一点接続の親子鶴ではあるが、これまでの繋がり方とは異なる接続なので上級レベルの折り方になる。下は子鶴が親の1頭・2背中・3尾先に乗っているもので、勿論一枚折りであり別々に折ったものを接着したわけではない。1頭鶴の図折鶴は腹の下側の中央に各辺の中央が集まった孔があるが、子鶴はこの一辺の中点で親鶴の裏側に折り込まれて隠れてしまう辺と繋がっているのである。連鶴を折るには用紙のどの角が翼になるか頭尾にするかあらかじめ判っていなければならず、この場合は子鶴に接した角で、更に対角線上のどこが最後の頭として下に折り返す箇所か決めておく必要がある。あるいは逆にこの図のように子鶴の大きさを決めその半分(白点)の長さを対角線上(黒点)に決めてもよい。この黒点部分に穴を空けて子鶴用紙を細く丸めて通すわけだが勿論いきなりその作業...連鶴5