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2009/06/11

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  • KATO2025年3月発売の製品 追加発表

     2025年3月発売の製品が追加発表されました。 前回、EF510-300とコキ107のみが発表され、2度にわたる発売時期調整に懲りて、間違いなく発売できるものだけ発表する方針に変わったのかと思いましたら、今月はもりだくさん。 来年早々、また調整が行われるのではないかと・・・・ それはさておき、3月発売の目玉は273系やくも 関東在住で岡山・山陰には縁もなく・・・・  次のポスターは、3~7月発売の製品が載っていますが、3月発売は、DD51と夜行鈍行からまつ7008-P DD51前期耐寒型 なんともファジイな製品名ですが、ホームページの説明を見ますと、「DD51は昭和37年(1962)から製造され、四国を除く全国各地で見られた国鉄を代表するディーゼル機関車です。このうち500番台は重連総括制御が可能な構造で製造されました。第7~11次車(501~592号機)は単弁の総括ブレーキ制御を行える機能を備えておらず「半重連形」として区分され、中でも昭和40~41年(1965~66)に製造された7~9次車は、2枚開きの前面点検扉や傾斜付ストレート形状のステップ、ブレーキ装置のない中間台車、容量4,500リットルの燃料タンクが特徴です。北海道の他にも東北・新潟地区や山陰地区でも活躍しました。」 半重連・A寒地型というのが穏当な呼び方かと・・・・ さらに特長をみますと、①昭和55年(1980)頃の釧路機関区所属のDD51 8次車を製品化②釧路機関区所属機の特徴として、ボディ塗装はツヤのないイメージを表現②旋回窓やホイッスルカバーなどの寒地向け装備やタブレットキャッチャー・保護柵を再現③2枚開きの前面点検扉、ブレーキ装置のない中間台車、4,500リットル燃料タンクを持つ前期形の特徴を再現④各窓のHゴム、ボンネットつなぎ部のゴムはグレーで表現。ボンネットはラジエーターカバー付の形態を再現⑤ヘッドライト点灯(電球色LED採用)⑥アーノルドカプラー標準装備、交換用ナックルカプラーを付属⑦選択式ナンバープレート:「527」「528」「529」「530」 製造銘板:「三菱」印刷済"⑧ホビーセンターカトー扱いの「28-260-1 DD51動力台車(タイヤ無)」を用いることで、重連運転時によりスムーズな運転をお楽しみいただけます。 また「28-267 DD51 重連...

  • KATO2025年3月発売の製品

    3月発売の製品が発表されました。 日本型Nゲージは、EF510301とコキ104+コキ107(JRマークなし)とホビセンのTORO-Qなる列車  EF510301は、九州向け先行量産車として製品化と明記されています。特定番号機なのでしょうか。 にしては、302号機のナンバープレートも付属するようですが。 そのお供は、コキ104+コキ107の10両セットとコキ104の2両セット。JRFマークがない仕様だそうです。  今月も発売月の調整がアナウンスされました。 12月予定とされていたEF210とトヨタロングパス・エクスプレスが11月に発売 かわりに、20系客車の格下げ急行「さんべ」と「日南」が12月に延期となりました。  続いて、HOですが、D51発売の発表がありました。 HOのD51は、2001年に発売されましたが、それ以来の製品化でしょうか。 動輪がダイキャスト?の地肌のままで、完成度今一な感じでしたが、今回は黒く塗装されます。  それよりも注目したのは、企画進行中とされるメークアップパーツセット。 所属する機関区で見られる特徴的な装備品を、山陰本線、中央西線、肥薩線、関西本線の4路線について予定しており、具体的なパーツとしては、集煙装置、重油タンク、スノープロウ、ナンバープレートが想定されているとか。  NゲージのD51では、先月再生産の北海道型とか、東北型、中央西線型というようにメークアップしたうえで製品化されております。 手間なく特徴的なD51が入手できるのは良いのですが、パーツを他の機関車に流用することができません。 できればパーツ単体を用意してもらいたいところですが、セット単位の発売は一歩前進です。Nゲージでもお願いしたい。  ところで、メークアップセットの内容にデフレクターが明記されていません。 車体の構成上(Nゲージでは煙室とその横のランボード、デフレクターが一体になっているものが多い)、デフレクターを変更するには大幅な分解が必要そうで、それで見送りなのでしょうか。 にほんブログ村...

  • KATO2025年2月発売の製品

    発売予定を整理した後に2025年2月発売が発表された製品。 東京メトロ16000系(1次車) 前面非常口が中央に配置された1次車を製品化 当鉄道では、最初に製品化された5次車が入線しておりますが、非常口が中央にある16000系があることをこのポスターではじめて知りました。 東急5050系4000番台 新幹線ラッピング 登場して間もなくの製品化だそうです。上野東京ライン・湘南新宿ライン沿線に住んでおりますと、どうしても東武・西武・東急の車両には疎くなります。 JR381系 ゆったりやくも グレー台車の晩年編成だそうです。 E231系500番台総武線 再生産かとおもいきや、新製品となっています。スロットレスモーター搭載が新製品の理由でしょうか。  つづいて、発売予定整理後2月発売となった製品RhBのGe4/4Ⅱ RhBCLUBラッピング 側面に描かれているのは、ベルニナエクスプレスでしょうか。Ew1客車 今回の再生産では、一部の客車の車番が変更されるそうです。 手持ちのEw1セット・箱根登山電車セットとホームページをにらめっこしたところ 新しく加わる車番は、基本セットのB2351,B2354と増結セットのA1232でした。 まだこれらの車番がASSYになるのか発表されてません。  ところでEwとは標準客車の意味で、同型の車両が他の鉄道でも採用されているそうです。 Ew客車には1型から3型まであるそうで、1型と2型は同じような車体で、2型には屋根上に空調装置があるなどの点が相違点、3型は切妻プラグドアの客車。 日本では、機関車が客車をけん引する列車が無くなりつつありますが、RhBも同様のようで、Ew1は2022年か2023年に定期運用を失って、他社に譲渡されたり、解体されたり、保存車両となったりしているようです。 最近のRhBを扱ったYOUTUBEを見ていますと、アレグラのような車体を連ねるプッシュプルトレインや4両編成の電車(機関車が連結されていない)など、KATOさんのラインナップとは違う列車が多くなってきているようです。 KATOさんは製品化するのでしょうか。電源荷物車DS4222 2021年に発売されたDS4223とは、車番とRHBマークの位置が違うそうです。 ちなみに今回は税込み3410円。2021年のと...

  • KATO2025年1月発売の製品

    今月は2025年1月発売製品のポスターが発表されるのかと思っていましたら、2月の製品。 次々に発売製品を発表していくうちに生産が追いつかなくなり、発売時期の調整を行っているとのこと。 変更された発売時期は、ホームページの「2024年9月以降の製品出荷予定変更のお詫び」に記載されていて、調整を行った結果、これまでに発表された製品が1月に発売、今回は2月製品を発表したとのことです。 そこで、お詫びに記載されている1月発売製品11月発売予定だつた、JR東海211系5000番台ほか同じポスターに掲載されているスーパーやくもは、12月の発売。 12月予定だった EF65PF EF65 1118 レインボー色 急行銀河  同じく12月発売予定であったHB-E300系 H5系は2月発売となりました。  そして、リバイバルカラーのE657系となりました。  2025年からは予定通り発売されるよう望みます。 にほんブログ村...

  • KATO2024年12月発売の製品

    2024年12月発売の製品が発表されました。 2000年代の急行銀河のEF65PFと24系25形 急行銀河は、東京と関西を結んでいた寝台急行列車 東海道新幹線開通前は、ロネを連ねた豪華編成。そのころの銀河は印象にありませんが、東京大阪間の特急・急行が削減された新幹線開業後も存続。大阪から東京までのサンライズエクスプレスの需要がそこそこあると聞いており、これも銀河の流れといえるのではないかと思います。 EF65PFは、黒HゴムにJRマークの2000年代の姿で製品化。 あわせて、スーパーエクスプレスレインボー色の1118号機も製品化。 24系25形は、オロネのみ24形の白帯、その他は25形100番台。急行転用後の寄せ集め的編成を再現しています。 詳細は、ホームページから。①2000年代前半頃のA寝台車とB寝台車のみで構成された編成を製品化②JR西日本宮原総合運転所(現:網干総合車両所宮原支所)の24系および24系25形を製品化③オハネ25、オハネフ25各車は洗面所窓があり、水切が残ったまま非常扉が閉塞された形態を再現④オハネフ25は前面に追加されたKE70ジャンパ栓を再現⑤カニ24、オハネフ25は車体側面のJRマークを印刷済⑥号車札印刷済。6・8号車は白地表示、その他の車両は灰色地の禁煙マーク入りで表現⑦車体の帯色はオロネ24のみ白帯。その他の車両は銀帯で再現⑧Hゴムは各車とも黒色⑨カニ24 104、オハネフ25 132はテールライト・トレインマーク点灯。オハネフ25 132は消灯スイッチ付⑩中間連結部はいずれもボディマウント式密自連カプラー装備。機関車側のカプラーはアーノルドカプラー標準装備(交換用ナックルカプラーを付属)⑪変換式トレインマークは「銀河(イラスト)」「日本海(イラスト)」「臨時」を収録⑫ブック形車両ケースには機関車1両を追加収納可能  私としては、1976年までのスハ44系普通車を組み込んだ旧客編成なら飛びつくのですが、JRの編成には思い入れもなく、それこそ入線済み車両の寄せ集めで再現できそうなので、入線はなさそうです。 HB-E300系「ひなび」と「SATONO」 実車を全く知りません。 ホームページの記載を引用しておきます。●HB-E300系「ひなび」は「北東北の自然」と「地域のつながり」をコンセプトに「ぬく...

  • KATO 2024年11月発売の製品

    KATOさんが、2024年11月、12月発売の製品を発表し、上旬のうちに記事にしていたのですが・・・数日のうちに、12月発売製品が発表されそうですが、せっかくですので公開しときます。 まずはN700S系のぞみKATOさんによると、N700S新幹線は令和2年(2020)7月に東京~新大阪間で運行を開始、現在は東海道・山陽新幹線の全区間で運転されています。N700系列の中でも最高の新幹線を意味する「Supreme(スプリーム)」と呼ばれ、様々な最新技術が取り入れられています。KATO独自の車体傾斜機構搭載で実車同様の内側への車体傾斜もリアルに再現。車体両サイドのエッジを立てたデザインのデュアルスプリームウィング形と呼ばれる特徴的な前面形状やライト周りのデザイン、金色を基調とした側面のシンボルマークを的確に再現。だそうです。JR東海は全部700系なので、どこがどう違うのか今一つわかりません。東日本にならって、T1,2,3系とすればよかったのに。とりあえずSが製品化。 またまた動態保存SLの製品化。あわせて、14系500番台の冬の湿原号 こちらも全く知らない列車なのでKATOさんの広告●「SL冬の湿原号」は根室本線の釧路~標茶(しべちゃ)間を結ぶ冬期限定の観光列車です。現在北海道で運行されている唯一のSL列車で、釧路湿原の大自然を間近で感じられるよう座席が窓側に向かって配置された「たんちょうカー」や車内にだるまストーブが設置された「ストーブカー」などの客車を連ねて運行されています。牽引機のC11 171はかつて標茶の公園で保存されていましたが平成10年(1998)に動態保存機として復活しました。北海道の様々なイベント列車の牽引を務め、現在は同列車専任の牽引機として活躍しています。復路ではバックで運転を行うのも特徴です。◆北海道で現役のSL列車がNゲージで登場です。C11 171単品と客車5両セットに加えて、特別企画品として特別なデザインのスリーブに収められた機関車+客車のセットも同時に発売いたします。JR北海道で活躍する車両や、他のJR線で運転されているSL列車と合わせてお楽しみいただけます。   JR東海の211系。今回は中央線のもの。静岡地区の211系と違って、中間車サハやトイレ付クハが設定されているそう。KATOさんのアナウンス...

  • KATO 2024年10月発売の製品

    これまでのポスターでは10月発売製品が発表されていない上に、6月6日になっても音沙汰がない。 これは、驚きの新製品発表か!!、と期待しておりましたところ、10月から来年1月までの製品が発表されたのにはびっくり!! しかしよくよく見てみると、現行品のバリエーション展開でガッカリ・・・・でした。まず、10月発売は先月発売のスユニ50が連結される夜行急行列車。 スユニ50で編成を紹介した、日南、さんべ。 なお、共通運用なのか日南はかいもんにもなる編成。 日南・かいもんのホームページの説明によりますと、①20系寝台車、12系急行形客車、郵便車、荷物車で組成された昭和50年代の夜行急行列車を楽しめる客車編成セット②本製品のほかに「12系急行形客車 国鉄仕様」セット・単品各種を組み合わせることで実車同様のフル編成がお楽しみいただけます。③急行「かいもん」「日南」のナハネフ22、ナハネ20は幕板部のクリーム1号の細帯が省略された2本帯の外観を再現④ナハネフ22、ナハネ20は客扉上部の寝台表示が埋められた形態を再現。また車番は白文字で再現⑤ナハネフ22のバックサインは「急行」取付済。「かいもん」・「日南」のセットは交換用の「かいもん」「日南」(イラスト)のバックサインを付属⑥マニ50、スユニ50は、50系客車に準じた車体形状、大きな両開きの側面扉などを再現⑦オユ14は東門特例車と呼ばれる、区分棚が少ない200番台※実車は0番台のため代用となります。⑧ナハネフ22はテールライト/バックサイン点灯。スユニ50、マニ50、オユ14はテールライト点灯(消灯スイッチ付)⑨各車両のカプラーはセット構成図を参照⑩各製品とも行先表示シール、12系用の車番・所属表記変更用のレタリングシート、スハフ12妻面用カプラーを付属⑪急行「かいもん・日南」のブックケースには客車7両と機関車1両を収納可能  つづいて、さんべの説明は、①20系寝台車、12系急行形客車、郵便車、荷物車で組成された昭和50年代の夜行急行列車を楽しめる客車編成セット②本製品のほかに「12系急行形客車 国鉄仕様」セット・単品各種を組み合わせることで実車同様のフル編成がお楽しみいただけます。④ナハネフ22、ナハネ20は客扉上部の寝台表示が埋められた形態を再現。また車番は白文字で再現⑤ナハネフ22のバックサインは「急...

  • 3060-4 EF65500番台P形特急色

    新製品のEF65Pが入線しました。 外観は、発売済みの5060-1と変わりがないようです。 5060-1も改善された動力ユニットですから、走行性能に大きな違いはないのだと思っていましたが、 起動電圧も走行音も全然違いました。 3060-4は、パワーパックのメモリ1で動きだし、走行はなめらかで音も静か。 3060-1は、メモリ2でようやく動き出し、電圧をあげないとちょっとしたきっかけで止まってしまう不安があり、ジジジジという走行音が耳障り。 安定した走行はスロットレスモーターの威力だとおもいますが、走行音はギアの変更があったのでしょうか。 今度モーターを載せ替えて試してみたいと思います。  動画にしてみましたので、よろしければ、上記リンクをクリックしてみてください。 なお、録音レベルが低かったようで、音量をあげないと旧製品の走行音がわかりにくいかもしれません。悪しからず。 にほんブログ村...

  • 5141 スユニ50

    スユニ50が入線しました。 50系客車に分類されるスユニ50ですが、旧型客車の台車など下回りを利用した改造車です。 古めかしいTR47台車、ですがマニ50同様に車軸発電機をセットされています。 実車はスユニ61の老朽化の補充として、1978年から1982年にかけて80両改造されましたが、郵便荷物輸送の廃止にともなって1986(昭和61)年には全車廃車されています。 今回の製品の車体番号はスユニ50 2014で、大ミハは宮原客車区の所属。 車掌室側にテールライト装備。スイッチ付きです。  こちらの資料で普通山陰と急行だいせんの編成を調べてみましたら、普通山陰急行だいせん1980年4月1978年10月1980年4月スユニ50スユニ50スユニ50マニ60マニ50マニ50オハネフ12スロ62カヤ21スハフ42オロネ10ナハ21スハ43オハネ12ナハ21オハ46オハネフ12ナハ21スハ43オハネ12ナハネ20スハフ42オハネフ12ナハネ20 ナハ10ナハネフ23 ナハ10ナハネ20 ナハフ11ナハネ20  ナハネフ22 普通山陰の編成は、スユニを差し替えるだけ、急行だいせんの旧客編成(10-1449,10-1450)もマニとスユニの差し替えでものになります。 20系編成は、残念ながらナハ21が製品化されていませんし、寝台車も2本帯車の持ち合わせがありません。 急行十和田もだいせんのような編成でしたので、製品になってくれるとありがたい。 そのほかスユニ50を連結していた列車をピックアップ急行きそ1980年4月1982年11月1982年11月スユニ50マニ50マニ36マニ60スユニ50スユニ50オハネフ12スハフ12オハネフ12オハネフ12オハ12スハネ16オハフ45オハフ13オハフ46オハ46オハ12オハ46オハ46オハ12オハ46オハ47オハ12オハ47オハ46オハ12オハ46オハフ46スハフ12オハフ46 旧客編成は、きそセット(10-1623,10-1624)のナハ10を...

  • 7008-K DD510暖地形

    DD510暖地形、入線しました。 最近の製品にしてはユーザー取り付けパーツが多く、ナンバープレート、ナックルカプラーのほか、ホイッスル、ヘッドマークステイとヘッドマーク、スノープロウが付属します。 スノープロウは、1976(昭和51)年以降に山陰地方転属後の仕様用かと思われます。  7008-3 DD51後期暖地形と比べてみました。 ボンネット前面、ナンバー下の点検扉は後期型が2枚折戸2組なのに対し、0番台は観音開き2枚 後期型は手すりと端梁がにぎやかなのに対し、0番台はあっさり。 よんさんとお後、非重連の0番台にも20系牽引用に元空気ダメ管が増設されたそうです。斜めのコックでしょうか? 0番台は、端梁左側下端にに暖房用ホース掛があります。 0番台の暖房用ホース掛は向かって右側が本則であると鉄道ピクトリアル2004年12月号に記載がありましたが、モデルは左側についています。 実車が間違っている、というやつかと思って実車の写真を探してみたところ、39,41号機では取り付けている写真が見つからず、51号機は左側でした。 500番台は左側が本則だそうなので、連結手の混乱防止のために左に移したのか、ブルトレ運用には不要なのでとってしまったのか、とりあえず左側についていても間違いではないようです。  続いて側面 運転室中央窓が大きい0番台。 中央窓下、後期型にはタブレットキャッチャーがモールドされていますが、0番台はありません。 ボンネット前部の放熱器カバーは、後期型が2分割なのに対し、0番台は一体型。写真ではわかりにくいと思いますが・・・・  九州仕様として整備しました。ナンバーは39号機、ヘッドマークステイを取り付け、スノープロウは取り付けません。  20系さくらの分割編成を楽しめるようになりました。  にほんブログ村...

  • もうすぐ発売のEF65P+20系さくら

    表題のEF65Pと20系さくらが、23日、発売となります。 一応新製品ですが、EF65Pは2009年9月に発売された3060-1をスロットレスモーター搭載仕様とした点が、20系さくらは2013年3月に発売されたさくらセットのカニ、ナハネフのカプラーを車体マウントにした点と乗務員室内を細密化した点が新製品たるゆえんのようです。 旧製品購入当時の感想はこちらです。 EF65P 20系さくら EF65Pは、1965(昭和40)年にEF60500からブルトレ牽引を引き継ぎ、1978(昭和53)年にPFと交代しております。 「ブルトレ牽引機といえば」という問いに対しては、お住いの地域、回答者の年齢によってさまざまであるとは思いますが、私にとってはEF65Pになります。 20系客車とマッチしたカラーリング、収まるべきところに収まるヘッドマーク、というかヘッドマークを前提のデザインではないかと。ヘッドマークをつけていないP型は物足りなく感じます。 外観は変わらないであろう新製品の外観は、 こんな感じです。品番3032から3060になって、車体長が短くなり台車間の隙間が実感的になりました。  一方今回の20系さくら編成は、1965(昭和40)年10月改正から1972(昭和47)年3月改正までの姿。 20系化当初、付属編成は博多どまりで基本編成が長崎行き。基本編成の緩急車はナハフ21、付属編成はナハフ20でした。 1964(昭和39)年、博多どまりだった付属編成が長崎行きとなってマヤ20のお世話になり、基本編成が佐世保行きとなっていました。当時、付属編成にはナハネフ22が組み込まれたものの、基本編成はナハフ21からナハネフ21への改造が完了しておらず、寝台需要の大きい長崎方面が付属編成となったのかもしれません。 1965年にナハネフ21への改造が完了し、基本編成が長崎行き、付属編成が佐世保行きとなつて、今回の製品の編成となります。 しかし、1972年3月改正では14系にバトンを渡し、20系さくらは消滅しております。ちなみに山陽新幹線が岡山まで開業したのもこの改正。  本セットで目玉のマヤ20 発売当時、こんな希少形式まで製品化されると驚いたものですが、活躍するのは肥前山口-佐世保間のみ。 そもそも、東海道筋の15連として走らせることが多い...

  • KATO2024年9月の発売の製品

    ゴールデンウイーク前に9月発売の製品の発表がありました。113系2000番台JR仕様ホームページのコンセプトをみますと、113系2000番台は昭和53年(1978)から登場したシートピッチ拡大車のグループで、先に登場した115系1000番台に準じた車体を持ちます。東海道本線(東京口)に投入され、JR移行後には211系の2階建てグリーン車と同等のサロ124/125が連結され、鋼製車体の編成に銀一点のステンレス車体が特徴的でした。またグリーン車は上越新幹線開業時に余剰となった特急形グリーン車改造のサロ110-350(通称:化けサロ)が組み込まれることもあり、多くの鉄道ファンの話題となりました。付属編成の4両はJR東海所属車で、JR東日本所属車で外観が異なり、色・大きさの異なるJRマークやグレーの台車、床下機器が主な特徴でした。2019年に、0番台が製品化されましたが、今回は2000番台。といっても、旧製品は2000番台でしたので、そのリニューアル製品という位置づけになるでしょうか。昨年の横須賀線113系に続いて特急型サロ改造車を組み込むことも可。ただし、単品(3080円)を追加購入する構成。4両の付属編成はJR東海仕様だそうです。  横須賀線、東海道線は国鉄末期からJR初期が充実してきましたが、70年代前半までは製品にできるアイテムがたくさんあります。 横須賀線70系、東海道線80系、横須賀線111系、横須賀・東海道の非冷房113系、167系、155系押込型通風器 もっともこの時代を知っている方々はすでに60代以上。なかなか製品化には至らないのかもしれません。   続いてDD51北斗星色のグレーHゴム仕様とED76500のJR仕様と14系500番台寝台急行のセット ED76500は国鉄仕様が既発売ですが、今回はJR仕様どこが違うのかとホームページをみると、・JR移行後、「大雪」「利尻」牽引で活躍した頃のED76 500を製品化・車体側面のJRマークを再現・屋根上の列車無線アンテナを再現・パンタグラフ部分を含めた屋根上各所の碍子は白色で再現・クイックヘッドマーク対応。特徴的な大形のヘッドマーク「大雪」「利尻」付属・アーノルドカプラー標準装備、交換用ナックルカプラー付属・スロットレスモーター採用で、スムースかつ静粛な走行性を実現だそ...

  • マイクロEF80をお召仕様に

    マイクロさんのEF80をお召仕様にしてみました。  マイクロさんが2001年と2007年に発売したEF80。 Nゲージ初の量産完成品ということで、大いに喜んだものでした。 ところが、2009年にKATOさんがEF80を製品化。まずは1次形末期の水切付、つづいて2018年には1次形原型。KATOクオリティの素晴らしい出来栄えで、マイクロさんの功績も色褪せて… しかもマイクロ製品は、恒例の腰高ですしディティールも今一つ。マイクロの時代は終わった、・・・・と廃車するには4両の大所帯。 先日、車高下げとASSYパーツによるディティールアップを施こして、現役にとどまっております。 それにしても、初回製品の61号機と次回製品の60号機は、外観的にはナンバーが違うだけ。 同じ形態の2次形が2両あっても仕方がないなどとぼやく毎日でしたが、先日、冷蔵車の汚れの写真を探していて目に止まった鉄道ファン1976年8月号。 なんと60号機がお召仕様の美しい姿で表紙を飾っています。 昭和51年の5月22日から24日まで茨城県植樹祭に昭和天皇が出席された際のお召列車をけん引していたのでした。 さらに1975年1月号には昭和49年10月の茨城国体に際してお召仕様となった60号機の形式写真が掲載されていました。  であれば、60号機をお召仕様にしない手はない。 上述のとおり、車高下げ等は行っていますので、お召仕様のおめかしが作業の中心  まず、パンタグラフをKATO製PS19に交換しましたが、このASSYパーツにはガイシがついておらず、ガイシはASSYパーツになっていません。車体のASSYに付属しているようです。 E531系発売の際、モハE531用のASSYパンタが、 ガイシ別パーツ構成で同封されているのに気づき、即調達。 これでKATO製パンタに交換できましたが、ガイシがパンタ台にきつく差し込んであり、取り外すにあたって、パンタ台の足が折れて穴が埋まってしまったり、ガイシ自体が変形するなどして大変な苦労。しかも、ガイシ代が500円。 ガイシが一体化されていないASSYパンタにはガイシを同封してもらいたいものです。 手すり類やATS防護板はガンダムメッキシルバー、高圧配線はARTIST MARKERのカッパーに塗装。車...

  • KATO2024年8月発売の製品

    今年8月と9月の発売製品が発表になりました。381系スーパーくろしお記憶の片隅に、こんなくろしおもあったなあ、というのが素直な感想。ホームページによると・白地に赤とオレンジ(クリームイエロー)の帯をまとった1990年代の「スーパーくろしお」を製品化。6両基本セット:D651編成、3両増結セット:D931編成・各車に側面サボ受があり、洗面所窓が閉塞された外観を再現・クロ380は4列シートの内装を新規製作。また普通車はシートピッチ拡大前の内装を再現・クロ380は先頭部の大きな窓をはじめとする特徴的な車体形状を再現。前面愛称表示点灯式。「スーパーくろしお」の愛称板取付済。交換用に「くろしお」と「はんわライナー」の愛称板を付属・クロ380のスカートは、スノープロウなしの形態を再現・クハ381-501の先頭部カプラーは電連付ダミーカプラー、スノープロウなしのスカートを再現。9両編成を再現する際、連結用カプラーとスカートが交換用部品として付属(基本セット)・クハ381-107の先頭部カプラーは電連なしのダミーカプラー、スノープロウが取り付けられたスカートを再現・モハ380-501の6号車側連結面の貫通路塞ぎ板を別パーツで再現・クハ381の愛称表示は変換式トレインマーク採用。「スーパーくろしお」「くろしお」「はんわライナー」「(白無地)」を選択可能・クハ381はホイッスルカバー付の形態を再現・モハ380のパンタグラフは2本ホーン、耐雪カバー付のパンタ台枠を再現・中間連結部はフックなしのボディマウント密連形カプラー採用・実車同様に曲線区間に入ると車体が曲線内側へ傾斜するKATO独自の振り子機構を搭載・スロットレスモーターの採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現・行先表示シール付属・基本セットのブックケースに増結セットの車両を収納可能。9両フル編成が1つのケースに収納できます。・付属品6両基本:変換マーク用ドライバー、行先表示シール、連結用カプラー+スカート、交換用愛称板(クロ380用:「くろしお」「はんわライナー」)3両増結:変換マーク用ドライバー、行先表示シールだそうです。 オーシャンアローと381系が100番台が関連商品として掲載されているのがなんとも。 北海道型D51が8月発売 これは再生産セキ3000も8月発売 これも再生産ヨ3500も8月...

  • 大昔のTOMIX ED76

    30年前に購入してそのままになっていたJR貨物試験塗装のED76。ナンバープレートすらつけてませんでした。 先日、KATOさんからED76貨物更新車が発売になり、ASSYパーツも出回りましたので、これを機にスカート周りをASSYパーツと交換し、色差しをしてグレードアップを試みました。 かっこよくなりました。 屋根上の高圧配線は不自然にカーブ。直そうかとも思ったものの、そもそも屋上機器が実物と違うことが判明。手前はKATOのED76です。 この製品は、全面窓のセンターピラーが省略されている大胆な製品ですが、その割に窓パーツをはめ込むのが大変。 せっかくHゴムにグレーを入れたのにはめ込むときに剥げてしまい、タッチアップを余儀なくされました。 ついでに、オリジナルのED76もグレードアップしておきました。 最近は、国鉄の製品が少なく新車入線が減っています。古い製品のグレードアップの機会が増えそうです。にほんブログ村...

  • KATO 2024年7月発売の製品

    すでに7月発売の製品が発表になっておりました。 新快速のAシート車 関東のグリーン車に相当するサービスのようですが、詳しくは知りません。 ホームページの説明では、「JR西日本における主要路線の一つであるJR京都線・神戸線で運用される「Aシート」車両を備えた225系を製品化いたします。225系は新快速に使用される最新の形式で、製造時期によりマイナーチェンジを繰り返し今日に至ります。225系(3次車)は、100番台のうち令和2年(2020)から増備されたグループで、メーカー間における先頭形状の統一と、全車両へのフリースペースの設置などが行われました。また700番台は、「Aシート」と呼ばれる一部の新快速列車に連結される有料座席サービスの運行本数拡大のために導入された車両で、225系100番台と同様の前面形状を持ちながら、クロスシートの室内と片開き2つドアの車体を持つことが特徴です。」とのこと。 683系リニューアル車こちらもホームページから、「平成27年(2015)の北陸新幹線金沢開業以後、リニューアルが行われ、従来のグレーを基調としたデザインから、黒とブルーを基調としたデザインに改められました。683系0番台は、スロットレスモーターを採用するほか、先頭部フックなしカプラー、貫通先頭車の前面安全帯掛けを再現して製品化いたします。北陸新幹線の敦賀開業で注目が集まる特急電車です。関西エリアの様々な列車とともにお楽しみください。」とのこと。なるほど窓周りが黒くなっていたんですね。関西に対する無関心にもほどがある。  それから、先月のポスターに掲載されたE131系600番台と205系600番台も7月発売です。  E353系は市場に枯渇させないベストセレクションとしての再生産でしょうか。 Shibrya Hikarie、関東在住ですが初めて知りました。ホームページにもHikarieの説明はありません。  ヨ8000 再生産ですが、ナンバー表記を変更するそうです。 客車・貨車は、こういう生産のしかたをしてくれると、再生産のたびに購入すると思います。ということで、今回のポスターの中では、7月入線はヨ8000のみ。 お財布にやさしすぎる7月なので、E131系が入線するかもしれません。  そのほか、E7,W7系の生産がポスターになって...

  • KATO 2024年6,7月の製品

    2024年6月,7月の製品が発表になりました。 レジェンドコレクション第3弾の新ビスタカー。改装型と称して新製品化です。 レジェンドコレクションとどこが違うのか。ホームページの説明によると・昭和50年(1975)頃までに施工された改装後の形態で製品化・改装に伴い追設された先頭車前頭部屋根上の無線アンテナ、前面窓のデフロスタ、前面床下部の排障器を再現・2階建て中間車はトイレ移設に伴い窓見付やイス配置が変更された形態を再現・中間車のスナックコーナーの有無を作り分け(9両セットのサ10218、サ10210はなし)・中間車屋根上のラジオ受信アンテナが撤去された形態を再現・中間車車体裾部は青色で再現・6両セットのA編成は、唯一非貫通先頭車の前面窓にピラーがあったV01編成を再現だそうです。門外漢の私にはそんな違いがあるんですね。はあ、という感じです。 そのほか、E235系1000番台などの再生産があるそうです。  つづいて、一昨年の夏にコンテナ車が発売されたレーティシュ鉄道。今度は長物車YOUTUBEを見ていると、途中駅の側線に丸太を積んだ長物車が止まってます。こちらよりも先に有蓋車がくるかと予想していましたが後回し。同一形式で車体表記のバリエーションが豊富なので、商品としての魅力はあると思いますが。HOのEF58 Hゴムつらら切付きが発売。89号機をプロトタイプとしたそうですが、昭和20~30年代の機関車はバリエーション豊富で、プラ製品で特定機をつくるのは得策とは思えません。 大窓、小窓、Hゴムの車体を作って、エアフィルターは交換式、水切りとつらら切は選択式、蒸気暖房と電気段報の屋根上もしかり・・・・という感じで、ユーザーが自由に特定機に仕立てられる仕様にしたほうが売れるのではないかと。  E131系のバリエーション展開は、宇都宮線、日光線。 前にも書きましたが、直接投入された車両はなじみがない。むしろ205系の改造車のほうが親しみがありますが、すでに鉄コレ製品が入線しております。   6月はレーティシュ鉄道の長物車のみ入線の模様です。  にほんブログ村...

  • 勝手にベストスリー2023

    今年、当鉄道に入線した新製品から今年のベストスリーを選んでみました。今年は、KATO 455系急行「まつしま」7両セット・455系急行「ばんだい」6両セットとか、地元を走るKATO E257系5500番台「草津・四万/あかぎ」5両セット、わずか2両のTOMIX JR EF81450形電気機関車(前期型)も入線したのですが、TOMIXのSLの躍進には目を見張るものがありました。 ということで、第3位は、TOMIX JR C58形蒸気機関車(239号機)にしました。 SL銀河の牽引機としての模型化ですが、保存SLにみられるピカテカ感がありません。 発売された製品を見ると、国鉄時代をモデルにしたのかと見間違えるほどで、スルーの予定が瞬時に撤回され、即入線となりました。 テンダー上部はさすがに保存蒸気仕様ですが、ちょっと加工して石炭を載せれば、国鉄仕様として十分通用するのではないかと思います。 走りもKATO製に負けないスムーズさと安定した低速走行。   第2位は、TOMIX 国鉄C55形蒸気機関車(3次形・北海道仕様)。 去年5月ころに新発売のアナウンスがあって、今年2月、新発売となりました。量産品で、ぴったり150分の1にスケールはお初。全体のバランスといい、ディティール表現といい、客車とのバランスも良く素晴らしい出来栄えで登場しました。 SL末期、宗谷本線での活躍のモデル化で、舞台が限定されてしまうのは惜しいところ。門デフをまとわせて九州仕様にしていれば、1位だったと思います。  そして、1位に選んだのは、KATO EF55高崎運転所 復活保存機関車のモデルなのですが、流麗なスタイルを美しく表現し、地元を走った機関車であるたげでなく、流線型車体をスケールダウンしながら、先台車の首を降らせる機構の開発は見事というほかありません。ということで今年の1位はEF55です。 さて、2024年の製品は5月まで発表されたものの、私の琴線に触れるものは今のところありません。6月以降はどうでしょうか。   今年は喪中となりましたので、年末と新年のご挨拶は控えさせていただきます。 来年も鉄道模型fanをよろしくお願いいたします。にほんブログ村...

  • KATO2024年5月の新製品

    押し詰まってきましたが、来年5月の新製品が発表になりました。 まずは、国鉄時代の夜行鈍行「山陰」 KATOさんのコピーは、「寝台客車を連結した夜行普通列車国鉄時代の山陰本線を走った「山陰」は、京都~出雲市間386.2kmを結んだ夜行の普通列車です。普通列車ながらB寝台車が連結されており、このB寝台座席を座席管理・発券のマルスシステムで予約できるようにするために「山陰」の愛称が与えられました。編成は荷物車、郵便荷物車、10系B寝台車、43系座席客車で組成され、DD51が牽引しました。運行区間によって最終列車・始発列車・通勤通学列車・ローカル列車など様々な性格をもち、また沿線地域への郵便・荷物輸送の役割もあり、往年の山陰本線の人・モノの往来を支えました。」とのこと。 製品の特長としては、・昭和55年(1980)前後の出雲客貨車区所属車(マニ60は浜田区所属車、スユニ61は宮原区所属車)を製品化・オハフ45 100を初の製品化。オハ46を緩急車化改造した元中間車ならではの外観を再現・車体色はマニ60、スユニ61はぶどう色2号、その他は青15号で表現。屋根は灰色で車両によって色調を作り分け・マニ60、オハフ45の機関車連結側は台車マウントのアーノルドカプラー、スユニ61はKATOカプラーJPA、その他はKATOカプラーJPBを標準装備。 マニ60、オハフ45は交換用ナックルカプラー付属・マニ60、スユニ61、オハフ45はテールライト点灯(消灯スイッチ付)・車番表記、所属・定員表記、換算表記印刷済・オハネフ12は号車サボ、愛称「山陰」サボ、行先サボ(出雲市行)を印刷で表現。他の座席客車は実車に合わせて行先サボのみの形態を再現・行先サボシール付属 オハフ45 100番台は新規製作と銘打っていますが、急行「きそ」の新規品だったオハフ46の台車が違うだけではないかと。 屋根の色調を作り分けるのは変化があって楽しいですが、量産品で変化をつけるのはなかなか難しい。KATOさんのことですから、満足いくものを作ってくれることでしょう。  関西の乗車経験のある方にとっては、そそられる製品なのでしょう。私も、中央線の普通列車製品にはそそられました。 とはいえ、オハフ45100以外は、既製品の表記変更にとどまるのかと。私としてはオハフ45ASSYでそろえるくらいでしょ...

  • KATO2024年3月から5月にかけての発売予定品情報

    KATOさんから、来年4月を中心に発売予定品が発表されました。 久々の国鉄型の新製品 7008-K DD51 0番台 KATOクオリティの隙間であったDLです。 地味そうに見えて、製造当初はブルトレの先頭に立っていた0番台。 久々にうれしい新製品情報となりました。 KATOさんのホームページによると「昭和39~40年(1964~1965)に製造された初期量産車。全国各地で活躍したDD51の中でも非重連形に大別されるグループの機関車で、重連総括非対応のためジャンパ栓のないすっきりとした端梁と前面手スリ、初期車特有の2枚開きの前面点検扉などが特徴です。暖地形は主に九州に配置され、客車列車・貨物列車の牽引のほか、長崎本線を走行するブルートレイン「さくら」「はやぶさ」「あかつき」の先頭にも立ちました。昭和50年代になると米子区に転属し、福知山線や山陰本線などで活躍を続け、国鉄分割・民営化までに引退しました。」 製品の特長としては、・昭和45年(1970)前後の鳥栖機関区所属機の5・6次車(非重連形)の形態・ジャンパ栓のない端梁やシンプルな前面手スリ、2枚開きの前面点検蓋など初期量産車特有の外観を再現・端梁横のステップは傾斜付きのストレートな形状を再現・中間台車はブレーキを持たないTR101A形、床下の燃料タンクは容量が4,500ℓのタイプの形状を再現・フライホイール付動力ユニットでスムースな走行を実現・ヘッドライト点灯(電球色LED)・ブルートレイン牽引時に掲げていたヘッドマーク「さくら(2種)」「はやぶさ」「あかつき」(いずれもお椀形)が付属。九州のDD51が装備していたヘッドマークステーを再現・アーノルドカプラー標準装備。交換用ナックルカプラー付属・選択式ナンバープレート:「39」「41」「50」「52」・製造銘板「三菱」印刷済・スノープロウ付属。山陰本線等で見られた形態を再現可能・付属品・・・ホイッスル、交換用スノープロウ、選択式ナンバープレート、ヘッドマーク、交換用ナックルカプラー  同時にスロットレスモーター搭載のEF65Pと昭和40年代の20系さくらを再生産  227系1000番台「227系1000番台は、和歌山地区に多く在籍していた経年の古い国鉄形車両を置き換え、安全性やサービスレベルの向上を目指して平成31年(2019)から運行...

  • KATO2024年1,2月発売の製品

    KATOさんから、製品発売の発表がありました。 未知のシステムですので、ホームページの説明をみますと、「ジャストプラグは電源や制御機器をモジュールで構成し、ライトやライトを組み込んだアクセサリーをプラグで簡単に接続可能なシステム。制御機器であるライトハブは調光可能なライトポートを4つ備えます。ジオラマに光の要素を加え、朝~夜という時間的広がりを演出します。」 プラグで簡単に接続可能なシステム。ターミナルが用意されていて、はんだ付けやビス止め不要ということでしょうか。しかし、ストラクチャー照明の配線を頻繁に抜き差しする場面はなかなか考えにくい。調光可能な点は新機軸。 当該ページの一番下にYOUTUBE動画があります。リンクを貼っておきます。 ジャストプラグシステムを使用していますが、実際は都会ジオラマ作成の動画です。 1m未満の長方形のボードに設置したライトのコードは直径1センチ以上の束になってました。一体いくつライトを使っているのか。いくらかけているのか。ちょっと恐ろしい。 また、列車が奏功するシーンがあるのですが、昼間の情景では室内灯未設置の車両を、夜間の情景では設置済みの車両を使用しています。 現行の室内灯が不自然に明るすぎると思う私は、室内灯を取り付けないことにしていますが、これを機に昼間は点灯していることが判らない程度の明るさに抑えた室内灯を用意してもらいたいものです。  にほんブログ村...

  • 鉄道コレクション第32弾

    9月も半ばになってなんですが、8月は、EF55に引き続き、鉄道コレクションも入線しました。 開封してみますと、ノーマルコンプリート。シークレットは、水郡線のイエロー塗装だそうで、ノーマルコンプリートで満足です。 半月かかりまして、ようやく、ユーザーパーツの取り付けが終わりました。 キハ126とBEC819系は無線アンテナだけなのですが、北の車両ほど取付パーツが多く、キハ120に至っては、信号炎管、ホイッスル、列車無線アンテナ、衛星アンテナ及び防護板と5つものパーツを前後の運転台に取り付けることになり、うんざり 大変やりがいがありました。 YOUTUBEで実車の映像をみますと、単行のものは見当たらず2両編成以上のものが多いようです。 開封売りのキハ120を用意しようかとも思いましたが、同じナンバーのものが2両あっても・・・それに、KATOクオリティになれてしまった身としては、鉄コレ動力には不安があります。実車ではキハ110との併結もあるようなので、連結できるようカプラーを工夫してみたいと思います。キハ131+キハ132は、八戸線仕様ですが、キハ130同様に水郡線仕様であったら、3両まとめてNゲージ化したのに、と思います。おって、オープンパッケージで発売されることを期待します。 こんなの知らなかったEV801系、バッテリーの性能上、平坦線で走行距離の長くない路線が最適とのことなので男鹿線で運用。 上野発の急行おがが乗り入れるほかはC11が旧型客車をけん引する路線という昭和のイメージしかなかったので、タイムスリップしたような近代化ぶりです。にほんブログ村...

  • EF55の整備と10-1805 高崎運転所旧型客車7両セット

    EF55と高崎運転所旧型客車を入線整備し、試運転をおこないました。 入線整備にあたっては、EF55の復活当時の様子の掲載された鉄道ファン1986(昭和61)年10月号を参考にしました。 同誌の折込カラーには、同年3月26日に大宮工場で整備終了した写真があります。 同誌掲載の履歴簿によれば、同年6月24日に車籍復活、同年7月7日には、営業運転に必要な検査が終了し、同月25日、高崎水上間で営業運転を開始したとのことです。 このときの営業運転は、よみがえるEF55(GOGO)と題して、25日から27日および8月1日から3日にかけて行われ、今回のEF55と旧型客車はこのときの姿をプロトタイプとしたようです。 同誌に掲載された写真を見ますと、列車無線アンテナも信号炎管も未整備(表紙をみても判ります。)。EF55は、1958(昭和33)年に廃車になっていて、当時は信号炎管はありませんでしたので、整備にあたって取り付けないということも判るのですが、本線で営業運転する際にも取り付けなかったのはちょっとした驚きです。 ということで、ユーザー取付パーツやヘッドマークは使用せず、後位側カプラーをCSナックルに交換するだけにしました。 高崎線120周年号運転の際には、信号炎管も列車無線アンテナも取り付けられており、さらには、機関助手側の窓の上に棒状の無線アンテナらしきものが取り付けられていたようです。  つづいて、10-1805 高崎運転所 旧型客車7両セットについて よみがえるEF55運転当時の綺麗に整備された状態をモデル化しています。 車体色は、つやのあるぶどう色。とてもきれいです。ただ、窓ガラスパーツと一体の窓枠の色調が車体よりも薄く、ちょっと惜しい。 両端のスハフの車掌室側とスエ78の両側がアーノルトカプラー、そのほかはKATOカプラーBタイプジャンパケーブル付きです。写真は、すでにナックルカプラーに交換してあります。 付属するパーツは、かもめナックルカプラー4個、客車にセットする「GOGOTRAIN」テールマーク、スエ78のふさぎ板を取り外す場合に取り付ける貫通ホロそして後部標識円板。 セットの目玉はスエ78。 スエ78についても、上記鉄道ファンに説明があり、もとは2等食堂合造車のスロシ38000として1935(昭和10)...

  • KATO2024年1,2月発売の製品

    今月は早くも1日に発売製品の発表がありました。 2024年1月発売の新製品は、先月EF81とED76が発表されていましたが、追加でN700系新幹線が発表されています。N700系2000番台 東海道新幹線は疎くてよくわかりませんので、KATOさんの説明を引用させていただきます。「N700系2000番台は、N700系に後発のN700A新幹線の機能の一部を反映する改造を施し改番する形で登場した形式で、現在も活躍を続けています。側面のロゴマークは「N700」の横に小さめの「A」の文字が追加されたロゴに変更され、ファンの間からは「スモールA」などと呼ばれ親しまれています。東海道・山陽新幹線の「のぞみ」「ひかり」「こだま」として運行されています。」だそうです。 モデルの特長は、●編成の車番はJR東海所属のX65編成で製品化●「A」の文字が追加された車体側面のロゴマーク、2000番台に改番された車番や記号をXに改められた編成番号を再現●エアロ・ダブルウイング形の先頭部を的確に再現●特徴的な車体間の全周ホロを再現●屋根上の号車番号表記や赤い車端部警戒色を再現●ホワイトの車体にブルーのラインを配した爽やかな車体塗色を美しく表現●曲線通過時に実車同様に車体を傾斜させる「車体傾斜システム」を装備●スロットレスモーターの採用で、スムースかつ静粛な走行性を実現●ヘッドライト/テールライト点灯。実車同様に側面からも光が見える点灯状態を再現●側面行先表示「のぞみ 3 博多」印刷済 N700系「のぞみ」「N700系は700系をベースに速達性、快適性、環境性能、省エネルギー化などあらゆる面を進化させた次世代のハイテク新幹線として2007年にデビューしました。現在は、N700A新幹線に準じた更新工事を受け、N700系2000番台と改番されて活躍を続けています。従来の4両基本セットと4両増結セットを一つの8両基本セットと改めたセット構成にした再生産製品です。『10-549 N700系新幹線「のぞみ」 8両増結セット』と組み合わせると16両フル編成をお楽しみいただけます。」とのこと。 4両基本セットと4両増結セットを8両セットにしたから新製品扱いになっているようです。 レーティシュ鉄道の製品は、一昨年7月のコンテナ列車以来ですが、今回はアレグラ+ベルニナ急行の再生産とオープン...

  • KATO 3095 EF55高崎運転所 入線

    何年かぶりに予約していたEF55。発売当日なのに店頭には5本並ぶのみ。バックヤードにはあるのかもしれませんが、予約しといてよかった。 ケースは、「KATO」のロゴが透明の新タイプ。前のケースに比べて上蓋とケースの隙間が狭くて開けにくい感じがしました。私のだけでしょうか。 ケースをあけると、透明シートが車体を保護。その下に、車体をパツキンで、足回りを固定具で保護されたEF55が収納されています。 デッキのてすりやパンタグラフなど繊細なパーツがありますので、安易に取り出そうとすると想定外の事態が起きないとも限りません。デッキ寄りの固定具を引っ張り上げると安全に取り出せました。 付属品は、後位側用のナックルカプラー 形状はCSナックルヘッドマーク 高崎線開業120周年、奥利根、ありがとうEF55、さよならEF55の4種類ヘッドマークステイ 胴受けと一体になっています。重連用カプラー重連用ナックルカプラー SLのモデルについているようなナックル固定のものです。信号炎管と列車無線アンテナは、ユーザーが穴を開けて取り付ける上級者向けパーツ  実車をマジマジと見たことはありませんが、いい感じのフォルム。 ぶどう色2号の車体は適度なつやがあって好印象。飾り帯もシャープで綺麗です。 ナンバープレートはEF551が取り付け済みでメーカーズプレートは印刷済みです。 パンタグラフは銀色。屋根上と屋上機器は大宮工場標準の黒塗装が施されています。 前位側の砲弾型ライトは形状の破綻もなく点灯。 後位側のLP42(でしょうか)は、導光材のカバーがちょっと気になる程度で、こちらも点灯。 前位側に取り付けられた手すりは、細くできていて形態に破綻がありません。 前位側のカプラーは自連のダミーがデフォルトですが、上記のとおり重連カプラーが付属。ヘッドマークを取り付けるときは、胴受けのみのパーツを、胴受けとヘッドマークステーが合体したパーツに交換します。 先台車には排障器が表現されています。スポーク車輪は綺麗に抜けています。 後位側のデッキ手すりはやや太い感じ(私の主観です)。 デッキの下がスケスケです。カプラーが台車マウントのために台枠が省略されているためです。C11やC12の後部カプラーのときも感じたのですが、...

  • KATOクオリティとその隙間7 レジェンドコレクションの隙間

    レジェンドコレクション:日本の鉄道史上に燦然と輝く「名車」 優秀な、有名な、あるいは人気の高い車両や列車、画期的な技術を誇った形式などを、Nゲージの世界に永遠に残していくために、KATO Nゲージ40周年を記念してスタートしたシリーズ。 KATOクオリティを備えることはもちろんとして、金文字のソフトケースと特別な外箱。これまでNo.9までシリーズ化されています。 その第1弾は、「101系」 鉄道技術および車体デザインの両面で革新を拓いた、国鉄新性能電車のパイオニアです。レジェンドコレクションでは、昭和40~50年代に全盛期を迎えた中央線快速/特別快速で活躍していたころの101系をプロトタイプに、10両フル編成で再現(以上、外箱の記載から)。発売は、2005(平成17)年末のことでした。 101系以降のラインナップと外箱に記された名車としてのキャッチフレーズは、 No2 151系「こだま・つばめ」 国鉄電車特急の礎「こだま形」 No3 近鉄10100系ビスタカー 黎明期のデラックス名阪特急 No4 キハ81系「はつかり」 全国特急網拡大の立役者 ・・・むしろ、キハ82系ではないか? No5 381系「しなの」 曲線区間高速化の切り札 No6 581系寝台特急「月光」 世界初の寝台特急電車 No7 小田急ロマンスカー・NSE(3100) ・・・キャッチフレーズは記載されていませんが、小田急ロマンスカースタイルを確立した系列ではあります。 No8 711系0番台 国鉄初の北海道向け交流専用電車 No9 東京急行電鉄7000系 日本初のオールステンレスカー 東急7000系が発売されたのは2017(平成29)年夏。それ以降、新製品が出てきません。711系、東急7000系の売れ行きが芳しくなかったのでしょうか。 そういえば、NSEまではなにかしらの派生製品が登場しましたが、そういう名車でないと製品化できないのかも。 とはいえ、名車はまだまだあります。私なりにレジェンドコレクション候補として推すのは、 80系電車0番台 長距離列車=客車の常識を打ち破って、長距離電車時代の礎になりました。 そればかりか、その湘南顔は、EF58新車体やDD50、キハ44000系(キハユニ15,16)に引き継がれたばかりか、東急50...

  • KATOクオリティとその隙間6

    KATOクオリティにて素晴らしい製品は多々あり、その素晴らしさゆえにマイナーチェンジした派生製品も人気があるところです。 例えば、レジェンドコレクション151系から派生した181系「とき・あずさ」「あさま」。 しかしながら、派生するバージョンがありながら、放置されている者もちらほら。 その筆頭にあげたいのは、111系湘南色の塗装違いの横須賀色。 1980(昭和55)年まで、東海道線と横須賀線は、東京・大船間で同じ線路を走っておりました。東京駅では横須賀線の電車の横に東海道線の普通電車や伊豆、静岡方面の急行列車、夕刻ともなれば、さくら、はやぶさとブルートレインが発車していきます。 そんな情景に不可欠な横須賀色。 もっとも、最重要路線である東京口には、地方路線の電車化名目で製造された新車が配属されて、当該地方路線にはお古が回されることの繰り返しで、1972(昭和47)年ころには、 先日新発売となった113系1000番台(グリーン車は普通のサロ)が席巻する状況でしたが、それ以前は、111系、113系が、ブルートレインや153系急行と肩を並べていたのでした。 115系は、横須賀色から発売になって、いまだに湘南色0番台は発売されていない状況なのに、111系横須賀色が製品化されないのは、上記の事情であっという間に消えてしまい、地方に転属した111系は湘南色に化粧直しされてしまったからでしょうか。 いずれにせよ、KATOさんの気が変わればあっという間に製品化できる111系横須賀色は、もっとも埋めやすいKATOクオリティの隙間かと思います。 にほんブログ村...

  • KATOクオリティとその隙間5

    TOMIXさんが、キハ10系からキハ45系を発売した2005年から2013年の間、KATOさんはキハ35系を発売して一矢報いたものの、一般形気動車は席巻されてしまいました。 KATOさんは、創世期にキハ20系を、1991年にキハ40系を、1998年にはキハ52を発売、90年代のTOMIXさんは、特急形気動車とキハ58系、金属ボディのキハ35系くらいしか製品化しておらず、KATOさんが一歩リードしていたにもかかわらず、2000年代中盤から怒涛の発売ラッシュで一気に逆転された格好です。 KATOクオリティの大きすぎる隙間です。 そのため、先日発売されたキユニ28も、 併結先を広げるためにTNカプラーに交換する始末。 しかし、KATOクオリティからしますと、TOMIXさんの走りには改善の余地を感じざるを得ません。 買ってきたばかりなのに洗浄すると改善するモーター、洗浄しても不調なモーターなど論外。また、動力伝達機構にも問題があるそうで、フラット音を出しながら走る車両もあります。 車体はよくできているので、これでスロットレスモーターの低速制御ができたら、どんなに素晴らしいかと・・・・・ そこで、今、目論んでいるのが、動力のみKATO製にコンバートできないか、ということ。 一般形気動車の床下なんてみな同じ、ではないでしょうが、同じエンジンを使っているのでそれほど違わないはず。とすれば、キハ35やキハ30の動力ユニットを細工すれば、コンバートできるのでは? とりあえず、KATOの動力ユニットをTOMIXのボディに合わせてみました。ライトユニットが干渉してそのまま取り付けることはできませんが、床板の大きさはぴったり。ちょっとの工夫でコンバートは可能なようです。もっともキハ35系からキハ35系にコンバートする意味は皆無ですが・・・・ ちなみに、TOMIXのキハ30の床板を組みつけようとしたら、変に力がかかって、カプラーがバラバラになりました。 いくら形態がよくても・・・・・KATOクオリティにはない不具合。にほんブログ村...

  • KATOクオリティとその隙間4

    2007年のC62ファインスケールは成功して現在に連なるわけですが、2010年のD51に使用されたコアレスモーターもすごかった。 SLの走りは、非力な蒸気動力でじんわりと動き出し、ゆっくり加速し、貨物列車であれば50キロ前後で定速運転するものであって、以前のモーターでその走りを実現するには無理がありました。D51の低速運転を初めて見た時の驚きは今でも忘れません。低速にして安定した走りはまさにSL。 北海道の勾配路線を山の上から撮影していると、列車が見え始めてから見えなくなるまで30分くらいかかったという話を聞いたことがあります。重量貨物列車が坂を登るとき、時速10キロ程度がせいぜいだったのでしょう。 この低速運転で満足すべきなのでしょうが、低速運転が効くとなると、こんどはじんわりとした発進、ゆっくりとした加速を見たくなります。さすがのコアレスモーターでも、これはなかなか難しく、パワーユニットのレバーを回して動き出したと思ったら、あっという間に最高速度になってしまう。ほんのわずかなレバーの操作でゆっくり加速させるのは大変でした。 そんな中、昨年スロットレスモーターが発表され、電車から搭載が始まりました。 コアレスモーターがスロットレスになるのか、門外漢の私にはさっぱりですが、あの低速域の操作性がSLでも実現すれば言うことありません。技術的に可能なのであれば、ぜひ実現を! さて、現在のところコアレスモーター仕様がSLのKATOクオリティだと思います。 その隙間といっても、製品化されていない形式が多すぎるので、まずはリニューアルされていないものをとりあげると、9600,C55とC58の3種。 9600は、2002(平成14)年の発売でファインスケールになる直前の設計。ディティールは素晴らしいので、1/150でないのが本当に残念。 現在、ホビセンでは、パーツが底をついて修理ができない状態とのこと。再生産せずに、ディティールはそのままにファインスケールにしていただきたいところです。  C55は標準デフと門デフの製品が出てましたが動きなし。その間にTOMIXさんが北海道形を製品化してしまいました。 C58は全国津々浦々の亜幹線で大活躍した機関車。 国鉄時代、有名な列車の先頭に立ったということはないけれども、DE10のように地味に黙々...

  • KATOクオリティとその隙間3

    前々回は、KATOさんが最初に手掛けた電車である103系がリニューアルされない隙間を、前回は隙間が大きすぎてリニューアルがこわいEF58を書きましたが、今回は、スルーされてしまって製品化されていない隙間、169系です。(1980年代にタイプが製品化されたような気もします) 169系を3回目の隙間として取り上げるのは、KATOさんがEF63を製品化しているから。 1次形は2006(平成18)年に、2次形は2008(平成20)年に製品化。 それにあわせて、2006年には特急色の489系が、2008年には特急色の189系が製品化され、2014(平成26)年には181系あさまも製品化されており、いずれも、上野方のカプラーは活きていて横軽でのEF63を併結できる姿を再現しています。 上記のとおりKATOさんの横軽ラインナップは、旧客の妙高こそあるものの特急のみ。80系とかこれを置き換えた115系は横軽を意識していない製品ですし、169系は音沙汰無し。 いまでこそ急行列車は壊滅状態ですが、国鉄時代、特にビュフェ車を組み込んでいる時代は、特急と同じような本数の急行が走っており、169系は、上野から信越線方面の急行として、長野行きの信州、妙高高原・直江津行きの妙高、湯田中行きの志賀に運用され、特急を補完して活躍していました。 編成はグリーン車2両、ビュフェ車1両を組み込んだ堂々の12両編成で、横軽対策のためクモハが上野方を向く特別編成でもありました。 165系は、アルプス編成、佐渡編成がありますが、これらで代用できるかというと、アルプス編成のモハは低屋根ですがモハ168は普通屋根なので不可、佐渡編成のモハのベンチレータは1列ですがモハ168は2列ですので不可。佐渡編成を買って、モハのベンチレータを改造、先頭車のタイフォンをシャッター付に変更、サハシはアルプスセットの50番台、最後にナンバーを直せば169系にはなるものの、ユーザーが逐一交錯していくのは大変なのに対し、これだけで169系になるのであれば、堂々たる編成だけに隙間を埋めてほしい。 そう思うのは私だけでしょうか。 最後に佐渡編成を利用して169系の発売を夢想してみました。ちなみにEF63の両頭連結器の密連側はフック付、165系はフックなしなので連結はできません。 にほんブログ村...

  • KATOクオリティとその隙間2

    KATOクオリティの一つであるファインスケール。1/150ぴったりに設計された車体。 以前のKATOさんは、機関車は少し大きめに作ったほうが編成にしたときにかっこいいというポリシーから、若干のオーパースケールで設計されていました。小型で強力なモーターが作れなかったこともその一因のようです。 ただよく見ると、機関車の肩の部分と客車の雨樋がそろわなかったり、客車のベンチレータよりもSLのキャブの方が背が高かったりと、気づいてしまうと悩ましいポリシーでした。 TOMIXさんには、そのような思想はなかったようで、モーターの都合などでオーバースケールになったり、形態を崩してしまう例はあっても、基本的にファインスケールで設計されていたように思います。 2007年末、C62がファインスケールでリニューアルされ、2010年以降、EF15、D51、EF57など続々とファインスケールでリニューアルされていきました。 そんな中、少し大きめで残っているのがEF58です。 EF58が最初に発売されたのは1979(昭和54)年。当然少し大きめに設計されました。 KATO製品だけですと判りませんが、TOMIXさんのゴハチ(手前)と並べますと差は歴然です。 当時、実車のゴハチは新旧交代で数を減らしているころで、とても人気がありました。そのため、青15号にクリーム4号の前面警戒色を配した当時の姿(306-3)をはじめとして、1964(昭和39)年までの標準色であったぶどう色2号(306-1)、つばめ・はと牽引機の青大将色(306-2)、ブルトレ牽引の特急色(306-4)が製品化され、いよいよ全廃が迫る1985(昭和60)年になるとひさし付きぶどう色(3006-5)と青15号(3006-6)、大窓のぶどう色2号(3006-7)と青15号(3006-8)そしてお召機(3006-9)まで発売されました。 KATOのEF58はしばらく市場から姿を消していましたが、1995(平成7)年、フライホイールを組み込むリニューアルが行われ、大窓青(3020-1)、上越形青(3020-2)、大窓ぶどう色(3020-3)、大窓ぶどう色(3020-4)、小窓特急色(3020-7)が発売されました。 フライホイールを積んだゴハチはバリエーションを増やし、2001(平成13)年にはお召...

  • KATOクオリティとその隙間1

    安定した走行、1/150のファインスケール、的確に再現された塗装、メンテナンス容易な動力機構。 これをKATOクオリティと呼ぶならば、KATOさんの向上心と試行錯誤の連続によって達成されたものであることは、50周年記念誌に詳しく述べられているところです。 安定した走行は、EF81に始まるフライホイールの採用、エクスプレス185に始まるサスペンション機構があげられていますが、記念誌以降では、昨年のスロットレスモーターの採用により、安定した走行がより一層向上し、特に実感的な低速域には目をみはるものがありました。 ファインスケールは、ユーザーとしては当然の期待ですが、これを実現するには金型、成型技術の向上、特にSLではコアレスモーターによる小型化が必要だつたとのこと。 的確に再現された塗装は、サフィール踊り子の見る角度によって深みの変わるブルーが最たるものだと思います。 これらのKATOクオリティは、新規製作される形式はもちろん、リニューアル製品の形式にも及んでいますが、どういうわけか、製品化されなかったり、むかしのままの製品というものもあります。 そういう製品、言わばKATOクオリティの隙間にはどういうものがあるでしょうか。・・・・・・なんかマウントをとった言い方ですが、早い話が個人的製品化希望でもあります。  さてその第一段は、103系低窓非冷房ないし冷房改造車 黎明期の1966(昭和41)年に製品化されています。 上記記念誌によると、発売当初は試行錯誤もあったようですが、私がNゲージに出会った1971(昭和46)年にはほぼ現在の外観になっていたと思います。動力機構はその後更新されましたが。 ヘッドライトはシルバー塗装だし、アルミサッシは車体色だし、窓ガラスは引っ込んでしまっているし、スムーズな走行ではなかったですが、当時のHOゲージも豆球そのままのライトレンズ、似ても似つかないベーカー型カプラー、車内の表現なしというゆるい製品でしたから、十分満足な103系でした。 この製品の素晴らしいのは、基本的な寸法に破綻がないこと。 本気で手を加える気概と時間と金があるなら、上記の難点を克服して現代のレベルに加工することができるということです。 それはさておき、KATOさん初めての日本型電車であるにもかかわらず、リニューアルさ...

  • 鉄道コレクション 身延線セットC・D

    鉄道コレクションから、身延線 クモハ14+クハ47 2両編成の2タイプが発表になりました。 KATOさんが飯田線シリーズを展開するまで、精力的に旧型国電を発売していた鉄道コレクション。 正規のNゲージ製品の飯田線シリーズに押されてか、製品化が年に1回程度に落ち込んでいましたが、KATOさんの打ち止めが関係あるのかないのか、旧型国電の発表になりました。 時期的には1960年代後半の17m級電動車が現役の時代。181系特急あずさが走り始めたり、急行用電車の冷房化がはじまったころです。 私が興味ある時代より少し前。 サハ改造のクハ47には興味があるものの、クモハ14は全体が低屋根の身延線特別仕様で横須賀線時代に転用もできません。 クモハ14は、第4弾の富士急行仕様のものが既に製品化されていて、初期の製品だけに出来は今一つ。これをベースに低屋根仕様にするだけなら、ちょっとひいてしまいます。 しかも2両で5,060円のお値段では、すんなり入線とはなりません。 Cセットは前面窓が木枠、DセットはHゴム仕様。パンフレットでみるかぎり、違いはその程度か?試作品の発表を待ちましょう。  以前のように、20m級旧型国電をドシドシ発売してくれることを期待します。 にほんブログ村...

  • KATO 2023年12月、2024年1月の新製品

    2023年12月および2024年1月の新製品が発表されました。 新規新製品はありません。これだけ充実してくると、新規新発売時に買いそびれた方々の需要もばかにならないでしょうし、金型に対する投資を回収する必要もあるでしょうから、やむをえないと思います。 マイナーチェンジ路線で行くなら、既発売のSLのバリエーション展開、ホビセン京都店が特製品として発売しているものを通常商品として発売してもよろしいのでは? 111系0番台横須賀色とか、169系は需要があると思いますが、なかなか製品になりません。  それでは、12月新製品から E257系5000番台と5500番台 既発売のE257系のバリエーション展開。クリスマス商戦にあわせてサプライズの新製品が発表されてきましたが、コロナ以降、そういう傾向がなくなったように思います。 ホームページで製品概要をみますと、5000番台●大宮総合車両センター東大宮センター所属OM-92編成を製品化●側面の濃淡の緑帯で表現されるデザインを再現●機器更新が行われた床下機器、LED化されたライト類、先頭部のスノープロウ、荷物室設置に伴い一部窓が埋められた外観を的確に再現●車体と段差の少ない側面ガラスの形状をリアルに再現●中間連結部はボディマウント密連カプラー(フックなし)を採用。先頭部用に電連(1段)が付属●定評ある動力ユニット(フライホイールなし)採用で安定した走行が可能。トラクションタイヤあり●ヘッドライト/テールライト、前面ヘッドマーク点灯●交換可能な前面ヘッドマークは「踊り子」を取付済。「あずさ」「新宿さざなみ」「特急」ヘッドマークを収録●行先表示シール付属●付属品・・・屋根機器×1、電連×1、ヘッドマーク大小「あずさ」「新宿さざなみ」「特急」、行先表示シール×15500番台●大宮総合車両センター東大宮センター所属OM-53編成を製品化●側面の濃淡の緑帯で表現されるデザインを再現●機器更新が行われた床下機器、LED化されたライト類、先頭部のスノープロウ、荷物室設置に伴い一部窓が埋められた外観を的確に再現●車体と段差の少ない側面ガラスの形状をリアルに再現●中間連結部はボディマウント密連カプラー(フックなし)を採用。先頭部用に電連(1段)が付属●定評ある動力ユニット(フライホイールなし)採用で、安定した走行が可能。ト...

  • KATO 10-1632,1633 455系急行まつしま・ばんだい入線しました。

    きっちり製作され、綺麗に塗り分けられた素晴らしい出来栄えです。 墨入れやウエザリングはともかくとして、色差しをする余地はほとんどありません。 検電アンテナも繊細。それだけに、ケースからの出し入れに細心の注意が必要です。私はクモハを出す際にひっかけてしまいました。ASSYパーツは買っておいた方がよさそうです。20個入りで550円。いくら何でも20回も壊さないでしょ。5個入りで150円くらいにしてほしかった。 色差しするとすれば、高圧機器をシルバーにするくらいでしょうか。 キノコ型クーラーと調理室の窓割が特徴のサハシ。長距離急行には欠かせない存在でした。 まつしま編成にも、ばんだい編成にも、M車がはいります。ただし、ばんだいのM車はトランクションタイヤなし。 1編成2Mは走りがギクシャクして気分が悪いので、これまでは付属編成のM車の下回りをトレーラーのASSYパーツに交換していました。今回もその予定にしていましたが、試運転してみたら全くギクシャクしません。たまたま同調するモーターだったのか、スロットレスモーターの威力なのか、そのあたりは不明ですが、この走りなら不満はありません。 が、せっかくのスロットレスモーターなので、やはりASSYパーツに交換してモーターは他編成にまわそうと思います。 ただひとつ残念なのが、サロ455の回送運転台側。仙台のサロの妻面にクリーム色はまわりません。この部分は旧製品が正解。KATOさんにはせっかく手間をかけていただいたのに、エラーです。そのうち、赤13号で塗りつぶそうと思います。 行先シールは、東北急行が網羅されています。 まつしま、ばんだい、いわて、ざおうは当然として、朝夕のみのあづま、仙台発のくりこま、仙山、さらには白河発の上りのなすの、水戸線経由のつくばね、果ては新幹線リレー号まで完備。 まつしま、ばんだい、いわて、ざおうあたりが穏当なところでしょうか。私は、タイトル通り、まつしま、ばんだい。 まだ会津にC11が走っていたころ、夜行のばんだいに乗って、日中線に乗りに行ったことがありました。 機関区ではC11、DD51、キハ23などがたむろしていました。 にほんブログ村...

  • 張上屋根のオハ35

    グリーンマックスのオハ35キットを組み立てた張上屋根車 妻板のキャンバス押さえを削り取って隙間を埋め、デッキと屋根の一部を車体色に塗装しただけですが、全く違う車両になってくれますので、製作パフォーマンスの高い題材です。 完成品を切ったり削ったりするには覚悟が要りますが、板状キットですと気楽に手をつけられます。 もっとも製作は、まだKATOがオハ35系を製品化していない1993(平成5)年。TOMIXの完成品はあったものの、窓ガラスと屋根が一体で分解が困難な製品でしたから、板状キットを使わざるを得なかったものです。 組み立て時は、腰高感を軽減させようと車体内部の床板止めを作り直してますが見た目、腰高です。 KATOのオハフ33と並べてみました。 台車がオーバースケール? やはりでかく作っているようです。 ということで、KATOのねじ止め台車に交換します。 センターピン取付穴に直径3.2mmのプラパイプを取り付け、KATOのTR23に交換完了です。よく見ると、センターピンの位置が車端に寄っていて、その分カプラーが飛び出しています。またひとつ課題が・・・  さて、当車のナンバーは、オハ35 2071となっていました。このタイプの張上屋根車(雨樋、ウインドヘッダー、ウインドシルの揃っている張上屋根車)が71~141なのでそのトップナンバーということで71を選んだのだと思いますが、鉄ピクの特集で最終配置を見たら、なんと戦災で1947(昭和22)年に廃車になってました。当然電気暖房改造などされているはずもなく。 というわけでナンバーを変更しますが、当初張上屋根でも後に普通屋根に更新改造されたものが多数と何かで読んだことがあります。 画像をググってもこれというものが出てきませんので、とりあえず、TOMIXのインレタにあった福知山の105にしました。  ここで問題勃発。インレタをはがそうとしましたら、塗膜まで剥がれました。 30年前に車番インレタを貼ったときは何の問題もなかったのですが、塗膜の経年劣化でしょうか。 とりあえず、タッチアップしておきましたが、こうなったら、センターピン位置を修正し全塗装という、最初から作るより面倒くさい結末となってしまいました。    にほんブログ村...

  • キハ58系 急行さんべ2,1号

    50年前の山陰旅行の最終日、長門市から出雲市まで乗ったキハ58系急行さんべ。 熊本と鳥取の間を12時間かけて走る長距離急行。 しかも、下関・長門市間はグリーン車組込の基本編成が山陽・美祢線経由、付属編成が山陰線経由で、一度分割された列車がまた併合されるという珍しい運用でした。 長門市のホームは乗客でいっぱい。まずは美祢線経由の基本編成が到着して乗客が殺到。付属編成も満員で、座れるどころか客室にも入れず、出雲市までデッキで立ちんぼでした。 模型は、オークションで揃えたKATO初代キハ58系 屋根は、タミヤのスカイグレー(XF19)を吹いて、屋上機器はねずみ色1号。フラットブラックで軽く排気煙を表現し、海岸線を走るDCのきれいな屋根にしてみました。 山岳路線のアルプス編成はばい煙だらけ。同じ系列とは思えません。 運用路線の違いによる屋根上の汚れの違いを表現するのがディーゼルカーの醍醐味かも。 サボは自作。 愛称名はなんとか読めますが、行先札の熊本↔鳥取はつぶれてしまっています。 タブレット保護柵はTAVASAのPN-601  JRになるとタブレットが使用されなくなり、保護柵も取り外されましたが、国鉄自体のキハ58系には必須のアイテム ただ、プラスティックで表現すると太くなって見苦しい。 最新の急行土佐セットでも省略されています。にほんブログ村...

  • 高崎線6キロポスト付近

    キハ58の画像を探しておりましたら、鉄道ホビダスのページに至り、高崎線のページを眺めておりましたら、1965(昭和40)年にEF58を撮影した写真がありました。 権利侵害になりますので画像は貼り付けられません。上記リンクを開いてスクロールしますと、上越仕様のゴハチという表題の写真があります。ぶどう色2号の上越形ゴハチが旧型客車をけん引しており、片隅に6キロポストが写っています。ぜひご覧ください。 画像がないままでは、これからの話が浮いてしまうので、画像に似せて模型を撮影しました。  画像の風景は農業地帯ですが、58年経過した現在はどうなってるでしょう。 交通量の少ない日曜の朝、現場に行ってきました。 まずは、大宮寄りの踏切から撮影 夏草が繁茂していますが、矢印の先が6キロポスト 線路の両側に建物が並んでいて当時とは全く異なる風景。 上空のクレーンは、1キロほど先にある巨大倉庫建築現場のものです。 私は、1968(昭和43)年に上尾市に転居し、ゴハチの写真の3年後から高崎線を利用していましたし、当時の高崎線は本数が少なくて、乗り遅れたらこの場所の100mほど東側にある旧中山道を通うバスを利用していました。 その3年前に、ここまで田園風景だったとは驚きです。 ゴハチの写真は、下り線側の犬走を歩いて行って撮影したもののようですが、現在ではそんなことは到底できませんので、上り線側の市道をたどってみます。少し近づいてみました。矢印のところにキロポストがあります。下り線側はずっと建物敷地となっていて、線路に近づけません。 キロポストの傾き具合は、昭和40年当時と同じようです。ゴハチがこのあたりにきたときにシャッターを切ったんでしょう。 当時としては、なんの変哲もない普通列車ですが、今となっては大変貴重。 撮り鉄さんが集まる中、カシオペアを線路際で撮影して緊急停止させるより、今、あたりまえに走っている列車を安全に写す方が、よほど貴重な写真になると思います。   にほんブログ村...

  • KATO 2023年11月、12月の新製品

    11月、12月の新製品が発表になりました。 11月の新製品はJR西日本の283系オーシャンアロー 古くはマイクロさんが製品化しておりますが、いよいよKATOさんも製品化。 KATOさんならではの振り子機能を装備。しかし、実車は振り子機能を停止しているとのこと。 振り子停止は他系列との性能を合わせるためだそうですが、風光明媚な紀勢線は、ゆっくり走って車窓を楽しむのも十分ありでは。ビジネス客は早く着きたいでしょうが、観光客も速達することが良いのか疑問です。 ちなみにこのことを強く感じるのが上越国境。高崎長岡間は風光明媚な沿線美が連続するのに、上越新幹線はほとんどトンネル。仕事のとき、速達はありがたいですが、観光の際には在来線で景色を楽しみたい。特急を走らせる必要はないですが、水上乗り換えが解消したら、もっと楽しい旅行になるとおもうのです。 大きく脱線しましたが、現在の振り子機能なしの姿を再現するとすればマイクロ製でしょうか? いずれにしても、完全新規新製品ですので、出来栄えが楽しみです。  スロットレスモーター搭載による新製品扱いの再生産は、EF65 2000番台と阪急9300系 KATOのモーターは詳しくないのですが、EF56のスロットレスモーターは、そのほかの電気機関車にも載せられる?EF65も同じモーター? あのじわっと動き出す低速性能は、貨物列車をけん引する電気機関車にこそほしいものです。 モーターの分売が楽しみです。  12月には、国府津車両センターのE231系更新車を新製品として発売 床下の制御機器、グリーン車のヨーダンパ撤去後の姿。このあたりはASSYパーツで現行仕様にアップデートできるものの、ベビーカーマーク印刷は新製品のみ。もっともE231系は毎日のように乗ってますが、そんなマークあったか?その程度の違いなので、旧製品にASSY対応でも十分かも。 しかも、従来製品との連結を考慮してスロットレスモーターは搭載しないとのことです。  さて来月は12月の新規新製品が発表されるか? 日本型SLはハチロクから新製品がありません。TOMIXとの競作でC58の現役時代とかあるとうれしいところです。 にほんブログ村...

  • KATO 6168 キユニ28首都圏色 入線

    新発売となったキユニ28首都圏色、入線しました。 キユニ28は、キロ28のエンジン、台車を再利用し、キハ40系に準じた車体・台枠を新造した郵便荷物合造車。所属は水ミト 水郡線で活躍していたころをモデル化。 水戸にキユニ28が配置されて、キハユニ15、キハユニ26が淘汰されたようです。しかし、キユニ28自体、10年も経たずに廃車になっているので、製造する意味があったのか。キハユニを延命すれば足りたのではと思われます。 車番は、キユニ28 13 土佐セットと同時発売なら、四カマの車番にすればよいのにと思うのは私だけでしょうか。しかも、こちらのホームページによれば、10~12は水戸→高松に転属した車両なのに、よりによって美濃太田に転属した13を選択。狙いは何?と疑問ばかりが残る選定です。 一般形ディーゼルカーといえばTOMIXさんの天下。KATOさんの製品に併結相手はいません。そこで問題なのが連結器。TNカプラーは取り付けられるか。 KATOさんもそのあたりは重々承知のようで、もちろんTNカプラーをそのまま取り付けられるわけではないけど、KATOのカプラーを外した床面はフラットなので、両面テープでがっちり貼り付けられるようになってました。 非運転台側カプラセットのつめを外せば、簡単に取り外すことができ、フラットな床面が現れます。運転室側も同様で、スノープロウ付きのカプラセットを取り外せば、フラットな床面です。 郵便荷物車は、通常、編成の端に連結されるので、運転台側はそのままとし、非運転台側のみTNカプラーに交換しました。 取り付けるTNカプラーは、他のDCの運転室側の線バネカプラーをスプリングカプラーに交換した余剰品 TOMIXの床板に取りつけるためのフランジ部分を切り取って、両面テープで床板に貼り付けました。 他のKATOのディーゼルカーもこの方法でTNカプラーにしていますが、問題は発生していません。  ところで、KATOの単品ケースですが、「KATO」のロゴが青色塗装から無塗装に、表面凸が裏面凸に代わりました。 しばらく単品を買ってなかったので、今回が初めてなのか、EF66あたりから変更になっていたのか、知りませんが、新鮮な感じです。にほんブログ村...

  • 29-968-8でタキ43000がカッコよくなった

    タキ43000は、1967(昭和42)年から製造されたガソリン運搬用のタンク車。 若番車は誕生から55年を経過している長寿車両。高崎線ではEF15が牽引しておりました。 KATOの製品は1983(昭和58)年に発売。当時の製品は、銀ピカの車輪にアーノルトカプラーが実感を損ねていましたが、KATOカプラーNで連結器が実感的になり、2004(平成16)年ころ再生産された製品は車輪が黒メッキになってどっしり落ち着いた感じになりました。 当鉄道では銀ピカ車輪ばかりで何とかしたいものだとホビーセンターに相談したこともありましたが、黒メッキの貨車用車輪はパーツとして販売していないとのお答え。 ところが、先日、ASSYパーツで29-268-8 貨車用両側ブッシュ車輪黒長という製品を発見。貨車用の黒メッキ車輪が分売されるようになりました。 もっとも、120個入りで税込6,600円というお値段は購入に決断が必要ですが、当鉄道には下回りを引き締めたい貨車がわんさかいますし、交換した銀ピカ車輪は鉄コレに転用できるので、買ってまいりました。 左が交換前の銀ピカ車輪、右が交換後の黒メッキ車輪。肉眼ですと差は歴然です。 全14両、56個の車輪を交換いたしました。 下回りが落ち着くと、車銘板のいびつが気になります。 銀ピカ車輪に嫌気がさして銘板インレタが眠っておりましたので、これを機に張り替えることにしました。 奥が製品に付属するシール、手前がジオマトリックスのインレタです。何よりも真円の銘板になるのがうれしい。 銘板が美しくなるとこんどは連結面間の広さが気になります。KATOカプラーにはしたものの連結面間は広すぎます。 連結面間にはナックルしか見えない状態にしますと間隔は約6mmとなります。このあたりが外観と機能の妥協点だと思っています。 連結面間に見えるのはナックル部分だけになりました。いい感じです。    にほんブログ村...

  • 451・453系急行ときわ入線しました

    クモハ453先頭の11両編成です。 451・453系特有の常磐線無線アンテナ モハ450・モハ452特有の車体ルーバー 455系と並べますと先頭部屋根上の違いが判ります。 tomixさんの公式発売日は明日ですが、フライングではありません。これらはKATO457系の遊休車両に手を加えたもの。  まだ、ときわが現役で上野駅に出入りしていたころから、ときわ編成にしようと思って少しずつ入線させたものの、必要数が揃うとそれだけで満足してしまって放置という、ありがちなパターン。十年近く眠っておりましたが、tomixさんが新製品を出すというので一念発起。ゴールデンウイークがあけてから、暇を見つけてまとめてみました。 手を加えた部分は、1 中間に入る先頭車のカプラー交換 新製品発売で廃車にした165系佐渡の発生品を有効活用。最近では台車と一体のスカートをあごわれというそうですが、中間車になってしまうので気にしません。 2 モハの屋根の交換 これも、ときわにしようと買っておいたもの。このパーツで2列ベンチレータを1列にできます。 クーラー、ベンチレータはねずみ色1号、モハの高圧機器はシルバー、ガイシは白に。 3 モハ山側にシリコン整流器冷却通風口を取り付け。モハ450,452の特徴。 タバサパーツ。買い置きがあったはずなのに行方不明。新たに調達してきました。 FARBEの赤13号で塗ってゴム系接着剤で貼り付けました。 4 先頭車に常磐線アンテナ設置 EF80用を2か所屋根に取り付けて、真鍮線の配管を取り付け 5 先頭車の静電アンテナ取り換え タイフォン付きの455系用を415系用のパーツに交換 6 ヘッドライトレンズ交換 ただの透明パーツをレンズがモールドされた新165系用に。ただし、クモハ165ヘッドレンズ部分のみを使用して、導光はもとの部品を切り詰めて使用。 7 旧製品の運転室窓をHゴム塗装がなされたパーツに交換 ざっとこの程度の軽工作でときわの入線となりました。にほんブログ村...

  • 9月発売のEF56、ED75の価格アップ幅が異なる件

    EF56とED75は、スロットレスモーターに変更されて9月に発売です。   EF56の新発売は、2013(平成25)年の6月で、品番は3070-1、価格は税抜き7,500円でした。 今回のEF56は、品番が3070-2となり、価格は税込み8,910円ということは税抜きで8,100円。600円アップの価格変更となります。 ED751000前期形の新発売は、2014(平成26)年の10月で、品番は3075-1、価格は税抜き6,800円でした。 今回のED75は、品番が3075-4となり、価格は税込み9,020円ということは税抜きで8,200円。1,400円アップの価格変更です。 いずれの製品についても、スロットレスモーターによる価格アップは理解できます。しかしEF56で600円アップ、ED75で1,400円アップとアップ額に幅がある要因は如何に?  例によって、商品の特長をコピペして旧製品と比較してみます。まずは、EF56。● 丸みを帯びた溶接構造の車体が特徴のEF56 1次形。EF57の角ばったスタイルとは対照的な外観を的確に製品化。● 昭和40年代後半から50年代前半、宇都宮機関区に所属し東北本線を中心に活躍した6号機晩年の姿をプロトタイプに製品化。● 選択式ナンバープレートは2・3・6・7。メーカーズプレートは川崎車輌を、ユーザー取り付けパーツとして付属。● 中央に寄ったパンタグラフは、PS14(黒)を搭載。常磐線無線アンテナをユーザー取り付けパーツとして付属。● SG搭載のEF56の特徴である吹き上げ式煙突もきっちり再現。屋根上高圧引込み線、SG安全弁は金属パーツで再現。 黒のPS14というのは、台枠とシューが黒いパーツという意味でしょうか。だとしたら、変更なしです。● 旧形電気機関車独特の重厚な台車を的確に表現。EF57とは異なる内台枠式の先台車も正確に再現。 ポスターには、先輪をスポーク車輪に変更とありますが、・・あれえ・・・特長では触れられていませんねえ。 旧製品は、スポークは表現されていますが、抜けていません。抜けたとしても内側に先台車枠があるので、あんまり目立たないと思われます。● カプラーは、アーノルドカプラー標準装備。交換用にKATOナックルカプラー(CSタイプ)が付属。● おなじみの定評あるフライホイー...

  • KATO211系のリニューアルはどんな感じ

    9月と10月にKATOの211系がリニューアルされることになりましたが、既製品の211系のどこがリニューアルされるのか、確認してみましょう。製品紹介の説明によれば、●10両セット・5両付属編成セットは平成4年(1992)ごろに見られた田町電車区のサロ212(2階建)、サロ211(通常形)で組成されたN4編成・N54編成を製品化●特別企画品は昭和61年(1986)国鉄末期の田町電車区のサロ210・211(通常形)で組成されたN1編成とN51編成を製品化●車端部方向幕横の幕板部のビードとオレンジ帯がなく、列車無線アンテナの円形台座がある形態を再現●屋根上のベンチレーターは別パーツで再現。サロ212のクーラーはAU713採用●ステンレス車特有の質感の違いを再現●ヘッドライト/テールライトはケーシングの大きさが均等のタイプを再現。全先頭車ともヘッドライト/テールライト、前面表示点灯(消灯スイッチ付)●動力車はスロットレスモーター搭載、付属編成は併結運転を考慮してトラクションタイヤを非装備●中間連結部には、ボディマウント式KATOカプラー密連形を標準装備。実感的な連結面とスムーズな走行を実現●先頭連結部はKATOカプラー密連形(フックなし)を採用、電連パーツが付属●前面表示は「普通」取付済。交換用に10両セット・5両付属編成セット(JR仕様)は「快速アクティー」、特別企画品(国鉄仕様)は「東海道線」が付属●DCCフレンドリー●付属品・10両セット・・・消灯スイッチ用ドライバー、電連(1段)×2、胴受・ジャンパ栓×2両分、交換用前面表示×各2、行先表示シール、列車無線アンテナ・5両セット・・・消灯スイッチ用ドライバー、電連(1段)×2、胴受・ジャンパ栓×2両分、交換用前面表示×各2、行先表示シール、列車無線アンテナ・15両セット・・・消灯スイッチ用ドライバー、電連(1段)×4、胴受・ジャンパ栓×4両分、交換用前面表示×各4、15両セット用行き先表示シール、列車無線アンテナとなっています。  まずは、●車端部方向幕横の幕板部のビードとオレンジ帯がない形態を再現とされている点。 上は、1992年購入の10-151 211系6両セットのクハ211-5、下は、2007年購入の10-517 211系2000番台基本セットのクハ211-2015 クハ211-5は、方...

  • KATO 2023年9・10月の製品

    ゴールデンウイークに突入しました。ひょっとしてKATOさんは生産予定を発表している? してました。まずは、9月の製品 E531系が新製品となっていますが、車番を変えてスロットレスモーターに変更した基本編成とホーム検知装置なるものを装備した付属編成とのこと。15両編成で50,000円超えですか。 KATOさんの製品説明を引用しますと、●勝田車両センター所属のK403編成(基本編成)・K457編成(付属編成)を製品化●平成21年(2009)以降に換装された強化形スカートを再現●郡山車両センターへの検査入場車両の特徴である、ライトグレーで塗装された床下機器を再現●付属編成セット(5両)はワンマン対応改造が施工され、先頭車にホーム位置検知装置を取り付けた形態を再現●スロットレスモーターの採用で、さらにスムースかつ静粛な走行性を実現●各先頭車ともヘッド/テールライト点灯。消灯スイッチ付(クハE530-3を除く)●各車とも先頭連結部はボディマウント密連カプラー(フック無)を採用。クハE530-3の先頭部のみダミーカプラー採用●行先表示シールは、上野東京ライン乗り入れに対応した内容に収録。ベビーカーマークは車体に印刷済●パッケージは、基本セット(4両)が増結セットA(4両)のブックケースに収納でき、増結セットB(2両)も付属編成セット(5両)のブックケースに収納可●付属品・・・基本セット(4両)/付属編成セット(5両):屋根機器(列車無線アンテナ・信号炎管)、行先表示シール   その他は主としてスロットレスモーターに変更しての価格変更製品とモーターなしなんだけど価格変更製品  EF56 1次型 8月にEF55が発売するのに先駆けてEF56?実車に関連性はないと思いますが。 先輪をスポーク車輪に変更とのことですが、従来品はスポークじゃなかった?● 丸みを帯びた溶接構造の車体が特徴のEF56 1次形。EF57の角ばったスタイルとは対照的な外観を的確に製品化。● 昭和40年代後半から50年代前半、宇都宮機関区に所属し東北本線を中心に活躍した6号機晩年の姿をプロトタイプに製品化。● 選択式ナンバープレートは2・3・6・7。メーカーズプレートは川崎車輌を、ユーザー取り付けパーツとして付属。● 中央に寄ったパンタグラフは、PS14(黒)を搭載。常磐線無線アンテ...

  • KATO 2023年8月の新製品

    月初めだと思ってKATOのホームページを見ましたら、新製品が発表されておりました。 EF55高崎運転所 高崎運転所旧型客車 ホームページの説明をみますと、「EF55は昭和初期の世界的な流線形ブームの中、EF53のメカニズムを踏襲し昭和11年(1936)に登場しました。前位側は流線形、後位側は客車との編成美や空気抵抗を考慮した切妻形状の外観が特徴の旅客用旧形直流電気機関車で、特急「燕」「富士」などを牽引して活躍しました。3両製造されたうちの1号機は昭和39年(1964)廃車後も準鉄道記念物として保管されていましたが、昭和61年(1986)に車籍を復帰。高崎線・信越本線・上越線などを中心に12系、旧形客車、ジョイフルトレインなどを牽引して多くの人に親しまれました。平成21年(2009)1月に運用を終了し、平成27年(2015)大宮の鉄道博物館で保存展示されています。」とのこと。 模型としての特徴は、 昭和61年の車籍復活後の姿 スピード感あふれる流線形の車体を的確に再現 車体に覆われた先台車を実車同様の外観で再現しつつ、最小通過曲線半径R282の走行を実現 スロットレスモーターの採用で、スムースかつ静粛な走行性を実現 信号炎管、列車無線アンテナはお好みに応じて平成14年(2002)以降の姿も再現可能(要加工:ボディ内側に取付用ガイド凹穴付き) 前位側・後位側ともヘッドライト点灯 前位側はダミーカプラー、後位側はアーノルドカプラー標準装備。 前位側用重連用アーノルドカプラー/ナックルカプラー、後位側用交換用ナックルカプラーを付属 ヘッドマーク付属(前位側用)。「高崎線開業120周年」「奥利根」「ありがとうEF55」「さよならEF55」を付属(前面開口部から差込式) ナンバープレートは「EF55 1」を取付済 付属品:信号炎管、列車無線アンテナ、重連用アーノルドカプラー、重連用ナックルカプラー、交換用ナックルカプラー(後位側用)、ヘッドマーク(4種)だそうです。  戦前のつばめ牽引時は華やかな活躍だったようですが、戦後は、方向転換を必要とする車体形状が災いしてか、高崎線の普通列車に運用されて廃車になったようです。 戦前のつばめ編成の模型は一般的ではなく、入手しやすい客車をお供にするなら、復活時がよろしいのでしょう。 Nゲージ...

  • TOMIX9,10,11月の新製品と鉄コレ32弾

    TOMYTECさんから新製品の発表がありました。 まずは、9,10月のTOMIX新製品気になったのは、205系埼京・川越線 6ドアのサハ204を2両組み込んだ編成。E233系に置き換えられて久しいですが、今になって、しかも6ドア車を含む編成を製品化する意図とは? 205系が現役のころにKATOさんが製品化しているので、目新しいラインナップとも言えませんし。 そのころ学生で買えなかったモデラーが大人になって余裕ができたけれども、市場に製品が少なくニーズがある? そういう目で見ると、TOMIXさんの最近のラインナップも理解可能になってきます。 115系300番台横須賀色 こちらも同じ戦略でしょうか。 中央線から115系が引退する時、TOMIXさんは引退する形態の製品を発売し、KATOさんは国鉄時代の形態で発売しました。 TOMIXさんはKATO製品の完全後追いですが、上記の事情でニーズがあるということか? 24系北斗星 北海道仕様 1998年から2008年ころの仕様で製品化。 経年による仕様の変更を反映した、コアな北斗星ファン向きの製品というところか?  製品が少なかった1990年代には、TOMIXとKATOが同一形式を同時期に競作してましたが、そのころとは異なる競作。 余計なお世話ですが、売れるのでしょうか。  SL銀河のC58とキハ141系 運転終了にあわせて製品化するそう。 先日発売のC55の走りっぷりを見ますと、大いに期待できるC58です。 TOMIXさんのSLは保存蒸気中心で、C61を製品化しても国鉄時代の製品が出てきませんでしたし、C57も現役自体の姿は135号機だけというさみしさ。 C55に続いて是非、国鉄時代の仕様で発売してほしいところです。 さしあたって、晩年を北海道で過ごしたデフにJNRマークのついた33号機はいかがでしょう。  最後に久々の鉄道コレクション 第32弾 現在のJR非電化路線のラインナップだそうです。31弾はパスしましたが、今回はどうしようか。 にほんブログ村...

  • KATO2023年7,8月の新製品

    KATOさんから7,8月の新製品が発表されました。 7月は、岡山地区の115系300番台。西ミツから転属して、中国地域色に塗られた編成と湘南色のままの編成。 ただの塗り替えかと思ったら、ベンチレータ撤去後の姿ということなので、単なる中央線セットの塗り替えではありません。 そして、455系、475系のフルリニューアル7月は、455系、まつしま、ばんだいの13両編成KATOさんの電車は53.10改正後の姿が多かったですが、今回は50.3改正のころの姿。53.10後になるとサハシが抜かれて面白みのない編成になります。また、50.3改正のころであれば、先頭クロのひばりやキハ181系つばさ、EF57との共演もあり、東北本線華やかりし頃の再現ができるというもの。 ちなみに、ポスターのカラー写真は、仙台・郡山間のまつしま単独編成のもの。サハシが2両目なのは、郡山でばんだいを併結すると、真ん中になるから。ビュフェはクハ側になっています。 当鉄道では、昔の457系をまさに「まつしま・ばんだい」編成として入線させており、先日、下回りを更新させたばかりなので、入線となるかは微妙。 8月は、475系、立山・ゆのくに今回は、交流60Hzをあらわす車体下部のラインは入らないようです。しかし、サハ455を新規製作。そそられます。仙台の455系は、まつしま・ばんだいのほかは、いわて、ざおうの上野口と仙台青森間のくりこま、水戸線まわりの上野水戸間急行つくばねを担当していましたが、475系は北陸急行のみならず、九州行きの玄海だったか、仕立てられる列車が多様で楽しい。とはいえ、旧製品が12連で入線しているので、どうしたものか。  しつこくて申し訳ないが169系を製品化してEF63と併結させてください。にほんブログ村...

  • ウクライナのゲパルト

    今年に入って気になる新製品の発売がなく、未整備車両の整備を進めるのも飽きておりました。 そんなとき、模型店で見つけたタミヤのゲパルト。 大戦後の戦車には興味はなかったのですが、ゲパルトはロシアのミサイルからウクライナ国民を守っている車両。 これはウクライナ仕様で作ってやろうと1月末に衝動買い。約1か月楽しませていただき、完成しました。 実車は側面のスカートを外して運用されているようですが、がっちり接着した後に気づきました。まさに後の祭り。 めげずにNATO迷彩に塗装し、ウエザリングを施しました。 ウクライナではロシア製の戦車が使用されているためか、識別のため車両も兵もウクライナ国旗を掲げて戦っているようです。 プラペーパーで国旗を作るとウクライナ国民を守るゲパルトになりました。 標的がミサイルやドローンで、ロシア兵ではないところも、抵抗を感じないモデルでした。 にほんブログ村...

  • TOMIX2010 C55 3次形・北海道仕様

    待ちに待ったC55が入線しました。 北海道のC55を見事にモデル化していると思います。 北海道形なので密閉キャブをモデル化するのは当然なのですが、C55には似合わないと私は感じます。 それから、ゲージの関係でやむをえないのか、スノープロウはもっと鋭角なものがついていたのではないかと。 テストランでの走り出しはやや重。KATOのSLと比べるとですが。 前照灯、テンダーライトいずれも点灯します。ただ、白色がつよくて電球色にはみえませんでした。 ユーザー取付パーツは、ナンバープレート、信号炎管、エアホース、握り棒、ATS車上子。あとはカプラーで、テンダー用と重連用のTNカプラーは当然付属してます。 信号炎管、エアホース、握り棒、ATS車上子は説明書のとおりに、難なく取り付けられました。 カプラーは、ナックルカプラーを取り付けます。 説明書にしたがって、台車とカプラーを外すと、カプラーのお尻がCSナックルにそっくり。説明書のTNカプラー取付の要領で、無加工で取り付けられました。 ナンバーは、43、47、59の3種類。いずれも旭川機関区に配置され、宗谷本線で活躍したカマ。 43号機は、もと流線形の2次形。30号機は流線形のキャブそのままという感じで前方窓部分が後退しておらずモデルとは違うんですが、43号機は一般形のキャブに改造されたみたいです。1970年まで活躍。47号機は廃車の少し前まで、逆円錐型のクルクルパーがついていたよう。1973年廃車。59号機は1968年まで活躍。ググっても画像が出てこないので、モデルの姿なのかは不明です。 最後まで残った50号機のナンバーがないのは、残念なところです。 決め手がないまま、最後まで活躍した47号機としました。 宗谷本線客車セットは見送りですが、C57135、C5547と北海道のカマがそろってきたので、KATOのオハ61を62にしてみようかと目論んでいるところです。  にほんブログ村...

  • TOMIXから赤スカートクハ481

    TOMIXさんの8月の新製品として、赤スカートの485系ひたちが発表されました。 確か、JRになるちょっと前、九州にあった赤スカートクハ481と勝田のクハ481がコンバートされて、上野駅で見られるようになりました。しかし、ひげがすぐに消されてしまって、ポスターの姿になったのでした。 そういう意味では、元祖赤スカートのクハ481は未だ製品化されておりません。雷鳥、しらさぎ、つばめなど、北陸・山陽特急として活躍した車両なので、製品化されて当然かと思うのですが。そういえば、クロハ181も181系がリニューアルされてからは製品になっておりません。山陽特急が人気がないということはないと思うのですが、どうしたことでしょう。 上野にも、1日1往復だったはくたかの運用に赤スカート編成が入ったときには顔を見せていました。クリームスカートばかり見ていた眼にはとてもカッコよく映ったものでした。 ひげがついたら入線させたいと思います。 なお、クリームラインのない赤一色スカートのクハ481はマイクロが発売していたと思いますが、これは初期の塗装ですぐにクリームのラインが入るようになったと思います。 それにしても、TOMIXさんの国鉄車両製品化が目立ちます。今月はC55も発売になりますし。一方KATOさんの国鉄型はご無沙汰なので、TOMIXさんの製品化情報にちょっと目が離せない状況です。  それから南部縦貫の車両が3種。キハ10はパーツの応用と塗装の変更だけでしょうが、ワフ・ワムの有蓋車セットが気になります。 ワムはワム3500の塗り替え品のようですが、ワフは新規製作。ワム3500の一端を車掌室に改造した車両のようです。 ワフ28000のような緩急車を期待していましたが、そのようにはなりませんでした。  にほんブログ村...

  • KATO 2023年6月の新製品

    6月の新製品が発表となりました。 マイクロのポスターかと思いました。キユニ28とはマイナーな形式を。 また標記を変更してキハ28-5200。 台車をキハ82用に変更してキハ57。 これらを含む急行土佐。  TOMIXさんが、165系ゆけむり・草津、453系ときわ、キハ58系ときわ奥久慈と、関東の急行に進出したのに触発されてでしょうか。KATOさんは四国のDC急行に進出 しかし、一般形DCはTOMIXさんの独壇場であるうえに、四国にしかいないキユ25も製品化しているし、今更KATOさんがキユニを発売してもKATOさんのキハ58系としか併結できないし。 当鉄道としては、キユニだけ購入してTNカプラーに交換という信者にあるまじき行動となりそうです。  それよりも、KATOさんはEF63を発売しているのですから、これと併結できる169系を出すのが先では? リニューアル165系を少しいじくれば169系になりますし。 サロ、サハシを組み込んだ往年の急行編成ですし。    にほんブログ村...

  • KATOのゆけむりは12,600円

    TOMIXから165系ゆけむり発売が発表されましたが、地元を走っていた列車ゆえ、当鉄道にはすでにゆけむり・草津が入線しております。 単品の寄せ集めの7両編成×2 単品の価格は、鉄道ファン1981年8月号に ED75との同時発売!とのアナウンスでクモハ・クハ 1,600円モハM付き 3,650円モハMなし 1,350円サロ 1,200円となっていました。これで7両編成を組むと、1,600×4+3,650+1,350+1,200=12,600 このお値段でした。  クーラーとか、運転室窓のHゴムとか、色差し必須の半完成品みたいな製品ですが、20,000円もの差があると、それはそれで存在価値を感じます。 もっとも、KATOの165系自体がリニューアルされていて、中古品を探すしかなくなっていますが、安価に入手出来て、色差しを楽しめると思える方には、存在価値が高まったと言えるのかもしれません。  にほんブログ村...

  • TOMIXから165系ゆけむり・草津

    TOMIXさんは、7月に165系ゆけむり・草津を発売するそうです。非冷房→冷房への改造車・ユニットサッシ窓のグリーン車を新規製作するそうです。そのお値段7両でなんと32,670円! ゆけむり・草津の165系は、新前橋電車区所属。急行軽井沢の運用があるために、通常とは逆向きの編成。 すなわち、上野方からMc-M’-Tc-Mc-M’-Ts-Tcの7両編成 これに対し、新潟運転所の佐渡はTc-M’-Mc-Ts-Ts-Tb-T-・・・という編成 2編成で1列車となり上野を出発、新前橋で(ゴオサントオ当時)、水上行ゆけむり号と万座鹿沢口行草津号に分割されていました。 地元を走っていた列車なので、製品化は好ましいものの、上記のとおり、地味な編成を2つつないだだけで面白みに欠けるので、セット販売の真意を測りかねます。 どちらかというと、これまでの既存のセットに数両加えるとゆけむりになります、みたいな販売の方がよかったのでは?  ユニットサッシ窓のグリーン車は、1980年ころの登場、ゆえにグリーン車帯は無し。新前橋では、6,15,21,81,82,84が改造されたけれども、窓が小さくなってサービス低下の感じ。 冷房改造車を製作とのことだが、165系は新製冷房車の方が少数派で、普通車では全体の1割ほど(クモハ165-126~、モハ164-849~、クハ165-191~が新製冷房車で、房総電化の際に津田沼に配属された。) これまでのTOMIX165系も冷房改造車のはずだが・・・・・  なお、冷房改造やユニットサッシ改造の詳細は鉄道ピクトリアル1984年6月号を参照しました。  にほんブログ村...

  • 線路面目線で見る

    前回EF641000従来品を撮影した際、目線をレール面に下げてみました。 Nゲージ車両は、小さすぎて迫力に欠けると思っていましたが、レール面の目線で見るとなかなか立派に見えました。 ほぼ同一の距離で、レール面目線と上から目線でそれぞれ撮影してみました。まずは、側方から いかがでしょう。私には、レール面目線の方が堂々として見えます。 続いて、斜め前方から やはり、レール面目線のほうがどっしりして見えます。 足回りがしっかり見えると堂々と見えるのでしょうか。  動画にもしてみました。埋め込めなかったので、YOUTUBEに飛びます。まずは線路面目線 続いて上から目線   一般に、レイアウトの台枠の高さは120センチくらいといわれていますが、立ち上がった時の線路目線となる160センチもありかと。であれば、本棚の上にモジュールを連結するというやり方もありとなります。    にほんブログ村...

  • EF641000 JR貨物仕様2種

    1月27日発売のEF643024-2 EF64 1000 JR貨物新更新色3024-3 EF64 1000 一般色JR貨物クーラー搭載車の2種です。 KATOのEF641000は、クーラー未搭載の3023シリーズと搭載の3024シリーズ。 既発売の3024は、EF641000一般色のクーラー搭載車、3024-1は、EF641000JR貨物新更新色という製品で今回の新製品と重複するようなのですが、どこが違うのでしょうか。 公式ホームページの説明では、3024-2 EF64 1000 JR貨物新更新色・白地に紺の山形がデザインされた車体色を再現・ 選択式ナンバープレート:「1003」「1005」「1017」「1018」・GPSアンテナは任意取付(GPSアンテナ付属。ボディ内側に取付用ガイド凹穴あり)・運転席屋根上には角形クーラーを装備・ヘッドライト 点灯。電球色LEDを採用・アーノルドカプラー標準装備(交換用KATOナックルカプラー付属)・屋根上機器、前面手スリパーツ付属 一方、3024-1 貨物新更新色は、選択式ナンバープレートは、1013,1024,1028,1036GPSアンテナ付属 最初から取付穴あり?手すりパーツありヘッドライトはチップLEDではあるもののオレンジ色となっていました。   3024-3 EF64 1000 一般色 JR貨物クーラー搭載車・運転席屋根上には後期搭載工事後の角形クーラーを装備・前面および側面ガラスのHゴムを黒色で再現・選択式ナンバープレート:「1021」「1024」「1025」「1026」・GPSアンテナは任意取付(GPSアンテナ付属。ボディ内側に取付用ガイド凹穴あり)・運転席屋根上には角形クーラーを装備・ヘッドライト 点灯。電球色LEDを採用・アーノルドカプラー標準装備(交換用KATOナックルカプラー付属)・屋根上機器、前面手スリパーツ付属一方、3024 一般色クーラー搭載車は、Hゴムはグレー選択式ナンバープレートは、1015,1019,1024,1041GPSアンテナは付属せずヘッドライトは砲弾型LEDでオレンジ色クーラーは角型ですが、「後期搭載工事後」なのかどうかは私には判りません。手すりは車体一体成型でした。  新更新色は、ライトユニットの改善、GPSア...

  • 甲府モデルのワキ1

    一昨年、C62東海道型が発売されました。ぶどう色のつばめ・はとの牽引機として製品化されたわけですが、特急だけでは面白くない。 1950年代の貨物列車を充実させてやろうと画策しましたが、ヨンサントオ限りでお役御免となった貨車の製品は少ない。どうしたものかとネットで見つけたのが甲府モデルさんでした。 ワキ1、トキ900、レム400及びナ10を注文。 トキ900が本命だったのですが、3軸貨車の中間の車輪がダミー。工夫が必要なので製作を留保し、割とメジャーなワキ1を組み立ててみました。 レーザーでカットされたバーツは、紙製とはいえ丈夫で正確。ピタリピタリと気持ちよく張り合わせられました。 勢いで屋根にとりかかりましたら側板接着でミス。気を取り直して車体を組み立て、ボンドの乾いたのを見計らって缶スプレーを一吹き。 アップにはできませんが編成に組み込めば判らない程度の出来にはなったかと。  TR24もペーパーで組み立てる設計。プラ製に比べれば形態は今一つ。転がりも期待していませんでした。 河合のワムフ100を休車にして台車を供出しようかと思案しておりましたが、とりあえず組み立ててみました。 その結果、どうしてどうして、ばっちり転がるではないですか。設計精度の高さに脱帽です。 最近、3Dプリンタで作成したTR24が発売されたようで、これを取り寄せるという解決策もできました。  しかし、最後の一歩を踏み出せない原因が車体標記。昭和の貨車は基本黒一色で装飾は皆無。 車体標記が唯一のアクセントになっていましたので、欠かせることはできません。 ところがインレタは、ワキ1用どころか「ワキ」すら手に入りません。甲府モデルさんのリストを見てもデカールはないようです。 16番の貨車は文字がバラになったインレタを用いましたが、Nゲージもそういう汎用インレタが欲しいところです。  とりあえず、タキ3000のTR41を拝借して試運転しました。にほんブログ村...

  • 485系初期型

    1月27日に10-1527 485系初期型が発売となります。 同じようなセットとして、2005年に10-241,242 485系初期型「雷鳥」セットが発売されています。こちらのセットは、全車きのこクーラーの初期型で組成されています。 これに対し、今回発売の10-1527 485系初期型セットは、初期型の6両セットに、適宜、後期型の増結車両を加えることにより、昭和53年ころ(ヘッドマークが文字からイラストに変わったころ)の編成にもできるようにしたもののようです。 今回製品と従来製品の車番と品番を表にしてみました。なお、クリーム色に塗りつぶされているものが後期型になります。 すでに300番台や200番台の編成を入線させている方は、買い足さなくても昭和53年ころの編成にできることになり、そういう意味ではリーズナブルなセットといえると思います。 ちょっと残念なのは、サハが初期型しか用意されていないこと。 1978年10月ダイヤ改正のとき、向日町には10両のサハ481がおりましたが、きのこ型クーラーの初期型は3両のみで、残りの7両は後期型のAU13を搭載しておりました。後期型のうち2両は100番台で客室ドアと客室の間に専務車掌室と車販準備室が設けられており、窓割も異なりました。 屋根を変えるだけで後期型のサハになりますので、製品化してほしいところでした。 さらには100番台が製品化されますと、食堂車を抜かれたあいづのサハに使うことができるので、これを機にこちらも新製品となれば大変うれしかったところでした。 モハ484600の車体にサハの屋根をかぶせ、足回りもサハのものにすればできるのではないかと・・・・確認はしていませんので悪しからず。 ところで、TOMIXさんは、KATOさんに先立って初期型485系を製品化していますが、左側のTOMIXのクハが0番台なのに対し、右側のKATOのクハは100番台です。 0番台のコンプレッサがボンネット内に収められているのに対し、下の100番台は床下に吊り下げられており(先頭側台車のすぐ後ろ)、車体ではライトケース下のルーバーが異なっています。 走行写真と動画をTwitterにアップしました。 にほんブログ村...

  • DD51北斗星色

    1月24日に、7008-FDD51後期寒地型北斗星色が再生産されます。2006年発売の7008-2(屋根上はウエザリングしてあります)に比して、タブレットキャッチャーと保護板が撤去されたキャブ⇔撤去前の姿Hゴムとボンネットのつなぎ目は黒色⇔グレー特徴的なヘッドマークステイ⇔ステイはヘッドマークに隠れる電球色LEDのヘッドライト⇔オレンジ色LEDのヘッドライトナンバーは、1137 1138 1140 1142⇔1010 1072 1141 1148フライホイール採用の動力は、品番が同じなので、差はないかと。スロットレスモーターが搭載されたら走りは劇的に変わるでしょう。 実車の状況を見ます。鉄道ファン1998年8月号を見ますと、登場時は一般色ですが、わずか4ヶ月後の1988年7月には北斗星色が登場します。7008-2の姿です。10年後の1998年には、タブレットキャッチャーと保護板が撤去されていますし、特徴的なステイが使用されていますが、Hゴムとボンネットつなぎめはグレーです。ちなみに、この姿であればTOMIXの2215が該当します。20年後の2008年の状況は、鉄道ファン2008年9月号に掲載されていました。Hゴムなどが黒になり、再生産される7008-Fの姿になっていたようです。大まかにいうと、カシオペアやKATOのデラックス北斗星を牽くのであれば7008-F登場時の編成を牽くのであれば、7008-2ということになりそうです。些細な違いですので、気にしないのであればどちらでもよい。 ところで、DD51がリニューアル(7008-2)された2006年ころ、実車はすでに再生産される7008-Fの姿になっていたと思われ、にもかかわらず登場直後の姿を製品化したのは、国鉄時代の一般色を再現した7008-1の塗り替え製品だったからでしょうか。 7008-2を入線させている当鉄道としては、ヘッドライトユニットを電球色に変更したいところ。 ヘッドマークステイもASSYパーツを入手してTOMIX2215に取り付けたい。 7008-Fの入線は・・・・スロットルモーターに変更されるまで待ちたいと思います。 にほんブログ村...

  • 謹賀新年

    関東は快晴の元旦でした。 すがすがしい気分で 早朝の身の引き締まる空気につつまれ、 夜明け前の家を出て、 荒川沿いの開けた場所に向かい、 初日の出に手をあわせ、初春の富士山を拝んできました。・・・うそです。ちゃんと行ってきました。 さて、KATOさんの新製品は、国鉄型の新製品が少なくなってきてしまいましたので、今年は何を記事にしようかと迷っているところです。 とりあえずは、当鉄道に入線している製品がリニューアルされたり、再生産されるようであれば、感想など述べてみようかと思います。少しでも皆さんの参考になるのであれば、こんなブログにも存在価値があるかもしれません。 さしあたり、KATOさんは1月24日に7008F DD51 後期耐寒型北斗星 を再生産予定ですので、2006年発売の7008-2 DD51 後期耐寒型北斗星 の感想でも述べてみたいと思います。今日は酔っぱらっていますので、内容は後日。   にほんブログ村...

  • 勝手にベストスリー2022

    今年、当鉄道に入線した新製品は、鉄道コレクション 国鉄70系両毛線4両セットA 国鉄70系新潟色4両セットB 両毛線セットにはクハ77が、新潟色セットにはクハ68が加えられています。 EF61 マイクロ製品しかなかったEF61でしたが、ようやくKATOさんが製品化してくれました。 郵便荷物列車「東海道・山陽」6両セットB オユ11を除いて既発売品を集めたセットでした。EF61(茶)EF60500特急色 点灯していなくてもヘッドライトがキラキラ。ライトが実感的になりました。 E235系1000番台 横須賀線の新車。的確に電子レンジを表現するも、すでに山手線で走っていて模型的な目新しさはありませんでした。 ED750番台 一般形のジャスト150分の1製品 ワム80000 やっと小さくなってくれたワム80000。 ホキ3100秩父セメント3両セット マイクロならではのマイナーな車両、しかも貨車の製品化。 E129系 新潟地区の足。関東地方にも水上駅に顔を出します。 名古屋市交通局1400・2000型2000型がスマート。 そして、昨日のクモハ52(1次車)4両セット  このほかにも様々な素晴らしい新製品が発売となりましたが、当鉄道の趣向により、国鉄時代の車両が主となっています。 そのなかで、ベストスリー製品ですが、まずは、鉄コレ70系両毛線。待ち焦がれていたクハ77が製品化されました。素直にうれしくて第3位第2位は、郵便荷物列車「東海道・山陽」Bセット。模型的には目新しさに乏しかったですが、荷物列車の編成を知るきっかけになりました。そして、第1位は、スロットレスモーター・・・・を搭載したクモハ52(1次車)。とにかく低速域のコントロールが楽しい。これからいろいろな車種に搭載されて実感的な運転ができると思うとワクワクします。 あっという間に最高速に達していたこれまでのNゲージに革命をおこしました。  さて、今年も今日限り。皆様、よいお年をお迎えください。 にほんブログ村...

  • スロットレスモーター絶賛 クモハ52(1次車)入線。

    本年最終の入線は、流電1次型となりました。  独特な先頭形状。1次車は、張上屋根から普通屋根に改造されています。先行発売されたクモハ52004の張上げ屋根と比べると華やかさが減衰していますが、クモハもサハも700mm幅が連続し、編成として美しい。 前照灯、テールライトが点灯。クモハ52004にはなかったライトスイッチもついています。増結する場合への対応でしょうか。  そして、スロットレスモーター搭載。感動しました。低速域がコントロールできます。 これまで、両渡りを通過する際の35キロ制限を再現しようとすると、止まってしまったり、ギクシャクしたりして、興ざめでしたが、今回のクモハ52002は、発進した直後の実車換算5~10キロ程度のスピードのまま安定して走ってくれます。 スロットルのメモリ1で走り出し(クモハ52004はメモリ2)、メモリ2までのあいだに徐々に加速して実車換算40~50キロくらいのスピードになります。 運転が楽しくなること請け合いです。  SL用のスロットレスモーターができたら、発車から5分経っても30キロしか出ないような、なかなか加速しない運転ができることでしょう。TOMIXのポイントが切り替わってしまうという副作用があるようですが、これを補って余りある性能だと思いました。 飯田線シリーズの旧型国電は、5月の流電2次型をもって打ち止めとのことです。 KATOの飯田線シリーズ展開で、鉄コレの旧型国電は勢いがなくなってしまいましたが、これで息を吹き返すか。期待したいところです。  にほんブログ村...

  • 今月の鉄道ピクトリアル

    特集は高山本線。キハ85系が引退の時期を迎えているそうです。ついこの前、キハ82系と交代したばかりだと思っていましたが。巻頭に現在運用されている車両がカラーで紹介されてます。記事は、高山本線の生い立ちから。 飛騨の国に鉄道を通すにあたって、高山との間で行き来の盛んだった越中方面の富山を終点にすることはすぐに決まったが、岐阜が起点になるには論争があったそうで、岐阜でなければ松本に通じていたそう。山越えが困難なので南に下ることになりましたが、松本に通じていれば、飛騨は関東人にとって、もっと身近な観光地となっていたことでしょう。  蒸気時代は写真中心の記事。SLは1969(昭和44)年までで、旅客列車はC58、一部富山方の区間列車がC11、貨物列車はC58が飛騨金山まで、飛騨金山から高山がD51、高山から富山が9600だったそう。そういえば、KATOさんのC58、そろそろリニューアルをお願いします。 簡易線のC12とかC56は素晴らしい製品がありますが、C58がないと亜幹線が締まらない。  高山本線探訪では、HC85系ひだ乗車記、沿線の見どころを解説。  高山本線の線路配置はマニアック。岐阜、鵜沼、美濃太田、下呂、高山そして猪谷駅の線路配置の変遷が解説されてます。 猪谷駅は、神岡線(鉄道)開業前、営業中、廃止後の線路配置が興味深い。  準急たかやまから特急北アルプスの終焉まででは、名鉄8000系の活躍を紹介。 準急たかやまから急行に格上げ、富山地鉄に乗り入れるようになって列車名が北アルプスになり、特急となったのは1976年だそう。  巻頭の現在の車両に対し、中ほどの想いでの列車シーンでは、SL廃止後平成20年くらいまでの懐かしい列車がカラー写真でのオンパレード。 記事は興味深く、写真もきれいですので、書店で手にとってみられてはいかがでしょうか。 私には、なじみのない路線なんですが、当鉄道にはけっこう高山線の車両が入線しておりました。地味なふりして結構イケてる(もう死語?)路線だったようです。 ...

  • KATO 2023年5月の新製品

    5月の新製品は、年明けを待たずに発表されました。 まずは、流電2次型 今月発売の流電1次型に引き続き、2次型も製品化。これで戦災に合わなかった5両の流電がすべてモデル化されることとなりました。 入線済みの鉄コレ流電の処遇はいかに。  次に、113系1000番台  E235系化が進む横須賀-総武線においては、2世代前の系列。今更のような気もします。むしろ、E217系が残っているうちに再生産した方が良いのではないかと。 もっとも、KATOさんのこれまでの製品はシートピッチ拡大の1500番台でしたから、1000番台は嬉しいと言えば嬉しいのか。  古くはTOMIXが製品化した113系1000番台。 実車が新車のころの製品化でした。 現在のレベルからすれば未組み立ての塗装済みキットみたいな製品でしたが、現在のロクハンのように製品の少なかった当時は、小躍りして入線させました。 TOMIXが113系といっしょに製品化したグリーン車はサロ112。153系サロの格下げ車で、113系1000番台とは全く関係のサロでしたが、今回KATOさんは定番のサロ110-1200と特急形サロ格下げのサロ110-300をチョイス。 末期の113系ということになります。  それにしても、111系のスカ色は製品化されません。 にほんブログ村...

  • 50年前の車両に興味はありますか

    鉄道模型を始めた1971(昭和46)年頃、50年前の車両なんて興味はありませんでした。50年前は1921(大正10)年。当然明治時代の車両が現役バリバリだし、新車というとC51とかナハ22000系あたり。ナハ22000というのは、形はオハ31で木造の客車。 1971年では、さすがに明治時代の車両もナハ22000系も見る機会がなく、C51は1966(昭和41)年に全廃されていたものの、戦前の特急牽引機としてHOの製品がありましたから知ってはいましたが、そもそも高度成長期の少年には、ブームになっていたSLに想いを寄せるよりも、新鋭特急に心をときめかしていました。 しかし、1971年ころに60代だったモデラーは、少年期に見た明治の車両とか当時の新車にノスタルジーを感じていたのでしょう。TMSにもそういう車両の製作記が散見されました。 メーカーもときおり明治期の車両を製造することがあり、1973年の10月号には珊瑚模型店の古典ボギー客車のキットが掲載されています。 プロトタイプは、東海道線が全通した1889(明治22)年ころに投入されたもので、こういう客車を2120型が牽引していたのだとか。 1971年ころ60代であったモデラーの中には、舞台は幹線から支線に移っても我が街の重要な交通手段だった列車にノスタルジーを感じて、購入された方もおられたことでしょう。 同じようなノスタルジーは私も感じていて、1971年当時の貨物列車の定番であった二軸貨車が連なる姿をみると、踏切で何両つながっているか数え、1両ごとに形の違う貨車がのんびりと目の前を通り過ぎていく光景を思い出します。今のモデラーにとっては、2軸の車両が幹線を走ること自体、違和感以外の何物でもないでしょう。私も、2軸の客車には違和感を持っていましたから。明治の客車の製品は1970年代が最後の製品化だったように思えるのですが、そうなると、2軸貨車が製品化されるのも、この先10年くらいまでなのでしょうか。  1972年の新車は485系200番台とか183系0番台。今のモデラーはステンレスではない車両など古めかしいと思われるのでしょうか。当時は、飯田線に流電が走っていて、スカ色で流線形の車体を好ましく思っていたけれども、流電のデビュー当時をご存知の方はスカートを外され、ぶどう色と...

  • KATO 2023年4月の新製品

    来年4月の新製品が発表になりました。 東武50050系 EF66  0番台後期形ブルトレ牽引機 リニューアル 24系 14系併結のさくら・はやぶさ 例によって、目新しさの感じられない新製品です。  EF66は、手すりが取り付け済みだそうです。2004年のリニューアルの際は、ユーザー取付で、ランナーと手すりが点ではなく線状にくっついていたので、部品のを切り離そうとすると手すり自体をカットしまう構造になってました。うまく切り出せても取り付ける段階であちこちに飛ばしてしまい、えらい思いをしたものです。今回は取り付け済みということで安心です。 ヘッドマークはマグネット取付式に変更。前回は車体穴にヘッドマーク裏の突起を差し込む方式でしたが、これですと何らかのヘッドマークを付けないと様になりませんでした。マグネット式ならマークなしでもOK そのほかにもライトリムが銀に塗られるなど、細部のリニューアルがあるようです。 スロットレスモーターが搭載されるそうですが、私としては、スピードが出すぎる点を改善してもらいたく、この点が改善されないのであれば、従前のモーターで満足です。 惹かれるブルトレがはやぶさとさくらの併結列車であることが示しておりますが、2000年になるとブルトレも衰退してしまい、その牽引機も色褪せてみえる時期。EF66といえば、フレートライナーの先頭にたち、PFに代わってブルトレを牽きだしたころが華でしょう。 来年の4月も入線済み車両の整備が進みそうです。にほんブログ村...

  • 最初のプラ製日本型ストラクチャーキット

    古いTMSを見ていたら、「製品の紹介」欄にグリーンマックスの信号所・詰所キットが載っていました。 記事曰く、「プラスティック製の日本型ストラクチャーのキットは、ゲージを問わずこれが最初であって、遂に、そして、ようやくにして発売されたという感じである。」「めんどうな細工をしないで、ディテールをそなえた9mmストラクチャーが作れるのは、さすがにプラ成型の威力であり、詰所の方では・・・アクセサリィが付属しているので、大いに楽しめる。」「今後もストラクチャーキットの新製品が期待されるが、近代的なタイプは輸入品でも流用できるので、やはり今回のような、日本型の特色をよくそなえたものを発売するよう望みたい。」 信号所と詰所が最初の日本型プラキットだったのですね。 そのTMSは、1975年8月号。約50年前。 ベニヤ板にレールを打ち付けて、走らせる環境は作れても、日本型のレイアウトにするには、建物を自作するほかありませんでした。 日本家屋の特徴である瓦屋根も自作。ハードル高かった。同誌の「ヒント欄」には簡単な瓦屋根の作り方が掲載されています。 線路は敷けたけど、建物づくりに挫折して完成しなかったり、外国型の建物でお茶を濁したレイアウトが多かったはずです。 今の製品と比べれば繊細さにかけるキットですが、製品があること自体が素晴らしかった。 その2年後にトミックスが参入して、木造駅舎とかわらぶき農家が製品化され、日本型レイアウトの強い味方になっていったのでした。  ストックしてあった、信号所を作ってみました。 難点とされたはしごの手すりは細く削ってみました。 最初のプラキットだと思うと感慨もひとしおです。 テーブルにレールを敷いたときのちょっとしたストラクチャーとしてよさそう。にほんブログ村...

  • 今月の鉄道ピクトリアル

    特集は、閉そく・信号・標識。模型鉄にとってはあまり興味のない特集かもしれません。 冒頭の目次ページにある、今月の話題を引用しますと、「古来、鉄道の運転には定められた一定の区間(閉そく)に1列車のみを運転する「1閉そく1列車主義」により絶対的な安全が確保されてきた。そして、その主義に基づき、列車増発、輸送の増大に対処するため、単線・複線、都市の鉄道、地方の鉄道といったおのおのの路線特性に合致した信号保安システムの考案がなされ、多種の列車の設定を可能とし、高密度運転をはじめ、多彩なシーンで安全な運転が展開されてきた。」 鉄道の区間を区切って1つの区間には1つの列車しか入れない。そうすれば、確かに正面衝突事故や追突事故は起こりえないわけですね。 鉄道黎明期には、悲惨な事故が連発したと何かの本で見た覚えがあります。人と人がごっつんこするのとはわけが違う被害がでますから、どうしても事故は防がなくてはならない。その結果1閉そく1列車という鉄則が生まれたということでしょう。 模型の世界の話をすると、入門セットの段階では動力車が1両ですから、列車衝突の危険は皆無ですし、2両目の動力車を導入しても、同じ方向に同じようなスピードで走るだけですから、追いついて連結してしまう可能性があるだけで、衝突はありえません。 模型では、複数の列車を別々の方向に、違うスピードで走らせたいがために、区間=ギャップを切るわけで、衝突防止とは目的が異なります。模型鉄が閉そくに興味をしめさない(と私は感じる。)のは必要がないからかもしれません。 もっと言うと、模型鉄は模型を作り、作った模型を見せることに熱意はもっているけれども、運転自体には興味がないのではないかと思えてしまいます。カーブだろうが直線だろうが、一定の速度で走らせ、模型そっちのけで友人との模型談議に花を咲かせる・・・運転会の見慣れた風景。 そこへ行くとラジコン飛行機は全く違う。模型談議などしていたら、あっという間に墜落大破。そもそもちゃんと飛ばせられるか、破損なく着陸できるか、特に滑走路にバウンドすることなく着陸することはラジコン飛行機の醍醐味でしょう。 鉄道模型も、実車と同じように徐々に加速し、ポイントなどでの制限速度を守り、緩やかに減速して決められた停止位置に衝動なく停止することを目指せば、運転自体がおもしろくなるはずな...

  • KATOモハ456の動力交換

    このブログをはじめたばかりのころ、東北急行の455・457系の色差しをしました。  1981年発売の初回生産品ですが、KATOさんは基本的な形態に破綻がないので、現在でも見ごたえのある車両です。とはいえ、動力ユニットは黎明期の物。走らないわけではないですが、現行製品と比べるとギクシャクします。 このたび、グリーンライナー用モハ454のジャンク品を手に入れましたので、その動力ユニットをモハ456に移植しました。  モハ456とモハ454の動力ユニット。黎明期のユニットは左右分割のダイキャストに椅子の背まで表現されてました。 上が黎明期のユニット、下が現行ユニット。拡大してみると、黎明期のユニットは、図太く短いジョイントで動力を伝える構造。その良し悪しを判断できる知識は持ち合わせていませんが、現行品が細くて長いジョイントを使っている以上、性能が良いのでしょう。 モハ456のボディがすんなりと現行ユニットに取り付けられれば世話はありませんが、そうは問屋がおろさない。車体内側に貼りだしている梁の位置も長さも高さも違います。 モハ456の梁を削りますが、1981年当時の車体ボディは、現在のものと違って非常に硬いプラスティックでした。 デザインナイフでは歯がたたず、ニッパーでむしり取って、ナイフでバリを取り、120番の神ヤスリで削り取るという悪戦苦闘の結果、ようやく、車体がユニットにのっかりました。 モハ456に梁を新設しなくても、モハ454の窓の凹にユニットの爪が収まってくれました。 快調に走ってくれるとやはり嬉しいものです。 国鉄時代の13両編成には、昭和の街並みが似合います。 にほんブログ村...

  • TOMIXとKATOが入れ替わった?

    TOMIXから2023年5月の新製品が発表になりました。 TOMIX-JR車両中心の製品化、KATO-国鉄・JRとともに製品化という印象をもっております。 ところが、KATOさんはあそボーイを製品化し、TOMIXさんはC55を製品化。 いつもとは逆のパターンだとおもっておりましたら、5月の新製品には3種の国鉄車両。453系、キハ40原型、ワム60000 なかでも453系には驚きました。 M’車の腰板のルーバーが特徴の451,453系。ルーバーパーツは購入済みで、いつかはKATOの457系を改造して仕上げたいと思いながら数十年。TOMIXさんがそのものを製品化するとは。 国鉄時代の常磐線には欠かせない存在です。そういえば、ときわ用のキハ58系も発売されておりました。 常磐線に特化してきているなら、401,403系も製品化されるのでしょうか。  一時期の、走行抵抗が高くカプラーが機能不全を起こすHG製品に嫌気がさして、TOMIX製品からは遠ざかっていましたが、これからは注視していかねばなりますまい。 にほんブログ村...

  • KATO2023年3月の新製品

    KATOさんから、来年3月発売の製品が発表になりました。500系のぞみ 平成9年から22年まで東海道山陽新幹線で活躍した500系。車番を変えてリニューアルだそうです。 かっこはいいけど居住性が・・・らしかったですね。 381系やくもリニューアル編成 平成9年以降のリニューアル後の姿は、ポスターの写真のように緑と黄色の帯 6両セットと3両セットの構成で実車通りの編成が再現できるそうです。 やくもといえばキハ181系を思い浮かべてしまう世代にはついていけません。 EF510 0と500のもとカシオペア塗装 富山機関区のEF510は愛媛まで足を延ばすんですね。 本来の貨物機とかつて北斗星やカシオペアを牽いたEF510の第2の人生の姿。 3月は関西系の製品が多いようです。 旧型客車4両セットのぶどう色と青が再生産 ぶどう色は スユニ60 オハ46 スハ43 オハフ45 青色は、 オユ10 オハ47 オハ46 スハフ42 はじめて旧客を買う人にはお手頃な値段と車種構成。 ぶどう色の43系というのは、山陰線の普通列車的な感じ。D51、C57、DD51とかに牽かせると絵になります。 青色の43系は電暖仕様の2000番台。東北線の普通列車でしょうか。 ED75、ED71、ED78あたりが似合います。 883系ソニックリニューアル編成 先頭車のフロントパネルが自動車のようなAO-3編成だそうです。私にはさっぱりです・・・。 東京メトロ17000系 待ってた人には嬉しい東京メトロ 半蔵門線に引き続き有楽町線、副都心線の17000系が登場 当鉄道では10000系ががんばっております。 581系 スリットタイフォンのクハネ やっと国鉄仕様が出てきました。でも581系は入線済みですので、クハネのASSY組み立て品だけ欲しい。 アルプスの駅舎とホーム 前回発売の際に買いそびれました。駅はラントバッサー橋近くのフィリズール駅がモデル。今度は買わねば。 その他ストラクチャー各種 フレキシブルレール 自在にカーブを描けるフレキシブル線路。長さは伝統の808mm レール高さは3.7mmとのこと3.7×150=555 脱線防止対策としてはやむを得ないが、高さ50センチのレール・・・・  例によって、新製品といえど...

  • マイクロEF80 2次型のグレードアップ

    マイクロのEF80は、KATOも製品化している01次型のほかに2次型も製品化されています。  1次型と2次型では、ヘッドライトケースの形状、機械室窓の形状と両端台車が異なります。 1次型はKATOさんの優れた製品があるのですが、2次型はマイクロ製品のみでグレードアップする価値があります。  しかしながら、マイクロ製品は、例によって腰高でプロポーションを害しています。ED18で車高下げがうまくいったので、EF80も下げようと思います。あわせて、ASSYパーツでグレードアップを図ります。以下、備忘録です。   車体から動力ユニットを取り外しました。 動力ユニットには遮光用のフェルトが貼り付けていますが、これも車高下げの邪魔になりますので、取り去ります。緑の運転室パーツは、ヘッドライトレンズに接していて、車高下げを妨げています。背面壁を低くして ヘッドライトレンズとの干渉をなくします。ライトユニットはDD16用に交換しました。 これだけで車体が動力ユニットに深くかぶさるようになり、見た目の車高が下がります。 屋根の高さはKATO製と一致しましたが、車体裾はマイクロ製が高い。台車のコイルばね部分と車体が接触するところまで下がっていますので、これ以上下げることはできません。  KATOからは解放テコのASSYパーツが出ていますので、取り付けます。 まずは、KATO製品の解放テコを外して、マスキングテープに取付穴の位置をマークし、マイクロ製品に貼り付けます。 マークしたところに0.5mm穴を開けて解放テコを取り付けました。 マイクロ製品のスカートは、車高が高い分、長くできていますので、KATOのASSYパーツに取り換えます。 ただし、スカートから上を取り付ける隙間はありませんので、スカート部分のみを切り取ります。 車高下げをした分、動力ユニットは車体の裾から1.5mmの位置に引っ込んでしまっていますので、0.5mm帯材を貼り付けて、動力ユニットとスカートが密着するよう調整し、動力ユニットに接着しました。 マイクロ製品は取付足でスカートを固定するようになっていますが、誤差があるとカプラーがガタつきますので、接着としました。車高下げが完了しました。 KATO製品ほど下がりませんでしたが、見栄...

  • TOMYTEC 名古屋市交通局1400・2000型

    名古屋市電が発売になりました。 1400型 1936(昭和11)年から75両が製造された主力車両 1971(昭和46)年の市電廃止まで活躍したそうです。 窓枠はアルミサッシかされたものと木枠のままのものがあったそうですが、製品は木枠となってました。 2000型 1956(昭和31)年から29両製造された最後の新形式 車体裾が台車部分も一直線でモダンな感じがします。 1400型は、31系統金山橋行、2000型は、15系統名古屋駅がデフォルト同封のシールには、1400型用に 21系統、31系統、34系統 臨時のサボと 昭和町、笠寺西門、黒川、堀田駅の行先方向幕2000型用に 10系統、15系統、35系統、11系統、臨時のサボと なぜか名古屋駅と熱田駅、今池、新瑞橋、秩父通の行先方向幕が付属しています。 名古屋市電は何の知識も思い入れもありませんので、シールを貼ることはないと思います。  例によって、路面電車展示台で記念撮影 にほんブログ村...

  • KATO 10-1735 E129系4両セット入線

    完全新規新製品のE129系。当鉄道ではKATOの新規新製品は久々です。 製品は、4両ケースではなく、A4判の大型ケースに収められています。開封しますと、何と8両収納用のウレタン。0番台と100番台を一つのケースに収めるための6両用ウレタンかと思っていました。先日発表された霜取りパンタ付も収納できますという配慮?なのでしょう。 ステンレス車体に黄色とピンクの帯は美しく表現されています。 黄色は稲穂を表す黄金イエロー、ピンクは朱鷺ピンクという色名で、E1系やE4系の帯に使われていたピンクと同じ色だそうです。  クモハE128 運転室側はダミーカプラーで、先頭車同士を連結する場合は、付属の連結用カプラーとスカートに交換することになります。クハかと思ったらクモハでした。E129系は4連も全部電動車なんですね。全部電動車ですが、クモハの連結面側とモハのクモハ側の台車が駆動台車で、反対側はトレーラーだとか。 実質2M2Tですが、各車の重量を均一化するためにこのような構成とし、さらには回生ブレーキ失効によるブレーキ力不足に備えるための抵抗器も各車の屋根上に分散して均一化を図っているそうです。 この抵抗器の存在が編成の組成に便利。抵抗器が向かい合うように連結すればOKです。  4両編成の編成記号はB、25編成製造されたので、編成番号はB1~B25となりますが、製品の編成はB12 先頭車の窓に印刷されています。  モハE129パンタ付きの中間電動車 パンタはPS33 ASSYパーツリストを見ますとE235系横須賀線用のパンタです。  モハE128パンタなしの中間電動車  クモハE129パンタ付きの制御電動車で、このクモハにモーターが搭載されてます。動力台車は、実物同様、非運転台側のみの2軸駆動ですが、4連を動かすには十分な牽引力を発揮し、低速も安定し、静かに走行してくれました。大満足です。  行先表示は、奥まった位置(上の写真参照)に「普通」新潟がセットされています。 そのほか「普通」村上が付属パーツとして用意されていました。 その他の行先はシールで対応。前面は、透明パーツにシールを貼る仕様で、羽越線・白新線は、普通羽越線、普通新潟、快速村上、普通白新線、普通村上 普通豊栄上越線・信越線は、普通...

  • ED18のグレードアップ

    約10年前に不調のED18を復調させましたが、上回りはそのまま。 最も不満であったのがヘッドライトの形状でした。 写真はEF10ですが、ED18もこんなのがのっかってました。 この10年の間にASSYパーツとして、いろんなヘッドライトが発売されてます。昼光色ライトユニットを併せて使用してカッコよくしてみました。  不細工なライトはニッパーでばっさり。 デザインナイフで成形し、ライトの導光部を差し込む穴を広げました。 ライトを差し込んでみると、格段の差。効果抜群です。 ライトユニットは、定例のDD16用。  銀河モデルの信号炎管とASSYの汽笛に交換してグレードアップしました。  僚友のED19と並べてみましたが、ED18が腰高です。それぞれの車体裾は、ED19が15mm、ED18が16mm。 今回は時間切れですが、時間を見つけて1mmの車高下げを試みます。  追記 夕方時間ができて、車高下げができるかみていたところ、車体裏側のストッパー(直径1mm、高さ0.3mmくらいのポッチ)を削れば難なく1mm車体がさがることが判明。 早速削って車高を下げました。ストッパーはあらたに0.5mm×1.0mmのプラ棒を貼り付け。 ED19と車体の裾が合いました。もっとも、ED18のボディはややオーバースケールのようです。 にほんブログ村...

  • 今月の鉄ピク 183・189系特集

    今月は183・189系電車の特集です。 表紙は、53年10月改正前の183系1000番台12連「とき」。 文字のヘッドマークの記憶がある私にとっては、絵入りよりもしっくりきます。 巻頭は、183・189系がいた時代と題した写真集。 房総方面、中央線方面、上越線方面、東海道・伊豆方面ごとに懐かしい写真のオンパレード 信越線方面がないと思ったら、主要記事を挟んで121ページ以降に、北近畿方面といっしょにまとめてありました。  関東・中部の電車だと思っていましたが、JR後には関西にも183系を名乗る電車があったのでした。外観は485系ですが・・・ 本文は、1 183系・189系特急形直流電車のあゆみと題して、登場の経緯から、165系のような前面になる設計もあったこと、製造時期ごとの形態の相違、系列内、系列間改造の概要が説明されています。2 幕張の183系0番代と題して、房総以外での活躍の写真3 形式写真集4 あさまと189系電車と題して、信越特急の運転時刻と編成の変遷がかなり詳しく解説されています。5 誕生から廃車までと題して、新製投入と転配の経緯。183系は2015年、189系は2019年に全廃されていたのでした。6 巻末には、車両基地ごと、年代ごとに配置車両の番号と編成が掲載されていて、資料として有用です。  先月号からはじまった国鉄駅への中小地方私鉄の乗り入れは、鉄コレでモデル化された秋田中央交通 丸窓が有名な上田丸子電鉄をはじめとして、多くの写真が掲載されてました。 国鉄車両と中小私鉄を並べられる駅。うまく飾れない鉄コレの救世主です。 にほんブログ村...

  • マイクロエースA2064 ホキ3100秩父セメント3両セット入線

    国鉄時代の車両、しかも自宅沿線を走行していた車両ということで入線しました、ホキ3100。 貨車3両なのに、立派なケースに入ってます。 ケース裏側には、ホキ3100の概略とユーザー取付パーツの説明。ケースを広げてみましょう。 腰高感はありません。黒染車輪で下回りが引き締まっています。  もと秩父鉄道所有で秩父セメントに譲渡された車両は白地の社紋。最初から秩父セメント所有の車両は、見慣れた黄色の社紋とのことです。 KATOのホキ5700と並べて床板の高さを比べましたが、腰高ではありません。カプラーを取り替えて、ウエザリングするだけで走らせられそうです。  台車は、普通にねじ止めしてあります。 KATOカプラーをそのまま付けたのでは連結面間が広がりすぎ・・・だと説明しようと交換してみましたが、そもそもカプラポケットが小さすぎてセットできませんでした。 カプラポケットを写真の位置でカットし、KATOカプラーは、台車のスプリング格納部分に入るよう、お尻を削ります。  ボンドGクリヤーをカプラーとカプラポケットに塗りつけて貼り合わせました。 KATOカプラーのお尻とスプリング格納部分の一番奥が接するように取り付けると台枠の位置とKATOカプラーのナックル持ち上がり位置が一致しました。KATOのホキ5700(こちらも連結面間を狭めるために加工してあります。)とつなげてみますと、実感的な連結間隔になりました。 3両ともカプラー交換を完了。ホキ3100の入線により、秩父セメントの列車が多彩になりました。 にほんブログ村...

  • キハ10系にJC6354

    TOMIXの気動車。どれも素晴らしい出来栄えですが、初期の製品のTNカプラーは走っているうちにナックルがあらぬ方向を向いてしまう欠点がありました。復元用の線ばねが弱いようです。 昨年、キハ35系が発売になって、これに使われているJC6382がキハ10系などに使えるというネット上の情報がありました。しかし、待てど暮らせどパーツは発売にならず、この間もキハ10系はアッカンベーしながら走り続けておりました。 先日JC6356が発売になり、スカート付キハ58系のアッカンベーが改善されました。が、平窓には適合せず多数派は相変わらずのアッカンベー。 そんな中キハ55系が再生産されるにあたり、これに適合するJC6354が発売されました。これなら平窓キハ58系に使えるかと試してみましたが、そうは問屋がおろさない。意気消沈する中、JC6354の用途を見ると「キハ52-100」用。 キハ52は20系気動車だよね。ならばキハ20にも使えるのではと思い試してみたら、ばっちり適合しました。 同じ線ばねのTNカプラーを使用するキハ10系は? 分解してデフォルトのカプラーを取り出しました。 余談ですが、キハ10系共通説明書を見てもカプラーのパーツ番号が書いてありません。パッケージ裏面に書いてあるそうですが、そんなもんはとうの昔に捨ててます。情報を説明書に集約しない、パーツの箱に用途が記載されない、改善してもらいたいところです。で、デフォルトのカプラーとJC6354を並べて比べてみました。形状は同一です。 早速組付けてみると、見事取り付けられました。なお、写真は取り付けられたことが判るように台車を外していますが、外さなくても交換できます。 こうして、10系の運転室側のTNカプラーを交換し、アッカンベーを脱却しました。 あとは平窓キハ58。まずは何が適合するのか調べなくては。にほんブログ村...

  • KATO 2023年2,3月の製品

    筑豊シリーズをアップしている間に、KATOさんから2月、3月の製品が発表になりました。 2月をとばして3月から。E2系の200系カラー東北・上越新幹線開業40周年の記念塗装。200系の真似とは思えないほどしっくりきています。が、期間限定1編成のみの模型であることに変わりはなく・・・・・ 2月に戻ってEF65PF下関運転所側窓形状、テールライトレンズと台車の色が違うらしい。やまぐち号の試運転・回送の再現・・・・はできるだろうけど、したいか?と本家となるやまぐち号。D51 200牽引C57 1号機と12系客車で始まったやまぐち号も様変わりしました。40年も経てば当然か。  E129系100番台 霜取りパンタ付きとしなの鉄道SR1系300番台が新製品。再生産で東急5000系4000番台 例年、2月3月は国鉄車両の新製品が発売されてたのですが、打ち止めでしょうか。TOMIXが12月にC55を発売しますが、KATOさんは対抗しないようです。 来年は平和です。古い製品のリニューアルに勤しむことになりそう。にほんブログ村...

  • 筑豊の石炭列車を仕立てる 終

    筑豊の石炭列車、完成しました。 完成しましたが、先日トラに付けた標識灯を調べようと動画を見ていたら、混結の貨物列車にセフが車掌車代用で使用されていたり、長編成の混結貨にセラが1両だけ連結されているものを見つけてしまい・・・・無理してホラからセラにしなくても絵にはなったのでした。  にほんブログ村...

  • 筑豊の石炭列車を仕立てる 9

    無蓋車に石炭を積みます。用意した無蓋車は、トラ55000とトラ70000です。 石炭はどのくらい積むことになるんでしょうか。セラ1は、実容積21.1㎥で積載量が17tなので、1㎥あたりの石炭の重量は0.8tということになります。石炭の比重は1.2~1.6とされていますけれども、石炭と石炭の間には隙間がありますから、1㎥あたり1.2t~1.6tにはならないということなんでしょう。トラ55000の積載量は18tですから、石炭を積載する場合の最大容積は18÷0.8=22.5㎥トラ55000の床面積は18.8㎡なので、22.5㎥の容積にするには22.5÷18.8=1.2m(少数第3位四捨五入)。これを150分の1すると8mmということになりました。同様にトラ70000の積載量は17tなので最大容積は、21.25㎡トラ70000の全長は9456mm、全幅は2700mmで床面積は若干割り引いて25㎡とすれば、21.25㎥の容積にするには21.25÷25=0.85m(少数第3位四捨五入)。これを150分の1すると5.6mm ただし、無蓋車の床は若干上げ底なので、あおり戸の高さを基準にする必要があるでしょう。いずれもあおり戸より1mmくらい高く積めば石炭満載の状態になるようです。 TOMYTECの石炭を積んでボンド水溶液で固めました。  積み込む高さを調べた割に適当な積み方になってしまいました。 プラスティック整形の石炭表現に比べれば、らしくはなっているかと思います。 石炭は、積み込んだときは山盛りですが、降ろすときには平たんになっていたそうです。 輸送されるときの振動でならされるからだそうで、こればっかりは再現するのが難しい。  最後に最後尾になるトラに標識灯を取り付けます。  国鉄末期まで、貨物列車の最後尾には車掌車が連結されていましたが、閑散線区では省略される場合があり、車掌車のかわりに標識灯が取り付けられました。 現行の標識板パーツにテールライトレンズを取り付けてまとめてみました。 トラ70000に取り付けました。 にほんブログ村...

  • 筑豊の石炭列車を仕立てる 8

    仕上げの塗装を行いました。 9600は、動輪回転塗装台に載せて、回転させながらフラットブラックを吹き付けました。 下回りが落ち着きました。 セラ1は、ジャーマングレーとレッドブラウンを軽く吹き付けて、褪色感を出してみました。 無蓋車にも褪色表現。あと3両くらい増やして、石炭を積めば完成です。  とりあえず、今揃っている車両で記念撮影。 にほんブログ村...

  • 筑豊の石炭列車を仕立てる 7

    仕上げに入ります。 機関車の光漏。エンジン部は穴埋めが必要ですが、テンダーは隙間らしい隙間もないので、黒の塗料を裏から厚く塗って効果をはかります。 エンジン部の穴埋めは、プラ板を貼り付けてゼリー状瞬間で隙間を埋めて整形しました。  当初、エキポシパテで埋めようと思いましたが、該当部分があまりに小さくて(2.5mm×1.5mm)この大きさに成形できず、できたとしとも煙室扉のパーツに干渉しそうだし、干渉をきらって薄くするのであれば、プラ板を張り付けるのと変わりはないということに気づきました。  セラの積・空標記は、インレタを調達してきましたが、積4.0 空1.6はセラの標記としてはアウト、タキか何かの標記と思われます。 といっても、肉眼では判別できない小ささなので、内容が違ってもないよりマシだと思い、貼り付けました。あるべきものがある状態になりました。 荷重、自重も肉眼では読めないなら、適当に貼り付けてしまえとばかりストックを探しましたが、在庫なし。今後の課題が残りました。 ブレーキテコ関係のステップとか手すりを白く塗りました。これは効果絶大。 にほんブログ村...

  • 筑豊の石炭列車を仕立てる 6

    石炭槽のかさ上げをしたホラ1改めセラ1と、ヨンサントオ前仕様のセラ、セフを塗装しました。 まずは、かさ上げしたセラにフラットブラックを吹き付けました。ベコベコ車体の石炭車ですし、おってジャーマングレーで褪色を表現しますので、特急電車のようにムラなくきれいに塗る必要はありません。要は地肌が見えてなければOK程度。 次に黄帯を巻くためのマスキング たかだか帯でない部分をマスキングするだけですが、単なる箱でなくて多くの面で構成される車体なのでたいへんでした。 黄色は発色が悪いので、グレーの缶スプレーを吹いておきます。 65キロ制限帯は、青大将のEF58が裾に巻いている黄色と同じ色。 FARBEの黄色1号です。 何回かに分けて吹きました。 セフを吹き始めたら、マスキングテープが剥がれだして焦りました。手すりとか突起物が多いセフは、最初にマスキングすべきでした。吹き込みが心配です。 マスキングをはがしてみたところ、石炭槽受けの部分が若干グレーになったり黄色くなったりしてましたが、許容範囲内でした。 セフの窓には透明プラ板を貼り、下回りを取り付けました。 かさあげしたセラにはインレタを貼りました。 セキ3000のインレタの「キ」を貼らずにトラ70000のインレタから持ってきた「ラ」を貼り付けて、あとは検査標記。 積、空と荷重、自重のインレタを手に入れて貼り付けたいところ。しかし「形式セラ1」は無理か。 石炭で汚れる貨車なんで、それらしく見えればokということでこだわりません。 にほんブログ村...

  • 筑豊の石炭列車を仕立てる 5

    テンダのライトを点灯化します。 分解しました。ウエイトとテンダの屋根が接着してあり閉口しました。 製品は、ダミーのライトが一体モールドになっています。しかもレンズは塗られてない。  KATOのD51 498ヘッドライトZ02-1551を使います。実車では、250WのLP403に交換する際に、それまでの100Wのライトをテンダーにまわしたそうです。498号機用は、一回り小さくできています。 導光材の部分が水タンクのキャップに干渉します。 切り落として、空いた穴に導光材を通します。 現物合わせで、テンダの縁を削り、ヘッドライトをとりつけました。 組付けました。 導光材の下にLEDが来るようにセットします。 ウエイトをカットしてLEDの設置スペースを確保しました。 LEDは、DD16用の7013Gを使います。 ライトユニットに集電板を継ぎ足して、9600の集電板に接触するようにしました。 テンダーライト点灯しました。が、車輪が浮いて傾いてます。 マイクロ9600のテンダー集電は、後ろ2軸で行っています。集電板の力加減で最後尾の軸が浮きます。特に前進のときに浮きやすいようで、これが走行性能に影響してました。第2軸のピポット穴をドリルでさらって、上下動に余裕を持たせるとやや改善します。 いったん組み上げました。 KATOのヘッドライトに交換すると洗練された感じになります。  若干光漏れしている部分がありますので、最終仕上げの際に埋めることにします。    にほんブログ村...

  • 筑豊の石炭列車を仕立てる 4

    石炭列車の牽引機9600を整備します。 マイクロエースのA9704 9600形-49618 デフなし(九州タイプ)という製品。 炭庫が前に寄せられて増炭囲いのついた姿。鹿児島線電化後の姿のようです。 ヘッドライトパーツをKATOのASSYに変更して、光源もLED仕様とします。 筑豊の石炭列車の動画を見ますと、逆向きで運転している列車が多いようですので、前連結器は、ダミーカプラーを引っこ抜いてEF66前期型ナックルを差し込んであります。となれば、テンダーライトもASSYパーツに交換して、LEDを仕込みたいところです。  車体を外しました。第4動輪の上にストッパーがありました。爪楊枝をはさんで下回りを引き抜きます。  前面を取り外しました。 ランボードだけでなく、ヘッドライトレンズと煙室部が接着されていて難儀しました。ヘッドライトレンズをこじったところ、外れてくれました。  LEDは、KATOのD51北海道形ライトユニット このユニットは、集電部を前方にしないと前進のときに点灯せず、後退のときに点灯します。 もとの集電部を詰めて、KATOのボギー車両の床板にセットする集電板を適宜カットしてハンダ付けし、元の豆球の集電ベースに集電板をハンダ付けしました。 画像左側が元の集電部、右側が豆球がついていた集電板で、ライトユニットの下側にカットした集電板が通っています。 すこぶる調子が良いです。当鉄道のマイクロSLのLED化はこの方法で行こうと思います。  交換するヘッドライトは、 エンジン部のLED化とヘッドライト交換完了です。 にほんブログ村...

  • 筑豊の石炭列車を仕立てる 3

    セラに改造することにしたホラ1は、エバーグリーンの144番、1.0mm×2.0mmの帯材を37mm長と15mm長に切り出して石炭槽の上に貼り付けました。結構簡単にかさ上げができました。 継ぎ目はゼリー状瞬間で埋めて、神ヤスで整えました。   にほんブログ村...

  • 筑豊の石炭列車を仕立てる 2

    短編成の石炭列車に変身させるマイクロの貨車ですが、どういう貨車なのか調べてみると大きな壁が。 黄帯付きのセフ1とセラ1はそのまま使い、帯なしの1968年以前仕様のものは黄帯を巻きます。 問題は、ホラ1とホラ100。 ホラ1は、麻生産業が発注した私有貨車でカバー付きのセメント用ホッパ車で全18両。 1967年に麻生産業から麻生セメントに社名が変更されました。ところが黄帯のホラ1にはカバーがついておらず石炭の積み荷が表現されています。 1974年に三井鉱山に譲渡された後の写真ではカバーのない姿を確認できるのですが、麻生セメント時代にカバーはなくなっていたのか。 疑問があるのであれば表記を消してセラ1にしてしまおう。と思ったのも束の間、石炭槽の高さがセラ1より低い。  ホラ100は、セラ1を改造した生石灰に使用するホッパ車で厚狭駅常備。筑豊の石炭列車に連結する車両ではない。 しかも2両セットのうちの1両はホラ79の標記。 ホラ100形なのに79という番号はないでしょう。 いろいろ考えた結果、麻生産業標記のホラ1両のカバーを麻生セメント表記のホラ1に移して保存車両に。 残りのホラ1は石炭槽をかさ上げしてセラ1に改造。 ホラ79は番号を100~138のどれかにしようと思います。 にほんブログ村...

  • 筑豊の石炭列車を仕立てる 1

    その昔、マイクロエースが2両セットで、筑豊炭鉱で運用される石炭車、ホッパ車を発売していました。A3001 セラ1(2両入)A3011 セフ1 ホラ1A3012 セフ1 セラ1A3021 ホラ1(2両入)A3022 ホラ1カバー付(2両入)A3023 ホラ100カバー付(2両入) 筑豊に関心があったわけではなかったので、各1セットずつの入線となりましたが、この買い方が大間違い  後にセット売りになったセフ・セラの石炭列車は15両セット。実車は長大編成の専用列車で、上記のような入線では全く絵になりません。 ということで放置状態にあった車両たちですが、先日石炭列車としては短い編成の動画を見て、これなら編成としてまとめられるのではないかと思った次第。 長らくけん引する列車のなかった九州型9600も相棒を得られるというものです。  5~6両の石炭車と無蓋車を9600が牽引する編成です。 にほんブログ村...

  • 今月の鉄ピク 阪神青胴車特集

    私は、関西の私鉄には何の知識も持ち合わせませんで、ロマンスカー的な車両のない阪神は未知の世界でしたが、青胴車のすばらしさを感じさせていただきました。 急行の到達時分を早めるには各停の性能アップが不可欠。東海道新幹線の700系統一に連なる思想を阪神は60年前に実現していた。目からうろこの特集でした。 よって、当鉄道に阪神電車の入線があるわけもなく・・・と思いましたが、鉄コレの3301形が1両ありました。琴平、えちぜんに譲渡後の姿の車両も何両か。関東の人間にとっては、京成電車に通ずるスタイルに好感がもてます。 他の記事としては、1 「典型的な旧国鉄駅と中小地方私鉄の乗り入れ」という連載が始まりました。駅本屋に接続する1番線ホーム、跨線橋を渡った向かいのホーム。駅本屋側に私鉄のホームがある場合と向かいのホームを私鉄が利用する場合があり、数回にわたって実例を紹介する予定となっています。ここでも鉄コレで製品化された車両が目白押し。 2 さらに連載4回目の私鉄のキハ20系概観。島原鉄道のキハ20が紹介されてました。これも鉄コレになってました。 今月号は、鉄コレをめでたくなる記事多数です。   最後に、DE10,11の現状を紹介する記事。 全国どこに行っても駅構内で忙しくしていたDE。5年前の1557号機がDE10として最後の全検だったそうで、まさに風前の灯。 記事中に国鉄色のDE10の写真がありました。 DEや 昭和は遠くなりにけり(模倣のうえ季語なし失礼)  来月号は183・189系特集です。 にほんブログ村...

  • 8月に入線した車両

    8月の入線は、タキ29300 トラ55000 オハ46 オハフ45 タキ9900のみでした。  タキ29300は、足尾駅でみかけたタキ29312に引っ張られての入線。 台車は黒く塗り社紋と社名板を同和鉱業から古河鉱業に変更して、国鉄時代の仕様にしたいところ。  トラ55000はある専用列車に組み込もうと思って購入。入線整備は、カプラー交換とブレーキテコの色差し。  KATOカプラーを連結間隔が6mmになるように加工して取り付け、ブレーキテコガイド、足掛け、手すりにフラットホワイトを筆塗り。 このあと退色させて専用列車の積み荷を載せることになります。  オハ46は単品としては新製品。 津軽セットの製品はアルミサッシ仕様でしたが、今回の製品は木製窓仕様でサボ類の印刷なし。  当然のことながら、妻板のキャンバス押さえは表現されていません。 ちなみに、KATOの製品化しているオハ46は、オハ46として製造された新製車で総数60両。スハ43を軽量化して編入された車両は160両あって、編入車の方がメジャー。もちろんこちらはキャンバス押さえがあります。 オハ46新製車は鋼板屋根のため明るいグレーで塗装されており、製品はその特長をよく再現していると思います。むしろスハ43の屋根が明るすぎてキャンバス屋根との差別化ができていない感じです。 オハフ45も単品としては新製品。 みちのくセットの製品の番号違いで、オハ46とスハ43と同様の差異が表現されてます。  タキ9900は、日本石油仕様の製品。初回発売の際に買いそびれて今回の入線となりました。 入線整備は連結間隔が6mmになるようにKATOカプラーNを加工したのみ。  お財布にやさして8月でした。にほんブログ村...

  • KATO 2023年1月の製品

     新製品は、521系521系1000番台 いずれも第三セクター化された元北陸線を走る車両。地元の方、旅先でお世話になった方には手にしたい製品でしょう。 485系初期型 雷鳥セットとどこが違うのかと思いました。6両でセットにしたのが新製品らしい。 スロットレスモーターを使用するとのことだが、京急2100も同様なのに新製品扱いではないから、モーターの変更は新製品とする基準ではないらしい。 ちなみに、初期型というから、クハ0番台の新金型かと思いました。だったら赤スカートを期待してしまうのですが。 EF641000更新色 電暖表示灯撤去後の更新色。新金型といえば新金型でしょうか。EF641000一般色 青15号、クリーム4号の国鉄色。これも電暖表示灯撤去車だから新製品?いずれも、既発売品にちょっと手を加えた製品ですね。平和なお正月になりそうです。 3月発売ですが、タキ1000-1000記念塗装車1両で発売すべき製品では?10両セットでは抱き合わせ感がぬぐえない。特別企画品だからASSYでは組めないし、矢羽根マークのようにいずれは一般色に塗られてしまうのでしょうし。これからタキ編成を増備したい人向けの製品ですね。 にほんブログ村...

  • 今月の鉄道ピクトリアル

    今月は、B寝台車の特集です。 「B寝台車といえば何」と聞かれて出てくる答えは、人によって違うと思いますが、私にとっては、スハネ16です。 夜行急行列車には必ずと言ってよいほど連結されていた形式。 ブルトレのB寝台車は特別な存在で憧れではありますが、親近感を持つのはスハネ16です。 もう10歳くらい年上の先輩方は、ナハネ10でしょうか。冷房化される前の新製寝台車。アルミ地肌の折り戸がアクセント。高度成長の始まりを象徴するような美しさ。鉄ピクにも製造直後の写真が掲載されていました。  一方、50歳以下の方々にとっては、オハネ25でしょうか。1980年代前半に旧型客車がほぼ全廃となり、ブルートレインの時代に入りましたが、そのメイン形式がオハネ25。583系も活躍していました。  今となっては、サンライズのB寝台車しかありませんね。  記事の中心は、ナハネ10からはじまった旧型客車の寝台車で、ブルトレやサンライズについては、あまり触れられていません。  その分、旧客Bネの内容は濃くなっています。 昭和30年代初頭。今から70年前。戦後の混乱も収まり、もはや戦後ではないといわれたころ。 そのころの寝台車は、1等寝台か2等寝台で、3等寝台車はありませんでした。 横になって旅行したい庶民の寝台車への要望が高まる中、 1956年から1958年にかけて、新製車であるナハネ10、11が約200両弱製造されます。 しかしそれだけでは全く足りなので、1959年から元寝台車のオハ34約100両がスハネ30に復元しました。 それでも足りない分は、1962年から1966年にかけて老朽客車の台枠を利用したオハネ17が300両あまり改造されました。 高度成長期はまだ始まったばかりで、資金の足りなかった昭和30年代。需要を満たすための苦労が伝わってきます。 また寝台車主体の列車が組成されるようになると「ハネフ」も必要となり、1963(昭和38)年からナハネ10は全車ナハネフ10に改造されました。  高度成長が進んでくると、夏の快適な睡眠のために冷房化が求められ、昭和40年代前半には冷房化がすすめられました。 冷房化により、ナハネ11はオハネ12に、オハネ17はスハネ16に、ナハネフ10はオハネフ12になりました。 20系の増備が進んで2...

  • KATO 2022年12月発売製品

    KATOさんから、12月発売の製品が発表されました。  新製品は、221系リニューアル車嵯峨野線クモハ52 1次車コキ106,107 JRFマークなし20Dコンテナ新塗装とアムトラック各種 再生産がE259系と先月発表されたEF510500カシオペア塗装E26系カシオペアED79DD51北斗星色  クモハ52 1次車には力を入れるようで、先頭部の形状データを利用できる以外は新規設計のうえ、テールライトの位置やリベットの有無など、細部を再現するそうです。 KATOさんは、鉄コレの旧型国電シリーズを追いかけるように、2013年11月、飯田線の旧型国電を製品化を開始しましたが、流電は、2015年8月のクモハ52004のみの製品化で、その後音沙汰無しでした。 流電としては異端の52004の編成のみで、1次車、2次車が続かなかったのは、鉄コレの流電が発売されてからそれほど時間の経っていないころだったので、同じ編成を製品化しても売れるかどうか判らない、というのが理由ではないかと私は思います。 鉄コレの流電1次型の発売が2012年3月ですので、ちょうど10年経過したところで、鉄コレ発売後に鉄道模型を始めた人も増えてきただろうということで、今回の発売となった、というのが私の邪推。  今回の流電がほぼ新規設計というのは、52004は、広窓の張り上げ屋根なのに対し、1次車は狭窓の普通屋根。基本構造が全く違います。 同時発売の221系リニューアル車は、パンタを増設して、転落防止ホロを付けて、スカートを変更した製品にみえる(221系はよく知りませんので間違っていたらごめんなさい。)のですが、それとは大違い。 細部の再現と相まって、KATOさんの意気込みを感じる製品です。 とはいっても、製品は1/150のNゲージ。せっかく精密に作っても走ってしまえば判らないので、1編成2諭吉の価格設定と細密化のバランスが評価のポイントになるのではないかと思います。 当鉄道では、鉄コレの1次車が入線しているので、完全にかぶってしまう今回の製品は非常に悩ましい。  12月といえばその年の目玉新商品が発売されていたのですが、ここ数年は傾向が変わりました。 カシオペアのように目玉製品がたくさん揃っているので、買いそびれた方の要望が多いのでしょうか。...

  • KATO RhBの機関車とコンテナ車が入線しました。

    3102-3 RhB Ge4/4 Ⅱ RhBロゴと10-1731 RhB コンテナ貨物列車8両セット23-590A COOP冷蔵コンテナ8201 RhB コンテナ貨車 Lb-v(コンテナ無積載)が入線しました。  COOPコンテナはとにかく楽しい。一応COOPの表記はあるのだけれども、日本のコンテナのように社名やそのロゴだけではない。 清潔感ある白いコンテナに、野菜や果物の絵とCOOPのロゴ、とても上品です。描かれているのは、セットに含まれる5両が、パイナップル、洋なし、赤カブ、オレンジ、ジャガイモ、コンテナ2個セットがイチゴとレタス。 観光地を走るコンテナだからふさわしい外観にしたのでしょうか。実車の写真の屋根だけが汚れているところを見ると、コンテナの洗浄も行われているよう。もっとも、郵便コンテナは日本のものと変わらないので、観光地的配慮が求められているのではなさそうです。  スイスポストコンテナは、日本のコンテナと同様の意匠。 街、田舎をめぐるとか晴れの日も雨の日もみたいなロゴが入っている(らしい)ところがしゃれているといえばしゃれています。  RhBの動画や写真を見ていますと、COOPのコンテナは見かけるのですが、スイスポストのコンテナは今回の製品で初めて知りました。 現地に行けば、頻繁に目にするものなのでしょう。  さて、機関車の方は、例によって一部のパワーユニットでは制御できません。海外製品の安全仕様に合わせてあるので、ライトユニットに取り付けられたコンデンサーが邪魔をするそうです。購入した店のパワーユニットでも制御できず、十分なテストができずに購入。 自宅で使用しているMODEL NO.255のパワーユニットでは正常に動きました。 国内向製品にはコンデンサーを省いたライトユニットを用意したらと思います。 貨車は文句のない出来栄え。RhB用のカプラーが標準装備で、アーノルトカプラーがオプションなのも親切な製品構成。   今回は、COOPコンテナをすべて積載したくてLb-vを2両買いましたが、セットにはスイスポストコンテナを載せたLb-vが1両あるので、Lb-vとSb-t各1両を増備して、セットのスイスポストコンテナをSb-tに移し、空いたLb-vと増備したものにCOOPコンテナを載せればよかったと思い...

  • 185系リレー号

    TOMIXのリレー号の発売が明日に迫りました。 当鉄道では、40年前のKATO製品に手を加えておりましたが、編成として走らせられる程度には整備が終わりました。  TOMIX製品を拝見しますと、さすが現代の製品。 ヘッドマークは白色光、ヘッドライトは昼光色。列車番号表示器も点灯しているのはさすが。 一方で、奇数向きクハのジャンパケーブルが白い一体パーツであることにはあんぐり。 さらには7両で3諭吉超えというのも現代の製品です。  KATO製品と比べると、 クハ前面の差は歴然ですが、サイドは負けていない。 さらにライト周りを改善して見劣りを解消したいところです。にほんブログ村...

  • 651系のLEDライトユニット化

       651系の交換の備忘録を残します。 651系は、最近改良新製品が発売され、専用のライトユニットがASSYパーツとなっていました。 ライトユニットが取り外しにくいのですが、窓ガラスにストッパーがモールドされており、これを解除するように爪楊枝で広げますと、容易にとりはずせました。 こんな感じのユニットになっています。 左がLEDのユニット、右が豆球のユニット。基盤の左側の接点が小さく、そのままでは点灯しません。  とりあえず、LEDユニットをセットしました。 651系は、集電シューが短くて、基盤の接点に接触しません。幸い、E351系のグレードアップパーツに長い集電シューがあったので、右側だけ交換しました。 ライトユニットを車体にセットして、 交換完了です。上半分が光るのはLEDの光が拡散せずに直進してしまうからでしょうか。 電流を逆転させるとやはり下半分が光ります。テールライトだけ光って、ヘッドマークの部分は消灯になるのですが・・・・  ちなみに、改良新発売された651系のヘッドマークは青色LEDが開発された後の白が表現されたものになっているようです。 民営化直後のスタイルにするには、ヘッドマークをそのまま使用するしかありません。  にほんブログ村...

  • 251系 惨憺たる結果

    民営化直後の特急電車のアップトゥデイト。 253系、651系の密連化、室内灯撤去は完了したのですが、251系が・・・・。 車体構造の複雑な251系。まずは室内灯を撤去しようと、経験者の記事を参考に分解しておりましたら、椅子パーツがバラバラに粉砕されてしまいました。 Nゲージのプラスティックは軟性が高くてちょっとやそっとでは割れたりしないものですが、251の椅子パーツは薄いお煎餅のようにばりばり割れてしまいます。 ゴム系接着剤で貼り合わせてありますが、くっつけては割れるの繰り返し。入線から30年経過するうちに、変質してしまったのか。 251系 椅子ハーツ割れるでググってみると、割れたという報告が多数あがっていますので、当鉄道のみの現象ではないようです。 それはともかく、椅子パーツは単なる装飾でなく、台車のねじ止めも兼ねているわけで、椅子パーツがないと組みあがりません。 次回再生産時にパーツを調達することにして、今はだましだまし使うしかないようです。にほんブログ村...

  • 第2四半期計画の顛末と第3四半期計画

    2022年も折り返し地点を過ぎまして、第2四半期が終了しましたので、遅ればせながらその反省会です。(1)計画的な入線 期間中の入線状況 爆マークは、購入宣言しなかった入線車両 コキ10000系は、第1四半期計画で増備を予定していたものですが、爆は爆。 正真正銘の爆は、ブドウ色のスハネ30欲しさのつるぎ増結、スハフ43改造用のスハ44、コキ107とワム280000。予算的には想定内に収まりました。 2 仕掛かりモジュールの完成は手つかず。 EL機関区の建物塗装がすすみません。缶スプレーでさっと一吹きすればあっという間ですが、機関区の写真を見ながら色合いを調合しようと思うと・・・・。 3 未整備車両の整備(1)リレー号の整備 豆球ライトユニットをLEDユニットに交換したものの結果はいまいち。その後号車札と行先表示窓にシールを貼りましたが、車番のインレタ貼りを残して足踏み。アクリル塗料用溶剤では元のナンバーが消えてくれず、クリーム10号を上塗りするか、テレピン油をつかうか思案中です。テレピン油なら落ちるのですが、こすったところがテカるという難点があります。 (2)351系の脱脱線対策 グレードアップパーツを取り付けたものの結果は出ず。 351とスーパーおおぞらは・・・・ (3)1950年代のマイクロ機関車のヘッドライト交換 D62に施工したのみ。効果はあるので引き続き交換していきたいと思います。 (4)カニ22、ナハネフ22、ナハフ20のナックルカプラー化 珍しく、完遂しました。 (5)鉄コレ70系の整備 両毛線のNゲージ化は完了。新潟色はパンタと車輪の交換のみですが完了しました。  これまでもそうでしたが、国鉄型の新製品が発売されると、経歴とか周辺事情に引っ張られて、計画がとん挫していることに気付きました。今後は、周辺事情に引っ張られることを想定して計画に盛り込もうと思います。  ということで、第3四半期計画です。(1)計画的な入線7月 1年ぶりのRhB。ロゴ付き機関車とコンテナ列車セット。 415系は旧製品が入線済みですし、100番台だけでは絵にならないので、スルー。 8月 RhBのコンテナ車単品。 7月予定が延びたC11は、シールドビームヘッドライトの会津仕様が欲しいのですが、シ...

  • サンライズ、サンダーバードのLED化

    先日再生産された285系、683系のライトユニットを使って、入線済みの車両をアップトゥデイトします。 285系は、1998年の入線。かろうじてLEDのライトユニットですが、暗くて光っているのか判らない状態でした。 KATOさんは、床下セットをまるごと交換してヘッドライトの色合いの違いを再現できるとアナウンスしていますが、床下セットは1両分1400円。4両で5600円。そんなに投資できません。 一方ライトユニットは税抜き400円。ということで、4369-1G 285系ライトユニット電球色を調達しました。 右が元のライトユニット、左が今回のASSYパーツ。 元の方が抵抗が大きいようです。 交換しました。 右が交換済み、左が未交換。電圧は同じです。交換した甲斐がありました。  続いて、683系。黄色に光るLEDには閉口です。 今回の製品は、483系4000番台。クロ682ライトユニットを購入してきました。 が、適合しません。新設計になったようです。 LEDを青く塗ってみましたが変化なし。 LEDだけ電球色に交換しようかと思って、ライトユニットの形態を見ていますと、サンライズのユニットと同じもののようです。 ということで、サンライズ用を追加購入、クロにはオンオフスイッチがないので、クロハ884用を使用。 こちらも交換した甲斐がありました。 にほんブログ村...

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