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あしがら農の会で、自給自足の生活を模索しています。 最小限の家のプロジェクトを現在進行中

地域生活(街) 関東ブログ / 神奈川県情報

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2009/02/16

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  • 女流棋戦の妊娠8か月体調不良の不戦敗

    福間加奈女流5冠が白玲戦の2勝2敗で迎えた第5局、体調不良のために戦えず、敗戦になってしまった。たぶんこの後の対局も出場できないだろう。休場を申し出た。4日前の女流王将戦第2局も同様に体調不良で戦えず負けになってしまった。そのほかいくつものタイトルにかかわる将棋が不戦敗になることだろう。分ってきたことは両者が弁護士を立てて、対局について協議した結果、不戦敗が決まったようだ。こんな勝ち方で何が嬉しいのだろうか。何故、福間女流5冠の妊娠休場に対して譲ることが出来なかったのか。いくら勝負ごとであっても、どこか心の醜さを感じる。将棋棋士の魅力は勝負を離れれば、人間として理解し合っているところだと思う。日本将棋連盟は30日、福間香奈清麗(32)が二つの女流タイトル戦で不戦敗により敗退した問題について、双方が代理人の...女流棋戦の妊娠8か月体調不良の不戦敗

  • 北朝鮮ウクライナ戦争の危険

    北朝鮮軍がロシア軍に加わり、ウクライナ戦争に参戦した。これは世界にとって危険な兆候である。世界大戦になりかねない兆候である。韓国がナトウの会議に参加する。日本も、アメリカもこの状況を黙って見過ごすことは出来ないだろう。ナトウのウクライナへの軍事協力は、強まるはずだ。悪人と悪人がツルムと悪が正義になる。何しろ北朝鮮軍の兵隊は食べるものも自給しなくてはならない状況と言われている。ロシア軍に帯同していれば、給与ももらえるので、外貨稼ぎに国から派遣されるようなものではないだろうか。北朝鮮は武器や爆弾の軍事産業に力を入れている。これは北朝鮮の出稼ぎ出兵だ。中国へのキーセン出稼ぎもさせられるぐらいだから、お金になれば何でもするのが北朝鮮のキム独裁の実態である。日本からの多数の誘拐。偽ドル生産。ネット犯罪。サイバー攻撃...北朝鮮ウクライナ戦争の危険

  • 画家根津壮一先生

    三軒茶屋小学校の美術の先生が、根津壮一先生である。根津先生が小学校の時に私の絵を評価してくれたことも、絵を描くことが好きになった理由の一つだったことは間違いがない。この先生は教師としては問題があったとは思うが、画家としては、なかなか筋の通った良い絵描きだったと思っている。光風会展や日展で絵は何度も見せて頂いた。とても柔らかい家庭風景を描いた絵が印象に残っている。控えめな見えを切らない絵だと思った。なぜこんなに穏やかな絵を描く人が、あれほど厳しく、激しい小学校教師をしていたのかと想像もできなかった。小学校卒業以来特に交流はなかったのだが、渋谷洋画人体研究所で久しぶりに顔を合わせた。先生から声をかけて頂いた。小学生の私をよく覚えておられたかと驚いた。それからは毎週お会いして、画家としての先生の姿を見せてもらえ...画家根津壮一先生

  • 自公政権が選挙に敗れた。

    自公政権が選挙に敗れた。自民党も公明党も大きく議席を減らした。私の住んでいる沖縄4区では小選挙区では自民党が勝ったが、比例復活で令和の議員も当選した。実際の石垣市の投票数は、自民党7968票。野党9496票でオール沖縄候補なら野党が勝ったのだ。これでいよいよ中山市長の次の選挙は落選が期待できる。石垣市民は野党支持者の方がはるかに多いことが、今回の選挙で見えてきた。もう一息である。今回の与野党逆転を機会に、石垣島の新しい政治状況を作り出すことだ。つまり、金権自民党の悪事を忘れないと言うことになる。石垣島を基地の島にしてしまった事を、さすがに石垣市民はもう限界だと叫んだのだと思う。確かに、離島の暮らしは離島振興の交付金が、経済を支え動かしている。物価高も本土と較べてすさまじい物がある。給与水準は日本で一番低い...自公政権が選挙に敗れた。

  • 275 水彩画 日曜展示

    275水彩画日曜展示587「三津富士」2024.1012号588「篠窪秋」2024.10中判全紙589「諏訪の原公園秋」2024.10中判全紙590「山岳」2024.1015号和紙591「マゴの森」2024.1015号592「朝焼け」2024.1015号和紙小田原で描いた絵である。今回は稲刈りが終わって、あまり農作業はなく、割合絵を描く時間があった。小田原で絵を描くと色おとなしくなるようだ。色の感覚が反応しているのだと思う。それだけでなく、風景を見る気持ちも変っている。今思えば時間はあったのだから、思い切って山梨に行けば良かったのだが、何故か行かなかった。家で描いたり、久野の周辺で描いていた。その結果が今回の絵だ。三津浜がこのように見える場所は実際にあった。魚がくるのを見張るような場所ではなかったかと思う...275水彩画日曜展示

  • 良い田んぼ土壌の作り方

    石垣島の土壌は、そのままでは田んぼはの土にはならない。有機農法で十分に稲が育つ土壌ではないようだ。腐食分を含まない粘土質の細かな土壌が多い。畔塗をしないでも水漏れがほとんどない土壌である。雨が降ればドロドロになり、しばらく水が引かない。そして乾けばコチンコチンになる土壌である。それは太陽光に長年さらされてきた土壌の特性なのだろう。腐食が極端に不足している。当然作物が育つ肥料分も少ない。蓄積される腐食よりも失われてゆくものが多い。特に団粒構造がないということが、有機農法では課題になる。どうして腐食を増やすかを農法に取り入れてゆかなければならない。普通の農家の方は化学肥料と農薬で営農されている。小田原よりも使用量が多いいように見受けられる。これも亜熱帯の已む得ない事情なのだろう。有機農法のように土壌の力で作物...良い田んぼ土壌の作り方

  • 自民党裏金非公認候補にも2000万円配布

    自民党裏金非公認候補にも2000万円配布をした。石破氏の支離滅裂がよく分かる。非公認にはしたけど、選挙資金は配布するので、あまり怒らないでね、という姿勢なのだろう。非公認は要するに選挙対策の一つで、世間へのごまかしに過ぎません。という本音が見え見えだ。選挙はお金で何とかなるものだという、自民党の考える選挙活動が見えるようだ。麻生氏が主張したように、丁寧な民主主義を行うにはお金が必要なのだという所に落ちる。金権民主主義を標榜している自民党。お金がなければ、票が集められないのでは、要するに買収自民党だ。自民党が今回選挙で勝つようなことがあれば、日本の民主主義はお金で買えばいいということになる。それは許されることではない。野党に対する批判というものもあるのだとは思うが、今回の選挙はそれどころではない。犯罪行為を...自民党裏金非公認候補にも2000万円配布

  • 藤井将棋は次の時代のヒントだ

    将棋は敗着で勝負が決まるゲームだ。はっきりとした敗着はあっても、はっきりした勝着というものはない。そういうことはデープランニングをつかったAIが登場してわかってきたことだと思う。今将棋が面白いのは、コンピュター革命の実相を表しているからだ。将棋は天才と言われるような人の将棋も、私のようなへぼ将棋を指すものの勝負にも、序盤があり、中盤があり、終盤がある。そして、必ず敗着で勝敗が決する。何が悪かったのかが重要で、中盤の岐路が敗着が決着後検討されることが多い。この対局者の検討が、慣習としてあるというのも将棋の良さだ。永瀬9段が普通に進めることが出来れば、最終版のあと数手で勝てるところまでゆく。最後の最後の詰めの誤りを繰り返して居るわけだ。それは渡辺9段とのタイトル戦でも、同じような最後の敗着が起きた。そういうこ...藤井将棋は次の時代のヒントだ

  • 「完食指導を考える」

    「完食指導を考える」---朝日新聞が特集を組んでいる。名古屋市の女性(52)は、小食だった。小学1~2年のころ、給食を食べきれず、休み時間や掃除の時間まで、1人で席に残され、食べ続けさせられた。(私とまるで同じだ。)献立表を見て、食べられそうにない日は朝から熱が出た。学校は休みがちだった。心配した母から精神科病院に連れて行かれ、様々な検査を受けたが、病気とは診断されなかった。思い詰めた母に「病気じゃないなら学校に行けるでしょ」「一緒に死のう」と言われた。(私は精神科に行って、田舎で暮らした。)---朝日新聞読んで驚いた、似たような体験である。給食の量が多すぎて食べきれなかったのだ。まだ栄養失調が言われるような時代だった。学校では肝油が配られて食べていた。同級生の弟さんが栄養失調で亡くなられたことがあったぐ...「完食指導を考える」

  • 佐々木ナオミ衆議院選挙あと一歩

    佐々木さんは、あしがら農の会の仲間である。県会議員になってからも、時間があるときには活動に参加している。今回立憲民主党から衆議院選挙に立候補した。自民党候補と一騎打ちになっている数少ない神奈川県17区である(神奈川17区小田原市、秦野市、南足柄市、二宮町、足柄上・下郡)。なんとしても佐々木さんに当選してもらいたい。あしがら農の会を作った一人である小田原市長の加藤さんが、最近の市長選でも自民党候補に一騎打ちで勝利した。小田原ではすでに反自民の票の方が多いということが分かっている。神奈川17区で野党が候補を一本化できれば、選挙で勝てるという姿を日本中に示す必要がある。今回の選挙は石破総理大臣が、新総理のご祝儀で、批判が高まらないうちに、ともかく急いで解散をした。当初は石破氏への期待感もなかったわけではないが、...佐々木ナオミ衆議院選挙あと一歩

  • ロスコ 触覚の絵画藝術

    ロスコの作品は視覚的なものを触覚的なものに変換して表現した藝術である。佐倉市郊外にあるDIC川村美術館にロスコを見に行った。朝一番に行ってすいている時間にゆっくり見ようと出かけた。京成佐倉の駅から8時50分発で、美術館行きの無料バスがあり、30分くらいかかった。美術館は9時半からである。驚いたことにバスは満員であった。京成佐倉から、JRの佐倉駅によって行く。と言ってもすでにほとんど座っているのだから、乗れたのは補助席の人だけである。かなりの人を残しての出発である。その理由は閉店セール中だからだ。12月末日で閉館と言われていた。それが3月末日に延期された。よくある閉店商法のの繰り返し手法である。次は美術館は閉館しませんになってほしいものだ。入場料は1800円、相当の入館者数だ。これなら、香港の物言う株主も、...ロスコ触覚の絵画藝術

  • 274 水彩画 日曜展示

    274水彩画日曜展示582「ヤエヤマヤシ」2024.10中判全紙583「ヤエヤマヤシ」2024.10中判全紙584「ヤエヤマヤシ」2024.10中判全紙585「とうまた田んぼ」586「牧草地」2024.10中判全紙ロスコの絵を川村美術館でゆっくり見せてもらった。30分以上見ていないとわからないように出来ている。真っ暗なのだ。目が慣れるまで何があるかがわからない。あれほど暗い展示は初めてだ。ロスコの絵のことは改めて書くことにして、自分の絵の方角を考えさせられた。自分の絵は結局自分の内なる世界が画面に現れる。そこにある空気感が自分なのだ。いい加減な自分であれば、いい加減な世界になっていなければおかしい。では今の自分がどうかと言えば、のぼたん農園を作ることに熱中している。絶望的なのだが、面白くて仕方がない。具体...274水彩画日曜展示

  • 62年前の小学生ラジオ番組

    昼ご飯を食べながら、ラジオを聞いていることが多い。11時30分過ぎから食べていることが多い。FMラジオである。石垣島の崎枝は電波状態は悪い。「のぼたん農園」ではFMしかはいらないことが多い。AMラジオは中国語か、韓国語が聞こえてくることの方が多い。たまたま聞いていたら、面白いラジオでつい最後まで聞いてしまった。いつもは人生相談を聞いているのだが、人生相談がハマルのだ。人の不幸が面白いという嫌みな趣味というわけではない。回答する人の回答が上から目線の珍回答、迷回答で、たまに泣けるような名回答なのだ。漫才を聞いているようなものだ。それでも悪趣味と言えばいえる。その日は日曜日だったもので、人生相談はない。それで周波数を変えるとNHKがきれいに聞こえた。「伊集院光の百年ラヂオ」小学生たちが大人顔負けの議論を展開!...62年前の小学生ラジオ番組

  • 自給生活の楽しさとAI革命の希望

    これからの人類の生き方で重要になるのは、自給自足生活である。それが出来るだけの条件がコンピュターAI革命によって整いつつある。蒸気機関の登場に始まる産業革命によって、人類は肉体労働に支配される世界を抜け出た。コンピュターAI革命によって人間は知能労働に支配される世界を抜け出ることになる。頭が良い人間が、頭の良くない人間の上位に居て支配する。現代社会の差別状況はおわる。人間はAIによって能力差別の世界を抜け出ることになる。能力差別は、人間の最後の差別である。末期的な資本主義の競争が世界を戦争の時代へと進めている。世界戦争が回避されるとすれば、AIの急激な成長にある。競争をしなくとも人間は生きて行ける世界が、AIによって来る。人間が生まれてきて死ぬと言うことには何時の時代も変わりは無い。その生きている時間を一...自給生活の楽しさとAI革命の希望

  • 健康は腸から生まれる。

    腸内環境が乱れると不眠、うつ、発達障害、認知症、糖尿病、肥満、高血圧、免疫疾患や感染症の重症化……と、全身のあらゆる不調に関わる。子供の頃腸の調子が悪かった。それで精神的に不調になることがあったのではないかと想像できる。子供の頃すぐお腹が居たくなる子供であった。虚弱体質とお医者さんにはいわれて育った。それもあってか、東京の家よりも、山梨の山の中で暮らすことが多かった。東京の目が回るように忙しい商売人の家庭では、大人になるまで育ちきらない、と思われていたようだ。向昌院の住職だった、お爺さんが心配して預かってくれていたのだと思う。だから、3文安いのかも知れないが、祖父は私を教育しなければならないと考えていたので、とても厳しかった。その教育が成功したせいか、中学生の頃に得度をすることになる。もう一つ困り切ってい...健康は腸から生まれる。

  • マークロスコーと川村美術館の閉館か縮小

    千葉県の佐倉にある川村美術館が閉館するという話を聞いた。功成ってしまった理由は川村美術館が財団法人化していなかったためだ。何故ずさんな経営方針だったのかと思うが、今更仕方がないことだ。企業美術館は上手く企業経営と切り離すのは必要なことだ。この美術館は株式会社DICと言う企業が所有している。問題はこの会社の物言う株主だ。美術館が赤字だから、作品を売り払い終わりにしろというのだ。何という目先しか見えない株主なのかと思う。安く買った絵が数十倍になった価値をどう見ているのだろうか。中国人の株をやっている人間の文化の浅さが浮かび上がる。DICの取締役会は同館について「保有資産という観点から見た場合、資本効率という側面では必ずしも有効活用されていない」との認識を示した。美術館だ当たり前ではないか。速やかに計画を実行に...マークロスコーと川村美術館の閉館か縮小

  • ダメを通らなければ、良くなれない。

    今より良くなるためには、一度はダメにならなければならない。今の状態を、増しなものだと思っている自分を否定し無ければ、次に進むことは出来ない。だめである事は苦しい。その苦しさを通り抜けなければ、次には進めない。自分を良しとしたときが自分が、そこで終わるときだと肝に銘じなければならない。この文章は自分に向けて書いている。時々書かないと自己否定の矛が鈍るからだ。人間ついこれで良しと考えてしまいがちだ。今のままではダメだと、時々活を入れないと甘くなる。甘くなれば、自分というものには至れない。自己存在はその先にしか居ない。絵を描いていると言うことは、その点、目の前に絵を置いて考えられる。ここが指針になる。今描いている物が良いと思えば、つまりそれが最終地点である。その先はないということだ。その先がないような藝術がある...ダメを通らなければ、良くなれない。

  • ノーベル物理学賞をAI開発者が受賞

    ハッピーヒルのひこばえ。稲刈り10日目。ノーベル物理学賞は、10月8日夜、カナダ・トロント大学のジェフリー・ヒントン名誉教授とアメリカ・プリンストン大学のジョン・ホップフィールド教授のノーベル物理学賞受賞が発表された。受賞理由は「人工ニューラルネットワークによる機械学習を可能にする基礎的発見と発明」である。画像生成、音声認識、ChatGPT、自動運転車、ロボット工学...etc.今や急速に生活に溶け込み、日常に欠かせないものになってきたAI技術の進化は、ヒントンの開発したディープラーニング研究を礎としている。自ら考える人工知能である。人工知能(AI)の基礎を開発した2氏に決まった。早くもAIの研究分野での応用が評価されたことになる。将棋や囲碁がAIによって大きく変った。でープランニングである。囲碁は日本が...ノーベル物理学賞をAI開発者が受賞

  • 273 水彩画 日曜展示

    273水彩画日曜展示578「とぅまた田んぼ」2024.10中判全紙579「とぅまたたんぼ」2024.10中判全紙580「樹木」2024.10中判全紙581「花咲く庭」2024.10中判全紙このところ4枚続きだ。かなり描いているのだが、日々の一枚には残念ながら成らない。一つには中判全紙ばかり描いていると言うことがある。10号ぐらいまでだと、日々の一枚になるが、中判全紙の大きさになると、ほぼ2日はかかるようだ。英太郎さんのやられている田んぼはとぅまた田んぼと言うことが分った。今の崎枝地域はその昔は3つに分かれていた。一番西側の半島の先の方が「やらぶ」まんなかが「さきえだ」そして一番東側の半島の付け根が「とぅまた」と呼ばれたそうだ。とぅまた節という八重山民謡があり、そこにある松からうたが始まる。今も田んぼのまわ...273水彩画日曜展示

  • 沖縄の染めと織の至宝展

    「沖縄の染めと織の至宝」ーー桃源用昇コレクション八重山展ーー素晴らしい展覧会が石垣市市民文化会館で開催されている。114点の展示である。現代沖縄を代表する織物作家、9名の代表作と言えるものが陳列されている。沖縄を代表する藝術と言えば、織物である。織物藝術は沖縄のものが傑出している。歴史的にもそして現代にも素晴らしい作品が存在する。その素晴らしい9名の中でも、八重山上布の新垣幸子氏の苧麻の作品はその美しさが際立っていた。新垣氏は昨日、人間国宝に指定された方である。ほかの方の絹織物よりも、素材としての苧麻が、どれほど美しい繊維であるのかを、味わうことが出来た。桃原氏はこの織物の他に類を見ない最高級の作品を、八重山博物館が出来たならば、寄贈すると言うことである。その準備のために、収蔵作品の充実という意味で、沖縄...沖縄の染めと織の至宝展

  • 農の風景を描く

    季刊地域59号ーー農文協では農業の作り出す風景が特集されている。送られて来て驚いた。「農の風景を描く」、と読んでしまったのだ。まさか、そうではなかった。農業は風景を作り出しているという特集である。私は風景というものは人間の営みの表れだと思っている。農は人間の営みの原点。農に関わることで、人間が作られて行く。誰かのために農は行うものではなく自分自身のために行うものである。だから、禅宗の僧侶も畑作業は行う。自分の食べるものを自分の手で作ってみる。それが自分という人間の成り立ちを知ることだと、祖父はそのように教えた。ただ風景は農によぅって作られるだけでなく、耕作放棄地は人間の痕跡というものが風景になる。太古の自然というような、人跡未踏の地などは私にとっては風景としての興味は無い。人間が自然の中でどう折り合いを付...農の風景を描く

  • 「アジア版NATO」が消えた

    新しく総理大臣に就任した石破氏が持論としてきた「アジア版NATO」の創設や日米地位協定の改定を、所信表明演説で表明しなかった。長年主張していた、政治家になり最もやりたかったはずの主張を、ここで言わなければならないという場面で口にしなかったのだ。アジア版ナトウは石破氏の構想と私の考える物は似て非なるものである。アメリカを中心にしたナトウでは、仮想敵国中国を前提にしたものだ。むしろ、アジアの中堅国がまとまって、アメリカや中国から距離を持つことを、構想とすべきものなのだ。それでも、アジア版ナトウの議論を始める必要がある。一体何のために総理大臣になったのかと思う。沖縄では日米地位協定があまりに日本が隷属的なものになっていることを、対等なものにしたいと言うことで、県知事が何度も政府に地位協定の改定を要請している。ひ...「アジア版NATO」が消えた

  • 石垣島で4つの田んぼでひこばえが実っている。

    今年はひこばえが穂を付けているところがある。優劣はあるが、4箇所で実っている。品種はミルキークイーンだそうだ。理由は例年どこの田んぼも稲刈りが終わると、一段落した頃、秋起こしをと言うか、夏起こしをして耕してしまう。そのためにひこばえは出ることがない。それは昔はどこも行っていた2期作の準備でもあるのだが、今は2期作はしないので、田んぼは耕されてまた春を待つことになる。多分そういうやり方が踏襲されきたのである。しかし、たまたま今年耕さなかったところがあった。遅れて耕そうかと思ったところ、見事に実っているので、稲刈りをして見ようかと成ったらしい。稲刈りの後の気候がひこばえを育てるのにうってつけだったようだ。そのために、ひこばえがそのまま成長して、普通の田んぼのような状態になったのだ。ただし、ひこばえが栽培したと...石垣島で4つの田んぼでひこばえが実っている。

  • 報道の衰退は危険だ

    日本の報道は批判精神を失っている。客観報道、中立報道というようなごまかしで、調査報道をしなくなった。調査報道をするだけの経済力を失ったと言うこともあるのだろう。調査報道をするような問題意識を持たない記者ばかりになったと言うこともあるのだろう。つまり報道の世界は経済と人材で劣化を始めている。人間はまともな、立派な、良い人が増えていると思う。しかし、反骨とか、不屈とか言うような、尋常では無い人は少なくなっているのではないか。本来報道というのはそういうまともでは無いような、批判的な人が関わるべき仕事だ。報道の劣化は世界中で一国主義が登場していることと関係しているのだと思う。トランプやペロンが支持される背景が世界に広がりつつある。プーチンやネタニヤフに対して、さらに攻撃をしろと後押しをしているのが、国民なのだ。何...報道の衰退は危険だ

  • 「フレイル」とはどういうことか

    フレイルは、厚生労働省研究班の報告書では「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」2)とされており、健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味します。フレイルなどと言う妙な言葉を作り出すものだ。神奈川県では未病という言葉を使っていた。考え方は老人には重要なことだと思う。フレイルの基準には、5項目あり、3項目以上該当するとフレイル、1または2項目だけの場合にはフレイルの前段階であるプレフレイルと判断される。体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる歩行...「フレイル」とはどういうことか

  • 272 水彩画 日曜展示

    272水彩画日曜展示574「崎枝村入植75年」2024.10中判全紙575「ヤラブ」2024.10中判全紙576「ヤラブ」2024.10中判全紙577「稲刈り後」2024.10中判全紙台風が来る予報の1週間だった。結局来なかったのだが、来るための準備はせざる得なかった。結構時間が潰れてしまった。もう一枚多く絵を描ければ良かったのだが、そういう訳にもいかない。窓には必ず吹き破れられな為の板の覆いを付けなければならない。今週は崎枝入植75年祭があった。大変な歴史である。50家族くらいが入植したらしい。そして今崎枝に残る人は10家族が居るそうだ。開拓生活はどれほど大変だったかは、少しだがやったことのある私には分る。石垣島の開拓生活はさらに厳しいものだったはずだ。一番の難題はマラリヤの存在である。これで開墾生活で...272水彩画日曜展示

  • 6,7,8,9月と酷暑が続いた石垣島

    今年の石垣島の暑さはただものではなかった。10月に入っても相変わらず夜の気温が昨夜は26度だった。冷房がなければ寝れない夜がもう4か月も続いている。雨ばかりですごい湿度で窓を開けていることもできない。小田原に行けば、冷房なしでぐっすり寝れるのだから、石垣島の夜の蒸し暑さは、半端ではない。異常気象と言われているが、明らかに前例のないような気象の変化が続いている。以上と言うより、暑い夏が定着したのだろう。暑さもおかしかったのだが、台風の様子もおかしかった。南のほうで停滞し巨大化する。そして例年とはまるで違う進路になる。始まりの頃は予測が難しかったが、18号はこうなるだろうと想像した通りの進路と消滅だった。ともかく台風は一回は巨大化する。それは海水温が高い地域が広いからである。石垣島は海水温が6月から27℃と高...6,7,8,9月と酷暑が続いた石垣島

  • 石破裏金議員公認

    石破氏は総理大臣になる前から、国会の解散を急ぐという事を表明させられてしまった。総裁に立候補した頃とは大違いだ。石破氏はまわりの人の言うことなどあまり気にせず、自分の方針を貫く人なのかと思っていた。所があれこれ配慮ばかりしていて、自分の考えを出せなくなった。人事でも結局、総裁選挙に立候補した人を重要視した物になった。断られて、上手くゆかなかったようで、結局統一教会関係者まで入れている。最終的にはなくなったはずの派閥に配慮したらしい。何故命がけでやるとしていたはずが、始めから腰砕けではないか。これではわずかあった期待も消し飛ぶしかない。これは菅氏も、岸田氏も同じだった。どこかからすごい圧力がかかるようで、総理大臣は自分の考えを出せなくなるようだ。石破氏は裏金議員を公認しないではなかったのか。就任したら、国会...石破裏金議員公認

  • 「虎に翼」異例ヒットと悪評

    「虎に翼」はほぼほぼ見た。最初のシシヤマザキさんのタイトルバックで度肝を抜かれて以来。毎朝タイトルバックを真剣に見た。毎日見ている内に何故その魅力に引き込まれたのか、すこしづつ分ってきた。これは次の時代のアニメーション藝術の世界なのだ。ドラマの方も興味を持って、最後まで見ていた。後半になって結構悪い評判が出回るように成った。そうだろう、今の日本が乗り越えられない問題点が列挙されているのだ。夫婦別姓程度でも認められない人達には耐えがたいドラマだったはずだ。日本国憲法の重要性をこれほど明確に打ち出したドラマもなかっただろう。最近NHKが大政翼賛放送局になったかと思うことが多かったが、ドラマという形で、斜めから主張をしたように見えた。確かにドラマだから、自民党も指導をしようにも難しかったのだろう。脚本は吉田恵里...「虎に翼」異例ヒットと悪評

  • 自民党、岸田氏から石破氏へ

    自民党の9名による大騒ぎの総裁選挙のすえ、石破茂氏が新しい総理大臣候補に選ばれた。誰でも良い、誰も気に入らなかったが、とんでもない人も居た。選ばれたら、靖国神社に参拝するというような人も居たのだから、それよりは、まだ増しと言えば言える。どうせすぐに総理大臣を降りて貰うのだ。すぐにでもやるという総選挙は10月27日投票日だという。パー券裏金を明確に説明をしなかった自民党に投票するなど、日本をいよいよ終わりにするような物だ。あのパー券裏金事件を、総裁選挙というお祭り騒ぎがあろうとも、忘れてはならない。今の自民党議員の大半は、自分のことばかりだ。日本の為に衆議院議員に立候補した人など居るのだろうか。総裁選挙の9人の権力欲の強さが、顔ににじみ出ていた。ともかく人相が気持ち悪い。誰もが自分が一番可愛いというような顔...自民党、岸田氏から石破氏へ

  • 「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」

    東京都美術館で田中一村展が行われている。「世俗的な栄光から離れ、己の道を貫いた画家・田中一村、清く、貧しく、美しく…奄美で到達した魂の絵画が東京に集結」だそうだ。何とも白々しい、見当違いの宣伝文句が並んでいる。どうも映画の一村以来、変な一村像が造られている。私の絵を見る眼では一村の絵は評価されたくて仕方がないと、営利を求めてあがいている絵に見える。人の眼ばかり意識した絵だ。世俗的な栄光は求めたのだが、社会に受け入れられなかった人だ。この絵を見ると評価しなかった社会の方が正しいと思う。一村の絵は奄美の光と言うが、そんな気は全くしない。田中一村の画面はデザインであり、装飾画である。どこが魂の絵画なのだろうか。魂のことなど考えたことも無い人が、作ったアピール文なのだろう。嘘もいい加減にしたら。と言いたいが、そも...「田中一村展奄美の光魂の絵画」

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