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2010/01/29

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  • #2024-032 「梅安 殺しの四人」 池波正太郎著 講談社

    2回通読した。梅安、彦次郎の出生から仕掛人になることがかかれており、シリーズのベースとなる一冊。殺しの四人 仕掛人・藤枝梅安(一) (講談社文庫)池波正太郎講談社2012-12-03

  • #2024-031 「O・ヘンリー短編集」 O・ヘンリー著 新潮文庫

    有名な「賢者の贈り物」や今回初めて読むと思う「20年後」、「水車のある教会」などを読む。中でも原文でも読んでしまった「アラカルトの春」は英語の表現も豊かで詩情もあふれる名作だ。オー・ヘンリー傑作選 (岩波文庫 赤 330-1)岩波書店1979-11-16

  • #2024-030 「ゲノムでたどる 古代の日本列島」 斎藤成也他著 東京書籍

    ゲノム解析が古代人類を明らかにする古代ゲノム学。篠原先生の著は呼んだが、この本はエッセイ―でそのゲノム解析の現場や、研究者がどのようにしてこの分野に入っていったのかがよくわかる。人類や日本人の真の姿を知るのにまだまだ時間はかかるだろうが、人類が自分たちの

  • #2024-029 「青春の門 筑豊編 下」 五木寛之著 講談社

    母タエが死に、塙竜五郎から一人立ちしようと東京へ向かう信介。その姿にあこがれた自分を見た。青春の門〈筑豊篇 下〉 (1976年)青春の門 筑豊篇 下 新装決定版 (講談社文庫 い 1-58)五木 寛之講談社2004-09-01 

  • #2024-028 「一茶」 藤沢周平著 文春文庫

    小林一茶が主人公の小説である。一茶は俳人として優れた才能を持った人であるが、ここで描かれているのは、遺産相続でゴリ押しをし、義母や義弟と対立しながら、強引に遺産の半分を取ってしまう。俳人として江戸で生活しているが、それは長男という立場を利用して自分本位で

  • #2024-027「梅安影法師」 池波正太郎 講談社

    品川台町という町に梅安が住んでいる。今の白金猿町である。雉子神社の近くに住居がある。なんとそこに今、梅安の針というという鍼灸院があるようです。藤枝梅安、魅力ある殺し屋です。梅安影法師 仕掛人・藤枝梅安 (文庫) 池波 正太郎 訳あり 9784061847682ノーブランド品

  • #2024-026 「青春の門 筑豊編 上」 五木寛之著 講談社

    18歳の時に読んで、観て、感動して東京に行くことになった。その小説である。中村雅俊のテレビドラマ「俺たちの旅」と同じくらい影響を受けた。青春の門 第一部 筑豊篇 【五木寛之ノベリスク】 (講談社文庫)五木寛之講談社2013-08-16 

  • Andrew と花

  • #2024-025 「池上彰が見る分断アメリカ 民主主義の危機と内戦の予兆 集英社

    11月に池上彰先生が講演に来る。そのための予習。やはりこの方はジャーナリストで現地取材の逸話が巧みである。解説は、わかりやすく、万人に受け入れられるだろう。ただ、細部にはいると弱いところがあるのではないか?と思う。Wikipedia的知識のまとめではあるが、反トラ

  • #2024-024「スキャンダル」遠藤周作著

    狐狸庵先生 こんなシリアスな小説書けるんだ?! と 思った。自伝的な話???スキャンダル(新潮文庫)遠藤周作新潮社2013-04-01

  • #2024-023「梅安蟻地獄」 池波正太郎

    緒形拳主演の仕掛け人のもとになった小説。池波先生の小説には食事の話がよくでてくる。酒と肴。読むだけで読みたくなる。最後の旗本の息子の死に関する話には豊川の御油、音羽がでてくる。松並木を現地調査されたことだろう。梅安蟻地獄: 仕掛人・藤枝梅安 (講談社文庫 い 4

  • #2024-022 「真鶴」 川上弘美著

    不思議な小説。もともと川上弘美という作家は不思議な雰囲気を作り出す作家。「センセイの鞄」で新しい川上弘美と思ったが、やはり同じであった。この小説は、主人公、その夫、今の彼氏、子供、母親がでてくる。それに主人公の分身と思われる「女」がわき役としてでてくる。

  • #2024-0014 「ルーズベルトの開戦責任」ハミルトン・フィッシュ 再読

    アメリカ合衆国が世界を支配するスーパーパワーになるためには世界での軍事活動ができなければならない。モンロー主義を貫くというアメリカの伝統的な方針に対して、ワンワールドを作り出し、支配する権力層が存在し、その表面での働きをするのがこのルーズベルト大統領。陰

  • #2025-021「 日本人の忘れもの1」 中西進著 ウエッジ

    エッセイという事もあり、軽い文章であるが、お酒のつまみみたいな、おじさんおじいさんの愚痴っぽい。内容は日本語に関する理解とその文化、社会背景との関係を確かめるということ。すべて納得ではあるが、否定もしたいところもある。日本人の忘れもの1 (ウェッジ文庫)中西

  • #2024-0020 「マイルス・デイビス自伝」クインシー・トゥループ著 中山康樹訳 シンコーミュージック

    長い間掛けて読んだ。マイルスのCDをかけながら、線を引きながら読み込んだ。村上春樹が原書が汚い言葉だらけで翻訳をあきらめたというエピソードがあるらしい。まさにそうだが、よく抑えた表現になっている。マイルスは、トランペット、ジャズ以外では女女女、薬薬薬、最後

  • #2024-0019 「新版 日本人になった祖先たち―DNAが解明する多元的構造 」篠田 謙一 NHK出版

    2015年に旧版を読んでいるが、それ以来の研究成果を追加したということであるが、ほとんど書き直しているようだ。それほど、ゲノム解析の研究は進んでいる。篠田先生を1990年代のNHK放送のyoutubeを観たことがあった。まだ佐賀大学におられることの番組であったが、こん

  • #2024-0018 [図解版 人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」

    篠田先生の人類の起源の イラストや地図を多用した補助的な本。よくわかりやすいし、人類の起源ではない、サピエンスからホモサピエンスの歴史が詳しくのっている。ビジネス教養・超速アップデート 図解版 人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」中央

  • #202400017「人類の起源 古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」 篠田謙一 中央公論新社

    篠田先生フアンである。まだ佐賀大学におられたころのNHKのドキュメント番組を見て以来すごいことをやっている先生という印象です。DNA,Y染色体、ミトコンドリア染色体の解析による人類の発生と世界への進出を述べる。とくに東アジア、日本、東南アジア、ミクロネシアなどの

  • #2024-0016 「クックマートの競争戦略 ローカルチェーンストア・第三の道」白井 健太郎 ダイヤモンド社

    クックマートの人気はその快進撃には人事制度があったということだ。クックマートの競争戦略 ローカルチェーンストア・第三の道白井 健太郎ダイヤモンド社2023-07-26

  • #2024-0015 「真珠湾の真実」 ロバート・D・スティネット 再読

    真珠湾の真実 ― ルーズベルト欺瞞の日々ロバート・B・スティネット文藝春秋2001-06-26

  • #2024-0013 「五十六 ISOROKU 異聞・真珠湾攻撃」柴田哲孝著 祥伝社文庫

    山本五十六がフリーメーソンであったという仮説でルーズベルト大統領との約束を守るという設定。約束というより、嵌められていくということだろう。五十六 ISOROKU 異聞・真珠湾攻撃 (祥伝社文庫)柴田哲孝祥伝社2021-07-14

  • #2024-012 「ルバイヤート」オマル・ハイヤーム作 小川 亮作訳 岩波書店

    山梨勝沼にあるルバイヤートというワインを作っているワインナリーに行ったことがある。そのとき、日本の文豪が命名したというルバイヤート。実は11世紀、ペルシャの詩人のオマル・ハイヤームが作った詩集である。優れた数学、天文学学者であり役人であったといわれる。19

  • #2024-011 「敗者のゲーム[原著第8版] チャールズ・エリス著 日本経済新聞出版

    長期のインデックス投資を勧める著者の意図が明確に書かれている。複利計算の有効性、アクティブ投資への素人のリスク、節税(IRAアメリカの個人退職勘定らしいが、日本ではNISA)など、自分の考えとよく合っている。敗者のゲーム[原著第8版] (日本経済新聞出版)チャール

  • #2024-010 「不機嫌な英語たち 」吉原真里著 晶文社

    ピーター・バラカンさんのTokyoFMの番組Midtown presents The Lifestyle MUSEUMで紹介されたアメリカ在住の日本人のエッセー。ハワイ大学でアメリカ研究をされている方が著者。小学校のころ父の転勤でカルフォルニア州サンタクララ郡クパチーノというところで学校に通ったと

  • #2024-009 「戦後背経済史 自由と平等の視点から」 猪本武徳著 中公新書

    古本屋で手に入れていた一冊。予想外に面白く、時系列的にまた戦後の各国事情、地域事情から米国の覇権にいたるまでの経済的な事象を解明している。戦後の運営はすでに1941年のチャーチル、ルーベルトによって大西洋懸章発表によって決めれらていた。そのことが、戦争だ

  • #2024-008 「灯台へ」 ヴァージニア・ウルフ著 御輿哲也訳

    モダニズムというジャンルのイギリスの小説。両大戦の間に起きたケンブリッジ大学の学生や作家、学者の集まりから生まれた。その中に経済学者のケインズもいた。ブルームズベリー・グループ.心理学、精神分析の発達による人間の心理の解明、描写が一つの関心が集まった。リア

  • #2024-007 「宮本武蔵 五輪書」 鎌田茂雄著 講談社

    宮本武蔵の武道の著ではあるが、私にはゴルフの教本とほとんど思えた。この太刀の持ち方はゴルフクラブの持ち方と同じである。太刀の持ち方 (水の巻第4節)太刀のとりやうは大ゆび人指ひとさしを浮ける心にもち、丈高指(中指)はしめずゆるまず、くすし指小指をしむる心

  • #2024-006 「ジャズ喫茶いーぐるの現代ジャズ入門」後藤雅洋著 株式会社シンコーミュージック・エンターテイメント

    目が覚めるようなジャズ本だった。「モダンジャズ」やその後の「エレクトリックジャズ」しか、気に入らなかった私はこの後藤さんの指摘のとおりたかだか20年か30年くらいのジャズの歴史を追っていて、大局観を持って眺めれば100年という時間がジャズを育ててきた。カマシ・

  • #2024-005 「シガゴ・ソウルはどう世界をかえたのか?--黒人文化運動と音楽ビジネスの変革史」 アーロン・コーエン著 夏目大訳 亜紀書房

    シカゴソウルというジャンルはあまり意識したことがなかった。カーティス・メイフィールドという歌手はしっていたが、シカゴとは知らなかった。あまり予備知識がないが、何人かは知っている人が出てきた。ジインデペンデンス、モーリス・ホワイト(ラムゼイ・ルイスとグルー

  • #2024-004 「磯田道史と日本史を語ろう 達人たちと探る歴史の秘密」 磯田道史 文春新書

    文芸春秋と新潮社は週刊誌を出している以上、買わないと考えているが、本人から頂いた本なので読んだ。磯田先生の講演会を聞いた。愛知県のこの地方の歴史を調査して、講演の前段でお話があったが、それで半分の時間を使ってしまった。(笑)お人柄も大変気さくだ。この対談は

  • #2024-003 「バブルの物語」 ジョン・ケネス・ガルブレイス著

    再読。1991年版のガルブレイスの日本版への序文で日本のバブル崩壊とその後を心配しているのが慧眼である。やはりそうであったか?!2024年春、日経平均は4万円台を到達しその後もみ合っている。これはバブル化どうか?というときに多くの人がバブルでないと断定す

  • #2024-002「投資家のための債券投資ハンドブック」上田祐輝著 5バリューアカデミー

    今年は債券投資の年。特に米国債。FRBがすでに5.25%~5.5%から利上げをしない状況になってきている。いつ利下げをするかに話題は移っている。図表の文字が小いさすぎて読めないこと以外は、よくわかりやすい債券、国債、イールドカーブ、デュレーション、クレジット

  • #2024-001 「遺伝と平等」キャスリン・ペイジ・ハーデン著 新潮社

    遺伝子に関する研究をもとにポリジェニックスコアという指標を使った社会心理学によった研究。また遺伝くじ、日本では「親ガチャ」と言われる両親の遺伝をうけつぐのに選択権がないということについて、書かれている。「遺伝子がいかにして社会的不平等を引き起こすか」(第7

  • #2023-030 「日本の国難」中野剛志著 懇談者現代新書

    コロナ前の日本の経済状況であるので、あまり当たっていない。日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業 (講談社現代新書)中原圭介講談社2018-04-19

  • #2023-029 「パレスチナー聖地の紛争」船津 靖著 中公新書

    ルポタージュ風の解説書。現地で駐在した記者の現場の事実を積み重ねた内容。そのため、紛争、殺人、対抗、抵抗、そして自爆テロと現実のパレスチナとイスラエルの状況が、続く。パレスチナPLO アラファトイスラエル シャロンこの二人の対立と不信が世界をさらに不安に落と

  • #2023-028「脱植民地化とイギリス帝国 」北川勝彦編者 ミネルバ書房

    脱植民地化とイギリス帝国北川勝彦編者ミネルバ書房イギリス帝国と20世紀第4巻帝国論に対するさ「まざまな素材を提供しうる検討対象がイギリス帝国」というシリーズの巻頭趣旨に出てくる。私にとっては、大英帝国の衰退というテーマは初めてで、産業革命や政治経済のテーマ

  • #2023-027 [国家は巨大ITに勝てるのか」 小林泰明著 新潮新書

    読売新聞の記者として巨大IT GAFANと政府の戦いを記録したるポタージュ。テクノロジーで国家以上の力を持ち、資金力に物を言わせた政治ロビイスト活動による工作。正直、読後感はこれからも巨大IT企業は世界を制覇していくだろう。しかし、これらの企業が、現在のビジネス

  • #2023-025「暦ものがたり」岡田芳朗著 角川文庫

    暦は日本の古代エリートが中国から輸入した。目的は日本国全体の統治のための装置であった。百済の元嘉(げんか)暦を使用していた。欽明天皇14年(553)に医博士、易博士、暦博士が来日。持統天皇4年(690) 元嘉暦と儀鳳(ぎほう)暦の併用。天平18年(746)、21

  • #2023-026「大規模言語モデルは新たな知能か」

    オープンAI 生成AI 機械学習 ディープラーニング 様々なAIのツール、手法が新聞紙上で毎日でている。経営戦略上、必要と思いまず簡単の書籍からよむが、大変興味深かった。確率論によるコンピュータの学習は実は確率論が基本であった。今まであったAIブームは失敗の歴史

  • #2023‐024 「変異する資本主義」 中野剛志著 ダイヤモンド社

    シュンペンタ―の資本主義の定義1.物理的生産手段の私有をもつ2.私的利益と私的損失責任をもつ3.民間銀行による決算手段(銀行手形、預金)の創造社会主義の定義生産過程の運営をなんらかの公的機関にゆだねる制度バイデン政権の静かな革命新自由主義からポストケイン

  • #2023-023 「見えないものに耳をすます」 大友良英 稲葉敏郎著 アノニマ・スタジオ

    大友良英 ジャズギタリスト、NHKFM「Jazz Tonight」の司会者稲葉 敏郎 心臓専門医者 音楽、能に造詣が深い大友さんはともかく、稲葉さんはどこかのTVで観たことがあり、印象が深かった。NHKの対談番組での収録と追加対談をまとめたものである。音楽と医療の交わりの深さ

  • #2023-022 「英雄の心理学 時代が求める新しいヒーローヒロインたち」 小此木圭吾著 PHP文庫

    1984年発刊。中古本屋でかったもの。「モラトリアム人間の時代」というベストセラー作家である精神医学者。私も読んだ。日本の過去のから現代にいたる間に出現した「英雄」について、それを称賛する日本人の心理を開設する。1.NHK大河ドラマの影響2.家庭環境の変化3

  • #2023-021 「愛の年代記」 塩野七生著 新潮社

    久しぶりに塩野七生先生の小説。やはり、大変面白かった。女性でありながら、男性的な視点で書かれている。しかし、女性の怖さを充分伝えている。渾身の一打という感じ。大公比妃ビアンカ・カッペラの回想記エメラルド色の海 ビアンカリエリ伯爵夫人の2つの話がロマンティ

  • #2023-020 「風と雲の武士―河井継之助の士魂商才」 稲川 明雄著 恒文社

    河井継之助に関する本。以前長岡に訪れた時に買った本。再度河井継之助の生き方、合理的実利的な生き方、その上に「武士」であること。学びました。一番面白かったのは、戊辰戦争の時に奥羽列藩同盟であったはずの新発田藩が官軍に寝返った時の、「新発田の裏切り」という報

  • #2023-019 日清・日露戦争: シリーズ 日本近現代史 3 (岩波新書) 新書 原田敬一著

    この本はなぜか書庫にあった。たぶん、古本屋で大量に買ったときの一冊と思う。読み終えて、すなおに知らなかった史実が多いと感じた。事実のみを積み重ねたように書かれているが、最後の方で著者は日本の太平洋戦争に至る経緯の一つとして日清日露戦争を書き、その愚かさを

  • #2023-018 「河井継之助の言葉」 稲川明雄著 (株)新潟日報事業社

    新潟長岡花火を観に行ってきた。8月2日。翌日は市内観光。河井継之助記念館を再度訪れた。以前来た時に友の会に入った。河井継之助は、長岡藩の家老として抜擢され、戊辰戦争の時に東軍として戦った。司馬遼太郎の「峠」で描かれその人物像が多くのフアンを作った。私もその

  • #2023-017 [レビナス入門] 熊野純彦著 ちくま新書

    フッサールやハイデガーを師として仰ぐが、存在の了解を、さらに時間軸を加えた解釈をしている。 それは、私が現在、存在しているということを気づいたときにはすでに「現在」は過去となっており、<私>の誕生は、私が<私>に対して存在し、私は<私>を所有して

  • $2023-016 「小林秀雄全作品14 無常ということ」 小林秀雄著 新潮社

    前回の「日本の7大思想家」(小浜逸郎著)に小林秀雄が入っていた。思想家というより文学評論家と思っていたが、文学に対する純粋な考え方は、日本人の古からの文学に対する心構えを小浜は思想と呼んだ。今回¥「無常という事」という昭和16年から20年までの戦争という

  • #2023-014 「日本の七大思想家 丸山眞男/吉本隆明/時枝誠記/大森荘蔵/小林秀雄/和辻哲郎/福澤諭吉」 (幻冬舎新書) 小浜 逸郎 幻冬舎

    現代思想の表紙を飾る丸山眞男 丸山眞男を私は、庄司薫の「赤頭巾ちゃん」シリーズにでてくる、黒メガネのおじさんとして知った。ここではまず丸山眞男を取り上げて、批判をしている。戦後の革新勢力の先方に立って本来の日本の中世政治史という専門の枠から外にでて活動家

  • #2023-015 「歴史人口学で見た日本」 速水融著 文藝春秋

    歴史人口学の日本の先駆者 速水融の書。歴史人口学を日本に導入した自伝でもあるが、他の書と異なり日本の江戸時代の姿を生き生きと描いている。また人口転換という課題は多産多死から少産少死、人口減少という事実に早くらか警鐘を鳴らしている。都市と農村、宗教、言語、

  • #2023-013 「令和に語り継ぐ 豊橋空襲」岩瀬彰利緒人間社

    余り人々の話題にならない豊橋空襲の記録。戦争末期日本全国の都市に米軍の空襲があった。名古屋、岡崎でもあった。民間の市民が爆撃で被害にあったことは、戦後 東京裁判でも非難されることがなかったが、現在ロシアによるウクライナ各地の爆撃はロケット砲によるものであ

  • #2023-012 「復刻版 ボブ・ディラン・ディスク・ガイド 復刻版 ボブ・ディラン・ディスク・ガイド」 ミュージックマガジン

    2023年4月19日 愛知県芸術劇場にてコンサートへ行く。そのための予習として読む。ディランの偉大さはすでに20歳代にして神格されている。その後の彼の人生をなぞるように読む。自分が大学のころのアルバムがリアルに感じた。ただキリスト教に改宗したことはそれほ

  • #2023-011 「正法眼蔵随聞記講話」 鎌田 茂雄 (講談社学術文庫)

    私は曹洞宗派である。以前に買っておいて相当置いていたが、キリスト教の歴史を読み急に読みたくなった。特に記憶に残ったものを記す。「今是を案ずるに志の至と至らざるなり。真実の志を発して随分に参学する人、得ずということなきなり。 先づ只だ欣求の志しの切なるべき

  • #2023-010 「エマニュエル・トッド大いに語る――コロナ、中国、日本の将来 ~フランスが生んだ欧州の知性~」 WedgeONLINE PREMIUM 大野舞/ウェッジ編集部 株式会社ウェッジ

    人口学の権威。地政学的な見解が多い。日本と中国、ウクライナとロシア。人類の行く末と人口学の貢献。予言というより、既定路線を教えてくれている。エマニュエル・トッド大いに語る――コロナ、中国、日本の将来 ~フランスが生んだ欧州の知性~ WedgeONLINE PREMIUM大野

  • #2023-009 苦しみの中から立ち上がれ アントニオ猪木「闘魂」語録 アントニオ猪木 宝島社

    アントニオ猪木が逝ってから半年。私たちは失ったものの大きさに気が付き始めた。猪木に始まり猪木に終わる。それが20世紀だった。苦しみの中から立ち上がれ アントニオ猪木「闘魂」語録 (宝島SUGOI文庫)アントニオ猪木宝島社2022-06-07

  • #2023-008 「キリスト教の歴史」 小田切雅也著 講談社学術文庫

    キリスト教の歴史をテキスト的に書いたもので、時代を追ってゆくと、西洋におけるキリスト教の役割と哲学や、政治統治との関係が明らかになる。特に中世史が知らなかったことが知っている事実で繋がった。454年ヴァンダル族 ローマ侵入476年西ローマ帝国 滅亡ローマ

  • #2023-008 「ウクライナ戦争の200日」 小泉 悠著 文藝春秋

    ウクライナ戦争が始まった後、複数の人との対談集。小泉氏はにわかにTVに出るようになったわけではない。2014年のウクライナ紛争の際にも登場していた。今回戦争状態になったことにより、より深い解説がもとめられ本書対談にもでてくる高橋杉雄氏や笹川平和財団特任研究

  • #2023-007 「ヴィタ セクスアリスト」森鴎外著 岩波書店

    金井湛(しずか)という哲学者名が主人公であるが、森鴎外の自伝である。性欲的生活を赤裸々に語るが、最後の解説で斎藤茂吉がいうように「性欲だけがすべてではない」という。フロイトのリビドー説が、小説となって日本へ伝搬する時期でもあった。自然主義小説の黎明でもあ

  • #2023-006 「睡眠品質」革命 一流を支えるエアウィーヴ成長の軌跡 高岡本州著 ダイアモンド社

    エアウィーヴの会社の創業と成功事例の会社本。確かに、高岡社長の事業転換、創業は発想といい、ビジネス感覚の鋭さは勉強になる。ただ、人の行き方はそれぞれの持ち味があり、自分自身同じようなビジネスモデルでは出来ないと感じた。「睡眠品質」革命―――一流を支えるエ

  • ♯2023‐005 「ドウルテル 強肩大統領はいかに国を変えたか」 石山永一郎著 角川新書」

    私の会社がフィリピンへ進出して2年たつ。コロナ禍で稼働率が低い。フィリピンについて学ぶために読む。読後感。「ドゥテルテ前大統領は素晴らしいリーダー」に尽きる。・少年のころ、相当のワルであったこと。その後法律を学んで大学をでたこと。・大統領職によって自分の利

  • #2023-002 「ハイデガー 存在と時間 入門」 轟 孝夫著 講談社現代新書

    現存在が存在するとは時間性の三つの次元が相互に連関しながら統一を形づくっている事態そのものを指している存在するとは過去現在未来の時間軸の中で生きていること。現在に存在すること。このような現存在の存在が「時間性」として捉えなおされたことによって時間

  • #2023⁻003「日本人が知らない! 中国・ロシアの秘めた野望」 近藤大介・廣瀬陽子 ビジネス社

    テレビによく出ている廣瀬さんが今度豊川に来る。講演会があるので、予習で読んだ。近藤氏との対談となっており、読みやすくわかりやすい。ソ連の成り立ち、中国人民共和国の成り立ちから始めないと、今のウクライナ戦争は理解できない。さらに中央アジアの国々が中国とロシ

  • #2023-001 「伝えることから始めよう」 ジャパネットたかた 創業者 高田明著 東洋経済新聞社

    頂いた本を読む。結構、気に入った個所があった。今を生きる、過去にとらわれない、未来に翻弄されない。一生懸命今を生きると、課題が見えてくる。できない理由ではなく、できる理由を考える。思いの強さ。分りやすく伝える。面白く伝える。何を伝えたいのか。伝えたいこと

  • 2022年を振り返って

    目が悪くなってきたのか読書時間が続かない。しかし、じっくり読み込むということができている。数より質ということか?!来年も新たな知に巡り合う楽しみがある。

  • #2022-032 「ハイデガーの思想」 木田 元著 岩波新書

    5度目の完読。ようやく少しわかるようになった。「現存在(人間)は存在に先立つ」 から 「存在は現存在に先立つ」ハイデガーが考えたプラトン、アリストテレス以来西洋哲学思想に脈々と受け続けられた 現前性の存在 その存在論の否定。ハイデガーの思想 (岩波新書)木田

  • #2022-032 「キリスト教入門」 山我哲雄著 岩波ジュニア新書

    キリスト教入門 (岩波ジュニア新書)山我 哲雄岩波書店2014-12-20

  • #2022-031「絵で見る十字軍物語」 塩野七生著 新潮社

    絵で見る十字軍物語塩野 七生新潮社2010-07-01

  • 飯田へ行ってきました

    蕎麦の千秋庵さんにお昼でお邪魔しました。天ぷらざるそばが、美味しい。信州のそばを堪能しました。

  • #2022-029 「ジョージ・イーストマン」 ニュートン2005年6月号

    カメラの印画紙フィルムの発明に貢献した人。イーストマン・コダック社の創業者光学技術はドイツから渡ってきたと思っていたが、コダックフィルムの歴史はアメリカの化学技術の進歩とともにあった。

  • #2022-028 「マーク・ブルーネル」 ニュートン1996年8月

    マーク・ブルーネル(1769年~1849年)トンネルのシールド工法を考案した人。造船技術にも詳しくグレート・ブリテン号を創った。シールド工法の発案は、フナクイムシの観察から得たというエピソードが面白かった。

  • #2022-027 「徳川吉宗」 ニュートン2007年2月号

    父親が買い続けた雑誌ニュートンを整理し捨てようと思った。17年間遺言であるニュートンを頼まれたが、そろそろ時期である。歴史や科学者の記事があり、読み物としては面白そうなので紹介してゆく。吉宗の出自、将軍になるまでの経緯、財政立て直しの享保の改革など18世紀の

  • ♯2022⁻026 「富国と強兵 地政経済学序説」 中野剛志著 東洋経済新聞社

    590ページの大著であるが、一気に読めた。基本的に経済学のとらえなおし、地政経済学と言われる分野の説明と、現代的な意義を唱えるものである。古典経済学ケインズ経済学新古典経済学などの経済学の主流として考えられている経済学による政策をいまだに施策している国に

  • #2022-024 「日本再生の基軸――平成の晩鐘と令和の本質的課題」 寺島実郎著 岩波書店

    令和時代の日本の最大の外交課題は、「同盟の質」を再点検し、米国への過剰依存を脱して、日米関係の再設計を真剣に模索すること。である。21世紀に入って・・・日本は累計15兆円を超す軍事きゅよくをしている。・・・三沢から沖縄まで、すべての米軍基地、施設をテーブ

  • #2022-025 「徹底検証 日清・日露戦争」半藤一利 秦郁彦 原 剛 松本健一 戸高一成

    ロシアウクライナ戦争の戦後処理はどのように行われるか、過去から学ぶ。徹底検証 日清・日露戦争 (文春新書)郁彦, 秦文藝春秋2011-10-20

  • #2022-023 「方法序説」 ルネ・デカルト著 谷川多佳子訳 岩波文庫

    デカルト 読み直し方法序説第1部 学問に関するさまざまな考察第2部 方法の主たる規則第3部 道徳上の規則第4部 神の存在と人間の魂の存在の証明第5部 自然学の諸問題の秩序 心臓の運動や医学に属する他のいくつかの難問第6部 自然の探求において必要と考えるこ

  • #2022-021 「デカルト入門」 小林道夫著 ちくま新書 再読

    デカルトは青春の思想である。学問や知識に対する姿勢を若いころから決めて律を打ち立てた。それは若者の特権であり、いくらでも修正が可能な律であった。しかし、それは近代の学問、哲学を構築する基礎となった。「方法序説」で「あらゆることがらの認識に達するための真の

  • #2022-022 「ウクライナ紛争 歴史は繰り返す」 馬淵睦夫著 WAC文庫

    アメリカがユダヤ資本に牛耳られ、大統領といえどもその配下にあるという前提で書かれた本。ルーズベルトの陰謀といわれるものであるが、それはセオドア・ルーズベルト、ウイルソン大統領などにもあてはまる。ウクライナ紛争 歴史は繰り返す馬渕睦夫ワック2022-04-29

  • #2022-020 「人間と宗教 あるいは日本人の心の基軸」 寺島実郎 岩波書店

    尊敬する知識人 寺島実郎先生の最新書。数年前から研究を始められた宗教、とくに浄土真宗 親鸞の生き方、考え方から展開され、仏教、神道、キリスト教、朱子学や鈴木大拙など日本人の心の在り方を解説されている。一番印象に残ったのは、「それからのキリシタン 江戸期の

  • #2022-019 「付加価値の法則――社長がブランディングを知れば、会社が変わる!」 関野 吉記著 プレジデント社

    著者から送られてきた広告本。インナーブランディング 社内、社員向けのブランディングが大切。付加価値の法則――社長がブランディングを知れば、会社が変わる!関野 吉記プレジデント社2021-12-18

  • #2022-017 「150ヤード以内は必ず3打で上がれる!!アプローチのお約束」 タケ小山著 日経プレミアムシリーズ 再読

    ウエッジの芝生と球の間に入れる入れ方が分かりやすい。再読して、知人に差し上げた。150ヤード以内は必ず3打で上がれる!! アプローチのお約束 (日本経済新聞出版)タケ小山日経BP2015-09-04

  • #2022-018 「 Excel実践的グラフ作成術』早坂清志著 技術評論社

    自己啓発。古本屋でみつけた1冊。Excelのグラフ作成のみに特化したテキスト。散布図が難しい。一発OKが出る企画書・報告書! Excel実践的グラフ作成術早坂 清志技術評論社2012-05-25

  • #2022-016 太平洋戦争に関する本 読み返し

    1.ハルノートを書いた男 須藤眞志著 文芸新書2.日米開戦の正体 孫崎 享著 祥伝社3.ルーズベルトの開戦責任 (草思社文庫) ハミルトン・フィッシュ著 渡辺惣樹訳 早想社「真珠湾の真実 ルーズベルトの欺瞞の日々」に関連して、真珠湾攻撃はアメリカは知っていた

  • #2022-015「現代ロシアの軍事戦略」 小泉 悠著 ちくま新書

    ウクライナとロシアの戦争により一気にマスコミに登場した著者、小泉悠氏。2021年5月の発行であるからウクライナ紛争は2014年ことである。ロシアプーチンのウクライナ、クリミア半島に対する侵攻の軍事的な意味、作戦について詳細に書かれている。プーチンが恐れた

  • #2022‐014 「人新世の『資本論』」 斎藤幸平著 集英社新書

    脱成長コミュニズムということについて書かれた本であるが、筆者の主張が伝わってこない。2回読み直したが、わかったのは他の人の引用が多く、解説書となっているからだ。主張だけかいたのは、第7章のみ。気候変動に対する対策は批判は多いが書いてはいない。マルクス経済学

  • #2022-013 「真珠湾の真実 ルーズベルトの欺瞞の日々」ロバート・B・スティネット著 妹背作太男監修 文芸春秋社

    どのようにして手に入れたか忘れたが、いわゆるルーズベルト大統領太平洋戦争陰謀論でと思ったが、読後はこのスティネット氏の経歴とカーター大統領が公開を命じた資料を丹念に調べあげ、存命の関係者に対するインタビューを行い、書き上げたもので、裏付けがある第1級の歴史

  • #2022-012 「『太平洋の巨鷲』山本五十六 用兵思想からみた真価」 大木 毅著 角川新書

    山本五十六というの日本海軍のヒーローであった。しかしそれは戦時中から戦後にかけて英雄論として語られ、利用され、誤解された面もあったようだ。この本は「用兵思想」について論じているので、彼の人柄や英雄的態度については限定的であるが、その個性や性格抜きには用兵

  • #2022-011 「こころをよむ 数学者たちのこころの中 」 三浦伸夫著 (NHKシリーズ NHKこころをよむ)

    知っていた数学者2.ピュタゴラス3.エウクレイデス『原論』6.ケプラー7.パスカル8.ライプニッツ11.フーリエ知らなかった数学者4.フワーリズミーとオマル・ハイヤーム5.ピサのレオナルド9.アニェージ10.『レイディーズ・ダイアリー』と数学愛好者たち1

  • #2022-008「宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃」 加藤 文元 角川学芸出版

    友人のKからNHKBSスペシャルのこの番組おもしろいので観ろと言ってきた。NHKBS スペシャル数学者は宇宙をつなげるか?abc予想証明をめぐる数奇な物語京都大学数理解析研究所の望月新一教授が数学学会で1985年に提唱されたABC予想が2012年に証明されたという。査読 第三

  • #2022-010 「土佐日記」 紀貫之 著

    うちには日本古典文学全集がある。親父が買ったものだ。親父もいつか読もうと思っていたのだろう。その中で、土佐日記を読んだ。日記文学の日本の原点である。紀貫之が土佐から京へ帰任する物語で、当時の人々が生き生きと描かれている。しかし、貫之にある唯一の真実は、命

  • #2022-009 「1976年のアントニオ猪木」 柳澤 健著 文藝春秋

    私の中でプロレスはアントニオ猪木、ジャイアント馬場。それに尽きる。アントニオ猪木はスーパースターであり、プロレスの中の神である。それを知ったのはモハマド・アリとの異格闘技試合のあの試合を観た日からだ。1976年は私がオーストラリアの留学から帰ってきた年だ。1年

  • #2022-007 「参河国 公宣卿伝承Ⅰ 文武天皇の勅使がたどった道」杉下五十男著 一粒書房

    東三河にある鳳来寺山まで文武天皇の特使が来たという伝説がある。孫である文武天皇の健康を危惧した持統天皇が派遣したといわれる。蓬莱伝説にもとづく伝承であると思われるが、鳳来山、鳳来寺、参河一之宮砥鹿神社、その奥宮がある本宮山。公宜卿は2度鳳来寺山を訪れている

  • #2022-006 物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国 (中公新書) 黒川祐次 中央公論新社

    ロシアのウクライナ侵攻、戦争は絶対に許されない戦争犯罪である。この残虐性はプーチンだけのものでなく、その歴史や文化に仕組まれたものであると感じた。元、駐ウクライナ大使の黒川祐次氏の2002年の発刊の新書である。初めて知るウクライナの歴史ばかりであり、今ま

  • ♯2022‐005 「音楽航海日誌」 荻原和也著 アルテスパブリッシング

    世界の音楽の旅。まずは、アジア、台湾香港中国、インドネシア、ベトナム。Spotifyとハイブリッドで聴いてゆく。少し浮気をして、アフリカ音楽も並行で聴いてゆく。レコードジャケトット写真が美しい。また、各国の郷土品の置物、アートもきれいに撮れている。音楽航海日誌荻

  • #2022-004 「応仁の乱」 呉座勇一 中央公論新社

    ようやく読み終えた。経覚と尋尊という興福寺の門主の残した記録に基づく歴史書。書かれた文書にもとづくものなので、それなりに史実に基づいていると思う。ただ本人たちの感想や希望も入っており、そこは割り引いて考えなければならない。日本を二つに割った戦いは、実は畿

  • #2022-003 「渦巻いて 三河牧野一族の波瀾 〈下巻〉」 岩瀬崇典 文芸社

    牧野一族の物語の下巻。下巻のピークはやはり牛久保城の戦いの部分。今川勢として松平元康(家康)と戦う。その戦いはのちの徳川家康が、牧野氏を敵対していた武将であるが、信頼することになる。当然、優秀な部下が欲しかった家康である。自身も今川へ人質に取られたことも

  • #2022-002 「渦巻いて 三河牧野一族の波乱(上巻)」岩瀬 崇典 文芸社

    豊川の牛久保にあった一色城と牛久保城を築城し、牧野古白の時に吉田城を築城した牧野一族の小説である。豊川の企業の経営者が書いた。牧野氏に関しては地元でもそれほど詳しく歴史を伝承しているわけではない。ただ、牛久保地域ではそのころの栄華を受け継ぎながら、江戸時

  • #2022-001 「これだけは知っておきたい日本と韓国・朝鮮の歴史」 中塚 明著 ‎ 高文研

    正月からとんでもない本につかまされた。古本屋でとってしまったので、読んでみた。韓国擁護のサヨクの方が書かれた本だと思う。歴史を切り取って都合のよいことを書くというのは、右翼左翼、論壇にはあることではある。旧日本帝国が、欧米列国の中で行動したことは歴史の事

  • ♯2021‐031 「MOJO Springsteen Glory Days 1949-2021」MOJO

    あれからもう36年、1985年4月11日に代々木競技場のプールで行った東京公演に行った。その時の写真とプログラムがしたのものだ。今だにスプリングスティーンを聞いている。青春、人生そのものである。彼がヒットさせた「Born To Run」に吉祥寺の飲み屋で一晩中聴いて、友人に

  • #2021-030 「市制施行と横浜の人ひと ~明治20年代の横浜~」横浜開港資料館

    長野県上伊那郡辰野町小野から明治時代に横浜に出て行って成功した小野光景・光賢親子が私の本家筋の家柄である。その子供の光賢が町役人から市会議員、商工会議所会頭、横浜正金銀行頭取となっていったことは知っていた。この資料誌には、貿易業などで成功した実業家と地主

  • #2021-029「三遠の民族と歴史 第9号」三遠地方民俗と歴史研究会

    豊橋の精文館で買い求めた地元出版の本。東三河と遠州の民俗学、歴史学を研究する団体が編集したもの。私の興味を持った論文は「正徳2年の吉田藩牧野家・大河松平家所替えについて」久住裕一郎氏が書かれたものだ。江戸時代で有名な三方領知替えで有名なのは、天保11年(

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