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あしがら農の会で、自給自足の生活を模索しています。 最小限の家のプロジェクトを現在進行中

地域生活(街) 関東ブログ / 神奈川県情報

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笹鶏
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2009/02/16

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  • 279 水彩画 日曜展示

    279水彩画日曜展示610「鳥海山」2024.11二号611「リンコステルス」2024.11二号612「下田」2024.11613「のぼたん農園」20243.11中判全紙614「のぼたん農園」2024.11中判全紙石垣島も夜の気温が21度まで下がった。冷房を入れなくても寝られるようになった。海の色がいつの間にか変った。あの珊瑚礁のブルーの海はもうない。今週は静かに思い出しながら絵を描いていた。また生きたいと思う場所を描いた。のぼたん農園も描いているのだが、見て描いているような見ていないで描いているような。絵だけでのぼたん農園を想像するとしたら、どんな所だと想像するだろうか。全く似つかないもの図柄ではあるのだが、のぼたん農園の空気は感じて貰えるような気がする。最近明るい絵が描きたい。また絵が明るくなってきた...279水彩画日曜展示

  • 自分になりきること

    自分というものが、どういうものであるか、よく考えている。自己中と言うことなのだろう。ダメなものだと言うことは分る。そのことをさらに考えてみると、自分になりきって、その自分が好きなものを感じて、それをやり尽くしたいということに行き着く。絵を描くことが好きな自分というものは確かにある。絵を描いているときは無我夢中に成ることが多い。絵を描くことに没頭している。描いていれば時間がいつの間にか過ぎて行く。その絵を描く自分というものは、私自身が長年描けて作り出した自分という気がしている。絵が好きと言うことに最初から確信があったわけではない。好きなことを捜せ探せ、とおやから言われて育てられた。子供の頃一番良さそうな答えをしたのが、絵と言うことだった気がする。絵を描くことが好きだと言いきってしまった。そこからそういう自分...自分になりきること

  • 昔の写生地旅行を計画する

    旅行に行きたくて仕方がない。特に台湾に行きたい。つまらないことで台湾に行けない。石垣から台湾航路ができるという話が繰り返し出てきて、楽しみに待っている。石垣ー台北の飛行機が再開されるというので、それもまた待っている。待っていて行けない。別にないと思えば遠回りもできるのだが。あったことを考えると、再開されたらぜひとも行こうとついつい思うのだ。それならばその前に、アトリエカーで日本国内を旅行したいとおもうようになった。稲刈りが終わる4月から5月の良い季節に回れればと思う。連休中の込む季節は小田原にいればいいわけだ。日本全国車で写生をして歩いていた。描きたいという場所で車を止めて描く、それを繰り返している内に、何度も行く場所が日本全国に30箇所くらいになった。小田原のそばで言えば、下田、三津浜、箱根、篠窪、それ...昔の写生地旅行を計画する

  • 1番でなければいけないのです、。か。

    資本主義における技術開発というものは、1番でなければならないのは当たり前の事だ。二番目であれば、もう特許が取れない。特別な新製品にならない。しかし、これが資本主義のくだらなさなのだ。次の世界では、二番目でも意味は十分にある。資本主義と言うのは、つまらない競争を優先する考え方なのだ。競争させなければ、人間の能力は高まらないと割り切っている。オリンピック選手は確かに素晴らしい。しかし、市民ランナーも違う意味で素晴らしい。個人個人にとっては自分を高めることが重要で、他人と較べる意味は小さい。「コンピュターの計算速度が世界1位であることの意義は何か」「このコンピュターを利用するのは誰か」「計算速度が速いと、どんな効果があるのか」など、事業仕分けの議員たちからは質問が行われたが、資本主義の競争の意味にまで踏み込んで...1番でなければいけないのです、。か。

  • アメリカ一国主義と日本の政策転換

    トランプ氏が再選されて、円安が進行した。年末には160円まで下がると言われている。ネットであれこれトランプ氏の経済政策のことが書かれている。一つは関税を高くして、輸入品に競争力を無くそうと言うことのようだ。その関税を財源に、大幅な減税を行うという。「対中国関税60%」と「それ以外の全輸入品に対する一律10%関税」、及び移民政策として「合法・不法を問わない移民流入の抑制」が挙げられる。どれもアメリカの経済に良い面と、悪い面がある。移民の強制送還はトランプ氏でも簡単には実現できない政策になる。アメリカでは大統領、上院議会、下院議会、すべてが共和党になった。トランプの選挙中の発言はそのまま実行され動き来出すと考えた方が良い。トランプ氏の政策は全てインフレを誘発する。減税策は消費需要を刺激する。関税は輸入物価の上...アメリカ一国主義と日本の政策転換

  • 兵庫県斉藤知事再選

    斉藤氏が再選された。何という兵庫県知事選挙かと思う。一体何が起きたというのだろうか。離れた場所から見ているものである。いっさいSNSを読んでいないものとしては、知事選で意味不明の事件が起きた。日本人がネット情報で変ってきたのかも知れない。危険な政治状況が生まれつつある。百条委員会員であった竹内氏は姫路市選出が議員辞職をした。百条委後の記者会見で、上野英一県議は「選挙戦を通じて言葉の暴力、ネットの暴力が拡散した。竹内氏から『家から出ることも難しい状況で、家族を守るのを優先する』と相談を受けた」と明らかにした。ネット社会の異常事態が起きた。兵庫県民が選んだ選択である。理解しがたいし、許しがたいが、頭の黒い猫でもネズミを取る猫が、良い猫だと言うことなのだろうか。斉藤氏は私の判断では、間違いなく犯罪者だ。その犯罪...兵庫県斉藤知事再選

  • 織座の会最終号「ほしび」

    織り座の会の最終号が送られてきた。窪川真さんが死んでから、織り座農園を支えるという意味で作られたものだったと書いてある。しかし典子さんは窪川さんよりもはるかにしっかりした人なので、そういう言う心配はしたことは私にはない。窪川さんを結婚する前から支えてくれていたのが典子さんである。もうそう言うことも忘れたほど時間が経過した。何年経つのだろう。1988年の織り座通信二号が一緒に送られてきたので、その時はまだ元気だったわけだ。あの頃はお互い楽しかったなぁ。2002年7月23日に窪川さんはトラックター事故で死んだとあった。22年前のことなのだ。彼が死んだと教えてくれたのは、織座農園で研修して、あしがら農の会のメンバーになった、二宮の井上昌代さんが急報してくれた。あまりのことにどう考えて良いか分らないほどのことだっ...織座の会最終号「ほしび」

  • 278 水彩画 日曜展示

    278水彩画日曜展示565「はたけ」2024.11中判全紙566「早川」2024.1110号567「桂林」2024.1112号568「早川」2024.1110号569「両津港」2024.116号570「山岳」2024.1110号絵が描きやすい季節になってきた。緑の色も大分静まってきた。田んぼでは田植えの準備が進んでいる。暑さもいくらか収まり、農作業もいくらか長くやれるようになってきた。それでも一日雨の日もあり、集中して絵を描くことが出来た。絵はどこに向かっているのかは分らないが、自分が充実できるところに従おうと思っている。絵が良くなるとか、出来上がるとか言うこととは別に絵をやり尽くしたと感じるとこまで描きたいと思っている。そうすると、途中から絵が手に負えないことになる。それでも中途半端な出来上がりよりも、...278水彩画日曜展示

  • 好きなことだけをやってきて、困らなかった。

    好きなことだけをやってきた。他の選択はしたことがない。偉そうに書くほどのことでは無いのだが、嫌いなことが出来ないわがままな性格だっただけなのだ。我慢が出来ないもので、すぐ腹を立ててしまいヤーメタとなる。その結果好きなことを選んだというより、好きなことしか出来なかった。ところがそれどうだったかと言えば、74歳まで何も困ったことがない。むしろ幸運な人生だったと思う。大半は親の御陰なのだが、それでも好きなことはとことんやって来られたのは有り難い。分りやすく言えば、このブログだって書くのが好きだから、もう長いこと毎日かかさず書いている。面倒だなと思う日もないわけではない。やたら他のことが忙しくて無理な日もないわけではない。それでも親の葬式の日だって書いてきた。それは絵でも同じなのだ。35歳以降日々の一枚のつもりは...好きなことだけをやってきて、困らなかった。

  • 少数与党で議会制民主主議が試される

    自公連立内閣が少数与党として選ばれた。自民党が法案も予算案も野党の了解無しには進められないことになった。その結果、この変則的な政治状況で初めて、民主主義的議会が出現出来るのかどうかが、試されることになった。国民に説明無しには何も決められない政治になるのかも知れない。手間暇かかるだろうが、参議院選挙まで10ヶ月である。この10ヶ月は日本の民主主議の実験の場になっている。自民党は維新の会とは、政策協定を作りながら、結局その協定を実行しなかった。その為に今回は政策の近い国民民主党と部分連合を作ることにした。政策ごとに連合する。先ずは手取りを増やすという、国民民主というの選挙で主張した政策を受け入れるので、総理大臣指名選挙では無効票を投ずるように依頼し、自民党は少数与党を成立させた。世界情勢を考えると、手間暇をか...少数与党で議会制民主主議が試される

  • 日本にもトランプは現われる。

    乾いてくるとコチコチになる石垣の土壌。腐食が足りないのだと思う。腐食を入れても、入れても消耗の方が大きいのだ。暖流か構造というように微生物が増加してくれるまでには、まだまだ時間がかかりそうだ。さてどうなるものやら途方に暮れる。今回の衆議院選挙では自民党の支持層が急激に減少した。比例票では自民党は1458万票である。前回から見ると一気に3分の一を超えるの533万人の自民党支持者が自民党に入れなかった。投票を棄権した人も200万票ぐらいると見られる。そして、参政党は187万票、日本保守党は114万票に入れたと考えるとつじつまがあう。これは公明党の支持者数に匹敵する人が自民とから離れたのだ。自民党から離脱した原因はどこにあるのか。自民党岩盤支持層と言われる保守的な人達が、石破自民党を見限ったからと考えるほかない...日本にもトランプは現われる。

  • 何故自給農業は面白いか

    コーヒー苗植え付ける。11月1日に植えた。5年先に自分の育てたコーヒーをトゥリーハウスの上で飲むのが目的だ。何でそんなことが面白かと言われればそれまでだが、コーヒーはどうした、どうしたと毎日様子を見に行かずにはいられない。農業をやっていて面白いのは、分らない挑戦をしているときだ。2021年の暮れにのぼたん農園の開墾を始めた。丁度3年がたった。計画では6家族が暮らせるものだった。ひと家族が100坪で自給できる構想である。田んぼが2畝畦の畑が1畝である。それが12枚の田んぼを作ることになった。12家族がと思ったのだが、3年目にして最初の計画通り、6枚の田んぼに戻った。湧いている水の量が最初の予測した通り、6家族分しかなかったのだ。残りの6枚は先ずは畑にしておこうと考えている。それにしてもここまでの3年間の開墾...何故自給農業は面白いか

  • 25年後の日本

    草の中の田芋。なかなか成長しない。田芋は肥料食いだと言うから、草が良くないのだと思うのだが、草を取ってしまうと風で葉がちぎれてしまう。それでもすこしづつ成長を始めたようにも見える。ともかく根気よくやってみるほかない。25年後の日本は、人口減少がさらに進んでいるだろう。私が生きているとすれば100歳を超える2050年には一億人を割っていることは確実である。もう一つ確実な予測は日本政府の借金は今よりさらに大きく成っていて、財政破綻寸前という絶望的な気分だろう。借金は大嫌いだ。3つめの確実な予測は日本の世界での経済の位置付けは10番にも入らなくなっていること。経済の衰退は日本だけでなく、アメリカは世界二番目の国になっている。「二番ではダメなんですか。」と蓮舫議員に言われそうだ。アメリカがトランプ大統領を選んだと...25年後の日本

  • 2025年のイネ作り始まる

    ため池から出てくる水の流れバケツを置き、袋に入れて五日間浸けておいた。かなり発芽にばらつきが有った。苗代蒔きの場合、かなり芽が出すぎぐらいの方がいい。苗代で発芽させようとするとかなりダメな種も出てしまう。水の調整が難しいためだ。水から上げて、新聞紙に広げて陰干しをしておく。それから蒔く方が種がくっつかないで広がって播種される。種籾は余れば、冷蔵庫に入れておけば、2週間ぐらいは問題なく播種できる。むしろ一度冷蔵庫に入れて、しばらく寒さに当てた方、発芽が揃い良いという意見もある。種まきが終わった苗代。風が強いことと、ネヅミや鳥の害がものすごいので、ネットをかぶせる必要がある。防風ネットのまわりはしっかりと土で埋めてある。本当は徒長させたくないので、少しでも強い光を当てたい。止むえないことだ。2025年のイネ作...2025年のイネ作り始まる

  • 277 水彩画 日曜展示

    277水彩画日曜展示597「夕闇」2024.11中判全紙598「赤崎」2024.11中判全紙599「名蔵」2024.1110号560「ホテル」2024.11561「海の牧場」2024.1110号562「早川」2024.1110号563「忍野」2024.11564「ルクサンブル公園」2024.1110号最初の二点だけが今週描いたものだ。後のものは古い作品である。作品の整理のためモアって今回ここに掲載した。最後のものはフランスにいたときに描いた水彩画だから、25歳頃に描いたものと思われる。その前の忍野の絵は忍野にいる友人のところに行って、乗馬クラブで描かせて貰った。早川の絵も随分昔の絵で、小田原に引っ越すよりも前の絵だと思う。40サイコロの絵かも知れない。その前の3点は描いたのは4,5年前のものだと思う。たま...277水彩画日曜展示

  • トランプ氏がアメリカ大統領に

    アメリカの大統領選挙は残念な結果だった。トランプ氏の優勢が伝えられてはいたが、圧勝と言っても良い結果だった。トランプ氏をアメリカ国民が選んだことは、世界にとっても大きな影響が出てくることになるだろう。悪い影響になると考えざるえない。何しろ、「移民はペットを食べている。」と言うようなデマを平気で口にする人間なのだ。普通の感覚であればそれだけで失格である。所が、そんな発言すら、十分計算された発言だったようだ。その方が、ある傾向の人達が待ち望んでいるからだ。今回の選挙では、アメリカの貧困層の人達や、差別を受けていると感じている人達がより多くトランプ氏に投票したと書かれている。学歴の低い層とされる人達が、黒人やヒスパニック系の人達が、比率的にはトランプを選んだと言われている。民主党の副大統領だったハリス氏は少数派...トランプ氏がアメリカ大統領に

  • コンピュター革命後の自給農業

    日本がこれほど明確な人口減少期に入ったのは、二回目ではないだろうか。一回目は縄文時代の今から7300年前に起きた、鬼界カルデラで起きた海底火山の大噴火の時である。その火山灰は関東地方にまで及んでいて、日本の地層の年代測定の基準になっている。当時日本の一番の先進地域であったとみられる、南九州を中心とした日本全国に広がっていた縄文人は、絶滅の危機に近いほど減少した。火山灰によって、広範囲に動植物が失われたのだ。その結果採取生活が不可能になり縄文人は減少をして行く。そこからまた縄文人が1000年もの年月をかけて復活した。そしてもう一度新しい縄文時代を創り上げた。その縄文文化の評価は再認識されてきている。この困難を乗り越え、新しい暮らし方を作り上げた縄文人の底力のようなものが現代日本人にはあるのだろうか。始まった...コンピュター革命後の自給農業

  • 日本人の願い事の変化

    道元禅師の徒弟のつもりで生きているつもりである。得度もしたし、僧侶として本山からおすみつつきもいただいている。お寺とは縁のない僧侶のつもりで生きている。戒律も守らない生活であるので、偉そうなことは微塵も言えないが。アトリエ車と言う禅堂で、絵を描く修行をしている。随分楽しい修行のようだが、それなりの苦行でもある。絵という結果が目の前に有り、修行の結果を日々眺めてのことだからだ。絵が自分に近づいているのかの判断が難しいからだ。しかし神仏に祈ったところでどうにもならないことは分っている。自力本願である。時代はまさに末世である。仏法もほぼ消滅状態のようなものだ。先日、自動販売機にお金を入れると、AIによる人生相談が出来るというものの話が出ていた。おみくじ自動販売機の、進化形である。お寺の賽銭箱の脇に用意しておくと...日本人の願い事の変化

  • 自衛官になる人がいない。

    自衛官の採用達成率は30%だった。世界戦争の足音が聞こえてきているなか、日本の自衛隊による国防の方針は人員確保で困難になっている。これが企業であれば、社員が確保できない以上、廃業か休業である。石垣島にも出来たのは良いが、スタッフの確保が出来ずに始まらないホテルがあるらしい。自衛隊員は北朝鮮兵がウクライナに派兵されたように、国家戦略によって、何が起こるか分らない。まさか実戦配備されると考えて自衛官になる人は、今までは居なかったはずだ。子供の頃藤垈で言われていたのは、自衛官官費で官費で資格を取って、辞めれば良いのだからと、募集する人が言っていたことだ。世界では戦争が続き、日本も部外者ではなくなりつつある。戦争が具体的なものとして、見えてきている。イランとイスラエルが、これ以上報復を繰り返し、イスラエルが危うく...自衛官になる人がいない。

  • 自公国「手取り増」探る

    自公国が検討を進めている手取り増というのは、103万円の課税最低ラインを上げるというのことのようだが、これを試算すると7.8兆円の減税案だそうだ。確かに、人手不足の時代にパートで働く人が、年収が103万円を超える収入になると、税金を払うようになるので、そこで働くことを打ち止めにする。これは良くない。国民民主党の主張では103万円を178万円まで引き上げる案である。これなら普通に働いても税金を納めるところまでは行かない人が一気に増える。これは今の人手不足の日本の状況の中で、悪い事では無いように見える。これだけの収入があっても扶養家族でいられるとすれば、物価上昇しても確かに手取りが増える。日本の実質賃金の目減りが、このところの物価上昇で起きている。収入の減少はここ3年、初めて起きたことである。結局生産性が落ち...自公国「手取り増」探る

  • のぼたん農園の目的再確認

    のぼたん農園は開墾を初めて3年が経過した。10年計画で始めたので、完成するまでに残り7年である。3年かけて、おおよその形が出来てきたところである。石垣島の農業技術の確立を目指して始めるところである。先ずは稲の品種の選定を進める。「にじのきらめき」を今年は作ってみる。11月5日6日に浸種する予定。水牛については、当初水牛部分はやってくれると言われていた栗林さんという人がいたので、始めたことだった。所がその人が農地を借りてから、突然やれないと言われた。驚いてしまったが、広い3.6ヘクタールもある農地を借りた以上止むえず、覚悟を決めて水牛も引き受けることになった。4年目で、水牛部門について大きく変えようと考えている。島田さんと福仲先生と私は石垣水牛の会をやっている。二人にに水牛部門に加わって貰い、方向を改めよう...のぼたん農園の目的再確認

  • 276 水彩画 日曜展示

    276水彩画日曜展示593「とぅまた田んぼ」2024.11中判全紙594「のぼたん農園」2024.11中判全紙595「ゴムの木」2024.11中判全紙596「屋良部岳」2024.11中判全紙絵面が粗くなってきている。最近絵面の粗い意味が少し理解できてきた気がしている。絵は丁寧に描けば描くほど勢いが失われる。自分の世界観からも遠のく。自分の心が伝わる荒さがあるようだ。粗いけれど雑なわけではない。この加減が難しい。それはマチスや中川一政から学んだことかも知れない。必要な粗さで、それ以外では表現できない世界がそこにあるようだ。まだ本当には分っていないのだが、粗い表現を意識して試してみている。荒さで一番悪い事はヘタウマになることだ。粗さが自分の中に入り込む表現になる必要がある。この辺りはもっと沢山やってみなければ...276水彩画日曜展示

  • これからの日本の政治

    選挙が終わってから、政治がどこに落ち着くのかやきもきしている。時代が大きく変る瞬間なのだ。変われない可能性も高い。あらゆる動きも見過ごさず、見ておくことだと思う。おかしな事があれば、来夏の参議院選挙で投票しなければ良いだけのことだ。普通ならこれほど負ければか成らず怒るはずの、自民党総裁下ろしが始まらない。つまり、自民党の中にはその勢いもないのだ。高市氏を担ぎ上げようという話もあるらしいが、そんなことをすれば、ますます自民党が見捨てられそうで、動きが取れないのだろう。自民党は数を減らしただけではなく、金権政治を捨てなければならなくなったのだ。お金で人に動いて貰うのが、自民党の民主主議だったのだ。今回の選挙で、宗教勢力の手助けがなくなる。そしてお金の民主主議も許されなくなる。何も出来なくなった自民党から、不満...これからの日本の政治

  • 公明党と国民民主党の入れ替わり。

    自民党は前回2021年から533万票(26・8%)減の1458万票に落ち込んだ。連立を組む公明党も114万票(16・2%)減の596万票となり、両党とも1996年の比例代表導入以降で衆院選としては過去最少の得票数になった。自民の得票率26・7%は政権復帰後で初めて大きく3割を下回った。自民党支持は4人の1人の少数派である。公明はついに600万票を割り込む結果になった。これは一番票が多かったときに較べて、半減と言えるほどの票を減らしている。今回の自民党の得票減は裏金脱税を、説明無しに民主主議にはお金がかかるのだとごまかして通そうとして、あまりの強引さに国民が怒った結果だ。自民党は国民民主党と部分連合を組むことになりそうだ。公明党とだけ組んでいたときよりはましになると思う。公明党も以前は9条を守るためには役立...公明党と国民民主党の入れ替わり。

  • 女流棋戦の妊娠8か月体調不良の不戦敗

    福間加奈女流5冠が白玲戦の2勝2敗で迎えた第5局、体調不良のために戦えず、敗戦になってしまった。たぶんこの後の対局も出場できないだろう。休場を申し出た。4日前の女流王将戦第2局も同様に体調不良で戦えず負けになってしまった。そのほかいくつものタイトルにかかわる将棋が不戦敗になることだろう。分ってきたことは両者が弁護士を立てて、対局について協議した結果、不戦敗が決まったようだ。こんな勝ち方で何が嬉しいのだろうか。何故、福間女流5冠の妊娠休場に対して譲ることが出来なかったのか。いくら勝負ごとであっても、どこか心の醜さを感じる。将棋棋士の魅力は勝負を離れれば、人間として理解し合っているところだと思う。日本将棋連盟は30日、福間香奈清麗(32)が二つの女流タイトル戦で不戦敗により敗退した問題について、双方が代理人の...女流棋戦の妊娠8か月体調不良の不戦敗

  • 北朝鮮ウクライナ戦争の危険

    北朝鮮軍がロシア軍に加わり、ウクライナ戦争に参戦した。これは世界にとって危険な兆候である。世界大戦になりかねない兆候である。韓国がナトウの会議に参加する。日本も、アメリカもこの状況を黙って見過ごすことは出来ないだろう。ナトウのウクライナへの軍事協力は、強まるはずだ。悪人と悪人がツルムと悪が正義になる。何しろ北朝鮮軍の兵隊は食べるものも自給しなくてはならない状況と言われている。ロシア軍に帯同していれば、給与ももらえるので、外貨稼ぎに国から派遣されるようなものではないだろうか。北朝鮮は武器や爆弾の軍事産業に力を入れている。これは北朝鮮の出稼ぎ出兵だ。中国へのキーセン出稼ぎもさせられるぐらいだから、お金になれば何でもするのが北朝鮮のキム独裁の実態である。日本からの多数の誘拐。偽ドル生産。ネット犯罪。サイバー攻撃...北朝鮮ウクライナ戦争の危険

  • 画家根津壮一先生

    三軒茶屋小学校の美術の先生が、根津壮一先生である。根津先生が小学校の時に私の絵を評価してくれたことも、絵を描くことが好きになった理由の一つだったことは間違いがない。この先生は教師としては問題があったとは思うが、画家としては、なかなか筋の通った良い絵描きだったと思っている。光風会展や日展で絵は何度も見せて頂いた。とても柔らかい家庭風景を描いた絵が印象に残っている。控えめな見えを切らない絵だと思った。なぜこんなに穏やかな絵を描く人が、あれほど厳しく、激しい小学校教師をしていたのかと想像もできなかった。小学校卒業以来特に交流はなかったのだが、渋谷洋画人体研究所で久しぶりに顔を合わせた。先生から声をかけて頂いた。小学生の私をよく覚えておられたかと驚いた。それからは毎週お会いして、画家としての先生の姿を見せてもらえ...画家根津壮一先生

  • 自公政権が選挙に敗れた。

    自公政権が選挙に敗れた。自民党も公明党も大きく議席を減らした。私の住んでいる沖縄4区では小選挙区では自民党が勝ったが、比例復活で令和の議員も当選した。実際の石垣市の投票数は、自民党7968票。野党9496票でオール沖縄候補なら野党が勝ったのだ。これでいよいよ中山市長の次の選挙は落選が期待できる。石垣市民は野党支持者の方がはるかに多いことが、今回の選挙で見えてきた。もう一息である。今回の与野党逆転を機会に、石垣島の新しい政治状況を作り出すことだ。つまり、金権自民党の悪事を忘れないと言うことになる。石垣島を基地の島にしてしまった事を、さすがに石垣市民はもう限界だと叫んだのだと思う。確かに、離島の暮らしは離島振興の交付金が、経済を支え動かしている。物価高も本土と較べてすさまじい物がある。給与水準は日本で一番低い...自公政権が選挙に敗れた。

  • 275 水彩画 日曜展示

    275水彩画日曜展示587「三津富士」2024.1012号588「篠窪秋」2024.10中判全紙589「諏訪の原公園秋」2024.10中判全紙590「山岳」2024.1015号和紙591「マゴの森」2024.1015号592「朝焼け」2024.1015号和紙小田原で描いた絵である。今回は稲刈りが終わって、あまり農作業はなく、割合絵を描く時間があった。小田原で絵を描くと色おとなしくなるようだ。色の感覚が反応しているのだと思う。それだけでなく、風景を見る気持ちも変っている。今思えば時間はあったのだから、思い切って山梨に行けば良かったのだが、何故か行かなかった。家で描いたり、久野の周辺で描いていた。その結果が今回の絵だ。三津浜がこのように見える場所は実際にあった。魚がくるのを見張るような場所ではなかったかと思う...275水彩画日曜展示

  • 良い田んぼ土壌の作り方

    石垣島の土壌は、そのままでは田んぼはの土にはならない。有機農法で十分に稲が育つ土壌ではないようだ。腐食分を含まない粘土質の細かな土壌が多い。畔塗をしないでも水漏れがほとんどない土壌である。雨が降ればドロドロになり、しばらく水が引かない。そして乾けばコチンコチンになる土壌である。それは太陽光に長年さらされてきた土壌の特性なのだろう。腐食が極端に不足している。当然作物が育つ肥料分も少ない。蓄積される腐食よりも失われてゆくものが多い。特に団粒構造がないということが、有機農法では課題になる。どうして腐食を増やすかを農法に取り入れてゆかなければならない。普通の農家の方は化学肥料と農薬で営農されている。小田原よりも使用量が多いいように見受けられる。これも亜熱帯の已む得ない事情なのだろう。有機農法のように土壌の力で作物...良い田んぼ土壌の作り方

  • 自民党裏金非公認候補にも2000万円配布

    自民党裏金非公認候補にも2000万円配布をした。石破氏の支離滅裂がよく分かる。非公認にはしたけど、選挙資金は配布するので、あまり怒らないでね、という姿勢なのだろう。非公認は要するに選挙対策の一つで、世間へのごまかしに過ぎません。という本音が見え見えだ。選挙はお金で何とかなるものだという、自民党の考える選挙活動が見えるようだ。麻生氏が主張したように、丁寧な民主主義を行うにはお金が必要なのだという所に落ちる。金権民主主義を標榜している自民党。お金がなければ、票が集められないのでは、要するに買収自民党だ。自民党が今回選挙で勝つようなことがあれば、日本の民主主義はお金で買えばいいということになる。それは許されることではない。野党に対する批判というものもあるのだとは思うが、今回の選挙はそれどころではない。犯罪行為を...自民党裏金非公認候補にも2000万円配布

  • 藤井将棋は次の時代のヒントだ

    将棋は敗着で勝負が決まるゲームだ。はっきりとした敗着はあっても、はっきりした勝着というものはない。そういうことはデープランニングをつかったAIが登場してわかってきたことだと思う。今将棋が面白いのは、コンピュター革命の実相を表しているからだ。将棋は天才と言われるような人の将棋も、私のようなへぼ将棋を指すものの勝負にも、序盤があり、中盤があり、終盤がある。そして、必ず敗着で勝敗が決する。何が悪かったのかが重要で、中盤の岐路が敗着が決着後検討されることが多い。この対局者の検討が、慣習としてあるというのも将棋の良さだ。永瀬9段が普通に進めることが出来れば、最終版のあと数手で勝てるところまでゆく。最後の最後の詰めの誤りを繰り返して居るわけだ。それは渡辺9段とのタイトル戦でも、同じような最後の敗着が起きた。そういうこ...藤井将棋は次の時代のヒントだ

  • 「完食指導を考える」

    「完食指導を考える」---朝日新聞が特集を組んでいる。名古屋市の女性(52)は、小食だった。小学1~2年のころ、給食を食べきれず、休み時間や掃除の時間まで、1人で席に残され、食べ続けさせられた。(私とまるで同じだ。)献立表を見て、食べられそうにない日は朝から熱が出た。学校は休みがちだった。心配した母から精神科病院に連れて行かれ、様々な検査を受けたが、病気とは診断されなかった。思い詰めた母に「病気じゃないなら学校に行けるでしょ」「一緒に死のう」と言われた。(私は精神科に行って、田舎で暮らした。)---朝日新聞読んで驚いた、似たような体験である。給食の量が多すぎて食べきれなかったのだ。まだ栄養失調が言われるような時代だった。学校では肝油が配られて食べていた。同級生の弟さんが栄養失調で亡くなられたことがあったぐ...「完食指導を考える」

  • 佐々木ナオミ衆議院選挙あと一歩

    佐々木さんは、あしがら農の会の仲間である。県会議員になってからも、時間があるときには活動に参加している。今回立憲民主党から衆議院選挙に立候補した。自民党候補と一騎打ちになっている数少ない神奈川県17区である(神奈川17区小田原市、秦野市、南足柄市、二宮町、足柄上・下郡)。なんとしても佐々木さんに当選してもらいたい。あしがら農の会を作った一人である小田原市長の加藤さんが、最近の市長選でも自民党候補に一騎打ちで勝利した。小田原ではすでに反自民の票の方が多いということが分かっている。神奈川17区で野党が候補を一本化できれば、選挙で勝てるという姿を日本中に示す必要がある。今回の選挙は石破総理大臣が、新総理のご祝儀で、批判が高まらないうちに、ともかく急いで解散をした。当初は石破氏への期待感もなかったわけではないが、...佐々木ナオミ衆議院選挙あと一歩

  • ロスコ 触覚の絵画藝術

    ロスコの作品は視覚的なものを触覚的なものに変換して表現した藝術である。佐倉市郊外にあるDIC川村美術館にロスコを見に行った。朝一番に行ってすいている時間にゆっくり見ようと出かけた。京成佐倉の駅から8時50分発で、美術館行きの無料バスがあり、30分くらいかかった。美術館は9時半からである。驚いたことにバスは満員であった。京成佐倉から、JRの佐倉駅によって行く。と言ってもすでにほとんど座っているのだから、乗れたのは補助席の人だけである。かなりの人を残しての出発である。その理由は閉店セール中だからだ。12月末日で閉館と言われていた。それが3月末日に延期された。よくある閉店商法のの繰り返し手法である。次は美術館は閉館しませんになってほしいものだ。入場料は1800円、相当の入館者数だ。これなら、香港の物言う株主も、...ロスコ触覚の絵画藝術

  • 274 水彩画 日曜展示

    274水彩画日曜展示582「ヤエヤマヤシ」2024.10中判全紙583「ヤエヤマヤシ」2024.10中判全紙584「ヤエヤマヤシ」2024.10中判全紙585「とうまた田んぼ」586「牧草地」2024.10中判全紙ロスコの絵を川村美術館でゆっくり見せてもらった。30分以上見ていないとわからないように出来ている。真っ暗なのだ。目が慣れるまで何があるかがわからない。あれほど暗い展示は初めてだ。ロスコの絵のことは改めて書くことにして、自分の絵の方角を考えさせられた。自分の絵は結局自分の内なる世界が画面に現れる。そこにある空気感が自分なのだ。いい加減な自分であれば、いい加減な世界になっていなければおかしい。では今の自分がどうかと言えば、のぼたん農園を作ることに熱中している。絶望的なのだが、面白くて仕方がない。具体...274水彩画日曜展示

  • 62年前の小学生ラジオ番組

    昼ご飯を食べながら、ラジオを聞いていることが多い。11時30分過ぎから食べていることが多い。FMラジオである。石垣島の崎枝は電波状態は悪い。「のぼたん農園」ではFMしかはいらないことが多い。AMラジオは中国語か、韓国語が聞こえてくることの方が多い。たまたま聞いていたら、面白いラジオでつい最後まで聞いてしまった。いつもは人生相談を聞いているのだが、人生相談がハマルのだ。人の不幸が面白いという嫌みな趣味というわけではない。回答する人の回答が上から目線の珍回答、迷回答で、たまに泣けるような名回答なのだ。漫才を聞いているようなものだ。それでも悪趣味と言えばいえる。その日は日曜日だったもので、人生相談はない。それで周波数を変えるとNHKがきれいに聞こえた。「伊集院光の百年ラヂオ」小学生たちが大人顔負けの議論を展開!...62年前の小学生ラジオ番組

  • 自給生活の楽しさとAI革命の希望

    これからの人類の生き方で重要になるのは、自給自足生活である。それが出来るだけの条件がコンピュターAI革命によって整いつつある。蒸気機関の登場に始まる産業革命によって、人類は肉体労働に支配される世界を抜け出た。コンピュターAI革命によって人間は知能労働に支配される世界を抜け出ることになる。頭が良い人間が、頭の良くない人間の上位に居て支配する。現代社会の差別状況はおわる。人間はAIによって能力差別の世界を抜け出ることになる。能力差別は、人間の最後の差別である。末期的な資本主義の競争が世界を戦争の時代へと進めている。世界戦争が回避されるとすれば、AIの急激な成長にある。競争をしなくとも人間は生きて行ける世界が、AIによって来る。人間が生まれてきて死ぬと言うことには何時の時代も変わりは無い。その生きている時間を一...自給生活の楽しさとAI革命の希望

  • 健康は腸から生まれる。

    腸内環境が乱れると不眠、うつ、発達障害、認知症、糖尿病、肥満、高血圧、免疫疾患や感染症の重症化……と、全身のあらゆる不調に関わる。子供の頃腸の調子が悪かった。それで精神的に不調になることがあったのではないかと想像できる。子供の頃すぐお腹が居たくなる子供であった。虚弱体質とお医者さんにはいわれて育った。それもあってか、東京の家よりも、山梨の山の中で暮らすことが多かった。東京の目が回るように忙しい商売人の家庭では、大人になるまで育ちきらない、と思われていたようだ。向昌院の住職だった、お爺さんが心配して預かってくれていたのだと思う。だから、3文安いのかも知れないが、祖父は私を教育しなければならないと考えていたので、とても厳しかった。その教育が成功したせいか、中学生の頃に得度をすることになる。もう一つ困り切ってい...健康は腸から生まれる。

  • マークロスコーと川村美術館の閉館か縮小

    千葉県の佐倉にある川村美術館が閉館するという話を聞いた。功成ってしまった理由は川村美術館が財団法人化していなかったためだ。何故ずさんな経営方針だったのかと思うが、今更仕方がないことだ。企業美術館は上手く企業経営と切り離すのは必要なことだ。この美術館は株式会社DICと言う企業が所有している。問題はこの会社の物言う株主だ。美術館が赤字だから、作品を売り払い終わりにしろというのだ。何という目先しか見えない株主なのかと思う。安く買った絵が数十倍になった価値をどう見ているのだろうか。中国人の株をやっている人間の文化の浅さが浮かび上がる。DICの取締役会は同館について「保有資産という観点から見た場合、資本効率という側面では必ずしも有効活用されていない」との認識を示した。美術館だ当たり前ではないか。速やかに計画を実行に...マークロスコーと川村美術館の閉館か縮小

  • ダメを通らなければ、良くなれない。

    今より良くなるためには、一度はダメにならなければならない。今の状態を、増しなものだと思っている自分を否定し無ければ、次に進むことは出来ない。だめである事は苦しい。その苦しさを通り抜けなければ、次には進めない。自分を良しとしたときが自分が、そこで終わるときだと肝に銘じなければならない。この文章は自分に向けて書いている。時々書かないと自己否定の矛が鈍るからだ。人間ついこれで良しと考えてしまいがちだ。今のままではダメだと、時々活を入れないと甘くなる。甘くなれば、自分というものには至れない。自己存在はその先にしか居ない。絵を描いていると言うことは、その点、目の前に絵を置いて考えられる。ここが指針になる。今描いている物が良いと思えば、つまりそれが最終地点である。その先はないということだ。その先がないような藝術がある...ダメを通らなければ、良くなれない。

  • ノーベル物理学賞をAI開発者が受賞

    ハッピーヒルのひこばえ。稲刈り10日目。ノーベル物理学賞は、10月8日夜、カナダ・トロント大学のジェフリー・ヒントン名誉教授とアメリカ・プリンストン大学のジョン・ホップフィールド教授のノーベル物理学賞受賞が発表された。受賞理由は「人工ニューラルネットワークによる機械学習を可能にする基礎的発見と発明」である。画像生成、音声認識、ChatGPT、自動運転車、ロボット工学...etc.今や急速に生活に溶け込み、日常に欠かせないものになってきたAI技術の進化は、ヒントンの開発したディープラーニング研究を礎としている。自ら考える人工知能である。人工知能(AI)の基礎を開発した2氏に決まった。早くもAIの研究分野での応用が評価されたことになる。将棋や囲碁がAIによって大きく変った。でープランニングである。囲碁は日本が...ノーベル物理学賞をAI開発者が受賞

  • 273 水彩画 日曜展示

    273水彩画日曜展示578「とぅまた田んぼ」2024.10中判全紙579「とぅまたたんぼ」2024.10中判全紙580「樹木」2024.10中判全紙581「花咲く庭」2024.10中判全紙このところ4枚続きだ。かなり描いているのだが、日々の一枚には残念ながら成らない。一つには中判全紙ばかり描いていると言うことがある。10号ぐらいまでだと、日々の一枚になるが、中判全紙の大きさになると、ほぼ2日はかかるようだ。英太郎さんのやられている田んぼはとぅまた田んぼと言うことが分った。今の崎枝地域はその昔は3つに分かれていた。一番西側の半島の先の方が「やらぶ」まんなかが「さきえだ」そして一番東側の半島の付け根が「とぅまた」と呼ばれたそうだ。とぅまた節という八重山民謡があり、そこにある松からうたが始まる。今も田んぼのまわ...273水彩画日曜展示

  • 沖縄の染めと織の至宝展

    「沖縄の染めと織の至宝」ーー桃源用昇コレクション八重山展ーー素晴らしい展覧会が石垣市市民文化会館で開催されている。114点の展示である。現代沖縄を代表する織物作家、9名の代表作と言えるものが陳列されている。沖縄を代表する藝術と言えば、織物である。織物藝術は沖縄のものが傑出している。歴史的にもそして現代にも素晴らしい作品が存在する。その素晴らしい9名の中でも、八重山上布の新垣幸子氏の苧麻の作品はその美しさが際立っていた。新垣氏は昨日、人間国宝に指定された方である。ほかの方の絹織物よりも、素材としての苧麻が、どれほど美しい繊維であるのかを、味わうことが出来た。桃原氏はこの織物の他に類を見ない最高級の作品を、八重山博物館が出来たならば、寄贈すると言うことである。その準備のために、収蔵作品の充実という意味で、沖縄...沖縄の染めと織の至宝展

  • 農の風景を描く

    季刊地域59号ーー農文協では農業の作り出す風景が特集されている。送られて来て驚いた。「農の風景を描く」、と読んでしまったのだ。まさか、そうではなかった。農業は風景を作り出しているという特集である。私は風景というものは人間の営みの表れだと思っている。農は人間の営みの原点。農に関わることで、人間が作られて行く。誰かのために農は行うものではなく自分自身のために行うものである。だから、禅宗の僧侶も畑作業は行う。自分の食べるものを自分の手で作ってみる。それが自分という人間の成り立ちを知ることだと、祖父はそのように教えた。ただ風景は農によぅって作られるだけでなく、耕作放棄地は人間の痕跡というものが風景になる。太古の自然というような、人跡未踏の地などは私にとっては風景としての興味は無い。人間が自然の中でどう折り合いを付...農の風景を描く

  • 「アジア版NATO」が消えた

    新しく総理大臣に就任した石破氏が持論としてきた「アジア版NATO」の創設や日米地位協定の改定を、所信表明演説で表明しなかった。長年主張していた、政治家になり最もやりたかったはずの主張を、ここで言わなければならないという場面で口にしなかったのだ。アジア版ナトウは石破氏の構想と私の考える物は似て非なるものである。アメリカを中心にしたナトウでは、仮想敵国中国を前提にしたものだ。むしろ、アジアの中堅国がまとまって、アメリカや中国から距離を持つことを、構想とすべきものなのだ。それでも、アジア版ナトウの議論を始める必要がある。一体何のために総理大臣になったのかと思う。沖縄では日米地位協定があまりに日本が隷属的なものになっていることを、対等なものにしたいと言うことで、県知事が何度も政府に地位協定の改定を要請している。ひ...「アジア版NATO」が消えた

  • 石垣島で4つの田んぼでひこばえが実っている。

    今年はひこばえが穂を付けているところがある。優劣はあるが、4箇所で実っている。品種はミルキークイーンだそうだ。理由は例年どこの田んぼも稲刈りが終わると、一段落した頃、秋起こしをと言うか、夏起こしをして耕してしまう。そのためにひこばえは出ることがない。それは昔はどこも行っていた2期作の準備でもあるのだが、今は2期作はしないので、田んぼは耕されてまた春を待つことになる。多分そういうやり方が踏襲されきたのである。しかし、たまたま今年耕さなかったところがあった。遅れて耕そうかと思ったところ、見事に実っているので、稲刈りをして見ようかと成ったらしい。稲刈りの後の気候がひこばえを育てるのにうってつけだったようだ。そのために、ひこばえがそのまま成長して、普通の田んぼのような状態になったのだ。ただし、ひこばえが栽培したと...石垣島で4つの田んぼでひこばえが実っている。

  • 報道の衰退は危険だ

    日本の報道は批判精神を失っている。客観報道、中立報道というようなごまかしで、調査報道をしなくなった。調査報道をするだけの経済力を失ったと言うこともあるのだろう。調査報道をするような問題意識を持たない記者ばかりになったと言うこともあるのだろう。つまり報道の世界は経済と人材で劣化を始めている。人間はまともな、立派な、良い人が増えていると思う。しかし、反骨とか、不屈とか言うような、尋常では無い人は少なくなっているのではないか。本来報道というのはそういうまともでは無いような、批判的な人が関わるべき仕事だ。報道の劣化は世界中で一国主義が登場していることと関係しているのだと思う。トランプやペロンが支持される背景が世界に広がりつつある。プーチンやネタニヤフに対して、さらに攻撃をしろと後押しをしているのが、国民なのだ。何...報道の衰退は危険だ

  • 「フレイル」とはどういうことか

    フレイルは、厚生労働省研究班の報告書では「加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり、生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態であるが、一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像」2)とされており、健康な状態と日常生活でサポートが必要な介護状態の中間を意味します。フレイルなどと言う妙な言葉を作り出すものだ。神奈川県では未病という言葉を使っていた。考え方は老人には重要なことだと思う。フレイルの基準には、5項目あり、3項目以上該当するとフレイル、1または2項目だけの場合にはフレイルの前段階であるプレフレイルと判断される。体重減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる歩行...「フレイル」とはどういうことか

  • 272 水彩画 日曜展示

    272水彩画日曜展示574「崎枝村入植75年」2024.10中判全紙575「ヤラブ」2024.10中判全紙576「ヤラブ」2024.10中判全紙577「稲刈り後」2024.10中判全紙台風が来る予報の1週間だった。結局来なかったのだが、来るための準備はせざる得なかった。結構時間が潰れてしまった。もう一枚多く絵を描ければ良かったのだが、そういう訳にもいかない。窓には必ず吹き破れられな為の板の覆いを付けなければならない。今週は崎枝入植75年祭があった。大変な歴史である。50家族くらいが入植したらしい。そして今崎枝に残る人は10家族が居るそうだ。開拓生活はどれほど大変だったかは、少しだがやったことのある私には分る。石垣島の開拓生活はさらに厳しいものだったはずだ。一番の難題はマラリヤの存在である。これで開墾生活で...272水彩画日曜展示

  • 6,7,8,9月と酷暑が続いた石垣島

    今年の石垣島の暑さはただものではなかった。10月に入っても相変わらず夜の気温が昨夜は26度だった。冷房がなければ寝れない夜がもう4か月も続いている。雨ばかりですごい湿度で窓を開けていることもできない。小田原に行けば、冷房なしでぐっすり寝れるのだから、石垣島の夜の蒸し暑さは、半端ではない。異常気象と言われているが、明らかに前例のないような気象の変化が続いている。以上と言うより、暑い夏が定着したのだろう。暑さもおかしかったのだが、台風の様子もおかしかった。南のほうで停滞し巨大化する。そして例年とはまるで違う進路になる。始まりの頃は予測が難しかったが、18号はこうなるだろうと想像した通りの進路と消滅だった。ともかく台風は一回は巨大化する。それは海水温が高い地域が広いからである。石垣島は海水温が6月から27℃と高...6,7,8,9月と酷暑が続いた石垣島

  • 石破裏金議員公認

    石破氏は総理大臣になる前から、国会の解散を急ぐという事を表明させられてしまった。総裁に立候補した頃とは大違いだ。石破氏はまわりの人の言うことなどあまり気にせず、自分の方針を貫く人なのかと思っていた。所があれこれ配慮ばかりしていて、自分の考えを出せなくなった。人事でも結局、総裁選挙に立候補した人を重要視した物になった。断られて、上手くゆかなかったようで、結局統一教会関係者まで入れている。最終的にはなくなったはずの派閥に配慮したらしい。何故命がけでやるとしていたはずが、始めから腰砕けではないか。これではわずかあった期待も消し飛ぶしかない。これは菅氏も、岸田氏も同じだった。どこかからすごい圧力がかかるようで、総理大臣は自分の考えを出せなくなるようだ。石破氏は裏金議員を公認しないではなかったのか。就任したら、国会...石破裏金議員公認

  • 「虎に翼」異例ヒットと悪評

    「虎に翼」はほぼほぼ見た。最初のシシヤマザキさんのタイトルバックで度肝を抜かれて以来。毎朝タイトルバックを真剣に見た。毎日見ている内に何故その魅力に引き込まれたのか、すこしづつ分ってきた。これは次の時代のアニメーション藝術の世界なのだ。ドラマの方も興味を持って、最後まで見ていた。後半になって結構悪い評判が出回るように成った。そうだろう、今の日本が乗り越えられない問題点が列挙されているのだ。夫婦別姓程度でも認められない人達には耐えがたいドラマだったはずだ。日本国憲法の重要性をこれほど明確に打ち出したドラマもなかっただろう。最近NHKが大政翼賛放送局になったかと思うことが多かったが、ドラマという形で、斜めから主張をしたように見えた。確かにドラマだから、自民党も指導をしようにも難しかったのだろう。脚本は吉田恵里...「虎に翼」異例ヒットと悪評

  • 自民党、岸田氏から石破氏へ

    自民党の9名による大騒ぎの総裁選挙のすえ、石破茂氏が新しい総理大臣候補に選ばれた。誰でも良い、誰も気に入らなかったが、とんでもない人も居た。選ばれたら、靖国神社に参拝するというような人も居たのだから、それよりは、まだ増しと言えば言える。どうせすぐに総理大臣を降りて貰うのだ。すぐにでもやるという総選挙は10月27日投票日だという。パー券裏金を明確に説明をしなかった自民党に投票するなど、日本をいよいよ終わりにするような物だ。あのパー券裏金事件を、総裁選挙というお祭り騒ぎがあろうとも、忘れてはならない。今の自民党議員の大半は、自分のことばかりだ。日本の為に衆議院議員に立候補した人など居るのだろうか。総裁選挙の9人の権力欲の強さが、顔ににじみ出ていた。ともかく人相が気持ち悪い。誰もが自分が一番可愛いというような顔...自民党、岸田氏から石破氏へ

  • 「田中一村展 奄美の光 魂の絵画」

    東京都美術館で田中一村展が行われている。「世俗的な栄光から離れ、己の道を貫いた画家・田中一村、清く、貧しく、美しく…奄美で到達した魂の絵画が東京に集結」だそうだ。何とも白々しい、見当違いの宣伝文句が並んでいる。どうも映画の一村以来、変な一村像が造られている。私の絵を見る眼では一村の絵は評価されたくて仕方がないと、営利を求めてあがいている絵に見える。人の眼ばかり意識した絵だ。世俗的な栄光は求めたのだが、社会に受け入れられなかった人だ。この絵を見ると評価しなかった社会の方が正しいと思う。一村の絵は奄美の光と言うが、そんな気は全くしない。田中一村の画面はデザインであり、装飾画である。どこが魂の絵画なのだろうか。魂のことなど考えたことも無い人が、作ったアピール文なのだろう。嘘もいい加減にしたら。と言いたいが、そも...「田中一村展奄美の光魂の絵画」

  • 老人と運動

    75歳を超えると体力の衰えは具体的になってくるようだ。前には空けられた瓶の蓋が、ある日空けられなくなる。前は気にならなかった上り坂が息切れするようになる。一時間なら働けた作業が、いつの間にか30分すると止めたくなる。残念なことだが、こうして歳をとったことを知ることになる。この衰えを食い止めて、一年でも、二年でも現状維持をしなければならない。死ぬまで元気に働かなければ面白くない。のぼたん農園が完成するまで、身体を使い働かなければ、どうにもならない。先日気付いてがっかりしたのは、緊張感の維持である。短くなっているのだ。トラックターに乗っていることが出来るのも、2時間ぐらいまでになっている。身体の疲労よりも、集中力の限界である。多分車に安全に乗れるのも2時間ぐらいが限度なのでは無いか。昔は10時間も乗っていても...老人と運動

  • 271 水彩画 日曜展示

    271水彩画日曜展示570「ギンネムともクマオ」中判全紙2024.9571「海の畑」2024.9中判全紙572「のぼたん農園」2024.9中判全紙573「赤花」2024.9中判全紙集中して描けた一週間だったのだが、最後の「あかばな」の絵が出来ないで、3日か4日一枚を描いていた。それでも分からないまま終わったのだが、苦労したので一応日曜展示に出すことにした。出来なかった絵の方が、愛着はあったりする。赤い花はハイビスカスである。モクマオとギンネムは石垣島で始めてみた木だ。有用な樹木として導入された物だが、今は淘汰すべき樹木になっている。その理由は生活が変ったためだ。石油が燃料になったからだ。どんな荒れ地でもぐんぐん成長する、樹木は薪炭材として重宝されたのだ。のぼたん農園も夏が終わりかけている。まだ暑いことは暑...271水彩画日曜展示

  • のぼたん農園の稲の品種の選定

    のぼたん農園の自給稲作技術は「あかうきくさ農法」と「ひこばえ農法」の二つの技術を基本としている。現状では課題が見えてきたというところである。石垣の気候に適合する稲の品種がまだ見つからないと言うことが、最大の課題である。沖縄県では稲の奨励品種として、「ひとめぼれ」と「ミルキーサマー」餅米品種としては「ゆがふもち」が指定されている。この3種を3年間栽培してみたが、葉が13枚までしか出ないという不完全な生育に留まった。この先繰り返しても十分な稲作にはならないと判断した。新しい品種を探さなければならない。それでは何か可能性がある品種が無いのかと、様々な機関に問い合わせてみたが、期待できる品種はないと言うことである。また石垣島の気候に適合する品種の作出も、どこの研究施設でも試みられていないと言うことが分った。台湾や...のぼたん農園の稲の品種の選定

  • 中国のSNSによる世論操作

    中国は監視社会になった。反政府的な人物の行動は政府が完全に把握できるようになっているはずだ。ただし、日本人を襲うような人物はむしろ無視されている人間で、社会から疎外され監視の対象にはされていなかったのだろう。20年ぐらい前になるのだろうか。農文協の誘いで中国のためになればと考えて中国に行き自然養鶏の普及活動をしたこともあるが、もう中国に行くことは出来ないと考えている。絵画交流団で上海と桂林に出掛けたこともある。中国には子供の頃から興味があったので、実に残念なことだ。SNSは国がコントロールしている。だから中国に流れているSNS情報は国が認めている物と考えて良い。例えば習近平氏を笑いものにするような物は、例え冗談だと明らかに分る物でも、摘発の対象になる。一方で日本を悪者国家として批判中傷する物は、いくらでも...中国のSNSによる世論操作

  • Google検索 AI による概要

    最近Googleで分らないことを検索すると、AIによる概要と言うものが表れる。試験運用と言うことらしいが。なんとなくしっくりしない。正しい回答なのかどうか、頼りない気になる。例えば、野底岳の名前が急に出てこなくなって、「石垣島のとがった山の名前は?」とGoogle検索をした。「AIによる概要」ということで、野底岳と教えてくれた。野底マーペーとも呼ばれるなど説明が続く。黒島から強制移住させられたマーペーという娘が、恋人の住む黒島を眺めたいという思いから、野底岳山頂に登ったが、於茂登岳にさえぎられて黒島を見ることは叶わず、絶望を味わって野底岳の山頂の石と化したと。黒島はのぼたん農園からならばわずかに見える。伝説まで記載されている。AIに人間が従うようになる第一歩のようで気分が少し悪い。教わって置いて文句を言う...Google検索AIによる概要

  • 中国での有事が想定されている

    中国での有事リスクへの備えは日本企業にとって重要な課題になっている。中国には一万社を超える日本企業が進出しているのだ。もちろんそんな国は他にはない。日本の経済は中国との関係は、切っても切れないほど重いものになっている。貿易額も20年前から輸出輸入共に、中国が一番多い。アメリカとの貿易額は昔は一番だった。しかし現在は中国との貿易額はアメリカの倍近くあるのだ。この現実を忘れて中国を仮想敵国にしている日本政府はどれほど間違っているか。日本政府の中国仮想敵国政策とは別のところに、日本と中国の現実がある。日本人学校の生徒が襲われている。日本人学校への非難は広がっている。何万人の日本人が中国でおびえて暮らしている。その原因は放射能汚染水の海洋投棄に対する中国政府の抗議にあると考えられる。反日教育の問題があるが、中国政...中国での有事が想定されている

  • のぼたん農園の次の段階

    のぼたん農園を初めたのは2022年からである。10年計画で進めている。現在2年と9ヶ月が経過した。ほぼ土木工事が終わったというところである。一次計画が終了したところである、準備が終わり、いよいよ自給農業の技術確立に挑戦する所だ。3.6ヘクタールの広い農地を管理しきれるかが最初の課題だった。半分を水牛の放牧地にして、今のところかろうじて乗り切っている。水牛は時々外に連れ出して、道路や溜め池回りの草を食べさせている。農場は田んぼ地区、放牧地区、果樹地区、水源林地区、溜め池地区、畑地区と分かれている。現在水田は一反2畝だけに減少した。予定では二反の10家族の計画だった。田んぼ自体は二反4畝まで作ったのだが、雨の降らないときにこれだけの広さの管理が出来ないことが分った。水の余裕を見て、現在6箇所のみの耕作にしてい...のぼたん農園の次の段階

  • 運動靴の時代

    身につける物に特に興味は無い。服でも帽子でも実用性があればそれで十分である。土台が見苦しい人間だから、汚い服装でもそれ程の違和感はない。だから、身につける物全般に実用以外の興味も無い。しかし、実は一つだけ興味があるものがあるのだ。それが靴である。何故靴に興味があるかと言えば、靴は身につける物の中で一番実用性が高い物なのだ。まず一番は長靴である。ほぼ毎日長靴で暮らしている。何かと田んぼや溜め池や水牛池に入らなければならないことが起こるので、その用意と言うことで、農場に居ればほぼ長靴である。長靴も色々あって、見た目同じようでも実用性に違いがある。アトリエカーの中に長靴が3足載せてある。田んぼのぬかるみを歩いて、脱げてしまわないような靴が良い長靴だ。しかし、それでいて普段脱ぐときには簡単に脱げなければならない。...運動靴の時代

  • 270 水彩画 日曜展示

    270水彩画日曜展示566「崎枝の田んぼ」2024.9中判全紙567「草の海」2024.9中判全紙568「海まで」2024.9中判全紙569「耕作地」2024.9中判全紙東京都美術館での水彩人展が終わり、17日に石垣に戻った。戻ってから絵を描いていた気がする。水彩人展の会場を毎日過ごして、自分の絵をもっと進めなければならないと、あらためて感じていた。描く眼から、見る眼に代わって感じたことだ。石垣島は9月21日でも相変わらず暑すぎて、あまり農作業も出来ない。アトリエ車の中で、絵を描いて忽ち一日が過ぎて行く。絵を十分描ければそれでいいのだが、どうだったのだろうか。今までに無い作品が表れてくれればと思うのだが。絵が様々になっていることが分る。絵には悲しみや、苦しみを表現するものもある。私は生きる喜びが絵に表れて...270水彩画日曜展示

  • 影のない風景

    石垣島北部地区。飛行機が飛び立つと見える景色である。とがった山が野底だけだ。そして遠くに見るのが、のぼたん農園のある崎枝半島である。飛行機に乗るときには必ず、窓側の席に座る。窓から外を見続けている。上空から見る景色がおもしろくて仕方がないのだ。月に一回石垣島から小田原を往復して居るのだから、もう100回は飛行機に乗っていることになるはずだが、少しも興味は減らない。昔から俯瞰の景色に興味があった。それは山梨の甲府盆地の縁の高いところに生まれたからだと思っていた。盆地をいつも見下ろす風景を眺めていた。それで俯瞰の視点が身についたのだと思っていた。どうもそれだけでは無かったと言うことが、飛行機に乗っていて、感じるようになった。見ることがそもそも好きだと言うことがある。見る喜びは生きる喜びのかなりの部分を占めてい...影のない風景

  • 深せんで日本人学校の生徒が殺傷される

    中国南部・広東省深圳市の深圳日本人学校に通う10歳の男児が襲われて死亡した。相次いで日本人学校の生徒が狙われている。中国には日本人学校が15校ある。世界一多い。特に上海には2校あり、マンモス校と言われるほど児童数が多い。小中高校があり、日本の学校と同様の教育を行っている。保護者は企業の駐在員がほとんどで、90年代後半から大手自動車メーカー3社と周辺企業が進出した広州など、認定校の増加は日本企業の中国進出ブームとほぼ連動している。この日本人学校に対する批判が最近起きている。反日教育の結果だろう。敵を作り国民を鼓舞することは止めるべきだ。ネットでは配信者の男性が日本人学校脇の防犯カメラなどを見上げ、日本人学校はなぜこんなに閉鎖的なのかなどと話す。そのコメント欄には「なぜ中国に日本人学校が多いのか」「なぜ閉鎖し...深せんで日本人学校の生徒が殺傷される

  • 新米が出てきたがお米が高い。本当に高いのか。

    新米が出てきたがお米が高い。本当に高いのか。農林水産省は8月のコメの各銘柄の平均卸売価格が、前年同月より17%高い60キログラム当たり1万6133円だったと発表した。60キロが一俵で、分りにくいがお米の価格は公表される物だ。8月の平均卸売価格は、これまで13年の1万6127円が最高だった。過去最高価格だから嬉しいと農家が喜ぶだろうか。何しろ、10年以上前の価格よりも一俵で6円高いだけの話なのだ。物価と較べてどうだろうか。5キログラムの新米を、3千円超で販売されている。ご飯一膳65グラム程度である。40円が小売価格と言うことになる。これが高いという価格なのだろうか。他の食品に較べれば安い。パンならば食パン一枚と同じくらいだが、目方で較べれば、二枚少しで一膳分のお米になる。お米が高くなったと言っても、パンはお...新米が出てきたがお米が高い。本当に高いのか。

  • 移民がペットを食べている。デマ

    トランプアメリカ大統領候補はなんと、「移民がペットを食ベている。」というデマを大統領候補のテレビ討論の中で、口走った。トランプ氏は13日の演説で「(当選したら)大規模な強制送還をスプリングフィールドから始める」と言い放った。こんな発言にもかかわらず、トランプ氏の支持率は変わらないらしい。トランプ氏の過激発言は計算されつくしている。トランプ支持者の意識である。過激であればあるほど投票したくなるのだ。しかも、真実であろうがなかろうが、移民をたたく発言であれば、大歓迎なのだ。討論と言ってもハリス氏を戦う訳ではない。論理で戦えば負ける。そこで、でたらめを発言して極右支持勢力をつなぎとめようとした。こんなでたらめの発言を根拠もなく口にする人が大統領候補であるという、アメリカの社会の病巣に驚くばかりである。しかもこの...移民がペットを食べている。デマ

  • 26回水彩人展 初出品者の作品の感想。

    水彩人展審査が始まります。初出品の方の作品は水彩人展ホームページに掲載されます。今回も初出品者が多く15名もいた。良い作品が多かった。落選という人は数人しかいなかったのだが、一般の出品者の絵がなかなかのもだった。初出品者の急増は予想外のことだったのだが、水彩人をやってきた成果が出てきたかもしれない。水彩人が公募を始めたのは、水彩の仲間を探したいと考えたからだ。水彩画の研究を深めてゆくには、よい仲間が必要だと考えている。水彩人が世間で認められたいというようなことはない。ひたすらそれぞれの絵が前進するための会である。良い仲間がいて、切磋琢磨する。そのこと以外に絵が良くなると言うことはないと考えてきた。そして月一回絵を持ち寄り研究会を続けた。そのグループの研究発表が水彩人展になっていった。その後公募展になり、よ...26回水彩人展初出品者の作品の感想。

  • 色彩には、3つの見方がある。

    私が絵を描く時に、色彩は最も大切なものになる。絵には構成とか、形とか、線だとか、多分無数に重要なものがあるが、色に一番惹かれている。素描とか、水墨画とか、色のないものは絵だとは思えない。色がないと物足りなくて仕方がない。素描とか、書とか言うものも好きではある。しかしそれは絵画とはかなり違うものだと感じている。色彩のことは何度も書いているような気がするが、今回水彩人の会場にいて、改めて感じたことなので、また書いてみようと思う。色彩に対する見方は3つに分けられると思う。まず、第一に固有色と言うことになる。もの自体に色が備わっているという、人間の感性に基づく当たり前の考え方だ。人間の感じているそのものなので、絵は固有色で考えられてきたのだろう。第2に、光の中に色が含まれていて、反射しない吸収される色と反射して、...色彩には、3つの見方がある。

  • 269 水彩画 日曜展示

    269水彩画日曜展示559「ゆうまぐれ」2024、915号560「篠窪のお寺」2024.9中判全紙561「下田夜明け」202.915号562「青富士山」2024.915号563「舟だまり」2024.912号564「篠窪」2024.9中判全紙565「山麓」2024.912号水彩人開催中に描いたものである。描こうと気持ちが定まれば、絵はいつでも描くことができる。描きたいものがあれば描けるものだ。描くものの方角が定まっていれば、そこまではすぐ進む。いつもここからなのだ。ここからが難しい。本当はここから描くべきことが始まる。時間があれば、たぶんもう少し描くのだろうと思う。石垣に帰り続きを描くかもしれない。終わりを目指して描いて居たような気がする。終わりではなく、自分を目指してもう少しダメにしてゆく必要があるような...269水彩画日曜展示

  • 失敗学といってみる、

    絵を描いて居ると、必ず行き詰まる。当然のことである。いまだかつてない絵を描きたいと思っているのだから、何かを発見しなければ先には進めない。当然失敗ばかりである。失敗をして何故ダメなのかを考える以外に進む方法がない。やってみてダメだということが分かれば一歩前進である。それは田んぼで学んだことだ。今までいろいろのところの田んぼで稲の栽培を試みてきた。いつも萬作のイネづくりを目指してきた。萬作のイネというのは、その稲の一番元気な姿である。サトジマンであれば、15枚の葉をつけて、分げつが25本以上。止葉は50センチ以上で葉の幅は2センチ以上で、しっかりとして厚い。その成果は反収10俵以上。ということになる。この萬作の姿にならなければ、まだ何かが不十分なイネづくりなのだ。萬作という目標に向かってあれこれ試行錯誤して...失敗学といってみる、

  • 自然の価値とは何を意味するか

    小田原の家のグリーンカーテン。こんなに美しいカーテンはみたことがない。沖縄の瓜だそうだ。もう食べることが出来るからと言われたのだが、あまりに美しいので、食べる気になれなかった。これこそ自然に接した暮らしである。部屋の中の暑さも、確かに軽減されている。人間は自然と接することで癒され、回復する。そんな当たり前の暮らしが一番大切なのだと思う。それを思うと都会は人間の暮らす場所ではもうないのだと思う。経済効率を強く求める都会で自然を求めることは、すでに不可能な時代なのだと思う。田園に帰れ。ということではないか。自然にはそうした人間という生き物を、包み込むような力がある。たぶん神宮の森を守れというのも、そういう人間の自然に対する懐かしい感情に基づいているのだと思う。私はこの反対運動で目立っていた坂本龍一さんが、長く...自然の価値とは何を意味するか

  • 金沢大学美術部同窓会

    金沢大学美術部同窓会金沢大学美術部同窓会

  • 成長の時代の終わり

    成長の時代が終わりを告げている。人間の暮らしの成長の限界というものがあるようだ。暮らしを豊かなものにしたいと、20世紀先進国と呼ばれる国が頑張ってきた。確かに先進国での暮らしは、見違えるほど豊かなものになった。子供のころ車のある暮らしなど夢のようなものだった。高度成長期を経て日本人の暮らしも豊かすぎるほどになった。まさか海外旅行ができるようなことがあるとは思いもしなかった。一生に一度でいいから飛行機に乗ってみたいものだと子供のころ、思い描いていた。高度成長期に成長したことほど幸せなことはなかったと思う。日に日に暮らしが豊かになったのだ。がんばって働けば、収入が増えた。所得倍増が現実になった。やる気が満ちた社会だったと思う。健全な空気があった。民主義をアメリカがくれたことで、こういう前向きな社会が現れた。多...成長の時代の終わり

  • 斎藤知事がおかしくなった理由

    斎藤知事はかなりおかしな人である。おかしくなってからしか知らないので、なぜこんなおかしな人を、兵庫県の有権者は選択したのかと驚いていた。経歴を調べてみると、この人にはおかしくなる理由があった。みんなが寄ってたかって、おかしな人にしてしまったということが分かってきた。この人の経歴をじっと眺めていて、なるほどなと思えた。正常な判断力を失うまでには、それなりの道筋はあったのだ。なぜそこまで言うかと言えば、この人にとって唯一の今最善の道は、早くやめることだ。それ以外にはさらに苦しいばかりになり、しかもその悪い印象が蔓延してゆく。現在、維新の吉村氏が唯一の支持者で、維新の会は罷免要求はできないらしい。これは悪くない。最後になって見限ったようだ。小泉進次郎氏によると次の総選挙は近いそうだ。そこまで斎藤氏が粘れば、維新...斎藤知事がおかしくなった理由

  • 令和の米騒動

    令和6年8月末にスーパーからコメが消えた。9月の新米が出回るまで、パンでも食べておけというのが政府の方針である。お粗末なことであるが、だんだんその背景にあるものが、不作でも、南海地震による買い占め騒動だけではない、コメ相場の思惑が絡んでいることが見えてきた。前回の平成の米不足の時にはタイ米を食べた。1993年に記録的な冷夏の影響でコメ不足となった「平成の米騒動」が起きた。この時は確かに冷夏で壊滅した田んぼも多く。全体で見れば、70%ぐらいの収穫になった。この年初めてお米の収穫量が1000万トンを下回ったのだ。ところがこれを嘆かずにいられないが、なんと政府の今年のお米の生産目標は「650万トン」なのである。令和のコメ騒動の主たる原因が、お米をやめろ政策の結果なのだ。それは食うな、作るななのだ。瑞穂の国日本と...令和の米騒動

  • 小田原欠ノ上田んぼ9月6日の様子

    残念なことに欠ノ上田んぼは苗作りに失敗をした。主たる原因は苗土の熟成が十分でなかったためかと思われる。例年通りの苗作りで他に思い当たるところがなかった。そのこともあって、苗が不足したためもあり、30㎝×40㎝植えにした。もう一つの理由は病気が増えてきたということもある。イネ縞葉枯病(病原ウイルスRicestripevirus(RSV))だと思われる。バイラス病で、ヒメトビウンカによって感染が広がる。ウンカは多く発生する年と、そうでもない年もある。ツマグロヨコバイによるイネ萎縮病やイネ黄萎病とみられる病気も見られるようになった。ウンカの害は田んぼの中の空気がよどむような位置で多く出る。田んぼであればどこでも現れるのだが、病気が蔓延するようなことはめったにない。風が強いと飛ばされてしまう。風速7mを超えると留...小田原欠ノ上田んぼ9月6日の様子

  • 268 水彩画 日曜展示

    268水彩画日曜展示554「篠窪」2024.9中判全紙555「篠窪」2024.9中判全紙556「カキツバタ」2024.9中判全紙557「のぼたん農園」2024.9中判全紙558「箱根駒ヶ岳」2024.9中判全紙今回は小田原に来て描いたものである。水彩人の展覧会準備の合間に描いたものである。みんなの絵を見せてもらい、いよいよ絵が描きたくなった。準備が終わって、展覧会まで時間があったので、小田原で絵を描いた。多くは前回来た時の続きである。小田原では家の部屋の中で描いた。あまりに暑くて車の中で描けなかった。一度は車で始めたのだが、やむ得ず部屋の中で冷房をかけて、描いていた。車でない場所で描くのはたぶん10年ぶりぐらいになるのではないだろうか。描いて居て何かが違っていた。今回の制作は水彩人展の審査や互評会で見た絵...268水彩画日曜展示

  • 奄美大島マングースの根絶宣言

    奄美大島で、防除事業が続けられていた特定外来生物マングースの根絶宣言が発表された。これまでの捕獲数は3万匹を超えたという。すごい繁殖能力であり、すさまじい殺戮である。間違いなく、これ以上にない動物虐待だろう。人間の悪行を恥、善行のように考えてはならない。マングースはハブを減少するために導入されたものである。ハブの被害は今でも続いている。奄美ではアマミノクロウサギがマングースによって殺されてきた。沖縄県では年間60件弱のハブの咬症被害があるが、死亡者は近年いない。年間6000匹程度のハブが捕獲されている。これは、マングース以上の殺戮である。どう考えればいいのだろうか。石垣島でも年間5,6件程度咬まれる人がいる。サキシマハブが生息していて、毒性はかなりひくいものである。咬まれたからと言って、必ず血清を使う必要...奄美大島マングースの根絶宣言

  • 絵を語る会について

    「絵を語る会」の案内笹村出10日、12日午前中「絵を語る会」を水彩人展会場で行います。出品者は誰でも参加できます。どなたでも見て頂くことができます。「絵を語る会」は自分の描いた絵と自分の関係を、表明する場です。それは何故その絵を描いたのかを言葉にして、自覚するためです。自覚する以外に自分の絵を深める方法がないと考えるからです。それが「水彩人展」が勉強会である意味だと考えます。自分の絵を描く気持ちや哲学を言葉で表明する場である。どこで、何を描いたとか、どんな水彩技法で描いた。というようなことを語る場ではありません。「絵を語る会」は自分の絵と自分が対峙する場である。絵を語る会はコロナで中断し、なかなか本格的には再開できないでいる。以前は年4回開催してきた。神田の画廊をお借りして、きちっと展示して1日グループ展...絵を語る会について

  • 斉藤知事が辞職しない理由

    斉藤知事は辞めない。元官僚というもののすさまじさを感じさせる。正当性を主張して恥じるところがない。子供の頃から、優等生で非を認めるとか、謝るというようなことは無かった人なのだろう。自分が間違うというようなことが、そもそもこの人の考え方に存在しないはずだ。問題は今何をするのが、自分にとって最良なのか判断が出来ない。自分の内部にのめりこんでしまい、俯瞰して自己反省ができないのだろう。ここまでくると哀れなことだと思う。しかし、やったことは犯罪行為なのだから、とことん批判しなければならない。総務省の官僚としてそういう上下関係の世界を体験し、その暴君的性格を確固としたものにした。そして県知事になり殿様になったのだ。地方に行けば土下座して出迎えるのが当然ぐらいに持ち上げられたのだ。お土産があるのが当たり前。そのように...斉藤知事が辞職しない理由

  • 2024年9月1日のひこばえとのぼたん農園の様子

    一番溜め池の様子である。熱帯水連のティナとミズオオバコが咲いている。ミズオオバコもティナもどんどん増えて行く。溜池は8月初めに改修工事を行い広がった。前の倍ぐらいの貯水量になった。水深は1mぐらいになった。一度は何もない状態になったのだが、今は池の底には一面ミズオオバコである。水面にはティナがかなり広がっている。夏の暑さが適した植物なのだろう。強い陽射しで一気に広がった。一回は何も無い状態になってしまったので少し心配したのだが、忽ちに再生した。熱帯睡蓮やミズオオバコをお土産に出来ればと最近考えている。特別に栽培しないでも増える良いところがありがたい。こちらは2番溜め池である。2番溜め池は一番溜め池から水が来ているのではなく。2番溜め池に独自に湧いてくる水が溜まっている。湧水量は少ないのだが、それでも今は水...2024年9月1日のひこばえとのぼたん農園の様子

  • 第26回「水彩人展」

    第26回水彩人展のお知らせ開催期間:2024年9月9日(月)14時から~9月16日(月、祝)※休館日なし時間:9時30分~17時30分※初日は14時から。最終日13時30分まで。会場:東京都美術館1階第4展示室(上野公園内)本展会期中事務局:東京都美術館内TEL(03)3823-6921事務局杉浦カヨ子TEL080-5412-0400水彩人の本展が上野の東京都美術館である。私としては大切な発表の場である。一年間の制作を水彩人展で総括している。水彩人展は水彩画を学ぼうという仲間が35年ぐらい前に集まった勉強会が始まりである。春日部洋先生が水彩画の勉強会をしようと誘ってくれたことで始まった。その後春日部先生は亡くなられて、あたらに水彩画勉強会を水彩人の仲間と継続した。7名であった。そして現在水彩人展に三橋、大...第26回「水彩人展」

  • ギンネムと耕作地

    のぼたん農園にもギンネムは自生している。美しい木姿で楽しませてくれている。一番ありがたいことは防風林として機械小屋を守ってくれていることだ。小屋が出来て2年目にして、50本ほどの木が、3mほどにも伸びている。かなり風を防いでくれているはずだ。先日40mの風速の風があり、2本が倒され枯れた。と言うことはもしギンネムの林がなければ、小屋にも何らかの影響があったはずだ。この調子で木が増えてくれれば、かなりの防風林になってくれるはずだ。小屋からの眺望はなくなるが、台風を思うとそれどころではない。ギンネムはネムノキなどの仲間の樹種で、マメ科の植物である。空中窒素を固定できる根粒菌を共生させている。ネムノキなどと同じ系列の木で、土壌流失の防止、土壌改良のために明治43年に沖縄県へは明治43年国頭農学校の黒岩亘校長がス...ギンネムと耕作地

  • 267 水彩画 日曜展示

    267水彩画日曜展示549「赤花」2024.8中判全紙550「湿原」2024.8中判全紙551「ヤシのある農地」2024.8中判全紙552「緑の農地」2024.8中判全紙553「田んぼの眺め」2024.8中判全紙石垣島は7月も8月も過去にない暑さだった。暑いことは大変だったのだが、絵を描くことには良かったかも知れない。暑い強い陽射しの風景と向かい合うことが出来た。暑さも描いていたのだと思う。今見ているものを写しているわけではない。暑さとか、空気の匂いとか、良い風がと夫か。そういう物は絵に表れてくる。石垣島の湿った重い空気の感触など、風景の記憶には重なっている。ああ暑かった、すごい湿度だった。ということは、描く世界に影響しているような気がする。そういうこともあって、石垣の風景が石垣らしいのはやはり夏なのだ。...267水彩画日曜展示

  • 米不足の理由

    2024年8月は家庭の多くが米不足になった。その理由は様々あるが、一番は国の食料の安全保障政策が、硬直していて柔軟性が無いところにある。お米は9月になれば新米が採れる。美味しい新米が家庭で食べることが出来ることになる。石垣島では新米は6月のことである。お米は政府は備蓄米制度があり、足りないときには放出して対応することになっている。大阪の吉村知事は政府に大阪のスーパーにはお米がないから、備蓄米を放出して欲しいと要請している。所が政府はお米は9月になれば新米が出回るから、備蓄米の放出はしないと説明をした。当然のことで、今の備蓄米制度では政府が放出を決めたとしても、そのお米が家庭まで届くのは早くても3週間かかる。政府が検討会議を行い決定して、業者の入札があり、そのお米が精米されて、家庭まで届くには早くて3週間は...米不足の理由

  • 河野氏の裏金「返還」発言

    河野太郎氏は自民党総裁候補で初めて、裏金問題に踏み込んだ。忽ちに自民党では蜂の巣をつついたように大騒ぎである。解決済みの問題を蒸し返すな、と言うことらしい。どこが解決済みか、何を自民党は血迷っているのか。裏金問題は何も説明がされていない。岸田氏の説明責任も果たされないまま辞任である。止めれば終わりの問題ではない。一体裏金は何のことなのか、私には理解が出来ない。民主主議にはお金が必要だと麻生さんは説明したが、そんな馬鹿な話はない。もし言いたいことがあるなら、インターネットを使い無料で伝えることが出来るでは無いか。自民党議員が裏金問題は無かったことにして、忘れて貰いたいというのは分る。総裁選挙を大騒ぎでやれば、紛れてしまい分らなくなると考えているのだろう。だから今更それを蒸し返した、河野氏をとんでもない奴だと...河野氏の裏金「返還」発言

  • 絵を描くと言う意味

    自分という物をやり尽くしたい。絵を描くと言うことで、自分の生きると言うことを、やり尽くせるのではないかと考えている。絵を描くと言うことはそれ程手応えがあり、実に楽しい奥深い物なのだ。奥深すぎて、一向に分ったという気持ちには成れないのだが、確かにこの先に何かがあると思える。それは画面に自分が描いたものだと言う痕跡を感じるからだ。この絵を自分の何かだと言っても良いのかも知れない気になる。ゴッホの絵を見るとゴッホという、お会いしたこともない人間がそこに居ることを感じる。ボナールの絵を見ると、ボナールという人の、人間を見ているような気になる。それなら、私が私の絵を描き尽くすことが出来れば、私という人間が絵を通して、表れてくるのではないかと思えるのだ。もちろんそれ程の才能があるはずもないことぐらい分っている。絵が良...絵を描くと言う意味

  • 90歳を超えた歯科医

    南足柄市の畑の中にある歯科医に通っていた。その歯科医の先生がすばらしい人だったからだ。何しろ私が付け歯が取れて、困って先生のところに行ったときに、そうか自分でアロンアルファーで付けたのでは取れるよと言われた。そうではなくて、山北にあっただめな歯科医で付けて貰ったのですぐ取れたのだ。取れたら自分で接着するなど考えたことが無かったので、そうか接着剤で自分で付けるという手があったのかと、まずそれを考えなかったことが恥ずかしかったのだ。その歯科医は私が通った頃には、息子さんが中心の親子先生の歯科医院である。何故か最初から私は老先生ご指名になったのだ。確かに老先生が良かったのだが、特にそういうことを口にしたことは無かったので、まず初心の人は老先生が担当かも知れない。何かの都合で一度老先生になった人は、そのまま老先生...90歳を超えた歯科医

  • 日本の女性差別は特殊

    日本が女性差別の国であるというのは、よく言われているし、分っている。そうした事実を目にしたこともある。最近では女性の方が有能だと思う場面に出会うことが多い。役所など担当の方が女性だとホットすることが多い。役所の職員の場合、男性で困った経験が何度もある。オリンピックでは日本のメダル数の確保は女性上位である。20年前のアテネから以降では、女子選手の方が金メダルを多く取ってきている。前回東京では14個、今回は8個で男性より少ないがすごい活躍である。前回の東京オリンピックでは男子が15個で、女子が1個だったのだ。ここ20年間に日本の女性に何かが起きている事は確かだろう。マラソンでは金メダリストは男にはいないい女性では2人も居る。銀と銅を連続して取った有森さんのような人も居る。そうした人達のすべてが人間的にも傑出し...日本の女性差別は特殊

  • 米不足の本当の理由

    9月に新米が出荷されるまで、米不足だそうだ。あれこれ米不足の理由が指摘されている。中には実際にお米がないにもかかわらず、デマだ、風評被害だという意見まである。嘘だと思うのであれば、スーパーに行ってみて確認すべきだ。確かにお米は無いわけではないが、欲しいお米がないと言う状態のようだ。と言ってもこれは小田原で確認したことだ。実は米不足はばらつきが大きく、どんなお米でも良いというのであれば、並んでいた。欲しいお米がないと言う状態は確かに起きていた。石垣島ではお米は常にあった。稲刈りの中心は6月だから、今お米がなければこれは大変なことになる。一部のお米は確かに不足気味になった。それは猛暑と日照りで、コシヒカリが今ひとつの出来だったと言うことがある。多分銘柄米一般に猛暑の影響は出ているはずだ。やっぱりお米は新潟のコ...米不足の本当の理由

  • 266 水彩画 日曜展示

    226水彩画日曜展示544「於茂登岳」2024.8中判全紙545「崎枝の耕作地」2024.8中判全紙546「牛のいなくなった放牧地」2024.8中判全紙547「耕作地」2024.8「548「ギンネム」2024.8中判全紙時間的には随分長い時間絵を描いていた。描きたいことが沢山出てきて、次へ次へと描いていた。しかし、どこに行くのか行けないのか。やっていることが分っているわけでは無い。完成まで進めない絵も多かった。先に進めず止まってしまう。終わりまで一気に行ける絵もある。最初の2点は塗り終わったときが終わりだった。行き詰まる絵があるから、すぐ出来る絵もあるのだと思う。描きたい気持ちがある。このまま描いて行きたいと思う。最初の2枚はアルシュの850グラムの紙に描いている。とても良い紙だと思う。良い紙だからすぐに...266水彩画日曜展示

  • 岸田氏の退陣と自民党総裁選挙

    自民党にはなにも期待ができないのだが、自民党が政権党である以上、その動きは自分の暮らしにも影響している。今回一番驚いているのは小林氏と言うよく知らなかった人の総裁への立候補である。まだ49歳であるが、右翼の一人と言うことだ。私は今回初めてこの人のことを知った。アベ政権のひどい時代を経験した者として、この人は恐ろしい人だという気がしてくる。裏金疑惑で潰された、アベ派の裏金議員が押しているという。「処分を受けた方も一人一人は優秀だ。挙党一致で取り組まないと国難を乗り越えるのは難しい」と発言している。つまり、処分をされた人が小林氏を推して、総理大臣になったら、自分も復活できると考えているのだ。小林氏は裏金の透明化を言うが、新しい裏金作りを考える人だ。間違いなく政治にはお金が必要だと考えている人なのだろう。こんな...岸田氏の退陣と自民党総裁選挙

  • 表現の自由とネットの正義

    男性の体臭が耐えられないという意見がネットに出て話題になった。自分が臭いと言われたのかと、ドキッとした。私も臭い一人だろうなと思える。私に耐えがたい人も居ることだろう。それはつらい事だが、どうしようも無いことでもある。百姓仕事をしていれば、仕方がないことだ。一日中汗をかいている。シャワーをのぼたん農園に作りたいとも思うが、今はまだ無い。清潔な無菌室生活ではない。汚いはきれい、きれいは汚いの世界に生きている。発酵臭は心地よい人も居れば、耐えがたい人も居る。この問題は炎上していて、話題にすること自体が良くないことになるのでここまで。書いた人は事務所を解雇されてしまったそうだ。ネットでは些細なことが大事になることがある。私もとんでもないことを書いて、不愉快な気持ちにさせている事があるに違いない。どれだけ注意して...表現の自由とネットの正義

  • 虎と翼のタイトルバック

    「虎と翼」のタイトルバックを毎朝見ていて、やっと分ったことがある。それは恥ずかしいことだが、アニメーションというのは、究極のイラストレーションだと言うことだった。当然のことだが、映像で説明をする為には静止画よりも動画の方が優れている。絵画の時代ではないのだ。絵画は自己表現であり芸術である。目的があるイラストレーションは主人のある表現で、芸術に主人はあってはならない。「絵画は説明であってはならない」とイラストである事を恥じた時代は終わっている。人間の考えや思想を、図解したり、説明する時代なのだ。説明品ければ分からない時代とも言える。芸術が表現しようとしたものは、説明が出来ないようなものであると考えられていたのだ。つまり唯一無二に絵画という表現だから可能な世界観なのだと。固有色の考え方と同じで、表現そのものに...虎と翼のタイトルバック

  • 75歳になって考えること

    トゥリーハウスを作るヤラブの木である。海までは200m。この木の上でコーヒーを飲むのだ。できれば、のぼたん農園で作るコーヒーが良いが、まだそこまで準備が進んでいない。この木は枝振りがトゥリーハウス向きで良い。直径が1m。下の方から4本ほどに枝分かれしている。枝振りを見ると家が作りたくなる木だ。その時、そのときの年齢の人でありたいと思って生きてきた。今日は75歳になった。年寄の記念日である。ここまで来たのかと思う。自分の75歳をしみじみと味わいたいと思う。75歳なのに、65歳のつもりは嫌だと思っている。100歳まで生きるつもりだから、4分の3が終わったという感覚である。いよいよ笹村出という人間の結論が出る、大切な残り4分の1という感じだ。意外に早く来た75歳である。何も出来ていないのに、75歳になってしまっ...75歳になって考えること

  • 自民党総裁選挙

    日本では、大統領選挙はない。総理大臣は政権党から選出される。自民党の評価が地に落ちたとしても、訳の分らない総裁選挙の結果、日本の代表である総理大臣が選ばれる。この理不尽を今回ほど強く感じたことはない。10名以上の人が候補者に揚がっているが、政策論争など無い。特に驚くことが、裏金問題で地に落ちた自民党の再生を目指すはずの総裁選挙で、裏金問題を口にする人が居ないことだ。もう終わったことにしようとしている。とんでもない連中である。裏金問題は税金のネコババである。終わるどころか、裏金を一掃するという候補者が現われても良いだろう。所が裏金なぞどこ吹く風。無かったような口をきいている。二階派から出てきた小林候補は、億を超える二階氏の裏金をどう考えているのか言わなければ話にならない。本を買って配ったなどと言う与太毎で済...自民党総裁選挙

  • 南海大地震警戒情報

    宮崎県で8月8日震度6弱の揺れを観測したマグニチュード7.1の地震で、気象庁は南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっている。南海トラフ地震臨時情報を出して、1週間は地震への備えを改めて確認してほしいと呼びかけた。多分巨大地震は無いだろうと思いながらも、どこかで気がかりな一週間を過ごした。一応、石垣島は南海トラフ大地震の影響はない地域なので、直接の揺れは心配ないのだが、津波については、考えておかなければならない。小田原の方が不安な場所だと思っていたところ、小田原でも大きな地震が続いて起きた。南海トラフとは関係がないと言うが、不安は拭えない。梅雨末期の大雨に始まり、地震台風と相次いで大きな自然災害が続いている。大丈夫だと、自分には大きな災害は来ないと思い込んでいる。楽観...南海大地震警戒情報

  • 225 水彩画 日曜展示

    225水彩画日曜展示541「崎枝からの於茂登岳」2024.8中判全紙542「しげみ」2024.8中判全紙543「ギンネム」2024.8中判全紙今週はかなり苦労して制作した。2点が途中までで完成に至らない作品があり、それに手こずり、3枚になった。絵の前で手が出ない時間が長かった。暑すぎてアトリエカーの中に居ることすら難しいと言うこともあった。そんなことも言ってられないのだが。ギンネムを描いてみている。なかなか面白い木だと思う。新しい事をやると絵に時間がかかると言うこともあるかもしれない。ギンネムの表現にまだ戸惑っているかも知れない。これからもギンネムは気になるので、しばらく出てくるような気がしている。そう紙を変えたと言うこともある。アルシュの850グラムという堅くて厚い紙を使っている。これがなかなか面白い紙...225水彩画日曜展示

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