが本作『Sex Machine Today』。実に40枚目のスタジオ・アル
Bush Brothers & Space Rangers / Oneness Of Juju
Bush Brothers & Space Rangers / Oneness Of Juju Black Fire '96 本作『Bush Brothers & Space Rangers』は、ワンネス・オブ・ジュジュが1977年に録音しながらも未発表のままとなっていた音源を、ブラック・ファイアが1996年になってようやくリリースした作品。お蔵入り
The Brockingtons Today '72ボルティモア出身の鍵盤奏者、ジュリアス・ブロッキントン。70年代前半にはパーセプション・レコーズ傘下のレーベル、トゥデイからソロ名義の作品をリリースしたり、また同レーベルのベニー・ジョンソンのアルバム『Visions Of Paradise』や、76
Roxbury 02119 / Ed O.G & Da Bulldogs
Roxbury 02119 / Ed O.G & Da Bulldogs Chemistry Records Ltd '93 ボストン出身のエドOGと彼のクルー、ダ・ブルドッグスの2ndアルバム『Roxbury 02119』。91年の前作『Life Of A Kid In The Ghetto』でもプロデューサーの1人として名を連ねていたジョー・マンスフィール
You're So Beautiful / Charles Wright & The Watts 103rd Street Rhythm Band
You're So Beautiful / Charles Wright & The Watts 103rd Street Rhythm Band Warner Bros. '71 L.A.のファンク・シーンをリードしたチャールズ・ライト率いるワッツ103rdストリート・リズム・バンドの5枚目のアルバム『You're So Beautiful』。本作はワッツ・バンド名義
Preacher Man / Impressions Curtom '73 シカゴの名門ソウル・ヴォーカル・グループ、インプレッションズ。1970年の『Check Out Your Mind!』を最後にカーティス・メイフィールドが脱退し、替わって加入したリロイ・ハトソンも72年の『Times Have Changed』1作のみでソロ
Bo & Ruth / Bo Kirkland and Ruth Davis
Bo & Ruth / Bo Kirkland and Ruth Davis Claridge Records '76 1972~73年に自主レーベル、ブライアン・レコーズから2枚のアルバム『Hang On In There』『Doin' It Right』をリリースしたマイク・ジェイムス・カークランド。特に、ジェイムス・ギャドソンやレイ・ジャク
Never Gonna Leave You / Maryann Farra & Satin Soul
Never Gonna Leave You / Maryann Farra & Satin Soul Brunswick '76 70年代後半にブランズウィックを中心にディスコ系の作品を多く手がけたプロデューサー、トニー・ヴェイラー。女性シンガーのマリアン・ファラをフロントに立てたグループ、サテン・ソウルの唯一のアル
Ernie K. Doe Janus '71 1950年代半ばから活動したニューオリンズのR&Bシンガー、アーニー・K・ドー。61年に「Mother-In-Law」の大ヒットを飛ばし、以降も60年代を通じてコンスタントにシングルをリリースしているが、シングル中心の時代ゆえアルバムはシングル・ヒットを
We Are One / Maze featirung Frankie Beverly
We Are One / Maze featirung Frankie Beverly Capitol '83 先日残念ながら亡くなってしまったフランキー・ビヴァリー。彼が率いたバンド、メイズは1977年の1stアルバムから93年の最終作『Back To Basics』まで、ただひたすらに人肌の温もり溢れるソウル・ミュージックを
Adios Amigo / Infernal Blues Machine
Adios Amigo / Infernal Blues Machine London '76 この『Adios Amigo』というアルバム1枚を残すのみの4人組バンド、インファーナル・ブルース・マシーン。本作はフレッド・ウィリアムソン監督・主演で、リチャード・プライアーやジェイムス・ブラウンも出演した西部劇コ
Nocturnal / Heltah Skeltah Priority '96 ニューヨークきってのハードコア集団、ブート・キャンプ・クリックからブラック・ムーン、スミフン・ウェッスンに次ぐ第3の刺客、ヘルター・スケルター。ビリビリと空気を震わすような低音ダミ声のロックと正統派のラックの2人の
The Magician / Timmy Thomas Glades '76 1972年の「Why Can't We Live Together」の特大ヒット一発でソウル史に名を残すティミー・トーマスだが、その後も70年代末まではコンスタントに作品をリリースしている。本作『The Magician』は76年リリースの3rdアルバム。本作も
Passport To Ecstasy / Banks & Hampton
Passport To Ecstasy / Banks & Hampton Warner Bros. '77 60年代半ばからシンガーとしてシングルを数枚リリースし、作曲家としてもジョニー・テイラー「Who's Making Love」を筆頭に数多くのサザン・ソウル名曲を生み出したホーマー・バンクス。ルーファス・トーマスやア
Captain Buckles / David Newman
Captain Buckles / David Newman Cotillion '71 ジャズ・サックス奏者のデイヴィッド "ファットヘッド" ニューマンは、1950年代から60年代半ば頃までレイ・チャールズのバンドで演奏し、60年代後半からはロニー・スミスやエディ・ハリス、ハンク・クロフォードなど、主に
Did You Heard Me? / Rufus Thomas
Did You Heard Me? / Rufus Thomas Stax '72 スタックスを代表するアーティストのひとり、ルーファス・トーマス。レーベルの黎明期からコンスタントにシングルをリリースするも、意外にもアルバムはそう多くはなく、60年代には63年の『Walking The Dog』の1枚があるのみ。
It Is So Beautiful To Be / William Salter
It Is So Beautiful To Be / William Salter Marlin '77 ウィリアム・ソルター(ビル・ソルター)は、60年代にはハリー・べラフォンテやミリアム・マケバの作品でベースを弾いていた人。70年代に入ってからもバーバラ&アーニー『Prelude To...』やハワード・テイト『Howa
Rashida / Jon Lucien RCA '73 カリブ海に浮かぶイギリス領ヴァージン諸島出身のシンガー、ジョン・ルシアン。70年代前半にRCAから3枚、70年代後半にはコロンビアから2枚、80年代以降も数枚のアルバムを残しているが、2ndアルバムとなる本作『Rashida』は、次作『Mind's E
Prelude To... / Barbara & Ernie
Prelude To... / Barbara & Ernie Cotillion '71 ジミ・ヘンドリックスやクインシー・ジョーンズなどのレコーディング・セッションにバック・ヴォーカルとして参加していた女性シンガーのバーバラ・マッシーと、60年代にはハリー・べラフォンテと活動を共にしたギタリスト
Let It Be / Spanky Wilson Mothers Records & The Snarf Company '70 10代の頃からスタンリー・タレンタインやジミー・マクグリフのステージで歌っていたスパンキー・ウィルソンは、L.A.のクラブで歌っていたことろをHBバーナムに気に入られ、バーナムが手がけるいくつか
Listen / Urban Species Talkin' Loud '94 UKの3人組アシッド・ジャズ・グループ、アーバン・スピーシズの1stアルバム『Listen』。当時の印象としては、やや遅れて来たアシッド・ジャズのグループといった感じ。生音ジャズ・ファンクにヒップホップ要素を少し加えて、全編
Chuck, Helen, Eric, Maurice / The Independents
Chuck, Helen, Eric, Maurice / The Independents Wand ’73 シカゴのソウル・ヴォーカル・グループ、インディペンデンツ。当初は1stアルバム『The First Time We Met』のジャケットにも写るチャック・ジャクソン、モーリス・ジャクソン、ヘレン・カリーの男性2・女性1の3
Lucifer Invictus '71 ホランド=ドジャー=ホランドが設立したインヴィクタス/ホット・ワックスは、なかなかユニークなレーベルだ。モータウンが去った後のデトロイト・ソウルの伝統を受け継ぎ、チェアメン・オブ・ザ・ボードやバリノ・ブラザーズ、ハニー・コーンなど
Funk In A Mason Jar / Harvey Mason
Funk In A Mason Jar / Harvey Mason Arista '77 ジャズ/ソウル/ロックなどを股にかけ、膨大な数のレコーディング・セッションに参加してきたハーヴィー・メイソン。その傍らで自身のリーダー作も70年代半ばからリリースしており、本作『Funk In A Mason Jar』は3枚目の
Tender Man / Jae Mason Buddah '75 70年代に3枚のアルバムを残すワシントンDC出身のシンガー/ソングライター、ジェイ・メイソン。本作『Tender Man』は彼の2枚目のアルバムにあたる。本作はプロデューサーにスタン・ヴィンセント、アレンジャーにはヴィンセントとヒュー
Kollage / Bahamadia Chrysalis '96 もともとフィラデルフィアでDJとして活動していたバハマディアが、ギャングスターのグールーと知己を得たことをきっかけにラッパーとしてデビュー。その1stアルバムが本作『Kollage』。DJプレミアにビートマイナーズ、ザ・ルーツ、スキ
Madam Butterfly / Tavares Capitol '79 兄弟5人で結成されたソウル・ヴォーカル・グループ、タヴァレスの7枚目のアルバム『Madam Butterfly』。本作ではボビー・マーティンのプロデュース/アレンジを仰いでいるがフィリー録音ではなく、コールド・ブラッドやグラハム・
Love Is A Very Special Thing / Charles Williams
Love Is A Very Special Thing / Charles Williams EMI '75 ジョージア州出身のソウル・シンガー、チャールズ・ウィリアムズ。唯一のアルバムである本作『Love Is A Special Thing』は本国USでは発売されず、70年代半ばの数年間彼が住んでいてたフィンランドのみでリリー
Tony Sherman BASF '74 カリブ海に浮かぶオランダ領キュラソー島出身のシンガー、トニー・シャーマン。アムステルダムへと出てきたトニーは自身のバンド、リアリティを結成し、1972年にアルバム『Reality』をリリースする。その後はバンド名をトニー&リアリティと改め、7
Family Madness / Vannessa Simon
Family Madness / Vannessa Simon Kongo Dance '92 UKのR&Bシンガー、ヴァネッサ・サイモン。彼女の名前を初めて目にしたのはオマーのデビュー・アルバム『There's Nothing Like This』。アルバムのほとんどの曲でバック・ヴォーカルとして参加し、「You And Me」ではオマ
Don't It Feel Good / Ramsey Lewis
Don't It Feel Good / Ramsey Lewis Columbia '75 ラムゼイ・ルイスは50年代から80年代ぐらいまで非常に精力的に活動を続けた人で、リリース数も膨大。自分は60~70年代の数枚しか聴いていないが、『Sun Goddess』に代表されるソウル・ジャズ/ジャズ・ファンクな70年代の
Zulema RCA '75 3人組ソウル・ヴォーカル・グループ、フェイス・ホープ&チャリティのメンバーとしてキャリアをスタート、その後すぐにグループを脱退しソロへと転向した女性シンガーのズレーマ。ややこしいことに、72年のソロ・デビュー作に続いて2度めのセルフ・タイト
Funky Snakefoot / Alphonze Mouzon
Funky Snakefoot / Alphonze Mouzon Blue Note '74 数多くのレコーディング・セッションに参加し、またウェザー・リポートの創設メンバーでもあったジャズ・ドラマーのアルフォンス・ムゾーン。当ブログでレヴュー済みの作品では、ロイ・エアーズ『Ubiquity』や、ユージン
Music On My Mind / Nancy Wilson
Music On My Mind / Nancy Wilson Capitol '78 1960年のデビューから80年代までは、年に2~3枚のペースでアルバムをリリースし続けていたジャズ/ソウル・シンガー、ナンシー・ウィルソン。銀ピカジャケが眩しい本作『Music On My Mind』は、単独作としては(たぶん)34枚
Adventures In The Land Of Music / Dynasty
Adventures In The Land Of Music / Dynasty Solar '80 レオン・シルヴァーズⅢのプロデュースで、1979年にソラーからデビューしたグループ、ダイナスティ。レオンが手塩にかけた秘蔵っ子とも言えるようグループだったと思われ、2ndアルバムとなる本作『Adventures In The
Fantasy / Aquarian Dream Elektra '78 ノーマン・コナーズがプロデュースを手がけたディスコ/ファンク・グループ、アクエリアン・ドリーム。70年代後半にアルバムを3枚リリースしているが、中でも最も人気が高いと思われるのが2ndアルバムとなる本作『Fantasy』。バンド
Fats Gaines Band presents Zorina
Fats Gaines Band presents Zorina Avamar Records '83 サックス奏者でプロデューサーのファッツ・ゲインズことウィリアム・カール・ゲインズ。50年代からバンド・リーダーとして自身のバンドを率いシングルを数枚リリースしている他、アルバムも1973年にファッツ・ゲイン
Comin' From The Heart Of The Ghetto / Cunnie Williams
Comin' From The Heart Of The Ghetto / Cunnie Williams Yo Mama's Recording '93 ロサンゼルス生まれのR&Bシンガー、カニー・ウィリアムズ。90年代から00年代にかけてアルバムを6枚リリースしているようだが、自分が聴いたのはドイツのレーベル、ヨー・ママズ・レコーデ
Platinum Jazz / War Blue Note '77 ウォーの全盛期は『The World Is A Ghetto』『Why Can't We Be Friends?』といった名盤を生んだ70年代前半、すなわちユナイティッド・アーティスツ在籍時だということは衆目の一致するところだろう。いや、70年代後半だって良作多し。
Relating A Message To You / Cane And Able
Relating A Message To You / Cane And Able Epic '72 カナダはモントリオールで結成された8人組ファンク・バンド、ケイン・アンド・エイブル。1970年に本国で最初のシングルをリリースするが、その後すぐに渡仏。パリ録音のアルバムを1972年に2枚、フランスのエピックか
Mr. C / Norman Connors Arista '81 ジャズ・ドラマーとしてキャリアをスタートし、70年代後半からはプロデューサーとしてジャズに留まらずR&Bフィールドの作品を数多く手がけたノーマン・コナーズ。自身のリーダー作も70年代半ば頃からはR&Bへとクロスオーバーしていくが
Livin' Proof / Group Home Payday '95 ギャング・スターの取り巻き連中の集団、ギャング・スター・ファウンデーションの構成員のリル・ダップとマラカイ・ザ・ナットクラッカーの2人組、グループ・ホーム。『Daily Operation』や『Hard To Earn』での顔見世を経て、ジェ
Menagerie / Bill Withers Columbia '77 ビル・ウィザーズに関しては、個人的にはワッツ103rdストリート・リズム・バンドのメンバーとガッツリ組んだ、72年の超名盤『Still Bill』をはじめとするサセックス時代の諸作の素晴らしさにやはり感銘を受けるが、コロンビア移籍
Get Off With Us / Starfire Dynamic Artists Records And Tapes '76 ヴァージニア州リッチモンドの5人組ファンク・バンド、スターファイア。70年代後半に地元のローカル・レーベルからアルバムを2枚リリースしているが、1976年の本作『Get Off With Us』はそのうちの1枚
Music Is My Sanctuary / Gary Bartz
Music Is My Sanctuary / Gary Bartz Capitol '77 ジャズ・サックス奏者、ゲイリー・バーツの1977年リリースの本作『Music Is My Sanctuary』は、75年の『The Shadow Do』に続いてラリー&フォンス・ミゼル=スカイハイ・プロダクションズの制作。ジェイムス・エムトゥー
Instant Groove / King Curtis Atoco '69 アトランティック・レコードの大物プロデューサー/ソングライター/サックス奏者のキング・カーティス。プレイヤーとしても凄い人だが、若手ミュージシャンの発掘・育成でもその辣腕を発揮。彼のバンド、キングピンズではコーネ
Silver Platinum Spector Records International '81 マイアミ発の3人組ファンク・バンド、シルバー・プラティナム。アルバムは81年リリースの本作1枚のみで、メンバーもほぼ無名の人たちで詳しいことはほとんど分からないのだが、コレは80'sブギー・ファンクの傑作。スラ
Blue Max / Oliver Sain Abet '75 セントルイスを拠点に活動したジャズ/R&Bのサックス奏者でプロデューサーのオリバー・セイン。60年代からコンポーザー、プロデューサーとしてフォンテラ・バスをはじめ多くの作品を制作しているが、自身のリーダー作は72年の『Main Man
Live At The London Palladium / Marvin Gaye
Live At The London Palladium / Marvin Gaye Tamla '77 1976年10月にロンドン・パラディアムで行われたライヴの模様を収めた2枚組実況録音盤。アナログ2枚のうちA~C面がライヴで、D面がスタジオ録音の新曲という構成になっている。当時の最新作である『I Want You』や『
Recorded Live At Newport In New York
Recorded Live At Newport In New York Buddah '74 1973年のニューポート・ジャズ・フェスティバルにおける、ソウル系のミュージシャンの実況録音盤。73年の6月29日から7月8日までのライヴ・レコーディングだが、リリースは翌74年。スティーヴィー・ワンダー、アレサ・フ
25 Years Later / Blaze Motown '90 ケヴィン・ヘッジとジョシュ・ミランの2人が起ち上げたハウス/ダンス・ユニット、ブレイズ。その後、ヴォーカルのクリス・ハーバートが加わって3人組となり、ティミー・レジスフォードのプロデュースのもとモータウンからリリースした
Somebody Else's Guy / Jocelyn Brown
Somebody Else's Guy / Jocelyn Brown Vinyl Dreams Records '84 インナー・ライフやサルソウル・オーケストラ、チェンジなどのヴォーカルとして、また数多くのレコーディングにてそのパワフルでソウルフルな歌声を響かせていたジョセリン・ブラウン。ソロ・シンガーとし
Up The Downstairs / Wilson Williams
Up The Downstairs / Wilson Williams ABC '78 ありふれた名前が匿名的な印象でかえって憶えづらいウィルソン・ウィリアムズなるソウル・シンガー。Disocgsによるとリリースしたアルバムは2枚のみで、そのうち1枚はおそらく2000年代初め頃にスワンプ・ドッグのレーベルか
Hear The Words, Feel The Feeling / Margie Joseph
Hear The Words, Feel The Feeling / Margie Joseph Cotillion '76 マージー・ジョセフは1973年の3rdアルバム『Margie Joseph』から78年の7th『Feeling My Way』までアトランティックに在籍しているが、なぜか76年の6枚目となる本作『Hear The Words, Feel The Feeling』
Soul Makossa / Manu Dibango Atlantic '72 カメルーンのジャズ・サックス奏者、マヌ・ディバンゴの代表曲と言えば、もちろん「Soul Makossa」。世界中でカバーされ、またあの"ママコ、ママサ、マコマコッサ"という呪文のような特徴的なフレーズは、マイケル・ジャクソン
El Chicano MCA '73 イーストL.A.のラテン・ロック・バンド、エル・チカーノの4thアルバム。熱いラテン・グルーヴを聴かせる初期の作品も素晴らしいが、無骨な中にも柔らかいメロウネスを感じさせる本作もやはりイイ。もちろん、ファンキーなラテン・ロック魂は健在。アル
Free Will / Gil Scott-Heron Flying Dutchman '72 ギル・スコット・ヘロンの3rdアルバム『Free Will』。フライング・ダッチマンからリリースした3作は、パーカッションをバックにポリティカルの詩をリズミカルに詠むポエトリー・リーディングのデビュー・アルバム『Small
Satin Doll / Bobbi Humphrey Blue Note '74 女性ジャズ・フルート奏者、ボビー・ハンフリーの5枚目のアルバム『Satin Doll』。ラリー&フォンス・ミゼル=スカイハイ・プロダクションズとの共同作業は73年の3rdアルバム『Blacks And Blues』に始まり(ライヴ盤『Live At
Send It / Ozone Motown '81 80年代前半にモータウンから5枚のアルバムをリリースした、ナッシュヴィル出身の8人組ファンク・バンド、オゾン。80年の1stアルバム『Walk On』は少しジャズ・ファンクっぽさもあるインスト作品で、個人的にはコレも好きなのだが、続く81年の2
One Way featuring Al Hudson MCA '80 デトロイトで結成されたアル・ハドソン&ソウル・パートナーズは70年代後半にABCレコーズから4枚のアルバムを残した後、79年にはMCAへのレーベル移籍を機にバンド名をワン・ウェイへと改め、アルバム『One Way featuring Al Hudson
You've Got It Bad Girl / Quincy Jones
You've Got It Bad Girl / Quincy Jones A&M '73 クインシー・ジョーンズの1973年のアルバム『You've Got It Bad Girl』。本作はアルバム・タイトル曲など、前年のスティーヴィー・ワンダーの大ヒット作『Talking Book』から2曲カバーしているのが目を惹くが、アルバム全
Survival / The O'Jays Philadelphia International '75 70年代のフィラデルフィア・ソウルを代表するソウル・ヴォーカル・グループ、オージェイズ。72年の名盤『Back Stabbers』を皮切りに、名匠ケニー・ギャンブル&レオン・ハフのプロデュース、フィリー・ソウル総本山
The Boy's Doin' It / Masekela Casablanca '75 南アフリカ出身のトランペット奏者、ヒュー・マセケラ。50年代からミュージシャンとして活動したが、アパルトヘイト政策を批判したことから国を追われ、60年代初頭にアメリカに渡る。以降、数多くのリーダー作をリリースし
On The Avenue / Ronnie Foster Blue Note '74 ジャズ鍵盤奏者、ロニー・フォスターの4枚目のリーダー作『On The Avenue』。本作のプロデューサーはジョージ・ベンソン。『Breezin'』をはじめ、ベンソンの70年代後半の諸作にフォスターは参加しているが、音盤上での2人の
Euphrates River / The Main Ingredient
Euphrates River / The Main Ingredient RCA Victor '74 ニューヨークの3人組ソウル・ヴォーカル・グループ、メイン・イングリディエントの通算6枚目のアルバム『Euphrates River』。キューバ・グッディングがリード・シンガーに就いてからは3作目となる。前作『Afrodisia
Mister Magic / Grover Washington Jr.
Mister Magic / Grover Washington Jr. Kudu '75 ジャズ・サックス奏者のグローヴァー・ワシントンJr。70年代にはCTIの傍系レーベル、クドゥから多くのアルバムをリリースし、以降もモータウン、エレクトラとレーベルを渡り歩き、80年にはビル・ウィザーズと共演した「Jus
Smitty / William D. Smith A&M '78 カナダのロック・バンド、マザーロードの鍵盤奏者/ヴォーカルとしてそのキャリアをスタートしたウィリアム・D・スミス。その後は鍵盤奏者としてのみならず、プロデューサー/アレンジャー/作曲家としても数多くのレコーディング・セ
Shadows In The Streets / Shadow
Shadows In The Streets / Shadow Elektra '81 オハイオ・プレイヤーズを脱退したビリー・ベック、クラレンス "チェット" ウィリス、ジェイムス "ダイアモンド" ウィリアムズの3人によるグループ、シャドウ。70年代末~80年代初めに3枚のアルバムをリリースしているが、8
Watching You / Platinum Hook RCA Victor '83 70年代後半にモータウンから2枚のアルバムをリリースしているファンク・バンド、プラティナム・フック。グレッグ・ライトがプロデュースしたその2作は売れなかったようで、Discogsによると80年にもう1枚デオダードのプロデュ
Nolan / Nolan Porter ABC '72 70年代初めに2枚のアルバムをリリースしているロス出身のソウル・シンガー/ソングライター、ノーラン・ポーター。70年の1stアルバム『No Apologies』はフランク・ザッパ周辺のミュージシャンや、リトル・フィートのローウェル・ジョージや
The Space Cadets Vanguard '81 1981年にアルバム1枚のみの残した4人組ファンク・バンド、スペース・カデッツ。本作のプロデューサーを務めほとんどの曲を書いたギタリストのナイロビ・セイルキャットを中心に、87年にソロ・アルバム『The Thistle』をリリースする謎のス
Live At Montreux / Marlena Shaw
Live At Montreux / Marlena Shaw Blue Note '74 先日訃報が伝えられたジャズ/ソウル・シンガーのマリーナ・ショウ。60年代末のカデット、70年代半ばまで在籍したブルー・ノート、70年代後半のコロンビアと、いずれの時代にも優れた作品を残し、80年代以降も活動を続けた
Single Life / Cameo Atlanta Artists '85 1973年にバーナード・パーディーが設立し、ごく短期間のみ存在したレーベル、エンカウンター・レコーズ。同レーベルからアルバム『East Coast』をリリースしたニューヨークのバンド、イースト・コーストのリーダー/ドラマーだっ
Lifestylez Ov Da Poor & Dangerous / Big L
Lifestylez Ov Da Poor & Dangerous / Big L Columbia '95 ニューヨーク出身のラッパー、ビッグL。彼のプロとしてのキャリアをスタートしたのは1992年。99年に凶弾に倒れるまでの短いキャリアの間にリリースしたアルバムは僅かに1枚のみ。しかし、その唯一作は90年代のヒ
Giant Shirley / Tal Ross a.k.a. Detrimental Vasoline
Giant Shirley / Tal Ross a.k.a. Detrimental Vasoline Coconut Grove Recording Company '95 先日訃報が伝えられたファンカデリック最初期のメンバー、タル・ロス(Tawl Ross, Tal Ross)。エディ・ヘイゼル、ビリー "ベース" ネルソン、レイモン "ティキ" フルウッド、
The Dynamite Brothers / Charles Earland
The Dynamite Brothers / Charles Earland Prestige '74 ジャズ鍵盤奏者、チャールズ・アーランドが手がけたブラックスプロイテーション映画のサウンドトラック・アルバム。映画本編はB級カンフー・アクションとのことだが、この最高なジャケットのとおり、サントラ盤は期
Come Back Charleston Blue / Donny Hathaway
Come Back Charleston Blue / Donny Hathaway Atoco '72 ダニー・ハサウェイが制作しクインシー・ジョーンズが監修した、ブラックスプロイテーション映画『Come Back Charleston Blue』(ハーレム愚連隊)のサウンドトラック・アルバム。映画はコメディ・タッチの刑事モノ
Lialeh / Bernard "Pretty" Purdie
Lialeh / Bernard "Pretty" Purdie Bryan '74 バーナード・パーディー制作のブラックスプロイテーション映画のサウンドトラック。低予算のポルノ映画とのことで、当時多忙を極めていたパーディーが何故こんな仕事を引き受けたのかよく分からないが、ホレイス・オットにウ
Christmas On Death Row Death Row '96 ウェッサイの顔役、シュグ・ナイト率いるコワモテ揃いの武闘派レーベル、デス・ロウ・レコーズのクリスマス・アルバム。この年デス・ロウに移籍してきた2パックは不在ながら、デス・ロウ所属のラッパー/シンガーが勢揃いのこのコン
Switch Gordy '78 70年代末~80年代初めにかけて、モータウン傍系のゴーディーから5枚のアルバムをリリースした6人組ファンク/ソウル・バンド、スウィッチ。前身はホット・アイス(或いはスマッシュ)というバンドだが、このバンドがスウィッチとデバージに分裂。また更
Phew! / Claudia Lennear Warner Bros. '73 60年代末にアイク&ティナ・ターナーのバック・コーラス・グループ、アイケッツのメンバーとして活動していたクラウディア・リニア。ティナと仲違いしてアイケッツを辞めた後は、ジョー・コッカーやスティーヴン・スティルス、
You're The Best / Keni Burke RCA Victor '81 ケニ・バークのソロ2作目のアルバム『You're The Best』。本作でもケニ自身がプロデュース/アレンジを担い、ベースやギターを演奏。ドラムスはレオン "ンドゥグ" チャンスラー、キーボードはディーン・ガントが参加。ダンス
Transition / Barbara Mason Buddah '74 60年代半ばから活動するフィラデルフィア出身の女性ソウル・シンガー、バーバラ・メイソン。本作『Transition』は通算6作目となる1974年リリースのアルバム。このイラスト・ジャケットからも分かるとおり、本作は当時のニュー・ソ
High On The Sea / Master Fleet
High On The Sea / Master Fleet Sussex '73 4人組ファンク・バンド、マスター・フリートの唯一のアルバム『High On The Sea』。メンバー4人のうちスターリングとスティーヴンのライス兄弟は、78年~79年に3人組グループのリヴィン・プルーフ~トリプルSコネクションのメ
LTG Exchange Fania '74 ニューヨークの5人組ファンク・バンド、LTGエクスチェンジ。このバンドは70年代半ばに2枚のアルバムをリリースしているが、本作はファニアからリリースした1stアルバム。メンバーにはプエルトリコ出身の移民も含まれるこのバンドは、ニューヨーク
Come Around And Love Me / Jalen Ngonda
Come Around And Love Me / Jalen Ngonda Daptone '23 ワシントンDCに隣接するメリーランド州出身で現在はUKで活動する新進ソウル・シンガー、ジェイレン・ンゴンダのデビュー・アルバム『Come Around And Love Me』。ダップトーンからのリリースということで、オールド・
The Neville Brothers Capitol '78 1977年のアルバム『New Directions』を最後に解散となったミーターズ。メンバー5人のうちアート・ネヴィルとシリル・ネヴィルは、兄弟のアーロン、チャールズとともに新バンド、ネヴィル・ブラザーズを結成。本作は78年リリースの彼らの
Warmer Communications / Average White Band
Warmer Communications / Average White Band Atlantic '78 アヴェレージ・ホワイト・バンドの7枚目のアルバム『Warmer Communications』。本作もこれまでと変わらぬファンク/ソウルを楽しめる充実作。お馴染みのロゴを実写化したようなジャケットもナイス。アルバムのオ
Heavyweight / Monk Higgins United Artists '72 60年代から数多くの作曲/アレンジ/プロデュース仕事をこなしたジャズ・サックス奏者、モンク・ヒギンズ。自身のリーダー作は60年代末から70年代前半にかけて5枚(75年のパム・グリア主演映画『Sheba, Baby』を加えれば6
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Paid In Full / Eric B. & Rakim 4th & Broadway '87 世界遺産級のクラシック、そしてヒップホップ史上最重要作のひとつ。エリックB&ラキムの1stアルバム『Paid In Full』。本作の後世に及ぼした影響力の甚大さは、ラキムのハードボイルドかつ知性的なラップが多くのフォ
Things Fall Apart / The Roots MCA '99 1993年の1stアルバム『Organix』リリース以来、息の長い活動を続けるザ・ルーツ。自分が初めて聴いた作品は94年の2nd『Do You Want More?!!!??!』だが、当時は(今も)稀少なヒップホップ・バンドというスタイルで、生演奏のグルー
Country Boy, City Man / Mr. Cix Haze Records '75 安っぽいイラスト・ジャケのこのアルバムは、ミスター・シックスなる人物の唯一のアルバム。このシックス氏、その正体はカール・ロゲルという人で、この名を聞いてもまったくピン来ない無名のミュージシャンだが、本作
Lifeline / Roy Ayers Ubiquity Polydor '77 アルバムを年に数枚リリースし続けながらも、ほとんど駄作のない70年代のロイ・エアーズ。1977年の本作『Lifeline』も充実した内容。ユビキティ名義では最後のリリースとなる本作においてのラインナップは、エアーズの片腕(と
Louisiana Slim / Leon Spencer Blue Note '71 ルー・ドナルドソンやメルヴィン・スパークスなどの作品に参加する傍ら、70年代前半にプレスティッジから4枚のリーダー作をリリースしたジャズ・オルガン奏者、レオン・スペンサー。本作『Louisiana Slim』は、レオン・スペ
Sittin' On It / Rivage Tempus '81 あのマイアミのファンク・バンド、マイティ・ライダーズの元メンバーにより結成されたと言われる4人組グループのリヴァージュ。マイティ・ライダーズは1978年に唯一のアルバム『Help Us Spread The Message』をリリースした後に解散し
Shuffering And Shmiling / Fela Anikulapo Kuti and The Afrika 70 Coconut '78 フェラ・クティのアフロ・ビート革命がピークを迎えるのは1975~77年あたり。何しろ尋常でないリリース量で、Discogsによると75年は『Expensive Shit』をはじめ4枚、76年には『Kalakuta Sho
Back To My Roots / Solomon Burke Chess '76 1955年に初めてのシングルをリリースして以来、2010年に亡くなるまでの間、長きに渡って活動を続けた偉大なソウル・シンガー、ソロモン・バーク。代表作ということになれば、やはり60年代のアトランティック時代の作品が挙が
Spirit In The Dark / Aretha Franklin Atlantic '70 アレサ・フランクリンのアトランティックからの8作目のアルバム『Spirit In The Dark』。本作は自分が1番最初に聴いたアレサのアルバムであり、またこの次にリリースされた1番好きなアルバム『Live At Fillmore West』
Teasin' / Cornell Dupree Atlantic '74 スタジオ・ミュージシャンとして、70年代に数多のソウル/ジャズ作品でプレイしたギタリスト、コーネル・デュプリー。セッション・ワークの傍ら、自身のリーダー作もリリースしているが、1974年の本作『Teasin'』は彼の初リーダー
I Choose You / Chicago Gangsters Gold Plate '75 マッキャンツ4兄弟を中心にオハイオで結成しシカゴで活動したソウル/ファンク・バンド、シカゴ・ギャングスターズ。75年の1stアルバム『Blind Over You』からのシングル・カット「I Choose You」が評判を呼んだことから
Sex Machine Today / James Brown Polydor '75 50年代から常に多作のジェイムス・ブラウン。70年代半ばになってもリリース・ペースは衰えず、1975年にはアルバム3枚を出している。その3枚のうちの最初のアルバムが本作『Sex Machine Today』。実に40枚目のスタジオ・アル
Bush Brothers & Space Rangers / Oneness Of Juju Black Fire '96 本作『Bush Brothers & Space Rangers』は、ワンネス・オブ・ジュジュが1977年に録音しながらも未発表のままとなっていた音源を、ブラック・ファイアが1996年になってようやくリリースした作品。お蔵入り
The Brockingtons Today '72ボルティモア出身の鍵盤奏者、ジュリアス・ブロッキントン。70年代前半にはパーセプション・レコーズ傘下のレーベル、トゥデイからソロ名義の作品をリリースしたり、また同レーベルのベニー・ジョンソンのアルバム『Visions Of Paradise』や、76
Roxbury 02119 / Ed O.G & Da Bulldogs Chemistry Records Ltd '93 ボストン出身のエドOGと彼のクルー、ダ・ブルドッグスの2ndアルバム『Roxbury 02119』。91年の前作『Life Of A Kid In The Ghetto』でもプロデューサーの1人として名を連ねていたジョー・マンスフィール
You're So Beautiful / Charles Wright & The Watts 103rd Street Rhythm Band Warner Bros. '71 L.A.のファンク・シーンをリードしたチャールズ・ライト率いるワッツ103rdストリート・リズム・バンドの5枚目のアルバム『You're So Beautiful』。本作はワッツ・バンド名義
Preacher Man / Impressions Curtom '73 シカゴの名門ソウル・ヴォーカル・グループ、インプレッションズ。1970年の『Check Out Your Mind!』を最後にカーティス・メイフィールドが脱退し、替わって加入したリロイ・ハトソンも72年の『Times Have Changed』1作のみでソロ
Bo & Ruth / Bo Kirkland and Ruth Davis Claridge Records '76 1972~73年に自主レーベル、ブライアン・レコーズから2枚のアルバム『Hang On In There』『Doin' It Right』をリリースしたマイク・ジェイムス・カークランド。特に、ジェイムス・ギャドソンやレイ・ジャク
Never Gonna Leave You / Maryann Farra & Satin Soul Brunswick '76 70年代後半にブランズウィックを中心にディスコ系の作品を多く手がけたプロデューサー、トニー・ヴェイラー。女性シンガーのマリアン・ファラをフロントに立てたグループ、サテン・ソウルの唯一のアル
Ernie K. Doe Janus '71 1950年代半ばから活動したニューオリンズのR&Bシンガー、アーニー・K・ドー。61年に「Mother-In-Law」の大ヒットを飛ばし、以降も60年代を通じてコンスタントにシングルをリリースしているが、シングル中心の時代ゆえアルバムはシングル・ヒットを
The Neville Brothers Capitol '78 1977年のアルバム『New Directions』を最後に解散となったミーターズ。メンバー5人のうちアート・ネヴィルとシリル・ネヴィルは、兄弟のアーロン、チャールズとともに新バンド、ネヴィル・ブラザーズを結成。本作は78年リリースの彼らの
Warmer Communications / Average White Band Atlantic '78 アヴェレージ・ホワイト・バンドの7枚目のアルバム『Warmer Communications』。本作もこれまでと変わらぬファンク/ソウルを楽しめる充実作。お馴染みのロゴを実写化したようなジャケットもナイス。アルバムのオ
Heavyweight / Monk Higgins United Artists '72 60年代から数多くの作曲/アレンジ/プロデュース仕事をこなしたジャズ・サックス奏者、モンク・ヒギンズ。自身のリーダー作は60年代末から70年代前半にかけて5枚(75年のパム・グリア主演映画『Sheba, Baby』を加えれば6
Allspice At-Home '77 男女混成の5人組ヴォーカル・グループ、オールスパイス。彼らの唯一のアルバムとなる本作はウェイン・ヘンダーソンのプロデュース。演奏を担うのは、やはりウェインが面倒を見ていたプレジャーのメンバーが中心で、実にアット・ホーム・プロダクショ
Mos Def & Talib Kweli Are Black Star / Black Star Rawkus '98 モス・デフとタリブ・クウェリ、当時アンダーグラウンド・シーンで注目を集めつつあったブルックリン出身の新進気鋭のラッパー2人が組んだブラック・スター。各々この1~2年後にはソロとしての1stアルバム
Shot Of Love / Lakeside Solar '78 オハイオ州デイトンの9人組ファンク・バンド、レイクサイド。1977年にABCから1stアルバムをリリースしているが、バンドの活動が軌道に乗ったのは起ち上げられたばかりのL.A.の新興レーベル、ソラーに移籍してから。レイクサイドはソラ
Togetherness / L.T.D. A&M '78 9人組の大型ファンク・バンド、L.T.D.。60年代末にサム&デイヴのバック・ミュージシャンたちにより結成され、70年代半ばにA&Mと契約し80年代初頭までコンスタントにアルバムをリリースしているが、バンドとして飛躍を遂げたのはフィラデル
What A Shame / The Dynamics Black Gold '73 デトロイトの4人組ソウル・ヴォーカル・グループ、ダイナミックスの2ndアルバム『What A Shame』。甘く切なくやるせない極上のスウィート・ソウル・アルバムで、スロウ系の曲が素晴らしいのはもちろんだが、ファンキーなアッ
Ronnie McNeir Prodigal '75 シンガー・ソングライターでプロデューサー、アレンジャーでもあり、キーボードをはじめ多くの楽器演奏をこなすマルチ・プレイヤーでもあるロニー・マクネア。70年代にリリースした3枚のアルバムはいずれも独特で、彼ならではの個性がハッキリ
Escape Hatch / Circle O' Fire Stax '78 80年代にソロ・アルバム1枚を残す鍵盤奏者、デイヴィッド・オコーナーがそれ以前に在籍していた8人組のファンク・バンド、サークル・オブ・ファイア。このバンドも、アルバムはデイヴィッド・ポーターのプロデュースでスタックス
The Master / Chico Stax '73 1940年代から活動するジャズ・ドラマー、チコ・ハミルトンが73年にスタックスからリリースしたアルバム『The Master』。本作はリトル・フィートの面々(ドラマーのリッチー・ヘイワードを除く)がバックアップした異色作で、ローウェル・ジョ
Sunbear Soul Train '77 アハグナ・サン(Ahaguna Sun)とウェルナー "ベアー" シュクナー(Werner "Bear" Schuchner)の2人のミュージシャンによるユニット、サンベアー。サンの方は70年代末にメイズのメンバーに加入、ドラマーとして78年の『Golden Time Of Day』と79年
Roberta Flack & Donny Hathaway Atlantic '72 ともに70年代にアトランティックに在籍していたロバータ・フラックとダニー・ハサウェイ。2人は名門ハワード大学でアカデミックな音楽教育を受けているが、ロバータはダニーの8歳上、しかも彼女は15歳でハワードに入学したと
Father's Children Mercury '79 ワシントンDCで結成された8人組ファンク・バンド、ファザーズ・チルドレン。ヌメロから2011年にリリースされた未発表曲集『Who's Gonna Save The World』を以前にレヴューしているが、そちらは73年に制作しながらもリリースは叶わなかった
2nd Resurrection / Stairsteps Dark Horse '76シカゴのバーク家の子供たちによって結成された兄弟グループ、ファイブ・ステアステップス。60年代後半から70年代初め頃にかけてコンスタントにアルバム5枚にシングルも数多くリリース。その後しばらくリリースが途切れるが、
Mystique featuring Ralph Johnson Curtom '77 70年代半ばに名門インプレッションズのメンバーとして活動したシカゴ生まれのソウル・シンガー、ラルフ・ジョンソン。彼がインプレッションズに加入していた期間は73年~76年の間、アルバムで言えば『Finally Got Myself Tog
The Chronic / Dr. Dre Death Row '92 問答無用・説明不要の超絶大クラシック。とにかくこのアルバムの影響力の甚大さたるやハンパない。すでにN.W.A.時代から独自のサウンドをクリエイトしていたドレだが、独立後の初ソロ・アルバムとなる本作で提示したGファンク・サウ
Norman Feels Just Sunshine '73 70年代前半に2枚のアルバムをリリースしたシンガー・ソングライター、ノーマン・フィールズ。謎の左手ジャケも印象的なこの1stアルバムは、全9曲中8曲が自作曲。デイヴィッド・ヴァン・デピットがアレンジを施し、ユリエル・ジョーンズ
Do You Want More?!!!??! / The Roots Geffen '94 フィラデルフィアのヒップホップ・バンド、ザ・ルーツ。彼らの、特にキャリアの初期においての特徴は、サンプリングやプログラミングに頼らず、クエストラヴのドラムやハブのベースを軸にしたバンド・サウンドによる生グ
Getaway Train / The Earth Disciples Solid State '70 4人組ジャズ・ファンク・バンド、アース・ディサイプルズ。アルバムは本作『Getaway Train』1枚を残すのみ。ライナーによればメンバーの平均年齢19歳という若さで、ジャズ/ファンク/ソウル/ロックを取り入れたグ