iOS18がリリースされ、同じ内容でも使い方が変わっているものがいくつかあります.
ショートカットアプリを使ってアプリアイコンを作る方法も、大きくは変わりませんが念の為紹介しておきます.
他のサイトや動画などに合わせて「アプリアイコン」としていますが、ショートカットはアプリアイコンを作る専用のアプリというわけではないですしこれによってアプリを変更できるわけではないことを改めて念押ししておきます.
※価格は記事執筆時のものです. 現在の価格はApp Storeから確認ください.
レビュー時のiOSバージョン : iOS18.0
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レシピ
まずショートカットアプリを開いて新規作成し、「アクションを検索」の枠で「アプリを開く」アクションを探してタップします.
アクションが追加されたら薄い文字で「アプリ」と表示されている部分をタップし、開きたいアプリを選びます.
これで「アプリを開くだけのレシピ」が完成です.
レシピの名前を変更する
デフォルトではレシピの名前は「新規ショートカット」の連番だったり最初に追加したアクション名に依存したりするのでわかりやすく管理するために名前を変更する必要が出てくる場合があります.
(追加するアイコンの名前はその時に好きな文字にできるので好きに命名してください)
レシピの編集画面を開き、画面上のレシピ名の部分をタップするか、画面下の共有画面をタップして「ホーム画面に追加」をタップします(レシピ一覧でレシピを長押ししたメニューからも選択できます).
あとは好きな名前にするだけです.
ホーム画面にアプリアイコンを追加する
アプリの編集画面にあるレシピ名か画面下の共有アイコンをタップし、「ホーム画面に追加」を選択します.
表示されたポップアップの上面にあるプレビュー画面にあるアイコンの下にあるラベルを編集することで実際のアイコンラベルを変更できます(①).
アイコンの種類はレシピでも使われているグリフと好きな画像を選ぶ2種類が用意されており、デフォルトのグリフでは色の変更とグリフの変更を行えます(②).
好きな画像をアイコンにしたい場合は写真アイコンにチェックを入れます.
するとポップアップ下のメニューが切り替わるのでカメラロールなどから画像を選択します.
プレビューが希望通りに変わったら「追加」をタップします.
これでホーム画面に好きな画像で作ったアプリアイコンが追加されます.
こうして作ったアイコンはあくまでも「アプリを開くレシピを実行するアイコン」でありもともとのアプリとは別モノです.
なのでアイコンバッジもなければショートカットが実行されたことを示す通知が出てきます.
ちなみにこの通知はシステムのそれとは別なので、設定アプリの通知をオフにしても効果はありません.
それどころか「通知を表示」アクションが機能しなくなるのでまったくの逆効果です.
〆
上で強調した通り、ショートカットアプリにアプリアイコンを変更する機能は持ち合わせていません.
こうして作ったモノはあくまでも「ショートカット」だからです.
元のアプリがそのままな時点でわかりますよね?
実はiOSでは既に本当の意味でアプリアイコンを変更する仕様が存在します.
ただし致命的な欠点があって
- 開発者が予め用意した画像しか使えない
- そもそもこの機能をサポートするアプリがほとんどない
という状況なので事実上存在しないようなものなのです.
iOS18でも引き続きこの疑似的な方法でしかカスタムできないということですね.