今日は7月29日に迫る、Windows10無償アップグレードについて、
「とりあえず、使わないけど権利だけ取っておく方法は?」
について、ご報告します。
Windows10
Windows10はご存知のように今月7月29日で無償アップグレード期間が終了します。GWXが暴走して勝手にアップグレードが走るのに戦々恐々とされていた自宅ユーザの方もようやく落ち着くんじゃないでしょうか?何せ無償アップグレードが終了すれば、アップグレードしたくでもできなくなります。強制されることもなくなるだろう、ってなもんです。
でもできなくなる、ってことは今後はWindows10にしたいなら買わないといけません。
その前に、使う権利だけ確保しておきたい、と思う人も居ると思います。
今回の対象はThinkPad T420s Windows7 Professionalが動作するPCです。
権利だけの確保作業
権利だけ確保するには「権利を割り当てたディスクを保管しておく」のが一番手っ取り早いと思います。
ちょっと用事があって、やっておくことにしました。
安いSSDかHDDを一台購入して、デュプリケーターで丸ごとコピーしてしまいます。
図:コピー中
これで、利用中のWindows7環境が二台できました。複製した側(保存する側)をThinkPadに装着してWindows10のアップグレードを動作させます。
図:インストールを動作させる。
今回はISOファイルをDVDにしたものを用意してあったのでそこからWindows10アップグレードを起動しました。
起動後、データの引継ぎを決定してインストールを実行です。
※個人的にはクリーンインストール後の状態の方が都合がいいので、クリーンインストールに近い「何も引き継がない」を選択してインストールを実行しました。ここら辺は個人の好みの問題になるかと思います。
インストールが進みます。
完了すると、Windows10が起動してきて、ライセンス認証済みの状態でOSが利用可能になります。これ最近のWindows7のWindowsUpdateより完了が速いんじゃないの?って思うくらい早いです。
図:インストール完了後
完了後、何も引き継がないインストールを実行したので、ドライバも不十分な状態で起動してきます。でもWindows Updateすると最低限必要なドライバ類はなんとなくインストールしてくれます。
ライセンスも確認してみました。
図:ライセンス認証されている図
ライセンス認証も無事されています。
あとはこのストレージを外して保管しておけばOKです。つまり、Windows10になったものを保管しておけば、いざ使いたくなったときにはこれに差し替えるってことです。
権利だけ確保とは
つまり、今使っているWindows7環境を手っ取り早くデュプリケーターで複製して同じ環境を二台にして、一台をWindows10にしてしまおう、という作戦です。
これなら、SSD(HDD)を差し替えればWindows10で使えますし、そのままWindows7で使いたいならいままでのSSD(HDD)を指して使えばよい、ということです。(当然アプリケーションは自分なりにセットアップを要しますが)
この方式であれば、デュプリケーターとSSD(HDD)を一台買えばWindows10にした状態のディスクを保存しておくことができます。友達がデュプリケーターを持っているのなら借りてもOKですし。
またこの方法なら、それほど時間は掛からないので、土日の休日でサクッと作業が終わってしまいます。
7月29日まで半月を切りましたので、サクッとWindows10の権利だけ確保しておく、と言う作業は、迷っているのであればお勧めしたいところです。