写真と歩く Photo Walk - にほんブログ村
chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
写真と歩く Photo Walk http://kjsfc2.blog111.fc2.com/

KJとET、二人三脚の写真ブログ。毎回多彩なテーマで写真と文章を楽しみながら作っています。

街の写真は面白いですね。整然としたもの、くたびれたもの、ごった煮のような、あの混沌とした雰囲気が好きなんです。一方では、花にこだわりを持っています。花が咲くと言う事は、その植物にとって最大のお祭りです。その祝祭的なムードを写真に表せたら、といつも思っています。

KJF
フォロー
住所
南区
出身
未設定
ブログ村参加

2014/07/03

arrow_drop_down
  • Animals 動物です

    今週は動物の写真を集めました。遠くで動いている鳥などを撮る時はそれなりの機材が必要になるでしょうが、僕の撮る動物は、じっとしているものばかりです。相模原公園の動物園や、その他近くの公園や家で撮りました。これは相模原公園の動物園入り口の門にあるキジですね。今回はこれをブログの動物エリアの門にしました。この鶏は右を向いているように見えますが、実はカメラ目線なんです。左右側面に付いた視野の広い目で危ない...

  • 悪しからず、ご容赦を

    埼玉在住の友達は、工夫と研究を重ねて、庭で作れる野菜は自分で作る。去年は大根が随分採れたという。しかも無農薬、無肥料。よほど土が良いのだろう。「KJとETも植えてみるといいよ。」ということで種を送ってくれた。それが去年の11月。ちょっと遅い植え付けらしいが、1メートル弱の一畝を作り、種を撒いた。順調に芽を出したので、様子を見ながら、丈夫に育ちそうな3本を残す。日に日に元気よく葉を茂らせて、12月、1月と月日...

  • 早春 梅の花

    3月1日、梅の花咲く相模原市北公園に行ってきました。晴れていましたが、まだ風の冷たい、かろうじて早春と言えるような日でした。梅を愛でる人は多いですけれど、写真は難しい花です。あちらこちらに岩のような枝を伸びていますから、それを何とか宥めながら撮ることになります。今回、品種の名札が面白かったので、一緒に添えておきました。花と名札と一緒に愛でてくだされば幸いです。最初の梅の花は「月宮殿」(げっきゅうでん...

  • 蜘蛛の巣

    ひょんなことから蜘蛛がどのように巣を作るのかを読むことになった。蜘蛛はなかなかの知恵者であり、芸術家であり、働き者である。簡単に説明すると、最初に巣作りの基本となる一本の糸を風に乗って木の枝の2か所に固着させる。その糸の上をおしりから糸を出しながら何往復もする。強固な糸を作り上げるのである。その強固な糸を頼りに、また、また風に揺れながら、あちらの枝、こちらの枝と粘着質の物質を噴射していくつかの起点...

  • ありがとう、相模原公園

    2月も今日で終わり、明日から3月、季節の歩み、外の世界の歩みが皆、連動していつも新しい状況が生まれ、近くの相模原公園も日々少しずつ変化して行きます。今回は、いつも被写体を提供してくれる相模原公園へ感謝を込めて、ブログを書きました。かつてこの公園で行われた緑化フェアのマスコットだった「りりちゃん」は、それ以来、ずっとここに居ついています。これは、からくり時計の一番上で時を告げる「りりちゃん」です。この...

  • 「そこに光が降りてくる」

    タイトルに惹かれて予約をして出かける。青木野枝氏と三嶋りつ恵氏の作品展である。青木氏は鉄の輪を使い、輪をひたすらつなげて作品を作り上げる。「鉄が新しく生まれ変わる感覚が好き」「重量感を感じさせない彫刻」などとウエブに説明が出ている。鉄を打ち、形を作り上げ、繋げる。同じ動作を何回も続けて作品を作り上げる情熱はどこから来るのか。かなりの重労働である体力仕事である。三嶋りつ恵氏は透明ガラスの作品。光をガ...

  • 北鎌倉を歩いてみれば

    1月下旬、風のない穏やかな日を選んで北鎌倉、円覚寺(えんがくじ)に出掛けました。北鎌倉駅東口から円覚寺の入口、総門までは直ぐ近く、100mもない位です。以前、何度か訪れた北鎌倉は今回とても新鮮に思え、初めて来た場所のように思えました。午前の日差しを背後から受けて日本水仙が密やかに咲いていました。境内は、人影少なく、とても静かです。寒気の中強烈な太陽が屋根の背後から姿を見せます。光はこんな所にも不思議な...

  • 予約時間までぶらぶらと

    東京都庭園美術館に行く。予約制なので、時間までを街撮りに当てる。飲み屋さんの看板 夜には灯りが灯るのだろうこれが目的の展覧会青い空とビル昼時なので、ランチメニューの看板が店先に出る建物は旧朝香宮邸入口には何故か狛犬が鎮座する子獅子もう少し時間があるので、庭園へもみじが優しい光の中で葉を丸めている展覧会は2週先の載せる予定。展覧会が予約制とは、さすがに東京は人が多いのですね。行列を作ってベルトコンベ...

  • 冬の庭

    一年の12分の1が過ぎました。何十億人もの人間が織りなす世界は休む間もなく活発に動き続けますが、季節の歩みはゆっくりと着実です。今週は、最も寒い季節の植物の様子を記録した写真を集めました。この時期に咲く数少ない花の一つ日本水仙冷気の底での静かな佇まいと香りはりりしく清楚です。こちらは南天昭和の住宅では消毒を兼ねて厠の近くによく植えられていましたね。そのせいか北側の日の当たらない場所の植物というイメー...

  • ふと思う

    たまたまクリックしたユーチューブで笑えるヴィデオをみた。津軽弁を話す「すんたろす」というユーチューバーが音声認識AI、Alexaとおしゃべりをしている。津軽弁はAIにとって手ごわい言葉のようで、話がなかなかかみ合わない。話がかみあわないので、「すんたろす」は唖然とした表情を繰り返す。しまいにAlexaはわけのわからない言葉を発して沈黙する。「すんたろす」が何を話しかけても、もう反応しない。Alexaはこちらの世界か...

  • 桜木町から山手へ

    厳しい寒さが続く中、今週は明るい光に溢れた横浜を紹介します。写真は、昨年末クリスマスの時期に撮ったものです。題字のバックに見える桜木町駅前の都市型ロープウェイ、”横浜エアキャビン”を眺めながら、バスに乗って山手を目指しました。ここは馬車道の辺り、バスの窓からシャッターを押しました。バスは中華街を抜け、坂道を上って港の見える丘公園を通り、フェリス女学院の辺りまでやって来ました。バス停を下りて歩き始める...

  • SNS

    このところSNSが熱を帯びている。X、ライン、フェイスブック、ユーチューブ、インスタグラム、ティック トックなど様々なサイトがある。数あるSNSの中でユーチューブのニュースを見る。解説者(一人または組織のユーチューバー)が一人でしゃべるサイトもあれば、コメンテーター(ジャーナリストやその道に詳しい人)を招いて、進行役と一緒に話を展開するところもある。話し手がほとんど素のままの感情で話しているようで、熱が視...

  • 写真で初詣で

    2025年が始まりました。今年もよろしくお願いします。今回、「写真で初詣で」とタイトルを付けましたが、写真は、去年の冬に伊勢原の日向薬師とその付近で撮ったものです。少年の頃、行った記憶のない初詣でを、新年のこの時期に、写真と共に創り出してみました。ここかな、門みたいになってるけど、ずいぶん遠そうだ。日向薬師、全然見えないよ、寒いし。ああ、あの赤い大きい実、カラスウリかな。お稲荷さんにキツネがいる、凍え...

  • 府中市郷土の森博物館

    東京都府中市にある郷土の森博物館に行く。以前にも数回、訪れたことがあるが、今回はリニューアルしたとの情報を見たのでまた足を運んだ。風の冷たい寒い日であった。訪れる人はほとんどなく、冬寒の印象が強かったが、あとから小学生の一団がやってきたので少しだけ和んだ。府中の歴史展示物の入り口に鎮座するお侍 弓の名手なのだろうかくらやみ祭りの風景が目の粗い織物に描かれている静かなたたずまいの仏像 心落ち着く波長...

  • 今年1年はどうでしたか?

    2024年も後10日ほどで暮れて行きます。少し早いですが、ここで一年を振り返ってみます。月毎に一枚の写真を選びました。ずいぶん色々なものが眼の前を通り過ぎて行ったことが実感されます。1月に鎌倉に出掛け、江ノ電に乗りました。その車窓から見る湘南の海、この海の先にはオーストラリアや南極があるんですね。うって代わり2月には雪が降りました。冷たい雪の感触が思い出されます。3月、まだ寒いですが水が温み始める季節、無...

  • 赤い実を探して

    クリスマスが近づくと、クリスマススワッグかクリスマスリースを飾る。大抵は既成のものを使うが、時に手製のものをと奮起する。今年は手製でいこう。まずは赤い実を手に入れたい。ついでにしっかりした枝も取ってこよう。バラの実は河原にあるはず。河原では、煩わしい「ひっつきむし」が付くので、すべすべした素材のコートとズボン、長靴、厚手の手袋、花ばさみを用意して、いざ出発。車で枯葉舞い散る(秋ですなぁ)道を進み、...

  • ツワブキの謙遜

    今年も12月になりました。冬に差し掛かると、野は枯れた植物で覆われ枯草色に変わります。今週はそんな中でもまだ咲き続けるツワブキを取り上げました。(蕾から咲くまでの様子です)県や市の花と同じように、自分の花を決めるとしたらきっとツワブキにすると思います。寒さの近づいて来る季節にあってツワブキの花は明るい黄色を周りに放射し、地上に現れた小さな太陽のように輝きます。(ここから外側の舌状花が開いて行きます)...

  • 橋本

    今回の写真は橋本の街撮りである。橋本とは神奈川県相模原市にある町である。地味な町で電線とJRの電車基地とおとなしいショッピングモールがある。人が少ないので、カメラを抱えて歩くにはちょうどよい所と言える。青い空と高架塔と電線ビルの中の窓を通して、シャッターを切る光の輪が偶然に入って、お月さまのように見えるのが気になるこれは対面の窓に写った像ギャラリーの看板これも反射した靴屋さんそばで6人ぐらいの女性た...

  • モンクの部屋

    11月も終盤で寒さに向かうこの季節、今週は音楽の話題で、ジャズのセロニアス・モンクを取り上げてみたいと思います。モンクはピアニストとしても作曲家としても知られています。ラウンド・ミッドナイトなどジャズのスタンダードナンバーもモンクの作品です。そして、演奏家としてのモンク、これはもうユニークの一言です。初めてその演奏を聞くと、何て下手なピアニストなんだろう、と思うかもしれません。音が飛び飛びで隙間だら...

  • Sewing Bee が戻って来た!

    我が家にはテレビはないが、時々NHKプラスをパソコンで見る。去年だったか、Sewing Beeという番組が打ち切られた。BBC制作の楽しい番組だったので、終わってしまった時にはひどくがっかりした。それが、なんと、また帰って来た!うれしい!この番組は12人のアマチュア裁縫師が出演し、腕を競う。最後は3人か4人の優勝者が選ばれる。進行役はサラ パスコー(コメディエンヌで作家)、審査員はボブヘアーのおしゃれなおばあちゃん、...

  • 相棒カメラ

    11月になり、もうそろそろ年末の声が聞こえてきます。今週は、2週前の続き、我が家のカメラの歴史の話、後編です。ペンタックスからオリンパス(現OMシステムズ)に切り替わる所から始まります。それまでの話に興味がある方は、2週前(2つ下)の記事を読んでみてください。また、本文と写真は、2週前のように、それぞれ別の流れですが、最後にどちらも明るいイメージで締めるようにしてみました。(今週の写真は全てオリンパスE-M1...

  • この感動は忘れない!

    最近、ひょんなことから「ライフ」というスーパーマーケットを使い始めた。安全志向の食品も結構扱っている。流しある時「ポイントカードを作りませんか」という文字が目に入る。我が家はこの頃au PAYで料金を支払う。クレジットカードで支払うとその店のポイントが付かないことがあるので、聞いてみると、ここは付くという。さっそくその場でカードを作ってもらった。保温調理用の鍋帽子その時の係の女性の仕事ぶりが実に鮮やかで...

  • カメラ履歴

    10月も末になりましたね。今週は、今まで使ってきたカメラについて書いてみます。メーカーも色々変わりましたから、覚書の意味もあります。写真の方は、丸いものを集めてみました。文章と写真が2本の川のように、別々に流れて行きます。楽しんでいただければ幸いです。(丸い丸いアカツメクサ)フィルムカメラを始めたのは、学生の頃です。最初は、父の持っていたニコンF を借りて撮影していました。それから、アルバイトをしてニ...

  • JAMに行ってみた

    家の近くに女子美術大学がある。そこの美術館がJAM、Joshibi Art Museumである。時に相模原公園に展示物の紹介が張り出されている。ウォーキングの途中で情報が目に入る。今回もたまたま見かけて出かけてみた。版画がテーマとのこと、ポートフォリオも展示されているとのこと。さっそくカメラを抱えて行ってみた。青地に赤のリンゴが目に入る作品のためのポートフォリオだめくると大きな写真が出てきたリンゴの上下を切って、組み...

  • 瞳が開いた

    10月も中盤にかかり少しずつ涼しくなってきました。今月2日、眼医者に行った時に、自分としてはかなり珍しい体験をしたので書いてみます。眼底検査をするため眼医者で「散瞳剤」(さんどうざい)を点眼しました。この薬は、瞳孔(ひとみ)を大きく開いて、網膜などを見やすくするためのものです。この薬を点眼されたのは初めてです。事前に、点眼すると目が見えにくくなり、車の運転は出来なくなると言われていたので、徒歩で眼医...

  • 燃える彼岸花

    年々酷暑は進む。彼岸花も花時を早めるだろうと思い、今年は9月の中旬にいつもの北公園に行った。「まだかな」 「どのくらい咲いているのだろう」と思いながら、期待と共に足を運ぶ。車で我が家から1時間ぐらいの所だ。花を撮るには手頃な場所だ。紫陽花、薔薇、彼岸花がそれぞれの季節に咲く。60%ぐらいの花が咲いていた。撮影者も2、3人だ。撮影者は少ない方が撮りやすい。まずは無難に燃え盛る火の中に浮かぶ花を撮りたい、そ...

  • 彼はスマートフォン

    9月も末になり、秋の気配が漂い始めています。虫の声が厳しかった夏の疲れを労ってくれているようです。個人的に、今月は色々あった月でしたが、何とか無事に終わって行きそうです。今回はスマートフォンの話をしますので、写真は全て、スマートフォンで撮ったものをアップしました。(相模大野駅2F広場)体にガタが出始めたのは、いつも意識しているのですが、スナップ用カメラとして使っていたスマートフォンに異常がある事には...

  • はぁー、クッサメ

    クイズが好きで、時に送られてくる雑誌の「懐かしの昭和、平成 あの頃のクロスワード」というのをやってみた。昭和後期、平成なら、知っていることも多いはず、との楽勝感半分で取り組んだが、どうして、どうして、なかなかの難問だった。ヨコのカギ、タテのカギとそれぞれにヒントが並ぶ。ヒントを頼りに13×13の白マスを埋めていく。 所々に黒マスもある。最後にA~Iに入った言葉が正解という手順だ。「〇〇〇、クッサメは風邪...

  • 花は咲いた

    今年の8月は気の休まることのない1か月でした。酷暑、地震の不安、台風などで出かけられない日々が続き、今回ようやく花の写真をアップ出来ることをとても嬉しく感じています。外出できなかった8月ではなく、7月の写真ですがやっと出番が回ってきました。町田の薬師池公園一帯は、四季折々、花のエリアです。先ずはダリア園、ここはダリア専門の花園で、斜面の敷地に様々なダリアが植えられています。ダリアの品種名が不明の中、名...

  • DVDの時代は終わった

    この間ツタヤにDVDを借りに行ってはっきりした。もうDVDの時代は去ったのだと。この2、3年のうちに近くのツタヤが1軒、また1軒と店を閉じるのを見てきたが、「あら、あら、どうしたのかしら」とのんきな感想を持つだけだった。残る2軒のうちの1軒に行っても「DVDがやけに少ないなぁ」と鈍感な印象を持つのみ。あとの1軒に久しぶりに足を運んではっきりした。何しろ、中古DVDがずらっと並んで売られていたのだ。もうレンタルDVDの時...

  • おはよう写真

    8月が、もう終わって行きます。猛暑、台風、オリンピック、地震、増加するコロナと、長い1か月・・・そんな中、あまり遠出もせず、家に居る日が多かったです。寝苦しい夜も続きました。夜は窓を開け、扇風機を回して寝ていますが、暑くて、或いは、朝日が眩しくて起きてしまう時もありました。そんな時、体はだるいのですが、積極思考をして、写真と撮るチャンスだ、と奮い立って撮った写真たちがあります。「おはよう写真」と名付...

  • 見直すか、我が家の料理

    数年前にNHK WORLD JAPANで放映されたNun’s Seasonal Calendarがたまたま目に入ったので、また見てみた。これは奈良県にある音羽山観音寺の四季折々の様子を映したものである。このお寺は山の上にあり、庵主さんを中心に土地の人たちとの交流が描かれている。人々は時に収穫した野菜を持ってきたり、新米を奉納したり、山周辺を掃除したりとお寺への奉仕を当たり前の事のように行っている。庵主さんはおもてなしの心をもって食事や...

  • パリオリンピック

    パリオリンピックは終わり、来週からはお盆日程も終了し、日常が戻って来ます。酷暑の最中、お元気でしょうか?パリオリンピックでは、色々な種目を観戦しましたが、今回、いつものスポーツ観戦と見方を変えて、「敗者」に注目してみました。敗者はインタビューされることも少なく、目立ちませんが、いくつか例をお話しします。(スケッチブックばね)先ず、柔道66㎏で、日本の阿部選手と準決勝で対戦した、モルドバのDenis Vieru(...

  • K-PAX

    我がフィルム ライブラリーから一つの映画を手に取る。K-PAX。20年ぐらい前の映画である。分野はSFに入るか。一人の男がある精神病院に収容される。光が眩しいのか、サングラスをかけている。名前はプルート。奇声を発するわけでもなく、意味不明なことを言うでもなく、きわめて正常に見える。驚くほど流ちょうに言葉を話す。「病気(sick)はないのか」と聞かれると「homesickかな」と答える。面白い。果物しか食べない。リンゴも...

  • 北公園の紫陽花

    8月に入りました。本当に暑い日々が続きます。皆さま、どうぞご自愛ください。今週は、6月に撮影した紫陽花中心の写真なのですが、2か月弱経っただけで、随分昔のような気がします。暑さ攻撃に耐える日々を過ごしていると、一日も一ケ月もゆっくり、ゆっくりと進みます。今回の場所は相模原北公園です。この公園にはアナベルが多いです。「アナベル畑」の周りには、カメラマンが沢山います。アナベルのようなタイプの花はほとんど...

  • パン屋さんと男の子とふれあい科学館

    ふれあい科学館(相模原市水郷田名にある)に行った帰りに、そばの「まめくら」というパン屋さんに寄った。小さな、小さなパン屋さんで、パンが売り切れたらおしまい!というお店。きっとパン作りが好きで、趣味の範囲でやっているお店なのだろう。案内の道しるべも木片の上に書いたほっこりする字だ。そこには先客がいた(もっとも2人ぐらいしか入れないスペースなのだが)。小さな男の子だ。5歳ぐらいか。もちろん母親と一緒。男...

  • 夏は一日夢の中

    明日から夏休みという学校も多いでしょう。夏休み、お盆のシーズンの始まりですね。中学生、高校生の頃は楽しかったこのシーズン、今は温暖化も手伝って、修行のような日々を過ごしています。今回は、そんな状況の中で撮った写真と共にお送りします。夏は、他の季節なら決して目覚めないような時間に起きてしまうことがよくあります。風を通すため、雨戸も窓もほぼ全開で寝ますので朝の5時ともなれば、寝室は既に明るいです。エア...

  • 旅のユーチューブとスマートフォン

    夕食後のひと時、消化を兼ねて、ユーチューブを見る。小一時間程パソコンの前に座って見る。この頃見ているのはosada_lifeという旅のユーチューブである。「離婚したので、世界旅行に出掛けます」と何やら言葉足らずなことを言っている。いわゆる世界の共通語である英語は片言レベルであるが、臆せず旅先を駆け巡る。スマートフォン様様の様子。分からないことばを翻訳、グーグルマップで道順を示してもらうなど活用の極み。食堂の...

  • 街角スナップ

    梅雨の季節、いかがお過ごしですか。今週は、出かけたあちこちの街で撮ったスナップ写真を紹介します。スナップ写真のシャッターを押すタイミングは数秒しかない時もあります。そういう時は、考えずに、心が動いた時に撮るだけです。でも、かえってその方が、心の深い場所にある衝動を表しているような気がします。両側が鏡になっているエスカレーター、万華鏡状態になった時に撮りました。写真右上には、無限に縮小していく点があ...

  • I Robot

    時に手持ちの映画を見る。今回は20年前の映画、I Robotである。SFである。時代は2035年。ロボットと人間が共存している世界である。ロボット三原則によって、ロボットが人間に害を加えることはないというのが常識となっている。一人の博士が自殺をしたことから話は始まる。ある時、ロボット三原則の常識を破って、ロボットが反乱を起こす。事件を解決するのはロボット嫌いの刑事(ウィル スミス)と特別仕様の一体のロボットであ...

  • 薔薇とシャッター

    6月も20日を過ぎ、雨の季節を迎えていますが、今週は、5月に撮ったバラの写真をつかって、撮影する時の心境を書いてみます。写真を撮る理由は皆それぞれあると思いますが、僕にとって、写真を撮るクライマックスはシャッターを押す時です。このピンクの薔薇は陽光を浴びてさんさんと微笑んでいるように見えました。そうしてファインダーを覗くと後ろで別の花も日光浴をしているのが背景ボケBokehとしていい位置にいます。シャッタ...

  • au PAY ポイントと PONTA ポイント

    世の中カード払いの花盛りである。我が家では銀行と紐づけしたクレジットカードは極力作らないようにしている。ただau PAYのカードは同一名義人で2枚持っている。1枚は銀行と紐づけしたもの、後の1枚はプリペードカードでこれは銀行との紐づけはなく、カードに入れた金額に応じて使うことができる。au PAYで支払うとポイントがつく。紐づけしたカードでは通信料金などの各種料金を支払う。この料金は一月、数万円になるので、ポイ...

  • 相模原公園

    5月から6月にバトンタッチされ、雨の季節が近づいてきました。今週は、あまりにも近くにあるので、家の庭のように思える「相模原公園」を改めて紹介します。相模原公園というのは、実際の所、県立相模原公園と市立相模原麻溝公園の2つの公園からなっていますが、ここでは、まとめて単に「相模原公園」としておきます。ここはとても広い公園ですよ。東京ドーム 15個分の広さです。先ずは、グリーンタワー写真の三角帽子の天辺まで5...

  • ばらが咲いた

    5月になると、近くの相模原市北公園に行くのが恒例行事のようなものである。ばらが咲いている。ばらの撮影に向かう。今年は少し早かったのか蕾が多かった。大きく開いた花より蕾のほうが好みなので悪くはない。ぼけが好きなので、前ぼけ、後ろぼけ、背景を吟味してとシャッターを切るが、なかなか新しみが見出せない。出会いの光景とのタイミングがポイントである。今年はどうだったのか。今一つのパンチが見出せなかった。来年に...

  • 恵比寿を歩く

    今回、出掛けて行った恵比寿には、「東京都写真美術館」があります。この美術館には、2016年にリニューアルオープンする前から来ていましたが、この一帯、ガーデンプレイスが恵比寿でも著名な場所であることは、最近知りました。恵比寿駅から、スカイウォーク(動く歩道)に乗ってガーデンプレイスまで移動します。ETは動く歩道でも歩いて行くので、写真を撮ろうとしている僕KJは自然に取り残されます。写真美術館に抜けるこの通り...

  • 釜戸といろり

    今回の写真は古民家で撮ったものです。釜戸といろりというのは今でいう台所と居間といったところでしょうか。昔は煮炊きを土間でするので、さぞ寒かったのではと思います。いろりでも鍋をかけて煮炊きをしたのでしょうね。火が付いている時、部屋はどのくらい暖かだったのでしょう。板の間ですしね。寒がりのETはちょっと心配になります。皆でいろりを囲んで、おいしいものを食べながらおしゃべりするのは楽しそうですけどね。むか...

  • 庭にて

    5月連休も終わり、またいつもの日々が戻って来ました。、家の狭い狭い庭は、植木の新緑と放っておいても、土から伸びてくる草の緑で初夏の雰囲気が漂ってきました。毎日、身をこごめて小さな植物を眺めていると日々、一瞬一瞬に季節の移り変わりを感じます。スノーフレイクに陽光が注いでいました。カメラのモニターを使って、思い切り下から撮ってみました。青い粒のようなゴーストが写りましたね。ゴーストは、大歓迎です!これ...

  • 木村伊兵衛写真展

    東京都写真美術館に足を運ぶ。「木村伊兵衛没後50年写真に生きる」が開催されていた。名前は知っていたが、どんな写真を撮る人なのかは知らなかった。明治に生まれ、大正、昭和と生きた人だ。今と違って、撮影後の現像、焼き付けにお金と手間のかかる時代だ。子供の頃からおもちゃのカメラを手にしていたというから、カメラが好きだったのだろう。写真展では白黒写真が多かった。彼の生きた時代の人々の生活風景、作家などの人物写...

  • 町田の街で

    4月も後半に差し掛かり、連休が近づいてきました。今週は、隣の街、ほとんど地元のような町田で写真を撮ってきました。先週のETに続いて、町田を一緒に、「写真と歩く」ように見て頂くと嬉しいです。写真の順番も、今回は実際に歩いた順と同じになっています。駐車場から商店街に向かう道すがらウインドウ越しにこちらを見ている女性がいましたまだ午前中の10時前でしたが地下に24時間営業のカラオケがあるんですね。この桜は、先...

  • ある日、お寺で

    街撮りに行こうと腰を上げる。相模原市の隣にある町田は我が町同然。今回もまた町田へと行き先を決める。町田は多くの商店が並ぶ繁華な町である。久しぶりの街撮りのせいか、人込みでの撮影はなかなか気持ちが高ぶらない。救いのようにひょっこり現れたお寺に足が向く。入口にある可愛い像が「いらっしゃい」と言っているようだ。まずは本殿へ参拝し、撮影の許可を心の中で願う。お賽銭は100円。あちこち歩いて被写体を探す。鎖樋...

  • 魚は水の中に

    今年の春は桜が遅れたのが幸いして、子供たちの入学、新学期の時期に桜花と共にクラス写真が撮れたことでしょう。今週は、温み始めた水の中をカメラでのぞいてみました。広い池を泳ぐ魚たちが如何に気持ちがいいか、想像したことがありますか?こんな詩があります。「魚たちが 水底でどんなにきもちがいいか知っていたらあなたも水の中に下りて行って元気を取り戻すでしょう」 (ゲーテ 「釣り人」)魚のえらは直接水に触れてい...

  • 甘味と辛みと、それから・・・

    餡を煮ると一遍には使いきれない。一部を冷凍化しておき後で使う。ある時解凍して、さくさくのお煎餅の間に挟んで食べてみた。ふぅむ、なんとおいしいことか。これは以前、友達がくれたお煎餅の間に餡を挟んだ「あんこ天米」というお菓子の真似である。リンゴのスライスをポテトチップスと交互に食べてもおいしい。お汁粉には塩昆布や漬物と、と甘味と辛味のコンピは楽しげに浮かんでくる。もともと甘味と辛味は一対のもの。塩辛い...

  • アメリカフウロ

    今週は、先先回やろうと言っていました「アメリカフウロ」の話です。毎年、黙っていても庭に生えて咲くいわゆる雑草と思われている植物、アメリカフウロ。まだ、気に掛けてから数年しかたっていない、僕にとっては新しい庭の仲間です。これが、その花です。地面から20~30㎝の高さに咲く5mmほどの花で、まあ、気に掛けていないなら目立ちません。上の写真で、雌しべの先、柱頭が5つに割れているのが見えると思いますが、花びらが散...

  • シャンドライの恋

    今回は映画の話である。シャンドライはアフリカから逃れてローマにやって来た。彼女の国は強権政権のようで、異分子と見なされた夫が投獄されたのだ。いつ出獄できるのかもわからない。今はピアニストのキンスキー氏の屋敷で掃除婦をしながら医学校に通っている。キンスキー氏とは二言三言の言葉をかわすだけである。それなのに、突然、キンスキー氏はシャンドライに求婚する。戸惑うシャンドライは「わたしを愛しているというのな...

  • 一坪プロムナード

    寒かったり、暖かかったり体調を崩しやすい日々が続きますがお元気ですか?花粉やインフルエンザ、マイナス要因ばかり目立ちますが春はもう足元に来ています。我が家の狭い庭、さらにその一坪ほどの場所に春の草花が競って花を咲かせています。マクロレンズを持って、庭を一坪散歩して見ました。毎年お馴染みのキュウリグサ薄い青の可憐な花なのですが花の大きさは、2~3mmしかありません。よほど注意して見ないとまず見つかりま...

  • sewing bee

    いつからNHKはネット動画を流し始めたのか。我が家は昔からテレビを置いていない。したがって、NHKの受信料は支払っていなかった。が、テレビのない家というのは稀なのか、疑いの目を持って、しつこく徴収員が訪れた。ネット動画はパソコンで見ることができる。ひねくれた見方をすれば、受信料を隈なく徴収するためにも動画を強引に流し始めたともとれる行いである。かつて受けた印象が悪いので、意地悪な見方をしてしまいたくなる...

  • スナップ スナップ

    3月に入りましたけれど、まだまだ寒い日々が続きます。今回は、この冬に撮ったスナップ写真を紹介します。スナップ写真というと、現場でサッと撮った写真というイメージがあると思いますが、ここにアップしたのは、特集するには枚数が少なすぎる、という写真たちです。どうぞ楽しんで行ってください。冬と言えば日本水仙ですね。寒い時に咲く貴重な花、清楚な引き締まった花の香も好きです。近くの相模原公園で撮りました。そこか...

  • 料理と性格

    我が家では昼はET、夜はKJが食事を作ることになっている。この取り決めは数年前から続いている。面白いもので、料理への取り組みには性格が色濃く反映する。ETは写真を撮るときの姿勢と同じで極めて感覚的に料理をする。しかも簡単で基本的なものしか作らない。調味料を入れるときも適当で計量スプーンは使わない。その都度、「こんな感じかな」ってな、もんである。とっさの思い付きで、ごま油で焼いた蒲鉾を薄切りのりんごで挟ん...

  • 長谷寺の地蔵様

    ETが少し前に取り上げた「長谷」、その中にもありました長谷寺を写真と共に歩いてみます。ここは長谷寺の本堂です。青空高く鬼瓦が守護するこの建物は麓から続く階段を登りきったところにあります。ここに着くまでに、この寺には沢山の地蔵様がありました。それを紹介していきましょう。先ず、麓の池の脇にある3体の「ふれ愛観音」、真ん中の観音様にピントが合っています。ふれ愛というくらいですから、触ってもいいんですね。左...

  • 懐かしの写真

    今回は10年前に撮った写真を載せてみようと思う。だいたい写真撮影を始めたころである。当時はE-PL5のカメラでズームレンズを使っていた。今は単焦点のレンズなので、勝手が違う。カメラの使い始めはズームレンズの方が慣れやすかった。ただしカメラアイというのは変わらない。10年たっても変わらないなぁと我ながらに思う。感性というのはよっぽどのことがない限り、変わらないのかもしれない。隣町の夜の食堂の看板これはどこで...

  • 江ノ電スナップ

    2月に入っても、寒い日が続きます。寒い時は、明るく暖かい場所に行きたくなります。それで、湘南の海を眺められる江ノ電に、つい、気持ちが傾いてしまいます。ちょうど10回前の回に引き続いて江ノ電のスナップを集めてみました。明るい光がどうぞ、届きますように!江ノ電が藤沢駅に入って来る時、それは撮影モードに切り替わる時です。ここから、その日の撮影時間が始まります。電車に乗り込んで、席が空いていても大抵、座りま...

  • 長谷

    最近は湘南方面へ撮影に行く。今回は長谷寺を目指して、いざ行かん!長谷は大仏様で有名だが、長谷寺も負けず劣らず知名度は高いという。長谷寺の歴史云々というよりは、面白い被写体を探してという意識で出かける。こういう考えでは神仏のばちが当たるかもしれない。くわばら、くわばら。神さま、広い心で受け止めてくださいませ。豆やの看板、凛々しさに惹かれる鎌倉彫の店、カーテンと広告のマッチングが面白い赤い看板に惹かれ...

  • 隠れキリシタン

    寒い日々が続きます。寒さも本番ですね。昨年末のクリスマスの時期に、大磯の澤田美喜記念館を尋ねました。コロナで、しばらく見学することができなかったのですが、土日のみ(毎週ではありません)開館され、閲覧できるようになりました。澤田美喜女史はクリスチャンであり、孤児の為に、エリザベス・サンダース・ホームを設立しました。この記念館は、女史の死後に建てられたものです。この記念館は隠れキリシタンの遺物を展示し...

  • 花菜ガーデン

    神奈川県平塚市にある花菜ガーデンに1月の5日に行った。花時ではないのを重々承知の上での撮影である。それでも何か面白い光景が見つけられるかもしれないとの思いはあった。「どこでもいつでも被写体を見つけよう!」はKJの口癖である。ETはそんな言葉をさらっと聞き流し、「そういう訳には簡単にいかないよ」と言葉に出さずに心の中でつぶやくのが常である。が、しかし、あにはからんや冬枯れの光景は案外面白かったのである。枯...

  • 家を眺める 部屋を眺める

    2024年になりました。今年もよろしくお願いします。去年の11月に藤沢の住宅展示場に行って来ました。興味深く見学できたのですが、写真と共に色々と雑感を書いてみます。住宅展示場は、実際の生活が入ってくる前のいわば仮想の空間ですから、美術館のような雰囲気があります。台所も光を活かして、すっきりとまとまっています。この家は、ドーム型の家です。中をのぞいてみると直接ドームの天辺の天井が見えます。広々とした空間、...

  • 保温調理

    記憶のかけらから「保温調理」の文字が突然立ち上り、「あぁ、保温調理も家計に貢献するなぁ」と思いつく。最近は時々この方法を使う。煮物やシチュウなどに効果、大である。10分ぐらい火にかけて、あとは座布団、ストールなどでくるむのである。とにかくその辺にあるもので暖が取れそうなものなら何でもよい。本当は保温用の鍋帽子を作ればよいのだが、まだそこまでは腰が上がらない。煮物やシチュウは朝、仕込み、昼にはしっかり...

  • 大船観音

    11月の晴れた日、大船観音寺を訪れました。大船駅からも見える山の上の大きな白い観音像のある寺なので、知っている方も多いかと思います。若い頃、駅を通過する時最初に眺めた時から約40年、ようやく初めて実際に行ってみました。藤沢駅からは、大船まで一駅だけで済むJR を使わず、江ノ電に乗りました。こんな酔狂をしたのは、江の島から大船行きの湘南モノレールに乗ってみたかったからです。江ノ電の藤沢駅ホーム、このレール...

  • 台所

    Bess という住宅展示場に行ってきた。4軒ほど中に入って写真を撮らせてもらう。「自然と親しむおおらかな暮らし」がコンセプトなのか、木のぬくもりを感じる家々であった。各家には薪ストーブがついていた。経験したことはないが、薪で暖をとるのは、かなり暖かいらしい。今回はそこで撮った台所の写真を載せてみようと思う。日々使っている台所と違って、生活感はないが、「こんな台所はいかがですか。」という声が聞こえてくるよ...

  • つわぶきの花

    師走に入り酷暑は、まるで夢だったように遠くへいってしまい、冷たい空気が空から降りてきます。今週は、晩秋に庭を彩ってくれた「つわぶきの花」を取り上げました。鎌倉で、つわぶきを見つけました。掲示板の下という、地味な場所に植えられています。確かに派手な花ではありませんが、花の少ない晩秋を彩る貴重な花です。花びらのように見えるのは、舌状花(ぜつじょうか)です。一枚一枚が花なんです。そして、中央には、今は雌...

  • Queen Victoria

    今回の写真は鎌倉にある英国アンティーク博物館、Victorian Roomで撮影した。言わずと知れたヴィクトリア女王の時代がテーマの部屋である。ヴィクトリア女王は19世紀、イギリスに63年7か月在位した人物である。エリザベス女王2世の70年7か月に次ぐ長期に渡る在位期間である。この時代イギリスは帝国主義に突き進み、地球の全陸地面積の四分の一、全人口の四分の一を手に入れている。従って、「大英帝国の象徴」ともいわれる。帝国...

  • 江ノ電

    今年も、もう11月下旬で年末も近く、イルミネーションの話題もあちこちで聞かれますが、今回は、10月に撮った江ノ電の写真を見て頂こうかと思っています。スマートフォンの写真だけでまとめてみましたが、撮影している間、とても明るい気持ちでいられました。降り注ぐ秋の陽光が、この日は溢れていました。江ノ電の窓からは海が見えます。明るい光を反射する海と江の島、湘南の真っ只中にいるような気分です。終点の鎌倉駅の車止め...

  • undercurrent

    青の傭兵ブロガーが紹介していた映画である。アンダーカレントという言葉に惹かれたので、原作を読んでみようと思った。原作は漫画である。豊田徹也という漫画家。やはり漫画家の谷口ジローが称賛のコメントを書いている。ご本人も谷口ジローの漫画が好きであるようだ。絵が似ている。話の持って行きようも通じるところがある。重くならず、軽くならず、読み進むことが出来る。だいたいアンダーカレントとはどういう意味なのか。意...

  • 鎌倉 英国アンティーク博物館

    鎌倉の若宮大路に英国アンティーク博物館が出来たと聞いてから1年、ようやく先日実際に行ってきました。有名な通りに、黒い目立つ車が置いてありますから場所が分からないという事は、まずないと思います。1階はミュージアムショップ、展示は2階からです。アンティークの雰囲気を醸し出すように階段も演出しています。2階は、ジョージアン時代(1830年迄の時代)の展示で金色に輝く品物が所狭しと並べられています。この階では、金...

  • 小田原文学館と松本剛吉別邸

    前回に引き続いて、小田原文学館を取り上げます。何しろ、いつも二人で撮影に行きますので、同じ場所での撮影になってしまうんです。ただカメラアイはそれぞれ違いますので、場所は同じでも当然のことながら写真は違うものになります。今回は小田原文学館に加えて松本剛吉別邸の写真も入れました。松本幸吉別邸は文学館から徒歩5分の所にあります。楽しんでいただければ幸いです。文学館の屋根はスパニッシュ瓦というものを使って...

  • 小田原文学館

    10月も後半ですね。ハロウィンが近づき、冬の声が遠くで聞こえています。今月初め、小田原文学館に行って来ました。北原白秋や尾崎一雄など小田原にゆかりのある文筆家の資料や写真を展示している施設です。来訪する人も少なく、ゆったりと秋の一日を過ごすことが出来ました。今回は夢見るような雰囲気で進めてみようと思います。敷地内は庭園に仕立ててあります。桜の木蔭に、洋風の椅子とテーブル、和の桜と西洋への憧れ、昔の匂...

  • 彼岸花燃える たたずむダリア

    炎の中の彼岸花光に向かって陰の中でひっそりと送り花として咲くすっくと立つダリアの色は優しい光の使者として炎の衣を纏って彼岸花は炎の中で咲くように撮るのが好きです。ダリアはいつもマクロレンズで撮っていましたが、今回はノクチロンで撮りました。どのように撮ったらよいのか迷いがありました。花は被写体として惹かれるものと題材としては迷い続けるものがありますね。ダリアの和名は「天竺牡丹」というそうです。インド...

  • 湘南は明るい光に溢れていた

    9月末、天気の良さそうな日を狙って江の島方面に出掛けました。コロナが広がり始めてから、車以外の遠出は控えていたのですが、マスクなどの注意を怠らないようにし、思い切って電車を使ってみました。ほぼ4年ぶりに乗った電車の窓から眺める景色は新鮮でした。降りた駅は、小田急線の片瀬江ノ島駅。ここから、海岸を巡り、その後、すばな通りを抜けて江ノ電の江の島駅に向かいます。「すばな」とは不思議な名前ですが、河口に出来...

  • ファッションは演出する

    コロナ禍の外出自粛後、3年ぶりに電車に乗った。自ずと人々の服装に目が行く。巷ではどんなファッションが流行しているのかを見るのは面白い。行楽地に行く電車なので、皆Tシャツにズボンやスカートというくだけた服装が多い。中でも目を引いたのは藤田嗣治のような髪型に丸い眼鏡をかけた女性である。ひざ丈のズボンにだぶっとしたシャツを着ていた。靴は運動靴。初め女性なのか男性なのか瞬時には判断がつきかねたが何気なく見て...

  • 彼岸花の季節

    9月も終わりに近づき、まだ暑い日はありますが、ようやく秋が感じられるようになって来ました。ほっと一息です。この季節に咲く彼岸花、毎年見ている筈ですがいつ見ても独特の花だと感じます。今回は写真を撮った時の様子を書いてみました。光が花のちょうど真ん中あたりで切れていましたので、その明暗の表情を撮りました。ここ相模原市北公園の彼岸花は木漏れ日の差し込む林に咲いています。日影から光に浮かび上がる感じを強調...

  • 紙が無くなる日

    世間での紙の使用が減りつつあるのに今更ながらに気づく。ガス、電気などはずいぶん以前から請求書券領収書を発行しなくなった。「自分でネットを開いて確認してください」という状態だ。紙の請求書や領収書が欲しい場合は有料になる。新聞も紙よりデジタル版の方が格安だ。銀行にしてもなるべく紙は使いたくない姿勢である。インターネットバンキングを勧めて紙の通帳を無くしたい思いが見える。紙の使用は経費が嵩むのだろう。本...

  • 夏はいつ終わるのか

    9月中旬に差し掛かりましたが、まだ暑いですね。今週は、夏の盛りの昼と夜の様子を撮った写真をアップしました。今年の夏も暑かったですが、何とか熱中症にならずに過ごせました。9月の彼岸を過ぎれば、秋はもう目の前です。晩夏の虫の声を聞きながら、暑さを振り返ってみます。真夏に咲く花は多くないですけれど、ヒマワリはその少数派の代表です。暑さと湿気の中、すっくと立つ姿は力強くりりしいです。青空をバックにするとヒマ...

  • 古道具 中野商店

    本を整理する際、全てを一度に処分することは出来ない。これはまだ後で読むだろうと言う本は残しておく。川上弘美さんの「古道具 中野商店」もその一冊である。元気がない時に読むのがふさわしい。数行おきに笑いがこぼれる。「ふふふ」「ははは」とおもわず声が出て顔が緩む。古道具店の話である。主な登場人物は4人。とぼけた店主の中野さん。いつも正ちゃん帽かニット帽をかぶっている。アルバイトのヒトミさんとタケオ。今風...

  • 風向きの変わる日

    今まで吹いていた風が突然違う方向に吹き始める日というのが時々あります。2階のエアコンが壊れて、新しいエアコンを買いました。その日は、その新しいエアコンを取り付ける工事日で、朝から天気も良く、工事の方が来た時も熱中症を心配するほどの暑さでした。ちょうど昼12時頃から工事が始まり、順調に進んでいたのですが、午後2時ごろから雲行きが怪しくなり、雷が聞こえ始めました。雨が降らなければいいなと思っている所へ、間...

  • 金魚

    前回のKJのブログに引き続き、今回も魚の話になります。お付き合いいただけますように。もう、随分前に金魚を庭で飼っていた。木蓮の木の下に益子で買ってきた大きな鉢を置いて3匹遊ばせていた。名前は黒べい、APPLE、苺大福。黒でめきんに赤い琉金、頭の赤い丹頂。仲良く、楽し気にひらひらと泳いでいた。そのうちに、APPLEが病気になって死んだ。そこで同じく赤い琉金を買って放した。赤い火星にちなんでマースと名前を付けた。...

  • 池の水替え

    8月も中盤に入り、そろそろ秋の虫の声も聞こえ始めました。猛暑の夏はまだ続くかもしれませんが、爽やかな秋の到来も遠くに見えてきています。今週の写真は、「相模川ふれあい科学館」で撮ったものです。ここは、相模川やその周辺に棲む生き物(淡水魚中心)を展示しているいわば水族館のような場所です。その写真と共に、池の水替えの話題をお届けします。海老名にある実家には、畳一枚ほどの大きさの池がありました。今日お話し...

  • 心の弾力性

    日本社会の御多分にもれず、近隣には高齢者が増えた。高齢の夫婦二人で暮らしていると、お互いの属性が鼻についてくるらしい。特に気持ちの弾力が無くなって、お相手の属性が不満になり受け入れにくくなるようだ。年を取るということは自分以外の人を受け入れる心の弾力が無くなっていくことかもしれない。ETとKJも社会的には、いつの間にか高齢者に振り分けられる年齢になった。ETは短気、KJは全てにおいて論理に走りすぎるという...

  • 酷暑の夏

    8月に入りました。暑い日々が続いていますが、皆さんは、この酷暑をどう乗り切っていますか?今週は、暑さについて書いてみようを思います。(今回の写真は、題名通り、酷暑の日、町田 薬師池公園の蓮池周辺で撮ったものです。)我が家には、特にお勧めできるような避暑方法がある訳ではありません。暑い時は家に居ずに、出かけて行ってショッピングモールや図書館で過ごしています。同じように考えている方も多いと見えてショッ...

  • バレーダンサー

    バレーはもともとヨーロッパ文化のものだと思っていたが、今では日本人のバレーダンサーもかなり増えているのだと気づく。本田千晃さんが公開しているYouTube「ちあこちゃんねる」を見て実感する。本田さんはバレリーナとして活躍して10年が過ぎた。スロバキア国立バレー団で7年、その前にどこかのバレー団で3年の経験を積み、今日本に戻って、スターダンサーズバレー団に所属している。クラシックバレーに関しては、森下洋子さん...

  • 相模川の夜釣り

    夏休みが始まりますね。今週は、以前夏休みにした「鯉釣り」について書いてみようと思います。学生の時、夏休みは海老名(えびな)の実家に戻っていました。その時、相模川(さがみがわ)によく鯉を釣りに出かけました。釣った魚は、家に持ち帰り池に放したり、料理して食べたりします。魚はあまり好きではなかったのですが、釣った魚は、自分で捌くせいか、気合が入って不思議においしく食べられました。01大物の鯉を釣るには、練...

  • 青の島とねこ一匹

    気が向くとキンドル版の漫画を読む。「青の島とねこ一匹」がおもしろい!瀬戸内海の架空の島、凪島を舞台に青という名の女子高校生とオスの三毛猫(オスの三毛猫というのは3万匹に1匹の割でしか生まれないらしい)を中心に話が進む。何よりも好ましいのは絵が美しい。伸び伸びと両手を広げて大空を仰ぐような感じの絵である。すがすがしく、伸びやか。小さい子を描いても、高校生を描いても年齢差がしっかりと出ている。そして郷土...

  • 七夕の夜

    七夕を迎えると、一年の半分が過ぎて、これから本格的な暑さがやって来るという季節感があります。最近では、七夕が来ても梅雨が明けていないですが、お隣、韓国でも七夕の時はちょうど梅雨時だそうです。牽牛と織女が一年に一度の出会いで、うれし涙を流すので、韓国では、「七夕は雨だ」というのが、ほとんど定説のようです。七夕の夜空は、晴れてさえいれば、涼しい夜風に当たりながら爽やかな星空探索が出来ますね。前置きが長...

  • 食べ物

    今回は食べ物の写真を載せることにする。楽し気に散りばめたつもり。写真から楽しいリズムが伝わりますように。もうすぐ暑い夏がやって来る! かぶりつきたくなる一枚友達が送ってくれたあんこ天米 和の静謐を出せたか?色とりどりのマカロンばらまいたキャンディー赤カブ so cute!cherry tomatoes冬の日に食べた熱々蕎麦three cherries今回のETの写真を見ていて、はたと思いました。スイカの写真など、もし僕が撮るなら赤が鮮...

  • 雨の日にカメラを持って

    雨のシーズンですね。今週は、雨の日に外へ出て撮った写真をアップしました。ほとんどの写真は、庭か車の中で撮ったものです。雨の日は濡れる、とか言っていると写真は撮れませんが、雨上がりに庭とか車の中から撮る写真は楽ですね。ドウダンツツジの葉の水滴です。水滴の中に写っているのはバックでぼけている近所の家です。「水滴レンズ」は魚眼のようです。ギボウシの蕾に豪華に貼りついた水滴。ギボウシの葉の上には小さな池が...

  • 街を撮る

    久し振りに街撮りに出かける。大方が隣町の町田で撮影。最後の1枚が南大沢での写真である。街撮りは肖像権なるものがあるので、人が写らないように撮らねばならない。人を入れる光景は面白いと思うのだが、そうはいかない。おのずとウィンドゥから店をのぞく写真が多くなる。反射を使う写真は好きなので、それもまたよし、である。今回歩いた通りは飲み屋さんが多かったウィンドゥをのぞくとどうしても自分の影が映ってしまう細長...

  • 道端の草花

    6月、水の季節がやって来ました。衣替え、鮎釣り、梅雨の季節を彩る行事が色々あります。最近は、梅雨時の大雨、台風、梅雨後の猛暑と生活を脅かす天候の厳しさが一段と増してきましたが、それでも季節の移り変わりを楽しむ心はまだ消えていません。今週は、6月、道端、野辺に咲く草花を集めてみました。季節感が少しでも伝えられるなら幸いです。最初は夕化粧(ユウゲショウ)です。アメリカからの帰化植物ですが、草むらに遠目で...

  • Ladies in Lavender

    最近では、思いつくままに好きなことを書いて、写真を付ける形のブログが続いている。KJにも影響したのか、このごろでは彼もこの形が多い。今回はイギリス映画、Ladies in lavender について書いてみよう。2004年制作の映画で邦題が「ラベンダーの咲く庭で」である。原題と邦題が合わないと思うが、今回はその辺のことは触れずにおこう。アシュラーは激しい恋に身を焦がすこともなく、生活苦に喘ぐこともなく、穏やかに老年に達し...

  • ボブ・ディランを聴きますか?

    今週は、歌の話題、ボブ・ディランの事を書いてみようと思います。ディランも今月5月24日が誕生日です。1941年生まれですから、今年の誕生日を過ぎれば、82歳になりますね。ディランの音楽は若いころから好きで、よく聴いていました。何が好きだったのかというと、もうそれはディランの歌の力でした。一人で歌う時とバンドの中で歌う時とは、伴奏する楽器や音量が違いますが、変らないのは、その歌から流れてくる力です。ディラン...

  • ばらは咲く

    神奈川県相模原市の北公園でばらを撮影。花は蕾が多く、これから開いていくようだった。どちらかと言えば、蕾の方が面白い被写体だと思う。花が開いてからはマクロで写そう。ぼうっとした雰囲気の中で花開かんつぼみつぼみうしろに影を抱いて寄ってしみのあるつぼみが並んでくるくる、くるくる・・・ピンクの小ばら、ばら、ばらぼけが好きで、ぼけを活かしたく花を撮る。楽しんでいただけたらうれしく思います。人間の目には、カメ...

  • 小さなカメラで撮った小さな庭の小さな植物 Small flowers in our Small garden with Small camera

    5月連休も終わり、日常が返ってきました。まだまだ爽やかな皐月の空は、高く澄んでいます。今週は、家の狭い庭に咲いた小さな草花の特集です。言葉を替えれば、雑草なのですが、それで片付けてしまうには惜しい造形美を持っています。1㎝ほどの花から始めて、だんだん小さくなって行きます。その小さくなり具合をどうぞ楽しんで下さい。これは、カタバミの花です。大きさ(花の一番大きい横幅)は、8~10㎜。葉もクローバー型で、...

  • Tom's Midnight Garden

    今日は子供の日に因んで、児童文学の中でも代表作と言われるTom’s Midnight Gardenについて書いてみたい。1958年発表のイギリス児童文学である。フィリパ ピアスという女性作家の作品だ。今では古典の部類に入るかもしれないが愛読書の一つである。時に広げては好きな箇所に目を通し、英語を忘れないための音読などもしてみる。岩波から翻訳ものが出ている。「トムは真夜中の庭で」という題名で高杉一郎さんが訳している。タイト...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、KJFさんをフォローしませんか?

ハンドル名
KJFさん
ブログタイトル
写真と歩く Photo Walk
フォロー
写真と歩く Photo Walk

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用