1371句目……春炬燵の「つ」■つまづきて気付く老化と春の風季語……春の風ほんの少しの段差に、つまずく年齢になりました。そんな時に、穏やかな春の風に気付き、…
1371句目……春炬燵の「つ」■つまづきて気付く老化と春の風季語……春の風ほんの少しの段差に、つまずく年齢になりました。そんな時に、穏やかな春の風に気付き、…
1370句目……しやぼん玉の「ま」■又聞きの話を誇張春炬燵季語……春炬燵(はるごたつ)春になっても、まだ寒いので中々しまえ無い炬燵こと。そんな春炬燵入って、…
1369句目……春温しの「し」■尻尾ふる仔犬の気分しやぼん玉季語……しやぼん玉何歳になっても、しやぼん玉を吹くと、とても楽しい気分になる俺です。次は、しやぼ…
1368句目……麗らかにの「に」■煮魚の匂ふ細路地春温し季語……春温し(はるぬくし)大通りから細い路地に入ると、何処からか甘い醤油と魚の匂いが……次は、春温…
1367句目……春愁ふの「ふ」■不快とは人それぞれに麗らかに季語……麗らか(うららか)自分が不快と思うことって、大体は人も不快だけど、案外「私はぜんぜん平気…
1366句目……冴返りの「り」■リュックから取り出す埃春愁ふ季語……春愁ふ(はるうるふ)春の季節の何処かもの悲しく、憂鬱な気持ちです。次は、春愁ふの「ふ」
1365句目……春嵐の「し」■死んだ気で生きる人生冴返り季語……冴返り(さえかえり)どんなに寒くても、辛くても、悲しくても、死んだ気になれば、乗り越えられる…
1364句目……春の月の「き」■筋力の衰へ顕著春嵐季語……春嵐(はるあらし)春に吹く温かいけど、強く吹く風です。歳とると、強い風によろけるし、躓くし。まあ……
1363句目……冴返るの「る」■ルナとふ月の女神よ春の月季語……春の月夜空に輝く月のような魅力と、優雅さがを持ち合わせた、ギリシャ神話の女神ルナ。春の月の柔…
1362句目……春の宵の「い」■イエスマンの身体こりこり冴返る季語……冴返る春になってから、寒さがぶり返す事を冴返ると云います。イエスマンは、自分に自身に自…
1361句目……春眠しの「し」■新宿にひと人ヒトや春の宵季語……春の宵(はるのよい)日が暮れてから暫くすると、どんどん人が増えてくる新宿です。次は、春の宵の…
1360句目……うららけしの「し」 ■「笑点」の続くマンネリ春眠し季語……春眠し(はるねむし)マンネリは、新鮮さは無いけど、安心出来て、心地が良いもの。春の…
1359句目……春の街の「ち」■近道を行かず寄り道うららけし季語……うらら麗らかな春の陽気に、足の向くまま、気の向くままに。次は、うららけしの「し」
1358句目……春来るの「る」■るんるんの足取り軽し春の街季語……春の街街はすっかり春の装いです。商店の飾りやマネキン人形の服も春らしくなります。不二家のペ…
1357句目……冬の星の「し」■知り合ひの再婚話春来る季語……春来る(はるきたる)本日、2月3日は立春です。まだまだ寒いけど、春が来ましたよ!!次は、春来る…
1356句目……二十五回の「い」■幾千夜を照らし見守る冬の星季語……冬の星幾千夜(いくちよ)とは、何千何万の夜、多くの夜ですね。一年の内で、空気が澄んで綺麗…
1355句目……寒夜かなの「な」■納豆を混ずるベストは二十五回季語……納豆ナットウキナーゼを効率良く体に摂取する為には、25回がベストだとか。旨味を引き出す…
1354句目……雪もよひの「ひ」■一人居の素うどん啜る寒夜かな季語……寒夜(かんや)寒くて寒くて、体が温まる汁物を食べたくて、麺つゆを煮立てて、冷凍うどん入…
1353句目……凍りたるの「る」■留守録の知らぬ催促雪もよひ季語……雪もよひ今にも雪が降り出しそうな曇り空ですね。知らぬ飲み屋さんから、ツケの支払い請求のメ…
1352句目……厳寒ぞの「ぞ」■象さんの鼻毛と耳毛凍りたる季語……凍り(こおり)象さんの、鼻の先や耳の辺りは、毛が生えているけど、中は生えていないらしい………
1351句目……冷たくての「て」■テンションを上げて乗り切る厳寒ぞ季語……厳寒(げんかん)厳しい寒さです。字のまんまじゃん。もっと寒いのは、極寒(きょくかん…
1350句目……置炬燵の「つ」■釣り銭をくれし指先冷たくて季語……冷たいお釣りをくれる店員さんの指先と、釣り銭も冷たい寒中です。次は、冷たくての「て」
1349句目……懐手の「で」■出涸らしのお茶をちびちび置炬燵季語……置炬燵(おきごたつ)炬燵に一度座ったら、トイレ以外は立ちません。出涸らしのお茶をちびちび…
雑詠のページで、稲畑廣太郎さんと鈴木しげをさんのお二人選んで貰った佳作です。■理科室の開かず扉ちちろ鳴く「ちちろ」とは、興梠(こうろぎ)の事ですね。理科室の…
1348句目……雪催の「い」■言ひかけて呑み込む皮肉懐手季語……懐手(ふところで)和服を着ている時に、寒い手を懐に仕舞う仕草です。だけど、例句を見ると、腕組…
1347句目……アレルギーの「ギー」■ギーギーと錆びたる門扉雪催季語……雪催(ゆきもよい)今にも雪が降りそうな曇った空を、雪催と云います。次は、雪催の「い」
1346句目……スパゲッティの「ティ」■ティシュ箱抱へ寒冷アレルギー季語……寒冷(かんれい)寒さに鼻水が止まらない俺です!!次は、アレルギーの「ギー」
1345句目……子を諭すの「す」■スパイスを効かす大寒スパゲッティ季語……大寒(だいかん)1年の内で、もっとも厳しく寒い時期ですね。1月20日から2月2日ま…
1344句目……待ち惚けの「け」■けんちんの人参残す子を諭す季語……けんちん巻繊汁のこと。大根、人参、牛蒡、里芋、豆腐、油揚げ、などの入れた醤油仕立ての汁物…
1343句目……春隣の「り」■リズム取る指の悴む待ち惚け季語……悴む(かじかむ)待ち合わせ時間を過ぎても来ない相手。仕方が無いのでスマホで音楽を聴きながら待…
1342句目……潜り込むの「む」■尨犬の前髪切りたき春隣季語……春隣(はるどなり)立春は二月三日、もうすぐ春ですね。さて、尨犬(むくいぬ)の目に掛かった毛が…
1341句目……ベンチの「ち」■知恵の輪を放り炬燵に潜り込む季語……炬燵(こたつ)知恵の輪がどうしても外れ無くて、イライラ炬燵にふて寝する俺です。次は、潜り…
1340句目……寒中の「う」■うさぎ抱く少女うとうとするベンチ季語……うさぎ兎(うさぎ)は、冬の季語なんですね。兎狩りを冬するのが由来。毛皮と肉は食用になり…
1339句目……懐かしむの「む」■むかしむか~しあるところも寒中季語……寒中(かんちゅう)昔も今も、何処だって冬は寒いって句。へんてこでしたね。次は、寒中の…
1338句目……寒厨の「や」■薬缶吹くダルマストーブ懐かしむ季語……ストーブ昨夜、懐しいダルマストーブにあたる夢を見ました。たけど、ちっとも体が温まらくて、…
1337句目……日向ぼこの「こ」■米高し玉子も高し寒厨季語……寒(かん)厨(くりや)とは、台所のこと、厨房のちゅうですね。1月5日に、寒に入りました。そして…
1336句目……冬温しの「し」■趣味三つ俳句と酒と日向ぼこ季語……日向ぼこ(ひなたぼこ)あっ、料理とイラストもありました。次は、日向ぼこの「こ」
1335句目……腹ごしらへの「へ」■へその緒を保管する母冬温し季語……冬温し(ふゆぬくし)普通の一句でした。さて、へその緒はお母さんと赤ちゃんが繋がっていた…
1334句目……無頓着の「く」■熊穴に入らず町へ腹ごしらへ季語……熊穴に入る(くまあなにいる)熊が冬眠する事ですね。さて近頃、野生の熊や猪や猿が山から降りて…
1333句目……いつき飲みの「み」■蜜柑剥く神経質と無頓着季語……蜜柑(みかん)外皮を丁寧に剥いて、白い細い細い筋を綺麗に全部取って食べる人と、外皮をわしわ…
1332句目……初御籤の「じ」■自販機のホットコーヒーいつき飲み季語……ホットコーヒーこの時期、温かい缶コーヒーだって、直ぐにどんどん冷めてしまうので、温う…
1331句目……金縛りの「り」■両替機有れば良ひのに初御籤季語……初御籤(はつみくじ)元日に、氏神様に家族で初詣に行って来ました。本殿でお賽銭を入れ、御神木…
1330句目……置炬燵の「つ」■月凍ててスカイツリーは金縛り季語…… 月凍てる(つきいてる)月が凍るほど冷たい空気に、とんと動けぬスカイツリー。おいおい、元…
1329句目……寒さかなの「な」■撫で肩の猫背の祖母や置炬燵季語……置炬燵(おきこたつ)撫で肩の上に猫背だった祖母。それが遺伝したらしく、俺も撫で肩で猫背の…
あけまして おめでとうございます。我が家の年賀状でした。『一人尻取り俳句』は5日から、再開予定です。本年も宜しくお付き合いのほどを、お願い致します。
■若者は年越しパスタ食ぶるらし今年、終いの一句でした。さて、ちょいと小噺で、ご挨拶の代わりにしたいと思います。【洋食屋】シェフが直接、カウンターの男の前に料…
1328句目……寒波来るの「る」■ルーズソックス履きて床つく寒さかな季語……寒さふくらはぎが冷えて、足が吊るので、靴下を履いて寝る俺。次は、寒さかなの「な」
1327句目……凍つる月の「き」■気忙しき日本列島寒波来る季語……寒波(かんぱ)寒波が日本列島を覆い被さり、寒い寒い正月になりそうです。次は、寒波来るの「る…
1326句目……日向ぼこの「こ」■コンクリと鉄のTOKYO凍つる月季語……凍つる(いつる)都会も月も凍ります。次は、凍つる月の「き」
1325句目……クリスマスの「す」■好きだよと言へずもじもじ日向ぼこ季語……日向ぼこ冬の日向のベンチ、好きと言えそうで言えない。若々しい俳句。いや、古いかな…
兼題のページで、高橋将夫さん選んで貰った「佳作」の句から、お題は「安」でした。■大安の日に帰りたる燕かな都会では、あまり見かけなくなった燕、無事帰って、また…
1324句目……我が家かなの「な」■泣き止みて笑ふ子ばかりクリスマス季語……クリスマス皆んなが、笑顔のクリスマス。次は、クリスマスの「す」
1323句目……煤逃げすの「す」■隙間風通る道なる我が家かな季語……隙間風(すきまかぜ)どの部屋も、隙間風の吹く我が家です……。次は、我が家かなの「な」
1322句目……年用意の「い」■イソップの「ずるいコウモリ」煤逃げす季語……煤逃げ(すすにげ)獣族と鳥族が争っている時、羽根があって、毛が生えているコウモリ…
1321句目……ダイニングの「ぐ」■軍手先づ買ふ事からの年用意季語……年用意新たな年を迎えるため、何から手をつければ……そうだ、先ず軍手を買わないといかんな…
1320句目……煤籠の「り」■流感の妻と静かなダイニング季語……流感(りゅうかん)流感とは、流行性感冒の略ですね。早い話が、インフルエンザのこと。何年か前の…
1319句目……すすりたるの「る」■ルーぺ手に歳時記ひらく煤籠季語……煤籠(すすごもり)年末の大掃除や煤払いをする時に、子供や老人、病人は邪魔にならない様に…
1318句目……聖夜かなの「な」■縄跳びを潜り鼻水すすりたる季語……縄跳び(なわとび)すみません、鼻水も冬の季語でした。次は、すすりたるの「る」
1317句目……肉饅頭の「う」■初孫とビデオ通話す聖夜かな季語……聖夜(聖夜)クリスマスイブの夜に、出来たら良いな!!ジジ馬鹿俳句でした。次は、聖夜かなの「…
1316句目……クリスマスの「す」■酢醤油と辣油小皿に肉饅頭季語……肉饅頭(にくまんじゆう)血圧が高いので、薬を飲んでいる俺。だけど、これが一番美味い肉まん…
1315句目……蛇口かなの「な」■仲良しのふりする職場クリスマス季語……クリスマス仲良しのふりをしないと、孤立してしまう職場。最低のクリスマスのプレゼント交…
1314句目……冬日和の「り」■理科室の必ず凍る蛇口かな季語……凍る(こおる)窓側の蛇口は、毎年必ず凍って使えません。次は、蛇口かなの「な」
1313句目……赤き錆の「び」■ビー玉に映す紺碧冬日和季語……冬日和(ふゆびより)濃い青空の広がる、冬の晴れた日です。次は、冬日和の「り」
1312句目……読む紳士の「し」■時雨るるやビニール傘の赤き錆季語……時雨(しぐれ)突然の時雨に借りたビニール傘。次は、赤き錆の「び」
1311句目……冬うららの「ら」■欄干の冷たし点字読む紳士季語……冷たし地下道から地上へ上がる階段に、付けられた欄干が、に冷たくなっていて、そこに貼られた点…
1310句目……燃ゆるごみの「み」■三つ編みの女の子スキップ冬うらら季語……冬うらら寒いけど、お日様が明るく照らし晴れやかな冬の日です。女の子は、めのこと読…
1309句目……年用意の「い」■息白し嫌々提ぐる燃ゆるごみ季語……息白し(いきしろし)嫌いやだから、白い息がたくさん出る俺。次は、燃ゆるごみの「み」
1308句目……聖夜の「や」■やれること出来るだけやる年用意季語……年用意結局は、ほとんどせずに新たな年を迎える俺です。次は、年用意の「い」
1307句目……家畜たちの「ち」■地図広げフィンランドを探す聖夜季語……聖夜「せいや」♫もーいくつ寝ると〜クリスマス♫サンタクロースの現住所は、フィンランド…
1306句目……年用意の「い」■イオマンテ野生目覚むる家畜たち季語……イオマンテイオマンテとは、熊祭のことですね。熊を神の使いとするアイヌの人たちが行う祭で…
1305句目……言はなひがの「が」■がま口は開き放しや年用意季語……年用意(としようい)新しい年を迎える為に、御飾りや餅とか、お節料理の具材を買ったり、がま…
1304句目……独り酒の「け」■毛皮着てバスに乗るなと言はなひが季語……毛皮(けがわ)高そうな毛皮のコートを着て、バスに乗るなとは言わないけど、タクシーに乗…
1303句目……冴ゆる月の「き」■絹ごしの湯豆腐もろし独り酒季語……湯豆腐(ゆどうふ)鍋から救うときに、気を付けても少し崩れる絹ごし豆腐。そのもろさが、切な…
1302句目……冬至かなの「な」■馴染客ばかりの酒場冴ゆる月季語……冴ゆる月(さゆるつき)仕事帰り、ちょっと呑みたくなり、目に入ったのは赤ちょうちんの店。中…
1301句目……息白しの「し」■終バスを見送り歩く冬至かな季語……冬至(とうじ)12月21日は、昼がもっとも短い日、冬至です。早く帰って、柚子湯に入り南瓜を…
1300句目……雪女の「な」■南極の人もペンギンも息白し季語……息白し(いきしろし)南極周辺に棲むペンギン目、ペンギン科のペンギン。基本、寒い地域だけど、赤…
1299句目……蒸し饅頭の「う」■後ろから音無く来る雪女季語……雪女(ゆきおんな)雪国の伝説の雪女。雪に閉ざされた豪雪地方で、吹雪の闇夜の物凄い風の音などの…
1298句目……納豆はの「は」■半分に割て右から蒸し饅頭季語……蒸し饅頭(むしまんじゅう)饅頭は割ってた食べる派です。そして、右手の方から食べる派の俺です。…
1297句目……冬ぬくしの「し」■白飯に盛らず小皿に納豆は季語……納豆(なっとう)今は、一年中買える納豆。昔は、夏に仕込んで冬に出来上がり食べる物でした。俺…
1296句目……Barのママの「ま」■待受の孫のあくびや冬ぬくし季語……冬ぬくし初孫が生まれたばかりの、ジジ馬鹿俳句でした。次は、冬ぬくしの「し」
1295句目……熱燗との「と」■虎柄のショール似合はぬBarのママ季語……ショール本人は、動物柄が好きらしいけど、どう見ても似合わない人って居るでしょ。大き…
雑詠の「佳作」に二句でした。先ずは、加古宗也さんに選んで貰った句。■若き日の渾名は河童胡瓜食むこの河童は、泳ぎが巧みってことですね。そして、角川春樹さんに選…
1294句目……冬麗の「ら」■ラーメンと半チャーハンと熱燗と季語……熱燗(あつかん)意外と中華と熱燗って、合うんですよね、これが!次は、熱燗との「と」
1293句目……年用意の「い」■イケメンの定義それぞれ冬麗季語……冬麗(ふゆうらら)結局はその人の好みの問題かも?次は、冬麗の「ら」
1292句目……喋り出すの「す」■スーパーを七軒はしご年用意季語……年用意(としようい)せっかちの俺は、早くも新年用意です。次は、年用意の「い」
■初孫や酩酊したる休肝日これは、季語無しの俳句ぽいやつでした。昨日、娘が孫を産みました!!母子ともに元気!!嬉しくて、休肝日なのに酩酊する初ジジイです。
1291句目……悴むかの「か」■神の留守参道の木々喋り出す季語……神の留守(かみのるす)陰暦の10月、すべての神々が出雲大社へ集まるため、諸々の神社が留守に…
1290句目……ゲゲゲ忌ぞの「ぞ」■象さんの大きな耳も悴むか季語……悴む(かじかむ)寒気に手足や身体が、自由に動かない状態が悴むです。あの大きな耳も、きっと…
1289句目……とんと見ぬの「ぬ」■ぬりかべの腹に落書きゲゲゲ忌ぞ季語……ゲゲゲ忌ゲゲゲ忌とは、11月30日で、「ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」「悪魔くん」…
1288句目……初時雨の「れ」■令和での七五三をとんと見ぬ季語……七五三(しちごさん)先日の11月15日は七五三、だけど最近は着飾った親子連れを見なくなりま…
1287句目……貼る懐炉の「ろ」■蝋石のミッキーを消す初時雨季語……初時雨(はつしぐれ)俺が子供の頃は、駄菓子屋さんで買った蝋石で、アスファルトの道に落書き…
1286句目……踏む漫歩の「ぽ」■ポケットに期限切れたる貼る懐炉季語……懐炉(かいろ)クリーニングへ出そうとコートを引っ張り出したら、ポケットから期限切れた…
先日、「写真とコトノハ展」で示された写真俳句です。■音立てて先づはぐいつとソーダ水来年も参加出来たらと思います。
■卒業の涙堪へて歩き出す先日、「写真とコトノハ展」で示された写真俳句です。もう一句あります。それは、また明日。
1285句目……日向ぼこの「こ」■公園の桜落葉の踏む漫歩季語……落葉(おちば)桜の落葉は、黄色やらオレンジ色やら赤色やらと、色とりどりでとても美しいくて大好…
1284句目……蔦枯るるの「る」■瑠璃色の空に雲なし日向ぼこ季語……日向ぼこ(ひなたぼこ)良く晴れた、瑠璃色の空の下の日向ぼこです。次は、日向ぼこの「こ」
12830……夜食たぶの「ぶ」■文具屋の前は廃校蔦枯るる季語……蔦枯るる(つたかるる)学校の前には、文具屋さんが当たり前の様に有ったりします。でも、子供が減…
1282句目……冬の雨「め」■麺つゆで決むる味付け夜食たぶ季語……夜食(やしょく)夜中に食べる食事ですね。昔は農家で夜遅くまで仕事をした後で、雑炊などを食べ…
1281句目……食ふ小春の「る」■ルーブルに日本画は無し冬の雨季語……冬の雨ノーベルと言ったら、「きんかんのど飴」ルーブルと言ったら、「美術館」ですね!その…
1280句目……チョコレートの「と」■とうふ屋のおからドーナツ食ふ小春 季語……小春(こはる)冬の暖かな日こと。公園のベンチで食べるおやつ。お豆腐屋さんのさ…
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1371句目……春炬燵の「つ」■つまづきて気付く老化と春の風季語……春の風ほんの少しの段差に、つまずく年齢になりました。そんな時に、穏やかな春の風に気付き、…
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1027句目……冴返るの【る】■類縁に有名人無しうららけし季語……うららけし麗らかのこと。空は晴れて穏やかな、春の日。実は、あのイケメン俳優の誰それさんって…
1026句目……春日和の【り】■リストラや大手スーパー冴返る季語……冴返る(さえかえる)暖かくなって来たかと思っていたら、また寒さが戻って来ることです。あ…
1025句目……春愁ひの【ひ】■膝枕誰かしてくれ春日和季語……春日和(はるびより)縁側かとかで、誰かに膝枕をして欲しいと思うほど良い天気。 ここ数日、日中は…
1024句目……春の風の【ぜ】■発条の錆びしロボット春愁ひ季語……春愁ひ春になって草木が芽吹き、生き物たちが動き始めるのに、ふと物悲しくなること。発条仕掛…
1023句目……うららけしの【し】■シニアとは何歳からか春の風季語……春の風暖かで柔らかくのどかな風です。シニアは、60歳からとか65歳からとか。あいだの…
1022句目……春めきての【て】■手品師の鳩の居眠りうららけし季語……うららけし麗らかな春。元気良く飛び出すはずの、鳩が出てきません。次は、うららけしの【…
1021句目……納税期の【き】■気分屋の妻は何処へ春めきて季語……春めくうちの妻は、その日の気分で一人で遊園地へ行ったりします。次は、春めきての【て】
1020句目……春めきての【て】■手書きなる帳簿の厚み納税期季語……納税期(のうぜいき)ちまたではペーパーレスなんて言ってますが、俺は今だに手書きで仕訳をし…
1019句目……春の雪の【き】■昨日今日明日明後日春めきて季語……春めく日に日に、春らしくなって来ましたね。次は、春めきての【て】
1018句目……春の雪の【き】■きらきらと光に溶くる春の雪季語……春の雪先日に降った雪が、陽射しにきらきら光りながら溶けて行きます。続けて、春の雪でした。次…
1017句目……春寒しの【し】■仕事場の窓を曇らす春の雪季語……春の雪立春を過ぎてから降る雪のこと。実際に寒い日が多いは、二月ですね。次は、春の雪の【き】
1016句目……春立ちぬの【ぬ】■縫ひ目より飛び出す羽毛春寒し季語……春寒し立春を過ぎてからの寒さです。羽毛があちこちから、飛び出して居るダウンを羽織る俺。…
1015句目……鳩、雀の【め】■明太子取り合ふ家族春立ちぬ季語……春立ちぬ明太魚卵(めんたいぎょらん)という季語があります。これは鱈子(たらこ)のこと。スケ…
1014句目……節替りの【り】■立春や庭の豆食う鳩、雀季語……立春昨日撒かれた豆を、喜んで食べる鳩や雀。次は、鳩、雀の【め】
1013句目……日向ぼこの【こ】■米食べず豆を頬張る節替り季語……節替り(せつかわり)節分ことです。昨日は節分でした。歳の数だけ豆を食べたら、お腹がパンパン…
1012句目……仕事かなの【な】■泣きし過去今は笑へる日向ぼこ季語……日向ぼこほかほかの日差しに、心が癒やされます。次は、日向ぼこの【こ】
1011句目……春隣の【り】■猟犬のプライド高き仕事かな季語……猟犬(りょうけん)猟夫は無論、猟犬も、高いプライドがあります。経験と実績、確かな腕と自信が…
1010句目……寒夕焼の【け】■健康の為の散歩や春隣季語……春隣(はるとなり)昼間の日差しが、春めいて来ましたね。次は、春隣の【り】
1009句目……日向ぼこの【こ】■小石蹴り家まで運ぶ寒夕焼季語……寒夕焼(かんゆやけ)寒中の夕焼けですね。子供頃に寂しい時や悲しい時にやった独り遊び。一…
1008句目……雪女の【な】■難問の幼のクイズ日向ぼこ季語……日向ぼこうんとね~赤くて〜丸くて〜おいしいリンゴって、なあ〜んだ?次は、日向ぼこの【こ】