2013年08月の山とハナウタ 新着記事 - にほんブログ村
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  • 神々のおわします~天安河原(天岩戸神社)

    天岩戸神社から徒歩10分ほどのところにある、天安河原(あまのやすかわら)。天照大神が天岩戸にひきこもり、天地暗黒となった際、やおよろずの神々たちが集まって、「どうすっぺ」と相談したところ、となっている。高千穂に入ってからさまざまな神話や伝説の欠片を見聞きし、夜神楽に魅せられ、おぼろげながら自然の中に息づく「神様」の存在を感じていたところだったが、この天安河原ほど顕著に、それを感じた場所はない。森の中を抜け、苔むした岩にかかる石橋を渡り、洞窟が近付くにつれ、そこは確かに神様の領域だった。社の周辺には夥しい数の、積み上げられた小石の山、山、山。祈願するひとびとの手によって積まれたものだということだが、それにしても、どうしたらここまでひとつ残らず積み上げるような光景が出来上がるのか、神秘的な感じがする。石の山は洞窟の...神々のおわします~天安河原(天岩戸神社)

  • 高千穂神社の夜神楽

    高千穂神社で夜神楽がある、というので、一度宿に荷物を置いてから再び夜の神社を訪れた。秋の収穫が終わり、祖母山の頂が初雪に染まる頃、高千穂の村里で、氏神様への感謝と祈りを捧げる祭りが始まる。各集落で、日中から始まって徹夜そして翌日までかけて、三十三番(曲)の神楽が奉納される。そうした村の伝統的な儀式である夜神楽を、観光客向けに毎日行っているのが高千穂神社のそれであり、夜20時から年中無休ということだ。(詳しくは各自お問い合わせください)ここでは、三十三番の中から、・手力雄(たぢからお)の舞・鈿女(うずめ)の舞・戸取(ととり)の舞・御神躰(ごしんたい)の舞の四番(曲)が演じられる。自分は、卒論で「能」をやったこともあり、神楽や古代日本の神話にもすこしは興味がある。この神楽の内容はというと、【天岩戸(あまのいわと)に...高千穂神社の夜神楽

  • 高千穂渓谷(宮崎県)

    お盆休み、神々の伝説に彩られる高千穂を訪れました。何日かにわけて、宮崎の旅を書こうと思います。予備知識もガイドブックもなく初めての高千穂でしたが、足を踏み入れれば自然と神話の世界にひきこまれるような、ただのPR文句ではない、実際に五感で森羅万象の中に神様を感じた気がした旅でした。いってみてから初めて、いろんな知識をその土地で仕入れることが出来た。ガイドブックとかで予習せずに、ふらっと訪れて感じるものを信じた方がいいかもしれませんね。高千穂渓。五ヶ瀬川が阿蘇溶岩を侵食したことによって出来たV字型の渓谷で、国の名勝・天然記念物に指定されている。私たちは、高千穂神社に車を停め、遊歩道を歩いて渓谷のボート乗り場に向かった。高千穂神社は、「天津彦火瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)」など天孫降臨に関連した6柱の神様の総称である「...高千穂渓谷(宮崎県)

  • 【23】俵山(熊本県)

    8月3日(土)の山。阿蘇は西原村にある俵山。ここには風力発電の風車が10萁並んでいて、熊本市内からでも空気が澄んでいればよく見える。地元の野菜などを売っている物産館側からも登れるが、今回は風車の横を歩いて展望台からスタート。「すすき原みな逆立て阿蘇へ向き風のぼるなり外輪の山」(与謝野鉄幹)スタートして暫く、ひたすらカヤ野を登って行く。強烈な日差しが照り付け、森に入るまではかなり暑い。樹林帯に入ると日差しが遮られて、気持ちの良い歩きになる。乾ききった森の外では考えられないくらい、樹林の中は冷たく湿り気を帯びていて、結露のしずくが滴っている葉もある。うねるように枝を伸ばす木々のトンネルをくぐっていく。前方、西に山頂が見えてきた。少々、ガスが気になる。(下)前日の烏帽子岳といい、下界が晴れていても、山はガスっているパ...【23】俵山(熊本県)

  • 阿蘇ぶら。

    最近、どうしてかブログを書くことに気が進まないのでした。2009年秋から始まったこのブログ。どうしてかという確たる理由はなく、・・・なんでしょう。東北にいたときのように、「ぜひともこれを誰かに訴えかけたい!知ってほしい!」というようなモチベーションがないせいかもしれません。私はいま、熊本の街がとても気に入っています。ひとはあたたかいし、溢れかえるような緑は自分の居場所を教えてくれる。風情ある城下町での暮らしも心地よいです。Ilove坪井川。だが、私が感動したり、綺麗だと思ったり、日々なにかしら考え事をしたり、ただそんなことを書き綴って、ひとが読んで面白いのだろうかという、なんとなく自信喪失な感じでしょうか。でも「おもしろいブログだ」とコメント下さった方がいらっしゃり、それを読み返して、今日腰を上げたところでした...阿蘇ぶら。

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