こちらのグラフに見るとおり、昨日11月27日、ロシア通貨のルーブルが米ドルに対してかなり下落した。その要因に関し、アルファバンクに所属する信頼と実績のエコノミスト、N.オルロヴァ氏がこちらの記事でコメントしているので、以下要旨を整理しておく。軍事史としての
ロシア・ウクライナ・ベラルーシを中心とした旧ソ連諸国の経済・政治情報をお届け。
私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」の簡易・ブログ版です。 より詳細な情報は、PC用のサイト(http://www.hattorimichitaka.com)でご覧ください。
60年前のBillboard Hot 100(1964年8月30日-9月5日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週4位と赤丸急上昇中で、最終的には3位まで上がる大ヒットとなるのが、Dave Clark Five - Becauseである。当時勢いの
J.D.ヴァンス『ヒルビリー・エレジー』(夏休みに読んだ本シリーズ)
夏休みに読んだ本シリーズ。今年の米大統領選で、トランプと組み、共和党の副大統領候補として選挙戦を戦うことになったJ.D.ヴァンス氏。その半生を綴ったのが、本書『ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~』である。ヒルビリー・エレジー~
そんなわけで、申し上げるのが遅れたが、調査出張で英ロンドンにやってきた。ロシア情勢等に関し現地の有識者と意見交換をするのが主な目的である。 ロンドンは、1998~2001年のベラルーシ駐在時代に、何度か訪れている。当時、ミンスクの娯楽や消費生活はきわめて貧弱
堀越豊裕『日航機123便墜落 最後の証言』(夏休みに読んだ本シリーズ)
何かと忙しく、普段、読書をする時間がない。自分の研究に直接関係する文献に目を通すことはあるが、それは楽しんだり視野を広げたりするための読書とは似て非なるものである。そこで、8月中旬にとった夏季休暇では、読書に重点的に励もうと考えた。他方、今回のロンド
プーチン政権に批判的なモスクワタイムズのこちらの記事が、ロシアが武器輸出契約をかなりの規模で破棄していることを伝えているので、以下要旨をまとめておく。二人のウラジーミル レーニンとプーチンposted with ヨメレバ伴野文夫 藤原書店 2024年06月 楽天ブックス
ロシアは世界一のダイヤモンド産出国であり、同国のアルロサ社が世界全体のだいたい3分の1くらいを生産している。こうして、天然ダイヤモンドの採掘ではチャンピオンとなってきたロシアだが、近年は中国などで合成ダイヤモンドの生産が拡大してきた。ロシア・タス通信
こちらの記事が、ベラルーシと中国が自由貿易協定(FTA)を締結という見出しを掲げていて、驚いた。ベラルーシはロシア主導の経済同盟「ユーラシア経済連合」の一員であり、関税政策は同連合に委譲しているので、自国の判断で勝手に第三国とFTAを締結することなどできな
HP更新しました。マンスリーエッセイ「1983年から2024年へ ナベサダとのランデブー」です。仕事とは何の関係もない道楽話で恐縮ですが、よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますロシア文学の怪物たちposted with ヨ
『調査月報』9-10月号「特集◆ウクライナ復興と企業の役割」
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2024年9-10月合併号のご案内。9-10月号は、「ウクライナ復興と企業の役割」と題する特集号となっております。詳しい内容とお問い合わせ・お申し込みはこちらまで。ポーランド・バルト史posted with ヨメ
60年前のBillboard Hot 100(1964年8月23-29日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、前にも書いたと思うが、1960年代半ばのモータウン黄金時代にあっても、私はとりわけエディー・ホーランドの作品が好きで、
ロシア唯一の戦車工場として知られているのが、ウラル地方のスヴェルドロフスク州ニジニタギル市に所在する「ウラルヴァゴンザヴォード(ウラル鉄道車両工場)」である。鉄道車両工場と称してはいるが、軍需生産の方がずっと大きいと見られる。こちらの記事が、同社の大
ロシアの大ガス産地であるヤマル半島を起点に、モンゴルを通って、中国に到達するというルートを描くガスパイプライン「シベリアの力2」構想。これまでは、ロシアが熱心に働きかけ、モンゴルもノリノリで、一人中国が渋るという構図で捉えられていた。しかし、こちらの
ロシア国営通信社の記事でウクライナ情勢をフォローするのはあまり適切でないが、こちらの記事が気になったので以下のとおり抄訳しておく。私は目下EUは無条件にウクライナからの全商品に対する輸入障壁を時限的に撤廃していると理解していたのだが、食品については関税
いつも不思議に思うのだが、ウクライナの組織は、公式ウェブサイトでなく、フェイスブックページで有益な情報を発信する傾向があるのではないかと思う。私が以前から統計データを利用していたウクライナ港湾管理局などは、公式HPにはほとんど見るべき情報が載らない。そ
こちらの記事によると、ロシア政府はこのほど、ガソリンの輸出を年内は禁止することを決めたということである。崩壊したソ連帝国〈増補新版〉posted with ヨメレバエレーヌ・カレール=ダンコース 藤原書店 2024年07月 楽天ブックスAmazon
これはしばらく前の動きになるが、見落としていたので、遅れ馳せながら取り上げる。モルドバの親露派の野党勢力がしばらく前に「パベーダ(勝利)」という政党連合を結成していたが、こちらなどが伝えるところによると、10月20日投票の大統領選に向け、8月2日にV.ボリ
60年前のBillboard Hot 100(1964年8月16-22日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 この週、モータウンの女性トリオ、シュープリームスがチャートのトップに上り詰めた。Supremes - Where Did Our Love Goが、1位
こちらの記事によると、ロシアなど5ヵ国で形成するユーラシア経済連合と、モンゴルが、暫定自由貿易協定(FTA)を締結する可能性があるということである。移民・難民たちの新世界地図~ウクライナ発「地殻変動」1000日の記録~posted with ヨメレバ村山祐介 新潮社 202
毎月、ロシア消費者物価のグラフをお目にかけているが、最近はそれほど大きな動きがなく、面白みに欠けていた。しかし、今般ロシア統計局から発表された2024年7月の消費者物価には、久々にダイナミックな動きがあった。公共料金の引き上げがあったからである。ロシア文
少々風変りな話題であるが、こちらの記事によると、中国とロシア北部のアルハンゲリスク間に、「北極エクスプレスNo.1」という貨物船が就航したということである。ウクライナ全史~ゲート・オブ・ヨーロッパ~posted with ヨメレバセルヒー・プロヒー/鶴見太郎/桃井緑美
こちらの記事が、ロシアのアルミニウム輸出動向について伝えているので、以下抄訳しておく。チェコじゃないスロヴァキア~中欧の中央~posted with ヨメレバ増根正悟 パブリブ 2024年06月 楽天ブックスAmazon ロ
先日、ロシア税関より、2024年上半期の通関統計が発表された。しかし、現時点でロシア税関は、①ごく大掴みな商品分類、②大陸別の貿易額しか発表していない。ウクライナ侵攻後の激変が如実に表れているのは②の方なので、個人的に作成を続けているグラフを更新して、上
ウクライナによる越境攻撃が注目を集めているロシアのクルスク州には、クルスク原発が所在している。その現状につき、こちらの記事が伝えているので、以下抄訳しておく。なお、現地では既存のクルスク原発の代替となるクルスク第2原発の建設が進められているところだっ
60年前のBillboard Hot 100(1964年8月9-15日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週1位にDean Martin - Everybody Loves Somebodyとあるが、個人的にはすぐメロディーが浮かばなかった。YouTubeで再生し
こちらの記事によると、ウクライナのT.カチカ経済次官(通商代表)が、2024年上半期のウクライナの貿易動向につき語ったということなので、それを整理しておく。帝国アメリカがゆずるとき 譲歩と圧力の非対称同盟posted with ヨメレバ玉置敦彦 岩波書店 2024年06月 楽天
意味があるのかないのか良く分からないが、ロシア財務省から毎月発表される連邦財政の執行状況をもとにグラフを更新する作業を続けており、こちらに見るとおり今般7月までの数字が出たので、上掲のとおりグラフを更新した。グラフはクリック・タップで拡大。まあ、あま
中国と欧州間を鉄道コンテナ輸送で結ぶ「中欧班列」に関しては、このブログで何度も取り上げてきた。ウクライナ戦争で欧州の顧客がロシア・ベラルーシ領経由のルートを敬遠し、中国⇔欧州間のトランジット輸送は低下したものの、中国⇔ロシア間の貨物が増加しているため
ロイターがこちらで伝えているとおり、S&Pは8月2日、ウクライナの信用格付けを「選択的デフォルト(債務不履行)」に引き下げた。ウクライナが大規模な債務再編の最終段階に着手する中、外国債券の支払いを期日に行わなかったことを受けたもの。3,400万ドル相当の利払
欧米からウクライナに供与される戦闘機F-16がウクライナに届けられたという情報が伝えられているが、こちらの記事の中でロシアのD.スースロフ氏という専門家が本件につき論評しているので、以下要旨を整理しておく。スースロフ氏は、高等経済学院欧州・国際複合研究セン
2024年4月29日付の英エコノミスト誌に、興味深いグラフが掲載されていた。ロシアが軍需産業を稼働させる上で必要な重要物資、工作機械、半導体等々を、どこから輸入しているかを図示したものである。なお、単位は取引件数ということであり、当然1取引で複数個を輸入し
60年前のBillboard Hot 100(1964年8月2-8日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 今週は、夏らしく、ラテン風味溢れる Drifters - Under The Boardwalk を聴いてみようか。メンバー交代を繰り返しながら長く活躍
HP更新しました。マンスリーエッセイ「沿ドニエストルの障子に目あり」です。よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますサイバースペースの地政学posted with ヨメレバ小宮山功一朗/小泉悠 早川書房 2024年06月 楽天ブ
先日、「カホフカダム決壊から1年 再建には異論も」という話題をお伝えした。その問題に関しては、ウクライナ水力発電公社のI.シロタ総裁も、最新のこちらのインタビュー記事の中で、(職務上、当然のことながら)再建は絶対に必要という考えを示している。続 経済安
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こちらのグラフに見るとおり、昨日11月27日、ロシア通貨のルーブルが米ドルに対してかなり下落した。その要因に関し、アルファバンクに所属する信頼と実績のエコノミスト、N.オルロヴァ氏がこちらの記事でコメントしているので、以下要旨を整理しておく。軍事史としての
コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」では、窒素肥料の輸出は平常運転ということを論じたが、今回はロシアのもう一つの重要輸出品であるカリ肥料の輸出動向を検証してみたい。転換期におけるヨ
コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」の延長上で、様々なロシア輸出品目の輸出動向を見るシリーズ。上掲コラムでは3102:窒素肥料のグラフを盛り込んだが、本日は窒素肥料の前段と言うべき2814
米出張中の手抜き企画として、コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」のオマケで、ロシアの主要輸出品の輸出動向を示すグラフをシリーズでお目にかけている。本日は、HSコード2711:天然ガスの輸
米出張中の手抜き企画として、ロシアの主要輸出品の輸出動向を示すグラフをシリーズでお目にかけている。コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」では原油のデータを掲載したが、今日はそのオマケ
米出張中の手抜き企画として、コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」のオマケで、ロシアの主要輸出品の輸出動向を示すグラフをシリーズでお目にかけている。本日は、HSコード2701:石炭の輸出。
米出張中の手抜き企画として、コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」のオマケで、ロシアの主要輸出品の輸出動向を示すグラフをシリーズでお目にかけている。本日は、HSコード2601:鉄鉱石の輸出
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さあ、アメリカンオールディーズの華麗なる徒花(?)、Shangri-Las - Leader Of The Packがついに1位を射止めた。サウンドエフ
目下、米学会に出席するために、東海岸のボストンに滞在中なのである。出張中は何かとバタバタし、日課のブログ更新ができるか、心許ない。そこで、手抜き気味の連続企画として、本日からロシアの主要輸出品の輸出動向を示すグラフをシリーズでお目にかけたい。先日、「
国際情報サイトの「Foresight」に、「地政学の谷間、モルドバの苦悩――「親EU路線」は在外票依存、大統領選にロシアが介入」と題する論考を寄稿しました。全文読むのにはご購読が必要ですが、よかったらチェックしてみてください。ブログランキングに参加しています1日
Wedge ONLINEに「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」と題する論考を寄稿しました。無料でお読みになれるので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします
こちらの記事が、EUによる次期対ロシア制裁パッケージ策定の動きにつき伝えているので、以下要点を整理しておく。現代中国の腐敗と反腐敗~汚職の諸相と土壌~posted with ヨメレバ菱田雅晴 法政大学出版局 2024年10月 楽天ブックスAmazon
再三申し上げているとおり、2023年のロシアの貿易統計集が思いがけず手に入ったので、それを使いながらデータの集計・分析を進めているところである。 それで、気付いたのは、様々な品目の中でも、輸出の落ち込みが非常に目立つのが、木材の丸太であるということである
ロシアの天然ガス独占企業であるガスプロムは、今でも立派な広報資料を発行している。たとえば、「数字で見る2019~2023年のガスプロム」、「2023年のガスプロムの年次報告」といった資料である。ただし、ガスプロムのHP自体が日本を含む外国からはアクセスできないよう
こちらに案内が出ていますが、12月4日に池袋の立教大学にお邪魔して、「戦争経済にのめり込むプーチン・ロシア」という講演を行います。リモートはなしで対面のみですが、お近くでご関心のある方はぜひどうぞ。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願い
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、またしても英国勢が躍進。Herman’s Hermits - I’m Into Something Goodがチャートを駆け上がっており、今週は20位に位置
代り映えがないが、こちらのページで10月のロシア消費者物価が発表されているので、恒例によりグラフを更新してお目にかける。 10月のロシアの消費者物価は、前月比0.75%増、前年末比6.57%増、前年同月比8.54%増だった。だいたい年率8%前後のインフレ率が定着して
ロシア政府が目下策定を進めている2050年までのロシア・エネルギー戦略に関し、最後は石炭部門に関しこちらの記事が伝えているので、以下抄訳しておく。それにしても、グレタさんが目をむいて怒りそうな内容である。混迷のアメリカを読みとく10の論点posted with ヨメレ
一昨日に引き続き、ロシア政府が策定中という2050年までのロシア・エネルギー戦略に関し、こちらの記事を抄訳する形で、本日はガス部門についてお伝えする。変わりゆくアメリカ英語posted with ヨメレバWalt Wolfram/田村幸誠/住吉誠/南佑亮/中嶌浩貴/松浦幸祐 開拓社 2
昨日に続き、ロシア・エネルギー戦略の続きをやろうと思ったのだが、時間がないので、別の簡単な話題。 最近は日本でも「洋画離れ」ということが言われている。他方、ロシアと言えば、一昔前までハリウッド映画のヘビーユーザーだった。それが、欧米の制裁により、米国
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターでは12月14日に、生存戦略研究シンポジウム 「『冬』に立ち向かうロシアと北海道のサッカー」を開催します。センターから服部が登壇するのに加え、新著『異端のチェアマン 村井満、Jリーグ再建の真実』が話題沸騰の宇都宮徹壱さ
私はウクライナでの戦争が始まってから、主要国のロシアとの月別貿易額の推移を跡付けるグラフの作成を続けているのだけれど、だいたい9月までの数字が出揃い、最新版を作成したので、お目にかける。米学会での発表用に作ったので英語になっており、ご容赦を。外交と戦
ロシアNovostiのこちらの記事が、英テレグラフの報道にもとづいて、欧州諸国がロシアからのLNG輸入をなかなかやめられないということを伝えている。英国自身はすでにロシアのLNG輸入を禁止しているので、上から目線の発動だろうか。テレグラフの元記事を探してみたのだが
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2023年12月号が発行されたので、ご紹介。12月号は、「第4期プーチン政権の内政・外交・経済」と題する特集号となっております。詳しい内容とお問い合わせ・お申し込みはこちらまで。インド太平洋地経学
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 今週10位と、すでに下降気味なのが、Elvis Presley - Bossa Nova Baby。かつてのような圧倒的な人気にはやや陰りが見え、この曲も
ホームページ更新しました。マンスリーエッセイ「俺の英語がヤバい」です。よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします英米リーダーの英語posted with ヨメレバ鶴田知佳子/柴田真一 コスモピア 2014年02月 楽天ブックス
ロシアの石油関係の文献を読んでいるとよく出くわすのが、трудноизвлекаемые запаы(ТРИЗ)という用語である。定訳とは思えないが、ここではとりあえず「開発困難資源」と訳しておこうか。ちなみに、何ゆえに開発困難かと言えば色んなパターン
ロシア版フォーブス誌のこちらのサイトに、2022年度決算の当期純損失(最終赤字)が大きいロシア企業のランキングというものが掲載されたので、上掲のとおり表にまとめてみた。フォーブスでは先般、利益の大きいロシア100大企業ランキングというのを発表しており、その派
先日発表した「北大で発見 幻の(?)ロシア貿易統計集を読んでわかること」というコラムでは、ロシアの石油輸出動向の表を掲載して、センセーションを巻き起こした。実は、その時掲載した石油輸出の表は、スペースの都合で、主要国だけに絞ったものだった。準備作業と
こちらの記事が、ロシア企業の負債が増加しつつあるということを伝えているので、以下骨子をまとめておく。世界の取扱説明書~理解する/予測する/行動する/保護する~posted with ヨメレバジャック・アタリ/林昌宏 プレジデント社 2023年10月 楽天ブックスAmazon
ロシアの貿易統計をめぐる悲喜こもごもについては、先日発表したコラム「北大で発見 幻の(?)ロシア貿易統計集を読んでわかること」で語ったばかりだ。 そうしたところ、ロシアの貿易統計で、また新展開があった。何を思ったか、ロシア税関が不意打ちで、1~9月の
告知です。まだちょっと先ですが、12月15日にスラブ・ユーラシア研究センター公開講演会の一環として、「ウクライナ侵攻はロシア極東・シベリアをどう変えるか」という講演をやることになりました。無料で、ZOOMでご参加いただけますので、奮ってご参加ください。ブログラ
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、この週の米国では、とんでもないことが起きた。11月22日に南部ダラスでJ.F.ケネディ大統領が暗殺されたものである。その週
ベラルーシにとって、ロシアから輸入した原油を国内2か所の製油所で精製して外国に輸出するビジネスは、ドル箱産業であった。その近況、特にロシアとの関係に関し、目に留まったいくつかの情報を整理しておく。インド太平洋地経学と米中覇権競争~国際政治における経済
ロシア政府に批判的なモスクワタイムズのこちらの記事が、今般ロシア下院が可決した連邦予算案は、極端に軍事支出に傾いていると指摘している。ロシア地政学地図posted with ヨメレバデルフィヌ・パパン/蔵持不三也 柊風舎 2023年10月 楽天ブックスAmazon
こちらの記事が、G7およびEUがロシア産のダイヤモンドに制裁を導入した場合の影響について伝えているので、以下抄訳しておく。なお、上図もその記事に付属したものだが、正直見方が良く分からない。イラスト図解 世界史を変えた金属posted with ヨメレバ田中和明 秀和シ
Wedge ONLINEに、「北大で発見 幻の(?)ロシア貿易統計集を読んでわかること」を寄稿しました。無料でお読みになれますので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします戦争と財政の世界史~成長の世界システムが終わると
ロシア統計局のこちらのページで、10月の消費者物価が発表されたので、例によってグラフを更新してご紹介。 10月のロシア消費者物価は、前月比で0.83%増、前年末比で5.47%増、前年同月比で6.69%増だった。インフレがものすごく加速しているわけではないが、じわり値
ロシア財務省から10月の連邦予算執行状況の数字が発表されたので、恒例によりグラフを更新して紹介する。グラフはクリック・タップで拡大。 たぶん、納税時期の要因に起因していると思われるが、10月には石油・ガス歳入が1年半振りの高水準を示し、それにより歳入が膨
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 大して良い曲とも思えないSugar Shackが長らくトップに居座っていたが、ようやく順位の変動があった。April Stevens - Deep Purpl