日本からみたイタリアの様々な表情ご紹介。旅行に役立つ情報も満載!
イタリア好きの方、イタリアに行ってみたいとお考えの方、行って楽しかったけれど、もっとイタリアの裏側についても知りたいとおっしゃる方。 『裏通り発 イタリア雑学女王』の著者が、イタリアについてご紹介して参ります。 「イタリアの町紹介」「CD・書評」「食べ物のお話」に加え、イタリアと日本の文化の違いなどを含め様々なイタリアをご紹介しております。 みなさまの楽しいご意見をお待ちしております。
この日のワイン会は、お誕生日月の人をまとめてお祝いする。みたいな月だったから、ワインがゴージャス。こちらもその一つ。ボルゲリ地区のワインは、オルネッライアを筆頭に、サッシカイア、アンドレア・フランケッティがてがけた「マニャコスタ」など、世界的に名の知れたワイナリーやワインが次々思い浮かびますが、そこで忘れてならないのが、あの「メッソリオ」を世に送り出したレ・マッキオーレ。そのレ・マッキオーレが、サンジョヴェーゼやカヴェルネソーヴィニヨンとの混醸だった「パレオ・ロッソ」をカベルネ・フラン100%でつくったものです。それもなんとなんと95年ヴィンテージ!でも、地葡萄じゃないじゃない!!って?ええ、そうなんです。でも、もともとこの「妄想ワイン」なるものを始めたのも、こんなお色気ムンムンのワインを飲んだのがきっかけで、...妄想ワインNo.25
友人宅のホームパーティーに行くときのお土産に、「可愛い感じのロゼを選んで下さい」とお願いしてセレクトしてもらった一本。生春巻、唐揚げ、ミートローフ、どんな料理にも合わせやすく、美味しかったのだけれど、コスパが若干悪いのでこの点数。2400円ぐらいならリピートするけれど、3000円以上出すほどじゃない感じ。ラクリマ種は、歴史の古い品種とされていますが、現在はモッロ・ダルバのみで栽培される土着品種。ラクリマ(Lacrima)は、イタリア語で「涙」、「しずく」、「水滴」、「滴り」などの意味で、実が熟すと果皮がわえて果汁がしたたり落ちることからそう呼ばれてます。で、このワインは、その、ラクリマ・ネーラを使って作られていますが、土着品種にしては、あか抜けた感じ。ちなみに、「キリストの涙」と言う意味の「ラクリマ・クリスティ...妄想ワインNo.24
こちらはレストランで飲んだワイン。土着は少なかったのですが、その中でファランギーナを発見。ファランギーナはカンパーニャ州で広く栽培されいている品種の一つですが、こちらはちょっと珍しいモリーゼのワイン。モリーゼってイタリアでDOCGのワインがない地域(2015年現在)で、バルクワイン用のブドウ農家多く、ワイナリーが少ないので、日本で飲むのはかなり珍しいです。その中で、マーヨ・ノランテは100hrの畑を持つ、モリーゼの代表ともいえるワイナリー。ガンベロロッソの常連です。ここのデザートワインApinaeもリーズナブルでとっても美味しい。輸入元は稲葉です。見つけたら是非お試しあれ!※ワインの価格について、レストランで飲んだもの、ホームパーティーなどで飲んだもの、セールで購入したものなど、様々ありますが、ここに表示してい...妄想ワインNo.23
初登場のデザートワイン。がっちゃんが主催する地葡萄ワイン会ではかならずデザートを一本入れます。でも、これは私のチョイスではなく、別のワイン会で出会った一品。デザートはどれも表現が似てしまうので、妄想するのはすごく難しいのですが、このデザートに関してはちょっと独特の風味だったのですごく印象に残りました。デザートワインもそれもモスカートのパッシートなどで作ったものは、だいたい、はちみつ色。でもって味も、そんな感じの甘味で、本当に干しブドウから蜜を搾り取ったって感じの味わい。中には、アーモンドの風味とか、焼きリンゴの感じとかもあったりします。それが、このワインは目をつぶって飲んだらリンゴジュースに間違いそうな感じの味。色も、ノンフィルターだから赤茶色をしていて、風邪ひきの時、おかあさんが子供のために絞って作ったリンゴ...妄想ワインNo.22
こちらは、『清水の舞台から飛び降りる』ような気持で買ったワイン。がっちゃんが普段買うワインの相場は1500円~2500円。3000円以上出す時は試飲会に参加したり、何かの機会に飲むことがあって、あれは美味しいと思ったときか、または、珍しい葡萄品種でとにかく飲んでみたい。と思ったときぐらい。なので、トスカーナのワインでそれもサンジョヴェーゼとかまぁ味のわかっているワインで1万円出すなんて、正直アリエナイ。だったら、なんで買ったの?って言われそうなんですが、前にちょっと書いた持ち込みワイン会の時、その時のお店のグレードとか縛りによりますが、5000円以上のワインとかって場合。まぁ5000円のワインを持っていく人はいないんですよね。7000円とか1万円以上。中には「家のセラーにあったものですが・・・」と言って、すごい...妄想ワインNo.21
今回は割とメジャーなワインを取り上げます。ソアーヴェの中ではピエロパンが好きなのですが、今回は3大ソアーヴェの中の一つジーニです。今回思いがけず点数が低いのは、私は酸が強いワインがあまり好きじゃないのと、あと何故か翌日猛烈に頭が痛くなったので、こんな点数に・・・妄想ワインは地質学者が登場。一つは、このワインは結構ミネラル感が強いのと、このワイナリーは、岩に掘られた洞窟の中にセラーを持っていることから、イメージしました。※ワインの価格について、レストランで飲んだもの、ホームパーティーなどで飲んだもの、セールで購入したものなど、様々ありますが、ここに表示しているのは、ネットなどで調べた1ボトル当たりの平均販売価格ですので、あくまで参考程度にご覧下さい。【ワイン名】ソアーヴェ・クラッシコ2012ジーニ【生産者名】ジー...妄想ワインNo.20
赤の発泡の代名詞ともいえる「ランブルスコ」。イタリアではクリスマスシーズンに、パネットーネとこのランブルスコを合わせることもよくあります。セッコ、アマービレ、ドルチェとあって、順に辛口→やや甘口→甘口と言う感じでしょうか。で、普段甘いワインはデザートワインしか飲まないので、ランブルスコもセッコしか買ったことがなかったのですが、モンテ物産のフェミリーセールに行って、特別価格600円になっていたので、アマービレに初挑戦。(下の表示価格は、平均売価)こちらのランブルスコですが、今市場に出回っているのは、スカリエッティボトルと言って、デザインが違います。中身は同じなのですが、フェラーリのデザイナー、セルジオ・スカリエッティ氏がデザインしたバージョンとなっています。そういうことで、たぶん古いボトルのほうが在庫が余っていた...妄想ワインNo.19
今回はイタリアのつま先、カラブリアのワインです。唐辛子やタマネギが有名な地域で、香辛料の効いたお料理をよく食べることから、ワインも個性あふれるものが多い気がします。そんなカラブリアを代表すると言っても過言ではないリブランディ社。ガンベロロッソの常連で、チロ・ビアンコ、チロ・ロッソはコストパフォーマンスに優れたワインだと思います。そんな中、土着品種や古代品種の復活にも力を入れているとのことで、今回ご紹介する「マントニコ」もその一つ。以下、品種とワイン、ワイナリーにつてのちょっとした解説です。いつも私のブログは長いので、出来るだけ簡潔にしようと何も書きませんでしたが、いつもワイン会の時にレジメを作るので、そこから抜粋します。めんどくさかったら飛ばして下さいね。カラブリアの古代品種「マントニコ」は、実の糖分が高く、ポ...妄想ワインNo.18
今回のワインは、仕事関係の人から頂いた物なので、インポーターが不明です。ただし、ネットでも販売されています。このワインはとにかく、濃くて美味。さらにコスパがいい。です。もちろんワインは、濃ければいい。ってもんじゃないんですが、基本的に私は赤も白も濃いワインが好き。だから、赤だったら、ピノ・ノワールよりもカベルネが好き。その意味で、とっても私の口にあったワインです。で、スパイシーなのに、意外に和食にも合う感じで、オススメのワインです。※ワインの価格について、レストランで飲んだもの、ホームパーティーなどで飲んだもの、セールで購入したものなど、様々ありますが、ここに表示しているのは、ネットなどで調べた1ボトル当たりの平均販売価格ですので、あくまで参考程度にご覧下さい。【ワイン名】カジョーロモンテプルチアーノ・ダブルッ...妄想ワインNo.17
一般的に、IGT(テーブルワイン)より、DOCG(統制保証原産地呼称)の方が、日本では手に入り易いのですが、このワインは、インポーターさんが小さいと言うと失礼に当たりますけれど、百貨店に入っているような大手ではなく、飲食店への卸を中心にされているので、一般消費者は手に入れにくいワインの一つ。拘りのあるお料理を作るシェフのお店は、やっぱりワインも珍しいものが多くて楽しいです。※ワインの価格について、レストランで飲んだもの、ホームパーティーなどで飲んだもの、セールで購入したものなど、様々ありますが、ここに表示しているのは、ネットなどで調べた1ボトルあたりの平均販売価格ですので、あくまで参考程度にご覧下さい。【ワイン名】ブリックヴァロマルドロエロ・アルネイス2014ジェネライ【生産者名】ジェネライ【収穫年】2014年...妄想ワインNo.16
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