2023年12月の風の動物病院のブログ 新着記事 - にほんブログ村
chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
風の動物病院のブログ http://blog.livedoor.jp/mirco_vet/

沖縄県豊見城市の動物病院です。日々の診療、獣医師として、一人の人間としての情報を発信していきます。

沖縄県豊見城市の動物病院です。地域密着型のジェネラリストを目指し日々精進しておりますが、遠方から来院されるかたも大勢いらっしゃいます。高度医療機器に頼るのではなく、病気だけを見るのではなく、病人を診るという人間医療の格言を動物医療でも実践すべく、動物達はもちろんのこと、飼い主さんにもやさしい医療を目指しています。

風の動物病院
フォロー
住所
豊見城市
出身
城陽市
ブログ村参加

2013/07/19

arrow_drop_down
  • 今度こそ

    今年も残すところ明日までとなりました。当院の今年の診療も明日で終わりです。毎年思っているし、毎年書いているのだけれど、一年を振り返った時にやっぱり思うのは救えなかった子たちのこと。毎年、毎年多くの子を救えないんだよね。毎年、やっぱり多くの子を救いたいと思

  • そのあとはどうなんの????

    時々、こんなことを書くと戦争肯定派とか、沖縄の平和を考えていないと思われてしまうことはあるのだけれど、沖縄がずっと平和であって欲しいという気持ちはあるんだよね。一部の考え方の人は自分たちの考えと合わなければ、レッテルを貼っちゃうとか、勝手にこちらの考え方

  • 生きづらさで片付けてはいけない話

    近頃、「薬」に関するニュースが増えている気がする。この数年、薬不足が我々の中の悩みであったけれど、それに拍車がかかっているのです。今まで使っていた薬が入手できないという事態が増えているのです。数年前にあったとある製薬会社の不正により製造が中止され、他の製

  • 運ではあるけれど 〜乳腺腫瘍の悪性、良性、そして手術 その2〜

    昨日は癌に罹患するかどうかというのは運である部分が大きいと書きました。でもその発見と診察をいかに早くするか、はどうしても飼い主さんにかかっています。普段からマメに病院に来てくださっている方はある程度は獣医師が体をチェックするので、獣医師が見つけるというこ

  • 運ではあるけれど 〜乳腺腫瘍の悪性、良性、そして手術 その1〜

    今日はいつもと逆の流れで。とあるワンちゃん。乳腺腫瘍の手術をして、病理検査へ。そしてその診断は・・・病理診断としては悪性の乳腺癌。もちろんそこにはマージンや脈管浸潤、リンパ節転移などの関わってはくるのだけれど、まずその前に・・・・腫瘍には簡単に言えば悪性

  • 気をつけるべき時期

    本日はクリスマスイブ。そして明日はクリスマス。そして年末年始と人が集まり、飲み食いをする時期。そしてそんな時に多いのが・・・・そう、誤食。食べたものによって処置が変わることもあるけれど、昨晩とか、数日前にとかじゃなく、とにかくすぐに病院へ。そしてその前に

  • 猫の謎の発熱 〜そして鼻の異常 その2〜

    昨日の記事で猫には謎の発熱があるということを書きました。日常の診療でそれなりに遭遇するのだけれど、やっぱり原因が不明なことも多い。多岐にわたる可能性もあるし、勝手に感染性胆管肝炎あたりが怪しいんじゃないかと推察したりだけれど、多くの子はステロイドと抗生剤

  • 猫の謎の発熱 〜そして鼻の異常 その1〜

    普段の診療で猫の発熱、というのはそれなりによく遭遇する。それがもちろん肺炎だったり、膵炎だったり、皮下膿瘍だったりと検査でその原因がわかることもあるのだけれど、実は結構、どんなに検査をしても原因を特定できないということが少なくない。おそらくなんだけど、し

  • 命の危険????

    今日はめちゃくちゃ寒かったですね・・・・朝、起きた時に命の危険を感じました(笑)とは言っても北国のニュースを見ると・・・私も北国にいたことがある(信じられないでしょ?笑)ので、やっぱり大変だなぁと。さて、本日は休診日ではあるけれど、もちろん病院には行かな

  • 隠す動物、見つける人間

    動物は体調不良を隠す、なんてことが言われているし、実際にそうだったりもするんだけど、隠せないこともあるんだよね。もちろん人間もだけど。人間だったら脂汗が出てるとかさ。どうしても出てくる体調不良のサインというのはやっぱりあって、それを見逃さないようにしたい

  • 呪縛から解き放たれる時 〜とあるイベントと薬用シャンプー〜

    先日も久しぶりのとあるイベントがありました。参加していただいた方々、ありがとうございました。で、やっぱり皮膚科領域での質問で薬用シャンプーの使用率が依然高いことがわかりました。薬用シャンプーってなんぞや、ということなのですが、皆さんが思っているのはもしか

  • 詰まるのは石だけじゃない! 〜尿道栓子と尿閉〜

    今年は例年以上に泌尿器系のトラブルが多い。最近は夏の方が多いような気がしていたんだけど、今年はめちゃくちゃ多い。もちろん膀胱炎症状でくることが多いのだけれど、尿道閉塞、いわゆる尿閉の子もめちゃくちゃ多いわけです。尿閉で排尿が全くできなければ24〜48時間でそ

  • これは???? 〜保護猫と無痛性潰瘍〜

    最近、保護猫のことばっかりだけど・・・・先日の記事にも書いたけれど、沖縄で保護活動をされている方の間では扁平上皮癌はやっぱり怖いという認識が強まっているし、実際にその通りなのです。でもそれが早くに見つかれば、根治することも可能ではあるのです。もちろん場所

  • 2年間の頑張り 〜保護猫が〇〇だったら〜

    保護した子が〇〇だったら。前回は扁平上皮癌で早期だったから手術で助かったけれど、これが治らない病気だったら?そう、慢性疾患としてその病気とずっと付き合っていかないといけないわけです。それをそのまま保護してもらえるのか、それとも・・・・でも結構多くの人たち

  • これどっち? その2 〜保護猫が〇〇だったら〜

    さて、昨日の子の検査結果が返ってきて、やはり想像通り。診断は扁平上皮癌。単なる怪我をして治療をしていたらもちろん治らないし、むしろ悪化して広がっていくところでした。癌の性質として転移率が高いもの、浸潤性が強いものと色々あります。猫の扁平上皮癌はどちらかと

  • これどっち? その1 〜保護猫が〇〇だったら〜

    保護猫が健康そのものだったら問題ないし、ノミがいれば駆除すればいい。消化管寄生虫がいればそれも駆除すればいいし、多少の怪我ならすぐ治ることが多い。でもそれが重大な何かを持っていたら?というのが今回のテーマ。とある保護猫ちゃん。この目をどう思いますか?単な

  • 確かにあるよね・・・ 〜ピップエレキバン〜

    相変わらず誤食での来院も一定数ある。もちろん飼い主さんの不注意の部分もあるし、気をつけてはいるけれど、まさかそんなものを、と思うような行動をとるのもまた動物。問題は本当に誤食したのかどうかがわからない時。一応吐かせてはみるけれど、ということも。多くの誤食

  • まずは減らしましょう!

    ほんっっっっっっっっとにしょうもないバラマキはもうやめるべきだよね。三人以上の子供がいたら大学の学費が無償化ってアホでしかない。確かに困窮家族というのはいるだろうし、それに手を差し伸べるというのは必要な措置かもしれない。でも大学だよ?だいぶ前にも書いた覚

  • 季節が変わると・・・・ 〜季節性の症状とは?〜

    いや〜〜〜〜、寒くなってきましたね。と思ったら日差しは暖かくてという両側面の気候が続いています。そしてそんな時はどうしても尿路系、消化器系の症状で来院する子が増えています。実際にお腹が冷えたかどうかはわからないけれど、やっぱり寒くなると下痢の子が増える。

  • 過去の囚われ

    今日も昨日に続いてちょっと難しいなぁと思うお話。時々私も思うのだけれど、保護活動をしている方に過剰とも思えるくらいのお礼を言われることがある。まあ基本的には本心と思って受け取ってはいるのだけれど、なぜそこまで過剰とも思えるくらいのお礼をおっしゃるのか。色

  • 今後の課題 〜高齢動物と爪切り〜

    動物の高齢化とともにいろいろな問題が生じてきていて、それを一つで書くことはできないけれど、最近気になったことの一つを書こうかなと。その気になったことの一つというのが高齢だからということで、トリミング、爪切りを断られる、という事例。高齢になった方が運動量が

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、風の動物病院さんをフォローしませんか?

ハンドル名
風の動物病院さん
ブログタイトル
風の動物病院のブログ
フォロー
風の動物病院のブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用