それにしてもお下劣だ。こちらの記事によると、 トランプ米大統領は3日、レアアース(希土類)の供給を確保したいとし、ウクライナが米国に供給することを望んでいると述べた。ウクライナが米国の要請に応じる用意があるとも述べた。トランプ氏はホワイトハウスで記者
ロシア・ウクライナ・ベラルーシを中心とした旧ソ連諸国の経済・政治情報をお届け。
私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」の簡易・ブログ版です。 より詳細な情報は、PC用のサイト(http://www.hattorimichitaka.com)でご覧ください。
60年前のBillboard Hot 100(1964年8月30日-9月5日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週4位と赤丸急上昇中で、最終的には3位まで上がる大ヒットとなるのが、Dave Clark Five - Becauseである。当時勢いの
J.D.ヴァンス『ヒルビリー・エレジー』(夏休みに読んだ本シリーズ)
夏休みに読んだ本シリーズ。今年の米大統領選で、トランプと組み、共和党の副大統領候補として選挙戦を戦うことになったJ.D.ヴァンス氏。その半生を綴ったのが、本書『ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~』である。ヒルビリー・エレジー~
そんなわけで、申し上げるのが遅れたが、調査出張で英ロンドンにやってきた。ロシア情勢等に関し現地の有識者と意見交換をするのが主な目的である。 ロンドンは、1998~2001年のベラルーシ駐在時代に、何度か訪れている。当時、ミンスクの娯楽や消費生活はきわめて貧弱
堀越豊裕『日航機123便墜落 最後の証言』(夏休みに読んだ本シリーズ)
何かと忙しく、普段、読書をする時間がない。自分の研究に直接関係する文献に目を通すことはあるが、それは楽しんだり視野を広げたりするための読書とは似て非なるものである。そこで、8月中旬にとった夏季休暇では、読書に重点的に励もうと考えた。他方、今回のロンド
プーチン政権に批判的なモスクワタイムズのこちらの記事が、ロシアが武器輸出契約をかなりの規模で破棄していることを伝えているので、以下要旨をまとめておく。二人のウラジーミル レーニンとプーチンposted with ヨメレバ伴野文夫 藤原書店 2024年06月 楽天ブックス
ロシアは世界一のダイヤモンド産出国であり、同国のアルロサ社が世界全体のだいたい3分の1くらいを生産している。こうして、天然ダイヤモンドの採掘ではチャンピオンとなってきたロシアだが、近年は中国などで合成ダイヤモンドの生産が拡大してきた。ロシア・タス通信
こちらの記事が、ベラルーシと中国が自由貿易協定(FTA)を締結という見出しを掲げていて、驚いた。ベラルーシはロシア主導の経済同盟「ユーラシア経済連合」の一員であり、関税政策は同連合に委譲しているので、自国の判断で勝手に第三国とFTAを締結することなどできな
HP更新しました。マンスリーエッセイ「1983年から2024年へ ナベサダとのランデブー」です。仕事とは何の関係もない道楽話で恐縮ですが、よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますロシア文学の怪物たちposted with ヨ
『調査月報』9-10月号「特集◆ウクライナ復興と企業の役割」
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2024年9-10月合併号のご案内。9-10月号は、「ウクライナ復興と企業の役割」と題する特集号となっております。詳しい内容とお問い合わせ・お申し込みはこちらまで。ポーランド・バルト史posted with ヨメ
60年前のBillboard Hot 100(1964年8月23-29日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、前にも書いたと思うが、1960年代半ばのモータウン黄金時代にあっても、私はとりわけエディー・ホーランドの作品が好きで、
ロシア唯一の戦車工場として知られているのが、ウラル地方のスヴェルドロフスク州ニジニタギル市に所在する「ウラルヴァゴンザヴォード(ウラル鉄道車両工場)」である。鉄道車両工場と称してはいるが、軍需生産の方がずっと大きいと見られる。こちらの記事が、同社の大
ロシアの大ガス産地であるヤマル半島を起点に、モンゴルを通って、中国に到達するというルートを描くガスパイプライン「シベリアの力2」構想。これまでは、ロシアが熱心に働きかけ、モンゴルもノリノリで、一人中国が渋るという構図で捉えられていた。しかし、こちらの
ロシア国営通信社の記事でウクライナ情勢をフォローするのはあまり適切でないが、こちらの記事が気になったので以下のとおり抄訳しておく。私は目下EUは無条件にウクライナからの全商品に対する輸入障壁を時限的に撤廃していると理解していたのだが、食品については関税
いつも不思議に思うのだが、ウクライナの組織は、公式ウェブサイトでなく、フェイスブックページで有益な情報を発信する傾向があるのではないかと思う。私が以前から統計データを利用していたウクライナ港湾管理局などは、公式HPにはほとんど見るべき情報が載らない。そ
こちらの記事によると、ロシア政府はこのほど、ガソリンの輸出を年内は禁止することを決めたということである。崩壊したソ連帝国〈増補新版〉posted with ヨメレバエレーヌ・カレール=ダンコース 藤原書店 2024年07月 楽天ブックスAmazon
これはしばらく前の動きになるが、見落としていたので、遅れ馳せながら取り上げる。モルドバの親露派の野党勢力がしばらく前に「パベーダ(勝利)」という政党連合を結成していたが、こちらなどが伝えるところによると、10月20日投票の大統領選に向け、8月2日にV.ボリ
60年前のBillboard Hot 100(1964年8月16-22日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 この週、モータウンの女性トリオ、シュープリームスがチャートのトップに上り詰めた。Supremes - Where Did Our Love Goが、1位
こちらの記事によると、ロシアなど5ヵ国で形成するユーラシア経済連合と、モンゴルが、暫定自由貿易協定(FTA)を締結する可能性があるということである。移民・難民たちの新世界地図~ウクライナ発「地殻変動」1000日の記録~posted with ヨメレバ村山祐介 新潮社 202
毎月、ロシア消費者物価のグラフをお目にかけているが、最近はそれほど大きな動きがなく、面白みに欠けていた。しかし、今般ロシア統計局から発表された2024年7月の消費者物価には、久々にダイナミックな動きがあった。公共料金の引き上げがあったからである。ロシア文
少々風変りな話題であるが、こちらの記事によると、中国とロシア北部のアルハンゲリスク間に、「北極エクスプレスNo.1」という貨物船が就航したということである。ウクライナ全史~ゲート・オブ・ヨーロッパ~posted with ヨメレバセルヒー・プロヒー/鶴見太郎/桃井緑美
こちらの記事が、ロシアのアルミニウム輸出動向について伝えているので、以下抄訳しておく。チェコじゃないスロヴァキア~中欧の中央~posted with ヨメレバ増根正悟 パブリブ 2024年06月 楽天ブックスAmazon ロ
先日、ロシア税関より、2024年上半期の通関統計が発表された。しかし、現時点でロシア税関は、①ごく大掴みな商品分類、②大陸別の貿易額しか発表していない。ウクライナ侵攻後の激変が如実に表れているのは②の方なので、個人的に作成を続けているグラフを更新して、上
ウクライナによる越境攻撃が注目を集めているロシアのクルスク州には、クルスク原発が所在している。その現状につき、こちらの記事が伝えているので、以下抄訳しておく。なお、現地では既存のクルスク原発の代替となるクルスク第2原発の建設が進められているところだっ
60年前のBillboard Hot 100(1964年8月9-15日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週1位にDean Martin - Everybody Loves Somebodyとあるが、個人的にはすぐメロディーが浮かばなかった。YouTubeで再生し
こちらの記事によると、ウクライナのT.カチカ経済次官(通商代表)が、2024年上半期のウクライナの貿易動向につき語ったということなので、それを整理しておく。帝国アメリカがゆずるとき 譲歩と圧力の非対称同盟posted with ヨメレバ玉置敦彦 岩波書店 2024年06月 楽天
意味があるのかないのか良く分からないが、ロシア財務省から毎月発表される連邦財政の執行状況をもとにグラフを更新する作業を続けており、こちらに見るとおり今般7月までの数字が出たので、上掲のとおりグラフを更新した。グラフはクリック・タップで拡大。まあ、あま
中国と欧州間を鉄道コンテナ輸送で結ぶ「中欧班列」に関しては、このブログで何度も取り上げてきた。ウクライナ戦争で欧州の顧客がロシア・ベラルーシ領経由のルートを敬遠し、中国⇔欧州間のトランジット輸送は低下したものの、中国⇔ロシア間の貨物が増加しているため
ロイターがこちらで伝えているとおり、S&Pは8月2日、ウクライナの信用格付けを「選択的デフォルト(債務不履行)」に引き下げた。ウクライナが大規模な債務再編の最終段階に着手する中、外国債券の支払いを期日に行わなかったことを受けたもの。3,400万ドル相当の利払
欧米からウクライナに供与される戦闘機F-16がウクライナに届けられたという情報が伝えられているが、こちらの記事の中でロシアのD.スースロフ氏という専門家が本件につき論評しているので、以下要旨を整理しておく。スースロフ氏は、高等経済学院欧州・国際複合研究セン
2024年4月29日付の英エコノミスト誌に、興味深いグラフが掲載されていた。ロシアが軍需産業を稼働させる上で必要な重要物資、工作機械、半導体等々を、どこから輸入しているかを図示したものである。なお、単位は取引件数ということであり、当然1取引で複数個を輸入し
60年前のBillboard Hot 100(1964年8月2-8日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 今週は、夏らしく、ラテン風味溢れる Drifters - Under The Boardwalk を聴いてみようか。メンバー交代を繰り返しながら長く活躍
HP更新しました。マンスリーエッセイ「沿ドニエストルの障子に目あり」です。よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますサイバースペースの地政学posted with ヨメレバ小宮山功一朗/小泉悠 早川書房 2024年06月 楽天ブ
先日、「カホフカダム決壊から1年 再建には異論も」という話題をお伝えした。その問題に関しては、ウクライナ水力発電公社のI.シロタ総裁も、最新のこちらのインタビュー記事の中で、(職務上、当然のことながら)再建は絶対に必要という考えを示している。続 経済安
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それにしてもお下劣だ。こちらの記事によると、 トランプ米大統領は3日、レアアース(希土類)の供給を確保したいとし、ウクライナが米国に供給することを望んでいると述べた。ウクライナが米国の要請に応じる用意があるとも述べた。トランプ氏はホワイトハウスで記者
昨日のロシア・ウクライナに続き、本日は中国の対ウクライナ・モルドバ貿易動向のグラフをお目にかける。ロシアの支配を脱しEU加盟を目指す両国だが、貿易パートナーとしては中国に期待する部分が小さくない。しかし、肝心の対中貿易パフォーマンスは、思うようには発展
私が研究している旧ソ連諸国にとって、中国との関係の重要性が高まっており、多くの国で中国が最大の貿易相手国という状況となっている。他方、ロシアやベラルーシが統計を出し渋る中で、発表されるのが早い中国の貿易統計は、有難い存在だ。そこで、今般発表された中国
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 このシリーズでつい先日、Marianne Faithfull - As Tears Go Byを取り上げたばかりだったが、今般そのマリアンヌ・フェイスフルの
こちらおよびこちらの記事によると、ロシア鉄道のM.グラスコフ副社長が、同社で生じている貨物車両の問題につき語ったということなので、以下要旨を整理しておく。EU百科事典posted with ヨメレバ羽場久美子/中西優美子/田中素香 丸善出版 2024年12月 楽天ブックスAmaz
ロシア『イズベスチヤ』のこちらのインタビュー記事で、ベラルーシのM.ルィジェンコフ外相が同国の対外政策について語っているので、気になった部分だけ発言内容を以下のとおりまとておく。2022年以降、ベラルーシは相手国別の貿易額を発表しなくなっているので、大まか
上の図は、少々古いが、昨年10月にロシア紙のこちらの記事に出たグラフ。開戦後、ロシア産原油輸入の双璧となっている中国とインドの、輸入量の推移を示しており、左の紫が中国、右の赤がインドとなっていて、単位は100万t、2024年は1~8月の途中経過である。サムス
やや紹介が遅れたが、ロシア財務省のこちらのページで、2024年のロシア連邦財政の速報値実績が発表されたので、恒例のグラフを更新しつつ、概況をお伝えする。なお、ロシア財務省のページは日本を含む外国からはアクセス不能なので、当方はVPNで接続。プガチョーフ叛乱
ウクライナ港湾管理局のフェイスブックページに、2024年のウクライナの港湾における取扱貨物量の概況が掲載されたので、簡単に紹介しておく。1インチの攻防~NATO拡大とポスト冷戦秩序の構築~posted with ヨメレバM.E.サロッティ 岩波書店 2024年12月 楽天ブックス
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターでは、2月14日(金)と17日(月)の2日に分けて、特別連続セミナー「2.24から3年を経たスラブ・ユーラシア世界」を開催します。無料、かつリモートで視聴できるので、是非ともチェックいただき、事前登録いただければ幸いです
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、1965年1月24日にチャーチル元英首相が亡くなるということがあったが、それでも相変わらずブリティッシュ勢は好調。キンク
こちらの記事によると、ロシアのA.チェクンコフ極東・北極発展相が、2024年の北極海航路の利用拡大について述べたということである。ドイツ=ロシアの世紀 1900-2022posted with ヨメレバシュテファン・クロイツベルガー/伊豆田俊輔 白水社 2025年01月 楽天ブックスAma
先日、「紅海危機という追い風で勢いを取り戻した中欧班列」という話題をお届けしたが、その補足である。 繰り返しになるが、「中欧班列」とは、中国と欧州を結ぶコンテナ鉄道輸送サービスであり、その主要部分はカザフスタン~ロシア~ベラルーシ領を経由する。ロシア
先日、「食料品の高騰で亢進した2024年ロシア消費者物価」という話題をお届けしたが、せっかくなのでもう少し詳しく紹介することにした。食料品、非食料商品、サービスと3つのカテゴリーに分けた上で、主要品目の小売価格が2024年の1年間でどれだけ上昇したかを、下図の
最近、ロシアの製油所がウクライナのドローン攻撃を受けることが増えてきた。ロシア経済の機能、継戦能力を見る上で重要な要因なので、主な製油所の生産能力、親会社、所在地を整理し、上掲のとおりグラフにしてみた。出所はこちら。ブログランキングに参加しています1日
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2025年2月号のご案内。2月号は、「ユーラシア空間におけるBRICSの現在地」と題する特集号となっております。詳しい内容とお問い合わせ・お申し込みはこちらまで。北東・中央アジア民族百科事典posted w
こちらの記事が、ロシアからの石炭輸出の不振につき伝えているので、以下主要点をまとめておく。国際平和論~脅威の認識と対応の模索~posted with ヨメレバ石田淳/長有紀枝/山田哲也 有斐閣 2024年12月 楽天ブックスAmazon
講演動画「ルカシェンコの30年を経てベラルーシはどこへ向かうか?」をSRCのYouTubeチャンネルにアップしたので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますベラルーシを知るための50章posted with ヨメレバ服部倫卓/越野剛
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 前年から英国勢による米チャート席巻、いわゆるブリティッシュインベージョンが続いていたが、今回は英女性歌手が1位に輝いた。
こちらの記事などが伝えているとおり、1月15日にワルシャワでポーランド首相と共同記者会見に臨んだゼレンスキー・ウクライナ大統領が、ウクライナ軍が使用している兵器の出所割合について述べたということである。ルポ国威発揚~「再プロパガンダ化」する世界を歩く~
2012年から2024年に至る第3~4期のプーチン体制で、一時期かなり騒がれながら、結局実現しなかったのが、高速鉄道計画だった。最初はモスクワ~カザン線を建設すると言っていたのが、いつの間にかモスクワ~サンクトペテルブルグ線にすり替わり、他にも色んな構想が浮
これは、一般の皆様向けの情報発信というよりは、完全に個人的な調べものだ。当ブログでは先日、「ロシアが北極域の範囲にハンティ・マンシの2地区を追加」という話題をお届けした。それで、ハンティ・マンシ自治管区と言えばロシア随一の産油地域であるが、くだんの北
3日連続でこの話題になるが、先日のプーチン・ロシア大統領による年次教書演説で、個人的に注目したものに、住宅ローンの問題があった。ロシアではしばらく前から、政府の補助による低利住宅ローンが施行されていた。いくつかのプログラムがあり、その概要をまとめたの
先日、プーチン・ロシア大統領が行った年次教書演説では、2030年を期限とする政策目標の表明が目立った。2030年がキリの良い年というのもあるが、当然のことながら、今月の大統領選というセレモニーで再選という形をとれば、新たな6年の任期が終了するのが2030年なので
こちらに見るように、2月29日にプーチン・ロシア大統領が年次教書演説を行った際に、概要以下のように述べた。 ロシアは2023年に世界平均を上回る成長を遂げた。成長率で、EU主要国だけでなく、すべてのG7諸国をも上回った。過去10年間で築かれた基盤がものを言った。
こちらの記事が、ブルガリアのロシア原油輸入をめぐる動きを伝えているので、要旨をまとめておく。オホーツク核要塞posted with ヨメレバ小泉悠 朝日新聞出版 2024年02月 楽天ブックスAmazonKindle 2022年12月5日にEUが
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 ビートルズを筆頭とするブリティッシュインベイジョンの時代に差し掛かりつつあったこの頃。地元アメリカ勢で気を吐いていたのが
こちらの統計月報に見るとおり、このほどロシアの2023年賃金統計の概況が明らかになった。以下、簡単に見ておくことにする。コメルサントのこちらの記事も参照。エストニア独立戦争史posted with ヨメレバ増永真悟 デザインエッグ株式会社 2024年02月 楽天ブックスAmaz
珍しくモルドバの話題。こちらの記事が2023年のモルドバの商品輸出入実績について伝えているので、それをチェックしておく。日本製鉄の転生 巨艦はいかに甦ったかposted with ヨメレバ上阪欣史 日経BP 2024年01月 楽天ブックスAmazon
HP更新しました。マンスリーエッセイ「最近の私の音楽ライブ観賞モード」です。研究とは何の関係もない雑談ですが、よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますさっぽろ歴史&地理さんぽ~エピソードと写真で振り返る札幌
以前から懸案であったEUによるロシア産ダイヤモンドの輸入禁止措置は、年末にまとまったEUの第12次制裁パッケージでようやく正式決定した。この状況にロシアはどのように対応していくのだろうか。こちらの記事が、ロシア財務省(貴石輸出分野を担当)の姿勢につき伝えて
こちらのサイト、こちらの記事によれば、2月26日付の大統領令により、ロシアの新たな軍管区制が制定されたということである。3月1日から施行される。それを示したのが上図。戦争とロジスティクスposted with ヨメレバ石津朋之 日経BP 日本経済新聞出版 2024年02月
ウクライナへの全面侵攻開始2周年と、ナヴァリヌイ死去が重なり、ここ2~3日でまた欧米日の対ロシア制裁がバタバタと追加発表された。色々ありすぎて、全容を把握できない。昨年後半くらいの時点で、「国際社会による対ロシア制裁措置をすべて合計すると、1万3,000件
2023年10月1日にロシアが導入した新たな輸出関税がある。これは、特定の品目を対象に、為替レートに応じて可変する輸出関税を課すというものである。この税のその後の動向につき、こちらの記事が伝えているので、以下要旨を整理しておく。国境と人類~文明誕生以来の難
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2024年3月号が発行されたので、ご紹介。3月号は、「ロシア・ウクライナをめぐる地政学と地経学」と題する特集号となっております。詳しい内容とお問い合わせ・お申し込みはこちらまで。帝国~ロシア・
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、42位にThe Beatles - My Bonnieというのが入っており、「あれ、ビートルズにそんな曲あったっけ?」と思ったのだが、確認し
キーウ国際社会学研究所が、ウクライナ国民の戦争に関する全国意識調査を1月に実施し、その結果を過去の数字と合わせて示したものを、こちらで発表した。重要なので紹介するわけだが、日本語化とグラフを作成するだけで疲労困憊してしまったので、解説やコメントなしで、
このほどロシアが占領を完了したドネツク州のアウジーウカには、有名なコークス化学工場がある。これまではR.アフメトフ氏率いる財閥SCM傘下であった。アウジーウカ・コークス化学工場はしばしば、欧州最大のコークス化学工場であると言われる。 ただ、私の認識によれ
本日開催するオンライン無料講演会「侵攻2年を経て変容するロシア・ウクライナ」の準備が大変で、ブログは簡単に済ませたい。講演準備のために、ロシアとウクライナの経済状況を比較する資料をいくつか作ったのだが、そのうちの一つをお目にかける。両国による商品輸出
これを言うと驚く人が多いが、ウクライナは今でも、ロシアの天然ガスを欧州市場向けにトランジット輸送する業務を続けている。2つあったルートのうちの1つは閉めてしまったが、もう1つはまだ生きており、それを利用した輸送はかろうじて続いている。 昨年11月に出た