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ドラッカーに学ぶ成果をあげる習慣! 提供:川越市の税理士 大林税務会計事務所

ドラッカーの名言を通して、仕事で成果をあげるにはどうしたらいいのか?なぜ仕事で成果があがらないのか?その理由を探っていきます。現代社会最高の哲人の言葉は、多くの気づきを与えるハズです。ドラッカー思考をバッチリ身につけたいあなたにオススメします!提供:ドラッカリアン税理士・大林 茂樹(ドラッカー学会会員) http://www.ohbayashi.ac.fm

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阿倍野区
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2006/01/11

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  • 11月配信コラム

    https://nextsociety.hateblo.jp/archive/2024/11

  • 10月配信コラム

    10月配信コラムは下記です。https://nextsociety.hateblo.jp/archive/2024/10

  • 夏のコラム一覧

    8月から9月に配信したコラム一覧は,下記ですhttps://nextsociety.hateblo.jp/archive/2024/09

  • 大物狙いよりも小さな成功を積み重ねる

    「成功に必要なものは,ある小さな特定の発展だけである。」創造する経営者P245成功に必要なものは,画期的なもので,業界に革命を引き起こすものでなければいけないと思ってしまうものです。古くは,エジプトのピラミッドや万里の長城なんかが思い浮かびます。蒸気機

  • 大義よりも費用対効果を優先する

    「目標は,大義ではなく費用対効果に関わるものとしてとらえなければならない。いかに努力しても達成できない目標は目標として間違っているとすべきである。」イノベーションと企業家精神P215われわれは,こうありたいという夢や希望を持っています。しかし,競争相手

  • 外見ではなく内面的な質の向上を考える

    「大きくなること自体に価値はない。良い企業になることが正しい目標である。成長そのものは虚栄でしかない。」マネジメント基本と原則P260この虚栄というやつがクセ者ですね。人間は虚栄(見栄)から逃れることはむずかしいのです。大が小に飲みこまれるというのは,

  • 凡事徹底からスタートする

    「知っている仕事は易しい。そのため,自らの知識や能力には,特別の意味はなく,誰もがもっているに違いないと錯覚する。逆に,自らにとっては難しいもの,不得手なものが,大きく見える。」創造する経営者P115隣の芝生は青く見えるということですね。人間の習性として,ア

  • リスクの分散よりもリスクの回避を優先する

    「企業家的なビジョンは,社会や知識のすべての領域にわたるものではなく,一つの小さな領域についてのものであるという事実にこそ,活力の源泉がある。」創造する経営者P245業績のカギは集中ということですね。ところが,あれもこれもやりたくなるのが人間です。言って

  • 成り行き任せにブレーキをかける

    「成果をあげるには,チェックポイントは二つ設けることが望ましい。一つは中間点,例えば九ヶ月後である。もう一つは終わりに近く,次のアクションプランの策定に入る前である。アクションプランなくしては,すべてが成り行き任せとなる。途中でアクションプランをチェック

  • 師といえる存在を常に探し求める

    「うまくいってるときこそが,外からの助け,良き師の助けが必要なときである。成果をあげるほど,目の前の仕事,緊急の仕事に没入しているおそれがある。そのとき,経験豊かな師が,『それは意味のあることか。自らの最高のものを引き出しているか』を聞いてくれる。」非営

  • 奇跡の困る点は頼りにならないこと

    「奇跡の困る点は,それが起こりえないということではなく,頼りにならないことにある。」P.F.ドラッカー経営論P235苦しいときの神頼みというやつです。おそらく,これは人間らしさにもつながってくるのかも知れません。少なくとも犬や猫は苦しいときの神頼みをしてい

  • 無意識で利他の境地になりきれるか?

    「優れたリーダーは,『私』とはいわない。意識していわないのではない。『私』を考えないのである。いつも『われわれ』と考える。」(非営利組織の経営P21)特に難しいのが,「意識していわないのではない。」の部分です。無意識で自然に「『私』とはいわない」とい

  • お客様の声が届きにくいのは仕方ない?

    「今日の組織構造は,マネジメントの階層を基本に組み立てている。それらの階層は,ほんどが情報の中継器にすぎない。他のあらゆる種類の中継器と同じようにできが悪い。情報は伝えられるたびに内容が半減する。」ネクスト・ソサイエティP129組織構造は,トップが頂点に

  • パターン化した判断を疑ってみる

    「判断の代りに公式を使うことは,常に間違いである。」現代の経営上P83常に間違いであるといわれても,判断の代りに公式を使いたがるのが人間の性だったりしますね。周りを見渡してみると,○○の法則や○○の方程式なるものによって,パターン化するのが大好きなのが

  • 成果をあげるための行動指針

    「ほとんどの人が下に向かって焦点を合わせる。成果ではなく努力に焦点を合わせる。組織や上司が自分にしてくれるべきことを気にする。そして何よりも,自らがもつべき権限を気にする。その結果,本当の成果をあげられない。」経営者の条件P78成果をあげるための行動指

  • 鏡は自分を律するための武器となる

    「リーダーたる者は,あらゆる行動において,翌朝鏡の中に見たい自分であるかを問うことを習慣化しなければならない。」非営利組織の経営P54特に翌朝というのが,皮肉ですかね。二日酔いの日の朝だと見たくない自分だったりするでしょうね。女性問題で失脚した某ドラッ

  • 話し上手より聞き上手

    「多くの人が,話し上手だから人との関係づくりは得意だと思っている。対人関係のポイントが聞く力にあることを知らない。」非営利組織の経営P217話が下手よりは,上手いほうがいいかも知れません。しかし,話す能力と人間関係づくりの能力は必ずしも一致するとは限らな

  • 正当化する議論は単なる言い訳?

    「成果のあがらないもの,希望のないもの,報われないものを継続すべきことを正当化するための議論が,言い訳以上のものであることはあまりない。」創造する経営者P190「成果のあがらないもの,希望のないもの,報われないもの」であるにも関わらず,なかなか廃棄す

  • マルチタスクの限界を知る

    「成果をあげるには,手を広げすぎてはならない。一つのことに集中する必要がある。若干の気分転換を必要とするというのであれば,二つのことを行ってもよい。しかし,三つ以上のことを同時にこなせる者はいないはずである。したがって,なされるべきことを考えたならば,そ

  • 損得の問題は奥が深い

    「業績をあげる際には,間違いや,失敗さえも許される。いや,許され るべきである。だが,業績をあげる際に許されないのは,自己満足と低い業績基準である。」マネジメント下P129業績をあげるためには,間違いや失敗が許されるべきであるというのは よくわかりますが

  • 自らの市場を広く定義する

    『「いずれの企業も,自らの市場は狭く定義する。『顧客が価値を見出すものの市場』ではなく,『わが社の生産する製品の市場』として定義するためである。」(マネジメント下P142)この言及にあるように,何も意識しないと,お客様の要求にあわせるよりも,自らの実力を世に

  • 自らに対する要求水準をあげる

    「人に教えることほど自らの勉強になることはないのと同様,人の自己啓発を助けるほど自らの自己啓発 「人に教えることほど自らの勉強になることはないのと同様,人の自己啓発を助けるほど自らの自己啓発に役立つことはない。事実,人の成長に手を貸すことなく自らが成長す

  • 大は小を兼ねるとは限らない

    「大企業にならないということは,時として楽しみも多く,満足も大きいものである。」マネジメント下P261この言葉にうなずく派とうなずかない派にわかれるかも知れませんね。わたしは,うなずく派ですが,あなたはいかかでしょうか?「大きな組織で働いたほうが仕事がで

  • マネジメントの視点で考える性善説

    「人は強く責任感があり貢献を欲する存在であると見る者は,時には失望させられるかもしれない。しかし,マネジメントの第一の仕事は,人の強みを生かすことである。それができるのは,人が成果をあげることを欲する存在であるとするときだけである。 」マネジメント中P86

  • 意外と気になる企業の生存率

    「新たに設立される企業一〇〇社のうちほぼ七五社が,マネジメントの失敗を主たる原因として五年以内に倒産している。」創造する経営者P155いわゆる中小企業生存率というものです。100社のうち75社が倒産というと高い確率ですね。このデータは,おそらくニューヨーク

  • 仕事の分析で思わず見落としてしまう大事なこと

    「仕事の分析にとって最も重要なステップが抜けている。仕事の分析は,必要な作業を明確にすることから始まるのではない。望ましい最終商品を規定することから始まる。」マネジメント上P255一般的に,業務のマニュアル化にとって最も重要なステップは,必要な作業を明確

  • 受け入れがたい矛盾に立ち向かう

    「継続を旨とする組織にとっては,変化とは,その言葉からして受け入れがたい矛盾である。」明日を支配するものP102われわれの多くは,いままでの日常生活が急変することを望んでいません。定時に出勤し,ほどほどに時間に帰宅して就寝する。そういう何の変哲もない生活

  • 仕事の仕方と仕事の適切さを比較する

    「効率とは仕事の仕方であり,成果とは仕事の適切さである。」マネジメント上P52仕事の仕方と,仕事の適切さはイコールではありません。もちろん,どちらも大切ですが,どちらかというと仕事の仕方が重視され,仕事の適切さが軽視されているように思います。仕事の

  • 八方美人は最悪の選択

    「何もかもできる組織はない。金があっても人がいない。優先順位が必要である。あらゆることを少しづつ手がけることは最悪である。いかなる成果もあげられない。間違った優先順位でも,ないよりはましである。」マネジメント上P150あらゆることを少しづつ手がけること

  • 専門化と多角化を調和させる

    「いかに集中が望ましくとも,多角化との調和が必要である。さもなければ過度の専門化に陥る。同時にいかに多角化が望ましくとも,あるいは避けがたくとも集中が必要である。さもなければ分裂と分散に陥る。単純さと複雑さはともに必要である。単純さと複雑さは事業を反対

  • 組織を評価する基準をどこに置くか?

    「組織を評価する基準は天才的な人間の有無ではない。平凡な人間が非凡な成果をあげられるか否かである。」経営者の条件P113天才的な人間が何を意味するか難しいところです。天才的な人間が一代で財を成すカリスマ的な経営者を指しているのであれば,そのような人間が

  • 成果をあげるための知識を磨き上げる

    「今日では,知識だけが意味ある資源である。もちろん伝統的な『生産要素』,すなわち土地,労働,資本がなくなったわけではない。だがそれらは,二義的な要素となってしまった。」ポスト資本主義社会P56企業の競争力がヒト・モノ・カネといわれますが,それが全てという時

  • 新規に取り組む前にやるべきことは何か?

    「陳腐化したものの廃棄抜きに新しいことに取り組む戦略計画は,いかなる成果も生むことがないといってよい。」マネジメント上P159戦略計画で最優先すべきことは,いきなりあたらしいものに飛びつくのではなく,廃棄が先であるということです。ところが,これが人間に

  • 組織のほんとうの目的は何か?

    「組織の目的は,凡人をして非凡をなさしめることにある。」(マネジメント 中 P99)組織の目的は傑出した才能をもった人間が非凡なことを達成することであるということだと,多くの人はがっかりするでしょうね。凡人をして非凡をなさしめるとあれば,頑張ってみようとい

  • ほめ方叱り方に固執しない

    「フィードバック情報は,働く者自身がそれによって自らの仕事ぶりを評価し,方向づけすることに資するものである必要がある。理想は,わざわざほめたり叱ったりする必要をなくすことである。すでにフィードバック情報によって,本人が知っているからである。」マネジメン

  • 合理的な管理方法を模索する

    「管理はすべて経済的な視点から行うべきであって,倫理的な観点から行ってはならない。 」「最小の労力で基準からの逸脱を防げばよい。」マネジメント上P268昨今の世の中は,内部統制がうるさくなったので,「最小の労力で基準からの逸脱を防げばよい。」という部分は

  • 上手く行かないのは誰のせい?

    「仕事ができないことを,設備,資金,人手,時間のせいにしてはいけない。それではすべてを世の中の責任にしてしまう。よい仕事ができないのをそれらのせいにすれば,あとは堕落への急坂である。」非営利組織の経営P207上手くいかないときににお金がない優秀な人材がいな

  • リーダーの資質は天性のもの?

    「学ぶことのできない資質,後天的に獲得できない資質,初めから身につけておかなければならない資質が一つだけある。才能ではない。真摯さである。」マネジメント中P30リーダーの資質として身につけておかなければならないのは,真摯さです。真摯さの定義は難しいです

  • 成果をあげる究極の問いを意識する

    「非営利組織に働くあらゆる者が何度も何度も繰り返すべき究極の問いは,『自分はいかなる成果について責任をもつべきか,この組織はいかなる成果について責任をもつべきか,自分とこの組織は何をもって憶えられたいか』である。」非営利組織の経営P159責任成果そして何

  • 人間の能力を測定する方法に王道はない

    「傑出した仕事をする者を事前に知る方法はない。実際に仕事をさせるしかない。逆に,最も頼りにならない方法が学校の成績である。」断絶の時代(第15章)学校の成績は良かったけれども,成果をあげられない人や学校の成績が悪かったけれども,成果をあげる人がいます。

  • 働く人の満足と生産性のバランスを考える

    「働く者が満足しても,仕事が生産的に行わなければ失敗である。逆に仕事が生産的に行われても,人が生き生きと働けなければ失敗である。」(マネジメント基本と原則P57)いわゆるブラック企業を巡って,いろいろと話題になっています。働く者と生産性のバランスが崩れる

  • 性に合わないものには手を出さない

    「イノベーションの機会は,イノベーションを行おうとする者と体質があっていなければならない。重要であって意味がなければならない。さもなければ,忍耐強さを必要としかつ欲求不満を伴う厳しいイノベーションの仕事はできない。」イノベーションと企業家精神P162人間

  • 経営学は机上の空論なのか?

    「事業のマネジメントは,いかに経営学が健全であり,いかに経済分析が慎重であり,いかに諸々の手法が優れていたとしても,常に人間的な要因に戻る。」現代の経営上P129人間が必ずしも合理的に行動するわけではないことを示唆していますね。机上の空論ともいいますが,

  • 未来に関わるビジョンで成功する

    「未来に関わるビジョンのうち必ず失敗するものは,確実なもの,リスクのないもの,失敗のしようのないものである。」創造する経営者P254いわゆる事なかれ主義です。人間は上手くいっているときは,保守的になり,切羽詰まったときはリスク志向になります。確実に100万円

  • 情報に重点をおいた仕事に対応する

    「情報型組織においては,あらゆる者が,上司と同僚に対し情報を与え,教育する責任を負う。そして全員が自らを理解してもらう責任を負う。そのためには,自らが負うべき責任と成果についての責任を考え抜き,書きとめなければならない。そしてそれらのことが,上,下,横の人た

  • 成功体験をキッパリと捨て去る

    「既存の企業が企業家精神を発揮するには,自らの製品とサービスが競争相手によって陳腐化させられるのを待たず,自ら進んで陳腐化させていかなければならない。」(イノベーションと企業家精神P180)成功は捨て去れという言葉を耳にしたことがあると思います。しかし,

  • 目標を達成したら何を始めるか?

    「われわれは,繰り返しミッションを見直していく必要がある。人口構造が変化したがゆえに,あるいは成果をあげなくなったものを廃棄しなければならないゆえに,さらにあるいは目標を達成したがゆえに,ミッションそのものを見直していく必要がある。」非営利組織の経営P51

  • 好きなことが趣味で終わる人と終わらない人の差を考える

    「好きなことをすることが,貢献,自己実現,成功につながると考えた者のうち,実際にそれらのものにつなげた者はほとんどいなかった。」明日を支配するものP215夢は叶わぬものということでしょうか?自分がなりたい職業やこうありたいという理想は,実現しないものです。

  • 支出配分の変化を掘り下げて考える

    「支出配分の変化ほど,組織の経営戦略にとって,脅威としても機会としても大きな意味をもつものはない。」明日を支配するものP62若者のクルマ離れ,バイク離れがよく言われます。スマホにお金をかけるようになったからですね。また,コロナ禍によって,おうち時間が増

  • 得られた情報を冷静になって吟味する

    「サービスとは,マネジメントの憶測や,社長と大手ユーザーの雑談によって評価すべきものではない。体系的,客観的,定期的に顧客に聞くことによって評価すべきものである。」現代の経営上P91サービスの難しさを物語っていますね。「マネジメントの憶測や,社長と大手ユ

  • 空き時間で出来ること,出来ないことを考える

    「成果を「成果をあげるには自由に使える時間を大きくまとめる必要がある。大きくまとまった時間が必要であること,小さな時間は役に立たないことを認識しなければならない。」経営者の条件P73受験生の頃,電車の待ち時間のわずかな時間でも無駄にしないように英単語を

  • 小さな成功を積み重ねる

    「成功に必要なものは,ある小さな特定の発展だけである。」創造する経営者P245成功に必要なものは,画期的なもので,業界に革命を引き起こすものでなければいけないと思ってしまうものです。古くは,エジプトのピラミッドや万里の長城なんかが思い浮かびます。蒸気機

  • 目標は費用対効果で考える

    「目標は,大義ではなく費用対効果に関わるものとしてとらえなければならない。いかに努力しても達成できない目標は目標として間違っているとすべきである。」イノベーションと企業家精神P215われわれは,こうありたいという夢や希望を持っています。しかし,競争相手

  • 見栄や虚栄心に溺れるな

    「大きくなること自体に価値はない。良い企業になることが正しい目標である。成長そのものは虚栄でしかない。」マネジメント基本と原則P260大きくなること自体に価値はないといわれても大きくなること,あるいは,大きく見せようとするのが人間の性なのかもしれません

  • 隣の芝生は青く見えても我慢する

    「知っている仕事は易しい。そのため,自らの知識や能力には,特別の意味はなく,誰もがもっているに違いないと錯覚する。逆に,自らにとっては難しいもの,不得手なものが,大きく見える。」創造する経営者P115隣の芝生は青く見えるということですね。人間の習性として,ア

  • 企業家の活力の源泉となるものとなるもの

    「企業家的なビジョンは,社会や知識のすべての領域にわたるものではなく,一つの小さな領域についてのものであるという事実にこそ,活力の源泉がある。」創造する経営者P245業績のカギは集中ということですね。ところが,あれもこれもやりたくなるのが人間です。言って

  • 玉虫色の解決に一理あり

    「目標が最大化にあったのでは目標は決して達成されることがない。それどころか達成に近づくほどいっそうの努力が求められる。」イノベーションと企業家精神P211比較的やさしい問題で,常に80点をとるというのは,努力すれば可能です。しかし,常に100点をとるとなると

  • 成果をあげる2つのチェックポイント

    「成果をあげるには,チェックポイントは二つ設けることが望ましい。一つは中間点,例えば九ヶ月後である。もう一つは終わりに近く,次のアクションプランの策定に入る前である。アクションプランなくしては,すべてが成り行き任せとなる。途中でアクションプランをチェック

  • 外からの助けが必要なときは,どんなときか?

    「うまくいってるときこそが,外からの助け,良き師の助けが必要なときである。成果をあげるほど,目の前の仕事,緊急の仕事に没入しているおそれがある。そのとき,経験豊かな師が,『それは意味のあることか。自らの最高のものを引き出しているか』を聞いてくれる。」非営

  • 苦しい時の神頼みは本当に効果があるのか?

    「奇跡の困る点は,それが起こりえないということではなく,頼りにならないことにある。」P.F.ドラッカー経営論P235苦しいときの神頼みというやつです。おそらく,これは人間らしさにもつながってくるのかも知れません。少なくとも犬や猫は苦しいときの神頼みをしてい

  • 私利私欲のない人の習慣

    「優れたリーダーは,『私』とはいわない。意識していわないのではない。『私』を考えないのである。いつも『われわれ』と考える。」(非営利組織の経営P21)特に難しいのが,「意識していわないのではない。」の部分です。無意識で自然に「『私』とはいわない」とい

  • パターン化した約束事を警戒する

    「判断の代りに公式を使うことは,常に間違いである。」現代の経営上P83常に間違いであるといわれても,判断の代りに公式を使いたがるのが人間の性だったりしますね。周りを見渡してみると,○○の法則や○○の方程式なるものによって,パターン化するのが大好きなのが

  • 成果をあげられない人が陥る3つの罠

    「ほとんどの人が下に向かって焦点を合わせる。成果ではなく努力に焦点を合わせる。組織や上司が自分にしてくれるべきことを気にする。そして何よりも,自らがもつべき権限を気にする。その結果,本当の成果をあげられない。」経営者の条件P78成果をあげられない人が陥

  • 鏡がどんな役割を果たしているかを考える

    「リーダーたる者は,あらゆる行動において,翌朝鏡の中に見たい自分であるかを問うことを習慣化しなければならない。」非営利組織の経営P54特に翌朝というのが,皮肉ですかね。二日酔いの日には,かなり堪える一節です。自己嫌悪に陥ることもありますが(苦笑)人間誰し

  • 聞け話すなを徹底する

    「多くの人が,話し上手だから人との関係づくりは得意だと思っている。対人関係のポイントが聞く力にあることを知らない。」非営利組織の経営P217話が下手よりは,上手いほうがいいかも知れません。しかし,話す能力と人間関係づくりの能力は必ずしも一致するとは限らな

  • 投資の判断はある種の誘惑が邪魔をする

    「成果のあがらないもの,希望のないもの,報われないものを継続すべきことを正当化するための議論が,言い訳以上のものであることはあまりない。」創造する経営者P190「成果のあがらないもの,希望のないもの,報われないもの」であるにも関わらず,なかなか廃棄す

  • 同じボスでもビックボスに見習え

    「マネジメントを欠くとき,組織は管理不能となり,計画は実行に移されなくなる。最悪の場合,計画の各部分が,それぞれ勝手なときに,勝手な速度で,勝手な目的と目標のものに遂行されるようになる。ボスに気に入られることのほうが,成果をあげることよりも重要になる

  • 得する損するという問題にマジメに取り組んでみる

    「業績をあげる際には,間違いや,失敗さえも許される。いや,許され るべきである。だが,業績をあげる際に許されないのは,自己満足と低い業績基準である。」マネジメント下P129業績をあげるためには,間違いや失敗が許されるべきであるというのは よくわかりますが

  • マルチタスクを颯爽とこなすのは本当にカッコイイのか?

    「成果をあげるには,手を広げすぎてはならない。一つのことに集中する必要がある。若干の気分転換を必要とするというのであれば,二つのことを行ってもよい。しかし,三つ以上のことを同時にこなせる者はいないはずである。したがって,なされるべきことを考えたならば,そ

  • 量や物にとらわれない仕事を考える

    「知識労働は,量によって規定されるものでもない。コストによって規定されるものでもない。成果によって規定されるものである。」経営者の条件P25モノを動かしたり運んだりすることは,長年のあいだ人間の仕事でした。体を動かすことは,イコール成果をあげることに

  • ネジが緩んだら,あなたはどうしますか?

    「重要なことは,正しい答えを見つけることではない。正しい問いを探すことである。間違った問いに対する正しい答えほど,危険とはいえないまでも役に立たないものはない。」現代の経営下P226間違った問いに対する正しい答えとはなんでしょうか?ネジが緩んだからネ

  • スカウトの目は節穴というけれど

    「『人を正く判断できる者はいない。』少なくともこの世にいない。しかし問題は,人事の決定を真剣に考え,最善をつくすべく努力をする者が少ないということである。」マネジメント・フロンティアP144出だしの『人を正く判断できる者はいない。』の部分ですが,人を見

  • 優先順位をつけるのは,実は難しい決断

    「優先順位の決定が,よき意図を成果を上げるコミットメントへと,洞察を行動へと具体化する。優先順位の決定がマネジメントの視点と真摯さを語る。そして優先順位の決定が,基本的な行動と戦略を規定する。」創造する経営者P267優先順位の決定は重要ですね。しかし,こ

  • 自分の仕事は誰の役にたつのか?

    「権限に焦点を合わせる者は自らが単に誰かの部下であることを告白しているにすぎない。」経営者の条件P79権限に焦点を合わせる者とは,会社で何をしているかと質問されたとき,「○○部にいます」「○○部長です」と答える人のことをいうのだそうです。権限に焦点を

  • 自らは脇役に徹する

    「企業は客のニーズを変えることによって対価を得ることではないというマーケティングの基本を受け入れなければならない。企業は客のニーズを満足させることによって対価を得る。」イノベーションと企業家精神P228「客のニーズを変えることによって対価を得る」のでは

  • 問題の解決ではなく機会の開拓

    「成果は,問題の解決ではなく,機会の開拓によって得られる」創造する経営者P6問題の解決とは,目の前にある出来事に対して対応することです。もちろん,大事なことですが,その場しのぎの場当たり的な対応なってしまうことがあります。機会の開拓というのは,目の前に

  • 容易ではない組織の抵抗

    「老廃物は捨てなければならない。人の身体はそうしている。ところが,組織では強い抵抗が出てくる。容易ではない。」ネクスト・ソサエティP132老廃物を捨てることは簡単なのに,組織の老廃物を捨てることには抵抗があるということですね。自然の摂理としての生理現象

  • 身びいきと仲間意識にケジメをつける

    「組織の内部に成果はない。そこにはコストしかない。ところが人は容易に内部に没入し,外部の現実から遊離する。」非営利組織の経営P134「人は容易に内部に没入」するのは,なぜでしょうか?人間は,本質的に身びいきや仲間意識が強いことから来ていると思います。

  • 責任に焦点を合わせるのが自己実現の近道

    「責任に焦点を合わせるとき,人は自らについてより大きな見方をするようになる。」非営利組織の経営P211責任に焦点を合わせるといっても,あまり物事に関わりたくないとか,重すぎる責任は負いたくないという意見が出てくるかも知れませんね。しかし,責任を負わない生

  • 知識労働者としての責任を果たす

    「分析,統合,管理というステップは,特に知識労働において重要な意味をもつ。知識労働の直接の成果は物ではないからである。誰か他の者への貢献だからである。」 マネジメント上P233自動車会社が製造する自動車は,作業工程を目で追っていくことが可能 です。しかも,最

  • リーダーは同調圧力に騙される

    リーダーは同調圧力に騙される大林茂樹 9月2日(木) 9:28To はてなブログ, Seesaa, namjai送信予定日時: 9月2日(木) 9:28送信をキャンセル「多くのリーダーが自分のいったことは誰もが理解したと思う。しかし誰も理解などしていない。したがって,決定する前には人

  • 行動はマイナスからスタートする

    「行動とは,ミッションを書き換え,焦点を合わせ直し,そのうえに新しいものを築き,組織することである。そして廃棄することである。」非営利組織の経営P53最後の「廃棄することである」の部分がなかなか思い浮かびません。「ミッションを書き換え,焦点を合わせ直し,そ

  • 見た目で判断するリーダーシップ

    「私が非営利組織の人たちからよく聞かれることが,『リーダーの資質とは何か』である。この問いは,まるでリーダーシップがすべてであって,それ自体が目的であると考えているかのようである。しかし,そのようなリーダーシップこそが間違ったリーダーシップである。」非

  • 仕事で本当に大事なのは相性なのか?

    「仕事は人の好き嫌いとは関係ない。仕事は感情抜きで行うことができる。仕事以外に付き合いのない人とも,仕事はできる。人の仕事に敬意をもつことさえできれば,嫌いな人とも仕事はできる。」マネジメント上P238人類最初の組織は,血縁関係のある部族社会だったといわ

  • 生産的な職場をつくるには?

    「人が生産的であるためには,仕事のスピード,リズム,持続時間を自らコントロールできなければならない。」マネジメント上P235人間はスピード,リズム,持続時間を強制させると乳酸がたまり著しく効率が悪くなるそうです。実際に,自分の趣味には何時間でも没頭できます

  • 充実と自信が生まれる源泉となるもの

    「自らの成長のために最も優先すべきは卓越性の追求である。そこから充実と自信が生まれる。」非営利組織の経営P206卓越性の追求ですが,卓越性という言葉の意味が意外とむずかしいかも知れません。卓越性は,原文だとExcellenceになっています。よく出来ること,得意な

  • 生まれつきマネジメントの適性がない人はどんな人?

    「学ぶことのできない資質,後天的に獲得することのできない資質,初めから身につけていなければならない資質が一つだけある。才能ではない。真摯さである。」マネジメント中第31章これから,マネジメントを学んでいこうと思いドラッカーの本を手に取ったら,学ぶこと

  • 働くあらゆる者に問われる究極の問い

    「非営利組織に働くあらゆる者が何度も何度も繰り返すべき究極の問いは,『自分はいかなる成果について責任をもつべきか,この組織はいかなる成果について責任をもつべきか,自分とこの組織は何をもって憶えられたいか』である。」非営利組織の経営P159これは,非営利組織

  • 貧乏暇なしから抜け出そう

    「現実にはほとんどの小企業が戦略をもたない。機会中心ではなく問題中心である。問題に追われて日々を送る。たからこそ小企業の多くは成功できない。」マネジメント下P69問題に追われて日々を送るというのは,すなわち貧乏暇なしということです。貧乏暇なしから抜

  • 「習うより慣れよ」はブラック企業の温床

    「まとまりのある仕事を与えられず,要素動作だけを教えられるとき,学んだことを捨てる能力は増大するどころか減少する。そのとき働く人たちは,知識や理解ではなく経験や習慣だけを獲得する。さらにまた,計画するどころか知る必要もなく単に実行しさえすればよいとするな

  • 真の多角化とは何か?

    「事業についての有効な定義をもてないことは危険信号である。市場や顧客と無関係に事業を行っていることになる。さらには共通の知識や労力の相乗効果を実現する真の多角化ではなく,知識労力とは関係のない分散を行っていることになる。」創造する経営者P264人が多く

  • サービスの本当の評価はどうあるべきか?

    「サービスとは,マネジメントの憶測や,社長と大手ユーザーの雑談によって評価すべきものではない。体系的,客観的,定期的に顧客に聞くことによって評価すべきものである。」現代の経営上P91サービスの本当の評価はどうあるべきか?サービスの難しさを物語っていますね

  • 信頼できる記録を用意する

    「人間の記憶には驚くほどの融通性がある。今日やっと営業費を賄っているにすぎない製品が,三年前には産業に革命をもたらすと期待されていたことを記憶している人は少ない。(中略)期待を事前に書き留めておくことによってのみ,あとで検討するうえで必要な信頼できる記録

  • いかなる成果について責任をもつべきか?

    「非営利組織に働くあらゆる者が何度も何度も繰り返すべき究極の問いは,『自分はいかなる成果について責任をもつべきか,この組織はいかなる成果について責任をもつべきか,自分とこの組織は何をもって憶えられたいか』である。」非営利組織の経営P159これは,非営利組織

  • 生産性の向上に必要なものは何か?

    「知識労働では,恐怖による生産性の向上はありえない。自ら動機をもち,自ら方向を決めるのでなければ,生産的に働くことはできない。自ら何かを生み出せなければならない。」マネジメント上P244現代では,恐怖による生産性の向上などありえないというのは,すんなり来る

  • 長時間労働の質を考える

    「人は,一つの動作しかしないと疲労する。心理的な退屈以前の問題として,生理的な疲労が出る。乳酸がたまり視力が落ちる。反応が遅くなりムラが出る。」マネジメント上P234「自らのものではないスピード,リズム,持続力を強要されるほど,人を疲れさせ,抗わせ ,いらつか

  • 利益は収入と支出との差額でホントに良いのか?

    「これまで利益とされてきたものは,実は,明日のためのコストにすぎない。」「したがって最大の問題は,リスクに見合うものだけのものがあるかどうかである。」断絶の時代第二部第7章「これまで利益とされてきたもの」とあるように,利益というものは,あくまでも利益で

  • マーケティングが効果を発するための秘訣

    「非営利組織のマーケティングは,組織全体が達成したいものを知り,組織内の全員がその目標とその価値に合意し,成果をもたらすべく進み始めたときに効果を発します。」非営利組織の経営P94マーケティングが効果を発するための秘訣が書かれています。非営利組織に限ら

  • 遊び心を大切にする

    「現場の仕事の虜になっても過ちを生む。むしろこちらのほうが直すのに手間がかかる。」非営利組織の経営P28人間は,目の前の仕事に没頭します。仕事に没頭することは,いいことだという風潮もありますね。ところが,する必要のない仕事に没頭されたらどうでしょう

  • 成功は捨て去れというけれど

    「うまくいっているときほど『もっとうまくやれないか』を考えなければならない。改善の戦略において原則とすべきものがこの成功の追究である。うまくいったものをさらに改善することである。変えることである。これら全ての責任はトップにある。組織の風土や姿勢に関わ

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