「鳥取に出現した中国?」って、鳥取県は中国地方でしょう…と、そういう中国でなくして悠久の歴史を誇る大陸の方ですな。山陰本線で倉吉駅から鳥取行きの列車でひとつお…
興味の赴くままに見聞きするあれやこれやを綴ります。
本を読みます。映画を見ます。芝居もミュージカルも見ます。クラシック音楽を聴きます。絵を見に行きます。旅にも行きます。そして、まじめな話もします。
山形県天童市の出羽桜美術館。HPによれば、天童駅から徒歩15分ということで、当初予定では天童駅近辺で昼飯を食し、ぶらぶら歩いて出向こうと思っていたのですな。と…
京阪電車を枚方市駅で下車して、京街道枚方宿の名残をゆらゆら見て回ったわけですが、町歩きにしても、高台の御茶屋御殿跡展望広場へ登るにしても、キャリーケースをごろ…
山形県天童市に出羽桜美術館を訪ねたところで、まずは書画コレクションを振り返りましたですが、続いてはそもそもコレクションが始まるきっかけを作ったというやきものの…
東京・西国分寺にあります東京都公文書館の展示を見に行きまして、本編の前のミニ展示『幕末から明治初期の小笠原諸島』にひっかかってしまいましたが、いよいよメインの…
大阪・枚方の市立枚方宿鍵屋資料館の展示を眺めてきたわけですが、続きとしては「くらわんか舟」のことを振り返っておこうかと。 そも「くらわんか舟」というものを知…
思わぬ展開でもって天童そばにありつくことになったわけですが、蕎麦屋から天童の市街地へと車で送ってもらいがてら、途中で降ろしたもらった先がこちら、出羽桜美術館な…
先日、マリアナ諸島関係の展示を見に出かけた帝京大学総合博物館にも、他館の展示告知のフライヤーがいくつも置いてあるコーナーがあったのですな。その中でかような一枚…
大阪・枚方市で宿場町の名残をゆらゆら辿ってきたですが、締めくくりに訪ねたのはこちら、市立枚方宿鍵屋資料館でありました。 「江戸時代、淀川往来の船を待つことが…
…てな具合に山形美術館の思わぬ!臨時休館に遭遇し、いささか予定よりも早めに移動を開始することに。JR奥羽本線(山形線)に揺られることしばし、山形駅を発した列車…
英作家サキの短編にトバモリーという言葉をしゃべるネコの話がある。あるパーティーでのこと。トバモリーが一人の女性にこう暴露する。…先日、新聞のコラム(東京新聞8…
さてと、いささか長居した川べりの淀川資料館から、京街道枚方宿の旧道方面へと戻ってきたのですね。今では三矢公園という児童遊園になっている本陣跡のところで高台見物…
ということで、10年前の2014年から発掘も復元もずいぶんと進んだようすの山形城をひと巡りして、石垣だけが残っている南門(二ノ丸南大手門)から入った霞城公園を…
先に東京・八王子市の帝京大学総合博物館を訪ねた帰り途、多摩都市モノレールの駅へと向かうの道すがらで、ふいとかようなお店に出くわしたのですなあ。 「マダム・フ…
小ぢんまりとした施設ながら展示のあれこれを「ほお~」と思いつつ見て回って、またしてしも話が長くなっている大阪・枚方市の淀川資料館ですけれど、最後はここまでの振…
前に来た時にさらっと一巡りしたからなあ…と、今回は山形城を見て回るつもりはなかったのですけれど、山形県立博物館を訪ねて霞城公園に立ち入る以上はどうしたって脇目…
東京・八王子の帝京大学総合博物館を訪ねたというだけでまたまた話が長くなっておりますが、マリアナ諸島関係の展示スペースを通り抜けた先でまた別のミニ企画展というの…
大阪・枚方市の淀川資料館を訪ねて、展示のあれこれに「ほう!」と思っているのは関東から来た者なればこそかも。ですので、も少し展示を振り返っておきたいわけでして。…
山形県立博物館のお話もこれまた長くなりつつありますが、館内で歩を進めてようやっと特別展のスペースに到達したのですな。展覧会タイトルは「海に入るまで濁らざりけり…
常夏の楽園というイメージだけでは語れないマリアナ諸島…ということ
…ということで、東京・八王子市の帝京大学総合博物館に『南の楽園マリアナ諸島の物語 あなたはグアム・サイパン・ロタ・ティニアン島を知っていますか?』という展示を…
大阪・枚方市に淀川べりにあります淀川資料館を訪ねて、まずは魚の話に終始してしまいましたが、もちろん展示はそればかりではないのですよね。入館早々に出くわすこちら…
今やいささか古びた感のある山形県立博物館を訪ねて、地学的なところで「山形のなりたち」を見て来たわけですが、続いて豊かな生態系を示す動植物の展示があるも、これは…
たまには日常ネタを織り交ぜて…ということで、久しぶりに東京・八王子(といっても八王子駅からは相当離れている)の帝京大学総合博物館へ行ってきたのでありますよ。「…
大阪・枚方市にあって、ひいこらしながら高台の御茶屋御殿跡展望広場に登り、ほど近くを流れる淀川を眺めてきたわけですが、こうなりますとやはり淀川べりに行ってみよう…
山形駅近くのホテルで一泊ののち、朝早々に出かけたのが霞城公園でありました。入口からして城跡であることがありありですけれど、明治になって陸軍の駐屯地となりまし…
京街道枚方宿の旧道をゆらりとしておりましたが、途中でちと脇道へ。手元にあった「淀川河川公園枚方地区 歴史散策MAP」によりますと、枚方宿本陣跡の背後の山に「御…
山寺をぐるり巡った後に一泊した山形駅近のホテルは山形市で最も高いビルの上層階にあったのですけれど、フロントのある階には展望ラウンジが設けられていたのですな。こ…
さてと、しばし滞在した伏見を離れ、京阪電車で(これまでうろうろした淀駅や石清水八幡宮駅を過ぎ去り)枚方市駅へとやってきました。枚方は、京と大坂を結ぶ京街道(大…
山形にやって来て最初に立ち寄った山寺のことだけですっかり話は長くなっておりますが、ようやっと山形駅前に戻ってきました。駅前のホテルにチェックインして荷物を放り…
京都・伏見を真ん中において右往左往しながらあちこち訪ね歩いてきたわけですが、いよいよもって伏見を離れる段になってまいりました。そこで町なか歩きの際にあれこれ見…
さてと山寺芭蕉記念館を訪ねて、常設のメイン展示を振り返っておくといたしましょう。松尾芭蕉が出羽路を含めて辿った『おくのほそ道』は、なんとはなし、その語呂が「み…
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「鳥取に出現した中国?」って、鳥取県は中国地方でしょう…と、そういう中国でなくして悠久の歴史を誇る大陸の方ですな。山陰本線で倉吉駅から鳥取行きの列車でひとつお…
連日のコンサートとなりましたが、読響の演奏会に行ってきたのですね。いつも会場となっている東京芸術劇場が改修工事に入るということで、今年後半と翌2025年の前半…
このところ東京オペラシティとミューザ川崎と、パイプオルガン絡みの演奏会が続きましたですが、今回はピアノとヴァイオリンのデュオということでして。トッパンホールの…
先日、東京・多摩市の東京都埋蔵文化財センターを覗いた折に他館展示案内として貼ってあったポスターを見かけて、「面白そうかも…」と思ったのがきっかけでして。目黒区…
倉吉駅から山陰本線に乗って移動…とは言ったものの、どこへ向かうのかをうっかり申し添え忘れてしまい…。ちなみに倉吉駅頭にはこんな石標がぽつんと置かれておりまして…
やおら寒さが募ってきた一日、ミューザ川崎のランチタイムコンサートを聴いてきたのでありました。つい先日は、東京オペラシティでトランペットとオルガンのデュオを聴き…
文字通りの温泉三昧で過ごした三朝温泉三連泊の後、次の目的地に移動するために倉吉駅前で出て、昼飯に鳥取牛骨ラーメンを食した…と言うところまで話は進みました。ちな…
…てなことで、温泉街を散歩してみたり、倉吉白壁土蔵群をぶらりとしてみたりと、そんなことも交えながら鳥取・三朝温泉三連泊は実にのんびりと過ごしておったわけですが…
鳥取・倉吉の本町通りあたりをぶらりとしていて、ふいと目に留まったのがこの解説板なのですなあ。「里見八犬伝ゆかり 忠臣八賢士の墓」とありまして、すぐそばには公…
またまた東京オペラシティ コンサートホールで開催される「ヴィジュアル・オルガンコンサート」を聴いてまいりました。「ヴィジュアル」という言葉を目にする限りでは「…
先日は東京・多摩市のパルテノン多摩ミュージアムで「多摩ニュータウン鉄道開通50周年」の展示を見てきましたが、今度もまた鉄道の周年記念関係でありまして。予て自ら…
そも三朝温泉からバスに乗って到着した倉吉の「赤瓦・白壁土蔵」という停留所から、件の白壁土蔵群の方へ向かう道すがら、通りかかった商店のショーウィンドウを見て「お…
先日はベイスターズ優勝の翌日に横浜スタジアムの脇を通り抜けたことから、珍しくもプロ野球に関わる思い出話に及んでしまいましたですねえ。そんなことがあったところか…
鳥取・倉吉の白壁土蔵群あたりをそぞろ歩く…といいながら、映画『男はつらいよ』の話で余談に入り込んでしまいましたですが、改めて町並みのようすなどを。 色付きの…
多摩センターに出向けばやっぱり立ち寄ってしまう東京都埋蔵文化財センター。ですが、ここの企画展は年度単位の1年開催…ということは、多摩センターに出かけるのは年に…
またまた帰宅後の話が絡んで恐縮ながら「倉吉観光情報サイト」によりますれば、打吹山を望むこのあたり、「映画「男はつらいよ」の撮影もこの場所で行われました」てな紹…
毎年毎年のことですけれど、いろんな周年事業があるものですなあ。今年2024年は多摩ニュータウンに鉄道が通うにようになって50年ということで、多摩センターにある…
湯治をこそ目的として出かけた三朝温泉。観光としてあちこちを見て回る旅とは異なっておりましたので、温泉街の周辺ばかりを振り返ることになってます。さりながら、滞在…
先に横浜みなとみらいホールで知り合いがステージに上がる演奏会があるからと横浜へ出かけていったと申したですが、ホール最寄りの桜木町駅でなくして、ひとつお隣の関内…
三朝温泉の温泉本通りを地味な東口からぶらりとしてきて、ここから先はディープゾーン…とは穏やかならぬところですけれど、ちと大袈裟に過ぎる予告でありましたなあ。ま…
長崎であちこち訪ね歩いたところはひと通り触れて来たように思いますが、そこから抜け落ちた道すがらの何くれを落穂拾いということで。まずは、大浦天主堂に向かう際、道…
岐阜県多治見市の美濃焼ミュージアムでもって美濃焼の1300年を振り返っておるわけですが、古い古い時代にも、はたまた現代においても日用食器で大きなシェアを誇って…
特にアニメづいている…というわけではありませんですが、『やくならマグカップも』、『へうげもの』に続いて今度は『青のオーケストラ』という作品を一気見で。しばらく…
のんびりとゆったりと市内に連泊を続けた長崎滞在もいよいよ帰途に就く日となりまして、空港へ向かうまでの合間を利用し、ちょいとひとつだけ立ち寄ったところがあるので…
かくて多治見市美濃焼ミュージアムを訪ね、「美濃焼1300年の流れ」を辿るという本丸の常設展示へいざ。 美濃焼の産地は、現在の岐阜県多治見市・土岐市・瑞浪市・可…
このところ「そう言えば…」と思いついてしまったことがありまして、手に取ったのが河出新書の一冊、『女ことばってなんなのかしら?』でありました。 まあ、思いつい…
長崎市外海の出津集落をぶらりと歩いて、ド・ロ神父の事績をたどっておりますが、ド・ロ神父記念館を訪ねた後はその斜向かいへ。 「ド・ロ塀」と呼ばれる石積みに囲ま…
美濃焼の里を訪ねるといってやおらモザイクタイルの話から入ったのはいささか看板倒れかもしれませんでしたが、お待たせしました!(笑)。「美濃焼の歴史と現在を、見て…
先ごろ岐阜県多治見市あたりを訪ねるに際して「旅の供」としてのがこちらの一冊、角川ソフィア文庫『古田織部の正体』でありまして。美濃焼の里に出かけるのに、古田織部…
出津教会堂は集落の高台にありますので、他を巡るにはもっぱら下りに。所縁深きド・ロ神父の事績を辿るべく寄り道しつつ下りていけば、やがて「出津」のバス停に到達す…
例によってひとつところで話が長くなっておりますが、多治見市モザイクタイルミュージアムで歴史の話に触れましたあとは製造工程に関わる展示物などのお話でありますよ。…
いやはや、やおら寒くなって来ましたなあ。何をするにつけ、秋はいい季節で…と言われる「秋」がすっかり飛んでしまうのが近頃でもあるような。とまれ、日が傾いて(とい…
と、長崎市外海歴史民俗資料館の敷地のはじっこから出津集落の中へと続く階段を下りてほどなく、辺りの佇まいとは面持ちの異なる建造物のある園地に出たのですな。ただで…
岐阜県多治見市のモザイクタイルミュージアムを訪ねて、展示内容のお話を引っぱってしまいましたですが、4階から順々に階下へと振り返っていくことにいたします。最上…
ということで長崎市外海(そとめ)の出津(しつ)集落に来て、「沈黙」の碑のすぐ近くにある長崎市外海歴史民俗資料館とやらへ、まず立ち寄ることに。 入口のところに…
時折、NHKで『神田伯山のこれがわが社の黒歴史』という番組を見かけますけれど、かつてあった『プロジェクトX』あたりの熱血成功物語とは正反対に、ゆるくゆるく企業…
さてと、岐阜県多治見市にまで出かけてまいりまして、まず取り上げておこうと思いますのが(つまりは旅本来の時系列ではないということで)、多治見市モザイクタイルミュ…
ひとしきり長崎市遠藤周作文学館でもの思い(単に昔を思い出していただけかも…)にふけった後、隣接する道の駅で昼食を。定食類をオーダーしますとご当地名物の「ドロさ…
多治見駅到着の話を書いていて「やっぱり見るだけ見てみようかね…」と思ったのが、アニメ『やくならマグカップも』なのでして。駅の南北通路で横断幕を見かけたときには…
ちょいとばかり名古屋市美術館に寄り道した関係で、名古屋市営地下鉄の伏見駅で乗り込んだ東山線から千種駅でJR中央本線(中央西線)に乗り換え、いよいよ美濃焼の里を…