玄人志向の製品に「USB3.1接続 2.5型 SATA HDD/SSD x2 ケース」というRAID1構成可能な外付けUSBドライブがあります。
RAID1で使用していたのですが、リビルドをやってみた内容をご報告です。あまり上手くいっていない…。
対象の機器は
玄人志向から販売されていた(現在は販売終了となっているようです)型番:GW2.5ACX2-U3.1ACという2.5インチSATAのSSD・HDDをRAID0/1構成可能な外付けUSBドライブ。
製品ページ:
https://www.kuroutoshikou.com/product/case/25hdd/gw2_5acx2-u3_1ac/
東芝製2.5型ハードディスクではRAID1を利用できない、という制限がある一癖あるケースですが、SSDで利用しているので問題なし、RAID1でHyper-VのゲストOSを格納するドライブとして主に利用しています。
今回、内蔵するSSDの1台が調子悪くなったので、交換のついでにリビルドのテストをしてみることにしました。(あくまでテストです。本番データは使っていません。)
故障(に見立てて)ディスクを取り出す
まずは、内蔵SSDを取り出します。
なお、この図のように、
RAID設定要のスイッチが存在している側のスロットがHDD-1となります。その下の(スイッチがない方の)スロットがHDD-2です。(以下HDD-1/HDD-2と表記します。)
※注)RAID1構成(×2台)のうち片方のSSDが故障した場合には、故障が判明した段階でSSDのバックアップを取得しておきます。本記事はテストのため実際には故障していないSSDで実施していますが、RAID構成のSSDはその性質から同時に近いタイミングで故障することも可能性としてはあります。
交換ディスクでリビルドしてみる
取り出したSSDの内容を確認して、(今回はテストのため)HDD-1が故障したという仮定で、HDD-1側はパーティションが削除された状態のSSDを接続しました。(未フォーマット状態のSSDを接続)※下図、未割り当て状態のディスク
このうえで、HDD-2にデータが残っている状態を再現するためにNTFSフォーマットを実施し、以下のように、
ダミーデータを保存した状態でケース(GW2.5ACX2-U3.1AC)にマウントし、PCに接続してみました。
電源投入後PCに接続すると、以下のようなLEDの点滅になります。
電源LEDは緑点灯、HDD1は青点灯、HDD2はゆっくりとした点滅で状態が表現されています。
しばらく待って、これで、放置すると、
HDD1/2のLEDが消灯しリビルド完了のようでした。いったんケース(GW2.5ACX2-U3.1AC)をテストPCから取り外します。
ケース(GW2.5ACX2-U3.1AC)から中身を取り出して、両方(HDD-1とHDD-2それぞれ)のSSDを個別に内容を確認してみたところ、両方とも
データは同じ状態にあることが確認できました。(オートリビルド?)
動きを見る限りでは、オートリビルドのような動きを見せています。原則としてこのケース(GW2.5ACX2-U3.1AC)はHDD1を主として動作(RAID1でも人間がPCから参照するデータはHDD1側に装着されたドライブ)するので、HDD1の状態がメインとなるのかなと思いました。
交換するディスクを入れ替えし混乱する
次は逆パターンで試してみます。HDD-1がデータが記録されている状態で、HDD-2に入るSSDを、
別のPC上で「ボリュームの削除」を実行して、
未割り当て状態のディスクを用意しました。
用意した削除済の空っぽディスクをHDD-2のスロットに挿入。
これで再度電源を投入してみます。
LEDの表示は先ほどと同じように、電源LEDは緑点灯、HDD1は青点灯、HDD2はゆっくりとした点滅となっていました。
これで、放置すると、
HDD1/2のLEDが消灯しリビルド完了のようでした。
しかし、実際にRAID1がリビルドした後で外付けSSDとしてPCに接続してみると、RAID1の外付けSSDは「未割り当て」と認識し、空っぽの方のディスクの内容がデータが存在するSSDに反映されデータが消えたような動きをしました。
うーん、わからん。
何回かやっているうちに、データの読み出し時のアクセスが、
このように、HDD2がメインで読み書きするようになったのに気づきました。
もうちょっと、調べてみないとちゃんと理解できないような気がしてきました。
全体を初期化し再セットアップ
なんだか思っていたのと違う…、それならば、と、(どうせデータはバックアップに退避済なので)両方のSSDを初期化、「未割り当て」状態となったSSD×2台をそれぞれケース(GW2.5ACX2-U3.1AC)のスロットにマウントし、いったんSINGLEモードで(ディップスイッチを操作して)セットアップ、テストPCで未割り当て状態のディスクが2台表示されていることを確認し、改めてRAID1の構成(になるようディップスイッチを操作)し、SSD2台のRAID1構成となるHDDケース(GW2.5ACX2-U3.1AC)をセットアップしました。
これだけやると、
データの読み出しでもHDD2(へのアクセスを示すLED)は光らず、以前のようにHDD1のLEDが上図のように光るようになりました。(おそらく一つ前の手順ではHDD2がメインになっていたのだが、やり直したことでHDD1がメインで動作するようになった、と推察)
ひとまず初期化し、使える状態にはなりました。(検証はあまり上手くいっていないような気がしますが)
結論(現時点で)
自身がリビルドの動きを理解できていないような気がするので、オートリビルドで復旧させるというのはちょっと不安がつきまといます。
そのため、現時点では、
- 1台故障=1台稼働(故障発生)
- 稼働する1台でバックアップを取得(ないし1台をバックアップ用として抜き取る)
- RAID1を構成する2台とも交換
- RAID1を初期セットアップ(一度動作モードをSINGLEなどにし、改めてRAID1構成)
- バックアップ(元稼働していた1台)からデータリストア
この手順を取った方が確実な故障対処になるかなという感じがしました。時間が取れれば、もうちょっとやってみようかなと思います。