ショーがはじまるよ (2024W42) - はせる

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ショーがはじまるよ (2024W42)

 イルカショーを初めて見たのは浅虫水族館だった。

2024W42 (2024-10-14 / 2024-10-20)

 浅虫水族館は青森県陸奥湾*1に突き出た夏泊半島の西側にある、青森県営の水族館。幼稚園か小学校低学年のころに、遠足と家族とで2回ぐらい行った記憶がある。全国の水族館を掲載した本には「イルカショーのステージは劇場っぽく幕が開閉する造りになっているのが珍しい」みたいなことが書かれていて、これを読んだときには全然記憶になく、7年前に息子と再訪したときに確認した*2

 たぶん私はイルカショーが好きなんだと思う。浅虫水族館で見たショーも、しながわ水族館で見たショーも、新江ノ島水族館で見たショーも、人間がイルカと意思疎通できることを目の前で表現される度に、すごく感動してしまう。でも、しながわ水族館ではリニューアル*3後にイルカの展示・ショーを取りやめることを決めている。品川区の出している資料では維持管理費などの財政面を主な理由としているけど、「イルカを取り巻く社会情勢」も踏まえての判断のようだ。イルカショーは世界的にもどんどん少なくなっていく、というのが時代の流れなんだろう。

 動物園や水族館での動物の生活環境の向上、その動物らしい生活の尊重という意味での動物愛護には大賛成である。そして、檻や水槽の中に閉じ込められないこと、そもそも捕獲されないことは、目の前の動物が本来そうあるべき状態なのだということも、理解できる。
 一方で、動物園や水族館で展示される種が少なくなっていくことで、地球にどれだけの多様性があるのかという体験の機会が少なくなっていくことも心配している。それは結局、人間のエゴなのかもしれない。でも、本物の動物を見にサバンナに行く、舟で海に出るなどは誰でもできることではない。見る・触れるなどの体験を通して、動物が好きで大切だと思う子どもを育てることも、動物愛護の精神を育むということなのではないかと考える。そういった子どもが少なくなってしまうと、未来はまた違ったものになっていくんじゃなかろうか、と想像している。

 動物の「尊厳、権利」は最大限尊重されてほしい。それを前提とした動物と人間の関係性があり、その中で、時にはその命をあずかったり、時にはその命をいただいたりしている。そういうことを考えたり伝えたりする、という機会も動物愛護に繋がっていくのではないかと思う。


2024W42

2024W42 (2024-10-14 / 2024-10-20)

今週のうたかた

14日 月曜日(2024-288)、スポーツの日

文京スポーツパーク2024@文京スポーツセンター

www.city.bunkyo.lg.jp

文京スポーツパーク

 各所で催されているスポーツの日のイベント。今年は文京区を選択。去年行った台東区とは様相が少し違い、アルバルク東京がブースを出していたり、eスポーツのHADOも体験できたりする。
 文京区在住の義弟夫婦ともばったり会い(妻は会うかもと思っていたらしい)、HADOは甥っ子とその友達らと楽しんだ。その後、息子主導でゴルフ、卓球とまわり、最後はBMXのショーを見て体験もした。

帰りの雰囲気

15日 火曜日(2024-289)

マジックアワーの雰囲気

16日 水曜日(2024-290)

でかい金木犀

17日 木曜日(2024-291)

blog.ymmtdisk.jp

点検

18日 金曜日(2024-292)

芝生養生

19日 土曜日(2024-293)

20日 日曜日(2024-294)

新江ノ島水族館

 確かに息子を連れて行ったのに、息子は新江ノ島水族館の記憶がないらしい。そらそうか、まだ小さかったもんね。ということで久しぶりに行くことにした。

片瀬江ノ島駅

 片瀬江ノ島駅は竜宮城なんだよ、と電車の中で説明していたのに、駅について直行してしまったので、明るいうちに概観を見せることができなかった。

イルカショー
ウミガメにタッチ!
周遊

 2019年の夏以来だった。5年も前か。

blog.ymmtdisk.jp

帰りの雰囲気

 夜の片瀬江ノ島駅の概観を見て帰る。

今週のエンタメ

今週の覚え書き

今週のはてな

*1:陸奥湾 - Wikipedia

*2:幕の写真は撮っていなかった。 帰省 3日目 その1 - はせる / 帰省 3日目 その2 - はせる

*3:2025年工事開始、2027年にリニューアルオープンの予定。 しながわ水族館|品川区

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