こちらのグラフに見るとおり、昨日11月27日、ロシア通貨のルーブルが米ドルに対してかなり下落した。その要因に関し、アルファバンクに所属する信頼と実績のエコノミスト、N.オルロヴァ氏がこちらの記事でコメントしているので、以下要旨を整理しておく。軍事史としての
ロシア・ウクライナ・ベラルーシを中心とした旧ソ連諸国の経済・政治情報をお届け。
私のホームページ「ロシア・ウクライナ・ベラルーシ探訪」の簡易・ブログ版です。 より詳細な情報は、PC用のサイト(http://www.hattorimichitaka.com)でご覧ください。
こちらのグラフに見るとおり、昨日11月27日、ロシア通貨のルーブルが米ドルに対してかなり下落した。その要因に関し、アルファバンクに所属する信頼と実績のエコノミスト、N.オルロヴァ氏がこちらの記事でコメントしているので、以下要旨を整理しておく。軍事史としての
コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」では、窒素肥料の輸出は平常運転ということを論じたが、今回はロシアのもう一つの重要輸出品であるカリ肥料の輸出動向を検証してみたい。転換期におけるヨ
コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」の延長上で、様々なロシア輸出品目の輸出動向を見るシリーズ。上掲コラムでは3102:窒素肥料のグラフを盛り込んだが、本日は窒素肥料の前段と言うべき2814
米出張中の手抜き企画として、コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」のオマケで、ロシアの主要輸出品の輸出動向を示すグラフをシリーズでお目にかけている。本日は、HSコード2711:天然ガスの輸
米出張中の手抜き企画として、ロシアの主要輸出品の輸出動向を示すグラフをシリーズでお目にかけている。コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」では原油のデータを掲載したが、今日はそのオマケ
米出張中の手抜き企画として、コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」のオマケで、ロシアの主要輸出品の輸出動向を示すグラフをシリーズでお目にかけている。本日は、HSコード2701:石炭の輸出。
米出張中の手抜き企画として、コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」のオマケで、ロシアの主要輸出品の輸出動向を示すグラフをシリーズでお目にかけている。本日は、HSコード2601:鉄鉱石の輸出
60年前のBillboard Hot 100(1964年11月22-28日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さあ、アメリカンオールディーズの華麗なる徒花(?)、Shangri-Las - Leader Of The Packがついに1位を射止めた。サウンドエフ
目下、米学会に出席するために、東海岸のボストンに滞在中なのである。出張中は何かとバタバタし、日課のブログ更新ができるか、心許ない。そこで、手抜き気味の連続企画として、本日からロシアの主要輸出品の輸出動向を示すグラフをシリーズでお目にかけたい。先日、「
地政学の谷間、モルドバの苦悩――「親EU路線」は在外票依存、大統領選にロシアが介入
国際情報サイトの「Foresight」に、「地政学の谷間、モルドバの苦悩――「親EU路線」は在外票依存、大統領選にロシアが介入」と題する論考を寄稿しました。全文読むのにはご購読が必要ですが、よかったらチェックしてみてください。ブログランキングに参加しています1日
【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手
Wedge ONLINEに「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」と題する論考を寄稿しました。無料でお読みになれるので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします
こちらの記事が、EUによる次期対ロシア制裁パッケージ策定の動きにつき伝えているので、以下要点を整理しておく。現代中国の腐敗と反腐敗~汚職の諸相と土壌~posted with ヨメレバ菱田雅晴 法政大学出版局 2024年10月 楽天ブックスAmazon
再三申し上げているとおり、2023年のロシアの貿易統計集が思いがけず手に入ったので、それを使いながらデータの集計・分析を進めているところである。 それで、気付いたのは、様々な品目の中でも、輸出の落ち込みが非常に目立つのが、木材の丸太であるということである
ロシアの天然ガス独占企業であるガスプロムは、今でも立派な広報資料を発行している。たとえば、「数字で見る2019~2023年のガスプロム」、「2023年のガスプロムの年次報告」といった資料である。ただし、ガスプロムのHP自体が日本を含む外国からはアクセスできないよう
こちらに案内が出ていますが、12月4日に池袋の立教大学にお邪魔して、「戦争経済にのめり込むプーチン・ロシア」という講演を行います。リモートはなしで対面のみですが、お近くでご関心のある方はぜひどうぞ。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願い
60年前のBillboard Hot 100(1964年11月15-21日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、またしても英国勢が躍進。Herman’s Hermits - I’m Into Something Goodがチャートを駆け上がっており、今週は20位に位置
代り映えがないが、こちらのページで10月のロシア消費者物価が発表されているので、恒例によりグラフを更新してお目にかける。 10月のロシアの消費者物価は、前月比0.75%増、前年末比6.57%増、前年同月比8.54%増だった。だいたい年率8%前後のインフレ率が定着して
ロシア政府が目下策定を進めている2050年までのロシア・エネルギー戦略に関し、最後は石炭部門に関しこちらの記事が伝えているので、以下抄訳しておく。それにしても、グレタさんが目をむいて怒りそうな内容である。混迷のアメリカを読みとく10の論点posted with ヨメレ
一昨日に引き続き、ロシア政府が策定中という2050年までのロシア・エネルギー戦略に関し、こちらの記事を抄訳する形で、本日はガス部門についてお伝えする。変わりゆくアメリカ英語posted with ヨメレバWalt Wolfram/田村幸誠/住吉誠/南佑亮/中嶌浩貴/松浦幸祐 開拓社 2
昨日に続き、ロシア・エネルギー戦略の続きをやろうと思ったのだが、時間がないので、別の簡単な話題。 最近は日本でも「洋画離れ」ということが言われている。他方、ロシアと言えば、一昔前までハリウッド映画のヘビーユーザーだった。それが、欧米の制裁により、米国
どうもロシアが「2050年までのロシア・エネルギー戦略」という政策文書を策定しつつあるようだ。昨今のロシアのことなので、策定が完了しても、一般に公開されるのかという疑問もある。タス通信がその草案を入手したということで、その概要につき伝えているので、まずは
当ブログでは、ロシアの自然独占研究所というところが発表している港湾取扱貨物量に関する資料を定期的に紹介している。こちらのページに見るとおり、2024年第3四半期(7~9月)の数字が発表され、それに伴い1~9月の数字も明らかになったので、これを取り上げるこ
60年前のBillboard Hot 100(1964年11月8-14日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 むかし、ロンドンだったか、中古レコ屋でブツを物色していたところ、店員に「オマエはどんなものが好きなのか?」と尋ねられ、「
上図は、こちらの記事にロシアのLNG(液化天然ガス)輸出の大陸別輸出先という便利なグラフが出ていたので、転載させていただいたものである。5月に出た記事なので、当然2024年の数字はその時点の途中経過であろう。ウクライナへ行ったある義勇兵posted with ヨメレバ
再三申し上げているとおり、2023年のロシア通関統計集が思いがけず手に入ったので、それを使って色々と作業をしているところである。本日は、ロシアの鉄鋼輸出の動向を私が集計してグラフ化したものをお目にかけたい。上図の左側が鉄鋼の品目別、右側が相手地域別の輸出
こちらの記事が、ロシア・エネルギー省の情報源に基づき、ロシアの石炭輸出の不振につき伝えているので、軽く紹介する。上図に見るとおり、主力の中国、インド、トルコ向け輸出が振るわないようだ。紛争後社会と和解―ボスニアにおける国家建設―posted with ヨメレバ月
ちょっと変わり種の話題だが、こちらの記事によると、ベラルーシの独裁者A.ルカシェンコが、同国の最重要輸出商品であるカリ肥料に関し、(主にロシアとの)協調減産を提唱したということである。国営のベラルーシカリ社の社長に就任することになったA.ルィバコフ氏との
昨日決選投票が行われたモルドバ大統領選は、開票率90.90%の段階で、上図のとおり、野党のA.ストヤノグロ氏がわずかにリードする際どい状況となっている。しかし、開票が残っているのはほとんどが在外票であり(開票率17.75%)、その在外票では現時点でも現職のM.サン
先日来申し上げているとおり、「もう出ないだろう」と思っていた2023年ロシア通関統計集が奇跡的に我が職場に入荷し、喜び勇んで集計・分析作業を進めているところである。ロシアから見える世界 なぜプーチンを止められないのかposted with ヨメレバ駒木明義 朝日新聞
60年前のBillboard Hot 100(1964年11月1-7日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 1964年11月3日、米大統領選挙で民主党の現職ジョンソンが当選を果たしたが、果たして60年後の今回はどうなることやら…。 さ
東部戦線で、ドネツク州の要衝、ポクロウシクをめぐる状況が芳しくないようだ。こちらの記事によると、「ポクロウシクのドブリャク市長は30日、露軍が同市まで約7キロの距離に迫っているとし、防衛の準備に向けて同市を『封鎖』すると発表した。ドブリャク氏は、ドネツク
HP更新しました。マンスリーエッセイ「顧客の忠誠を仇で返すDropbox」です。よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします分断国家アメリカposted with ヨメレバ読売新聞アメリカ総局 中央公論新社 2024年10月 楽天ブッ
社会科教科書でお馴染みの帝国書院が発行している冊子『地歴・公民科資料 ChiReKo』の2024年度2学期号に、「ロシア・ウクライナ産業紀行 ―ありし日の情景をめぐって」と題するコラムを寄稿しました。無料でお読みになれますので、よかったらご笑覧ください。ブログランキ
ロシア中央銀行が政策金利を10月28日から21.0%へと引き上げたことが割と衝撃的だったので(それまでの19.0%から2.0%ポイントの引き上げ)、金利の変遷を辿った上図を掲載しておく。新・臆病者のための株入門posted with ヨメレバ橘玲 文藝春秋 2024年10月 楽天ブッ
ロシア通関統計2023年年報というお宝を手に入れたので、引き続きそれを使って作業を試みている。本日は、ロシアの貿易相手地域を、大陸別と、友好国・非友好国別に整理したものをお目にかける。データ入力・集計・グラフ化だけでかなり骨が折れるので、大したコメントは
今年こそはもう出ないだろうと思っていたロシアの通関統計集が、奇跡的にスラ研図書館に入荷し(笑)、2023年のロシア貿易の詳細が把握できるようになったので、それを使って色々作業をしようと思っているところである。まずは、個人的によくやることだが、ロシアの主要
遅くなってしまいましたが、7月11日に開催した三者共催ロシアセミナー 「急変する国際環境下のロシア極東・シベリア」で私が行った講演「なぜ今、ロシア極東・シベリアを問うのか?」をYouTube動画にしましたので、よかったらご笑覧ください。なお、冒頭の主催者挨拶込
60年前のBillboard Hot 100(1964年10月25-31日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、私は60年代のモータウンを愛好することをライフワークとしているわけだが、その中でも決定的な1曲と言えるSupremes - Baby
10月20日に行われたモルドバ大統領選第1回投票とEU加盟路線を問う国民投票。改めて投票結果を地区別に整理して、上掲のとおりグラフにしてみた。特に注目されるところだけ赤で示した。以下、簡単に気付きの点を。文系のための統計学入門[第2版]posted with ヨメレバ
以前出たこちらの記事は、ロシア極東で「東方水素クラスター」という構想が進んでおり、サハリン州がその中核を成すということを伝えていた。上掲画像もその記事から拝借したものである。アジア・ファースト 新・アメリカの軍事戦略posted with ヨメレバエルブリッジ・A
『調査月報』11月号「特集◆20年の節目を迎えた『中央アジア+日本』」
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2024年11月合併号のご案内。11月号は、「20年の節目を迎えた『中央アジア+日本』」と題する特集号となっております。詳しい内容とお問い合わせ・お申し込みはこちらまで。ブラジルが世界を動かすposted
モルドバ国民投票および大統領選挙結果について、こちらの記事でウクライナ人の有識者I.モシーチューク氏がコメントしているので、以下発言要旨を紹介しておく。最後のソ連世代 ―ブレジネフからペレストロイカまで 新装版posted with ヨメレバアレクセイ・ユルチャク
10月20日に投票が実施されたモルドバ国民投票と大統領選は、開票作業が100%完了した。昨日のエントリーでは、EU加盟路線、現職のM.サンドゥ大統領とも過半数をとれず苦戦…というようなニュアンスでお伝えしてしまったが、考えてみれば、開くのが遅い在外票で親欧米派が
昨日お伝えしたモルドバ現地専門家の解説では、大統領選ではM.サンドゥが優勢、焦点は第1回投票で過半数をとり当選を決められるかどうか、国民投票ではEU路線賛成多数が濃厚、というような見方だったかと思う。 ところが、蓋を開けてみると、こちらのページに見るとお
引き続き、やはりこちらの記事に出ている有識者コメントで、今度は歴史学者・政治評論家のS.ムスチャツァ氏によるコメントを、以下のとおり紹介する。紛争後社会と和解―ボスニアにおける国家建設―posted with ヨメレバ月村太郎 晃洋書房 2024年09月 楽天ブックスAmaz
本日10月20日はモルドバ大統領選およびEU加盟路線を問う国民投票の日である。それに向け、もっと入念に情報収集をしたかったが、時間がないまま、投票の当日を迎えてしまった。遅れ馳せながら、差し当たりこちらの記事に出ていたモルドバ国立大学法律・政治・社会研究所
60年前のBillboard Hot 100(1964年10月18-24日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、超有名曲で、後にジャガー&ボウイがカバーすることにもなるMartha & the Vandellas - Dancing In The Streetだが、1位に
こちらの記事が、ウクライナの鉄鉱石輸出の動向につき整理してくれていて、重宝する。上図に見るとおり、鉄鉱石輸出は昨年の終盤頃から拡大に向かい、今年5月くらいまでは順調に推移したが、ここ3~4ヵ月ほどは勢いを失っている。中国経済外交の実像posted with ヨメ
【中国-欧州の物流に変化】ウクライナ戦争、紅海危機で動く中欧班列の現在地
Wedge ONLINEに、「【中国-欧州の物流に変化】ウクライナ戦争、紅海危機で動く中欧班列の現在地」と題する論考を寄稿しました。無料でお読みになれますので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします大統領たちの五〇年史
ロシアではアルロサ社がダイヤモンド採掘業をほぼ独占しており、その生産は従来は九分九厘サハ共和国に集中していた。それが、ここ数年でアルロサはアルハンゲリスク州での開発にも乗り出しており、子会社のセヴェルアルマズ社がそれを担っている。こちらの記事がセエヴ
こちらの記事が、ロシアのコンテナ輸送市場の見通しについて伝えているので、その内容を拝見する。プーチンの帝国論posted with ヨメレバ石川陽平 日経BP 日本経済新聞出版 2024年09月13日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
ブルームバーグがこちらの記事で、インドが中国に次いで2番目の対ロシア禁輸製品供給国になっているということを伝えているので、以下軽く要旨を紹介する。ロシアから見える世界 なぜプーチンを止められないのかposted with ヨメレバ駒木明義 朝日新聞出版 2024年09月
こちらの記事が、ロシア鉄鋼業の不振を伝えているので、以下要旨をまとめておく。なお、元データはこちら。大使が語るリトアニアposted with ヨメレバオーレリウス・ジーカス 星海社 2024年09月 楽天ブックスAmazonKindle
60年前のBillboard Hot 100(1964年10月11-17日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、ビートルズに続けとばかり、またしても英国勢がNo.1ヒットを飛ばした。Manfred Mann - Do Wah Diddy Diddyである。ただ、
ロシア財務省は連邦財政の執行状況を毎月発表しており、当ブログではそれにもとづき上掲のとおり定期的にグラフを更新しているわけだが、今般発表された2024年1~9月の執行実績には驚いた。年度途中ではあるが、財政黒字が記録されているのである。食料危機の経済学~
こちらの記事によると、このほどモスクワにBRICS諸国およびアフリカのダイヤモンド採掘国、業界関係者が集結し、同産業に関する国際対話が開催された(上の写真は本件とはちょっと異なり、今年のペテルブルグ・フォーラムの際に同様の枠組みでダイヤモンド産業につき討議
時々申し上げるように、私はロシアの経済地理を主たる研究テーマにしようとしていた時期があり、その一環としてロシアの経済特区のことを調べていた。しかし、最近ではロシアの特区もすっかり変質してしまい、情報はあまりアップデートできていない。ウクライナ戦争犯罪
モルドバはEUに傾斜し、将来的な加盟を目指している。そして、同国名産のワインは、20年くらい前まではロシア市場への輸出が4分の3程度にも及んでいだが、近年脱ロシア依存を進め、EUをはじめとする他市場へのシフトを推進してきた。モルドバ当局は、実際にその成果が
昨日の話の続きになるが、ロシア連邦予算案を採択する際に、財務省は連邦議会に、予算の説明書を提出することになっている。その中には、「国防費」の総額と、その内訳も一応示されている。そこで、それにもとづいて2025~2027の「国防費」の全体像を上表にまとめてみた
9月24日にロシア政府が承認した2025年の連邦予算案(2026、2027年の見通しも含む)の概要を、個人的にようやく把握できたところである。何の芸もないが、2021~2024年の連邦財政の推移と、2025~2027年の予算案とを対比したグラフを作成したので、お目にかける。ブログラ
60年前のBillboard Hot 100(1964年10月4-10日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、だいぶチャートの下の方になるが、今週77位にモロに自分好みの1曲が入っていたので、これを取り上げる。Mitty Collier - I
以前からだが、特に今年に入ってロシアはウクライナの電力インフラに執拗な攻撃を加えており、ウクライナの電力供給体制に深刻な脅威が発生しており、需要の高まる冬に向け不安が広がっている。本件は、戦争の行方そのものも左右しかねない要因になりつつある。ソヴィエ
弊学に在籍している院生さんで、ロシアの航空機産業のことを勉強している方がいるので、そのサポートをすべく、私もちらほらとロシア航空機産業の情報を探ってみた。その過程で気付いたことをメモしておく。経済安全保障と国際法posted with ヨメレバ中谷和弘 信山社出
目下、ロシアでは来年度の予算編成の大詰めを迎えている。なお、いつも申し上げるとおり、ロシア連邦予算は当該年に加え向こう2年間の見通しも示され、3ヵ年のスパンで制定される。したがって、今やっているのは、2025年に加え2026~2027年の財政見通しも含む、という
対ロシア制裁を徹底するのが難しい要因の一つに、カザフスタンの存在がある。両国はともにユーラシア経済連合という経済同盟のメンバーとなっており、国境障壁は基本的に存在しない。そして、ロシア・カザフスタン国境は7,500kmにも及ぶ世界最長の陸上国境であり、それを
ロシアの首都モスクワでは近年、交通インフラの整備が急ピッチで進んでいる。普通の市民の感覚からすれば、少なくともモスクワは順調な発展を遂げているという実感があるのではないか。世界恐慌とブロック経済~経済の第二次世界大戦前史~posted with ヨメレバ石見徹
HP更新しました。マンスリーエッセイ「ロンドン出張で味わった天国と地獄」です。よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いしますウクライナ戦争犯罪裁判~正義・人権・国防の相克~posted with ヨメレバ新井京/越智萌 信山
60年前のBillboard Hot 100(1964年9月27日-10月3日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、Four Tops - Baby I Need Your Lovingは、この週の11位が最高位だったようだ。個人的に思い出深いのは、映画「ブロンクス
言うまでもなくロシア経済の大黒柱は石油・ガス産業だが、それを支えるエネルギー産業向けの機械・設備を敵対する先進諸国からの輸入に依存している点は、同国の経済安全保障にとり最大の懸念である。 それに関連し、こちらの記事が、エネルギーを担当するA.ノヴァク副
こちらの記事が、ロシアの農産物輸出動向につき伝えているので、以下要点を整理しておく。ロシアから見える世界 なぜプーチンを止められないのかposted with ヨメレバ駒木明義 朝日新聞出版 2024年09月 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle
ロシアでは予算編成の季節が到来した。個人的にまだ全容は把握できていないが、ブルームバーグのこちらの記事に出た図が分かりやすかったので、差し当たりそれを拝見することにする。二人のウラジーミル レーニンとプーチンposted with ヨメレバ伴野文夫 藤原書店 2024
日本でも、新幹線の自動運転化という話が、チラホラ出始めている。たとえば、こちらによると、「JR東日本は、新幹線の自動運転の導入に向けて2028年度に上越新幹線の一部の区間で運転士がいる状態での自動運転の運行を始める計画を明らかにしました。運転士の不足などを
こちらの記事の中に、2023年のロシア港湾の取扱貨物量ランキングというグラフが出ていた。データとしてはそんなに貴重というわけでもないが、こうやってグラフで示しているのはそれなりに役に立ちそうなので、ちょっと拝見することにする。食料危機の経済学~虚構性と高
こちらの記事が、ロシア製品取引センターが中国では初めて、西安に開設されることになったと伝えているので、以下記事を抄訳しておく。世界28言語図鑑posted with ヨメレバ東京外国語大学ワールド・ランゲージ・センター 大修館書店 2024年08月 楽天ブックスAmazon
60年前のBillboard Hot 100(1964年9月20-26日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週チャートのトップに立ったのが、言わずと知れたRoy Orbison - Oh, Pretty Womanである。ジュリア・ロバーツの映画でも
先日、ロシアのV.プーチン大統領が、一部の重要物資の輸出を制限する可能性について述べたが、こちらの記事がこの分野を担当する産業・商業省幹部の発言を伝えているので、以下抄訳しておく。分離独立と国家創設~係争国家と失敗国家の生態~posted with ヨメレバジェイ
私は十余年前までロシアの地域開発政策を主たる研究テーマにしようと思っていたのだが、2014年の前回のウクライナ危機で否応なしに地経学的研究にシフトした経緯がある。なので、今でもロシアの地域開発政策にはそれなりに関心を寄せており、このブログでも経済特区など
こちらに見るとおり、9月17日から19日にかけてサンクトペテルブルグで第7回国際漁業フォーラムとそれに付随する展示会が開催される。ロシア文学の怪物たちposted with ヨメレバ 書肆侃侃房 2024年07月 楽天ブックスAmazon
こちらの記事が、興味深いことを伝えている。2023年のロシアにおける小売販売のキャッシュレス比率が83.4%に上り、G20の中で7番目に高かったということである。そこで、記事にもとづいて上掲のとおりグラフを作成してみた。ただ、スウェーデンはG20ではないと思うのだ
宇都宮徹壱『異端のチェアマン 村井満、Jリーグ再建の真実』(夏休みに読んだ本シリーズ)
正確に言うと、この本は昨年の暮れに出てすぐに読んだので、実際には冬休みに読んだ本なのだが、当ブログで取り上げそびれていたので、「夏休みに読んだ本シリーズ」の一環として遅ればせながら取り上げる次第である。宇都宮徹壱(著)『異端のチェアマン 村井満、Jリー
S.アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』(夏休みに読んだ本シリーズ)
先日、「夏休みに読んだ本シリーズ」と題し、この夏になぜか米国に関係した本ばかりを読んだという談義をしたが、その番外編。やはり夏休みに読もうと思ってKndleでダウンロードしたのだが、その時は他の本を優先したので後回しとなり、今般ようやく読み終えた本の話であ
こちらに見るとおり、ロシア統計局が8月のインフレ率(消費者物価上昇率)を発表したので、恒例によりグラフを更新し軽くご紹介。 8月のロシアの消費者物価は、前月比0.20%増、前年末比5.27%増、前年同月比9.05%増であった。カオスの帝王~惨事から巨万の利益を
60年前のBillboard Hot 100(1964年9月13-19日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、もう3週間もチャートの1位に君臨しているのが、The Animals - House Of The Rising Sunである。アメリカの有名なトラッ
こちらの記事によると、キルギスのイシムクル州の会場で、第6回ロシア・キルギス経済フォーラムが昨日開幕したということである。漂流するリベラル国際秩序posted with ヨメレバ中西寛/飯田敬輔/安井明彦/川瀬剛志/岩間陽子/刀祢館久雄 日経BP 日本経済新聞出版 2024
『學士會会報』No.967(2024-V)に、「『敵国研究』の原点に戻ったロシア研究」と題する小文を寄稿しましたので、よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします脱露 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還posted with ヨメレ
私はiPhoneユーザーではないので特に熱心には情報を追っていないが、米アップルは9月9日、自社開発した初めての生成人工知能「アップルインテリジェンス」に対応しながら価格を据え置いたiPhone16を発表した。日本などでは20日に発売されるということのようである。
ロシアの首都郊外であるモスクワ州に、ドゥブナ経済特区というのがある。私なども、前の職場の時に調査に訪れたりしたものだった。最近ではクロンシュタット社によるドローン開発の拠点になっていたりもする。こちらの記事によると、ドゥブナ経済特区を舞台に国際経済特
あまり趣味の良い研究テーマではないかもしれないが、私はロシアがウクライナから奪った領土(いつまで支配できるのかは知らないが)をどのように経済再建しようとしているかについて観察したいと思っている。 それに関連し、こちらの記事が、ドネツク冶金工場の再生の
ベラルーシで日本人が逮捕され、同氏が罪を自白し、「東京からのサムライの失敗」と題するドキュメンタリーまで作成された件。メディアから色々とコメントを求められているが、全部断ることにした。唯一、共同通信にはコメントを寄せたが、それは友人の小熊君の頼みだっ
60年前のBillboard Hot 100(1964年9月6-12日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、もしかしたらマニアには有名なのかもしれないが、個人的に初めて知ったのが、今週95位のRag Dolls - Society Girlである。
今般の英国出張中、ロンドン中心部を歩いていたところ、王立芸術院付属の美術館で、「In the Eye of the Storm:Modernism in Ukraine, 1900–1930s」という企画展をやっているのが目に留まった。美術に関しては完全な素人ながら、地域研究者として観ておくべきだろうと思
ちょっとマスコミから問い合わせがあったので、グラフを作成してみた。ロシアの石油精製部門の生産水準を跡付けたものである。ロシア農奴解放と近代化の試みposted with ヨメレバ吉田浩 山川出版社 2024年07月 楽天ブックスAmazon
モルドバのガガウズ人もブルガリア人も多分にロシア語話者だった
きわめてマニアックな話題で恐縮だが、モルドバのマイノリティ地域、ガガウズ自治区とタラクリア地区についての情報を収集していたところ、興味深い資料に出くわした。こちらのページに見るように、モルドバの公共政策研究所というシンクタンクがくだんの2地区で2021年
ウェイランド、ウィルセイ『州ごとに:アメリカのパノラマ的描写』(夏休みに読んだ本シリーズ)
夏休みになぜか米国に関連した本をいくつか読むことになったので、そのネタを使って出張中のブログをしのいでいるわけだが、最後はちょっとこじつけ。Matt Weiland and Sean Wilsey (eds), State by State: A Panoramic Portrait of America という本を紹介したいのだが
橘玲『テクノ・リバタリアン 世界を変える唯一の思想』 (夏休みに読んだ本シリーズ)
橘玲氏の本は、ノンフィクションも、小説も、だいたい読むようにしている。小説で、必ずと言っていいほど登場人物がむごたらしい死に方をするのは勘弁してほしいが。 さて、夏休みの読書が、米国論というお題になりつつあるなと感じ、米シリコンバレーの天才富豪たちに
大島隆『「断絶」のアメリカ、その境界線に住む』(夏休みに読んだ本シリーズ)
夏休みに読んだ本シリーズ、それもなぜか米国ものの本ばかりだが、今回は、しばらく前に買いながら時間がなくて読めなかった大島隆(著)『「断絶」のアメリカ、その境界線に住む ペンシルベニア州ヨークからの報告』(2022年、朝日新聞社)。「断絶」のアメリカ、その
60年前のBillboard Hot 100(1964年8月30日-9月5日)
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、今週4位と赤丸急上昇中で、最終的には3位まで上がる大ヒットとなるのが、Dave Clark Five - Becauseである。当時勢いの
J.D.ヴァンス『ヒルビリー・エレジー』(夏休みに読んだ本シリーズ)
夏休みに読んだ本シリーズ。今年の米大統領選で、トランプと組み、共和党の副大統領候補として選挙戦を戦うことになったJ.D.ヴァンス氏。その半生を綴ったのが、本書『ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~』である。ヒルビリー・エレジー~
そんなわけで、申し上げるのが遅れたが、調査出張で英ロンドンにやってきた。ロシア情勢等に関し現地の有識者と意見交換をするのが主な目的である。 ロンドンは、1998~2001年のベラルーシ駐在時代に、何度か訪れている。当時、ミンスクの娯楽や消費生活はきわめて貧弱
堀越豊裕『日航機123便墜落 最後の証言』(夏休みに読んだ本シリーズ)
何かと忙しく、普段、読書をする時間がない。自分の研究に直接関係する文献に目を通すことはあるが、それは楽しんだり視野を広げたりするための読書とは似て非なるものである。そこで、8月中旬にとった夏季休暇では、読書に重点的に励もうと考えた。他方、今回のロンド
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こちらのグラフに見るとおり、昨日11月27日、ロシア通貨のルーブルが米ドルに対してかなり下落した。その要因に関し、アルファバンクに所属する信頼と実績のエコノミスト、N.オルロヴァ氏がこちらの記事でコメントしているので、以下要旨を整理しておく。軍事史としての
コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」では、窒素肥料の輸出は平常運転ということを論じたが、今回はロシアのもう一つの重要輸出品であるカリ肥料の輸出動向を検証してみたい。転換期におけるヨ
コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」の延長上で、様々なロシア輸出品目の輸出動向を見るシリーズ。上掲コラムでは3102:窒素肥料のグラフを盛り込んだが、本日は窒素肥料の前段と言うべき2814
米出張中の手抜き企画として、コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」のオマケで、ロシアの主要輸出品の輸出動向を示すグラフをシリーズでお目にかけている。本日は、HSコード2711:天然ガスの輸
米出張中の手抜き企画として、ロシアの主要輸出品の輸出動向を示すグラフをシリーズでお目にかけている。コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」では原油のデータを掲載したが、今日はそのオマケ
米出張中の手抜き企画として、コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」のオマケで、ロシアの主要輸出品の輸出動向を示すグラフをシリーズでお目にかけている。本日は、HSコード2701:石炭の輸出。
米出張中の手抜き企画として、コラム「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」のオマケで、ロシアの主要輸出品の輸出動向を示すグラフをシリーズでお目にかけている。本日は、HSコード2601:鉄鉱石の輸出
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さあ、アメリカンオールディーズの華麗なる徒花(?)、Shangri-Las - Leader Of The Packがついに1位を射止めた。サウンドエフ
目下、米学会に出席するために、東海岸のボストンに滞在中なのである。出張中は何かとバタバタし、日課のブログ更新ができるか、心許ない。そこで、手抜き気味の連続企画として、本日からロシアの主要輸出品の輸出動向を示すグラフをシリーズでお目にかけたい。先日、「
国際情報サイトの「Foresight」に、「地政学の谷間、モルドバの苦悩――「親EU路線」は在外票依存、大統領選にロシアが介入」と題する論考を寄稿しました。全文読むのにはご購読が必要ですが、よかったらチェックしてみてください。ブログランキングに参加しています1日
Wedge ONLINEに「【“幻の”貿易統計集からロシア貿易を検証】制裁の影響は?中国・インド・トルコへ傾斜で生まれた痛手」と題する論考を寄稿しました。無料でお読みになれるので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします
こちらの記事が、EUによる次期対ロシア制裁パッケージ策定の動きにつき伝えているので、以下要点を整理しておく。現代中国の腐敗と反腐敗~汚職の諸相と土壌~posted with ヨメレバ菱田雅晴 法政大学出版局 2024年10月 楽天ブックスAmazon
再三申し上げているとおり、2023年のロシアの貿易統計集が思いがけず手に入ったので、それを使いながらデータの集計・分析を進めているところである。 それで、気付いたのは、様々な品目の中でも、輸出の落ち込みが非常に目立つのが、木材の丸太であるということである
ロシアの天然ガス独占企業であるガスプロムは、今でも立派な広報資料を発行している。たとえば、「数字で見る2019~2023年のガスプロム」、「2023年のガスプロムの年次報告」といった資料である。ただし、ガスプロムのHP自体が日本を含む外国からはアクセスできないよう
こちらに案内が出ていますが、12月4日に池袋の立教大学にお邪魔して、「戦争経済にのめり込むプーチン・ロシア」という講演を行います。リモートはなしで対面のみですが、お近くでご関心のある方はぜひどうぞ。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願い
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、またしても英国勢が躍進。Herman’s Hermits - I’m Into Something Goodがチャートを駆け上がっており、今週は20位に位置
代り映えがないが、こちらのページで10月のロシア消費者物価が発表されているので、恒例によりグラフを更新してお目にかける。 10月のロシアの消費者物価は、前月比0.75%増、前年末比6.57%増、前年同月比8.54%増だった。だいたい年率8%前後のインフレ率が定着して
ロシア政府が目下策定を進めている2050年までのロシア・エネルギー戦略に関し、最後は石炭部門に関しこちらの記事が伝えているので、以下抄訳しておく。それにしても、グレタさんが目をむいて怒りそうな内容である。混迷のアメリカを読みとく10の論点posted with ヨメレ
一昨日に引き続き、ロシア政府が策定中という2050年までのロシア・エネルギー戦略に関し、こちらの記事を抄訳する形で、本日はガス部門についてお伝えする。変わりゆくアメリカ英語posted with ヨメレバWalt Wolfram/田村幸誠/住吉誠/南佑亮/中嶌浩貴/松浦幸祐 開拓社 2
昨日に続き、ロシア・エネルギー戦略の続きをやろうと思ったのだが、時間がないので、別の簡単な話題。 最近は日本でも「洋画離れ」ということが言われている。他方、ロシアと言えば、一昔前までハリウッド映画のヘビーユーザーだった。それが、欧米の制裁により、米国
私はウクライナでの戦争が始まってから、主要国のロシアとの月別貿易額の推移を跡付けるグラフの作成を続けているのだけれど、だいたい9月までの数字が出揃い、最新版を作成したので、お目にかける。米学会での発表用に作ったので英語になっており、ご容赦を。外交と戦
ロシアNovostiのこちらの記事が、英テレグラフの報道にもとづいて、欧州諸国がロシアからのLNG輸入をなかなかやめられないということを伝えている。英国自身はすでにロシアのLNG輸入を禁止しているので、上から目線の発動だろうか。テレグラフの元記事を探してみたのだが
私が以前編集長を務め、今も寄稿を続ける『ロシアNIS調査月報』の2023年12月号が発行されたので、ご紹介。12月号は、「第4期プーチン政権の内政・外交・経済」と題する特集号となっております。詳しい内容とお問い合わせ・お申し込みはこちらまで。インド太平洋地経学
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 今週10位と、すでに下降気味なのが、Elvis Presley - Bossa Nova Baby。かつてのような圧倒的な人気にはやや陰りが見え、この曲も
ホームページ更新しました。マンスリーエッセイ「俺の英語がヤバい」です。よかったらご笑覧ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします英米リーダーの英語posted with ヨメレバ鶴田知佳子/柴田真一 コスモピア 2014年02月 楽天ブックス
ロシアの石油関係の文献を読んでいるとよく出くわすのが、трудноизвлекаемые запаы(ТРИЗ)という用語である。定訳とは思えないが、ここではとりあえず「開発困難資源」と訳しておこうか。ちなみに、何ゆえに開発困難かと言えば色んなパターン
ロシア版フォーブス誌のこちらのサイトに、2022年度決算の当期純損失(最終赤字)が大きいロシア企業のランキングというものが掲載されたので、上掲のとおり表にまとめてみた。フォーブスでは先般、利益の大きいロシア100大企業ランキングというのを発表しており、その派
先日発表した「北大で発見 幻の(?)ロシア貿易統計集を読んでわかること」というコラムでは、ロシアの石油輸出動向の表を掲載して、センセーションを巻き起こした。実は、その時掲載した石油輸出の表は、スペースの都合で、主要国だけに絞ったものだった。準備作業と
こちらの記事が、ロシア企業の負債が増加しつつあるということを伝えているので、以下骨子をまとめておく。世界の取扱説明書~理解する/予測する/行動する/保護する~posted with ヨメレバジャック・アタリ/林昌宏 プレジデント社 2023年10月 楽天ブックスAmazon
ロシアの貿易統計をめぐる悲喜こもごもについては、先日発表したコラム「北大で発見 幻の(?)ロシア貿易統計集を読んでわかること」で語ったばかりだ。 そうしたところ、ロシアの貿易統計で、また新展開があった。何を思ったか、ロシア税関が不意打ちで、1~9月の
告知です。まだちょっと先ですが、12月15日にスラブ・ユーラシア研究センター公開講演会の一環として、「ウクライナ侵攻はロシア極東・シベリアをどう変えるか」という講演をやることになりました。無料で、ZOOMでご参加いただけますので、奮ってご参加ください。ブログラ
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 さて、この週の米国では、とんでもないことが起きた。11月22日に南部ダラスでJ.F.ケネディ大統領が暗殺されたものである。その週
ベラルーシにとって、ロシアから輸入した原油を国内2か所の製油所で精製して外国に輸出するビジネスは、ドル箱産業であった。その近況、特にロシアとの関係に関し、目に留まったいくつかの情報を整理しておく。インド太平洋地経学と米中覇権競争~国際政治における経済
ロシア政府に批判的なモスクワタイムズのこちらの記事が、今般ロシア下院が可決した連邦予算案は、極端に軍事支出に傾いていると指摘している。ロシア地政学地図posted with ヨメレバデルフィヌ・パパン/蔵持不三也 柊風舎 2023年10月 楽天ブックスAmazon
こちらの記事が、G7およびEUがロシア産のダイヤモンドに制裁を導入した場合の影響について伝えているので、以下抄訳しておく。なお、上図もその記事に付属したものだが、正直見方が良く分からない。イラスト図解 世界史を変えた金属posted with ヨメレバ田中和明 秀和シ
Wedge ONLINEに、「北大で発見 幻の(?)ロシア貿易統計集を読んでわかること」を寄稿しました。無料でお読みになれますので、ぜひご利用ください。ブログランキングに参加しています1日1回クリックをお願いします戦争と財政の世界史~成長の世界システムが終わると
ロシア統計局のこちらのページで、10月の消費者物価が発表されたので、例によってグラフを更新してご紹介。 10月のロシア消費者物価は、前月比で0.83%増、前年末比で5.47%増、前年同月比で6.69%増だった。インフレがものすごく加速しているわけではないが、じわり値
ロシア財務省から10月の連邦予算執行状況の数字が発表されたので、恒例によりグラフを更新して紹介する。グラフはクリック・タップで拡大。 たぶん、納税時期の要因に起因していると思われるが、10月には石油・ガス歳入が1年半振りの高水準を示し、それにより歳入が膨
ロシア・ウクライナ情勢が大変だが、毎週土曜日の息抜き企画を今日もお届けする。60年前のアメリカ・ヒットチャートを振り返るシリーズ。 大して良い曲とも思えないSugar Shackが長らくトップに居座っていたが、ようやく順位の変動があった。April Stevens - Deep Purpl
こちらの記事によると、ロシア・ワイン協会がこのほど毎年恒例のコンクールを開催し、受賞酒を発表したということである。ちょっと興味が湧いたので、各部門のグランプリ酒だけチェックしてみる。チト用語が分からないところもあるが。ロシア・ウクライナ戦争 近景と遠