山のサクラがいっぱい咲いている。たぶんヤマザクラだと思うけれど、エドヒガンも混じっているんじゃないかと思うし、ほかの種のサクラも混じっているかもしれない。まあそんな感じの野生種の桜です。赤味が濃かったり白っぽかったり、枝ぶりも開帳性だったり直立性だったり、多様だ。上の写真の左上のあたりのアップ。一番上の写真から右に外れたあたりの尾根。こんなにいっぱい桜の木が生えているんだなあ、と花の時期に毎年思う。4月9日の山
山のサクラがいっぱい咲いている。たぶんヤマザクラだと思うけれど、エドヒガンも混じっているんじゃないかと思うし、ほかの種のサクラも混じっているかもしれない。まあそんな感じの野生種の桜です。赤味が濃かったり白っぽかったり、枝ぶりも開帳性だったり直立性だったり、多様だ。上の写真の左上のあたりのアップ。一番上の写真から右に外れたあたりの尾根。こんなにいっぱい桜の木が生えているんだなあ、と花の時期に毎年思う。4月9日の山
春が来た、と思ったらいきなり気温が上がって、この春は短いのだろうか!?とビビったが、そうしたらガクンと気温が下がって雪とか雨とかいっぱい降った。エアコンじゃ暖まらなくてファンヒーターを燃さなくっちゃいけないくらい寒いけれど、それでも日照時間が延びたので春ということにしよう。そんな中ヤマザクラが咲き始めた。霧雨が降っていて視界がぼやけるも、濡れて色が冴える。こういう景色は1年の内ほんの少ししか見られない。アップ。スギの葉は寒さに当たって赤くなるけど、アカマツはそうならない。赤い幹と青い葉のコントラストが美しい。このヤマザクラはこれから咲くのかな。後ろの木の新芽がぽやぽや薄黄緑になっている。4月3日の山、ヤマザクラ咲く
ネイト・スミス/キーファー/カートゥーンズ ライブに行った。
ビルボードライブ東京にネイト・スミスが来るというので観に行った。5年まえにホセ・ジェイムズが来たときにドラムスを叩いていたのがネイト・スミスだったのだが、そのときの演奏に衝撃を受けて覚えていたのだ。しかも、今回同じステージに上がるキーボードがキーファーなので、これは一粒で二度美味しいぞ!(ベースのカートゥーンズはノーチェックでした、すみません。)YouTubeで良質なライブ動画をどんどん発信しているtinydeskというコンテンツがあるのだが、その中にキーファーを中心にドラムスやベースが入れ替わり出ているものがある。★とてもよい動画だ。動画の後半からはドラムスにネイト・スミス、ベースにカートゥーンズ、ギターにチャーリー・ハンター、おまけに最後にはトランペットにシオ・クローカーと豪華メンバーが揃う!一昨年に...ネイト・スミス/キーファー/カートゥーンズライブに行った。
3月4日の夜の雪がどれだけ積もるか心配だったけれど、5日の朝には止んでいて、道路は通れそうだった。所用で下山しなくてはならなかったのだ。湖と雪の景色がブリューゲルの『雪中の狩人』っぽいな!その絵で狩人が見下ろすのは凍りついた池で、この湖は凍っていないけれど、青いのが似た印象だと思った。いやあ、道中でハッとする景色はいくつもあるのだけれど、車を停められる場所がとても少ない。そしてまたしてもカメラを忘れたしね、ハハ。スマホで撮ったけれど、広角レンズの方はズームレンズよりましです。オマケ:ちょっと前に出てもうすこし狭く撮影したバージョーン3月5日のダム湖
この冬は雪は降らないのかしら?と思っていたが、昨夜おそくからの雨が雪に変わった。ぼとぼとの重い雪。昨日の昼は春みたいに暖かくて、温度差が激しい。木々には雪がのっているけれど、道路の雪はどんどん融けた。今晩、融けた雪が凍って道路がツルツルになると、おそろしいなあ日本の何ヶ所かで山火事が起きているけど、この久しぶりのまとまった降水/降雪で消えてほしいアップ3月3日雪の山
みのりてんデュオ『ニコラ・マッテイスの源流をたずねて』を聴きに行った。
2025年最初のライブは、バロックバイオリンとテオルボ/バロックギターのデュオだ。みのりてんデュオは、フランス在住のバロックヴァイオリン奏者出口実祈氏とオランダ在住のリュート奏者上田朝子氏による古楽デュオだ。2人は学生時代からの友人だそうで、動画でも息の合った楽しそうな演奏をしていたから、楽しみだ。テオルボの生演奏を近くで観たいと思っていたら、ちょうどよいタイミングでコンサートがあるというので、わくわくして聴きに行った。会場に入ったら、テオルボとバロックギターが置いてあった。実は、始まるまえはギターは後ろ向きで、休憩のときにこちら向きになったので、この写真は休憩のときに撮った。バロックバイオリンの方は出口氏が持ち歩くので写真がない。テオルボはやたらとネックの長いリュートの仲間だ。長い弦は指板から外れていて...みのりてんデュオ『ニコラ・マッテイスの源流をたずねて』を聴きに行った。
この冬はまだまとまった雪は降らない。この雪も積もらなかった。道路に落ちたのはすぐにとけてしまったし。そうなると、雪はなおさら特別な感じがしてしまう。アップ。2月2日雪の山
群馬の山奥に引っ越しして就職して結婚して、念願のグランドピアノを手に入れた。約30年まえのことだ。住んでいる貸家には入れられないので、土地を借りてプレハブ建てて電気を引いて、そこにピアノを置いた。常時除湿機を動かしていたけれども、それでも湿度が高くて、ピアノの状態が安定するまでしばらくかかった。実家で弾いていたのはアップライトピアノだったので、グランドピアノの幅広い表現力はとても気持ちよかった。仕事を辞めて子どもを産んでストレスマックスなときも、まだ小さい子どもをプレハブに連れてきてお絵描きでもさせておいて、横目で見ながらピアノを弾いてストレスを解消できた。しかし、プレハブは自宅から少し離れたところで水道もトイレもなく、夏は暑いし冬は寒い。段々おっくうになってきた。子どもたちが別宅から学校に通うようになっ...さらば、ピアノ
子どもたちが帰る前日の晩は水餃子をやった。強力粉に水を加え捏ねて皮を作り、野菜を刻んで塩もみして絞り、塊肉を刻んで塩もみ野菜と混ぜて餡を作り、皮を成形して餡を包み、茹でて食べる!野菜を刻み始めてからは休みなし。ノンストップで4時間だ。他愛もないことをおしゃべりしながら包むのだが、クライマックスが待っているせいか、妙にハイになるんだよな。今年は神戸の方の実家かとテレビ電話をしながら餃子を包んだが、手持ち無沙汰にならずにすんでよかった。ところで、今回はじめて過不足なく包めた。何度も水餃子はやっているけれど、餡がぴったり収まったのは初めてだ!ああ、楽しかった!美味しかった!この年末年始は日程の関係で丸鶏が焼けなかったし、食べるのが忙しくてたこ焼きの写真も撮り忘れた。次の年末年始も楽しく過ごせるといいな水餃子
年末年始に子どもたちが帰ってきてからあれこれ食べるので、クリスマスも年末も年始も一緒くたになる。山奥なので、帰ってきてどこかに遊びに行くところもないしヒマでしょ、ということで、ブッシュ・ド・ノエルを作らせてみた。どれが主幹か分からない造形だが、まあそれはそれは些末なことだ。作らせたわけだし、初めて作ったんだし、多くを望んではいけない。例年のように、ココア入りジェノワーズで、クリームは卵白入りのなんちゃってカスタードクリームに少しホイップクリームを加えたもの。写真を撮り忘れたのだが、今年は巻き込む具にドライクランベリ-と刻んだドライオレンジを入れたのだが、見た目もきれいだし味もチョコレートに負けず、とてもよかった。次回もそうしよう。外側はガナッシュで、期間限定でずっと冷蔵庫で保存していたイチゴ味のきのこの山...子どもの作ったブッシュ・ド・ノエル
奥能登の干物屋の甚五朗からズワイガニが届いた。昨夏にイワガキを頼んで以来だ。ちょっと前に茹でたもの届いたので、1匹だけ夫と食べて、残りは凍らせた。年末に子供たちが返ってきて食べる夜にあわせて自然解凍させたので、霜がついている。小さいのはメスで、香箱カニというらしい。いやあ、本当に美味しかった。塩加減もちょうどよく、酢とかぜんぜん要らなかった。ミソがまた濃厚だった。なぜだか酔っぱらったような気持ちになった。そういえば何年も前に甚五朗から取り寄せたときには毛ガニが入っていて、これがひときわ濃厚で酔っぱらった感じになったのだが、それを思い出させる。なんでなんでしょう?カニ足の肉は、カニカマボコみたい、とか思ってしまった。本家が逆ですよ。このまま皆無言で食べ尽くしました。カニの殻も捨てない。鍋で10分ほど炒ってか...ズワイガニ
皆さま、明けましておめでとうございます。ネタが古いこのブログを見に来てくださって、ありがとうございます。今年はもうちょっと古くならないうちに更新するのを目標とします。これは例年両親が明石の魚秀から送ってくれるのだ。ありがとう。本当に上手に焼けている。そしてとても美味しい。わたしは脂ののった腹側や、ぷるぷるした膠質の多い顔が好きです。鰭部分は飾り塩が塩っぱいのでムリだ。鯛を食べた翌日は、アラから取った出汁を使ったスープを作る。これもまた美味しい鯛の尾頭付き
昨年末に聴きに行った。<共鳴する宇宙>というタイトルからではどんな演奏なのか想像できない。ちらしによると、作曲家夏田昌和氏、チェンバロ桒形亜樹子氏、ピアノ大須賀かおり氏による演奏会だ。チェンバロとピアノが一緒に演奏されるなんて聞いたことない。びっくりだ!会場にはピアノとチェンバロがぎゅっと並べてある。スタジオピオティータのHPによると、「1931年製のNYスタインウェイB型ピアノ(1994年リビルド)と、1989年に堀栄蔵氏が製作したタスカンモデルの二段鍵盤チェンバロ(ダブルトランスポーズ)」だそうだ。今までわたしが観に行ったときは、チェンバロは部屋の反対側に置いてあった。部屋の両端にピアノとチェンバロがあったのだ。今回、チェンバロをピアノ側に移動させたんだな。最初にスタジオピオティータの西澤世子氏のあい...スタジオピオティータへ<共鳴する宇宙>を聴きに行った。
2022年2月にアトラスチェンバロを手に入れてからわたしの音楽生活が変わった。自宅のリビングに置いてあって、蓋を開ければすぐ弾けるというのはいいよ。それから松本に行って、色々教わった。そうなると、うーん、アトラスチェンバロだと不満があるんだよなあ。と思っていたところ、春山チェンバロの出物があったので、手に入れた。アトラスのよりずいぶん大きい。バーズアイメープルの突板(つきいた)がきれいな楽器だ。色が明るくなったせいか、大きくなったわりに圧迫感は増えなかった。ローズに飾りが全然なくて、素っ気ない。でも、べったり塗ってあったり壁紙が貼ってあったりして木目の見えない外側より、こういう方がわたしは好きだ。ところで写真右下、チェンバロ下にある小さい鍵盤楽器は、かつて作ったポルタティーフオルガン。2段鍵盤、8ft×2...チェンバロがグレードアップした。
公式サイト👉★高崎に行ったときにシネマテークたかさきで掛かっていたので観てきた。先月のことです。噂どおりアホな映画でした。ストーリーはあるようなないような感じで煙に巻かれたけど、ソ連とか国境警備とか、深掘りしようとすればネタには困らない。世の中がいろいろ難しい昨今、そういうのを笑い飛ばす時間があってもいいんじゃないでしょうか『エストニアの聖なるカンフーマスター』を観た。
桒形亜樹子 フランソワ・クープラン 第3オルドル全曲演奏、ゲスト井上玲 リサイタル に行った。
2カ月以上まえのネタです、すみません。桒形亜樹子(くわがたあきこ)氏によるフランソワ・クープラン『クラヴサン曲集』全曲演奏シリーズ第3弾を聴きにスタジオ・ピオティータへ行った。第3オルドルは短めなので、リコーダーの井上玲氏をゲストに他の曲の演奏もある、というのが楽しみだ。会場に入ったら、椅子の上にリコーダーが3本置いてあった。桒形氏と井上氏が会場にあらわれる。2人でフランソワ・クープラン『クラヴサン曲集』第3巻14オルドルの内の「恋の夜鳴鶯」を演奏した。ナイチンゲールの鳴き声を模しているそうで、それはチェンバロよりリコーダーで演奏する方が似るよなあ。なかなか賑やかな鳥なようだ。そのあと井上氏が退場して、桒形氏による第3オルドル全曲演奏だ。演奏した桒形氏による解説がnoteにあるので、そのリンクを貼る。F....桒形亜樹子フランソワ・クープラン第3オルドル全曲演奏、ゲスト井上玲リサイタルに行った。
ブログネタの順番が前後してしまったが、まあいいや。これは10月のネタです。レモンの皮をすりおろし汁をしぼって生地に加えたケーキを焼いた。思ったより酸味が弱くて、それはそれで優しい味わいになったレモンケーキ
高崎芸術劇場にトン・コープマンが来る、というので聴きに行った。高崎芸術劇場にはパイプオルガンはなかったはずだから、チェンバロです。音楽ホールが会場です。高崎芸術劇場には大きい方から大ホール、音楽ホール、スタジオシアターと3つの劇場があるのだが、今まで行ったことがあるのはスタジオシアターだけだったので、初めて入る音楽ホールに興味津々だ。ちなみにスタジオシアターで観たライブは、この5月のイリアーヌ・イリアス、去年4月のリチャード・ボナです。せっかくリサイタルを観に来たのに、またしてもデジカメを忘れてしまった。わたしのスマホのレンズはダメだし。そうしたら夫が自分のスマホを貸してくれたので、それで写真を撮りました。うーん、広角はやっぱり歪む。すみません、脳内で補正してください。入口脇のポスターが液晶ディスプレイな...トン・コープマンチェンバロリサイタルに行った。
うかうかしているうちに日が経ってしまった。約3ヵ月ほどまえについての記事です、すみません。栗を剥くのは面倒くさい!とっても面倒くさい!!大事なので2回いいました。面倒臭いのだけれど、1年に1回でいいから食べたい。利平栗というのを売っていたので、手に入れて栗ご飯にした。タケノコご飯もそうだけど、炊き立てより翌日の方が味が馴染んで美味しいと思う。栗ご飯
昨年の記事を読み返したら同じことを書いていたが、この夏も死ぬかと思ったくらい酷く暑かった。息をしているだけで精一杯、という心持ちだった。いやもちろんクーラーを利かして扇風機も回した部屋にいたんですよ。それでもしんどい。トイレが暑くてねえ。昨年から診察は半年に1回に減った。CT検査の結果も変化なし。よかったね。手術後5年、というのが目安だ。あと1年だ。まあ、5年経てばもう再発しない、というわけではないから、わたしとしては引き続きCT検査を続けていきたいとは思うけど。高齢化社会になって、がんはすっかりメジャーな病気になった。肺がんなんてがんの中でもメジャーだ。メジャーなら医者が戸惑わないのがよいところだ。体力がないのが辛いところだが、ないものねだりしてもよいことはない。ないなりにやるしかない。夫がたくさん助け...手術後4年
大法寺に行ったあとは松本だ。演奏会の会場は日本キリスト教団松本教会だ。建物の見た目からして歴史のある教会なのが分かるが、HPを見ると集合離散や移転があって、逆にいつ設立されたのか一読では分からない。一番古い日付は1876年7月ですって。手書きの看板。手作り感があふれている。開いた扉から入り、靴を脱いで上がる。アントレ編集部の品川夫人からお礼を言われる。アントレ編集部全面バックアップなようだ。右へ行き階段を上がって、礼拝室に入る。そういえば、明治村の聖ヨハネ教会堂も礼拝をおこなう広い部屋は2階だったな。奥にパイプオルガンがある。白くてかわいい。そして、いつでも始められるように、という感じにヴィオラ・ダ・ガンバが椅子に立てかけてある。弓は譜面台の上だ。アップ。こうしてしげしげ眺めると、チェロとはずいぶん違うこ...品川聖ヴィオラ・ダ・ガンバ演奏会に行った。
長野県には国宝のお寺が3つある。善光寺、安楽寺八角三重塔、大法寺三重塔だ。その中の大法寺三重塔はまだ行ったことがなかったよなあ、と夫が言う。このところチェンバロ講習を受けに松本方面へときどき行くのだが、大法寺のある青木村はルートからさほど外れていないのだ。ちなみに大法寺と安楽寺は隣り合った谷筋で、それほど離れてはいない。2カ月ほどまえのこの日は講習会ではなくて、ヴィオラ・ダ・ガンバ演奏会を聴きに松本へ出掛けたのだが、その途中で大法寺に寄って三重塔を見てきた。大法寺は斜面にある。下からアプローチすると塔が最後になるのだが、写真が最後にあらわれる記事というのもどうよと思ったので👆トップにあげた。駐車場にある案内板。駐車場からちょっと上ると見える建物は、案内板によれば大法寺本堂だ。道路に出て、青木村郷土美術館を...大法寺へ行った。その1
大法寺へ行った。その1よりつづく石段の下から三重塔を見上げる。屋根の下にきれいに並ぶ垂木がキノコっぽくて好きだ。って、10年前に別所温泉の安楽寺八角三重塔を見たときも思ったっけ。正面。ほら、垂木がいいでしょう!左下から見上げる。垂木の上、きりっと角刈り?になっているのは檜皮葺(ひわだぶき)。レイヤーがいくつもあって複雑な構造だなあ。左側面。正面とどこがちがうんだ!?と思うけれど、扉の上の額がない。額があるのが正面だな。やっぱり見上げる。いやあ、たまらん!上ってきた方を見る。観音堂の屋根が見える。向こうに山の稜線が青く見える。いいね!ちょっと下がって2階を見る。いやあ複雑。こういう手すりを見ると、そのテラス?に出てみたいと思ってしまう。もっと下がる。斜面が迫っていて、全容を一望できないんだよなあ。てっぺんの...大法寺へ行った。その2
昨年末にローストダックを焼いたときに参考にしたサイトがあった。お料理ダイスキ!ニューヨークおうちごはんです。それをパラパラ見ていて気になったのがラム酒のチョコレートケーキだったのだ。ラム酒のチョコレートケーキ文章が楽しいんですよ。ちょうどラム酒が切れていたので、せっかくなのでラム酒を買った。ええ、マイヤーズでもロンリコでもなく、サイトの写真を真似してバカルディのラム酒です。並べてテイスティングしたわけではなくそれぞれを味見したのもずいぶんまえなので、違いが分からない。残念。レシピはいかにもアメリカン。ベーキングパウダーとベーキングソーダ(重曹)で力任せに膨らませるタイプです。わたしが作ったことがあるレシピではデビルズフードケーキなんか似ている。力任せに膨らませるので、焼いている途中ですごく膨らむ。そして、...ラム酒のチョコレートケーキ
カート・エリング&チャーリー・ハンター“スーパーブルー”ライブをブルーノート東京で観た次の晩はビルボードライブ東京でタワー・オブ・パワーのライブだ。おやじバンドの次はじいさんバンドだ。なんと贅沢な日々だ。会場へいざなう天井と床の青い光が印象的だ。ブルーノートに青い光があってもなにも不思議ではないが、ビルボードライブも青いんだよな。突き当りを左へ折れると、急こう配に席が配されている。建物の3階にステージがあって、同じフロアの席と、入口のあった4階、一番遠い5階席がある。何回か行った経験からいうと、4階席の前列中央が一番いいと思う。ベニー・シングスのときがそうだな。今回は残念ながら4階席の後列やや左の席だ。同じ4階でも前列と後列でこんなに高さに差がある。こんな感じにステージを見下ろす。ステージの上をズームする...タワー・オブ・パワーライブに行った。
カート・エリング&チャーリー・ハンター “スーパーブルー” ライブに行った。
チャーリー・ハンターはギタリストで、ずいぶん変わった楽器を使っている。指板のフレットがずいぶん放射状になっているファンドフレットで、弦が6本よりも多い。音をアンプに伝えるコードを差し込むジャックが2つある。じつは、低音の方の弦はベース、高音の方の弦はギターで、チャーリーはギターとベースの1人2役なのだ。そんなことが出来るのか!?と思うが、実際やっているのだからしようがない。そして器用なだけではなく、彼ならではのノリ/グルーヴがカッコいい。わたしと夫は尊敬をこめて'変態チャーリー'と呼んでいる。あの指さばきを一度は生で観てみたいものだ、とずっと思っていた。カート・エリングは渋い声でシンガーだ。ノリの良い歌詞をぽんぽん出す。その2人が組んだユニットがスーパーブルーだ。アルバムが2021年に出た。パッと見文字に...カート・エリング&チャーリー・ハンター“スーパーブルー”ライブに行った。
西武鉄道の特急といえば長らくレッドアローだったけれど、2019年に新たにラビューが加わった。レッドアローは新宿線の特急、ラビューは池袋線の特急と分かれた。ラビューは今までの電車車両と比べると斬新だ、という話を聞いていたので、いつか乗ってみたいな、と思っていたのだ。★👈ラビューデビューの記事:マイナビニュース西武秩父駅でラビューに乗る。どうやらラビューはお顔も斬新で注目のネタだったようなのだが、鉄オンチなわたしは写真を撮りそびれた。航空自衛隊ネタもポンコツだったが鉄道もポンコツです。すみません。レッドアローはレッドとついている割には赤くない。矢のように一筋だけ赤いラインが入っている。ラビューの名前に色はついていないけれど、マットで明るいシルバーの車体と広い窓から見える内装の黄色のコントラストが印象に残る。特...ラビューに乗った。
甚五朗は奥能登にある干物屋だ。奥能登の珠洲には子供たちが家にいる頃は毎夏遊びに行っていた。となりの蛸島の甚五朗にも寄って岩ガキやサザエやアワビやエビや干物を買ってケビンで食べたものだ。今年の正月の能登半島地震は大きな被害を出した。甚五朗も被害を受けた。干物は作れないけれど、岩ガキやサザエは出荷できるときいて頼んだ。とても大きな岩ガキやサザエがたっぷり送られてきた。サザエは焼いた。とても美味しかった。ちょうどクラウドファンディングを募っている頃だったので、思いを馳せながら味わった。支援したあとだとなお美味しく感じられたかもしれない。クラウドファンディングは目標額を達成して終了したようだ。半島で道路が寸断され、奥までなかなかルートが通じなかったせいもあって、復興は遅れている。仮設住宅に入るのもとても遅れた。こ...甚五朗の岩牡蠣
注意:この記事は音楽ネタに比べると明らかに熱意が少ないです。神戸の方からの帰りに航空自衛隊浜松広報館エアーパークに行った。浜松駅からバスに乗り、停留所から10分ほど歩くと駐車場や建物などが見えてくる。屋外にも航空機の展示がある。胴がぐきっと折れ曲がったヘリコプター。向こうの開けたところは航空自衛隊浜松基地だ。一番上の写真のほぼ中ほどの裾広がりな円筒型の建物と左の方につながっている建物が展示資料館、右奥の体育館に似ているかまぼこ型の屋根が建物が展示格納庫。展示資料館の入り口は展示格納庫側にあるので、展示資料館と展示格納庫のあいだに入っていく感じだ。展示資料館で最初に見るのがF-1支援機だ。タラップを上って操縦席をのぞく。何が何だか分からないが、複雑だな!操縦席の後ろも開けてある。後部電子機器室、でいいのかな...航空自衛隊浜松広報館エアーパークに行った。その1
航空自衛隊浜松広報館エアーパークに行った。その1よりつづく。展示資料館の2階。ずいぶんレトロな複葉機はアンサルドS.V.A.9。キャプション。日本とゆかりがあるのね。緑と白の翼と木の胴のコントラストが印象的な複葉機の向こうが全天周シネマの入り口だ。全天周ってなに?って思ったが、入ったらまるでプラネタリウム劇場だった。星を映すのをプラネタリウムというのか。かなり高低差のある座席でリクライニングする。展示資料館を外から見て裾広がりの円筒形の部分だな。航空自衛隊のPR動画を観た。展示資料館の2階から展示格納庫に移動する。こんな風に広い格納庫を見渡せる。奥の黄色くて大きいヘリコプターは救難用だそうだ。窓ガラス?がこんなにとび出しているのは、覗きこむことで見える範囲を広げるためだろうか。後ろ。屋根が左右対称ではない...航空自衛隊浜松広報館エアーパークに行った。その2
facebookつながりで、とても小さいパイプオルガンを作っておられる方が神戸にいると知った。神戸の方の実家に行く用が出来たので、思い切って連絡してみたら、快くお宅へ迎えて下さったのだ。こんなに小さい!こんなに小さくてもちゃんとパイプオルガン!!大きいパイプが低い音で小さいパイプが高い音だ。こんなに小さいのにちゃんと音色を選べるストップがついている。つまり鍵盤の数×音色だけパイプが必要なのだ。その沢山あるパイプをこの小さな箱にちゃんと収めているのがすごい。パイプオルガンは空気をパイプ(笛)に送って音を出す。その動力が必要なのが弦楽器とは違う。その動力関連も収まっている!下のオルガンは上のオルガンよりもっと小さい!上のは標準ノートPCサイズ(B4サイズ)のミニチュアパイプオルガンだが、下のはその半分、B5サ...田中祥司氏のマイクロパイプオルガンなどを見せていただいた。
コリー・ウォンライブの翌日、都内を歩いていたらなんだかいい感じのビルがあった。何やらこのビルをバックに若いお嬢さんを撮影していたりする。アーチのレリーフ。アーチを支える体の柱が両側にある。柱頭の飾りに顔がある。なんかこんな感じは日比谷ダイビルを思い出すなあ。どちらもロマネスク様式か。格子がちょっとイスラム風。カラシ色が効いている。ちょっと違うタイプの窓。入り口。狛犬よろしく佇む獅子。というか、元々獅子でしたっけ?カラシ色の扉にゴールドの取手がアクセント。扉の上にもアーチがあるが、それを支える体の柱だけ螺旋状だ。獅子アップ。下に山羊。扉を反対側から。大差ないけど。丸石ビルディングというらしい。検索したら三幸エステートHP内によい記事があった。アップ。登録有形文化財という標識。獅子の筋肉が力強い。中を覗くとペ...丸石ビル
山種美術館で「犬派?猫派? ―俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで―」をみた。
コリー・ウォンのライブを観に上京するので、せっかくだからそのまえに美術館に行くことにした。この展覧会を観た子供がオススメしてくれたのだ。山種美術館HP内のこの特別展ページ。もたもたしてなかなか記事を書かない間に会期は過ぎてしまった。山種美術館は近現代の日本画を所蔵、展示する美術館です。建物に入ってチケットを買うと、展示室は階段を下りた地下だった。まずは犬から。江戸期のユルい犬が並ぶ。ユルいというからには、端正であってはならない。それだけならまだいいが、可愛くない。うーん。現代日本のキャラは海外のものと比べると格段に可愛いのだが、これは一朝一夕のものではなく皆が切磋琢磨した結果なんじゃないか?と思った。切磋琢磨中の段階が江戸期なのかなあ、と。長沢芦雪『菊花子犬図』。これが一番可愛いね。HPに写真がアップされ...山種美術館で「犬派?猫派?―俵屋宗達、竹内栖鳳、藤田嗣治から山口晃まで―」をみた。
コリー・ウォンはギタリストで、タイトなノリが楽しい音楽を発表している。バカテクカッティングとかいわれています。カッティングはギターでフレーズや和音を鳴らすのではなく、チャッという音をリズミカルに鳴らすものです。ファンクの帝王ジェイムズ・ブラウンが、バンドの色々な楽器のメンバーをおまえはドラムだと言ったそうだが、ギターのカッティングはその最たるものだな。要は、ドラムでなくてもドラム張りにリズムを作れ、ってことです。盛り上がるぜ!というコリーが来日公演するので行ってきた。★☜ライブインフォ発売すぐにチケットを手に入れられなかったので、呼び出される番号がずいぶん後になってしまった。オールスタンディングだといちいち番号順に呼び込む入場方法になるようだ。こんなに大きい会場のオールスタンディングのライブは初めてなので...コリー・ウォンライブに行った。
橋本晋哉 セルパンリサイタル01 "La lettre S" に行った。
桒形亜樹子フランソワ・クープラン第1オルドル全曲演奏、第2オルドル全曲演奏リサイタルに続いて、スタジオピオティータではこれが3回目だ。今回は夫も一緒なのだが、桜上水駅からではなく西永福駅から行った。西永福駅からの道順の方はさらに難しかった。夫と一緒じゃなかったら始まるまえにたどり着けたかどうか。さて、セルパンだ。なんじゃそりゃ!?セルパンというのはフランス語で蛇という意味で、古楽器です。上の写真のように曲がりくねっているので、蛇だというのは直感的に分かる。「16世紀後半にバス・コルネットから発展したと考えられるセルパンは、17-8世紀を通して教会の楽器として、特にフランスで広く用いられた」とパンフレットにある。歌口を見れば分かるが、いわゆる金管楽器の仲間だ。といっても木製なんだそうだが。コルネットというと...橋本晋哉セルパンリサイタル01"LalettreS"に行った。
高崎芸術劇場ELIANEELIAS☜公演情報昨年も高崎芸術劇場でブルーノート東京サポートでリチャード・ボナのライブを観たが、今回のブルーノート東京サポートは大御所美魔女のイリアーヌ・イリアスが来る!見逃す手はないでしょう。イリアーヌ・イリアスはグラミー賞とラテン・グラミー賞の双方を獲得し、また全米ジャズ・チャートとブラジル音楽チャートの両方で首位を獲得した世界的なアーティストだ。ピアニストでもありヴォーカリストでもある。彼女のピアノ演奏やボサノバの歌を生で聴きたいと思っていたのだ。始まるまえ。写真☟だとハレーションしちゃっているけど、ステージの上で光っている文字はBlueNoteTokyoとある。ボナのときと同じだな。ピアノがステージの中央にある。向かって右側にドラムスのセットがあるが、なぜか左側にもスネ...イリアーヌ・イリアスライブに行った。
今年も松本市音楽文化ホールでの桒形亜樹子氏のチェンバロリサイタルに行った。わたしはこれが3回目になる。今年のテーマは「バッハの家族愛」~愛妻アンナ・マグダレーナと天才長男フリーデマンの音楽帳を紐解く~だ。プログラムにはバッハの家族愛~「え、これもあれもバッハでなかったの?」とあるけれど。アンナ・マグダレーナはJ.S.バッハの後妻だ。16歳年上で4人の子連れと結婚かあ。『アンナ・マグダレーナ・バッハのクラヴィーア小曲集』をピアノで練習した人は多いと思う。曲集はやらなくても、ト長調のメヌエットを弾いたことのある人は多いんじゃんいかな。音楽帳は大バッハがソプラノ歌手の妻に贈ったといわれているが、大バッハ自身の曲だけでなく前妻との息子のカール・フィリップ・エマヌエルの小品やクープランやペツォールトのクラヴサン曲が...桒形亜樹子チェンバロリサイタルに行った。
昨年末くらいにX(旧ツイッター)でこの本について流れてきたので、取り寄せて読んでみた。2021年の末には浜松市楽器博物館に行って楽器の変遷を知って興味を持った。昨年受けたチェンバロレッスンではウィリアム・バードの「そんな荒れた森へ行くの?」を習って以来、『フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック』にはまってしまった。クラシック音楽で思い浮かべるよりちょっと前のバロック時代がチェンバロの黄金期だと思うが、それよりさらにちょっとまえのルネサンス期の音楽なんである。15世紀中ほどから16世紀いっぱいくらいまでだ。○○世紀って序数なので、16世紀は1500年代です。老婆心です。まあそういうわけで、音楽と歴史が重なるジャンルに興味が出てきたのだ。『ミュージック・ヒストリオグラフィー』はヒストリーではない。音楽の歴史...松本直美『ミュージック・ヒストリオグラフィー』
桒形亜樹子 フランソワ・クープラン 第1オルドル全曲演奏、第2オルドル全曲演奏リサイタル
住所でいうと東京都杉並区下高井戸、最寄り駅なら京王線桜上水駅または井の頭線西永福駅のスタジオピオティータで桒形亜樹子氏がフランソワ・クープランのクラブサン曲集第1オルドルを全曲演奏する、というので行ってきた。さる1月13日のことである。チラシによると、桒形氏はフランソワ・クープランのクラヴサン曲集全4巻の全曲録音を行っているらしい。桒形氏の長いキャリアを経て満を持して、という感じだろうか。桒形氏のコンサートは2022年と2023年のどちらも5月末に松本市音楽文化ホールで行われたものを見たし、昨年はホール主催の桒形氏が講師を務めるチェンバロレッスンを受けた身としては、スタジオピオティータでのリサイタルは見逃せないでしょう。調べたところによると、スタジオピオティータは隠れ家的な小さいところだそうだ。狭い会場な...桒形亜樹子フランソワ・クープラン第1オルドル全曲演奏、第2オルドル全曲演奏リサイタル
春になると宿根草が芽を出して伸びてくるのだが、ものによって早くから伸びるものと後から伸びるものがある。例年、春は庭仕事にいそしむが、暑くなってきて蚊も出るようになると庭仕事をする気力や体力が失せてしまい、そのまま秋になり冬になってしまう。それだけ時間が経つと、庭に何を植えていたかうろ覚えにあるものもある。さあ植えよう、と思ってスコップで掘ると、あれ?なにかの株があるぞ、なんてこともあったりする。このブログを始めてもう18年半も経つ。そして、ブログの検索機能がたいそう役に立つ。ブログにアップしたことはなんとなく記憶に残っていて、アップしたはずなんだけどなあ、と検索をかけると出てくるのはありがたい。庭に植えた植物も検索をかけると散発的に出てくるのだが、この際まとめて見ることができて、さらに場所も特定できる記事...2024年春の庭の植物一覧
一気に新芽が伸びた感じ。緑が少し濃くなったせいか、ヤマザクラとのコントラストがついて、16日の写真よりヤマザクラの存在感が出ている。実はこの日の午前に山火事が発生して、地元消防も消防団も出て消防ヘリも飛んで水を撒いてそれでも火は消えず、隣県の埼玉や長野の消防ヘリも暗くなるまでブンブン飛びまくっていた。しかし消火出来なかった。今朝も消防団は朝5時半集合、ヘリも5時半くらいからブンブン飛んでいた。今日は自衛隊のヘリが5機も来た。春は空気が乾燥していて20日は風も強く、よく燃えそうな落ち葉もまだたくさん落ちていて、ちょっとくらい水を撒いてもなかなか火は消えない。消防団で出動した夫によると、沢からポンプで水を汲んで山に上げるのだが、勾配が急すぎてポンプがオーバーヒートしてしまってうまく機能しなかったらしい。沢の水...4月20日の山、山火事
木々の新芽が出てきた。新芽が白っぽくぽやぽやしていると、見ているわたしも夢心地だ4月16日朝の山
朝もやが山にかかった。暗い山にぼうっと見えるヤマザクラ。山水画のようだ4月9日朝の山
ヤマザクラが咲き始めた。咲き始めると、山にはこんなにヤマザクラが生えているのか!と毎年思う。写真を撮ったらすぐアップしようと思っていたはずだが、気づけば10日以上経っているって、ふしぎだ右へ視線を移す。じつはちょうどひこうき雲がそこにかかっていたのだが、わたしの使っているデジカメだとヤマザクラと青空を同時に画面におさめることが出来ない。明るさがぜんぜん違うからな。まだ葉の出ていない梢のシルエットもよい。4月7日朝の山
久しぶりにチーズケーキを焼いた。スーパーで衝動的にクリームチーズと生クリームを買い物かごに入れたのだ。普通、クリームチーズならひと箱200gとか226g(8オンス)で、生クリームは200gなんだよね。ベイクドチーズケーキのレシピのクリームチーズと生クリームの割合は、2;1より生クリームが多いのはないよなあ。かといって生クリームを半分余らせても残りを使い切るあてがない。うーんと考えて、そうだ、冷蔵庫にあるプレーンヨーグルトを水切りしてクリームチーズの代用にすればいいじゃないか!と思いついた。検索すると出てくる出てくる。いちばん楽な、パックの上部にキッチンペーパーを被せ輪ゴムで留めたらちょっと斜めの逆さにして、出てくる乳清をためる方法をやってみた。けっこうしっかり6時間ほどかけたので、400gのプレーンヨーグ...水切りヨーグルト入りベイクドチーズケーキ
こりずにまた雪ののった山。前回アップしたときより少しだけ雪が多めだな。今年は2月がびっくりするほど暖かかったけれど、3月に入ってから寒い。でも雨/雪が少なくて、ダムの水がすくなくてびっくりする。雪かきは嫌いだけれど、もっと降らないと困るなあ3月1日朝の山
2月25日の晩に雪が降った。翌朝は快晴。木々に粉砂糖をまぶしつけたようだ。地面の雪はさっさと解けた。寒が戻ったといっても地面は雪が解ける温度より下がらない。やっぱり地球温暖化してるんですかね2月26日朝の山
何年かぶりに子どもたちが帰ってきてせわしくも楽しい年末を過ごし、無事に新年を迎えられた、と思っていたら大ニュースが来た。能登半島で大震災が起きたというのだ。阪神淡路大震災や東日本大地震が起きたときの報道の様子を思い起こすに、大規模で被害が大きいときほど現地で何が起きているのか分からず全体の状況がつかめない。それらを鑑みても、これは相当酷いことになっているようだ、ということだけは伝わってきた。正月早々なんということだ。じつは子どもたちがまだ子どもで家にいたときは、毎夏能登半島のいちばん奥の珠洲市の海に遊びに行っていたのだ。その様子はぽつぽつこのブログにアップしていた。たとえば、2011年、2012年、2013年など、奥能登の素晴らしい景色の写真をアップした。本州側なら鉢ヶ埼、日本海側なら木ノ浦と狼煙によく行...令和6年能登半島地震
クリスマスが過ぎ年の瀬になると、丸鶏って少し手に入りにくくなる。山奥に住んでいて行きつけの肉屋があるわけでもないし、いつ行くからとスーパーの精肉コーナーに取り寄せる予定もたてづらく、入った店にあったのが小ぶりの丸鶏か1.6kgの合鴨だったのだ。この年末年始はちょっと多めの人数だったので、小ぶりの丸鶏だと足りないなあ。となるともう合鴨しかない。不安はあったが、まあなんとかなるだろう、と買って帰ったのだ。合鴨を料理するのは初めてだ。料理された合鴨を食べたことは、あった気もするけれど、これが合鴨か、と認識できるほど食べていない。さりとてホールの合鴨を料理するつもりは毛ほどもなかったから、あわててネットでレシピを探しはしたが、結局もう準備してあったローストチキン用の甘栗やレバーやセロリやパン粉を今までどおり使って...ローストダック
年末年始に帰ってきた子供といっしょに作った。何度も作っているなかしましほ氏のレシピだ。バターを使わずサラダ油(レシピでは菜種油)を使うのが特徴。別にバターをサラダ油に変えたからといって特別カロリーが減るわけではないのだが、風味があっさりする。バターって味も香りもこくがあるからね。バター風味がしない、というのがこうもすっきりした感じになるのか!とこのレシピを知ったときは大きな衝撃だったのだ。全粒粉とかきび砂糖を加えたレシピでも、バターが入らないとその素材の味がよく分かる感じがする。2009年に出版されたからだいたい15年まえなのかー。最近な気がするのが、己の歳を感じるなあ。このレシピの載っている本は大ヒットした。大雑把なことをいえば、さっぱり風味が日本人の感性に合ったんじゃないですかね。もう子供たちが皆うち...カシューナッツクッキーとレーズンサンド
年明けには神戸の方の両親が贈ってくれた焼き鯛をいただく。おろし生姜がよく合う。そしてほぐしてお茶漬けにするのも美味しい。鯛めしは、面倒くさいしそれほど身が残らなかったし、今回はなし。骨は出汁にする。実家から贈られるものの中でこれが一番うれしいです。ありがとう鯛の尾頭付き
年末はみんなでわいわい言いながら餃子を包んだり食べたりするのがうちの決まりだ。皮は強力粉に半量の水を加えて捏ねたもの。餡は白菜、長ネギ、ニラ、しょうが、豚バラ肉。野菜は刻んで塩もみして水分を減らす。肉も刻む。ミンチは使わない。夫がねかしておいた生地を棒状にして切って麺棒で伸して皮を作り、残りの者たちが餡を包む。他愛もないことをおしゃべりしながら作業するのが楽しい。包み終えればすぐさま茹で始める。写真は茹で上がって湯気が出ている水餃子です。タレはいつもの、黒酢、しょう油、ごま油、一味唐辛子を各自でてきとうに調合。今回は香菜も加えた。中華料理だと香菜。パクチーとはあえていわない。コリアンダー、っていうと種っぽいしな。年末年始に久しぶりに家族が集まって、飲み食いするのも楽しいけれど、一緒に作業してそれが美味しい...年末の水餃子
3ヶ月以上まえのネタを連投します。すみません。この年末年始は久しぶりに子供が二人帰ってくる。それでクリスマスと正月をまとめてやる。けれど同日に全部するのはわたしの体力的にもお腹の容量的にもムリなので、連日出していくことにする。第1弾はブッシュドノエル。わたしにしては、まあまあ上手く出来たと思う。2006年10月から始めたこのブログ、じつは検索機能のおかげで自身の備忘録としてとても役に立っている。それなんで、来シーズンのために今回のレシピの原材料をアップしておく。★ジェノワーズ卵3個砂糖70g薄力粉70g水+牛乳30cc★なんちゃってカスタードクリーム卵大1個砂糖40g薄力粉小さじ2牛乳100ccバニラビーンズ莢ごと1cmラム酒大さじ1生クリーム50g※最後に泡立てたものを加える★具レーズン30g※スープボ...年末のブッシュドノエル
2週間ほど前に雪が降った。一時は大雪警報になったけれど、対処出来る程度の積雪量ですんで、本当によかった2月6日朝の山
虎渓山永保寺へ寄って神戸の方の実家に行き、それから群馬の山奥に戻る途中に、桑名にある六華苑に寄った。カメラを忘れて出てきたので、虎渓山につづいてこの六華苑の記事の写真もスマホで撮ったものです。ピントがマシな広角は歪みまくっているし、歪みが少ないズームはレンズに傷がついていてボケボケに撮れているのを強引に修正していて不自然だし、ホントすみません。駐車場に車を置いて最初にたどり着く建物は長屋閣、と長屋閣の手前の看板の地図にある。長屋閣を通り抜け、道を曲がると見えてくるのが、水色の壁が美しい洋館。よく見ると右側には日本家屋がついている。しかし、見事なまでの曇天。外壁が明るい水色じゃなかったらお化け屋敷に見えてもおかしくない。風も強かった。洋館の左側の生垣の向こうは芝生が広がり、地図を見るとかなり広い庭園だ。しか...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その1(洋館1階その1)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その1(洋館1階その1)よりつづくトイレ、電話室につづいて1階。玄関横の塔の1階は応接室だ。応接室は塔の丸に四角い部屋の角がくっついたような形をしている。つまり、上の写真では両側に壁がせまっているけれど、その向こう側だけが応接室なわけではなく、その手前も応接室なのだ。窓の向こうにちらと見えているのは六華苑のレストラン、Rocca。フレンチですって。結婚式も出来るんですって。時間がたっぷりあったなら庭を見てレストランでお茶をしたかった。ペンダントライトのスイッチだろう。スイッチカバーまでおしゃれ。あとで和館を見学してから思ったのだが、もしかしたらこれは菊の花を模しているのかもしれない。キャプション。応接室だけでなくその上階の塔や曲面ガラスについても述べられている。車寄せの内側...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その2(洋館1階その2)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その2(洋館1階その2)よりつづく階段。キャプションはその1の電話室と同じ札に書かれている。コンドルは階段の手すりに凝ったそうだ。なるほど、シンプルなラインで出来た透かしだが、むしろ効果的でそれが温かみになっている。2階に上って左の応接室に一歩入ったところ。変わった形の部屋だ。応接室は1階と同じ形だが、開口部のある壁が違う。この部屋は窓だらけで採光も見晴らしもよいが、ちょっと使いにくいかも。というか、そもそもその考え方がそぐわないのかも。洋館は2階建てだが、応接室のある塔屋だけは4階まであるので、階段が上へ続いている。応接室の奥。1階の応接室と同じ感じ。上へ続く階段を見上げて、覗いたところ。ああ、上りたい。そして4階から揖斐川を眺めてみたい。1階と2階をつなぐ階段より勾配が...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その3(洋館2階その1)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その3(洋館2階その1)よりつづく書斎。見渡せる景色のよいこと。よすぎてむしろ気が散って仕事しづらいんじゃないか?わたしだけ?書斎の暖炉。上の写真とは部屋の反対側の壁にある。寝室との壁をはさんで背中合わせに書斎と寝室に暖炉がある、と寝室のキャプションにあったね(その3)。寝室への扉は暖炉の右側、写真の外にある。左側にちらりと見える扉は階段を上がったホールに通じている。濃い緑のタイルが落ち着いた雰囲気を出している。このタイルは1階客間のものと同じだろうか。キャプション。書斎と居間の窓の向こうはサンルーム。1階のベランダの上にあたる。サンルームが面しているのは前庭。サンルームの直線ではない壁が視線を誘う。白い壁やサッシが明るい。窓の上部がカマボコ型に丸められているのも楽しげな雰...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その4(洋館2階その2)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その4(洋館2階その2)よりつづく廊下の左側が居間で右側が女中室。サンルームやサンルームに面した書斎と居間があんなに開放的で明るかっただけに、廊下の圧迫感が強い。見づらいが、女中室との壁には可愛らしい小さな窓がある。上部がカマボコ型に丸められているのがサンルームの窓などとおそろいだ。実は電話室の階段に面している壁にはこれと同じような小窓がある。廊下の先に和室が見えるんですけど!左に折れれば居間。和室は少し低いところにある。洋館と和館で天井の高さが違うからだろう。そのような洋館の2階と和館の2階が違う高さでつながっているのを明治村の学習院長官舎で見たな。写真を撮っていなかったのでブログにもアップしていない(それというのもカメラをホテルに忘れたからだった)。和室の右側を覗き込む...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その5(洋館2階その3)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その5(洋館2階その3)よりつづく洋館1階ホールを玄関から入ってまっすぐ行って扉を抜けると和館に入る。和館は奥行きが深い。見よ、この廊下の先を(じつは便所です)。廊下は畳敷きなのだが、さらにその右側に板張りの縁側がある。なんだか廊下が2重みたいに見える。上の写真の外側の左には洋館の食堂があり、右には洋館のトイレがある。上の写真の方角のまま少し進み、赤い絨毯から畳に入ったところで右を見ると、お手洗いがある。廊下をはさんでお手洗いの反対側。把手に札の下がった扉がある。もしや、これは!と思い内玄関棟にいるもぎりの人に尋ねたら教えてくれました。これは和館の2階に上がるための階段の扉だそうだ。開けて見せてもらった。写真は撮れませんでした。その5で洋館の2階の和室を覗き込んだとき畳の手...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その6(和館その1)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その6(和館その1)よりつづく左の板襖が半分塞いでいるのが畳敷きの廊下で、その廊下を左に行けば洋館に至る。その畳敷きの廊下を半分塞いだ板襖の上の欄間は交差する斜めのバッテンで、ほかの欄間と明らかに違う。右の薄紫の絨毯敷きの部分が鞘の間だ。鞘の間の左側が二の間で右が一の間に属する次の間だ。その6で前庭に面した縁側がクランク状に曲がっている写真をアップしたが、上の写真の突き当りがその曲がっている箇所だ。ちなみに前庭に面した縁側がクランク状に曲がっているのは、一の間のが二の間よりも広いからだ。二の間の幅は2間半だが一の間の幅は3間ある。しかし、鞆の間の二の間側に襖があるのが解せない。だってその向こうは二の間の床の間なんじゃないのか?ん?洋館にあった間取図を見るとスペースがあるよう...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その7(和館その2)
六華苑(旧諸戸清六邸) へ行った。その8(一番蔵、二番蔵、番蔵棟)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その7(和館その2)よりつづく和館の板張りの廊下が便所の脇から更に先に続いている。廊下の先の左側の開口部から便所の方を振り返る。便所の裏ってこんな感じか。一番蔵が見えてきた。蔵の出入口は直接外に面しておらず、小部屋になっている。その5で瓦屋根を差し掛けられてあるのが小さく見えたやつである。小部屋は、桑名市観光サイト名市観光サイト映画『わたしの幸せな結婚』ロケ地紹介をスクロールして斎森家・蔵の項目を見ると、内側と外側の両方がよく分かる写真がある。ごつい扉だこと!お宝が保管されていたのだろう。蔵の手前の小部屋の窓から洋館の方角を見る。塔屋が遠いよ。左側は内庭だ。前庭に面した和館の縁側にはガラス戸が何枚もあるが、時にはそれを覆う雨戸をしまってある戸袋が分厚い。何枚も必要だからな。...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その8(一番蔵、二番蔵、番蔵棟)
六華苑(旧諸戸清六邸) へ行った。その9(旧高須御殿、離れ屋、内玄関棟)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その8(一番蔵、二番蔵、番蔵棟)よりつづく番蔵棟の通路を進む。窓から見えるのは内庭とその向こうの和館。右手の日本家屋は離れ屋。通路は右に折れる。折れてすぐの障子の向こうが旧高須御殿だ。旧高須御殿の縁側。これじゃ全然分からない。じつは来た方向を振り返ったアングルなのだ。正面の木戸の裏側が上の写真の正面の木戸だったりする。放浪ジャーナル【三重】桑名市の六華苑(旧諸戸清六邸)を訪ねてその3(番蔵群と離れ屋篇)だと分かりやすい。御殿、というのを真に受けるとすかされる。和館が立派だっただけにね。キャプション。高須藩の御殿の一部を移築したらしい。番蔵棟脇の通路に戻り、簀子の渡り廊下の途中で右に行くと離れ屋だ。縁側がめぐっていて見通しがよい。縁側から内庭へつづく飛び石を伝っていきたくなる...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その9(旧高須御殿、離れ屋、内玄関棟)
先月に、受講していた松本市音楽ホールのチェンバロ講習会の最後の仕上げであるところの発表会が無事すんだ。その話やチェンバロの話はまた別の記事にしたいと思っているのでここではそれにふれない。その発表会を見に母が神戸の方から松本まで来てくれたのだ。それで、車に母を載せて実家へ帰った。年末年始の混む時期に神戸の方へ行きたくなかったので、一足早く移動したわけだ。中央自動車道が東名高速道路に合流する17kmほど手前の虎渓山PAに車を駐車したままてくてく歩くとなんと国宝を見ることが出来るので、せっかくだからそれを母に見せようと思ったのだ。ただし、虎渓山PAは上りのみなので、松本から神戸へ向かっているときに寄ることは出来ない。それで多治見ICで高速道路を一旦おりた。なぜそのようなことを知っているのかというと、9年ほどまえ...虎渓山永保寺へ行った。その1
虎渓山永保寺へ行った。その1よりつづく虎渓僧堂禅堂の門に葵と菊の透かしがある。葵と菊ですよ!権力との関わりを感じます。虎渓僧堂禅堂の塀は瓦を積んで固めたような感じで、横のラインが気持ちよい。塀の上の瓦も端正だ。この写真がもやっとしているのはスマホのズームレンズの方で撮ったから。ええ、今回もカメラを忘れました。池に橋が架かっている。橋の中央に屋根が懸けてある。橋の右手がその1でちらと見えた国宝永保寺観音堂。写真がよろしくない。虎渓山永保寺HPのトップ写真の方がよいのでぜひ見て下さい。ただし入れ替わるので2枚目以降。これが国宝観音堂。威容を見せつける奈良のものに比べるとこじんまりとしつつも堂々とした風格で、細かい所が端正なのが気持ちよい。梁の下の透かしがよろけている。桟唐戸の花狭間の組子もステキ。虎渓山永保寺...虎渓山永保寺へ行った。その2
虎渓山永保寺へ行った。その2よりつづく小径ぞいに下ってゆくと土岐川に出る。来た道を戻る。橋と観音堂が見える。左手の方へ行くと少し上ってもう一つの国宝の開山堂もあるのだが、明るいうちに神戸に辿り着かなければ、という急いた心持ちもあってスルーしてしまった。文化遺産オンライン永保寺開山堂の写真が見やすい。これは永保寺の一部分。その1の写真に写っていたイチョウのそばだ。唐草模様が優雅だ。来た道を辿らず、横に上る細道を上がっていくと永保寺を一望出来た。観音堂の反りの優雅な屋根を見下ろす。さらに坂を上っていくと朱の門が見えてくる。永保寺には保寿院と続芳院が隣接しているが、この朱の門が印象的なのは保寿院。保寿院のまえを通り過ぎ、道沿いに曲がって続芳院のまえを通り過ぎると元来た道に戻った。車に戻り。神戸の方を目指した。虎渓山永保寺へ行った。その3
国立音楽大学楽器学資料館というところがあって、そこで「世界の音階と音律」というのをやっている、というのを真三@創作垢のツイートあらためポストで知った。ここのところ、チェンバロのチューニングでヴェルクマイスターⅢを練習している身としては、これは行ってみたい、と思ったのだ。しかし、今回もカメラを持っていくのを忘れてしまった。資料館内は撮影不可なので油断した。わたしのスマホの望遠レンズは傷がついてぼやーっと激しくソフトフォーカスになってしまう。それで広角レンズで撮ると、こう歪んでしまうのだ。すみません。国立音楽大学楽器学資料館の入り口。くにたちおんがくだいがくです。こくりつじゃない。地名です。老婆心です。案内板、っていうんですか、アレが譜面台なのが音大っぽいかも。入ってすぐのラウンジのショーウィンドウは撮影可。...国立音楽大学楽器学資料館へ行った。その1(パイプオルガン)
国立音楽大学楽器学資料館へ行った。その2(チェンバロ、クラヴィコード、スクウェアピアノ)
国立音楽大学楽器学資料館へ行った。その1(パイプオルガン)よりつづくパイプオルガンで思わず熱くなったが、もちろん資料館には他の楽器もある。リードオルガンもいくつもあったが、そのうちのひとつ、純正調オルガンがあった。浜松市楽器博物館でも見たなあ。ずいぶん変わった鍵盤のリードオルガンです。★👈下にスクロールすると国立音楽大学楽器学資料館の所蔵楽器目録詳細欄に純正調オルガンが出る。1936年製作。他には歴史的なピアノとかチェンバロとかクラヴィコードが何台も置いてあった。さわれるものもあった。さわれるチェンバロやスピネットのプレクトラムは革だった。革プレクトラムのチェンバロを弾くのは初めてです。ちなみに、スピネットは弦が鍵盤に対して斜めに張られているチェンバロの仲間である。皆がさわれるチェンバロのプレクトラムが羽...国立音楽大学楽器学資料館へ行った。その2(チェンバロ、クラヴィコード、スクウェアピアノ)
国立音楽大学楽器学資料館へ行った。その3(オンド・マルトノ、テルミン)
国立音楽大学楽器学資料館へ行った。その2(チェンバロ、クラヴィコード、スクウェアピアノ)よりつづく楽器学資料館では楽器の10分講座というのを開催しているが、一般人見学の水曜日もやっているのでその時刻に間に合うように行った。行った日はオンド・マルトノの講座だった。資料館にオンド・マルトノは展示されている。★👈下にスクロールすると所蔵楽器目録詳細欄にオンド・マルトノが出る。資料館には2台あるらしい。★👈もう1台の方。浜松市楽器博物館にもあったが、浜松のものは鍵盤が鍵盤に似せたでこぼこの板の初期型なのに対し、国立音楽大学楽器学資料館のものは鍵盤も弾けるタイプ。レアな初期型を収集しようとするよりもちゃんと演奏出来ることに重心があるのが楽器資料館らしいんだろうなあ。レクチャーは楽器を実際に鳴らすことはなく、動画を使...国立音楽大学楽器学資料館へ行った。その3(オンド・マルトノ、テルミン)
国立音楽大学楽器学資料館へ行った。その4(「世界の音階と音律」)
国立音楽大学楽器学資料館へ行った。その3(オンド・マルトノ、テルミン)よりつづくさて、本当の目的は「世界の音階と音律」だったはずだ。期待していたのだが、う~ん、世の中には平均律以外の音律も存在するよ、に毛が生えた程度の展示。とはいっても音律の話をしようとすると、物理や歴史について説明せざるを得ないし、簡単に聞き分けられて理解出来るものでもないし、仕方がないのかもなあ、とは思った。ピタゴラス音律の話をするのに不可欠なモノコードも置いてあったが、手作りっぽくてこまがぐらぐらしていて音程が定めにくい感じで、これで説明するのはちょっと難しそうだった。パソコンといくつかのキーボードが繋がれているセットがあって、代表的な音律一通りから音律を選んでそれぞれのキーボードに振り分けて鳴らすことが出来る。それぞれのキーボード...国立音楽大学楽器学資料館へ行った。その4(「世界の音階と音律」)
久しぶりにケーキを焼いた。ソーダで割るとジンジャーエールになるジンジャーシロップをまた作ったのだが、そのシロップを作るのに使ったショウガをパウンドケーキに焼き入れたのだ。スパイシーな刺激が好きなので、このシロップは前回作ったものよりもっとスパイシーにした。シロップにはジンジャーのほかに、カルダモン、シナモンスティック、スターアニス、クローブ、ブラックペッパー、チリペッパー、ロリエをいっしよに漬け込んだ。どれも粉ではなくホールだったりボキボキ折ったりしたものだ。最初からケーキを作るためのショウガが目的だったりするので、焼き込んだときに存在感がなくならないようにあえてショウガは厚めにスライスし、火を入れる時間も短くした。まさか砂糖のストックが切れていて、急遽黒砂糖も少し加えた。コクが出た、ということにしよう。...スパイシージンジャーケーキ
グレッチェン・パーラトライブに行ったあと宿をとり、翌日は久しぶりにトーハクに行った。ガッツリという気分ではなかったので、東洋館をいつもと違う順でかいつまんで観た。いきなり地階に下りて、東南アジアの遺物を観る。いつもだと2階に上ってインドガンダーラの色気のある仏像から始めてそのまま上階に上っちゃっていたからなあ。👆斧の刃の部分。カーブが美しい。キャプション。斧インドネシアジャワ島出土初期金属器時代2~5世紀仏像の頭部。見慣れた日本のものやガンダーラのものやアンコール遺跡のものとお顔が違う。くっきりした稜線がすっきりしたラインを描いて端正だ。キャプション。仏陀頭部タイアユタヤー時代15世紀これも仏像の頭部だが、らほつが隠れている。キャプション。宝冠仏頭部タイアユタヤー時代16~17世紀キャプションその2。トー...トーハクの東洋館へ行った。
★👈グレッチェン・パーラトカルテットライブブルーノート東京HPグレッチェン・パーラトはジャズヴォーカリストだ。決して声を張り上げず、コンテンポラリーなアレンジで仄かなブラジルの影響が心地よい。コロナ禍の2021年に『フロール』というアルバムが出たのだが、その中の先出しされた曲、'Wonderful'が、コロナで閉じ込められ先行きも見えず疲弊した心に沁みた。アルバムはガチャガチャしないミニマムな大人の音作りが今風だが、どの曲もそれぞれに作曲やアレンジや音に工夫やひねりがあって全く飽きさせない。その中の1曲、バッハ無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007メヌエットI/IIはグレッチェンのスキャットと楽器での演奏で、爽やかだけどどこかしんみりとした風みたいで、レパートリーとしては異色な筈なのにアルバムにしっく...グレッチェン・パーラトライブに行った。
この夏は信じられないくらい暑かった。その影響だろうか、この秋の紅葉はいまひとつ。てっぺん近くのモミジはなかなか赤いな。鞍部、アップ11月8日朝の山
昨年末に家に連れて帰って、DIYで直して弾けるようになって、コンサートで聴いて弾きたくなった曲とか昔弾いた曲とかを練習して動画を撮ったりしてアップしたのが5月★だったが、8月にアイドリングしていたら、バチッという音がしてキーを押しても音が出なくなってしまった。パイロットランプも消えたまま、スイッチを入れ直しても点灯しない。あー、これはショートかも、と夫がヒューズをチェックすると、切れていた。上の写真👆は1月に低音のスピーカーを交換しアンプを設置したときのものだが、中央のペダル右に銀色の箱があって、その上のペダル寄りの手前に黒くて丸い蓋にFUSEとある👇ピンぼけですみません。回して抜いて見ると、下にヒューズ管がくっついていた。同じ規格のヒューズを手に入れる。黒くて丸い蓋を外した状態。ヒューズ交換で直るのなら...横浜オルガンを修理した。
栗を剥くのは面倒くさい。だから、この秋は栗ごはんはあきらめよう、とか思っていたのだが、買い物のたびに栗と目が合うものだから、負けた。大きい栗なら剥く数が少なくてすむし。石づちと札に書いてあった。栗をボウルに入れ水に漬けて冷蔵庫に入れて寝て、翌日にもち米を水に漬けたらさすがに覚悟が決まった。うるち米は栗を剥き始める直前に洗った。もち米1合、うるち米2.5合です。👆炊き立てです。炊き立てより翌日の方が美味しいのはタケノコご飯もいっしょだなあ。翌日はご飯がほんのりベージュになっている。栗のあくですかね栗ごはん
この夏はとんでもなく暑かった。命の危険を感じまくった。クーラーと扇風機がうちになかったら絶対死んでいたと思う。クーラーなんて必要ないよ、って言っていた群馬の山奥なのに!手術後もちょくちょく血液検査やレントゲンやCTをチェックしていたが、毎回異常なしですんでいる。重畳だ。めでたく3年経過したので、次の検査は6か月後になった。今までは2ヶ月に1度で、CT検査のあるときは、検査と結果をみてからの診察で2週連続で病院に行っていたから、病院に行く機会はずいぶん減るよ。とはいえ、少しだけマシになったけれど拗れた顔のアトピー性皮膚炎で2カ月に1度は皮膚科に通うし、アレルギー性の涙目で眼科も通うし、ときたま歯の詰め物は外れるし、何かと医者にお世話になっているのに変わりはない。医療保険制度が有難いです。庭のサルビア・ガラニ...手術後3年
トーハクに行き、セシル・マクロリン・サルヴァントのライブを聴き、宿をとった次の日は三鷹の森ジブリ美術館に行った。初めてだ。企画展示が『未来少年コナン』なので夫が乗り気だったのだ。完全予約制なのが美術館のできた当初は敷居が高い気がしたが、コロナ禍のおかげかネット予約は普通になったので気にならない。★👈三鷹の森ジブリ美術館HPジブリ美術館は館内は撮影禁止なので、外側のみ写真を撮った。入場する人の列に並んで入口へ進んでゆく。その通路沿いから見下ろす。写真だとあまり下がった感じがしないのだが、地下1階へ掘り下げてある。植物との共生を強く意識している。きっと、美術館ができた当初は物足りなかっただろう。経年を設計に盛り込んでいたんじゃないか。とはいえ、よく見ると枯れた葉など見当たらない。マメに細かく手を入れているな。...三鷹の森ジブリ美術館へ行った。
★👈コットンクラブHPセシル・マクロリン・サルヴァントライブトーハクで特別展『メキシコ展』を観たあとは、セシル・マクロリン・サルヴァントのライブだ。セシル・マクロリン・サルヴァンはグラミー賞ウィナーの女性ヴォーカリストだ。ジャンルはジャズ。彼女のバックグラウンドは要素がいろいろ多い。父親はハイチ人、母親はフランス人のフロリダ州マイアミ生まれで、フランスのエクサンプロヴァンスで音楽と法律を学んだ。音楽はバロック音楽と管楽器奏者ジャン・フランソワ・ボネルにジャズを教わった。ノンサッチレコードに移籍してからは、ジャズの枠を超えた作品を発表し始めた。頭がよく引き出しをたくさん持っていて一筋縄ではいかない感じ。彼女の演奏は前から注目していたのだが、3月に出したアルバム『Mélusine』は変化球だ。★👈YouTub...セシル・マクロリン・サルヴァントライブに行った。
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その1(イントロ、オルメカ)
トーハクで開催中の特別展『古代メキシコ』を観てきた。★👈HP2017年秋に科博で観た『古代アンデス文明展』の印象がいまだに強く残っていたので、古代メキシコにも期待したのである。展示はとても興味深かった。そして今回の展示は撮影OKなので、調子に乗っていっぱい撮ってしまった。それでブログに沢山アップすることになる。すみません。トーハクの特別展なので入場者は多い。展示物も多い。そんな中撮影したので集中の足りない写真ばかりで、修正がたいへんだった。修正にも限度があって雑さをカバーしきれていない。すみません。しかし、展示の順番が、わたしには分かりにくかった。撮った順にアップしようとしても自分でよく分からない。それで再構成してアップすることにする。まず、今回の展示をみる上で、位置と名前を知っておこう。👇地図。マヤは、...トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その1(イントロ、オルメカ)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その2(テオティオワカン1)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その1(オルメカ)よりつづく緑色の石で出来たマスク。つぶらな黒い目がユーモラスなんだが、逆に不気味さが漂うっていうか。口が軽く開いている。テオティワカンはメキシコシティの50キロほど北東に位置し、いくつものピラミッドなど建造物が並ぶ都市だった。キャプション。太陽のピラミッド出土。太陽のピラミッドはテオティワカン最大の建造物だそうだ。太陽のピラミッドという名前はテオティワカンが放棄されて数百年後に訪れたアステカ文明の人々が付けた名前で、元の名は分かっていないらしい。キャプションにあるテオティワカンの考古学ゾーンは遺跡ときどき猫テオティワカンが分かりやすい。テオティオワカンについてのキャプション。頭飾りとペンダントをつけた小立像。これも同じような緑色の石で出来ている。キ...トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その2(テオティオワカン1)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その3(テオティオワカン2)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その2(テオティオワカン1)よりつづくなんともエキゾチックな波状の石製ナイフだ。柄がない。全周に刃がついているように見える。どこを握ればよいのやら。キャプション。月のピラミッド埋葬墓6出土。貝製のペンダント。キャプション。月のピラミッド埋葬墓6出土。その2(テオティオワカン1)でアップした太陽のピラミッドから出土した小立像が身につけていたようなイメージか。説明を読んでよく見ると人物が見えてくる。丸い耳飾りをつけている。メキシコってリャマじゃなくてシカがいるのか。中米は南米と違う、これ大事。ヒスイ輝石製の錐。キャプション。月のピラミッド埋葬墓6出土。生贄とか体を傷つける行為とか、そういう怖いもの見たさがなかったとはいえない。小座像。緑色の石で出来ている。やっぱり頭にな...トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その3(テオティオワカン2)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その4(テオティオワカン3)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その3(テオティオワカン2)よりつづく嵐の神の土器。2柱目の神だ。頭足人だ。正面を向いた円盤状の耳飾りをつけている。キャプション。羽毛の蛇ピラミッド出土。羽毛の蛇っていうのはケツァルコアトルのことだそうだ。ウィキケツァルコアトル巻貝製のトランペット。複雑な模様が彫り込まれているが、何だか分からない。別のトランペット。こちらは彫り込まれた模様が人物なのが分かる。キャプション。羽毛の蛇ピラミッド出土。マヤと交流があった証拠だそうだ。緑色の石製の鼻飾り。キャプション。羽毛の蛇ピラミッド出土。ガラガラヘビやシパクトリ神(ワニもしくは蛇の怪物)のモチーフを鼻の下につけるのか。シパクトリ神で3柱目。指令棒。木製の出土品があるとは!キャプション。羽毛の蛇ピラミッド出土。羽毛の蛇の...トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その4(テオティオワカン3)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その5(テオティオワカン4)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その4(テオティワカン3)よりつづく嵐の神の屋根飾り。嵐の神はその4(テオティワカン3)トップにアップした土器にもなっていた。口から嵐を吹き出すのかしら?キャプション。テオティワカン、サクアラ出土。嵐の神のアステカ名はトラロク神なのか。嵐の神の壁画。口から吹く風は下向きにくるりと巻く。サクアラにはよくハリケーンが来たのだろうか?キャプション。サクアラ出土。トウモロコシが入った背負い籠を背負って、トウモロコシのついた茎を握っている。嵐が来るとトウモロコシを収穫する??テオティワカンのテパンティトラ神殿の壁画。下部左。大勢の人物がいる。ふんどし姿だが、ふんどしの前後が日本と逆な気がする。手に持っているのが実がいくつもついたトウモロコシの茎なのだろう。仰向けになって四肢を...トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その5(テオティオワカン4)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その6(テオティワカン5、サポテカ)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その5(テオティオワカン4)よりつづく香炉。カラフル。人物の口あたりについているT字型のようなY字型のような板がある。キャプション。ラ・ベンティージャ、宮殿B出土。香炉。これにもT字型のようなY字型のような板がある。ほうきのようなものは何のモチーフなんだろうな?キャプション。ラ・ベンティージャ出土。マスク。これにも同様の鼻飾りなんだそうだ。耳飾りもこちらを向いていて特徴的。キャプション。メキシコシティ、アスカルポツァコ地区出土。さっきからずっと鼻飾りに注目していたが、現地の博物館に行かれた方のHP遺跡ときどき猫テオティワカンと博物館に、「葬祭用のマスク。蝶のような形の鼻飾りがありますが、これは魂が口から出ていかないようにしたものだそうです」という記述があった。魂が出...トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その6(テオティワカン5、サポテカ)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その7(マヤ1 ハイナ)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その6(テオティワカン5、サポテカ)よりつづくテオティワカンの次はマヤだ。マヤにも遺跡がたくさんあるが、このページはハイナ島の土偶を集めた。ハイナ島はユカタン半島の北西部の海岸沿いに位置している。地図を見る限り、島といっても対岸から目と鼻の先だと思う。ハイナは土偶がたくさん出土しているらしい。支配者層の土偶。鼻梁が眉間の上まで続いている👆👇横向き。ごっつい帯だ。キャプション。マヤについてのキャプション。貴人の土偶。これも鼻梁が長い。1000年以上まえの土偶の被るつばの広い帽子は、ソンブレロへ連なる長い伝統なのだろうか。キャプション。貴婦人の土偶。丸い耳飾りは中心に何かついている。頭の飾りが複雑だ。キャプション。トウモロコシ神をまねた頭蓋変形なんだそうだ。頭蓋変形は現...トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その7(マヤ1ハイナ)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その8(マヤ2 パレンケ1)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その7(マヤ1ハイナ)よりつづくパレンケはマヤの西部に位置する。トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その1(オルメカ)の地図ではマヤが緑色に塗られているのだが、記されている地名のうち大きめの文字の中では一番西に書かれている。ユカタン半島のつけ根くらい。遺跡ときどき猫パレンケによると、パレンケにはいくつも建造物がある。パレンケといえばパカル王墓が有名なんだそうだ。そのパカル王とみられる男性頭像(レプリカ)👆やはり鼻梁が高い。眉間をつきぬけている。パカル王が12歳で即位したときのマスクや翡翠製の葬送用仮面を遺跡ときどき猫パカル王墓とパレンケの歴史で見ることが出来る。パカル王の顔って、なんか知り合いに似てるんだよなあ。キャプション。ブレブレの写真で、本当にすみません。...トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その8(マヤ2パレンケ1)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その9(マヤ3 パレンケ2)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その8(マヤ2パレンケ1)よりつづくマヤ文明といえば不気味な横顔の文字の印象が強い。書くのが面倒臭そうだ。キャプション。トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その8(マヤ2パレンケ1)の冒頭で顔見せしたパカル王が築いた神殿の碑文の一部だそうだ。西暦にすると647年3月5日を表しているそうだ。西暦じゃなくて直訳だと何と記されているのだろう?マヤ文字についてのキャプション。ブレまくっていて本当にすみません。ウィキマヤ文字に説明があったが、難しそうだ。解読の歴史はドラマチックなようだ。デュペの石板。ひょうたんつぎのような顔が見える。キャプション。西暦にすると654年のことが記されているらしい。太陽の神殿の北の石板。胸部から上がないが、写実的で端正だ。キャプション。西暦6...トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その9(マヤ3パレンケ2)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その10(マヤ4 トニナ)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その9(マヤ3パレンケ2)よりつづくパレンケの次はトニナだ。トニナはパレンケが何度も戦った都市国家で、パレンケの南東に位置する。捕虜の石板👆後ろ手に縛られ、耳に紙の帯が通されている。キャプション。カラクルムはトニナやパレンケから北西に位置する。トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その1(イントロ、オルメカ)にアップした写真の地図でいえば、緑色に塗られたマヤ/ユカタン半島に❹と記されているすぐ下だ。トニナやパレンケからカラクルムへの距離の方がトニナとパレンケの距離より遠い。トニナはパレンケだけではなく他の都市とも戦ったのね。石板。大きい球をはさんで二人の男が向き合っている。ごつい帯は球戯用の防具だろう。すね当てもしているし。双方頭飾りがすごい。特に右のには顔がつい...トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その10(マヤ4トニナ)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その14(アステカ3)
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その13(アステカ2)よりつづくチコメコアトル神の香炉。テオティワカンやマヤにも香炉があったが、アステカにもあった。テオティワカンのトラロック神もトウモロコシを持っていたなあ。キャプション。メソアメリカでトウモロコシは別格の作物だ。チコメコアトル神は熟したトウモロコシの女神なんだ。熟していないトウモロコシには別の神がいるのだろうか?チコメコアトル神で15柱目。夜空の石板。両脇の模様は規則性があるようだ。トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その11(マヤ5土器など)でアップした星の記号の土器の模様と類似しているようなよく分からないような。斜め後ろから。キャプション。これは文字じゃないようだ。モチーフのかたまりは分かるのだが、どれが金星や星やワシや戦士なのか腑に落ち...トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その14(アステカ3)
5月末に松本市音楽文化ホールで開かれたオーボエ・チェンバロジョイントコンサートのあとでめでたく第22期チェンバロ講習会の受講が許された、というところまではアップしていた。チェンバロ講習会はグループレッスンで、講習生の半数ずつが松本市音楽文化ホールのチェンバロを弾いて桒形亜樹子先生に見てもらう。それが4回と最後に発表会、という形式だ。あ、会場はホールじゃなくて練習室です。わたしの出番は偶数回で、先日ついに本物のヒストリカルなチェンバロを弾いたのだ。そもそもの経緯は1年半ほどまえにアトラスピアノのチェンバロを手に入れたことだ。これがピアノとはずいぶん弾き勝手が違う。それで中野振一郎氏のレッスン動画をじっくり見て彼の教則本を練習して、あとは好きなバッハとかスカルラッティとかを練習して楽しんでいた。それなりに楽し...チェンバロレッスン
トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その1よりつづくマヤ文明といえば不気味な横顔の文字の印象が強い。書くのが面倒臭そうだ。キャプション。夜空の石板。側面。キャプション。これは文字じゃないようだ。モチーフのかたまりは分かるのだが、どれが金星や星やワシや戦士なのか腑に落ちない。トーハク特別展『古代メキシコ』に行った。その2
別宅通いや病気で庭に手をつけないまま何年も経つあいだに、蔓バラや木が伸びてもはやわたしの手に負えない状態になっていた。こうべをたれ夫にヘルプを求めて、この1月、雪の降るまえに伸びすぎたゲッケイジュをバッサリ1階の高さまで刈り込み、胴が腐りかけだが枝は2階の屋根より高くなってしまったモモはチェーンソーで切り倒し、蔓バラも脚立を大して使わなくても手が届くところまで切り詰めた。という写真はないのだが、とにかく邪魔な大物をスッキリさせて、新たな気持ちでこの春は庭に取り組めた。といっても全部を更地にしてやり直すのは現実的ではないし、今まで何年も生き続けてきたもので気に入っているものは活用する。👆ピンボケなニオイアヤメの花。肥料をやったら1本の花茎あたりの花数が増えた。時系列に写真をアップする。アネモネ・スベストリス...初夏の庭
久しぶりにお菓子を焼いた。ジンジャーシロップを作った残りの生姜を千切りにしてパウンドケーキに焼き込んだ。焼き上がりにジンジャーシロップとレモン汁を刷毛で塗った。美味しくできた。でもまあ反省点としては、ケーキの上の方しか酸味がない点。生姜はいいがレモンの香りが足らないのも気に入らない。レモン汁だと力不足だなあ。レモンピールも刻んで焼き込んだ方がわたしの欲しい味になりそうだ。それか、せめて生姜の浸け汁にレモン汁を加えておくとか。それとも、もうレモンから離れて別コンセプトにするとかジンジャーケーキ
1年ぶりの松本市音楽文化ホールでの桒形亜樹子氏のチェンバロコンサートだ。★👈HP内ページ昨年は2種類の音律のチェンバロを用意したソロコンサートだったが、今回はオーボエとジョイントだ。今年はウィリアム・バード死後400年ということで、まずバードの曲を5曲、「プレリュード」、「ウイリアム・ピーター氏のパヴァーン&ガリアード」、「ウィロビー卿お帰りなさい」、「そんな荒れた森へ行くの?」、「ファンシー」を桒形氏は演奏した。ソロ演奏だ。古楽の味わいがたまらない。世俗的な曲の「そんな荒れた森へ行くの?」が牧歌的で楽しかった。★👈MichaelMaxwellSteerの演奏動画。★👈リュートがメインのアンサンブルAyreheartの演奏動画。★👈ニッケルハルパとリコーダーと歌のWildeRosesの演奏動画。森の中で歌...オーボエ・チェンバロジョイントコンサートに行った。
★👈講談社HP人類と気候の10万年史過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか中川毅著者について予備知識があれば表紙のイラストもピンと来るはずなのだが、全然入れずに読み始めたので、話がどの方向に向かうのか今一つ予測がつかず、ドキドキビクビクしながら読んだ。そういえば、つい数年前まで温暖化に科学的な根拠はない、デマだ、と言う人たちもいたことを思い出した。本書によれば、1970年代にはむしろ寒冷化に向かっているのではないかと思われていたらしい。そういわれれば、かすかにそのような記憶があるかも。地球は暖かくなるのか?寒くなるのか?と予測しようとしても、「複雑な系は時代によって、あるいは観察する時間スケールによって、ひどく乱雑で予測困難な挙動を見せる場合があるという認識」p.54、「カオス的遍歴」p.55の考え...中川毅『人類と気候の10万年史』
★👈シオ・クローカーライブブルーノート東京HP今回はうっかりカメラを忘れスマホで写真を撮ったのだが、実はわたしのスマホのカメラのズームの方のレンズには傷がついている。広角で撮ってこんな風に歪んでしまった。すみません。シオ・クローカーはSpotifyでオススメされて知ったトランぺッターで、とても気になっていた。彼はトランペットだけでなくラップもまじえて言葉でも表現するし、シンセサイザーやPCを駆使して音を加えたり自身の音を加工したりもする、コンテンポラリーなミュージシャンなのだ。YouTubeなどで配信されるTinyDeskConcertというのがあって、ちょっと雑多だけど楽しそうな本棚や机のある部屋に色々なミュージシャンをよんで15~20分程度の短い演奏をしてもらう。その沢山あるTinyDeskConce...シオ・クローカーライブに行った。
リチャード・ボナ"アサンテトリオ"ライブの翌日、尾形光琳の燕子花図屏風を観に根津美術館へ行った。時間予約を取っていたけど並んだ。入ってみれば問題なかった。👆👇軒下を壁沿いに入口に向かって並んだときに撮った写真。通りと仕切るフェンスの内側煮物竹が植えられ、壁にも竹が並べられ照明も当てられている。非日常の空間が期待を高める。時間予約を取ったスマホの画面を見せるだけなのですらすら入場できた。窓口で紙の入場券を買って入口でもぎられるというのとずいぶん違う。インターネットとAIのおかげだな。技術の進歩がありがたい。燕子花図屏風などとても素晴らしかった。しかし写真は撮れない。チラシを見て思いを馳せよう。入場券と特別展のチラシ👇チラシの写真は平らだが、屏風というのは折り曲げて立たせるものだ。横切りながら屏風を眺めると、...「国宝・燕子花図屏風」展を根津美術館で観た。その1
「国宝・燕子花図屏風」展を根津美術館で観た。その1よりつづく根津美術館ご自慢のお庭です。カキツバタの咲く時期に尾形光琳の燕子花図屏風を展示するとは、なんと心憎い演出だろう。木々も石もカキツバタも雨に濡れそぼって色がくっきり見える。サギが佇んでいる。ゴイサギ?アップ。根津美術館を出て竹の横の道を歩く。キンメイモウソウという札が立ててあった。前日に皇居東御苑で見て名前を知ったばかりだ!「国宝・燕子花図屏風」展を根津美術館で観た。その2
リチャード・ボナ "アサンテ トリオ" ライブにまた行った。
高崎芸術劇場でボナのライブを観たが、今度の会場はブルーノート東京だ。コロナ禍のせいでブルーノート東京に来るのは3年ぶり。なんか胸がいっぱいになるね。また来れてよかった。ブルーノート東京が潰れなくてよかった。席のレイアウトは以前よりもゆったりとなり、ガブリ寄りの席は最安ではなくなった。かつては同じカテゴリーの席を予約の順で選ぶことが出来たのだが、それも廃止されブルーノート東京側が決めるようになった。以前はライブを楽しんでもらうことを重視していたが、今度の変更はもうちょっと利便性にバランスを取った感じだ。少しでも多くの人に近くで観てもらおうという代わりにキチキチの席はちょっと窮屈だったし、席を選ぶのも前の順番の人が決めるのを待つ時間があったし、それで早い順番なら開場時刻には来ていなければならなかったので、この...リチャード・ボナ"アサンテトリオ"ライブにまた行った。
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山のサクラがいっぱい咲いている。たぶんヤマザクラだと思うけれど、エドヒガンも混じっているんじゃないかと思うし、ほかの種のサクラも混じっているかもしれない。まあそんな感じの野生種の桜です。赤味が濃かったり白っぽかったり、枝ぶりも開帳性だったり直立性だったり、多様だ。上の写真の左上のあたりのアップ。一番上の写真から右に外れたあたりの尾根。こんなにいっぱい桜の木が生えているんだなあ、と花の時期に毎年思う。4月9日の山
春が来た、と思ったらいきなり気温が上がって、この春は短いのだろうか!?とビビったが、そうしたらガクンと気温が下がって雪とか雨とかいっぱい降った。エアコンじゃ暖まらなくてファンヒーターを燃さなくっちゃいけないくらい寒いけれど、それでも日照時間が延びたので春ということにしよう。そんな中ヤマザクラが咲き始めた。霧雨が降っていて視界がぼやけるも、濡れて色が冴える。こういう景色は1年の内ほんの少ししか見られない。アップ。スギの葉は寒さに当たって赤くなるけど、アカマツはそうならない。赤い幹と青い葉のコントラストが美しい。このヤマザクラはこれから咲くのかな。後ろの木の新芽がぽやぽや薄黄緑になっている。4月3日の山、ヤマザクラ咲く
ビルボードライブ東京にネイト・スミスが来るというので観に行った。5年まえにホセ・ジェイムズが来たときにドラムスを叩いていたのがネイト・スミスだったのだが、そのときの演奏に衝撃を受けて覚えていたのだ。しかも、今回同じステージに上がるキーボードがキーファーなので、これは一粒で二度美味しいぞ!(ベースのカートゥーンズはノーチェックでした、すみません。)YouTubeで良質なライブ動画をどんどん発信しているtinydeskというコンテンツがあるのだが、その中にキーファーを中心にドラムスやベースが入れ替わり出ているものがある。★とてもよい動画だ。動画の後半からはドラムスにネイト・スミス、ベースにカートゥーンズ、ギターにチャーリー・ハンター、おまけに最後にはトランペットにシオ・クローカーと豪華メンバーが揃う!一昨年に...ネイト・スミス/キーファー/カートゥーンズライブに行った。
3月4日の夜の雪がどれだけ積もるか心配だったけれど、5日の朝には止んでいて、道路は通れそうだった。所用で下山しなくてはならなかったのだ。湖と雪の景色がブリューゲルの『雪中の狩人』っぽいな!その絵で狩人が見下ろすのは凍りついた池で、この湖は凍っていないけれど、青いのが似た印象だと思った。いやあ、道中でハッとする景色はいくつもあるのだけれど、車を停められる場所がとても少ない。そしてまたしてもカメラを忘れたしね、ハハ。スマホで撮ったけれど、広角レンズの方はズームレンズよりましです。オマケ:ちょっと前に出てもうすこし狭く撮影したバージョーン3月5日のダム湖
この冬は雪は降らないのかしら?と思っていたが、昨夜おそくからの雨が雪に変わった。ぼとぼとの重い雪。昨日の昼は春みたいに暖かくて、温度差が激しい。木々には雪がのっているけれど、道路の雪はどんどん融けた。今晩、融けた雪が凍って道路がツルツルになると、おそろしいなあ日本の何ヶ所かで山火事が起きているけど、この久しぶりのまとまった降水/降雪で消えてほしいアップ3月3日雪の山
2025年最初のライブは、バロックバイオリンとテオルボ/バロックギターのデュオだ。みのりてんデュオは、フランス在住のバロックヴァイオリン奏者出口実祈氏とオランダ在住のリュート奏者上田朝子氏による古楽デュオだ。2人は学生時代からの友人だそうで、動画でも息の合った楽しそうな演奏をしていたから、楽しみだ。テオルボの生演奏を近くで観たいと思っていたら、ちょうどよいタイミングでコンサートがあるというので、わくわくして聴きに行った。会場に入ったら、テオルボとバロックギターが置いてあった。実は、始まるまえはギターは後ろ向きで、休憩のときにこちら向きになったので、この写真は休憩のときに撮った。バロックバイオリンの方は出口氏が持ち歩くので写真がない。テオルボはやたらとネックの長いリュートの仲間だ。長い弦は指板から外れていて...みのりてんデュオ『ニコラ・マッテイスの源流をたずねて』を聴きに行った。
この冬はまだまとまった雪は降らない。この雪も積もらなかった。道路に落ちたのはすぐにとけてしまったし。そうなると、雪はなおさら特別な感じがしてしまう。アップ。2月2日雪の山
群馬の山奥に引っ越しして就職して結婚して、念願のグランドピアノを手に入れた。約30年まえのことだ。住んでいる貸家には入れられないので、土地を借りてプレハブ建てて電気を引いて、そこにピアノを置いた。常時除湿機を動かしていたけれども、それでも湿度が高くて、ピアノの状態が安定するまでしばらくかかった。実家で弾いていたのはアップライトピアノだったので、グランドピアノの幅広い表現力はとても気持ちよかった。仕事を辞めて子どもを産んでストレスマックスなときも、まだ小さい子どもをプレハブに連れてきてお絵描きでもさせておいて、横目で見ながらピアノを弾いてストレスを解消できた。しかし、プレハブは自宅から少し離れたところで水道もトイレもなく、夏は暑いし冬は寒い。段々おっくうになってきた。子どもたちが別宅から学校に通うようになっ...さらば、ピアノ
子どもたちが帰る前日の晩は水餃子をやった。強力粉に水を加え捏ねて皮を作り、野菜を刻んで塩もみして絞り、塊肉を刻んで塩もみ野菜と混ぜて餡を作り、皮を成形して餡を包み、茹でて食べる!野菜を刻み始めてからは休みなし。ノンストップで4時間だ。他愛もないことをおしゃべりしながら包むのだが、クライマックスが待っているせいか、妙にハイになるんだよな。今年は神戸の方の実家かとテレビ電話をしながら餃子を包んだが、手持ち無沙汰にならずにすんでよかった。ところで、今回はじめて過不足なく包めた。何度も水餃子はやっているけれど、餡がぴったり収まったのは初めてだ!ああ、楽しかった!美味しかった!この年末年始は日程の関係で丸鶏が焼けなかったし、食べるのが忙しくてたこ焼きの写真も撮り忘れた。次の年末年始も楽しく過ごせるといいな水餃子
年末年始に子どもたちが帰ってきてからあれこれ食べるので、クリスマスも年末も年始も一緒くたになる。山奥なので、帰ってきてどこかに遊びに行くところもないしヒマでしょ、ということで、ブッシュ・ド・ノエルを作らせてみた。どれが主幹か分からない造形だが、まあそれはそれは些末なことだ。作らせたわけだし、初めて作ったんだし、多くを望んではいけない。例年のように、ココア入りジェノワーズで、クリームは卵白入りのなんちゃってカスタードクリームに少しホイップクリームを加えたもの。写真を撮り忘れたのだが、今年は巻き込む具にドライクランベリ-と刻んだドライオレンジを入れたのだが、見た目もきれいだし味もチョコレートに負けず、とてもよかった。次回もそうしよう。外側はガナッシュで、期間限定でずっと冷蔵庫で保存していたイチゴ味のきのこの山...子どもの作ったブッシュ・ド・ノエル
奥能登の干物屋の甚五朗からズワイガニが届いた。昨夏にイワガキを頼んで以来だ。ちょっと前に茹でたもの届いたので、1匹だけ夫と食べて、残りは凍らせた。年末に子供たちが返ってきて食べる夜にあわせて自然解凍させたので、霜がついている。小さいのはメスで、香箱カニというらしい。いやあ、本当に美味しかった。塩加減もちょうどよく、酢とかぜんぜん要らなかった。ミソがまた濃厚だった。なぜだか酔っぱらったような気持ちになった。そういえば何年も前に甚五朗から取り寄せたときには毛ガニが入っていて、これがひときわ濃厚で酔っぱらった感じになったのだが、それを思い出させる。なんでなんでしょう?カニ足の肉は、カニカマボコみたい、とか思ってしまった。本家が逆ですよ。このまま皆無言で食べ尽くしました。カニの殻も捨てない。鍋で10分ほど炒ってか...ズワイガニ
皆さま、明けましておめでとうございます。ネタが古いこのブログを見に来てくださって、ありがとうございます。今年はもうちょっと古くならないうちに更新するのを目標とします。これは例年両親が明石の魚秀から送ってくれるのだ。ありがとう。本当に上手に焼けている。そしてとても美味しい。わたしは脂ののった腹側や、ぷるぷるした膠質の多い顔が好きです。鰭部分は飾り塩が塩っぱいのでムリだ。鯛を食べた翌日は、アラから取った出汁を使ったスープを作る。これもまた美味しい鯛の尾頭付き
昨年末に聴きに行った。<共鳴する宇宙>というタイトルからではどんな演奏なのか想像できない。ちらしによると、作曲家夏田昌和氏、チェンバロ桒形亜樹子氏、ピアノ大須賀かおり氏による演奏会だ。チェンバロとピアノが一緒に演奏されるなんて聞いたことない。びっくりだ!会場にはピアノとチェンバロがぎゅっと並べてある。スタジオピオティータのHPによると、「1931年製のNYスタインウェイB型ピアノ(1994年リビルド)と、1989年に堀栄蔵氏が製作したタスカンモデルの二段鍵盤チェンバロ(ダブルトランスポーズ)」だそうだ。今までわたしが観に行ったときは、チェンバロは部屋の反対側に置いてあった。部屋の両端にピアノとチェンバロがあったのだ。今回、チェンバロをピアノ側に移動させたんだな。最初にスタジオピオティータの西澤世子氏のあい...スタジオピオティータへ<共鳴する宇宙>を聴きに行った。
2022年2月にアトラスチェンバロを手に入れてからわたしの音楽生活が変わった。自宅のリビングに置いてあって、蓋を開ければすぐ弾けるというのはいいよ。それから松本に行って、色々教わった。そうなると、うーん、アトラスチェンバロだと不満があるんだよなあ。と思っていたところ、春山チェンバロの出物があったので、手に入れた。アトラスのよりずいぶん大きい。バーズアイメープルの突板(つきいた)がきれいな楽器だ。色が明るくなったせいか、大きくなったわりに圧迫感は増えなかった。ローズに飾りが全然なくて、素っ気ない。でも、べったり塗ってあったり壁紙が貼ってあったりして木目の見えない外側より、こういう方がわたしは好きだ。ところで写真右下、チェンバロ下にある小さい鍵盤楽器は、かつて作ったポルタティーフオルガン。2段鍵盤、8ft×2...チェンバロがグレードアップした。
公式サイト👉★高崎に行ったときにシネマテークたかさきで掛かっていたので観てきた。先月のことです。噂どおりアホな映画でした。ストーリーはあるようなないような感じで煙に巻かれたけど、ソ連とか国境警備とか、深掘りしようとすればネタには困らない。世の中がいろいろ難しい昨今、そういうのを笑い飛ばす時間があってもいいんじゃないでしょうか『エストニアの聖なるカンフーマスター』を観た。
2カ月以上まえのネタです、すみません。桒形亜樹子(くわがたあきこ)氏によるフランソワ・クープラン『クラヴサン曲集』全曲演奏シリーズ第3弾を聴きにスタジオ・ピオティータへ行った。第3オルドルは短めなので、リコーダーの井上玲氏をゲストに他の曲の演奏もある、というのが楽しみだ。会場に入ったら、椅子の上にリコーダーが3本置いてあった。桒形氏と井上氏が会場にあらわれる。2人でフランソワ・クープラン『クラヴサン曲集』第3巻14オルドルの内の「恋の夜鳴鶯」を演奏した。ナイチンゲールの鳴き声を模しているそうで、それはチェンバロよりリコーダーで演奏する方が似るよなあ。なかなか賑やかな鳥なようだ。そのあと井上氏が退場して、桒形氏による第3オルドル全曲演奏だ。演奏した桒形氏による解説がnoteにあるので、そのリンクを貼る。F....桒形亜樹子フランソワ・クープラン第3オルドル全曲演奏、ゲスト井上玲リサイタルに行った。
ブログネタの順番が前後してしまったが、まあいいや。これは10月のネタです。レモンの皮をすりおろし汁をしぼって生地に加えたケーキを焼いた。思ったより酸味が弱くて、それはそれで優しい味わいになったレモンケーキ
高崎芸術劇場にトン・コープマンが来る、というので聴きに行った。高崎芸術劇場にはパイプオルガンはなかったはずだから、チェンバロです。音楽ホールが会場です。高崎芸術劇場には大きい方から大ホール、音楽ホール、スタジオシアターと3つの劇場があるのだが、今まで行ったことがあるのはスタジオシアターだけだったので、初めて入る音楽ホールに興味津々だ。ちなみにスタジオシアターで観たライブは、この5月のイリアーヌ・イリアス、去年4月のリチャード・ボナです。せっかくリサイタルを観に来たのに、またしてもデジカメを忘れてしまった。わたしのスマホのレンズはダメだし。そうしたら夫が自分のスマホを貸してくれたので、それで写真を撮りました。うーん、広角はやっぱり歪む。すみません、脳内で補正してください。入口脇のポスターが液晶ディスプレイな...トン・コープマンチェンバロリサイタルに行った。
うかうかしているうちに日が経ってしまった。約3ヵ月ほどまえについての記事です、すみません。栗を剥くのは面倒くさい!とっても面倒くさい!!大事なので2回いいました。面倒臭いのだけれど、1年に1回でいいから食べたい。利平栗というのを売っていたので、手に入れて栗ご飯にした。タケノコご飯もそうだけど、炊き立てより翌日の方が味が馴染んで美味しいと思う。栗ご飯
昨年の記事を読み返したら同じことを書いていたが、この夏も死ぬかと思ったくらい酷く暑かった。息をしているだけで精一杯、という心持ちだった。いやもちろんクーラーを利かして扇風機も回した部屋にいたんですよ。それでもしんどい。トイレが暑くてねえ。昨年から診察は半年に1回に減った。CT検査の結果も変化なし。よかったね。手術後5年、というのが目安だ。あと1年だ。まあ、5年経てばもう再発しない、というわけではないから、わたしとしては引き続きCT検査を続けていきたいとは思うけど。高齢化社会になって、がんはすっかりメジャーな病気になった。肺がんなんてがんの中でもメジャーだ。メジャーなら医者が戸惑わないのがよいところだ。体力がないのが辛いところだが、ないものねだりしてもよいことはない。ないなりにやるしかない。夫がたくさん助け...手術後4年
久しぶりにチーズケーキを焼いた。スーパーで衝動的にクリームチーズと生クリームを買い物かごに入れたのだ。普通、クリームチーズならひと箱200gとか226g(8オンス)で、生クリームは200gなんだよね。ベイクドチーズケーキのレシピのクリームチーズと生クリームの割合は、2;1より生クリームが多いのはないよなあ。かといって生クリームを半分余らせても残りを使い切るあてがない。うーんと考えて、そうだ、冷蔵庫にあるプレーンヨーグルトを水切りしてクリームチーズの代用にすればいいじゃないか!と思いついた。検索すると出てくる出てくる。いちばん楽な、パックの上部にキッチンペーパーを被せ輪ゴムで留めたらちょっと斜めの逆さにして、出てくる乳清をためる方法をやってみた。けっこうしっかり6時間ほどかけたので、400gのプレーンヨーグ...水切りヨーグルト入りベイクドチーズケーキ
こりずにまた雪ののった山。前回アップしたときより少しだけ雪が多めだな。今年は2月がびっくりするほど暖かかったけれど、3月に入ってから寒い。でも雨/雪が少なくて、ダムの水がすくなくてびっくりする。雪かきは嫌いだけれど、もっと降らないと困るなあ3月1日朝の山
2月25日の晩に雪が降った。翌朝は快晴。木々に粉砂糖をまぶしつけたようだ。地面の雪はさっさと解けた。寒が戻ったといっても地面は雪が解ける温度より下がらない。やっぱり地球温暖化してるんですかね2月26日朝の山
何年かぶりに子どもたちが帰ってきてせわしくも楽しい年末を過ごし、無事に新年を迎えられた、と思っていたら大ニュースが来た。能登半島で大震災が起きたというのだ。阪神淡路大震災や東日本大地震が起きたときの報道の様子を思い起こすに、大規模で被害が大きいときほど現地で何が起きているのか分からず全体の状況がつかめない。それらを鑑みても、これは相当酷いことになっているようだ、ということだけは伝わってきた。正月早々なんということだ。じつは子どもたちがまだ子どもで家にいたときは、毎夏能登半島のいちばん奥の珠洲市の海に遊びに行っていたのだ。その様子はぽつぽつこのブログにアップしていた。たとえば、2011年、2012年、2013年など、奥能登の素晴らしい景色の写真をアップした。本州側なら鉢ヶ埼、日本海側なら木ノ浦と狼煙によく行...令和6年能登半島地震
クリスマスが過ぎ年の瀬になると、丸鶏って少し手に入りにくくなる。山奥に住んでいて行きつけの肉屋があるわけでもないし、いつ行くからとスーパーの精肉コーナーに取り寄せる予定もたてづらく、入った店にあったのが小ぶりの丸鶏か1.6kgの合鴨だったのだ。この年末年始はちょっと多めの人数だったので、小ぶりの丸鶏だと足りないなあ。となるともう合鴨しかない。不安はあったが、まあなんとかなるだろう、と買って帰ったのだ。合鴨を料理するのは初めてだ。料理された合鴨を食べたことは、あった気もするけれど、これが合鴨か、と認識できるほど食べていない。さりとてホールの合鴨を料理するつもりは毛ほどもなかったから、あわててネットでレシピを探しはしたが、結局もう準備してあったローストチキン用の甘栗やレバーやセロリやパン粉を今までどおり使って...ローストダック
年末年始に帰ってきた子供といっしょに作った。何度も作っているなかしましほ氏のレシピだ。バターを使わずサラダ油(レシピでは菜種油)を使うのが特徴。別にバターをサラダ油に変えたからといって特別カロリーが減るわけではないのだが、風味があっさりする。バターって味も香りもこくがあるからね。バター風味がしない、というのがこうもすっきりした感じになるのか!とこのレシピを知ったときは大きな衝撃だったのだ。全粒粉とかきび砂糖を加えたレシピでも、バターが入らないとその素材の味がよく分かる感じがする。2009年に出版されたからだいたい15年まえなのかー。最近な気がするのが、己の歳を感じるなあ。このレシピの載っている本は大ヒットした。大雑把なことをいえば、さっぱり風味が日本人の感性に合ったんじゃないですかね。もう子供たちが皆うち...カシューナッツクッキーとレーズンサンド
年明けには神戸の方の両親が贈ってくれた焼き鯛をいただく。おろし生姜がよく合う。そしてほぐしてお茶漬けにするのも美味しい。鯛めしは、面倒くさいしそれほど身が残らなかったし、今回はなし。骨は出汁にする。実家から贈られるものの中でこれが一番うれしいです。ありがとう鯛の尾頭付き
年末はみんなでわいわい言いながら餃子を包んだり食べたりするのがうちの決まりだ。皮は強力粉に半量の水を加えて捏ねたもの。餡は白菜、長ネギ、ニラ、しょうが、豚バラ肉。野菜は刻んで塩もみして水分を減らす。肉も刻む。ミンチは使わない。夫がねかしておいた生地を棒状にして切って麺棒で伸して皮を作り、残りの者たちが餡を包む。他愛もないことをおしゃべりしながら作業するのが楽しい。包み終えればすぐさま茹で始める。写真は茹で上がって湯気が出ている水餃子です。タレはいつもの、黒酢、しょう油、ごま油、一味唐辛子を各自でてきとうに調合。今回は香菜も加えた。中華料理だと香菜。パクチーとはあえていわない。コリアンダー、っていうと種っぽいしな。年末年始に久しぶりに家族が集まって、飲み食いするのも楽しいけれど、一緒に作業してそれが美味しい...年末の水餃子
3ヶ月以上まえのネタを連投します。すみません。この年末年始は久しぶりに子供が二人帰ってくる。それでクリスマスと正月をまとめてやる。けれど同日に全部するのはわたしの体力的にもお腹の容量的にもムリなので、連日出していくことにする。第1弾はブッシュドノエル。わたしにしては、まあまあ上手く出来たと思う。2006年10月から始めたこのブログ、じつは検索機能のおかげで自身の備忘録としてとても役に立っている。それなんで、来シーズンのために今回のレシピの原材料をアップしておく。★ジェノワーズ卵3個砂糖70g薄力粉70g水+牛乳30cc★なんちゃってカスタードクリーム卵大1個砂糖40g薄力粉小さじ2牛乳100ccバニラビーンズ莢ごと1cmラム酒大さじ1生クリーム50g※最後に泡立てたものを加える★具レーズン30g※スープボ...年末のブッシュドノエル
2週間ほど前に雪が降った。一時は大雪警報になったけれど、対処出来る程度の積雪量ですんで、本当によかった2月6日朝の山
虎渓山永保寺へ寄って神戸の方の実家に行き、それから群馬の山奥に戻る途中に、桑名にある六華苑に寄った。カメラを忘れて出てきたので、虎渓山につづいてこの六華苑の記事の写真もスマホで撮ったものです。ピントがマシな広角は歪みまくっているし、歪みが少ないズームはレンズに傷がついていてボケボケに撮れているのを強引に修正していて不自然だし、ホントすみません。駐車場に車を置いて最初にたどり着く建物は長屋閣、と長屋閣の手前の看板の地図にある。長屋閣を通り抜け、道を曲がると見えてくるのが、水色の壁が美しい洋館。よく見ると右側には日本家屋がついている。しかし、見事なまでの曇天。外壁が明るい水色じゃなかったらお化け屋敷に見えてもおかしくない。風も強かった。洋館の左側の生垣の向こうは芝生が広がり、地図を見るとかなり広い庭園だ。しか...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その1(洋館1階その1)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その1(洋館1階その1)よりつづくトイレ、電話室につづいて1階。玄関横の塔の1階は応接室だ。応接室は塔の丸に四角い部屋の角がくっついたような形をしている。つまり、上の写真では両側に壁がせまっているけれど、その向こう側だけが応接室なわけではなく、その手前も応接室なのだ。窓の向こうにちらと見えているのは六華苑のレストラン、Rocca。フレンチですって。結婚式も出来るんですって。時間がたっぷりあったなら庭を見てレストランでお茶をしたかった。ペンダントライトのスイッチだろう。スイッチカバーまでおしゃれ。あとで和館を見学してから思ったのだが、もしかしたらこれは菊の花を模しているのかもしれない。キャプション。応接室だけでなくその上階の塔や曲面ガラスについても述べられている。車寄せの内側...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その2(洋館1階その2)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その2(洋館1階その2)よりつづく階段。キャプションはその1の電話室と同じ札に書かれている。コンドルは階段の手すりに凝ったそうだ。なるほど、シンプルなラインで出来た透かしだが、むしろ効果的でそれが温かみになっている。2階に上って左の応接室に一歩入ったところ。変わった形の部屋だ。応接室は1階と同じ形だが、開口部のある壁が違う。この部屋は窓だらけで採光も見晴らしもよいが、ちょっと使いにくいかも。というか、そもそもその考え方がそぐわないのかも。洋館は2階建てだが、応接室のある塔屋だけは4階まであるので、階段が上へ続いている。応接室の奥。1階の応接室と同じ感じ。上へ続く階段を見上げて、覗いたところ。ああ、上りたい。そして4階から揖斐川を眺めてみたい。1階と2階をつなぐ階段より勾配が...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その3(洋館2階その1)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その3(洋館2階その1)よりつづく書斎。見渡せる景色のよいこと。よすぎてむしろ気が散って仕事しづらいんじゃないか?わたしだけ?書斎の暖炉。上の写真とは部屋の反対側の壁にある。寝室との壁をはさんで背中合わせに書斎と寝室に暖炉がある、と寝室のキャプションにあったね(その3)。寝室への扉は暖炉の右側、写真の外にある。左側にちらりと見える扉は階段を上がったホールに通じている。濃い緑のタイルが落ち着いた雰囲気を出している。このタイルは1階客間のものと同じだろうか。キャプション。書斎と居間の窓の向こうはサンルーム。1階のベランダの上にあたる。サンルームが面しているのは前庭。サンルームの直線ではない壁が視線を誘う。白い壁やサッシが明るい。窓の上部がカマボコ型に丸められているのも楽しげな雰...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その4(洋館2階その2)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その4(洋館2階その2)よりつづく廊下の左側が居間で右側が女中室。サンルームやサンルームに面した書斎と居間があんなに開放的で明るかっただけに、廊下の圧迫感が強い。見づらいが、女中室との壁には可愛らしい小さな窓がある。上部がカマボコ型に丸められているのがサンルームの窓などとおそろいだ。実は電話室の階段に面している壁にはこれと同じような小窓がある。廊下の先に和室が見えるんですけど!左に折れれば居間。和室は少し低いところにある。洋館と和館で天井の高さが違うからだろう。そのような洋館の2階と和館の2階が違う高さでつながっているのを明治村の学習院長官舎で見たな。写真を撮っていなかったのでブログにもアップしていない(それというのもカメラをホテルに忘れたからだった)。和室の右側を覗き込む...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その5(洋館2階その3)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その5(洋館2階その3)よりつづく洋館1階ホールを玄関から入ってまっすぐ行って扉を抜けると和館に入る。和館は奥行きが深い。見よ、この廊下の先を(じつは便所です)。廊下は畳敷きなのだが、さらにその右側に板張りの縁側がある。なんだか廊下が2重みたいに見える。上の写真の外側の左には洋館の食堂があり、右には洋館のトイレがある。上の写真の方角のまま少し進み、赤い絨毯から畳に入ったところで右を見ると、お手洗いがある。廊下をはさんでお手洗いの反対側。把手に札の下がった扉がある。もしや、これは!と思い内玄関棟にいるもぎりの人に尋ねたら教えてくれました。これは和館の2階に上がるための階段の扉だそうだ。開けて見せてもらった。写真は撮れませんでした。その5で洋館の2階の和室を覗き込んだとき畳の手...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その6(和館その1)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その6(和館その1)よりつづく左の板襖が半分塞いでいるのが畳敷きの廊下で、その廊下を左に行けば洋館に至る。その畳敷きの廊下を半分塞いだ板襖の上の欄間は交差する斜めのバッテンで、ほかの欄間と明らかに違う。右の薄紫の絨毯敷きの部分が鞘の間だ。鞘の間の左側が二の間で右が一の間に属する次の間だ。その6で前庭に面した縁側がクランク状に曲がっている写真をアップしたが、上の写真の突き当りがその曲がっている箇所だ。ちなみに前庭に面した縁側がクランク状に曲がっているのは、一の間のが二の間よりも広いからだ。二の間の幅は2間半だが一の間の幅は3間ある。しかし、鞆の間の二の間側に襖があるのが解せない。だってその向こうは二の間の床の間なんじゃないのか?ん?洋館にあった間取図を見るとスペースがあるよう...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その7(和館その2)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その7(和館その2)よりつづく和館の板張りの廊下が便所の脇から更に先に続いている。廊下の先の左側の開口部から便所の方を振り返る。便所の裏ってこんな感じか。一番蔵が見えてきた。蔵の出入口は直接外に面しておらず、小部屋になっている。その5で瓦屋根を差し掛けられてあるのが小さく見えたやつである。小部屋は、桑名市観光サイト名市観光サイト映画『わたしの幸せな結婚』ロケ地紹介をスクロールして斎森家・蔵の項目を見ると、内側と外側の両方がよく分かる写真がある。ごつい扉だこと!お宝が保管されていたのだろう。蔵の手前の小部屋の窓から洋館の方角を見る。塔屋が遠いよ。左側は内庭だ。前庭に面した和館の縁側にはガラス戸が何枚もあるが、時にはそれを覆う雨戸をしまってある戸袋が分厚い。何枚も必要だからな。...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その8(一番蔵、二番蔵、番蔵棟)
六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その8(一番蔵、二番蔵、番蔵棟)よりつづく番蔵棟の通路を進む。窓から見えるのは内庭とその向こうの和館。右手の日本家屋は離れ屋。通路は右に折れる。折れてすぐの障子の向こうが旧高須御殿だ。旧高須御殿の縁側。これじゃ全然分からない。じつは来た方向を振り返ったアングルなのだ。正面の木戸の裏側が上の写真の正面の木戸だったりする。放浪ジャーナル【三重】桑名市の六華苑(旧諸戸清六邸)を訪ねてその3(番蔵群と離れ屋篇)だと分かりやすい。御殿、というのを真に受けるとすかされる。和館が立派だっただけにね。キャプション。高須藩の御殿の一部を移築したらしい。番蔵棟脇の通路に戻り、簀子の渡り廊下の途中で右に行くと離れ屋だ。縁側がめぐっていて見通しがよい。縁側から内庭へつづく飛び石を伝っていきたくなる...六華苑(旧諸戸清六邸)へ行った。その9(旧高須御殿、離れ屋、内玄関棟)
先月に、受講していた松本市音楽ホールのチェンバロ講習会の最後の仕上げであるところの発表会が無事すんだ。その話やチェンバロの話はまた別の記事にしたいと思っているのでここではそれにふれない。その発表会を見に母が神戸の方から松本まで来てくれたのだ。それで、車に母を載せて実家へ帰った。年末年始の混む時期に神戸の方へ行きたくなかったので、一足早く移動したわけだ。中央自動車道が東名高速道路に合流する17kmほど手前の虎渓山PAに車を駐車したままてくてく歩くとなんと国宝を見ることが出来るので、せっかくだからそれを母に見せようと思ったのだ。ただし、虎渓山PAは上りのみなので、松本から神戸へ向かっているときに寄ることは出来ない。それで多治見ICで高速道路を一旦おりた。なぜそのようなことを知っているのかというと、9年ほどまえ...虎渓山永保寺へ行った。その1