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透明先生の《スピリチュアル鑑定》占い師の日記 https://blog.goo.ne.jp/uranai-diary/

最新鑑定→呪vs呪符師 ◎繭気属性別パワースポット◎幸せになる為の人生地図◎2020年富学占ほか

《相性の良いパワースポットの割出し方》https://ux.nu/0ucCt 《恋愛・赤い糸の魔法》 《金運UPにソロモン魔法陣(携帯待受に)》 《婚カツと縁》40代女性の鑑定で人との縁を考えます 《子の魂のゆくえ》水子供養のやり方 《木人実るは子宝なり》子宝を授かる為に必要な事 鬱病対応アイテム・いじめ対策のお守り・受験生必見!記憶力UPドリンク・トラウマ修復

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2009/01/16

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  • 陣と盾・3

    陣と盾・3透明「って言うか、なんで私呼ばれたの」陣「だって~新聞だよ~取材だよ~」透明「いや、小学生新聞な」陣「それでも、取材されることなんてなかなか無いから緊張しちゃうよ~」透明「いや、普段講話とかしてんだろ普通そっちの方が緊張するだろ」陣「ちっちっちっ違うんだなぁ~これが」透明「何かムカつく」陣「講話は、決まってることを話すだけ取材は、臨機応変に答えなくちゃいけないんだよそれとこれとは大違いだよ~」透明「・・・・なんか、その得意げな感じが腹立つけど、まあいいやただ、もう一回聞いて良いかな」陣「なに」透明「だから、なんで私が呼ばれたワケいい加減教えろよ」陣「えっだから・・・。」透明「さっきから答えになってないんだよ~それは良いから、私は何するために呼ばれたんだよ~~~~」陣「あっそういうことか」透明「い...陣と盾・3

  • 陣と盾・2

    陣と盾・2私のもう一つの顔・・・それは・・・陣「あ~か~ね~~~~~っただいま帰りまちたよ~~~~お利口にお留守番していましたか~」茜「・・・・・ナ~ァ・・・。」そう私のもう一つの顔愛猫家である(いやそこ)私にとって猫とは、それはもう×〇:@・・・。なんと例えれば良いのかあの、そこが、この透明「ストップー見てられるか~陣「え~~~っそんなこと言ったって~」透明「いやいやいらんやろここ小学生新聞の取材に、愛猫家のくだりはいら~~~ん」陣「ええ~っ意外性って大事じゃん」透明「はい確かに大事ですが、これは痛々しいおっさんを眺めている地獄絵図なだけなので、小学生新聞にはふさわしくありません」陣「そんなぁ~じゃ、じゃあ、他に何か考えてよ~」透明「いやいや子ども達からすれば、神主さんの一日の流れだけがわかれば良いんじ...陣と盾・2

  • 陣と盾・1

    陣と盾・1神主の朝は早い毎朝5時起床住み込みでは無い私は、通常よりも朝早く起きる必要がある・・・。起床後、身支度をし社殿へ朝6時からは、神殿の扉を開け、神様にご挨拶神社の門を開け、本殿、境内を清掃、準備が終われば本殿にて「朝拝」でお祓い、心身を清めるその後は、祭祀準備をしたり、供物の準備、地域での頼まれごとなどに着手し、お昼を過ぎた頃、初めて神社での祈祷や訪問される方への対応となる色々な雑事も多く、社殿での御札やお守りの販売から建物内の修繕もおこない、最後に掃除をし、閉門するまではとにかくめまぐるしく動いている・・・。17時半・・・。一日の締めくくりに、神様への感謝をお伝えする「夕拝」をおこない神殿を納め、通常業務終了陣「う~~~~ん今日も終わった~さて、この後は・・・。」私には、神主とは違うもう一つの顔...陣と盾・1

  • 異界の門を探せ・17

    異界の門を探せ・17柏田「予備知識ですか」透明「うん良い機会だから、柏田くんも覚えておくと良いよ」柏田「わ、わかりましたメモ取るんでちょっと待ってください」そう言うと柏田くんは年季の入った分厚い手帳を取り出し、書く気まんまんの姿勢を取る柏田「よろしくお願いします」透明「あははっそんなに改まらなくても良いよ」柏田「いえいえそんな有益な情報をいただけるのに畏まらないなんて失礼ですよ先生が培ってきた知識をいただけるのは本当にありがたいですから」透明「(くすくす、今時珍しいくらい律儀な子だこの子のこういう所、嫌いじゃ無いなぁ)それじゃぁ、始めるけど・・・ここで覚えておいてほしいのは、異世界のゲートが開きやすい条件と注意事項」柏田「開きやすい条件とかあるんですか」透明「あるよ例えば、今回みたいな異世界のモノが何らか...異界の門を探せ・17

  • 異界の門を探せ・16

    異界の門を探せ・16私は、柏田くんを落ち着かせながらコーヒーを注文し、やっとこさ一息つく柏田「先生・・・やっぱり、この世は不思議でいっぱいですね」うわぁ~今日一、良い顔しながら遠くを見つめてるよ・・・・。透明「まあ、その通りではあるけど、さすがに今回みたいなのは今後は遠慮したいけどね」柏田「え~っどうしてですか」透明「たぶん、柏田くん達にとっては異世界の存在を知れたことや異世界への可能性を考えてワクワクが止まらないと思うけど、あれはそんなに安易に考えられるほど単純な案件じゃなかったんだよ」柏田「えっ」透明「そもそも、異世界とはなんぞや」柏田「えっ異世界って・・・。」透明「異世界というのは、この世界と同じ魂が修行するいくつかのフィールドを言うのだけど、あくまでもそれは1回の修行につき、1フィールドと決まって...異界の門を探せ・16

  • 異界の門を探せ・15

    異界の門を探せ・15突然の異世界コンタクト・・・。こういった空間の歪みから異世界を垣間見る現象というのは、実は結構報告されている数も多く、その現象を目の当たりにした人の多くは何故か蜃気楼や光の屈折で投影された幻と捉えて自分を納得させ、記憶に残りにくくなっていたりもする皆さんのように、平行世界の知識をある程度持っている方とは違い、大概の人が理解の及ばない物事に対し否定してしまうのは仕方の無いことなのかもしれない透明「ふ~っ・・・さて・・・。」私はトイレから出て、柏田くんの様子をみる柏田「・・・・・」柏田くんは、自分の手をじっと見て動かないその横顔は少し寂しそうにも見える・・・。透明「(そりゃそうだよなぁ~憧れの異世界が目の前にあったのに自分の手で門を閉めた訳だし・・・。)」柏田「うううっ」透明「柏田くん・・...異界の門を探せ・15

  • 異界の門を探せ・14

    異界の門を探せ・14柏田「えっええな、な、な」透明「」目の前の空間が揺らいで見える透明「柏田くん、少し下がっていて」揺らいでいる空間の中央に、小さな穴のようなものが穿たれ、それが周りの空気と共に回転しながら広がってゆく柏田「や、やばいやばい」柏田くんの興奮を横目に、最悪を想定した私はその空間を簡易的な結界で包み、制御を試みる透明「・・・・・。」柏田「お、お、おおおおっこ、この穴の中なんか」直径30センチ程の穴の先は、夕方の暗がりを迎えたこちらの世界とは違い、昼間のような明るさをたたえていたその光景に意識を取られた、柏田くんが空間に手を伸ばす透明「柏田くん駄目」柏田「ビクっ・・・・えっでも先生こ、これって、この穴の先って異世界」透明「気持ちはわかるが、今、手を伸ばすのは危険未だ空間が安定していないから下手を...異界の門を探せ・14

  • 異界の門を探せ・13

    異界の門を探せ・13柏田「先生ここですここ」透明「えっマジでここ」柏田くんの後輩が送ってくれた地図を頼りにやってきた場所は大きな都市にポツンとある小さな公園・・・のトイレ透明「なぜ公衆トイレ」柏田「何故でしょうもしかして、緊急で入っていたら、異世界と繋がったとか」透明「・・・・・くっ」柏田「・・・ぷっ」お互い、想像したシュールな絵面に笑いがこみ上げてくる透明「と、とにかく、調べてみようか」そう言うと、私は骨の持つ波長とこの場所の繋がりを調べてみる・・・。透明「・・・・・・。」柏田「・・・どうですか」透明「う~ん・・・かすかにだけど同じ波長は感じるよただ、これだけ微弱だと・・・」柏田「じゃあ、ここと異世界が繋がったのはたまたまってことですかねぇ」透明「えっと、念のため個室にも入ってみるね」柏田「はい」私は骨...異界の門を探せ・13

  • 異界の門を探せ・12

    異界の門を探せ・12柏田くんは、待合室で後輩くんに電話をしていたが、かなり大きな声を出していたので丸聞こえ・・・大体の内容は理解できた最初、後輩くんは異世界に行ったという前提を頑なに保守していたのだが、柏田くんの迫力に負けたのか途中から言動が怪しくなってきたようだ・・・次第にその話は、異世界には行ったがそれほど長くはいなかった一瞬で世界に弾かれた異世界に引き込まれそうになった異世界を覗き込んだとまあ、色々と変わっていったようで最終的には、私が予想した通りの答えが出てきたようだ柏田「先生~~~後、何を聞けば良いですか~」透明「ビクッ」聞き耳を立てていた私は、突然私に向けられた大声にビックリした柏田「」透明「あっ・・・と後は、どこで拾ったのか消去して良いかの許可をもらえると助かる」柏田「了解です」そう言うと、...異界の門を探せ・12

  • 異界の門を探せ・11

    異界の門を探せ・11あ~あ・・・明らかに挙動がおかしい異世界の門となり得ることを伝えた途端、柏田くんの目が泳ぎまくって、地球一周してきそうな勢いだよその上、隠そうとしてはいるけど、完全に顔から喜びがあふれだしてるんだよなぁ~柏田「そ、それは~たいへ~ん~です~っはい~」抑えながら話してるせいか、完全にヤスコさんのネタになってますけど透明「あははっ・・・柏田くん変に我慢しなくていいよ」柏田「えっ良いんですか~~~~っこれが異世界の門なんですかぁ~どうやって門になるんですか何か儀式が必要なんですかやはり夜ですか夜満月ですか新月ですかあ~~~っと門の大きさは人が通れるんですかあ、後々・・・」し、失敗した・・・解禁するタイミングを間違えたみたいだこの後15分ほど、こんな質問攻めが弾丸のように浴びせられる・・・。柏...異界の門を探せ・11

  • 異界の門を探せ・10

    異界の門を探せ・10透明「う~ん・・・」柏田「」透明「多分、柏田くんや後輩くんからすると、ワイバーンの骨という未知の物に興奮するとは思うんだけど私的には、これはかなり厄介なことになるかもしれないなぁ~と思って」柏田「えっどういうことですか」透明「こういった物は、異世界からの飛来物としてオーパーツ的な扱いになるのだけど、後輩くんや柏田くんがこの後、この骨をどう扱うのかが問題になると思うんだ」柏田「あっ・・・・」透明「例えば、これがこの世界の動物の骨とかいうのであれば、骨に憑いた呪いを除去して処分すれば良いのだけど、これが異世界からの物・・・翼竜の骨となると、君たちというか、後輩くんはなおのことこれを手放すことは考えないんじゃないかなぁ」柏田「そ、そうですよね」透明「柏田くんも実はモッタイナイとか思ってるでし...異界の門を探せ・10

  • 異界の門を探せ・9

    異界の門を探せ・9しばらくして、落ち着いた私は今見た光景を柏田くんに説明する。柏田「ふおおおおおっ何ですかそれ」透明「ううっ・・・まだちょっと気持ち悪い」柏田「だ、大丈夫ですか」透明「ごめんね~・・・でも、この骨・・・今見たものが間違いでなければ、確実にこの世界での出来事ではなかった」柏田「や、や、や、やっぱりそうなんですね~」うわ~っむちゃくちゃ食いついてる~透明「・・・大きさから言っても、この世界の鳥類ではないし、視た感じ竜種に近かった。あの感じだと、翼竜・・・ワイバーンってところかもしれない・・・。」柏田「ワ、ワイバーンきた~~~~~っ」竜種は異世界でも知能の高い種族。特に固有の能力が高い彼らは魔法の類いも使いこなす・・・。あの光景・・・獲物いや、罠に使われていた動物も、この世界の動物では無かったし...異界の門を探せ・9

  • 異界の門を探せ・8

    異界の門を探せ・8骨の記憶をたどっていた私は奇妙な感覚に襲われる・・・。透明「(えっちょっと待って・・・これって)」骨の持ち主の視点から見える景色はまさにジェット機自由に空を滑空するその様は、さながら戦闘機のようなスピードだ透明「(なんてスピードだよこの骨の持ち主は、鳥類なのかこの視点って・・・別の意味で酔いそうなんだけど・・・)」骨の持ち主は、長い時間空中を飛び回り町らしきものが見えた瞬間にその場を旋回し始める・・・。どうやら何かを見つけたようだしばらくその場を旋回し、狙いをさだめ突然の急降下透明「」骨の持ち主が狙う獲物は大きな牛のような動物透明「(いやいやいやいや大きすぎるだろうが)」徐々にターゲットに近づくにつれて、私の認識が間違っていたことに気がつく骨の持ち主は、軽々とその獲物を鷲掴みにし飛び去ろ...異界の門を探せ・8

  • 異界の門を探せ!・7

    異界の門を探せ・7透明「さて、ここからが問題なんだけど、彼がこの骨をどこで手に入れたのか本当に拾ったのか嘘をついているのか・・・そう思わされているのかそれを調べないといけないね」柏田「そう思わされてる」透明「まあ、可能性だけどねもし、この骨の呪いがそういった作用をもたらすものであれば、可能性としてはあり得ることなんだ」柏田「記憶の改ざんですか」いや、だからキラキラした目で見ないで・・・。透明「その為には、一度、骨の記憶を探る必要があるのだけど・・・」柏田「骨の記憶~」柏田くんの好奇心に答えてあげたい反面、骨の記憶に触れるということは、この骨の持ち主の記憶を追体験することになる・・・。呪物にまでなった体験・・・やりたくねぇ~しかし、これを視ないと始まらない私は意を決して、骨に残る木人図の情報を読み取ることに...異界の門を探せ!・7

  • 異界の門を探せ!・6

    異界の門を探せ・6柏田「それって、どういう・・・」透明「この骨には、怨みのような念がこもっている・・・というのはさっき言ったよね」柏田「はい」透明「こういった怨みが骨に残るというのは、かなり強烈な念が骨にまで染みこんだ、ということでもあるんだこういうものは、自然死でできることは殆どなくて、どちらかというと呪物として作為的に作られるものが大半なんだよ」柏田「呪物」透明「まあ、もちろんこれが意図して作られたものかは、わからないんだけど、もし、意図していないものだとしても呪物となっている骨は、呪物を作る工程と同じ方法で、命を搾取されたことには変わらないんだ」柏田「そ、そんな方法が」あれこの子、なんでそんなに目をキラキラさせてって、そういえばこの子、心霊研究会の部長だったこの子にとっては、ことの重大性よりも、呪物...異界の門を探せ!・6

  • 異界の門を探せ!・5

    異界の門を探せ・5柏田「厄介って・・・もしかして人骨」透明「いやいや人骨ではないのだけど、この骨には怨みのような思念がこもっているんだ」柏田「こわっ・・・怨みって」透明「なぜそうなったかはわからないけど、もしこれをこのまま放っておいて供養をしなければ、持っている人に災いを起こしかねないこれを渡してきたのは、後輩の子」柏田「はい先月に入部した子で・・・。あ、あの、先生これって処分お願いすることできますか」透明「えっそれはかまわないけど、この骨って後輩の持ち物なんでしょ確認した方がいいんじゃない」柏田「あっそうですよねちょっと今電話してきて良いですか」透明「うん」そう言うと、柏田くんは急いで待合室へ・・・。しかし、この骨の思念は、なかなかにグロイぞ苦しみ、恐れ、憎しみ・・・そんな想いを抱いてこの世を去っている...異界の門を探せ!・5

  • 異界の門を探せ!・4

    異界の門を探せ・4柏田「そうこれは」透明「骨」柏田「魔法石」柏田「へっ」透明「えっ」柏田「・・・・・。」透明「・・・・・。」柏田「ほ、骨」透明「魔法石」柏田「ええ~~~っこれって、魔力が秘められた魔法石じゃないんですか~」透明「いやいやいやいや魔法石って、簡単に言えば宝石と同じだよ・・・コレ、どう考えても宝石じゃないでしょ」柏田「えっこの世界にある宝石も魔法石なんですか」透明「そうだね鉱物の持つ特殊な波長は宝石に多く見られるものだからねまあ、この世界よりも異世界の方が内在している波長は強いから、同じ宝石でも魔法石として扱われるのかもしれないねそれよりも、これほね・・・。」柏田「先生」透明「は、はい」柏田「先生は異世界へ行ったことがあるんですか」透明「へっ」柏田「だって、こんなに魔法石に詳しいのは、あちらの...異界の門を探せ!・4

  • 異界の門を探せ!・3

    異界の門を探せ・3少し沈黙が続く・・・。柏田くんは、天井を見ながら何か考えているようだが透明「えっと、もしかして今日来たのってこれだけ」柏田「はいでも、おかしいなぁ~先生のところなら、絶対あると思ったんですよねぇ~」透明「いやいやいやいや、さすがにそれは憶測が過ぎるでしょでも珍しいねぇ~君は割と慎重派なところがあるから、憶測で飛び込んでくるのは意外だったよ」柏田「いえ憶測ではないんです」透明「」柏田「うちの部員の中に、異界へ行って戻ってきたツワモノがいるんです」・・・つわものw柏田「そいつが言うには、霊圧の高い場所や霊気が密集している場所には、必ず門が存在していて、あちらとこちらを行き来することができるんだそうです」透明「ほ、ほう」柏田「そいつは嘘のつけるようなヤツじゃないんで多分、異界に行ってきたのは間...異界の門を探せ!・3

  • 異界の門を探せ!・2

    異界の門を探せ・2透明「いらっしゃ~い今日も元気がいいねぇ~」柏田「はい」透明「とりあえず、鑑定室へどうぞ」柏田「失礼します」一見すると、体育会系男子の柏田くんだが、話してみると、これがなかなかに良いキャラをしている・・・。透明「さて、今日はどういった相談」柏田「先生一緒に異界に行きましょう」透明「お、おう」唐突な申し出に、ちょっと意表を突かれた柏田「よし先生の参加も取り付けられたぞ」透明「あっいや、今のはそういう返事じゃ」あっ、これ聞いてない・・・柏田くんは、小さくガッツポーズをしながら天井を見回している・・・透明「どうしたの」柏田「いえもしかしたら、先生の事務所なら異世界への入り口があるのではないかと」この子の目には、私はどんな人物に映ってるんだろう透明「さすがに、そんなものは無いよ」柏田「う~ん・・...異界の門を探せ!・2

  • 異界の門を探せ!・1

    異界の門を探せ・1透明「ふむふむ・・・ナルホドなるほど~」みなさ~んおはようございま~すえっ何してるのかですってわたくし、只今読書中ですといっても、漫画ですがw普段は、活字を求めて本を読むこともあるのですが、最近は沢山の作家さんの創造性に触れることができる漫画を読むことが多いです特に、今流行りの異世界モノなどは、前世や霊界、並列世界でも記憶が少し残っていたとしても、多くの空想を駆使して世界観を頭の中で構築している作家さんも多いので、良い刺激になったりもします透明「あっそういえばあの子、元気にしてるかなぁ~」これは、10年前に遡るお話・・・。そして、現在へと続く物語だ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~10年前・・・。「カランカラン」柏田「こんにちは~~~」元気の良い挨拶ができるこの子は、柏田亮明(かしわ...異界の門を探せ!・1

  • 2024年 魔導の日~っ♪

    2024年魔導の日~っ透明「みなさ~んお礼が遅くなり申し訳ありませんちょっと、厄介な仕事していたものでお返事を書くのが遅くなってしまいました~改めまして、沢山のお祝いコメントをいただき本当に本当にありがとうございました誕生日、自分でも忘れていたので、皆さんからのおめでとうコメントがサプライズ過ぎて涙がでちゃいましたこれからも、皆さんに役立つ情報を発信し、皆さんと一緒に幸せな未来を進む為に頑張ってゆきますので、これからも応援よろしくお願いいたしますそれでは、早速お役立ち情報で~す今年もやってまいりました~魔導の日の発表で~すいや~っ算出が遅くなってしまいごめんなさいではでは早速、発表したいと思いま~す」2024年魔導の日10月26日(土曜日)午前11時03分~午後20時38分で~す・魔導の日のやり方は例年通...2024年魔導の日~っ♪

  • 声の裏側・20

    声の裏側・20透明「みなさ~んお待たせしました~準備はよきかなぁ~早速、失せモノ・落とし物回避の方法伝授したいと思いま~す今回、お教えするのは「縁追妙法」(えんついみょうほう)これは、無くしたくない物や落としたくない物などとの縁を強化し、どこにあるのかをいつでも思い出せたり感じたりすることができる優れた呪法ですまぁ簡単に言うと、無くしたくない物にマーキングをおこなう方法と覚えていていただければ良いと思いますマーキングができれば、動物のように五感でそのものを把握できるようになるので是非おこなっておいてくださいということで、早速マーキング方法のやり方です材料・自分の髪の毛一本(自分の毛であればなんでもOK)・器にはったお水(水は水道水でもOK)・習字で使う筆(100円ショップで売っているものでOK)方法まず、...声の裏側・20

  • 声の裏側・19

    声の裏側・19透明「みなさ~ん鑑定ファイル楽しんでいただけましたか今回は、皆さんも気になっていた忘れ物や落とし物をなくす為の方法をお教えしたいと思います・・・っと、その前に、まずは、忘れ物や失せモノについて理解を深めていただければと思います人は何故物を失くしたり、落としたりするのか皆さんも経験したことがあると思いますがこの現象には、3つの原因があります1つは、ただ単にドジっ子なだけと言ってもこれは、注意力が足らないというだけでなく、物への執着が薄いことも原因だったりもします2つ目は、身代わりになる場合ですこれはモノにもよりますが、大切にしていた物ほど大切にされた想いが込められ、何か主人に不幸が及ぶ可能性がある時に、大切にされてきた想いの念がその事象を相殺するために弾け、その反動で無くなってしまうものですそ...声の裏側・19

  • 声の裏側・18

    声の裏側・18秋野さん・・・来た時よりは少し緊張が緩んだように見える・・・透明「さて、秋野さんにはもう一つお話しておかないといけないお話があります」秋野「」透明「それは、直霊のことです」秋野「あっ・・・そうよね・・・私、全然不思議に思っていなかったけど、この状況って普通じゃないのよね」透明「いえ、普通じゃないわけではありません」秋野「えっ」透明「直霊と話すことは、本来人間であれば誰でもできるはずなんです」秋野「そうなの」透明「ただ直霊は、今の秋野さんという人格から切り離されたもう一人の自分ですから、今の修行の邪魔にならないように、本能的に直霊との繋がりを絶っている人がほとんどなんですですが、これだけは覚えておいてください直霊は100%秋野さんの味方です秋野さんがピンチに陥ったからこそ、今回のような救いの手...声の裏側・18

  • 声の裏側・17

    声の裏側・17さて念の為、念を押しておこうか透明「秋野さんひとつ聞いていいですか」秋野「はい」透明「秋野さんは、お子さんが借金があると聞かされた時に、旦那様の声の意味を悪い方へと捉えましたよね」秋野「ええ・・・そうね・・・」透明「人間というのは不思議なもので、どんな事象にも、落とし所を決めて腑に落としながら生きているものなんです」秋野「」透明「つまり、秋野さんの場合は、お子さんの借金と旦那様の声を結びつけて考え、腑に落とそうと考えましたお子さんの借金を何とかするために旦那様が迎えにくると考えた」秋野「」透明「しかし実際は、この2つは結びつくものではありませんでしたつまり事象の取り方というのは、あくまでも自分自身の都合によって変わってくるものだったりするんですそしてこの落とし所をマイナスに捉えるかプラスに捉...声の裏側・17

  • 声の裏側・16

    声の裏側・16透明「・・・・・。」さて、なんと切り出せば良いか・・・秋野「先生やっぱり借金は良くないわよね」透明「えっ」秋野「私・・・いつお迎えくるかしら」透明「えっ何を・・・。」秋野「私ね・・・利樹さんの声が聞こえた時、お迎えがくるのだと思ったのよ・・・。」透明「いえ、あの声はそういったものでは」秋野「そうよね先生から聞いて正直、安心したのが半分で、残念な気持ちも半分あったわ・・・。」透明「・・・・それって、自分が亡くなって遺産がお子さんに行くと考えたからですか」秋野「あら、やっぱり先生はお見通しね・・・。でもお迎えが来るわけじゃないとわかったら私は、どうしたら良いのか・・・」そうか・・・そこまで考えていたのかこのままでは、私が懸念していた方向へ向かってしまう可能性が高い・・・。透明「秋野さん借金という...声の裏側・16

  • 声の裏側・15

    声の裏側・15秋野さんのご両親は、借金を苦に亡くなっているその借金も、人から騙され保証人にさせられたことが原因だった・・・その上、その時の第一発見者は、まだ幼かった秋野さん・・・その光景はきっと、幼い少女の世界を一変させるほどの衝撃が植え付けられたはずだ・・・。透明「(そうか・・・秋野さんの木人図にも、その時の記憶はハッキリと残っていた・・・。秋野さんにとって、借金というのは、ご両親を追いやった憎むべきもの、特に家族の借金と聞かされればなおのこと、気持ちも落ち着かないだろう)」だからといって、このことがキッカケで秋野さんが旅立つことにつながるとは普通は考えられないかもしれない・・・。しかし、自◯を目撃した人の多くが、何故か自身も最後にその方法を選んで旅立つという連鎖を起こすケースは後を立たない・・・。記憶...声の裏側・15

  • 声の裏側・14

    声の裏側・14秋野さんのこの現象を引き起こしたキッカケがあるはず・・・。やはり、一番気になるのは透明「秋野さん先ほどの話なんですが、嫌なことがあって旦那様の声が聞こえたとおっしゃっていましたが、その嫌なことって教えてもらえますか」秋野「え~っと・・・。」直霊「・・・借金の話よ・・・。」秋野「あっそうそうそうよね・・・借金よ」透明「借金」秋野「そうなの子供が借金をしたらしくて、すぐに振り込まないといけなかったのだけどこの子が、もう少し待ったほうが良いって」ナイス直霊さん透明「お子さんには確認したんですか」秋野「それがね、借金はあるけど私のところに取り立てにくるようなところからは借りてないって言うのよでも、借金があるのは本当みたいだから親として返してあげなくちゃと思ってるの」透明「ちょ、ちょっと待ってください...声の裏側・14

  • 声の裏側・13

    声の裏側・13直霊との交信を望んでいない状況での接続・・・。この現象には、ただ一つの理由が存在するそれは、「魂の移動」本来、魂は隔離された場所に収納されているしかし何らかの理由で、魂を護っている器から魂がこぼれ落ちたとしたら・・・。魂は行き場を失くし、その場から移動してしまうそして、魂の近くには感情体があるため、器から出た魂が感情体と接近したことで直霊との接続が起こってしまうことがある透明「(魂の移動が考えられる・・・そうなると・・・。)」では何故、魂が移動してしまったのかこれも考えられる理由は1つだけだ人間の身体は無数の糸(霊糸)で構成されているのは皆さんも知っていると思いますこの糸がほどけ、ゆるむことで人間の魂はその隙間をくぐり抜け、肉体を離れる!つまり、この修行の終焉となる霊糸は格子状に編み込まれて...声の裏側・13

  • 声の裏側・12

    声の裏側・12透明「そのことを踏まえてお話しますが、多分、秋野さんがお聞きになった旦那様の声は、直霊が秋野さんの為に聞かせた声なのだと思います」秋野「んっ・・・どういうこと」透明「直霊にとって秋野さんは大切な魂を分けた家族であり、自分自身でもありますきっと秋野さんが苦しい時や、悲しい時、何か思い悩んでいる時に、秋野さんの心が救われるように、記憶から必要な言葉を引き出してくれたのだと思います」秋野「そうなの」透明「はい」直霊「・・・・・。」透明「旦那様の声が聞こえた時、秋野さんは何か悩んでいませんでしたか」秋野「・・・・あっそうよ思い出したわあの時、少し嫌なことがあって、こんな時、利樹さんがいてくれたらって思っていたのよ」透明「きっと直霊は、そんな秋野さんを見て、旦那様の声で元気付けようとしたのかもしれませ...声の裏側・12

  • 声の裏側・11

    声の裏側・11透明「秋野さん少し落ち着いて話しましょうか」秋野「えっ・・・・はい・・・。」透明「秋野さんは、今まで自分に問いかけることが多かったですよね」秋野「・・そうね確かに人より多いかも・・・」透明「そのうち、自分の問いかけに答えが返って来るようになったと思いますが、それっていつ頃からだったかわかりますか」秋野「えっと・・・いつだったかしら~」裏秋「・・・・・・。」秋野「あら・・・・う~ん」存在を確認してしまうと、それを否定する心が生まれる。しかし、秋野さんにはちゃんと聞こえていた声。それを否定するのではなく、肯定しながら秋野さんの今の状況を軌道修正しなければならない透明「秋野さん秋野さんのように、自分に問いかけて答えが返って来るというのはおかしなことでは無いんですよ」秋野「えっ」透明「人間というのは...声の裏側・11

  • 声の裏側・10

    声の裏側・10昨日の21時・・・。私は、その時間の木人図を調べてみることに透明「・・・・・。」秋野「・・・・・。」裏秋「どうなのかしらねぇ~」秋野「し~っ」裏秋「だって、気になるじゃない」透明「(いや、私のほうが気になるんですけど)」昨夜の21時・・・確かに秋野さんが部屋でブツブツと何かを話している・・・。しかし、周りに秋野さんの旦那様の姿は見えない透明「(やっぱり、そういうことだよなぁ~)」私は秋野さんに慎重に状況を伝える・・・。透明「秋野さんやっぱり、昨日の声は旦那様では無いみたいです」秋野「あらそうなのでも・・・ちゃんと聞こえたのよねぇ」裏秋「そうよねそうよ」秋野「でも、先生が視てくださってそうじゃないなら私の幻聴だったのかもしれないわねぇ~」裏秋「・・・・・・。」透明「いえ声はちゃんと聞こえていま...声の裏側・10

  • 声の裏側・9

    声の裏側・9私は、秋野さんの裏の声を追ってみる・・・。元来、人間というのは不思議なもので、思考している時にも声は発しているつまり、私達は頭の中で考えていることも発声として声を出していなくても、振動として言葉を発し自問自答を繰り返しているものなのです「思考という振動は、声となって体内に駆け巡っている」人の思考を読み取る能力のある人はこういった微弱な振動を受け取り、相手の考えていることや思考傾向を感じていたりもしますこれは、聴覚と触覚を最大限鋭敏にし、連動して使うことでできるものなので、聴覚や触覚を持つ皆さんであれば、鍛えればできるようになる技術でもありますてなわけで、ここからは秋野さんの内側の人の声を代弁して続けてみたいと思います透明「ところで、先程の旦那様の声ですが、秋野さんと相方さんはどう思っているんで...声の裏側・9

  • 声の裏側・8

    声の裏側・8先程から問いかけに対する秋野さんの反応・・・何か違和感が拭えなかったけど、一度、会話の組み立てを変えてみるか透明「きっと、旦那様が秋野さんを心配して声をかけたのかもしれませんね」秋野「そうねそうかもしれないわねあっそうそう私、最近よく転んだりするからきっと心配かけちゃってるのかもしれないわよねぇ」透明「もし、今後も声がするようでしたら教えてもらえますか私も心配なので」秋野「そうね先生にまで心配かけちゃって、本当に歳はとりたくないわよねぇ~」透明「いえいえ秋野さんはまだ若いですよまだまだ大丈夫ですよね」秋野「も~うそんなこと言わないで~本当に先生も優しいわよねぇ~」「も」か・・・。透明「ところで秋野さん今日はこの後どこかにお出かけですか」秋野「ん~っあっそうそう今日はお夕飯の買い物したら真っ直ぐ...声の裏側・8

  • 声の裏側・7

    声の裏側・7秋野さんが聞いた声・・・本当に旦那さんだったのか幻聴という線もあるが、もし本当なら何かしらのメッセージがあるはず・・・。透明「旦那様は他に何か言っていませんでしたか」秋野「う~~~ん・・・他はないわよねぇ~」んっあれなんかさっきから違和感が・・・透明「そ、そうですか・・・帰る・・か・・・。」秋野「あの人、帰って来るつもりなのかしらそんなこと、できないのにねぇ~もしかして、あの人まだ成仏できていないのかしら」透明「いえ旦那様はちゃんと成仏されて今は霊界で秋野さんのことを護ってくれていると思いますちなみに・・・その声って何時くらいに聞こえましたかあと、一回だけですか」あまり質問をぶつけるのも良くないが、秋野さんの反応を見ていると、アルツハイマーとは違う気がする・・・。秋野「何時だったかしら・・・・...声の裏側・7

  • 声の裏側・6

    声の裏側・6透明「あ、あの秋野さん」秋野「えっ」いや、ここは本当のことを言ったほうが良いのか迷ってしまう・・・。もしかすると、秋野さんにアルツハイマーの兆候が出ているのかもしれない・・・そうなると、否定から入れば今後私の話を聞き入れてくれなくなる可能性もある・・・。透明「あっ、え~っと・・・そ、そういえば、どこに行かれたんですか」秋野「そういえば・・・どこに行くとか言ってた」こういった場合、できるだけ自分で思い出せるように促すのが正解だもし、秋野さんがアルツハイマーになりかけているのであれば、なおさらこの行動は大切になる秋野「ん~っ・・・・。」透明「(秋野さん頑張れ)」秋野「あらそういえば・・・利樹さん死んじゃったんだわ私ったら、おかしいわよねぇ~」透明「」秋野「えっでも・・・あれそうよねおかしわねぇ~」...声の裏側・6

  • 声の裏側・5

    声の裏側・5秋野「あのね、先生・・・実はね・・・・。」透明「んっ」秋野「なんて言ったら良いのかしら~」透明「えっと、何か困った事とかあったんですか」秋野「そうじゃないのだけどねぇ~」秋野さんはご高齢ということもあって、おしゃべりがゆっくりな人ではあるのだが、今日はいつにもましてゆっくりな気が・・・。透明「ゆっくりで大丈夫ですよ」秋野「ありがとね先生私おばあちゃんだから若い先生には聞き取りにくいわよね」透明「いえいえ(私そんなに若くないんですけど)」秋野さんにとっては、私はまだまだ若輩者なのかもしれないなそんなこんなで、ゆっくりと世間話をしながら急に何かを思い出す秋野さん秋野「あら思い出したわそうよね」透明「」秋野「あのね、先生あの人、いつ帰ってくるのかしら」透明「んっ」秋野「あの人、すぐにどっか行っちゃっ...声の裏側・5

  • 声の裏側・4

    声の裏側・4透明「さてと、ここで少し時間もあるからお昼ご飯食べちゃおうか」ということで、朝作ったお弁当を・・・透明「えっ無い」今度は私いや、お弁当持ってき・・・た透明「あっ」今回は心当たりがありまくり今朝、何を思ったのかいきなり弁当を作ろうとイキった私は、簡単だが自分の好きなものを弁当箱に詰め込んで台所に用意していたしかし、普段しないことをしたもんだから、弁当を持って出るという簡単な作業を忘れて事務所まで来てしまった透明「あ・・はははは・・・マジか・・・これ、お昼ご飯抜き」流石に今日は忙しいので10分で昼を済ませようと考えていた私には、お弁当を買いに行って昼ご飯を食べる時間は残されていなかった・・・。透明「トホホ・・・」しばらくして・・・。「カランカラン」時間通りに次の方がいらっしゃる・・・。透明「こんに...声の裏側・4

  • 声の裏側・3

    声の裏側・3Cさんの話では、今日午前中に家賃の振り込みに行った後、友達とランチをしてからコチラに向かっていたらしいのだが、駅を降りたあたりから財布が無いことに気付いたらしく、慌てて私のところに駆け込んできたとのこと・・・。透明「友達とランチした時は、あったんだよね」Cさん「はい・・・グスッ・・・」透明「そうなると、電車かぁ・・・」確かに今の話を聞くと、電車内ですられた可能性もある透明「とにかく、視てみようか」Cさん「すみません財布には今月分の生活費をおろしたお金も入っているので、なんとか見つけないと・・・・」透明「そうだね私も全力を尽くすよそれじゃぁ~視てみるね」私はCさんの今日の動向を木人図から引き出しながら財布の所在を確かめてみることに・・・。透明「・・・・・・。」Cさん「グスッ・・・グスッ・・・・」...声の裏側・3

  • 声の裏側・2

    声の裏側・2「ガサゴソガサゴソ」まだ、探している透明先生・・・「カランカラン」透明「あっは~い」Bさん「あっ先生今日は宜しくお願いします」てなわけで、午後1番目の鑑定を始める。透明「今日はどうしますか」Bさん「すみません実は・・・彼氏からもらった大切なネックレスが無くなってしまって」透明「えっ」Bさん「」透明「あっいや、それは大変だそのネックレスを探したいんだね」Bさん「お願いできますか」透明「最善を尽くします」偶然って重なるもんだなぁ~またもや失せ物探し開始・・・・。透明「う~ん・・・これは外だね3日前にネックレスつけて外出しなかった」Bさん「あっはい」透明「多分、そこで何かに引っ掛けて落としてる可能性が高いね・・・。」Bさん「そう・・・ですか・・・」透明「でも、今はどこかの箱に保管されてるように感じる...声の裏側・2

  • 声の裏側・1

    声の裏側・1ある日の鑑定で、少しおかしな現象が多発した時のお話・・・。透明「え~っと・・・あれ~確か、ここに置いておいたはずなんだけど・・・・」何故か、いつもの引き出しに仕舞っておいたはずのものが無い・・・。透明「ん~っ家に持って帰ったのかなぁ~」取り敢えず、自分がボケていることは否定しつつ家に持って帰ったという結論で仕事を続ける「カランカラン」透明「いらっしゃ~い」Aさん「先生すみません至急、占って欲しいことがあるんです」透明「」午前の最後のお客さんAさんが言うには、形見の指輪が見当たらず、もしかすると窃盗にあったのかもしれないとのこと・・・。透明「取り敢えず、失せ物として探してみるね」Aさん「お願いします」私は、指輪の詳しい情報を聞き取り、木人図上にある指輪を確認しつつ、指輪を失くした可能性を導き出す...声の裏側・1

  • 秘密のお部屋・・・。・1

    秘密のお部屋・1変なタイトルになっちゃった透明「みなさ~んたっだいま~夏休みをいただいて、色々な土地で結界の修復などをしてきましたが、いや~とにかく、暑かった~透明は初めて熱中症を体験してしまいましたあれは、なかなかに侮れない症状だったので、皆さんもくれぐれも気をつけてくださいね私の話はさておき今回は皆さんから多くのご質問があった注射の件や、今世界で起こっていることも含めて少しお話してみたいと思っていますただ、巷で噂のあの注射に関しては、その言葉を使うだけで、色々と制限されるという得体のしれない圧力がかかっているとの情報もあるので念の為にパスワード記事として皆さんに情報共有して、一緒にこれからのことを考えてゆきたいと思っていますそういう事情もあり、お手数ですが、次の記事からは下に書かれたパスワードを入力し...秘密のお部屋・・・。・1

  • 2024年~2025年 幽幻の月

    2024年~2025年幽幻の月(ブログ夏休みのお知らせは前のページ)透明「みなさ~んお待たせしました~今年も幽幻の月計算終了~で~すそれでは早速、発表しま~す」2024年幽幻の月・9月3日・10月12日・11月26日・12月無し2025年幽幻の月・1月3日・2月18日・3月無し・4月21日・5月無し・6月28日・7月4日・8月25日透明「今年も祖之香土を使い、ご先祖様のメッセージを上手に受け取ってくださいね~きっと守護霊様やご先祖様からのメッセージでより良い1年になりますよ~それでは、みなさ~ん楽しい夏休みを満喫してくださいね~」完☆・。・゜★・。・。☆・゜★・。・。☆祖之香土の作り方と使い方、注意点はこちらから祖之香土(そのかつち)関連の鑑定ファイルはこちらから祖、ソウダンです!☆・。・゜★・。・。☆・...2024年~2025年幽幻の月

  • ゆらぎのとき・45

    ゆらぎのとき・45透明「みなさ~んゆらぎのとき楽しんでくれましたか~また皆さんが楽しめる日記を紹介できればと思っていま~すさて、ということで透明は、今年も被災地などを回る全国行脚にいってまいりま~すブログをお休みするのは寂しいのですがちょこっとだけ、お休みをいただければと思っていますブログの再開は、8月28日沢山のお土産話をもって帰るので、楽しみに待っていてくださいね~それと、28日からの記事ですが、皆さんから多数質問が来ていたレプリコンについてシークレットでお話ししたいと思っています(レプリコンの話すると記事消されちゃうので)それでは、みなさ~んさみしいですが、私が帰るまでお留守番のほう、何卒よろしくお願いしま~~~~す」(次のページに幽幻の月も更新していますのでチェックしてみてくださいね)昴と透明先生...ゆらぎのとき・45

  • ゆらぎのとき・44

    ゆらぎのとき・44赤織「ヤバイヤバイヤバイヤバイ」結界内の空気が薄くなってゆく・・・。蛇毒「くくくっ・・・どうだジワリジワリと身体の自由が奪われる恐怖は怖いか恐ろしいか」空間の酸素濃度が低下すると、人間は意識も筋肉も動かなくなる・・・。しかし、とんでもないこと考えるヤツだなぁ~透明「あの~蛇毒気神様」蛇毒「くくくっ・・・命乞いかえ」透明「いやいや違いますよ~これ、止めといた方が良いですよ」蛇毒「」赤織「お、お兄ちゃん」結界がドンドン狭まってゆく透明「アカ息とめて」赤織「えっはい」結界が私達を押しつぶそうと迫ってくる・・・が何故か、私達をすり抜け、蛇毒気神に絡みつく透明「もういいよ」赤織「えっえっどうなって・・・。」蛇毒「ぐっ・・・う、動けん」透明「だから止めといたほうが良いって言ったのに」蛇毒「な、なぜ」...ゆらぎのとき・44

  • ゆらぎのとき・43

    ゆらぎのとき・43透明「はぁ~・・・仕切り直したかったけど仕方がないか・・・・アカさっさと構えろ」赤織「は、はい」白装束の女性は、地を這うようにウネウネと胴体を長くして、こちらに近づいてくる体長は先程の大蛇よりは小さく2メートル程度しかし、その霊圧は先程とは比べ物にならないほどまで高まっている透明「とうとう正体あらわしたな」赤織「あ、あれって」透明「蛇毒気神(ダドクケガミ)まあ、古事記にでてくる本物じゃないけどああいった類い、特に蛇の神格化した穢神は、そう呼ばれてる」赤織「か、神様なんですか」透明「気にするなここで退治するぞ」赤織「はい」神格化した穢神・・・そのほとんどは手に負えなくなった怨霊を神と崇め、贄を用意したことで霊格と信仰が一定に達した存在、つまり人間が作り出した仮初の神というもの本物の神からす...ゆらぎのとき・43

  • ゆらぎのとき・42

    ゆらぎのとき・42純粋な武と武のぶつかり合いお互い、探り合いながら徐々に距離を詰めてゆく・・・。透明「懐かしいなぁ~」赤織「・・・・ふぅ~ふぅ~」昔、赤織がまだ小さい頃、稽古をつけてやったのを思い出す・・・。透明「しかし、強くなったなぁ~こっちは、あれからかなり歳をとったから体力がキツイんだよなぁ~」拳と拳が、脚と脚がぶつかり合う武術というのは、不思議なもので年齢を重ねれば重ねるほど精度が増し、動きが小さくなる最小の動きで最大を引き出す自分が師匠にやられて苦戦した戦法を自分がおこなっているのを感じると、何だか不思議な感覚だ赤織が派手な蹴りを放つと、その蹴りを迎撃する拳を引き込んだら、それに合わせ前へ出て距離を詰める赤織もやりにくいのか距離を取ろうと必死になる透明「ほらほら子どもの頃と変わってないぞ」赤織「...ゆらぎのとき・42

  • ゆらぎのとき・41

    ゆらぎのとき・41だよね~まったく、世話焼かせやがって透明「おお捕らえてくださりましたかささ、お引渡しください」「くくく・・・渡せと申すか」透明「はい」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しばらく沈黙が続く・・・・。「ではこうしよう・・・妾は目覚めたばかりでなぁ腹が減っておる・・・お主、我に贄をもて、さすればこの賊を渡してやろう・・・。」透明「はははっ御冗談を」「なに」透明「賊一人と善良な者との交換・・・。道理が通りません」「ほほう・・・なるほどなぁ~では、この賊を贄としようぞ」透明「いえお待ち下さいでは、賊をお渡しいただけましたら代わりのものを数人用意して参ります私も職務を全うしなければ罰せられるゆえ」「お主・・・なかなかに切れるようじゃなぁ・・・・・まあ良いでは、ほれ持ってゆくがよ...ゆらぎのとき・41

  • ゆらぎのとき・40

    ゆらぎのとき・40透明「くっあいつ」一歩先にスタートダッシュを決められてしまった私は、少し遅れて廃神社の鳥居をくぐるハメに・・・。透明「」空気が変わった思った通り・・・この鳥居を利用して隔離結界がなされている・・・。私は鳥居をくぐる前に、自身に結界の影響を受けないよう防御して入ったが、赤織は透明「・・・・いない・・・・ということは・・・はぁ~」面倒なことになった私は最大限四方に気を配りながら奥へと進む透明「おお~っこれはこれは」廃神社と思ってボロボロの社を想像していた私は目の前に広がる美しい社に心を奪われる・・・。透明「社自体は古いけど、作りが美しいそのうえ後方に竹林、前方に藤棚、これはちょっと感動もんだよ」美しさと恐ろしさが混在する空間に心奪われていると「誰ぞ」社の奥から、白い着物を来た美しい女性が現れ...ゆらぎのとき・40

  • ゆらぎのとき・39

    ゆらぎのとき・39しばらく廃村を巡り村の中央にある広場にでる。赤織「やっぱりいないんじゃないこんなに歩いて気配すら感じないよ」透明「まあまあ、文句言いたくなるのはわかるけどまだ半分しか回って無いからさ」廃村といえど、昔は多くの人が住んでいた場所それなりに敷地は広い・・・しかし本当に気配が全くしないのは解せないなぁ広場から北に向かい、広い道にでる。赤織「も~う・・・アカ疲れた~もう良いんじゃないの~」透明「子どもか仕事なんだからちゃんとしなさい」赤織「ええ~~~っ・・・・あれお兄ちゃん、あそこ」透明「」赤織が前方に何かを見つける・・・。透明「・・・・・。」赤織「あれって・・・鳥居だよねぇ」透明「そうだね・・昔この村を護っていた神社だ・・・・そっか・・・そこにいたか・・・。」赤織「」廃神社といえど、鳥居が残っ...ゆらぎのとき・39

  • ゆらぎのとき・38

    ゆらぎのとき・38赤織「ねぇ~ねぇ~・・・・。」透明「・・・・・・。」赤織「そんでそんで~・・・・。」透明「・・・・・・。」赤織「お兄ちゃん聞いてる~」透明「だぁ~~~~っ現代っ子は~緊張感とかないんかぁ~~~~~い」まあ、私も若い時は同じようなこと言われた気もするけど・・・流石に未だ暗い廃村を警戒しながら歩いているテンションじゃないだろ~透明「はぁ~~~~~っジェネレーションギャップ」赤織「・・・・ところでさぁ~本当に、さっきので終わりじゃないの~」透明「アカは知らないかもしれないけど、ああいった類いのモノは、最初に相手の技量を見るような方法を取ることがあるんだ特に、白蛇ともなるとかなり霊格が高いあんな雑な襲い方絶対にしてこないと思うよ」赤織「ふ~ん・・・絶対って言い切るんだ~じゃぁじゃぁ~賭けをしよう...ゆらぎのとき・38

  • ゆらぎのとき・37

    ゆらぎのとき・37赤織が大蛇の腹に手をおく。赤織「か・ふみ・く・め・ひひむ・・・。」おお~っ神代術日本古来のヲシテ文字を使った古神道最大の秘術この子、天才か赤織「バイバイ」大蛇の腹が光り出し、破裂するかのように全てを打ち消してゆく透明「・・・・・。」赤織「お兄ちゃ~んやったね」透明「お前なぁ~美味しいとこだけ持っていきやがって頭は若者が担当じゃないのかよ~」赤織「え~っ考えふる~いそんなんじゃ、訴えられちゃうよ~」透明「くっ何でもハラハラ言いやがって・・」赤織「でも、やっぱりお兄ちゃん、凄いよね~私のこと考えて、広い場所まで誘導してくれたんでしょ」透明「まあね」赤織「よし仕事終わり今回は簡単だったね~ご飯食べに行こうよ」透明「・・・・・。」赤織「んっどうしたの」透明「いや、今回の相手、かなり厄介だぞ」赤織...ゆらぎのとき・37

  • ゆらぎのとき・36

    ゆらぎのとき・36強烈な生臭い匂いが鼻につく暗がりから現れたソレは、体長10メートルは軽く超える真っ白な大蛇その瞳は赤く燃え上がり、鋭い牙を見せながらこちらに近づいてくる・・・。透明「(霊体・・いや、幽体に近いな・・・)」赤織「お兄ちゃん頭、まかすね」透明「はい」そう言うと、赤織がさっきまでの強烈な気配を消し、隠遁を行う・・・。透明「お前、できるんじゃん(それにしても、とんでもないな・・・。一瞬にして、その場に誰もいなかったように気配がかき消されている・・・。)」そんなやり取りの中、当然大蛇の標的は私に絞られる大蛇はその巨体を這わせジリジリと近づいてくる。透明「おいおい頭を押さえる方が大変なんだがそういうのは若者がやるもんじゃないのか~」私は大蛇に意識させるように背中を向けて走り出す当然大蛇はスピードアッ...ゆらぎのとき・36

  • ゆらぎのとき・35

    ゆらぎのとき・35赤織と合流した私は、色々と赤織に質問する透明「それで相手は何なの」赤織「あっ・・・そっか、まだ聞いてなかったんだよね」透明「何でいつも、大切なところ端折るのおたくの大将は」赤織「まあ、それだけお兄ちゃんを信頼してるんでしょ」透明「いや、答えになってないんだが」赤織「今回は蛇だよ」透明「」突然のカミングアウト止めて透明「蛇どっち」赤織「多分、白だと思う」透明「白かぁ~・・・黒なら良かったのに」蛇の化生・・・昔はこういった仕事をしている者は国に抱えられていたため、村などの小さい場所では呪いや祟り、怨霊・化生の類への対処は後回しにされていたその為、民間から派生した祓い屋やまじない師などが命を賭して対応し、祓うのではなく封印という方法が取られることも多かったという・・・。そして、この国で一番多い...ゆらぎのとき・35

  • ゆらぎのとき・34

    ゆらぎのとき・34あたりは薄暗く、少し霧が出ている。透明「(とてつもない気配だ・・・・。)」着いてすぐ、巨大な気配に気圧される透明「」気配は段々近づいてくる私の額に薄っすらと冷たいものが流れるのを感じる「ドカッ」透明「あうっ」突然、背中に大きな衝撃が透明「いてててててっ何すんだよ~~~」赤織「ええ~~~っお兄ちゃん、避けると思ったのに~」巨大は気配の正体・・・。絶対、何か仕掛けてくると思ったけど、単純にタックルしてくるとは思わなかった透明「お前なぁ~自分の図体考えろよ~」赤織「あっひど~~~~~い」皆さんは、この喋りから赤織は可愛い女の子をイメージしていたと思うのですが・・・。私の目の前にいるのは、身長182センチ、26歳のマッチョなイケメン男の子である。透明「お前さぁ~」赤織「なんで~なんで怒ってるの~...ゆらぎのとき・34

  • ゆらぎのとき・33

    ゆらぎのとき・33透明「どちら様で」赤織「も~うお兄ちゃん私だよ~赤織忘れちゃったの~」透明「いや・・・・(そのキャラ一生忘れんは)それで、今回はどうするの」赤織「あれ手紙読んだでしょ」透明「読んだけど、アバウトすぎん」赤織「まあ、いつものことだよ~まあ、手紙捨てなかったのは偉い偉い」うわ~っバレてるし透明「今回は、私とアカだけ」赤織「そうだよ~二人で十分でしょ」透明「相手がわからんのに安心できんでしょ」赤織「あっそれも書いてなかったの」透明「書いてないよ」赤織「まったくしょうがないな~取り敢えず、詳しいことは現地で今週の休日2日間開けといてね~」透明「えっあっお、おい電話切りやがった相手くらい教えてけよ~~~~」そんなこんなで休日が消えたのが確定した透明先生数日後・・・朝はや~~~~~~~~くにとある廃...ゆらぎのとき・33

  • ゆらぎのとき・32

    ゆらぎのとき・32一日の仕事を終え、家に帰ってきた私は机の上に青い封筒を起き眺めている・・・。透明「う~~~~~~~~~~ん」何故か封筒を開けようとしない透明透明「これ、開けたら依頼主にわかるようになってるよなぁ~ううっ・・・開けたくない・・・」青い封筒の差出人は、かなりの能力者・・・。仕事の依頼をする時は、この封筒に術式をかけ、相手が読んだことを確認後、電話をしてくる透明「コレ、開けなかったらどうするんだろう一回・・・捨ててみようかなぁ~」・・・・・・頭の中で想像してみる・・・・。透明「・・・・・」いやいやいやいや・・・想像しただけで小言を4、5時間言われ続ける想像しかできん私は覚悟を決めて封筒を開けてみる・・・。透明「・・・・・・・マジか」~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~◯月◯日午前4時◯◯...ゆらぎのとき・32

  • ゆらぎのとき・31

    ゆらぎのとき・31透明「ふわぁぁぁぁぁ~っ」おはようございます透明で~す昨日は、夜中に帰ってきたので、かなり遅い起床・・・透明「このところ、仕事のし過ぎだなぁ~休日は休日じゃなくなることも多いし、一回ちゃんと休む日、作らないと」そんなことを考えつつ、顔を洗い歯を磨き、身支度を整え、朝のランニングと筋トレをおこない、シャワーを浴びる透明「さてと、仕事の用意っと」準備だけは異常に早い透明先生・・・。透明「よし今日もお仕事頑張ろ~う」掛け声と共に玄関を出て、ポストを覗いて見る透明「げっ・・・・・・青・・・。」チラシの下に青い封筒が一枚横たわっている。透明「はぁ~~~~~~~っ」黒い封筒は御山からの依頼だが、青い封筒は透明「また休日返上じゃ~~~~ん」一体、誰からの依頼なのかそしてどんな依頼を受けるのか続く・・・...ゆらぎのとき・31

  • ゆらぎのとき・30

    ゆらぎのとき・30透明&昴&陣「いた~~~~~~~っ」一斉に叫んでしまい、子猫が起きてしまう陣「あっ」昴「やばっ」透明「よしよし大丈夫大丈夫」子猫の頭を撫でながら落ち着かせる・・・。子猫は気持ちよさそうに、もう一度目をつむる昴&陣「ふ~~っ」透明「誰か、連絡できるか」陣「俺、外で電話してくるよ」昴「俺、あんまり接点ないから頼んだぞ」そう言うと、陣は急いで外出る・・・。しばらくして陣「・・・・・。」透明「どうだった」陣「OK今から来るって」透明「えっこんな時間に大丈夫」陣「師匠同伴らしいよ」昴「げっ」透明「はぁ~・・・また、騒がしくなる」そんなこんなで、時刻は23時・・・。「ガチャッ」円「よ~~~~っす」昴&陣「し~~~~~~~っ」円「はぁわざわざ来てやったのに何よその態度」透明「円~っ」私は、子猫を指差す...ゆらぎのとき・30

  • ゆらぎのとき・29

    ゆらぎのとき・29昴&陣「う~ん」まあ、そうなるよな・・・さっきまで飼う気満々だった二人も、この能力がある子を飼うのはリスクがありすぎる透明「ハッキリ言って、無理じゃない」昴「・・・・確かに・・・」陣「多分、能力を知っていても、防げる自信ない・・・」透明「お前たちは先住猫もいるから、変な格差が出たり、色々と問題が起こる可能性があるから難しいよね」昴&陣「う~~~~~~ん」まっ、魅了されてようがされていまいが、コイツらは猫に優しいから迷うんだろうけど透明「一応言っておくけど、この子の能力は私の方で封印するどちらにせよ、生きにくくなるのは確実だからねそれでも正直、完全に封じるのは難しいから二人が飼うのはオススメできないと思ってる」昴「すまん・・・やっぱり家では無理だと思う・・・。」陣「俺も・・・・」透明「仕方...ゆらぎのとき・29

  • ゆらぎのとき・28

    ゆらぎのとき・28透明「これ、もう私が飼うしかないか・・・」昴「そ、そんなこと」陣「ううっ」何で、この世の終わりみたいな顔してるんだよ透明「別に、また会いに来れば良いじゃんいなくなる訳じゃないんだし・・・。」昴&陣「」昴「そういえば・・・そうだよなぁ」陣「あれ何で・・・」透明「」おいおい、急に憑き物が取れたような顔してどうしたんだ陣は何となく、いつもこんな感じだからわかるけど、昴がこんなに表情を変えるの珍しいなぁ~透明「んっ」何か、空気が軽くなったような透明「・・・・・・」昴&陣「」透明「なるほどね・・・そういうことか」昴「何だよ」陣「どうしたの一人で納得して」透明「あのさぁ~この子、神霊猫って言ったでしょ」昴「ああ」透明「多分だけど、この子自分を守るのに今まで霊精体を本能的に使って生きてきたのだと思うん...ゆらぎのとき・28

  • ゆらぎのとき・27

    ゆらぎのとき・27透明「・・・・・・んで今度は何があったんだ」うなだれ◯人のようになっている二人に問いかけてみる・・・。昴「・・・・・・。」陣「・・・・・・。」返事が無い・・・ただの屍のようだ・・・。(byドラゴンクエスト)透明「うおい」昴「透明・・・俺はもう駄目だ・・・。」透明「へっ」陣「俺なんて・・・俺なんて・・・。」透明「いやいや昴はさておき、陣はそのモード駄目だろ能力でるでるから~帰ってこ~~~~~~い」ふと、二人の後ろを見てみると・・・。子猫「シャ~~~~~ッ」透明「・・・・・・・・・。」なるほどね・・・つまりはこういうこと霊精体が戻ってきて、意識がハッキリし始めた子猫が、巨大な猫バカ二人に取り囲まれていてびっくりして威嚇手懐けようと、色々したけど警戒を解いてくれなくて撃沈・・・・って透明「何し...ゆらぎのとき・27

  • ゆらぎのとき・26

    ゆらぎのとき・26陣「霊精体」透明「このモヤ、お前たちを攻撃しては来なかっただろ」昴「そういえば・・・」透明「霊精体は、人で言えば幽体みたいなものたぶん、あの子の意識が混濁した際に、身体から分離してしまったんだと思う」陣「そんなことあるの」透明「今、調べたらあのこ神霊猫だった」昴&陣「」透明「あの子の意識がハッキリとし始めたから霊精体が身体に引き寄せられて、結界にぶつかっているんだと思うただ問題なのは、動物の霊精体は人間と違って、霊精体を傷つけると本体の魂に影響を及ぼしてしまうんだ」昴「じゃあ、どうするんだよ」透明「ここは私に任せてお前たちは、あの子の近くであの子を見ていてやってくれ」昴&陣「」透明「そのときってオイ」物凄い勢いで私の家へ走り出す猫バカ二人組透明「はぁ~」呆れて物が言えない透明「さてと・・...ゆらぎのとき・26

  • ゆらぎのとき・25

    ゆらぎのとき・25私は急いで玄関を出て、二人の元へ目の前には、何か黒いモヤのようなものと対峙している二人の姿が・・・。昴「お先に」昴が先制しようと、前へ出るがそれを陣が静止するように能力を使う昴「な、何するんだよ」陣「なに抜け駆けしようとしてるんだよ」あいつら、何やってんだでも、競わせたのは正解かもしれん昴「こいつ、何をしても霧みたいにかわす不本意だが、一緒に挟み撃ちするぞ」陣「くっわ、わかった」二人は二手に分かれてモヤのようなものを急襲しようと構えている透明「ちょ、ちょっと待った~~~~っ」少し離れたところから叫ぶ昴&陣「」昴「あいつ今になってあの子を飼うつもりじゃ」陣「そんなだったら今すぐコイツを」やばいやばいやばいやばい何でこんな時に限って結託するんだよ~~~二人がモヤに襲いかかろうと飛びかかる「ガ...ゆらぎのとき・25

  • ゆらぎのとき・24

    ゆらぎのとき・24透明「あれ私の記憶違い」私の記憶だと、左が水色、右が緑がかった黄色だったような気が・・・。でも、今は右だけ薄い紫に近い色になっている透明「電気の反射の関係か」怯えた子猫は、一瞬私と目を合わす「バチッ」透明「うっ」な、何だ今、目に電流が走ったような透明「・・・・・・。」すぐに子猫の目を覗いてみる・・・。透明「まさか・・・この子・・・。」子猫の澄んだ右目には、何も映っていないだが、その瞳にはうっすらだが強い霊力が宿っている透明「この子・・・神霊猫」神霊猫人間に霊感があるように、ほとんどの動物にも霊感はあるしかし動物の場合、霊感が本能と直結しているため人間の霊感とは違い、本能的な察知能力が霊感の大半を占めているこういった子達を霊猫と言う!(昴家の猫ちゃんはそれが強いタイプ)しかし稀に、霊感とい...ゆらぎのとき・24

  • ゆらぎのとき・23

    ゆらぎのとき・23子猫はまだブルブル震えている・・・。私は、子猫を撫でながら、辺りの様子を伺っていた・・・。透明「おいおい、これって・・・」昴「外で何かが干渉してるな」陣「えっそうなの」昴「お前、何か持ち込んでないよなぁ」陣「えっお、俺そんなことするわけないだろう~円じゃあるまいし」透明&昴「・・・・・・。(後で円にチクっちゃお)」昴「となると、このうちの誰かが狙われている・・・。」透明「まあ、そう考えるのが妥当かな」陣「な、なんでそんなに落ち着いてるんだよ~」透明「まあこういうの慣れっこじゃん」陣「いや、俺はいつも聖域にいるから慣れてないよ~」昴「仕方ない陣GO」陣「はぁ~な、何言ってるんだよお前が行けよ」昴「俺はこの子が怯えてるから側にいないと」陣「そ、そんなの俺でもできるだろ」なんか関係なくなってる...ゆらぎのとき・23

  • ゆらぎのとき・22

    ゆらぎのとき・22しばらくして・・・。私は二人の論争が続く中、子猫にミルクをあげながら、買ってきたシュークリームを堪能していた透明「(おお~っ本当にクリーム美味いなぁ~まあ、スイーツタイムの余興にしては目の前の光景は適してないけど、可愛い子猫のミルクタイムを見ながらと考えれば悪くないか・・・。)」私はミルクを必死で飲む子猫に癒やされながら最後のひとくちを頰ばる透明「さてと(そろそろ介入していこうかな)」「ガタガタガタガタ」昴&陣「」透明「えっ地震・・・いや、そんな振動じゃない」何だコレ私の部屋の空気が振動しているいきなりのことで、さすがの二人も論争を止め、状況を把握しようと部屋を見渡す・・・。子猫「みゃみゃ・・・ぶるぶるぶるぶる」透明「」子猫も変化に気がついたのか急に鳴いたと思えば、物凄い小刻みに震えだす...ゆらぎのとき・22

  • ゆらぎのとき・21

    ゆらぎのとき・21透明「そうなると、私が飼うのは難しいのか」昴&陣「それじゃぁ~俺が」同時に名乗りを上げる二人・・・。透明「えっちょっと待ってお前たち、最初からこの子を引き取る気だったのかまだ、見てもいないのに」昴「あっ、いや・・・もちろん、うちの子と合うかどうかを見てからとは思っていたが」陣「俺は、茜ちゃんが一人だと寂しいだろうと思ってたし、子猫なら茜も大丈夫だと思ったから・・・。」マジか猫好きというのは、そういうものなのか私のように、ペットを飼うとなるとかなり悩む気がするのだけど、他にも猫がいるとこういった思考になるものなのか正直、私もこの子に手を差し伸べるならと、ある程度の覚悟をしていたのだが・・・。確かにまだ小さいこの子を家に一人で置いておくのは不安だ・・・ここはこいつらの意見にのった方が良いのか...ゆらぎのとき・21

  • ゆらぎのとき・20

    ゆらぎのとき・20しばらくして・・・子猫を観察していた私は、違和感に気づく透明「あれ」陣「どうしたの」透明「いや・・・んっ」昴「何だよ」透明「・・・・この子、こんな目の色だったっけ」昴&陣「」子猫は毛並みが真っ白で、手足の先と耳、額に少しグレーの毛が生えている・・・私の記憶では瞳も黒く周りが水色だったと思うのだが・・・。透明「この子、オッドアイだったっけ」改めて子猫の瞳を見てみると、左が水色、右が緑がかった黄色になっている・・・。昴「へぇ~オッドアイか~」陣「まだ、小さいのに珍しいねぇ」透明「そうなの」昴「確かにオッドアイは白描に多いけど、それでも少ないし、子どもの内は珍しい」透明「ふ~ん・・・ちなみにこの子って猫の種類は何になるの」陣「う~ん・・・見た目はミヌエットに近いけど少し違う気もするからミックス...ゆらぎのとき・20

  • ゆらぎのとき・19

    ゆらぎのとき・19先生に抱えられた子猫は、少し落ち着いた様子で私達もほっとひと安心子猫を受け取り、先生にお礼を伝えた後、カウンターで会計を待つ・・・。子猫「ミ~ッ」透明「良かったねなんかさっきよりは楽そうだね」昴「お、おい、お前は会計あるだろ俺が抱っこしておいてやるよ」陣「い、いや、俺が抱っこしておくよ」透明「・・・・・・(何でこいつら、猫のことになるとバチバチなんだ)」看護「透明さん」看護師さんに呼ばれた私は、子猫を箱に戻してカウンターへ・・・。直接子猫を渡してもらえなかった二人は微妙な顔をしていた透明「すみませんおいくらですか」看護「えっと、12万5千円になります」透明「」えっええ~~~~っさ、さっき言ってた金額よりも高~~~いぃぃ透明「ちょ、ちょっと待ってくださいね」私はカバンの中にある全ての金銭を...ゆらぎのとき・19

  • ゆらぎのとき・18

    ゆらぎのとき・18先生「え~っと・・・飼い主さんは・・・。」二人が私を見る透明「は、はい私です」先生「う~んと、この子は予防注射は済んでいますか」透明「えっい、いや、まだだと・・・。」先生「まだ済んでいないようでしたら、予防注射はしておいた方が良いと思いますそれとこの子の今の状態は、強い脱水状態と風邪をひいているようですこの子の大きさだと命取りだったので早く連れてきて良かったです治療としては、水分補給剤と風邪の注射もしておいた方が良いと思いますが、どうしますか」透明「あっこの子が元気になるなら全て施していただけますか」先生「えっと・・・結構かかりますが・・・。」透明「えっあっおいくらぐらい・・・」先生「前後はあると思いますが、8万~10万くらいは」透明「」えっえっマジですか私は2人を見るが目を合わせようと...ゆらぎのとき・18

  • ゆらぎのとき・17

    ゆらぎのとき・17透明「はいはいよろしくお願いします」電話を切った私は直ぐに病院に行く準備をする透明「昴陣」準備を終えて後ろを振り返ってみると、何故か仲良く小さな箱を持ち上げている二人の変人・・・透明「・・・神輿か・・何かですか」昴&陣「いやどっちが抱っこするかで争った結果だ気にしないでくれ」透明「・・・・・・・・・。(・・・息ぴったりかよ)」そんなわけで一行は救急病院へ病院に着くと、看護師さんが出迎えてくれた看護「今日はどうされましたか」私は看護師さんに説明をするが、説明の途中から看護師さんの顔が険しくなった・・・。看護「あの~・・この子を看るのは良いのですが一応お伺いしますが、この子をちゃんと飼っていただけるということでよろしいですか」透明「あっ」一瞬言葉に詰まった確かに何の覚悟もなく、ただ助けること...ゆらぎのとき・17

  • ゆらぎのとき・16

    ゆらぎのとき・16私の家へ入った2人は、すぐさま子猫を探す。透明「(・・・構図がヤバすぎるんだが)」小さな箱を取り囲む変人2人が今にも子猫を襲おうとしている図にしか見えないのだが・・・透明「おいそんな前のめりだと子猫が怖がるだろうが」子猫「ミュゥ~」昴&陣「はうっ」今まで近すぎるぐらい覗き込んでいた2人は子猫の小さな鳴き声を聞くやいなや両手で顔を抑えながら仰け反りはじめる・・・。透明「・・・・・・言われなくても撃退されてて草・・・・」この後、興奮気味の2人を静止しながら猫マニアの2人に状況を聞いてみる・・・。透明「やっぱり、病院に連れて行ったほうが良いかなぁ」昴「う~ん・・・一度連れて行った方が良いんじゃないかたぶん、栄養失調気味なのと、風邪をひいてる可能性もあるから」陣「透明何か食べ物あげた」透明「い、...ゆらぎのとき・16

  • ゆらぎのとき・15

    ゆらぎのとき・15なんとか家に着いた私は、子猫の状態を調べるために、一度空き箱に毛布を敷きそこに子猫をゆっくりとおく・・・。透明「少し調べてみるか・・・・。」私は霊力を視覚へと送り、子猫の気の流れを視てとる・・・。透明「(かなり気が弱い・・・というか、本来子猫って、どれくらいの気質量なんだ気の流れも弱々しいし・・・これって普通なのどうなの)」かなり困惑しながらも、一生懸命子猫に気をあてながら、救急病院をネットで調べる。っと、その時「ドタドタドタドタ」物凄い急いだ足音が近づいてくる「ドンドンドン」「透明オレオレ」家の玄関をうるさいくらい叩く奴がいる透明「オレオレ詐欺は間に合ってます」陣「ち、違うよ俺だよ陣だよ留守電聞いてぐふっおま・・・。」透明「」何か外で陣くん転んだような音が・・・。昴「おい透明早く開けろ...ゆらぎのとき・15

  • ゆらぎのとき・14

    ゆらぎのとき・14私は、辺りを見渡してみる・・・「カサカサ」透明「」向かいの草むらに何かいる恐る恐るそこに近づいてみる・・・。透明「えっ」草むらの中には小さな猫が倒れていた・・・。透明「えっえっど、どうしたの」私は両手に乗っかる程の大きさのその子を拾い上げ、怪我が無いかチェックする透明「・・・・・・・。」子猫「みゅう・・・う・・・。」透明「う~ん・・・怪我はないみたいだけどかなり衰弱している・・・。困ったなぁ~こんな時間じゃ獣医さんもやっていないし救急なら見てもらえるか」私は自分の服を一枚脱ぎ、その子を包んで一度家に連れて帰る・・・。透明「(困ったなぁ~・・・猫の知識なんてほとんどないから、今どういう状態かも見当がつかない・・・)」私は、子猫をあまり揺らさないように携帯を取り出し電話をかける・・・。透明「...ゆらぎのとき・14

  • ゆらぎのとき・13

    ゆらぎのとき・13とある日の夜のこと・・・私は仕事帰りに少し寄り道をしていた透明「う~ん・・・・う~ん」ショウウィンドウを眺めながら一人悩みまくるオッサン透明「ああ~っどっちにしよう」眼の前には、季節のいちごがフンダンに使われたショートケーキやシュークリーム夢のような世界が広がっていた透明「ここのケーキ屋さん、珍しく瑠璃が勧めてきたからなぁ~かなり期待できるはずう~ん・・・うう~~~~ん」「みゅう・・・・。」透明「んっ・・・・・気のせいかあ~っショートケーキかシュークリームかううううう~~~んどっち」(誰に聞いてるんだか・・・)透明「よしここは日頃のご褒美だ2つとも買っちゃえあっ・・・いちごプリン・・・。強敵だ~~~~っ」後から考えると、ショウウィンドウに張り付いた自分を想像すると、かなりキショイ絵面だっ...ゆらぎのとき・13

  • ゆらぎのとき・12

    ゆらぎのとき・12透明「え~っと・・・確かここに・・・。あったあった」私は魄鬼を送る為に、簡易聖域を作る・・・。透明「よしOK魄鬼くんこっちきて」簡易聖域には、榊4本を七五三縄(しめなわ)と結び、四角で囲んだ聖域を作る・・・。この七五三縄は、神社で(陣くんを脅して)いただいてきた神様に奉納済みのものなので簡易的なものであれば聖域を作るのも簡単だ私はその中に粗塩をひと盛と生米、日本酒を供え魄鬼くんを座らせる・・・。透明「よし準備完了」魄鬼「」透明「今から、君を家に返すから、何があっても動かないでね(・・・繋げるは、月読命様・・・)」魄鬼「う、うん・・・。」簡易聖域の前に座り、印を結ぶ透明先生そこから、長い祝詞を読み上げる・・・。透明「掛巻も畏き月弓尊は(かけまくもかしこきつきゆみのみことは)上絃の大虚を主給...ゆらぎのとき・12

  • ゆらぎのとき・11

    ゆらぎのとき・11透明「まぁ、月と言ってもこの階層じゃないけどね」魄鬼「」透明「君たち魄鬼は、月の影の魂魄から生まれいずる精霊に近い存在もともと月はどの階層にも存在していて神々の住まう神界にも月がある本来、魂魄は神界から漏れ出した独自のエネルギーの欠片なんだこの世界の月はひとつのゲートとして神界にもっとも近い場所でもある」魄鬼「」透明「おっと難しかったねまあ、簡単に言うと故郷に帰る感じかな」魄鬼「・・・故郷・・・も、もし・・・おで・・・帰ったら・・・消えちゃう・・・」透明「ううんそのままだよ君のように魂魄が集まり、魄鬼として自律した子たちは、そちらの月で仕事をもらいながら暮らしているきっと君にも仕事が割り当てられて仲間と楽しく暮らしてゆけると思うよ」魄鬼「・・・なかま・・・おで・・・かえる」月の兎の伝承兎...ゆらぎのとき・11

  • ゆらぎのとき・10

    ゆらぎのとき・10他人事・・・のはずなのに、どうしても魄鬼のことを考えてしまう術者は召喚したものを最後まで責任を持って対応すべきである・・・しかし、もしこの子を術者が受け入れることをしなかった時、この子は路頭に迷い、本当の鬼になってしまう可能性もある・・・。そう考えれば、放っておくことはできない透明「・・・・・・・・・・・・・・・。(はぁ~・・・嘘だな・・・。)」結局私は・・・せっかく芽生えた感情が傷つくのを見ていられないだけなのかもしれない透明「(この子は、主の元に帰りたいのかなぁ)」魄鬼「」透明「もう一度聞いて良いかな君は主の元に帰りたい」魄鬼「・・・・わからない・・・・。」透明「」魄鬼「・・・主・・もうおでいらないかも・・・」そっか・・・この子なりに考えていたのかもしれないあのコインが売り出されたの...ゆらぎのとき・10

  • ゆらぎのとき・9

    ゆらぎのとき・9透明「魄鬼くん主の元に帰りたい」魄鬼「えっ・・・・おで・・・捨てられた・・・主・・・おで・・いらない・・・」透明「う~ん・・・説明が難しいなぁ~・・・少し聞いてくれる」魄鬼「」透明「多分だけど、魄鬼くんの主は魄鬼くんがいらなくなったから捨てた訳じゃ無いと思うんだ」魄鬼「」透明「う~んと・・・このコインが媒体になって、魄鬼くんは、コインに月の魂魄の欠片が集められたことで生まれたのだけど、このコインの効力は、一度術式が発動すれば術も集めた魂魄もコインには残らないんだつまり、今の魄鬼くんは自律型の魄鬼として存在していて、術者でもコインから術式が消えた上に魂魄の気配が消えてしまっていると、魄鬼がいなくなってしまったと勘違いしてしまうような代物だったんだよ」魄鬼「」透明「つまり魄鬼くんの主は君がいな...ゆらぎのとき・9

  • ゆらぎのとき・8

    ゆらぎのとき・8透明「えっいないって・・・。」魄鬼「おで・・・主・・・捨てられた・・・。」透明「」捨てられた術者に透明「ちょ、ちょっと待ってその主って、亡くなったとかじゃなくて」魄鬼「ううん・・・媒体・・・捨てたの・・・川にポンて・・・。」透明「おいおいどういうことだんっいや、待てよ・・・・。」このコインって、何か重大な欠陥がなかったかその事でタイさんと大喧嘩した気がする・・・。透明「ちょ、ちょっと待ってて君の話を聞く前にちょっと確認したいことがあるから消えないでね」私は急いでタイさんに連絡する・・・タイ「おうどうした」透明「ちょっとタイさんに聞きたいんだけど、前に売ってたあのコインって、まだある」タイ「はぁ~コイン何いってんだおめぇ~」私はタイさんに事の経緯を説明する・・・。タイ「おいおい、マジか」透明...ゆらぎのとき・8

  • ゆらぎのとき・7

    ゆらぎのとき・7眼の前に黒い影のようなものがぬ~っと現れる・・・。透明「やっと出てきた・・・・言葉話せる」その黒い影は、頭らしき部分をコクリと曲げる・・・。透明「このコインで縛られた・・・。そんなところかな」「」透明「それじゃなきゃ、こんなに不安定に存在するのも理解できないからね君は・・・魄鬼(はくき)かな」魄鬼「・・・う・・ん・・・。」やっぱりな~・・・・当時、この業界でかなり流行ったもんなぁ~魄鬼(ハクキ)正式には死魄鬼(シハクキ)と言い、月の影から生まれる魂魄の欠片を集めて使役する式神とは違う第二の使役対象として一時期、この界隈で使役するものが多かった・・・。この魄鬼は式神とは違い、自分の気質を与える必要がなく、満月の日に必要な魄を与えることで契約を更新することが出来たため、かなり術者にとってはメリ...ゆらぎのとき・7

  • ゆらぎのとき・6

    ゆらぎのとき・6透明「う~ん何となく話の流れが視えてきた」私はもう一度コインを取り出し、そのコインに簡単な術式をハメ込んでみるこのコインは、自分が使いたい術式をコインに保管することができるもので、すぐに術を行使したいときに便利な術者専用のアイテムだただ、このコインには弱点があり、私達は使うことがなかった・・・。透明「(そういえば売り出し当初、不良品って言って、タイさんに激怒されたっけ・・・)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふむっ・・・やっぱり入らないか」このコインの弱点それは、一度入れ込んだ術式は更新されることなく、新しい術式を当て込むことができない仕様その上、値段も高い上に最初に入れた術式も一度だけしか使うことができないことが判り、今ではタイさんのお店でも扱っていない透明「一...ゆらぎのとき・6

  • ゆらぎのとき・5

    ゆらぎのとき・5透明「う~ん・・・」しばらく悩んだ後、もう一度手紙を調べてみる。透明「この手紙・・・手紙に書かれた文字は念写タイプの文字をただ白い紙に浮かべてるだけだよなぁ」心霊現象などでよくある文字が変わるなどの現象は、実際に文字が消されたり書かれたりしているわけでなはい・・・。大半が、土台の紙には何も書かれておらず、手紙を見た人間がそう書いてあるように脳が認識し、文字が浮かんで見える状態を作り出されているのがほとんどだ今回の手紙も、そういった思念伝達で脳がそう認識するようにされているものなのだが・・・。透明「これ、送ってるヤツ・・・近くにいるはずだよなぁ・・・・いっちょ探ってみるか・・・。」私は、気配を探るために、自分の気質を広範囲に広げ、気配を探ることにしばらくして・・・。透明「・・・・・・・・・・...ゆらぎのとき・5

  • ゆらぎのとき・4

    ゆらぎのとき・4透明「ふわぁぁぁぁぁ~っ寝不足・・・・」アレから何度も起きてしまった私はほとんど寝た気がしていなかった透明「さてと・・・確かここに・・・。」机の引き出しから、昨日の手紙を取り出す透明「もう一度確認してみるか・・・って」昨日確認したはずの手紙には・・・。探して・探して・探して・探して・探して・・・探して・探して・探して・探して・探して探して・探して・探して・探して・探して探して・探して・探して・探して探して・探して・探して・探して探して・探して・探して・探して探して・探して・探して・探して探して・探して・探して・探して探して・探して・探して・探して探して・探して・探して・探して探せ!!手紙一杯の赤文字がびっしり書かれていた透明「こえ~よ~こういうのヤメレ~てか、人にものを頼むなら探せは無いで...ゆらぎのとき・4

  • ゆらぎのとき・3

    ゆらぎのとき・3透明「うわっもうこんな時間夢中になりすぎて、御飯食べるの忘れてた」私は急いで帰り支度をし、事務所を後にする家路につく前、近くの中華料理屋で腹ごしらえをし、家に帰ってからも仕事の続きを少しだけする・・・。透明「よし終わった~はぁ~・・・疲れた~」風呂に入り、一日の疲れを取った後は布団に入り明日の予定を頭の中でシミュレーション徐々に眠気がきたのを感じ夢の中へ誘われてゆく・・・。透明「・・・・・・・・・・・・。ぐ~っ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ううっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハッ」突然、夜中に目を覚ます夢・・・変な夢を視た気がするが・・・。思い出せないいつもなら、夢は現実と同じように覚えているはずなのだが、何故...ゆらぎのとき・3

  • ゆらぎのとき・2

    ゆらぎのとき・2玄関に落ちていた一通の手紙・・・。その手紙には、私の名前だけが書かれ宛先などは書かれていない私は恐る恐る手紙を開けてみるそこには一枚の薄い紙とコインが一枚・・・。透明「・・・何か書かれてる・・・。」手紙には探して・・・。背筋に緊張が走る透明「赤い字・・・・。ま、まさか、これ・・・・・・血じゃないよなぁ」手紙に書かれた一言は、真っ赤な太い字で書かれていた透明「・・・・いや・・・血じゃないなもし血なら黒く変色するはず・・・。ただのイタズラか・・・・・でも・・・・・・・・。」封筒に手紙と一緒に入っていたコインに目をやる透明「このコイン・・・お金じゃないけどどこかで見たことがあるような・・・。う~ん・・・・。」必死で記憶をたぐる透明先生・・・・。透明「う~ん・・・わからん何か思い出せそうだけど・・...ゆらぎのとき・2

  • ゆらぎのとき・1

    ゆらぎのとき・1みなさ~んおはようございま~す今回は、今までおこなった鑑定の中でかなりレアなケースの鑑定をいくつかご紹介したいと思いま~すちょっと怖かったり、ほろっときたりと皆さんに色々と問いかける鑑定内容になるので楽しみながら考えてみてくださいね~それでは鑑定ファイル143スタートです~・~・~・~・~・~・~・~・~・~透明「いたたたたたっ・・・昨日走り過ぎたかなぁ足が筋肉痛だよ・・・」カランカラン透明「あれ今日、鑑定あったっけ宅急便屋さんかな」予期せぬ扉が開く音に急いで玄関へ向かう透明「は~い・・・んっ」玄関には、誰もいない・・・。透明「あれ風かなんかかなぁ~・・・・あれ」玄関には一枚の封筒が置かれている透明「えっ郵便屋さんでも・・・この手紙・・・消印とか無いけど・・・。」私は慌てて、玄関から外へ走...ゆらぎのとき・1

  • ゆく道くる道・終章

    ゆく道くる道・終章透明「みなさ~んただいま~意識向上結界完成いたしました~皆さんのお陰で、かなりの規模の結界が張れて、本当に助かりました」怜「みんな・・・ありがと・・・」透明「今回の結界は、私達が思っていたよりもかなり大きなものになり、地球規模でかなりの地域をカバーできるものになったので、私達も驚いています」怜「・・・たまげた・・・」透明「協力してくださった皆さん本当にありがとうございました」怜「・・・ありがとうございました・・・」透明「結界の規模としては、ざっくりと地球半分を埋め尽くす程の大きさと思っておいていただければわかりやすいかな流石に地球全部は無理でしたが、これでかなりの備えができたと思っています後は結界の維持を1年半続けることが大切なので、まだまだ透明は頑張ります」怜「・・・私もだよね」透明「...ゆく道くる道・終章

  • ゆく道くる道・結び

    ゆく道くる道・結び透明「みなさ~んおかげさまで、思った以上に早く法具の確認が進んでいます本当にありがとうございます皆さんの気持ちが嬉しくて、ちょっと目頭が熱くなっちゃいました皆さんの意思は受け取りました次は私達の番ですここから少し時間をいただいて、しっかりとした結界を完璧に張りたいと思っていますので、ここで少しだけお休みをいただければと思っております次回のブログ更新は5月20日(月曜日)それまでに必ず結界を張り切りますので応援していてくださいねそれと、今日までは法具の確認作業を皆でおこなっていますのでもし参加してくださる方でまだインプットが終わっていない方がいらっしゃいましたら今日中にお願いできればと思います今回は、皆さんが地球の防衛の要ですどうかふるってご参加いただければと思いますそれでは、私達も頑張っ...ゆく道くる道・結び

  • ゆく道くる道・序章

    ゆく道くる道・序章透明「みなさ~んおはようございま~す今回の占い師の日記は、これからくる未来とその道筋・・・。そして、未来を自分の力で変えてゆくそんなお話をしたいと思いますこういったお話は、少し刺激の強いものになることも多いため、次回からはパスワードを用いた記事になると思うので、お手数ですがご協力いただけると嬉しいですそんでもって、パスワード記事では、今の時代やこれからのこと・・・。(禍津神様の刻印の話なども含みます)そして私自身の意見などもぶっちゃけてお話しさせていただこうと思っているのであまり個人的な見解に興味がない方やこういった話が苦手な方は、スルーしちゃって全然良いですからね~ということで、早速お話してゆきたいと思いま~す」怜「・・・呼び出しておいて、無視とか・・・。」透明「あっ忘れてた次回からア...ゆく道くる道・序章

  • 掲げるモノの未来へ・24

    掲げるモノの未来へ・24弦也「・・・・・・」くすくす凄い考えてる透明「さてそろそろ良いかな」弦也「あっす、すみません無茶苦茶集中して考えてました」透明「良い傾向だねただ、これの答えを出すには、それなりの人生経験も必要だと思うからゆっくり考えていけば良いと思うよ」弦也「は、はい」透明「弦也くん今、どんな感じ」弦也「へっ」透明「思い出させるわけじゃないけど、さっきより少し楽になったかな」弦也「あっそういえば・・・。はいなんか楽になってます」透明「今の弦也くんは、目の前の問題を少し引いた状態で見ることができるようになっていると思うそういった視点を持ち続けて、今ある問題を全力で解決してごらんきっと君ならできることだし、そこから学べることもきっと多いと思うから」弦也「そうですね今なら、なんとなく乗り越えられそうな気...掲げるモノの未来へ・24

  • 掲げるモノの未来へ・23

    掲げるモノの未来へ・23弦也「問いかけですか」透明「そう弦也くんには、弦也くんの魂が神仏から分け与えられたものだということは話したと思うんだけど、じゃあこの魂つまり、永久不滅のエネルギーの塊はどこからきたのか考えたことある」弦也「えっ・・・・そ、それって・・・。神仏の魂も含めてですか」透明「うん」弦也「え~~~っ壮大過ぎて想像がつかない」透明「まあ、そうなるよねでも、考えてごらん全てはこの魂からなる一つのシステムから成り立っている」弦也「確かに・・・不思議ですよね・・・せ、先生はその答え知ってるんですよね」透明「うん知ってるよ」弦也「知りたい」透明「くすっ私も教えてあげたいのはやまやまなんだけどここはちゃんと導き手としての役割をしないとね大切なのは、こういったことを常に疑問にもち想像することこういった根源...掲げるモノの未来へ・23

  • 掲げるモノの未来へ・22

    掲げるモノの未来へ・22透明「くすくす何だかノリノリになってきたね」弦也「はい自分が神様や仏様になれるとは今でも想像できないですけど、この世界の目的や理想の上にもう一段根源となる高い目標があると思うと、今の困難も必要な経験になっているのかなぁと少し大きく物を見られる気がします」透明「そうだねもちろん今の問題や目標を解決し進んでいくことも大切なことだからちゃんと向き合うことが必要になるただ、ここで得られる経験は、君にとって本当に大きい知恵と知識になるからしっかりと向き合って欲しいんだ自分自身で課してきた困難なら、今の自分の力を最大限活かすことができれば乗り越えることができるということも身を持って知ってほしいし、糧として欲しい」弦也「はい肝に銘じておきますあの・・・仏様の世界も同じ感じなんですか」透明「そうだ...掲げるモノの未来へ・22

  • 掲げるモノの未来へ・21

    掲げるモノの未来へ・21弦也「あれ、ダメなところですか」透明「いや・・・そうだよね気になるよねまぁここまで話したからいってみようか弦也くんがもし、神仏になったとする」弦也「は、はい」透明「そうなると弦也くんには役職が与えられるんだけど、その役職が空いていればそのまま役職を引き継ぐことになるんだ」弦也「空いているということは・・・まさか」透明「そのまさかだよ天界の住人、つまり神様にも寿命がある」弦也「ええ~っそうなんですか」透明「もちろん人間とは比べ物にならないほどの寿命の長さだし、もう一度輪廻を回って帰ってくることもできるけど、六道輪廻に入っている神々が住まう天界という最高位の位置でも輪廻は巡り続ける為、神界での役職は空きができてしまうこともあるんだ神様達も仏になるための修行をしているということだよね(そ...掲げるモノの未来へ・21

  • 掲げるモノの未来へ・20

    掲げるモノの未来へ・20弦也「さっき先生が、仏様の司るものを教えてくれましたけど、キリストやお釈迦様は何を司っているんですか・・・というか、生きていた時に何を目指していたのでしょう」透明「気になるよねどちらの方も、ひとつの事柄を探求して頂きに達した形なのだけどキリストが目指した意識レベルは《愛》」弦也「愛か・・・。」透明「キリストは器を形成した時から《愛》を司る神仏候補としての力を得ていたんだそしてお釈迦様だけど、彼は意識レベルを《悟り》としたことで、悟りに特化した神仏候補となるただし、ここで問題が発生したんだ」弦也「問題」透明「うんその問題というのが、その当時には悟り単体に特化した役職がなかったんだよ」弦也「えっでも、仏様って悟りを開いた方なんじゃ」透明「う~んと簡単に言うと、仏様の多くは何らかの悟りを...掲げるモノの未来へ・20

  • 掲げるモノの未来へ・19

    掲げるモノの未来へ・19透明「この後、キリストはその生涯を終えるまでに神界レベルまで器を広げ、お釈迦様は仏界のレベルに到達する大きさとなり、お二人の死後、受け入れる世界が決まったんだとまあ、ここまでがお二人の生きてきた経緯なんだけど、お釈迦様だけは少し経緯が違うんだ」弦也「」透明「ちなみに、このお二人が亡くなるまでに得た徳の数ってどれくらいだったと思う」弦也「えっう~んと・・・ちょっと想像がつかないですけど・・・何か基準となる数値ってあるんですか」透明「ちなみに、一般的な霊修が集める徳の数つまり普通に生きて普通にあの世に帰るまでちょっとだけ徳を意識して生きていた人でも一生をかけて+100~+200くらいかなぁこれでもかなり多いけど、一般的には徳の概念なんて知らない人が多いからこれはあくまでも、徳という概念...掲げるモノの未来へ・19

  • 掲げるモノの未来へ・18

    掲げるモノの未来へ・18透明「弦也くんが言うように、この方々の功績は伝説に近い域で伝えられているよね沢山の人を救い、導き、そのお力は奇跡を起こしたとさえ言われているただ、これだけはハッキリと言えるのだけど、彼らは、この世界にいた時点、つまりゴータマ・シッダールタ(お釈迦様)やイエス・キリストの時は、弦也くんと何も変わらない人間だったということなんだよ」弦也「えっいやいやいやいや同じとか、おこがましすぎて変な汗出てきちゃいますよ」透明「あははっまあ、そう考えるのもわかるけどねただ、この世界にいた時点では、人間であった事実は変わらないんだでは何故、彼らは神や仏となれたのか回りくどい話をすると日が暮れそうだから簡潔に話すけど、ここからは少し順番を意識して聞いてね」弦也「は、はい」透明「まずお二方は、多くの人と同...掲げるモノの未来へ・18

  • 掲げるモノの未来へ・17

    掲げるモノの未来へ・17弦也「今までのお話で、全ての魂は神仏を目指していることはわかったのですが、実際に神仏になるには、どれほどの修行をしなければならないのでしょうというか、既に神仏になった人っているんでしょうか」透明「ああ~っ・・・うんいるよ」弦也「そ、それって」なかなか答えづらい質問をぶっこんできたなぁ~前回までのお話の中にも、言っちゃダメなワードはあったけど、この質問は言い方を間違えると別の意味で問題になりそうだから言葉を選ばないといけないかもなぁ弦也「あっすみませんなんか答えにくいことでしたか」透明「いやいやま、まあ、いっかここからの話は、少しばかり宗教的な部分が入ってきてしまうから、できれば深く考えずに聞いてもらえると助かるんだけど・・・」弦也「は、はい・・・わ、わかりました」透明「弦也くんの言...掲げるモノの未来へ・17

  • 掲げるモノの未来へ・16

    掲げるモノの未来へ・16透明「如来様というと、大日様・阿弥陀様・薬師様が有名だよね御三方の如来様の司りは・・・」大日如来様悟りを得る為に必要な智慧無限の慈悲の広がり(悟りを開く要素)を司る阿弥陀如来様限りない光(智慧)を持ち、魂の光を救い続ける薬師如来様正しき智慧を持ち、現世の病気を治し安らぎを与える弦也「あうっ詳しく聞いちゃうと、なんか難しい解釈ですね正直、全然わからないというか・・・。」透明「まぁこういったものは、実際に目指さないと分からないことだからねここでは感覚的に掴めれば良いし、さっき教えた大まかな司りだけを覚えておいて、自分の生き方が如来・菩薩・明王・観音・天部のどれに近いのかを考えて目指すというので十分だと思うよ」弦也「少し、単純に考えても良いんですよね」透明「もちろん」弦也「そう考えると・...掲げるモノの未来へ・16

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