お話をいただいたので、リハビリを兼ねて、三菱UFJアセットマネジメントのYouTubeチャンネルで少しお話してきました。自宅からのオンライン参加ですが。三菱UFJアセットマネジメントさんといえば、個人投資家のファイナルアンサーともいえる投資信託である「オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式 オール・カントリー)※」などを運用している国内大手投信会社で、日本で初めての投信会社を前身に持つ老舗でもあります。【※参考記事:eM...
手間とコストをかけずに実践しているインデックス投資やら家計やら保険やらクレジットカードやらのブログ。
自分の全資産(少ないですが)を「円」のみで保有していること(何もしないこと)は、それなりのリスクを伴う集中投資に近いものだと解釈して、私は購買力維持や資産形成を目的に、資産の一部を世界中の株式や債券などの保有にあてています。 投資の実践といっても、ひと月に一度の自動積立と、たまにやるリバランスくらいですが…
下落相場やリスクとの付き合い方……YouTube動画で少し話してみました
お話をいただいたので、リハビリを兼ねて、三菱UFJアセットマネジメントのYouTubeチャンネルで少しお話してきました。自宅からのオンライン参加ですが。三菱UFJアセットマネジメントさんといえば、個人投資家のファイナルアンサーともいえる投資信託である「オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式 オール・カントリー)※」などを運用している国内大手投信会社で、日本で初めての投信会社を前身に持つ老舗でもあります。【※参考記事:eM...
昨年末に死にかけた際、リスク資産等はなるべくシンプルに分かりやすい状態にして家族に残しておく必要性を痛感しました。危うく、複雑なまま引き継ぐところでした。前々から「いつかはやらねば」と思って少しだけ手をつけてはいたものの、準備万端というには程遠い状態でした。子供たちは未成年。妻に投資経験はなく、興味もゼロです。...
読者さんから以下のようなご質問をいただいたことがあります。==(質問メール一部抜粋編集)==インデックス投資を学ぶ前に、学資保険に入りました。会社から子供手当として月△万×10年間貰えるという事で、使ってしまわないように、急いで契約しました。18歳から分割で少し増えて返金されるというものです。しかし、いざインデックス投資を学び始めた所、月△万全額、18年間保険会社に預けるなんて、なんて勿体無い事をしたんだ...
「若い頃はさ、いい車とかいい服とか欲しかったけど、最近はめっきり物欲がなくなったよ」「旅行に行くのとかも億劫になっちゃってねぇ」「この年になると、お金なんて使うことがあんまりないですよ」親戚や職場の人、ちょっとしたコミュニティの知り合いなどの人生の先輩方からは、上記のような言葉を聞くことがあります。私は「将来のため」とか「老後のため」などというあやふやな理由で、投資による資産形成をおこなっているわ...
つみたてNISAが始まった頃くらいからでしょうか、国際分散積み立てインデックス投資がある程度認知されて、実践者も身の回りに少しずつ増えてきました(参考:インデックス投資とは)。幅広いジャンルから参入してくる情報発信者も数多くいるため、私なんぞはもう完全に埋もれています。最近は「あ、この視点からのこの話、たしか俺が最初に言ったんだよなぁ」とか「この感情は誰もが通る道だよなぁ」なんて思いながら眺めたり聞い...
仕事が一気に進んで成果が出たときなどに、自分のモチベーション要因を振り返ってみると、それが「怒り」であったことは間々あります。まあ、失敗したときの原因が「怒り」のこともあるので、諸刃の剣なのですが、良くも悪くもそれが物事を進める原動力となり得るのは間違いないように思います。...
怪しい自己啓発ブログの記事みたいなタイトルですが、ふと考えてしまったのです。本当の意味で仕事とプライベートは両立できるのか、と。こんなことを考えてカタカタとタイピングしてるなんて、なんか、こじらせ社員のようですよね。ただ、正直なところ、私が直接見てきた世界と、間接的に(他人様の様子を)見た範囲で考えると、高いレベルで仕事とプライベートを両立させるのはかなり難しいと思っています。...
山崎元さんが生前、最後に書いたマネー本『経済評論家の父から息子への手紙』は、18歳くらいになったら我が子にも読ませたいと思える本です。以前に追悼記事でも触れましたが、この本は「山崎版!子供に伝えたいお金の話」ともいうべきものであり、当ブログのエッセンスというか私がまとめたかったことをそのままカタチにしてくれたような一冊です。【参考記事:山崎元さんにまつわる思い出】...
セゾン投信の中野晴啓会長が更迭されて1年以上が経ちました。【参考記事:セゾン投信中野会長退任(更迭?)に思うこと】1年ちょっと前は、件の話題で投信ブロガー界隈は(私を含め)けっこう熱くなっていましたが、もうネタにならなくなっている印象です。「中野ショック」によって、セゾン投信からは一時的な資金流出が確認できました。が、当時およそ6000億円だった運用資産残高は、2024年7月には9000億円を超えていました。円...
何かを学ぶ必要があるとき、誰かに教えてもらうのは(意外と多くの場合において)当たり前のことかもしれません。ただ、いかなるときも「他人から教えてもらうだけの姿勢」が基本スタンスになってしまうと、理解や知識吸収の効率が悪くなり、結果的には成績が伸び悩んだり、実生活において損をしたり、騙されたりする確率も高くなってしまうように思います。上述の話は、学校での勉強や仕事をするうえでの勉強、資産形成のための投...
自分や家族の将来の選択肢を増やすためとか、老後のためとか、それっぽいことを書いてきましたが、投資による資産形成を行っている理由は要するに「金持ち」になりたいからです。おそらくほとんどの人はそうだと思います。ただし、単にすごい金持ちになることが目的の人は少ないでしょう。どのような生活をして、どのようなことをしたいのかというターゲットは必要ですし、それがあってこその資産形成です。【参考記事:なぜ投資(...
・利上げ・集団パニック・中東情勢の影響・金融緩和の反動・投機集団の仕掛け・米国の景気後退懸念・AIバブル崩壊のはじまり値動きの本当の理由はよく分かりませんが、一日当たりの値動きとしてはけっこう強烈な株価や為替の乱高下が投資家を直撃しました。今回の株安も「なんとかショック」的な「戒名」がつくのでしょうか。まあ、個人的には、マーケットの急変動によって投資しているリスク資産の時価がガクンと減ることには何の...
ここ最近の相場乱高下を受けて、様々なメディアの記者の方からコメントを求められる機会が増えてきました。本日、早速公開されたのが楽天証券のオウンドメディア「トウシル」の記事です。マーケットが荒れて不安を感じてしまうとき、長期投資家はどのように考えて行動すればいいのかなどを緊急レポート的にまとめてあります。...
急病で倒れてからは、どうしてもこの手のことグジグジと考えてします。考えまいとしても自然と考えてしまうのだから仕方ありません。そんなことをいちいち書き綴るのもどうかと思いつつ、個人の備忘録たるブログなので好きなようにしています。ここは一応マネーブログですが、それも命という土台があってのものですから。...
10年以上も好調相場が続いています。まあ「好調」かどうかは、投資方法や相場の見方による部分もあるでしょうが、ガチの暴落や本格的な停滞相場は長らく訪れていません。そういえば、こんな記事を書いてからも既に3年以上前が経過しています。↓ブログを始めるも未だ本格的な下落相場来ず...
私のお気に入りの映画の中に『天使のくれた時間』という作品があります。自分の人生に足りないものなんて何一つない!と思っているウォール街で成功した独身貴族が、ある朝目覚めたら、昔の恋人と結婚して、2人の子供と犬と一緒に平凡に暮らしている「別の人生」を体験することになってしまい……という話。人生の幸せについて考えるもよし、小難しいことは考えずにサクッと楽しむもよし、なかなかの名作です。先日久しぶりに鑑賞し...
ソーシャル型オンライン経済メディア・ニュースサイトのNewsPicks(ニューズピックス)から取材を受け、その内容が公開されました。米国株投資家2名と、全世界分散型インデックス投資家2名の座談会形式の記事で、けっこうなボリュームでした。私は運用資産1億円を超えるような億り人ではないのですが、『「億り人サラリーマン」のお金持ち思考法』というくくりの中で登場しています。もう一人のインデックス投資家は本当の「億り人...
いったん売ろう、なんて考えません…2024年6月末のアセットアロケーションとポートフォリオ(と今年上半期の投資と考察)
今年も半年が過ぎました。生きて日々を送ることに少しだけ自信がついた気がします。今日があることに感謝するばかりです。さて、私の投資スタイルは基本的に「ほったらかし」。投資行為そのものは本当に忘れてしまうレベルで(自動で)続けている状態です。んでも、ブログのネタとして半年に一度は考察みたいなものを書く機会を設けるようにしています。そうしないと、資産状況のチェックすらしなくなって、万が一不正出金とかがあ...
先日、妻が自分自身の亡くなった祖父のことを娘に話していました。たわいもないエピソードをいくつか、東北訛りの話し方のモノマネをしながら。楽しそうに。嬉しそうに。小学生の娘も興味深そうに聞いていました。それを見ていた私は、なぜかふいに涙がこぼれそうになり、妻の祖父は幸せだなぁと羨ましくなりました。...
投資による資産形成の実践法や複雑な税制優遇制度を分かりやすく正確に解説する第一人者・竹川美奈子さんが、私の投資遍歴と近況を記事にしてくださいました(当記事の最後にリンクあり)。オンラインで取材していただき、8年ほど前に出版された書籍内容※のアップデート版としてウェブ上に公開しています。オンラインとはいえ、投資関係というか「虫とり小僧」として誰かとお話したのは、昨年末に退院して以降初めてのことでした。...
10年以上もブログを書いていると、記事を公開する前にそれがどれくらい読まれるのか「ある程度」は予想がつきます。ごく稀に、予想外の反響があったり、思っていたほど読まれなかったことなどもありますが、大体は事前にほぼ分かります。個別の投資信託について解説したり、どの金融商品がいいのかというような記事を書いたり、露骨な給与事情を晒したり、話題になっているマーケットのニュースを取り上げたり、相場についての考察...
10年以上前に勤務地の近くで大きなアオダイショウやシマヘビを捕獲し、ノリでそのまま職場で飼ってみました。すると案の定、幾度も脱走して同僚や関係者を戦慄させました。やがて上司から追放命令を受け、反抗期の中学生よろしく何度か抵抗したものの、最終的には旗色が悪くなって自宅に持ち帰りました。そのヘビは、私の娘が生まれるよりも前から我が家で飼育しています。...
山崎元さんはイタズラ小僧のような表情で「かなり久しぶりだけど、たまには、ちょっとくらいならいいよね」と言いながら、大好きなウィスキーを少しだけ飲み、とても嬉しそうに「やっぱり景気のいい人と飲む酒は美味いなぁ」と、食道がんの手術の影響で掠れてしまった声で言いました。昨年(2023年)の夏のことです。その時点で既に1年以上の闘病を続け、ステージ4の癌であることを公表していた山崎さんは、ご自身の「持ち時間」に...
先進国と新興国、投資するならどちらのほういいのか。両方に投資するならどのくらいの比率が適切なのか。積み立て投資(ドルコスト平均法)と一括投資はどちらのほうが効率的なのか。インデックス投資かアクティブ投資か高配当か。米国株(SP500)か世界株(オルカン)か。毎月分配型投信はいいのか悪いのか。損切りの是非。などなど。既に話題に上りにくくなったものもありますが、SNSなどでは定期的に上記のようなテーマで議論が...
ブログネタが思い浮かんだり、記事を書きたくなるのはどういうときか
このブログも書き始めの頃は、書きたいことがたくさんあったものの、さすがに10年以上も続けていると、ひと通り書きたいことは書いてしまっています。ってか、調べてみたら、5年以上前に私は「書きたいことをひと通り書き終えた」状態になったと記事にしていました。【参考記事:書きたいことをひと通り書き終えたあとの投資ブログ運営をどうするか】そうは言いつつも、一応ここまでブログを書き続けることができているのは、やは...
落ちているお金を拾ったら、たとえいくらであろうと警察に届けなければなりません。まあ、実際のところ、私のような成人男性が落ちている1円玉を拾って、それを交番に届ける行為は警察官に対する嫌がらせに近いような気もしますが、法律では、落ちているお金を勝手に自分のものにしてしまうのは、遺失物横領罪とかいう罪になるのだったと記憶しています。・・おっと、失礼、今回はこういうことを書きたいのではありませんでした。...
ご存じの方も多いと思いますが、とても残念なことに、今年(2024年)1月1日に経済コラムニストの大江英樹さんがお亡くなりになってしまいました。昨年ちょうど同じくらいの時期に急病で数ヶ月の入院生活を送った者同士※として、SNSで励ましあったりしていたので、訃報には大変驚きました。最後まで生き続けることを前提にして諸々の発言されていた姿勢には、私も非常に勇気づけられました。【※参考記事:生死の間を彷徨っていまし...
少年の頃、漠然と考えていた「あんな大人にはなりたくねえ」という大人像がありました。守りに入った大人はカッコ悪いと思っていました。じゃあ、どういう大人になりたいのか、と問われても漠然としていてよく分からなかったものの、少年の感性というか「ティーンエイジの心」は失いたくないと考えていたように思います。・・はて、今の自分は、少年の頃の自分に胸を張って会える大人になっているでしょうか。コツコツとインデック...
入院中に更新が滞っていた年末年始の定形記事や、これまた入院中に出版されたり著者からいただいた投資本の書評ばかり書いてきましたが、ようやくそれも一段落しました。依然として現在の私の生活は、生きるために生きることが中心です。【参考記事:生死の間を彷徨っていました】そんな状況だからか、考えることはどうしても、自分はいつまで生きられるのか、どう生きるか、そんなことばかりになってしまいます。...
投資を始める前の自分に読ませたい!…『改訂版 お金は寝かせて増やしなさい』(水瀬ケンイチ著)
投資歴20年超、投資ブロガーとしても20年弱のキャリアを持ち、6年ほど前に書いた投資本がシリーズ累計21万部となっている水瀬ケンイチさんが、そのベストセラー本の改訂版を出版しました。当ブログを読んでくださるような人であれば、この界隈の最大手『梅屋敷商店街のランダムウォーカー』を知らないことはないと思いますが、あのブログも記事数が5000本を超えていて、今からそのすべてを読むのは相当な変態でない限り難しいでし...
褒めるもディスるもこれ読んでから...『間違いだらけの新NISA・イデコ活用術』(田村正之著)
私が入院している間に出版されていた投資本の感想をアップする記事ばかりが続いていますが、今回読んだのもスゴい一冊でした。日本経済新聞の編集委員兼紙面解説委員であり、証券アナリストであり、CFPであり、社会保険労務士でもある田村正之さんの書かれた本です。ありがちな勘違いを徹底的に正していく形式で、かなり詳しいというか、細かくてマニアックというか、とにかく濃厚すぎる投資本でした。...
毒舌系というか刺激強めの文体でズバズバ切るようなスタイルで本を書いてきた後田さんが、(その主旨は変えずに)やさしく教えてくれる感じの新著を書きました。昨年末の私の入院中に出版されていたため、書評(感想)記事の更新が数ヶ月遅れてしまいました。が、著書の内容は普遍的で変わることのないものなので、おそらく10年後に読んでも当たり前に通用すると思います。メッチャいい本でしたよ。【参考記事:生死の間を彷徨って...
もう昨年の話ですが、晋遊舎のムック本に少しだけ掲載されていました。2023年11月28日発売の『株大全2024 (100%ムックシリーズ) 』というムック本です。ムック本とは、普通の本と雑誌の中間に位置するような「あるテーマに関する“まとめ本”」のことだそうです。雑誌(magazine)の「m」と書籍(book)の「ook」をくっつけてmook(ムック)と呼ぶようになったとか。「虫とり小僧」としてのこれまでメディア等への出演・掲載履歴...
『新NISAとiDeCoで資産倍増 人生100年時代の新しいお金の増やし方』(大江加代著)を読みました
昨年、著者の大江加代さんからいただきました(恐縮にござりまする)。iDeCoとNISAのどちらでも運営側(政府側)に近いところに関わっている大江さんならではの解説書でした。制度誕生の経緯やこれまでの変遷など、NISAやiDeCoを利用する際に直接役立つのかよく分からないウンチクのような記述も多いのですが、その点こそが最近異様に類書の多いこの分野の本の中で差別化されているような気がしました。...
おかげさまでブログ開始11周年を迎え、12年目に入ることができました。昨年末は個人的な大ピンチがあって、ブログ継続というか生命の存続すら危ぶまれました。が、ペースは落ちつつも、どうにかこうにかまだ文字を綴ることができています。【参考記事:生死の間を彷徨っていました】継続できているのは読んでくださる方がいるからこそであります。どうもありがとうございます。...
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は買いなのか…デメリットはないの?
投信ブロガーが選ぶ fund of the year 2019・2020・2021・2022・2023と5年連続で堂々の第1位に輝き、巷で「オルカン」なぞと呼ばれて一層注目が集まっているせいか、「虫とりさんは、eMAXIS Slim 全世界株式(イーマクシス・スリム・オール・カントリー)をどう思いますか?」というような意見を求められる機会が増えています(もちろん受賞前からもかなりありましたけどね)。全世界株式への投資についての考えは何度も書いたこと...
昨年、当ブログ経由で買われた書籍(電子書籍を含む)のベストテンに一言解説をつけて、ランキング形式でまとめておきます。基本的には「良い」と思った本しかブログでは取り上げないのですが、その中でもやはり上位ベスト10に入るような本は特にオススメの良い本ばかりです。...
毎年恒例ですが、個人的な備忘録と過去記事の紹介を兼ね、昨年一年間で多く読まれた当ブログの記事に一言を添えてランキング形式で記録(発表)しておきます。力作からしょうもない記事まで色々ありますが、どんな記事が読まれるかは、公開するまで分からないものです。...
新NISAは無理のない範囲で…2023年末のアセットアロケーションとポートフォリオ(と昨年下半期の投資と考察)
例年であれば、年末に計算してその年のうちに記事にする自分のアセットアロケーションとポートフォリオですが、昨年の後半はいつもどおりのブログ更新なんてできる状況ではなかったため、翌年(今年)にずれ込んでしまいました。【参考記事:生死の間を彷徨っていました】ただ、そもそも私の投資スタイルは基本的に「ほったらかし」で、投資行為そのものは本当に忘れてしまうレベルで(自動で)続けています。自分の投資状況の確認...
あけましておめでとうございます。「今年の目標」というほど堅苦しく身構えたものではありませんが、年初なので、いま考えていることをひとつ。それは、腹八分目を心がけたい、ということです。...
お陰さまで医師から自宅療養への切り替え許可がおり、12月中に退院することができました。それなりに長い入院期間が示すように、途中何度か冗談抜きで命が危なかったのですが、なんとか死なずにここまでこられて本当によかったです。とはいえ、まだまだ不安要素は多く、手足に痺れが残ったまま体力も回復していないので、日常生活で普通の人が当たり前にできることの多くができません。入院生活から(パートを辞めた)妻のフルタイ...
入院生活も3ヶ月目に入ろうとしています。ここは一応、投資・マネー系のブログなのですが、最近は「死にかけた話」を引っ張り続けていて、もはや闘病者の生存確認ブログになっております。元気になれたら、医療費や保険などを含めたお金の話なんかも書いてみたいとは思っています。だって10月の医療費なんて、健康保険適用前の請求金額が軽く1000万円を超えてましたからね。たまげましたよ。ただ、今は、入院生活や闘病、自分の生...
前回の記事(参考:生死の間を彷徨っていました)で私の、のっぴきならぬ近況について書きましたが、未だ入院生活は続いています。そろそろ2ヶ月になります。まだ風呂はおろか、シャワーも浴びることもできていません。体重は15kg近く減り、見た目の筋肉はなくなりヒョロガリを絵に書いたようになっていて、誰と戦っても一撃でヤラれそうです。腕の血管や首や鼠径部は、点滴やら採血やらカテーテルやらの穴だらけ。中途半端に伸び...
今月はブログ更新どころではありませんでした。意識のないまま生死の間を彷徨っている時間と、意識だけはあっても身体中に管や点滴の入った状態で自分ではほぼ何もできないまま病院の集中治療室にいる時間がほとんどでした。差し迫った生命の危機からは脱し、一般病棟へ移ったあとも、文字を読んだり、スマホに文字を入力したりするのはかなり大変な作業で、10年以上ほぼ毎週更新してきたこのブログも1ヶ月間放置してしまいました...
リピートありの温泉宿をランキング付けしてみた【2023年版】
家族会議を開き、これまでに宿泊した天然温泉宿(旅館やホテル)を、お湯・料理・雰囲気・おもてなし・設備などから総合評価して、我が家独自のランキングを作ってみました。評価は以下のような6段階。S(☆☆☆):この宿に泊まるためだけに旅行に行ける(リピート必須)A(☆☆):また泊まりたいと強く思える(リピートしたい)B(☆):リピートしてもいいレベルC:まあまあだったけど、リピートはなしD:悪くはなかったけど、もうい...
観光地でカメラのシャッターを押して欲しいと頼んでくるカップル、急いでいるときに道を尋ねてくる高齢者、一人でゆっくりしたい温泉入浴中にやたらと話しかけてくるおっさん……他にもいくらでもありますが、その後、二度と会うことがないような他人に親切に感じよくする意味は一体何なんだろう?と考えたことがあります。一緒にいる知人に「親切な自分」を見せつける必要もなく、おそらくすぐに相手の記憶からも消えるであろう状況...
へぇ、投資とかしてるんだぁ、100万円預けたら増やしてくれる?
なぜか私は職場で「投資に詳しいキャラ」にされてしまい、質問や相談が集まってくることを以前記事にしたことがあります(該当記事)。その後も、同僚や友人・知人たちと、そういう話になることはたまにあり、んで、私がそれなりの期間にわたって投資を継続していることが分かると、「んじゃ、虫とり小僧くんに100万円預けるから、増やしてよ」というようなことを冗談めかして言われたことが何度もあります。そう、1度や2度ではな...
幼児期の体験が人格形成に大きな影響をあたえるように、投資初期の体験(相場環境や判断成否など)は投資スタンスに大きく影響する可能性が高いように思います。そりゃそうですよね。投資スタート以来、5年間上げ相場だけ経験している人と、5年間下げ相場だけを経験している人が同じ感覚になるはずがないですし、10回連続で投資判断が的中した人と10回連続で投資判断を間違えた人が同じ投資スタンス(とか自己評価)になるはずがな...
もしも自分の余命がある程度分かり、しかもそれが短かったら、どういう時間の使い方をするかについて考えてみたことがあります。実際には「あとどれくらいの時間が残っているのか」は分からないですし、勤労子育て世代の自分としては、目の回るような日常の中では考えを実践する余裕なんてほぼありませんが、限られた時間の人生におけるものごとの優先順位を意識するのは大切なことだと思います。なるべくなら死ぬときに後悔したく...
投信ランキング特集はクビになりました…『投資信託完全ガイド』(2023-24年版)
ここ数年、毎年夏に改定される晋遊舎のムック本に、しぶとく私のコメントなどが掲載されています。2023年8月23日に発売された『投資信託完全ガイド2023-2024 (100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ374)』です。 この本は、投資信託そのものの解説と、普通の人にもできる投資の啓発書といった趣のガイドブックで、国際分散積立インデックス投資を勧める内容になっています(私も18年以上実践しているものです)。丸一冊、投資信...
『新NISA対応!ラクにお金を増やせる最強のインデックス投資』(NightWalker著)を読みました
投信ブロガー界の仙人ことNightWalkerさんが、5年ぶりに本を出版しました。前著がベースにはなっているものの、全面改訂と言ってもよいレベルの加筆修正と情報のアップデートがなされていました。前著よりも分厚くなっていますが、パラパラとめくってみた私の印象は「文字が大きい、文字数はそんなに多くない、気軽に読めそう」というものでした。...
でしゃばりで、しゃべりたがりな私は、同僚や友人などに相談されると、ついつい調子に乗って「投資」について熱く語ってしまうことがあります。【参考記事】・職場の同僚から投資や保険に関する質問を受けることが増えてきた・パンチのあった親友(武勇伝シリーズ番外編)以前も知人(まだ20代の若者)に、生命保険の見直しについて相談を受けた際、当ブログで最初に書いたような、保険会社の資金運用や手数料について説明してみま...
投資による資産形成を実践しつつ、関連情報を見聞きしていると、「外貨建て資産」という言葉をけっこう頻繁に見聞きします。「外貨建て資産」とは、外貨(円以外の通貨)で直接保有するもの、つまり、その購入・残高表示・利払い等が外貨でなされる資産だと私は理解しています※1。(とりあえず、当ブログ内ではこれを定義として書き進めます。)ところが、世間一般では、投資対象が外国資産(外国企業の株式や外国の債券など)であ...
新しいNISAは「シンNISA」ではなく「統合NISA」でもなく、ただの「NISA」で決まり!(金融庁の公式回答!?)
来年(2024年)から、新しいNISAが利用できるようになります。投資可能期間と非課税期間は恒久化。つみたて投資枠と成長投資枠を併用できて、年間の投資可能額は360万円。トータル1800万円の上限はあれど、売却しても翌年に取得価格分の枠が復活するゴージャス仕様です。【参考記事:新しいNISAは危険だ(使い方の基本方針を考える)】この新しいNISAについては、シンNISAとか恒久NISAとか統合NISAとかブラボーNISAとかムシトリNIS...
現実的な日常生活の範囲内でのケンカ相手というか、敵にすると最も厄介なのは執念深くて粘り強いタイプだと思っています。執念深くて粘り強いやつは、いつまでも諦めません。ずっと、ずぅっと、ずぅぅぅっっと、しつこくこちらを観察して、落ち度を探し、攻撃の機会を伺ってきます。ありもしない噂を作って流し続けたり、裏で盛んなネガティブキャンペーンを張り、もう終わりにしようというような手打ちも決して受け付けない。そん...
岸田政権下では国民の資産所得倍増を目指す政府のスローガンとして「貯蓄から投資へ」という言葉がよく聞こえてきます。ただ、以前からもそのような標語はよく聞いていましたし、調べてみると2000年代初期にもよく言われていたとか。そしてなんと証券業界では50年以上も前から「これからは貯蓄から投資の時代だ」なぞと言われていたそうです。そういえば、数千年以上前から「最近の若いヤツは」的なことが言われていたとか、いや本...
土曜日や日曜日の子供の習いごとの送り迎えをしたり見学したりしていると、パパ友やママ友、ボランティアの保護者コーチなどの知り合いが増えてきます。んで、親しくなっていくにつれて、本人から聞いたり他の人から聞いたりして、誰がどこでどんな仕事をしているのかなども分かってきます。そこで感じるのは、皆勤に近いレベルで顔を出す人(土日が完全に休みの人)ほど、いい会社に勤めていて、高い給料をもらっていることです(...
セゾン投信の中野晴啓会長が、親会社の意向と対立し退任した件で、一部の投信ブロガー界隈や金融クラスタ界隈は大いにざわつきました。私も大いにざわついた一人です。【参考記事:セゾン投信中野会長退任(更迭?)に思うこと】ただ、私の紹介でセゾン投信を利用し始めた親族や知人などの多くは、そんなこと全く知りもしないまま、現在も積み立てや保有を続けています。...
もう随分と前の話です。ブログのメールフォームを通じて、取材の依頼がありました。何度も見聞きしたことのあるメジャーなマネー誌からでした。当時まだブログを書き始めて比較的日が浅かった私は、あまり深くは考えずに、自宅の最寄り駅の近くにある喫茶店で仕事帰りに対面インタビュー取材を受けました。そういえば、当時はオンライン取材という概念は(電話取材を例外とすると)ほぼ存在していなかったと思います。...
リスク資産がけっこう増えていた…2023年6月末のアセットアロケーションとポートフォリオ(と今年上半期の投資と考察)
今年も、もう半年が過ぎました。私の投資スタイルは基本的に「ほったらかし」。投資行為そのものは本当に忘れてしまうレベルで(自動で)続けている状態です。んでも、ブログのネタとして半年に一度は考察みたいなものを書く機会を設けるようにしています。そうしないと、資産状況のチェックすらしなくなって、万が一不正出金とかがあっても気づけなくなってしまいそうなので。今年の上半期を振り返ってみても、特に印象に残ること...
毎度おなじみ、晋遊舎のムック本の取材に協力し、今回も何箇所か掲載されました。2023年6月26日発売の『新・NISAビギナーズガイド (100%ムックシリーズ) 』というマネー本で、一冊丸々、来年から使えるようになる新しいNISAのガイドです。メディア等への出演・掲載履歴は備忘録として記事に残しておくことにしているので、今回も所感を合わせて一応書いておきます。...
先日、20代の中国人の方と話している際に、ちょっとした会話の流れから、高校時代に部活動は何をやっていたのかと訊ねてみました。すると「部活動なんてない」という答えが返ってきました。中国の高校生の多くは、都市部のいい大学に入るための受験競争が凄まじく、放課後の部活動なんてないそうです。勉強が忙しくてそれどころではなく、当然、放課後にアルバイトするなんてこともあり得ないと。運動をしている人は、それを専門と...
投資における私の失敗談や、インデックス投資の魅力など…ZUU Onlineに掲載されました
ZUU Onlineからインタビュー取材を受け、そのときの問答が公開されました。ZUU Onlineとは、お金やマーケットなどの話題や情報を中心としたウェブ金融メディアで、富裕層向けのネタから庶民向けのネタまで幅広く扱っている印象を私は持っています。上場企業の運営するメジャーなメディアと、場末のこのブログを同列に考えるのはおこがましいですが、マネー系の情報を発信するサイトとしては、2013年スタートの私のブログと「同い年...
当ブログでもたびたび取り上げ、創業当時から推してきたセゾン投信の中野晴啓会長(CEO)が退任するそうです。6月1日の共同通信の第一報によると、親会社クレディセゾン会長林野宏氏の主張と対立したため更迭されたとのこと。6月6日の日経新聞田村正之氏の取材に基づく記事では、4月の段階で既にクレディセゾンの首脳から「純資産8倍超を目指せ」「これまでのスタイルでは通用しない」などといわれ、解任通告を受けたと書かれてい...
人間はどうしても目先の出来事に大きな影響を受けます。飛行機事故のニュースを見れば、飛行機で行く予定だった旅行の交通手段を自動車に変えたり(ホントは自動車のほうがはるかに事故の可能性が高いのに)、身近なところで事件が起きれば「最近はものすごく治安が悪くなってよね」とか言ってみたり(ホントは凶悪犯罪の発生率は下がっているのに)。まあ、人間は理屈よりも感情の影響を受けやすいので、仕方のないことです。私も...
たぱぞうさんの書いた『年収400万円の私にできる投資の正解を教えてください!』を読みました
一緒にイベントに登壇したり、金融庁に出入りしたり、飲んでバカ話をしたり……たぱぞうさんと友達になって、もう6~7年くらいでしょうか。彼の著書の感想を書くのもこれで5冊目です。今回の本は、これまでの著書の中で最も教科書的というか、未経験者や初心者に正しいことをやさしく教えるように作られていると感じました。たぱぞうさんは米国株ブロガー・ユーチューバーとしての牽引者なので、当然、全世界分散よりも米国株推しな...
私のような煩悩の塊である人間が20年近く投資を続けていると、なまじ相場に関する記憶がインプットされていくので、・あのときこれに全力投資していれば、今頃は億り人だったろうなぁ・あのタイミングであれを売らなければ、もっと儲かってたのになぁ・この資産クラスへの配分を多くしていれば、もっと効率的に資産が増えたのになぁというような「タラレバ」が頭をよぎることがあります。単なるコツコツ国際分散インデックス投資家...
これはアカン…ChatGPTで自分のブログについて解説を求めてみた
【質問】以下のサイトについて教えてください。https://mushitori.blog.fc2.com【回答】このサイトは、虫に関する情報を紹介するブログです。虫取り網の作り方や虫の捕まえ方、虫の種類や生態について解説した記事が多く、虫好きな人や自然や生き物に興味のある人にとっては興味深い情報源となっています。また、虫採集の体験談なども掲載されているため、虫に関する知識を深めたい人や、虫採集を楽しんでいる人にもおすすめです。...
マネーハックツール? これまでに私がオススメした金融商品など
お金や投資に関するブログを10年以上も続けているので、記事の中で金融商品やサービスなどについて「これはいい!」とか「これはアカン!」とか書く機会がそれなりにありました。ただ、投資をするもしないも個人の自由ですし、もしするにしてもそれは完全に自己責任です。私は他人様の投資の結果には責任は負えないので、このブログで誰かに投資を勧めたり、特定の金融商品をオススメした自覚は「ほぼ」ありません。でも、そうは言...
新しいNISA解説書の決定版!『大改正でどう変わる? 新NISA 徹底活用術』(竹川美奈子著)を読みました
NISAやiDeCoが改訂されるたびにその解説本を出版している(ようなイメージのある)竹川美奈子さんが、来年から新しいNISAを使えるようになるこのタイミングで、やはり一冊書き上げていました。最近はつみたてNISA普及の影響などもあって、類書が数多く店頭に並んでいますが、竹川さんはNISA設定時からその最前線にいて、複雑な非課税制度の変遷を正確に分かり易く解説する第一人者のひとりです。思い返せば10年以上前のまだNISAが...
資産運用(投資)の目的は人それぞれだと思います。以前の記事に書いたように、私の場合は今のところ恥ずかしながら、「将来のために」だとか「今後、より良く生きるための選択肢を増やすために」などという漠然とした理由で資産運用(形成)をしています。で、今回は、それを私はいつまでどのように続けるのか、というお話です。結論からいうと・・※ブログ公開初期(10年前)の記事をアップデートして再掲しました。...
投資可能期間と非課税期間は恒久化。つみたて型と成長投資枠を併用できて、年間の投資可能額は360万円。トータル1800万円の上限はあれど、売却しても翌年に取得価格分の枠が復活するブラボー仕様のNISAが来年から利用できるようになります。【参考記事:恒久化・拡充されたNISAの詳細!どう使うか】さて、こいつをどう使おうかと考えると、意外に色々と考えてしまいます。投資可能な商品に制限があるとはいえ、これまでつみたてNIS...
最近読んだ本やインターネットで見た記事などの複数で「一生を4つの時期に分ける」的な考え方を目にしました。読むもの、読もうとするものは、ある程度自分の興味があるほうに振れていると思うので、完全に向こうからやってきたわけではないものの、偶然が重なった要素もあります。人生100年時代では、・25歳までは、育ち学ぶ心身の鍛錬期・25歳からは、仕事に家庭にフル回転期・50歳からは、自分らしく自由に生きるゴールデンタイ...
以前、なんとなく見ていたテレビ番組の『大阪府民に学ぼう!枕ことば入門』なる特集?で、「やらしい話」という言葉をどういう意味で使うか、という話題が盛り上がっていました。人生で大半を関東地方で過ごしてきた私としては、「やらしい」とは「いやらしい」とほぼ同義の認識で、不快だとか卑猥なことを表すと思っていました。が、冒頭で紹介したテレビでは、大阪府民にとって「やらしい話」は「お金の話」という意味で使うもの...
『90歳までに使い切る お金の賢い減らし方』(大江英樹著)を読みました
著者の大江英樹さんからいただきました(恐縮にござりまする)。大江英樹さんは、国内最大手の証券会社でご活躍された後に起業し、現在は毎日超絶楽しそうに、そして忙しそうにしている元気で物知りなおじさんです。今回ご紹介するのは、その大江さんが、充実したお金や時間の使い方、モノの考え方などを教えてくれる一冊です。...
私の中の歴代テレビドラマランキングでいつまでも堂々の第1位をキープし続けているのは、1991年に放映された「しゃぼん玉」というフジテレビの長渕剛主演のドラマです。長渕剛の主演ドラマだと「とんぼ」(1988年・TBS)のほうが有名であり、たしかにそっちもかなり面白いのですが、個人的には「しゃぼん玉」から漂う哀愁やツッコミどころ満載な設定がたまらなく好きです。「しゃぼん玉」では、ワルながらも人情味溢れる町医者・ポ...
私が投資を始めたのは2005年。当時は先進国・新興国・日本の主要な株式にまとめて投資可能な、いわゆる全世界株式の国内籍インデックスファンドはありませんでした。しばらくしてから海外ETFを利用すれば全世界株式にも投資しやすくなったりもしましたが、売買や確定申告の手続きが面倒くさかったりして、庶民にはハードルが高く、誰もが全世界株式のインデックスファンドを気軽に売り買いすることはできなかったのです。2018年に...
タイムリープや転生なんて現実的にはあり得ないわけですが、ブログネタに行き詰まると色々なことを考えてしまうわけであります。んで、この前ふと思ったのが、「もしも、今の知識や経験を有したまま、時間と身体だけが20歳くらいになったら、自分はどういう仕事をしたいと思うだろうか」ということ。今の私はかなりのヘタレなので、おそらくコスパを重視したラクな道ばかりを探してしまうでしょう。たぶん。...
『ほったらかし投資完全ガイド』(2023最新版)に掲載されました
晋遊舎のムック本の取材に協力し、少しだけ掲載されました。2023年2月21日発売の『【完全ガイドシリーズ369】ほったらかし投資完全ガイド 2023最新版 (100%ムックシリーズ)』というムック本です。メディア等への出演・掲載履歴は備忘録として記事に残しているので、今回も一応書いておきます。...
新NISAに関する個人投資家アンケートまとめ記事(トウシル)
2月13日は「NISAの日」でした。「NISA(小額投資非課税制度)」→「ニーサ」→「にいさ」→「213」→「2月13日」ということですね。その「NISAの日」にちなんで、毎年2月13日前後に各種メディアはNISA関連の情報発信を行い、金融機関も強化広告を打つのですが、来年からNISAが大幅なバージョンアップをすることもあり、今年は特に各社気合が入っていたように見えます。【参考記事:恒久化・拡充されたNISAの詳細!どう使うか】...
チャリ~ン……先日、某スーパーマーケットで買い物をした際、自動支払機に現金を入れようとしたら、100円玉を床に落としてしまいました。どこに落ちたのか分からなかったので、周囲をざっと見回しましたが発見できません。自動支払機の下に入ってしまった可能性が高そうだったので、しゃがみこんで覗いてみたものの、ハッキリとは見えず。スマホのライトを照らしても見つからない。。怪しげなおっさん(私)が、目をギラつかせて自...
毎度おなじみ、晋遊舎のムック本の取材に協力し、少しだけ掲載されました。2023年1月16日発売の『【完全ガイドシリーズ367】NISA完全ガイド (100%ムックシリーズ) 』というムック本で、一冊丸々NISAのガイドです。メディア等への出演・掲載履歴は備忘録として記事に残しておくことにしているので、今回も一応書いておきます。...
一時的なものなのか、本格的なインフレの序章なのかは分かりませんが、身近なところでもモノやサービスの値段が高騰していますね。10年以上前に中古で買った住宅がオール電化仕様だった我が家の電気代を見て私は、ヒ、ヒ、ヒィィィ~~~!!!と絶叫し、白目になりました。【参考記事:持ち家か賃貸か】...
おかげさまで私も、やっとブログ開始10周年を迎え、11年目に入ることができました。継続できているのは読んでくださる方がいるからこそであります。どうもありがとうございます。...
虫「そ、そんな……仕事かブログかなんて、選べないです」上司「どっちかに決めろ。今すぐ」虫「じゃあ、ブログの更新をやめて休止します。それなら……」上司「アカン。今この場でブログ削除するか、辞表出すかの2択や!」虫「ひぃぃ~、う、う、うわぁぁぁぁ~~!!!」発狂して白目になった私は、上司の膝を狙って強烈なタックルを食らわせました。上司は勢いよく頭を床に打ち付けながら仰向けに倒れ、メガネとカツラが数メートル...
先月の話ですが、晋遊舎のムック本に少しだけ掲載されました。2022年12月16日発売の『株お得技ベストセレクション(お得技シリーズ239)』というムック本です。ムック本とは、普通の本と雑誌の中間に位置するような「あるテーマに関する“まとめ本”」のことだそうです。雑誌(magazine)の「m」と書籍(book)の「ook」をくっつけてmook(ムック)と呼ぶようになったとか。最近は、動画系メディアが全盛を迎えているせいか、ブロガ...
昨年(2022年)、当ブログ経由で買われた書籍(電子書籍を含む)のベストテンに一言解説をつけて、ランキング形式でまとめておきます。基本的には「良い」と思った本しかブログでは取り上げないのですが、その中でもやはり上位ベスト10に入るような本は特にオススメの良い本ばかりです。...
あけましておめでとうございます。「今年の目標」というほど堅苦しく身構えたものではありませんが、年初なので、いま考えていることをひとつ。それは、今の場所から離れることを恐れず、持っているものを捨てることも恐れず、前に進みたい、ということです。...
毎年恒例ですが、個人的な備忘録と過去記事の紹介を兼ね、今年一年間で多く読まれた当ブログの記事に一言を添えてランキング形式で記録(発表)しておきます。力作からしょうもない記事まで色々ありますが、どんな記事が読まれるかは、公開するまで分からないものですな。オマケとして、最も読まれなかった記事やヤヴァい記事なども……...
マーケットは底を打ったのか、まだなのか…2022年末のアセットアロケーションとポートフォリオ(と今年下半期の投資と考察)
今年が終わるまであと1週間弱ありますが、年末は色々とやることもあるので、ここらで自分のアセットアロケーションやポートフォリオなどを確認しておきます。私の投資スタイルは基本的に「ほったらかし」。投資行為そのものは本当に忘れてしまうレベルで(自動で)続けている状態です。んでも、ブログのネタとして半年に一度は考察みたいなものを書く機会を設けるようにしています。そうしないと、資産状況のチェックすらしなくな...
【速報】恒久化・拡充されたNISAの詳細判明!どう使うか(金融庁オンライン説明会を終えて)
2023年度税制改正大綱が発表され、再来年(2024年)からNISA(少額投資非課税制度)はマーベラスな進化(恒久化・拡充)をする見込みとなりました。岸田総理がゴールデンウィークの外遊中にロンドンで掲げた(言ってしまった?)「資産所得倍増プラン」の具体的政策として、政府として目に見えるカタチを作りたかったのでしょう。他の部分や今後の増税とのバーターかもしれませんが、多くの個人投資家にはメリットが大きいブリリア...
『最強のズボラ投資 誰でもできて、勝手にお金が増える!』(つらお著)を読みました。チッ(舌打ち)
友人の吊ら男(吊られた男=つらお)がまた本を書きました。やつのことなので、きっと本業・趣味・遊び・地域コミュニティ活動などの合間にサクッと書いたのでしょう。つらおは高学歴のイケメンで、S&P500にも組み入れられている超一流外資系企業に勤める高収入エリートという、とにかく鼻持ちならない男です。ブログはもう飽きたのかほとんど書かず、しかし投資イベントなどでは常に主役級でゲスト出演、出版依頼がくれば軽くOKし...
【参加者募集】NISA恒久化について金融庁が個人投資家に解説してくれるぞい!
2023年度税制改正大綱が発表され、再来年(2024年)からNISA(少額投資非課税制度)はバージョンアップして恒久化する見込みとなりました。閣議決定や国会議決はまだですが、大綱に載ったので、ほぼ決まりでしょう。シン・NISA爆誕!ブラボーであります。※ちなみに一部で徐々に浸透している「シン・NISA」という呼称を最初に用いたのはおそらく今年9月1日の私です。さて、2024年からNISAは、・投資可能期間恒久化・非課税期間無期...
ふるさと納税は、我が家でも10年以上前から毎年利用しています。ただ、完全に返礼品目当てでやっているので、制度の趣旨や自分が住んでいる自治体から受けている恩恵のことを考えると、声を大にして「ふるさと納税やってます!」的なことは言いづらいなぁと思ってもいました。私は高い志や立派な思想を持っている人間ではありませんし、世の中に大きな影響力を持っているわけでもないので、当然のことのように個人としての効率性と...
リスク資産への積み立て投資の実践者として、BSテレ東の『マネーの学び』という番組に少しだけ出演しました(10月13日放映分)。※上記画像は番組公式HPより実はテレビに出演しても、そのことをブログに書けるパターンって、意外とレアなのです。一応匿名ブロガーとして活動しているので、顔が出ている場合や本名でテレビ出演した場合などは、ブログにそのことは書きません。当然、別の活動や本業にまつわるようなことに関してテレ...
私は幼い頃から自分を鍛えるのが好きでした。身体だけでなく、精神力や知力を練るのも好きした。だから、他人を鍛えるようなことを仕事にしていた時期もあります。自分を鍛えるのも他人を鍛えるのも、成果が出ればそれは非常に楽しいものでした。...
ボーグルヘッズ日本支部の設立メンバーで、リレー形式のコラムを書いています。「Bogleheads®(ボーグルヘッズ)」とは、世界で最初に個人投資家向けインデックスファンドを作ったジョン・ボーグル氏の投資哲学賛同者が集うコミュニティのこと。【参考記事:ボーグルヘッズ日本支部設立メンバーになりました】善意のやさしい人たちが集まって、投資関連のことを教え合うようなコミュニティを目指しています。が、対面イベントもコ...
金融資産残高が増えて変わったこと(お金はあの世には持っていけない)
私が積み立て方式で世界中の株式や債券に投資するのを始めて約18年が経ちました(※参考:インデックス投資とは)。当然のことかもしれませんが、それを始めた20代の頃と比べると、金融資産もずいぶんと増えています。で、それが増えたことによって何か変わったことがあるのか、という話です。...
お気に入りの本は、何度読み返してもたまらなく面白いものです。面白いかどうか分からない新たな本を読むよりも、内容は知っていてもお気に入りの本を再読するほうが、満足できる可能性は高いように思います。それでも、新たな刺激を求めて、読んだことのない本を読むことのほうが多いのですが、お気に入りの本の再読の楽しさは侮れません。私の場合、読んでから5年以上期間をあければ再読を楽しめます。今回は、いわゆる「秋の夜...
投資を始めたばかりの頃は、資金を投じた金融資産の値動きを確認する、いや、追いかけるのが刺激的で楽しかったりしました。そう、思春期のあれこれのように。自分で自分に「ほったらかし」だとか「ゆったりと長期投資」だとか言い聞かせても、本能というか心の奥底では様々な刺激に抗えず、目先の値動きが気になり、頻繁に証券会社にログインし、細かくハンドリングしたい衝動を抑えることができなかったり……。最初に自分で決めた...
「ブログリーダー」を活用して、虫とり小僧さんをフォローしませんか?
お話をいただいたので、リハビリを兼ねて、三菱UFJアセットマネジメントのYouTubeチャンネルで少しお話してきました。自宅からのオンライン参加ですが。三菱UFJアセットマネジメントさんといえば、個人投資家のファイナルアンサーともいえる投資信託である「オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式 オール・カントリー)※」などを運用している国内大手投信会社で、日本で初めての投信会社を前身に持つ老舗でもあります。【※参考記事:eM...
昨年末に死にかけた際、リスク資産等はなるべくシンプルに分かりやすい状態にして家族に残しておく必要性を痛感しました。危うく、複雑なまま引き継ぐところでした。前々から「いつかはやらねば」と思って少しだけ手をつけてはいたものの、準備万端というには程遠い状態でした。子供たちは未成年。妻に投資経験はなく、興味もゼロです。...
読者さんから以下のようなご質問をいただいたことがあります。==(質問メール一部抜粋編集)==インデックス投資を学ぶ前に、学資保険に入りました。会社から子供手当として月△万×10年間貰えるという事で、使ってしまわないように、急いで契約しました。18歳から分割で少し増えて返金されるというものです。しかし、いざインデックス投資を学び始めた所、月△万全額、18年間保険会社に預けるなんて、なんて勿体無い事をしたんだ...
「若い頃はさ、いい車とかいい服とか欲しかったけど、最近はめっきり物欲がなくなったよ」「旅行に行くのとかも億劫になっちゃってねぇ」「この年になると、お金なんて使うことがあんまりないですよ」親戚や職場の人、ちょっとしたコミュニティの知り合いなどの人生の先輩方からは、上記のような言葉を聞くことがあります。私は「将来のため」とか「老後のため」などというあやふやな理由で、投資による資産形成をおこなっているわ...
つみたてNISAが始まった頃くらいからでしょうか、国際分散積み立てインデックス投資がある程度認知されて、実践者も身の回りに少しずつ増えてきました(参考:インデックス投資とは)。幅広いジャンルから参入してくる情報発信者も数多くいるため、私なんぞはもう完全に埋もれています。最近は「あ、この視点からのこの話、たしか俺が最初に言ったんだよなぁ」とか「この感情は誰もが通る道だよなぁ」なんて思いながら眺めたり聞い...
仕事が一気に進んで成果が出たときなどに、自分のモチベーション要因を振り返ってみると、それが「怒り」であったことは間々あります。まあ、失敗したときの原因が「怒り」のこともあるので、諸刃の剣なのですが、良くも悪くもそれが物事を進める原動力となり得るのは間違いないように思います。...
怪しい自己啓発ブログの記事みたいなタイトルですが、ふと考えてしまったのです。本当の意味で仕事とプライベートは両立できるのか、と。こんなことを考えてカタカタとタイピングしてるなんて、なんか、こじらせ社員のようですよね。ただ、正直なところ、私が直接見てきた世界と、間接的に(他人様の様子を)見た範囲で考えると、高いレベルで仕事とプライベートを両立させるのはかなり難しいと思っています。...
山崎元さんが生前、最後に書いたマネー本『経済評論家の父から息子への手紙』は、18歳くらいになったら我が子にも読ませたいと思える本です。以前に追悼記事でも触れましたが、この本は「山崎版!子供に伝えたいお金の話」ともいうべきものであり、当ブログのエッセンスというか私がまとめたかったことをそのままカタチにしてくれたような一冊です。【参考記事:山崎元さんにまつわる思い出】...
セゾン投信の中野晴啓会長が更迭されて1年以上が経ちました。【参考記事:セゾン投信中野会長退任(更迭?)に思うこと】1年ちょっと前は、件の話題で投信ブロガー界隈は(私を含め)けっこう熱くなっていましたが、もうネタにならなくなっている印象です。「中野ショック」によって、セゾン投信からは一時的な資金流出が確認できました。が、当時およそ6000億円だった運用資産残高は、2024年7月には9000億円を超えていました。円...
何かを学ぶ必要があるとき、誰かに教えてもらうのは(意外と多くの場合において)当たり前のことかもしれません。ただ、いかなるときも「他人から教えてもらうだけの姿勢」が基本スタンスになってしまうと、理解や知識吸収の効率が悪くなり、結果的には成績が伸び悩んだり、実生活において損をしたり、騙されたりする確率も高くなってしまうように思います。上述の話は、学校での勉強や仕事をするうえでの勉強、資産形成のための投...
自分や家族の将来の選択肢を増やすためとか、老後のためとか、それっぽいことを書いてきましたが、投資による資産形成を行っている理由は要するに「金持ち」になりたいからです。おそらくほとんどの人はそうだと思います。ただし、単にすごい金持ちになることが目的の人は少ないでしょう。どのような生活をして、どのようなことをしたいのかというターゲットは必要ですし、それがあってこその資産形成です。【参考記事:なぜ投資(...
・利上げ・集団パニック・中東情勢の影響・金融緩和の反動・投機集団の仕掛け・米国の景気後退懸念・AIバブル崩壊のはじまり値動きの本当の理由はよく分かりませんが、一日当たりの値動きとしてはけっこう強烈な株価や為替の乱高下が投資家を直撃しました。今回の株安も「なんとかショック」的な「戒名」がつくのでしょうか。まあ、個人的には、マーケットの急変動によって投資しているリスク資産の時価がガクンと減ることには何の...
ここ最近の相場乱高下を受けて、様々なメディアの記者の方からコメントを求められる機会が増えてきました。本日、早速公開されたのが楽天証券のオウンドメディア「トウシル」の記事です。マーケットが荒れて不安を感じてしまうとき、長期投資家はどのように考えて行動すればいいのかなどを緊急レポート的にまとめてあります。...
急病で倒れてからは、どうしてもこの手のことグジグジと考えてします。考えまいとしても自然と考えてしまうのだから仕方ありません。そんなことをいちいち書き綴るのもどうかと思いつつ、個人の備忘録たるブログなので好きなようにしています。ここは一応マネーブログですが、それも命という土台があってのものですから。...
10年以上も好調相場が続いています。まあ「好調」かどうかは、投資方法や相場の見方による部分もあるでしょうが、ガチの暴落や本格的な停滞相場は長らく訪れていません。そういえば、こんな記事を書いてからも既に3年以上前が経過しています。↓ブログを始めるも未だ本格的な下落相場来ず...
私のお気に入りの映画の中に『天使のくれた時間』という作品があります。自分の人生に足りないものなんて何一つない!と思っているウォール街で成功した独身貴族が、ある朝目覚めたら、昔の恋人と結婚して、2人の子供と犬と一緒に平凡に暮らしている「別の人生」を体験することになってしまい……という話。人生の幸せについて考えるもよし、小難しいことは考えずにサクッと楽しむもよし、なかなかの名作です。先日久しぶりに鑑賞し...
ソーシャル型オンライン経済メディア・ニュースサイトのNewsPicks(ニューズピックス)から取材を受け、その内容が公開されました。米国株投資家2名と、全世界分散型インデックス投資家2名の座談会形式の記事で、けっこうなボリュームでした。私は運用資産1億円を超えるような億り人ではないのですが、『「億り人サラリーマン」のお金持ち思考法』というくくりの中で登場しています。もう一人のインデックス投資家は本当の「億り人...
今年も半年が過ぎました。生きて日々を送ることに少しだけ自信がついた気がします。今日があることに感謝するばかりです。さて、私の投資スタイルは基本的に「ほったらかし」。投資行為そのものは本当に忘れてしまうレベルで(自動で)続けている状態です。んでも、ブログのネタとして半年に一度は考察みたいなものを書く機会を設けるようにしています。そうしないと、資産状況のチェックすらしなくなって、万が一不正出金とかがあ...
先日、妻が自分自身の亡くなった祖父のことを娘に話していました。たわいもないエピソードをいくつか、東北訛りの話し方のモノマネをしながら。楽しそうに。嬉しそうに。小学生の娘も興味深そうに聞いていました。それを見ていた私は、なぜかふいに涙がこぼれそうになり、妻の祖父は幸せだなぁと羨ましくなりました。...
投資による資産形成の実践法や複雑な税制優遇制度を分かりやすく正確に解説する第一人者・竹川美奈子さんが、私の投資遍歴と近況を記事にしてくださいました(当記事の最後にリンクあり)。オンラインで取材していただき、8年ほど前に出版された書籍内容※のアップデート版としてウェブ上に公開しています。オンラインとはいえ、投資関係というか「虫とり小僧」として誰かとお話したのは、昨年末に退院して以降初めてのことでした。...
今月はブログ更新どころではありませんでした。意識のないまま生死の間を彷徨っている時間と、意識だけはあっても身体中に管や点滴の入った状態で自分ではほぼ何もできないまま病院の集中治療室にいる時間がほとんどでした。差し迫った生命の危機からは脱し、一般病棟へ移ったあとも、文字を読んだり、スマホに文字を入力したりするのはかなり大変な作業で、10年以上ほぼ毎週更新してきたこのブログも1ヶ月間放置してしまいました...
家族会議を開き、これまでに宿泊した天然温泉宿(旅館やホテル)を、お湯・料理・雰囲気・おもてなし・設備などから総合評価して、我が家独自のランキングを作ってみました。評価は以下のような6段階。S(☆☆☆):この宿に泊まるためだけに旅行に行ける(リピート必須)A(☆☆):また泊まりたいと強く思える(リピートしたい)B(☆):リピートしてもいいレベルC:まあまあだったけど、リピートはなしD:悪くはなかったけど、もうい...
観光地でカメラのシャッターを押して欲しいと頼んでくるカップル、急いでいるときに道を尋ねてくる高齢者、一人でゆっくりしたい温泉入浴中にやたらと話しかけてくるおっさん……他にもいくらでもありますが、その後、二度と会うことがないような他人に親切に感じよくする意味は一体何なんだろう?と考えたことがあります。一緒にいる知人に「親切な自分」を見せつける必要もなく、おそらくすぐに相手の記憶からも消えるであろう状況...
なぜか私は職場で「投資に詳しいキャラ」にされてしまい、質問や相談が集まってくることを以前記事にしたことがあります(該当記事)。その後も、同僚や友人・知人たちと、そういう話になることはたまにあり、んで、私がそれなりの期間にわたって投資を継続していることが分かると、「んじゃ、虫とり小僧くんに100万円預けるから、増やしてよ」というようなことを冗談めかして言われたことが何度もあります。そう、1度や2度ではな...
幼児期の体験が人格形成に大きな影響をあたえるように、投資初期の体験(相場環境や判断成否など)は投資スタンスに大きく影響する可能性が高いように思います。そりゃそうですよね。投資スタート以来、5年間上げ相場だけ経験している人と、5年間下げ相場だけを経験している人が同じ感覚になるはずがないですし、10回連続で投資判断が的中した人と10回連続で投資判断を間違えた人が同じ投資スタンス(とか自己評価)になるはずがな...
もしも自分の余命がある程度分かり、しかもそれが短かったら、どういう時間の使い方をするかについて考えてみたことがあります。実際には「あとどれくらいの時間が残っているのか」は分からないですし、勤労子育て世代の自分としては、目の回るような日常の中では考えを実践する余裕なんてほぼありませんが、限られた時間の人生におけるものごとの優先順位を意識するのは大切なことだと思います。なるべくなら死ぬときに後悔したく...
ここ数年、毎年夏に改定される晋遊舎のムック本に、しぶとく私のコメントなどが掲載されています。2023年8月23日に発売された『投資信託完全ガイド2023-2024 (100%ムックシリーズ 完全ガイドシリーズ374)』です。 この本は、投資信託そのものの解説と、普通の人にもできる投資の啓発書といった趣のガイドブックで、国際分散積立インデックス投資を勧める内容になっています(私も18年以上実践しているものです)。丸一冊、投資信...
投信ブロガー界の仙人ことNightWalkerさんが、5年ぶりに本を出版しました。前著がベースにはなっているものの、全面改訂と言ってもよいレベルの加筆修正と情報のアップデートがなされていました。前著よりも分厚くなっていますが、パラパラとめくってみた私の印象は「文字が大きい、文字数はそんなに多くない、気軽に読めそう」というものでした。...
でしゃばりで、しゃべりたがりな私は、同僚や友人などに相談されると、ついつい調子に乗って「投資」について熱く語ってしまうことがあります。【参考記事】・職場の同僚から投資や保険に関する質問を受けることが増えてきた・パンチのあった親友(武勇伝シリーズ番外編)以前も知人(まだ20代の若者)に、生命保険の見直しについて相談を受けた際、当ブログで最初に書いたような、保険会社の資金運用や手数料について説明してみま...
投資による資産形成を実践しつつ、関連情報を見聞きしていると、「外貨建て資産」という言葉をけっこう頻繁に見聞きします。「外貨建て資産」とは、外貨(円以外の通貨)で直接保有するもの、つまり、その購入・残高表示・利払い等が外貨でなされる資産だと私は理解しています※1。(とりあえず、当ブログ内ではこれを定義として書き進めます。)ところが、世間一般では、投資対象が外国資産(外国企業の株式や外国の債券など)であ...
来年(2024年)から、新しいNISAが利用できるようになります。投資可能期間と非課税期間は恒久化。つみたて投資枠と成長投資枠を併用できて、年間の投資可能額は360万円。トータル1800万円の上限はあれど、売却しても翌年に取得価格分の枠が復活するゴージャス仕様です。【参考記事:新しいNISAは危険だ(使い方の基本方針を考える)】この新しいNISAについては、シンNISAとか恒久NISAとか統合NISAとかブラボーNISAとかムシトリNIS...
現実的な日常生活の範囲内でのケンカ相手というか、敵にすると最も厄介なのは執念深くて粘り強いタイプだと思っています。執念深くて粘り強いやつは、いつまでも諦めません。ずっと、ずぅっと、ずぅぅぅっっと、しつこくこちらを観察して、落ち度を探し、攻撃の機会を伺ってきます。ありもしない噂を作って流し続けたり、裏で盛んなネガティブキャンペーンを張り、もう終わりにしようというような手打ちも決して受け付けない。そん...
岸田政権下では国民の資産所得倍増を目指す政府のスローガンとして「貯蓄から投資へ」という言葉がよく聞こえてきます。ただ、以前からもそのような標語はよく聞いていましたし、調べてみると2000年代初期にもよく言われていたとか。そしてなんと証券業界では50年以上も前から「これからは貯蓄から投資の時代だ」なぞと言われていたそうです。そういえば、数千年以上前から「最近の若いヤツは」的なことが言われていたとか、いや本...
土曜日や日曜日の子供の習いごとの送り迎えをしたり見学したりしていると、パパ友やママ友、ボランティアの保護者コーチなどの知り合いが増えてきます。んで、親しくなっていくにつれて、本人から聞いたり他の人から聞いたりして、誰がどこでどんな仕事をしているのかなども分かってきます。そこで感じるのは、皆勤に近いレベルで顔を出す人(土日が完全に休みの人)ほど、いい会社に勤めていて、高い給料をもらっていることです(...
セゾン投信の中野晴啓会長が、親会社の意向と対立し退任した件で、一部の投信ブロガー界隈や金融クラスタ界隈は大いにざわつきました。私も大いにざわついた一人です。【参考記事:セゾン投信中野会長退任(更迭?)に思うこと】ただ、私の紹介でセゾン投信を利用し始めた親族や知人などの多くは、そんなこと全く知りもしないまま、現在も積み立てや保有を続けています。...
もう随分と前の話です。ブログのメールフォームを通じて、取材の依頼がありました。何度も見聞きしたことのあるメジャーなマネー誌からでした。当時まだブログを書き始めて比較的日が浅かった私は、あまり深くは考えずに、自宅の最寄り駅の近くにある喫茶店で仕事帰りに対面インタビュー取材を受けました。そういえば、当時はオンライン取材という概念は(電話取材を例外とすると)ほぼ存在していなかったと思います。...
今年も、もう半年が過ぎました。私の投資スタイルは基本的に「ほったらかし」。投資行為そのものは本当に忘れてしまうレベルで(自動で)続けている状態です。んでも、ブログのネタとして半年に一度は考察みたいなものを書く機会を設けるようにしています。そうしないと、資産状況のチェックすらしなくなって、万が一不正出金とかがあっても気づけなくなってしまいそうなので。今年の上半期を振り返ってみても、特に印象に残ること...
毎度おなじみ、晋遊舎のムック本の取材に協力し、今回も何箇所か掲載されました。2023年6月26日発売の『新・NISAビギナーズガイド (100%ムックシリーズ) 』というマネー本で、一冊丸々、来年から使えるようになる新しいNISAのガイドです。メディア等への出演・掲載履歴は備忘録として記事に残しておくことにしているので、今回も所感を合わせて一応書いておきます。...
先日、20代の中国人の方と話している際に、ちょっとした会話の流れから、高校時代に部活動は何をやっていたのかと訊ねてみました。すると「部活動なんてない」という答えが返ってきました。中国の高校生の多くは、都市部のいい大学に入るための受験競争が凄まじく、放課後の部活動なんてないそうです。勉強が忙しくてそれどころではなく、当然、放課後にアルバイトするなんてこともあり得ないと。運動をしている人は、それを専門と...
ZUU Onlineからインタビュー取材を受け、そのときの問答が公開されました。ZUU Onlineとは、お金やマーケットなどの話題や情報を中心としたウェブ金融メディアで、富裕層向けのネタから庶民向けのネタまで幅広く扱っている印象を私は持っています。上場企業の運営するメジャーなメディアと、場末のこのブログを同列に考えるのはおこがましいですが、マネー系の情報を発信するサイトとしては、2013年スタートの私のブログと「同い年...