ワンゲチ・ムトゥ(Wangechi Mutu)の芸術前の記事; つづき;●自然素材の彫刻 2015年に故郷のナイロビ(ケニア)に戻ったMutuは、ナイロビの…
展覧会の感想を主に書きます。現代美術が中心です。
現代美術が好きです。特に好きなのは、ウイリアム・ケントリッジ、マシュー・バーニー、ボルタンスキー、会田誠、横尾忠則、アンゼルム・キーファー。
ワンゲチ・ムトゥ(Wangechi Mutu)の芸術前の記事; つづき;●自然素材の彫刻 2015年に故郷のナイロビ(ケニア)に戻ったMutuは、ナイロビの…
ワンゲチ・ムトゥ(1972-)はケニアのナイロビ出身の女性アーティスト。1990年代初めにニューヨークに移住し美術を学んだ。2000年代に、コラージュ作品で…
(2025/1/17)前の記事; つづき; 「カップル」(2003)。大きな銀色の彫刻が天井から下がっている。螺旋を体に巻き付けた二人。等身大より大きいうえに…
今津景 タナ・アイル 東京オペラシティアートギャラリー その2
つづき; 「Anda Disini」(2024)。最初の絵は緑色の、洞窟の入口を描いた絵。洞窟の中には、漫画みたいな描き方で労働する人たちと兵士が一人見える。…
★★今津景 タナ・アイル 東京オペラシティアートギャラリー その1
(2025/1/17) 今津景の作品は六本木クロッシング2019と高橋コレクション展で見たことがある。WEB上の画像を組み合わせて、Photoshopで加工し…
(つづき)●「父の破壊」(1974) 1980年代以前では例外的な大作であり有名な作品。 壁に開口があいていてその向こうに立体が置いてあり、赤い光に照らされて…
(2025/1/17)ルイーズ・ブルジョワ展 地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ Louise Bourgeouis(ルイーズ・ブルジョ…
前の記事;『AES+Fの芸術 その1』 AES+Fは1950年代生まれの4人によるユニット。いずれもロシア(ソ連)生まれで、1980年代に活動を開始した。 C…
●美術館ベスト 20241.『★★★日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション / 東京都現代美術館 その1』(2024/9/15) 高橋コレクションの展覧会は…
AES+Fは1950年代生まれの4人によるユニット。いずれもロシア(ソ連)生まれで、1980年代に活動を開始した。 CGと実写を使って、様々な人種の人物が現…
2022年のゲルハルト・リヒター展(東京国立近代美術館)は回顧展と言うには偏りがあり、2000年代以降の作品が充実していた。 ●フォトペインティング リヒタ…
前の記事;『ゲルハルト・リヒターの芸術 その1 1960年代』 ゲルハルト・リヒターは1932年、ドイツ、ドレスデンに生まれた。東ドイツで社会主義リアリズムの…
ゲルハルト・リヒターは1932年、ドイツ、ドレスデンに生まれた。東ドイツで社会主義リアリズムの絵画の教育を受け、人々を啓蒙するための壁画などを描いていた。1…
第5章。記憶をたどる旅。 90年代の作品。 「「採集者」(モーゼス・ハリス「オーレアン」の扉絵より)」(1995)。ヨーロッパ近代という感じの人と、巨大カタ…
(2024/10/19) 「森の掟」(2024)。下半分はルソーの「夢」がもとになっている。ルソーの絵では、ジャングルの中、裸婦を中心に象や笛吹きが出てくる…
(24/10/19) もともと展覧会に行くつもりはなかった。実物は見たことがないがなんとなく知っていて、アニメっぽいイラストを描く人というイメージで、自分は好…
東京都現代美術館の常設展、1階は7人の女性作家をグループ展形式で特集する。 特に、前本彰子(1957-)が面白かった。 80年代に活躍した人と何となく知って…
前の記事;『日本現代美術私観 東京都現代美術館 その3』前の記事;『日本現代美術私観 東京都現代美術館 その2』(2024/9/15)前の記事;『★★★日本現…
前の記事;『日本現代美術私観 東京都現代美術館 その2』(2024/9/15)前の記事;『★★★日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション / 東京都現代美術館…
(2024/9/15)つづき; ・庄司朝美 「21.2.3」(2021)。独特の質感がある絵画だなと思ったら、ガラス板に裏から描いているとのことでなるほど。こ…
★★★日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション / 東京都現代美術館 その1
(2024/9/15) 高橋コレクションの展覧会は過去に2度見たことがある(ネオテニー・ジャパン、上野の森美術館、2009年。ミラー・ニューロン、東京オペラシ…
エイドリアン・ゲニー(Adrian Ghenie)は1977年にポーランドに生まれる。当時のポーランドは共産主義体制のもと、チャウシェスク大統領による独裁国…
ジェラール・ガルースト(Gérard Garouste)は2000年代以降、聖書、神話、ファウストやドン・キホーテなどの物語に身の回りの人たちを混ぜ合わせて…
パリ、ポンピドゥセンターでの展覧会の映像を見て、ジェラール・ガルーストという画家を知った。面白い具象画が多い。 ジェラール・ガルースト(Gérard…
TCAA受賞記念展 サエボーグ「I WAS MADE FOR LOVING YOU」(会期終了) TCAAの無料の展示。サエボーグ。 作りこんだインスタレーシ…
前の記事;『ルイーズ・ブルジョワの芸術 その1 Cell』Louise Bourgeouis(ルイーズ・ブルジョワ)(1911-2010) 1911年にフラン…
映画「アンゼルム ”傷ついた世界”の芸術家」 宇都宮ヒカリ座(24/7/7) ヴィム・ヴェンダースによるドキュメンタリー映画「アンゼルム」を見た。 アンゼル…
前の記事; つづき;・シュ・ビン 「とんぼの眼」 シュ・ビンはキャリアの長い中国の作家で、20年以上にわたって何度も作品を見たことがある。例えば、・自分の名前…
ホー・ツーニェン エージェントのA 東京都現代美術館 その2
「時間(タイム)のT」。(60分の映像インスタレーション)。 時間帯によって3つの部屋のインスタレーション作品を切り替えるというトリッキーなことをやっている…
★★ホー・ツーニェン エージェントのA 東京都現代美術館 その1
映像作品はあまり好きでないが、ホー・ツーニェンは森美術館MAMプロジェクトで見た作品や、数年前の国立新美術館で見たトラの映像で、面白かった。 「一頭あるいは…
アンゼルム・キーファー展 ファーガス・マカフリー東京 その3
・汚れなき聖母 タイトルは聖母だが、ぼやぼやの水彩に描かれた裸婦はここでも股を広げている。 水彩の前に置かれた蛇みたいな形のものは、古びた貞操帯であった。大き…
アンゼルム・キーファー展 ファーガス・マカフリー東京 その2
・罌粟と記憶 - パウル・ツェランのために いかにもキーファー、という感じの作品。 ガラスのケースに鉛の本が1冊、開いて置いてある。本のページからたくさんの芥…
★★★アンゼルム・キーファー展 ファーガス・マカフリー東京 その1
アンゼルム・キーファー Opus Magnum ファーガス・マカフリー東京 キーファーが好きで、ヨーロッパの美術館では大作をいくつか見たことがあったが、日本の…
(24/6/3) 写真・映像が多いので期待していなかったが、twitterで調べたら評判が良かったので訪れることにした。結果、面白い作品が多く満足度の高い展覧…
「わたしの解放」 今回のトリエンナーレでは数少ない、比較的大がかりなインスタレーション。しかし台湾の寮のストライキの再現であり面白くない。 丹羽良徳。タイトル…
前の記事; (つづき) ・エクスパー・エクサー。 それ自体はなんてことのない、パフォーマンスの遺物や記念品を、青いマットに載せて恭しく展示する。1点1点の説…
(24/6/3)横浜美術館 ・志賀理江子。 あいちトリエンナーレ(2013)で見た「螺旋海岸」はすごい展示だった。志賀の写真は好きなのだが今回は期待外れ。大き…
横浜トリエンナーレ(2024) その2 マイルス・グリーンバーグほか
(24/6/3)横浜トリエンナーレ横浜美術館・ピッパ・ガーナー Pippa Garner 現在80歳のアーティスト。1980年代に女性になった。美術作家とし…
★★横浜トリエンナーレ(2024) その1 特に面白かった作品
第8回横浜トリエンナーレ 野草:いま、ここで生きてる(24/6/3) 2月に横浜トリエンナーレ出品作家が発表されて作家名で調べた。いつもなら興味深いアーティ…
ピエール・ユイグ(Pierre Huyghe)(1962-)はフランスの芸術家。 毎回別のタイプの作品で興味深い。今までいくつか作品を見たことがあるし洋書も…
つづき; 第2展示室は映像4点を展示する。 「反復するものが主体化する(プロジェクトA)」(2007)。2007年のヴェネツィアビエンナーレ(スイス代表)で展…
イヴ・ネッツハマー ささめく葉は空気の言問い 宇都宮美術館 イヴ・ネッツハマーは1970年スイス生まれの作家。自分は聞いたことがなかったが、2007年にヴェネ…
第 3 章 大いなる加速 モニカ・アルカディリ。クウェート国籍、セネガル生まれ、16歳から日本に留学し、東京藝術大学で博士号を取得、現在はベルリンで活動、とい…
●ニナ・カネル / 和田礼治郎 42 Days SCAI PIRAMIDE ついでに入ったギャラリーだが、今回見たギャラリーでは一番面白かった。先ほど森美術館…
第1章 全ては繋がっている ニナ・カネル「マッスル・メモリー(5トン)」(2023)。 ホタテの殻の上をざっざっざっと歩く。会期末で粉になっているかと思ったが…
(2024/3/30) 環境と人間の関わりに言及する作品を集めた展覧会。以下の3つの作品が、特に面白いと思った。 第1章 全ては繋がっている エミリヤ・シュカ…
MAMコレクション さわひらき(2024/3/30) さわひらき「hako」(2007)。 暗い展示室に入ると、大きな机の上に砂が敷き詰められていて、そこに置…
(2024/3/2) 春陽会という美術団体の作品を集める。美術団体系の絵に興味はないが、有名画家も結構含まれる。東京ステーションギャラリーからの巡回。 つまら…
Louise Bourgeouis(ルイーズ・ブルジョワ)(1911-2010) 1911年にフランスに生まれる。1938年に結婚してニューヨークに移る。19…
ハーストの作品にはホルマリン漬け以外にも、生き物を使ったものがある。死んだハエや生きたハエ。作品の中で死んでいくハエ。蝶。 これも、作品のために生物を殺した…
デミアン・ハーストの芸術 その1 Natural History
2022年にGagosian Gallery(ロンドン)で展覧会「Natural History」が開かれた。動物の死骸をホルムアルデヒド溶液に浸したDam…
●美術館ベスト 20231. 大竹伸朗展 東京国立近代美術館 2月『★★★大竹伸朗展 東京国立近代美術館』(2023/2/5) 大竹伸朗の展覧会を見るのは2…
Neo Rauch(ネオ・ラオホ)は1960年、ライプツィヒで生まれた。社会主義リアリズムが優勢であった東ドイツで絵画を学ぶ。 1999年頃に知られるように…
ジョシュ・クライン(Josh Kline)の芸術 ジョシュ・クライン(Josh Kline)(1979-)はアメリカのアーティスト。ディストピア的な近未来の風…
リュック・タイマンス(Luc Tuymans)(1958-)はベルギーの美術家で、現代を代表する画家と言われている。 タイマンスは風景、人物、歴史的な出来事…
Bruce Naumanの芸術前の記事; (つづき) ●映像インスタレーション ナウマンの映像作品は、複数のモニターやスクリーンで観客を取り囲み(たいていは複…
ブルース・ナウマン(Bruce Nauman)(1941-)はアメリカのアーティスト。1960年代から活躍し、現代美術に影響を与える有名アーティストである。…
●MOTコレクション 被膜虚実 今回の常設展は、20年くらい前に見たことのある、懐かしい作品が多い。 ホンマタカシ「TOKYO SUBURBIA 東京郊外」(…
(2023/9/23) カラオケの伝票みたいなチケットを受け取り、言われた通りお参りして、ここでいいのかというような場所で建物の隙間の小道に入る。小道に入って…
(2023/9/23)つづき●アルセーヌ・ルパン 2人のルパンがいる。やっぱり掃除機とトイレットペーパーが出てくるので、これは寒山拾得でもある。 袈裟(けさ)…
常設展(2023年9月) 東京都現代美術館 その1(三上晴子、石原友明)
(2023/9/23) 三上晴子(せいこ)。 メディアアートの有名な作家だが、ほぼ見たことがなかった。今回は、メディアアートを作る以前の作品。 「スーツケース…
(2023/9/23) 前半の物足りなさに対して、これ以降は近年の大作が並び、より面白くなった。●ヨークシャー 自分の知るホックニーは80年代まで、これ以降は…
●安倍元首相 五輪マークの旗を振っているから、オリンピックのイメージ。安倍みたいなのがいると思ったら、下にabと書いてあって、本当に安倍だった。隣のmorは森…
(2023/9/23) 見ていて分かったが、これは回顧展ではない。初期からの作品があるものの、全貌をとらえられるほどの作品数はない。旧作の油彩はほぼテート所蔵…
(2023/9/26) 2021年の東京都現代美術館の横尾忠則回顧展"GENKYO"を見たときに意外だったのは、最後に展示された最新作のシリーズだった。横尾忠…
この展覧会は、壁を取り払って大きな一つの展示室にすべての作品が展示されている。その展示室の後半を占めるのが、LEDを用いたインスタレーション「未知との遭遇」…
(つづき) 後半は戦後から現代の作品が並ぶ。 ペー・ホワイト「ぶら下がったかけら」(2004)。カラフルな丸い紙片が大量に・整然と、紐で下がる。秩序を持った…
(2023/8/17) 時間がないがゲルハルト・リヒターだけでも見たい、と思って入ったのだが、18世紀19世紀の絵画が意外と面白いのが多くて、また、時代の異…
蔡國強 宇宙遊-から始まる 国立新美術館(2023/8/17) 予想外に作品数が多く、最初期から現在までの作品を集めており、(特に火薬絵画に関しては)回顧展と…
リチャード・ウィルソン(1953-)はイギリスの美術家。美術作品を通じて建築への介入を試みる。また、見慣れたものに手を加えて驚くべきものとして提示する。 こ…
(2023/2/5) そのほか、まあまあ面白かったもの。 竹内公太。 赤色灯を使ったSIDE COREの作品の次がこれ。工事現場の赤色灯を振って写真上に作っ…
(2023/2/5) クロード・ヴィアラ「無題(ばら色)」(1974)。 クロード・ヴィアラを知ったのは、2000年・東京都現代美術館の「シュポール/シュルフ…
六本木クロッシング2022 森美術館 その2 青木千絵、やんツー
ほかに面白かったもの。 青木千絵。 人体彫刻だが、漆塗りのつるつるした質感があり、よくあるブロンズのつまらない人体像とは違う。表面はなめらかで鏡面のように展…
(2023/2/5) ●モンシェリー 明るい第1室を抜けると、薄暗い展示室に入る。 ここにモンシェリーがある。小屋とキャンピングカーからなる大作。 車の中を覗…
(2023/2/5) 六本木クロッシングは毎回面白いから期待していたのだが、今回は自分にはつまらない部類の作品が多くがっかりだった。 全然興味持てず素通りする…
(2023/2/5)●ニューペインティング、具象画 ニューペインティングとか新表現主義とか言われる美術の世界的な傾向が80年代にあった。70年代のミニマルアー…
(2023/2/5) 大竹伸朗の展覧会を見るのは2006年の全景(東京都現代美術館)、2020年のビル景(水戸芸術館)に続き3度目。 今回が最も面白く満足度…
●美術館ベスト 2022 1. ゲルハルト・リヒター展 東京国立近代美術館 8月 『★★★ ゲルハルト・リヒター展 東京国立近代美術館 その1』(2022/8…
Adrian Villar Rojas(エイドリアン・ヴィジャール・ロハス、1980-)はアルゼンチン出身のアーティスト。30歳で参加したヴェネツィアビエン…
アンゼルム・キーファーの芸術 その3 90年代-2000年代
このページではキーファーがフランスに移住した1992年以降の作品を紹介する。●「20年の孤独」とフランスへの移住 80年代から90年台初め、特にアメリカでキ…
このページでは、アンゼルム・キーファー(Anselm Kiefer)の80年代の作品を紹介する。 第2次世界大戦が終わった1945年、キーファーはドイツに生…
アンゼルム・キーファーのまとまった展覧会は見たことがないが、各地の美術館で少しずつ過去の大作を見て(特にベルリンのハンブルガーバーンホフ)、好きになった。 …
その1;『常設展(2022年8月) 東京国立近代美術館』(2022/8/16)●小企画、ボナールの風景画。 ボナールの絵はいいと思わなかったが、同時に展示され…
(2022/8/16)●小企画、ボナールの風景画。 ボナールの絵はいいと思わなかったが、同時に展示された日本の風景画に面白いものがあった。 丸山直文。美しい色…
その3●フォトペインティング リヒター財団の作品はリヒターが手元に置いていたもの。だからなのか、家族を描いた絵画が4つもある。 「モーリッツ」(2000,20…
●Pagoda(2009) 2008年の四川大地震。死者行方不明8万人。学校の倒壊で5000人の生徒が亡くなったが、手抜き工事で学校が簡単に倒れたことが疑われ…
つづき ●アブストラクト・ペインティング(ビルケナウ以後) リヒターは2014年(82歳のとき)に「ビルケナウ」で長年描きたかった主題をやりとげ、また油彩…
ジャン・ホァン(Zhang Huan)(1965-)は1990年代の北京郊外の芸術村で、中国政府の弾圧を逃れながら全裸パフォーマンスを行い有名になった。のち…
(2022/8/16) 川村記念美術館で見たリヒター展(2005年)以来の、リヒター展。 今回は、回顧展というにはかなり、作品が偏っている。1960年代のフォ…
Urs Fischer(ウルス・フィッシャー)(1973-)はスイス出身、ニューヨーク在住のアーティスト。 自分が見たことのあるUrs Fischer作品は…
ゲルハルト・リヒターをモデルとした映画「ある画家の数奇な運命」を見た。 登場人物の名前が実際と違っていて、リヒターをモデルとした主人公の若者はクルトという名…
●共同プロジェクスペース 第2会場。虎ノ門まで移動しないといけないし、森美術館で予約・時間指定しないといけないという行きづらい展示。twitterで「こっちが…
(2022/5/27) 『★★Chim↑Pom展:ハッピースプリング 森美術館 その1』(2022/5/27) チンポム は前は好きでなかったが、ワタリウ…
Candice Linの芸術(ヴェネツィアビエンナーレその3)
ヴェネツィアビエンナーレについて調べていて面白い作家を見つけた。 Candice Lin(キャンディス・リン)は中国系アメリカ人の女性アーティスト。 ヴ…
★★Chim↑Pom展:ハッピースプリング 森美術館 その1
(2022/5/27) チンポム は前は好きでなかったが、ワタリウム、歌舞伎町、高円寺、アノーマリーと展覧会を見るたびに面白くいつのまにか好きになった。今…
(2022/5/27) 大きなスクリーンでルー・ヤンの特集上映を見る。初めてちゃんと見たが、ルー・ヤンは面白い。チンポム展より面白いと思った。 上海の女性アー…
六本木のギャラリー巡り 2022/5月(2022/5/27) ●SCAI PIRAMIDE アニッシュ・カプーア 今回六本木のギャラリーで見た中で一番面白…
ヴェネツィアビエンナーレ(オンライン)Humeau, Leigh, Ursuta
その1;『ヴェネツィアビエンナーレを(行かずに)楽しむ』 東京の美術館に行くのも難しい状況になり、美術館に全然行けていない。そこで、下記方法でヴェネツィアビエ…
東京の美術館に行くのも難しい状況になり、美術館に全然行けていない。そこで、下記方法でヴェネツィアビエンナーレを見たつもりになれるか、試すことにした。・You…
国立新美術館でまもなく開かれる日本初のデミアン・ハースト展は桜の絵画ばかりらしいので面白いかわからないが、2010年にベルリンのギャラリーで見た…
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ワンゲチ・ムトゥ(Wangechi Mutu)の芸術前の記事; つづき;●自然素材の彫刻 2015年に故郷のナイロビ(ケニア)に戻ったMutuは、ナイロビの…
ワンゲチ・ムトゥ(1972-)はケニアのナイロビ出身の女性アーティスト。1990年代初めにニューヨークに移住し美術を学んだ。2000年代に、コラージュ作品で…
(2025/1/17)前の記事; つづき; 「カップル」(2003)。大きな銀色の彫刻が天井から下がっている。螺旋を体に巻き付けた二人。等身大より大きいうえに…
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(2025/1/17)ルイーズ・ブルジョワ展 地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ Louise Bourgeouis(ルイーズ・ブルジョ…
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AES+Fは1950年代生まれの4人によるユニット。いずれもロシア(ソ連)生まれで、1980年代に活動を開始した。 CGと実写を使って、様々な人種の人物が現…
2022年のゲルハルト・リヒター展(東京国立近代美術館)は回顧展と言うには偏りがあり、2000年代以降の作品が充実していた。 ●フォトペインティング リヒタ…
前の記事;『ゲルハルト・リヒターの芸術 その1 1960年代』 ゲルハルト・リヒターは1932年、ドイツ、ドレスデンに生まれた。東ドイツで社会主義リアリズムの…
ゲルハルト・リヒターは1932年、ドイツ、ドレスデンに生まれた。東ドイツで社会主義リアリズムの絵画の教育を受け、人々を啓蒙するための壁画などを描いていた。1…
第5章。記憶をたどる旅。 90年代の作品。 「「採集者」(モーゼス・ハリス「オーレアン」の扉絵より)」(1995)。ヨーロッパ近代という感じの人と、巨大カタ…
(2024/10/19) 「森の掟」(2024)。下半分はルソーの「夢」がもとになっている。ルソーの絵では、ジャングルの中、裸婦を中心に象や笛吹きが出てくる…
(24/10/19) もともと展覧会に行くつもりはなかった。実物は見たことがないがなんとなく知っていて、アニメっぽいイラストを描く人というイメージで、自分は好…
東京都現代美術館の常設展、1階は7人の女性作家をグループ展形式で特集する。 特に、前本彰子(1957-)が面白かった。 80年代に活躍した人と何となく知って…
前の記事;『日本現代美術私観 東京都現代美術館 その3』前の記事;『日本現代美術私観 東京都現代美術館 その2』(2024/9/15)前の記事;『★★★日本現…
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(2024/9/15)つづき; ・庄司朝美 「21.2.3」(2021)。独特の質感がある絵画だなと思ったら、ガラス板に裏から描いているとのことでなるほど。こ…
第1章 全ては繋がっている ニナ・カネル「マッスル・メモリー(5トン)」(2023)。 ホタテの殻の上をざっざっざっと歩く。会期末で粉になっているかと思ったが…
(2024/3/30) 環境と人間の関わりに言及する作品を集めた展覧会。以下の3つの作品が、特に面白いと思った。 第1章 全ては繋がっている エミリヤ・シュカ…
MAMコレクション さわひらき(2024/3/30) さわひらき「hako」(2007)。 暗い展示室に入ると、大きな机の上に砂が敷き詰められていて、そこに置…
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Louise Bourgeouis(ルイーズ・ブルジョワ)(1911-2010) 1911年にフランスに生まれる。1938年に結婚してニューヨークに移る。19…
ハーストの作品にはホルマリン漬け以外にも、生き物を使ったものがある。死んだハエや生きたハエ。作品の中で死んでいくハエ。蝶。 これも、作品のために生物を殺した…
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Neo Rauch(ネオ・ラオホ)は1960年、ライプツィヒで生まれた。社会主義リアリズムが優勢であった東ドイツで絵画を学ぶ。 1999年頃に知られるように…
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リュック・タイマンス(Luc Tuymans)(1958-)はベルギーの美術家で、現代を代表する画家と言われている。 タイマンスは風景、人物、歴史的な出来事…
Bruce Naumanの芸術前の記事; (つづき) ●映像インスタレーション ナウマンの映像作品は、複数のモニターやスクリーンで観客を取り囲み(たいていは複…
ブルース・ナウマン(Bruce Nauman)(1941-)はアメリカのアーティスト。1960年代から活躍し、現代美術に影響を与える有名アーティストである。…
●MOTコレクション 被膜虚実 今回の常設展は、20年くらい前に見たことのある、懐かしい作品が多い。 ホンマタカシ「TOKYO SUBURBIA 東京郊外」(…