鳥瞰ニュース - にほんブログ村
chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
とんび
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2014/09/26

arrow_drop_down
  • 斜に構えた鳥居の神社

    行き止まりの鉄道支線を盲腸線と言うのだと教えてくれて、そればかりを乗りに行き、エッセイを編んで自費出版までした人が近所にいる。私の、歩いて近所を徘徊する日常は、だんだんとどこに通じているかという道路網を知ることから、突き当たり道路の詮索にも発展しそうだ。一昨日のことなのだが、突き当たりになるに違いない道に入り込んだら鳥居があった。鳥居を製作して、立てる段になったら斜めにするしかなかった、という格好だけれど階段を上がって左に神社があるので、正しい立ち方なのかもしれない。諸般の事情で参道が斜行せざるを得なかったということか。立位稲荷神社というのだが、立位とはなんだろう。五穀豊穣の神が立っているということなのだろうか、立位という地名なのだろうか。NHK大河ドラマの『べらぼう』でナレーションを受け持つ狐がこの神社...斜に構えた鳥居の神社

  • 小商いなど

    通りすがりに見つけた小商い屋さん。全部売れても2020円。次に通ったら夏みかんを一つ買おうかな。雛壇住宅地の垂直コンクリート擁壁に、自然に生えたと思われるツタ(蔦)が貼り付いている。緑の壁も紅葉のそれも記憶していない。今年は注目しておきたい。晴れ上がった空に飛行機が浮いていた。飛行機雲も作らず音も立てずに移動しているとなんだか変な感じ。ミモザが咲く寸前状態だった。パリのミモザの日は3月8日なのであと3週間だが、その頃にちょうど満開状態か。公園に多機能型デジタルウォッチが落ちていた。通学路になっているし、遊んでいるのもたまに見る場所だから、小学生が落としたに違いない。防水仕様だから、すぐ横の階段手すりに下げておいた。時刻は正確だが5Aとはなんだろう。SAで土曜日のようだ。だとすると2・15のはずなのに2・1...小商いなど

  • 柳が萌え始めていた

    久しぶりに良い天気となり、テニスを誘ってもらっていたので、昨日は何日振りかで車の運転もした。府立黄檗運動公園に春の兆しは、と見渡せば、テニスコート脇に植えてある柳が萌え始めていた。若葉が萌えると黄緑になるのだが、その前に枝全体が黄に染まるのだと初めて気づいた。バレンタインデーが昔の同級生のグループラインで話題になり、私はグループ内の立ち位置で『かこつけ文化とか、かこつけ商法なんでしょうけどねぇ・・ナンチャッテ、知らんけど・・・』とトーク。ホワイトデーは無しにしたいので、昨日は私からも女性5人にチョコをほんのちょこっと渡した。柳が萌え始めていた

  • 春の萌しを探しに

    散歩にしろウォーキングにしろ、身体のため以外のことも目的にして出かけたい。最低の寒さだからこそ春の萌しを見つけたいと思った。ところで『きざし』は萌しと兆しのどちらを使うべきか。『さがし』は、探しとしたけれど、どちらが良いかと調べてみると、探すは欲しいものを探すで、捜すは失くしたものを捜すのだそうだ。セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)と、ホトケノザ(仏の座)がわずかな隙間に生えていた。タンポポは、今回の寒波がやってくる前に咲き始めたものの、こんなはずではなかったと中途半端なままフリーズしている状態。春の七草に入っているホトケノザはキク科のコオニタビラコ(小鬼田平子)で全く別種だそうだけれど、こちらはシソ科で葉は仏の座と言うよりはローソク立ての受け皿のようだ。歩道の隅でも、なんでも蹴飛ばしていく子供には遭っていな...春の萌しを探しに

  • 気になるアングルなど

    歩いていける近所なら、あらゆる小道も抜け道も通ってみようと、毎日ちょっとだけ違った行き方や帰り方をする。いきなり目隠しされたまま放り出されても、いっとき頭が変になっていたのが我に返ったとしても、どこでも近所なら場所が分かるくらいになりたいと。そうして迷い込んだ初めての公園に、昔懐かしい大蛸の遊具があった。熱い湯を入れて変形させてしまったペットボトルが倒れそうで倒れないのが面白くて撮ってみた。底は少し厚めなのに膨れて丸みを帯び、入っている湯の量も丁度良くて立ったまま倒れずに回転し続けた。いつもコーヒー半分ほどを残し、何時間も経ってから冷たくなったのを飲み干すことになるので私のマグカップは蓋をしている。1番近い山の天下峰山頂を示す木札が傾いているのを1週間ほど前に直した。日野岳(山)の木札もオリエンテーリング...気になるアングルなど

  • 気になる鳥など

    自宅の近所に雑草雑木生い茂る空き地があり、以前そこに生い茂るピラカンサを取り上げた。そこを横目にして長距離散歩へと出かけるのだが、連日同じ鳥と思われるのが同じ場所に止まっていた。ヒヨドリ(鵯)と思われるけれど、それにしてはずんぐりとしていて、尻尾が短いような気がする。同じ枝に同じ格好でいたのは2日間で、3日目は少しずれた別の枝にいてスマホを構える私に気づいたように数10センチほど移動した。そして昨日はいなくなっていたのだが、もしかしたら下に落ちて死んでいるのかもしれない。天敵には襲われにくい枝振りの混み合った中に佇む風情だったのは傷ついていたか病気か、とにかくぴゃーぴゃーうるさいヒヨドリらしさが抜けていた。散歩徘徊区域にはグループホームと思われる小規模老健施設(?)がそこここに見られる。その内の一つの庇に...気になる鳥など

  • 様々な告知

    数日前から昨日にかけて撮った中から、まとまりを見つけてタイトルとした。月額料金が6万円ちょっとなら、契約時に10数万円必要だが、もしもの時にはイケるな・・・と考えた在宅介護支援住宅の宣伝。『不法にゴミを捨て続けるあなた』と呼びかけていても効果はあるのかどうか。警察に訴えても民事不介入の原則があるので・・と体よくあしらわれるのだろうな。景観を損ねる張り紙が早く撤去されることを願うものである。『U且せよ』とはどういう意味だろうと考え込んでしまった。状況からすれば、『ターン』と読ませたいのだろう。今の中国の簡体字の『且』はそのような意味になるのだろうか。我が家周辺の散歩コースには宇治陵という墳墓がいくつもあって、藤原氏ゆかりのものも多いのだが、この『藤原道長建立浄妙寺跡は丸々小幡小学校敷地になっているはず。NH...様々な告知

  • 比叡山の冠雪とイソヒヨドリ(磯鵯)の雌雄

    寒波が緩んで晴上がり、ようやく今冬初めて比叡山の冠雪が見られた。真っ白になっているのではないから、冠雪とは言えないかもしれないけれど、ここで冠雪としなければ使えないままになりそうだ。昨日の散歩では、今までこれほど見たことはないくらいにイソヒヨドリが住宅地のそこここに見られた。スズメ(雀)は今の時期は集団行動しているので、いつもいる公園の常緑樹とその付近の草地に多くたむろしている。そのスズメの次に数多く見られたのがイソヒヨドリだったように感じたけれど、すばしこくて小さいのではっきりとは認めにくいメジロ(目白)が1番多いのかもしれない。イソヒヨドリのほとんどが派手な雄で、地味な柄の雌は目立たないからか少ないように感じる。木に止まっていることはほとんどなくて、屋根やベランダやフェンスといった人工物にばかり止まり...比叡山の冠雪とイソヒヨドリ(磯鵯)の雌雄

  • 訳ありチョコつかみ取り

    ケーキの移動販売車が近所の公園に来るというチラシが入り、家族の期待を背に雪が少し残っていたので長靴で外に出た。寒いから外に出たくないなどとほざく軟弱な精神が、雪国生まれの私には理解しにくい。3箇所の公園で1時間ずつ車を停めて販売するという最後の公園だけれど、予定日が寒波なんて気の毒に、と思った。途中でケーキを買ってきたらしい袋を下げている福々しく着込んだ女性とすれ違った。ワンボックスの後部ドアを跳ね上げただけの販売車には、男性客が1人いて、ちょうどつかみ取りをしているところだった。手の大きい体格の良い人だったから、かなりの量をつかみ取り、すごいですねぇなどと言われていた。その人が立ち去ってから、チラシの内容を手書きで大書した看板を見ると、多くの商品に目隠しテープが貼られている。聞いてみると、目当ての『大人...訳ありチョコつかみ取り

  • 寒波襲来

    日本海側の人達には申し訳ないような降り方ではあるけれど、昨日は宇治でも雪が落ちてきて昼間のウォーキング中に山方面を見ると吹雪く風に流れて、積もりそうな気配だった。夜になってから、足りない分の歩数を稼ごうと外に出てみると、うっすらと積もっていて、アスファルトとの接地面が凍っていたので氷点下になっていたはず。長靴を履いて、誰も散歩なんぞしていない住宅地内を歩き回るのは気持ちが良かった。雪国育ちなので、しっかり積もった新雪でないと冬の気分は出ないけれど、冷気が鼻に懐かしい。3枚目は今朝の近所の景色で、土曜日だから若い父親と子供が雪で遊ぶシーンも見られた。寒波前と昨日に送ってもらった田舎の我が家の状態が4、5枚目画像。スロープに流している山からの水が、降る雪の勢いに負けて覆われてしまっている。止み間があれば、確実...寒波襲来

  • 宇治は『しかぞすむ』処

    出没の噂はよく聞く鹿を、家の近所の裏手でついに観ることができた。滋賀県への抜け道を走る折には山中で何回か観たことはあっても、自分の家の住宅地近くでは初めて。喜撰法師の歌にあるように、宇治は『しかぞすむ』処なのだと昨日は再認識した。昨日、遅めの昼寝をした後に散歩に出かけて直ぐのこと。宅造途中で放棄された傾斜地に、鹿は姿勢良くこちらを見てじっとしていた。意識的にきょろきょろしていたわけではなかったけれど、なんとなく視線を感じたのかもしれない。限界一杯にズームして撮り、もう少し良い画像をと近づきながら、角を構えて突進してくることはあるだろうかと少し緊張もした。こちらはスキー用のストック1本を杖代わりに持っているので、いざという時には対抗できるだろうとは思った。40mくらいまで近付いた時点で撮ったら、白い尻を見せ...宇治は『しかぞすむ』処

  • コメダ珈琲店デビュー

    割引券だかクーポンだかがあるということでコメダに歩いて行くことになった。地図上の直線距離は2.5km足らずでも、車の通れない抜け道を通ったり、適当な見当をつけて目指すので、往復は6km余りの1万歩越えとなり、歩くのにちょうど良い距離だった。シロノワールというのが絶対的お勧めと言うので私もそれにしたけれど、それだけでは足りない気がして、カツサンドカレー味も一皿だけ注文する。すぐに出てきたシロノワールのソフトクリームがナイスで、セット注文のウィンナーコーヒーがまたおしゃれで豆が付いていたりして、さすがに名古屋発祥の店。すっかり、それだけで納得して食べていたら、注文していたのを忘れていたカツサンドが来てびっくり。なかなかのボリュームで、私が二切れ食べないと残してしまうことになるので、頑張って食べた。私にコメダ珈...コメダ珈琲店デビュー

  • ケーキを買いに行く

    このところ毎日1万歩以上6km以上の散歩(というより、もはやウォーキング)をしている。田舎に滞在して農作業をやっている時分より、体重は3kgほど増えてしまったけれど、身体は軽い。車で出かける時は、ひとつだけの用ではもったいないと、効率よく3、4箇所を回ることを考える。でも、毎日目標歩数と距離を決めてしまうと、それを達成するためには、ひとつでも用ができたら、そのために出かけるようになった。自分の誕生日は過ぎてしまったけれど、昨日は自分を祝うケーキを買いに行った。一応、営業中かどうかをネットで確認してから駅前の気に入りケーキ屋を目指す。真っ直ぐ行って帰るだけでは、距離を稼げないので、できるだけあまり通らない道をくねくね曲がりながら行く。住宅街の石垣の隅にヒメジョオン(姫女苑)と思われる花が咲き残っていた。白だ...ケーキを買いに行く

  • 鐘楼に夕陽

    親鸞の誕生院は鐘楼のある庭を観るのに拝観料が必要なくて通り抜けにも利用されている。時々私も近道として通り、気が向いたら鐘楼を眺めたりする散歩コースなのだが、昨日は誕生院が西本願寺派ということを知った。夕焼けをバックに鐘楼をと構えたのだが、なぜ夕焼けや夕陽は上手く撮れないのだろうといつもながら思う。逆光の撮り方というのは、細かく微妙なテクニックがあるに違いなく、スマホでは偶然のこの程度。以前にも取り上げたが、空き地に勝手に生えたピラカンサの実が高密度のまま保たれていた。ヒヨドリなんかも、これほど生っていると見向きもしない感じだ。鐘楼に夕陽

  • 修道院の裏口など

    聖テレジア修道院、黙想の家、宇治カルメル会などと書いてある修道院の裏口を撮った。修道女を近辺でたまに見ることがあるので、女性だけで男子禁制なのだろうと勝手に思いこんできた。H.P.を見ると『男子跣足カルメル修道会宇治修道院』ともあるので、男女という垣根はないようで、当然ながらLGBTQ+などの少数者に対しての偏見もないのだろう。跣足(せんそく)とは、足に何も履いていない状態でつまり裸足のことだとか。広い敷地内の道路を通らせてもらえたら、申し分のない散歩コースとなり、向こう側の御蔵山聖天の参道に行けるのだが、『通り抜けはご遠慮ください』というような看板があって誠に残念。修道院の裏口を過ぎてから住宅地内を左に折れると、ちょっと見晴らしの良い地点に出られる。茶畑があって、墓地があって、木幡小学校の全体が見渡せる...修道院の裏口など

  • 華僑の豪勢な墓など

    黄檗宗萬福寺の裏手斜面には『京都華僑墓地』という石碑があって様々な墓がある。チラシなどで見る新しい墓地は均一区画だけれど、ここは広さも様式もばらばらだ。斜面だから深掘りできないからか元々が盛り上げ式なのか、豪華な石造りだったりコンクリートで固めてあったりと形状は様々。一般的な墓もあり、華僑だけではなく日本名の○○家墓もある。華僑成功者の墓がここに集中しているのだろうけれど、とてつもない大成功分限者がいた(いる)ということか。通路に植えられているサクラ(桜)の樹にヤドリギ(宿木、寄生木)があった。華僑のことを書いている文章にヤドリギは、ちょっと失礼かも知れないが、宿主が葉を落として寒々しくても宿った方は青々として盛んなところは象徴的だ。華僑の豪勢な墓など

  • クレーンのある大型建築現場

    気に入っている起伏のある散歩コースには、見晴らしの良い場所があって、そこではだいたい必ずスマホを取り出す。空模様以外はほとんど何も変わらないのだが、それでも何かしらの発見がある。昨日は、開けた方面と裏側の方にクレーンのある大型建築現場があることに注目した。京都市内に住んでいた友人が、バブルの頃は自分の部屋からクレーンが10数本だったか20数本だったか観られると言っていたことがある。昨日観たクレーンは、二つとも病院の増棟工事で、宇治徳洲会病院と府立洛南病院。ついこの前までは、府立洛南病院とは離れているようでいて、地図上ではほとんど隣接している宇治おうばく病院が、建て替え大工事をやっていた。病院ばかりが美しく巨大な建物を作って肥大化していくようにさえ見える。人口ピラミッドの不自然さのなせることなのかも知れない...クレーンのある大型建築現場

  • 立つということ

    物を立てる場合は大抵真っ直ぐを目指すわけだが、諸般の事情で垂直に立ったままでいられることは少ない。インフラで1番身近に目立つ設備の電柱は、電線が支え合うので少しくらい傾いていても不安を感じることはなく当たり前のものとしてある。電線を張る時は気温による伸び縮みを計算して、その土地とちの工事時の温度に合わせた張り方(弛ませ方)が決められているのだろう。車窓から観る電線が電柱を過ぎると下がっていき、また上がっていき、電柱で最高点に達すると同時にまた下がっていく波を、飽くことなくぼんやり観続けることがよくあった。そのはずが、ベトナムのハノイから南下する列車の旅では、電線がぴんと張られていて少しも上下しないのが驚異的だった。冬だったから縮んでいたのだろうけれど、戦争からの復興途中だったから、遊びをもたせることもなく...立つということ

  • 鉄塔巡り

    昨日は自宅から2番目に近いと思われる送電線鉄塔に行ってきた。とんでもない急勾配なので、格子状踏み板を杭で固定した階段がジグザグに設置してあった。それでも土砂や石ころや枯葉が積もっていたり踏み板が傾いていたりで、かなり危険な状態になっていた。農作業用の簡易的アイゼンか登山用の本格的なものか、どちらかが欲しいと思い近所のホームセンターなどを当たっているのだが見つからない。登山用の道具を扱っているスポーツ店を探すべきだと、今回は切実に感じた。それはともかく急登の後、いきなり現れた鉄塔は、そこから先に行ける道はなく、獣道のような筋があるだけ。今回は鉄塔の真下から見上げて撮るのをやめて、忍び返しを二つ入れたシンメトリーにした。周りには、以前どこかの山中を徘徊している時にも見たことのある幹全体に棘のある木が数本生えて...鉄塔巡り

  • 猿の腰掛け

    最近の山行コースを外れて、今まで行ったことのない初めての鉄塔を目指してみた。送電線鉄塔の保守点検用に登り口には目印や擬木の階段があるので分かりやすい。高度50m位からの出発だったのだが、190mで小ぶりな鉄塔に着き、その先へ少し進んで高度210mの地点に十字のコンクリート杭が打ち込まれており、近辺の最高点だった。もっと高いところに鉄塔があるのは分かっているのだが、そこへ通じている山道は無い。次の鉄塔を目指して谷や沢に降リタら、上りになる前に身動き取れなくなりそうだったので仕方なく引き返した。それぞれの鉄塔には1番行きやすいコースが作られているはずで、何ヶ所かにある事業所の資材置き場の私有地内が登り口であれば、ただの物好き部外者は立ち入ることができない。枯れ木に潰れたカエルみたいな猿の腰掛けがあった。検索し...猿の腰掛け

  • カラス(鴉)のカラ巣など

    御蔵山聖天裏の落葉樹に造られた鳥の巣が透けて見えていた。巣の掛け方や大きさから、カラスに違いないと思われる。トビ(鳶)なら太枝の元の方に作るし、針葉樹を選ぶ。ハト(鳩)はもう少し簡単な小さい巣をカラスに見つかりにくい場所に作る。サギ(鷺)はもう少し大きめで、集団営巣をするのではなかったか。というような、今までの私の自然体験から、カラスのカラ巣と推理する次第。百均店に『WARNING』のシールが置いてあった。こんなシールを玄関に貼ると、通りすがりの空巣狙いには防犯効果があるのかもしれないけれど、何かしらを抱え込んだ成金という印象を与えるに違いないなどと、全く必要のないやっかみが頭をもたげる。カラス(鴉)のカラ巣など

  • ロボットに監視される現実

    総合ショッピング施設に入ったら、ロボットが近づいてきた。私を不審者としてロックオンした・・・というわけではないだろうけれど、真っ直ぐ向かってきたように感じたので、撮りながら、こちらが避けた。『24時間監視中』とあるからには、掃除もせずに、ただ動き回って撮影をしているだけのものだとしても、警備員1人分以上の役目を果たしているのだろう。昨日の『不法投棄取り締まり中』という看板もそうだが、あまり気持ちの良い文言ではない。全面の縦長画面にはいろんな文言が映るらしくて、私が撮る瞬間に、この画面に変わってしまった。注意喚起なのだろうけれど、挑発的だ。長野での通り魔事件も各所に設置された監視カメラの解析でスピード検挙となったのだろうけれど、監視という文字には違和感を覚えるばかりだ。2枚目画像は、近所の監視カメラの設置さ...ロボットに監視される現実

  • 宇治市は半分以上が山

    散歩ではあるけれど、低山ながらハイキング風に山道に入り林の中を歩くことにハマっている。今のところは、以前に登ったり分け入ったりした林道や山道を思い出しながらなぞっているだけだけれど・・・。改めて地図を見ると、宇治市は半分以上が山なのだと分かる。そうして私は、東側に広がる宇治市の緑部分のうち、京都市と接しているあたりを辿ったり出たり入ったりをしているようだ。昨日も天下峰(348m)に行き、尾根伝いに日野岳(373m)方面を目指した。日野岳は宇治市とあるが、途中の供水峠から西に下がったところにある供水の祠も裾野に広がる日野○○町も全て京都市。天下峰から少し北に行ったところの沢から日野岳頂上までの稜線は、宇治市と京都市の境界線になっているようだ。歩き始めの府道242号線は沢沿いに南東へと上るのだが、その沢を流れ...宇治市は半分以上が山

  • 累宝塔とは何だろう

    歩道がなくて車が頻繁に通る道路での散歩は、できるだけ避けたい。車にしたって歩行者は居ないに越したことはないわけで互いに気を使う。というわけで、車の侵入できない細道とか山道とか住宅地が散歩コースとなる。昨日は道に沿った長大な墓地の中を迂回路として通らせてもらった。墓参する人が居たりしたら入り込まないのだが、ほとんどいつも誰も居ない墓地。通り抜け中に、ふと違和感を感じて、六角の累宝塔と十字架の刻まれた銘板を撮った。検索してみると、(『累宝塔』は、元々京都の石匠が考案した仏塔で「六角塔」とも呼ばれ・・・宗旨宗派を問わず、結婚などでご縁が繋がる人達が、一緒に入れる供養墓・・・)とある。なるほどそういうことか、キリスト教であろうが宗旨を問わずに合同墓とすることができるということだな。『箴言16–九』とある銘板は、8...累宝塔とは何だろう

  • ルートを逆行して再確認

    一昨日は迷わなければこのコースだったというルートを、同じ行き方では面白みがないので、初めから逆行してみた。通るべきだった送電線鉄塔をくぐり、以前にもやったのだが、再び中心から真上を見あげて撮った。こんなだったのか・・と記憶から抜けていた景色を逆からも確認して、もう間違うことはないだろうと確信できた。尾根筋を歩くのは気分が良くてオリエンテーリング用に塗ってあるペンキや結んであるリボンにも、自然を汚しているとは思わず、人の残像を感じて嬉しかったりする。結局昨日も、林に入ったら追い越しも追い越されもせず、すれ違いも無くて孤独な山行だった。歩数;12,000歩余り。距離;8km弱。高低差;300m余り。所要時間;2時間半。ルートを逆行して再確認

  • 天下峰からの帰り道で迷う

    昨日は、出発が遅くなったこともあり、日野から供水峠へと登り、先日は左折したところを右折して天下峰を目指した。自宅→日野畑出町→日野野外活動施設→登山道→供水の祠→供水峠→天下峰→尾根伝いに南下→府道242号の峠→西にくねくね道を降る→自宅。ところが、何回か登り降りしたコースなのに、天下峰から自動車道路へ出る道で迷った。数年前の台風で倒木がいたる所にあるのだが、野外活動のオリエンテーリングは、天下峰とその先の送電線鉄塔までのようで、そこまではリボンがあって迷いようがない。私は天下峰から鉄塔を目指さずに左への脇道があったので選んだのだが、それが間違いだった。暗くなりかけていたので近道をと思い何となくの判断で進んだのだが道ははっきりしなくなり、倒木も多くて暴風の吹き荒れた形跡そのままだった。杣道のような獣道のよ...天下峰からの帰り道で迷う

  • しばらくいない間に増えた鳥

    イソヒヨドリ(磯鵯)を初めて観たのは、30年ほど前の丹後半島の崖だった。崖上から、岩場で船虫を追いかけ回している様子の鳥を見つけて双眼鏡で覗いた。鳩より一回り小さく、しっかりとした体型でシロハラ(白腹)に似るが、ちょっと大きめでかっこいい。ムクドリ(ムクドリ)やスズメ(雀)なんかのように、一生懸命羽ばたいているという感じではなく、木々の間を飛ぶ時などびゅーんと抜けていく。その後、磯の岩場でだけではなく、京都の桂川の橋脚に止まっているのを観た時、日本海へは60kmの大阪湾へ50kmの地点だったので感激したものだった。だんだん都会に進出した鳥としてニュースになり、最近は我が家周辺でも珍しくなくなったのは以前にも書いた。田舎から戻って1ヶ月宇治に暮らしてみると、今では散歩中に多く観られる鳥の5指に入るくらいだ。...しばらくいない間に増えた鳥

  • 高度差333mの登山

    少しは遠出をしても良さそうに思い始めたので、日野岳(日野山)の頂上を目指してみた。まずは自宅から日野○○町を3つ抜けて山の麓の日野野外活動施設を左に見て、登山道に入る。自宅→日野畑出町→日野野外活動施設→鴨長明方丈跡(方丈石)→登山道→供水の祠→供水峠→日野岳(山)頂上ケルン(373m)→パノラマ岩→ユウレイ峠→牛馬の道→一言寺・善願寺・新池方面へ→新池方面へ→新池→日野小学校→なごみの里病院(高度40m)→フレンドマート→自宅歩数;約14,000歩、距離;約8km、高度差;333m、所要時間;3時間弱。日野小学校から真っ直ぐ帰ったら良いところを、少し回り道をして下り、高度差を稼いだ。それにスーパーでトイレを借り、気に入っている生クリームのシュークリームを買って帰った。新池は釣り堀になっているのだが、山か...高度差333mの登山

  • 空の話題

    地面の話題というものは、何かが落ちていたとか、変わった虫がいたとかの個人的趣味に依ることが多い。ところが空の話題となると、挨拶がわりの時でさえ公的認識確認となるようだ。昨日は隣県に用があって車で出かけ、立ち止まって撮る機会がなかった。帰った時点で薄暗くなっていたけれど、ウォーキングに出たら何かしらの1枚くらい撮れるだろうと思った。ところが、時計を見たら5時半、となれば大相撲の1番の観ごろ時間というわけで腰を据えてしまった。誰が好きかと聞かれて、1番に挙げたことのある、わが正代が結びでやってくれた。これで大の里の優勝の目も出てきた、というような余韻を味わっているうちに時間は過ぎてウォーキングもスナップ撮影も果たせなかった。そうこうしている内に、変わった飛行機雲を観たけれど何だったのだろうという話が持ち上がっ...空の話題

  • 鴨長明の方丈石まで

    鴨長明はどう読むのか、方丈石はどう呼んだら良いのだろう。『かものちょうめい』と普通は読まれるけれど、『かも(の)ながあきら』かも知れないという記述があり、本当のところは分からないらしい。方丈というのは1間半四方という4畳半の庵を日野の山中の巨岩の上に建てて、鴨長明は方丈記を書いたということになっている。組み立て式で移動も簡単にできるプレハブ小屋のようなものだったと、書かれた文章から読み解くことができるとの図解入り論文を見たことがある。その巨岩へは道標や看板があって迷いなく行けるのだが、読み方として方丈石は『ほうじょういし』と呼んだら良いのだろうか。今現在は林あるいは森という感じになっているけれど、ほんの1世紀前までは、調理も風呂も薪や柴を燃やし、材木も地産地消だったのだろうから、里に近い山はすかすかで見通...鴨長明の方丈石まで

  • 今年1番距離を稼ぎ14,000歩余り

    スマホの高度計で測ると、私の散歩範囲は少し遠出をすると標高差は80mくらいになる。短いコースを選んでも、自宅が高いところにあるので、行きはよいよい帰りはしんどい。昨日は午前と午後に1回ずつ散歩をして今年1番の距離を稼ぎ14,000歩余りとなった。京都盆地は太平洋側の天候とは言い切れない位置だからか、この頃は曇りがち。昨日はなかなかの寒さで、時々霰がぽつぽつと落ちてきたりもして、空には時々現れるレンブラント光線が観られた。最後の画像は、田舎でもどこにでも咲いていたハコベ(蘩蔞)を、茶畑の脇で見つけた。萼が花弁と同じくらいの広がりなので正確にはコハコベ(小蘩蔞)でハコベは萼が花より大きい。冬真っただ中の霰が降ったりする寒さに萎れる様子もなく健気に逞しい。今年1番距離を稼ぎ14,000歩余り

  • スマホで鳥撮り目指してみたら

    どんなに拡大しても、望遠レンズの写真機には遠く及ばず、野鳥がおとなしくポーズをとってくれていても、スマホでは手ブレとピンボケでこの程度にしか撮れない。ここ1週間ほどで撮った野鳥画像は、キジバト(雉鳩)、不明鳥(カシラダカ?)、シジュウカラ(四十雀)、カワセミ(翡翠)。撮ったけれど、あちゃーダメだ・・で削除したのが、絶滅危惧種になるかも知れないなどと耳にするけれど宇治でも十日町でもそれは無いなと思うスズメ(雀)、それにヤマガラ(山雀)、メジロ(目白)。撮影を主にするなら、カメラを買ったら良いだけのことで、少し無理をすれば買えないことはない。でも私のただいま農閑期避寒中に課した徘徊は、春から始まる田舎での各種作業をこなすための体力減退防止が目的なので我慢している次第。スマホで鳥撮り目指してみたら

  • 異世界への道

    散歩コースの一つに、異世界への道のような雰囲気を醸し出すコースがあり、昨日はそこを目指す。日野岳の裾野には日野川や日野誕生院や日野氏墓所があり、町名は必ず日野○○町であり、つまり日野氏の荘園があった地。その山手は、古くからの地元農家の畑や竹藪があった場所なのだろうけれど、宅地造成されて建売された住宅地が所々にある。その一方で、選択から漏れた部分や宅造不適地が斑らに残り、畑も耕作されずに荒れていたりする。竹藪も荒れ、果樹の枝ぶりは伸び放題なら、実もつけたまま腐っていたりもする。そういう中を細い道があり、ちゃんと両側に矢印の付いた境界杭があるので、細くても私道ではなく公共の道らしいので散歩コースにする次第。人と会うことは今までかなり通っていても1回しかなく、それも相手は迷い込んだ余所者という感じだったので、こ...異世界への道

  • テレビドラマをまた観始めた

    田舎ではNHKプラスでテレビを観るので、ちょっと面白くないと途中でも観るのをやめたり、新しく始まった時点で観そびれるとそのままになったりする。避寒中の宇治では、一番の日課が散歩となったので、テレビも楽しみの1つとなった(朝ドラと大河は田舎でも観続けた)。そうして、始まった火曜日22時からのドラマ10『東京サラダボウル』が最初から面白い。ドラマ10は昨年の『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』は面白かったけれど、最終回は途中で観るのをやめた。だんだんと死んだ人を出すシーンが多くなり、心象風景的ではなく、本当にあの世の人と対話するような演出が鼻について観るに耐えられなくなったから。宇治に戻って、こちらの生活も慣れてきた先日「読んでみて」と家人から渡されたのが、その原作。図書館から定期的に借りて...テレビドラマをまた観始めた

  • 拒否するだけで善後策を示さず

    わずか数坪の狭い庭でも植木職の手を入れて綺麗にする家もあれば、うちのようにお金をかけるという考えの全く無い家もある。育ってしまって盛大に葉を散らすモミジを街路樹のように刈り込んでみたら、かなりの量の薪にできそうなゴミができる。田舎であれば、わざわざゴミ出しなどせずに、薪にはしないまでもまとめておけば何なりと利用できるのだが、こちらではそうはいかない。小さく切りさえすれば『燃えるゴミ』として出せるのだろうと考えたのだが、持っていってくれずに赤い紙が貼られ、残された。枝径5センチ以内じゃないと受け取り拒否ということのようだ。では太い枝を切ったら、『燃えないゴミ』の日に出せば良いということだろうか。それともナタで半割にでもして、直径5センチ以内相当の断面積にしたら良いのだろうか。それとも20センチ程度の長さのこ...拒否するだけで善後策を示さず

  • 悪ノリ商品

    ポテトチップスを悪魔の食べ物と非難する記述を見ることがある。発がん性物質のアクリルアミドを大量に含んでいるとか、飽和脂肪酸も多くて多量摂取すると心臓血管疾患を引き起こす可能性があるとか書いてある。食べるなら1日10枚程度にすべきだと枚数制限まであったりする。でも、いろんな味のポテトチップスが売られていて、どれをとっても美味しくて、食べ始めたら止まらなくなる。買いたいと思うこともあるけれど、かさばっているだけの割高贅沢品という認識から自分で買うことはない。ところが、私の田舎では亡くなった人の出棺を見送る門送りの際に、お礼品の紙袋に必ず小さな筒入りポテトチップスが入っている。通夜などですでにお礼品を受け取っている人には、出棺までの待ち時間に、筒入りポテトチップスだけを配る。悪魔の食べ物などということが一般的に...悪ノリ商品

  • 無料クーポン券を使うためにお金を使う

    大人数の会食をしたことで貰ったクーポン券の1200円分を使うために出かけ、釣りはもらえないので、それ以上のものを注文した。ライスバー、スープバーというおかわり自由のセットを付けて、これが正解。ポタージュスープが美味しいのは知っていたので2杯飲み、ライスはカレーがあったけれどイマイチなのが分かっていたので、初めてのガーリックライスを選んだ。ニンニクのスライスを茶色に炒めたのを入れて炊いたらしいガーリックライスは初めて食べたが、もうこれだけで良いと思えるほど気に入っておかわりした。店の売りである手ごねハンバーグより従の方のカキフライが旨くて満足した。独りで食べる食事は美味しくないと言うけれど、自分で作らず得した感のある出来立て料理は独りで食べても美味しかった。結果、748円(税込)で1880円(税込)の料理を...無料クーポン券を使うためにお金を使う

  • 宇治で初雪など

    昨日はどれだけ我が田舎の十日町市は降り積もっただろうと心配したけれど、意外にも一昨日から昨日の朝で5cmくらいだったという報告があった。宇治でも氷点下になり、確かに寒くて、一時的に雪が舞い、わずかに地面が白くなったところを見計らって初雪を撮った。厚みを計れないほどの雪は初雪とは認められないのかもしれないけれど、テレビのニュースで降りしきる京都の街が映っていたのと同じ降り方が、瞬間的に宇治の我が家の窓からも観られたので今冬は1月10日を初雪としたい。0度に近い寒い中を散歩に出て、近所の売りに出されている広い荒地に生えているピラカンサからちらちら差し込む光を撮った。この荒地はこの付近一体を電鉄会社が大規模団地を予定した時に買収に応じなかったに違いない離れ小島のような存在。地主と思われる老夫婦が、道路に迫り出し...宇治で初雪など

  • チャ(茶)とクチナシ(梔子)とヒイラギ(柊)

    冬真っ盛りなので、裸になった落葉樹には目が行かず、今まではおとなしかった常緑樹に注目することになる。昨日はきれいに刈られた茶畑のうねりに、見事さを感じて撮った。公園にあるクチナシの花柄が落ちて萼(がく)だけがきれいな茜色に染まっているのに気づいた。この中に実が生っているのだが、実は割れることがなくて、それで口無しとなったということらしい。個人のお宅の道路際フェンスからはみ出してヒイラギの花が咲いていた。この花はちまちまと塊になって花殻も混ざっているので美しくはないのだが、一輪だけの箇所があったので撮ってみた。存在感のある雄蕊が2本あり、雌蕊は目立たない。これも成熟時期をずらして自家受粉を避けるタイプなのかもしれない。3つとも遠目に見れば、同じような常緑樹で、自由に伸びるままにしたら同じような雰囲気となる似...チャ(茶)とクチナシ(梔子)とヒイラギ(柊)

  • クロガネモチ(黒鉄黐)とネズミモチ(鼠黐)とチャノキ(茶の木)

    クロガネモチが赤い実をつけて目立っているけれど、他の赤い実ほど魅力はないらしくて鳥が群がっているところは見ない。黒はどこからきたのかと検索してみると、若い枝が黒みを帯びた紫だからだそうで、昔の磨き上げられた鉄製品は確かに紫色を帯びた黒。これはモチノキ科モチノキ属。ネズミモチは実がネズミの糞に似ているからという貧相な理由に依るのだが、実物を知っている目には納得の命名だ。そのじつ、実は食べられるとありながら、『樹皮や枝葉は誤食すると手足の力が抜け、瞳孔が拡大して2~3日後に死亡する可能性が・・・』などとある。なんという癖の悪さだろう、この実を原料とする生薬が女貞子という漢方薬として云々という記述もあり微妙な代物だ。こちらはモクセイ科イボタノキ属。茶畑ではよく見ると花をつけていたりするが、蕾から花殻まで見られる...クロガネモチ(黒鉄黐)とネズミモチ(鼠黐)とチャノキ(茶の木)

  • フェイクはどこにでも転がっている

    まったく見たこともない植物が美しい花を咲かせているのに出会った時は、自動的にスマを取り出す。この花はいつもの散歩中に他所様の門扉横に置かれた植木鉢の中。今の時季にこんな鮮やかな花を咲かせるなんてすごい、と思いつつ2枚だけ撮り、スマホで検索するのだが名前が判からない。スマホで調べるのは諦めて1日経ち、パソコンから調べようと拡大してみてフェイクだと判り、びっくり。腹は立たず、むしろユーモアとお茶目を感じて笑えてきた。エイプリルフールには、もっと凝った色合いの花を増やして通行人を楽しませて欲しいと思った次第。昨日の散歩中、田舎から電話が掛かってきたので、通りがかった公園のベンチに腰掛け長めの通話をした。その間に、子供がやってきて地べたに寝転び、なぜかぴくりとも動かなくなった。離れたところには二人の子供が同じよう...フェイクはどこにでも転がっている

  • 放生地(ほうじょうち)

    萬福寺は西側の道路に面して総門があり、その奥の三門をくぐってから拝観料を納めるようになっている。というわけで、ふらっと総門から入り、右手のただいま最衰期といった様相の蓮池を観た。放生池という看板があったので検索してみると、捕えられた魚などの生き物を購って放すこととある。購うというのは罪滅ぼしという意味もあるけれど、買うというだけの意味にとるなら、浦島太郎が子供から亀を買って離してやったようなことか。放生会という殺生とは真逆の儀式があるようなので、それをこの池で行うのだろうか。見たところ生き物は見当たらなかった。3枚目画像は、木幡池で特徴のある羽根乾かしポーズをとるカワウ(川鵜)。水没してしまっている中島だが、葦がひょろひょろ生えて、以前はいつも鴨が営巣、産卵、抱卵、孵化をさせると聞いたことがある。カワウの...放生地(ほうじょうち)

  • 不許葷酒入山門(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)

    黄檗宗の本山である万福寺まで遠出徘徊をしてきた。万福寺は国宝になったということで特別拝観期間中だった。石畳通路の両側に行灯が設えてあり、蝋燭ではなく電球が点るように仕掛けられていた。成り行きで足を伸ばしたけれど、拝観するならライトアップしてからが良さそうなので、今回は大門前までだけ。不許葷酒入山門の『葷』とは何だろうと検索してみたら、ネギ、ニラ、ニンニク、ラッキョウ、ショウガなどの臭い野菜のこととか。不殺生で肉魚はもちろんのこと、酒もダメで精のつく野菜も禁じられていたら、残るは何があるだろう。トロロイモ、レンコン、ニンジンあたりの栄養で修行に精だすしかないか。運動公園の植え込みのドウダンツツジ(灯台躑躅)は紅葉がまだ散らずに真っ盛りの様子。隣り合って同じドウダンツツジでありながら染まり方の薄いのもあり、色...不許葷酒入山門(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)

  • 尾を振る鳥

    公園の地面にいたジョウビタキ(尉鶲)が、葉を落とした立木に飛び移り、きょろきょろしたり尾をぴりりぴりりと震わせたりしていた。バカビタキという別名通りにあまり人を警戒しないので撮れたのだが、どうしてもスマホではこの程度にしか写らない。撮ったのはオスで、もうちょっと地味目なメスも近くにいた。どういう意味があるのだろう、あのジョウビタキだと一目で判断できる独特な尾の振り方は・・。川から飛び立つセキレイ(鶺鴒)を2度3度と観たけれど、みな黄色がちらっと見えたのでキセキレイ(黄鶺鴒)と判った。縄張りがあるのかどうか、ハクセキレイ(白鶺鴒)にもセグロセキレイ(背黒鶺鴒)にも会わず、キセキレイばかりなのは、何らかの理由がありそうだ。川から飛び立っても、近づくこちらを避けて先に行くだけで、また川に降り立つので、間合いを見...尾を振る鳥

  • ルリトウワタ(瑠璃唐綿)

    数年前に近所で1度見たことのある花に、1kmほど離れた別の場所で出会うことができた。いずれも普通の民家を囲うアルミフェンス格子からはみ出ていたもの。といっても、溢れるほど繁茂しているわけではなく、細い茎と細長い葉が伸び、行き場がなくて垂れ下がったような状態。花の少ない時期でもあり、色合いが不自然な気がして造花が落ちているのかと一瞬思った。スマホの画像からの調べる機能から探ることができた名はブルースター(オキシペタラム)=瑠璃唐綿で、見た目そのまんま。オキシペタラムも青い花びらという意味だそうで、これもそのまんま。唐綿を調べてみると葉っぱはそっくりでも、花は全く違うものだった。ネットでは2株セットで799円というものが見つかったけれど、これに送料が上乗せとなると微妙な金額だ。苗なり種なりが売っているのを見た...ルリトウワタ(瑠璃唐綿)

  • 日没を撮ろうと散歩

    賞味期限内に三段重ね御節を食べ切るために、というようなことではなくて今年の御節はどういうわけか、全て美味しくて食が進む。個人的事情として、歯の状態と身体全体の調子が良いからかもしれない。というわけで体重増加が顕著なので少しは絞るべしと、歩くのは続けたい。昨日は、行く先を伸ばして竹林を通った折にスマホを上向けにしたら、今まで映画などで観たことのある情景が撮れた。手入れがされてなくて生え放題の荒れた竹林も、上だけ見たら中々に良いという発見をした。帰りに通った古い住宅地に早咲きの八重桜が咲いていたのだが、昨年もこの時期に同様の状態だったのを思い出した。もしかしたら早咲きした後で、また春の遅くになったら満開に咲くといった二度咲きタイプかもしれない。冬桜という一重の種類があるそうだが、これは八重だから10月桜という...日没を撮ろうと散歩

  • 初日の出を拝みに早朝徘徊

    わが家の東側は山が迫っているので、普通より日の出は遅く、出てくる瞬間などは意識したことがない。元旦夜明けの天気予報は曇りマークのない快晴マークで、宇治の日の出は7時10分過ぎとあったので、住むこと35年にして初めてこの地の初日の出を観ようと考えた。ちょっと眺望の開けた散歩コースの折り返し公園辺りが良かろうと、6時半過ぎに家を出る。御蔵山聖天の鳥居近辺で初日の出を待っている人が二人、私の目指した公園にも親子らしき女性二人が居て、スーパーを見下ろせる坂上では二十歳前後の男子が数人たむろしていた。一応初日の出でも観てみようか程度の気持ちであろうということは、雰囲気でわかる。どこから出てくるのかもよく分からなかったけれど、微かに上向き薄明光線(天使の梯子)が観られて初めて場所が分かる。雲のせいで初日の瞬間には出逢...初日の出を拝みに早朝徘徊

  • 迎春

    あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。迎春

  • マガモ(真鴨)と山王鳥居

    山科川沿いの遊歩道を歩けば、必ず何らかの野鳥を観ることができる。シラサギ(たいてい小鷺か中鷺)ほど目立たないけれど、マガモもこの時季はいつもいる。つがいが同じ方向を向いているシーンを撮ろうと構えてみても、メスは水中に頭を突っ込んで採餌行動ばかり。オスは食餌をあまり必要としないのだろうかと思うほどに、メスの周りを泳いでいるだけだ。常にメスを守って警戒を怠らないが、ときおり頭を掻く。ついに同じ方向を見ることも、同じ姿勢を取ることもなかった(一昨日の撮影)。昨日の散歩は神仏習合の山王鳥居の建っている御蔵山聖天を目指した。まだ人気はなかったけれど、大晦日の今日はぼちぼち、明日の元旦からは参拝客もそこそこあるはずで、受け入れ体制はひっそり万端整っているようだった。マガモ(真鴨)と山王鳥居

  • アジサイ(紫陽花)と蛇と愛宕山

    歩道の街路樹周りは、そこに面している住人が私有地のように何かを植えていることがある。目に余るほどのものでない限り、問題になることもなく暗黙の了解事項といったところ。そんなひとつに、たぶんアジサイと思われる植え込みがあって、葉が珍しい色着き方をしていた。急激な寒さがなく強い雨風もないままに来たせいで葉が残っているのだろうと思われる。もしも毎年このように紅葉黄葉となる個性なら、挿し木で増やして、それぞれの街路樹の根元に植えたいくらいのものだ。昨日の散歩はホームセンターペットコーナーに展示販売されている蛇を撮ることを目的にした。どれもこれも14,800円とあり、肉食とわざわざ明記してあったけれど、肉食でない蛇など存在するのかな。帰りは愛宕山を撮るために家並みの切れた場所へ遠回りなどして、久々の10,000越えと...アジサイ(紫陽花)と蛇と愛宕山

  • ススキ(芒)とフヨウ(芙蓉)と比叡山

    団地の周囲をなぞるだけでも十分に散歩としての距離を稼げるので、歩き始めは先ず端を目指す。昨日は周囲のフェンス越しに比叡山がくっきりと見えたので金網が写らないようにと構えていたらゆらゆらと風に揺れているススキに焦点が合った。種をぶらさげた綿毛が穂から離れた瞬間でも撮れたら面白いだろうに、と思ったのは只今の後付けで、それは写真家や画家の仕事かもしれない。雪に閉じ込められずに撤収してきた故郷の十日町は警報こそ出ていないものの1m越えの積雪とのことだが、こちらの比叡山はまだ雪を被っていない。幹線道路脇に生えているフヨウ(たぶん酔芙蓉)に、ドライフラワー化している花がいくつか見られた。アスファルト歩道と擁壁の間に自然に生えたのを、歩行の邪魔にはならないからそのまま構わずにおかれているのが好ましい。それにしても、酒に...ススキ(芒)とフヨウ(芙蓉)と比叡山

  • 柳は盛んに散っている

    田舎からこちら宇治に戻る途中の北陸道尼御前上りS.A.で観た芭蕉の句碑のことが時々思い出される。それなのに、スッとあの句の五七五が浮かんで来ないのは、古典の素養が無いからに違いなくて自分にがっかり。『庭掃て出ばや寺に散る柳』芭蕉。(寺に泊めてもらったからには作法通り)庭を掃いてから出発したいものだ柳の葉が散っているのだから。若い僧が一句ねだって、硯箱と紙を持ってきたのに対して、即興的に読んだ句らしい。その件の『奥の細道』を紹介するブログ記事などを読むと、短い五七五に素養が詰まっているということのようだ。宇治黄檗の運動公園テニスコート脇にある柳は黄葉となり、いま盛んに散っている最中。葉ばかりではなく、細い枝もかなり千切れて落ちている。春になれば、新枝が伸び新芽が黄緑色に染まる。大阪方面に電波塔群が見えるのだ...柳は盛んに散っている

  • レンブラント光線とイヌビワ(犬枇杷)など

    ようやく明るいうちに散歩に出ることができて、下り坂から行く手の空にレンブラント光線が観られた。雲の動きが速くてどんどん様相が変わったので、差し掛かったタイミングと位置が撮るためにはベストだった。昼でもやはり冬の景色は他所様の生垣や植え込みも地味目の寒色だから立ち止まって観るほどのものが少ない。葉がほとんど落ちていることで、気づ口ことのできた初めて見る植物があった。ドングリほどの大きさでしかないのに、イチジク(無花果)にそっくりな実(?)を付けている。こういうのは大抵、イヌ〇〇という命名がなされているだろうと、反射的に想像した。スマホの『調べる』で確かめると、案の定であったが、意外なことにイヌビワと出た。イチジク属とまで記してあるのに、名にビワが付くとは、後から訂正しようにも、もう定着したから仕方ない、とい...レンブラント光線とイヌビワ(犬枇杷)など

  • ついつい遅くなって散歩ではなくウォーキングに

    日が短いのでうかうかしているうちに夕方となり、散歩の楽しみとしての発見は見込めずに、ただ早足のウォーキングになる。体のためには良いだろうけれど、心の方は物足りなくて、またしても夜景しか撮るものがない。団地の中で1番高い場所のフェンス上端にスマホを押し付けて撮った。シャッタースピードは2秒くらいだろうか、ジーと音を立ててから切れるので、肉眼ではかなり暗いが画像はけっこう明るく撮れる。真ん中上空には星まで撮れていて、たぶん木星。右端のなだらかな斜面を上がれば桃山となる。桃山が東山三十六峰の最南端の山だろうかと調べたら、伏見稲荷の稲荷山(標高232m)が南端峰のようだ。左のビル群は伏見区南端の向島ニュータウンで、横に広がって見える光は間延びした伏見区。前方の山並みは西山連峰だが、火の用心の愛宕山(標高924m)...ついつい遅くなって散歩ではなくウォーキングに

  • 山科川にて夜を過ごすことにしたらしいシラサギ(白鷺)

    サギ(鷺)の仲間はまとまって、塒(ねぐら)と決めた木々に、種を問わず集って居ることが多いのではなかったか。テレビの紹介でも、自分で実際にバードウォッチングをしていた時にも、そのような集団を作っているのを何回か見聞きした。集っていたら目につき、観察のやり甲斐もあって、それが当たり前のように思い込まされているのかもしれない。山科川の土手を夕方散歩していたら、暗い川の中にぼうっと白いものが見えて、レジ袋かと思った。遊歩道から最短の真横から目を凝らすとサギと分かり、たぶんコサギ(小鷺)なのだろうということは撮った画像を観て確認できた。柵の手すりにスマホを固定してボタンをタップしても、暗いので3秒ほどシャッターが下りなかった。対象も少し動いたりして、良さそうに撮れたのは、この程度の画像2枚。街灯はあるので真っ暗にな...山科川にて夜を過ごすことにしたらしいシラサギ(白鷺)

  • 病院のち散歩のち寿司

    術後経過の診察は3ヶ月毎が半年毎になり1年毎になっているのだが、今回で8年が過ぎマーカーに異常はなくても後2回来てくださいねということだった。転移とか再発の気配なしという太鼓判をもらって昼過ぎに帰り、ゆっくりしていたら夕方になり、慌てて散歩に出た。病院内でも採血の受付を済ませた後の待ち時間に田舎の水道代を支払にコンビニに行ったりと、あえて行ったり来たりをして歩数を稼いだ。それでも今年の目標であり、ここまではうまくいっている平均値を少しでも下げないように1日6000歩を目指す。冬至は過ぎたばかりなので、まことに日は短くて、暗くなっての散歩は刺激に欠ける。空気は冷たく澄んでいて、散歩後しばらくして行った回転寿司への行き帰りでも、妙に違和感を覚えた。確実に冬の寒さなのに湿り気がなく、車のガラスが曇らず、空気が澄...病院のち散歩のち寿司

  • 宇治に戻って久々の散歩

    生家に滞在した、約3ヶ月間の後半は農事で汗をかくこともなくなり、ハードな作業もあまりやらなかった。必然的に絞れていた体が食欲の秋とともに太り、2kg余り体重増加となった。まだ動きづらいほどにはなっていないけれど、宇治に戻ってコタツの守りをし続けたら、さらに増加が見込まれる。田舎では、運動目的の散歩は全くせず、裏の沢を上がって一回りして帰るのだって溜池に用があってのこと。それでも農事を色々とやっている時分は、敷地内を動き回っているだけで、毎日8000歩以上もいつの間にか歩いていた。向こうでもいつも大体同じ時間に犬を連れていたり、社会に適応しなかったらしい人を連れていたり、黙々と独りだったりの、道路を行く散歩者も見かける。というわけで、こちらで家にいる限り運動とは無縁になる冬季間は、毎日外を歩く散歩を日課とし...宇治に戻って久々の散歩

  • 落葉とネリネとセンリョウ(千両)とキンカン(金柑)

    3ヶ月ぶりに帰宅し、小さな庭を見分してみた。この家に引っ越した年、生家から持ってきたモミジの子が大きく育ち、田舎の親木は昨年枯れた。これの子の数十センチに育っているのがあるので、来春には田舎に持っていこうと思う。ネリネは萎んだ花もありながら、まだまだ独り気を吐いているといった様子で狂っている。黄色い実をつけるセンリョウは、もちろんのこと買ったのではなくて、野鳥の落とし物から生えたもの。金運を呼ぶというような縁起物かどうかは知らないけれど、千両箱のイメージが自然に湧く。キンカンはアゲハチョウ(揚羽蝶、鳳蝶)の幼虫に葉を喰われた跡もありながら、6個結実していた。アップで観ると何だか気持ち悪い肌の印象だけれど、ちゃんと黄色くなったら、ありがたくいただくことにしたい。落葉とネリネとセンリョウ(千両)とキンカン(金柑)

  • 雪に閉じ込められる前に引き上げ

    毎年、私が引き上げると大雪になったり嵐になったりすると、お隣の奥さんは感心する。そりゃそうですとも、たいていぎりぎりまでぐずぐずして帰り支度が整わず、もうこれは出ないとまずいな、となってから出発するんですから。それでもいつもほぼうまくいって何とかなってきたわけで、昨日の今日もそのように雪国十日町から宇治に引き上げた。1枚目画像;出発して程なく東側を見たら、越後三山が真っ白に浮かび上がっていたので、横道に逸れて撮った。左から、越後駒ヶ岳、八海山、中ノ岳。2枚目画像;越後三山の南の方には巻機山も神々しく光っていた。3枚目画像;尼御前S.A.に今まで気付かなかった芭蕉の句碑があった。4枚目画像;寺に泊めて貰ったら山内を掃除してから立ち去るもののようで、芭蕉は実際はやらなかっただろうけれど、『庭を掃いてから出発し...雪に閉じ込められる前に引き上げ

  • ニホンカモシカ(日本羚羊)にようやく出会う

    雨の後のぬかるんだ地面や、ここしばらくの雪の上で、足跡はたびたび観ていた。偶蹄類の特徴であるハート型で2本の爪がはっきりとしているし、他の動物より大きい。幸いなことに1番大きい足跡のはずのツキノワグマ(月輪熊)のものは観たことがないので、近くでの目撃談はあっても実感がない。昨日は溜池の水量確認と引き込みパイプコックの最終調整のために沢を上がった。上がり始めて直ぐにカモシカの足跡を見つけ、しかも新しくて、ちょうど足跡を追跡する格好になった。溜池まであと少しという所で、ふと見上げた堤の上にもこもこと動く濃い灰色のものが見えた。クマなら真っ黒いはずで、カモシカに違いない色と大きさだったから、ようやく出会えたかと興奮した。静かに慌てて上がり、途中、コックを少しだけ開くのももどかしく、土手の急登を手も使って急いだ。...ニホンカモシカ(日本羚羊)にようやく出会う

  • グラスの底にある霊峰富士

    どういう経緯で貰ったのか忘れてしまっていたけれど、桐箱に入ったグラスが見つかった。底が厚くて安定感があり、かなり傾けても倒れることがない。それより、富士山がおそらく正確な象りで凹んでいるのがユニーク。東西南北が分かるようになっていれば、などと自分の無知を棚に上げて、覗いたり眺め回したりする。宝永の噴火跡だったか大沢崩れだったかの形もあるようだ。撮ろうとしていたら電灯が映り込むことが分かり、ご来光のように角度を決めてみた。山中湖の畔から観られるのだったか、それなら富士山の方角も正確にしなければいけないところだ。グラスの底にある霊峰富士

  • 降る降る予報と現実との乖離

    降るぞ降るぞというニュアンスの予報がなされ、確かに他所では降っている所もあるらしいのだが、なぜか豪雪地帯である筈の我らの地域は雪雲が避けていくようだ。降り積もってくれないと、手ぐすね引いて待っている除雪作業がなくて、体がなまるなどとワガママを言う人もいるくらい。雪は降るのだけれど、真剣味が無いというのか真冬という自覚が足りないという感じで、すぐに雨に変わる。そうして春先のような風景になっているので、私はいつまでも撤収できずだらだらとしている。ビオトープ横の一段上がったところが雪上の獣道になり、タヌキ(狸)の行き来する一本道ができていた。溜め糞をするような律儀な性格なので、習慣となった同じ道を歩き、餌場へ通勤するようだ。複数のタヌキが通り、タヌキ全体がそのようであるのか、そのような個性のあるのが中に居るとい...降る降る予報と現実との乖離

  • 後期高齢者の高所作業はシミュレーションを入念に

    最終的な枝下ろしは来春まで残して、中途半端でも仕方ないと諦めかけた。昨日の朝の積雪を見ると、どかんとは積もっていなくて、ちらちらと小さな雪片が降るともなく降るのではいくら降り続いても高が知れている。それも昼には止んで薄陽が差してきたので、これはもうやるしかないと決行した。最後の伸び上がる主幹を切断するために、あらゆる方角から眺めシミュレーションを入念にやった。重心のずれている側に楔形の切り込みを入れ、反対側から楔のちょっと上を水平に切り進んでいく。自分の頭に倒れ込む可能性も考えて、しっかりヘルメットを被り、安全帯を幹に回した。倒れ始めた時には垂直移動ができるようにもした。幹が裂けて切り口が弾けないように切り込み角度や深さも見極めつつ慎重にやる。結果、画像では分かりにくいが、地面に斜めに刺さっているのが朴の...後期高齢者の高所作業はシミュレーションを入念に

  • 雪が降り雨が降る繰り返し

    新雪の上に足跡。右はタヌキ(狸)で向こう側へ、左はノウサギ(野兎)でこちら側に向かっている。タヌキの溜め糞があった。未消化の銀杏果肉や種は吐き出したものかもしれない。ハクビシンの可能性もある。杉の木の下にフクロツチガキ(袋土柿)があった。雪で崩れているものも含め10個くらいあったが、食不適だとか。30mmほどしかない端正なキノコ。ぽつんぽつんと見つかるけれど、食指も動かぬサイズで検索も割愛。初雪以来、雪の上に雨が降り、嵩が減るとまた雪が積もり、そしてまた雨が降る繰り返し。消雪装置がうまくいって、敷地から道路へのスロープが露出しているので、雪に閉じ込められるという切迫感がない。国道は消雪パイプが埋め込まれていて、雪の期間は常に地下水が噴水されて凍ることもない。間道は集落によっては計画的に金を積み立てて消雪パ...雪が降り雨が降る繰り返し

  • 枝下ろしは雪が積もってから

    近所の2歳上の人から、もう使うことはないとのことでアルミの2連梯子を貰った。こういうものは度々使うものではないので、1軒が所有していればよいわけで、今まで私は3回ほど借りた。ところが周り皆が高齢となり、2連梯子に登ろうという人間も私ひとりとなり、捨てるのなら貰いましょうとなった次第。まだ30cmにもならない積雪だけれど、下が雪だと怖さをあまり感じない。屋根の雪下ろしをしていて落ちるのは、この辺りでは大抵の人が経験済みだ。大怪我をして変な歩き方になった人もいたが、歳を取っているのに自覚が乏しくて怪我をする。そのあたりを考えつつ、安全帯を幹に回し、片手は必ず木に掴まっているようにして枝下ろしをする。やる前に言うとうるさいので、昨日は半分やってほぼ満足したところで、先日1匹しか釣れなかった鯖を持ってきてくれた友...枝下ろしは雪が積もってから

  • 切り株保護カバーなど

    椅子代わりの切り株は、ふだん雨晒しなのだが雪の下でもずっと湿らせるのは、腐らせるもとだ。とは言え、冬の度に仕舞うのも重くて大変なので、立木でも切断面に蓋をすることがあるように、長持ちさせるには保護カバーをしなければいけないといつも思っていた。植木鉢の受け皿か丸盆のちょうど良いサイズはないかと探すのだが、安くて程良いのはなかなか見つからない。それなら作ってみようと思いたって、カラートタンをホームセンターで買い求め加工してみた。1個2個なら丁寧に真剣に作るところだけれど、6個となるとやっているうちに失敗も発見も上達もあり、同じ仕上がりにはならない。とりあえず断面の年輪さえ保護すれば良いわけで、一応の完成とした。2枚目はさっそく雪が降った今朝の様子で、もう私も退却態勢に入らなければならない。重いガラス天板は今回...切り株保護カバーなど

  • 大根に赤とんぼなど

    大根に赤とんぼが止まっていた。抜いたままの土付きで並べている場所に、おでんでもしようと取りに行って気づいた。ストーブの熱は湯を沸かすだけではなく、大根でも煮て有効利用しようと考えてのこと。大根はガスで十分に沸騰させた湯の中でないと柔らかくならないと、教えられたけれど、ストーブの上でも湯はたぎるので問題ないと分かった。それはともかく赤とんぼは種類が多くて名を調べられないので、はじめから同定は諦めた。日本にはアカネ属が21種類もいるそうで、これはおそらく最も地味なタイプのメスではないかと思われる。翅の先もかなりくたびれていて、そもそも内玄関の続きとは言え屋内になぜ入ってきたのか。止まったまま絶命しているのかも知れないと思ったが撮るだけに止めた。同級生グループライン上で、サツマイモの美味しい食べ方を教えてくれる...大根に赤とんぼなど

  • 釣るも喰うも覚悟を決めて

    釣りバカでニホンミツバチ愛好仲間でもある同級生が締めている途中の鯖を持ってきてくれた。この寒い中、よくもまぁ海釣りなんかに行くものだと、聞いてみれば、波の飛沫を被るしものすごく冷たかったと言う。スズキ(鱸)釣りを目的に行ったのだけれど、誰もいなくて独りだったと。一回はスズキが掛かったのに、自分の不手際でテトラポッドの下に潜り込まれて上げられなかったと悔しがる。それで釣れたのはサバ1匹のみで、帰ってすぐに捌いて骨抜きもして酢で締めてきたと言う。あと少ししたら返して、それからまた少ししたら食べ頃というようなことだった。サバは足が速いけど、自分は釣って帰ってきたら、すぐ処理するので刺身ででも食べるが、一応酢で締めてきたと。とにかく新鮮なので、アニサキスと口には出さなかったが、大丈夫だという口ぶり。ちょうど晩飯の...釣るも喰うも覚悟を決めて

  • 消雪装置最終形など

    ホースから垂れ流すだけでは画竜点睛を欠く感があって気持ちが落ち着かない。他所様でやっている方法を何ヶ所かで見て、真似ることにした。父の遺した試行錯誤の結果としての残材廃品利用で、様になった。平たくなる消防用のような穴あき太ホースに突っ込んだ部分からは、半分以上の水が溢れるけれど、それがスロープの片方に多く流れ、郵便配達人がやって来られる通路となるだろう、郵便物はわずかでも。亡き父と、父の死後独り暮らしをしていた亡き母にも、これを見せてやりたいくらいの消雪装置最終形となった。昨日のブログに取り上げたマユミ(真弓)とあまり離れていない場所にコマユミ(小真弓)を見つけた。マユミをブログに載せるときに、いつも本当に名が合っているかどうか迷い、その度にコマユミとの比較画像を見てきた。雪が降り、その後に冷たい雨が続き...消雪装置最終形など

  • 無人駅『下条』と芸術祭参加作品など

    わが町のJR下条駅が、あるコンビニ駐車場から見えるのに気づき、初めてのアングルなので新鮮だった。積雪の自然落下を促す急勾配の屋根とトップの雪を割る尖りが雪国らしさを自然に現している。いつから無人駅になったのか券売機もなくて、ジーゼルカーはたいてい1両ワンマンで整理券だからバスと変わらない。駅舎の隣の茅葺は建物自体が妻有芸術祭参加作品で、中に昔の生活道具などがぶら下げられている。ブルーシートのスカートは雪害対策のはずで、茅葺を雪に埋もれさせると傷むからということだろうか。あまり意味をなさないと思うけれど、墓石にさえ雪対策でブルーシートを被せる人がいるように、大事なものだという自己満足とか対外アピールかと思ってしまう。ブルーシートの上辺高さはおよそ4mほどだろうか、積雪はそこまでと踏んでいるのだろう。初雪の降...無人駅『下条』と芸術祭参加作品など

  • わが家の冬の利水事情

    初雪は必ずと言っていいくらいに、雨音が止んで静かな夜の後、いきなり白い世界の朝として現れる。霙(みぞれ)から始まり粉雪になったり綿雪になったり雨に戻ったり、小刻みに降り方を変えながら20センチ前後の積雪を今は保っている。この状態から根雪に移行したら初雪が根雪になったと言うのかどうか、言うのだろうな。雪マークが2日続きにはならないし、あまり冷えないので、ぐずぐずと冬籠りの本宅宇治への帰りを遅らせている状態。京都での病院予約はクリスマス前なので、まだまだ時間的ゆとりはある。1枚目画像;ビオトープは水利組合からの水道コックを僅かに緩めてあるので水は安定供給が保証されていて、水面は降る雪をたっぷりと含みシャーベット状態。2枚目画像;裏の沢を上がった貯水池は、庭まで水を引き込んだせいで一時は底が見えてしまうほどだっ...わが家の冬の利水事情

  • 初雪は20cm余り積もったけれど

    昨年よりは1週間ほど遅い初雪は20cm余り積もったけれど、夜のうちだけの降り。昼間は気温も多少上がって雪の嵩は減り、昨日取り上げた名前不詳の白い茸を撮ることができた。そうなると俄然、食えるかも知れないのに勿体ないという気持ちが湧いてくる。保健所に持って行きたかったが、いかんせん土曜で日曜だ。今朝はまた夜中に降って、昨日の朝と同じ状態になった。茸の位置は分かるので、明日採って保健所に持参もできるけれど、『またあんたか』という顔をされそうだし、今年最後のミッションもあるので残念ながら諦めることとする。重い初雪だったので、ヤツデ(八手)の花が茎の根元から全て折れてしまった。初雪が降った後で縛ろうと思っていたのに甘かった。成長点の先端に花が咲いていたのだから、その成長点が折れたら、どういうことになるのだろう。花に...初雪は20cm余り積もったけれど

  • 茸を保健所へ持っていくと・・・

    茸の検査を保健所は無料でやってくれて、しかも、かなり迅速に名前と可食か否かの判断をしてくれることが判った。そうなると、茸なら何でも持ち込んでみたい気がする。3日前にも姿の良い、さも食べられそうな白い茸が見つかった。2本だけだったので、撮る前にすぐ横に散っていたモミジ葉を乗せてみた。1本抜いて裏を観るとこれまた綺麗で、裂いてみると食べられる証拠と昔から言われてきた、笠まで裂ける。先日の保健所への持ち込み時に、渡した1本を判別後どうするか聞かれて、処分してもらうようにと応えた。食べられると判定されたら、たった一本でも引き取りにわざわざ出向く人もいるのかも知れない。検索しても判らないし、2本だけなのだから、これはもう撮るだけにとどめようと決めた。そうしたら、昨日はすぐ近くに同じキノコが4本ほど生えているのが見つ...茸を保健所へ持っていくと・・・

  • 初冬の秘境

    蔓草がようやく枯れて、以前にも書いたことのあるウチの秘境に、あまり掻き分けなくても行けるようになった。そこですぐに目についたのが、あまり視ることのない色の実。南天(ナンテン)やセンリョウ(千両)などと変わらない粒の大きさだけれど房にならずに点在している。花の咲いている状態を記憶していたので、検索しての同定は簡単だった。沢に蓋をするように繁茂するということからの命名だというサワフタギ(沢蓋木)。花は白きう華やかな咲き方なので沢一面に咲いていたら、そんな印象になるかのも知れない。鳥が啄んでいる所は観ていないけれど、どんどん食べて青い鳥になって欲しいもの。食べられるなどという記述もあったので試してみたら、不味くて渋みが残る。早い時期には食べられる味なのかどうか、来年覚えていたらまた試食してみたい。そのサワフタギ...初冬の秘境

  • ムラサキシメジ(紫占地)を食べる前に保健所へ行ってみた その③

    早く結果を教えてくれないと食べてしまうよ、というニュアンスのプレッシャーを保健所の職員に与えた。そして帰ったらバター炒めでも作って味見くらいはしようと思っていたのは、自分の中で希望的観測からの、ムラサキシメジに違いないという確信があったから。ところが久々の好天なので、雨が続いたことで遅れてしまった庭の植木の冬囲いなどの雪害対策をやらないではいられない。そうなると、トイレ休憩で家に入っても、バナナ1本くらいしか食べないことに決めている昼飯時の休憩でも調理に向かう気が起きない。そうこうしているうちに日の短いこの頃は直ぐに日暮れとなりそうで、外仕事が佳境に入っている時に電話があり、聞き覚えのある保健所職員の声だったから、わくわくした。結果が出ましたという冷静な声が言うには『ムラサキシメジと間違われることのあるウ...ムラサキシメジ(紫占地)を食べる前に保健所へ行ってみたその③

  • ムラサキシメジ(紫占地)を食べる前に保健所へ行ってみた その②

    一回どういう経過を経て結論が出るのか、ものは試しとムラサキシメジを食べる前に保健所へ行ってみた。以前、保健所には井戸水の水質検査を頼んだことがあって、行ったことがあるのに、10年前だと記憶があやふやで道が分からない。一筋間違い、Siriに聞いたりしてようやく着いたのだが、なんだか閑散としていて鍵が掛かっていた。移転ということはないだろうと思いつつ呼び鈴を押しても反応がなくて、しばし考えてから、はたと気づいたのは日曜日という事実。市民の健康の一端を担う公僕なのだから、日曜でも宿直とか日直とか居るのではないかなどと考えたわけではなく、闇雲に突っ走ってきた結果がこれ。そうなると、意地でも保健所に茸を見せて判断を仰ぎたいので、次の日の朝に出直した。保健所には検査官というような人が居るのではなく、よく聞き取れなかっ...ムラサキシメジ(紫占地)を食べる前に保健所へ行ってみたその②

  • ムラサキシメジ(紫占地)を食べる前に保健所へ行ってみた その①

    雨ばかりで外に出ない日が続いたからには、シイタケ(椎茸)が大化けしているだろうと見に行った。大化けまではいってなくて、良さそうな大きさと量のバター炒め2食分は出ていた。それとは別に何となくの予感があり、普段は行かない奥の方に行ってみて見つけたのが紫の茸。ムラサキシメジ(紫占地)かと思い、しめじの名の通りに、無闇に歩けないほど地を占めている。スマホの『調べる』もムラサキシメジと迷いなく示すので形の良いしっかりしたものだけ採集した。幼友達に画像を送ったら『ちょっと色が綺麗すぎるね』と言う。シメジにしては笠が大きく広がり過ぎのような気もして保健所に持ち込むことにした。2週間前ほどだったか、あまり高くない山に夫婦で登るのを趣味としている同級生が大量にいかにも食べられそうな茸を山で採ったと、グループラインに上げた。...ムラサキシメジ(紫占地)を食べる前に保健所へ行ってみたその①

  • 初めて作った料理 その②

    富山氷見産のブリを柵でもらったのだが、見ると皮がほぼ白いので、これはまさしくトロ部分。切ってみるまでもなく、脂ギトギトでとろけるのかと思いきや、ブリトロぷりぷり。全部を刺身で食べるとなると、たぶん飽きてしまう。だからといって、せっかくのトロなのに、ブリ大根などと熱を加えて変質させるのは勿体無い気がした。そこで思いついたのが、ヅケを作って漬け丼にするのが良いかと。検索してみると、漬けるのは一晩必要かと思いきや30分ということだから簡単だ。酒とみりん小さじ1杯ずつ混ぜたのをレンチンしてアルコールを飛ばし、醤油大さじ2杯を足してナイロン袋に入れ、刺身を入れて揉み揉みしてから冷蔵庫へ。あとは丼ご飯にヅケを載せ、ネギ、海苔、炒り胡麻、大葉を好みでということだったから、私は今年作って上手くいった下仁田ネギ。せっかくな...初めて作った料理その②

  • 初めて作った料理 その①

    独り暮らしで節約家の友人がいつもやっているという、電気釜の保温機能を使ったローストチキン(胸肉)をやってみた。ナイロン袋に調味料を入れて揉んでから入れたままゆるく口を縛り、湯をヒタヒタくらいに入れて保温1時間足らずということだった。ところが初めは湯を入れるということを知らずにやり全然ダメ、それで電話で確認をしてちゃんとやってもダメだった。私の電気釜の方が製造年月日は新しいので、安物ではあってもマイコンが働いて、イレギュラーを許さないようだ。仕方がないので、それならどうせ雨降りで外仕事ができず石油ストーブを点けているのだから、その上でやってみた。昔からのコロナの反射式ストーブ(貰い物)の上は、常にお湯を沸かしていられて便利なのだが、沸騰してしまうので、80度ほどが良いというなら鍋を半ケツ状態という置き方にし...初めて作った料理その①

  • 南極の氷

    1ヶ月余り前のある会食で、南極の氷を持ってきてくれた人がいた。透明だけれど、細かい気泡が均一に入っている美しい氷だった。ビールを呑んでいたのだけれど、ベトナム式にビールの中に氷を入れて呑んだ。氷自体は何の味もしなくて冷たいだけだったが、ビールがピリピリするように感じられ良い味になったように思った。皆が一つの話題を話し合うようなまとまりはなくバズセッションのようだったから、それぞれがどういう感想を持ったか、味わったかは聞かずじまい。数日後に、どれほどの深さと年代物なのかが気になって、ネット通信で聞いてみた。会食時に、流氷のものではなく昭和基地から、とは聞いていたのだが、他の横槍が入って深く突っ込めなかった。返ってきた内容は、昭和基地の氷棚からであり、地表のもので、クレオパトラの濃厚な匂いがする年代というもの...南極の氷

  • 目につく色いろいろ その②

    鷹の爪を全部もぎ取った後でもそのままにしていたら、2度目の実が生ったものの赤くならない。緑のままでも十分に辛いのだと思うけれど、緑色の乾燥鷹の爪はできるだろうか。一昨日の記事に取り上げたタンポポ(蒲公英)の綿毛の閉じた状態が、撮った次の日の朝は『さらに頑なに閉じている』と記した。それなのに画像を載せないでしまったのだが、朝露に濡れたせいで頑なさが強調され白も際立っている。小さな花壇の中に落ちた枯葉に、渋く輝く甲虫(こうちゅう)が乗っていた。逃げられないうちにと急いで撮ってから指先でつついてみたが寿命尽きたもののようだった。黒いドットの整然とした列と光り輝くメタリックブラックなので直ぐに名は判るだろうと思った。それなのに、検索の仕方が悪いのか、どうしても名前に辿り着けない。死骸は私のコレクションとなって、今...目につく色いろいろその②

  • 目につく色とりどり その①

    いつ雪が降りだすか分からないような空模様のもと、わが家唯一のモミジ(紅葉)が赤々と染まった。下に透かし見えているのは、昨年友人とユンボを使って掘り上げたビオトープ。ステンレス製の蒸し鍋を石油ストーブに掛けてヤーコンを蒸していたら、金属が溶け出したようで緑色になった。調べてみると、緑色はニッケル(N)とクローム(Cr)イオンなので、たぶんそれぞれの含有量が18%と8%の18-8ステンレス製鍋なのだと思われる。毒性が気になったけれど、直接この緑色の液体にさらしたわけではないので、『ま、いっか』ということにして、干し籠ネットに入れて乾燥ヤーコン製作中。つづく目につく色とりどりその①

  • ナンテン(南天)とシダーローズ(Cedar Rose)

    田舎ではナンテンの実なんぞ鳥は見向きもしない風で、いつまでも房が重たげにぶら下がっている。紅葉のように見える葉は新枝若葉が古枝並に育ったところのはず。春先の若葉が赤く萌えるのは、紅葉(こうよう)とは決して言わないのだろうか。昨日の強い風で柿の葉はほとんど落ち、お隣のヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉)の松毬がたくさん落ちていた。いつもたくさん差し入れをしてもらうお返しに、掘り上げたばかりのテイモ(手芋=とろろ芋の1種類)を持っていき、玄関先に大量に落ちているシダーローズを行きがけの駄賃のように拾って帰った。同級生のグループLINEに上げたら、都会では10個550円で売られているとのこと。杉といいながら松の仲間なので花粉症の原因にはならないなどという情報も入っていた。ちなみに、シダーとは本来は杉のことらしいけれど、ヒ...ナンテン(南天)とシダーローズ(CedarRose)

  • 奇妙に自然

    『奇妙な自然』としようか『奇妙で自然』としようかなどと迷った末に、『に』にしたのはこれが一番自然だと思ったから。最初の画像はホコリタケ(埃茸)なのだが、左側の凹んでいるのは、私がつついて遊んだので戻らなくなったもの。埃状あるいは煙状の胞子を吹き出た瞬間を撮りたかったけれど、左手指と右手指の連携がうまくいかなかった。それで何気なく画像を拡大してみると、表面の模様が有機的でしかも幾何学的で、それでいて奇妙に自然と思った次第。2枚目画像はタンポポ(蒲公英)の綿毛が閉じている状態で、今まで2回ほどしか観たことがない。半分失くなっているのに、まだ残りが遠くへ飛ぶために満を持しての態勢をとっているということなのだろうか。撮ったのは好天だった昨日の日暮前だったのだが、放射冷却の夜を迎える準備かもしれない。今朝はどうなっ...奇妙に自然

  • ヤツデ(八手)の花に虫

    ヤツデがカリフラワーを連想させる花を咲かせている。ヤツデサポニンという少量の毒が葉、茎、根にはあるそうで、花にもあるのかどうか。舐めてみたい気がする花だと思いつつ接写していたら、蚊のような奴がいた。死んでいるのかと撮った後に指先でついたら潜っていったので、元気をなくしていただけのようだ。雨の当たらない葉裏に止まったら良さそうだけれど、その元気さえなかったのかどうか。よく観ると背にコブがあるので、この特徴ならすぐ調べがつくだろうと思ったのに結局探せなかった。専門家に聞いてみるとしたら、同じのがヤツデの花に何回かいるのを確認できたらのことだ。ヤツデ(八手)の花に虫

  • 金色に光る蛾

    三日前の晴れ間に何げなく歩いていたら、マリーゴールドの上で、きらきら光るものが見えた。ほとんど花が無くなっている時季なので、貴重な蜜源にやってきたセセリチョウ(挵蝶)の仲間かと思った。ちょっと違うようで、それより何より光るのが変わっているのでスマホを構え、3枚だけ撮れた。スマホの『調べる』は英語で教えてくれるばかりで困ったのだが、そのスペル=Diachrysiaでヤガ科らしいことは分かった。少ない画像を頼りに蛾の仲間や図鑑で調べると、キクキンウワバ(菊金上翅)かオオヒサゴキンウワバ(大瓢金上翅)ではないかと思われる。いずれにせよマリーゴールドにきんきらきんの金上翅だから、まことゴールドラッシュでおめでたい。金運が巡って来たかと期待しているのだけれど、今のところその気配はない。金色に光る蛾

  • 茸3種

    晩秋らしく、いつ雪に変わるかもしれない冷たい雨が降り、茸はこれを待っていた風に生える。うちのシイタケ(椎茸)もようやくシイタケらしい風貌のものが生え始めた。シイタケのホダ木に鼠色の茸が生えて、ヒラタケ(平茸)に間違いないと近所の同級生に教えてもらって食べたのは昨年だったか一昨年だったか。昨日は南魚沼市の『あぐりぱーく八色・四季味わい館』でヒラタケとブナシメジ(橅占地)を買った。うちでできたヒラタケの10倍ほどもあろうかと思われる巨大さで『ひらたけしめじ』と書いてあったが、わずか税込み200円。ブナシメジはガラス瓶で栽培されている型が根元に丸く付いていて、これもわずか税込み130円。ヒラタケの3本を味噌汁に入れ、あとは茸3種をまとめて炒めた。すごい量だと思っても、水分がかなり出て、炒め終わったら目減りして1...茸3種

  • タイヤ交換の不始末 その③

    黙って若いニイチャンの言うことを聞いていると、整備士としての専門的な説明をして、セールスもする。そしてナットを別のものに替えなくても、点検して締め直すだけで『料金が掛かるのですが・・』と言う。それは仕方ないと思いつつ『ガソリンを満タンにするけどダメかなぁ』とは言ってみた。690円という拍子抜けの安さだったから、トランクに灯油用ポリタンクを入れてあるのを思い出し、それも注文した。ナットは新調したりせず、他の3本のタイヤの取り付け具合も確認してもらい、空気圧の確認と注入もしてもらいクレジットで支払った。事故になる前にスタンドへと寄ることができて、エブリースィングOKであった。じつは前にもパンクのタイヤ交換を自分でやり、ナットの締め付け忘れをしたことがある。その時は300mほど走ってから気づいて締めて事なきを得...タイヤ交換の不始末その③

  • タイヤ交換の不始末 その②

    異音の原因がタイヤではないとすれば何だろうと思いつつ走らせると、コンというような音だったのがゴンになりゴンゴンになった。それでもハンドルがふらつくでもないけれど、不安を煽る音に、走り続けるわけにはいかなくなり、1kmほど走ったところで、地区の外れにあるガソリンスタンドに入った。このガソリンスタンドはセルフではないので何もかも少し割高で、セルフでは入れられない携行缶に農業機械用ガソリンを入れてもらうときだけ寄るスタンド。それだけに人は何人も居るので、近寄ってきた従業員に『少し走らせてみたら直ぐ異音が聞こえるから』と説明した。3mほど走らせただけで分かったらしくて、ジャッキ・アップをして左前輪タイヤの取り付けナットを工具で捻り、勝ち誇ったような顔で『ナットが緩んでますよ』とのこと。1本ずつ確実にやったつもりだ...タイヤ交換の不始末その②

  • タイヤ交換の不始末 その①

    いつまでもぐずぐずしていた冬用タイヤへの交換を日曜日にようやくやった。そしてその夕方、宅配便へ荷物を出しに往復20km弱の距離を走らせた。走行中に時々、何か異音がするので、もしかしてネジの締め付け忘れがあったかと聞き耳を立てながら運転した。直線道路で前後に車の無い時にハンドルから手を離してみたりしたが、真っ直ぐ走っているようだ。車が揺れるとか、連続的に異音がするなら、どこででも止めて確認しようと思いつつ、たまにする程度なのでやらずじまいだった。一昨日の月曜日は雪が降るかもしれないということだったが、寒いだけの雨ばかりでどこにも出かけなかった。そして昨日、4件の用をこなそうと車を走らせるとかなり頻繁に異音がする。とりあえず2km余り走ったところで、コンビニ駐車場に入り、郵便ポストに1件目の用の投函をする。薄...タイヤ交換の不始末その①

  • ヤーコンをどうしたものか

    ヤーコンを作り始めて、今年が一番うまくいかなかった。決まった作り方をせず、覚えることもせず、その時々にスマホで検索して2、3比較検討後、これにしようといういい加減な農法なので当たり前の結果か。今までなんとなくまぁまぁの成績だったことも原因だ。来年こそは、ちゃんと手を掛けて一定程度の収量を確保したい。まだ花が咲いていて蛙がいたりもしたけれど、霜が降りる前にと全部掘り上げた。葉をヤーコン茶にすべく乾燥させたりもしたが、蒸してから乾燥させるという記述も見つけて、それも少しやってみた。わずかな収穫だったのでひと様に差し上げることも出来ないし、先ほど干しヤーコンの作り方という記事を読んだので試してみるべし、だ。皮を剥いて半切りにして、水にさらして、40分ほど蒸して、日陰で4,5日乾燥ということなら、石油ストーブを炊...ヤーコンをどうしたものか

  • 蒴果(さくか)としてのゲンノショウコ(現の証拠)

    ゲンノショウコのことは過去にいろんな形で取り上げたり、ついでに出したりしているのに、ブログ内検索をしてみても蒴果とゲンノショウコを関連付けていない。ハリガネゴケ(針金蘚)を取り上げている折に、一度だけ蒴果を使用しているけれど、記憶していなかった。昨日撮ったゲンノショウコの成れの果てたる独特の姿を撮ってから、蒴果の証拠を示していても果たして本当に種は飛んでいるのかという疑問が湧いた。神輿草(ミコシグサ)の別名を物語る姿を現していても、くりんと巻いた果皮の先に種がまだ付いているではないか、と思った。もしかしたら、この後の雨降りで雨粒が当たったらびよんと跳ね上がって種を飛ばすのか、などと想像もした。NHKの『ミミクリー』という教育動画を見つけて観たら、果皮が跳ね上がって種を飛ばすスロー再生があり、そこで初めてガ...蒴果(さくか)としてのゲンノショウコ(現の証拠)

  • 百日草はこれで終わり

    盆と秋の彼岸に墓に供える花として毎年必ず種を蒔いている百日草はこれで終わりという姿。つぼみもひとつ見つけたけれど、松毬(まつかさ)のような青海波模様のような端正さはなかった。花も、これが百日草とは思えない姿で、咲き損ないの出来損ないが二つ。焦点も合わなかったが、観ようによっては、こういうイレギュラーも面白い。耕運機を走らせたいのだが、少し困る。百日草はこれで終わり

  • 祭りが済んで

    昨日、十日町の道の駅『クロステン』に用があって、というより用があった人を迎えに行ってきた。約束の場所になかなか現れなくて、暇ひまに越後妻有里山美術館MonETの祭りの後を少し観た。建物前にある藁蓑(わらみの)をアートにした作品が、雪国の暗さを感じさせない色のデザインで素敵。横のポールは道路横に、ここが道路の縁であると示すポールで、これも良い。中庭の回廊コンクリート柱に巨大な蜘蛛の巣状の作品があった。ガラス瓶キャップを潰したような巣を作る蜘蛛がいるよなぁというようなことを想わせられる面白い作品だ。今年の大地の芸術祭はついに何も観ないでしまったけれど、図らずもその片鱗を祭りが済んでから観られて良かった。3年後こそ、越後妻有トリエンナーレの全制覇を目指して観回りたいと今更ながら思う。祭りが済んで

  • 晩秋の蜂達 その②

    最初にオオスズメバチ(大雀蜂)を一匹捕まえて、ガラス瓶のように密閉されているプラ容器に入れたので、時々ゆるめて空気の入れ替えをした。その後、蜂蜜を一滴垂らしておいたらそれを飲んだりして元気だった。そうして次にコガタスズメバチ(小型雀蜂)を捕まえたので、悪趣味とは思いつつ同じ容器に同居させた。蜂蜜を入れたのが良かったのか悪かったのか、一向に二匹の間に変化はなく1日が過ぎた。昨日は蓋に穴を開けて空気の流通を良くした後にまたオオスズメバチを捕らえたので、今度は3匹同居させたら急激に最初の大が元気を失くした。そのまま死なせてしまうのは残念なので、蓋をずらしながら慎重にピンセットで元気を失くした大を取り出した。これはネズミ捕りの粘着シートにくっつけて、他のオオスズメバチを退治する囮とした。そうして元気な大と小とで何...晩秋の蜂達その②

  • 晩秋の蜂達

    飼っているニホンミツバチ(日本蜜蜂)から採った(奪った)貯蜜ハニカムから蜜を濾し取った後の残りカスを外に置いて蜂に還元した。ハニカムの原料である蜜蝋はミツバチが自分の体内で作り出せるので必要なくても、こびり付いている蜜は花蜜から蜂が作り出した濃縮蜂蜜なので、蜂にとっては願っても無いご馳走。カスを入れたプラ容器を傾けて外に置いたら、あっという間もないほどに蜜蜂が群がる。ハエやアリも来るには来るが、なんといってもニホンミツバチとクロスズメバチが多い。尻の縞模様が黒くはっきりとした輪になっているのがクロスズメバチ(黒雀蜂)で、長野県ではヘボと呼んで幼虫を食用とする蜂。瓶詰め蜂蜜を割ってしまったものも、ナイロン袋内に流れ出ただけだったので割れたガラスごと蜜を漉し、残りは彼らに還元した。匂いに釣られてやってきたオオ...晩秋の蜂達

  • 今冬の積雪量占い

    カマキリ(蟷螂)の産み付けた卵嚢の高さで積雪量がわかるとかなんとか、よく言うけれど、そんなものはまるで信用できない気がして、それこそ『よく言うよ』だ。ゴーヤを絡ませるネットの支柱に産みつけられていた卵嚢は地上2m足らずの場所だった。昨日、アサガオのグリーンカーテンを片付けていて見つけたのは、小屋根の軒先と軒天井に合計4つもあって、集団産卵でもあったのかという様子。犬走が一段「上がっているので、軒天井の高さは4m近くある。2mと4mでは倍ほど違うので、カマキリも種によって予想の見解が違うようだ。玄関先でコカマキリ(小蟷螂)をしょっちゅう見るのは、この個体がもうここを動きたくないということか。あまりに地味画像ばかりなので、昨日キタテハ(黄立羽)が陽の当たる葉に止まったところを撮れたので挙げよう。そういえばアカ...今冬の積雪量占い

  • 思わずパシャ

    11月になる前から冬囲い仕事を始めた人もいて、今月も半ばになろうとする今、そこらじゅうで雪への備え仕事がなされている。被害さえなければ、見てくれなんぞどうだって良いようなものだけれど、美意識がそうはさせないのか、格好良さを競っているような冬囲いがあって感心する。要介護2の状態になった姉を内科医院に連れて行き、そこの雪囲いの見事さに、思わずパシャ。幼友達同級生の家で芋羊羹をご馳走になった。彼女が作ったのではなくて、こういう手作りの上手い知り合いからもらったものだという。紫芋(中身が紫色のサツマイモ)を以前、作ったことがあったけれど、ものにならなかった。食べてみると上品な甘さで、きめ細かくしっとり美味しくそれでいてサツマイモの味も分かる素晴らしさ。サツマイモ作りも上手く出来るようになったので、来年は10本ほど...思わずパシャ

  • 食べてみようか止めておこうか悩ましい その④

    先日①で取り上げたノウタケ(脳茸)の近くにホコリタケ(埃茸)があるのは以前から分かっていた。これを見つけたら必ずつついて、埃というより煙といった方が良い感じの胞子を飛び出させて遊ぶ。ノウタケを調べていた時に、ホコリタケ類という記述を見つけ、ホコリタケ自体も幼菌は食べられるとあった。そうして、昨日はホコリタケの生えている場所(シイタケのホダ木)に幼菌が生えているのを見つけた。夕飯調理の折に味噌汁に入れてみようと、切ってみると中は灰色になっていたけれど、埃状にはなっていなくてクリーミーな状態。そのまま舐めたいような触感なので、これなら食べられるのだろうと思ったが念の為に再度、検索してみた。すると、ノウタケと同じで、中が白くなければ食べられず、しかも変色部分を少しでも汁に入れると、酷い味になるという様なことが書...食べてみようか止めておこうか悩ましいその④

  • ズイキ(芋茎)を干す

    普通のサトイモ(里芋)ばかりにしないで、ヤツガシラ(八頭)も作ってみたら意外にうまくできた。こちらでは、赤い茎を酢の物にするのをズイキと呼んでいて、それはヤツガシラの茎だという。いざできてみると、茎を調理するなんて、他にやるべきことが色々とあってやっていられない。周りの人達に声を掛けてみると、自分のところでも作っているというのは1軒だけで、あとは欲しいと喜んでくれた。ただしほとんどが年配者で、同年代者達は暇なはずなのに忙しい様子で、いらないと断られる。それなら自分でも少しはやってみようと茎を剥いて、20センチくらいにカットして半切りや4半分切りに割いて干してみた。手が汚れることなど知らぬままやって、まるで指先が壊死したように青黒く染まった。ちょっとやそっとでは落ちなくて、動画ではシャンプーすると落ちるなど...ズイキ(芋茎)を干す

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、とんびさんをフォローしませんか?

ハンドル名
とんびさん
ブログタイトル
鳥瞰ニュース
フォロー
鳥瞰ニュース

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用