体調が優れない状況ですが、徐々に回復してきたので今月のWindows Updateを実施しました。
今月はやはりInternet Explorerの話題が気になる月です。
悪意のあるソフトウェアの削除ツール
OS共通で配信
- 悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 - v5.110 (KB890830)
通常通り。
Windows10
概ね世の中が22H2にアップデートされているような感じのWindows10です。
- 2023-02 Cumulative Update for Windows 10 Version 22H2 for x64-based Systems (KB5022834)
- 2023-02 x64 (KB5022729) 向け Windows 10 Version 22H2 用 .NET Framework 3.5、4.8 および 4.8.1 の累積的な更新プログラム
Windows10の月例更新プログラムが英語表記になっているのがちょっと気になるものの、特に適用は問題なく終了しました。
LTSC 1607(LTSB 2016)では、
- 2023-02 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1607 の累積更新プログラム (KB5022838)
- 2023-02 Windows 10 Version 1607 (x64 版) 用 .NET Framework 4.8 の累積的な更新プログラム (KB5022503)
英語表記になることもなく終了。
Windows11
Microsoft365ユーザということもあり、今年こそは移行環境を用意しようと画策中。
- 2023-02 x64 ベース システム用 Windows 11 の累積更新プログラム (KB5022836)
- 2023-02 x64 (KB5022730) 向け Windows 11 用 .NET Framework 3.5、4.8 および 4.8.1 の累積的な更新プログラム
既知の不具合はあるものの、適用自体は特に問題はありませんでした。
Windows8.1
試しにやってみたWindows8.1。
先月にサポート終了となったため、月例更新は検出されず適用されないものの、悪意のあるソフトウェアの削除ツールやDefenderの更新などは適用が実施されました。
これでWindows8.1は終了。
サービススタック更新プログラム
SSUの更新の確認。
https://msrc.microsoft.com/update-guide/vulnerability/ADV990001
2023年2月は前年10月以来久々に更新がある模様。ただ更新があるという記載は見て取れるのですが、実際にどのWindowsのSSUが更新されるのか、リリース情報は反映されていない状況でした。
※後日更新の可能性が高い。
追記:
後日、Windows Server 2012(R2含む)にはSSUの配信があることが確認できました。
別のコンピュータでは3月2日に検出して適用が動作していました。
SSUの情報ページの内容は更新されていませんが、2023年2月のSSUは一部OSには配信されているようです。(追記ここまで)
この他、気になった情報
月例更新プログラムを適用してから、DirectXを使用するとアプリからapphelp.dllエラーが発生することがある、という症状が既知の問題として挙がっています。実際は11月の月例更新KB5019980から発生してたようですが、2月に情報の更新があった模様。
Intel(R) Graphics Driverを使用している環境で発生しているようです。回避策は30.0.101.1190 より新しいバージョンのIntel(R) Graphics Driverをインストールすることのよう。
問題が発生しているのは26.20.100.7463 から 30.0.101.1190のバージョンなので、より古いバージョンだと起きていない?
詳しくはインテルのページ
https://www.intel.com/content/www/us/en/support/articles/000090440/graphics.html
にて。
Internet Explorer無効化については、
最初に起動した時はリダイレクトせずにそのままIEでWebページが開いたものの、二回目に開くと、
このようにIE画面にはサポート終了メッセージを表示して、Microsoft EdgeにURLがリダイレクトされます。(IEで開こうとしたページはMicrosoft Edgeで開くようになります。)
たぶん今月のIE廃止のためのリダイレクト処理がこれかなと思いました。LTSB(LTSC)にはこの動きは来ていません。