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2014/10/06

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  • 2024高塚山

    先週末は浜松市天竜区の高塚山1621mに登ってきた。高塚山は、日本三百名山の一つで南アルプス深南部の秘境の山でもある。ところが、登山口の山犬段までの林道が2019年の大規模なのり面崩落で一般車両は通行止めになり、通行再開のめどは立たなくなっていた。しかし、昨年から川根本町が、南アルプスがユネスコエコパークに登録されて10年となる記念事業の一環として、登山客やハイカーを乗り合いタクシーで送迎する事業を始めた。今回は、その事業に乗っかってタクシーで山犬段まで行くことが出来た。川根本町役場に各自現地集合という事で、マイカーで集まり、7時出発の乗合タクシーに乗る。我々のグループは5人だが、他3人の登山者が同乗し、運転手とガイドの2人を加え、10人で山犬段へ向かう林道を走る。落石だらけの林道をゆっくり走り1時間半ほ...2024高塚山

  • 2024袈裟丸山登山ツアー:2日目袈裟丸山登山

    宿を6:30に出発して40分ほどで袈裟丸山の折戸登山口に着く。途中から細い林道となり、カーブが多く落石もあったりしてパンクに注意しながら進むが、一応舗装路だったので未舗装道路よりはましだった。登山道に入ると、いきなりの急階段。しばらく急坂を上る。やがて開けた尾根道に入り、ススキの原に出る。この日は、全国的に快晴になるとのことで、日差しが木々の間からこぼれてくる。紅葉も予想通り始まっている。笹原の中を進む。開けたところには展望台があり、周囲の展望が出来るのだが、展望台の周りの木の枝が伸びてきていて思ったより展望が悪い。少し下ったところまで行くと、賽の河原と呼ばれる場所に出る。岩がゴロゴロしていて小石があちこちに積み上げられている。お地蔵さんのような石もある。ルートから少し外れた場所に、機械のようなものが見え...2024袈裟丸山登山ツアー:2日目袈裟丸山登山

  • 2024袈裟丸山登山ツアー:1日目足利市観光

    今まで行ったことのない方面の山にも足を延ばそうと思い、栃木県と群馬県の境にある袈裟丸山に行くことにした。袈裟丸山(けさまるやま)は前袈裟丸山・中袈裟丸山・後袈裟丸山・奥袈裟丸山・法師岳の総称のことで、三百名山の一つに数えられている。一般的には前袈裟丸山がこう呼ばれる。ただ、前袈裟丸山と後袈裟丸山との間のルートは通行止めとなっているので、前袈裟丸山までのルートだけで良しとした。まずは、JRと私鉄を乗り継ぎ足利市まで行く。1日目は半日ほど時間があったので、初めての足利市の観光をすることにした。まず、向かったのは足利学校だ。下野国足利荘(現在の栃木県足利市)にあった、平安時代初期(もしくは鎌倉時代)に創設されたと伝えられる中世の高等教育機関で、日本最古の学校と呼ばれている場所である。足利学校は、応仁の乱以後、引...2024袈裟丸山登山ツアー:1日目足利市観光

  • 2024東北紅葉登山ツアー:3日目栗駒山

    3日目の天気も今ひとつ。早朝からガスが立ち込め視界は少ない。とりあえず、須川高原温泉前でスタート前の記念撮影。緑色の源泉が流れる須川高原温泉の露天風呂の横を通って登山口に向かう。源泉の湯滝の上にあるのは、温泉神社だ。ここで登山の安全を祈願していく。熱気の漂う湯滝にかかる木道を進む。すぐに須川高原温泉の蒸し風呂を覗いていく。別名「おいらん風呂」とも呼ばれ、湯あみで硫黄臭がつくのを嫌がったおいらんが蒸し風呂を好んだところからついたともいわれる。蒸気の噴出口が、煉瓦で塞がれているが、使用するときは煉瓦を外し、ござを敷いてその上に寝ころび蒸気を浴びるようになっている。名残ヶ原の入り口で、コースマップを確認する。ガスの中、名残ヶ原の湿原を通過する。最初の渡渉が始まる。ここが三途の川だと思っていたが、まだ早かった。2...2024東北紅葉登山ツアー:3日目栗駒山

  • 2024東北紅葉登山ツアー:2日目焼石岳

    2日目の朝は、朝食を弁当にしてもらい5時半に宿を出発する。ただ、朝から雨が降り出し、1日曇りだという予報が外れていた。しかも、国道から林道に入ると未舗装道路が続き、車のスピードを出すことが出来ない。駐車場に着くと、既に10数台の車が止まっており、悪天候にかかわらず大勢の登山者が登りだしていたようだ。雨具を着てスタートの支度をしていると結構時間がかかり、6時半のスタートになってしまった。焼石岳の登山口はいくつかあるうちの最も早く登れる中沼登山口だ。登山口で、スタート前の集合写真を駐車場整理の管理人に撮ってもらう。雨の中、濡れた岩が多い登山道を進む。土のところは、ぬかるんで滑りやすい。1時間ほどで、中沼に到着する。中沼は、ガスに覆われうっすらとしか見えない。中沼の周辺は湿地帯となっており、木道が濡れて滑りやす...2024東北紅葉登山ツアー:2日目焼石岳

  • 2024東北紅葉登山ツアー:1日目猊鼻渓

    10月に入って最初の登山は、東北方面の紅葉を見に行くことにした。まず一日目は、移動のみで東北新幹線の一ノ関駅で下車する。ホーム内には、なぜかピカチュウがお出迎えだ。ちょうどお昼を過ぎていたので、一ノ関駅近くの「ふじせい」という店に寄っていく。ここは、一ノ関の郷土料理であるもち料理を気軽に食べられる店だ。箸休めの大根おろしに9種類のもち料理(あんこ餅・ずんだ餅・くるみ餅・ごま餅・じゅうね餅・納豆餅・ショウガ餅・ふすべ餅、引き菜のお雑煮)の入った「ひと口もち膳」をいただく。昼を済ませると、駅前でレンタカーを借り、猊鼻渓まで移動する。猊鼻渓は、日本百景の一つにも数えられ、砂鉄川の浸食でできた高さ100メートルの絶壁に奇岩、洞窟、滝など迫力のある絶景が広がる景勝地だ。猊鼻渓名物といえば、船頭が棹一本で操る「舟下り...2024東北紅葉登山ツアー:1日目猊鼻渓

  • 2024第1回中国地方遠征登山:3日目雪彦山

    3日目は、姫路ゆめさき川温泉「夢乃井」から雪彦山(せっぴこさん)の登山口に向かう。30分ほどで登山口に到着する。雪彦山は、姫路市の北約27km、夢前(ゆめさき)川の最深部に鋭い三角形の岩峰がそそり立つ。雪彦山は新潟県の弥彦山(やひこやま)、福岡県の英彦山(ひこさん)とともに、修験道の山として開かれ、今でも行者たちの信仰登山の対象となっている。登山口からいきなりの急登が始まる。この日は、猛暑日となるとの事で朝から非常に暑く、額や首、腕、背中などから汗が噴き出てくる。やがて頭上に大きな不動岩がありこれを巻いて上る。不動岩から上もしばらく岩尾根が続く。いつもだったらスリルがあって面白い岩場なのだが、暑くて汗が止まらず、厳しい登りが続く。登り切ると展望台に着く。ここから雪彦山の大天井岳やクライマーが登る絶壁が見え...2024第1回中国地方遠征登山:3日目雪彦山

  • 2024第1回中国地方遠征登山:2日目那岐山

    2日目は、岡山県奈義町と鳥取県智頭町との境に位置する那岐山に登る。那岐山は古くは那岐の仙(なぎのせん)と呼ばれ、神話のイザナギ、イザナミがこの峰に君臨した伝説に由来するとも、近隣の後山との高さ比べに負けて泣いたことから「ナキノセン」になったとも言われている。岡山県津山市のホテルから車で30分ほどで、第3駐車場に到着する。駐車場から少し歩くと、蛇渕の滝入り口だ。蛇渕の滝には寄らず、もう少し先に進むとB,Cコース登山口の入り口だ。B,Cコース登山口でスタート前の集合写真。ここの山もクマ注意の大きな立て看板があり、気を引き締める。1時間ほど登ると大神岩と呼ばれる場所に到着する。標高1000mのこの場所には、大神(狼)岩には「大日如来」「不動明王」の文字が刻まれている。縦走路にでる。さらに登る途中に「須佐之男命」...2024第1回中国地方遠征登山:2日目那岐山

  • 2024第1回中国地方遠征登山:1日目扇ノ山

    中国地方の山と言えば、伯耆大山や氷ノ山くらいしか行ったことがなかったのだが、調べてみるといろいろあるので、いくつか登ってみようと計画をしてみた。今回は、まず鳥取まで行き、兵庫県と鳥取県にまたがる扇ノ山(おうぎのせん)を目指した。扇ノ山は、標高1,309.9m。関西百名山や日本三百名山に選ばれている。山頂が扇を広げているような形をしていることからこの名前がつけられた。中国・近畿地方の代表的な火山の一つで、西日本では山スキーの人気地の一つだという。登山口は、水とのふれあい公園のある河合谷登山口だ。車を駐車し少し歩くと登山口に出る。登山口にある扇ノ山の案内板を見る。コースマップを見てから登山開始だ。最初は、以外と険しい階段で始まる。階段を上りきると、すぐに緩やかで平坦な道となる。多少の登りはあるものの、ブナの自...2024第1回中国地方遠征登山:1日目扇ノ山

  • 2024高天原温泉・雲ノ平周遊登山ツアー:4日目三俣山荘~新穂高温泉

    いよいよ最終日の朝となった。三俣山荘前からは素晴らしい景色が一望だ。槍ヶ岳と尾根を乗り越え流れ落ちる滝雲。前日登った鷲羽岳。三俣山荘前で集合写真を撮って出発。キャンプサイトを通り、三俣蓮華岳を目指して登り始める。この日も薬師岳がくっきり見える。槍ヶ岳もずっと見えている。そして、これから登る三俣蓮華岳の頂上もくっきり見えてきた。双六岳の巻き道コース分岐で重い荷物を置いて、軽荷で山頂アタックとする。雪渓の上まで来た。山頂まであと僅か。ハイマツの上でイワヒバリを発見。結構近くだが、なかなか逃げていかないのでアップで撮ることができた。三俣蓮華岳2841mに到着。いつの間にか、ガスがかかり展望はなくなってしまっていた。下山していくと、鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳が再び見えてきた。この景色を見るのもこれで最後だ。巻き道コ...2024高天原温泉・雲ノ平周遊登山ツアー:4日目三俣山荘~新穂高温泉

  • 2024高天原温泉・雲ノ平周遊登山ツアー:3日目高天原山荘~三俣山荘

    5:50。高天原山荘前で出発の準備をする。そして、6時ちょっと前にスタートする。いよいよ3日目となり、この日は長い山歩きになる予定だ。朝から水晶岳がよく見える。前日、通った高天原峠からは雲ノ平方面に向かう。いよいよみんなが楽しみにしている雲ノ平だ。高天原峠から2時間以上歩くと、やっと平らな場所に出てきた。後方にはどっしりとした薬師岳が見えている。多少のアップダウンを越えると、薬師岳の全容がはっきり見える。もうまさに雲ノ平の中だ。前方には、雲ノ平山荘が見え、その後に聳えているのは黒部五郎岳だ。とにかく、名だたる百名山がいくつも見える。一旦下って、雲ノ平山荘の真下まで来た。雲ノ平山荘では、冷たい飲み物を買ってひと休みだ。山荘周辺には、身軽な格好で散策している人も多く見られる。雲ノ平では、何泊もしてのんびり過ご...2024高天原温泉・雲ノ平周遊登山ツアー:3日目高天原山荘~三俣山荘

  • 2024高天原温泉・雲ノ平周遊登山ツアー:2日目薬師沢小屋~高天原山荘

    6時ちょっと前に薬師沢小屋を出発する。小屋前には、黒部川に架かる吊り橋があり、慎重に渡る。下から見るとこんな感じ。結構スリルがある。吊り橋を渡ると、梯子で河原に下りる。出だしから、険しい道が始まる。すぐに、高天原と雲ノ平への分岐がある。過去には、雲ノ平への直登ルートで行ったことはあるのだが、高天原方面に向かうのは初めてだ。高天原へのルートは大東新道と呼ばれる道で、前半は河原沿いの沢歩きとなる。横を見ると、黒部川の激しい流れが見える。とにかくこのルートは、とんでもない道で岩がゴロゴロしていてルートファインディングが難しい。2時間ほど歩いたところで、河原でひと休み。ここ何日も雨が降ってないので、水量は少ない方だが、ひとたび雨が降ると激流となり、大東新道は通行不能になる。今回は、本当にラッキーだ。その後も河原歩...2024高天原温泉・雲ノ平周遊登山ツアー:2日目薬師沢小屋~高天原山荘

  • 2024高天原温泉・雲ノ平周遊登山ツアー:1日目折立~薬師沢小屋

    山友たちがさかんに雲ノ平、雲ノ平というので、20数年ぶりに雲ノ平に行く計画を立てた。山登りをある程度やり続けると、この山域は遠いけどいつかは行ってみたい場所になるのだろう。自分はもう行くことはないだろうと思っていたが、仲間と行くのも楽しいだろうと、もうひと頑張りすることにした。参加者は、全部で8名と結構集まり、まずは富山駅前のホテルに集合してもらう。翌朝、ホテルの朝食時間前に出発して富山地鉄で有峰口に向かう。駅員がいない無人のレトロな駅だ。有峰口からは、予約しておいたジャンボタクシーで折立に向かう。タクシーの運転手さんが飛ばしてくれたおかげで、8時くらいには折立登山口に到着する。身支度を調えていよいよスタートだ。まずは木陰の多い道を進んでいく。アラレちゃんの絵が貼られた大木の横を通り抜ける。木の根があちら...2024高天原温泉・雲ノ平周遊登山ツアー:1日目折立~薬師沢小屋

  • 2024北アルプス唐松岳:2日目

    6時40分。唐松岳頂上山荘を出発する。前日から、山頂周辺はガスの中で、ご来光は拝めず、そのまま下山とする。登るときは、余裕がなかったが下山時は、花を撮りながら歩く。岩場の中で咲いていたシャクナゲ。ニッコウキスゲ。シモツケソウ。ウツボグサ。八方池に到着するも、この日も白馬山三山は見えず。八方ケルンを通過。展望ポイントでは、大勢の登山者が休憩している。土曜日で天気がいいこともあって、続々と登山者が上がってきている。その後もスイスイと下山し、リフト、ゴンドラを乗り継いで11時にはゴンドラ乗車口に着いた。前の週の飯豊連峰の疲れが残っていたのか、多少きつかったが、無事下山できて良かった。しかし、下界の暑さは応える。どうして、7月でこんなに暑いのかイヤになってしまう。参考1.2日目の高低図&コースタイム(八方池山荘か...2024北アルプス唐松岳:2日目

  • 2024北アルプス唐松岳:1日目

    7/26~27と北アルプスの唐松岳に登ってきた。本格的な山登りは初めてという人を連れて、3人のパーティだ。前日の夜、サンサンパーク白馬で車中泊したのち、翌朝の八方尾根ゴンドラリフトアダムの始発に乗ってスタートする。兎平からクワッドリフトに乗り換える。兎平から黒菱平までのリフトの下は草ボウボウだ。足の先が草にどんどんぶつかっていく。黒菱平は、標高1680mとなり、リフトは一気に高いところまで連れて行ってくれる。黒菱平から、次のクワッドリフトに乗り換える。八方池山荘でリフトを降りると、いよいよ本格的な登山道となり、歩き始める。登山道は、木道と岩がゴロゴロしている稜線歩きの道に分かれるが、歩きやすい木道コースで進む。木道コースは、八方池で引き返す観光客が多い。下の方を見下ろすと、白馬の街並みや白馬47スキー場の...2024北アルプス唐松岳:1日目

  • 2024飯豊連峰・杁差岳(えぶりさしだけ):2日目

    2日目は、夜中からの強風が止まず、悪天候になっていた。帰りの電車の切符をとってあり、11時くらいまでには、下山口の飯豊山荘に着きたいと思っていた。外の様子を見ながら出発のタイミングを計り、朝6時にスタートすることにした。小屋を出た頃はそれほど強風ではなかったのだが、頼母木山1730mを越えた頃から再び強風になってきた。あまりの強風に顔を上げていることもできないくらいだ。頼母木山から30分ほどで地神北峰にたどり着くと、丸森尾根の分岐に着く。丸森尾根からは下りとなり、山陰で風が遮られるので一安心だ。あとは標高差1300mをグングン下っていく。いつの間にか雲の下に出ると、下界の方が明るくなっている。飯豊連峰は登りがキツイが、下りも同様にキツイ。急坂が多く岩の痩せ尾根も多い。ザレた場所もあるので足元に注意して慎重...2024飯豊連峰・杁差岳(えぶりさしだけ):2日目

  • 2024飯豊連峰・杁差岳(えぶりさしだけ):1日目

    20~22日にかけて飯豊連峰の杁差岳に登ってきた。昨年計画したが、天候が悪く中止したので再度の挑戦であった。朳差岳は、新潟県岩船郡関川村にある飯豊連峰北部の山である。標高1,636.4m。日本二百名山の一つで、山頂付近はハクサンイチゲやニッコウキスゲ、マツムシソウなどの高山植物が見られる。まずは、胎内市の奥胎内ヒュッテに前泊する。夕食を付けてもらったが、翌日の朝は早いのでおにぎりを作ってもらう。5時半に奥胎内ヒュッテ前の乗り場から胎内市が運行する登山タクシーに乗車。メンバーは6人だったが、ジャンボタクシーなので他の客を含めてギリギリで全員乗車できた。足ノ松尾根登山口までは10分ほどの乗車だが、歩けば1時間もかかるので、大いに助かる。足ノ松登山口は標高470mなので、これから1200mほどの標高差を登らなく...2024飯豊連峰・杁差岳(えぶりさしだけ):1日目

  • 2024小布施見にマラソン

    先週末は、長野県の小布施町で開かれた「小布施見にマラソン」に参加してきた。7月なんて暑くてとても走れないと敬遠してきた大会だったが、参加した人からは、かなり高評価で有名な大会だった。特にハーフで制限時間5時間と言うことで、歩いてでも完走できるんじゃないか、暑い時期の練習と思えばいいじゃないかと考え直して、夫婦でエントリーした次第だ。公式HPの大会コンセプトをみると、海の日!!海のない小布施に波をつくる。ONの道より、OFFの道。この大会は、速さを競うだけではなく、時には立ち止まり、小布施を見て、楽しみながら走る見に(ミニ)マラソンです。「土手を行く野道を駆ける路地を走る」というコンセプトでコースをめぐりながら、小布施の町の人とランナーのみなさん、ボランティアのご縁をつなぐ「縁走=えんそう」を楽しみましょう...2024小布施見にマラソン

  • 2024第2回あまとみトレイル:2日目野尻湖周遊道路分岐 展望所~斑尾山~レストハウスチロル

    宿のマイクロバスで、先日のゴール地点野尻湖周遊道路分岐展望所に到着する。バスを見送る。斑尾山登山口を目指し、車道を進む。歩いていく途中、「姫の泣き石」という伝説の石があるようだったが、少し寄り道になってしまうので、そのまま進む。荒瀬原の斑尾山登山口に入っていく。登山口の入り口は、害獣除けの電線が張られていたが、登山者は電線を外して入ってよいとの但し書きがあったので、線に触れないよう慎重に外す。この登山口もクマが出そうな藪が多い。できるだけ固まって、笛や鈴を鳴らして進む。見通しが良くて、少し広い場所で休憩。水分補給だ。荒瀬原林道を横切ってからは、結構きつい上りとなり、大明神岳1358mに到着する。山頂からは、展望が開け初めて野尻湖が見えた。反対側から来た登山者に集合写真を撮ってもらう。大明神岳からさらに数分...2024第2回あまとみトレイル:2日目野尻湖周遊道路分岐展望所~斑尾山~レストハウスチロル

  • 2024第2回あまとみトレイル:1日目地震滝橋前分岐~野尻湖周遊道路分岐 展望所

    前回に続いての2回目のあまとみトレイルだ。前日に、前回と同じ宿のメイプルハイムさんに前泊して6/29~30の2日間でゴールの斑尾山山頂まで踏破する予定である。前回のゴール地点、地震滝橋前分岐からスタートする。この日も朝から好天に恵まれた。農道を歩いていくと、農家の方から声を掛けられる。水田には水が張られて、いよいよ初夏といった趣だ。黒姫山を背にして、先に進む。杉野沢地区の八幡社前を通過。大きな杉の木の先には、薬師如来が祀られている。9時ちょっと前に妙高高原ビジターセンターに到着する。9時の開館時間まで少し待ってから中を見学していく。ビジターセンターの裏には、いもり池がある。晴れた日には標高2454mの妙高山を水面にくっきり映し出すのだが、あいにく妙高山には雲がかかり、ちょっと残念。昔はいもりが多く生息して...2024第2回あまとみトレイル:1日目地震滝橋前分岐~野尻湖周遊道路分岐展望所

  • 2024第1回あまとみトレイル:4日目乙見湖バス停~地震滝橋前分岐

    4日目が最終日だ。メイプルハイムさんから1時間かけて前日のゴール地点となった乙見湖バス停に到着する。黒姫山方向を見ると、雲がモクモクと湧き上がっている。野尻湖からの水蒸気が沸き上がっているのだろうか。乙見湖からは、森林セラピーロードといわれる笹ヶ峰一周歩道に入る。森林セラピーロードとは、生理・心理実験によって癒しの効果が実証され、森林セラピーに適した道として認定された道のことだ。登山道との大きな違いは、森での時間を過ごすことを重要視している点で、広場、ベンチ、トイレ、休憩施設などを十分に配置し、ゆっくりと森を楽しむことができる。清水池に到着する。清水池の湖面には、周囲の火打山などの雄大な山並みが映る。笹ヶ峰牧場に入る。牛たちが草を食むのどかな牧場風景を見ながら歩くと、ホントに心が癒される。笹ヶ峰高原の妙高...2024第1回あまとみトレイル:4日目乙見湖バス停~地震滝橋前分岐

  • 2024第1回あまとみトレイル:3日目戸隠キャンプ場~乙見湖バス停

    3日目は、メイプルハイムさんから戸隠キャンプ場まで送ってもらい、前日のゴール地点からスタートする。この日の天気は快晴。バックの戸隠山が青空に映える。戸隠牧場の中を進む。前方には黒姫山が見える。小川が流れ、涼しげな森の中を進む。戸隠牧場の敷地沿いに設けられた柵沿いの道を進む。広い牧草地が広がっている。振り返れば、戸隠山がずっと見えている。一面黄色い花のお花畑。後方に見えるのは飯縄山。湿原の遊歩道を歩く。レンゲツツジのオレンジがきれいだ。小川に架かった丸木橋を慎重に進む。古池に到着。戸隠高原の標高約1,200mに位置し、黒姫山へ向かうハイキングコースの途中にある。前方に見えるのは小黒姫とも呼ばれる御巣鷹山。東山魁夷の名画「沼」のモデルになったといわれる。古池沿いの湿原には、アヤメの群落がみられる。再び、小川を...2024第1回あまとみトレイル:3日目戸隠キャンプ場~乙見湖バス停

  • 2024第1回あまとみトレイル:2日目アソビーバナガノパーク~戸隠キャンプ場

    8時。アソビーバナガノパーク(旧アゼィリア飯縄)を出発する。アソビーバナガノパークの裏側から藪道を抜けて、あまとみトレイルのコースに向かう。あまとみトレイルのコースは、しばらく森の中の林道を歩く。戸隠神社の一の鳥居跡に到着する。戸隠神社は、ここから始めるのが正式な参拝と言われている。この場所には古くから戸隠神社の神領への入り口として、一の鳥居が建てられていた。寛政年間(1789年ごろ)に石造りの鳥居が建てられたが、弘化四年(1847年)の善光寺地震で倒れてしまい、現在は当時の石材や基礎が残るのみとなっている。一の鳥居から宝光社や中社まで通じている道を戸隠古道と言い、その後は戸隠古道を進む。すぐに、大久保の茶屋に出る。茶屋の中を見ると、職人がそば打ちをやっているのが見えた。一の鳥居から二十八丁(3.0km)...2024第1回あまとみトレイル:2日目アソビーバナガノパーク~戸隠キャンプ場

  • 2024第1回あまとみトレイル:1日目長野駅~アソビーバナガノパーク

    14~17日にかけて、長野のあまとみトレイルを歩いてきた。あまとみトレイルは、令和3年10月23日に一部開通した、長野駅~戸隠~妙高・笹ヶ峰~野尻湖~斑尾山頂を結ぶ総延長86kmの歩いて楽しむロングトレイルだ。名称の「あまとみ」は西の雨飾山(あまかざりやま)の「あ」、東の斑尾山(まだらおやま)の「ま」、南の戸隠山(とがくしやま)の「と」、北の妙高山(みょうこうさん)の「み」と、この地域を代表する山の頭文字をとって名付けられた。斑尾山頂ではお隣のロングトレイル「信越トレイル」(総延長110km)に接続する。信越トレイルとあまとみトレイルを合わせると200km近くのロングトレイルになる。今回は、そのうちの60キロほどを歩く予定だ。参加者は、全部で13名。長野駅で全員集合してからスタートする。長野駅からは、ほぼ...2024第1回あまとみトレイル:1日目長野駅~アソビーバナガノパーク

  • 2024航空のお仕事・歴史探訪ウォーキング

    最近は、ウォーキングの大会にも時々出ているのだが、先日は富士山静岡空港まで歩くコースだというので参加してみることにした。富士山静岡空港は、まだ一度も行ったことがなかったので、いつか行く機会もあるだろうから下見のつもりで参加した。まずは、JRで金谷駅まで行く。金谷駅がスタート地点だ。金谷駅前で、コースマップをもらい歩き始める。線路脇の細い道を進む。コース上には、矢印の看板があり、わかりやすい。歩き出して数分で、旧東海道石畳金谷坂に隣接している「石畳茶屋縁-en-」に立ち寄る。かまどで炊いたご飯や地場の食材を使った食事が楽しめる和食カフェだが、ここでのんびりするには早すぎる。中を通り抜け、外観を見ながら、どんなカフェなのか下見とする。東海道制定の頃、ぬかるむ山道に幕府は敷き石を並べることを命じた。金谷宿から牧...2024航空のお仕事・歴史探訪ウォーキング

  • 2024越後里山三山登山ツアー:3日目弥彦山

    最終日は、弥彦山に登る。新潟県の広い地域から見ることができ、弥彦神社の祭神・天香山命を祀った山として、古くから人々の崇敬を集め、山全体が弥彦神社の神域となっていて、英彦山、雪彦山と共に日本三彦山と呼ばれる山でもある。弥彦山神社の駐車場に車を止めて、歩き出す。日曜日という事もあって、駐車場は満車に近く、ギリギリ止めることが出来た。登山道入口となる鳥居前で集合写真。この日は、新潟県のメンバー二人も新たに参加して、総勢11人のパーティーとなった。階段状の登山道を登っていく。朝早くだが、既に下山してくる人もいて、大勢の登山者と行き会う。岩がごつごつ出ている場所もあるが、道幅は結構広く、整備され登りやすい登山道だ。開けた場所から、下界を眺める。水が張られた水田がキラキラと光っている。右側少し上の方に赤い鳥居が見える...2024越後里山三山登山ツアー:3日目弥彦山

  • 2024越後里山三山登山ツアー:2日目観光

    袴腰山から下山してもまだお昼過ぎだ。近くの道の駅「漢学の里しただ」でランチ休憩とする。お腹も満たされたので、午後からは観光だ。まずは、Mさんお勧めのSnowPeakMUSEUMに向かう。スノーピークは、燕三条に本社を持つアウトドアグッズのメーカーだ。ショップで製品を見ていると、MUSEUMの案内が始まるという事で、会場に向かう。2階からガラス越しに1階の社員のワークスペースを見学する。この日は休日のため、社員はいないが、平日はこのフロアでアウトドアグッズの企画や商品開発が行われているという。テントやタープ、服などを回収して、ポリエステルの粉末から繊維状に変え、新たな服を作る装置だという。テラスからキャンプ場を眺める。スノーピークの周囲は広大な敷地が広がり、キャンプ場になっている。最後に1階のMUSEUMの...2024越後里山三山登山ツアー:2日目観光

  • 2024越後里山三山登山ツアー:2日目袴腰山

    2日目は、新潟県三条市にあり、粟ヶ岳の手前にある袴腰山に向かう。頂上は、屋根形平頂の広い山頂で、あたかも袴の腰の部分のような山容で、山頂からは粟ヶ岳と守門岳が近くに見える。そして、毎年5月中旬から下旬にかけてヒメサユリ祭りで沢山の人が訪れるという事で、今回はヒメサユリ鑑賞が一番の目的だ。朝一番で、高城城址駐車場に向かう。百台以上は止められそうな大きな駐車場だが、驚くほどガラガラだ。実は、今年のヒメサユリは例年の1割くらいしか開花せず、しかも開花時期が早くて、この日はもうほとんど終わりになっていたらしい。駐車場を出て、ヒメサユリの小径の入り口に向かう。ヒメサユリの小径はロープが張られ、植生が守られている。例年の1割程度で、もう終わりだという事で、大群落を見ることはできなかったが、ところどころにまだ残っている...2024越後里山三山登山ツアー:2日目袴腰山

  • 2024越後里山三山登山ツアー:1日目米山

    3年ほど前に新潟中越地域の浅草岳、守門岳、粟ヶ岳に登って以来の久しぶりの新潟遠征となった。今回は、地元在住のMさんのおすすめの低山歩きがメインだ。初日の朝早く、始発の新幹線で長岡まで向かう。長岡でレンタカーを借りて、米山の登山口となる水野林道登山口に向かう。米山の登山口はいろいろあるのだが、到着時間がお昼ごろになってしまうので、最短ルートで登ることが出来る水野林道登山口にした。10台くらいは止められる駐車場だが、時間も遅いし、天気もあまりよくないので、1台しか止まっていなかった。我々のメンバーは、2台の車で7人だ。夕方くらいから雨になるとの予報なので、急いで歩き出す。登山口には、やはりここにもクマ出没注意の看板があり、気にしながらも進んでいく。やくしの杜の看板がある。整備された登山道の周りは、ブナ林だ。新...2024越後里山三山登山ツアー:1日目米山

  • 2024戸隠山:後半

    後続のメンバーも胸突岩を登ってきて、全員が「蟻の塔渡り」の入り口に揃った。私がまず先頭を行き、その後をそろりそろりと後続のメンバーが続く。ときおり風が強く吹くときがあり、さすがにまっすぐ立つのは怖いので、みんな中腰か這いつくばっている。一気に前に行くのも疲れるので、途中で中休み。1人だけ立っているメンバーがいて、なかなかの強者だ。それでも全員無事に、蟻の塔渡りと剣の刃渡りを通り抜け、八方睨に到着する。八方睨からの展望は素晴らしい。雪をかぶった北アルプスがしっかり見える。そして、正面には、百名山の高妻山の鋭い峰がそそり立っている。八方睨から数分で戸隠山山頂1904mに到着する。みんな着いたところで、もう一度集合写真。山頂でランチ休憩をしていたら、二人のトレイルランナーがやってきた。男性は、飯野航さんといい、...2024戸隠山:後半

  • 2024戸隠山:前半

    15年ぶりに戸隠山に登ることになった。戸隠山といえば、ギザギザとした山容が特徴の北信五岳の一つで上級者向けの山として有名だ。登山コースはバラエティに富んでおり、鎖場や岩壁のトラバース、さらに高さのあるナイフリッジなど、緊張感のあるコースばかりで命知らずの仲間たち8人で登ることになった。とはいえ、初めて登った時は、スリルはあったものの楽しく登った思い出しかなく、割と安易に考えていた。前日の夜、高妻山登山者用無料駐車場に車を止め、車中泊して早朝に集まった仲間たちと共にさかさ川遊歩道からスタートする。遊歩道の周りには、水芭蕉が咲き乱れ、尾瀬みたいな感じだ。戸隠神社参道入口に到着する。鳥居を通り抜ける。杉並木の道を進む。赤い隋神門を抜ける。隋神門から見た参道は、一際神秘的な杉並木の参道だ。隋神門の先は、神の宿る道...2024戸隠山:前半

  • 2024神奈川・大山

    登山が初めてという人を連れて、神奈川の大山に登ってきた。1年半ほど前に登ったばかりだが、違うメンバーで行くのもいい。ただ、天気予報が今ひとつで心配だったが、9時過ぎくらいから雨が上がるという事で、現地に向かった。しかし、現地に着くと霧雨状態が続いていた。雨合羽を着て、大山の登山口であるこま参道に向かう。今回は、登山経験が少ないメンバーが多いので、最初からケーブルに乗り阿夫利神社下社まで一気に登ってしまう。阿夫利神社下社で登山の安全を祈願して登山口に入る。登山口に入るといきなりの石段の急登だ。大山登山道は1丁目から山頂の28丁目まで石柱が立っている。8丁目あたりに樹齢約600年の杉の大木があり、根本はひとつで2本の大木が寄り添うように伸びていることから夫婦杉と言われている。登山道は、初心者には結構きつい上り...2024神奈川・大山

  • 2024第5回箱根ガイリーン

    昨年末、アクシデントで予定したコースを歩けなかった箱根ガイリーンの続きをやっと終えることが出来た。箱根山の外輪山をぐるっと回る全長50キロのコースだ。まずは、御殿場駅からバスで金時山登山口バス停まで行く。ちょうどゴールデンウィークの初日という事もあって、バスが渋滞にはまり30分ほど遅れてきたが何と乗れて、金時山登山口バス停に到着する。反対側から来た仲間とも合流し、11人のメンバーでスタートである。別荘地内を進む。金時山登山口に到着する。急登を登りきると、矢倉沢峠に到着し、未踏破の箱根ガイリーンの続きが始まる。笹原の気持ち良い道を進む。後ろを振り返ると金時山が見える。今回は、金時山にはいかず東回りだ。ところどころ倒木があったりして、頭に注意。火打石山988mを通過。12時も回り、お腹が空いてきたので、明神ヶ...2024第5回箱根ガイリーン

  • 2024大札山

    久しぶりに県内の近場の山にしようという事で、川根方面から浜松市天竜区にある大札山に登ってきた。大井川沿いに北上し、林道南赤石線に入り、三ツ星天文台の駐車場に車を止めてスタートする。林道南赤石線をしばらく歩くと、車両通行止のゲートが出てくる。もう何年も前から通行止めが続いていてこの先へはマイカーでの通行が出来なくなっている。30分ほどで南尾根登山口に到着する。登り始めると、すぐに急登が始まる。根が縦横無尽に張り出していて、結構歩きにくい。尾根道だけあって、平らな部分は全くなく、ひたすら登り続ける。やっと見晴らしがよく、ベンチのある休憩ポイントに着いた。大井川が蛇行している様が良く見える。しばしベンチで休憩する。休憩ポイントからしばらく進むと、今回のお目当てのアカヤシオの花が見えてきた。大札山では、4月中旬か...2024大札山

  • 2024京都トレイル西山コース&愛宕山登山

    京都市内から嵯峨嵐山駅に下車すると、観光客で賑わう嵐山の渡月橋に向かう。まだ8時過ぎなので人出は少ないが、見かけるのはほとんど外人ばかりだ。この辺りは何度も来ている場所だが、初めての人もいるので、とりあえずのスタート地点とする。天竜寺の横を通り、竹林の小径に入る。手入れされた竹林が道の両脇に続く、京都を代表する観光名所だ。いつの間にか、外人の観光客だらけとなっていた。9時前に化野念仏寺に到着する。入り口で少し待って、9時の開門と同時に中に入る。かつて風葬の地として知られていた化野で、弘法大師が野ざらしになっていた遺骸を集めて埋葬し、供養のために五智山如来寺を建立したのが始まりで、境内の「西院の河原」には、約8,000体の石仏・石塔が立ち並ぶさまは、他の寺院とは趣が大きく異なる。有名な鮎料理の店「平野屋」「...2024京都トレイル西山コース&愛宕山登山

  • 2024東寺夜間拝観

    明日香村周遊を終え、飛鳥駅から東寺駅まで移動する。駅を降りて、東寺まで歩いていくと、そろそろ日が暮れ始め、ライトアップが始まっていた。この日は、「夜の特別公開東寺夜桜ライトアップ(金堂、講堂夜間特別拝観)」の最終日となり、長い一日の最終イベントに突入だ。特別拝観料を入り口で払い東寺の境内に入る。最終日というのに大賑わいで数珠つなぎに観光客が入っていく。ふとお濠を見るとライトアップされた鳥の置物が見えた。と、思ったら動いたので、本物のシラサギとわかった。そして、お濠の先にはライトアップされた五重塔と水面に映る五重塔がダブルで見える。さらに進むと、水面には桜の花弁で埋め尽くされ花筏となっている。五重塔近くまで行くと、まだ残っていた桜とのコラボが見られた。広場の周りは、不二桜や染井吉野・枝垂桜など約200本の桜...2024東寺夜間拝観

  • 2024三輪山登拝&明日香村周遊

    大和三山登山の翌日、町屋ゲストハウス三輪前で集合写真を撮る。三輪といえばソーメン発祥の地として有名だが、日本最古の神社の一つとして知られる大神(おおみわ)神社のある町でもあり、辺りは何もなく静かで厳かな雰囲気が漂う街並みが良かった。町屋ゲストハウスのご夫婦に見送られて、大神神社に向かう。大神神社の大鳥居が見えてきた。高さ32.2m、柱間23mの巨大な鳥居だ。大きさ的には、熊野本宮大社の旧社地・大斎原に建立された高さ34m、幅42mの鳥居が日本一だと思うが、それに負けず劣らずの大鳥居である。しかし、我々は、昔からある一之鳥居から参道に向かう。大鳥居が出来たのは、1986年と新しく、かつて参詣者はこの鳥居をくぐって神社に参詣したのだという。三輪山を正面に眺めながら、整備された参道を進む。二ノ鳥居まで来た。玉砂...2024三輪山登拝&明日香村周遊

  • 2024大和三山登山

    大和三山とは、橿原市に位置する天香具山(あまのかぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま)の三山をいう。奈良盆地中央にぽっかりと浮かぶように並んでいて、北に耳成山、東に天香久山、西に畝傍山がある。いずれも高さ200mにも満たない小さな山だが、姿が美しく、神話や伝説が豊富である。古代の人々は畝傍山を女性、他の2つの山を男性と考え、畝傍山をめぐって耳成山と天香久山が争ったという話が伝えられている。先週末、大和八木駅をスタートして、近鉄の線路沿いに耳成山に向かって歩き出す。耳成山の登山口に到着する。登山口には、耳成山にまつわる伝説などが書かれている。10分もかからず、耳成山山頂140mに到着する。山名は、円錐形の美しい山容からで、余分なところがない=耳がないから転じたという由来がある。山頂から少し下...2024大和三山登山

  • 2024吉野山お花見ハイキング

    先週末、お花見を目的に奈良の吉野山を歩いてきた。吉野山とは、大峯連山の北の端から、南に約8kmつづく尾根一帯を指し、桜の名所として有名だ。谷や尾根を埋める桜は3万本ともいわれ、麓から下千本、中千本、上千本、奥千本と順に開花し、山を染めていく様子は見事である。また、2004年7月、吉野山を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が、ユネスコの世界遺産に認定された。吉野山は山全体が世界遺産として登録されており、吉野水分神社・金峯神社・金峯山寺・吉水神社などの世界遺産の建造物を徒歩で回れることも魅力である。今回の参加者は、全部で10人。吉野駅に全員集まったところでスタートする。吉野駅前には、桜をイメージしたピンクのポストが立っている。さすがに世界遺産で桜の名所という事で、駅前は既に多くの観光客で賑わっていた。歩き出してす...2024吉野山お花見ハイキング

  • 2024金勝(こんぜ)アルプス

    先週末は、17年ぶりに滋賀県にある「金勝(こんぜ)アルプス」に出かけてきた。アルプスとはいっても一つの山の名前ではなく、標高605mの竜王山を最高峰とするいくつかの山々の集まりだ。風化した花崗岩が作り出す独特の地形が特徴で、ゴツゴツとした岩場が続く岩稜帯はアルペンムードがたっぷりの山である。また、コース上には岩場、鎖場、ロープ、渡渉、遺跡巡りと、アドベンチャー感満載で登山の面白さがギュッと詰まった楽しい山である。登山口は、新名神草津田上インターからすぐの一丈野駐車場からだ。8時半に到着したが、駐車場は8割方は埋まっており、人気の高さが窺われる。滋賀からのメンバーも加わり、総勢10人でスタートする。まずは普通の樹林帯の中を進む。すぐに岩盤の上を歩くことになる。岩の上にはところどころに水が流れ、滑りそうだが、...2024金勝(こんぜ)アルプス

  • 2024飛鳥ハーフマラソン

    1週間前にフルマラソンを走ったばかりだったが、飛鳥ハーフマラソンにもエントリーしていた。2022年の第1回に参加して以来、2回目の参加だ。明日香村内の史跡や遺跡周辺をくまなく回る面白いコースだが、アップダウンが厳しく、結構ハードな大会である。ただ、その分制限時間も3時間半と大分緩いので、完走率は95%以上と結構高い。ちなみにコースマップは以下の通りだ。(飛鳥ハーフマラソン大会公式HPより)スタートは、キトラ古墳前の丘からだ。丘陵内の通路に数珠つなぎの状態でランナーが整列している。スタートは午前9時だが、後方のブロックにいたので、スタート地点を通過するまでには数分を要した。スタート地点には、ゲストランナーのワイナイナさんや川内優輝さんが声援を送ってくれている。彼らは、最後尾からランナーを追いかけてあっという...2024飛鳥ハーフマラソン

  • 2024明日香村等観光

    先週末は、飛鳥ハーフマラソンに参加するため明日香村に出かけていた。明日香村は何度か行ったことがあり、今回で3回目となるが、面白い遺跡や文化財が数多くあり何度行っても興味深い。まず、最初に立ち寄ったのは、飛鳥資料館だ。日本の心のふるさと「飛鳥」の歴史と文化を紹介する資料館である。飛鳥は、古代国家が誕生した場所として広く知られ、592年に推古天皇が豊浦宮に即位してから、694年に持統天皇が藤原京へ遷都するまでの約100年間、飛鳥には天皇の宮殿が継続的に営まれ、政治と文化の中心として栄えた。壮麗な宮殿、石組みの苑池や噴水施設、時を告げる水時計(漏刻)、猿石や亀石などの石造物が造られ、石舞台古墳などの古墳も造られていた時代だ。キトラ古墳・高松塚古墳には大陸風の極彩色壁画が描かれた。資料館には、これらの数多くの資料...2024明日香村等観光

  • 2024岡の里名水マラソンツアー:3日目別府観光

    最終日は、早朝に宿を出て別府市内に向かう。大分県と言えば、観光の王道は別府だ。まずは、4年前コロナ禍で入園できなかった高崎山自然動物園に行く。高崎山自然動物園には、大分マリーンパレス水族館「うみたまご」の駐車場から、国道10号にかかる陸橋を渡っていく。陸橋の下は、片側2車線の国道10号が通っており、交通量は激しい。陸橋を渡りきったところに、階段とエレベーターがあり、高崎山自然動物園の入園受付に行ける。高崎山のサルの餌付けは、高崎山山麓の万寿寺別院の境内である。まずは、小型モノレール「さるっこレール」で餌付け場に向かう。モノレールを降りると、すぐ目の前に、多数のサルが我が物顔に歩き回っている。サルへの餌付けは、30分に1回行われるとあって、もうじきその時間になるとあって、係員の周りには、多くのサルが集まって...2024岡の里名水マラソンツアー:3日目別府観光

  • 2024岡の里名水マラソンツアー:2日目岡の里名水マラソン

    マラソン当日の朝となった。スタート時間は10時という事で、朝は比較的のんびりだ。スタート会場は宿から歩いて15分くらいなので、朝食もしっかりとって8時半過ぎに会場となる竹田市総合運動公園に向かう。着替えなどを荷物置き場に置き、グランドの方に出ると、開会式が始まっていた。参加者は、全種目入れても1000人程度と、のんびりした風景だ。スタート前に、表彰台の上に乗って写真を撮り、表彰者の気分だけ味わう。フルマラソンスタート時間直前となり、スタート地点前にランナーが集まる。因みにフルマラソンのコースは、下記の通りだ(大会公式HPより)。10時ちょうどにスタートとなり、まずはトラックを1周する。スタート地点からすぐに急坂の下りとなるが、すぐに緩やかな上りになって山の方に向かっていく。10キロほど走ると、石積みの歴史...2024岡の里名水マラソンツアー:2日目岡の里名水マラソン

  • 2024岡の里名水マラソンツアー:1日目竹田観光

    先週末、岡の里名水マラソンに参加するため、大分県に向かった。大会は、大分県竹田市で開催されるため、大分空港からレンタカーで熊本県境に近い竹田市の白水の滝に向かう。白水の滝は、大分県と熊本県の県境の大野川の源流にある高さ約38mの滝だ。阿蘇山系の伏流水が岩盤から湧き水となって湧きだし、幾筋もの糸のような滝となって流れ落ちて、その滝水が白く見えることから、白水の滝と呼ばれる。また、99本の滝筋があり、100に1つ足りなかったので、百から一の横棒を抜いて白水の滝としたとの説もある。駐車場に着くと、入り口にはお茶屋が建っている。かっては幅約100mに及ぶ壮大な滝で日本一の飛泉と讃えられ、岡藩主の中川氏によって滝見物のためのお茶屋も設けられたという。滝壺までは歩いて15分と言うことで遊歩道を歩いて行くと、岩盤の隙間...2024岡の里名水マラソンツアー:1日目竹田観光

  • 2024志賀高原スキーツアー:4日目志賀高原熊ノ湯でスキー

    最終日は、硯川ホテル前から熊の湯スキー場まで歩いていく。このところ天気が良くて暖かい日が続いていたので、最終日は曇り空となり午後から雨との予想だ。駐車場は雪が解けて水溜りができていたので、熊の湯のゲレンデコンデションは今一つかと思っていたが、リフトに乗って上から滑ってみると思ったよりも滑りやすい。標高1690m~1960mの間に扇形に広がるゲレンデにリフトが5本ある。コンパクトながらも初級者~上級者がそれぞれコースを楽しめ、下で合流できるいいゲレンデだった。熊の湯を一通り滑ると、横手山への連絡コースがあるというので、ちょっと長い林間コースを滑り、横手山のゲレンデに向かう。横手山でも何度か滑る。最後は、リフト乗り場前にあるレストランでランチ。ランチを済ますと駐車場まで下りて、硯川ホテルの温泉に入ってから帰路...2024志賀高原スキーツアー:4日目志賀高原熊ノ湯でスキー

  • 2024志賀高原スキーツアー:3日目志賀高原横手山、渋峠でスキー

    3日目は、硯川温泉の宿からスタート。目の前に横手山に向かうリフトがあり、3本乗り継いで一気に横手山山頂に向かう。滑り出す前に、まずは山頂リフトの屋上にある満天ビューテラスに向かう。2307mの山頂からは、360度の大展望が広がる。すぐ目の前にあるのは、志賀高原の笠ヶ岳。奥には北アルプスの山並み。こちらは草津白根山と雲海の下は草津の街並み。横手山の山頂は、広く開放的だ。まずは、渋峠方面に向かう。渋峠スキー場を一気に滑り降りると、長野と群馬の県境に立つ渋峠ホテルだ。渋峠ホテルには、ゴールデンレトリーバーの看板犬マーカス君が、愛嬌を振りまいている。以前来たときは、2匹いたはずだが、お父さんのインディーが亡くなり、現在はマーカス君だけとなったそうだ。渋峠から横手山に戻るころお昼近くとなり、「日本一高いパン屋さん」...2024志賀高原スキーツアー:3日目志賀高原横手山、渋峠でスキー

  • 2024志賀高原スキーツアー:2日目志賀高原中央エリアでスキー

    2日目からやっとスキーができる。宿は、蓮池スキー場近くにあるやまゆり荘だ。宿の前の道路を横断すれば、蓮池スキー場のゲレンデとなり、リフトまで滑っていける。その後、蓮池、サンバレー、丸池をぐるっと滑る。丸池のチケット売り場で全山共通3日券を購入し、蓮池まで戻る。蓮池からは、トンネルを潜ってジャイアント、発哺ブナ平、東館山を経て寺子屋スキー場まで一気に移動する。寺子屋は標高が高いので、雪室は抜群に良い。リフト上部の樹氷がきれいだ。そして、展望はすこぶるいい。昨年も快晴に恵まれた志賀だが、今回も素晴らしい天気に恵まれ、前方には妙高山がくっきり見える。寺子屋で何度か滑った後、高天ヶ原、一の瀬を経て、焼額山スキー場まで移動する。お昼近くとなり、プリンスホテルの西館レストランでランチ休憩する。レストランの大きなガラス...2024志賀高原スキーツアー:2日目志賀高原中央エリアでスキー

  • 2024志賀高原スキーツアー:1日目渋温泉散策

    1月の白馬は、雨で全然滑られなかったので、今回の志賀高原が今年の初滑りとなる。1日目は移動のみで、湯田中駅で友人と合流し、渋温泉に寄って行く。まずは、渋温泉有料駐車場に車を止める。入り口には面白いキャラクター像があり、何だろうと調べてみると、渋温泉のイメージキャラクターの「しぶざるくん」だとわかった。兜を被っているとこを見ると武田信玄公もイメージしているようだ。駐車場を出て、温泉街の中に入っていくと、すぐに目に飛び込んでくる大きな建物は、金具屋という旅館だ。もともとは松代藩出入の鍛冶屋だったが、災害の復旧中に偶然この場所で温泉が湧き出たことから、宝暦8年(1758年)に宿屋となった。前身が鍛冶屋であったため、当時の松代藩主より「金具屋」と名付けられたという。金具屋は、豪華でどこかノスタルジックな雰囲気が漂...2024志賀高原スキーツアー:1日目渋温泉散策

  • 2024満観峰(まんかんほう)

    遠くなくて簡単に登れる山に行こうということで、焼津市にある「満観峰」に登ってきた。「高草山」「花沢山」とともに「焼津アルプス」とも呼ばれ、地元民に愛されている人気の里山だ。登山口は、花沢の里。9時頃到着したが、観光駐車場はすでに満車。しかたなく、その先にある臨時観光駐車場に回っても、ほぼ満車状態だったが、たまたま1台が出て行ったので、かろうじて駐車することができた。天気は快晴で絶好の登山日和。気温は低いが、登山口に向かって歩き出す。しばらくすると「花沢の里」に到着する。「花沢の里」は、山の谷地にある30戸ほどの山村集落。江戸時代の面影を残す風情漂う町並みは、観光スポットとしても人気らしい。花沢の里が終わると、満観峰の登山口が始まる。登山堂脇には梅の花が満開だ。よく見るとメジロが花びらを啄んでいる。そして、...2024満観峰(まんかんほう)

  • 2024奄美ヨーリヨーリランツアー:4日目

    奄美大島の最終日、観光は半日くらいしかできないので、宿からは遠いが、思い切って奄美大島最高峰の湯湾岳に登ることにした。とはいえ、それなりの登山道を歩いて登るには、ガイド付きで少人数でなければならないという湯湾岳ルールがあり、我々のグループでは、それは無理なので、ガイド不要で短時間で登れる大和村側のコースに向かう。大和村側のコースは、9合目まで車で行くことが出来る。宿からは1時間半以上かかったが、10時前に9合目の登山口に到着する。湯湾岳の案内看板。登山口から木段を登っていく。木段を登っていく途中で駐車場が見えたが、我々の車しか止まっていない。登山道は、ずっと木段となっており、地面を傷めないよう整備されている。10分もかからず、湯湾岳山頂付近にあるほこらの広場(ターサ)に到着する。ターサの中央には、展望台が...2024奄美ヨーリヨーリランツアー:4日目

  • 2024奄美ヨーリヨーリランツアー:3日目

    マラソンの翌日は、奄美大島のアクティビティを1日楽しもうという事で、金作原原生林トレッキング、マングロープカヌー、ナイトツアーと朝から晩まで予定を入れ込んだ。この日は朝から雨模様。しかし、大した雨ではなく昼前には上がる予想だったので、合羽を用意して、金作原原生林トレッキングに出かける。2021年に世界自然遺産に登録された奄美大島は”東洋のガラパゴス”と呼ばれ、他の地域では中々見られないような固有種の生物がたくさん生息している。その中でも金作原原生林は奄美大島の亜熱帯植物が多く残されている。自然環境保護のため、金作原を利用する際には認定ガイドの同行が必須だ。原生林に入る前に、ガイドさんからいろいろ入林する上での注意を受ける。車止めの横から、原生林の中に入っていく。国内では、奄美大島、徳之島、喜界島のみに分布...2024奄美ヨーリヨーリランツアー:3日目

  • 2024奄美ヨーリヨーリランツアー:2日目

    ウルトラマラソン当日。我々の仲間たちは全員50キロに参加予定だ。スタート前に、記念写真を撮る。ばしゃ山村の入り口前で、スタートの合図を待つランナーたち。午前6時。1分ごとの時差スタートで50キロのランナーが走りだす。5分後には、100キロのランナーがスタートする。全種目で200人ほどの参加者だという。夜中まで雨が降っていたので、スタート時にもパラパラと小雨模様だったが、次第に雨は上がる予定だ。午前7時頃、東の空が明るくなってきた。7時過ぎ、水平線から日が昇る。雲は多いが、雨の心配はなさそうだ。彼岸桜の並木道の横を通る。浜辺沿いの道を走る。最初のエイド「あやまる岬」に到着する。スタートから14.3キロ地点となり、いささかお腹が空いていた。スタートから最初のエイドまで距離が長いので、食料を持参していったので何...2024奄美ヨーリヨーリランツアー:2日目

  • 2024奄美ヨーリヨーリランツアー:1日目

    先週末から奄美大島に出かけていた。奄美大島で行われるウルトラマラソンに参加するためだ。1日目は、移動のみで昼前には奄美に到着する。奄美空港で昼食を済ませ、宿の人にお迎えに来てもらう。宿泊する宿は、奄美リゾートばしゃ山村だ。マラソンのスタート&ゴール地点となり、一番楽ちんな場所だ。因みに、ばしゃ山とは糸芭蕉の群生林のことだという。高価な芭蕉布のもととなるばしゃ山は財力を意味し、不美人はばしゃ山をつけて(セットで)婿をさがしたということから、奄美では不美人の代名詞であったそうだ。一説では年頃の娘の謙遜語であったとも伝えられている。ばしゃ山村でマラソンの受付を済ませ、向かいにあるケンムン村を散策に行く。ケンムン村は、シマ唄体験や塩作り体験・お菓子作り・陶芸など島にまつわる体験を楽しむことができる。ちなみに「ケン...2024奄美ヨーリヨーリランツアー:1日目

  • 2024白馬雪遊び:カンジキハイキング

    毎年、1月は白馬に行ってスノーシューやスキーをやって楽しんでいるのだが、今年はスノーシューではなくカンジキを履いてハイキングをすることになった。カンジキはまだ履いたことがなく、うまく歩けるのだろうかと心配だった。話を聞くと、カンジキは湿った雪が多くかたい雪面の場合は歩きやすく、スノーシューはふかふかの新雪の雪面には適しているという事だった。ハイキングの前日は、白馬も湿った雪となり、カンジキには適した条件になっていたようだ。まずは、ガイドさんが持ってきてくれたカンジキを見せてもらう。カンジキは、紐をうまく使って靴に縛り付ける。まずは、紐の通し方から教えてもらう。次に靴をカンジキの上にのせて、紐を靴に回し、しっかりと固定する。なんとか、カンジキを履くことが出来て、準備万端。いよいよ、カンジキハイキングが始まる...2024白馬雪遊び:カンジキハイキング

  • 2024黒岳・越前岳・呼子岳周回

    前週に続いて年の初めは、富士山がよく見える山へと言うことで、愛鷹連峰の越前岳に登る事にした。富士山の南裾には、いくつものピークからなる愛鷹連峰がどっしりと構えている。主脈上には北から最高峰の越前岳、呼子岳、鋸岳、位牌岳、愛鷹山が続いている。越前岳へのルートは、山の北側にある十里木集落からの道が一般的だが、もう何度も歩いている道なので、今回は須山からの登山口から登ることにした。愛鷹登山口と書かれた大きな看板のある道に入って10分ほどで山神社駐車場に着く。駐車場に着いたとき、車の外気気温計は-7℃となっていた。かなり冷え込んでいるようだ。防寒をしっかりして、登山口の鳥居前でスタート前の記念撮影。杉林の急坂を登っていく。愛鷹連峰の黒岳には自然杉が群立している。特に目通り3メートルを越える19本は樹齢400年前後...2024黒岳・越前岳・呼子岳周回

  • 2024金冠山・達磨山

    今年初めての登山は、伊豆半島の金冠山と達磨山になった。富士山の展望に優れ、解放感満点の尾根道をたどるハイキングコースだ。まずは、修善寺からだるま山レストハウスの駐車場まで向かった。到着時間が10時近くとなり、駐車場は、ほぼ満車状態となっていたが、空きスペースをギリギリ見つけ、なんとか駐車することができた。だるま山レストハウスからの景色は、伊豆三絶(伊豆を代表する絶景三ヶ所)の一つに数えられている。駿河湾越しに見える富士山は、まさに絶景だ。この日は、こんな景色を一日中見ながら歩けるコースだ。だるま山レストハウスからすぐに伊豆山稜線歩道に入る。ここからが、金冠山への登山道だ。平坦で広く開放された気持ち良い登山道が始まる。初心者向けの歩きやすい道が続き、この日も多くの登山者が歩いていた。前方に鉄塔が見えてきた。...2024金冠山・達磨山

  • 2023第4回箱根ガイリーン:2日目

    2日目の朝。この日は前の日と打って変わり快晴だ。だが、気温は低く寒い。8:30。宿を出発する。宿から歩いて3分ほどのところにある箱根登山鉄道の大平台駅に行く。箱根登山鉄道は、日本で最も急な勾配がある鉄道だ。そのため、箱根湯本から終点の強羅まで乗ると、計3回途中で列車が後ろ向きに動き出す。スイッチバックと呼ばれる運転形態で、高低差のある地形を上るための工夫である。大平台駅は、その中でも唯一駅舎の中でスイッチバックが行われる。その際には、運転手と車掌がホームを移動して前後に交代する。我々が最後尾の車両に乗ったかと思ったら、動き出すと先頭車両になっていた。終点の強羅駅に到着し、コンビニで食料を調達してから、明星ヶ岳の登山口を目指して歩き出す。急勾配の道を進んでいく。強羅駅から30分ほどで登山口に到着する。明星ヶ...2023第4回箱根ガイリーン:2日目

  • 2023第4回箱根ガイリーン:1日目

    箱根の外輪山を一周する箱根ガイリーンを歩きだして今回が4回目となる。今回で全コース完歩の予定で御殿場駅に着いた。ところが、東海道線で来る仲間が、沿線の火災事故で列車が止まっていて予定の時間に着かないという。また、バスで御殿場に来る仲間も、下車するバス停を間違えたとかで遅れるという。そして、同行したメンバーにも体調がいまいちという話もあり、1日目のコースを短縮することにした。幸い、1時間遅れでメンバー9人が揃い、御殿場駅から乙女峠行のバスに乗る。10:05。乙女峠のバス停に着き、登山口に向かう。この時間からでは、長時間の山行では、下山時には真っ暗になってしまうので、金時山のみ登ることにする。5分ほどで金時山の登山口に入る。朝方は雨が降っていたが、ほとんど上がり曇り空となり、雨具は着ずに済みそうだ。30分ほど...2023第4回箱根ガイリーン:1日目

  • 2023青島太平洋マラソンツアー:3日目

    3日目は、前日暖かすぎたせいか、朝からずっと雨。それでも、どこか観光には行きたいので、車を走らせ、日南海岸の小高い丘の上に位置する「サンメッセ日南」に向かう。ここには世界七不思議のひとつに上げられているモアイ像がある。モアイのみの高さ4.5mにも及ぶ完全復刻されたイースター島のモアイ像7体が並ぶ景観は、見事だ。ただ、雨でバックが青い空ではないのが残念だ。イースター島の正式な許可を得て完全複製したモアイ像7体は、それぞれ以下のような意味があるらしい。特に、右から2番目のモアイ像を触ると金運、左から3番目は恋愛運が上昇すると言われているそうだ。一人ずつモアイ像の間に入って記念撮影。モアイ像前の広場。雨の日にもかかわらず、続々と観光客が入ってくる。丘の上の方を見ると。カラフルな人型の像が見える。とりあえず、丘の...2023青島太平洋マラソンツアー:3日目

  • 2023青島太平洋マラソンツアー:2日目マラソン本番

    マラソン当日の朝、ホテルの朝食は6時からとなり、7時にホテルを出る。泊まったホテルは、スタート会場に近く歩いて20分くらいと言うことで、ホテルの裏から会場に向かう。この時期、日の出の時刻は7時くらいなので、青島方面の空が明るくなってきていた。青島から宮崎県総合運動公園内に続く日向灘の海岸線につくられた遊歩道「トロピカルロード」は、青島太平洋マラソンの終盤のコースと重なる。トロピカルブリッジを渡れば、宮崎県総合運動公園に入る。手荷物を預け、スタートを待つブロックで待機する。申告ゴールタイムが遅い方だから、最後尾のブロックだが、このブロックの先頭は、はるか先だ。その後も同じブロックのランナーが集まり続け、グランドをほぼ一周するくらい集まっていた。9時のスタートの号砲が聞こえても、我々のブロックはなかなか動かな...2023青島太平洋マラソンツアー:2日目マラソン本番

  • 2023青島太平洋マラソンツアー:1日目

    今年最後のフルマラソンは、宮崎県の青島太平洋マラソンにエントリーした。青島太平洋マラソンは、九州では人気の大会として有名で、エントリー開始になった日にすぐに申込み、参加を楽しみにしていた。まずは、大会前日に宮崎入りして、コース沿いの観光地をめぐり雰囲気を味わう事にした。最初に向かったのは、宮崎神宮だ。灯籠が参道の両脇に立ち並び、厳かな雰囲気が漂っている。二の鳥居前まできた。二の鳥居の先にも灯籠が立ち並び、神門へと続いている。神門の手前にある建物は、宮崎神宮徴古館だ。宮崎神宮の宝物や書籍等の展示のために建設された木造2階建の建物で、海鼠(なまこ)壁という外壁に特徴がある。神門の前まで来た。拝所でマラソンの完走を祈る。宮崎神宮は、日本の初代天皇・神武天皇を祭神とし、神武天皇の孫にあたる健磐龍命(たけいわたつの...2023青島太平洋マラソンツアー:1日目

  • 2023つくばマラソンツアー:3日目筑波山

    マラソンの翌日は、筑波山に登る。「西の富士、東の筑波」と富士山と並び称される筑波山。日本百名山の中では最も標高が低く、比較的気軽に登山が楽しめる山としても有名だ。私は3回目だが、初めての人もいるので一緒に行くことにした。つくば駅から筑波山直行バスに乗る。雲がまだ多いものの、山の全景はくっきりバスから見える。元気だったら麓から歩いて登るのだが、フルマラソンを走った後なので、筑波山神社から登りはケーブルカーに乗りらくちん登山とする。ケーブルカーは、8分ほどで山頂駅まで乗せていってくれる。線路沿いは紅葉真っ盛りだ。山頂駅を降りると標高800mとなり広場からの展望もいい。二つあるピークの一つ男体山までは300mほどだ。トイレとお茶屋の先に上がると、男体山への登山道となる。男体山への登山道は、しばらくすると大きな岩...2023つくばマラソンツアー:3日目筑波山

  • 2023つくばマラソンツアー:2日目つくばマラソン

    マラソンを走るようになって、どんな大会に出ていたか確認してみたら、全国47都道府県のうち37県の大会を走っていたことが分かった。ここまで来ると、全国47都道府県のフルマラソン(フル以上の大会も含む)すべてを完走したいと思うようになり、今回のつくばマラソンは38県目の大会となる。はじめての茨城県の大会を有名なつくばマラソンに選んだのは、そんな理由もあった。つくばマラソンは、「マラソンを科学する」という大会テーマのもと、マラソンを様々な角度から考え、「科学する」というフレームで毎年「進化してゆくマラソン大会」を目指しているという。さすが学術研究都市らしい視点で開催されているのも頷ける。コースは、広い筑波大学の構内をスタートして、つくば市内の田園地帯をぐるっと回り、ふたたび大学構内に戻ってくる周回コースだ。この...2023つくばマラソンツアー:2日目つくばマラソン

  • 2023つくばマラソンツアー:1日目つくばサイエンススポット観光

    茨城県のフルマラソンをまだ走ったことがなかったので、つくばマラソンを走ろうとエントリーした。つくばには筑波山に登りに来たことが2回ほどあるので、知らない場所ではないが、筑波研究学園都市として開発が進み、現在は日本国内最大の学術都市となっているつくばの研究施設を見学してみたいと思い、マラソンの前日は、いくつかの研究施設を見て回ることにした。つくばには、東京秋葉原からつくばエクスプレスに乗れば最短45分で行くことが出来、アクセスは非常に便利だ。つくば駅前から出るサイエンスツアーバスの一日乗車券を買って、まずは、つくばエキスポセンターに寄る。つくばエキスポセンターは、屋外にそびえ立つ高さ50mのH-Ⅱロケット実物大模型が目印だ。つくばエキスポセンターは、科学技術を見て・触れて・楽しむ科学館である。科学の不思議を...2023つくばマラソンツアー:1日目つくばサイエンススポット観光

  • 2023瓢ヶ岳(ふくべがたけ)

    昨日は、岐阜県美濃市最高峰で濃尾平野最北、長良川中流に位置する瓢ヶ岳に登ってきた。瓢ヶ岳は片知山とも呼ばれ、古くからの修験の山だった。瓢ヶ岳の名は、以下の話に基づく。鬼退治の藤原高光が池畔で休んでいると、水面に12個の瓢(ふくべ、ひょうたんのこと)が浮き出てきた。鬼の化身かと身構えると、かき消えてしまった。この伝説から、明治時代、ふくべヶ岳の文字に、瓢の字を当てるようになったと言われている。登山口は、ふくべの森のトイレがある駐車場の近くだ。1週間前くらいまでは雨の予想になっていたが、次第に晴れの予想に変わり、当日は暖かく風のないいい天気に変わっていた。登山口には、大きな案内看板が立っている。春は新緑、秋は紅葉を楽しめる郡上の隠れた名峰で、登山道はよく整備され、短時間で登れる初心者にピッタリのトレッキングコ...2023瓢ヶ岳(ふくべがたけ)

  • 2023広島ツアー:2日目広島市内観光

    広島市内に戻り宿泊したのは、広島カープの本拠地であるMAZDAZoom-Zoomスタジアム広島のすぐ近くのホテルだ。さすが広島カープのお膝元であるだけに、ローソンの色が赤というのは驚いた。翌朝、ホテルから歩いて広島城に向かう。広島城公園の中に入ると、大本営跡という石碑が立っていた。広島大本営は、1894年(明治27年)に勃発した日清戦争の戦争指揮のために広島城内に設置された大本営だが、1945年の原子爆弾投下で全て吹っ飛んでしまい、今は基礎石だけが残っているのみだ。広島城の入り口に着いた。安土桃山時代から江戸時代の城で、毛利輝元が太田川河口のデルタ地帯に築いた平城である。1945年(昭和20年)まで天守を始めとする城郭建築が現存していたが、アメリカ軍の原子爆弾投下によって倒壊し、現在見られる城内の天守以下...2023広島ツアー:2日目広島市内観光

  • 2023広島ツアー:1日目宮島

    日本の各地を旅行していたはずだが、広島だけはまだ行ったことがなく、先週末初めて広島に出かけてきた。前日、神戸の娘の家に泊まり、翌日早朝の新幹線で広島に向かい、一番の目玉である宮島に向かった。広島駅からJRに乗って宮島口で下車。ほとんどの人が宮島口で下車するので、残った車両内はガラガラだった。外人も結構多い。宮島口に行ったら、あなごめしを買って食べるのがおすすめだという事で、駅前の「あなごめしうえの」であらかじめ予約しておいたあなごめし弁当を受け取る。開店と同時に弁当を受け取る人の行列ができていたが、それほど待つこともなく受け取ることができた。弁当を持って、宮島行のフェリーに乗る。フェリーはJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船の2社が運航しているが、大鳥居の近くを通るJR西日本宮島フェリーに乗った。フェリー...2023広島ツアー:1日目宮島

  • 2023八海山:2日目千本檜小屋~ロープウェイ乗り場

    2日目は、天気予報通り明け方から雨になっていた。前日に危険な八ッ峰は登ってしまったので、あとは下山するだけだ。朝食を済ませ、7時前に千本檜小屋を出発する。薬師岳直下の鎖場が雨で濡れて滑りやすく怖かったが、あとは順調に下山していく。雨に濡れた紅葉の山も、この程度なら景色を楽しむ余裕がある。下界の方には雲海が広がっている。大きな岩を通り過ぎれば、あとは難しい場所はない。女人堂で一休み。4合目半出合付近では、モリアオガエルが生息する漕池がある。八海山逍拝所に到着。ここのすぐ下が、ロープウェイ乗り場だ。ロープウェイ乗り場のテラスで、八海山Tシャツを着て登頂成功の記念撮影。ロープウェイで駐車場に着くと、五十沢(いかざわ)温泉で汗を流し、その後魚沼の里を観光して帰路についた。参考1.八海山の高低図&コースタイム参考2...2023八海山:2日目千本檜小屋~ロープウェイ乗り場

  • 2023八海山:1日目千本檜小屋~入道岳~八ッ峰~千本檜小屋

    千本檜小屋から、これから向かう八っの岩峰群と最高峰の入道岳を合わせて八海山という。古くから霊山として崇められてきており、越後駒ヶ岳、中ノ岳とともに越後三山に数えられ、日本200名山のひとつでもある名山だ。我々はまず、八ッ峰には向かわず、迂回コースから入道岳を目指す。迂回コースというが、結構キツイう回路で鎖場や梯子が何か所も出てくる。う回路からは、南魚沼の街並みや、遠く日本海や佐渡も見える。断崖の岩場をトラバースしていく。山肌の紅葉が見事だが、見とれている余裕はない。垂直の岩場が出てくる。上に出ると、八ッ峰の岩峰群が目の前に飛び出してくる。入道岳からの帰りは、この岩峰群の上を歩いていくことになるのだ・大日岳の登り口の前に出る。八ッ峰岩稜コースのスタート地点になるが、まずは通りすぎて入道岳方面に向かう。この先...2023八海山:1日目千本檜小屋~入道岳~八ッ峰~千本檜小屋

  • 2023八海山:1日目ロープウェイ乗り場~千本檜小屋

    快晴の八海山ロープウェイ乗り場に、栃木、東京、静岡からの7人と新潟からの3人が集合して10人で八海山に登ることになった。私は、3回目の八海山となるが、ほかのメンバーはほとんど初の八海山だ。この日は1日中快晴で、風もなく、登山には最高の天気になっていた。駐車場もほぼ満車状態。目の前にはギザギザの岩峰が立ち並ぶ八海山の姿がくっきりだ。ロープウェイ乗り場で登山届を提出し、10分ほどロープウェイに乗って外に出ると、八海山大神の鳥居前でスタート前の集合写真を撮る。登山道を数分登ると、八海山頂上逍拝所に出る。八海山大神、役行者、木花咲耶姫命が祀られている。ここで頂上を眺め、登山の安全を祈る。その後、紅葉が始まった山の中を徐々に進んでいく。最初は、黄色が多かったが赤も見られるようになってきた。1時間ほどで6合目となる女...2023八海山:1日目ロープウェイ乗り場~千本檜小屋

  • 2023八甲田山登山

    弘前・白神アップルマラソンを走ってから、酸ヶ湯温泉まで移動して宿泊。翌日は、八甲田山に登る予定だ。夜中に雨が降り、当日の天気は微妙だったが、酸ヶ湯温泉を出るころには青空も見え、思ったより天気がいいじゃないかと予定通り登ることにした。ただ、山の天気予報では山頂の天気は強風で風速15~17m/sとなっている。登山指数も1日中Cとなっていたのが気がかりだった。八甲田山神社登山口前で、とりあえず集合写真を撮る。傾いた鳥居をくぐり、これから登山開始だ。歩き始めてすぐ、樹林が全く育っていない場所に出る。この辺りは火山性ガスが発生して樹木が枯れてしまったのかもしれない。その後、再び樹林帯の中を進むが、途中でついに雨が降り始め、雨具を着ることにした。途中で、下山してくる登山者に会う。話を聞くと、山頂周辺は強風でとても長居...2023八甲田山登山

  • 2023弘前・白神アップルマラソン

    全国のマラソン大会制覇を目指し、10月は青森県の弘前・白神アップルマラソンに参加してきた。弘前市内をスタートして、津軽の母なる岩木川や百名山の岩木山、そして世界遺産白神山地を望む自然豊かなコースとなっている。また、生産量日本一を誇る弘前市だけあって、リンゴ園の中をリンゴの香りに包まれて走ることができるのが特徴だ。まずは、大会前日に弘前市内入りして、弘前城などを見学した後、駅前のホテルに泊まる。今回は、メンバーが10人となり、シャトルバスで弘前城公園前の会場に入る。午前9時。青空の元、スタートする。結構気温も高く暑くなっていた。スターターは、青森県出身の福士加代子さんだ。工事用の高所作業車からヘルメット姿のカメラマンが、スタートの様子を撮影している。しばらくは、岩木山を正面に眺めながら走っていく。ただ、岩木...2023弘前・白神アップルマラソン

  • 2023斜里岳&摩周屈斜路トレイル:摩周屈斜路トレイル2日目

    1日目は、セクション2と3を先に走ったが、2日目はセクション1からスタートしてセクション2に繋ぐ。セクション1のスタート地点は、摩周湖第1展望台からだ。霧の摩周湖と呼ばれるだけあって、この日も霧に覆われ、摩周湖の姿は全く見えない。展望台の前には、摩周屈斜路トレイルの起点を示す0キロの看板が立っている。駐車場の前の道路を渡ると、KMTと書かれた赤いコーンが入り口の目印のようだ。笹やぶの中の道を徐々に下っていく。1時間ほどで摩周湖からのトレイルを下りきると、柵の前に出た。柵の錠を開けると、見通しのいい田園地帯が広がっている。ポツンと1軒の農家が建っている他は何もない林道を進んでいく。大きな重機が、巨大な貨物車を運んできたのに出会う。北海道では、重機が見たことがないような大きさだ。舗装道路を進んでいくと、線路が...2023斜里岳&摩周屈斜路トレイル:摩周屈斜路トレイル2日目

  • 2023斜里岳&摩周屈斜路トレイル:摩周屈斜路トレイル1日目

    斜里岳登山の後、1年前に阿寒湖の宿で見つけたパンフレットで興味を持った摩周屈斜路トレイル(略してMKT)を2日かけて走ってきた。MKTは、日本一の透明度をもつ摩周湖や、むき出しの火山岩の山容と、硫黄の噴煙が圧倒するアトサヌプリ(硫黄山)。情緒ある川湯温泉街をはじめ、アトサヌプリを源に屈斜路湖周辺のいたるところで湧き出す温泉。日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖の周りの森や生活道を歩く道。古くからここで暮らしてきたアイヌの人々のコタン(集落)。このように北海道のなかでも独自の自然や文化を育んできた屈斜路カルデラの台地を歩くトレイルで、「火山の道」「湖の道1」「湖の道2」という3つのセクションで構成されている。1日目は、川湯温泉から屈斜路プリンスホテルまでの30キロを走る予定だ。まずは、宿泊した川湯観光ホテル前...2023斜里岳&摩周屈斜路トレイル:摩周屈斜路トレイル1日目

  • 2023斜里岳&摩周屈斜路トレイル:斜里岳登山

    8月に続いて2度目の北海道。今回は、山友のKちゃんが百名山完登を目指しての最後の百座目の登山となるので、そのお祝いを兼ねての登山だ。まずは、女満別空港から、斜里岳の登山口に近い清里町まで車を走らせ、ホテル緑清荘に宿泊する。翌日8時、緑清荘を出発する。車の車窓からは、田園の先に斜里岳の姿がくっきり見える。雲一つない天気で、素晴らしい登山になることが予想された。20分ほどで、登山口のある清岳荘前に到着する。駐車場は、8割方埋まっており、我々は遅いほうだ。登山届に名前を記入して、8:30頃スタートする。しばらくは森の中を進む。20分くらいで沢が現れた。斜里岳といえば、20回くらいの渡渉が続くスリリングなコースが有名だ。しょっぱなから、水がザーザー流れる沢の上を渡っていく。初めての人は、ビクビクしながら慎重に飛び...2023斜里岳&摩周屈斜路トレイル:斜里岳登山

  • 2023金剛堂山

    先週末は、富山県南部の最高峰であり、二百名山にも数えられる金剛堂山に登ってきた。前金剛(1,638m)、中金剛(1,650m)、奥金剛(1,616m)の3つの峰からなる山で、山頂付近には草原の様な緩やかな地形が広がり、周囲の山々を見渡すことができる。前日の夜に家を出て、道の駅利賀に向かうが、実際現地に着いてみると、農協や役所の単なる駐車場のような場所で、トイレも売店もなくとても道の駅と言えるような場所ではなかった。とてもここでは寝られないと、いろいろ調べた結果、10キロほど先に旧・道の駅利賀が有ることがわかり、真夜中の山道を移動して、現地に着いた。売店は閉鎖され、自販機もないが、広大な駐車場には、真夜中にも関わらず煌々と明かりが付いている。しかも立派なトイレもあり、こちらの方が道の駅らしい。翌朝、目覚めて...2023金剛堂山

  • 2023北海道・羊蹄山等登山ツアー:3日目神威岬

    前日、目的だった後方羊蹄山の登山を無事終えて、ホッとしていた。3日目は観光をして帰る予定で、朝食はホテルの1階にあるレストランの朝食セットを頼む。前日はコンビニで買ったもの等を食べての簡単な朝食だったので、ゆったりした席でのんびり済ます朝食が落ち着く。ニセコは外国人が多い場所なので、パンに卵やベーコンが入った洋風のメニューだ。泊まったホテルは、「チャトリウムニセコ」という外資系のアパートスタイルのホテルだ。2日間とも素泊まりで泊まったが、サービスでパンや果物、飲み物など宿泊者の人数分用意されていたのには驚いた。おかげで山へ持っていく飲み物や食料の一部にも使えたのが助かった。また、従業員の対応もよく、同行したメンバーも大いに満足してくれたようだ。リビングはゆったりしていて、大型テレビやソファーがあって充分く...2023北海道・羊蹄山等登山ツアー:3日目神威岬

  • 2023北海道・羊蹄山等登山ツアー:2日目後方羊蹄山

    2日目の後方羊蹄山は、長丁場の登山となるので早めの朝食をとり、6時半に真狩登山口に到着する。登山者用駐車場からキャンプ場内を歩き登山口に向かう。いつも雲がかかっている後方羊蹄山だが、朝早いせいか雲は僅かで、山の全容はしっかり見える。登山口入り口で入山届に記入して、いよいよ出発だ。一合ごとに看板が付いているので、看板を目指して歩いて行ける。三合目を通過。急坂がずっと続く。七合目にやっと着いた。この日は蒸し暑く風もほとんど無いので、すでに大いにへばっていた。その後も、険しい道が続くが何とか頑張って先に進む。九合目を過ぎると、お鉢の縁に出る。ガス欠で動けなくなりそうなので、平らな場所でランチ休憩をしてから山頂を目指す事にした。お鉢の縁を進み出すと、ガスがかかってきた。ガスの中をしばらく進む。前方に大きな岩山が出...2023北海道・羊蹄山等登山ツアー:2日目後方羊蹄山

  • 2023北海道・羊蹄山等登山ツアー:1日目ニセコアンヌプリ

    8月の第3週にかけて、北海道の羊蹄山等のニセコ周辺の山に登ってきた。特に羊蹄山は、昨年同時期に計画したものの悪天候で引き返した経緯があり、今年はリベンジでもあった。千歳空港からレンタカーを借りてニセコアンヌプリの登山口に着いたのは、14時過ぎだった。幸い、ニセコアンヌプリは3時間ほどで帰ってこられるので、天気も悪くなく、午後からの登山になってしまったが、何とか登ってみることにした。ニセコアンヌプリの登山口もいろいろあるが、今回は五色温泉から登ることにした。下山後、すぐに温泉に入ることができるのが大きなメリットだ。五色温泉を出ると、ニセコ野営場があり、その先が登山口だ。野営場の奥から登山口に入っていく。登山口から頂上までは2500mだ。最初は、笹藪の間の道を進む。藪に囲まれていて風が通らず、めちゃ暑い。残り...2023北海道・羊蹄山等登山ツアー:1日目ニセコアンヌプリ

  • 2023乳頭山・秋田駒ヶ岳登山ツアー:3日目秋田駒ヶ岳

    3日目は、午後から雨が降りそうな情報があり、予定を早めて早朝5:30からスタートする事にした。国見温泉森山荘の駐車場の奥が登山口だ。階段を上り、秋田駒ヶ岳へと向かう。しばらくは樹林帯の中の木道を進んでいく。横長根という尾根道に入ると、しばらくは歩きやすい道が続く。スタートから1時間半ほどで分岐に出る。ここからは、砂礫の道をしばらく進む。今までとまったく違う雰囲気の道となる。朝早いので、砂礫に写る我々のシルエットが長い。砂礫の中で咲いているのは、高山植物の女王と言われるコマクサだ。砂礫の道が終わると、このコースでは一番の見どころであるムーミン谷の入り口だ。男岳の南東に延びる「馬場の小路」と呼ばれる谷間は、「ムーミン谷」とも呼ばれる人気スポットで、木道の上を気持ちよく歩いて行ける。谷間の沼地周辺には、白や黄色...2023乳頭山・秋田駒ヶ岳登山ツアー:3日目秋田駒ヶ岳

  • 2023乳頭山・秋田駒ヶ岳登山ツアー:2日目乳頭山

    水沢温泉から10分ほどで乳頭温泉郷の一つである黒湯温泉に到着する。黒湯温泉は乳頭温泉郷の中で最も奥にあり、江戸時代からの歴史を持つ。数軒の茅葺き、杉皮葺きの黒い宿舎や湯小屋が寄り添うように軒を連ね昔ながらの湯治場の風情を今に伝えている。黒湯温泉の中を通り抜けると乳頭山への登山道になる。登山道を歩いていくと、源泉地が宿の横にあり、噴煙が上がっている様子を見ることができる。源泉地だと思われる場所で作業をしている人が見える。噴煙を眺めながら沢に架かる橋を渡る。岩がゴロゴロしている沢沿いの道を進む。沢を渡渉する。このあたりは一本松温泉という野湯があったと思われる場所なのだが、最近秋田県では大雨が続き、土石流が流れて、野湯が無くなってしまったみたいだ。渡渉をしてから、道を間違えてしまったらしく、藪漕ぎになってしまっ...2023乳頭山・秋田駒ヶ岳登山ツアー:2日目乳頭山

  • 2023乳頭山・秋田駒ヶ岳登山ツアー:1日目観光

    8月に入って第1週は、秋田県の乳頭山と秋田駒ヶ岳の登山に出かけた。秋田県は、しばらく前まで長雨が続き、被害も大きかったそうだが、やっと雨が止み好天になってきていた。秋田新幹線の田沢湖駅で下車し、レンタカーを借りる。1日目は、田沢湖周辺の観光をする予定だ。田沢湖は以前にも来たことがあり、一通りは観光もしていたが、今回初めての人もいるので、3ヶ所ほど見て回る事にした。まず、最初に立ち寄ったのは、田沢湖クニマス未来館だ。クニマスは、かつて世界中で田沢湖だけに生息していた固有種だったが、1940年農業用水の確保と電源開発を目的に玉川の酸性水を導入し始めたことにより絶滅してしまった。しかし、2010年山梨県西湖で奇跡的に発見された。その「奇跡の魚クニマス」を飼育・展示しているのが、田沢湖クニマス未来館なのだ。クニマ...2023乳頭山・秋田駒ヶ岳登山ツアー:1日目観光

  • 2023立山三山&剱岳登山:3日目

    3日目も日の出前から快晴だ。この日は、剱御前山から日の出を見ようと言うことで、朝食前に小屋前の剱御前山に登り始める。小屋から山頂までは歩いて10分ほどだ。すでに山頂には大勢の登山者の姿が見える。そして、その奥には前の日に登った剱岳のシルエットもよく見える。剱御前山2772mに到着。山頂からは剱岳、前剱がよく見える。東の方に目を転ずれば、白馬三山、五竜岳、鹿島槍ヶ岳など後立山連峰が一望だ。4:52。五竜岳の肩の辺りから日の出だ。日の出に歓喜するメンバー。南方向には立山三山もくっきり見える。剱岳のTシャツで決めポーズのメンバーたち。6:40。朝食も済ませ、剱御前小屋を出発する。雷鳥沢に向けて一気に下っていく。室堂、美女平、地獄谷など立山観光の名勝地が一望できる。1時間10分ほどで雷鳥沢を下りきった。北西側には...2023立山三山&剱岳登山:3日目

  • 2023立山三山&剱岳登山:2日目

    早朝、荷物をサブザックに詰め込み軽量なスタイルで剣山荘を出発する。剣山荘は、剱岳に最も近い山小屋だ。小屋のすぐ裏に登山道があり、すぐに岩だらけの道となる。登山道脇には、コバイケイソウの群落があって、一際目を惹いた。すぐに1番目の鎖場が現われた。続いて、2番目の鎖場を通過。鎖は真新しく、足場もしっかりしているので、手でしっかりつかんでいれば問題ない。ほどなく一服剱2618mに到着する。その後もいくつかの鎖場を通過。途中、どこかで道を間違えたのか前剱のピークを通らずに来てしまった。鎖場を下っていくと、2mほどのアルミの橋が見えてきた。剱岳の登山道の紹介では、よく出てくる橋だ。足を踏み外せば、危険な場所だが、慎重に歩けば、それほど怖くも無い。アルミの橋を渡ると、右の鎖をトラバースする。その次は、大きな岩を、鎖を...2023立山三山&剱岳登山:2日目

  • 2023立山三山&剱岳登山:1日目

    先週末は、3回目の剱岳登山に行ってきた。初めて登ったのが、20年前、2回目は8年前で、本当に久しぶりだった。山をやっている人には、剱岳は憧れという事で、今回も初めての人を何人か連れて行くことになった。前日の夜、扇沢の無料駐車場に車を止め、車中泊後、翌日始発の立山黒部アルペンルートの電気バスに乗車する。バスを下りると黒部ダムだ。この日も観光放流が行われ、ダムからは豪快な水しぶきを上げて水が流れ落ちている。次はケーブルカーに乗り換えだ。その後、ロープウェイ、トロリーバスに乗り換え立山の室堂に到着する。室堂から、雄山に向かって歩き出す。雪渓がまだ残っているが、踏み跡がしっかりついているので、問題なく登れる。さらに登山道を進む。一の越山荘に到着する。標高2700m地点だ。山荘前は。平日というのに大勢の登山者で賑わ...2023立山三山&剱岳登山:1日目

  • 2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:5日目

    コテージで朝を迎える。焼走り国際交流村は、広大な敷地にコテージやキャンプ村などが点在している。コテージ村の入り口は、可愛い色のコテージもあり目の前は岩手山が聳えている。岩手山をバックに記念撮影。入り口近くには、天文台もあり、晴れている日は星空がきれいだろう。帰路につくまでには時間があったので。周辺を散策する事にした。焼走りの湯からしばらく歩くと、岩手山焼走り登山口だ。予定ではここに下山するはずだった。いつかここに下りてこられるようリベンジしなくては。さらに10mほど歩くと、焼走り熔岩流散策路の入り口だ。岩手山は歴史上過去5回ほど噴火しており、これは1732年に噴火したときのもので、噴出口から末端までの長さが3km、幅が1.5kmの規模だという。国指定特別天然記念物となっている。黒く固まった熔岩が岩手山北東...2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:5日目

  • 2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:4日目

    4日目の明け方、雨が酷かった。岩手山の天気予報を見ると登山指数がCとなっており風も強く、歩行時間も10時間近いので、メンバーの安全を考えて岩手山登頂はあきらめ、迂回ルートで焼走り国際交流村に行くことにした。朝早くの出発は止めて、宿でゆっくりしていたところ、9時くらいから晴れてきた。10時くらいに宿を出る事にしたので、まだ時間があり、近くにある松川地熱発電所を見学に行くことにした。松川地熱発電所は、昭和41年に日本で最初に運転を開始、世界でも4番目の地熱発電所だ。高さ46mの巨大な冷却塔からたち昇る蒸気には圧倒される。入口にある地熱館はPR施設で、無料で入ることが出来、映像・パネルにより、地熱発電のしくみがわかる。宿に戻り、10時過ぎ、改めて出発する。ここから14キロほど舗装道路を歩き、焼走り国際交流村に向...2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:4日目

  • 2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:3日目

    宿泊した藤七温泉は、全国的にも有名な秘湯の温泉だ。前日は、大自然の下でいくつもの露天風呂を梯子して乳白色の温泉を楽しんだ。秘湯と言われるだけあって、宿は大分古くなっており、廊下の床はかなり傾いている。冬の豪雪で建物が傾いてしまっているのだろう。7年前に泊まった時も、床が傾いていた記憶があったが、今回も変わらずだ。食事と温泉付きのちょっと豪華な山小屋と思えば風情があっていい。朝食を済ませ、藤七温泉を出発する。裏岩手縦走路の入り口まで、1キロほど歩いていく。道路からは露天風呂が見える。裏岩手縦走路の入り口。ここから前日の50キロトレイルの続きとなる。前方に見えるのは、この日最初に登る畚岳(もっこだけ)だ。畚岳入り口に荷物を置いて、空身で1578mの山頂に行く。後方には八幡平が良く見える。畚岳山頂から5分ほどで...2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:3日目

  • 2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:2日目

    朝食後、ペンションの車でトレイルの起点である「ぶなの駅」まで送ってもらう。ここからスタートだ。しばらくは赤川林道を歩く。ここにも「クマ出没注意」の看板が立っている。ペンションの御主人からも、この辺りはクマが頻繁に出没していると脅かされていたので、ひやひやしながら進む。人数も多いし、クマ鈴を何人もつけているので大丈夫だろう。林道の終点に着いた。ここまで車で入ってきた人もいるようだ。直ぐに渡渉があり、慎重に渡る。安比岳と茶臼岳への分岐に到着する。標柱が大きく齧られており、これはクマの爪痕だろう。我々は、茶臼岳方面に向かう。登山道脇には、ギンリョウソウがあちらこちらに見られる。ブナ林の中を徐々に登っていく。12時少し前に茶臼山荘に到着する。茶臼山荘から茶臼岳1578mまでは数分なので、荷物を小屋において山頂まで...2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:2日目

  • 2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:1日目

    新しいロングトレイルのルートを探し出し、岩手県の「岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル」を歩いてみようという事になった。距離は50キロほどで、3日間で歩けそうだが、なにせ遠くアクセスが悪いので現地に行くのと帰るのだけで、それぞれ1日ずつかかる。まずは、4泊5日の日程で計画した。盛岡までは東北新幹線で行き、いわて銀河鉄道とJR花輪線を経て安比高原駅に降り立った。無人駅で、駅前には何もない。大きな駐車場はあるが、バス停もなければ、タクシー乗場もない。安比高原駅から、この日の宿泊地であるペンションまでは3キロほどなので、わざわざ迎えに来てもらうのも申し訳なく、歩いて向かう事にした。1キロほど歩くとコンビニがあり、その横の広い空き地に不思議な塔が建っていた。近くまで行ってプレートを見ると「江副浩正記念碑」とあ...2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:1日目

  • 2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:1日目

    新しいロングトレイルのルートを探し出し、岩手県の「岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル」を歩いてみようという事になった。距離は50キロほどで、3日間で歩けそうだが、なにせ遠くアクセスが悪いので現地に行くのと帰るのだけで、それぞれ1日ずつかかる。まずは、4泊5日の日程で計画した。盛岡までは東北新幹線で行き、いわて銀河鉄道とJR花輪線を経て安比高原駅に降り立った。無人駅で、駅前には何もない。大きな駐車場はあるが、バス停もなければ、タクシー乗場もない。安比高原駅から、この日の宿泊地であるペンションまでは3キロほどなので、わざわざ迎えに来てもらうのも申し訳なく、歩いて向かう事にした。1キロほど歩くとコンビニがあり、その横の広い空き地に不思議な塔が建っていた。近くまで行ってプレートを見ると「江副浩正記念碑」とあ...2023岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル:1日目

  • 2023白木峰

    先週末は、岐阜県飛騨市側から、三百名山、岐阜百山にも選定されている白木峰に登ってきた。富山県側からも登山道はあるのだが、登山口に向かう林道が通行止めになっているとかで岐阜県側からしか入ることが出来ない。岐阜県側からの方が、登山道が長く時間もかかるが、7月初旬は、山頂周辺のお花畑が素晴らしいとの事で、どうしても行きたかった山だ。JR打保駅手前から白木峰に入る道案内の看板があり、曲がりくねった道をかなり進み、堆肥舎の前を通ってしばらく進むと、数台が置ける駐車場があったが、既に満車だった。近くにいた人に聞くと、さらに奥に広い駐車場があるとの事で、車を進め、何とか空きスペースに車を止めることが出来た。この駐車場はネットで調べても記載がなかったが、ごく最近に作られたようだ。20台くらいは止められそうだったが、花のシ...2023白木峰

  • 2023三方岩岳

    先週末は、石川県と岐阜県の県境に聳える三方岩岳(標高1736m)に登ってきた。有料道路の白山白川郷ホワイトロードの途中の駐車場から登ることが出来る山だ。一番楽なのは、三方岩駐車場からのコースだが、往復2時間ほどで下りてきてしまい、あまりにも楽すぎるので、少し先の栂(とが)の木台駐車場から登る事にした。この駐車場からは、雪を被った白山の姿が一望できる。白山を背中にして駐車場から歩き出す。道路を横断すると、三方岩岳への登山道が始まる。雪解け水が流れ落ちる沢沿いに階段を上っていく。最初から、かなり急な階段だ。階段が終わっても、傾斜がきつい登山道が続く。栂の木台駐車場から徒歩15分ほどで、ふくべ谷上園地展望台に到着する。展望台からは、360度の雄大なパノラマが広がり、白山や三方岩岳が遠望できる。南東方向には、これ...2023三方岩岳

  • 2023礼文島トレイル:花と景色

    日本最北の離島の礼文島には、夏になると最高点でも標高490mなのに約300種の高山植物が咲き乱れ、文字通り「花の浮島」と呼ばれる。礼文島に来たら花の事にふれないわけにいかない。今回のトレイルで出会った花たちを紹介してみよう。レブンソウ。マメ科オヤマノエンドウ属の多年草で、礼文島の固有種だ。桃岩展望台や桃岩歩道などで見られる。白いレブンシオガマ。普通は赤紫色だが、トド島展望台の近くに咲くレブンシオガマの花色は白色だ。レブンキンバイソウ。礼文島固有種で、キンポウゲ科キンバイソウ属の多年草。レブンウスユキソウ。淡白色の葉を薄く積もった雪にたとえたもので、礼文町の「町花」に指定されている。アルプスのエーデルワイスと同じ仲間だ。ただ、この時は花の開花が遅く、葉も白くない。レブンアツモリソウ。かつては礼文島内各地で咲...2023礼文島トレイル:花と景色

  • 2023礼文島トレイル:礼文林道コース&桃岩展望台コース

    岬めぐりコースの翌日は、島の南側のコースを歩く。民宿前からバスに乗り、香深井で下車する。礼文林道コースへの入り口となり、何人か既に前を歩いていた。舗装道路が終わり、いよいよ未舗装の林道歩きが始まる。標高が上がってくるに従い、ガスが濃くなってきた。林道の脇には、ラン科の優美な高山植物「ハクサンチドリ」がたくさん群生している。花をよく見ると飛翔するチドリの姿が連想される。レブンウスユキソウ群生地に到着する。斜面を見ると、白いネムロシオガマや紫のミヤマオダマキがたくさん見えるのだが、レブンウスユキソウはよくわからない。まだ時期的に早かったようだ。これから花が咲きそうなレブンウスユキソウを見つけた。細かな毛をまとった葉に水滴が付き、これから白い葉に変わっていきそうだ。この毛で白く見える葉を薄く積もった雪にたとえ、...2023礼文島トレイル:礼文林道コース&桃岩展望台コース

  • 2023礼文島トレイル:岬めぐりコース&久種湖畔コース

    10年ぶりに礼文島に行くことになった。前回行ったときは、天気が悪く、ガスの中をずっと歩いた記憶があったので、今回は明るい太陽の下で花を見て歩きたいと思っていた。羽田空港から稚内空港、稚内港からフェリーに乗って香深港に着くと17時近くとなり、行くだけで1日かかってしまう。活動は2日目からとなるが、日本の最北の有人島であり、やはり気温が低く、いつもより1枚余分に衣類が必要だった。活動初日は、民宿前からバスに乗って礼文島最北端のスコトン岬に向かう。朝から小雨となり、雨具を着てバスから降りる。スコトン岬は礼文島の最北端という看板が立っている。看板の下を下りていくと、民宿があった。まさに日本最北端の民宿になるだろう。ここが人の立ち入ることが出来る、スコトン岬の最北端だ。スコトン岬から礼文島トレイルの岬コースをスター...2023礼文島トレイル:岬めぐりコース&久種湖畔コース

  • 2023高千穂峡観光&尾鈴山・高隅山登山ツアー:3日目高隅山

    都城のホテルから1時間半ほどかけて高隅山(たかくまやま)の登山口に向かう。高隈山は鹿児島県で屋久島、霧島山に次ぐ高山だ。1237メートルの大箆柄岳を主峰に、1,000メートル以上の山々が連なっており、大隅半島の尾根といわれている。垂桜コース登山口に到着する。既に数台の車が止まっていた。この登山口は、大箆柄岳(おおのがらだけ)への最短の登山口となる。高隅山というピークはなく大箆柄岳や御岳などを含む標高1,000m以上の山岳群を総称して高隈山と呼び、大箆柄岳が最高峰となることから、今回は大箆柄岳までピストンで登る事にした。3合目くらいまでは、緩やかな登山道が続く。しかし、その先から険しい登山道に変わっていく。ロープを掴みながらでないと登れない道が続く。登山道は粘土質で、湿っているので滑りやすい。杖捨祠まで来た...2023高千穂峡観光&尾鈴山・高隅山登山ツアー:3日目高隅山

  • 2023高千穂峡観光&尾鈴山・高隅山登山ツアー:2日目尾鈴山

    都農町のホテルから20分ほどで九重頭駐車場に到着する。登山届を提出してスタートだ。尾鈴キャンプ場の先にある「矢研の滝」は通行止めになっているとかで、そちらには寄らずに林道を進む。沢沿いを歩いていくと、日本で初めて名勝指定されたといわれる尾鈴山爆布群の一つである「次郎四郎滝」が現れてきた。落石がゴロゴロしている林道の途中から、尾鈴山の登山道が始まる。林道から登山道に入ると、なかなかの急傾斜の道が続く。日当たりが悪く、湿度が高くて苔むした岩がゴロゴロしている登山道だ。歩いている途中で、足元にヒルがいるのが見えたので、〇合目の看板があるところでは、必ず足元をチェックするようにしてヒルに注意して登っていく。5合目を通過。途中から霧雨のような状態になり雨具を着て進む。尾鈴神社の鳥居が見えてきた。鳥居の先には小さな祠...2023高千穂峡観光&尾鈴山・高隅山登山ツアー:2日目尾鈴山

  • 2023高千穂峡観光&尾鈴山・高隅山登山ツアー:1日目高千穂峡観光

    毎年この時期には九州の山に登っているのだが、今回は熊本から宮崎に向かい、まだ行った事のない高千穂町に着いた。高千穂峡の入り口にある道の駅「高千穂」には、大きなモニュメントがある。高千穂に伝承されている「高千穂の夜神楽」に纏わるもので、天照大御神が弟の悪事に怒り、天岩屋戸に隠れた折りに岩戸の前で天鈿女命(あめのうずめのみこと)が調子面白く舞ったことから、この地に天鈿女命の大きなモニュメントが置かれているようだ。そして、天鈿女命の裏側にあるのは、怪力の神様で天照大神を天岩戸の外に引き出したという天手力男命(あめのたぢからおのみこと)のモニュメントだ。道の駅で昼食を済ませ、直ぐ近くにある高千穂神社に向かう。高千穂神社は、縁結びの神様として有名で、夫婦杉の周りをカップルや友達同士で手を繋いで三周すると縁結びが叶う...2023高千穂峡観光&尾鈴山・高隅山登山ツアー:1日目高千穂峡観光

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