2024年05月のネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the 新着記事 - にほんブログ村
chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the https://blog.goo.ne.jp/mimoron

京都在住の旅ジャーナリストとネコのミモロが、京都の伝統と新しさをはじめ、注目のお店などをご紹介。心和

クマ似のネコのミモロ。テディーベアに間違えられるのが、悩み。毎日、元気よく体当たりリポートしています。もし、こんな子がいたら…。出会う人を笑顔にするブログです。

ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2014/09/26

arrow_drop_down
  • 新緑の滋賀県の「叶 匠寿庵 寿長生の郷(すないのさと)」へ。モーニングを食べに…

    「わ~気持ちいい~!」ミモロは、朝の澄んだ空気にあふれた緑の中を歩きます。ここは、滋賀県大津にある「叶匠寿庵寿長生の郷(すないのさと)」。宝塚に住むお友達がミモロの家にお泊りした日…「明日の朝ごはんは、どこか素敵な場所で食べたい!」というリクエストに応え、翌日の9時前に京都を車で出発し、瀬田西ICから宇治方向を進み、到着しました。開店する10時前に到着。「あの~まだ開いてないんですね~」と、駐車場にいらした係の方に伺います。「はい、もうすこしです~ちょっと待っててくださいね~」エントランスエリアには、この日、営業している場所などが表示されています。さて、ここ「叶匠寿庵寿長生の郷」は、和菓子で知られる「叶匠寿庵」の本社と工場がある場所。6万3000坪の広大な敷地、そこは自然豊かな丘陵地…菓子作りの原料となる...新緑の滋賀県の「叶匠寿庵寿長生の郷(すないのさと)」へ。モーニングを食べに…

  • ミモロのおすすめランチ。下鴨神社エリアの地元に愛される「千成食堂」。日替定食が人気。

    「いただきま~す!」と、おろしポン酢のチキンの竜田揚げなどがのったお膳が運ばれました。この日、ミモロが訪れたのは、「下鴨神社」の北側にある「千成食堂」です。店の西側には、ミモロがよく訪れる手づくり豆腐の「すがい」、そして東側は「栄盛湯」という銭湯がある通りです。「お豆腐のすがいさんには、何度も来てるけど、お隣りの食堂に入ったことない…」と、いつも気になりつつも…「葵祭」の時は、この食堂の前には、大勢の人が待っていて、「すごい人気だね~」と驚いたミモロです。「千成食堂」という名前のお店は、実は、京都市内には、他にも数軒あり、うどんや丼物をメインにした食堂として地元に愛されているのです。ここも、現在のご店主は2代目。いろいろなお店の腕を磨いたご店主が受け継いだのです。ご夫婦で営むお店…以前、ミモロが紹介したう...ミモロのおすすめランチ。下鴨神社エリアの地元に愛される「千成食堂」。日替定食が人気。

  • 自家焙煎珈琲と自家製スイーツの「クラヴスカフェ モトタナカ」。ミモロが愛するプチフィナンシェ

    「どうぞ~召し上がれ~」とミモロは、お友達のクマのメディーちゃんとティータイムを過ごします。「このフィナンシェ焼き立てで美味しいよ~」と、最近、ミモロがはまっている焼き菓子のひとつを用意しました。15時に焼き立てのフィナンシェが買えるのは、百万遍の交差点から東大路通を北へ、元田中を西に入った御蔭通沿いにある「クラヴスカフェモトタナカ」です。以前、ここのランチを「ミモロのおすすめランチ」ブログで紹介してことがあります。こちらも見てね~さて、最近になって、お店の外に午後15時過ぎになると窓が開いて、小さなショップが現れます。「ここで焼き立てのフィナンシェが買えるんだよ~」と。6個500円のプチフィナンシェで、売り切れ次第、この窓が閉まります。「ミモロちゃん、いらっしゃい~」とすでに何度も通って顔なじみ。このお...自家焙煎珈琲と自家製スイーツの「クラヴスカフェモトタナカ」。ミモロが愛するプチフィナンシェ

  • 三条口を守護する京都の守り神「大将軍神社」の神輿渡御。氏子たちが集い賑わう境内

    5月は、京都各所の神社で祭が行われる季節です。「今年、あんまりお祭り行く機会なかったね~」というミモロですが、5月26日に、いつもよく行く東山三条の交差点の近くにある「大将軍神社」の神輿渡御を見物しました。「子供神輿も出るんだ~」そう、京都の神輿は、子供神輿であっても本当に立派なものが多いのです。14時から始まる神事の前に到着したミモロは、まず本殿のご祭神素戔嗚尊に参拝。ここは、平安京ができた時に、邪悪なものの侵入を防ぐよう様々な方向に建てられた神社で、三条口にあるのがこの神社です。陰陽道における方位除けのパワーをもつ大将軍は、都の東西南北の要所に建てられているのです。境内の拝殿には神輿が鎮座しています。「京都の神輿は、金色に輝いてるんだ~」といつもその豪華さに目を見張るミモロです。関東の神輿は、黒漆を多...三条口を守護する京都の守り神「大将軍神社」の神輿渡御。氏子たちが集い賑わう境内

  • 5月23日の夜、「鞍馬寺」で行われる「五月満月祭(ウエサクさい)」へ。参拝者が祈りを捧げ、灯す赤いロウソク

    赤い蝋燭の光が境内に灯される「鞍馬寺」。5月23日に行われる五月満月祭(ウエサクさい)。「一度、ぜひ参拝したい!」というお友達と一緒に久しぶりに出かけました。叡山電鉄「出町柳駅」から「鞍馬行」の電車に乗って向かいます。夜の19時から始まる祭りですが、「少し早めに行かないとね~」と、17時過ぎに出発です。「結構電車混んでたね~座れてよかった~」とミモロ。そう、この祭りを目指し、多くの観光客と参拝者が乗車する電車は、始発駅の「出町柳駅」ですでにいっぱいでした。「この天狗さん、お鼻りっぱになったんだよ~」すでに何度か作り替えられた天狗のオブジェ。鞍馬のシンボル的存在です。お寺に向かう道沿いのおだんご屋さんや飲食店は、夕方には閉店し、ひっそりとしている参道を、参拝者が絶えることなく寺へと進みます。「あ、天狗と牛若...5月23日の夜、「鞍馬寺」で行われる「五月満月祭(ウエサクさい)」へ。参拝者が祈りを捧げ、灯す赤いロウソク

  • サツキ咲く「安楽寺」の一般公開26日まで。流罪となった親鸞聖人の笠と杖を拝みます。

    新緑が美しい京都…5月25日にミモロは、鹿ケ谷の「安楽寺」を訪れました。サツキが彩るのは、法然上人の弟子の住蓮上人と安楽上人の慰霊の場所。「安楽寺」は、住蓮上人と安楽上人が結んだ「鹿ケ谷草庵」がそのルーツで、法然上人が、二人の菩提を弔うために復興させたお寺です。いつもは、公開されていませんが、地蔵縁日、春の桜、ツツジ、サツキの時期、夏の7月25日のカボチャ供養、秋の紅葉の頃に、一般公開されています。まずは、死罪となった両上人の慰霊塔に参拝。それから、本堂へと向かいました。ご本尊の阿弥陀如来に参拝。「南無阿弥陀仏…」と唱えます。さて、ご本尊の脇に祀られるのは、住蓮上人と安楽上人、そして尼の姿は、後鳥羽上皇の女御だった松虫と鈴虫の像です。浄土へと救いを求める教えを広める両上人…「イケメンで、声もすごくよかった...サツキ咲く「安楽寺」の一般公開26日まで。流罪となった親鸞聖人の笠と杖を拝みます。

  • 複雑な編み込み、デザイン性の高いビーズブレスレット。御所南の「セレクトショップmatou」

    「わ~涼やかなビーズブレスレット~どうやって模様できるの?」とミモロが不思議に思う魅力的なブレスレットに出会いました。ある日、京都御苑の南側、丸太町通りを寺町通から、トコトコと西に向かって歩いていたミモロ。「なんか素敵なアクセサリーのお店があるよ~」と、おしゃれ好きの鼻をきかせて立ち止まりました。そこは、「セレクトショップmatou(まとう)」というお店。すでに3年ほど前からここにあるのに…いつも反対側を歩いていたのか、気付かなかったのです。「わ~いろんなアクセサリーがある~」「あの~ちょっと見せてもらっていいですか?」「はい、どうぞ~ごゆっくり~」と素敵な笑顔のお店の方。ミモロは、店内の中央にあるテーブルの上を見てゆきます。「わ~たくさんブレスレットがある~凄い数…」と、色とりどりのビーズブレスレットが...複雑な編み込み、デザイン性の高いビーズブレスレット。御所南の「セレクトショップmatou」

  • 5月14日に特別公開された通常非公開の「妙法院門跡」。現在進む修復工事作業。

    「この日、1日しか特別公開されてないんだって~」と、5月14日の午後、ミモロは、東山七条の「京都国立博物館」の東側にある「妙法院門跡」に向かいました。「妙法院門跡」は、後白河法皇が新熊野神社を勧請するときに開創され、鎌倉時代から親王が入山し、天台宗三門跡寺院のひとつとなりました。(他は、三千院、青蓮院です)。その後、兵火で焼失するも、豊臣秀吉が、方広寺を建立する際に、寄進を受けて復興。国宝の桃山時代造営の庫裏をはじめ、江戸時代初期の建造物があるお寺です。「このお寺、三十三間堂を管理してる本坊なんだ~知らなかった~」とミモロ。そう、「三十三間堂」は、なんとこのお寺の飛地境内なのです。「後白河法皇って、すごく広い離宮持ってたもんね~」と、改めて後白河法皇のパワーの大きさを思い知ります。残念ながら、ここは、通常...5月14日に特別公開された通常非公開の「妙法院門跡」。現在進む修復工事作業。

  • 2022年に開館した宇治の「ウトロ平和祈念館」。戦時中にでき、戦後置き去りにされた朝鮮人の町の歴史を伝える

    さまざまな歴史を刻む京都…今年、ミモロは、お友達に誘われて宇治市にある「ウトロ平和祈念館」を訪れました。近鉄京都線「伊勢田駅」から徒歩数分。陸上自衛隊の駐屯地に隣接する場所にあります。ミモロ達を迎えてくださった事務局長の阿部さんに、この祈念館のことを教えて頂くことに…「ウトロ」は、戦時中にこの地区にできた朝鮮人の飯場です。1940年に起工した「京都飛行場」のために、集められた朝鮮の労働者とその家族。水道も電気もない場所での暮らしは、戦後も続きます。「え~京都に飛行場があったんだ~」と、知らなかったミモロ。飛行場には、飛行機を製造する工場もあったのです。米軍は、その存在を知っており、工場などは、爆撃、破壊します。1945年の日本の敗戦で、飛行場は、米軍に接収され、残った滑走路は整備され、飛行機運行ができる状...2022年に開館した宇治の「ウトロ平和祈念館」。戦時中にでき、戦後置き去りにされた朝鮮人の町の歴史を伝える

  • 地元の人に愛され続ける、JR宇治駅前の洋菓子店「マロン」。その場でカスタードクリームを入れてくれるシュークリーム

    「どれにしようかな~」ミモロは、ケーキのケースにしがみついて、中をじっと見つめます。目の前に並ぶ美味しそうなケーキ…ミモロならずとも迷ってしまいそう。ここは、JR宇治駅前の洋菓子店「マロン」。何度も宇治駅前を通っているのに、気づかず、通り過ぎていました。ふと足を止めたミモロ…「こんなとこに、美味しそうなケーキ屋さんがあるんだ~ちょっと寄って行こう~」と。え~さっき、アップルパイ食べたばかりじゃないの???「だって、もう1時間以上経ってるよ~」と。店の中には、ケーキや焼き菓子がいろいろ並んでいます。「いらっしゃいませ~」というのは、ここの店長であり、すべてのお品を作っている松阪剛さん。「あの~ここ、初めて伺いました~ずっとお店あるんですか?」とミモロ。「はい、私で2代目になります」と。京都のホテルにいらした...地元の人に愛され続ける、JR宇治駅前の洋菓子店「マロン」。その場でカスタードクリームを入れてくれるシュークリーム

  • 宇治市の「お茶と宇治の歴史公園」の「茶づなミュージアム」で開催。「光る君へ 宇治 大河ドラマ展」へ

    「平安時代って、平安じゃないんだね~いろいろあるみたい…」今放映中で、話題のNHK大河ドラマ「光る君へ」。そのドラマの主人公、紫式部(まひろ)とゆかりがあると言われる宇治を、訪れているミモロ。茶だんご屋さんの次に紹介するのは…宇治市の「お茶と宇治の歴史公園」にある「茶づな」です。「京阪宇治駅前」のすぐそばにある宇治市の施設で、地元の名産品である宇治茶および平安時代に貴族たちが別邸を持ったという町の歴史を紹介する展示が行われる場所。現在、来年の1月13日まで「光る君へ宇治大河ドラマ展~都のたつみ道長が築いたまち~」の特別展が開催されています。「すごくモダンな建物だね~」とミモロ。ここでは、宇治茶と宇治の町に関する常設展示と特別展が行われ、それぞれ500円の入館料が必要です。「今回は、特別展だけにしよう~」と...宇治市の「お茶と宇治の歴史公園」の「茶づなミュージアム」で開催。「光る君へ宇治大河ドラマ展」へ

  • 茶だんごが評判の京阪宇治駅前の「駿河屋」。そこで見つけたリンゴたっぷりのアップルパイ

    「ここでお菓子買いたい~」とミモロが立ち止まったのは、京阪宇治駅前にある「駿河屋」。今、国内の観光客に大人気の場所が、宇治。NHK大河ドラマ「光る君へ」で描かれる平安時代の世界を求めて大勢の観光客が訪れています。「宇治って、平安貴族が別邸を構えた人気エリアだったんだって…。都暮らしって、結構疲れちゃうんだろうね~別荘でリラックスしたみたいだよ…」と、都から半日くらいで到着できる宇治は、今も風光明媚な場所…宇治と言えば、やはり一番に思い浮かべるのが、宇治茶…お茶の産地である宇治には、お茶を使った美味しい品々が楽しめるお店がたくさん…ミモロが訪れた「駿河屋」も昭和初期から茶だんごの製造直売店です。店内には、名物の茶だんごが…「やっぱり宇治に来たら、茶だんごかな~???」と、ガラスケースの中を見つめるミモロです...茶だんごが評判の京阪宇治駅前の「駿河屋」。そこで見つけたリンゴたっぷりのアップルパイ

  • 時代を超えて愛され続ける「英国アンティーク家具 uno」。誂えのカーテンや家具の修理も依頼可能

    「こういう鏡で見ると、なんか素敵に見える…」と、ミモロが映すアンティークの鏡台。その気分、わからないでもありません…。ある日の午後、ミモロは、自転車を「京都府立植物園」から、鴨川沿いを鞍馬口方向に進み、住宅地の中に止めました。そこには、白い外観の洒落たお店が…「何のお店だろ?」と、ミモロは中を覗きます。ここは、「英国アンティーク家具UNO」。「いいよね~アンティークの家具って…憧れちゃう…」と興味津々の様子。思い切って、「あの~見せてもらってもいいですか?」と中へ。店内には、英国からはるばるやって来た家具などがいろいろ。時の衣をまとった味わいがあるものばかりです。お店の店長さんの岩城さん。家具の修理もなさる職人さんでもあるそう。「UNOって、一番って意味ですか?」とミモロ。「う~このお店は、元々宇野商店と...時代を超えて愛され続ける「英国アンティーク家具uno」。誂えのカーテンや家具の修理も依頼可能

  • 滋賀県の「高島鍛冶場」での鍛冶屋さん体験。小さな鉈の記念品に感激するミモロ。

    「わ~可愛い…これここで作った鉈だって~」と、ミモロが手にする小さな鉈。訪れている滋賀県高島市の「高島鍛冶場」で、鍛冶師の堀田さんが製作されたミニチュアです。火入れが行われた後、ミモロたちは、この鍛冶場で仕事をなさる鍛冶師の堀田さんから、お話を伺います。「鉄に合わせるカーボンの量で、鉄の硬さが変わります。柔らかい鉄を叩いて、形を整えたり、硬くしてゆくんです」と。「トンカチで、トントン叩く作業だね~」と、ミモロは、「村の鍛冶屋」の歌を思い出します。「しばしも休まず槌打つひびき飛び散る火花よはしる湯玉ふいごの風さえ息もつかず仕事に精出す村の鍛冶屋…」ちなみにこの歌は、明治時代の「尋常小学唱歌」で作詞・作曲者は不明だと。まさにこの歌のモデルは、堀田さんなどの「野鍛冶」という農具など生活用具を作る鍛冶屋さん。刀剣...滋賀県の「高島鍛冶場」での鍛冶屋さん体験。小さな鉈の記念品に感激するミモロ。

  • 滋賀県高島に復活した古い鍛冶場の火入れ式へ。暮らしを支える鎌や鉈を昔ながらの技術で作る鍛冶場。

    「昔ながらの鍛冶屋さんって、興味ある~」と、4月下旬にミモロは、滋賀県高島にある「高島鍛冶場」を訪れました。いつも京都の山里久多の自然観察や保全活動「ビーバーの山の会」でお世話になっている「カワネズミ」の研究者である堀田典男先生からのお誘いで、湖西線に乗って、「新旭駅」へ。「久しぶりに湖西線に乗った気がする…」車窓に見える琵琶湖の景色に、ちょっと旅気分のミモロです。初めて下りた「新旭駅」「だれもいない~」京都や大阪へ通勤する人もいるエリアですが、この時間帯は、人影もなく…駅前のロータリーには、馬に乗った武将の銅像が…「これ誰?」と思うミモロ。この銅像は、この地域の氏神である「大荒比古神社」で5月4日に行われる「七川祭」という馬が活躍する勇ましい祭りの姿を映したもの。滋賀県無形民俗文化財に指定される歴史ある...滋賀県高島に復活した古い鍛冶場の火入れ式へ。暮らしを支える鎌や鉈を昔ながらの技術で作る鍛冶場。

  • 2024年の「葵祭」。外国人観光客も多数…沿道を埋め尽くす大勢の見物人。

    5月15日は、京都三大祭(葵祭、祇園祭、時代祭)のひとつ、「葵祭」の行列が町を進む日。ミモロも、毎年、行列が進むコースのどこかで見物しています。12時過ぎに「下鴨神社」にやって来たミモロ。すでに斎王代の行列は、本殿方向に進み、糺の森には、それを見物した大勢の人達の熱気だけが残っています。行列に間に合いないことは知っているミモロですが、「一応、行ってみよう~」と。そこには、近所の「加茂みたらし茶屋」の出店などがあり、名物の「みたらし団子」が販売されていました。他にも、双葉葵の葉っぱが茂る鉢なども…「ここにいても行列見られないね~まずは、腹ごしらえしよう~」と。向かったのは、神社の北側に位置する手作り豆腐のお店「すがい」です。「こんにちは~」とお店へ…「あ、ミモロちゃん、キャ~凄い!斎王代の装束作ったんだ~」...2024年の「葵祭」。外国人観光客も多数…沿道を埋め尽くす大勢の見物人。

  • 5月15日の「葵祭」。ミモロ、憧れの斎王代の装束を準備。当日に備えます。

    「ミモロ、斎王代になったんだよ」と、京都の三大祭のひとつ「葵祭」の準備をするミモロ。以前から、「斎王代になりた~い!」と、毎年「葵祭」に出かけるたびに憧れの眼差しで行列を見つめていたミモロです。その願いを、いつもミモロの着物などを仕立ててくださる、ミニ着物作者の赤塚先生が叶えてくださったのです。ミモロの体のサイズに合わせた、十二単です。「斎王代って、髪に双葉葵の葉っぱ飾ってるよ~行列する人は、みんな双葉葵の葉っぱ付けるんでしょ…どうしよう…」と言い出したミモロ。そう、行列する方々は、桂の小枝に双葉葵をさして、髪や烏帽子に飾り、それから「葵祭」と言われるようになったとか。でも、下鴨神社や上賀茂神社に生えている双葉葵を頂くわけにもいきません。そんなミモロに助け船を出してくださったのは、西陣の千両ヶ辻の写真家の...5月15日の「葵祭」。ミモロ、憧れの斎王代の装束を準備。当日に備えます。

  • 京都東山「得浄明院」で奉納された庖勝一條流の「式庖丁」。平安時代から続く雅な技。

    「すごい!」と見守る人々から声が漏れる優美な庖丁さばきを披露するのは…式庖丁の流派のひとつ、庖勝一條流の庖丁師の方。「式庖丁」は、平安時代から伝わる宮中の儀式のひとつ。古式ゆかしい装束に身を包んだ庖丁師が、食材に一切手を触れることなく、庖丁と金箸で、食材を切り分け、吉祥を表す景色を盛り付ける儀式です。朝から雨が滴る京都…ミモロは、京都東山の「得浄明院」に出かけました。明治27年に信州の善光寺の京都別院として建立。通常は非公開の尼寺です。毎年、5月13日に行われる「式庖丁の奉納」。開始時間10時半ギリギリに到着したミモロ。すでに本堂には大勢の方が集まっていました。「どうぞ~」と周囲に促され、ミモロは、最前列に座らせていただくことに…いよいよ儀式が始まります。式庖丁では、食材として、おめでたい鯛が使われること...京都東山「得浄明院」で奉納された庖勝一條流の「式庖丁」。平安時代から続く雅な技。

  • 下鴨神社のご祭神の荒魂をお迎えする「御蔭祭」。いよいよ近づく「葵祭」

    5月12日、「葵祭」に先立ち行われる下鴨神社の「御蔭祭り」。ミモロは、この朝、ご祭神の荒魂をお迎えに比叡山の西麓の「御蔭神社」に向かう行列をお見送りに下鴨神社へ。澄んだ空気が流れる糺の森・・・「朝のお散歩って、気持ちいいんだよね~」と言いながら、本殿へと向かいます。「あれ?なんかやってる?朝の体操?でもスーツ着てる…」と、「御蔭祭」が行われる切芝の祭場の神馬屋の前で、数人の男の方が体を動かしています。ミモロは、それをしばらく傍らで眺めていました。動きを揃える方々…「これ、午後に行われる切芝神事の「東游(あずまあそび)」リハーサルじゃないの?」と、以前見たことがあるミモロは思い出しました。「東游」は、神を讃えるための舞楽で、五色の幕の馬屋で、背中に神様を乗せた鳳輦を背負った馬が顔を出す前で行われます。「馬に...下鴨神社のご祭神の荒魂をお迎えする「御蔭祭」。いよいよ近づく「葵祭」

  • 戦国時代から続く技術を継承する手織りの真田紐。現代の暮らしにも使える品々。「真田紐師 江南」

    「いろいろな品がある~真田紐って、おしゃれだよね~」というミモロ。この日訪れたのは、川端五条通から一筋東側の問屋町通を少し南に進んだ場所にある「真田紐師江南(えなみ)」です。以前も訪れたことがあるミモロ。「素敵な真田紐がいろいろあるんだよ~ちょっと見て行こう~」とお店の中へ。工房でもある店内には、さまざまな色と柄の真田紐が並んでいます。「真田紐」というのは、甲冑や刀に使われたり、茶道具や大切なものをしまう木箱を締めるのに使われる紐。その歴史は、室町時代に大阪堺に呂宋貿易で輸入された獣の毛を使った紐に由来し、その後、大阪で栽培に成功した国産木綿で織った紐が国産最初のものと言われます。真田紐と呼ばれるのは、戦国武将の真田幸村の父、昌幸が手に入れた紐がとても丈夫なので、甲冑などに用い、合戦で活躍したことから、真...戦国時代から続く技術を継承する手織りの真田紐。現代の暮らしにも使える品々。「真田紐師江南」

  • いよいよ5月12日で終了!「京都国際写真祭」。自由と生きることの大切さが胸に迫る写真の数々

    「自由を守るって、本当に大切だよね~でも苦しい~」とミモロがじっと見つめる写真。イラン、テヘランの大通りで、黒い布のヒジャブを被らず、自由なファッションで座る女性の姿は、イランの女性の勇気を象徴する写真として、2023年世界報道写真展アジア部門入賞を果たします。ミモロがこの写真に出会ったのは、「京都国際写真祭」の京都の町に点在する展示会場のひとつです。多くの人の注目を集めるようになった「京都国際写真祭」。国内外の気鋭の写真家による展覧会を、京都のさまざまな建物を会場に行われます。今年も12の会場で、13の展覧会が開催されています。「もう12日までだって~」と慌てて会場を巡るミモロ。赤い旗が目印です。会場ごとで展示のスタイルは異なり、作品の魅力をいっそうアピールしています。写真家の故郷カサブランカの姿を独特...いよいよ5月12日で終了!「京都国際写真祭」。自由と生きることの大切さが胸に迫る写真の数々

  • バラが見ごろの「京都府立植物園」。ランチは、一般客も利用できる「京都府立大学」の学生食堂で

    「キャ~キレイ!いい香り…クンクン…」五月晴れの日、ミモロは、自転車に乗って、「京都府立植物園」に久しぶりにやってきました。以前訪れた時は、桜のシーズン…「なんかあっという間に季節が過ぎちゃった感じ…」と、植物園の景色も変わっています。5月中旬まで見頃を迎えるのは、バラ園のさまざまなバラたち。色とりどりの鮮やかなバラが、陽ざしを受けて、大きな花を咲かせています。「なんていい香りなんだろ…クンクン…」ミモロの鼻が動きます。バラ園の中には、芳しい甘い薫りが満ち、訪れる人(ネコ)の体を包むよう…比叡山を背景に、その前に広がるバラ園の景色は、なんど見ても飽きないもので、京都ならでは…。「本当に、いろんな種類のバラがあるんだよね~」ひとつひとつ眺めていると、時が過ぎるのを忘れてしまいます。時が過ぎるのを忘れても、お...バラが見ごろの「京都府立植物園」。ランチは、一般客も利用できる「京都府立大学」の学生食堂で

  • 巨石と磨崖仏を参拝…滋賀信楽朝宮の古刹「岩谷山仙禅寺」と彫刻が見事な「三所神社」

    滋賀県甲賀市信楽のお茶の産地、朝宮を訪れているミモロ。「ここすごく大きな岩がゴロゴロしてる~」と、里の古刹「岩谷山仙禅寺」にやってきました。巨石の苔むした岩肌に、ここの長い歳月を感じます。「岩谷山仙禅寺」は、養老7年(723)に創建されたと伝えられます。巨石の山につくられたお堂は、懸崖造り。岩に寄り添うように建てられています。このお堂の中には、秘仏のご本尊の十一面観音像が祀られているそう。長い歴史の波に晒され、南北朝時代には、2回兵火で焼失。「ということは、ここは、戦いに巻き込まれるほど、重要な場所だったってことだよね~」と想像するミモロです。そもそもここは、京都府の和束町にある役行者を開祖とする鷲峰山金胎寺の別院。南北朝の動乱の折、後醍醐天皇が都から逃げ延びる際に「金胎寺」に立ち寄り、そのため焼き討ちさ...巨石と磨崖仏を参拝…滋賀信楽朝宮の古刹「岩谷山仙禅寺」と彫刻が見事な「三所神社」

  • 滋賀県信楽朝宮の里にある、茶人で陶芸家が守る古民家での「関守石づくり体験」。

    「なんか風情ある石になったね~」とミモロが持ってきた石は「関守石」へ変身。これは、茶室の路地や神社仏閣のお庭で目にすることがある縄を掛けられた石。「これが置かれた先には、進んじゃいけないっていうストップサインなんだよね」とミモロ。さて、滋賀県信楽の茶の産地である朝宮で茶摘み作業をしたミモロ達は、茶畑を望む場所にある古民家に宿泊しました。ここのオーナーの平金さんは、大手企業を早期退職し、以前から強く心惹かれていた作陶に専念するために、この地に窯を作り、移り住まわれた方。若い頃から嗜んでいらっしゃった茶の湯を暮らしの中で実践し、自ら作られた井戸茶碗などで、心鎮まる時を過ごされています。自ら手入れをされた庭には、平金さんが作った器の無人販売所が…そこにさりげなく器が並んでいます。縁あって、朝宮の里に長年放置され...滋賀県信楽朝宮の里にある、茶人で陶芸家が守る古民家での「関守石づくり体験」。

  • 日本最古の茶園滋賀県甲賀市の「朝宮茶」の茶摘み作業。農家が大切に育てた茶葉

    「ワ~広いね~ここで茶摘みするんだって~頑張らないと~」と、お日様が燦々と降り注ぐ五月の茶園にやって来たミモロ。ここは、滋賀県甲賀市信楽町朝宮という茶園が広がるエリアです。日本茶の産地というと、京都の宇治を思い浮かべる方が多いはず…でも、実は、日本茶の歴史はここ近江の朝宮から始まったという説も…。滋賀県南部の信楽町は、陶芸の町として有名ですが、良質の茶葉の生産地でもあるのです。その起源は、約1200年前、延暦24年(805)に最澄が、留学先の中国から茶の種を持ち帰り、比叡山山麓およびここ朝宮に植えたことからとも…。「え?栄西がお茶を伝えたんじゃないの?」とミモロ。そう、それより約400年前に、すでにこの地に茶が伝わっていたことに。茶畑が広がる朝宮地区は、信楽盆地に位置し、標高300~400mの高地で、温度...日本最古の茶園滋賀県甲賀市の「朝宮茶」の茶摘み作業。農家が大切に育てた茶葉

  • 五月晴れのGWに京都の旧武徳殿で開催された「第120回全日本剣道演武大会」。

    GWの後半5月2日~5日に、「京都市武道センター旧武徳殿」で、「第120回全日本剣道演武大会」が開催されました。この大会は、全国の剣道愛好家がその修練の成果を披露すると共に、参加者同士の友好親睦を図る場であり、明治28年以来、武徳祭大演武会として行われた伝統的な大会を、全日本剣道連盟が継承し、今日にいたるものです。日本全国だけでなく、世界中から、武術の愛好家がここに集結するのです。「すごい先生たちの演武を拝見できるんだって~」と、居合道の居合道のお稽古をしているミモロも訪れました。「平安神宮」の西側に位置する「旧武徳殿」。重要文化財の建物は、武道を志す人にとっての憧れの場所でもあるのです。緊張した空気にあふれる場内…公開演武では、剣道をはじめ、居合道、杖道などそれぞれ選ばれた先生方がその技を披露され、それ...五月晴れのGWに京都の旧武徳殿で開催された「第120回全日本剣道演武大会」。

  • 13年ぶり西陣千両ヶ辻の「端午の節句展」。5月5日まで「町家写真館」にて開催

    「菖蒲の葉っぱが屋根に乗ってる!」五月晴れの5月4日、ミモロは、京都西陣の千両ヶ辻にやってきました。邪気払いの菖蒲の葉っぱ…それを飾る伝統を目にするのは、今や稀!今出川通から、大宮通を南へ。そこには、趣ある町家が続く西陣の雰囲気が感じられるエリアです。かつて西陣織をはじめ、様々な帯や反物で、大変賑わい、その商いが千両に及ぶと言われ、「千両が辻」と呼ばれるようになった場所。そこにある「町家写真館」で5月4,5日の2日間「端午の節句展」が行われます。13年ぶりの端午の節句での特別公開です。「こんにちは~」とお友達と一緒に訪れたミモロ。「あ、ミモロちゃん、いらっしゃい~」と笑顔を迎えてくださったのは、写真家の水野克比古先生と秀比古さん。「雛祭りの時は、お世話になりました~」とミモロはご挨拶。そう、3月にこのエリ...13年ぶり西陣千両ヶ辻の「端午の節句展」。5月5日まで「町家写真館」にて開催

  • 「大正大学京都アカデミア」で開催された「第1回京都の食文化を楽しむ会」。二十四節気の穀雨を食す

    「穀物を潤す春の雨の時期をイメージしたお料理なんだって~美味しそう~」ミモロは、4月24日に「知恩院」そば東大路通沿いにある「大正大学京都アカデミア」で開催された「第1回京都の食文化を楽しむ会」に参加しました。昨年10月にオープンしたここは、東山のエリアキャンパスとして、多目的ホールや宿泊施設などを備え、教員や学生が、フィールドワークの拠点として活用。また京都の文化に関するワークショップを開催する場所を目的に作られました。モダンな建物の奥へ…そこのスペースが今回の会場です。第1回京都の食文化を楽しむ会の講師は、精進料理、薬膳料理、また近年は、外国人観光客向けのヴィーガンメニューの開発など精力的に活動なさっている、出張料理人の三田清美さんです。ミモロのお友達…「ごめんなさい~ギリギリになっちゃった~」と息を...「大正大学京都アカデミア」で開催された「第1回京都の食文化を楽しむ会」。二十四節気の穀雨を食す

  • すごい立派なお屋敷…京都五条の豪商柏原家の邸宅見学。「洛東遺芳館」の春の特別公開。

    「特別公開されてるお屋敷も拝見しなくちゃ~さすが立派な洋間だね~」と、五条問屋町にある「洛東遺芳館」に来ているミモロ。「洛東遺芳館」は、京都の豪商柏屋を母体に、その当主である柏原家に江戸時代から伝われる婚礼調度や工芸品、絵画などを、春と秋の2回、特別公開している場所。今年の春の特別公開は、5月5日まで、ミモロは、4月30日の午後、閉館1時間前に滑り込みました。「江戸時代の婚礼調度展」を見学した後、急いで、公開されているお屋敷へ向かいます。お玄関から中へ。「お邪魔致します~」と挨拶しながらお行儀よく…(本来は、靴を脱ぐのですが、ミモロの場合特別にお許しいただいて…)「うわ~広い~」玄関脇の洋間を過ぎて、奥に進むと、そこは広~いお座敷が…展示館にあった屋敷の見取り図を見ても、お蔵がいくつもあり、お座敷が続き、...すごい立派なお屋敷…京都五条の豪商柏原家の邸宅見学。「洛東遺芳館」の春の特別公開。

  • 何で今まで来なかったんだろう!ミモロが感激した「洛東遺芳館」。春の特別展「江戸時代の婚礼調度展」5月5日まで

    「すごい!本当に見事な蒔絵の品々…みんな大きい~」とミモロが感激しながら見つめるのは、江戸時代の婚礼調度です。4月30日にミモロは、小雨の中向かったのは、京阪電車「五条駅」から五条通を渡り、川端通の一筋東側の問屋町通です。そこをさらに南に進むと、大きなお屋敷が見えてきます。ここは、江戸時代、京都の豪商「柏屋」の柏原家の住まいだった場所。木綿、漆器、紙などさまざまな品を幅広く商った「柏屋」。後に江戸に店を構えていた漆器の「黒江屋」の経営権を譲り受け、現在も東京日本橋などに店を構える漆の「黒江屋」として、今も上質な漆器を製作しています。ところで、漆器の「黒江屋」のルーツはというと…、紀伊の国の黒江村に…。「もしかして、根来寺と関係あるの?」とミモロ。そう、4月に訪れた和歌山の「根來寺」は、根来塗発祥の地。秀吉...何で今まで来なかったんだろう!ミモロが感激した「洛東遺芳館」。春の特別展「江戸時代の婚礼調度展」5月5日まで

  • 草木染の布を使ったアクセサリー作りのモニターになったミモロ。「京空間mayuko」にて

    いろいろな表情を持つ草木染の絹の布を使ったアクセサリー作り。「面白そう…」とミモロも挑戦。5月6日まで武者人形の展示されている京都醒ヶ井仏光寺の町家「京空間mayuko」に、桃太郎君に会いに行ったミモロ。武者人形を拝見した後…「ミモロちゃん、あのね~今度、ワークショップとかしようかと思うんだけど、そのモニターやってくれる?」と、草木染作家の気谷さんに言われます。「いいよ~」というと、お座敷の奥にあるお蔵の座敷に移動します。草木染作家の気谷さん…半襟をはじめ、着物や浴衣、帯などいろいろなものをお庭の植物や野菜などで染めて、素敵な作品を作っています。「いろいろなものを作ると、ハギレ布が出るの…上質の絹の生地などを使っているから、捨てるのはもったいない…何かに活用したくて、アクセサリー作りなんかどうかな??と思...草木染の布を使ったアクセサリー作りのモニターになったミモロ。「京空間mayuko」にて

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro theさんをフォローしませんか?

ハンドル名
ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro theさん
ブログタイトル
ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the
フォロー
ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用