ブルックナー生誕200年のアニバーサリーイヤーということで、今年は世界各地で様々なブルックナーの演奏が行われたようだが、NHKではこのうちファビオ・ルイージ指揮NHK交響楽団による第8番の〈初稿〉という珍しいバージョンの演奏の模様を「クラシック音楽館」で、また現代
バイロイト・ザルツブルク音楽祭やベルリン、ウィーンなど国内外でのオペラ鑑賞記や旅行記、主にワーグナーやR・シュトラウス、ベートーヴェン、モーツァルトなどドイツ・オーストリアのクラシック音楽を取り上げています。
クラシック音楽、主にドイツのオーケストラとオペラの鑑賞が趣味のgrunerwaldのブログです。特にワーグナー、R・シュトラウス、モーツァルト、ベートーヴェン、マーラー、ブルックナー等。他にドイツのこと諸々、旅行、CD、ステレオ、ドイツ・オーストリア・ウィーンに関する記事等。
NHK/ルイジのブルックナー第8番〈初稿〉とブロムシュテットの9番
ブルックナー生誕200年のアニバーサリーイヤーということで、今年は世界各地で様々なブルックナーの演奏が行われたようだが、NHKではこのうちファビオ・ルイージ指揮NHK交響楽団による第8番の〈初稿〉という珍しいバージョンの演奏の模様を「クラシック音楽館」で、また現代
今年度文化庁芸術祭の一環として、京都市の京都コンサートホールでは「アジア・オーケストラウィーク」と銘打って、10月19日シンガポール交響楽団(指揮ハンス・グラーフ、ピアノ/エレーヌ・グリモー)、続いて10月22日に京都市交響楽団(指揮大友直人)の演奏会が催された。
運転免許証の更新手続きに近くの警察署に行ってきた。数分ほど手前の椅子で待っている間、カウンターに掲示された煽り運転防止の啓発ポスターが目に留まって、思わずその出来栄えに感心してしまった。こどものピュアなこころで描いたものはさすがにストレートでポイントをつ
9月も下旬と言うのに、今年は暑さがしつこかった。ようやくここ数日でその暑さもやわらぎ、朝夕には虫の声も涼やかに聞こえるようになった。いつもの散歩道で、久々に鮮やかな夕焼け空がひろがっているのに気づいた。同じ空でも、いつもいつもきれいな夕焼け空が見れるとは限
中公新書「張学良はなぜ西安事変に走ったか」岸田五郎著-その②
承前当時の中国国民党総裁を武力制圧し、2週間に渡り軟禁状態に置いたうえで政策変更を要求した訳であるから、これはもうれっきとしたクーデターである。双方に多数の死傷者も出ている。ただし、張学良と楊虎城は単なる政治的野心から蔣介石をなきものとして自分たちが最高権
中公新書「張学良はなぜ西安事変に走ったか」岸田五郎著-その①
日本では、旧日本軍が関与した張作霖爆殺事件(1928年6月4日)の印象が強烈すぎて、彼の死後その地盤の中国東北部(旧満州)を日本の関東軍に奪われた息子の張学良のことに関しては、あまり関心が持たれていないし、よく知られていないのではないか。当時中国は袁世凱の流れ
①映画「ソウルの春」先週末は現在公開中の映画「ソウルの春」を観てきた。この映画は、朴正熙大統領暗殺事件後の1979年12月12日に韓国の首都ソウルで実際に発生した軍事クーデターをモティーフにしている。ただ、純粋に史実を忠実に再現したノン・フィクションかと言うとそ
このブログでは従来クラシックとりわけワーグナーなどのドイツ音楽に比重を置いてきているが、それ以外の関心事についてまったく取り上げて来なかったわけではない。たまに見る映画や書籍、TVドキュメンタリーや歴史に関する事柄も、興味と(書く)気力があれば雑多に取り上
FBIがクルックス容疑者の銃の写真を公開/CBS NEWS他
クルックス容疑者がトランプ氏暗殺未遂事件で使用したとされる銃の写真を28日、FBIが新たに公開した。米CBS NEWSの報道。容疑者が使用したと思われる銃(AR-15)の全体写真(a)が一枚と、黒いバックパックの左に配置された分解された状態の銃の写真(b)が一枚=下のCBS動画の記
1.6米議会暴動/最初に侵入した男に4年半の実刑/CBS NEWS他
1.2021年1月6日に起きた合衆国議会乱入事件で、最初に議会に乱入した暴徒の男に53か月に実刑判決BBC NEWSーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2.超党派議員団によるトランプ氏銃撃事件(2024.7.13)に関するタスクフォー
その提出者についてはいまだどう評価すべきか確信が持てないので深追いはしないが、今日の時点でこうした動きがあったことだけは記録として残しておこう↓Republican Rep. Clay Higgins of Louisiana released a preliminary report Thursday detailing the assassination at
銃撃事件時の警官ボディカム映像長尺編/Police Activity
Police Activity というユーチューブチャンネルがある。アメリカの警察官のボディカム映像を公開しているサイトだが、そのほとんどは警官が犯罪容疑者をその場で射殺する際の修正無しのエグい映像ばかりなので、もちろん普段からこんなものばかりをチェックしているわけでは
これについては昨夜、バトラーでのトランプ氏銃撃事件フォロワーにはすっかりお馴染みの存在となった Dave Stewart の X でRTされていて知ったのだが、昨夜の段階では「BWC 2 122111」の認識番号が刻印された警察官のボディカムの20分ほどの映像を投稿している 別人のX アカ
クルックス容疑者に最初に接触した警察官のボディカム映像(追記あり)
まずは銃撃事件直前に最初にAGR建物南棟の屋根上のクルックス容疑者に接触を試みたという、現地バトラー警察官の最新のボディカム映像が→こちら出元は、保守系コラムニスト・ユーチューバーらしいが、すでに多くのメディアで共有されている。なぜか肝心の銃撃時の音声が消さ
FUCK the 陰謀論。PERIOD.と、まずはじめにスタンスを明確に断ったうえで、トランプ氏暗殺未遂事件関連の後追いを続けよう。事件から二週間以上が経過し、遠くアメリカはペンシルバニア州で起こったこと。パリオリンピックも始まっていて、高校野球もそろそろ本番だ。記者と
トランプ前大統領が銃撃された際に負傷したラリー参加者の James Copenhaver氏がその直前に撮影していたスマートホン動画に、偶然トランプ前大統領の向こうのAGR建物屋根上にいるクルックス容疑者の姿が撮影されていた。74歳の同氏はトランプ氏背後の特設観客席の上手側にい
昨年(2023年)10月7日のハマスによるイスラエル領内への奇襲攻撃に対する反撃と称して、イスラエルはガザ地区に対して壊滅的な武力攻撃を続けている。人質奪還とハマスの残党狩りを名目に、事実上パレスチナ人を閉じ込めていたガザ地区のほとんど全域を圧倒的な武力により瓦
7/25 バイロイト音楽祭2024「トリスタンとイゾルデ」ライブストリーム
昨夜(7/25)セミヨン・ビシュコフ指揮の「トリスタンとイゾルデ」で幕を開けた最新のバイロイト音楽祭初日の模様がドイチュ・グラモフォンの「ステージプラス」で生中継ライブ配信された。現地時間の午後4時開演、7時間の時差がある日本では午後11時からの配信だった。うっ
CNN/トランプ氏銃撃事件/SSと州警察の連携ミスの可能性(追記・再追記あり)
今月ペンシルバニア州で起きたトランプ前大統領銃撃・暗殺未遂事件について、CNNは要人警護にあたるシークレットサービスと、銃撃犯容疑者がいた集会会場外の隣接エリアの警備を担当していた現地州警察との間の連携ミスが事件を招いた可能性を指摘している。英語版のCNNのペ
トランプ前大統領銃撃事件の容疑者が辛くもその場で射殺されたことにより、星条旗がはためく下で耳から出血しガッツポーズでSPに囲まれるトランプ氏の写真は多分後世に残る歴史的な一枚となっただろうが(好き嫌いは別として)、上の一枚目のカウンター狙撃手二人の写真もい
世界に衝撃を与えたトランプ氏暗殺未遂事件から二日が経ち、当然ながら様々な報道が溢れている。その場で射殺された20歳の男性容疑者については、現場の工場屋根上でアサルトライフルを演説会場に向けて構えているところを目撃されており、実行犯であることは疑いなさそうで
CNN/トランプ氏狙撃犯の位置を特定 BBC/狙撃犯目撃者証言
Map: The distance between the suspected gunman and where Trump was shot is approximately 400-500 feet.上のCNN記事の中ほどにある google map に表記されている BUTLER FARM SHOW GROUND を参考にあらためて google map で見てみると、現場となった演説会場は BUTLER
ワーグナー関連の話題は3月の末に東京春祭の「トリスタンとイゾルデ」(ヤノフスキ指揮NHK響)の鑑賞記事を書いて以来でひさしぶりになる。その間に釜山に旅行に行ったり、気持ちのよい晴天が結構何日も続いたので完全にウェストコーストなバーボン気分になっていて、なかな
今日土曜日は日中汗ばむくらいに気温が上がり、はやくも夏の到来を感じさせた。ここ数日は天気もよく過ごしやすい日が続いていて、夕暮れ時などは先のブログで取り上げたセンチメンタル・シティ・ロマンスやドゥービー・ブラザースのCDなどを聴きながら昨夏に買ったジャック
昨日はセンチメンタルシティロマンスのことを取り上げようとしていて、Youtube をあれこれと見ているうちに吉田美奈子の若い頃の動画を発見して、感激のあまりついつい脱線してしまった。このブログではオペラやクラシックの話題を主に取り上げてきているし、ライブドアのエ
センチメンタル・シティ・ロマンスのことを書こうかと思って Youtube で旧い動画をあれこれと見ていたら、偶然1975年のティン・パン・アレーの実演の模様の動画に行き当たった。細野さんをはじめティンパンの動画も貴重だが、1975年の歌って踊る若き吉田美奈子の貴重な映像を
5日目。石窟庵→仏国寺→大陵苑(天馬塚)慶州での二日目午前中は幸いお天気が回復し、絶好の観光日和となった。この日は午前に仏国寺(プルグクサ)と石窟庵(ソックラン)を回り、午後に市内の大陵苑(デルンウォン)という新羅時代の古墳群を観てまわることにしていた。予
4日目。釜山 → 慶州移動日。朝食をしっかりと食べた後、9時30分にホテルをチェックアウト。タクシーで海雲台駅近くの市外(シウェ)バスターミナルへ。事前にグーグルマップで場所を下調べしていて、バスも利用客側も利用しにくそうな古い建物だなと思っていたら、案の定そ
①釜山タワー 3日目はホテル目の前の海雲台(ヘウンデ)ビーチのバス停から市内バスで釜山タワーのある南浦(ナムポ)エリアへ移動。前日の座れない地下鉄移動に懲りて、せっかく目の前に便利なバス路線の停留所があるのだから、この日はバスでゆったり座って約50分で南浦の
①甘村文化村(カンチョン ムナマウル)釜山2日目は、午前中に2人~4人乗りのゴンドラで海岸線を遊覧できる「スカイカプセル」に乗ろうと、前夜訪れた Busan X the Sky ビルの先の尾浦(ミポ)の乗り場に向かうが、やはり人気のアトラクションなうえに一両ごとの乗車可能人数
1日目 関西国際空港 11:00 発のエア・プサンBX123便で出発。釜山の金海(Kim Hae = キメ)国際空港に 12:25 到着。キメ空港は釜山広域市の西域にあり、市内中心部の西面(Seo Myeon = ソミョン)辺りまでなら地下鉄で40-50分程度だが、今回宿泊地に選んだのは市内東部の海雲台
春の大型連休前半を利用して、釜山 (Busan)と慶州(Gyeong Ju)を旅行してきた。この時期にまとまった旅行をするのはほぼ10年ぶり。このブログを開始したのも11年前からだが、ここではほぼオペラやクラシックコンサートの鑑賞を主軸にしたドイツ・オーストリア方面の旅行関連記
NHK-BS/バイエルン国立歌劇場「こうもり」ユロウスキ指揮コスキー演出
ウラディーミル・ユロウスキ指揮/バリー・コスキー演出によるバイエルン国立歌劇場の新演出「こうもり」(2023年12月28,31日収録)の模様がさっそくNHK-BSプレミアムシアターで放送された(4/15)。バイエルン国立歌劇場の「こうもり」と言えば、言うまでもなくカルロス・ク
ウラディーミル・ユロウスキ指揮/バリー・コスキー演出によるバイエルン国立歌劇場の新演出「こうもり」(2023年12月28,31日収録)の模様がさっそくNHK-BSプレミアムシアターで放送された(4/15)。バイエルン国立歌劇場の「こうもり」と言えば、言うまでもなくカルロス・ク
先週の金曜、日曜に続けて今日の水曜日は京都市衣笠山の北西にある桜の景勝地「原谷苑」へ。こうも続けて満開の桜を追いかけたのは我ながらめずらしい。昨日の雨で散ってないかと気がかりだったが、幸い強い雨は東日本方面に抜けたらしいのと、ここの桜はソメイヨシノよりも
今年は近年にしては珍しく、入学式シーズンに桜満開の頃を迎えた。昔はこのくらいの時期が普通だったが、最近の温暖化現象でここ数年は桜の開花も早くなっていたような気がする。今日は快晴で気温も25℃も越え、上着が不要なくらいで桜も一気に満開となった。わずか二日前の
3/29 BCJ「マタイ受難曲」/東京オペラシティコンサートホール
翌日のヤノフスキ指揮N響の「トリスタンとイゾルデ」の感想と順序が逆になったが、3/29の聖金曜日は東京オペラシティコンサートホール(タケミツメモリアル)での「マタイ受難曲」を鑑賞(18:30開演)。鈴木優人指揮、バッハ・コレギウム・ジャパンの合唱と演奏。なんとも素
3/30 東京春音楽祭「トリスタンとイゾルデ」ヤノフスキ指揮N響
3/30(土) 東京文化会館大ホール 午後3時開演。マレク・ヤノフスキ指揮 NHK交響楽団演奏「トリスタンとイゾルデ」を鑑賞してきた。このタッグでは昨年の「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を聴いており、以前にも「指環」や「ローエングリン」など、何度かクオリティ
(左)中村隼人(右)南座マスコットキャラクター兼宣伝部長のミナミーナ今年はめずらしく1月、2月、3月と続けて若手役者主体の「花形歌舞伎」を観るという、今までにはない経験をした。京都南座、3月16日(土)午後3時半開演。芝居開演に先立ち場内の照明が落ちると、後方の扉
先日びわ湖ホールでの「ばらの騎士」の上演があったおかげで、この2月、3月は同オペラのいくつもの過去映像をたっぷりと観直す機会が持てた。リヒャルト・シュトラウスの最も人気ある演目のことだけあって、録音だけでなくライブ上演の映像でも実に多くの質の高い作品が残さ
びわ湖ホールプロデュースオペラ「ばらの騎士」を観て来た。3月2日(土)、3日(日)、びわ湖ホール(大ホール)午後2時開演。阪哲郎指揮京都市交響楽団演奏、演出中村敬一。沼尻竜典・前芸術監督から阪・新監督にバトンが渡されてから初の春のプロデュースオペラ公演となる。
J.オッフェンバック/「青ひげ」BRD 「パリの生活」DVD
「美しきエレーヌ」から「ジェロルスタン女大公殿下」と続いたので、この際オッフェンバック黄金期(即ち日本では江戸時代最末期)の他の作品も映像で鑑賞しておこうと思い、「青ひげ」と「パリの生活」を続けて観た。①「青ひげ」(Barbe-Bleue) ミケーレ・スポッティ指
La Grande Duchesse du Gerolstein/J.Offenbach
邦題「ジェロルスタン女大公殿下」と言ってもなんだか馴染みがないので。「美しきエレーヌ」からのフェリシティ・ロットとヤン・ブロンのオッフェンバックつながりで動画を渉猟していたら、同じくマルク・ミンコフスキ指揮ルーブル宮音楽隊のおそろしく生きの良い演奏の動画
オッフェンバックの傑作喜歌劇でありながら、日本ではほとんど上演されたことがないであろう「美しきエレーヌ(La belle Helene)」(演奏会形式)が、この日一日限りながら東京で上演されるとなっては、これはもう駆け付けてでも聴きに行く選択肢以外にない。東京芸術劇場に
大阪・松竹座の2月公演夜の部を観て来た(2/11)。演目は「新版色讀販(しんばんうきなのよみうり)『ちょいのせ』」、連獅子、曾根崎心中。「新版色讀販 ちょいのせ」お染久松ものを観るのは今回初めて。「ちょいのせ」というのは、油屋(という屋号の質屋。ややこしい)の
いまはただ安らかにお眠りくださいとの言葉以外に適当な言葉が見つからない。Maestro Seiji Ozawa、最後は病との闘いにお疲れになったことでしょう。昨年のセイジ・オザワ松本フェスティバルでのジョン・ウィリアムズのコンサートの模様、アンコールで車椅子を押されてステー
1/20 ヴィヴァルディのピエタ慈善院プログラム公演/びわ湖ホール
最初にお断りしておくと、ヴィヴァルディの音楽は今まで全く関心が無く、演奏会はおろかCDすら購入したことはなかった。それでも、TVやラジオ、雑誌などからは「イ・ムジチの四季」という宣伝文句が否が応でも目や耳に入って来る。一度くらいは通して聴いたことはあったかも
以前から気になっていた、浅草公会堂での「新春浅草歌舞伎」を観て来た(1/9夜の部・1/10昼の部)。例年、正月は歌舞伎座、新橋演舞場、国立劇場(今年は新国立劇場)や各地の主要な劇場で様々な出し物が催されるため、座頭級の幹部・主要俳優らはそれらの公演で出はらってい
元日の能登地方の大地震に続いて、2日夕方に起こった羽田空港滑走路上での海保機とJAL機の衝突・炎上という大事故は衝撃的だった。正月の挨拶まわりから帰宅して、前日の地震のニュースをNHKで見ていたところ、気が付けば画面が羽田空港からの生中継の映像に切り替わっていた
先日のクリスマス・オラトリオのブルーレイに続けて、ガーディナーとイングリッシュ・バロック・ソロイスツ&モンテヴェルディ合唱団のバッハ・カンタータ集のCD box-set を購入した。22枚セットで価格は6千円ちょっと。一枚あたりだと300円以下で超お得。CD56枚のバッハ・カ
南座顔見世興行夜の部を観て来た(12/22)。今回は、13代目市川團十郎白猿の襲名披露公演とその子、8代目新之助の初舞台公演でもある。昼の部はすでに4日に行っており、この時は娘のぼたんちゃんも「男伊達花廓(おとこだてはなのよしわら)」で南座の舞台で初の親子共演。上
12/23、びわ湖ホールでのオッフェンバック「天国と地獄」を観て来た(中ホール、午後2時開演)。さすがに原語のフランス語ではなく日本語での上演で、そのうえほとんどの客がこの作品のことなど1mmほどしか知らないであろうことをいいことに、演出の岩田達宗により徹底的に--
何げなく朝のBS海外ニュースを流していたら、過去に行ったことがあるプラハ中心部の映像が映っていて、はじめは音声を消していたので気づかなかったのだが、すぐに事件性のあるニュースだと言うのがわかり、慌てて音を出して放送をみた。それによると、同市中心部にあるカレ
年末の音楽の話題と言うと、日本では歌謡大賞か紅白歌合戦、ちょっとましなところで「きよしこの夜」かベートーヴェンの交響曲「第九」あたりが常識的なところ。いや、「きよしこの夜」も「第九」ももちろん素晴らしい音楽にちがいありません。一般に日本では商売のイベント
12/9(土)、びわ湖ホール(大)17:00開演、尾高忠明指揮大阪フィルハーモニー交響楽団演奏ベートーヴェン交響曲「第九」を聴いてきた。今回の主催はびわ湖ホールではなく、普段はそのスポンサーである滋賀銀行系列の文化事業団体「KEIBUN」となっている。200名近い大合唱団
ほぼ定点観測的に、いつもの散歩道の木々の色づき具合をスマホで撮影している。お天気のよい暖かな日の午後の風景が多いが、例年なら早ければ10月下旬から遅くても11月下旬までには投稿しているが、今年は12月になって一週間が経っている。温暖化の影響か、冬らしい冷え込み
ドイチュ・オーパー・ベルリンによる「ニュルンベルクのマイスタージンガー」新制作のブルーレイディスクが届いたので、さっそく視聴した。収録は2022年6月、7月公演のライブ映像(NAXOS)。指揮のジョン・フィオーレという人の演奏ははじめて聴いた。D.O.B.の演奏はパワフルで
11/18 沼尻竜典指揮京響「ニーベルングの指環」より抜粋・沼尻編
京都コンサートホール 11月18日(土)14:30 開演、沼尻竜典指揮京都市交響楽団の「ニーベルングの指環・ハイライト(沼尻編)」を聴いて来た。京都市交響楽団は、沼尻竜典びわ湖ホール前芸術監督時代に「ニーベルンクの指環」全曲演奏をはじめワーグナー各曲や他のオペラ、コ
前回このブログで、びわ湖ホールでのカザルス弦楽四重奏団による「フーガの技法」の演奏会を取り上げたのを機に、未開設のままだった「バッハ」のカテゴリーをようやく新設した。いままで、ミサ曲やマタイ受難曲などを取り上げたり、なによりもライプツィヒのトーマス教会で
11/5 ①カザルス弦楽四重奏団 ②内田光子マーラーチェンバーオーケストラ at びわ湖ホール
11月上旬とは思えないほど暖かで晴天のこの日(11/5)、びわ湖ホールではふたつの素晴らしい演奏会が催された。①小ホール午後2時開演は、スペインが世界に誇るカザルス弦楽四重奏団によるバッハ「フーガの技法 BWV1080」の全曲演奏。素晴らしい!深い感銘!バッハ音楽の持つ
阪哲郎指揮日本センチュリー交響楽団演奏、びわ湖ホール(中ホール)での「フィガロの結婚」最終日(10/16、㊊)公演を観て来た。初日(10/7㊏)の記録は前回のブログで書いたが、今日は別キャストによる3回目、都合6回の公演の最終日。前回のブログで書いた通り、大書きでな
びわ湖ホールの芸術監督が沼尻竜典から阪哲郎にバトンタッチされてから、個人的には阪が振るオペラをびわ湖ホール(中ホール)ではじめて観て来た。びわ湖ホール自主プロデュースとして阪が振るのは、来年(2024年)3月の「ばらの騎士」を待つことになるが、それまでに「オペ
とうとうクソナチ野郎が正体を現し始めた…極右政党に投票呼び掛け? マスク氏投稿に波紋―独(JIJI.COM)
まさかの訃報に衝撃という言葉しかない。先週の木曜日から所用で日本を留守にしていて、その間ネットやTVをチェックする時間がなく、体調も万全ではなかったので、訃報から数日、24日(日)の夜に帰国して「はるか」の電車のなかでスマホでようやくその報せを知った。先日同
9月1日に公開された映画「福田村事件」を京都シネマで鑑賞した。9月1日の夜にネットで翌9月2日土曜日の回を予約しようと思ったらすでに満席で、3日日曜日ならまだ空きもそこそこあったので、その日に京都シネマに出かけた。驚いたことに、この日曜日もすでに午前中早くには売
京都新風館地下のミニシネコンのアップリンク京都では、先日「アウシュヴィッツの生還者」を鑑賞してこのブログで取り上げたばかりだが、最近公開された「ふたりのマエストロ」を鑑賞してきた。2022年製作フランス映画。フランソワ・デュマールとドニ・デュマール父子は、
NHKクローズアップ現代で「福田村事件」を扱う 8/30放送
今日8月30日午後7時30分放送のNHKクローズアップ現代(大阪局)では、明後日の9月1日に関東大震災から100年を迎えることから、これを機に公開される映画「福田村事件」の内容と桑子真帆キャスターによる森達也監督へのインタビューを中心に、関東大震災後に各地で起こった朝
「731部隊」情報開示請求めぐり国の過失認定 東京地裁 / 東京新聞
昨日8月29日は、福島原発”処理水”問題とそれにともなう中国からの”いやがらせ電話”に対する相互のヘイト的リアクションや、ジャニーズ事務所性加害問題など、どのTVニュースも金太郎飴のようにまったく同じ内容と取扱いをしているのにある種の気持ち悪さを禁じ得なかった
8/26 沼尻竜典指揮 京響/「マーラー7番」/びわ湖ホール
3月19日の6番から5か月、沼尻竜典と京都市交響楽団演奏によるびわ湖ホールでのマーラーシリーズの7番「夜の歌」を聴きに行った(8/26)。同シリーズは第一回目の8番「千人の交響曲」(18年9月29日)、続く4番(20年8月23日)、1番と10番(21年9月18日)、それに前回の第6番(
ベルリン・フィル演奏「影のない女」映像/NHK-BSプレミアム
K・ペトレンコ指揮ベルリン・フィル演奏「影のない女」の模様をNHK-BS放送で観た。先週末のNHK-BSプレミアムシアターで放送されたR.シュトラウスのオペラ「影のない女」の映像を録画で観たので、ごく手短に。2023年4月にバーデンバーデン祝祭劇場で催された、キリル・ペトレ
映画「アウシュヴィッツの生還者」を鑑賞してきた(8/16)。京都新風館地下にあるアップリンク京都は、73席のスクリーン1と59席のスクリーン2、44席のスクリーン3、38席のスクリーン4の四つのスクリーンからなるミニシアター。上映予定を見るとなかなか多彩なプログラムで
日本を代表する指揮者のひとりである飯守泰次郎マエストロがお亡くなりになられたことを知った。個人的に比較的自由にオペラやコンサートに出向くことができるようになった2013年以降、新国でのワーグナーの「パルジファル」や「ローエングリン」、ゲッツ・フリードリッヒの
今年の4月に大阪の国立文楽劇場に観に行った「妹背山女庭訓(いもせやま おんな ていきん)」通し公演の続き、四段目「井戸替えの段」「杉酒屋の段」「道行恋苧環(みちゆき こいの おだまき)」、「鱶七使者の段」「姫戻りの段」「金殿の段」「入鹿誅伐の段」を鑑賞して来た
いつまで経っても記事が更新されないので、こちらも意地になって(笑)やりかた変えて再更新。既読の方には申し訳ありません。
(昨夜投稿した記事ですが、翌日になってもライブドアの新着記事サイトで更新されないので再々投稿となります。ご容赦ください。なんで一向に反映されないのか?)先日NHK-BSプレミアムシアターでオッフェンバックの「ラ・ペリコール」という珍しいオペレッタの模様を放送し
(昨夜投稿した記事ですが、翌日になってもライブドアのサイトで更新されないので再投稿となります)先日NHK-BSプレミアムシアターでオッフェンバックの「ラ・ペリコール」という珍しいオペレッタの模様を放送していたので録画して鑑賞したのだが、いまひとつ思っていたほど
先日NHK-BSプレミアムシアターでオッフェンバックの「ラ・ペリコール」という珍しいオペレッタの模様を放送していたので録画して鑑賞したのだが、いまひとつ思っていたほどではなく消化不良気味だったので、口直しにやや旧い映像だが同じマルク・ミンコフスキ指揮グルノーブ
そろそろ夏も近づいて来たし、夏らしい音楽の話題でもとネタを探していたところ、いやな報道が目に入って来たので、そんな気分も一気に萎えてしまった。いったんは国会への提出が見送られていた入管法改悪案(一度は廃案になってたんじゃなかったっけ?)が、いつの間にかま
2022ヴェローナ「カルメン」映像 NHK-BSプレミアム他
今日は、台風の影響で日中から交通機関の混乱や運休が予想されたため、自宅に籠って貯まりにたまったBS録画をいっきにダビングし、未視聴だったものから鑑賞していった。昨年の体調不良からはようやく快方に向かっているが、いままでならさくさくとこなしてきたことも何かに
最近NHK-BSプレミアムで、かつての名作ドラマ「男たちの旅路」の第1から第3シリーズまでを3週連続で放送していたので、久々にこれを鑑賞することができた(山田太一脚本)。再放送は何度かされていて、当ブログでも9年ほど前に取り上げた記憶がある。なにしろ、(wikiによる
ケイト・ブランシェット主演「TAR」(ター)をさっそく鑑賞してきた。なんてことだ!「映画」のカテゴリーで映画館で前回に観た映画は2020年2月の「パラサイト」以来で、このブログで取り上げるのは3年ぶりになる!この映画はクラシックファンには馴染み深い音楽や名前や場所
4/29.30 びわ湖の春 音楽祭2023 ~ウィーンの風~/びわ湖ホール
阪哲朗(ばんてつろう)新芸術監督となって初回となる「びわ湖の春 音楽祭2023~ウィーンの風~」(4月29/30日)を鑑賞してきた。びわ湖ホールでは毎年ゴールデンウィークのこの時期に合わせて音楽祭を催してきた。以前は「ラ・フォル・ジュルネ」と連動した企画をやって来た
4/29,30 びわ湖の春 音楽祭2023~ウィーンの風/びわ湖ホール
阪哲朗(ばんてつろう)新芸術監督となって初回となる「びわ湖の春 音楽祭2023~ウィーンの風~」(4月29/30日)を鑑賞してきた。びわ湖ホールでは毎年ゴールデンウィークのこの時期に合わせて音楽祭を催してきた。以前は「ラ・フォル・ジュルネ」と連動した企画をやって来た
明日土曜日からの連休前半はどうやらお天気が良くなさそうなので、良いお天気だった今日、前倒しで近くの公園へお散歩に出かけた。歩くと15~20分程度かかるが、車だと5分もかからないところにある公園で、緑が多くて癒される。この季節はとくに新緑が鮮やかだ。近くには美術
4/16・大野和士/都響/マーラー7番/フェスティヴァルホール
大阪フェスティバルホールでのマーラー交響曲7番の演奏会を聴いてきた。4月16日(日)午後2時開演、大野和士指揮東京都交響楽団演奏。本プログラムでは東京と名古屋での演奏会に続いての公演。指揮者肝いりのマーラー7番を都響のような演奏能力の高いオケで、大阪で演奏して
歌舞伎俳優の市川左團次さんが肺がんで亡くなったことが、今夜いっせいに報じられた。立派な体格の立ち役で、「助六」の意休や「白浪五人男」の日本駄右衛門などを演じさせたら抜群の役者さんだった。おおらかで特徴的な口跡が耳に心地よかった。自分としても特にお気に入り
国立文楽劇場(大阪)の4月公演の1部(午前の部)、2部(午後の部)「妹背山女庭訓」(いもせやま おんな ていきん)を観て来た(4/14)。このブログでは文楽にはあまり触れて来なかったけど、そう頻繁ではないが年に一度くらいのペースで、たまに国立文楽劇場には行っている
4/9 ヤノフスキ指揮N響「マイスタージンガー」東京春祭 感想
マレク・ヤノフスキ指揮NHK交響楽団演奏「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の演奏会形式二日目を鑑賞して来た(東京文化会館大ホール、4月9日日曜日、午後3時開演)。初日のを含め、すでに多くの感想がネットやSNSで見られるかと思うが、当ブログでは当日の夜に速攻で
映画「バグダッド・カフェ」ニュー・ディレクターズ・カット版/NHK-BSプレミアム
10日ほど前(3/16)のNHK-BSプレミアムで映画「バグダッド・カフェ」が放送されていたので録画しておき、これを鑑賞した。オリジナルの映画は1987年西ドイツ時代に制作されたドイツ映画で、日本では1989年3月に公開されたと言うことなので、ベルリンの壁崩壊直前のことだ。公
3/19 びわ湖ホール 沼尻竜典指揮/京響 マーラー6番「悲劇的」
コロナのマスク規制緩和後としては個人的には最初となった、びわ湖ホールでの沼尻竜典指揮京都市交響楽団演奏のマーラー交響曲第6番「悲劇的」。今月初旬に聴きに行った同ホール、同タッグによる「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の時にはまだ場内アナウンスで「ブラボ
3月2日、5日/びわ湖ホール/沼尻竜典指揮/京響/「ニュルンベルクのマイスタージンガー」感想
3月2日(木)・5日(日)、びわ湖ホールでの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を鑑賞してきた。沼尻竜典氏は昨年度でびわ湖ホール芸術監督を勇退し、これがびわ湖での最後のオペラ公演となる(コンサートは3月19日のマーラー6番が最後)。今回のパンフレットの巻末には
3/2,5 びわ湖ホール 沼尻竜典指揮 ニュルンベルクのマイスタージンガー
3月2日、5日びわ湖ホール、沼尻竜典指揮京響演奏「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を鑑賞。素晴らしいキャストによる、大変良い公演だった。明朝の予定が早いので、感想・詳細は追って書き込みの予定です。
先日、ちょっとした用事で市役所の支所を訪れた時のこと。この支所には、市民から寄贈された図書類を収蔵している一角があって、いまとなっては少々カビくさいが立派な世界文学全集や画集、図鑑類、郷土史関係の図書や児童書などが収められている。図書館ではないのだが、近
何日か前にライブドアブログ(クラシック)内の投稿で、最新のバイロイトの「リング」の映像がネット上で公開されているとの情報と、その鑑賞記を投稿されているものをお見かけしたので、参考にさせて頂いて早速視聴した。その方の投稿内容によると、ドイツ・グラモフォンの
先日のフォト日記の続き。前回は湖東三山の真ん中に位置する金剛輪寺だったが、今回はその3キロほど北側に位置する西明寺の紅葉。ここでは省いたが、南側に位置する百済寺(ひゃくさいじ)も鄙びた風情で紅葉のきれいな山寺。ここは金剛輪寺からは7キロ程度南側なので、湖東
いかにも「田園」的な長閑な風景色づく湖畔のプロムナードびわ湖ホールの木々も鮮やかに色づき始めた↓ところかわって湖東三山のひとつ、金剛輪寺。古刹に鮮やかな紅葉が映えるどうと言うほどのない、先週の静かな秋の一日
びわ湖ホールは、イベントがない日でもロビーラウンジは一般に開放されていて、正面の通り側からびわ湖沿いのなぎさ公園遊歩道側に通り抜けができるようになっている。ロビーにはびわ湖に面してレストラン「オペラ」があって、軽いランチが用意されている。イベントのない平
びわ湖ホールでは、小ホールでのいくつかの室内楽演奏会を除いて、大ホールでの演奏会はしばらくはお休み。11月にハンガリー国立歌劇場の「魔笛」と、沼尻竜典オペラ・セレクションの「セビリアの理髪師」が予定されている。今日は、ひさしぶりにお天気もよく心地よい秋晴れ
7月10日(日)午後2時開演京都コンサートホール 大ホールR・シューマン : ゲノヴェーヴァ序曲J.ブラームス : ドイツ・レクイエム(休憩なし)指揮/角田鋼亮 管弦楽/京都市交響楽団ソプラノ/石橋栄実 バリトン/大沼徹合唱/京都ミューズ・ドイツレクイエム合唱
「ブログリーダー」を活用して、grunerwaldさんをフォローしませんか?
ブルックナー生誕200年のアニバーサリーイヤーということで、今年は世界各地で様々なブルックナーの演奏が行われたようだが、NHKではこのうちファビオ・ルイージ指揮NHK交響楽団による第8番の〈初稿〉という珍しいバージョンの演奏の模様を「クラシック音楽館」で、また現代
今年度文化庁芸術祭の一環として、京都市の京都コンサートホールでは「アジア・オーケストラウィーク」と銘打って、10月19日シンガポール交響楽団(指揮ハンス・グラーフ、ピアノ/エレーヌ・グリモー)、続いて10月22日に京都市交響楽団(指揮大友直人)の演奏会が催された。
運転免許証の更新手続きに近くの警察署に行ってきた。数分ほど手前の椅子で待っている間、カウンターに掲示された煽り運転防止の啓発ポスターが目に留まって、思わずその出来栄えに感心してしまった。こどものピュアなこころで描いたものはさすがにストレートでポイントをつ
9月も下旬と言うのに、今年は暑さがしつこかった。ようやくここ数日でその暑さもやわらぎ、朝夕には虫の声も涼やかに聞こえるようになった。いつもの散歩道で、久々に鮮やかな夕焼け空がひろがっているのに気づいた。同じ空でも、いつもいつもきれいな夕焼け空が見れるとは限
承前当時の中国国民党総裁を武力制圧し、2週間に渡り軟禁状態に置いたうえで政策変更を要求した訳であるから、これはもうれっきとしたクーデターである。双方に多数の死傷者も出ている。ただし、張学良と楊虎城は単なる政治的野心から蔣介石をなきものとして自分たちが最高権
日本では、旧日本軍が関与した張作霖爆殺事件(1928年6月4日)の印象が強烈すぎて、彼の死後その地盤の中国東北部(旧満州)を日本の関東軍に奪われた息子の張学良のことに関しては、あまり関心が持たれていないし、よく知られていないのではないか。当時中国は袁世凱の流れ
①映画「ソウルの春」先週末は現在公開中の映画「ソウルの春」を観てきた。この映画は、朴正熙大統領暗殺事件後の1979年12月12日に韓国の首都ソウルで実際に発生した軍事クーデターをモティーフにしている。ただ、純粋に史実を忠実に再現したノン・フィクションかと言うとそ
このブログでは従来クラシックとりわけワーグナーなどのドイツ音楽に比重を置いてきているが、それ以外の関心事についてまったく取り上げて来なかったわけではない。たまに見る映画や書籍、TVドキュメンタリーや歴史に関する事柄も、興味と(書く)気力があれば雑多に取り上
クルックス容疑者がトランプ氏暗殺未遂事件で使用したとされる銃の写真を28日、FBIが新たに公開した。米CBS NEWSの報道。容疑者が使用したと思われる銃(AR-15)の全体写真(a)が一枚と、黒いバックパックの左に配置された分解された状態の銃の写真(b)が一枚=下のCBS動画の記
1.2021年1月6日に起きた合衆国議会乱入事件で、最初に議会に乱入した暴徒の男に53か月に実刑判決BBC NEWSーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2.超党派議員団によるトランプ氏銃撃事件(2024.7.13)に関するタスクフォー
その提出者についてはいまだどう評価すべきか確信が持てないので深追いはしないが、今日の時点でこうした動きがあったことだけは記録として残しておこう↓Republican Rep. Clay Higgins of Louisiana released a preliminary report Thursday detailing the assassination at
Police Activity というユーチューブチャンネルがある。アメリカの警察官のボディカム映像を公開しているサイトだが、そのほとんどは警官が犯罪容疑者をその場で射殺する際の修正無しのエグい映像ばかりなので、もちろん普段からこんなものばかりをチェックしているわけでは
これについては昨夜、バトラーでのトランプ氏銃撃事件フォロワーにはすっかりお馴染みの存在となった Dave Stewart の X でRTされていて知ったのだが、昨夜の段階では「BWC 2 122111」の認識番号が刻印された警察官のボディカムの20分ほどの映像を投稿している 別人のX アカ
まずは銃撃事件直前に最初にAGR建物南棟の屋根上のクルックス容疑者に接触を試みたという、現地バトラー警察官の最新のボディカム映像が→こちら出元は、保守系コラムニスト・ユーチューバーらしいが、すでに多くのメディアで共有されている。なぜか肝心の銃撃時の音声が消さ
FUCK the 陰謀論。PERIOD.と、まずはじめにスタンスを明確に断ったうえで、トランプ氏暗殺未遂事件関連の後追いを続けよう。事件から二週間以上が経過し、遠くアメリカはペンシルバニア州で起こったこと。パリオリンピックも始まっていて、高校野球もそろそろ本番だ。記者と
トランプ前大統領が銃撃された際に負傷したラリー参加者の James Copenhaver氏がその直前に撮影していたスマートホン動画に、偶然トランプ前大統領の向こうのAGR建物屋根上にいるクルックス容疑者の姿が撮影されていた。74歳の同氏はトランプ氏背後の特設観客席の上手側にい
昨年(2023年)10月7日のハマスによるイスラエル領内への奇襲攻撃に対する反撃と称して、イスラエルはガザ地区に対して壊滅的な武力攻撃を続けている。人質奪還とハマスの残党狩りを名目に、事実上パレスチナ人を閉じ込めていたガザ地区のほとんど全域を圧倒的な武力により瓦
昨夜(7/25)セミヨン・ビシュコフ指揮の「トリスタンとイゾルデ」で幕を開けた最新のバイロイト音楽祭初日の模様がドイチュ・グラモフォンの「ステージプラス」で生中継ライブ配信された。現地時間の午後4時開演、7時間の時差がある日本では午後11時からの配信だった。うっ
今月ペンシルバニア州で起きたトランプ前大統領銃撃・暗殺未遂事件について、CNNは要人警護にあたるシークレットサービスと、銃撃犯容疑者がいた集会会場外の隣接エリアの警備を担当していた現地州警察との間の連携ミスが事件を招いた可能性を指摘している。英語版のCNNのペ
前回このブログで、びわ湖ホールでのカザルス弦楽四重奏団による「フーガの技法」の演奏会を取り上げたのを機に、未開設のままだった「バッハ」のカテゴリーをようやく新設した。いままで、ミサ曲やマタイ受難曲などを取り上げたり、なによりもライプツィヒのトーマス教会で
11月上旬とは思えないほど暖かで晴天のこの日(11/5)、びわ湖ホールではふたつの素晴らしい演奏会が催された。①小ホール午後2時開演は、スペインが世界に誇るカザルス弦楽四重奏団によるバッハ「フーガの技法 BWV1080」の全曲演奏。素晴らしい!深い感銘!バッハ音楽の持つ
阪哲郎指揮日本センチュリー交響楽団演奏、びわ湖ホール(中ホール)での「フィガロの結婚」最終日(10/16、㊊)公演を観て来た。初日(10/7㊏)の記録は前回のブログで書いたが、今日は別キャストによる3回目、都合6回の公演の最終日。前回のブログで書いた通り、大書きでな
びわ湖ホールの芸術監督が沼尻竜典から阪哲郎にバトンタッチされてから、個人的には阪が振るオペラをびわ湖ホール(中ホール)ではじめて観て来た。びわ湖ホール自主プロデュースとして阪が振るのは、来年(2024年)3月の「ばらの騎士」を待つことになるが、それまでに「オペ
とうとうクソナチ野郎が正体を現し始めた…極右政党に投票呼び掛け? マスク氏投稿に波紋―独(JIJI.COM)
まさかの訃報に衝撃という言葉しかない。先週の木曜日から所用で日本を留守にしていて、その間ネットやTVをチェックする時間がなく、体調も万全ではなかったので、訃報から数日、24日(日)の夜に帰国して「はるか」の電車のなかでスマホでようやくその報せを知った。先日同
9月1日に公開された映画「福田村事件」を京都シネマで鑑賞した。9月1日の夜にネットで翌9月2日土曜日の回を予約しようと思ったらすでに満席で、3日日曜日ならまだ空きもそこそこあったので、その日に京都シネマに出かけた。驚いたことに、この日曜日もすでに午前中早くには売
京都新風館地下のミニシネコンのアップリンク京都では、先日「アウシュヴィッツの生還者」を鑑賞してこのブログで取り上げたばかりだが、最近公開された「ふたりのマエストロ」を鑑賞してきた。2022年製作フランス映画。フランソワ・デュマールとドニ・デュマール父子は、
今日8月30日午後7時30分放送のNHKクローズアップ現代(大阪局)では、明後日の9月1日に関東大震災から100年を迎えることから、これを機に公開される映画「福田村事件」の内容と桑子真帆キャスターによる森達也監督へのインタビューを中心に、関東大震災後に各地で起こった朝
昨日8月29日は、福島原発”処理水”問題とそれにともなう中国からの”いやがらせ電話”に対する相互のヘイト的リアクションや、ジャニーズ事務所性加害問題など、どのTVニュースも金太郎飴のようにまったく同じ内容と取扱いをしているのにある種の気持ち悪さを禁じ得なかった
3月19日の6番から5か月、沼尻竜典と京都市交響楽団演奏によるびわ湖ホールでのマーラーシリーズの7番「夜の歌」を聴きに行った(8/26)。同シリーズは第一回目の8番「千人の交響曲」(18年9月29日)、続く4番(20年8月23日)、1番と10番(21年9月18日)、それに前回の第6番(
K・ペトレンコ指揮ベルリン・フィル演奏「影のない女」の模様をNHK-BS放送で観た。先週末のNHK-BSプレミアムシアターで放送されたR.シュトラウスのオペラ「影のない女」の映像を録画で観たので、ごく手短に。2023年4月にバーデンバーデン祝祭劇場で催された、キリル・ペトレ
映画「アウシュヴィッツの生還者」を鑑賞してきた(8/16)。京都新風館地下にあるアップリンク京都は、73席のスクリーン1と59席のスクリーン2、44席のスクリーン3、38席のスクリーン4の四つのスクリーンからなるミニシアター。上映予定を見るとなかなか多彩なプログラムで
日本を代表する指揮者のひとりである飯守泰次郎マエストロがお亡くなりになられたことを知った。個人的に比較的自由にオペラやコンサートに出向くことができるようになった2013年以降、新国でのワーグナーの「パルジファル」や「ローエングリン」、ゲッツ・フリードリッヒの
今年の4月に大阪の国立文楽劇場に観に行った「妹背山女庭訓(いもせやま おんな ていきん)」通し公演の続き、四段目「井戸替えの段」「杉酒屋の段」「道行恋苧環(みちゆき こいの おだまき)」、「鱶七使者の段」「姫戻りの段」「金殿の段」「入鹿誅伐の段」を鑑賞して来た
いつまで経っても記事が更新されないので、こちらも意地になって(笑)やりかた変えて再更新。既読の方には申し訳ありません。
(昨夜投稿した記事ですが、翌日になってもライブドアの新着記事サイトで更新されないので再々投稿となります。ご容赦ください。なんで一向に反映されないのか?)先日NHK-BSプレミアムシアターでオッフェンバックの「ラ・ペリコール」という珍しいオペレッタの模様を放送し
(昨夜投稿した記事ですが、翌日になってもライブドアのサイトで更新されないので再投稿となります)先日NHK-BSプレミアムシアターでオッフェンバックの「ラ・ペリコール」という珍しいオペレッタの模様を放送していたので録画して鑑賞したのだが、いまひとつ思っていたほど
先日NHK-BSプレミアムシアターでオッフェンバックの「ラ・ペリコール」という珍しいオペレッタの模様を放送していたので録画して鑑賞したのだが、いまひとつ思っていたほどではなく消化不良気味だったので、口直しにやや旧い映像だが同じマルク・ミンコフスキ指揮グルノーブ
そろそろ夏も近づいて来たし、夏らしい音楽の話題でもとネタを探していたところ、いやな報道が目に入って来たので、そんな気分も一気に萎えてしまった。いったんは国会への提出が見送られていた入管法改悪案(一度は廃案になってたんじゃなかったっけ?)が、いつの間にかま