ベイシックインカムは考え方として、やってみる価値が十分にある。資本主義を乗り越える考え方と言えるだろう。能力主義を否定できる希望のある社会の実現がそこにはありそうだ。能力があるものも、ないものも人間が生きる意味は変らない。特にコンピュター革命後の社会は、能力主義と向かい合わなければ、生きづらい社会になることが見えてきている。能力で言えば、コンピュターが人間を上回ることは目に見えている。人間の意味が問われることになる。人間は楽しく生きる事ができると言うことが尊い。ベイシックインカムの基本的な意味は、生きて行く最低限のお金は何をやっていようと、人間として生まれてきた以上、その存在の意味が生活費を貰うことが出来る社会システムのことだ。例え働かないとしても、一定額は国から支給される。それは人間をダメにするだろうと...ベイシックインカムは革命後の社会だ。